JP2011084231A - 自動二輪車のフレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレーム構成の部品の構造を簡素化して、コストの軽減を図ることが可能な自動二輪車のフレーム構造を提供する。
【解決手段】自動二輪車のフレーム構造は、ヘッドパイプと、前記ヘッドパイプから車体後方へ向けて斜め下方に延在した左右一対のメインフレームと、前記左右一対のメインフレームの後端にそれぞれ接続され、メインフレームの後端部から上下にそれぞれ延びたサブパイプと、前記サブパイプの前方に配置された、リアフォークを支持するピボットプレートとを備える。サブパイプは断面円形状である。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動二輪車のフレーム構造に関し、特に、フレーム構成部品の構造を簡素化するとともに、スペースを有効活用することを可能とした自動二輪車のフレーム構造に関する。
自動二輪車において、従来から、シートガセットプレートが結合された一対のピボットプレートを、左右一対のメインフレームに接合する構造のものが提案されている(特許文献1)。すなわち、特許文献1に開示されている自動二輪車は、車体前部のヘッドパイプから車体後方へ向けて拡開しながら延在する左右一対のメインフレームを有し、このメインフレームの一端部はヘッドパイプに溶着され、他端部には左右一対のピボットプレートの上部が溶着接続されている。ピボットプレートの上端には、これと一体に形成されたシートガセットプレートが設けられ、該シートガセットプレートの上端をシートレールに結合してこのシートレールを支持している。
特公平7−33149号公報
ところで、特許文献1に記載の技術では、前記のように、シートガセットプレートが結合された左右一対のピボットプレートを左右一対のメインフレームに接合するので、ピボットプレートの剛性を高く維持するために、ピボットプレートが大型化し、自動二輪車全体としての重量が大となる傾向がある。また、車体フレームを構成するそれぞれの部品を異なる金型で製造していたので、製造コストを低減することが困難であった。
そこで、本発明は、係る従来の問題点に鑑みてなされたものであり、自動二輪車のフレーム構成部品の構造を簡素化して、車体フレームの重量を低減するとともに製造コストの軽減を図ることを可能とした自動二輪車のフレーム構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、自動二輪車(10)のフレーム構造であって、ヘッドパイプ(14)と、前記ヘッドパイプ(14)から車体後方へ向けて斜め下方に延在した左右一対のメインフレーム(16)と、前記左右一対のメインフレーム(16)の後端にそれぞれ接続され、メインフレーム(16)の後端から上下にそれぞれ延びたサブパイプ(20)と、前記サブパイプ(20)の前方に配置され、且つリアフォーク(36)を揺動自在に支持するピボットプレート(22)と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、左右一対の前記サブパイプ(20)の上端部を結合するサブアッパークロスパイプ(24)と、前記サブアッパークロスパイプ(24)に設けられたリアクッション(38)を支持するリアクッション支持部(40)と、をさらに備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、前記左右一対のメインフレーム(16)を結合するメインクロスパイプ(26)と、前記メインクロスパイプ(26)と前記サブアッパークロスパイプ(24)とを結合する単一のセンタークロスパイプ(28)と、をさらに備えることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、前記センタークロスパイプ(28)及び前記リアクッション支持部(40)は、車幅方向の中央部に設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、前記サブパイプ(20)は、ブレーキペダル(86)を支持することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、前記サブパイプ(20)は、ブレーキマスターシリンダー(88)を支持することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、前記左右一対のサブパイプ(20)の下端部を結合するサブロアクロスパイプ(34)をさらに備え、前記サブロアクロスパイプ(34)は、ドライブチェーン(62)の揺動範囲より下側に設けられていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、前記メインフレーム(16)の下方に設けられた水平エンジン(42)を備えることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、前記フレーム構造はオフロード用の自動二輪車に組み込まれていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、メインフレームに上下に延びるサブパイプを結合することで、高剛性を保ちながらピボットプレートを軽量化、小型化することがでる。また、中空状のパイプを用いたことにより、コストを低減することができる。
請求項2記載の発明によれば、メインフレームより上方に位置するサブアッパークロスパイプにリアクッションを支持するリアクッション支持部を設けたので、リアクッションが伸縮する際のストロークを十分に確保することができる。
請求項3記載の発明によれば、センタークロスパイプが1本なので、その上方に位置する運転者が着座するシートの幅を小さくすることができ、運転者の地面への足着け性を向上させることができる。
請求項4に記載に発明によれば、センタークロスパイプ、リアクッション支持部を自動二輪車の車幅方向の中央部位に設けたので、自動二輪車のバランスを取り易い効果が得られる。
請求項5に記載の発明によれば、ブレーキペダルはサブパイプに支持されているので、別途ブレーキペダルブラケットを用意する必要がなく、自動二輪車の構成部品の増加を抑えることができ、車体フレームの軽量化及びコストの低減を図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、ブレーキマスターシリンダーはサブパイプに支持されているので、別途ブレーキマスターシリンダーブラケットを用意する必要がなく、自動二輪車の構成部品の増加を抑えることができ、車体フレームの軽量化及びコストの低減を図ることができる。
請求項7に記載の発明によれば、サブロアクロスパイプは、ドライブチェーンの揺動範囲よりも下側に設けられているので、十分な後輪のリアアクスルストロークを確保することができ、リアクッションのストローク長を十分に確保することができる。
請求項8に記載の発明によれば、水平エンジンを採用したので、メインフレームの下方に空間が確保でき、その他の部品のレイアウトの自由度が向上する。
請求項9に記載の発明によれば、請求項1〜8のいずれか1項に記載のフレーム構造を採用したので、軽量化とともに剛性が高まり、これをオフロード用の自動二輪車に採用すると、凹凸の激しい道路等の走行に好適である。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の全体構成を示す側面図である。 図1に示す車体フレームを左側から見たときの斜視図である。 図1に示す自動二輪車において、水平エンジンと、この水平エンジンが搭載された車体フレームの左側から見た斜視説明図である。 図1に示す自動二輪車において、水平エンジンが搭載された車体フレームの右側から見た一部省略斜視図である。
本発明に係る自動二輪車のフレーム構造について、オフロード用自動二輪車の好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、実施の形態の自動二輪車10の全体構成を示す要部側面図であり、図2は、車体フレーム12を左側から見たときの斜視図であり、図3は、水平エンジン42等の自動二輪車10の要部が搭載された車体フレーム12を左側から見たときの斜視図であり、図4は、水平エンジン42等の自動二輪車10の要部が搭載された車体フレーム12の一部を右側から見たときの斜視図である。なお、右側、左側とは、自動二輪車10に着座した運転手を基準にしている。
自動二輪車10を構成する車体フレーム12は、前部側に設けられたヘッドパイプ14、前記ヘッドパイプ14に固着された左右一対のメインフレーム16、16、前記メインフレーム16、16から下方へと延在する左右一対のダウンフレーム18、18を備える。左右一対のサブパイプ20、20は、前記ダウンフレーム18、18の終端部から上方へと立ち上がり、その屈曲部分に左右一対のピボットプレート22、22が設けられている。サブアッパークロスパイプ24はサブパイプ20、20の終端部に橋架され、このサブアッパークロスパイプ24と、メインフレーム16、16との間に橋架されたメインクロスパイプ26に、単一のセンタークロスパイプ28が渡架されている。サブアッパークロスパイプ24から後部側に指向して、左右一対のシートパイプ30、30が延在し、このシートパイプ30、30の終端部側は若干上方へと立ち上がっている。これらのシートパイプ30、30をその途上で支持するように、サブパイプ20、20から左右一対の支持パイプ32、32が延在している。なお、図中、参照符号34は、一方のサブパイプ20の水平部分から伸長し、一方のダウンフレーム18の端部に直結されるサブロアクロスパイプを示し、参照符号40は、リアクッション支持部を示す。
前記のフレーム構造によって、少なくとも、前記サブパイプ20、サブアッパークロスパイプ24、メインクロスパイプ26、センタークロスパイプ28、シートパイプ30、支持パイプ32、及びサブロアクロスパイプ34は、断面円形又は断面多角形の中空構造に形成されている。これにより、車体フレーム12の重量を軽くすることができ、また、製造コストの低減にも資する。
ここで、サブパイプ20、サブアッパークロスパイプ24、メインクロスパイプ26、センタークロスパイプ28、シートパイプ30、支持パイプ32、及びサブロアクロスパイプ34を、同一の断面形状のパイプで構成すれば、これらの部材を作成するための金型をそれぞれ個別に作らなくてすみ、必要に応じて所望の寸法に切断して後、曲げ加工を施せば、製造コストを低減させることができることは容易に了解されよう。
ヘッドパイプ14には、図示しないステアリングステムが回転自在に軸支されている。該ステアリングステムには、前輪WFを回転可能に軸支する左右一対のフロントフォーク72が取付けられており、前輪WFは、前記フロントフォーク72の上端部に取付けられた左右一対のハンドル46によって操舵可能とされている。前輪WFの上方には、フロントフェンダ78が配設され、また、ヘッドパイプ14の前方側には、前照灯80を支持するフロントカウル74が配置されている。
左右一対のサブパイプ20は、運転手が足を置くことができるステップ84、84をそれぞれ支持する。具体的には、サブパイプ20の下端部の両端に、ステップ84がそれぞれ配設されている。車体フレーム12の右側のステップ84には、ブレーキペダル86が設けられ、これにより、別途、ブレーキペダル86のためのブレーキペダルブラケットを用意する必要がなくなり、構成部品の増加を抑えることができるとともに、車体フレーム12を軽量化及びコストの低減を図ることができる。
左右一対のピボットプレート22は、左右一対のサブパイプ20、20の前方にそれぞれ配置されている。右側のサブパイプ20は、ブレーキペダル86が踏まれた力を油圧に変換して、図示しないブレーキシステムに油圧を伝えるブレーキマスターシリンダー88を支持する。これにより、別途、ブレーキマスターシリンダーブラケットを用意する必要がなくなり、構成部品の増加を抑えることができ、車体フレーム12を軽量化することができる。
左右一対のピボットプレート22、22のピボット軸(92)は、リアフォーク36を揺動自在に軸支する。このように、左右一対のメインフレーム16の後端部から上下方向に一対のサブパイプ20、20を延在させることで、ピボットプレートを小型化及び簡素化することができ、また、高剛性を保ちながら構成部材を軽量化及びコストの低減を図ることができる。
一方、リアフォーク36には、リアクッション38の一端を支持するリアクッション支持部82が、車幅方向の中央部に設けられている。
サブアッパークロスパイプ24には、リアクッション(サスペンション)38の他端を支持するリアクッション支持部40が設けられている。図2及び図3から容易に了解されるように、リアクッション支持部40は、自動二輪車10の車幅の中央に設けられているので、リアクッション支持部40及びリアクッション支持部82によって、リアクッション38が車幅の中央で支持されるため、自動二輪車10のバランスを向上させることができる。また、左右一対のメインフレーム16よりも上方に位置するサブアッパークロスパイプ24に、リアクッション支持部40を設けているので、リアクッション38のストロークを十分にとることができる。
前記のように、センタークロスパイプは、自動二輪車10の車幅方向の中央部位に設けられ、一対のメインフレーム16を結合するメインクロスパイプ26と、左右一対のサブパイプ20の上端部を結合するサブアッパークロスパイプ24とを接合するので、メインフレーム16とサブパイプ20との剛性を強化することができる。
車体フレーム12は、メインフレーム16、ダウンフレーム18、及びピボットプレート22に囲まれる間隙内に設けられる水平エンジン42を懸架し、水平エンジン42の左側には、前記水平エンジン42のギアをチェンジするシフトレバー90が設けられている。なお、水平エンジン42において、参照符号44はシリンダヘッドを示す。
一対の支持パイプ32は、サブアッパークロスパイプ24と左右一対のシートパイプ30との剛性を強化するためのものであって、具体的には、前記支持パイプ32は、一対のサブパイプ20のピボットプレート22の上方の位置からそれぞれ延在して、一対のシートパイプ30の途上にかすがいのように橋架されている。サブロアクロスパイプ34は、左右一対のサブパイプ20の下端部を結合する。具体的には、サブロアクロスパイプ34は、左右一対のサブパイプ20の間に設けられ、サブロアクロスパイプ34の一端が一方のサブパイプ20に接合され、サブロアクロスパイプ34の他端が他方のサブパイプ20に接合される。図2から了解されるように、サブロアクロスパイプ34の直径はサブパイプ20よりも小さい。
メインフレーム16の下方にあり、且つ、水平エンジン42の斜め前上方向にエアクリーナケース48が設けられている。従来、この種の自動二輪車には、垂直エンジンが採用されていたので、メインフレーム16の下方にエアクリーナを配置する空間がなく、エアクリーナケース48は、一対のメインフレーム16、16の間に設けられていた。しかし、本実施の形態では、水平エンジン42を採用することで、エアクリーナケース48をメインフレーム16の下方のスペースに設けることができる。
エアクリーナケース48と水平エンジン42のエンジンシリンダヘッド44とは吸気管76を介して連結されている。水平エンジン42には排気管50が接続され、この排気管50には一対のマフラー52、52が接続されている。一対のマフラー52、52は、自動二輪車10の車幅方向の中央部位を中心として対称的に設けられ、また、ヘッドパイプ14の後方、且つ、一対のメインフレーム16、16の間に、水平エンジン42に燃料を供給する燃料タンク54が設けられている。
前記の通り、従来、この種の自動二輪車は、垂直エンジンを採用していたので、エアクリーナケース48が、左右一対のメインフレーム16の間に設けられる結果、燃料タンク54は、メインフレーム16、16の上方に設けられざるを得なかった。しかしながら、本実施の形態では、水平エンジン42を採用することで、エアクリーナケース48をメインフレーム16の下方に設けることが可能となり、一方、燃料タンク54は一対のメインフレーム16、16の間に設けることが可能となったため、自動二輪車10の全体構造を小型化できる利点がある。つまり、水平エンジン42を採用することで、メインフレーム16の下方に空間が確保され、その他の部品のレイアウトの自由度が向上する効果が得られる。
次に、動力伝達系について説明すれば、水平エンジン42の出力軸56に設けられたスプロケット58及び後輪WRのスプロケット60にはドライブチェーン62が懸架されている。このドライブチェーン62を介して水平エンジン42の動力が、後輪WRに伝達される。この場合、サブロアクロスパイプ34は、ドライブチェーン62の揺動範囲より下側に設けられているので、ドライブチェーン62の揺動範囲を広くすることができ、十分な後輪のアクスルストロークを確保することができ、リアクッションのストローク長を十分に確保することができる。
燃料タンク54の一部、センタークロスパイプ28、及び一対のシートパイプ30の上方にシート64が取付けられ、運転者は、シート64のうち、センタークロスパイプ28の上方の位置に着座する。本実施の形態では、センタークロスパイプ28は一本しか存在しない。このため、その上方に運転者が着座するシート幅を小さくすることできるとともに、運転者の地面への足着き性が良くなる。シートパイプ30の後端部には、シートカウル66、尾灯装置68、及びリアフェンダ70が取付けられていることは、図1から容易に了解されよう。
このように、本実施の形態においては、左右一対のメインフレーム16を有する車体フレーム12において、剛性を維持しながら車体フレーム12の軽量化、コスト軽減化を図るために、一対のサブパイプ20、20を設けて、ピボットプレート22、22の構造を簡素化した。また、他の部品(サブアッパークロスパイプ24、メインクロスパイプ26等)もパイプ構造を採用し、一方、垂直エンジンに代替して水平エンジン42を採用することで、メインフレーム16の下方に空間を確保し、部品のレイアウトの自由度を向上させて、自動二輪車10の小型化が達成される効果を奏する。
なお、上記実施の形態では、オフロード用の自動二輪車10を例示してフレーム構造を説明したが、オンロード用の自動二輪車のフレーム構造に適用してもよいことは言うまでもない。
以上、本発明について好適な実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。また、特許請求の範囲に記載される括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定して解釈されるものではない。
10…自動二輪車 12…車体フレーム
14…ヘッドパイプ 16…メインフレーム
18…ダウンフレーム 20…サブパイプ
22…ピボットプレート 24…サブアッパークロスパイプ
26…メインクロスパイプ 28…センタークロスパイプ
30…シートパイプ 32…支持パイプ
34…サブロアクロスパイプ 36…リアフォーク
38…リアクッション 40…リアクッション支持部
42…水平エンジン 44…エンジンシリンダヘッド
46…ハンドル 48…エアクリーナケース
50…排気管 52…マフラー
54…燃料タンク 62…ドライブチェーン
64…シート 72…フロントフォーク
86…ブレーキペダル 88…ブレーキマスターシリンダー

Claims (9)

  1. ヘッドパイプ(14)と、
    前記ヘッドパイプ(14)から車体後方へ向けて斜め下方に延在した左右一対のメインフレーム(16)と、
    前記左右一対のメインフレーム(16)の後端にそれぞれ接続され、メインフレーム(16)の後端から上下にそれぞれ延びたサブパイプ(20)と、
    前記サブパイプ(20)の前方に配置され、且つリアフォーク(36)を揺動自在に支持するピボットプレート(22)と、
    を備えることを特徴とする自動二輪車(10)のフレーム構造。
  2. 請求項1に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、
    左右一対の前記サブパイプ(20)の上端部を結合するサブアッパークロスパイプ(24)と、
    前記サブアッパークロスパイプ(24)に設けられたリアクッション(38)を支持するリアクッション支持部(40)と、
    をさらに備えることを特徴とする自動二輪車(10)のフレーム構造。
  3. 請求項2に記載の自動二輪車(10)車のフレーム構造であって、
    前記左右一対のメインフレーム(16)を結合するメインクロスパイプ(26)と、
    前記メインクロスパイプ(26)と、前記サブアッパークロスパイプ(24)とを結合する単一のセンタークロスパイプ(28)と、
    をさらに備えることを特徴とする自動二輪車(10)のフレーム構造。
  4. 請求項3に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、
    前記センタークロスパイプ(28)及び前記リアクッション支持部(40)は、車幅方向の中央部に設けられることを特徴とする自動二輪車(10)のフレーム構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、
    前記サブパイプ(20)は、ブレーキペダル(86)を支持することを特徴とする自動二輪車(10)のフレーム構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、
    前記サブパイプ(20)は、ブレーキマスターシリンダー(88)を支持することを特徴とする自動二輪車(10)のフレーム構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、
    前記左右一対のサブパイプ(20)の下端部を結合するサブロアクロスパイプ(34)をさらに備え、
    前記サブロアクロスパイプ(34)は、ドライブチェーン(62)の揺動範囲より下側に設けられていることを特徴とする自動二輪車(10)のフレーム構造。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、
    前記メインフレーム(16)の下方に設けられた水平エンジン(42)を備えることを特徴とする自動二輪車(10)のフレーム構造。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動二輪車(10)のフレーム構造であって、前記フレーム構造はオフロード用の自動二輪車に組み込まれていることを特徴とする自動二輪車(10)のフレーム構造。
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