JP6435582B2 - バッテリ保持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、バッテリ保持構造に関するものである。
従来から、車両のエンジンルーム内には、各種電装品に電力を供給するためのバッテリが搭載されている。バッテリは、バッテリブラケットを介してフロントサイドフレームやダンパハウジングに支持されている。
例えば、特許文献1に示されるバッテリブラケットは、ダンパハウジングに溶着された第1ブラケットと、第1ブラケットに取り付けられた第2ブラケットと、第2ブラケットに片持ち状に支持されたバッテリ受け板と、を有している。そして、上述したバッテリは、バッテリブラケットのバッテリ受け板上に載置されている。
実公平1−39403号公報
ところで、車両の急制動時や急旋回時等において、バッテリには倒れ込もうとする慣性力が作用する。すると、バッテリに作用する慣性力に起因して、バッテリ受け板には第2ブラケットとの境界部分を回転中心としてモーメントが作用する。この場合、例えば特許文献1の構成では、バッテリ受け板が第2ブラケットに片持ち状に支持されているため、上述したモーメントによってバッテリ受け板が変形等して、バッテリを安定して保持することが難しかった。なお、バッテリ受け板に作用するモーメントは、バッテリの高さ寸法が高くなるほど(バッテリの重心が高くなるほど)大きくなる。
また、バッテリ受け板の剛性を確保するために、板厚等を増加させると、重量化やスペース効率の低下に繋がるという課題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、省スペース化及び軽量化を図った上で、バッテリを安定して保持できるバッテリ保持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車両前後方向に延びるフロントサイドフレーム(例えば、実施形態におけるフロントサイドフレーム12)に締結された脚部(例えば、実施形態における脚部45)と、前記フロントサイドフレームの車幅方向の外側に連なるダンパハウジング(例えば、実施形態におけるダンパハウジング13)と前記脚部との間を車幅方向に架け渡すとともに、バッテリ(例えば、実施形態におけるバッテリ41)が載置されるバッテリ受け部(例えば、実施形態におけるバッテリ受け部44)と、を備えたバッテリ保持構造であって、前記バッテリ受け部、前記脚部、前記フロントサイドフレーム及び前記ダンパハウジングで囲まれた部分は、ハーネス(例えば、実施形態におけるハーネス77)を配索するハーネス挿入空間(例えば、実施形態におけるハーネス挿通空間78)を構成し、前記バッテリ受け部は、車幅方向の外側端部が車幅方向を向くボルト(例えば、実施形態におけるボルト61)によって前記ダンパハウジング対して車幅方向締結されていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明では、前記バッテリ受け部は、車幅方向に延設されて前記バッテリが載置される載置部(例えば、実施形態における載置部51)と、前記載置部に対して上下方向に屈曲され、前記ダンパハウジングに締結された第1フランジ部(例えば、実施形態におけるフランジ部52)と、を有し、前記載置部には、上下方向に膨出する第1膨出部(例えば、実施形態におけるビード53)が形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載した発明では、前記脚部には、車幅方向に膨出するとともに、上下方向に延びる第2膨出部(例えば、実施形態における屈曲リブ71)が形成され、前記脚部のうち、上下方向で前記第2膨出部と重なり合う部分には、前記載置部が締結される第2フランジ部(例えば、実施形態におけるフランジ部63)が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明では、前記バッテリ受け部には、前記ハーネス挿入空間に連通するハーネス開口(例えば、実施形態におけるハーネス開口79)が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明では、前記フロントサイドフレームには、ミッションブラケット(例えば、実施形態におけるミッションブラケット35)を介してトランスミッション(例えば、実施形態におけるトランスミッション34)が支持され、前記バッテリ受け部は、前記ミッションブラケットと上下方向で重なり合わない位置に配置されたベース部(例えば、実施形態におけるベース部55)と、前記ミッションブラケットと上下方向で重なり合う位置に配置され、前記ベース部に着脱可能とされた分割部(例えば、実施形態における分割部56)と、を有していることを特徴とする。
請求項6に記載した発明では、前記ダンパハウジングのうち、少なくとも前記バッテリ受け部との締結部分には、前記ダンパハウジングを補強する補強材(例えば、実施形態における補強材23〜25)が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、バッテリに作用する慣性力に起因して、脚部におけるフロントサイドフレームとの連結部分を回転中心として車幅方向に作用するモーメントの作用方向と同一方向(接線方向)に沿ってバッテリ受け部が締結されることになる。これにより、バッテリ受け部とダンパハウジングとの間に作用する締結力が、上述したモーメントを相殺する方向に効果的に作用する。そのため、バッテリの高さ寸法が高く、バッテリの重心がモーメントの回転中心から遠くなっても、バッテリ受け部の変形等を抑制して、バッテリを安定して保持できる。この場合、バッテリ受け部の剛性を確保するのにバッテリ受け部の板厚等を増加させることがないので、重量化やスペース効率の低下も抑制できる。
また、バッテリ受け部とダンパハウジングとをモーメントの作用方向に沿って締結することで、モーメントの作用方向に交差する方向(例えば上下方向)に締結する場合と異なり、締結部材に作用するせん断力を抑制できる。そのため、締結部材の破断等を抑制し、長期に亘ってバッテリを安定して保持できる。
しかも、バッテリ受け部、脚部、フロントサイドフレーム及びダンパハウジングで囲まれた部分をハーネス挿入空間として有効利用することで、スペース効率の向上を図ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、バッテリ受け部の載置部に第1膨出部が形成されているため、バッテリ受け部の軽量化を図った上で、バッテリ受け部の剛性を確保できる。
請求項3に記載した発明によれば、脚部のうち、上下方向で第2膨出部と重なり合う部分に、載置部が締結される第2フランジ部が形成されているため、脚部の剛性を確保し、脚部の座屈変形を抑制できる。
請求項4に記載した発明によれば、ハーネス挿入空間に連通するハーネス開口がバッテリ受け部に形成されているため、ハーネス開口を通してハーネスをハーネス挿入空間から引き出すことができる。これにより、ハーネスのレイアウト性を向上させることができる。
請求項5に記載した発明によれば、分割部をベース部から取り外した状態で、トランスミッションとミッションブラケットとの組付作業を行うことができるので、組付性を向上させることができる。一方で、トランスミッションとミッションブラケットとの組付後、分割部をベース部に連結することで、ミッションブラケットとバッテリ受け部とを上下方向で重ね合わせることができる。これにより、バッテリ受け部とミッションブラケットとを近接配置できるので、スペース効率の向上を図ることができる。
請求項6に記載した発明によれば、ダンパハウジングのうち、バッテリ受け部との締結部分に補強材が設けられているので、ダンパハウジング全体の板厚を増加させることなく、バッテリを安定して保持できる。
本実施形態に係るバッテリ保持構造を車幅方向の内側から見た斜視図である。 バッテリを取り外した状態において、本実施形態に係るバッテリ保持構造を車幅方向の内側から見た斜視図である。 図2のIII−III線に相当する断面図である。 ダンパハウジングを車幅方向の外側から見た側面図である。 エンジンルーム内を示す概略平面図である。 バッテリ受け部を取り外した状態において、バッテリ保持構造を車幅方向の内側から見た斜視図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明における前後上下左右等の向きは、特に記載が無ければ車両1における向きと同一とする。また、図中矢印UPは上方、矢印FRは前方をそれぞれ示している。
図1は、本実施形態に係るバッテリ保持構造を車幅方向の内側から見た斜視図である。
図1に示す車両1において、車体2の前部にはエンジンルーム3が画成されている。エンジンルーム3は、例えばダッシュボード11やフロントサイドフレーム12、サブフレーム(不図示)、ダンパハウジング13等によって骨格が形成されている。
図2は、バッテリ41を取り外した状態におけるバッテリ保持構造を車幅方向の内側から見た斜視図である。
図2に示すように、ダッシュボード11は、エンジンルーム3内と車室(不図示)内とを前後方向に区画している。
フロントサイドフレーム12は、エンジンルーム3における車幅方向の両側の下部に配置されている。各フロントサイドフレーム12は、前後方向に延在している。フロントサイドフレーム12の後端部は、ダッシュボード11に接合されている。一方、フロントサイドフレーム12の前端部は、図示しないバルクヘッドに接合されている。
図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。
図3に示すように、各フロントサイドフレーム12は、前後方向に直交する横断面が矩形状の閉断面に形成されている。具体的に、各フロントサイドフレーム12は、車幅方向の外側に向けて開放された断面ハット状のフレームインナ21と、フレームインナ21を車幅方向の外側から閉塞するフレームアウタ22と、を有している。フロントサイドフレーム12には、上述した図示しないサブフレームが下方から連結されている。
ダンパハウジング13は、各フロントサイドフレーム12に対して車幅方向の外側に位置している。ダンパハウジング13は、図示しないフロントダンパを各別に支持する。ダンパハウジング13の下端部は、フロントサイドフレーム12のフレームアウタ22に車幅方向の外側から接合されている。一方、ダンパハウジング13の上端部は、図示しないフロントメンバに接合されている。
図4は、ダンパハウジング13を車幅方向の外側から見た側面図である。
図4に示すように、ダンパハウジング13のうち、少なくとも車幅方向の一方側に位置するダンパハウジング13には、複数の補強材23〜25が前後方向に間隔をあけて設けられている。
図3に示すように、各補強材23〜25のうち、最も後方に位置する後側補強材23は、ダンパハウジング13に対して車幅方向の内側に配置されている。後側補強材23は、その外周部分がダンパハウジング13に接合されている。後側補強材23のうち、外周部分に囲まれた中央部分は、ダンパハウジング13との間に車幅方向に隙間をあけた状態で配置されている。後側補強材23における車幅方向の外側に位置する面には、ナット26が溶接等によって固定されている。
図4に示すように、各補強材23〜25のうち、最も前方に位置する前側補強材24は、ダンパハウジング13に車幅方向の外側から接合されている。前側補強材24における車幅方向の外側に位置する面には、ナット27が溶接等によって固定されている。
各補強材23〜25のうち、後側補強材23及び前側補強材24の間に位置する中間補強材25は、ダンパハウジング13に車幅方向の外側から接合されている。中間補強材25における車幅方向の外側に位置する面には、ナット28が溶接等によって固定されている。なお、本実施形態において、各補強材23〜25に固定されたナット26〜28は、上下方向の位置が互いに同等になっている。
図5は、エンジンルーム3内を示す概略平面図である。
図5に示すように、上述したエンジンルーム3内には、例えばパワーユニット31やバッテリユニット32等が収容されている。
パワーユニット31は、エンジン33と、エンジン33に対して車幅方向の一方側に連結されたトランスミッション34と、を備えている。パワーユニット31は、エンジンルーム3内において、車幅方向の中央部に配置されている。なお、パワーユニット31は、図示しないマウント部材を介してサブフレームに下方から支持されている。
また、上述した各フロントサイドフレーム12(図2参照)のうち、車幅方向の一方側に位置するフロントサイドフレーム12には、上述したトランスミッション34を上方から支持するミッションブラケット35が設けられている。ミッションブラケット35は、一方側に位置するフロントサイドフレーム12から車幅方向の内側に向けて突設されている。ミッションブラケット35には、ミッションブラケット35を上下方向に貫通する複数の貫通孔36が形成されている。各貫通孔36は、トランスミッション34の図示しない取付台座に上下方向で各別に対向している。各貫通孔36内には、図示しない締結部材が挿通される。締結部材は、各貫通孔36内を通してトランスミッション34の取付台座に螺着される。これにより、トランスミッション34がミッションブラケット35を介してフロントサイドフレーム12に上方から支持される。
図1に示すように、バッテリユニット32は、各種電装品に電力を供給するためのバッテリ41と、バッテリ41を支持するバッテリブラケット42と、バッテリブラケット42にバッテリ41を拘束する拘束部材43と、を有している。
バッテリ41は、直方体形状に形成されている。バッテリ41は、短手方向を車幅方向に、長手方向を前後方向に向けた状態でバッテリブラケット42によりエンジンルーム3内で保持されている。
図5に示すように、バッテリブラケット42は、上述したトランスミッション34よりも車幅方向の一方側であって、トランスミッション34よりも後方に配置されている。図2に示すように、バッテリ41が載置されるバッテリ受け部44と、バッテリ受け部44を支持する脚部45と、を備えている。
バッテリ受け部44は、金属製の板材をプレス加工することにより構成されている。具体的に、バッテリ受け部44は、バッテリ41が載置される載置部51と、載置部51とダンパハウジング13とを連結するフランジ部(第1フランジ部)52と、を有している。
載置部51は、上下方向から見た平面視で矩形状に形成されている。載置部51は、車幅方向の一方側に位置するダンパハウジング13から車幅方向の内側に向けて突設されている。載置部51には、上方に向けて膨出するビード(第1膨出部)53が形成されている。ビード53は、互いに間隔をあけて複数形成されている。
載置部51は、ベース部55と、ベース部55に着脱可能とされた分割部56と、を有している。なお、載置部51は、一体で形成されていても構わない。
図5に示すように、ベース部55は、上下方向から見た平面視でL字状に形成されている。ベース部55において車幅方向の内側かつ前側に位置する部分には、上述したミッションブラケット35を露出させる切欠き部57が形成されている。すなわち、ベース部55は、上下方向から見た平面視でミッションブラケット35のうち少なくとも取付台座と重なり合わない位置に配置されている。ベース部55における車幅方向の内側端部には、上方に向けて屈曲された係止片59が形成されている。
分割部56は、ベース部55の上述した切欠き部57の内周縁に連結されている。分割部56は、平面視外形がベース部55よりも小さくなっている。分割部56は、ミッションブラケット35のうち、切欠き部57を通して露出する部分を上方から覆っている。なお、図示の例において、ベース部55のうち、分割部56との連結部分(上下方向で重なり合う部分)には、上述したビード53は形成されていない。
図2に示すように、フランジ部52は、載置部51(ベース部55)における車幅方向の外側端部から上方に向けて屈曲されている。フランジ部52は、上述したダンパハウジング13に車幅方向で対向している。フランジ部52のうち、上述した各補強材23〜25と車幅方向で対向する部分には、車幅方向の内側からボルト61が挿通されている。各ボルト61は、対応する補強材23〜25に固定されたナット26〜28にそれぞれ螺着されている。これにより、バッテリ受け部44がダンパハウジング13に車幅方向で締結されている。
図6は、バッテリ受け部44を取り外した状態におけるバッテリ保持構造を車幅方向の内側から見た斜視図である。
図6に示すように、脚部45は、金属製の板材をプレス加工することにより構成されている。脚部45は、延在部62と、フランジ部(第2フランジ部)63と、を有している。
延在部62は、上方に向かうに従い車幅方向の外側に向けて延在している。延在部62の下端部は、フロントサイドフレーム12のフレームインナ21に車幅方向で対向している。延在部62の下端部において、前後方向における両端部には、車幅方向の内側からボルト64が挿通されている。図3に示すように、ボルト64は、フレームインナ21の内側に固定されたナット65にそれぞれ螺着されている。これにより、脚部45がフロントサイドフレーム12に締結されている。
図6に示すように、延在部62には、車幅方向の内側に向けて膨出する屈曲リブ(第2膨出部)71が形成されている。屈曲リブ71は、上下方向から見た平面視で三角形状に形成されている。屈曲リブ71は、延在部62における上下方向の全体に亘って形成されている。屈曲リブ71は、延在部62における前後方向の両端部に位置している。また、延在部62において、各屈曲リブ71間に位置する部分には、延在部62を車幅方向に貫通する貫通孔72が形成されている。
フランジ部63は、延在部62の上端部のうち、少なくとも屈曲リブ71に位置する部分が車幅方向の内側に屈曲されて形成されている。フランジ部63は、上述したバッテリ受け部44における車幅方向の内側端部に上下方向で対向している。図2に示すように、フランジ部63は、複数の締結部材74a〜74cによりバッテリ受け部44に締結されている。この場合、締結部材74a〜74cのうち、前側に位置する締結部材74a,74bは、バッテリ受け部44のベース部55及び分割部56と、脚部45のフランジ部63と、をまとめて連結している。一方、締結部材74a〜74cのうち、後側に位置する締結部材74cは、バッテリ受け部44のベース部55と、脚部45のフランジ部63と、を連結している。なお、各締結部材74a〜74cは、バッテリ受け部44のうち、ビード53が形成されていない部分に位置している。この場合、締結部材74a〜74cの頭部が、ビード53よりも上方に突出しないように、ビード53の高さが設定されている。そのため、スペース効率の向上を図ることができる。
ここで、図2に示すように、エンジンルーム3内において、フロントサイドフレーム12、ダンパハウジング13及びバッテリブラケット42で囲まれた部分は、ハーネス挿入空間78を構成している。ハーネス挿入空間78は、バッテリブラケット42のうち、バッテリ受け部44よりも下方であって、脚部45よりも車幅方向の外側に位置している。ハーネス挿入空間78は、前後方向に開口している。また、上述したバッテリ受け部44のうち、ベース部55とフランジ部52との境界部分には、ハーネス挿入空間78に連通するハーネス開口79が形成されている。
ハーネス挿入空間78内には、バッテリ41や各種電装品に電気的に接続されるハーネス77が挿通されている。ハーネス77は、ハーネス挿入空間78内を前後方向に沿って配索されている。ハーネス77の一部は、上述したハーネス開口79を通してハーネス挿入空間78の外部に引き出された後、バッテリ41の前方に配置されるヒューズボックス81(図5参照)に接続されている。
図1に示すように、拘束部材43は、押さえプレート82と、一対の締結ロッド83,84と、を有している。
押さえプレート82は、バッテリ41の上面に配置されている。押さえプレート82は、車幅方向に延在し、バッテリ41を車幅方向で跨いでいる。
締結ロッド83は、バッテリ41に対して車幅方向の内側に配置されている。締結ロッド83は、上下方向に延設されている。締結ロッド83の下端部は、バッテリ受け部44の上述した係止片59に係止されている。締結ロッド83の上端部は、上述した押さえプレート82のうち、車幅方向の内側端部に締結されている。
締結ロッド84は、バッテリ41に対して車幅方向の内側に配置されている。締結ロッド84は、上下方向に延設されている。締結ロッド84の下端部は、ダンパハウジング13に係止されている。締結ロッド84の上端部は、上述した押さえプレート82のうち、車幅方向の外側端部に締結されている。
このように、バッテリ41は、バッテリ受け部44と押さえプレート82とにより上下方向で挟持された状態で、バッテリブラケット42に保持されている。なお、上述したバッテリユニット32と、車幅方向の一方側に位置するフロントサイドフレーム12及びダンパハウジング13と、により本実施形態のバッテリ41の保持構造を構成している。
ここで、本実施形態では、バッテリ受け部44がボルト61及びナット26〜28によって車幅方向で締結されている構成とした。
この構成によれば、バッテリ41に作用する慣性力に起因して、脚部45におけるフロントサイドフレーム12との連結部分を回転中心として車幅方向に作用するモーメントの作用方向と同一方向(接線方向)に沿ってバッテリ受け部44が締結されることになる。これにより、ボルト61及びナット26〜28の締結力が、上述したモーメントを相殺する方向に効果的に作用する。そのため、バッテリ41の高さ寸法が高く、バッテリ41の重心がモーメントの回転中心から遠くなっても、バッテリ受け部44の変形等を抑制して、バッテリ41を安定して保持できる。この場合、バッテリ受け部44の剛性を確保するのにバッテリ受け部44の板厚等を増加させることがないので、重量化やスペース効率の低下も抑制できる。
また、モーメントの作用方向に沿ってボルト61を締結することで、モーメントの作用方向に交差する方向(例えば上下方向)にボルト61を締結する場合と異なり、ボルト61に作用するせん断力を抑制できる。そのため、ボルト61の破断等を抑制し、長期に亘ってバッテリ41を安定して保持できる。
しかも、本実施形態では、バッテリ受け部44のフランジ部52が載置部51に対して上方に屈曲されているため、バッテリ受け部44とダンパハウジング13との締結部分をモーメントの回転中心から遠ざけることが可能になる。これによっても、ボルト61及びナット26〜28の締結力を、モーメントを相殺する方向に効果的に作用させることができる。
特に、本実施形態では、バッテリ受け部44、脚部45、フロントサイドフレーム12及びダンパハウジング13で囲まれた部分をハーネス挿入空間78として有効利用することで、スペース効率の向上を図ることができる。
本実施形態では、バッテリ受け部44の載置部51にビード53が形成されているため、バッテリ受け部44の軽量化を図った上で、バッテリ受け部44の剛性を確保できる。
本実施形態の脚部45は、延在部62の上端部のうち、屈曲リブ71に位置する部分に、バッテリ受け部44が締結されるフランジ部63が形成されているため、脚部45の剛性を確保し、脚部45の座屈変形を抑制できる。
また、ハーネス挿入空間78に連通するハーネス開口79がバッテリ受け部44に形成されているため、ハーネス開口79を通してハーネス77をハーネス挿入空間78から引き出すことができる。これにより、ハーネス77のレイアウト性を向上させることができる。
また、バッテリ受け部44において、ベース部55に着脱可能な分割部56がミッションブラケット35と上下方向で重なり合う位置に配置されている構成とした。
この構成によれば、分割部56をベース部55から取り外した状態で、トランスミッション34とミッションブラケット35との組付作業を行うことができるので、組付性を向上させることができる。一方で、トランスミッション34とミッションブラケット35との組付後、分割部56をベース部55に連結することで、ミッションブラケット35とバッテリ受け部44(載置部51)とを上下方向で重ね合わせることができる。これにより、バッテリ受け部44とミッションブラケット35とを近接配置できるので、スペース効率の向上を図ることができる。
さらに、本実施形態では、ダンパハウジング13のうち、バッテリ受け部44との締結部分に補強材23〜25が設けられているので、ダンパハウジング13全体の板厚を増加させることなく、バッテリ41を安定して保持できる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態で挙げた構成等はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、バッテリブラケット42の寸法(例えば、高さ寸法)等は、適宜設計変更が可能である。バッテリブラケット42の高さ寸法を変更する場合には、脚部45の上下方向における長さを変更したり、フランジ部52の上下方向における長さを変更したりすることで対応できる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
12…フロントサイドフレーム
13…ダンパハウジング
23…後側補強材(補強材)
24…前側補強材(補強材)
25…中間補強材(補強材)
34…トランスミッション
35…ミッションブラケット
41…バッテリ
44…バッテリ受け部
45…脚部
51…載置部
52…フランジ部(第1フランジ部)
53…ビード(第1膨出部)
55…ベース部
56…分割部
63…フランジ部(第2フランジ部)
71…屈曲リブ(第2膨出部)
77…ハーネス
78…ハーネス挿入空間
79…ハーネス開口

Claims (6)

  1. 車両前後方向に延びるフロントサイドフレームに締結された脚部と、
    前記フロントサイドフレームの車幅方向の外側に連なるダンパハウジングと前記脚部との間を車幅方向に架け渡すとともに、バッテリが載置されるバッテリ受け部と、を備えたバッテリ保持構造であって、
    前記バッテリ受け部、前記脚部、前記フロントサイドフレーム及び前記ダンパハウジングで囲まれた部分は、ハーネスを配索するハーネス挿入空間を構成し、
    前記バッテリ受け部は、車幅方向の外側端部が車幅方向を向くボルトによって前記ダンパハウジングに対して車幅方向締結されていることを特徴とするバッテリ保持構造。
  2. 前記バッテリ受け部は、
    車幅方向に延設されて前記バッテリが載置される載置部と、
    前記載置部に対して上下方向に屈曲され、前記ダンパハウジングに締結された第1フランジ部と、を有し、
    前記載置部には、上下方向に膨出する第1膨出部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ保持構造。
  3. 前記脚部には、車幅方向に膨出するとともに、上下方向に延びる第2膨出部が形成され、
    前記脚部のうち、上下方向で前記第2膨出部と重なり合う部分には、前記載置部が締結される第2フランジ部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のバッテリ保持構造。
  4. 前記バッテリ受け部には、前記ハーネス挿入空間に連通するハーネス開口が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のバッテリ保持構造。
  5. 前記フロントサイドフレームには、ミッションブラケットを介してトランスミッションが支持され、
    前記バッテリ受け部は、
    前記ミッションブラケットと上下方向で重なり合わない位置に配置されたベース部と、
    前記ミッションブラケットと上下方向で重なり合う位置に配置され、前記ベース部に着脱可能とされた分割部と、を有していることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のバッテリ保持構造。
  6. 前記ダンパハウジングのうち、少なくとも前記バッテリ受け部との締結部分には、前記ダンパハウジングを補強する補強材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載のバッテリ保持構造。
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