JP5468835B2 - 光照射装置および光照射方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光に反応する被照射体に光を照射する光照射装置および光照射方法に関する。
半導体ウェハ(以下、単に、ウェハという)の処理装置においては、例えば、ウェハの回路面に保護テープを貼付して裏面研削を行ったり、ダイシングテープを貼付して複数のチップに個片化したりする処理が行われる。このような処理に使用されるテープには、接着剤に紫外線硬化型のものが採用されており、上記のような処理の後、紫外線照射装置により接着剤を硬化させることによって接着力を弱めて、ウェハが破損しないように容易に剥離が行えるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の紫外線照射装置は、ピーク波長が異なる複数種の紫外線発光ダイオードを備えている。そして、全ての紫外線発光ダイオードを同時に発光させた状態で、当該紫外線発光ダイオードとウェハとを相対移動させることにより、あるいは、紫外線発光ダイオードを相対移動中のウェハが下方を通過するタイミングに合わせて順次発光させることにより、ウェハに貼付された保護シートの接着層を硬化させて、その接着力を弱めている。
特開2008−141038号公報
しかしながら特許文献1に記載の紫外線照射装置のように、波長が異なる紫外線発光ダイオードを同時に発光させる構成では、接着シート(保護シート)の接着層の硬化に寄与しない波長の紫外線発光ダイオードも発光させてしまい、電力を無駄に消費してしまうおそれがある。
本発明は、以上のような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、省電力化を図りつつ光に反応する被照射体を反応させることが可能な光照射装置および光照射方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の光照射装置は、光に反応する被照射体に光を照射する光照射装置であって、互いに異なる単波長の光を発光可能な複数の発光源を有するとともに前記被照射体に対向可能にかつ前記被照射体に対して相対移動可能に設けられた発光手段と、前記発光手段に対向する前記被照射体に対して、前記発光源からの光を照射する制御手段と、を備え、前記発光手段は、前記発光源の光を集光して互いに異なる複数の単波長のライン光を前記被照射体上で形成可能な複数のライン光形成手段と、前記ライン光形成手段が形成した互いに異なる複数の単波長のライン光を一つの直線状に集光可能に当該ライン光形成手段を保持する集光手段とを備え、前記ライン光形成手段は、前記発光手段と前記被照射体との相対移動方向を横切る方向に延びるように前記ライン光を形成し、前記制御手段は、前記被照射体の反応に寄与する波長の光を選択可能に設けられている、という構成を採用している。
この際、本発明の光照射装置では、前記集光手段は、中心軸が前記ライン光と平行な円弧板状に形成され、前記円弧板の内面において前記複数のライン光形成手段を円弧方向に沿って並ぶように保持する、ことが好ましい。
一方、本発明の光照射方法は、光に反応する被照射体に光を照射する光照射方法であって、互いに異なる単波長の光を発光可能な複数の発光源を有するとともに前記被照射体に対向可能にかつ前記被照射体に対して相対移動可能に設けられた発光手段を用い、前記被照射体の反応に寄与する波長の光を選択する工程と、前記選択された波長の光を発光する前記発光源の光を集光して互いに異なる複数の単波長のライン光を前記発光手段と前記被照射体との相対移動方向を横切る方向に延びるように形成するとともに、前記互いに異なる複数の単波長のライン光を一つの直線状に集光する工程と、前記発光手段と前記被照射体とを相対移動させて、前記一つの直線状に集光された前記ライン光を前記被照射体に照射する工程とを行う、という構成を採用している。
以上のような本発明によれば、互いに異なる単波長の光を発光可能な複数の発光源を用い、被照射体の反応に寄与する波長の光を選択可能としているため、被照射体の反応に寄与する波長の光のみを照射でき、省電力化を図りつつ被照射体を反応させることができる。
また、発光手段と被照射体との相対移動方向を横切る方向に延びるライン光を形成すれば、拡散光を照射する構成と比べて照射効率を向上できるとともに、発光手段と被照射体とを相対移動させるだけで被照射体の全面にライン光を照射できる。さらに、被照射体上で互いに異なる波長のライン光を一つの直線状に集光すれば、発光手段と被照射体との相対移動距離を最小限に設定できる。すなわち、波長が異なるライン光を相対移動方向に並べて照射する場合、相対移動距離は、相対移動方向の一端側のライン光と他端側のライン光との間の距離と、被照射体の相対移動方向に沿った距離(以下、単に、被照射体幅という)との合計距離だけ確保する必要がある。これに対して、波長が異なるライン光を一つの直線状に集光する場合、相対移動距離は、被照射体幅だけでよく、相対移動距離を最小限に設定できる上、装置の小型化を図れる。そして、発光源に供給する電流および電圧のうちの少なくとも一方を制御して、各ライン光の照度を所定照度に設定すれば、被照射体の構成に応じて波長と照度の両方を適切に制御することができ、効率的に被照射体を反応させることができる。
本発明の一実施形態に係る光照射装置を示す図であり、(A)は側面図、(B)は平面図。 (A)は第1〜第9発光ユニットを示す図であり、(A)は下から見た図、(B)は断面側面図。 発光制御装置を示すブロック図。 本発明の変形例に係るライン光の波長設定方法の説明に用いる高圧水銀ランプの相対照度分布を表すグラフ。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1(A),(B)において、光照射装置1は、ウェハWの一面に貼付された被照射体としての接着シートSに単波長のライン光あるいは複数波長の光を集光したライン光Lを照射する装置であり、マウント用シートMSを介してリングフレームRFと一体化されたウェハWを保持するテーブル2と、このテーブル2の下方に設けられる移動手段としての単軸ロボット3と、接着シートSにライン光Lを照射する発光手段4と、この発光手段4に電源を供給する電力供給手段5と、単軸ロボット3と電力供給手段5とを制御する発光制御装置6とを備えている。
接着シートSの図示しない接着層の硬化開始剤は、任意の波長の光が照射された際に硬化が始まるように設計されている。
テーブル2は、図示しない吸引口を備えており、マウント用シートMS側からウェハWおよびリングフレームRFを吸着保持可能に構成されている。単軸ロボット3は、そのスライダ31がテーブル2の下面に固定され、このスライダ31を介してテーブル2をX軸方向(図1(A)の左右方向)にスライド移動させるように構成されている。
発光手段4は、中心軸がY軸と平行な円弧板状の集光手段としての保持板41と、この保持板41の内面において円弧方向に沿って保持されたライン光形成手段としてのそれぞれ2個ずつの第1〜第4,第6〜第9発光ユニット42A〜42D,42F〜42Iと、ライン光形成手段としての3個の第5発光ユニット42Eと、を備えている。保持板41は、第1〜第9発光ユニット42A〜42Iから発せられるライン光Lを、接着シートS上で一つの直線状に集光するように、第1〜第9発光ユニット42A〜42Iを保持している。第1〜第9発光ユニット42A〜42Iは、ピーク波長が以下の表1に示す波長に設定された単波長のライン光Lを発する。なお、本発明における単波長の光としては、上述のピーク波長を中心にして若干その前後の波長の光を含むものであっても良い。
Figure 0005468835
3個の第5発光ユニット42Eのうちの1個は、保持板41の円弧方向中央に設けられている。また、2個ずつの第1〜第9発光ユニット42A〜42Iは、円弧方向中央から円弧方向の一端側(図1(A)の左側)および他端(図1(A)の右側)に向かうにしたがってライン光Lの波長が短くなるように配置されている。
また、第1〜第9発光ユニット42A〜42Iは、図2(A),(B)にも示すように、長方形箱状のLED保持部43を備えている。このLED保持部43は、長方形箱状の長手方向がY軸方向と略一致し、かつ、一面に設けられた開口部431が下側に位置するように(底面が開口部431となるように)設けられている。また、第1〜第9発光ユニット42A〜42IのLED保持部43の内部には、発光源としての複数の第1,第2,第3,第4,第5,第6,第7,第8,第9LED(Light Emitting Diode)44A,44B,44C,44D,44E,44F,44G,44H,44IがY軸方向に沿って並んで設けられている。また、第1〜第9LED44A〜44Iの開口部431側には、第1LED44A〜第9LED44Iに対向するように集光手段としてのレンズ45が設けられている。このレンズ45は、第1〜第9LED44A〜44Iからの光を集光して、図1(A),(B)に示すように、Y軸方向(テーブル2の移動方向と直交する方向)に延びる各波長のライン光Lを形成する。ここで、第1〜第9発光ユニット42A〜42Iが円弧板状の保持板41で保持されているため、ライン光Lは、接着シートSの照射面上で一つの直線状になるように形成される。例えば、図1(A)に示すように、第1,第5,第8LED44A,44E,44Hからの光(1点鎖線で示す)で構成されるピーク波長が325nm,365nm,395nmのライン光Lは、接着シートS上で一つの直線状に集光される。
電力供給手段5は、発光制御装置6の制御により、第1〜第9LED44A〜44Iのうちの少なくともいずれか1種類に対して、同じタイミングで所定量の電力や電圧を供給して、照度が同じのライン光Lを発光させる。
発光制御装置6は、利用者により設定入力される接着シートSを特定する特定情報や、利用者により設定入力されるライン光Lの波長選択条件に基づいて、接着シートSに照射するライン光Lの波長を選択する。そして、発光制御装置6は、図3に示すように、入力手段61と、記憶手段62と、制御手段63とを備えている。
入力手段61は、利用者により操作されるキーボードなどを備えており、接着シートSの名称や第1〜第9LED44A〜44Iを選択する入力操作に対する信号を制御手段63へ出力する。
記憶手段62には、接着シートSの接着層の構成に対応する光の波長に関する少なくとも1個の波長選択情報621が記憶されている。この波長選択情報621は、接着シートSの名称に関する名称情報622と、第1〜第9LED44A〜44Iのうちの少なくともいずれか1種類を選択する波長選択条件に関する条件情報623とを備えている。
制御手段63は、波長選択情報621に記録された波長選択条件、または、利用者により設定された波長選択条件に基づいて、電力供給手段5を制御して第1〜第9LED44A〜44Iに電流や電圧を供給することで、ピーク波長が異なるライン光Lを接着シートS上で重なるように形成して、あるいは、1つのピーク波長のライン光を接着シートS上で形成して、接着シートSに照射する。
次に、光照射装置1による光の照射動作として、利用者により接着シートSの名称が設定入力されたときの動作について説明する。
まず、光照射装置1の制御手段63は、光照射対象の接着シートSが例えば「シートA」である旨の特定情報としての操作信号を入力手段61から取得する(特定情報認識工程)とともに、当該接着シートSが貼付されたウェハWがテーブル2に載置された状態を認識すると、波長選択情報621から「シートA」に対応する条件情報623を取得する。そして、制御手段63は、この条件情報623に基づいて、第1,第5,第8LED44A,44E,44Hを発光させることで、ピーク波長が325nm,365nm,395nmのライン光Lを接着シートS上で重なるように形成するとともに、テーブル2を矢印Dで示す左方向へ移動させる(制御工程)。このような制御により、接着シートSの全面に、ピーク波長が325nm,365nm,395nmのライン光Lを照射して、接着層を硬化させる。
次に、利用者により所定の波長選択条件が設定入力されたときの動作について説明する。なお、上述した接着シートSの名称が入力されたときの動作と同様の動作については、説明を適宜省略する。
まず、制御手段63は、所定の波長選択条件を特定する旨の操作信号を入力手段61から取得すると、当該波長選択条件に基づいて、第1〜第9LED44A〜44Iのうち照射する必要があるLEDを発光させることでライン光Lを接着シートS上で形成する。そして、テーブル2を移動させてライン光Lを接着シートSに照射することで、接着層を硬化させる。
以上のような実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、互いに異なる単波長のライン光Lを形成可能な第1〜第9発光ユニット42A〜42Iを用い、接着シートSの構成に応じて同時に照射するライン光Lの波長を選択可能にしている。このため、接着シートSの接着層の反応する波長のライン光Lのみを選択的に照射でき、省電力化を図りつつ接着層を硬化させることができる。
また、接着シートSの移動方向と直交する方向に延びるライン光Lを形成して、接着シートSをライン光Lに対して移動させることで、ライン光Lを接着シートSの全面に照射している。このため、発光手段と接着シートSとを相対移動させないで、照射領域が面状の少なくとも1つの拡散光を接着シートSの全面に対して照射する構成と比べて、照射効率を向上できる。
さらに、複数波長のライン光Lを接着シートS上で一つの直線状に集光しているため、接着シートSを保持するテーブル2の移動距離を最小限に設定でき、光照射装置1の小型化を図ることができる。
また、第1〜第9LED44A〜44Iの光をレンズ45で集光してライン光Lを形成しているため、省電力化や長寿命化を図ることができる。また、接着シートSの照射面と比べて照射領域が小さい第1〜第9LED44A〜44Iを用いても、照射面全面を照射可能なライン光Lを形成できる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質等を限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質等の限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
すなわち、上記実施形態では、第1〜第9発光ユニット42A〜42Iから発するライン光Lの波長を10nmごとに増減するように設定したが、図4に示すような高圧水銀ランプの相対照度分布(光の照度が最大となる波長の照度を100としたときの各波長の照度の割合を相対照度として表した分布)に基づくように設定しても良い。具体的には、図4の相対照度分布におけるピークであり、かつ、相対照度が基準値Rよりも大きい7つの波長のライン光をそれぞれ発する第1〜第7発光ユニットを設け、接着シートSの構成に応じて同時に照射するライン光を選択しても良い。また、この際、第1〜第7発光ユニットからのライン光の照度を同一にしても良いし、異ならせても良い、さらに、各ライン光の照度を異ならせる場合には、図4の相対照度分布と同じような照度の割合としても良いし、前記の相対照度分布以外の割合としても良い。このように各ライン光の照度を異ならせるには、電力供給手段5からの電流および電圧のうちの少なくとも一方を制御すればよい。また、電力供給手段5の制御以外に各ライン光の照度を異ならせる方法としては、各発光ユニットの個数を異ならせる方法、各発光ユニットを構成する発光源(例えばLED)の個数を異ならせる方法、各発光ユニットと接着シートSとの距離を異ならせる方法、各波長のライン光にフィルタを施す方法などが例示できる。
また、現行で単波長以外の波長の光を発光する発光源(以下「多波長発光源」という)を用いて光を照射している装置の場合、その多波長発光源について図4に示すような相対照度分布グラフを作成し、複数のピーク波長の光の照射状態を単波長の光源を用いて擬似的にコピー(再現)することによって、現行の多波長発光源の代替として単波長の発光源を使用できるようになる。
また、発光手段4のみをテーブル2に対して移動させても良いし、両方を移動させても良い。さらに、複数波長のライン光Lを接着シートS上で一つの直線状に集光させずに、テーブル2の移動方向に沿う複数箇所で集光させても良いし、照射位置が前記移動方向に沿った互いに異なる位置となるようにしても良い。また、複数波長の拡散光を選択的に照射しても良い。さらに、発光手段4に対してテーブル2を移動させずに、複数波長の光を選択的に一括照射しても良い。
また、第1〜第9LED44A〜44Iとして、赤外線や可視光など波長が上述した値と異なっているものを適用しても良いし、波長がさらに異なるLEDを設けても良い。さらに、発光源としては、キセノンフラッシュなど、単波長の光を発光可能ないずれのものを適用しても良い。そして、被照射体としては、所定の波長の光に反応するものであれば、いかなるものを適用しても良い。
1…光照射装置
3…単軸ロボット(移動手段)
4…発光手段
5…電力供給手段
41…保持板(集光手段)
42A〜42I…第1〜第9発光ユニット(ライン光形成手段)
44A〜44I…第1〜第9LED(発光源)
61…入力手段
62…記憶手段
63…制御手段
621…波長選択情報
S…接着シート(被照射体)

Claims (3)

  1. 光に反応する被照射体に光を照射する光照射装置であって、
    互いに異なる単波長の光を発光可能な複数の発光源を有するとともに前記被照射体に対向可能にかつ前記被照射体に対して相対移動可能に設けられた発光手段と、
    前記発光手段に対向する前記被照射体に対して、前記発光源からの光を照射する制御手段と、を備え、
    前記発光手段は、前記発光源の光を集光して互いに異なる複数の単波長のライン光を前記被照射体上で形成可能な複数のライン光形成手段と、前記ライン光形成手段が形成した互いに異なる複数の単波長のライン光を一つの直線状に集光可能に当該ライン光形成手段を保持する集光手段とを備え、
    前記ライン光形成手段は、前記発光手段と前記被照射体との相対移動方向を横切る方向に延びるように前記ライン光を形成し、
    前記制御手段は、前記被照射体の反応に寄与する波長の光を選択可能に設けられていることを特徴とする光照射装置。
  2. 前記集光手段は、中心軸が前記ライン光と平行な円弧板状に形成され、前記円弧板の内面において前記複数のライン光形成手段を円弧方向に沿って並ぶように保持することを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  3. 光に反応する被照射体に光を照射する光照射方法であって、
    互いに異なる単波長の光を発光可能な複数の発光源を有するとともに前記被照射体に対向可能にかつ前記被照射体に対して相対移動可能に設けられた発光手段を用い、
    前記被照射体の反応に寄与する波長の光を選択する工程と、
    前記選択された波長の光を発光する前記発光源の光を集光して互いに異なる複数の単波長のライン光を前記発光手段と前記被照射体との相対移動方向を横切る方向に延びるように形成するとともに、前記互いに異なる複数の単波長のライン光を一つの直線状に集光する工程と、
    前記発光手段と前記被照射体とを相対移動させて、前記一つの直線状に集光された前記ライン光を前記被照射体に照射する工程とを行うことを特徴とする光照射方法。
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