JP3849344B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、漏洩電流を検出し外部に漏電状態を表示する回路遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の回路遮断器として、特開平5−2982号に示すものが存在する。このものは、器体を中間のボディと、上側の表カバーと、下側の裏カバーとに三分割形成し、ボディと表カバーとの間にハンドル、開閉機構、クロスバー、接点等を配設するとともに、ボディと裏カバーとの間に零相変流器、プリント基板、補助スイッチ等を配設している。
【0003】
零相変流器とプリント基板とは分離しており、プリント基板を裏カバーの一方側に配設するとともに零相変流器をボディと裏カバーとの間で裏カバーの略中間位置に配設している。また補助スイッチは裏カバーの他方側に配設され、可動接触子を取付けるクロスバーの駆動突起の回動動作によりスライドバーを介して開閉操作される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した回路遮断器によれば、裏カバー内に補助スイッチおよびスライドバーを収納し、ハンドルのオンオフ操作に伴ってクロスバーの駆動突起によりスライドバーを介して補助スイッチを開閉操作しているので、スライドバーという余分な部材が必要であり、組立作業が煩わしいという問題があった。また、このような余分な部材を介して補助スイッチを操作しているので、補助スイッチの操作精度が低下するという問題があった。
【0005】
したがって、この発明の目的は、余分な部材を介在させる必要がなく、組立作業の簡素化が図れるとともに、補助スイッチを精度良く操作することができる回路遮断器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の回路遮断器は、器体と、この器体内で回動自在に支持されたハンドルと、このハンドルのオンオフ操作に伴って開閉機構を介して駆動されるクロスバーと、このクロスバーの動作に伴って開閉動作する複数の接点と、これらの接点に電気的に接続され前記各接点に流れる不平衡電流を検出する零相変流器を実装するとともにこの零相変流器の出力を増幅する電子部品を実装したプリント基板と、このプリント基板からの出力により漏洩電流を検出したことを表示する漏電表示機構と、前記クロスバーの動作に応動する可動板を有する補助スイッチとを備えた回路遮断器において、
前記プリント基板、前記器体の底面に沿って配設するとともに前記プリント基板に沿って前記補助スイッチを並設し、
前記クロスバーは前記補助スイッチの上面側に配設され、前記クロスバーに、前記ハンドルのオンオフ操作に伴って前記補助スイッチの前記可動板を作動する可動板押圧部を設け
前記器体に、その底面からクロスバー方向に向かって延出する一対の縦壁を設けるとともに前記縦壁間に前記器体の一方側側面から他方側側面に向かって延出する突起を設け、
前記補助スイッチに、前記突起が挿通する挿通孔を設け、前記補助スイッチの前記挿通孔を前記突起に挿通して前記補助スイッチの一方側を前記一対の縦壁間に配設した状態で、一対の縦壁の外側面から前記補助スイッチの他方側に嵌まり込む切欠部を前記プリント基板に形成したものである。
【0007】
請求項1記載の回路遮断器によれば、クロスバーの可動板押圧部で直接可動板を押圧したり開放したりするので、余分な部材が不必要となり、組立作業を簡素化することができる。また、直接クロスバーで補助スイッチを操作するので補助スイッチを精度良く操作できる。
【0009】
さらに、補助スイッチの挿通孔を器体の突起に嵌め込み、補助スイッチの反対側をプリント基板の切欠部で押えることとなるので、補助スイッチを器体の一方側側面とプリント基板との間で挟持することとなり、補助スイッチを器体内に簡単に保持することができる。
【0010】
請求項記載の回路遮断器は、請求項1において、前記器体に、前記プリント基板と前記接点とを隔離する隔壁を設けるとともに、この隔壁の一部に通孔を設け、この通孔から前記隔壁で区画される前記接点側に前記補助スイッチの外部出力線の挿通路を形成するとともに前記挿通路から前記器体の外部に貫通する貫通孔を形成したものである。
【0011】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項1と同様な効果のほか、隔壁によりプリント基板の絶縁が図れるとともに補助スイッチの外部出力線の導出を容易にできる。
【0012】
請求項記載の回路遮断器は、請求項1において、前記補助スイッチを、前記ハンドルのオン時に前記プリント基板を前記各接点に導通させるとともに前記ハンドルのオフ時に前記プリント基板を前記各接点に非導通にさせて前記プリント基板への電源供給を制御するプリント基板電源供給用スイッチとしたものである。
【0013】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項1と同様な効果のほか、ハンドルをオフとしたときにプリント基板の電源供給をストップして、回路遮断器に接続される負荷の絶縁抵抗の測定が行なえる。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1から図11により説明する。すなわち、この回路遮断器は、図1において、器体1と、ハンドル2と、クロスバー3と、接点4と、プリント基板5と、漏電表示機構6と、補助スイッチ7とを有する。
【0015】
図2は回路遮断器の外観であり、器体1は側ケース1a、1cと、中間ケース1bとからなっている。8は電源側端子、9は器体取付凹部、10は漏電テストボタンである。
【0016】
図3は、器体1の分解図であり、側ケース1aにはクロスバー3、補助スイッチ7、プリント基板5、片方の接点4、漏電表示機構6の電磁石15、電源側端子8の片方、速結端子により形成した負荷側端子12の片方、およびトリップ部11等が取付けられる。この側ケース1aに中間ケース1bが重ねられ、ハンドル2、電源側端子8の他の片方、負荷側端子12の他の片方、接点4の他の片方、漏電表示機構6の表示部13、漏電テストボタン14等が取付けられる。16はハンドル復帰ばね、17は漏電表示部突出ばねである。さらに中間ケース1bに側ケース1cが重ねられ側ケース1a、1cおよび中間ケース1bがピン等の連結具で連結される。
【0017】
ハンドル2は、器体1内で回動自在に支持されている。この場合、側ケース1a、1cのほぼ中央の上端部に相対向する円筒部18を設け、ハンドル2の両側に円筒部18に回転自在に嵌合する軸部19を突設している。復帰ばね16はねじりコイルばねであり、その巻き部を軸部19に通して支持させ、一端をハンドル2に掛け、他端を側ケース1cに掛けている。
【0018】
クロスバー3は、ハンドル2のオンオフ操作に伴って開閉機構を介して駆動される。この場合、円筒部18の下方の側ケース1a、1cのほぼ中央部に相対向する孔部20を形成し、クロスバー3の両側に突出軸21を設け、孔部20に回転自在に嵌合して支持している。
【0019】
複数の接点4は、クロスバー3の動作に伴って開閉動作する。この場合、各接点4は可動接触子23に設けた接点23aと固定接触子24に設けた接点24aからなる。可動接触子23はクロスバー3に取付けられ、固定接触子24は負荷側端子12に設けられる。可動接触子23は電源側端子8に可撓電線26により後述の零相変流器27を通して接続される。電源側端子8には過電流検出用のバイメタル28aおよび短絡検出用の磁性板41および磁性体44からなる異常電流検出部28が設けられている。
【0020】
プリント基板5は、各接点4に電気的に接続され各接点4に流れる不平衡電流を検出する零相変流器27を実装するとともにこの零相変流器27の出力を増幅する電子部品30を実装している。
【0021】
漏電表示機構6は、プリント基板5からの出力により漏洩電流を検出したことを表示する。この漏電表示機構6は、電磁石15と、電磁石15のプランジャに係止しプランジャの動作で係止解除される表示部13と、表示部13を突出付勢するばね17と、電磁石15の動作に連動してトリップ部11を押す連動部材33とを有する。
【0022】
補助スイッチ7は、クロスバー3の動作に応動する可動板35を有する。
【0023】
トリップ部11は、その両側に設けた軸36が側ケース1a、1cに形成した孔42に軸支され、異常電流検出部28のバイメタル28aに対向している。また軸36に短絡用検出用磁性板41が軸支されてバイメタル28aを囲むように形成された磁性体44に対向している。したがって、バイメタル28aに異常電流が流れて発熱し熱動作するとその下端部でトリップ部11を押して引外し方向に回動させ、また短絡電流が流れるとバイメタル28aが動作する前に磁性板41を磁性体44に吸引して磁性板41によりトリップ部11を引外し回動させる。
【0024】
45はプリント基板5と側ケース1aの底板47および側ケース1cの表面側の下端部との間に介在する断面L字形の絶縁板である。
【0025】
図4は、側ケース1aと中間ケース1bとを示す分解斜視図であり、補助スイッチ7と、プリント基板5の配置を示す。プリント基板5は、器体1の底板7に沿って配設する。プリント基板5に沿って補助スイッチ7を並設する。この場合、器体1の側ケース1aの内側面に、その底板47からクロスバー2の設置方向(図で上方)に向かって延出する一対の縦壁50を設ける。縦壁50間に器体1の一方側の側ケース1aの側面から他方側の側ケース1cの側面に向かって延出する突起51を設ける。補助スイッチ7に突起51が挿通する挿通孔52を設け、補助スイッチ7の挿通孔52を突起51に挿通して補助スイッチ7の一方側を一対の縦壁50間に配設する。一対の縦壁50の外側面から補助スイッチ7の他方側面に嵌まり込む切欠部53をプリント基板5に形成する。なお、図3に示した絶縁板45も縦壁50を嵌めるため、切欠部53と同様な切欠部55を形成している。プリント基板5は絶縁板45を介して側ケース1aの底板47に載置されるだけであり、プリント基板5の上面側は中間ケース1bの底部95等により位置決めされ、プリント基板5の切欠部53と反対側は中間ケース1bを介して側ケース1cを取付けることにより位置決めされる。
【0026】
器体1に、プリント基板5と接点4とを隔離する隔壁57を設けるとともに、この隔壁57の一部に通孔58を設け、この通孔58から隔壁57で区画される接点4側に補助スイッチ7の外部出力線59の挿通路60を形成するとともに挿通路60から器体1の外部に貫通する貫通孔61を形成している。実施の形態の隔壁57は側ケース1aの内側面の負荷側端子12の設置部12aの内側に沿って設置部12aと間隔をおいて略L字形に突出する突出壁63と、この突出壁63と設置部12aの先端部との間にまたがって取付けられ内部に挿通路60を形成する平面略L字形の仕切り用のカバー64からなり、突出壁63に通孔58および貫通孔61を形成している。カバー64の表面は中間ケース1bにより押え固定されている。
【0027】
図5は、クロスバー3と可動接触子23との関係を示し、クロスバー3は両側の突出軸21の下側に可動接触子挿入溝66を形成し、可動接触子23の基端部が挿入溝66に挿入されるとともに接点圧ばね67で挿入溝66の突出軸21側に押し付けられる。
【0028】
ここで図1は、側ケース1aにクロスバー3等の部品を組み込んだ状態を示している。クロスバー3は補助スイッチ7の上面側に配設され、クロスバー3に、ハンドル2のオンオフ操作に伴って補助スイッチ7の可動板35を作動する可動板押圧部68を設けている。また可動接触子23を常開付勢するため、コイルばねを用いたばね69でクロスバー3を可動接触子23の開極方向に回動付勢している。
【0029】
プリント基板5では、各可動接触子23の可撓電線26が不平衡電流の検出のため、すべて零相変流器27に通されている。
【0030】
補助スイッチ7の外部出力線59は通孔58よりカバー64で覆われた挿通路60内に通され、貫通孔61より器体1の外部に引き出されている。
【0031】
図6は、中間ケース1bに一部の部品を組み込んだ状態を示している。プリント基板5の出力線は漏電表示機構6の電磁石15に接続される。73はプリント基板5の電源線であり、図1、図3にも示すように負荷側端子12に設けられた一対の固定接触子24にそれぞれ溶接接続されている。
【0032】
図7は中間ケース1bに残りの全部品を組み込み、かつオンにした状態である。開閉機構は、ハンドル2、ハンドル2に一端が連結されたリンク80、およびリンク80の他端に中間部が連結されたラッチ81を有する。ラッチ81の一端がクロスバー3の突起82に当接し、ラッチ81の他端がトリップ部11の係止部83に係止し、ハンドル2を右倒れ(図示せず)の位置から図示の左倒れの位置に回動することにより、リンク80でラッチ81を押し下げ、これによりラッチ81は係止部83を支点にしてクロスバー2の突起82を押し、クロスバー2はばね69に抗して時計回りの方向に回転しリンク80のハンドル連結部80aが死点を超えるとばね69のばね力がハンドル2を左方向に倒れるように作用し器体1のハンドル穴85の縁部等のストッパ部に当たって図の状態に停止する。クロスバー2の回転により可動接触子23が回動してその接点23aが固定接触子24の接点24aに接触し、さらにクロスバー2が回動することにより可動接触子23が接点23aを支点に回動して接点圧ばね67を圧縮し接点圧を付与する。またクロスバー2の回転により可動板押圧部68が回動して補助スイッチ7の可動板35が押され、補助スイッチ7がオン(またはオフ)となる。
【0033】
漏電表示部13は被押圧部13aをハンドル2に向けて突出し、ハンドル2のオフ操作(図7で右方向に倒す)で被押圧部13aを押下げ表示部13を器体1内に後退させる押圧部2aを設けている。
【0034】
接点4のオフは、ハンドル2を図7の状態から右倒れに倒すと、ハンドル連結部80a死点を超えたとき、ばね69の復元力によりクロスバー2が復帰し可動接触子23が開極動作するとともに、リンク80でハンドル2を押上げてハンドル2を右倒れ方向に作用しハンドル穴85の縁部等のストッパに係止する。同時に補助スイッチ7が復帰する。
【0035】
また回路遮断器のトリップ動作は、接点4のオンのときに電源側端子8と負荷側端子12の間に異常電流が流れることにより、異常電流検出部28が動作してトリップ部11が押され、トリップ部11の係止部83がラッチ81から離れる。例えば過電流の場合はバイメタル28aが熱動作でわん曲してトリップ部11を押して回動させ、また短絡電流の場合はバイメタル28aが十分加熱される前に磁性板41が磁性体44に吸引されて磁性板41によりトリップ部11を押し回動させる。これにより、ばね69の復元力でクロスバー2が反時計回りに回動して可動接触子23がオフとなり、ハンドル2はハンドル復帰ばね16により中立位置に移動する。接点4のオフにより異常電流検出部28が復帰したときハンドル2を中立位置からオフ側に倒すとラッチ81が係止部83に係止できリセットとなる。
【0036】
また漏電があった場合には、可撓電線26に流れる不平衡電流を零相変流器27により検出し、プリント基板5の出力線73より出力信号が漏電表示機構6の電磁石15に供給され、電磁石15のプランジャが動作して漏電表示部13の係止がプランジャから外れてばね17により漏電表示部13が器体1より突出して漏電表示するとともに、連動部材33が動作してトリップ部11を押し回動させて前記した異常電流検出部28による動作と同様にして可動接触子23を開極する。電磁石15のプランジャの復帰後リセットのためハンドル2をオフ方向に操作すると押圧部2aで被押圧部13aを押して漏電表示部13をばね17に抗して後退させるとともに、表示部13がプランジャの係止部に係止し器体1内に引っ込んだ状態が維持される。
【0037】
漏電テストボタン14は、これを押すことによりプリント基板5に漏電検出信号を出力させて不平衡電流を発生させ零相変流器27に検出させ電磁石15を作動させる構成である。このため、不平衡電流通電用のリード線96を零相変流器27に貫通している。
【0038】
図8は、負荷側端子12側の側面を示し、補助スイッチ7の外部出力線59を外部に引出している。
【0039】
図9は器体1の底部を破断した部分底面図であり、隔壁57および通孔58を示している。90は電源線73を通す孔である。
【0040】
図10は、オン状態のクロスバー3を示し、ばね69が引張され、可動接触子23が固定接触子24に接触し、可動板押圧部68が可動板35を押圧し補助スイッチ7を作動している。
【0041】
図11はオフ状態のクロスバー3を示し、ばね69により復帰動作し、可動接触子23が固定接触子24から離れ、可動板押圧部68が可動板35から離れている。
【0042】
第1の実施の形態によれば、クロスバー3の可動板押圧部68で直接可動板35を押圧したり開放したりするので、余分な部材が不必要となり、組立作業を簡素化することができる。また、直接クロスバー3で補助スイッチ7を操作するので補助スイッチ7を精度良く操作できる。
【0043】
また、補助スイッチ7の挿通孔52を器体1の突起51に嵌め込み、補助スイッチ7の反対側をプリント基板5の切欠部53で押えることとなるので、補助スイッチ7を器体1の一方側側面とプリント基板5との間で挟持することとなり、補助スイッチ7を器体1内に簡単に保持することができる。
【0044】
さらに隔壁57によりプリント基板5の絶縁が図れるとともに補助スイッチ7の外部出力線59の導出を容易にできる。
【0045】
この発明の第2の実施の形態を図12および図13に示す。すなわち、この回路遮断器は、第1の実施の形態において、補助スイッチ7を、ハンドル2のオン時にプリント基板5を各接点4に導通させるとともにハンドル2のオフ時にプリント基板5を各接点4に非導通にさせてプリント基板5への電源供給を制御するプリント基板電源供給用スイッチとしている。
【0046】
図12は図4に対応する図であり、電源線73に直列に補助スイッチ7を接続した状態を示している。図13は配線図を示しており、各部品は図1から図12と共通の符号を付している。
【0047】
この回路遮断器によれば、電源線73を補助スイッチ7を介して負荷側端子12側に接続しているため、ハンドル2をオフとしたときにプリント基板5の電源供給をストップして、回路遮断器に接続される負荷の絶縁抵抗の測定が行なえる。
【0048】
その他は、第1の実施の形態と同様である。
【0049】
【発明の効果】
請求項1記載の回路遮断器によれば、クロスバーの可動板押圧部で直接可動板を押圧したり開放したりするので、余分な部材が不必要となり、組立作業を簡素化することができる。また、直接クロスバーで補助スイッチを操作するので補助スイッチを精度良く操作できる。
【0050】
また、補助スイッチの挿通孔を器体の突起に嵌め込み、補助スイッチの反対側をプリント基板の切欠部で押えることとなるので、補助スイッチを器体の一方側側面とプリント基板との間で挟持することとなり、補助スイッチを器体内に簡単に保持することができる。
【0051】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項1と同様な効果のほか、隔壁によりプリント基板の絶縁が図れるとともに補助スイッチの外部出力線の導出を容易にできる。
【0052】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項1と同様な効果のほか、ハンドルをオフとしたときにプリント基板の電源供給をストップして、回路遮断器に接続される負荷の絶縁抵抗の測定が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の側ケースに部品の一部を組み込んだ状態の正面図である。
【図2】回路遮断器の外観斜視図である。
【図3】回路遮断器の分解斜視図である。
【図4】補助スイッチとプリント基板の取付けを説明する部分斜視図である。
【図5】クロスバーと可動接触子とを示す斜視図である。
【図6】中間ケースを装着し他の一部の部品を組み込んだ正面図である。
【図7】全部品を組み込んだ状態の正面図である。
【図8】回路遮断器の負荷側端子側からみた側面図である。
【図9】回路遮断器の底部を破断した部分断面底面図である。
【図10】オン状態のクロスバーを示す中ケースを外した状態の側面図である。
【図11】オフ状態のクロスバーを示す中ケースを外した状態の側面図である。
【図12】第2の実施の形態の補助スイッチの配線を示す部分斜視図である。
【図13】補助スイッチ、プリント基板および接点の配線図である。
【符号の説明】
1 器体
2 ハンドル
3 クロスバー
4 接点
5 プリント基板
6 漏電表示機構
7 補助スイッチ
27 零相変流器
30 電子部品
35 可動板
47 底板
50 縦壁
51 突起
52 挿通孔
53 切欠部
57 隔壁
58 通孔
59 外部出力線
60 挿通路
61 貫通孔
68 可動板押圧部

Claims (3)

  1. 器体と、この器体内で回動自在に支持されたハンドルと、このハンドルのオンオフ操作に伴って開閉機構を介して駆動されるクロスバーと、このクロスバーの動作に伴って開閉動作する複数の接点と、これらの接点に電気的に接続され前記各接点に流れる不平衡電流を検出する零相変流器を実装するとともにこの零相変流器の出力を増幅する電子部品を実装したプリント基板と、このプリント基板からの出力により漏洩電流を検出したことを表示する漏電表示機構と、前記クロスバーの動作に応動する可動板を有する補助スイッチとを備えた回路遮断器において、
    前記プリント基板は、前記器体の底面に沿って配設するとともに前記プリント基板に沿って前記補助スイッチを並設し、
    前記クロスバーは前記補助スイッチの上面側に配設され、前記クロスバーに、前記ハンドルのオンオフ操作に伴って前記補助スイッチの前記可動板を作動する可動板押圧部を設け、
    前記器体に、その底面からクロスバー方向に向かって延出する一対の縦壁を設けるとともに前記縦壁間に前記器体の一方側側面から他方側側面に向かって延出する突起を設け、
    前記補助スイッチに、前記突起が挿通する挿通孔を設け、前記補助スイッチの前記挿通孔を前記突起に挿通して前記補助スイッチの一方側を前記一対の縦壁間に配設した状態で、一対の縦壁の外側面から前記補助スイッチの他方側に嵌まり込む切欠部を前記プリント基板に形成した回路遮断器。
  2. 前記器体に、前記プリント基板と前記接点とを隔離する隔壁を設けるとともに、この隔壁の一部に通孔を設け、この通孔から前記隔壁で区画される前記接点側に前記補助スイッチの外部出力線の挿通路を形成するとともに前記挿通路から前記器体の外部に貫通する貫通孔を形成した請求項1記載の回路遮断器。
  3. 前記補助スイッチを、前記ハンドルのオン時に前記プリント基板を前記各接点に導通させるとともに前記ハンドルのオフ時に前記プリント基板を前記各接点に非導通にさせて前記プリント基板への電源供給を制御するプリント基板電源供給用スイッチとした請求項1記載の回路遮断器。
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