JP5461005B2 - 箱型容器 - Google Patents

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本発明は、粉末洗剤用容器等として用いて好適な箱型容器に関する。
洗剤等の顆粒もしくは粉末状の粉末物質に用いる箱型容器として、固形物質を直接収容し、使用後に廃棄することが一般的である。一方、省資源化を考慮する場合に、液体洗剤等のように内容物を詰め替えことも考えられるが、粉末物質は飛散し易いため内容物のみの詰替えは作業しにくく、また詰替え袋をそのまま収容して使用する場合には内容物の取り出し時に詰替え袋の開口部を抑える必要があり作業しにくい。そこで、特許文献1に記載の如く、箱型状の外側容器の内部に箱型詰替え容器を収納し、開封された詰替え容器から洗剤をスプーン等ですくい出して使用するものがある。使用済の箱型詰替え容器は、外側容器から取出して折り畳むことにより、廃棄性を向上し、省資源を有効に図ることができる。
実用新案登録 第2539754号
特許文献1に記載の箱型容器では、外側容器の内部に当該箱型詰替え容器(内側容器)を収容した後に開封するために、内側容器に特別な開封機構を設ける必要がある。さらに、当該内側容器は、外側容器内に収納後に内側容器を開封するため、外側容器の大きさや形状に見合うように内側容器形状や開封機構位置を調整する必要があり、外側容器との組み合わせが限られ、汎用性に乏しい。
本発明の課題は、内容物の取出し作業性が良好で、かつ内外の容器の大きさにかかわらず内側容器を簡便にセットできることを目的とする。
請求項1の発明は、箱型の容器本体の内部に詰替え袋を収納可能にし、容器本体の開口部の内側に詰替え袋の開口縁部を係止して保持する係止部を設けた箱型容器であって、前記容器本体の開口部の内側に該容器本体の折り返し片を設け、前記係止部が該折り返し片の一部を切込み形成した下向き舌片状係止部からなるようにしたものである。
箱型容器10は、図1に示す如く、容器本体11と蓋12とからなる。
容器本体11は、紙だけ、又は紙を主材料としてプラスチックフィルムをラミネートされた素材、又はプラスチックフィルムだけからなる素材を折り曲げて組立てたものであり、正面板11A、背面板11B、両側板11C、11C、底板11Dを有する。容器本体11は、正面板11A、背面板11B、両側板11C、11Cの各上縁部に折返し片11Eを連設し、これらの折返し片11Eを正面板11A、背面板11B、両側板11C、11Cの各上縁部によって区画形成される開口部11Fの内側に折返して接着してある。
蓋12は、紙だけ、又は紙を主材料としてプラスチックフィルムをラミネートされた素材、又はプラスチックフィルムだけからなる素材を折り曲げて組立てたものであり、前板12A、後板12B、両側板12C、12C、天板12Dを有する。蓋12は、前板12Aにつまみ部12Eを備え、後板12Bにヒンジ結合部12Fを備えるとともに、両側板12C、12Cの各下縁部に内折りフラップ12Gを備え、この内折りフラップ12Gを内折り接着してある。蓋12は、両内折りフラップ12Gの前板12A寄り端部、又は前板12Aの両側下縁部に糊付フラップ12Hを備え、この糊付フラップ12Hを前板12Aの内側面に貼着してある。
箱型容器10は、容器本体11の背面板11Bに蓋12のヒンジ結合部12Fをヒンジ結合する。容器本体11の正面板11A、背面板11B、両側板11C、11Cの各上縁部の外周に蓋12の前板12A、後板12B、両側板12C、12Cを着脱し、容器本体11の開口部11Fを天板12Dにより開閉する。
箱型容器10は、容器本体11の内部に詰替え袋20を収納可能にする。詰替え袋20は、紙だけ、又は紙を主材料としてプラスチックフィルムをラミネートされた素材、又はプラスチックフィルムだけからなる素材からなる。詰替え袋20は内容物の処方により素材の層構成を適宜選択する等により、バリア性を確保できる。詰替え袋20として、例えば、両脇に折り込みを入れ、底部分を角底とし、天部分をシール部22としたガセット袋21(図2)を採用できる。詰替え袋20は、内容物として、例えば、詰替え用粉体洗剤が収容される。
箱型容器10では、図2に示す如く、容器本体11の内部に詰替え袋20を収納し、シール部22を開封された詰替え袋20から洗剤をスプーン等ですくい出して使用する。詰替え袋20のシール部22の開封は、詰替え袋20を容器本体11の内部に収納する前又は後のいずれでも良い。尚、使用済の詰替え袋20は容器本体11から取出して小さく折り畳む等により廃棄される。箱型容器10によれば、詰替え用粉体洗剤を容器本体11に直接収容するものに比して、洗剤のこぼれ落ち等がないし、詰替え袋20にバリア性を付与することにより、容器本体11のバリア性を下げることができる。
しかるに、箱型容器10は、詰替え袋20からの内容物の取出し作業性を向上するため、図1〜図3に示す如く、容器本体11の開口部11Fの内側に、詰替え袋20の開封後の開口縁部23を係止して保持する係止部13を設けた。
具体的には、箱型容器10は、容器本体11の折返し片の一部を切込み形成した下向き舌片状係止部13を設けた。本実施例では、容器本体11の両側の側板11C、11Cの各上縁部に連設した両側の折返し片11E、11Eに上述の舌片状係止部13を設けた。各舌片状係止部13は、各折返し片11Eの下縁の概ね中央の左右の2点から当該折返し片11Eの上下中間部まで切込まれた左右の2本の平行をなすストレート状切込み線14、14(折返し片11Eが連設された側板11Cの上縁部に直交する状態をストレート状と称する、以下同じ)により挟まれる四角舌片状部分からなる。各折返し片11Eは、上述の舌片状係止部13を除く部分を各側板11Cの裏面に接着され、舌片状係止部13の部分は各側板11Cに接着されない。
これにより、各舌片状係止部13は、図3に示す如く、各折返し片11Eの2本の切込み線14、14の上端をつなぐ根元部15(図3(A)の2点斜線)を基点として引き起こしでき、この引き起こしにより側板11Cの裏面との間に形成される間隙に詰替え袋20の開口縁部23を差し込み、この引き起こしに対する復元習性力によりその開口縁部23を押さえて、箱型容器10の側板11Cの裏面と折返し片11Eに設けた舌片状係止部13との間に詰替え袋20の開口縁部23を挟むことによって該詰替え袋20の開口状態を保持する。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)詰替え袋20の開口縁部23が容器本体11の開口部11Fの内側に設けてある係止部13に係止されて保持される。従って、容器本体11の内部で開封された詰替え袋20から洗剤を繰り返してすくい出す使用時に、詰替え袋20内の洗剤の残量が少なくなっても、詰替え袋20の開口がつぼまることが防止され、洗剤の取出し作業性が向上する。
(b)箱型容器10(外側容器)の内部に詰替え袋20を収容するものであり、詰替え袋20は箱型容器10の内部へ簡便にセットできるし、箱型容器10への収容後に簡易に開封できる。詰替え袋20の形状や開封機構位置を箱型容器10の大きさや形状に見合うように調整する等の必要がなく、詰替え袋20は箱型容器10との組み合せを限定されず、汎用性も向上する。
(c)容器本体11の開口部11Fの折返し片11Eの一部を舌片状に切込むことにより、上述(a)の係止部13を形成する。係止部13を形成するのに、容器本体11と別個の部材を用いる必要がなく、構成簡素になる。詰替え袋20の開口縁部23を下向き舌片状係止部13の裏側に下方から差し込むだけにより、該係止部13に確実に係止でき、詰替え袋20の係止作業性も良い。
(d)容器本体11の両側に設けた折返し片11E、11Eのそれぞれに上述(c)の係止部13、13を設けることにより、詰替え袋20の相対する両側の開口縁部23、23をそれらの係止部13、13に係止して保持し、詰替え袋20の開口のつぼまりを確実に防止できる。
図4に示した舌片状係止部13の変形例は、折返し片11Eの下縁の概ね中央に左右線対称をなすように切込まれたU字状切込線31により区画されるU字舌片状部分からなる。各折返し片11Eは、上述の舌片状係止部13を除く部分を各側板11Cの裏面に接着され、舌片状係止部13の部分は各側板11Cに接着されない。
図5に示した舌片状係止部13の変形例は、折返し片11Eの下縁の概ね中央に左右線対称をなすように切込まれたV字状切込線41により区画されるV字舌片状部分からなる。各折返し片11Eは、上述の舌片状係止部13を除く部分を各側板11Cの裏面に接着され、舌片状係止部13の部分は各側板11Cに接着されない。
図6に示した舌片状係止部13の変形例は、折返し片11Eの下縁の概ね中央の1点から左右線対称をなすように切込まれた、左側の斜め状切込線51(折返し片11Eが連設された側板11Cの上縁部に斜交する状態を斜め状と称する、以下同じ)及び斜め状切込線51の上端に連続するストレート状切込線52と、右側の斜め状切込線51及び斜め状切込線51の上端に連続するストレート状切込線52により挟まれる三角舌片状部分からなる。各折返し片11Eは、上述の舌片状係止部13を除く部分を各側板11Cの裏面に接着され、舌片状係止部13の部分は各側板11Cに接着されない。
図7に示した舌片状係止部13の変形例は、折返し片11Eの下縁の左右一方側に偏った1点から左右非対称をなすように切込まれた、左側のストレート状切込線61と、右側の斜め状切込線62により挟まれる三角舌片状部分からなる。各折返し片11Eは、上述の舌片状係止部13を除く部分を各側板11Cの裏面に接着され、舌片状係止部13の部分は各側板11Cに接着されない。
本実施例では、容器本体11の正面板11A、背面板11Bの各上縁部に連設した折返し片11E、11Eに舌片状係止部13を設け、又は容器本体11の正面板11A、背面板11B、両側板11C、11Cの各上縁部に連設した全周に渡る折返し片11Eに舌片状係止部13を設け、又は容器本体11の正面板11A、背面板11B、両側板11C、11Cのいずれかの上縁部に連設した折返し片11Eに舌片状係止部13を設けるものでも良い。
図1は箱型容器を示し、(A)は全体斜視図、(B)は平面図である。 図2は箱型容器への詰替え袋の収納過程を示す斜視図である。 図3は箱型容器の係止部による詰替え袋の係止構造を示し、(A)は斜視図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図である。 図4は係止部の変形例を示す模式図である。 図5は係止部の変形例を示す模式図である。 図6は係止部の変形例を示す模式図である。 図7は係止部の変形例を示す模式図である。
符号の説明
10 箱型容器
11 容器本体
11E 折返し片
11F 開口部
12 蓋
12F ヒンジ結合部
13 係止部
14、31、41、51、52、61、62 切込線
20 詰替え袋
23 開口縁部

Claims (3)

  1. 箱型の容器本体の内部に詰替え袋を収納可能にし、
    容器本体の開口部の内側に詰替え袋の開口縁部を係止して保持する係止部を設けた箱型容器であって、
    前記容器本体の開口部の内側に該容器本体の折り返し片を設け、
    前記係止部が該折り返し片の一部を切込み形成した下向き舌片状係止部からなる箱型容器。
  2. 箱型の容器本体の背面板に蓋をヒンジ結合してなり、該容器本体の内部に詰替え袋を収納可能にし、
    容器本体の開口部の内側に詰替え袋の開口縁部を係止して保持する係止部を設けた箱型容器であって、
    前記容器本体の開口部の内側に該容器本体の折り返し片を設け、
    前記係止部が該折り返し片の一部を切込み形成した下向き舌片状係止部からなる箱型容器。
  3. 前記容器本体の両側に設けた折り返し片のそれぞれに前記係止部を設けた請求項1又は2に記載の箱型容器。
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