JP2000306486A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2000306486A
JP2000306486A JP11114575A JP11457599A JP2000306486A JP 2000306486 A JP2000306486 A JP 2000306486A JP 11114575 A JP11114575 A JP 11114575A JP 11457599 A JP11457599 A JP 11457599A JP 2000306486 A JP2000306486 A JP 2000306486A
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初男 水野
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義也 中道
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Abstract

(57)【要約】 【課題】余分な部材を介在させる必要がなく、組立作業
の簡素化が図れるとともに、補助スイッチを精度良く操
作することができる回路遮断器を提供する。 【解決手段】プリント基板5を、器体1の底板47に沿
って配設するとともにプリント基板5に沿って補助スイ
ッチ7を並設し、クロスバー3は補助スイッチ7の上面
側に配設され、クロスバー3に、ハンドル2のオンオフ
操作に伴って補助スイッチ7の可動板35を作動する可
動板押圧部68を設けている。器体1の縦壁間の突起に
補助スイッチ7を挿通し、プリント基板5の切欠部を補
助スイッチ7に嵌装している。プリント基板5の外部出
力線を通す隔壁57を設けている。補助スイッチ7はプ
リント基板5の電源線に直列に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、漏洩電流を検出
し外部に漏電状態を表示する回路遮断器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回路遮断器として、特開
平5−2982号に示すものが存在する。このものは、
器体を中間のボディと、上側の表カバーと、下側の裏カ
バーとに三分割形成し、ボディと表カバーとの間にハン
ドル、開閉機構、クロスバー、接点等を配設するととも
に、ボディと裏カバーとの間に零相変流器、プリント基
板、補助スイッチ等を配設している。
【0003】零相変流器とプリント基板とは分離してお
り、プリント基板を裏カバーの一方側に配設するととも
に零相変流器をボディと裏カバーとの間で裏カバーの略
中間位置に配設している。また補助スイッチは裏カバー
の他方側に配設され、可動接触子を取付けるクロスバー
の駆動突起の回動動作によりスライドバーを介して開閉
操作される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した回路遮断器に
よれば、裏カバー内に補助スイッチおよびスライドバー
を収納し、ハンドルのオンオフ操作に伴ってクロスバー
の駆動突起によりスライドバーを介して補助スイッチを
開閉操作しているので、スライドバーという余分な部材
が必要であり、組立作業が煩わしいという問題があっ
た。また、このような余分な部材を介して補助スイッチ
を操作しているので、補助スイッチの操作精度が低下す
るという問題があった。
【0005】したがって、この発明の目的は、余分な部
材を介在させる必要がなく、組立作業の簡素化が図れる
とともに、補助スイッチを精度良く操作することができ
る回路遮断器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の回路遮断
器は、器体と、この器体内で回動自在に支持されたハン
ドルと、このハンドルのオンオフ操作に伴って開閉機構
を介して駆動されるクロスバーと、このクロスバーの動
作に伴って開閉動作する複数の接点と、これらの接点に
電気的に接続され前記各接点に流れる不平衡電流を検出
する零相変流器を実装するとともにこの零相変流器の出
力を増幅する電子部品を実装したプリント基板と、この
プリント基板からの出力により漏洩電流を検出したこと
を表示する漏電表示機構と、前記クロスバーの動作に応
動する可動板を有する補助スイッチとを備えた回路遮断
器において、前記プリント基板を、前記器体の底面に沿
って配設するとともに前記プリント基板に沿って前記補
助スイッチを並設し、前記クロスバーは前記補助スイッ
チの上面側に配設され、前記クロスバーに、前記ハンド
ルのオンオフ操作に伴って前記補助スイッチの前記可動
板を作動する可動板押圧部を設けたことを特徴とするも
のである。
【0007】請求項1記載の回路遮断器によれば、クロ
スバーの可動板押圧部で直接可動板を押圧したり開放し
たりするので、余分な部材が不必要となり、組立作業を
簡素化することができる。また、直接クロスバーで補助
スイッチを操作するので補助スイッチを精度良く操作で
きる。
【0008】請求項2記載の回路遮断器は、請求項1に
おいて、前記器体に、その底面からクロスバー方向に向
かって延出する一対の縦壁を設けるとともに前記縦壁間
に前記器体の一方側側面から他方側側面に向かって延出
する突起を設け、前記補助スイッチに前記突起が挿通す
る挿通孔を設け、前記補助スイッチの前記挿通孔を前記
突起に挿通して前記補助スイッチの一方側を前記一対の
縦壁間に配設した状態で、一対の縦壁の外側面から前記
補助スイッチの他方側面に嵌まり込む切欠部を前記プリ
ント基板に形成したものである。
【0009】請求項2記載の回路遮断器によれば、請求
項1と同様な効果のほか、補助スイッチの挿通孔を器体
の突起に嵌め込み、補助スイッチの反対側をプリント基
板の切欠部で押えることとなるので、補助スイッチを器
体の一方側側面とプリント基板との間で挟持することと
なり、補助スイッチを器体内に簡単に保持することがで
きる。
【0010】請求項3記載の回路遮断器は、請求項1ま
たは請求項2において、前記器体に、前記プリント基板
と前記接点とを隔離する隔壁を設けるとともに、この隔
壁の一部に通孔を設け、この通孔から前記隔壁で区画さ
れる前記接点側に前記補助スイッチの外部出力線の挿通
路を形成するとともに前記挿通路から前記器体の外部に
貫通する貫通孔を形成したものである。
【0011】請求項3記載の回路遮断器によれば、請求
項1または請求項2と同様な効果のほか、隔壁によりプ
リント基板の絶縁が図れるとともに補助スイッチの外部
出力線の導出を容易にできる。
【0012】請求項4記載の回路遮断器は、請求項1ま
たは請求項2において、前記補助スイッチを、前記ハン
ドルのオン時に前記プリント基板を前記各接点に導通さ
せるとともに前記ハンドルのオフ時に前記プリント基板
を前記各接点に非導通にさせて前記プリント基板への電
源供給を制御するプリント基板電源供給用スイッチとし
たものである。
【0013】請求項4記載の回路遮断器によれば、請求
項1または請求項2と同様な効果のほか、ハンドルをオ
フとしたときにプリント基板の電源供給をストップし
て、回路遮断器に接続される負荷の絶縁抵抗の測定が行
なえる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1から図11により説明する。すなわち、この回路遮断
器は、図1において、器体1と、ハンドル2と、クロス
バー3と、接点4と、プリント基板5と、漏電表示機構
6と、補助スイッチ7とを有する。
【0015】図2は回路遮断器の外観であり、器体1は
側ケース1a、1cと、中間ケース1bとからなってい
る。8は電源側端子、9は器体取付凹部、10は漏電テ
ストボタンである。
【0016】図3は、器体1の分解図であり、側ケース
1aにはクロスバー3、補助スイッチ7、プリント基板
5、片方の接点4、漏電表示機構6の電磁石15、電源
側端子8の片方、速結端子により形成した負荷側端子1
2の片方、およびトリップ部11等が取付けられる。こ
の側ケース1aに中間ケース1bが重ねられ、ハンドル
2、電源側端子8の他の片方、負荷側端子12の他の片
方、接点4の他の片方、漏電表示機構6の表示部13、
漏電テストボタン14等が取付けられる。16はハンド
ル復帰ばね、17は漏電表示部突出ばねである。さらに
中間ケース1bに側ケース1cが重ねられ側ケース1
a、1cおよび中間ケース1bがピン等の連結具で連結
される。
【0017】ハンドル2は、器体1内で回動自在に支持
されている。この場合、側ケース1a、1cのほぼ中央
の上端部に相対向する円筒部18を設け、ハンドル2の
両側に円筒部18に回転自在に嵌合する軸部19を突設
している。復帰ばね16はねじりコイルばねであり、そ
の巻き部を軸部19に通して支持させ、一端をハンドル
2に掛け、他端を側ケース1cに掛けている。
【0018】クロスバー3は、ハンドル2のオンオフ操
作に伴って開閉機構を介して駆動される。この場合、円
筒部18の下方の側ケース1a、1cのほぼ中央部に相
対向する孔部20を形成し、クロスバー3の両側に突出
軸21を設け、孔部20に回転自在に嵌合して支持して
いる。
【0019】複数の接点4は、クロスバー3の動作に伴
って開閉動作する。この場合、各接点4は可動接触子2
3に設けた接点23aと固定接触子24に設けた接点2
4aからなる。可動接触子23はクロスバー3に取付け
られ、固定接触子24は負荷側端子12に設けられる。
可動接触子23は電源側端子8に可撓電線26により後
述の零相変流器27を通して接続される。電源側端子8
には過電流検出用のバイメタル28aおよび短絡検出用
の磁性板41および磁性体44からなる異常電流検出部
28が設けられている。
【0020】プリント基板5は、各接点4に電気的に接
続され各接点4に流れる不平衡電流を検出する零相変流
器27を実装するとともにこの零相変流器27の出力を
増幅する電子部品30を実装している。
【0021】漏電表示機構6は、プリント基板5からの
出力により漏洩電流を検出したことを表示する。この漏
電表示機構6は、電磁石15と、電磁石15のプランジ
ャに係止しプランジャの動作で係止解除される表示部1
3と、表示部13を突出付勢するばね17と、電磁石1
5の動作に連動してトリップ部11を押す連動部材33
とを有する。
【0022】補助スイッチ7は、クロスバー3の動作に
応動する可動板35を有する。
【0023】トリップ部11は、その両側に設けた軸3
6が側ケース1a、1cに形成した孔42に軸支され、
異常電流検出部28のバイメタル28aに対向してい
る。また軸36に短絡用検出用磁性板41が軸支されて
バイメタル28aを囲むように形成された磁性体44に
対向している。したがって、バイメタル28aに異常電
流が流れて発熱し熱動作するとその下端部でトリップ部
11を押して引外し方向に回動させ、また短絡電流が流
れるとバイメタル28aが動作する前に磁性板41を磁
性体44に吸引して磁性板41によりトリップ部11を
引外し回動させる。
【0024】45はプリント基板5と側ケース1aの底
板47および側ケース1cの表面側の下端部との間に介
在する断面L字形の絶縁板である。
【0025】図4は、側ケース1aと中間ケース1bと
を示す分解斜視図であり、補助スイッチ7と、プリント
基板5の配置を示す。プリント基板5は、器体1の底板
7に沿って配設する。プリント基板5に沿って補助スイ
ッチ7を並設する。この場合、器体1の側ケース1aの
内側面に、その底板47からクロスバー2の設置方向
(図で上方)に向かって延出する一対の縦壁50を設け
る。縦壁50間に器体1の一方側の側ケース1aの側面
から他方側の側ケース1cの側面に向かって延出する突
起51を設ける。補助スイッチ7に突起51が挿通する
挿通孔52を設け、補助スイッチ7の挿通孔52を突起
51に挿通して補助スイッチ7の一方側を一対の縦壁5
0間に配設する。一対の縦壁50の外側面から補助スイ
ッチ7の他方側面に嵌まり込む切欠部53をプリント基
板5に形成する。なお、図3に示した絶縁板45も縦壁
50を嵌めるため、切欠部53と同様な切欠部55を形
成している。プリント基板5は絶縁板45を介して側ケ
ース1aの底板47に載置されるだけであり、プリント
基板5の上面側は中間ケース1bの底部95等により位
置決めされ、プリント基板5の切欠部53と反対側は中
間ケース1bを介して側ケース1cを取付けることによ
り位置決めされる。
【0026】器体1に、プリント基板5と接点4とを隔
離する隔壁57を設けるとともに、この隔壁57の一部
に通孔58を設け、この通孔58から隔壁57で区画さ
れる接点4側に補助スイッチ7の外部出力線59の挿通
路60を形成するとともに挿通路60から器体1の外部
に貫通する貫通孔61を形成している。実施の形態の隔
壁57は側ケース1aの内側面の負荷側端子12の設置
部12aの内側に沿って設置部12aと間隔をおいて略
L字形に突出する突出壁63と、この突出壁63と設置
部12aの先端部との間にまたがって取付けられ内部に
挿通路60を形成する平面略L字形の仕切り用のカバー
64からなり、突出壁63に通孔58および貫通孔61
を形成している。カバー64の表面は中間ケース1bに
より押え固定されている。
【0027】図5は、クロスバー3と可動接触子23と
の関係を示し、クロスバー3は両側の突出軸21の下側
に可動接触子挿入溝66を形成し、可動接触子23の基
端部が挿入溝66に挿入されるとともに接点圧ばね67
で挿入溝66の突出軸21側に押し付けられる。
【0028】ここで図1は、側ケース1aにクロスバー
3等の部品を組み込んだ状態を示している。クロスバー
3は補助スイッチ7の上面側に配設され、クロスバー3
に、ハンドル2のオンオフ操作に伴って補助スイッチ7
の可動板35を作動する可動板押圧部68を設けてい
る。また可動接触子23を常開付勢するため、コイルば
ねを用いたばね69でクロスバー3を可動接触子23の
開極方向に回動付勢している。
【0029】プリント基板5では、各可動接触子23の
可撓電線26が不平衡電流の検出のため、すべて零相変
流器27に通されている。
【0030】補助スイッチ7の外部出力線59は通孔5
8よりカバー64で覆われた挿通路60内に通され、貫
通孔61より器体1の外部に引き出されている。
【0031】図6は、中間ケース1bに一部の部品を組
み込んだ状態を示している。プリント基板5の出力線は
漏電表示機構6の電磁石15に接続される。73はプリ
ント基板5の電源線であり、図1、図3にも示すように
負荷側端子12に設けられた一対の固定接触子24にそ
れぞれ溶接接続されている。
【0032】図7は中間ケース1bに残りの全部品を組
み込み、かつオンにした状態である。開閉機構は、ハン
ドル2、ハンドル2に一端が連結されたリンク80、お
よびリンク80の他端に中間部が連結されたラッチ81
を有する。ラッチ81の一端がクロスバー3の突起82
に当接し、ラッチ81の他端がトリップ部11の係止部
83に係止し、ハンドル2を右倒れ(図示せず)の位置
から図示の左倒れの位置に回動することにより、リンク
80でラッチ81を押し下げ、これによりラッチ81は
係止部83を支点にしてクロスバー2の突起82を押
し、クロスバー2はばね69に抗して時計回りの方向に
回転しリンク80のハンドル連結部80aが死点を超え
るとばね69のばね力がハンドル2を左方向に倒れるよ
うに作用し器体1のハンドル穴85の縁部等のストッパ
部に当たって図の状態に停止する。クロスバー2の回転
により可動接触子23が回動してその接点23aが固定
接触子24の接点24aに接触し、さらにクロスバー2
が回動することにより可動接触子23が接点23aを支
点に回動して接点圧ばね67を圧縮し接点圧を付与す
る。またクロスバー2の回転により可動板押圧部68が
回動して補助スイッチ7の可動板35が押され、補助ス
イッチ7がオン(またはオフ)となる。
【0033】漏電表示部13は被押圧部13aをハンド
ル2に向けて突出し、ハンドル2のオフ操作(図7で右
方向に倒す)で被押圧部13aを押下げ表示部13を器
体1内に後退させる押圧部2aを設けている。
【0034】接点4のオフは、ハンドル2を図7の状態
から右倒れに倒すと、ハンドル連結部80a死点を超え
たとき、ばね69の復元力によりクロスバー2が復帰し
可動接触子23が開極動作するとともに、リンク80で
ハンドル2を押上げてハンドル2を右倒れ方向に作用し
ハンドル穴85の縁部等のストッパに係止する。同時に
補助スイッチ7が復帰する。
【0035】また回路遮断器のトリップ動作は、接点4
のオンのときに電源側端子8と負荷側端子12の間に異
常電流が流れることにより、異常電流検出部28が動作
してトリップ部11が押され、トリップ部11の係止部
83がラッチ81から離れる。例えば過電流の場合はバ
イメタル28aが熱動作でわん曲してトリップ部11を
押して回動させ、また短絡電流の場合はバイメタル28
aが十分加熱される前に磁性板41が磁性体44に吸引
されて磁性板41によりトリップ部11を押し回動させ
る。これにより、ばね69の復元力でクロスバー2が反
時計回りに回動して可動接触子23がオフとなり、ハン
ドル2はハンドル復帰ばね16により中立位置に移動す
る。接点4のオフにより異常電流検出部28が復帰した
ときハンドル2を中立位置からオフ側に倒すとラッチ8
1が係止部83に係止できリセットとなる。
【0036】また漏電があった場合には、可撓電線26
に流れる不平衡電流を零相変流器27により検出し、プ
リント基板5の出力線73より出力信号が漏電表示機構
6の電磁石15に供給され、電磁石15のプランジャが
動作して漏電表示部13の係止がプランジャから外れて
ばね17により漏電表示部13が器体1より突出して漏
電表示するとともに、連動部材33が動作してトリップ
部11を押し回動させて前記した異常電流検出部28に
よる動作と同様にして可動接触子23を開極する。電磁
石15のプランジャの復帰後リセットのためハンドル2
をオフ方向に操作すると押圧部2aで被押圧部13aを
押して漏電表示部13をばね17に抗して後退させると
ともに、表示部13がプランジャの係止部に係止し器体
1内に引っ込んだ状態が維持される。
【0037】漏電テストボタン14は、これを押すこと
によりプリント基板5に漏電検出信号を出力させて不平
衡電流を発生させ零相変流器27に検出させ電磁石15
を作動させる構成である。このため、不平衡電流通電用
のリード線96を零相変流器27に貫通している。
【0038】図8は、負荷側端子12側の側面を示し、
補助スイッチ7の外部出力線59を外部に引出してい
る。
【0039】図9は器体1の底部を破断した部分底面図
であり、隔壁57および通孔58を示している。90は
電源線73を通す孔である。
【0040】図10は、オン状態のクロスバー3を示
し、ばね69が引張され、可動接触子23が固定接触子
24に接触し、可動板押圧部68が可動板35を押圧し
補助スイッチ7を作動している。
【0041】図11はオフ状態のクロスバー3を示し、
ばね69により復帰動作し、可動接触子23が固定接触
子24から離れ、可動板押圧部68が可動板35から離
れている。
【0042】第1の実施の形態によれば、クロスバー3
の可動板押圧部68で直接可動板35を押圧したり開放
したりするので、余分な部材が不必要となり、組立作業
を簡素化することができる。また、直接クロスバー3で
補助スイッチ7を操作するので補助スイッチ7を精度良
く操作できる。
【0043】また、補助スイッチ7の挿通孔52を器体
1の突起51に嵌め込み、補助スイッチ7の反対側をプ
リント基板5の切欠部53で押えることとなるので、補
助スイッチ7を器体1の一方側側面とプリント基板5と
の間で挟持することとなり、補助スイッチ7を器体1内
に簡単に保持することができる。
【0044】さらに隔壁57によりプリント基板5の絶
縁が図れるとともに補助スイッチ7の外部出力線59の
導出を容易にできる。
【0045】この発明の第2の実施の形態を図12およ
び図13に示す。すなわち、この回路遮断器は、第1の
実施の形態において、補助スイッチ7を、ハンドル2の
オン時にプリント基板5を各接点4に導通させるととも
にハンドル2のオフ時にプリント基板5を各接点4に非
導通にさせてプリント基板5への電源供給を制御するプ
リント基板電源供給用スイッチとしている。
【0046】図12は図4に対応する図であり、電源線
73に直列に補助スイッチ7を接続した状態を示してい
る。図13は配線図を示しており、各部品は図1から図
12と共通の符号を付している。
【0047】この回路遮断器によれば、電源線73を補
助スイッチ7を介して負荷側端子12側に接続している
ため、ハンドル2をオフとしたときにプリント基板5の
電源供給をストップして、回路遮断器に接続される負荷
の絶縁抵抗の測定が行なえる。
【0048】その他は、第1の実施の形態と同様であ
る。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の回路遮断器によれば、ク
ロスバーの可動板押圧部で直接可動板を押圧したり開放
したりするので、余分な部材が不必要となり、組立作業
を簡素化することができる。また、直接クロスバーで補
助スイッチを操作するので補助スイッチを精度良く操作
できる。
【0050】請求項2記載の回路遮断器によれば、請求
項1と同様な効果のほか、補助スイッチの挿通孔を器体
の突起に嵌め込み、補助スイッチの反対側をプリント基
板の切欠部で押えることとなるので、補助スイッチを器
体の一方側側面とプリント基板との間で挟持することと
なり、補助スイッチを器体内に簡単に保持することがで
きる。
【0051】請求項3記載の回路遮断器によれば、請求
項1または請求項2と同様な効果のほか、隔壁によりプ
リント基板の絶縁が図れるとともに補助スイッチの外部
出力線の導出を容易にできる。
【0052】請求項4記載の回路遮断器によれば、請求
項1または請求項2と同様な効果のほか、ハンドルをオ
フとしたときにプリント基板の電源供給をストップし
て、回路遮断器に接続される負荷の絶縁抵抗の測定が行
なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の側ケースに部品
の一部を組み込んだ状態の正面図である。
【図2】回路遮断器の外観斜視図である。
【図3】回路遮断器の分解斜視図である。
【図4】補助スイッチとプリント基板の取付けを説明す
る部分斜視図である。
【図5】クロスバーと可動接触子とを示す斜視図であ
る。
【図6】中間ケースを装着し他の一部の部品を組み込ん
だ正面図である。
【図7】全部品を組み込んだ状態の正面図である。
【図8】回路遮断器の負荷側端子側からみた側面図であ
る。
【図9】回路遮断器の底部を破断した部分断面底面図で
ある。
【図10】オン状態のクロスバーを示す中ケースを外し
た状態の側面図である。
【図11】オフ状態のクロスバーを示す中ケースを外し
た状態の側面図である。
【図12】第2の実施の形態の補助スイッチの配線を示
す部分斜視図である。
【図13】補助スイッチ、プリント基板および接点の配
線図である。
【符号の説明】
1 器体 2 ハンドル 3 クロスバー 4 接点 5 プリント基板 6 漏電表示機構 7 補助スイッチ 27 零相変流器 30 電子部品 35 可動板 47 底板 50 縦壁 51 突起 52 挿通孔 53 切欠部 57 隔壁 58 通孔 59 外部出力線 60 挿通路 61 貫通孔 68 可動板押圧部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体と、この器体内で回動自在に支持さ
    れたハンドルと、このハンドルのオンオフ操作に伴って
    開閉機構を介して駆動されるクロスバーと、このクロス
    バーの動作に伴って開閉動作する複数の接点と、これら
    の接点に電気的に接続され前記各接点に流れる不平衡電
    流を検出する零相変流器を実装するとともにこの零相変
    流器の出力を増幅する電子部品を実装したプリント基板
    と、このプリント基板からの出力により漏洩電流を検出
    したことを表示する漏電表示機構と、前記クロスバーの
    動作に応動する可動板を有する補助スイッチとを備えた
    回路遮断器において、 前記プリント基板を、前記器体の底面に沿って配設する
    とともに前記プリント基板に沿って前記補助スイッチを
    並設し、前記クロスバーは前記補助スイッチの上面側に
    配設され、前記クロスバーに、前記ハンドルのオンオフ
    操作に伴って前記補助スイッチの前記可動板を作動する
    可動板押圧部を設けたことを特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】 前記器体に、その底面からクロスバー方
    向に向かって延出する一対の縦壁を設けるとともに前記
    縦壁間に前記器体の一方側側面から他方側側面に向かっ
    て延出する突起を設け、前記補助スイッチに前記突起が
    挿通する挿通孔を設け、前記補助スイッチの前記挿通孔
    を前記突起に挿通して前記補助スイッチの一方側を前記
    一対の縦壁間に配設した状態で、一対の縦壁の外側面か
    ら前記補助スイッチの他方側面に嵌まり込む切欠部を前
    記プリント基板に形成した請求項1記載の回路遮断器。
  3. 【請求項3】 前記器体に、前記プリント基板と前記接
    点とを隔離する隔壁を設けるとともに、この隔壁の一部
    に通孔を設け、この通孔から前記隔壁で区画される前記
    接点側に前記補助スイッチの外部出力線の挿通路を形成
    するとともに前記挿通路から前記器体の外部に貫通する
    貫通孔を形成した請求項1または請求項2記載の回路遮
    断器。
  4. 【請求項4】 前記補助スイッチを、前記ハンドルのオ
    ン時に前記プリント基板を前記各接点に導通させるとと
    もに前記ハンドルのオフ時に前記プリント基板を前記各
    接点に非導通にさせて前記プリント基板への電源供給を
    制御するプリント基板電源供給用スイッチとした請求項
    1または請求項2記載の回路遮断器。
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