JP5469814B2 - 相転移メモリ素子及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体素子及びその製造方法に関し、特に、相転移メモリ素子及びその製造方法(Phase change memory device and method of fabricating the same)に関するものである。
半導体メモリ素子は揮発性メモリ素子と不揮発性メモリ素子で分類される。前記不揮発性メモリ素子は電源が遮られてもその内部に保存されたデータが消えないという長所を有する。これによって、前記不揮発性メモリ素子は移動通信端末機(mobile communication system)、移動式メモリ装置、各種デジタル器機の補助記憶装置として広く採用されている。
不揮発性記憶特性を有し、集積度向上に効率的な構造を有する新しいメモリ素子を開発するための研究がなされ、その代表的な結果として相転移メモリ素子がある。前記相転移メモリ素子の単位セルは、アクセス(access)素子及び前記アクセス素子に直列接続した(serially connected)データ保存要素(data storage element)を含む。前記データ保存要素は、前記アクセス素子に電気的に接続する下部電極及び前記下部電極に接触する相転移物質膜を備える。前記相転移物質膜は、提供する電流の大きさによって、非晶質状態(amorphous state)と結晶質状態(crystalline state)との間で、または前記結晶質状態下の多様な比抵抗状態の間で電気的に転換(switch)する物質膜である。
図1は従来の相転移メモリ素子を示す概略的な部分断面図である。
図1を参照すると、従来の相転移メモリ素子は半導体基板11上の所定領域に配置された下部絶縁膜12、下部絶縁膜12上に配置されたワードライン13、ワードライン13を有する半導体基板11を覆う上部絶縁膜15、上部絶縁膜15内に配置され、ワードライン13に接触された第1及び第2下部電極17A、17B、下部電極17A、17B上にそれぞれ接触された第1及び第2相転移パターン18A、18B、上部絶縁膜15上に配置されて相転移パターン18A、18Bにそれぞれ接触された第1及び第2上部電極19A、19Bを備える。すなわち、第1下部電極17Aと第1上部電極19Aとの間に第1相転移パターン18Aが介在される。同様に、第2下部電極17Bと第2上部電極19Bとの間に第2相転移パターン18Bが介在される。また、第1相転移パターン18A及び第2相転移パターン18Bは互いに分離するように配置される。
第1下部電極17Aを介してプログラム電流が流れる場合、第1下部電極17Aと第1相転移パターン18Aとの間の界面でジュール熱(joule heat)が生成される。このようなジュール熱は、第1相転移パターン18Aの一部である第1転移領域20Aを非晶質状態(amorphous state)または結晶質状態(crystalline state)に変換させる。前記非晶質状態を有する第1転移領域20Aの比抵抗は前記結晶質状態を有する第1転移領域20Aの比抵抗よりも高い。したがって、読み込みモードで第1転移領域20Aを介して流れる電流を感知することにより、前記相転移メモリ素子の単位セルに保存された情報が論理「1」であるか論理「0」であるかを判別することができる。また、第2下部電極17Bを介してプログラム電流が流れる場合、第2相転移パターン18Bの一部である第2転移領域20Bを非晶質状態(amorphous state)または結晶質状態(crystalline state)に変換することができる。
一方、第1相転移パターン18A、第2相転移パターン18B間の間隔を縮小した方が前記相転移メモリ素子の集積度改善に有利である。ところで、第1下部電極17A、第2下部電極17Bの上部表面は同一レベルに配置される。また、第1相転移パターン18A、第2相転移パターン18Bは第1距離D1離隔するように配置される。この場合、第1転移領域20A、第2転移領域20Bは第1距離D1に分離される。
ここで、第1下部電極17Aと第1相転移パターン18Aとの間の界面で発生した熱は、上部絶縁膜15を介して第2相転移パターン18Bに伝達される。この場合、第2転移領域20Bも非晶質状態または結晶質状態に変換することができる。同様に、第2下部電極17Bと第2相転移パターン18Bとの間の界面で発生した熱により第1転移領域20Aも非晶質状態または結晶質状態に変換することができる。すなわち、第1相転移パターン18A、第2相転移パターン18Bは、互いに干渉して誤動作を誘発する。結果的に、第1相転移パターン18A、第2相転移パターン18B間の間隔を縮小するには限界がある。
その一方、前記不揮発性メモリ素子に関する他の製造方法が特許文献1に「不揮発性半導体メモリ素子の製造方法(Method for manufacturing nonvolatile semiconductor memory device)」の名称でカワゾエ(Kawazoe)によって開示されている。
米国特許出願公開第2005/015354号明細書
本発明が解決しようとする技術的課題は、上述の従来技術の問題点を改善するため、互いに隣接する相転移パターン間の熱的干渉現象を最小化することができる相転移メモリ素子を提供することにある。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、互いに隣接する相転移パターン間の熱的干渉現象を最小化することができる相転移メモリ素子の製造方法を提供することにある。
前記技術的課題を解決するために本発明は相転移メモリ素子を提供する。この素子は基板上に配置され、第1表面を有する第1電極を備える。前記第1表面と異なるレベルに位置した第2表面を有する第2電極が提供される。前記第2電極は前記第1電極と離隔される。前記第1表面に接触された第1相転移パターンが配置される。前記第2表面に接触された第2相転移パターンが配置される。
本発明のいくつかの態様において、前記基板上に第1及び第2コンタクトホールを有する層間絶縁膜が配置される。この場合、前記第1表面及び前記第1相転移パターンは前記第1コンタクトホール内に配置される。前記第2表面及び前記第2相転移パターンは前記第2コンタクトホール内に配置される。また、前記相転移パターンと前記層間絶縁膜との間にスペーサが介在される。
他の態様において、前記第2表面は前記第1表面よりも高いレベルに配置される。
さらに他の態様において、前記第1及び第2相転移パターンの上部表面は同一平面上に配置される。
さらに他の態様において、前記第1電極及び前記第2電極にそれぞれ電気的に接続されたワードラインが提供される。前記第1相転移パターン及び前記第2相転移パターンに電気的に接続されたビットラインが提供される。前記第1相転移パターンと前記ビットラインとの間に第3電極が介在される。前記第2相転移パターンと前記ビットラインとの間に第4電極が介在される。
さらに他の態様において、前記第1及び第2電極はTi膜、TiSi膜、TiN膜、TiON膜、TiW膜、TiAlN膜、TiAlON膜、TiSiN膜、TiBN膜、W膜、WN膜、WON膜、WSiN膜、WBN膜、WCN膜、Si膜、Ta膜、TaSi膜、TaN膜、TaON膜、TaAlN膜、TaSiN膜、TaCN膜、Mo膜、MoN膜、MoSiN膜、MoAlN膜、NbN膜、ZrSiN膜、ZrAlN膜、導電性炭素群(conductive carbon group)膜、及びCu膜からなる一群から選ばれた一種とすることができる。
さらに他の態様において、前記第1及び第2相転移パターンはTe、Se、Ge、Sb、Bi、Pb、Sn、Ag、As、S、Si、P、O、及びCからなる一群から選ばれた二種以上の化合物(compound)とすることができる。
さらに他の態様において、前記第1表面及び前記第2表面間の距離は前記第1表面及び前記第2電極間の距離よりも大きくすることができる。
また、本発明は相転移メモリ素子の製造方法を提供する。まず、基板上に第1電極及び第2電極を形成する。前記第1電極及び前記第2電極は互いに離隔される。前記第1電極は第1表面を有する。前記第2電極は前記第1表面と異なるレベルに位置した第2表面を有する。前記第1電極上に、第1相転移パターン及び前記第2電極上に第2相転移パターンを形成する。前記第1相転移パターンは前記第1表面と接触する。前記第2相転移パターンは前記第2表面と接触する。
いくつかの態様において、前記第1及び第2電極を形成する前に、前記基板上に層間絶縁膜を形成することができる。前記層間絶縁膜を貫通する第1及び第2コンタクトホールを形成することができる。この場合、前記第1表面及び前記第1相転移パターンは前記第1コンタクトホール内に形成される。前記第2表面及び前記第2相転移パターンは前記第2コンタクトホール内に形成される。
他の態様において、前記第1及び第2コンタクトホールの側壁にスペーサを形成することができる。
さらに他の態様において、前記第2表面は前記第1表面よりも高いレベルで形成することができる。
さらに他の態様において、前記第1及び第2相転移パターンの上部表面は同一平面上に形成することができる。
さらに他の態様において、前記第1及び第2相転移パターンを形成する段階は、前記第1及び第2コンタクトホールを埋め込む段階と、前記基板を覆う相転移物質膜を形成する段階と、前記相転移物質膜を平坦化して前記層間絶縁膜を露出する段階と、を含むことができる。
さらに他の態様において、前記第1及び第2電極を形成する段階は、前記第1及び第2コンタクトホールを埋め込む段階と、前記基板を覆う下部電極膜を形成する段階と、を含むことができる。前記下部電極膜を平坦化して前記第1コンタクトホールを埋め込む第1予備電極及び前記第2コンタクトホールを埋め込む第2予備電極を形成することができる。前記第2予備電極上に犠牲電極を形成することができる。前記犠牲電極は前記第2予備電極と同一物質膜で形成することができる。前記第1予備電極、前記犠牲電極及び前記第2予備電極をエッチバック(etch back)することができる。
さらに他の態様において、前記第1及び第2電極を形成する段階は、前記第1及び第2コンタクトホールを埋め込む段階と、前記基板を覆う下部電極膜を形成する段階と、を含むことができる。前記下部電極膜を平坦化して前記第1コンタクトホールを埋め込む第1予備電極及び前記第2コンタクトホールを埋め込む第2予備電極を形成することができる。前記第2予備電極上に、犠牲パターンを形成することができる。前記犠牲パターンはフォトレジストパターンまたはハードマスクパターンで形成することができる。前記犠牲パターンをエッチングマスクとして用いて前記第1予備電極をエッチングしてリセスされた予備電極を形成することができる。前記犠牲パターンを除去することができる。前記リセスされた予備電極及び前記第2予備電極をエッチバックすることができる。
さらに他の態様において、前記第1及び第2電極を形成する段階は、前記第1及び第2コンタクトホールを埋め込む段階と、前記基板を覆う下部電極膜を形成する段階と、を含むことができる。前記下部電極膜をパターニングして前記第1コンタクトホール内にリセスされた予備電極を形成するとともに、前記第2コンタクトホールにパターニングした下部電極膜を残存することができる。前記リセスされた予備電極は前記パターニングした下部電極膜の上部表面よりも低いレベルに形成される。前記リセスされた予備電極及び前記パターニングされた下部電極膜をエッチバックすることができる。
さらに他の態様において、前記下部電極膜をパターニングする段階は、前記下部電極膜上に前記第2コンタクトホールの上部を覆う段階と、前記第1コンタクトホールの上部を露出するマスクパターンを形成する段階と、前記露出した下部電極膜をエッチバックする段階と、を含むことができる。
さらに他の態様において、前記基板上に前記第1電極及び前記第2電極にそれぞれ電気的に接続されたワードラインを形成することができる。前記第3電極及び前記第4電極に電気的に接続されたビットラインを形成することができる。
前記第1相転移パターン及び前記第2相転移パターンに電気的に接続されたビットラインを形成することができる。前記第1相転移パターンと前記ビットラインとの間に第3電極を形成することができる。前記第2相転移パターンと前記ビットラインとの間に第4電極を形成することができる。
(発明の効果)
上述の本発明によれば、基板上に第1表面を有する第1電極及び前記第1表面と異なるレベルに位置した第2表面を有する第2電極が提供される。前記第1表面に接触される第1相転移パターン及び前記第2表面に接触される第2相転移パターンが提供される。前記第2表面は前記第1表面よりも高いレベルに配置される。前記第1表面と前記第1相転移パターンとの間の界面から発生した熱が、前記第2相転移パターンへ伝達される経路を従来と比べて著しく増加させることができる。結果的に、前記相転移パターンとの間の熱的干渉現象を最小化することができる。
以下、添付した図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。しかしながら、本発明は、ここで説明する実施形態に限られず、他の形態で具体化されることもある。むしろ、ここで紹介される実施形態は開示された発明が完成されていることを示すと共に、当業者に本発明の思想を十分に伝えるために提供するものである。図面において、層及び領域の厚みは明確性をあたえるために誇張して図示されたものである。また、層が、他の層、または基板「上」にあると言われた場合、それは他の層、または基板上に直接形成することができるか、またはそれらの間に第3の層が介在されることもある。明細書全体にわたって同じ参照番号は、同様の構成要素を示す。
(第1実施形態)
図2は本発明の第1実施形態による相転移メモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す等価回路図である。
図2を参照すると、前記相転移メモリ素子は列方向に互いに平行に配置された第1ワードラインWL1、第2ワードラインWL2及び第3ワードラインWL3、行方向に互いに平行に配置された第1ビットラインBL1、第2ビットラインBL2及び第3ビットラインBL3、及び複数の第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHを備えることができる。第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHは、第1転移領域または第2転移領域を備えることができる。
前記転移領域は互いに異なるレベルに位置するように配置される。例えば、前記第2転移領域は前記第1転移領域よりも高いレベルに位置したものとすることができる。この場合に、第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHは前記第1転移領域を有する低い相転移パターンである第1相転移パターンRL、及び前記第2転移領域を有する高い相転移パターンである第2相転移パターンRHとして分類することができる。
第1ビットラインBL1、第2ビットラインBL2、第3ビットラインBL3は、第1ワードラインWL1、第2ワードラインWL2、第3ワードラインWL3に交差するように配置される。第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHは、それぞれ第1ビットラインBL1、第2ビットラインBL2、第3ビットラインBL3及び第1ワードラインWL1、第2ワードラインWL2、第3ワードラインWL3の交差点に配置される。例えば、第1ビットラインBL1及び第1ワードラインWL1の交差点に前記低い相転移パターンである第1相転移パターンRLが配置される。第1ビットラインBL1及び第2ワードラインWL2の交差点に前記高い相転移パターンである第2相転移パターンRHが配置される。第1ビットラインBL1及び第3ワードラインWL3の交差点に前記低い相転移パターンである第1相転移パターンRLが配置される。
また、第2ビットラインBL2及び第1ワードラインWL1の交差点に前記高い相転移パターンである第2相転移パターンRHが配置される。第2ビットラインBL2及び第2ワードラインWL2の交差点に前記低い相転移パターンである第1相転移パターンRLが配置される。第2ビットラインBL2及び第3ワードラインWL3の交差点に前記高い相転移パターンである第2相転移パターンRHが配置される。
このように、第3ビットラインBL3及び第1ワードラインWL1の交差点に前記低い相転移パターンである第1相転移パターンRLが配置される。第3ビットラインBL3及び第2ワードラインWL2の交差点に前記高い相転移パターンである第2相転移パターンRHが配置される。第3ビットラインBL3及び第3ワードラインWL3の交差点に前記低い相転移パターンである第1相転移パターンRLが配置される。
図3は、本発明の第1実施形態による相転移メモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す平面図である。すなわち、図3は、図2の前記セルアレイ領域の一部を示す平面図である。図4は、本発明の第1実施形態による相転移メモリ素子を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。
図3及び図4を参照すると、本発明の第1実施形態による相転移メモリ素子は基板51上に提供された第1ワードラインWL1、55、第2ワードラインWL2、56、第3ワードラインWL3及び第1ビットラインBL1、87、第2ビットラインBL2、第3ビットラインBL3を備えることができる。基板51はシリコンウエハのような半導体基板とすることができる。
基板51上に下部絶縁膜53が提供される。下部絶縁膜53はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、またはこれらの組み合わせ膜のような絶縁膜とすることができる。下部絶縁膜53内に第1ワードラインWL1、55及び第2ワードラインWL2、56が互いに平行に配置される。下部絶縁膜53の上部表面及び第1ワードラインWL1、55及び第2ワードラインWL2、56の上部表面は同一平面上に露出される。第1ワードラインWL1、55及び第2ワードラインWL2、56はポリシリコンパターン、金属配線またはエピタキシャル半導体パターンのような導電性パターンとすることができる。
第1ワードラインWL1、55、第2ワードラインWL2、56及び下部絶縁膜53上に層間絶縁膜57が提供される。層間絶縁膜57はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、またはこれらの組み合わせ膜のような絶縁膜とすることができる。層間絶縁膜57は平坦化された上部表面を備えることができる。
第1ワードラインWL1、55、第2ワードラインWL2、56上に、層間絶縁膜57を貫通する第1コンタクトホール61及び第2コンタクトホール62が配置される。第1コンタクトホール61及び第2コンタクトホール62は第1距離D1離隔するように配置される。第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62内に第1電極71及び第2電極72が配置される。第1電極71及び第2電極72は第1ワードラインWL1、55及び第2ワードラインWL2、56にそれぞれ接触することができる。第1電極71及び第2電極72はTi膜、TiSi膜、TiN膜、TiON膜、TiW膜、TiAlN膜、TiAlON膜、TiSiN膜、TiBN膜、W膜、WN膜、WON膜、WSiN膜、WBN膜、WCN膜、Si膜、Ta膜、TaSi膜、TaN膜、TaON膜、TaAlN膜、TaSiN膜、TaCN膜、Mo膜、MoN膜、MoSiN膜、MoAlN膜、NbN膜、ZrSiN膜、ZrAlN膜、導電性炭素群膜、及びCu膜からなる一群から選ばれた一種またはこれらの組み合わせ膜とすることができる。
以下、説明の便宜上、第1電極71及び第2電極72のそれぞれは第1下部電極71及び第2下部電極72と称する。
第1下部電極71は、第1コンタクトホール61内に第1表面S1を備えることができる。また、第2下部電極72は第2コンタクトホール62内に第2表面S2を備えることができる。第1表面S1及び第2表面S2は互いに異なるレベルに位置するように配置される。例えば、第2表面S2は第1表面S1よりも高いレベルに位置するように配置される。
第1下部電極71上に第1コンタクトホール61を埋め込む第1相転移パターン77、RLが提供される。また、第2下部電極72上に第2コンタクトホール62を埋め込む第2相転移パターン78、RHが提供される。第1相転移パターン77、RLは第1表面S1に接触され、第2相転移パターン78、RHは第2表面S2に接触される。第1相転移パターン77、RLは、Te、Se、Ge、Sb、Bi、Pb、Sn、Ag、As、S、Si、P、O、及びCからなる一群から選ばれた二種以上の化合物とすることができる。第2相転移パターン78、RHはTe、Se、Ge、Sb、Bi、Pb、Sn、Ag、As、S、Si、P、O、及びCからなる一群から選ばれた二種以上の化合物とすることができる。
第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHの上部表面は同一平面上に露出される。例えば、層間絶縁膜57、第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHの上部表面はすべて同一平面上に露出される。
層間絶縁膜57上に第3電極81及び第4電極82が配置される。第3電極81及び第4電極82は、Ti膜、TiSi膜、TiN膜、TiON膜、TiW膜、TiAlN膜、TiAlON膜、TiSiN膜、TiBN膜、W膜、WN膜、WON膜、WSiN膜、WBN膜、WCN膜、Si膜、Ta膜、TaSi膜、TaN膜、TaON膜、TaAlN膜、TaSiN膜、TaCN膜、Mo膜、MoN膜、MoSiN膜、MoAlN膜、NbN膜、ZrSiN膜、ZrAlN膜、導電性炭素群膜、及びCu膜からなる一群から選ばれた一種またはこれらの組み合わせ膜とすることができる。
以下では説明の便宜上、第3電極81及び第4電極82のそれぞれは第1上部電極81及び第2上部電極82と称する。
第1上部電極81は、第1相転移パターン77、RLに接触される。また、第2上部電極82は第2相転移パターン78、RHに接触される。その結果、第1上部電極81は第1相転移パターン77、RL及び第1下部電極71を介して第1ワードライン55に電気的に接続される。同様に、第2上部電極82は、第2相転移パターン78、RH及び第2下部電極72を介して第2ワードライン56に電気的に接続される。
第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62の内壁にスペーサ63が配置される。スペーサ63はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、またはこれらの組み合わせ膜のような絶縁膜とすることができる。スペーサ63は、第1相転移パターン77、RL、第2相転移パターン78、RHと層間絶縁膜57との間に介在される。また、スペーサ63は第1下部電極71、第2下部電極72と層間絶縁膜57との間にも介在される。
層間絶縁膜57及び第1上部電極81、第2上部電極82は上部絶縁膜85で覆われることができる。第1上部電極81、第2上部電極82の上部表面は上部絶縁膜85上に露出される。上部絶縁膜85は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、またはこれらの組み合わせ膜のような絶縁膜とすることができる。上部絶縁膜85上に互いに平行な第1ビットラインBL1、87、第2ビットラインBL2、第3ビットラインBL3が配置される。第1ビットラインBL1、87、第2ビットラインBL2、第3ビットラインBL3は導電性物質膜とすることができる。例えば、第1ビットライン87、BL1は第1上部電極81及び第2上部電極82に接触される。
第1ビットライン87、BL1及び第1ワードライン55、WL1にプログラム電流を印加して第1相転移パターン77、RLの一部である第1転移領域91を非晶質状態(amorphous state)または結晶質状態(crystalline state)に変換させる。同様に、第1ビットライン87、BL1及び第2ワードライン56、WL2にプログラム電流を印加して第2相転移パターン78、RHの一部である第2転移領域92を非晶質状態または結晶質状態に変換させる。
ここで、第1転移領域91は第1表面S1に隣接するように形成される。また、第2転移領域92は第2表面S2に隣接するように形成される。第2表面S2は第1表面S1から第2距離D2離隔するように配置される。ところで、第2表面S2は第1表面S1よりも高いレベルに配置される。これによって、第2距離D2は第1距離D1より相対的に増加される。すなわち、第1表面S1と第2表面S2との間の距離は第1表面S1と第2下部電極72との間の距離よりも著しく大きくすることができる。
第2転移領域92は第1転移領域91よりも高いレベルに形成される。この場合、第1相転移パターン77、RLは図2の前記低い相転移パターンRLに相当し、第2相転移パターン78、RHは図2の前記高い相転移パターンRHに相当する。
結果的に、第1表面S1と第1相転移パターン77、RLとの間の界面から発生した熱が、層間絶縁膜57を介して第2相転移パターン78、RHへ伝達されることを従来と比べて著しく減少させることができる。同様に、第2表面S2と第2相転移パターン78、RHとの間の界面から発生した熱が層間絶縁膜57を介して第1相転移パターン77、RLへ伝達されることを従来と比べて著しく減少させることができる。すなわち、第1相転移パターン77、RL、第2相転移パターン78、RH間の熱的干渉現象を最小化することができる。
図5は本発明の第1実施形態による相転移メモリ素子の変形形態を説明するための断面図である。
図5を参照すると、図4によって説明された上部絶縁膜85、第1上部電極81及び第2上部電極82は省略することができる。この場合、第1ビットライン87、BL1は層間絶縁膜57上に配置される。また、第1ビットライン87、BL1は第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHに接触される。
(第2実施形態)
図6は本発明の第2実施形態による相転移メモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す等価回路図で、図7は本発明の第2実施形態による相転移メモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す断面図である。すなわち、図7は図6の前記セルアレイ領域の一部を示す断面図である。
図6を参照すると、前記相転移メモリ素子は行方向に互いに平行に配置された第1ワードラインWL1及び第2ワードラインWL2、列方向に互いに平行に配置された第1ビットラインBL1及び第2ビットラインBL2、及び複数の第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHを備えることができる。第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHのそれぞれは、第1ビットラインBL1、第2ビットラインBL2のうちいずれか1つに電気的に接続される。第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHと第1ワードラインWL1、第2ワードラインWL2との間にスイッチング素子が配置される。前記スイッチング素子は、第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHに直列接続されたダイオードDD1、DD2とすることができる。ダイオードDD1、DD2の一端はそれぞれ第1ワードラインWL1、第2ワードラインWL2のうちいずれか1つに電気的に接続される。その一方、前記スイッチング素子はMOSトランジスタとすることができる。
第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHは、第1転移領域または第2転移領域を備えることができる。前記転移領域は互いに異なるレベルに位置するように配置される。例えば、前記第2転移領域は前記第1転移領域よりも高いレベルに位置したものとすることができる。この場合、第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHは、前記第1転移領域を有する低い相転移パターンである第1相転移パターンRL、及び前記第2転移領域を有する高い相転移パターンRHである第2相転移パターンとして分類することができる。
第1ビットラインBL1、第2ビットラインBL2は第1ワードラインWL1、第2ワードラインWL2に交差するように配置される。第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHのそれぞれは第1ビットラインBL1、第2ビットラインBL2及び第1ワードラインWL1、第2ワードラインWL2の交差点に配置される。例えば、第1ビットラインBL1及び第1ワードラインWL1の交差点に前記低い相転移パターンである第1相転移パターンRLが配置される。第1ビットラインBL1及び第2ワードラインWL2の交差点に前記高い相転移パターンである第2相転移パターンRHが配置される。
また、第2ビットラインBL2及び第1ワードラインWL1の交差点に前記高い相転移パターンである第2相転移パターンRHが配置される。第2ビットラインBL2及び第2ワードラインWL2の交差点に前記低い相転移パターンである第1相転移パターンRLが配置される。
図6及び図7を参照すると、本発明の第2実施形態による相転移メモリ素子は基板51上に提供された第1ワードラインWL1、155、第2ワードラインWL2、156及び第1ビットラインBL1、87、第2ビットラインBL2を備えることができる。
基板51に互いに平行なライン状の活性領域を画定する素子分離膜152が配置される。素子分離膜152は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、またはこれらの組み合わせ膜のような絶縁膜とすることができる。前記活性領域内に第1ワードラインWL1、155及び第2ワードラインWL2、156が互いに平行に配置される。第1ワードラインWL1、155、第2ワードラインWL2、156は不純物が注入された半導体パターンとすることができる。
第1ワードラインWL1、155、第2ワードラインWL2、156を有する基板51上に下部絶縁膜153が提供される。下部絶縁膜153は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、またはこれらの組み合わせ膜のような絶縁膜とすることができる。下部絶縁膜153内に第1ダイオードDD1及び第2ダイオードDD2が互いに離隔して配置される。
第1ダイオードDD1は、第1下部半導体パターン161及び第1上部半導体パターン162を備えることができる。第1下部半導体パターン161はn型またはp型半導体膜とすることができる。第1上部半導体パターン162は第1下部半導体パターン161と異なる導電型の半導体膜とすることができる。例えば、第1下部半導体パターン161がn型半導体膜の場合、第1上部半導体パターン162はp型半導体膜とすることができる。
第1下部半導体パターン161及び第1上部半導体パターン162は第1ワードラインWL1、155の所定領域上に順に積層される。この場合、第1下部半導体パターン161は第1ワードラインWL1、155に接触される。第1上部半導体パターン162上に第1ダイオード電極167が配置される。第1ダイオード電極167は金属膜、または金属シリサイド膜のような導電膜とすることができる。第1ダイオード電極167は省略することもできる。
第2ダイオードDD2は、順に積層された第2下部半導体パターン165及び第2上部半導体パターン166を備えることができる。第2下部半導体パターン165は第2ワードラインWL2、156に接触される。第2上部半導体パターン166上に第2ダイオード電極169が配置される。第2ダイオード電極169は、金属膜、または金属シリサイド膜のような導電膜とすることができる。第2ダイオード電極169は省略することもできる。
下部絶縁膜153及び第1ダイオード電極167、第2ダイオード169の上部表面は同一平面上に露出される。
下部絶縁膜153上に層間絶縁膜57が提供される。第1ダイオード電極167、第2ダイオード電極169上に層間絶縁膜57を貫通する第1コンタクトホール61及び第2コンタクトホール62が配置される。第1コンタクトホール61及び第2コンタクトホール62は第1距離D1離隔するように配置される。第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62内に第1電極71及び第2電極72が配置される。第1電極71及び第2電極72は第1ダイオード電極167及び第2ダイオード電極169に接触される。第1電極71及び第2電極72は、Ti膜、TiSi膜、TiN膜、TiON膜、TiW膜、TiAlN膜、TiAlON膜、TiSiN膜、TiBN膜、W膜、WN膜、WON膜、WSiN膜、WBN膜、WCN膜、Si膜、Ta膜、TaSi膜、TaN膜、TaON膜、TaAlN膜、TaSiN膜、TaCN膜、Mo膜、MoN膜、MoSiN膜、MoAlN膜、NbN膜、ZrSiN膜、ZrAlN膜、導電性炭素群膜、及びCu膜からなる一群から選ばれた一種またはこれらの組み合わせ膜とすることができる。
以下、説明の便宜上、第1電極71及び第2電極72のそれぞれは第1下部電極71及び第2下部電極72と称する。
第1下部電極71は、第1コンタクトホール61内に第1表面S1を備えることができる。また、第2下部電極72は第2コンタクトホール62内に第2表面S2を備えることができる。第1表面S1及び第2表面S2は互いに異なるレベルに位置するように配置される。例えば、第2表面S2は第1表面S1よりも高いレベルに位置するように配置される。
第1下部電極71上に第1コンタクトホール61を埋め込む第1相転移パターン77、RLが提供される。また、第2下部電極72上に第2コンタクトホール62を埋め込む第2相転移パターン78、RHが提供される。第1相転移パターン77、RLは第1表面S1に接触され、第2相転移パターン78、RHは第2表面S2に接触される。第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHは、Te、Se、Ge、Sb、Bi、Pb、Sn、Ag、As、S、Si、P、O、及びCからなる一群から選ばれた二種以上の化合物とすることができる。
第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHの上部表面は、同一平面上に露出される。例えば、層間絶縁膜57、第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHの上部表面はすべて同一平面上に露出される。
層間絶縁膜57上に第3電極81及び第4電極82が配置される。以下、説明の便宜上、第3電極81及び第4電極82はそれぞれ第1上部電極81及び第2上部電極82と称する。
第1上部電極81は第1相転移パターン77、RLに接触される。また、第2上部電極82は第2相転移パターン78、RHに接触される。その結果、第1上部電極81は第1相転移パターン77、RL及び第1下部電極71を介して第1ワードライン155に電気的に接続される。同様に、第2上部電極82は第2相転移パターン78、RH及び第2下部電極72を介して第2ワードライン156に電気的に接続される。
第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62の内壁にスペーサ63が配置される。スペーサ63は第1相転移パターン77、RL、第2相転移パターン78、RHと層間絶縁膜57との間に介在される。また、スペーサ63は第1下部電極71、第2下部電極72と層間絶縁膜57との間にも介在される。
層間絶縁膜57及び第1上部電極81、第2上部電極82は上部絶縁膜85で覆われる。第1上部電極81、第2上部電極82の上部表面は上部絶縁膜85上に露出される。上部絶縁膜85上に互いに平行な第1ビットラインBL1、87、第2ビットラインBL2が配置される。例えば、第1ビットライン87、BL1は第1上部電極81及び第2上部電極82に接触される。
他の実施形態において、図5を参照して説明したように、上部絶縁膜85及び第1上部電極81及び第2上部電極82は省略することができる。この場合、第1ビットライン87、BL1は層間絶縁膜57上に配置される。また、第1ビットライン87、BL1は第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHに接触される。
図4を参照し説明したように、第2表面S2は第1表面S1から第2距離D2離隔するように配置される。第2表面S2は第1表面S1よりも高いレベルに配置される。これによって、第2距離D2は第1距離D1よりも相対的に増加することができる。結果的に、第1相転移パターン77、RL、第2相転移パターン78、RH間の熱的干渉現象を最小化することができる。
(第3実施形態)
図8は本発明の第3実施形態による相転移メモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す等価回路図で、図9は本発明の第3実施形態による相転移メモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す断面図である。すなわち、図9は図8の前記セルアレイ領域の一部を示す断面図である。
図8を参照すると、前記相転移メモリ素子は、行方向に互いに平行に配置された第1ワードラインWL1及び第2ワードラインWL2、列方向に互いに平行に配置された第1ビットラインBL1及び第2ビットラインBL2、及び複数の第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHを備えることができる。第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHのそれぞれは第1ビットラインBL1、第2ビットラインBL2のうちいずれか1つに電気的に接続される。第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHと第1ワードラインWL1、第2ワードラインWL2との間にスイッチング素子が配置される。前記スイッチング素子は第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHに直列接続されたトランジスタTaとすることができる。トランジスタTaの一端はそれぞれ第1ワードラインWL1、第2ワードラインWL2のうちいずれか1つに電気的に接続される。
第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHは第1転移領域または第2転移領域を備えることができる。前記転移領域は互いに異なるレベルに位置するように配置される。例えば、前記第2転移領域は前記第1転移領域よりも高いレベルに位置したものとすることができる。この場合、第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHは前記第1転移領域を有する低い相転移パターンである第1相転移パターンRL、及び前記第2転移領域を有する高い相転移パターンである第2相転移パターンRHとして分類することができる。
第1ビットラインBL1、第2ビットラインBL2は第1ワードラインWL1、第2ワードラインWL2に交差するように配置される。第1相転移パターンRL、第2相転移パターンRHのそれぞれは第1ビットラインBL1、第2ビットラインBL2及び第1ワードラインWL1、第2ワードラインWL2の交差点に配置される。例えば、第1ビットラインBL1及び第1ワードラインWL1の交差点に前記低い相転移パターンである第1相転移パターンRLが配置される。第1ビットラインBL1及び第2ワードラインWL2の交差点に前記高い相転移パターンである第2相転移パターンRHが配置される。
また、第2ビットラインBL2及び第1ワードラインWL1の交差点に前記高い相転移パターンである第2相転移パターンRHが配置される。第2ビットラインBL2及び第2ワードラインWL2の交差点に前記低い相転移パターンである第1相転移パターンRLが配置される。
図8及び図9を参照すると、本発明の第3実施形態による相転移メモリ素子は基板51上に提供された第1ワードラインWL1、237、第2ワードラインWL2、238及び第1ビットラインBL1、87、第2ビットラインBL2を備えることができる。
基板51に活性領域を画定する素子分離膜252が配置される。素子分離膜252は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、またはこれらの組み合わせ膜のような絶縁膜とすることができる。前記活性領域上に第1ワードラインWL1、237及び第2ワードラインWL2、238が互いに平行に配置される。第1ワードラインWL1、237、第2ワードラインWL2、238はポリシリコン膜、金属膜、金属シリサイド膜、またはこれらの組み合わせ膜のような導電膜とすることができる。
第1ワードラインWL1、237、第2ワードラインWL2、238両側の前記活性領域に第1ソース/ドレイン領域233、第2ソース/ドレイン領域234、第3ソース/ドレイン領域235が配置される。第2ソース/ドレイン領域234は第1ワードラインWL1、237、第2ワードラインWL2、238間に位置することができる。
第1ワードラインWL1、237、第2ワードラインWL2、238を有する基板51は下部絶縁膜253で覆われる。下部絶縁膜253は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、またはこれらの組み合わせ膜のような絶縁膜とすることができる。下部絶縁膜253内に第1プラグ241、第2プラグ242、第3プラグ244が互いに離隔して配置される。第1プラグ241は第1ソース/ドレイン領域233に接触される。第2プラグ242は第3ソース/ドレイン領域235に接触される。第3プラグ244は第2ソース/ドレイン領域234に接触される。
第1プラグ241上に第1パッド247が配置される。第2プラグ242上に第2パッド248が配置される。下部絶縁膜253及び第1パッド247、第2パッド248の上部表面は同一平面上に露出される。第3プラグ244は下部絶縁膜253内に配置された共通配線245に接触される。第1プラグ241、第2プラグ242、第3プラグ244、共通配線245及び第1パッド247、第2パッド248は、ポリシリコン膜、金属膜、金属シリサイド膜、またはこれらの組み合わせ膜のような導電膜とすることができる。第1パッド247、第2パッド248は省略することができる。
下部絶縁膜253上に層間絶縁膜57が提供される。第1パッド247、第2パッド248上に層間絶縁膜57を貫通する第1コンタクトホール61及び第2コンタクトホール62が配置される。第1コンタクトホール61及び第2コンタクトホール62は第1距離D1離隔するように配置される。第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62内に第1電極71及び第2電極72が配置される。第1電極71及び第2電極72のそれぞれは第1パッド247及び第2パッド248に接触される。第1電極71及び第2電極72は、Ti膜、TiSi膜、TiN膜、TiON膜、TiW膜、TiAlN膜、TiAlON膜、TiSiN膜、TiBN膜、W膜、WN膜、WON膜、WSiN膜、WBN膜、WCN膜、Si膜、Ta膜、TaSi膜、TaN膜、TaON膜、TaAlN膜、TaSiN膜、TaCN膜、Mo膜、MoN膜、MoSiN膜、MoAlN膜、NbN膜、ZrSiN膜、ZrAlN膜、導電性炭素群膜、及びCu膜からなる一群から選ばれた一種またはこれらの組み合わせ膜とすることができる。
以下、説明の便宜上、第1電極71及び第2電極72のそれぞれは第1下部電極71及び第2下部電極72と称する。
第1下部電極71は第1コンタクトホール61内に第1表面S1を備えることができる。また、第2下部電極72は第2コンタクトホール62内に第2表面S2を備えることができる。第1表面S1及び第2表面S2は互いに異なるレベルに位置するように配置される。例えば、第2表面S2は第1表面S1よりも高いレベルに位置するように配置される。
第1下部電極71上に第1コンタクトホール61を埋め込む第1相転移パターン77、RLが提供される。また、第2下部電極72上に第2コンタクトホール62を埋め込む第2相転移パターン78、RHが提供される。第1相転移パターン77、RLは第1表面S1に接触され、第2相転移パターン78、RHは第2表面S2に接触される。第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHは、Te、Se、Ge、Sb、Bi、Pb、Sn、Ag、As、S、Si、P、O、及びCからなる一群から選ばれた二種以上の化合物とすることができる。
第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHの上部表面は同一平面上に露出される。例えば、層間絶縁膜57、第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHの上部表面はすべて同一平面上に露出される。
層間絶縁膜57上に第3電極81及び第4電極82が配置される。以下、説明の便宜上、第3電極81及び第4電極82のそれぞれは第1上部電極81及び第2上部電極82と称する。
第1上部電極81は第1相転移パターン77、RLに接触される。また、第2上部電極82は第2相転移パターン78、RHに接触される。
第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62の内壁にスペーサ63が配置される。スペーサ63は第1相転移パターン77、RL、第2相転移パターン78、RHと層間絶縁膜57との間に介在される。また、スペーサ63は第1下部電極71、第2下部電極72と層間絶縁膜57との間にも介在される。
層間絶縁膜57及び第1上部電極81、第2上部電極82は上部絶縁膜85で覆われる。第1上部電極81、第2上部電極82の上部表面は上部絶縁膜85上に露出される。上部絶縁膜85上に互いに平行な第1ビットラインBL1、87、第2ビットラインBL2が配置される。例えば、第1ビットライン87、BL1は第1上部電極81及び第2上部電極82に接触される。
他の実施形態において、図5を参照して説明したように、上部絶縁膜85及び第1上部電極81及び第2上部電極82は省略することができる。この場合、第1ビットライン87、BL1は層間絶縁膜57上に配置される。また、第1ビットライン87、BL1は第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHに接触される。
さらに他の実施形態において、第1ビットラインBL1、87、第2ビットラインBL2はプレート電極(図示せず)に代替することができる。この場合、共通配線245はビットラインの役割をする。
他の実施形態において、図4を参照して説明したように、第2表面S2は第1表面S1から第2距離D2離隔するように配置される。第2表面S2は第1表面S1よりも高いレベルに配置される。これによって、第2距離D2は第1距離D1よりも相対的に増加することができる。結果的に、第1相転移パターン77、RL、第1相転移パターン78、RH間の熱的干渉現象を最小化することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を図10から図17に示す。図10から図17は本発明の第1実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。
図3及び図10を参照すると、基板51上に下部絶縁膜53を形成することができる。基板51はシリコンウエハのような半導体基板で形成することができる。下部絶縁膜53は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、またはこれらの組み合わせ膜のような絶縁膜で形成することができる。
下部絶縁膜53内に互いに平行な第1ワードラインWL1、55、及び第2ワードラインWL2、56を形成することができる。下部絶縁膜53の上部表面及び第1ワードラインWL1、55及び第2ワードラインWL2、56の上部表面は同一平面上に露出される。第1ワードラインWL1、55及び第2ワードラインWL2、56は、ポリシリコンパターン、金属配線またはエピタキシャル半導体パターンのような導電性パターンで形成することができる。
図3及び図11を参照すると、第1ワードラインWL1、55、第2ワードラインWL2、56及び下部絶縁膜53上に層間絶縁膜57を形成することができる。層間絶縁膜57は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、またはこれらの組み合わせ膜のような絶縁膜で形成することができる。層間絶縁膜57の上部表面を平坦化することができる。
第1ワードラインWL1、55、第2ワードラインWL2、56上に、層間絶縁膜57を貫通する第1コンタクトホール61及び第2コンタクトホール62を形成することができる。第1コンタクトホール61及び第2コンタクトホール62は第1距離D1離隔するように形成することができる。その結果、第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62内に第1ワードラインWL1、55、第2ワードラインWL2、56の上部表面が露出される。
第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62の内壁にスペーサ63を形成することができる。スペーサ63は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、またはこれらの組み合わせ膜のような絶縁膜で形成される。
図3及び図12を参照すると、第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62を埋め込み、基板51を覆う下部電極膜65を形成することができる。
下部電極膜65は、Ti膜、TiSi膜、TiN膜、TiON膜、TiW膜、TiAlN膜、TiAlON膜、TiSiN膜、TiBN膜、W膜、WN膜、WON膜、WSiN膜、WBN膜、WCN膜、Si膜、Ta膜、TaSi膜、TaN膜、TaON膜、TaAlN膜、TaSiN膜、TaCN膜、Mo膜、MoN膜、MoSiN膜、MoAlN膜、NbN膜、ZrSiN膜、ZrAlN膜、導電性炭素群膜、及びCu膜からなる一群から選ばれた一種またはこれらの組み合わせ膜で形成することができる。
図3及び図13を参照すると、下部電極膜65を平坦化して第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62内に第1予備電極67及び第2予備電極68を形成することができる。
前記平坦化には、層間絶縁膜57を停止膜として採用する化学機械的研磨(chemical mechanical polishing;CMP)工程が適用される。他の方法として、第1予備電極67、第2予備電極68はエッチバック工程を用いて形成することができる。
図3及び図14を参照すると、第2予備電極68上に犠牲電極65Aを形成することができる。
犠牲電極65Aは第2予備電極68と同一物質膜で形成することができる。その一方、犠牲電極65Aは第2予備電極68と異なる物質膜で形成することもできる。犠牲電極65Aは、Ti膜、TiSi膜、TiN膜、TiON膜、TiW膜、TiAlN膜、TiAlON膜、TiSiN膜、TiBN膜、W膜、WN膜、WON膜、WSiN膜、WBN膜、WCN膜、Si膜、Ta膜、TaSi膜、TaN膜、TaON膜、TaAlN膜、TaSiN膜、TaCN膜、Mo膜、MoN膜、MoSiN膜、MoAlN膜、NbN膜、ZrSiN膜、ZrAlN膜、導電性炭素群膜、及びCu膜からなる一群から選ばれた一種またはこれらの組み合わせ膜で形成することができる。
図3及び図15を参照すると、第1予備電極67をエッチバックして第1コンタクトホール61内に第1表面S1を有する第1下部電極71を形成することができる。同時に、犠牲電極65A及び第2予備電極68をエッチバックして第2コンタクトホール62内に第2表面S2を有する第2下部電極72を形成することができる。この場合、第2表面S2は第1表面S1よりも高いレベルで形成される。第1下部電極71及び第2下部電極72は第1ワードラインWL1、55及び第2ワードラインWL2、56にそれぞれ接触される。
図15に示すように、第1コンタクトホール61及び第2コンタクトホール62は第1距離D1離隔することができる。第2表面S2は第1表面S1から第2距離D2離隔することができる。第2距離D2は第1距離D1よりも相対的に長いとする。
第1下部電極71、第2下部電極72上に第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62の残り部分を埋め込み、基板51を覆う相転移物質膜75を形成することができる。相転移物質膜75は、Te、Se、Ge、Sb、Bi、Pb、Sn、Ag、As、S、Si、P、O、及びCからなる一群から選ばれた二種以上の化合物で形成される。相転移物質膜75は第1表面S1及び第2表面S2に接触される。
図3及び図16を参照すると、相転移物質膜75を平坦化して第1コンタクトホール61を埋め込む、第1相転移パターン77、RL及び第2コンタクトホール62を埋め込む第2相転移パターン78、RHを形成することができる。
前記平坦化には、層間絶縁膜57を停止膜として採用する化学機械的研磨(CMP)工程が適用される。他の方法として、第1相転移パターン77、RL、第2相転移パターン78、RHはエッチバック工程を用いて形成することができる。層間絶縁膜57及び第1相転移パターン77、RL、第2相転移パターン78、RHの上部表面はすべて同一平面上に露出される。
続いて、層間絶縁膜57上に上部電極膜79を形成することができる。上部電極膜79は、Ti膜、TiSi膜、TiN膜、TiON膜、TiW膜、TiAlN膜、TiAlON膜、TiSiN膜、TiBN膜、W膜、WN膜、WON膜、WSiN膜、WBN膜、WCN膜、Si膜、Ta膜、TaSi膜、TaN膜、TaON膜、TaAlN膜、TaSiN膜、TaCN膜、Mo膜、MoN膜、MoSiN膜、MoAlN膜、NbN膜、ZrSiN膜、ZrAlN膜、導電性炭素群膜、及びCu膜からなる一群から選ばれた一種またはこれらの組み合わせ膜で形成される。
図3及び図17を参照すると、上部電極膜79をパターニングして第1上部電極81及び第2上部電極82を形成することができる。
第1上部電極81は第1相転移パターン77、RLに接触される。また、第2上部電極82は第2相転移パターン78、RHに接触される。その結果、第1上部電極81は第1相転移パターン77、RL及び第1下部電極71を介して第1ワードライン55に電気的に接続される。同様に、第2上部電極82は第2相転移パターン78、RH及び第2下部電極72を介して第2ワードライン56に電気的に接続される。
層間絶縁膜57上に上部絶縁膜85を形成することができる。第1上部電極81、第2上部電極82の上部表面は露出することができる。上部絶縁膜85は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、またはこれらの組み合わせ膜のような絶縁膜で形成される。
上部絶縁膜85上に第1上部電極81、第2上部電極82に接触される第1ビットラインBL1、87を形成することができる。第1ビットラインBL1、87は導電性物質膜で形成される。
他の実施形態において、図5を参照して説明したように、上部絶縁膜85及び第1上部電極81及び第2上部電極82を形成することは省略することができる。この場合、第1ビットライン87、BL1は層間絶縁膜57上に形成される。また、第1ビットライン87、BL1は第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHに接触される。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態を図18から図20に示す。図18から図20は、本発明の第1実施形態による相転移メモリ素子の他の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。
図3及び図18を参照すると、図10から図13を参照して説明したような方法によって、基板51上に下部絶縁膜53、第1ワードラインWL1、55及び第2ワードラインWL2、56、層間絶縁膜57、第1コンタクトホール61及び第2コンタクトホール62、スペーサ63、第1予備電極67及び第2予備電極68を形成することができる。層間絶縁膜57及び第1予備電極67、第2予備電極68の上部表面は同一平面上に露出される。
層間絶縁膜57上に第2予備電極68を覆う犠牲パターン94を形成することができる。犠牲パターン94はフォトレジストパターンまたはハードマスクパターンで形成することができる。前記ハードマスクパターンは、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、シリコン酸化膜、またはこれらの組み合わせ膜で形成することができる。
図3及び図19を参照すると、犠牲パターン94をエッチングマスクとして用いて第1予備電極67をエッチングしてリセスされた予備電極67’を形成することができる。第1予備電極67をエッチングするうちに、犠牲パターン94は第2予備電極68をエッチングの損傷から保護する役割をする。その結果、前記リセスされた予備電極67’は第2予備電極68の上部表面よりも低いレベルに残存する。
図3及び図20を参照すると、犠牲パターン94を除去して第2予備電極68を露出する。
前記リセスされた予備電極67’及び第2予備電極68をエッチングして第1下部電極71及び第2下部電極72を形成することができる。前記リセスされた予備電極67’及び第2予備電極68をエッチングすることはエッチバック工程を用いて行なうことができる。その結果、第1下部電極71は第1コンタクトホール61内に第1表面S1を有するように形成される。また、第2下部電極72は第2コンタクトホール62内に第2表面S2を有するように形成される。図20に示すように、第2表面S2は第1表面S1よりも高いレベルに形成される。第1下部電極71及び第2下部電極72は第1ワードラインWL1、55及び第2ワードラインWL2、56にそれぞれ接触される。
第1下部電極71、第2下部電極72上に第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62の残り部分を埋め込む第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHを形成することができる。第1相転移パターン77、RL、第2相転移パターン78、RHは、Te、Se、Ge、Sb、Bi、Pb、Sn、Ag、As、S、Si、P、O、及びCからなる一群から選ばれた二種以上の化合物で形成することができる。第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHは第1表面S1及び第2表面S2にそれぞれ接触される。層間絶縁膜57及び第1相転移パターン77、RL、第2相転移パターン78、RHの上部表面はすべて同一平面上に露出される。
以下、他の実施形態において図16及び図17を参照して説明したような方法によって、第1上部電極81及び第2上部電極82、上部絶縁膜85、及び第1ビットライン87、BL1を形成することができる。
他の実施形態において図5を参照して説明したように、上部絶縁膜85、第1上部電極81及び第2上部電極82を形成することは省略することができる。この場合、第1ビットライン87、BL1は層間絶縁膜57上に形成することができる。また、第1ビットライン87、BL1は第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHに接触される。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態を図21及び図22に示す。図21及び図22は、本発明の第1実施形態による相転移メモリ素子のさらに他の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。
図3及び図21を参照すると、他の実施形態において図10から図12を参照して説明したような方法によって基板51上に下部絶縁膜53、第1ワードラインWL1、55及び第2ワードラインWL2、56、層間絶縁膜57、第1コンタクトホール61及び第2コンタクトホール62、スペーサ63、及び下部電極膜65を形成することができる。
下部電極膜65は、Ti膜、TiSi膜、TiN膜、TiON膜、TiW膜、TiAlN膜、TiAlON膜、TiSiN膜、TiBN膜、W膜、WN膜、WON膜、WSiN膜、WBN膜、WCN膜、Si膜、Ta膜、TaSi膜、TaN膜、TaON膜、TaAlN膜、TaSiN膜、TaCN膜、Mo膜、MoN膜、MoSiN膜、MoAlN膜、NbN膜、ZrSiN膜、ZrAlN膜、導電性炭素群膜、及びCu膜からなる一群から選ばれた一種またはこれらの組み合わせ膜で形成することができる。
下部電極膜65上に第2コンタクトホール62上を覆って第1コンタクトホール61上を露出するマスクパターン96を形成することができる。マスクパターン96はフォトレジストパターンまたはハードマスクパターンで形成することができる。前記ハードマスクパターンは、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、シリコン酸化膜、またはこれらの組み合わせ膜で形成することができる。
マスクパターン96をエッチングマスクとして用いて下部電極膜65をエッチングして第1コンタクトホール61内にリセスされた予備電極67’を形成することができる。リセスされた予備電極67’を形成する間に、マスクパターン96下部にパターニングされた下部電極膜65Pが残存することができる。パターニングされた下部電極膜65Pは第2コンタクトホール62を埋め込むことができる。
図3及び図22を参照すると、マスクパターン96を除去してパターニングされた下部電極膜65Pを露出する。リセスされた予備電極67’はパターニングされた下部電極膜65Pの上部表面よりも低いレベルに残存することができる。
リセスされた予備電極67’及びパターニングされた下部電極膜65Pをエッチングして第1下部電極71及び第2下部電極72を形成することができる。リセスされた予備電極67’及びパターニングされた下部電極膜65Pをエッチングすることはエッチバック工程を用いて行なうことができる。その結果、第1下部電極71は第1コンタクトホール61内に第1表面S1を有するように形成される。また、第2下部電極72は第2コンタクトホール62内に第2表面S2を有するように形成される。図示したように、第2表面S2は第1表面S1よりも高いレベルに形成される。第1下部電極71及び第2下部電極72は第1ワードラインWL1、55及び第2ワードラインWL2、56にそれぞれ接触される。
第1下部電極71、第2下部電極72上に第1コンタクトホール61、第2コンタクトホール62の残り部分を埋め込む第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHを形成することができる。第1相転移パターン77、RL、第2相転移パターン78、RHは、Te、Se、Ge、Sb、Bi、Pb、Sn、Ag、As、S、Si、P、O、及びCからなる一群から選ばれた二種以上の化合物で形成することができる。第1転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHは第1表面S1及び第2表面S2にそれぞれ接触される。層間絶縁膜57及び第1相転移パターン77、RL、第2相転移パターン78、RHの上部表面はすべて同一平面上に露出される。
以下、他の実施形態において図16及び図17を参照して説明したような方法によって、第1上部電極81及び第2上部電極82、上部絶縁膜85、及び第1ビットライン87、BL1を形成することができる。
他の実施形態において図5を参照して説明したように、前記上部絶縁膜85及び前記第1上部電極81及び第2上部電極82を形成することは省略することができる。この場合、第1ビットライン87、BL1は層間絶縁膜57上に形成することができる。また、第1ビットライン87、BL1は第1相転移パターン77、RL及び第2相転移パターン78、RHに接触される。
従来の相転移メモリ素子を示す概略図である。 本発明の第1実施形態による相転移メモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す等価回路図である。 本発明の第1実施形態による相転移メモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す概略図である。 本発明の第1実施形態による相転移メモリ素子を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第1実施形態による相転移メモリ素子の変形形態を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態による相転移メモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す等価回路図である。 本発明の第2実施形態による相転移メモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す断面図である。 本発明の第3実施形態による相転移メモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す等価回路図である。 本発明の第3実施形態による相転移メモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す断面図である。 本発明の第4実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第4実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第4実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第4実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第4実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第4実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第4実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第4実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第5実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第5実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第5実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第6実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。 本発明の第6実施形態による相転移メモリ素子の製造方法を説明するための図3の切断線I−I’の断面図である。
符号の説明
51:基板、53:下部絶縁膜、55、WL1:第1ワードライン、56、WL2:第2ワードライン、57:層間絶縁膜、61:第1コンタクトホール、62:第2コンタクトホール、63:スペーサ、71:第1電極(第1下部電極)、72:第2電極(第2下部電極)、77、RL:第1相転移パターン、78、RH:第2相転移パターン、81:第3電極(第1上部電極)、82:第4電極(第2上部電極)、85:上部絶縁膜、87、BL1:第1ビットライン、91:第1転移領域、92:第2転移領域、D1:第1距離、D2:第2距離、S1:第1表面、S2:第2表面

Claims (13)

  1. 基板上に層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記層間絶縁膜を貫通する第1及び第2コンタクトホールを形成する段階と、
    前記第1コンタクトホール内に、第1表面を有する第1電極を形成し、前記第2コンタクトホール内に、前記第1電極と離隔され、前記第1表面と異なるレベルに位置した第2表面を有する第2電極を形成する段階と、
    前記第1コンタクトホール内に、前記第1電極上に前記第1表面と接触する第1相転移パターンを形成し、前記第2コンタクトホール内に、前記第2電極上に前記第2表面と接触する第2相転移パターンを形成する段階と、
    を含み、
    前記第1及び第2電極を形成する段階は、
    前記第1及び第2コンタクトホールを埋め込み、前記基板を覆う下部電極膜を形成する段階と、
    前記下部電極膜を平坦化して前記第1コンタクトホールを埋め込む、第1予備電極及び前記第2コンタクトホールを埋め込む第2予備電極を形成する段階と、
    前記第2予備電極上に犠牲電極を形成する段階と、
    前記第1予備電極、前記犠牲電極及び前記第2予備電極をエッチバックする段階と、
    を含み、
    前記第1及び第2相転移パターンの上部表面は、同一平面上に形成されたことを特徴とする相転移メモリ素子の製造方法。
  2. 基板上に層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記層間絶縁膜を貫通する第1及び第2コンタクトホールを形成する段階と、
    前記第1コンタクトホール内に、第1表面を有する第1電極を形成し、前記第2コンタクトホール内に、前記第1電極と離隔され、前記第1表面と異なるレベルに位置した第2表面を有する第2電極を形成する段階と、
    前記第1コンタクトホール内に、前記第1電極上に前記第1表面と接触する第1相転移パターンを形成し、前記第2コンタクトホール内に、前記第2電極上に前記第2表面と接触する第2相転移パターンを形成する段階と、
    を含み、
    前記第1及び第2電極を形成する段階は、
    前記第1及び第2コンタクトホールを埋め込み、前記基板を覆う下部電極膜を形成する段階と、
    前記下部電極膜を平坦化して前記第1コンタクトホールを埋め込む第1予備電極及び前記第2コンタクトホールを埋め込む第2予備電極を形成する段階と、
    前記第2予備電極上に犠牲パターンを形成する段階と、
    前記犠牲パターンをエッチングマスクとして用いて前記第1予備電極をエッチングしてリセスされた予備電極を形成する段階と、
    前記犠牲パターンを除去する段階と、
    前記リセスされた予備電極及び前記第2予備電極をエッチバックする段階と、
    を含み、
    前記第1及び第2相転移パターンの上部表面は、同一平面上に形成されたことを特徴とする相転移メモリ素子の製造方法。
  3. 基板上に層間絶縁膜を形成する段階と、
    前記層間絶縁膜を貫通する第1及び第2コンタクトホールを形成する段階と、
    前記第1コンタクトホール内に、第1表面を有する第1電極を形成し、前記第2コンタクトホール内に、前記第1電極と離隔され、前記第1表面と異なるレベルに位置した第2表面を有する第2電極を形成する段階と、
    前記第1コンタクトホール内に、前記第1電極上に前記第1表面と接触する第1相転移パターンを形成し、前記第2コンタクトホール内に、前記第2電極上に前記第2表面と接触する第2相転移パターンを形成する段階と、
    を含み、
    前記第1及び第2電極を形成する段階は、
    前記第1及び第2コンタクトホールを埋め込み、前記基板を覆う下部電極膜を形成する段階と、
    前記下部電極膜をパターニングして前記第1コンタクトホール内にリセスされた予備電極を形成するとともに前記第2コンタクトホールにパターニングされた下部電極膜を残存させ、前記リセスされた予備電極は前記パターニングされた下部電極膜の上部表面よりも低いレベルに形成する段階と、
    前記リセスされた予備電極及び前記パターニングされた下部電極膜をエッチバックする段階と、
    を含み、
    前記第1及び第2相転移パターンの上部表面は、同一平面上に形成されたことを特徴とする相転移メモリ素子の製造方法。
  4. 前記第2表面は、前記第1表面よりも高いレベルに形成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の相転移メモリ素子の製造方法。
  5. 前記第1及び第2相転移パターンを形成する段階は、
    前記第1及び第2コンタクトホールを埋め込み、前記層間絶縁膜を覆う相転移物質膜を形成する段階と、
    前記相転移物質膜を平坦化して前記層間絶縁膜を露出する段階と、
    を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の相転移メモリ素子の製造方法。
  6. 前記犠牲電極は、前記第2予備電極と同一物質膜で形成することを特徴とする請求項1に記載の相転移メモリ素子の製造方法。
  7. 前記犠牲パターンは、フォトレジストパターンまたはハードマスクパターンで形成することを特徴とする請求項2に記載の相転移メモリ素子の製造方法。
  8. 前記下部電極膜をパターニングする段階は、
    前記下部電極膜上に前記第2コンタクトホールの上部を覆って前記第1コンタクトホールの上部を露出するマスクパターンを形成する段階と、
    前記露出した下部電極膜をエッチバックする段階と、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の相転移メモリ素子の製造方法。
  9. 前記基板上に、前記第1電極及び前記第2電極にそれぞれ電気的に接続されたワードラインを形成する段階と、
    前記第1相転移パターン及び前記第2相転移パターンに電気的に接続されたビットラインを形成する段階と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の相転移メモリ素子の製造方法。
  10. 前記第1相転移パターン及び前記第2相転移パターンに電気的に接続されたビットラインと前記第1相転移パターンとの間に第3電極及び前記第2相転移パターンと前記ビットラインとの間に第4電極を形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の相転移メモリ素子の製造方法。
  11. 前記第1及び第2電極は、Ti膜、TiSi膜、TiN膜、TiON膜、TiW膜、TiAlN膜、TiAlON膜、TiSiN膜、TiBN膜、W膜、WN膜、WON膜、WSiN膜、WBN膜、WCN膜、Si膜、Ta膜、TaSi膜、TaN膜、TaON膜、TaAlN膜、TaSiN膜、TaCN膜、Mo膜、MoN膜、MoSiN膜、MoAlN膜、NbN膜、ZrSiN膜、ZrAlN膜、導電性炭素群膜、及びCu膜からなる一群から選ばれた一種であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の相転移メモリ素子の製造方法。
  12. 前記第1及び第2相転移パターンは、Te、Se、Ge、Sb、Bi、Pb、Sn、Ag、As、S、Si、P、O、及びCからなる一群から選ばれた二種以上の化合物であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の相転移メモリ素子の製造方法。
  13. 前記第1表面と前記第2表面との間の距離は、前記第1表面と前記第2電極との間の距離よりも大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の相転移メモリ素子の製造方法。
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