JP5469034B2 - 鞍乗り型車両用のフートレスト - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両用のフートレストの改良に関する。
鞍乗り型車両は、車体に乗員が足を置くフートレストを備えている。鞍乗り型車両用のフートレストが各種提案されている(例えば、特許文献1(図4)参照。)。
特許文献1の図4に示されるように、フートレスト本体(22)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)は、足載せ部(26)と、この足載せ部(26)に一体的に形成され車体側に取付けられる取付部(27)とを有する。
足載せ部(26)は、車幅方向に延びる第1足載せ板(26a)と、この第1足載せ板(26a)の前方に配置され車幅方向に延びる第2足載せ板(26b)と、第1足載せ板(26a)の後方に配置され車幅方向に延びる第3足載せ板(26c)とを有する。
しかし、特許文献1の技術では、足載せ部(26)は、所定の剛性を確保するために、第1足載せ板(26a)〜第3足載せ板(26c)の板厚を厚くしていた。上記部材の板厚が厚くなると、足載せ部(26)の重量が嵩むことになる。
所定の剛性を確保しつつ足載せ部の重量増加を抑制することができる鞍乗り型車両用のフートレストが望まれている。
特開2009−292359公報
本発明は、剛性確保と軽量化とを両立させることができる鞍乗り型車両用のフートレストを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、足を載せるステップ部と、このステップ部から車体フレーム側へ延び車体フレーム側のステップブラケットに回動可能に取付けられる取付部とからなる鞍乗り型車両用のフートレストにおいて、ステップ部は、車幅方向に延ばされて板状を呈し上端に鋸状のペグが形成されている第1足載せ部と、この第1足載せ部の車両前方に位置し、車幅方向に延ばされて板状を呈し上端に鋸状のペグが形成されている第2足載せ部と、第1足載せ部より車両後方に位置し、車幅方向に延ばされて板状を呈し上端に鋸状のペグが形成されている第3足載せ部と、第1足載せ部と第2足載せ部の間を連結する少なくとも1つ以上の前部補強部材と、第1足載せ部と第3足載せ部の間を連結する少なくとも1つ以上の後部補強部材とを有し、第3足載せ部はキックペダルのストッパを兼ね、第3足載せ部へのキックペダル当接部に、少なくとも1つの後部補強部材が第3足載せ部へ接合する接合部が位置し、且つ、第3足載せ部は第1足載せ部より厚く形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、第1足載せ部と第2足載せ部の間を連結する前部補強部材は、第1補強部材と、この第1補強部材よりも車幅方向外側で、第1足載せ部と第2足載せ部の間を連結する第2補強部材とを有し、後部補強部材は、第1足載せ部と第3足載せ部の間を連結する第3補強部材と、この第3補強部材よりも車幅方向外側で、第1足載せ部と第3足載せ部の間を連結する第4補強部材と、からなり、第3補強部材及び第4補強部材は、第1補強部材及び第2補強部材に対して、車両平面視で、第1足載せ部を中心に前後対称となるように配置されていると共に、1補強部材及び第2補強部材の長さは、第1足載せ部と第2足載せ部の間の車両長手方向距離よりも長くなるように形成され、第3補強部材及び第4補強部材の長さは、第1足載せ部と前記第3足載せ部の間の車両長手方向距離よりも長くなるように形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、第2足載せ部と第3足載せ部の間は、車両平面視で、車幅方向外方が円弧状を呈する弧状プレートで連結され、車幅方向内方が、直線状又は弧状を呈し取付部が取付けられる前後プレートで連結され、弧状プレート及び前後プレートは、各々、第1足載せ部の一端及び他端に連結されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、第1足載せ部、第2足載せ部及び第3足載せ部は、車両正面視で、各々、高さが車両外側へ向かうにつれて小さくなるように形成され、第1足載せ部と前後プレートとが連結する連結部近傍にて、第1足載せ部高さは、第2足載せ部及び第3足載せ部よりも下方に長く形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、第1足載せ部の車幅方向内側基部に、孔部が開けられていることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、第1足載せ部、第2足載せ部及び第3足載せ部の板厚は、車幅方向外側に向かうにつれ薄くしたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、第2足載せ部から第3足載せ部へ延ばされている第4補強部材にかけて、第2足載せ部及び第3足載せ部の内周には、第1補強部材との接合部、第2補強部材との接合部及び第4補強部材との接合部を各々通るようにして、補強リブが形成されていることを特徴とする。
請求項8に係る発明では、補強リブの上面は、水平面に対して傾斜している傾斜面であることを特徴とする。
請求項9に係る発明では、第1補強部材及び第3補強部材の板厚は、第2補強部材及び第4補強部材の板厚よりも大きく設定されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、第3足載せ部はキックペダルのストッパを兼ねている。
第3足載せ部へのキックペダル当接部に、少なくとも1つの後部補強部材が第3足載せ部へ接合する接合部が位置しているので、乗員がキックペダルを蹴ったときに、接合部にキックペダルが当接し、第3足載せ部は、ストッパの役割を果たす。
また、第3足載せ部の板厚は、第1足載せ部の板厚よりも大きく設定した。乗員がキックペダルを蹴ったときに、ステップ部の第3足載せ部にキックペダルが当接しストッパの役割を果たすが、本発明では、第1足載せ部に較べて第3足載せ部の板厚を厚くしたので、第3足載せ部の剛性が高められ、剛性を高めた第3足載せ部にてキックペダルを確実に止めることができる。
請求項2に係る発明では、第1〜第4補強部材は、車両平面視で、第1足載せ部を中心に前後対称となるように配置されていると共に、第1足載せ部から第2足載せ部までの車両長手方向距離及び第1足載せ部から第3足載せ部までの車両長手方向距離は、いずれも、第1〜第4補強部材の長さよりも長くなるように形成した。つまり、第1〜第4補強部材は、平面視でX形状に配置されている。
乗員の乗車姿勢により第2足載せ部又は第3足載せ部のみに車幅方向に沿った踏力が加わることがある。
従来、車幅方向に第1〜第3足載せ部が設けられているステップ部に、補強部材を設ける場合、第1〜第4補強部材は、第1足載せ部から車両長手方向に延びている。第1〜第4補強部材は、第1足載せ部とで十字形状となるように配設されている。
第2足載せ部のみに車幅方向に踏み力が加わると、十字形状であれば、第2足載せ部が第1足載せ部に対して車幅方向にずれる可能性が出てくる。この対策として、第1〜第2補強部材を厚くする必要がある。第3足載せ部も同様であり、第1〜第4補強部材の重量が増加する。
本発明では、第1〜第4補強部材がX形状に配置されているので、車幅方向外力に対する剛性が高まり、第1〜第4補強部材の薄肉化が可能となる。
この結果、剛性確保と軽量化とを両立させることができるようになる。
また、第1〜第4補強部材の薄肉化ができると、平面視での開口面積が増加する。
足載せ部と補強部材との間に形成される開口部の面積を大きくすることができるので、足載せ部に付着した泥を速やかに排出させることができる。
請求項3に係る発明では、第2足載せ部と第3足載せ部の間は、車幅方向外方が弧状プレートで連結されている。
ステップ部の外端は、弧状プレートで形成されているので、直線状プレートに較べてステップ部の面積を大きくすることができる。
また、ステップ部の外枠は、第2足載せ部、弧状プレート、第3足載せ部及び前後プレートで形成され、この外枠で囲まれた部分に、第1足載せ部と第1〜第4補強部材が葉脈状に張付けられている。
外枠は、第1足載せ部及び第1〜第4補強部材によって葉脈状に補強されているので、十分な剛性が確保され、足載せ部に対する周囲からの衝撃を受けることができる。
請求項4に係る発明では、第1足載せ部、第2足載せ部及び第3足載せ部は、車両正面視で、各々、高さが車両外側へ向かうにつれて小さくなるように形成されている。
第1足載せ部に較べて第2足載せ部及び第3足載せ部が小さくできるので、足載せ部を構成するステップ部の軽量化が図れる。加えて、第1足載せ部高さは、第2足載せ部及び第3足載せ部よりも下方に長く形成されているので、高さ方向に加わる衝撃に対する剛性が確保される。
請求項5に係る発明では、第1足載せ部の車幅方向内側基部に、孔部が開けられているので、第1足載せ部の基部に柔軟性をもたせ撓み易くさせることができる。第1足載せ部の基部を撓み易くさせることで、取付部にかかる力を分散させることができる。
請求項6に係る発明では、第1足載せ部、第2足載せ部及び第3足載せ部の板厚は、車幅方向外側に向かうにつれ薄くした。車幅方向外側に向かうにつれ薄くなるので、ステップ部根元部に十分な剛性をもたせつつ、ステップ部を軽量化することができる。
請求項7に係る発明では、第2足載せ部から第3足載せ部にかけて、第3足載せ部に延ばされている第4補強部材の部位まで、第2足載せ部及び第3足載せ部の内周には、補強リブが形成されている。このような補強リブであれば、第2足載せ部及び第3足載せ部の剛性を高く維持しながら、板厚を小さくしてステップ部を一層軽量化することができる。
請求項8に係る発明では、補強リブの上面は傾斜面である。このような傾斜面であれば、足載せ部に付着した泥を足載せ部に引っかかり難くすることができる。
請求項9に係る発明では、第1補強部材及び第3補強部材の板厚は、第2補強部材及び第4補強部材の板厚よりも大きく設定されている。ステップ部のステップブラケット側に位置する第1補強部材及び第3補強部材を太く設定することで、ステップ部根元部の剛性を高めつつ、ステップ部の軽量化を図ることができる。
本発明に係る自動二輪車の右側面図である。 図1の2矢視図である。 自動二輪車の要部右側面図である。 フートレストの取付構造を説明する分解斜視図である。 フートレストの平面図(車両上方から見た図)である。 図5の各要素の寸法関係を説明する図である。 図5の7矢視図である。 図7の各要素の寸法関係を説明する図である。 フートレストの正面図(車両右側方から見た図)である。 図5の9−9線断面図である。 フートレストを斜め下後方から見た斜視図である。 足を載せるステップ部がキックペダルのストッパとなることを説明する作用図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、ヘッドパイプ11から車両後方へ斜め下へ延びる左右一対のメインフレーム12と、このメインフレーム12の後部からピボット軸13を介して車両後方へ延びるスイングアーム14と、このスイングアーム14の後部に車軸15を介して回転自在に取付けられる後輪16と、ヘッドパイプ11に回転(操舵)自在に取付けられるフロントフォーク17と、このフロントフォーク17の下部に回転自在に取付けられる前輪18と、フロントフォーク17の上端に取付けられ前輪18を操舵するハンドル21と、ヘッドパイプ11近傍から下げられた後に車両後方へ延びてメインフレーム12の後部下端に接続されるダウンチューブ22と、このダウンチューブ22と上方のメインフレーム12との間に配置される内燃機関23と、この内燃機関23から車両前方へ延びた後にターンして内燃機関23の車幅右側を通り、一対のメインフレーム12の間を通って車両後方へ延びる排気管24と、この排気管24の後端に接続される消音器40とを主要素とする鞍乗り型車両である。
車体フレーム20は、ヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11から車両後方へ斜め下へ延びる左右一対のメインフレーム12とを有する。
内燃機関23は、ガソリンエンジン、特に水冷式4ストロークガソリンエンジンが好適である。内燃機関23のための燃料タンク25が、ヘッドパイプ11の車両後方位置にてメインフレーム12に支持され、内燃機関23のためのラジエータ26がダウンチューブ22に沿って配置されている。
内燃機関23の右側面に、始動時に乗員が蹴ることができるキックペダル29が設けられている。
この鞍乗り型車両は、フロントフェンダ27が前輪18より十分に高い位置に配置され、リヤフェンダ28が後輪16より十分高い位置に配置されている。
後輪16にブレーキディスク31が付設され、このブレーキディスク31は、スイングアーム14の上面に設けたブレーキキャリパ32により制動状態とされる。
ブレーキキャリパ32の上方に消音器40が配置されているため、ピボット軸13を中心に描くブレーキキャリパ32の移動軌跡33が消音器40に交差する。そのため、ブレーキキャリパ32が消音器40に当たることを防止する対策が必要となる。
そこで、この例では、消音器40の下面を局部的に上方へ窪ませて、ブレーキキャリパ32を収納することができる凹部41とした。
仮に、ブレーキキャリパ32との干渉を避けるために、消音器40の下面レベルを上げると、消音器40の断面積が小さくなり、消音性能が低下する。
また、仮に、ブレーキキャリパ32が消音器40に当たることを防止するために消音器40にプロテクターを付設すると、プロテクターの調達コスト及び取付けコストが発生する。
本発明では、消音器40の下面レベルを上げる代わりに、ブレーキキャリパ32を収納する凹部41を、消音器40に設けた。このような凹部41であれば、消音器40の断面積の減少は小さくて済む。すなわち、消音器40の消音性能を維持しつつ、ブレーキキャリパ32との干渉を防止することができる。
加えて、プロテクターが不要であるから、コストの増加を抑えることができる。
図2に示されているように、ヘッドパイプ11の後方から車両後方へシート43が設けられ、このシート43の車幅方向左右に乗員が足を置くフートレスト44L、44Rが延ばされている。
図中、想像線で示されているキックペダル29は、キックペダル29が車幅方向外側に開放され乗員が内燃機関23を始動するために蹴りおろした位置にあることを示す。
図1を併せて参照して、車両の前部側方に、フロントサイドカウル37L、37Rが設けられ、これらのフロントサイドカウル37L、37Rに連続して車両後方へミドルサイドカウル38L、38Rが延ばされ、これらのミドルサイドカウル38L、38Rに連続して車両後方へリヤサイドカウル39L、39Rが延ばされている。
図3に示されているように、メインフレーム12の下部から車幅方向外方へ左右のフートレスト44L、44R(図手前側の符号44Rのみ示す。)が延ばされている。フートレスト44L、44Rは、車体フレーム側のステップブラケット45L、45R(図手前側の符号45Rのみ示す。)に取付けられている。
ステップブラケット45Rの上方位置にてメインフレーム12にペダル支持軸46が設けられ、このペダル支持軸46から車両前方へブレーキペダル47が回動自在に延ばされている。ブレーキペダル47の車両後方位置にてメインフレーム12に、ブレーキマスタシリンダ48が取付けられており、このブレーキマスタシリンダ48から延びているロッド49は、ブレーキペダル47の後部に車両後方へ延ばされている連接部材52に連結される。この連接部材52とメインフレーム12の間に、ブレーキペダル47に踏み力がかからないときにブレーキペダル47をもとの位置に戻るように付勢するばね53が介在されている。
なお、図中、想像線で示されているキックペダル29は、キックペダル29が車幅方向外側に開放され乗員が内燃機関23を始動するために蹴りおろした位置にあることを示す。フートレスト44Rの取付関係について次図にて説明する。
図4に示されているように、車体フレームの構成要素であるメインフレーム12に締結部材51、51によってステップブラケット45Rが締結され、このステップブラケット45Rに回動自在にフートレスト44Rが取付けられている。ステップブラケット45Rは断面コ字状を呈し、上下一対のフランジ55、55とこれら上下一対のフランジ55、55の端部を連結する連結部56とからなる。フランジ55、55にフートレスト44Rを止める穴57、57が開けられ、連結部56に前記締結部材51、51が差し込まれる締結穴58、58が開けられている。
フートレスト44Rは、車体フレーム側のステップブラケット45Rに回動可能に取付けられる取付部61と、この取付部61から車幅方向外方に延ばされ乗員が足を載せるステップ部62と、からなる。取付部61に、ステップブラケット45Rに開けた穴57、57の位置に合わせて孔63が開けられ、穴57、57と孔63とに回動軸となる軸部材64を挿通して取付けることにより、フートレスト44Rは、ステップブラケット45Rに回動可能に取付けられている。軸部材64は頭部65が軸径よりも大きく、下端部にピン孔部66を有し、このピン孔部66に軸部材64をステップブラケット45Rに保持するピン67が挿通される。
以上、右側のステップブラケット45Rについて説明したが、左側のステップブラケット45Lは、車幅方向中心線に対して、右側のステップブラケット45Rと左右対称に設けられている他は同様な構造であり説明を省略する。
以下、図5〜図9では、フートレストの主要部を構成するステップ部の詳細な構造について説明する。
先ず、車両上方からフートレストを見たときの構造について説明を行う。
図5に示されているように、ステップ部62は、車幅方向に延ばされて板状を呈し上端に鋸状のペグ71が形成されている第1足載せ部72と、この第1足載せ部72の車両前方に位置し、車幅方向に延ばされて板状を呈し上端に鋸状のペグ73が形成されている第2足載せ部74と、第1足載せ部72より車両後方に位置し、車幅方向に延ばされて板状を呈し上端に鋸状のペグ75が形成されている第3足載せ部76と、第1足載せ部72と第2足載せ部74の間を連結する第1補強部材81と、この第1補強部材81よりも車幅方向外側で、第1足載せ部72と第2足載せ部74の間を連結する第2補強部材82と、第1足載せ部72と第3足載せ部76の間を連結する第3補強部材83と、この第3補強部材83よりも車幅方向外側で、第1足載せ部72と第3足載せ部76の間を連結する第4補強部材84と、からなる。
第1補強部材81と第2補強部材82は、第1足載せ部72と第2足載せ部74の間を連結しており、ステップ部62の前部を構成することから、第1補強部材81と第2補強部材82とを合わせて前部補強部材77と云う。なお、本実施例では、前部補強部材77は、2つであるが、1つ、3つ又は4つでも良く、重量及び剛性等を考慮し任意の数に設定可能である。
また、第3補強部材83と第4補強部材84は、第1足載せ部72と第3足載せ部76の間を連結しており、ステップ部62の後部を構成することから、第3補強部材83と第4補強部材84とを合わせて後部補強部材78と云う。なお、本実施例では、後部補強部材78は、2つであるが、1つ、3つ又は4つでも良く、重量及び剛性等を考慮し任意の数に設定可能である。
第2足載せ部74と第3足載せ部76の間は、車両平面視で、車幅方向外方が円弧状を呈する弧状プレート85で連結され、車幅方向内方が、直線状を呈し取付部61が取付けられている前後プレート86で連結されている。
弧状プレート85は、第1足載せ部の一端87(先端)に連結され、前後プレート86は、第1足載せ部の他端88(根元)に連結されている。
次に、車両平面視で、ステップ部の各構成要素の寸法関係について説明する。
図6に示されているように、第1足載せ部72の板厚(a)、第2足載せ部74の板厚(b)及び第3足載せ部の板厚(c)は、各々、車幅方向外側に向かうにつれて薄くなるようにした。すなわち、第1足載せ部72の車幅内側の板厚(a1)と第1足載せ部72の車幅外側の板厚(a2)との関係は、a2<a1であり、第2足載せ部74の車幅内側の板厚(b1)と第2足載せ部74の車幅外側の板厚(b2)との関係は、b2<b1であり、第3足載せ部76の車幅内側の板厚(c1)と第3足載せ部76の車幅外側の板厚(c2)との関係は、c2<c1である。
また、第1足載せ部72の板厚(a)、第2足載せ部74の板厚(b)及び第3足載せ部の板厚(c)は、車幅方向外側に向かうにつれて薄くなるようにしたので、フートレスト44を構成するステップ部62の根元部に十分な剛性をもたせつつ、フートレスト44を軽量化することができる。
さらに、第3補強部材83及び第4補強部材84は、第1補強部材81及び第2補強部材82に対して、車両平面視で、第1足載せ部72を中心に前後対称となるように配置されていると共に、第1補強部材81の長さ(s1)及び第2補強部材82の長さ(s2)は、第1足載せ部72と第2足載せ部74の間の車両長手方向距離(p1)よりも長くなるように形成されている。すなわち、p1<s1、p1<s2の関係にある。
また、第3補強部材83の長さ(s3)及び第4補強部材84の長さ(s4)は、第1足載せ部72と第3足載せ部76の間の車両長手方向距離(p2)よりも長くなるように形成されている。すなわち、p2<s3、p2<s4の関係にある。
さらにまた、第1補強部材81の板厚(t1)及び第3補強部材83の板厚(t3)は、前記第2補強部材82の板厚(t2)及び第4補強部材84の板厚(t4)よりも大きく設定されている。すなわち、t2<t1、t4<t3の関係にある。
ステップ部62のステップブラケット側に位置する第1補強部材81の板厚(t1)及び第3補強部材83の板厚(t3)を大きく設定することで、ステップ部62の根元部の剛性を高めつつ、ステップ部62の軽量化を図ることができる。
次に、車両前方からフートレストを見たときの構造について説明を行う。
図7に示されているように、フートレスト44Rは、ステップブラケット45Rに支持される取付部61と、この取付部61の車幅方向外方に延ばされるステップ部62とからなる。
ステップ部62を構成する第1足載せ部72の車幅方向内側基部91には、略三角形状を呈する孔部92が開けられている。取付部61に、溜まった泥を抜け易くする排泥穴90が開けられている。排泥穴90により軽量化も図られる。
次に、車両正面視で、ステップ部の各構成要素の寸法関係について説明する。
図8に示されているように、第1足載せ部72、第2足載せ部74及び第3足載せ部76は、車両正面視で、それらの高さが車両外側へ向かうにつれて小さくなるように形成されている。
また、第1足載せ部72と前後プレート86とが連結する連結部56の近傍にて、第1足載せ部72の高さ(h11)は、第2足載せ部74の高さ(h21)及び第3足載せ部76の高さ(h31)よりも下方に長く形成されている(h21<h11、h31<h11)。
次に、車両側方からフートレストを見た状態について説明する。
図9に示されているように、第1足載せ部72の高さは、その外端から車幅方向中心に向かうにつれて徐々に大きくなるように形成され、取付部61に接続される内端にて最大の高さとなる。
同様に、第2足載せ部74の高さ及び第3足載せ部76の高さは、いずれも、その外端から車幅方向中心に向かうにつれて徐々に大きくなるように形成され、取付部61に接続される内端にて最大の高さとなる。
次に、第1足載せ部、第2足載せ部及び第3足載せ部を横切る断面を通してステップ部の構造について説明する。
図10に示されているように、第1足載せ部72の高さ(ha)は、第2足載せ部76の高さ(hb)よりも大きく(hb<ha)、第1足載せ部72の高さ(ha)は、第3足載せ部76の高さ(hc)よりも大きい(hc<ha)。
また、第3足載せ部76の厚さ(c11)は、第2足載せ部74の厚さ(b11)よりも大きく設定されている(b11<c11)。
さらに、第2足載せ部74の内周93に、第1足載せ部72へ向けて補強リブ94が延ばされている。この補強リブ94について、以下に、詳細に説明する。
図5に戻って、第2足載せ部74から第3足載せ部76へ延ばされている第4補強部材84にかけて、第2足載せ部74の内周93及び第3足載せ部76の内周95には、第1補強部材81との接合部96、第2補強部材82との接合部97及び第4補強部材84との接合部98を各々通るようにして、補強リブ94が形成されている。
第2足載せ部74から第3足載せ部76にかけて、第3足載せ部76に延ばされている第4補強部材84の部位まで、第2足載せ部の内周93及び第3足載せ部の内周95には、補強リブ94が形成されている。このような補強リブ94であれば、第2足載せ部74及び第3足載せ部76の剛性を高く維持しながら、板厚を小さくして軽量化することができる。
図10に戻って、補強リブ94の上面は、水平面に対して傾斜している傾斜面101である。このような傾斜面101であれば、足載せ部70に付着した泥を足載せ部70に引っかかり難くすることができる。
図2、図5及び図6を参照して、第3足載せ部76の板厚(c1)は、第2足載せ部74の板厚(b1)よりも肉厚にした(b1<c1)。乗員がキックペダル29を蹴ったときに、ステップ部の第3足載せ部76の近傍にキックペダル29が当接しストッパの役割を果たす。
本発明では、第2足載せ部74の板厚(b1)に較べて第3足載せ部76の板厚(c1)を厚くしたので、第3足載せ部76の剛性が高められ、キックペダル29が足載せ部70に接触した場合の影響が抑えられる。
また、第3足載せ部76に第3補強部材83を接合させる接合部99及び第3足載せ部76に第4補強部材84を接合させる接合部98は、鞍乗り型車両に懸架されエンジン23を始動させるキックペダル29の移動軌跡の近傍に配置されている。
乗員がキックペダル29を蹴ったときに、第3足載せ部76と第3補強部材83との接合部99にキックペダル29が当たる。このとき、キックペダル29が当接しストッパの役割を果たす。
本発明では、第3足載せ部76の板厚を厚くした上に、キックペダル29が移動する軌跡の近傍に第3足載せ部76と第3補強部材83との接合部99を配置した。このような位置に配置した接合部99により、第3足載せ部76の剛性が高められ、キックペダル29が足載せ部70に接触した場合の影響が抑えられる。
図11に示されているように、第1足載せ部72の車幅方向内側基部に、孔部92が開けられている。第1足載せ部72の根元に孔部92が開けられていれば、第1足載せ部の基部91に柔軟性をもたせ撓み易くさせることができる。第1足載せ部の基部91を撓み易くさせることで、取付部61にかかる力を分散させることができる。
以上に述べた鞍乗り型車両のフートレストの作用を次に述べる。
図5に戻って、第1補強部材81〜第4補強部材84は、車両平面視で、第1足載せ部72を中心に前後対称となるように配置されていると共に、第1足載せ部72から第2足載せ部74までの車両長手方向距離及び第1足載せ部72から第3足載せ部76までの車両長手方向距離は、いずれも、第1補強部材81〜第4補強部材84の長さよりも長くなるように形成した。
乗員の乗車姿勢により第2足載せ部74又は第3足載せ部76のみに車幅方向に沿った踏力が加わることがある。
従来、車幅方向に第1〜第3足載せ部が設けられているステップ部に、補強部材を設ける場合、第1〜第4補強部材は、第1足載せ部から車両長手方向に延びている。第1〜第4補強部材は、第1足載せ部とで十字形状となるように配設されている。
第2足載せ部74のみに車幅方向に踏み力が加わると、十字形状であれば、第2足載せ部74が第1足載せ部72に対して車幅方向にずれる可能性が出てくる。この対策として、第1〜第2補強部材81、82を厚くする必要がある。第3足載せ部76も同様であり、第1〜第4補強部材81〜84の重量が増加する。
本発明では、第1〜第4補強部材81〜84がX形状に配置されているので、車幅方向外力に対する剛性が高まり、第1〜第4補強部材81〜84の薄肉化が可能となる。
この結果、ステップ部62の剛性確保と軽量化とを両立させることができるようになる。
また、第1〜第4補強部材81〜84の薄肉化ができると、平面視での開口面積が増加する。足載せ部70と補強部材81〜84との間に形成される複数の開口部102の面積を大きくすることができるので、足載せ部70に付着した泥を速やかに排出させることができる。
第2足載せ部74と第3足載せ部76の間は、車幅方向外方が弧状プレート85で連結されている。ステップ部62の外端は、弧状プレート85で形成されているので、直線状プレートで形成されている場合に較べてステップ部62の面積を大きくすることができる。ステップ部62の面積が大きくなれば、車両の操縦性が高まる。
また、ステップ部の外枠104は、第2足載せ部74、弧状プレート85、第3足載せ部76及び前後プレート86で形成され、この外枠104で囲まれた部分に、第1足載せ部72と第1補強部材81〜第4補強部材84が葉脈状に張付けられている。
外枠104は、第1足載せ部72及び第1補強部材81〜第4補強部材84により葉脈状に補強されているので、十分な剛性が確保され、足載せ部70に対する周囲からの衝撃を受けることができる。
図8に戻って、第1足載せ部72、第2足載せ部74及び第3足載せ部76は、車両正面視で、各々、高さが車両外側へ向かうにつれて小さくなるように形成されている。
第1足載せ部72に較べて第2足載せ部74及び第3足載せ部76を小さくすることができるので、ステップ部62の軽量化が図れる。加えて、第1足載せ部72の高さは、第2足載せ部74の高さ及び第3足載せ部76の高さよりも下方に長く形成されているので、高さ方向に加わる衝撃に対する剛性が確保される。
図12に示されているように、キックペダル29を蹴り下ろし、キックペダル29がストッパとしてのフートレスト44Rに当たっている。
図5を併せて参照して、第3足載せ部76はキックペダル29のストッパを兼ねている。第3足載せ部76へのキックペダル当接部110に、後部補強部材78の構成要素としての第3補強部材83が第3足載せ部76へ接合する接合部99が位置しているので、乗員がキックペダル29を蹴ったときに、キックペダル当接部110にキックペダル29が当接し、第3足載せ部76は、ストッパの役割を果たす。
第3足載せ部76の板厚は、第1足載せ部72及び第2足載せ部74の板厚よりも大きく設定した。乗員がキックペダル29を蹴ったときに、ステップ部の第3足載せ部76にキックペダル29が当接しストッパの役割を果たすが、本発明では、第1足載せ部72に較べて第3足載せ部76の板厚を厚くしたので、第3足載せ部76の剛性が高められ、キックペダル29を確実に止めることができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
本発明は、自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、23…エンジン、29…キックペダル、45(45L、45R)…ステップブラケット、61…取付部、62…ステップ部、71…鋸状のペグ、72…第1足載せ部、73…鋸状のペグ、74…第2足載せ部、75…鋸状のペグ、76…第3足載せ部、77…前部補強部材、78…後部補強部材、81…第1補強部材、82…第2補強部材、83…第3補強部材、84…第4補強部材、85…弧状プレート、86…前後プレート、92…孔部、94…補強リブ、96…第1補強部材との接合部、97…第2補強部材との接合部、98…第4補強部材との接合部、99…第3補強部材との接合部。

Claims (9)

  1. 足を載せるステップ部(62)と、このステップ部(62)から車体フレーム側へ延び前記車体フレーム側のステップブラケット(45L、45R)に回動可能に取付けられる取付部(61)とからなる鞍乗り型車両用のフートレストにおいて、
    前記ステップ部(62)は、車幅方向に延ばされて板状を呈し上端に鋸状のペグ(71)が形成されている第1足載せ部(72)と、この第1足載せ部(72)の車両前方に位置し、車幅方向に延ばされて板状を呈し上端に鋸状のペグ(73)が形成されている第2足載せ部(74)と、前記第1足載せ部(72)より車両後方に位置し、車幅方向に延ばされて板状を呈し上端に鋸状のペグ(75)が形成されている第3足載せ部(76)と、前記第1足載せ部(72)と前記第2足載せ部(74)の間を連結する少なくとも1つ以上の前部補強部材(77)と、前記第1足載せ部(72)と前記第3足載せ部(76)の間を連結する少なくとも1つ以上の後部補強部材(78)とを有し、
    前記第3足載せ部(76)はキックペダルのストッパを兼ね、前記第3足載せ部(76)へのキックペダル当接部に、少なくとも1つの前記後部補強部材(78)が第3足載せ部(76)へ接合する接合部が位置し、且つ、前記第3足載せ部(76)は前記第1足載せ部(72)より厚く形成されていることを特徴とする鞍乗り型車両用のフートレスト。
  2. 前記第1足載せ部(72)と前記第2足載せ部(74)の間を連結する前記前部補強部材(77)は、第1補強部材(81)と、この第1補強部材(81)よりも車幅方向外側で、前記第1足載せ部(72)と前記第2足載せ部(74)の間を連結する第2補強部材(82)とを有し、
    前記後部補強部材(78)は、前記第1足載せ部(72)と前記第3足載せ部(76)の間を連結する第3補強部材(83)と、この第3補強部材(83)よりも車幅方向外側で、前記第1足載せ部(72)と前記第3足載せ部(76)の間を連結する第4補強部材(84)と、からなり、
    前記第3補強部材(83)及び前記第4補強部材(84)は、前記第1補強部材(81)及び前記第2補強部材(82)に対して、車両平面視で、前記第1足載せ部(72)を中心に前後対称となるように配置されていると共に、前記第1補強部材(81)及び前記第2補強部材(82)の長さは、前記第1足載せ部(72)と前記第2足載せ部(74)の間の車両長手方向距離よりも長くなるように形成され、前記第3補強部材(83)及び前記第4補強部材(84)の長さは、前記第1足載せ部(72)と前記第3足載せ部(76)の間の車両長手方向距離よりも長くなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両用のフートレスト。
  3. 前記第2足載せ部(74)と前記第3足載せ部(76)の間は、車両平面視で、車幅方向外方が円弧状を呈する弧状プレート(85)で連結され、車幅方向内方が、直線状又は弧状を呈し前記取付部(61)が取付けられる前後プレート(86)で連結され、
    前記弧状プレート(85)及び前記前後プレート(86)は、各々、前記第1足載せ部(72)の一端及び他端に連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車両用のフートレスト。
  4. 前記第1足載せ部(72)、前記第2足載せ部(74)及び前記第3足載せ部(76)は、車両正面視で、各々、高さが車両外側へ向かうにつれて小さくなるように形成され、
    前記第1足載せ部(72)と前記前後プレート(86)とが連結する連結部近傍にて、前記第1足載せ部(72)高さは、前記第2足載せ部(74)及び前記第3足載せ部(76)よりも下方に長く形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の鞍乗り型車両用のフートレスト。
  5. 前記第1足載せ部(72)の車幅方向内側基部に、孔部(92)が開けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両用のフートレスト。
  6. 前記第1足載せ部(72)、前記第2足載せ部(74)及び前記第3足載せ部(76)の板厚は、車幅方向外側に向かうにつれ薄くしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の鞍乗り型車両用のフートレスト。
  7. 前記第2足載せ部(74)から前記第3足載せ部(76)へ延ばされている前記第4補強部材(84)にかけて、前記第2足載せ部(74)及び前記第3足載せ部(76)の内周には、前記第1補強部材(81)との接合部(96)、前記第2補強部材(82)との接合部(97)及び前記第4補強部材(84)との接合部(98)を各々通るようにして、補強リブ(94)が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の鞍乗り型車両用のフートレスト。
  8. 前記補強リブ(94)の上面は、水平面に対して傾斜している傾斜面であることを特徴とする請求項7記載の鞍乗り型車両用のフートレスト。
  9. 前記第1補強部材(81)及び前記第3補強部材(83)の板厚は、前記第2補強部材(82)及び前記第4補強部材(84)の板厚よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の鞍乗り型車両用のフートレスト。
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