JP5405506B2 - バッテリ支持構造 - Google Patents

バッテリ支持構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5405506B2
JP5405506B2 JP2011032298A JP2011032298A JP5405506B2 JP 5405506 B2 JP5405506 B2 JP 5405506B2 JP 2011032298 A JP2011032298 A JP 2011032298A JP 2011032298 A JP2011032298 A JP 2011032298A JP 5405506 B2 JP5405506 B2 JP 5405506B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
battery
side frame
front side
support structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011032298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012171379A (ja
Inventor
隆行 関矢
直之 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2011032298A priority Critical patent/JP5405506B2/ja
Publication of JP2012171379A publication Critical patent/JP2012171379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5405506B2 publication Critical patent/JP5405506B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、自動車のエンジンルーム内においてバッテリを車体に対して支持するためのバッテリ支持構造に関する。
自動車の各種電装品に電力を供給するためのバッテリを、フロントサイドフレームに取り付けたブラケット上に載置したものが公知となっている(例えば、特許文献1)。特許文献1のバッテリ支持構造は、略矩形断面を有するフロントサイドフレームの上面上及び内側面上にブラケットとなる鋼板を取り付け、このブラケット上にバッテリを載置している。ブラケットは、脆弱部を有し、車両衝突時にフロントサイドフレームの変形を阻害することなく、フロントサイドフレームとともに変形可能となっている。これにより、バッテリ支持構造がフロントサイドフレームの衝撃吸収性能を低下させる虞を低減している。
特許第4601837号
しかしながら、特許文献1に記載のバッテリ支持装置は、ブラケットのバッテリを支持する部分が単一の部材から形成され、フロントサイドフレームとともに変形し得る構成となっているため、車両衝突後においてもバッテリを確実に保持できるとは言い難い。また、車両衝突によってフロントサイドフレームが折れ曲がる際には、ブラケットのフロントサイドフレームに対する追従や、それに伴う変形を予測することが困難であり、車両衝突後においてもバッテリを確実に保持できるとは言い難い。
本発明は、以上の問題を鑑みてなされたものであって、フロントサイドフレームの変形を阻害せず、かつ車両衝突によるフロントサイドフレームの変形後においてもバッテリを確実に支持することができるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、バッテリ(5)を車体に支持するべく、車両の前後方向に延在するフロントサイドフレーム(3)と、前記フロントサイドフレームに取り付けられたバッテリブラケット(4)とを有するバッテリ支持構造(1)であって、前記フロントサイドフレームは、衝突時の荷重によって他の部分よりも変形し易い変形予定部(13)と、前記変形予定部よりも前側に位置する第1部分(11)と、前記変形予定部よりも後側に位置する第2部分(12)とを有し、前記バッテリブラケットは、前記第1部分に取り付けられた前ブラケット(25)と、前記第2部分に取り付けられ、前記前ブラケットよりも剛性が高い後ブラケット(26)とを有し、前記前ブラケットと前記後ブラケットとが互いに接合されて前記変形予定部を前後方向に跨ぐように配置され、前記バッテリを上に載置する天板を更に有し、前記天板は前記後ブラケットに接合されていることを特徴とする。また、前記天板は、前記後ブラケットに溶接及びボルトによる締結によって接合されると共に、前記前ブラケットに溶接によって接合されることを特徴とする。
この構成によれば、車両衝突が発生してフロントサイドフレームが変形する際には、前ブラケットが変形し、或いは前ブラケットと後ブラケットとの接合部が破断して、後ブラケットに変形が発生し難くなっているため、車両衝突後においてもバッテリは後ブラケットに支持される。
本発明の他の側面は、前記前ブラケットと前記後ブラケットとの接合部(52)は、前後方向において前記変形予定部と対応する部分に配置されている。
この構成によれば、接合部が変形予定部に近接しているために、車両衝突時の変形予定部の変形によって、接合部が破断、或いは変形し易くなる。
本発明の他の側面は、前記前ブラケット及び前記後ブラケットは、鋼板から形成され、前記前ブラケットは前記後ブラケットよりも板厚が薄いことを特徴とする。
この構成によれば、前ブラケットと後ブラケットとの剛性差を容易に形成することができる。
本発明の他の側面は、前記前ブラケットは、前記第1部分から車体内側へ延びるとともに、その先端が直角に折曲して後方へと延び、前記後ブラケットは、前記第2部分から車体内側へ延びるとともに、その先端が直角に折曲して前方へと延び、前端において前記前ブラケットの後端に接合され、前記前ブラケット及び前記後ブラケットは、協働してコ字状の水平断面形状を呈することを特徴とする。
この構成によれば、ブラケットは、バッテリを安定的に支持することができる。
本発明の他の側面は、前記前ブラケット及び前記後ブラケットは、それぞれ前記フロントサイドフレームに取り付けられた基端部から上方へと延出して基端延出部(68、69)を形成し、両基端延出部同士を連結する外ブラケット(27)が更に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、外ブラケットによってブラケット全体の剛性を高めることができる。
本発明の他の側面は、前記外ブラケットは、上下方向に延在する屈曲部(61)を少なくとも1つ以上有する。
この構成によれば、外ブラケットの剛性が高まるとともに、車両衝突時の荷重が加わった際には、外ブラケットは屈曲部を起点として変形し易くなる。
本発明の他の側面は、前記フロントサイドフレームは、前記第1部分、前記変形予定部及び前記第2部分を通過して前後方向に延在する稜線(14)を挟んで、上方を向く上面(15)と、車内側を向く内側面(16)とを有し、前端部において矩形枠状に形成されたフロントバルクヘッド(6)の上下方向に延在する側柱部(18)に接合され、前記前ブラケットは、前記第1部分の前記内側面と前記側柱部とに接合され、前記後ブラケットは、前記稜線を跨いで前記第2部分の前記上面及び前記内側面に取り付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、前ブラケット及び後ブラケットがフロントサイドフレーム及びフロントバルクヘッドに確実に取り付けられ、バッテリの支持剛性が向上する。また、後ブラケットがフロントサイドフレームに2面以上で取り付けられたことによって、車両衝突後においても後ブラケットはバッテリを確実に支持することができる。
本発明の他の側面は、前記前ブラケットは、上下方向に延在する屈曲部(41)を少なくとも1つ以上有することを特徴とする。
この構成によれば、前ブラケットの剛性が高まるとともに、車両衝突時の荷重が加わった際には、前ブラケットは屈曲部を起点として変形し易くなる。
以上の構成によれば、フロントサイドフレームの変形を阻害せず、かつ車両衝突によるフロントサイドフレームの変形後においてもバッテリを確実に支持することができる。
バッテリ支持構造を備えた車両前部構造の要部を示す側面図 バッテリ支持構造を備えた車両前部構造の要部を示す平面図 バッテリ支持構造を備えた車両前部構造の要部を示す斜視図 バッテリ支持構造を備えた車両前部構造の要部を示す底面図 バッテリ支持構造を備えた車両前部構造の要部を示す斜視図 バッテリ支持構造を備えた車両前部構造の要部を、天板を取り除いて示す斜視図 バッテリ支持構造を備えた車両前部構造の要部を、天板を取り除いて示す斜視図 図5のVIII−VIII断面図
以下、図面を参照して、本発明を自動車の車体に適用した実施形態を詳細に説明する。以下の説明では、車両の進行方向を基準として前後左右方向を定め、鉛直方向を上下方向と定める。
図1及び2に示すように、バッテリ支持構造1は、車体前部構造2の一部をなす左右一対のフロントサイドフレームの左側フロントサイドフレーム3と、左側フロントサイドフレーム3に取り付けられたバッテリブラケット4とを含んで構成されている。バッテリ5は、公知の鉛蓄電池であり、直方体状のケーシングを有し、バッテリブラケット4上に載置される。
フロントサイドフレーム3は、車体前部構造2において前後方向に延在し、前端はフロントバルクヘッド6に接合され、後端はダッシュパネル7に接合されている。フロントサイドフレーム3は、板厚の異なる鋼板をテーラードブランク工法によって溶接、プレス成形したものである。フロントサイドフレーム3の前部11は板厚が薄い第1の鋼板から形成されており、後部12は第1の鋼板よりも板厚が厚い第2の鋼板から形成されている。第1の鋼板と第2の鋼板とは溶接によって接合され、前部11と後部12との接合部には境界線13が形成されている。なお、前部11及び後部12は、それぞれ更に板厚が異なる複数の鋼板から形成されてもよい。フロントサイドフレーム3は、前部11及び後部12ともに、その横断面が略矩形状の閉断面に形成されており、前後方向に延びる稜線14を介した上面15と内側面16とを有している。
フロントサイドフレーム3は、衝突により前側から荷重を受けた際には、前部11と後部12との境界線13を起点として屈曲変形するとともに、前部11が圧縮変形されて荷重を吸収する。本実施形態では、境界線13は変形予定部として、衝突時に屈曲変形することを予定して設定されたものである。
フロントバルクヘッド6は、上下方向に延在する左右一対のフロントバルクヘッドサイドステー18と、左右方向(車幅方向)に延在し、左右一対のフロントバルクヘッドサイドステー18の上端間を連結するフロントバルクヘッドアッパ19と、左右方向に延在し、左右一対のフロントバルクヘッドサイドステー18の下端間を連結するフロントバルクヘッドロア20とを備えて、略矩形枠状を呈する。フロントサイドフレーム3の前端は、フロントバルクヘッドサイドステー18に接合されている。
また、フロントサイドフレーム3の前端部には、左右方向において車外側及び下方に延びるフロントサイドガセット21が接合されている。フロントサイドガセット21には、図示しないアッパメンバの前端が接合される。
図1〜図8に示すように、バッテリブラケット4は、鋼板をプレス加工することによって形成された前ブラケット25、後ブラケット26、外ブラケット27、連結ブラケット29及び天板30を組み合わせて形成されている。後ブラケット26は、前ブラケット25及び外ブラケット27よりも、板厚が厚い鋼板から形成されている。
前ブラケット25は、フロントサイドフレーム3の前部11の内側面16に当接可能な平板状の基部33と、基部33の一側縁から直角に折曲されて連続する第1側板部34と、第1側板部34の一側縁から直角に折曲されて連続する第2側板部35とを有する。第1側板部34は、直角三角形状に形成されており、その斜辺において第2側板部35と連続している。このため、第2側板部35は、基部33に対して傾斜して配置されている。基部33には、前ブラケット25を前部11の内側面16に締結するボルト(図示しない)が挿通されるボルト孔36が形成されている。
基部33がボルトによってフロントサイドフレーム3の前部11の内側面16に締結された状態では、第1側板部34は前部11の内側面16より車体内方側に突出するともに、上面15よりも上方に突出するように配置され、第2側板部35は主面が斜め下方を向くとともに、第1側板部34の斜辺から後方へと突出するように配置される。また、第1側板部34及び第2側板部35の上縁部は、水平方向に折り曲げられてフランジ部38、39となっている。フランジ部39も含めて第2側板部35には、前後方向に直交する方向に延在する屈曲部41が複数形成されている。屈曲部41は鋼板を折り曲げることによって凸又は凹状に形成された段部であり、前ブラケット25の剛性を高めるとともに、過度な荷重が加わった際に屈曲部41に沿った変形を促進する。
後ブラケット26は、略直角三角形状の第3側板部43と、第3側板部43の斜辺に沿って直角に折り曲げられた第4側板部44とを有している。第3側板部43の斜辺の一端側には、四角形状の切り欠きが形成されており、切り欠きの縁部には直角に切り起こされたフランジ部46、47が形成されている。各フランジ部46、47は、互いに直交する位置関係に配置され、フランジ部46がフロントサイドフレーム3の後部12の内側面16に当接するとともに、フランジ部47が後部12の上面15に当接可能となっている。各フランジ部46、47には、ボルト孔48、49が形成されている(ボルト50を省略して示す図5、6を参照)。各フランジ部46、47は後部12の上面15及び内側面16にボルト50によって締結されている。
各フランジ部46、47は後部12の上面15及び内側面16にボルト締結された状態で、第3側板部43は後部12の内側面16より車体内方側に突出するともに、上面15よりも上方に突出するように配置され、第4側板部44は主面が斜め下方を向くとともに、第3側板部43の斜辺から前方へと突出するように配置される。第3側板部43の上縁部は、水平方向に折り曲げられてフランジ部51となっている。フランジ部51には、下面にウェルドナット53が溶接されたボルト孔54が2つ形成されている。
第4側板部44の前縁は、第2側板部35の後縁の車内側面に重なり合うように配置され、溶接によって互いに接合されている。この第2側板部35と第4側板部44との接合部分を接合部52という。前ブラケット25と後ブラケット26とは、接合部52を介して連結され、上方から見てコ字状を呈している。換言すると、前ブラケット25の基部33においてフロントサイドフレーム3の前部11に取り付けられ、後ブラケット26のフランジ部46、47において後部12に取り付けられているため、前ブラケット25及び後ブラケット26は、フロントサイドフレーム3の境界線13の車内側(図中の右側)を前後方向に跨ぐように配置されている。接合部52は、前後方向においてフロントサイドフレーム3の境界線13と対応する位置に配置されている。
外ブラケット27は、上下方向かつ前後方向に延在するとともに、その上縁部56、下縁部57、前縁部58及び後縁部59が車外側(図示例では左側)に折り曲げられてフランジを形成している。外ブラケット27は、前縁部58において第1側板部34に溶接され、後縁部59において第3側板部43に溶接されている。より詳細には、外ブラケット27の前縁部58は、第1側板部34のフロントサイドフレーム3よりも上方に突出する部分であって、車外側に位置する側辺部(基端延出部)68に沿って溶接され、後縁部59は、第3側板部43のフロントサイドフレーム3よりも上方に突出する部分であって、車外側に位置する側辺部(基端延出部)69に沿って溶接されている(図7参照)。このように、外ブラケット27で前ブラケット25と後ブラケット26とを連結することによって、バッテリブラケット4は水平断面において前ブラケット25、後ブラケット26及び外ブラケット27による閉断面を形成している。
また、外ブラケット27は、上縁部56及び下縁部57を含めて、上下方向及び左右方向(すなわち、前後方向と直交する方向)に延在する屈曲部61が複数形成されている。屈曲部61は鋼板を折り曲げることによって凸又は凹状に形成された段部であり、外ブラケット27の剛性を高めるとともに、過度な荷重が加わった際に屈曲部61に沿った変形を促進する。外ブラケット27の適所には、外ブラケットの剛性を調整する目的で、貫通孔62が形成されている。また、上縁部56の後端部には、下面にウェルドナット(図示しない)が溶接されたボルト孔63が形成されている。
連結ブラケット29は、略L字形に折曲された鋼板であり、後部が前後方向に延在して前ブラケット25のフランジ部38の上面と後述する天板30の下面とに溶接される一方、前部が上方へと延出し、前端に形成されたボルト孔64にボルト(図示しない)が挿入されてフロントバルクヘッドサイドステー18にボルト締結されている。連結ブラケット29は、剛性を高める目的で、縁部が曲げ起こされるとともに、面上に複数の凹部及び凸部が形成されている。
天板30は、略四角形状の鋼板であって、下面が、前ブラケット25のフランジ部38、39の上面、連結ブラケット29の後部の上面、後ブラケット26のフランジ部51の上面及び外ブラケット27の上縁部56の上面に溶接され、略水平に支持されている。天板30と前ブラケット25のフランジ部38及び連結ブラケット29の後部との溶接部は、天板30とフランジ部38との間に連結ブラケット29を挟み込む形で、重ねて溶接されている。また、天板30は、後ブラケット26のフランジ部51のボルト孔54、54及び外ブラケット27の上縁部56のボルト孔63に対応する部位にボルト孔66を備え、ボルト67によって、フランジ部51及び上縁部56に締結されている。
天板30は、剛性を高める目的で、車外側の縁部が曲げ起こされるとともに、面上に車幅方向に延在する凹部及び凸部、すなわち折曲部が複数形成されている。バッテリ5は、天板30上に載置される。バッテリ5は、締結バンドによって天板30に締結されてもよいし、U字ボルト状の締結器具を用いて天板30に締結されてもよい。
以上のように構成したバッテリ支持構造1は、前ブラケット25、後ブラケット26、外ブラケット27及び天板30の大きさを変更することで、小形から大形までの各種バッテリ5を支持することができる。特に、バッテリ支持構造1は、前ブラケット25、後ブラケット26及び外ブラケット27が閉環状を形成するともに、連結ブラケット29を介してフロントバルクヘッドサイドステー18に連結されているため、バッテリ5を支持するために十分な支持剛性を確保することができる。
衝突により前方からフロントサイドフレーム3に荷重が加わる際には、フロントサイドフレーム3の境界線13を起点とした屈曲変形及び前部11の圧縮変形に伴って、前ブラケット25及び外ブラケット27の圧縮変形や、前ブラケット25と後ブラケット26との接合部52の破断、前ブラケット25、外ブラケット27、連結ブラケット29及び天板30の溶接部の破断が発生し、バッテリブラケット4がフロントサイドフレーム3の変形を阻害しないようになっている。一方、後ブラケット26は、前ブラケット25に比較して板厚が厚いため、剛性が高く、前ブラケット25等が変形する際にも自身の形状を維持するようになっている。そして、後ブラケット26と天板30とはボルト締結されているため、結合状態を維持し易く、衝突後においても天板30は後ブラケット26に支持された状態となる。そのため、天板30は、衝突後においても水平状態を維持し易くなっており、バッテリ5を脱落しないように支持し得るようになっている。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、連結ブラケット29及び外ブラケット27は、剛性等を考慮して適宜省略することができる。また、天板30を後ブラケット26と一体に形成してもよい。
1…バッテリ支持構造、2…車体前部構造、3…左側フロントサイドフレーム、4…バッテリブラケット、5…バッテリ、6…フロントバルクヘッド、7…ダッシュパネル、11…前部(第1部分)、12…後部(第2部分)、13…境界線(変形予定部)、14…稜線、15…上面、16…内側面、18…フロントバルクヘッドサイドステー、25…前ブラケット、26…後ブラケット、27…外ブラケット、29…連結ブラケット、30…天板、33…基部、34…第1側板部、35…第2側板部、38、39…フランジ部、41…屈曲部、43…第3側板部、44…第4側板部、46、47…フランジ部、51…フランジ部、52…接合部、53…ウェルドナット、61…屈曲部、68、69…側辺部

Claims (6)

  1. バッテリを車体に支持するべく、車両の前後方向に延在するフロントサイドフレームと、前記フロントサイドフレームに取り付けられたバッテリブラケットとを有するバッテリ支持構造であって、
    前記フロントサイドフレームは、衝突時の荷重によって他の部分よりも変形し易い変形予定部と、前記変形予定部よりも前側に位置する第1部分と、前記変形予定部よりも後側に位置する第2部分とを有し、
    前記バッテリブラケットは、前記第1部分に取り付けられた前ブラケットと、前記第2部分に取り付けられ、前記前ブラケットよりも剛性が高い後ブラケットとを有し、前記前ブラケットと前記後ブラケットとが互いに接合されて前記変形予定部を前後方向に跨ぐように配置され
    前記バッテリを上に載置する天板を更に有し、前記天板は前記後ブラケットに接合されていることを特徴とするバッテリ支持構造。
  2. 前記天板は、前記後ブラケットに溶接及びボルトによる締結によって接合されると共に、前記前ブラケットに溶接によって接合されることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ支持構造。
  3. バッテリを車体に支持するべく、車両の前後方向に延在するフロントサイドフレームと、前記フロントサイドフレームに取り付けられたバッテリブラケットとを有するバッテリ支持構造であって、
    前記フロントサイドフレームは、衝突時の荷重によって他の部分よりも変形し易い変形予定部と、前記変形予定部よりも前側に位置する第1部分と、前記変形予定部よりも後側に位置する第2部分とを有し、
    前記バッテリブラケットは、前記第1部分に取り付けられた前ブラケットと、前記第2部分に取り付けられ、前記前ブラケットよりも剛性が高い後ブラケットとを有し、前記前ブラケットと前記後ブラケットとが互いに接合されて前記変形予定部を前後方向に跨ぐように配置され、
    前記前ブラケットは、前記第1部分から車体内側へ延びるとともに、その先端が直角に折曲して後方へと延び、
    前記後ブラケットは、前記第2部分から車体内側へ延びるとともに、その先端が直角に折曲して前方へと延び、前端において前記前ブラケットの後端に接合され、
    前記前ブラケット及び前記後ブラケットは、協働してコ字状の水平断面形状を呈することを特徴とするバッテリ支持構造。
  4. 前記前ブラケット及び前記後ブラケットは、それぞれ前記フロントサイドフレームに取り付けられた基端部から上方へと延出して基端延出部を形成し、
    両基端延出部同士を連結する外ブラケットが更に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のバッテリ支持構造。
  5. 前記外ブラケットは、上下方向に延在する屈曲部を少なくとも1つ以上有することを特徴とする請求項4に記載のバッテリ支持構造。
  6. バッテリを車体に支持するべく、車両の前後方向に延在するフロントサイドフレームと、前記フロントサイドフレームに取り付けられたバッテリブラケットとを有するバッテリ支持構造であって、
    前記フロントサイドフレームは、衝突時の荷重によって他の部分よりも変形し易い変形予定部と、前記変形予定部よりも前側に位置する第1部分と、前記変形予定部よりも後側に位置する第2部分とを有し、
    前記バッテリブラケットは、前記第1部分に取り付けられた前ブラケットと、前記第2部分に取り付けられ、前記前ブラケットよりも剛性が高い後ブラケットとを有し、前記前ブラケットと前記後ブラケットとが互いに接合されて前記変形予定部を前後方向に跨ぐように配置され、
    前記フロントサイドフレームは、前記第1部分、前記変形予定部及び前記第2部分を通過して前後方向に延在する稜線を挟んで、上方を向く上面と、車内側を向く内側面とを有し、前端部において矩形枠状に形成されたフロントバルクヘッドの上下方向に延在する側柱部に接合され、
    前記前ブラケットは、前記第1部分の前記内側面と前記側柱部とに接合され、
    前記後ブラケットは、前記稜線を跨いで前記第2部分の前記上面及び前記内側面に取り付けられていることを特徴とするバッテリ支持構造。
JP2011032298A 2011-02-17 2011-02-17 バッテリ支持構造 Active JP5405506B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011032298A JP5405506B2 (ja) 2011-02-17 2011-02-17 バッテリ支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011032298A JP5405506B2 (ja) 2011-02-17 2011-02-17 バッテリ支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012171379A JP2012171379A (ja) 2012-09-10
JP5405506B2 true JP5405506B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=46974688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011032298A Active JP5405506B2 (ja) 2011-02-17 2011-02-17 バッテリ支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5405506B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103241201B (zh) * 2013-04-23 2016-01-06 奇瑞汽车股份有限公司 汽车蓄电池安装装置及汽车
CN103832259A (zh) * 2014-03-20 2014-06-04 安徽江淮汽车股份有限公司 一种汽车及其蓄电池安装支架
JP2017001515A (ja) * 2015-06-10 2017-01-05 本田技研工業株式会社 自動車の前部車体構造
JP6435582B2 (ja) * 2015-06-29 2018-12-12 本田技研工業株式会社 バッテリ保持構造
JP6644981B2 (ja) * 2016-01-27 2020-02-12 本田技研工業株式会社 自動車のバッテリー取付構造
KR101764057B1 (ko) * 2016-03-29 2017-08-01 쌍용자동차 주식회사 자동차용 플레이트 어셈블리 배터리 트레이
JP7084742B2 (ja) * 2018-02-28 2022-06-15 日産自動車株式会社 ブラケットの取付構造

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728057Y2 (ja) * 1988-05-11 1995-06-28 マツダ株式会社 自動車の前部車体構造
JP4601837B2 (ja) * 2001-02-06 2010-12-22 富士重工業株式会社 バッテリブラケット構造
JP2003276530A (ja) * 2002-03-20 2003-10-02 Nissan Motor Co Ltd バッテリーブラケットの取付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012171379A (ja) 2012-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5405506B2 (ja) バッテリ支持構造
CN108327499B (zh) 汽车车辆
JP5870992B2 (ja) 車両用電池搭載構造
JP5930123B2 (ja) 車両用電池搭載構造
US9567012B2 (en) Vehicle upper structure
US9889886B2 (en) Suspension member
JP5679133B2 (ja) 電気自動車のバッテリ搭載構造
CN103826893A (zh) 车辆用电池安装结构
JP2014091425A (ja) フェンダ支持部構造
JP2008080922A (ja) 車両用バンパ構造
JP5754643B2 (ja) 車体の上部構造の製造方法
JP2017204386A (ja) 車両床下構造
JP2021037883A (ja) 車体の前部構造
JP5949532B2 (ja) リヤバンパリインフォースメント構造及び車両後部構造
WO2017069015A1 (ja) 自動車の前部車体構造
JP6435582B2 (ja) バッテリ保持構造
JP6536512B2 (ja) 車両後部構造
JP4938717B2 (ja) 車体前部構造
JP2014113922A (ja) 車両後部構造
JP6053630B2 (ja) 電池モジュール搭載用構造体
JP6696443B2 (ja) サスペンションメンバ
CN103213624B (zh) 车身前部构造
JP4311219B2 (ja) パワープラントマウント保持構造
JP5283461B2 (ja) スプリングガイド
JP2016150682A (ja) 車載用バッテリフレーム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130618

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131030

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5405506

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250