JP6852541B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本明細書は、ラッチアップの発生を防止すべく改善されたIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を開示する。
特許文献1に、IGBTとダイオードの機能を合わせ持つ半導体装置(RC−IGBT Reverse Conducting−Insulated Gate Bipolar Transistor)が開示されている。この半導体装置は、半導体基板と、半導体基板の表面に配置されている表面電極と、半導体基板の裏面に配置されている裏面電極を備えている。半導体基板の裏面側には、p型のコレクタ領域と、n型のカソード領域が形成されている。コレクタ領域とカソード領域の表面側には、n型のドリフト層が形成され、ドリフト層の表面側には、n型のバリア層が形成され、バリア層の表面側にはp型のボディ兼アノード層が形成されている。半導体基板の表面からボディ兼アノード層とバリア層を貫通してドリフト層に達しているゲートトレンチとダミートレンチとが形成されている。ゲートトレンチ内には、半導体基板から絶縁されたゲート電極が配置されており、ダミートレンチ内には、ゲート電極と半導体基板の双方から絶縁されたダミー電極が配置されている。ゲートトレンチとダミートレンチから離間した位置において半導体基板の表面からバリア層に達しているn型のピラー領域が形成されている。ボディ兼アノード層の表面側には、エミッタ領域とコンタクト領域が形成されている。エミッタ領域は、表面電極とゲートトレンチに接する位置に形成されており、コンタクト領域はエミッタ領域が形成されていない範囲に形成されている。ダミートレンチにはコンタクト領域が接している。
上記の半導体装置では、表面電極と裏面電極の間に、並列に接続されたIGBTとダイオードが形成されている。
裏面電極の電位が表面電極の電位より高い状態では、ダイオードに電流が流れない。この状態でゲート電極に閾値以上の電位を印加すると、絶縁膜を介してゲート電極に対向する範囲のボディ兼アノード層にチャネルが形成される。これにより、IGBTがオンし、裏面電極から表面電極に向かって電流が流れる。即ち、裏面電極から、コレクタ領域、ドリフト層、バリア層、ボディ兼アノード層、コンタクト領域を経由して、表面電極に向かってホールが移動する。なお、バリア層の存在によって、ドリフト層に滞留するホールの密度が上昇し、電導度変調現象を活発化する。即ち、IGBTのオン電圧が低下する。
特開2016−82097号公報
ゲート電極の電位を閾値未満に低下させると、チャネルが消失し、IGBTがターンオフする。ターンオフの際には、ドリフト領域に蓄積されていたホールが表面電極に向かって排出される。その際に、ボディ兼アノード層を通過したホールが、エミッタ領域に流入する現象(ラッチアップ)が生じることがあり、ラッチアップが生じるとIGBTが制御不能となってしまう。
本明細書は、ラッチアップの発生を防止すべく改善されたRC−IGBTを開示する。
本明細書が開示する半導体装置は、半導体基板と、半導体基板の表面に配置されている表面電極と、半導体基板の裏面に配置されている裏面電極を備えている。半導体基板内には、半導体基板の裏面に臨む範囲に形成されているとともに裏面電極に接しているp型のコレクタ領域と、コレクタ領域が形成されていない範囲の裏面に臨む範囲に形成されているとともに裏面電極に接しているn型のカソード領域と、コレクタ領域とカソード領域の表面側に位置しているとともにカソード領域よりn型不純物濃度が薄いn型のドリフト層と、ドリフト層の表面側に位置しているとともにドリフト層よりn型不純物濃度が濃いn型のバリア層と、バリア層の表面側に位置しているp型のボディ兼アノード層と、半導体基板の表面からボディ兼アノード層とバリア層を貫通してドリフト層に達しているゲートトレンチとダミートレンチと、ゲートトレンチ内に充填されているとともにゲートトレンチの内面を覆うゲート絶縁膜によって半導体基板から絶縁されているゲート電極と、ダミートレンチ内に充填されているとともにダミートレンチの内面を覆うダミー絶縁膜によって半導体基板から絶縁されているダミー電極と、ゲートトレンチとダミートレンチから離間した位置において半導体基板の表面からバリア層に達しているn型のピラー領域と、ボディ兼アノード層の表面側に位置しているとともに半導体基板の表面とゲートトレンチの側面に臨む範囲に形成されており、表面電極に接しているn型のエミッタ領域と、ボディ兼アノード層の表面側に位置しているとともに半導体基板の表面とダミートレンチの側面に臨む範囲に形成されているp型不純物の高濃度領域と、ボディ兼アノード層の表面側に位置しているとともにピラー領域とエミッタ領域と高濃度領域が形成されていない範囲の半導体基板の表面に臨む範囲に形成されているp型のコンタクト領域が存在している。ピラー領域とエミッタ領域と高濃度領域とコンタクト領域は表面電極に接しており、コンタクト領域はボディ兼アノード層よりp型不純物濃度が濃く、高濃度領域はコンタクト領域よりp型不純物濃度が更に濃い。
高濃度領域は、ダミートレンチの側面に臨む範囲の少なくとも一部に形成されていればよく、ダミートレンチの側面に臨む全範囲に広がっている必要はない。
この半導体装置では、ダミートレンチの側面に臨む位置に、コンタクト領域よりp型不純物濃度が濃い高濃度領域が形成されている。IGBTのターンオフ時にボディ兼アノード層を通過したホールは、コンタクト領域よりもp型不純物濃度が濃い高濃度領域を通過して表面電極に排出される。コンタクト領域に向かうホールが減少し、ホールがエミッタに流入する可能性を低くする。ラッチアップが生じにくくなりなる。ターンオフ時には、過渡的に、ゲート電極の電位が高くてダミー電極の電位が低い状態が得られ、ボディ兼アノード層を通過するホールは、ゲート電極よりもダミー電極に近い位置を移動しやすい。ホールが移動しやすいダミー電極側にp型不純物濃度が濃い高濃度領域を形成すると、上記の電位差による効果と相俟って、ラッチアップの発生を効果的に抑制する。
第1実施例の半導体装置10の縦断面図(図2のI−I線における断面図)。 半導体装置10の表面12aにおけるゲートトレンチ14とダミートレンチ15と高濃度領域32cとピラー領域35の配置を示す平面図。 図1に対応する断面と半導体基板12の表面12aを同時に示す半導体装置10の斜視図。 ホールの通過経路を説明するための図。 半導体装置10の一部分の等価回路図。 第2実施例の半導体装置の表面12aにおけるゲートトレンチ14とダミートレンチ15と高濃度領域132とピラー領域35の配置を示す平面図。 第3実施例の半導体装置の表面12aにおけるゲートトレンチ14とダミートレンチ15と高濃度領域232とピラー領域35の配置を示す平面図。
(第1実施例)
図1〜5に示す実施形態に係る半導体装置10は、IGBTとダイオードを備えるRC−IGBTである。半導体装置10は、Siにより構成された半導体基板12を有する。なお、図1〜4において、z方向は半導体基板12の厚み方向であり、x方向は半導体基板12の表面12aに平行な一方向であり、y方向はz方向とx方向に直交する方向である。半導体基板12の表面12aには、表面電極22が形成されている。半導体基板12の裏面12bには、裏面電極26が形成されている。
図2に示すように、半導体基板12の表面12aに、複数の格子型ゲートトレンチ14と、複数のダミートレンチ15が形成されている。なお、図2では、図の見易さのため、格子型ゲートトレンチ14を斜線ハッチングで示し、ダミートレンチ15をドットハッチングで示している。またp型の高濃度領域32cを二重ハッチングで示している。各格子型ゲートトレンチ14は、y方向に直線状に伸びる2本の第1ゲートトレンチ14aと、x方向に直線状に伸びる複数本の第2ゲートトレンチ14bを有している。第1ゲートトレンチ14aは2本で1組である。1組を構成する2本の第1ゲートトレンチ14aは、x方向に間隔を開けて配置されており、互いに略平行に伸びている。第2ゲートトレンチ14bは、1組を構成する2本の第1ゲートトレンチ14aの間に複数形成されている。各第2ゲートトレンチ14bは、1組を構成する2本の第1ゲートトレンチ14aを互いに接続している。すなわち、1つの格子型ゲートトレンチ14は、表面12aにおいて、梯子状の形状を有している。図1、3に示すように、格子型ゲートトレンチ14は、半導体基板12の表面12aからz方向(下方向)に伸びている。なお、以下では、第1ゲートトレンチ14aと第2ゲートトレンチ14bによって囲まれた範囲内の半導体領域を、セル領域60と呼ぶ。また、以下では、格子型ゲートトレンチ14とダミートレンチ15の間に位置する半導体領域を、外部領域62と呼ぶ。
図2に示すように、ダミートレンチ15は、y方向に直線状に伸びている。すなわち、ダミートレンチ15は、第1ゲートトレンチ14aと略平行に伸びている。図1、3に示すように、ダミートレンチ15は、半導体基板12の表面12aからz方向(下方向)に伸びている。半導体基板12の表面12aにおいて、x方向に沿って、格子型ゲートトレンチ14とダミートレンチ15が交互に配置されている。すなわち、2つの格子型ゲートトレンチ14の間に1つのダミートレンチ15が配置されている。また、2つのダミートレンチ15の間に1つの格子型ゲートトレンチ14が配置されている。
図1に示すように、格子型ゲートトレンチ14の内面は、ゲート絶縁膜16によって覆われている。格子型ゲートトレンチ14内には、ゲート電極18が充填されている。ゲート電極18は、ゲート絶縁膜16によって半導体基板12から絶縁されている。ゲート電極18の上面は、層間絶縁膜20によって覆われている。ゲート電極18は、層間絶縁膜20によって表面電極22から絶縁されている。ゲート電極18は、図示しない位置でゲート配線を介してゲートパッドに接続されている。ゲート電極18の電位は、ゲートパッドを介して制御される。
図1に示すように、ダミートレンチ15の内面は、ダミー絶縁膜56によって覆われている。ダミートレンチ15内には、ダミー電極58が充填されている。ダミートレンチ15内においては、ダミー電極58は、ダミー絶縁膜56によって半導体基板12から絶縁されている。ダミー電極58の上面は、層間絶縁膜20によって覆われている。ダミー電極58は、層間絶縁膜20によって表面電極22から絶縁されている。但し、ダミー電極58は、図示しない位置で表面電極22に接続されている。またダミー電極58は、ゲート電極18に接続されていない。すなわち、ダミー電極58は、ゲート電極18に対して何れの位置においても導通しておらず、ゲート電極18から電気的に分離されている。
図1、3に示すように、半導体基板12の内部には、エミッタ領域30、高濃度領域32c、コンタクト領域32a、ボディ兼アノード層32b、バリア層34、ピラー領域35、ドリフト層38、コレクタ領域40及びカソード領域42が形成されている。
エミッタ領域30は、n型の半導体領域である。図4に示すように、エミッタ領域30は、セル領域60内と外部領域62内に形成されている。エミッタ領域30は、半導体基板12の表面12aに露出している。エミッタ領域30は、表面電極22に対してオーミック接触している。エミッタ領域30は、ゲート絶縁膜16の側面に接触している。セル領域60内では、エミッタ領域30は、格子型ゲートトレンチ14に沿って環状に形成されている。また、外部領域62内では、エミッタ領域30は、第1ゲートトレンチ14aに沿って直線状に形成されている。エミッタ領域30は、半導体基板12の表面12aと格子型ゲートトレンチ14の側壁の双方に面する範囲に形成されている。
ボディ兼アノード層32bは、p型の半導体領域であり、図3に示すように、セル領域60内と外部領域62内に形成されている。ボディ兼アノード層32bは、ダイオードのアノード領域であり、IGBTのボディ領域(チャネルが形成される領域)である。ボディ兼アノード層32bは、エミッタ領域30、コンタクト領域32a及び高濃度領域32cの裏面側に形成されおり、これらに接している。セル領域60内のボディ兼アノード層32bは、エミッタ領域30の裏面側でゲート絶縁膜16に接している。また、外部領域62内のボディ兼アノード層32bは、エミッタ領域30の裏面側でゲート絶縁膜16に接している。また、外部領域62内のボディ兼アノード層32bは、高濃度領域32cの裏面側でダミー絶縁膜56にも接している。
高濃度領域32cは、ボディ兼アノード層32bの表面側に位置している。高濃度領域32cは、ダミー絶縁膜56の側面に接する位置において半導体基板12の表面12aに露出している。高濃度領域32cは、表面電極22に対してオーミック接触している。高濃度領域32cは、コンタクト領域32a及びボディ兼アノード層32bよりもp型の不純物濃度が濃い。
コンタクト領域32aは、エミッタ領域30に隣接する位置において半導体基板12の表面12aに露出している。コンタクト領域32aは、ボディ兼アノード層32bよりもp型の不純物濃度が濃い。コンタクト領域32aは、表面電極22に対してオーミック接触している。セル領域60内では、コンタクト領域32aは、エミッタ領域30に沿って環状に形成されている。外部領域62内では、コンタクト領域32aは、エミッタ領域30に隣接する位置に形成されている。コンタクト領域32aは、ボディ兼アノード層32bに導通している。コンタクト領域32aは、ピラー領域35、エミッタ領域30、高濃度領域32cが形成されていない範囲に形成されている。
バリア層34は、n型の半導体領域である。図3に示すように、バリア層34は、セル領域60内と外部領域62内に形成されている。バリア層34は、ボディ兼アノード層32bの裏面側に形成されており、ボディ兼アノード層32bに接している。バリア層34は、ボディ兼アノード層32bの裏面側においてx方向及びy方向に沿って平面状に伸びている。バリア層34は、ボディ兼アノード層32bによってエミッタ領域30から分離されている。セル領域60内のバリア層34は、ボディ兼アノード層32bの裏面側でゲート絶縁膜16に接している。また、外部領域62内のバリア層34は、ボディ兼アノード層32bの裏面側でゲート絶縁膜16に接している。また、外部領域62内のバリア層34は、ボディ兼アノード層32bの裏面側でダミー絶縁膜56にも接している。
ピラー領域35は、n型の半導体領域である。図3に示すように、ピラー領域35は、セル領域60内と外部領域62内に形成されている。ピラー領域35は、半導体基板12の表面12aからz方向(半導体基板12の厚み方向)に伸びており、バリア層34に達している。ピラー領域35の上端部は、半導体基板12の表面12aに露出しており、表面電極22に対してショットキー接触している。ピラー領域35の下端部は、バリア層34と繋がっている。ピラー領域35は、ゲート絶縁膜16からとダミー絶縁膜56の双方から離れた位置に形成されている。すなわち、セル領域60内のピラー領域35は、セル領域60の中央に形成されており、ゲート絶縁膜16から離間している。外部領域62内のピラー領域35は、ボディ兼アノード層32bによって囲まれた位置に形成されており、ゲート絶縁膜16からもダミー絶縁膜56からも離間している。
ドリフト層38は、n型の半導体領域である。ドリフト層38のn型不純物濃度は、バリア層34のn型不純物濃度よりも薄い。図3に示すように、ドリフト層38は、複数のセル領域60の下側の位置、及び複数の外部領域62の下側の位置に跨って形成されている。ドリフト層38は、バリア層34の裏面側に接している。ドリフト層38は、バリア層34の裏面側で、ゲート絶縁膜16及びダミー絶縁膜56に接している。ドリフト層38は、バリア層34によってボディ兼アノード層32bから分離されている。ゲートトレンチ14とダミートレンチ15は、半導体基板12の表面12aからボディ兼アノード層32bとバリア層34を貫通してドリフト層38に達している。
コレクタ領域40は、p型の半導体領域である。図3に示すように、コレクタ領域40は、ドリフト層38の裏面側に形成されており、ドリフト層38に接している。コレクタ領域40は、半導体基板12の裏面12bに露出している。コレクタ領域40は、裏面電極26に対してオーミック接触している。コレクタ領域40は、外部領域62の下部とセル領域60の下部に形成されている。
カソード領域42は、n型の半導体領域である。カソード領域42は、ドリフト層38、バリア層34、及びピラー領域35のn型不純物濃度よりも高いn型不純物濃度を有する。図3に示すように、カソード領域42は、ドリフト層38の裏面側に形成されており、ドリフト層38に接している。カソード領域42は、コレクタ領域40に隣接する位置で、半導体基板12の裏面12bに露出している。カソード領域42は、裏面電極26に対してオーミック接触している。カソード領域42はセル領域60の下部に複数形成されている。
セル領域60には、エミッタ領域30、ボディ兼アノード層32b及びバリア層34によって、スイッチング構造が形成されている。セル領域60内のスイッチング構造と、ドリフト層38、コレクタ領域40、ゲート電極18及びゲート絶縁膜16等によって、表面電極22と裏面電極26の間に接続されたIGBTが形成されている。また、外部領域62内にも、エミッタ領域30、ボディ兼アノード層32b及びバリア層34によって、スイッチング構造が形成されている。外部領域62内のスイッチング構造と、ドリフト層38、コレクタ領域40、ゲート電極18及びゲート絶縁膜16等によって、表面電極22と裏面電極26の間に接続されたIGBTが形成されている。IGBTが動作する際には、表面電極22はIGBTのエミッタ電極として機能し、裏面電極26はIGBTのコレクタ電極として機能する。
また、半導体基板12には、セル領域60内のp型のボディ兼アノード層32b、セル領域60内のn型のバリア層34、n型のドリフト層38、及びn型のカソード領域42によって、表面電極22と裏面電極26の間に接続されたpnダイオードが形成されている。また、半導体基板12には、外部領域62内のp型のボディ兼アノード層32b、外部領域62内のn型のバリア層34、n型のドリフト層38、及びn型のカソード領域42によって、表面電極22と裏面電極26の間に接続されたpnダイオードが形成されている。pnダイオードが動作する際には、表面電極22はpnダイオードのアノード電極として機能し、裏面電極26はpnダイオードのカソード電極として機能する。
また、上述したように、ピラー領域35は、表面電極22に対してショットキー接触している。半導体基板12には、セル領域60内のピラー領域35、セル領域60内のバリア層34、ドリフト層38及びカソード領域42によって、表面電極22と裏面電極26の間に接続されたSBD(Schottky Barrier Diode)が形成されている。また、半導体基板12には、外部領域62内のピラー領域35、外部領域62内のバリア層34、ドリフト層38及びカソード領域42によって、表面電極22と裏面電極26の間に接続されたSBDが形成されている。SBDが動作する際には、表面電極22はSBDのアノードとして機能し、裏面電極26はSBDのカソードとして機能する。つまり、表面電極22と裏面電極26の間にpnダイオードとSBDが並列に接続されている。
pnダイオードとSBDの動作について説明する。表面電極22と裏面電極26の間に表面電極22が高電位となる電圧(順電圧)が印加され、その電位差が所定値を超えると
pnダイオードとSBDがオンする。以下では、表面電極22の電位を、裏面電極26と同等の電位から徐々に上昇させる場合について考える。表面電極22の電位を上昇させると、ピラー領域35と表面電極22との界面のショットキー接触部が導通する。すなわち、SBDがオンする。すると、裏面電極26から、ドリフト層38、バリア層34及びピラー領域35を経由して、表面電極22に向かって電子が流れる。SBDがオンすると、バリア層34の電位が表面電極22の電位に近い電位となる。このため、ボディ兼アノード層32bとバリア層34の境界のpn接合に電位差が生じ難くなる。このため、その後に表面電極22の電位を上昇させても、しばらくの間は、pnダイオードはオンしない。表面電極22の電位をさらに上昇させると、SBDに流れる電流が増加する。SBDに流れる電流が増えるほど、表面電極22とバリア層34の間の電位差が大きくなり、ボディ兼アノード層32bとバリア層34の境界のpn接合に生じる電位差も大きくなる。したがって、表面電極22の電位を所定の電位以上に上昇させると、pnダイオードがオンする。すなわち、表面電極22から、コンタクト領域32a、ボディ兼アノード層32b、バリア層34、ドリフト層38及びカソード領域42を経由して裏面電極26に向かってホールが流れる。また、裏面電極26から、カソード領域42、ドリフト層38、バリア層34、ボディ兼アノード層32b、コンタクト領域32aを経由して表面電極22に向かって電子が流れる。このように、半導体装置10では、表面電極22の電位が上昇する際に、SBDが先にオンすることで、pnダイオードがオンするタイミングが遅れる。これによって、ボディ兼アノード層32bからドリフト層38にホールが流入することが抑制される。
pnダイオードがオンした後に、表面電極22と裏面電極26の間に逆電圧(表面電極22が低電位となる電圧)を印加すると、pnダイオードが逆回復動作を行う。すなわち、pnダイオードがオンしている際には、ドリフト層38内にホールが存在している。逆電圧が印加されると、ドリフト層38内のホールが、ボディ兼アノード層32bとコンタクト領域32aを通って表面電極22に排出される。このホールの流れによって、pnダイオードに瞬間的に逆電流が発生する。しかしながら、半導体装置10では、pnダイオードがオンする際に、上記の通り、SBDによってボディ兼アノード層32bからドリフト層38にホールが流入することが抑制される。このため、pnダイオードが逆回復動作を行う際において、ドリフト層38内に存在するホールが少ない。このため、pnダイオードの逆回復動作時に生じる逆電流も小さい。このように、半導体装置10では、pnダイオードの逆回復動作時に生じる逆電流が抑制される。
次いで、IGBTの動作について説明する。裏面電極26に表面電極22よりも高い電位が印加された状態でゲート電極18に閾値以上の電位を印加すると、ゲート絶縁膜16近傍のボディ兼アノード層32bにチャネルが形成される。すると、表面電極22から、エミッタ領域30、ボディ兼アノード層32bのチャネル、バリア層34、ドリフト層38及びコレクタ領域40を経由して、裏面電極26に向かって電子が流れる。また、裏面電極26から、コレクタ領域40、ドリフト層38、バリア層34、ボディ兼アノード層32b、コンタクト領域32aと高濃度領域32cを経由して、表面電極22に向かってホールが流れる。すなわち、IGBTがオンして、裏面電極26から表面電極22に向かって電流が流れる。
図1において矢印X1で示すように、IGBTがオンしているときにドリフト層38内を流れるホールは、第1ゲートトレンチ14a及びダミートレンチ15の両側に流れる。このため、セル領域60のドリフト層38(図1において破線で示される領域38a)と外部領域62のドリフト層38(図1において破線で示される領域38b)にホールが集まる。すると、領域38a、38bで電気抵抗が低くなる。以下では、トレンチを避けて流れるホールが集まることでドリフト層38の抵抗が低くなることを、キャリア蓄積効果と呼ぶ。領域38a、38bでキャリア蓄積効果が得られるので、電子が領域38a、38bを低損失で通過することが可能となる。また、図示省略しているが、ドリフト層38内を流れるホールは、Y方向に沿った断面において、第2ゲートトレンチ14bを避けて流れる。セル領域60の下部の領域38aでは、第2ゲートトレンチ14bによってもキャリア蓄積効果が得られる。すなわち、セル領域60の下部の領域38aでは、図1の矢印X1に示すようにx方向においてもホールが集中すると共に、y方向においてもホールが集中する。このため、セル領域60の下部の領域38aの電気抵抗が極めて低くなる。このように、第1ゲートトレンチ14aと第2ゲートトレンチ14bによって囲まれているセル領域60の下部の領域38aでは、高いキャリア蓄積効果が得られる。したがって、IGBTのオン電圧は低い。
IGBTがオンしている状態では、ゲート電極18に正電位が印加されており、ダミー電極58には電位が加えられていない。そのため、図4の細い矢印X2と太い矢印X3で示されるように、IGBTがオンしている状態では、ホールは、ゲートトレンチ14の近傍よりも、ダミートレンチ15の近傍を通過しやすい。しかしながら、ダミートレンチ15に接して範囲に高濃度領域32cが形成されていない場合(従来技術)は、半導体基板の表面とダミートレンチ15の側面に接している範囲が高抵抗となり、図4に示す現象が明瞭化されない。それに対して、実施例の構造では、半導体基板の表面とダミートレンチ15の側面に接している範囲に高濃度領域32cが形成されており、低抵抗となっていることから、図4に示す現象が顕著となる。すなわち、ホールは、コンタクト領域32aよりも高濃度領域32cに向けて流れやすい。IGBTがオンしている状態では、コンタクト領域32aにホールが流入しづらく、コンタクト領域32aに隣接するエミッタ領域30にホールが流入しにくい。
ゲート電極18の電位を閾値未満に低下させると、チャネルが消失し、IGBTがオフする。ゲート電極18の電位が閾値未満に低下してから電流が完全に停止するまでの間、ドリフト層38に蓄積されているホールが表面電極22に向かって流れ続ける。IGBTのターンオフ時には、過渡的に、ゲート電極18の電位がダミー電極58の電位より高い状態が持続する。従って、図4に示した現象、すなわち、ホールは、ゲートトレンチ14の近傍よりも、ダミートレンチ15の近傍を移動しやすいという現象が持続する。ゲート電極とダミー電極の電位差に加えて、IGBT10では、ダミートレンチ15に接する位置に高濃度領域32cが配置されているために、ホールは、ゲートトレンチ14の近傍に位置するコンタクト領域32aよりダミートレンチ15の近傍に位置する高濃度領域32cを通過しやすい(図4参照)。図5には、半導体基板12内におけるホールの通過経路の等価回路図が示されている。ゲートトレンチ14側のボディ兼アノード層32b及びバリア層34の抵抗値と、ダミートレンチ15側のボディ兼アノード層32b及びバリア層34の抵抗値との差は、それほど大きくない。しかし、高濃度領域32cの抵抗値は、コンタクト領域32aの抵抗値よりも顕著に小さい。即ち、図5には、ホールが、ゲートトレンチ14の近傍のコンタクト領域32aよりもダミートレンチ15の近傍の高濃度領域32cを通過しやすいことが示されている。即ち、IGBTがターンオフする状態でも、n型のエミッタ領域30にホールが流入しにくい。これにより、ホールがエミッタ領域30に流入してラッチアップが生じることが抑制される。
(第2実施例)
第1実施例とは異なる点を説明する。本実施例の半導体装置では、図6に示されるように、高濃度領域32cに代えて高濃度領域132が形成されている。高濃度領域132は、高濃度領域32cとは異なり、y方向全体に亘って形成されているのではなく、y方向における一部のみに形成されている。即ち、ダミートレンチ15は、高濃度領域132に接している領域と、高濃度領域132に接していない領域を備える。本実施例でも、ゲートトレンチ14の近傍のコンタクト領域32aよりもダミートレンチ15の近傍の高濃度領域132をホールが通過しやすいので、ラッチアップが生じることが抑制される。
(第3実施例)
第1実施例とは異なる点を説明する。本実施例の半導体装置では、図7に示されるように、高濃度領域32cに代えて高濃度領域232が形成されている。高濃度領域232は、高濃度領域32cとは異なり、x方向の幅が一定ではない。具体的には、高濃度領域232は、x方向の幅が広い領域と、x方向の幅が狭い領域を備える。即ち、ダミートレンチ15は、x方向の幅が広い高濃度領域232に接している領域と、x方向の幅が狭い高濃度領域232に接している領域を備える。本実施例でも、ゲートトレンチ14の近傍のコンタクト領域32aよりもダミートレンチ15の近傍の高濃度領域232をホールが通過しやすいので、ラッチアップが生じることが抑制される。
なお、上述した各実施形態の半導体装置では、第2ゲートトレンチ14bが省略されていてもよい。即ち、ゲートトレンチは、格子型でなくても、例えば、y方向に延びる直線型であってもよい。また、格子型ゲートトレンチ14とダミートレンチ15が1つずつ交互に配置されていなくてもよく、例えば、2つのダミートレンチ15の間に、複数のゲートトレンチ14が配置されていてもよい。一般的には、少なくとも1個のゲートトレンチ14と少なくとも1個のダミートレンチ15が配置されていればよい。
また、上述した実施形態の半導体装置10では、ダミー電極58が表面電極22に接続されていた。しかしながら、ダミー電極58が表面電極22から電気的に分離されていてもよい。すなわち、ダミー電極58の電位が、表面電極22の電位に固定されておらず、浮遊電位とされていてもよい。
また、実施形態の半導体装置10では、ピラー領域35が表面電極22に対してショットキー接触していた。しかしながら、ピラー領域35が表面電極22に対してオーミック接触していてもよい。このような構成では、ピラー領域35、バリア層34、ドリフト層38及びカソード領域42により構成される電流経路が、SBDではなく、表面電極22と裏面電極26の間に接続された抵抗として機能する。この場合でも、表面電極22の電位が上昇する際に、抵抗として機能する電流経路に電流が流れ、その後にpnダイオードがオンするので、pnダイオードがオンするタイミングを遅らせることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:半導体装置
12:半導体基板
14:格子型ゲートトレンチ
14a:第1ゲートトレンチ
14b:第2ゲートトレンチ
15:ダミートレンチ
22:表面電極
26:裏面電極
30:エミッタ領域
32a:コンタクト領域
32b:ボディ兼アノード層
32c、132、232:高濃度領域
34:バリア層
35:ピラー領域
38:ドリフト層
40:コレクタ領域
42:カソード領域
60:セル領域
62:外部領域

Claims (3)

  1. 半導体基板と、前記半導体基板の表面に配置されている表面電極と、前記半導体基板の裏面に配置されている裏面電極を備えており、
    前記半導体基板内に、
    前記半導体基板の裏面に臨む範囲に形成されているとともに前記裏面電極に接しているp型のコレクタ領域と、
    前記コレクタ領域が形成されていない範囲の前記裏面に臨む範囲に形成されているとともに前記裏面電極に接しているn型のカソード領域と、
    前記コレクタ領域と前記カソード領域の表面側に位置しているとともに前記カソード領域よりn型不純物濃度が薄いn型のドリフト層と、
    前記ドリフト層の表面側に位置しているとともに前記ドリフト層よりn型不純物濃度が濃いn型のバリア層と、
    前記バリア層の表面側に位置しているp型のボディ兼アノード層と、
    前記半導体基板の表面から前記ボディ兼アノード層と前記バリア層を貫通して前記ドリフト層に達しているゲートトレンチとダミートレンチと、
    前記ゲートトレンチ内に充填されており、前記ゲートトレンチの内面を覆うゲート絶縁膜によって前記半導体基板から絶縁されているゲート電極と、
    前記ダミートレンチ内に充填されており、前記ダミートレンチの内面を覆うダミー絶縁膜によって前記半導体基板から絶縁されているダミー電極と、
    前記ゲートトレンチと前記ダミートレンチから離間した位置において、前記半導体基板の表面から前記バリア層に達しているとともに前記表面電極に接しているn型のピラー領域と、
    前記ボディ兼アノード層の表面側に位置しているとともに前記半導体基板の表面と前記ゲートトレンチの側面に臨む範囲に形成されており、前記表面電極に接しているn型のエミッタ領域と、
    前記ボディ兼アノード層の表面側に位置しているとともに前記半導体基板の表面と前記ダミートレンチの側面に臨む範囲に形成されており、前記表面電極に接しているp型不純物の高濃度領域と、
    前記ボディ兼アノード層の表面側に位置しているとともに前記ピラー領域と前記エミッタ領域と前記高濃度領域が形成されていない範囲の前記半導体基板の表面に臨む範囲に形成されており、前記ボディ兼アノード層よりp型不純物濃度が濃く、前記表面電極に接しているp型のコンタクト領域を備えており、
    前記ダミー電極が前記表面電極に接続されており、
    前記エミッタ領域、前記高濃度領域、及び、前記コンタクト領域が、前記ゲートトレンチと前記ダミートレンチの間に配置されており、
    前記コンタクト領域が前記エミッタ領域に隣接しており、
    前記高濃度領域のp型不純物濃度が前記コンタクト領域より濃いことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ゲートトレンチと前記ダミートレンチが前記コレクタ領域の表面側に配置されている、請求項1の半導体装置。
  3. 前記ドリフト層が前記バリア層に接している請求項1または2の半導体装置。
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