JP5462595B2 - サイリスタ - Google Patents

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本発明は、サイリスタに関する。
pnpn型でカソード電極にゲート電極を備える一般的なサイリスタの概略構成を図7に示す。図7において、サイリスタ400は、表面でアノード電極401に接続されている高不純物濃度のp型半導体層402上に高不純物濃度(例えば、7×1017cm−3)の裏面p型半導体層403が形成され、裏面p型半導体層403の上面に低不純物濃度(例えば、1.2×1014cm−3)のn型半導体層404が形成されている。裏面p型半導体層403の厚みは、例えば、30〜40[μm]であり、n型半導体層404の厚みは、例えば、160〜170[μm]である。n型半導体層4内には、高不純物濃度のp型半導体層406が形成され、p型半導体層6内には、高不純物濃度のn型半導体層407と高不純物濃度のp型半導体層410とが形成されている。n型半導体層407は、p型半導体層406の表面でカソード電極408に接続され、p型半導体層410は、p型半導体層406の表面でゲート電極409に接続されている。n型半導体層404の表面近傍には、p型半導体層406の両側に高不純物濃度のp型半導体のガードリング411が形成され、さらにサイリスタ400の両側には高不純物濃度のp型半導体のアイソレーション405が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
上記の構成による従来のサイリスタ400において、アノード電極(A)401とカソード電極(K)408間に順方向電圧を印加し、さらにゲート電極(G)409に正の電圧を印加すると、n型半導体層404とp型半導体層406との間にできる空乏層へ、ゲート電極409を形成するp型半導体層410からのホールが注入され、空乏層が狭くなり、アノード電極401からカソード電極408に電流が流れる。このゲート電流値に応じてブレークオーバー点孤が発生し、そして、ブレークオーバー点孤によるON状態でアノード電極401とカソード電極408間にオン電圧Vが発生する。
近年、各種の装置において消費電力の低減要求があり、このためサイリスタにおいても消費電力の低減のため低V化が望まれている。このオン電圧Vを低くするためには、高濃度p型半導体層である裏面p型半導体層403を厚くしn型半導体層404の厚みを薄くする方法がある。これにより、裏面p型半導体層403からn型半導体層404へのキャリアが到達しやすくなるので低V化を図ることができる。
特開平7−240510号公報
しかしながら、オン電圧Vを低くするために、例えば裏面p型半導体層403を凸状に形成して従来構造より部分的に裏面p型半導体層403とp型半導体層406との距離を短くした場合、裏面p型半導体層403は凸状部を新たに形成したため、n型半導体層404とp型半導体層406との間にできる空乏層へのキャリアの注入が増加し、その結果としてリーク電流が増加してしまうという問題点があった。この問題点を解決するために、裏面p型半導体層403の凸状部以外を従来構造より薄くした場合、リーク電流を抑えることができるが、カソード電極に逆電圧を印可した時の逆耐圧が確保できないという問題点があった。また、一般的なオン電圧Vを下げる方法として、順電圧時の空乏層の大きさを確保するためにチップサイズを大きくする方法が用いられているが、限られたスペース内に部品を納めたい場合、チップサイズが大きくなると従来部品から置き換えることが困難になるという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、サイリスタのサイズを従来と同じにしたままオン電圧Vを低くし、逆耐圧特性を確保したサイリスタを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係るサイリスタは、p型の第1領域とn型の第2領域とp型の第3領域とn型の第4領域とが順に接合され、前記p型の第1領域にアノード電極が接合され、前記N型の第4領域にカソード電極が接合されたサイリスタにおいて、前記p型の第1領域は、一部分が他の部分より厚く形成された凸状部を有し、前記n型の第2領域の表面に垂直な方向から平面的に見た場合、該凸状部が前記p型の第3領域と重なりを有するように形成され、前記p型の第1領域の不純物濃度より低く、前記n型の第2領域内であって前記p型の第1領域の凸状部の頂面に接して形成されたp型の第5領域と、前記p型の第1領域の不純物濃度より低く、前記n型の第2領域内であって前記p型の第1領域の凸状部以外の表面に接して形成されたp型の第6領域とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係るサイリスタは、前記p型の第1領域は、一部分が他の部分より厚く形成された凸状部を有し、前記n型の第2領域の表面に垂直な方向から平面的に見た場合、該凸状部が前記n型の第4領域と重なりを有するように形成されていることを特徴としている。
また、本発明に係るサイリスタは、前記p型の第5領域の不純物濃度と、前記p型の第6領域の不純物濃度とが等しく形成されていることを特徴としている。
また、本発明に係るサイリスタは、前記p型の第5領域の不純物濃度と、前記p型の第6領域の不純物濃度とが異なって形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、n型の第2領域内に、p型の第1領域は、一部分が他の部分より厚く形成させた凸状部を有し、n型の第2領域の表面に垂直な方向から平面的に見た場合、凸状部がp型の第3領域と重なりを有するように形成した。また、p型の第5領域は、p型の第1領域の不純物濃度より低く、n型の第2領域内であってp型の第1領域の凸状部の頂面に接して形成した。さらに、p型の第6領域は、p型の第1領域の不純物濃度より低く、n型の第2領域内であってp型の第1領域の凸状部以外の表面に接して形成したので、サイズを従来と同じにしたままオン電圧Vを低くし、逆耐圧特性を確保したサイリスタを実現することが可能になる。
本実施形態に係るサイリスタの断面構成図である。 サイリスタの電流対電圧特性を説明する図である。 本実施形態に係るオン電圧Vの例を説明する図である。 本実施形態に係るアノード電極とカソード電極との間の電流密度シミュレーションにより求めた一例を示す図である。 本実施形態に係るサイリスタの断面構成図である。 本実施形態に係るサイリスタの上面レイアウト図である。 従来の実施形態に係るサイリスタの断面構成図である。
以下、図1〜図7を用いて本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は係る実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々の変更が可能である。
図1は、本実施形態におけるサイリスタ100の断面構成図である。図1において、高不純物濃度(例えば、2×1019cm−3)のp型半導体層2の上に、高不純物濃度(例えば、7×1017cm−3)の裏面p型半導体層3(第1領域)は、一部分が他の部分より厚く形成された凸状部を有して形成されている。また、裏面p型半導体層3の上面に低不純物濃度(例えば、1.2×1014cm−3)のn型半導体層4(第2領域)が形成されている。裏面p型半導体層3の凸状部の頂面110までの厚みh2は、従来の厚みh401と同一であり、例えば、30〜40[μm]であり、凸状部の頂面110以外の面111までの厚みh3(h2−h4)は、例えば、20〜30[μm]である。n型半導体層4の厚みh6は、従来の厚みh402と同一であり、例えば、160〜170[μm]である。また、p型半導体層2は、表面でアノード電極1にオーミック接続されている。p型半導体層2の厚みh1は、例えば、10[μm]である。
このp型半導体層3の凸状部は、n型半導体層4の表面に垂直な方向から見た場合、p型半導体層6と重なりを有するように形成されている。また、p型半導体層3の凸状部は、n型半導体層4の表面に垂直な方向から見た場合、n型半導体層7と重なりを有するように形成されている。
n型半導体層4内には、裏面p型半導体層3の頂面110に接して、裏面p型半導体層3より不純物濃度の低い(例えば、1×1015cm−3)のp型半導体層101(第5領域)が形成されている。また、p型半導体層101は、裏面p型半導体層3の厚みh2より薄い所定の厚みh5(例えば、10[μm])に形成されている。
また、n型半導体層4内には、裏面p型半導体層3の凸状部以外の上面111に接して、裏面p型半導体層3より不純物濃度の低い(例えば、1×1015cm−3)のp型半導体層102(第6領域)が形成されている。また、p型半導体層102は、裏面p型半導体層3の厚みh2より薄い所定の厚みh4(例えば、10[μm])に形成されている。
また、n型半導体層4内には、高不純物濃度(例えば、7×1017cm−3)のp型半導体層6(第3領域)が形成され、このp型半導体層6はアノード電極1と反対の表面と接している。また、p型半導体層6内には、高不純物濃度(例えば、2×1020cm−3)のn型半導体層7(第4領域)と、高不純物濃度(例えば、2×1019cm−3)のp型半導体層10とが互いに離れて形成されている。さらに、n型半導体層7は、p型半導体層6の表面でカソード電極8に接続され、p型半導体層10は、p型半導体層6の表面でゲート電極9に接続されている。さらにまた、p型半導体層6の厚みh7、n型半導体層7の厚みh8、および、p型半導体層の厚みh9は、従来と同一で、例えば、h7=40[μm]、h8=19[μm]、h9=10[μm]である。
また、n型半導体層4の表面近傍には、p型半導体層6の両側にp型半導体層6と離れて高不純物濃度(例えば、7×1017cm−3)のp型半導体によるガードリング11が形成され、さらにサイリスタ100の両側には、高不純物濃度(例えば、2×1019cm−3)のp型半導体によるアイソレーション5が形成されている。
次に、図1のサイリスタ100に順方向電圧が印加した場合について図2を用いて説明する。図2は、サイリスタの電流対電圧特性を説明する図である。アノード電極1とカソード電極8との間に順方向電圧を印可した場合、p型半導体層6とn型半導体層4との間に空乏層が広がる。この状態において、ゲート電極9に正の電圧を印可すると、図2のように、アノード電極1とカソード電極8間に電流が流れる。また、ゲート電流Iの大きさに応じて、Iが大きいほどブレークオーバー点弧がONしやすくなる。オン電圧Vは、サイリスタ100のON状態の電圧値である。
次に、オン電圧Vが低くできる理由を説明する。図1のように、p型半導体層3は、凸状部の頂面110までの厚みh2を従来構造の厚みh401と同じに形成され、さらに、この凸状部の頂面110に接してp型半導体層3より不純物濃度の低く、厚みh5のp型半導体層101を形成したため、n型半導体層4の厚みがh5だけ部分的に薄くなる。この結果、小電流時、p型半導体層101の上面113からキャリアの注入が優位になり、オン電圧Vを低くすることが可能になる。
また、p型半導体層3の凸状部上面110以外の上面111に接してp型半導体層3より不純物濃度の低く、厚みh4のp型半導体層102を形成したため、このp型半導体層102上面のn型半導体層4の厚みは従来構造と同一のh402である。このため、流れる電流が大きくなった場合、p型半導体層101の上面113とp型半導体層102の上面112の両方からキャリア注入が発生する。この場合においても、p型半導体層3の凸状部の上面110に接してp型半導体層101が形成されているので、カソード電極を構成するp型半導体層6まで距離が短いため、すなわちn型半導体層4が部分的に薄いので、オン電圧Vを低くすることが可能になる。
図3は、図7の従来構造のサイリスタと図1の本実施形態構造のサイリスタのシミュレーションにより算出したオン電圧Vの例である。図3において、ゲート電流Iはサイリスタ100のON状態になるのに十分な電流値であり、また、カソード電流Iは同一の値でオン電圧Vをシミュレーションにより求めた結果である。オン電圧VT1は図7の従来構造におけるオン電圧であり、オン電圧VT2は図1の本実施形態における構造のオン電圧である。図3のように、本実施形態の構成のサイリスタ100のオン電圧VT2は、従来の構成のサイリスタ400のオン電圧VT1より低い電圧値が得られている。
図4は、本実施形態におけるアノード電極1とカソード電極8との間の電流密度をシミュレーションにより求めた一例を示す図である。図4において、白黒の濃淡は電流密度を表し、A<Bの順に電流密度が高くなっている。すなわち、p型半導体層101の上面113の方が、p型半導体層102の上面112より、電極を形成するn型半導体層7に向けて高い電流密度の経路が形成されている。この結果、p型半導体層3の凸状部の上面110に接してp型半導体層101が形成したので、p型半導体層101からカソード電極8に接合されたn型半導体層7に向けて電流経路が形成されて、ホールがこの電流経路に集中するため、電流が流れやすくなり、すなわち抵抗値が低くなる。この結果、オン電圧Vを低くすることが可能になる。
次に、本実施形態の構造における逆耐圧について説明する。図1において、裏面p型半導体層3の凸状部の他の部分より厚く形成された部分の厚みは従来構造と同一のまま、凸状部(他の部分より厚く形成された部分)以外の両サイドの厚みを薄くし、凸状部以外の両サイドに低濃度のp型半導体層102を形成しない場合、シミュレーションの結果、逆耐圧値は約600[V]程度である。一方、凸状部以外の両サイドに低濃度のp型半導体層102を形成した場合、シミュレーションの結果、逆耐圧値は図7の従来構造と同等のである約1000[V]程度である。
また、特許文献1の構造と比較しても、本実施形態の構造の方が裏面p型半導体層3の横方向の幅が大きく形成されているため、特許文献1の構造より空乏層が縦方向および横方向に広がりやすいため、逆耐圧値は、本実施形態の構造の方が確保できる可能性がある。
以上のように、本発明によれば、図1のように、この裏面p型半導体層3の凸状部およびこの凸状部に接する低濃度のp型半導体層101は、カソード電極を形成している高濃度のn型半導体層7の位置に対応して形成したので、カソード電極下の低濃度のn型半導体層4の厚さが部分的に薄くなり、オン電圧Vを低くすることが可能になる。また、カソード電極を形成している高濃度のn型半導体層7の位置に対応した低濃度のp型半導体層101を形成したので、p型半導体層101からカソード電極への電流経路が形成され、ホールがこの電流経路に集中するため、オン電圧Vを低くすることが可能になる。
さらに、裏面p型半導体層3の凸状部の厚みは従来構造と同一のまま、凸状部の両サイドの厚みを薄くし、さらに凸状部以外の両サイドに低濃度のp型半導体層102を形成したので、従来構造と同等の逆耐圧を確保することが可能になった。また、本実施形態によれば、従来のサイリスタと同じサイズのまま構成できるので、従来技術によるサイリスタからの置き換えが可能になる。
上記により、サイリスタのサイズを従来と同じにしたまま、逆耐圧性を確保しつつ、さらに低Vを兼ね備えたサイリスタを実現することができる。
また、本実施形態では、図1において、p型半導体層101とp型半導体層102の不純物濃度が同一の場合を説明したが、不純物濃度は同一でなくとも良い。例えば、p型半導体層101の不純物濃度を1×1016cm−3、p型半導体層102の不純物濃度を1×1015cm−3に形成した場合においても、シミュレーションの結果、オン電圧Vは、本実施形態で説明したp型半導体層101とp型半導体層102が同一(例えば、7×1017cm−3)に形成した場合と同等の値が得られることが確認できている。
また、図1のp型半導体層101の下面110と上面113、およびp型半導体層102の上面112上面形状は、例えば、図5のように、上面はp型半導体層301のような曲面を有する形状でも良く、また、p型半導体層301上のp型半導体層102も図5のような曲面を有する形状であっても良い。
また、本実施形態では、図1と図5において断面図を用いて説明したが、上面から見たとき、p型半導体層3、101、102、301、302、303の上面は、例えば、図6(a)の上面レイアウト図のように帯状であっても良く、あるいは、図6(b)の上面レイアウト図のように同心状(円、四角等)であっても良い。
また、本実施形態では、pnpn型サイリスタの例を説明したが、不純物層のp型、n型を入れ替えたnpnp型サイリスタにおいても同一の効果が得られる。この場合、ゲート電極に負の電流を付加することでオンまたはオフ状態を制御する。
また、本実施形態では、サイリスタ単体の構成について説明したが、半導体集積回路上に形成する場合にも有効である。
さらにまた、本実施形態で説明時にあげた各領域の不純物濃度および厚み(深さ)の例に限られるものではなく、本実施形態における各半導体層の不純物濃度に応じた不純物濃度の関係、および、各半導体層の厚みに応じた関係であれば良い。
1・・・アノード電極
2、3、6、10、101、102・・・p型半導体層
4、7・・・n型半導体層
5・・・アイソレーション
8・・・カソード電極
9・・・ゲート電極
11・・・ガードリング

Claims (4)

  1. p型の第1領域とn型の第2領域とp型の第3領域とn型の第4領域とが順に接合され、前記p型の第1領域にアノード電極が接合され、前記n型の第4領域にカソード電極が接合されたサイリスタにおいて、
    前記p型の第1領域は、一部分が他の部分より厚く形成された凸状部を有し、前記n型の第2領域の表面に垂直な方向から平面的に見た場合、該凸状部が前記p型の第3領域と重なりを有するように形成され、
    前記p型の第1領域の不純物濃度より低く、前記n型の第2領域内であって前記p型の第1領域の凸状部の頂面に接して形成されたp型の第5領域と、
    前記p型の第1領域の不純物濃度より低く、前記n型の第2領域内であって前記p型の第1領域の凸状部以外の表面に接して形成されたp型の第6領域と、
    を備えることを特徴とするサイリスタ。
  2. 前記p型の第1領域は、
    一部分が他の部分より厚く形成された凸状部を有し、前記n型の第2領域の表面に垂直な方向から平面的に見た場合、該凸状部が前記n型の第4領域と重なりを有するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のサイリスタ。
  3. 前記p型の第5領域の不純物濃度と、前記p型の第6領域の不純物濃度とが等しく形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサイリスタ。
  4. 前記p型の第5領域の不純物濃度と、前記p型の第6領域の不純物濃度とが異なって形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサイリスタ。
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