JP5469212B2 - 回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回路の異常電流が検出されるとトリップ制御信号を出力する制御部として過電流継電器(Over Current Relay; OCR)を有する気中遮断器などの回路遮断器におけるモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置に関する。
数十〜数百ボルトの低電圧電力の回路を開閉したり、回路の過電流や短絡電流などの事故電流が発生するとこれを検出して自動的に回路を遮断(トリップ)する低電圧回路遮断器における比較的大容量のものとしては、代表的に気中遮断器が挙げられる。本発明は、このような大容量の低電圧回路遮断器に関する。
本発明の出願人が提供する従来の大容量の低電圧回路遮断器は、開閉機構、トリップ機構、制御部、及び付属機構を含む。
前記開閉機構は、周知のように、3相の電力回路毎に設けられる可動接触子及び固定接触子のうち可動接触子を、対応する固定接触子に接触する閉路位置(オン(ON)位置)と、固定接触子から分離される開路位置(手動開路位置であるオフ(OFF)位置、及び異常電流の検出による自動開路位置であるトリップ位置)とに駆動する機構である。前記開閉機構は、開閉スプリング、前記開閉スプリングの弾性駆動力を前記可動接触子に伝達する複数のリンク及びレバー、前記開閉スプリングの弾性エネルギーが蓄積された状態を維持するか又は解放するラッチ、並びに3つの3相の可動接触子が同時に前記閉路位置又は前記開路位置に開閉駆動されるように3相の回路に共通に接続される開閉軸(主軸とも呼ばれる)などを含む。
前記トリップ機構は、前記制御部からのトリップ制御信号に応答して、前記開閉機構がトリップ位置に動作するようにトリガする機構である。
ここで、トリガという表現を用いたのは、前記開閉機構がトリップ位置に動作するように、前記トリップ機構が駆動力を与えるのではなく、前記開閉機構の開閉スプリングが蓄積した弾性エネルギーを放出してトリップ動作のための駆動力を出力するように前記ラッチを解放させる動作を前記トリップ機構が行うからである。
前記トリップ機構は、前記制御部からのトリップ制御信号により励磁されて磁力を発生するコイル、及び当該コイルの励磁又は消磁によって移動するトリップバーなどを含む。
このような従来の大容量の低電圧回路遮断器は、回路の電圧が所定の正常基準電圧より低くなると前記開閉機構がトリップ位置に動作するようにトリガする低電圧トリップ機構(Under Voltage Trip Device; UVT)、又は遠隔地(遠方)からのトリップ制御信号に応答して前記開閉機構がトリップ位置に動作するようにトリガするシャントトリップ機構(Shunt Trip Device)をさらに含んでもよい。
前記制御部は、回路の異常電流が検出されるとトリップ制御信号を出力する過電流継電器、とりわけデジタル過電流継電器で構成してもよい。
前記過電流継電器は、単なる回路の事故電流の検出及び制御信号の出力だけでなく、回路に関する様々な状態情報の算出、線路の事故発生位置の算出など、様々な情報の提供と表示が可能な機器であって、様々な情報の処理及び算出と表示が可能なマイクロプロセッサ及びディスプレイが備えられた制御及び情報処理機器である。
前記付属機構は、回路遮断器の現在の回路開閉状態、すなわちオン位置又はオフ位置を示す信号を出力する補助スイッチ(Auxiliary Switch; AX)と、回路遮断器がトリップ動作した状態であることを示す信号を出力する警報スイッチ(Alarm Switch; AL)とを含んでもよい。
このような従来の大容量の低電圧回路遮断器は、付属機構の補助スイッチ及び警報スイッチ、トリップ機構、トリップ機構と連動する低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構が分散配置されており、これらの組み立て、テスト、及び生産に長時間かかるという問題があった。
また、このような従来の大容量の低電圧回路遮断器は、付属機構の補助スイッチ及び警報スイッチ、トリップ機構、低電圧トリップ機構、又はシャントトリップ機構を組み立てる前にそれぞれ正常に動作するかをテストすることができず、全てを組み立てた後にテストしなければならない構成であるため、不良が発生した場合、不良の原因を調べるのに長時間かかり、回路遮断器全体を分解しなければならないという問題があった。
そこで、本発明は、このような従来技術の問題を解決するためになされたものであり、本発明の第1の目的は、付属機構と、トリップ機構及びトリップ機構と連動する低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構をそれぞれモジュール化して回路遮断器全体を小型化することができ、これらの組み立て、テスト、及び生産にかかる時間を短縮することができる、回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、付属機構モジュールと、トリップ機構及びトリップ機構と連動する低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構のモジュールを組み立てる前にそれぞれ正常に動作するかをテストすることができる、回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構の動作とトリップ機構の動作を連動させ、低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構とトリップ機構とを1つのモジュールで構成することにより、回路遮断器の小型化と共に、組み立て、テスト、及び生産性能を向上させることができる、回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置を提供することにある。
上記の本発明の第1の目的は、3相同時開閉のための開閉軸及び制御部としての過電流継電器を有する回路遮断器におけるモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置において、前記回路遮断器のオン位置又はオフ位置を示す電気的信号を出力する第1マイクロスイッチ、前記開閉軸との接触により又は正常に動作するかのテストのための人為的な押圧力により前記第1マイクロスイッチを動作させるように回動可能な第1軸接触レバー機構、前記回路遮断器がトリップ動作するか否かを示す電気的信号を出力する第2マイクロスイッチ、及び前記開閉軸との接触により又は正常に動作するかのテストのための人為的な押圧力により前記第2マイクロスイッチを動作させるように回動可能な第2レバーを有する付属機構モジュールと、出力手段としてトリップバーを有し、前記過電流継電器からのトリップ制御信号又はテスト信号源からのテストトリップ制御信号に応答して前記回路遮断器がトリップ位置に動作するようにトリガする位置(トリガ位置)に前記トリップバーを動作させる電磁トリップ機構(Electromagnetic Trip Device; MTD)を備えるトリップ機構モジュールとを含む、本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置を提供することにより達成される。
上記の本発明の第2の目的は、前記トリップ機構モジュールが、動作テストのためのテスト信号を受信するリード線をさらに含むことを特徴とする、本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置を提供することにより達成される。
上記の本発明の第2の目的は、上記の本発明の第1の目的を達成する本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置において、前記第1軸接触レバー機構は、前記開閉軸側からの接触押圧力又はテストのための人為的な接触押圧力を受けることができ、レバー回動軸に支持されて回動可能な第1レバーと、前記第1レバーに接続されて前記第1レバーの回動に従ってローリングするローリング板と、前記ローリング板をローリング可能に支持するローリング軸と、前記ローリング板の一側部に上方に突出するように設けられて前記第1マイクロスイッチを動作させる第1スイッチ駆動突部とを含み、前記第2レバーは、前記レバー回動軸に支持される中間の軸受部、前記開閉軸側からの接触押圧力又はテストのための人為的な接触押圧力を受けることができるように、前記軸受部から斜め上方に延びる第1延長部、及び前記軸受部から前記第1延長部側と反対方向に前記第2マイクロスイッチを動作させるように延びる第2延長部を含むことにより、前記第1レバー及び前記第2レバーを人為的に押して前記第1マイクロスイッチ及び前記第2マイクロスイッチが正常に動作するかをテストすることができるので、達成することができる。
上記の本発明の第3の目的は、前記トリップ機構モジュールが、電磁力により出力ピンを突出させて機械的トリップ信号を出力するものであり、制御電源又は電力回路の電圧が所定の基準電圧以下に降下すると前記機械的トリップ信号を出力する低電圧トリップ機構、又は遠隔地からの制御信号を受信すると前記機械的トリップ信号を出力するシャントトリップ機構から構成される副トリップ機構と、突出する前記出力ピンに接触可能に前記出力ピンに対向するように一側に設けられる動力受け部を有し、前記出力ピンの押圧により直線移動して前記トリップ機構モジュールをトリガするように動作させる連動レバーとをさらに含む、本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置を提供することにより達成される。
本発明の好ましい一態様によれば、本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置は、上面が開放された箱状の部材で構成され、前記付属機構モジュール及び前記トリップ機構モジュールをそれぞれ内部の一側及び他側に収容する支持ベースをさらに含む。
本発明の好ましい他の態様によれば、前記支持ベースは、前記付属機構モジュール及び前記トリップ機構モジュールを構成する部品を収容して遊動が最小限に抑えられるように支持するために、前記部品を収容する領域を形成する複数の仕切りを備える。
本発明の好ましいさらに他の態様によれば、本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置は、前記第1レバー及び前記第2レバーを押す力が消滅すると前記第1レバー及び前記第2レバーを元の位置に復帰させるように前記第1レバー及び前記第2レバーに接触する復帰スプリングをさらに含む。
本発明の好ましいさらに他の態様によれば、前記トリップ機構モジュールは、出力ピンを突出させて機械的トリップ信号を出力するものであり、制御電源又は電力回路の電圧が所定の基準電圧以下に降下すると前記機械的トリップ信号を出力する低電圧トリップ機構、又は遠隔地からの制御信号を受信すると前記機械的トリップ信号を出力するシャントトリップ機構から構成される副トリップ機構と、突出する前記出力ピンに接触可能に前記出力ピンに対向するように一側に設けられる動力受け部を有し、前記出力ピンの押圧により直線移動して前記トリップ機構モジュールをトリガするように動作させる連動レバーとをさらに含む。
本発明の好ましいさらに他の態様によれば、本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置は、前記リード線に接続されて前記テスト信号を受信する複数のピン又はピンホールを有するコネクタをさらに含む。
本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置は、付属機構モジュールとトリップ機構モジュールをモジュール化しており、当該モジュールに含まれる補助スイッチ、警報スイッチ、及びその作動機構を1つのモジュールで構成し、回路遮断器(特に、回路遮断器の開閉機構)がトリップ位置に動作するようにトリガするためのトリップ機構を他の1つのモジュールで構成することにより、これらをそれぞれ個別部品として回路遮断器に分散配置する従来技術に比べて、回路遮断器全体を小型化すると共に、組み立て、テスト、及び生産性能を大幅に向上させるという効果がある。
本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置は、付属機構モジュール及びトリップ機構モジュールをそれぞれ内部の一側及び他側に収容する支持ベースをさらに含み、付属機構モジュール、トリップ機構モジュール、及び支持ベースを1つの組立体で構成することにより、回路遮断器における占有体積が最小限に抑えられ、組み立て生産性が向上するという利点がある。
本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置は、補助スイッチに該当する第1マイクロスイッチを動作させる第1軸接触レバー機構と、警報スイッチに該当する第2マイクロスイッチを動作させる第2レバーとを含み、前記第1軸接触レバー機構及び前記第2レバーを人為的に動作させることにより、それぞれのマイクロスイッチが正常に動作するかを組み立てる前に容易にテストすることができ、それによるテスト作業時間の短縮及び完成した回路遮断器の動作信頼性の向上を図ることができるという効果がある。
本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置は、前記第1軸接触レバー機構及び前記第2レバーを元の位置に復帰させるように前記第1軸接触レバー機構及び前記第2レバーに接触する復帰スプリングをさらに含み、前記第1軸接触レバー機構及び前記第2レバーを回路遮断器に組み込んで正常動作する際に開閉軸による押圧力が消滅するか、又は前記第1軸接触レバー機構及び前記第2レバーを回路遮断器に組み込む前に人為的な押圧力を与えてテストを行った後に外力がなくなったとき、元の位置に自動復帰させることにより、元の位置への復帰のための別途の操作が不要となるので、テスト作業の利便性及び迅速性、並びに回路遮断器の動作の利便性を提供するという利点がある。
本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置において、前記トリップ機構モジュールは、突出する出力ピンを有する低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構から構成される副トリップ機構と、突出する前記出力ピンに接触可能に前記出力ピンに対向するように一側に設けられる動力受け部を有し、前記出力ピンの押圧により直線移動して前記トリップ機構モジュールをトリガするように動作させる連動レバーとを含み、前記副トリップ機構を前記トリップ機構と連動するように構成し、かつ他のトリップ機構モジュールとして構成することにより、事故電流の検出による基本的トリップ動作の他に、低電圧トリップ動作又は遠隔制御トリップ動作が1つのトリップ機構モジュールにより可能となり、当該機能部の1つのモジュール化構成により回路遮断器全体の小型化、及び部品組み立て又はテストの効率が向上するという効果がある。
本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置は、前記トリップ機構モジュールがそれぞれ動作テストのためのテスト信号を受信するリード線をさらに含み、当該リード線に電気的信号、例えば電圧信号を供給することにより、当該モジュールを回路遮断器に組み込む前に予め正常に動作するかをテストすることができ、従って、不良部品を予め排除することができ、完成した回路遮断器の動作信頼性を確保することができ、組み立て、テスト、及び生産性能を向上させることができるという効果がある。
本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置は、前記リード線に接続されて前記テスト信号を受信できるように、複数のピン又はピンホールの接続構造を有するコネクタをさらに含み、前記コネクタとテスト信号を供給するコネクタとの接続をピンとピンホールの接続で行うことにより、モジュール化したトリップ機構及び付属機構装置のテストを簡単に行うことができるという効果がある。
本発明の好ましい実施形態によるモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置が組み立てられた状態の回路遮断器を示す斜視図である。 本発明の好ましい実施形態によるトリップ機構モジュール、付属機構モジュール、及び支持ベースの組立体の外形を示す斜視図である。 本発明の好ましい実施形態によるトリップ機構モジュール及び付属機構モジュールをそれぞれ示す斜視図である。 本発明の好ましい実施形態によるモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置における支持ベース、トリップ機構モジュール、付属機構モジュールのレバー機構の分解斜視図である。 本発明の好ましい実施形態による低電圧トリップ機構及びシャントトリップ機構を排除したトリップ機構モジュールの斜視図である。 本発明の好ましい実施形態による低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構と連動レバー機構とを含むトリップ機構モジュールの斜視図である。 本発明の好ましい実施形態による付属機構モジュールと開閉軸の連動構成を示す斜視図である。
上記の本発明の目的とそれを達成する本発明の構成及び作用効果は、添付の図面を参照した本発明の好ましい実施形態の後述する詳細な説明によりさらに明確に理解できるであろう。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置が組み立てられた状態の回路遮断器を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明の好ましい実施形態による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置が設けられる回路遮断器1000は、開閉機構100、過電流継電器200、モジュール化したトリップ機構及び付属機構装置300、並びに主カバー400を含む。
開閉機構100は、周知のように、3相の電力回路毎に設けられる可動接触子及び固定接触子のうち可動接触子を、対応する固定接触子に接触する閉路位置と、固定接触子から分離される開路位置(トリップ位置)とに駆動する機構であって、開閉スプリング、前記開閉スプリングの弾性駆動力を前記可動接触子に伝達する複数のリンク及びレバー、前記開閉スプリングの弾性エネルギーが蓄積された状態を維持するか又は解放するラッチ、並びに3つの3相の可動接触子が同時に前記閉路位置又は前記開路位置に開閉駆動されるように3相の回路に共通に接続される開閉軸(図7の符号500参照)などを含んでもよい。
開閉軸500は、図7に示すように、長い棒状の軸であって、前記軸上に設けられて3相の回路を開閉するようにそれぞれ3相の可動接触子(図示せず)に駆動接続される3つの駆動リンク510と、前記軸上に設けられて後述する第1レバー335を押して駆動する第1レバー押圧レバー520と、前記軸上に設けられて後述する第2レバー336を押して駆動する第2レバー押圧レバー530とを含む。
過電流継電器200は、回路の異常電流が検出されるとトリップ制御信号を出力する制御部であって、特に、回路の過電流や短絡電流などの事故電流の検出信号を含む様々な入力信号がデジタル信号に変換されて入力され、マイクロプロセッサにより処理され、トリップ制御信号を含むデジタル出力信号がマイクロプロセッサにより出力されるデジタル過電流継電器で構成してもよい。
主カバー400は、回路遮断器1000の外箱を形成する部分であって、内部に開閉機構100、過電流継電器200、モジュール化したトリップ機構及び付属機構装置300を収容する。
以下、図2〜図7を参照して、モジュール化したトリップ機構及び付属機構装置300の構成及び作用を説明する。
図2に示すように、モジュール化したトリップ機構及び付属機構装置300は、付属機構モジュール330及びトリップ機構モジュール310を含み、支持ベース301をさらに含んでもよい。
図2及び図4に示すように、支持ベース301は、上面が開放された箱状の部材で構成され、付属機構モジュール330及びトリップ機構モジュール310をそれぞれ内部の一側及び他側に収容する。図2においては、支持ベース301の内部の左側に付属機構モジュール330が収容され、支持ベース301の内部の右側にトリップ機構モジュール310が収容される。
支持ベース301は、組み立てに必要な許容公差の範囲内で前記部品を収容する領域を形成する複数の仕切り301dを備える。これは、付属機構モジュール330及びトリップ機構モジュール310を構成する部品を収容して遊動が最小限に抑えられるように支持するためのものである。
また、支持ベース301は、内部の左側底面に開口部(図示せず)を有する。前記開口部は、後述する第1マイクロスイッチ332及び第2マイクロスイッチ331からスイッチの開閉のための機械的動力を接触により得るために下方に延びる接触レバー(図示せず)の下方延長を可能にするためのものである。
さらに、支持ベース301は、底面から下方に突設される軸受孔部301b及び軸受孔部301cを備える。軸受孔部301bは、後述するレバー回動軸337を軸受するためのものであり、軸受孔部301cは、後述するローリング軸340aを軸受するためのものである。
さらに、支持ベース301は、図4に示すようなフック状の弾性支持片部301aを複数備える。弾性支持片部301aは、支持ベース301が図1の回路遮断器1000の外箱を形成する主カバー400に遊動することなく配設されるように組み立てるためのものである。
主カバー400は、弾性支持片部301aに対応するように主カバー400の内側壁面から突出する顎部(図示せず)を備え、当該顎部の底面に弾性支持片部301aが弾性支持されることにより、支持ベース301を主カバー400に遊動しないように取り付けることができる。
まず、図3、図4、及び図7を参照して付属機構モジュール330の構成及び作用を説明する。
付属機構モジュール330は、第1マイクロスイッチ332、第1軸接触レバー機構335M、第2マイクロスイッチ331、及び第2レバー336を含む。
第1マイクロスイッチ332は、回路遮断器のオン位置又はオフ位置を示す電気的信号を出力するマイクロスイッチであり、周知のように機械的接触により電気的出力信号を発生させる手段である。
このために、第1マイクロスイッチ332は、予め定められた、例えば直流電圧信号を入力信号として受信する入力端子332a、内部のスイッチ接点(図示せず)、出力端子332b、及び前記内部のスイッチ接点を開位置又は閉位置に動作させるための機械的駆動力を得るために第1マイクロスイッチ332の底部から斜め下方に延設されて好ましい実施形態によればローラが端部に備えられる接触レバー(図示せず)を有する。
第1軸接触レバー機構335Mは、開閉軸500に接触して第1マイクロスイッチ332を動作させるように回動可能である。
第1軸接触レバー機構335Mは、第1レバー335、ローリング板340、ローリング軸340a、及び第1スイッチ駆動突部340dを含む。第1軸接触レバー機構335Mは、ローリング板340と第1レバー335とを接続させる接続突部340cをさらに含んでもよい。
第1レバー335は、レバー回動軸337に支持されて回動可能な手段であって、開閉軸500側から接触押圧力を受けたり、テストのために人が手で押す手動押圧力などの人為的な接触押圧力を受けることができる。
また、第1レバー335は、図4に詳細に示すように、レバー回動軸337に支持される中間の軸受部(符号なし)と、当該軸受部から斜め上方に延び、開閉軸500側(より詳細には、開閉軸500の第1レバー押圧レバー520)から接触押圧力を受けるか、又は使用者から人為的な接触押圧力を受ける第1延長部335aと、前記軸受部から第1延長部335a側と反対方向に延び、端部に後述する接続突部340cが挿入される接続口部335bを有する第2延長部(符号なし)とを含む。
図4を参照すると、ローリング板340は、接続突部340cと接続口部335bの接続により第1レバー335に接続され、第1レバー335の回動に従ってローリング軸340aを中心にシーソーのようにローリングする手段である。
ローリング板340は、ローリング軸340aを中心にローリングできるように、対称な一対の板の対向面を当接させて結合することにより構成され、前記各板は、中心部にローリング軸340aが貫通する軸受孔を形成するように内壁面が半円状の凹部からなる軸受部340eを備える。
つまり、ローリング板340は、ローリング軸340aを中心として、第1スイッチ駆動突部340dが位置する第1半部と、接続突部340cが位置する第2半部とを含み、前記第2半部が下降すると前記第1半部は上昇し、前記第2半部が上昇すると前記第1半部は下降する。
ここで、前記第1半部が上昇すると、第1スイッチ駆動突部340dが上昇して前記接触レバーを押圧することにより、第1マイクロスイッチ332から回路遮断器のオン位置又はオフ位置を示す電気的信号を出力させる。
また、前記第1半部が下降すると、第1スイッチ駆動突部340dが下降して前記接触レバーから離隔することにより、第1マイクロスイッチ332から回路遮断器のオン位置又はオフ位置を示す電気的信号が出力されなくなる。
ローリング軸340aは、ローリング板340をローリング可能に支持する手段である。ローリング軸340aは、長い棒状の軸であって、長手方向両端部側に一対のOリング(O-ring)340bが設けられる。
一対のOリング340bは、ローリング軸340aが軸受部340eから軸方向に離脱することを防止するためのものであり、ローリング軸340aの長手方向両端部側に形成された設置溝(図示せず)にそれぞれ嵌められて設けられる。
ローリング軸340aは、支持ベース301の軸受孔部301cに軸受されて支持される。
第1スイッチ駆動突部340dは、ローリング板340の一側部に上方に突出するように設けられて第1マイクロスイッチ332を動作させる手段である。
第1スイッチ駆動突部340dは、ローリング板340から延設されるようにローリング板340と一体に構成してもよく、変形例として、ローリング板340と別体に構成し、溶接又は螺合によりローリング板340に接続される板に形成してもよい。
接続突部340cは、ローリング板340の一側面から前方(図4の右側)に向かって延設されるように構成してもよく、変形例として、ローリング板340と別体に構成し、溶接又は螺合によりローリング板340の一側面(図4の右側面)に接続される板に形成してもよい。
接続突部340cは、第1レバー335からの駆動力を受けることができるように第1レバー335の接続口部335bに挿入されて駆動接続される手段である。
第2マイクロスイッチ331は、前記回路遮断器がトリップ動作するか否かを示す電気的信号を出力する手段である。
第2マイクロスイッチ331は、周知のように機械的接触により電気的出力信号を発生させる手段である。
このために、第2マイクロスイッチ331は、予め定められた、例えば直流電圧信号を入力信号として受信する入力端子(図示せず)、内部のスイッチ接点(図示せず)、出力端子331a、及び前記内部のスイッチ接点を開位置又は閉位置に動作させるための機械的駆動力を得るために第2マイクロスイッチ331の底部から斜め下方に延設されて好ましい実施形態によればローラが端部に備えられる接触レバー(図示せず)を有する。
第2レバー336は、開閉軸500に接触して第2マイクロスイッチ331を動作させるように回動可能である。
第2レバー336は、レバー回動軸337に支持される中間の軸受部336bと、開閉軸500側(より詳細には、開閉軸500の第2レバー押圧レバー530)からの接触押圧力又はテストのための人為的な接触押圧力を受けることができるように、軸受部336bから斜め上方に延びる第1延長部336aと、軸受部336bから第1延長部336a側と反対方向に第2マイクロスイッチ331を動作させるように延びる第2延長部336cとを含む。
特に、第2延長部336cは、第2マイクロスイッチ331の前記接触レバーを押圧できるように、自由端部から垂直方向に突出して延びる作用突部を有する。
一対のOリング337aは、レバー回動軸337の長手方向両端部側に形成された設置溝(図示せず)にそれぞれ固定され、第1レバー335及び第2レバー336の軸方向離脱を防止する。
一方、図3及び図4に示すように、付属機構モジュール330は、復帰スプリング338、339をさらに含んでもよい。
復帰スプリング338、339は、第1復帰スプリング339と第2復帰スプリング338とからなり、第1復帰スプリング339は、第1レバー335を押す力が消滅すると第1レバー335を元の位置に復帰させるように第1レバー335に接触して付勢し、第2復帰スプリング338は、第2レバー336を押す力が消滅すると第2レバー336を元の位置に復帰させるように第2レバー336に接触して付勢する。
第1復帰スプリング339は、一端部が第1レバー335の上面に形成されたスプリング支持突部(図示せず)に支持され、他端部は支持ベース301の一側部の底面に形成されたスプリング支持突部(図示せず)に支持される。同様に、第2復帰スプリング338は、一端部が第2レバー336の上面に形成されたスプリング支持突部(図示せず)に支持され、他端部は支持ベース301の一側部の底面に形成されたスプリング支持突部(図示せず)に支持される。
第2復帰スプリング338が支持ベース301の一側部の底面に設けられた状態を図2に示す。
次に、図3〜図6を参照してトリップ機構モジュール310の構成及び作用を説明する。
トリップ機構モジュール310は、電磁トリップ機構321を含んでもよい。
また、本発明の好ましい実施形態によれば、電磁トリップ機構321は、回路遮断器がトリップ動作するようにトリガした後に電磁トリップ機構321を元の位置に復帰させるリセット機構をさらに含んでもよい。
電磁トリップ機構321は、電磁石機構、ラッチ325、及びトリップバー機構313を含む。
前記電磁石機構は、図1の過電流継電器200からのトリップ制御信号(トリップ指令信号)により励磁されるコイル(図示せず)、前記コイルが巻回されるボビン(符号なし)、可動コア322、バイアススプリング323、及び可動コア322を吸引する磁力を与える永久磁石(図示せず)を内蔵して含む。
可動コア322は、前記電磁石機構のコイルが励磁されるか消磁されるかによって直線状に前進又は後退可能な鉄心で構成される。
バイアススプリング323は、前記電磁石機構のボビンと可動コア322との間に設けられ、可動コア322が前進する方向に付勢するスプリングで構成されてもよい。
つまり、過電流継電器200からのトリップ制御信号(トリップ指令信号)により前記コイルが励磁されると、前記永久磁石の磁気吸引力が相殺され、従って、バイアススプリング323が可動コア322に付勢力を与えて、可動コア322が前進する。
図6に示すように、ラッチ325は、可動コア322に対向する自由端である一端部と、後述するトリップバー機構313の筐体上で回動軸(符号なし)により回動可能に支持される中間部と、トリップバー機構313のトリップバー313aを拘束する位置又は解放する位置への可動コア322の前進又は後退に従って回動可能な他端部とを含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、ラッチ325は、上下一対の略U字状のレバーで構成されてもよい。
トリップバー機構313は、回路遮断器、とりわけ回路遮断器の開閉機構がトリップ位置に動作するようにトリガする位置(トリガ位置)に直線移動可能なトリップバー313aと、トリップバー313aが直線移動するようにガイドして支持する筐体(符号なし)と、一端部は前記筐体に支持されて他端部はトリップバー313aに接続されてトリップバー313aを前記トリガ位置に付勢するスプリング313cとを含む。
トリップバー313aは、トリップバー313aに接続されるか又は一体に形成され、後述するリセットプレート314により接触押圧され得るリセットプレート接触部313bを含む。
トリップバー機構313のトリップバー313aは、ラッチ325の他端部に係止されて停止する係止顎部(図示せず)を有する。トリップバー313aは、可動コア322の前進又は後退によりラッチ325が回動するか否かによって、ラッチ325から解放されるか又はラッチ325により拘束される。すなわち、ラッチ325が回動すると、トリップバー313aがラッチ325の拘束から解放されると共に、引っ張られたスプリング313cが収縮してトリップバー313aを引き寄せることにより、トリップバー313aが前記トリガ位置に移動する。
それに対して、ラッチ325が回動しないと、トリップバー313aがラッチ325の他端部により拘束され、スプリング313cは引っ張られた状態を維持する。
電磁トリップ機構321を元の位置に復帰させるリセット機構は、リセットプレート314、復帰スプリング315、ピンアセンブリ320、リセット作用板324、及び作用板支持軸324aを含む。
リセットプレート314は、トリップバー機構313のリセットプレート接触部313bに接触して押圧し得るトリップバー押圧部314bと、ピンアセンブリ320をリセット作用板324側に押圧するようにピンアセンブリ320側に突設されるピンアセンブリ押圧部314cとを備える。
さらに、リセットプレート314は、下部に一対の軸受部314aを備えて、軸受部314aによりリセットプレート回動支持軸315aに回動可能に支持される。
図4を参照すると、リセットプレート回動支持軸315aからのリセットプレート314の軸方向離脱を防止するために、リセットプレート回動支持軸315aの長手方向両端部には溝(図示せず)が形成され、当該溝にはリセットプレート314の軸方向離脱を防止する一対のOリング315bが設けられる。
図3に示すような復帰スプリング315は、リセットプレート回動支持軸315aに嵌められて支持される一端部、及びリセットプレート314に嵌められて支持される他端部を有するトーションスプリングで構成されてもよい。復帰スプリング315は、使用者が開閉機構100のハンドル(符号なし)をオフ位置に操作するリセット操作力がなくなると、リセットプレート314を付勢して図5の時計方向に回動させることにより、ピンアセンブリ320及びトリップバー機構313のリセットプレート接触部313bから離れた初期位置に復帰させる。
図4及び図5を参照すると、ピンアセンブリ320は、支持ベース301により支持され、スライド可能にガイドされる筐体部(符号なし)と、前記筐体部により支持され、前記筐体部からリセット作用板324側に突出して延びるピン部320aと、前記筐体部の内部に設けられ、ピン部320aがリセット作用板324側に突出するように付勢するスプリング320bとを含む。
図5及び図6を参照すると、リセット作用板324は、作用板支持軸324aにより回動可能に支持され、ピンアセンブリ320のピン部320aにより回動のための動力を受ける下部動力受け部と、前記下部動力受け部がピン部320aにより押圧されて回動すると電磁トリップ機構321の可動コア322が初期位置に復帰するように押圧する上部作用部とを含む。
リセット作用板324とラッチ325との間にはリセット作用板復帰用復帰スプリング(符号なし)が設けられており、リセット作用を行ったリセット作用板324が初期位置に復帰するように付勢する。
作用板支持軸324aは、リセット作用板324を回動可能に支持する。
以下、前記のように構成される本発明の好ましい実施形態による電磁トリップ機構321を元の位置に復帰させるリセット機構のリセット動作を簡単に説明する。
図1の回路遮断器1000がリセット動作を行うと、すなわち使用者が開閉機構100のハンドル(符号なし)をオフ位置に操作すると、それに連動して、図5のリセットプレート314は、リセットプレート回動支持軸315aを中心に図の反時計方向に回動して、ピンアセンブリ320をリセット作用板324側に押すと共に、トリップバー機構313のリセットプレート接触部313bを押圧する。
従って、リセットプレート接触部313bにより押圧されたトリップバー313aが前記トリガ位置から後退して、トリップバー313aの顎部(図示せず)がラッチ325の他端部に拘束されると共に、トリップバー313aに一端部が支持されたスプリング313cが引っ張られて弾性エネルギーを蓄積した状態で拘束される。
それと同時に、図5のピンアセンブリ320のピン部320aがリセット作用板324の下部を押すと、リセット作用板324が作用板支持軸324aを中心に図の時計方向に回動して、リセット作用板324の上部が可動コア322を押して初期位置に復帰させる。
このようなリセット作用が行われると、リセット作用板324は、リセット作用板324とラッチ325との間に設けられたリセット作用板復帰用復帰スプリングにより初期位置に復帰する。
一方、図5及び図6に示すように、本発明の好ましい実施形態によれば、トリップ機構モジュール310は、低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311と、連動レバー機構312とをさらに含む。
低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311は、図6に示すように、選択的に低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構から構成される副トリップ機構311bと、副トリップ機構311bの後述するコイルを励磁又は消磁する制御信号を受信して伝達するプリント基板部311aとを含んでもよい。
副トリップ機構311bが低電圧トリップ機構から構成される場合、当該低電圧トリップ機構は、本発明による回路遮断器1000が接続される電力回路の電圧又は制御電源の電圧が所定の基準電圧以下に降下することを検出する図1の過電流継電器200からの制御信号をプリント基板部311aが受信して伝達することにより駆動される電磁アクチュエータで構成されてもよい。
当該電磁アクチュエータは、周知のように、固定コア(図示せず)、前記固定コアに近づく位置と前記固定コアから遠ざかる位置とに移動可能な可動コア(図示せず)、前記可動コアの一部として構成される出力ピン311b1、前記可動コアを前記固定コア側に引き寄せる磁力を与える永久磁石(図示せず)、前記固定コアの周囲に設けられ、前記制御信号により前記固定コアと共に磁化して前記永久磁石の磁力を相殺する磁力を発生するコイル(図示せず)、前記永久磁石の磁力が相殺されると前記可動コアを前記固定コアから遠ざかる方向に付勢するスプリングなどを含んでもよい。
このような電磁アクチュエータの内部構成は周知の通りであるので図示を省略する。
副トリップ機構311bがシャントトリップ機構から構成される場合、当該シャントトリップ機構は、本発明による回路遮断器1000から遠隔地に設けられた例えば監視盤から送信された制御信号により駆動される電磁アクチュエータで構成されてもよい。当該電磁アクチュエータは、低電圧トリップ機構を構成する電磁アクチュエータと同様に構成されてもよい。
つまり、低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311は、図1の過電流継電器200から又は例えば遠隔地の監視盤から制御信号を受信すると、前記制御信号により磁化した前記コイル及び固定コアの磁力により前記永久磁石の磁力が相殺され、従って、前記スプリングの付勢力により前記可動コア及び出力ピン311b1が突出する。
突出する出力ピン311b1は、対向して設けられる連動レバー機構312を押圧して前方に直線移動させる。
連動レバー機構312は、連動レバー312a、復帰スプリング312b、及びラッチ押圧部312cを含み、筐体(符号なし)に収容される。
連動レバー312aは、低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311の突出する出力ピン311b1に接触できるように出力ピン311b1に対向して一側に設けられる動力受け部312a−1と、動力受け部312a−1から電磁トリップ機構321のラッチ325側に延びて形成される作用部としてのラッチ押圧部312cとを有する。
連動レバー312aは、出力ピン311b1の押圧により直線移動して、トリップ機構モジュール310をトリガするように動作させることができる。より詳細には、連動レバー312aが出力ピン311b1の押圧により直線移動してラッチ325を押圧し、押圧されたラッチ325が回動してトリップバー313aを解放すると、引っ張られたスプリングがトリップバー313aを引き寄せることにより、トリップバー313aがトリガ位置に移動する。
従って、図1の回路遮断器1000の開閉機構100がトリップ位置に動作する。
復帰スプリング312bは、ラッチ325を押圧するように移動した連動レバー312aが初期位置に復帰するように連動レバー312aに付勢力を与える手段であって、一端部は、連動レバー312aのうち出力ピン311b1に対向する面の反対側面に形成されたスプリング固定用突部(図示せず)に嵌められて支持され、他端部は、連動レバー機構312の筐体の壁面に支持される。
ラッチ押圧部312cは、連動レバー312aに接続されるか又は一体に延びるように形成される作用部であって、出力ピン311b1の押圧により直線移動してラッチ325を押圧できるように、ラッチ325に対向して位置する。
図3に示すように、本発明の好ましい実施形態によるトリップ機構モジュール310は、動作テストのためのテスト信号を受信するリード線316、318をさらに含む。ここで、テスト信号を出力する手段としては、所定レベルの電圧信号を出力する信号源であればいかなる手段でも使用可能である。
リード線316、318は、遠隔地からの遠隔トリップ制御信号、又は低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311が正常に動作するかをテストするためのテスト信号の伝達経路を提供するリード線316と、過電流継電器200からのトリップ制御信号、又は電磁トリップ機構321が正常に動作するかをテストするためのテスト信号の伝達経路を提供するリード線318とを含む。
図3に示すように、本発明の好ましい実施形態によるトリップ機構モジュール310は、リード線316、318に接続されて前記遠隔トリップ制御信号、トリップ制御信号、又はテスト信号を受信する複数のピン又はピンホールを有するコネクタ317、319をさらに含んでもよい。
コネクタ317、319は、遠隔地からの遠隔トリップ制御信号、又は低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311が正常に動作するかをテストするためのテスト信号を受信する手段を提供するコネクタ317と、過電流継電器200からのトリップ制御信号、又は電磁トリップ機構321が正常に動作するかをテストするためのテスト信号を受信する手段を提供するコネクタ319とを含む。
前記遠隔地の監視盤からの遠隔トリップ制御信号又は信号源(テスト信号発生源)からのテスト信号がコネクタ317とリード線316を介して低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311のプリント基板部311aに受信されると、低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311が正常の場合、プリント基板部311aからの制御信号により磁化した前記コイル及び固定コアの磁力により前記永久磁石の磁力が相殺され、従って、前記スプリングの付勢力により出力ピン311b1が突出する。
低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311が異常(不良)の場合は、出力ピン311b1が突出しない。
過電流継電器200からのトリップ制御信号又は信号源(テスト信号発生源)からのテスト信号がコネクタ319とリード線318を介して電磁トリップ機構321の前記コイルに受信されると、電磁トリップ機構321が正常の場合、可動コア322の前進によるラッチ325の回動に従ってトリップバー313aがラッチ325から解放される。これと同時に、引っ張られたスプリング313cが収縮してトリップバー313aを引き寄せることにより、トリップバー313aが移動する。
電磁トリップ機構321が異常(不良)の場合は、トリップバー313aが移動しないので、これから正常であるか否かを確認することができる。
以下、図1〜図7を参照して、前述したように構成される本発明の好ましい実施形態による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置の動作を説明する。
まず、本発明の好ましい実施形態による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置のテスト動作を説明する。
付属機構モジュール330のテスト動作を説明すると次の通りである。ここで、テスト動作とは、組み立てる前に付属機構モジュール330のみを対象として行うテスト動作を意味する。
まず、付属機構モジュール330のうち第1マイクロスイッチ332及び第1軸接触レバー機構335Mが正常に動作するかをテストするために、入力端子332aに所定の電圧信号を供給した状態で、第1レバー335を例えば手で押して人為的な動作条件を与えると、第1レバー335の接続口部335bが下降する。
すると、ローリング板340の第2半部(図4の右側半部)は下降し、ローリング板340の第1半部(図4の左側半部)は上昇し、従って、前記第1半部に位置する第1スイッチ駆動突部340dが上昇する。
上昇する第1スイッチ駆動突部340dが第1マイクロスイッチ332の接触レバーを押圧して第1マイクロスイッチ332内部の接点が例えば閉じると、第1マイクロスイッチ332の出力端子332bから出力信号が出力される。
当該出力信号が出力されるか否かを、信号線などを介して電圧計やオシロスコープなどの電圧又は電圧波形を計測できる装置に接続して確認することにより、第1マイクロスイッチ332及び第1軸接触レバー機構335Mが正常に動作するか否かを確認することができる。
すなわち、出力電圧の検出結果が正常であるか、出力波形の検出結果が正常であると、第1マイクロスイッチ332及び第1軸接触レバー機構335Mは正常である。逆に、出力電圧の検出結果が正常でないか、出力波形の検出結果が正常でないと、第1マイクロスイッチ332及び第1軸接触レバー機構335Mは異常(不良)である。
同様の方法で、付属機構モジュール330のうち第2マイクロスイッチ331及び第2レバー336が正常に動作するかをテストすることができる。
すなわち、付属機構モジュール330のうち第2マイクロスイッチ331及び第2レバー336が正常に動作するかをテストするために、入力端子(図示せず)に所定の電圧信号を供給した状態で、第1延長部336aを例えば手で押して人為的な動作条件を与えると、第2レバー336の第2延長部336cが下降して第2マイクロスイッチ331の接触レバーを押圧する。
それにより第2マイクロスイッチ331内部の接点が例えば閉じると、第2マイクロスイッチ331の出力端子331aから出力信号が出力される。当該出力信号が出力されるか否かを、信号線などを介して電圧計やオシロスコープなどの電圧又は電圧波形を計測できる装置に接続して確認することにより、第2マイクロスイッチ331及び第2レバー336が正常に動作するか否かを確認することができる。
すなわち、出力電圧の検出結果が正常であるか、出力波形の検出結果が正常であると、第2マイクロスイッチ331及び第2レバー336は正常である。逆に、出力電圧の検出結果が正常でないか、出力波形の検出結果が正常でないと、第2マイクロスイッチ331及び第2レバー336は異常(不良)である。
そして、トリップ機構モジュール310のテスト動作を説明すると次の通りである。ここで、テスト動作とは、組み立てる前にトリップ機構モジュール310のみを対象として行うテスト動作を意味する。
まず、トリップ機構モジュール310のうち、電磁トリップ機構321、ラッチ325、及びトリップバー機構313のテスト動作を説明する。
テストのために、トリップ制御信号として、例えば過電流継電器からのトリップ制御信号などの所定の電圧レベルを有する電圧信号を、信号発生器からコネクタ319を介して電磁トリップ機構321に供給する。
すると、当該トリップ制御信号により、電磁トリップ機構321のコイルが励磁されて内部の永久磁石の磁力が相殺され、従って、バイアススプリング323により可動コア322が前進する。そして、前進する可動コア322の押圧によりラッチ325が回動し、回動するラッチ325によりトリップバー313aに対する拘束が解放される。
従って、トリップバー313aは、スプリング313cが収縮して引き寄せる付勢力により移動する。
このように、人為的なトリップ制御信号の供給によりトリップバー313aが移動すると、電磁トリップ機構321、ラッチ325、及びトリップバー機構313の動作は正常である。
逆に、人為的なトリップ制御信号を供給してもトリップバー313aが移動しないと、電磁トリップ機構321、ラッチ325、及びトリップバー機構313の動作は異常(不良)である。
次に、トリップ機構モジュール310のうち、低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311、連動レバー機構312、ラッチ325、及びトリップバー機構313のテスト動作を説明する。
テストのために、トリップ制御信号として、例えば過電流継電器からの低電圧トリップ制御信号又は遠隔地からの遠隔トリップ制御信号などの所定の電圧レベルを有する電圧信号を、信号発生器からコネクタ317を介して低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311に供給する。
すると、当該トリップ制御信号により、副トリップ機構311bのコイルが励磁されて内部の永久磁石の磁力が相殺され、従って、スプリング(図示せず)により出力ピン311b1が前進する。
そして、前進する出力ピン311b1の押圧により連動レバー312aが前進し、前進する連動レバー312aのラッチ押圧部312cによりラッチ325が押圧される。
従って、ラッチ325が回動し、回動するラッチ325により解放されたトリップバー313aは、スプリング313cが収縮して引き寄せる付勢力により移動する。
このように、人為的なトリップ制御信号の供給によりトリップバー313aが移動すると、低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311、連動レバー機構312、ラッチ325、及びトリップバー機構313の動作は正常である。
逆に、人為的なトリップ制御信号を供給してもトリップバー313aが移動しないと、低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311、連動レバー機構312、ラッチ325、及びトリップバー機構313の動作は異常(不良)である。
以上のように、本発明による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置においては、付属機構モジュールとトリップ機構モジュールを回路遮断器に組み込む前に正常であるか否かをそれぞれテストすることができ、組み立て、テスト、及び生産にかかる時間を短縮し、コストを削減することができるという効果がある。
一方、本発明の好ましい実施形態による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置の組み立て動作を簡単に説明すると次の通りである。
まず、前述したようなテストにより正常が確認された付属機構モジュール330及びトリップ機構モジュール310を準備する。
そして、支持ベース301を準備し、支持ベース301の仕切り301dにより区分された所定の位置に付属機構モジュール330及びトリップ機構モジュール310を組み込み、支持ベース301、付属機構モジュール330、及びトリップ機構モジュール310の組立体を得る。
その後、支持ベース301、付属機構モジュール330、及びトリップ機構モジュール310の組立体を主カバー400内に設置すると、支持ベース301、付属機構モジュール330、及びトリップ機構モジュール310の組み立てが完了する。
次に、本発明の好ましい実施形態による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置が回路遮断器に組み込まれた状態での付属機構モジュールの動作を説明する。
まず、図7に示すように、回路遮断器1000のオン位置又はオフ位置による開閉軸500の回動に従って、開閉軸500の軸上に設けられた第1レバー押圧レバー520が第1レバー335の第1延長部335aを押すと、第1レバー335の接続口部335bが下降する。
すると、ローリング板340の第2半部(図4の右側半部)は下降し、ローリング板340の第1半部(図4の左側半部)は上昇し、従って、前記第1半部に位置する第1スイッチ駆動突部340dが上昇する。
上昇する第1スイッチ駆動突部340dが第1マイクロスイッチ332の接触レバーを押圧して第1マイクロスイッチ332内部の接点が例えば閉じると、第1マイクロスイッチ332の出力端子332bから現在回路遮断器1000がオン位置であるかオフ位置であるかを示す出力信号が出力される。
当該出力信号は、過電流継電器200に伝達され、現在回路遮断器1000がオン位置であるかオフ位置であるかを表示するのに用いられ、かつ/又は状態情報データとしてメモリに保存され、かつ/又は状態情報として遠隔地の監視盤に送信するのに用いられる。
そして、回路遮断器1000のトリップ動作が行われると、それによる開閉軸500の回動に従って、開閉軸500の軸上に設けられた第2レバー押圧レバー530が第2レバー336の第1延長部336aを押す。
すると、レバー回動軸337を中心に回動する第2レバー336により、第2延長部336cが下降して第2マイクロスイッチ331の接触レバーを押圧する。
それにより第2マイクロスイッチ331内部の接点が例えば閉じると、第2マイクロスイッチ331の出力端子331aから回路遮断器1000がトリップ動作を行ったことを示す出力信号が出力される。
当該出力信号は、過電流継電器200に伝達され、回路遮断器1000がトリップ動作を行ったことを表示するのに用いられ、かつ/又は状態情報データとしてメモリに保存され、かつ/又は状態情報として遠隔地の監視盤に送信するのに用いられる。
次に、本発明の好ましい実施形態による回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置が回路遮断器に組み込まれた状態でのトリップ機構モジュールの動作を説明する。
過電流継電器200からのトリップ制御信号の受信によるトリップ動作は次の通りである。
過電流継電器200は、回路遮断器1000が接続された電力回路に過電流や短絡電流などの事故電流が発生してこれを検出すると、トリップ制御信号を出力する。
過電流継電器200からのトリップ制御信号がコネクタ319とリード線318を介して電磁トリップ機構321の前記コイルに受信されると、可動コア322の前進によるラッチ325の回動に従ってトリップバー313aがラッチ325から解放される。これと同時に、引っ張られたスプリング313cが収縮してトリップバー313aを引き寄せることにより、トリップバー313aがトリガ位置に移動する。
そして、トリップバー313aのトリガ位置への移動によりトリガされた開閉機構100がトリップ動作して、相毎の可動接触子(図示せず)を対応する固定接触子から分離することにより、自動回路遮断(トリップ)動作が完了する。
遠隔地からの遠隔トリップ制御信号、又は過電流継電器200からの低電圧トリップ制御信号の受信によるトリップ動作は次の通りである。
遠隔地に設けられた監視盤からの遠隔トリップ制御信号、又は回路の低電圧の発生を検出した過電流継電器200からの低電圧トリップ制御信号がコネクタ317とリード線316を介して低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構311のプリント基板部311aに受信されると、当該遠隔トリップ制御信号又は低電圧トリップ制御信号により、副トリップ機構311bのコイルが励磁されて内部の永久磁石の磁力が相殺される。
従って、スプリング(図示せず)により出力ピン311b1が前進する。そして、前進する出力ピン311b1の押圧により連動レバー312aが前進し、前進する連動レバー312aのラッチ押圧部312cによりラッチ325が押圧される。
従って、ラッチ325が回動し、回動するラッチ325により解放されたトリップバー313aは、スプリング313cが収縮して引き寄せる付勢力によりトリガ位置に移動する。
そして、トリップバー313aのトリガ位置への移動によりトリガされた開閉機構100がトリップ動作して、相毎の可動接触子(図示せず)を対応する固定接触子から分離することにより、自動回路遮断(トリップ)動作が完了する。
100 開閉機構
200 過電流継電器
300 モジュール化したトリップ機構及び付属機構装置
301 支持ベース
301a 弾性支持片部
301b 軸受孔部
301c 軸受孔部
301d 仕切り
310 トリップ機構モジュール
311 低電圧トリップ機構若しくはシャントトリップ機構
311a プリント基板部
311b 副トリップ機構
311b1 出力ピン
312 連動レバー機構
312a 連動レバー
312b 復帰スプリング
312c ラッチ押圧部
313 トリップバー機構
313a トリップバー
313b リセットプレート接触部
313c スプリング
314 リセットプレート
314a 軸受部
314b トリップバー押圧部
314c ピンアセンブリ押圧部
315 復帰スプリング
315a リセットプレート回動支持軸
315b Oリング
316,318 リード線
317,319 コネクタ
320 ピンアセンブリ
320a ピン部
320b スプリング
321 電磁トリップ機構
322 可動コア
323 バイアススプリング
324 リセット作用板
324a 作用板支持軸
325 ラッチ
330 付属機構モジュール
331 第2マイクロスイッチ
331a 出力端子
332 第1マイクロスイッチ
332a 入力端子
332b 出力端子
335 第1レバー
335a 第1延長部
335b 接続口部
335M 第1軸接触レバー機構
336 第2レバー
336a 第1延長部
336b 軸受部
336c 第2延長部
337 レバー回動軸
337a Oリング
338 第2復帰スプリング
339 第1復帰スプリング
340 ローリング板
340a ローリング軸
340b Oリング
340c 接続突部
340d 第1スイッチ駆動突部
340e 軸受部
400 主カバー
500 開閉軸
510 駆動リンク
520 第1レバー押圧レバー
530 第2レバー押圧レバー
1000 回路遮断器

Claims (8)

  1. 3相同時開閉のための開閉軸及び制御部としての過電流継電器を有する回路遮断器におけるモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置において、
    前記回路遮断器のオン位置又はオフ位置を示す電気的信号を出力する第1マイクロスイッチ、前記開閉軸との接触による押圧力又は正常に動作するかのテストのための人為的な押圧力により前記第1マイクロスイッチを動作させるように回動可能な第1軸接触レバー機構、前記回路遮断器がトリップ動作するか否かを示す電気的信号を出力する第2マイクロスイッチ、及び前記開閉軸との接触による押圧力又は正常に動作するかのテストのための人為的な押圧力により前記第2マイクロスイッチを動作させるように回動可能な第2レバーを有する付属機構モジュールと、
    出力手段としてトリップバーを有し、前記過電流継電器からのトリップ制御信号又はテスト信号源からのテストトリップ制御信号に応答して前記回路遮断器がトリップ位置に動作するようにトリガする位置に前記トリップバーを動作させる電磁トリップ機構を備えるトリップ機構モジュールと、
    を含む、回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置。
  2. 上面が開放された箱状の部材で構成され、前記付属機構モジュール及び前記トリップ機構モジュールをそれぞれ内部の一側及び他側に収容する支持ベースをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置。
  3. 前記支持ベースは、前記付属機構モジュール及び前記トリップ機構モジュールを構成する部品を収容して遊動が最小限に抑えられるように支持するために、前記部品を収容する領域を形成する複数の仕切りを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置。
  4. 前記第1軸接触レバー機構は、
    前記開閉軸側からの接触押圧力又はテストのための人為的な接触押圧力を受けることができ、レバー回動軸に支持されて回動可能な第1レバーと、前記第1レバーに接続されて前記第1レバーの回動に従ってローリングするローリング板と、前記ローリング板をローリング可能に支持するローリング軸と、前記ローリング板の一側部に上方に突出するように設けられて前記第1マイクロスイッチを動作させる第1スイッチ駆動突部とを含み、
    前記第2レバーは、
    前記レバー回動軸に支持される中間の軸受部、前記開閉軸側からの接触押圧力又はテストのための人為的な接触押圧力を受けることができるように、前記軸受部から斜め上方に延びる第1延長部、及び前記軸受部から前記第1延長部側と反対方向に前記第2マイクロスイッチを動作させるように延びる第2延長部を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置。
  5. 前記第1レバー及び前記第2レバーを押す力が消滅すると前記第1レバー及び前記第2レバーを元の位置に復帰させるように前記第1レバー及び前記第2レバーに接触する復帰スプリングをさらに含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置。
  6. 前記トリップ機構モジュールは、
    出力ピンを突出させて機械的トリップ信号を出力するものであり、制御電源又は電力回路の電圧が所定の基準電圧以下に降下すると前記機械的トリップ信号を出力する低電圧トリップ機構、又は遠隔地からの制御信号を受信すると前記機械的トリップ信号を出力するシャントトリップ機構から構成される副トリップ機構と、
    突出する前記出力ピンに接触可能に前記出力ピンに対向するように一側に設けられる動力受け部を有し、前記出力ピンの押圧により直線移動して前記トリップ機構モジュールをトリガするように動作させる連動レバーと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置。
  7. 前記トリップ機構モジュールは、動作テストのためのテスト信号を受信するリード線をさらに含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置。
  8. 前記リード線に接続されて前記テスト信号を受信する複数のピン又はピンホールを有するコネクタをさらに含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の回路遮断器のモジュール化したトリップ機構及び付属機構装置。
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