JP5457052B2 - 電気機器の遠隔操作方法及び遠隔操作システム、並びにその遠隔操作システムに用いる通信端末装置及び小型基地局装置 - Google Patents

電気機器の遠隔操作方法及び遠隔操作システム、並びにその遠隔操作システムに用いる通信端末装置及び小型基地局装置 Download PDF

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Description

本発明は、家庭内やオフィス等のエリアに設置された電気機器を離れた位置から操作することができる電気機器の遠隔操作方法及び遠隔操作システム並びにその遠隔操作システムに用いる通信端末装置及び通信中継装置に関するものである。
現在、一般家庭等において、テレビ、録画再生装置、エアコン、照明器具といった電気機器を操作するために、それぞれの電気機器に付属したリモートコントロール装置(以下、「リモコン」という。)が存在している。利用者は、これらのリモコンを用いることにより、各電気機器を直接操作しなくても、離れた位置から手元で遠隔操作することができる。
しかし、異なる電気機器のリモコンで他の電気機器を操作することはできないため、電気機器ごとに付属のリモコンが必要となり、リモコンの種類や数が増えてしまい、利用者にとってはリモコンの管理や使用が煩雑になってしまう。
特許文献1には、家庭やオフィスにおける数台の電気機器を一台の移動体通信装置で遠隔操作することができる無線通信制御システムが開示されている。この特許文献1のシステムでは、家庭内に設置された数台の電気機器に、移動体通信装置から無線信号を直接受信するための専用信号受信部を設け、移動体通信装置とこれらの電気機器とが直接無線通信を行うことにより、電気機器から離れた位置にある移動体通信装置で電気機器を遠隔操作する。
特開平5−327920号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたシステムでは、移動体通信装置からの無線通信信号を受信するための専用信号受信部を各電気機器に設ける必要があり、コストがかかったり、汎用性に欠けたりするおそれがある。また、各種の電気機器を遠隔操作するための専用信号の電波は各電気機器ごとに異なった周波数に設定しているので、制御が複雑になるおそれもある。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、家庭等のエリアにある複数の電気機器を一台の通信端末装置で遠隔操作できる、よりコストパフォーマンスに優れ制御が容易な電気機器の遠隔操作方法及び遠隔操作システム並びにその遠隔操作システムに用いる通信端末装置及び通信中継装置を提供することである。
本発明に係る遠隔操作システムは、所定のエリア内に設置された複数の電気機器を遠隔操作する遠隔操作システムであって、通信端末装置と、前記所定のエリアと同程度のエリアに設定された無線通信可能エリアにおいて前記通信端末装置と外部の通信ネットワークとの通信を中継する通信中継装置と、を備える。前記通信端末装置は、前記複数の電気機器を遠隔操作するためのユーザの操作情報を入力する入力手段と、前記入力手段で入力可能な複数種類の操作情報と前記複数の電気機器の機器識別情報と各電気機器に所定の動作を実行させるための動作識別情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、前記入力手段で入力された操作情報に基づいて、その操作情報に対応する前記機器識別情報と前記動作識別情報とを含む制御信号を前記通信中継装置に送信する送信手段と、を有する。前記通信中継装置は、前記複数の電気機器と通信する通信手段と、前記複数の電気機器の機器識別情報を記憶する記憶手段と、前記通信端末装置から前記制御信号を受信したとき、その制御信号に含まれる前記機器識別情報に対応する電気機器に該制御信号を送信するように制御する制御手段と、を有する。前記複数の電気機器はそれぞれ、前記通信中継装置から送信された前記制御信号を受信する制御信号受信手段と、前記制御信号受信手段で受信した前記制御信号に基づいて、その制御信号に含まれる前記動作識別情報に対応する動作を実行するように制御する制御手段と、を有する。
前記遠隔操作システムにおいて、前記通信端末装置は、当該通信端末装置に作用する加速度を検出する加速度検出手段をさらに備え、前記通信端末装置の前記制御手段は、前記加速度検出手段で検出された前記加速度の方向や大きさに基づいて前記操作情報を生成し、その生成された操作情報に対応する前記制御信号を前記通信中継装置に送信するように制御してもよい。
前記遠隔操作システムにおいて、前記通信端末装置は、当該通信端末装置の姿勢を検知する姿勢検知手段をさらに備え、前記通信端末装置の前記制御手段は、前記姿勢検知手段で検知された前記通信端末装置の姿勢に基づいて前記操作情報を生成し、その生成された操作情報に対応する前記制御信号を前記通信中継装置に送信するように制御してもよい。
前記遠隔操作システムにおいて、前記通信端末装置の前記制御手段は、前記所定のエリアにある前記通信中継装置の無線通信可能エリアとは異なる他の無線通信エリアに存在しているときは、該他の無線通信可能エリアの通信中継装置と前記通信ネットワークとを介して、前記所定のエリアにある通信中継装置に対して前記制御信号を送信するように制御してもよい。
本発明に係る通信端末装置は、通信ネットワークを介して通信可能な通信端末装置であって、所定のエリア内に設置された複数の電気機器を遠隔操作するためのユーザの操作情報を入力する入力手段と、前記入力手段で入力可能な複数種類の操作情報と、前記複数の電気機器の機器識別情報と、各電気機器に所定の動作を実行させるための動作識別情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、前記入力手段で入力された操作情報に基づいて、その操作情報に対応する前記機器識別情報と前記動作識別情報とを含む制御信号を、前記所定のエリアと同程度のエリアに設定された無線通信可能エリアにおいて通信を中継する通信中継装置に送信する送信手段と、を備える。
前記通信端末装置において、当該通信端末装置に作用する加速度を検出する加速度検出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記加速度検出手段で検出された前記加速度の方向や大きさに基づいて前記操作情報を生成し、その生成された操作情報に対応する前記制御信号を前記通信中継装置に送信するように制御してもよい。
前記通信端末装置において、当該通信端末装置の姿勢を検知する姿勢検知手段をさらに備え、前記制御手段は、前記姿勢検知手段で検知された当該通信端末装置の姿勢に基づいて前記操作情報を生成し、その生成された操作情報に対応する前記制御信号を前記通信中継装置に送信するように制御してもよい。
前記通信端末装置において、前記制御手段は、前記所定のエリアにある前記通信中継装置の無線通信可能エリアとは異なる他の無線通信エリアに存在しているときは、該他の無線通信可能エリアの通信中継装置と前記通信ネットワークとを介して、前記所定のエリアにある通信中継装置に対して前記制御信号を送信するように制御してもよい。
本発明に係る通信中継装置は、複数の電気機器が設置された所定のエリアと同程度のエリアに設定された無線通信可能エリアにおいて通信端末装置と外部の通信ネットワークとの通信を中継する通信中継装置であって、前記複数の電気機器と通信する通信手段と、前記複数の電気機器を識別する機器識別情報を記憶する記憶手段と、前記通信端末装置で入力された操作情報に対応する電気機器の前記機器識別情報と該電気機器に対して所定の動作を実行させるための動作識別情報とを含む制御信号を、前記通信端末装置から受信したとき、その制御信号に含まれる前記機器識別情報に対応する電気機器に該制御信号を送信するように制御する制御手段と、を備える。
本発明に係る電気機器の遠隔操作方法は、所定のエリア内に設置された複数の電気機器を遠隔操作する遠隔操作方法であって、通信端末装置が、前記複数の電気機器のいずれかを遠隔操作するためのユーザの操作情報の入力を受け付けるステップと、前記通信端末装置が、前記受け付けた操作情報に基づいて、その操作情報に対応する遠隔操作対象の電気機器の機器識別情報と該電気機器に所定の動作を実行させるための動作識別情報とを特定するステップと、前記通信端末装置が、前記所定のエリアと同程度のエリアに設定された無線通信可能エリアにおいて当該通信端末装置と外部の通信ネットワークとの通信を中継する通信中継装置に、前記機器識別情報と前記動作識別情報とを含む制御信号を送信するステップと、前記通信中継装置が、前記通信端末装置から前記制御信号を受信したとき、その制御信号に含まれる前記機器識別情報に対応する電気機器に該制御信号を送信するステップと、前記遠隔操作対象の電気機器が、前記通信中継装置から送信された前記制御信号を受信するステップと、前記遠隔操作対象の電気機器が、前記通信中継装置から受信した前記制御信号に基づいて、その制御信号に含まれる前記動作識別情報に対応する動作を実行するように制御するステップと、を含む。
なお、前記制御信号は、パケット通信(TCP/IP)方式の信号であってもよい。このパケット通信(TCP/IP)方式の制御信号を用いる場合は、例えば、前記機器識別情報は、前記複数の電気機器ごとに設定された、制御信号(パケット)のヘッダ部分に記述されたIPアドレス及びポート番号の少なくとも一方であり、前記動作識別情報は、前記複数の電気機器における複数種類の動作ごとに設定された、制御信号(パケット)のDATA部分に記述された数字等の識別情報であってもよい。
また例えば、前記機器識別情報は、前記複数の電気機器ごとに設定され、制御信号(パケット)のDATA部分の一部に記述された数字等の識別情報であり、前記動作識別情報は、前記複数の電気機器における複数種類の動作ごとに設定され、前記DATA部分の他の一部に記述された数字等の識別情報であってもよい。
また例えば、前記機器識別情報は、前記複数の電気機器ごとに設定され、制御信号(パケット)のヘッダ部分に記述されたIPアドレスであり、前記動作識別情報は、前記複数の電気機器における複数種類の動作ごとに設定され、前記ヘッダ部分に記述されたポート番号であってもよい。
本発明によれば、ユーザが通信端末装置を操作して操作情報を入力すると、所定のエリア内に設置された遠隔操作対象の電気機器の機器識別情報と動作識別情報とを含む制御信号が通信中継装置に送信される。この制御信号を受信した通信中継装置はその制御信号に含まれる機器識別情報に基づいて選択された電気機器に上記制御信号を送信する。そして、通信中継装置から制御信号を受信した電気機器は、その制御信号に含まれる動作識別情報に基づいて所定の動作を行う。従って、所定のエリア内の複数の電気機器を一台の通信端末装置で遠隔操作でき、よりコストパフォーマンスに優れ遠隔操作の制御が容易になるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る携帯型のユーザ端末装置を用いた電気機器の遠隔操作システムの概要を示す説明図。 同遠隔操作システムにおける小型基地局装置と他の電気機器との接続関係を示す説明図。 LANケーブルを介した有線通信を用いる場合の小型基地局装置と他の電気機器との接続関係を示す説明図。 LANケーブルを介した有線通信を用いる場合の小型基地局装置と他の電気機器との他の接続関係を示す説明図。 同遠隔操作システムにおけるユーザ端末装置の一構成例を示す外観図。 同遠隔操作システムで使用可能なユーザ端末装置のハードウェア構成の一例を示す概略構成図。 同遠隔操作システムにおける遠隔操作対象の電気機器を小型基地局装置及びユーザ端末装置に登録する登録手順の一例を示すフローチャート。 同遠隔操作システムによるテレビの操作手順の一例を示すフローチャート。 同遠隔操作システムによる録画再生装置の操作手順の一例を示すフローチャート。 同遠隔操作システムによるエアコンの操作手順の一例を示すフローチャート。 同遠隔操作システムによる照明器具の操作手順の一例を示すフローチャート。 同遠隔操作システムで送受信される各電気機器を制御する制御信号の構造の一例を示す説明図。 同遠隔操作システムにおける制御例を示すフローチャート。 他の実施形態に係る遠隔操作システムの概要を示す説明図。 他の実施形態に係る遠隔操作システムにおける制御例を示すフローチャート。 更に他の実施形態に係る遠隔操作システムにおける制御例を示すフローチャート。 更に他の実施形態に係る遠隔操作システムにおける制御例を示すフローチャート。 赤外線アダプタを設けて無線LAN子機のないエアコンと照明器具とを遠隔操作する場合の説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る携帯型の通信端末装置を用いた電気機器の遠隔操作システムの概要を示す説明図である。図示の例は、通信端末装置としての携帯電話機等の移動体通信端末であるユーザ端末装置(UE:User Equipment)10の利用者1が、そのユーザ端末装置10を持って家庭でテレビ放送受信出力装置(以下「テレビ」という。)20を視聴しているときの例である。家庭の住居エリア920には、通信ネットワーク(移動体通信網)の通信中継装置としての小型基地局装置30が設置されている。この小型基地局装置30には、遠隔操作対象の電気機器として、住居エリア920に設置されたテレビ20、光ディスクや磁気ディスクに動画を録画したり再生したりすることができる録画再生装置21、エアコン22、照明器具23等が無線LANアクセスポイント31を介して無線LANにより接続されており、ユーザ端末装置10を用いて、これら複数の電気機器を集中的に遠隔操作することが可能である。
また、住居エリア920は、小型基地局装置30とユーザ端末装置10とが所定の周波数及び通信形式で無線通信可能であって、かつ、無線LANアクセスポイント31と複数の電気機器とが無線通信可能な無線通信可能エリア930にもなっている。この無線通信可能エリア930は、住居エリア920と同程度の広さのエリアになっている。この小型基地局装置30が設けられた小型基地局は、移動体通信ネットワークにおいて屋外に設置されている通常の半径数百m乃至数km程度の広域エリア(マクロセル)をカバーする広域の基地局とは異なり、無線通信可能距離が数十m乃至数m程度であり、一般家庭、店舗、オフィス等の屋内にも設置される。この小型基地局は、移動体通信ネットワークにおける広域の基地局がカバーするセルよりも小さなフェムトセルをカバーするように設けられるため、「フェムト基地局」と呼ばれる場合もある。小型基地局装置30は、ユーザ端末装置10と無線通信可能であるとともに、ADSLモデム等のネットワーク接続装置35に接続されることにより、通信ネットワーク40やインターネット50を介して、WEBサーバ60等に接続可能に構成されている。これにより、ユーザ端末装置10は、無線通信可能エリア930内において、他のユーザ端末装置と通話したり、インターネットを閲覧したりすることが可能である。
図2は小型基地局装置30と他の電気機器との接続関係を示す説明図である。図2において、小型基地局装置30はブロック図で示されている。小型基地局装置30は、例えば、CPU、半導体メモリ等の内部記憶装置、ハードディスク等の外部記憶装置、通信処理装置、アンテナ等のハードウェアで構成され、内部記憶装置又は外部記憶装置に記憶されている所定のプログラムを読み出しCPUで実行することにより、次の各部の機能を実現することができる。この小型基地局装置30は、主制御部301と、無線通信部302と、複数の電気機器を識別する機器識別情報を記憶する記憶手段としての機能を有するデータ記憶部303と、網側通信部304と、外部接続通信部305とを備える。主制御部301は、無線通信部302等の他の各部と制御データ等を送受信することにより各部を制御するとともに、ユーザ端末装置10から受信した制御信号に含まれる機器識別情報に基づいて、この制御信号を遠隔操作対象の電気機器に送信するように制御する制御手段としての機能も有している。無線通信部302は、所定の周波数及び通信方式の無線通信によりユーザ端末装置10と通信することができる。ユーザ端末装置10は、この無線通信により、テレビ20等の電気機器を遠隔操作したり、通信ネットワーク40側とデータ通信等を行ったりすることができる。データ記憶部303は、ユーザ端末装置10と通信ネットワーク40側との間の通信を中継するための各種情報や、住居エリア920内の電気機器を制御するための前記機器識別情報などを記憶する。網側通信部304は、光ファイバ、ADSL、Ethernet(登録商標)ケーブル等の通信回線を介して、通信ネットワーク40のコアネットワークを構成する交換器等と通信する通信処理を実行する。この網側通信部304により、通信ネットワーク40上のノードやインターネット50上のWEBサーバ60等の各種サーバと通信することもできる。上記外部接続部305は、無線LANアクセスポイント31を介して、テレビ20や録画再生装置21等の複数の電気機器と無線LANにより通信し、制御信号の送受信を行う。無線LANとしては、IEEE(米国電気電子学会)の規格「IEEE 802.11a/IEEE 802.11b」で策定された無線LAN(Local Area Network)の標準規格であるWi−Fi(Wireless Fidelity)を用いることができる。
テレビ20、録画再生装置21、エアコン22、照明器具23等の電気機器には、制御信号受信手段としてそれぞれ無線LAN子機20a、21a、22a、23aが設けられている。これらの無線LAN子機20a、21a、22a、23aは、少なくとも制御信号を受信できる機能を有していれば良いが、信号を発信する機能も有していれば、各電気機器と小型基地局装置30との間で無線LANによる双方向通信が可能となる。無線LAN子機は上記Wi−Fi規格に適合した市販の汎用品を用いることで、コストを安く抑えることができる。なお、上記無線LAN子機を設ける代わりに、各電気機器に無線LANの機能を内蔵してもよい。
なお、小型基地局装置30と複数の電気機器との間の通信は、上記Wi−Fiによる無線LANに限らず、Bluetooth(登録商標)やIrDA(赤外線)等の無線通信でもよく、USB(Universal Serial Bus)やEthernet(登録商標)等のケーブルを介した有線通信であってもよい。また、無線LANアクセスポイント31を設けずに、小型基地局装置30が無線LANの機能を内蔵してもよい。
図3は、LANケーブルを介して小型基地局装置30と複数の電気機器との間で有線通信を行う場合の小型基地局装置30と電気機器との接続関係を示す説明図である。この場合、各電気機器20〜23は、上記無線LAN子機の代わりに、有線のLANケーブルを介して通信するためのLANインターフェース部を有している。また、小型基地局装置30の外部通信接続部305はハブ機能を有し複数のLANポートを備えている。この外部通信接続部305の各LANポートに、各電気機器20〜23からのLANケーブルが接続される。
図4は、LANケーブルを介して小型基地局装置30と複数の電気機器との間で有線通信を行う場合の小型基地局装置30と電気機器との他の接続関係を示す説明図である。この場合も、各電気機器20〜23は、上記無線LAN子機の代わりに、有線のLANケーブルを介して通信するためのLANインターフェース部を有している。また、小型基地局装置30の外部通信接続部305のLANポートとハブ装置32のLANポートがLANケーブルで接続される。更に、ハブ装置32の他の複数のLANポートそれぞれに、各電気機器20〜23からのLANケーブルが接続される。
図5はユーザ端末装置10の一構成例を示す外観図であり、図6はユーザ端末装置10のハードウェア構成の一例を示す概略構成図である。ユーザ端末装置10は、システムバス100、プロセッサとしてのCPU101、RAM102やROM103等の記憶装置、入力手段としての入力装置104、出力装置105、通信ネットワーク側と無線通信する無線通信装置106、ユーザ端末装置10に作用する加速度の変化を検出する加速度検出手段として加速度センサ107を備えている。なお、上記加速度検出手段は、各電気機器を遠隔操作するためのユーザ端末装置10の操作方向を特定の方向に設定している場合には、1軸又は2軸の加速度センサであってもよい。
上記CPU101やRAM102等の構成要素は、システムバス100を介して、互いに各種データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。また、上記ROM103は、上記入力装置104や加速度センサ107で入力可能な複数種類の操作情報と、複数の電気機器の機器識別情報と、各電気機器に所定の動作を実行させるための動作識別情報とを関連付けて記憶する記憶手段としての機能を有している。
CPU101は、上記記憶装置から所定のプログラムを読み込んで実行することにより、ネイティブ側の電話機プラットフォームの基本ソフトOS上で、音声通話機能や、アプリケーションソフト(以下「アプリケーション」という。)による各種機能を実現することができる。このアプリケーションによる機能としては、電気機器の遠隔操作、WEBブラウザー、メーラー、音楽再生、動画表示、外部装置とのデータ送受信、アドレス帳管理、スケジューラ、メモ帳等がある。この電気機器の遠隔操作、WEBブラウザー、メーラー、音楽再生、動画表示等のアプリケーションを起動し、そのアプリケーション上で複数の電気機器を遠隔操作したり、各種メッセージ(メール)の送受信を行ったり、受信したメッセージに含まれるテキストや画像(静止画、動画)コンテンツや音声や音楽等のオーディオコンテンツを出力したり、配信情報を出力したりすることができる。また、CPU101は、入力装置104や加速度センサ107等の入力手段で入力された操作情報に基づいて、その操作情報に対応する前記機器識別情報と前記動作識別情報とを含む制御信号を送信する送信手段としての機能も有している。
入力装置104は、複数の電気機器を遠隔操作するための利用者1の操作情報を入力する入力手段としての機能を有しており、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)11、通話開始キー12、終話キー13、スクロールキー14、多機能キー15、マイク16、WEBアクセスキー19、セレクトキー110等から構成されている。上記セレクトキー110は、TVキー110a、録再(録画再生)キー110b、AC(エアコン)キー110c、照明キー110d、操作キー110eから構成されている。この入力装置104のテンキー11、通話開始キー12、終話キー13、セレクトキー110等により、利用者が操作可能な操作部が構成される。この操作部を操作することにより、利用者は、各種メッセージを送受信したり、メッセージに添付されている画像ファイルを展開して表示したり、音楽ファイルを展開して再生したり、配信情報を出力したり、アプリケーションプログラムを選択して実行したりすることができる。また、利用者は上記操作部を操作することにより、情報取得先のURL等のデータを入力したり、電話着信の際に通話の開始及び終了を行ったり、アプリケーションプログラムの選択、起動及び停止を行ったりすることができる。また、利用者は上記操作部を操作することにより、通信ネットワーク上のサーバから画像ファイル、音楽ファイル、アプリケーションプログラム等のコンテンツをダウンロードして登録することができる。また、利用者は上記セレクトキー110を押下することにより、ユーザ端末装置10で、電気機器を集中的に遠隔操作することができる。例えば、TVキー110aを押下するとテレビ20の電源がONになり、その後テンキーを操作してチャネルを選局したり、多機能キー15を操作して音量の調整をしたりすることができる。そして、再度TVキー110aを押下するとテレビ20の電源はOFFになる。
出力装置105は、表示手段である液晶ディスプレイ17、スピーカー18、図示しない振動デバイス等から構成されている。上記液晶ディスプレイ17やスピーカー18等からなる出力装置で構成されている出力部は、通信ネットワーク側から各種メッセージ及び配信情報やその着信通知を受信した旨を利用者に知らせたり、電気機器の動作状態や各種テキストや画像(静止画、動画)を液晶ディスプレイ17に表示したり、各種音声や音楽をスピーカー18から出力したりするときに用いられる。上記受信した配信情報、メッセージ及びそれらの着信通知の受信を利用者に知らせるときは、出力部の液晶ディスプレイ17に着信報知画像を表示したり、スピーカー18から着信音を出力させたりする。
また、出力装置105は、通信ネットワーク40を介して受信した配信情報やWEBページのコンテンツを液晶ディスプレイ17に表示したり、通信ネットワーク40から配信情報等を着信した旨を利用者に知らせたりするときにも用いられる。また、上記出力装置105は、上記ゲーム等のアプリケーションプログラムの実行中に、そのプログラム実行に関連した画像の表示や音の出力に用いたり、WEBサーバ60から受信した情報を表示したりするときにも用いられる。
なお、スピーカー18は、通話中の音声を聞くための受話器用スピーカー(レシーバ)と、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカーとを別々に設けて構成してもいいし、これらの受話器用スピーカー及び外部出力用スピーカーを兼用するように一つのスピーカーで構成してもよい。
出力装置105を構成する振動デバイスは、この振動デバイスは、マナーモード(サイレントモード)設定時などに音声電話を着信したりメッセージや各種配信情報を受信したりしたときに、ユーザ端末装置10の全体を振動させ、その着信等を利用者に知らせるように制御することができる。
無線通信装置106は、変復調器、シンセサイザ、周波数変換器,高周波増幅器などにより構成され、上記小型基地局装置30等の各種基地局と所定の周波数及び通信方式で無線通信を行い、通信ネットワーク40を介して他のユーザ端末装置や各種サーバ等と通信するときに用いられる。この無線通信装置106は、通信ネットワーク40を介して他のユーザ端末装置とMMSメッセージのやり取りを行ったり、通信ネットワーク40からゲートウェイサーバを介して、インターネット50等の外部の通信ネットワークに接続し、インターネット50上の通信端末との各種メッセージのやり取り等を行ったりするための通信手段としても用いられる。更に、この無線通信装置106は、通信ネットワーク40を介して、ダウンロードサーバが提供するアプリケーションプログラムをダウンロードしたり、現在位置の位置情報を含む配信情報を受信したりする情報受信手段としても用いられる。
加速度センサ107は、X、Y、Z軸の3軸の加速度を同時に測定するセンサであり、ユーザ端末装置10の前後(Y軸)、左右(X軸)、上下(Z軸)方向に作用する加速度の大きさや方向の変化を検出する。このセンサを利用することで、ユーザ端末装置10の動きを3次元方向に検出でき、その傾きも検出することができる。この加速度センサ107としては、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical System)で製造され、チップ内部に設けられた可動部分の電気的な特性(例えば静電容量)の変化を測定することによって、どの方向にどのような加速度が作用しているのかを検出するものを用いることができる。加速度センサ107を用いることにより、利用者1がユーザ端末装置10を振ったり、傾けたりすることによって、加速度の大きさや方向の変化に基づいて操作情報を生成し、この操作情報により電気機器を遠隔操作できるので、操作をより容易にすることができる。例えば、図5において、利用者がユーザ端末装置10のTVキー110aを押下してテレビ20の電源をONにした後、ユーザ端末装置10を、X(右)方向に振ってチャネル番号が大きいチャネルを選局したり、X’(左)方向に振ってチャネル番号が小さいチャネルを選局したりすることができる。また、ユーザ端末装置10を、Z(上)方向に振って音量を大きくしたり、Z’(下)方向に振って音量を小さくしたりすることができる。
また、ユーザ端末装置10は、利用者が通信ネットワーク上のサーバからアプリケーションのプログラムをダウンロードして登録し、その登録済みのアプリケーションをユーザが任意に選択して実行可能に構成してもよい。この利用者が選択実行可能なアプリケーションとして、電気機器を遠隔操作する電気機器操作用のアプリケーションを登録しておいてもよい。
なお、上記ユーザ端末装置10は、携帯電話機に限らず、小型基地局装置30等の通信中継装置を介してTCP/IP通信方式で通信可能なものであれば、PDA(Personal Digital Assistants)や小型のノートパソコンその他の通信端末装置であってもよい。
図7は遠隔操作対象の電気機器の登録手順の一例を示すフローチャートである。図7において、登録対象の電気機器の電源がONされると(S100)、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能を有する無線LANアクセスポイント31により、登録対象の電気機器に対して機器識別情報としての使用可能なプライベートIPアドレスが重複しないように割り当てられる(S101)。次に、小型基地局装置30は、無線LANアクセスポイント31を介して電気機器を探索して登録対象の電気機器を認識し、その自動認識された登録対象の電気機器のプライベートIPアドレスを、所定の機器登録テーブルに登録する(S102)。次に、小型基地局装置30は、上記プライベートIPアドレスに基づいて新規登録対象の電気機器にアクセスし、その電気機器の機器種別、機器名称等の機器情報を取得し、対応するプライベートIPアドレスに関連付けて上記機器登録テーブルに登録する(S103)。
なお、上記登録対象の電気機器のプライベートIPアドレスは、上記機器情報に先だって登録するのではなく、機器情報を取得した後、その機器情報と一緒に機器登録テーブルに登録してもよい。また、上記登録対象の電気機器のプライベートIPアドレスは、無線LANアクセスポイント31のDHCP機能で割り当てられたものでなく、各電気機器に予め設定された固定のプライベートIPアドレスであってもよい。この場合、各電気機器に設定されている固定のプライベートIPアドレスは、小型基地局装置30の使用開始前に機器登録テーブルに予め書き込んでおいてもよいし、登録対象の電気機器に予め設定しておき、電気機器の電源をオンしたときに小型基地局装置30が当該電気機器から取得するようにしてもよい。
また、電気機器の機器識別情報としてプライベートIPアドレスとポート番号の組を用いる場合は、各電気機器に対応するプライベートIPアドレス及びポート番号が互いに関連付けられて上記機器登録テーブルに登録される。
また、上記小型基地局装置30によるプライベートIPアドレス及び機器情報の登録は、小型基地局装置30の機器登録ボタンを利用者が押下する操作に基づいて実行してもよいし、小型基地局装置30がUPnP(Universal Plug and Play)等の機能により、無線LANアクセスポイント31を介して未登録の電気機器を自動的に認識して自動実行するようにしてもよい。
また、各電気機器に割り当てられたプライベートIPアドレス等の機器識別情報は、ユーザ端末装置10内の所定のメモリ等の記憶手段に予め保存しておいてもよいし、上記小型基地局装置30への登録が完了した後、その小型基地局装置30から取得してユーザ端末装置10内の記憶手段に保存するようにしてもよい。ユーザ端末装置10が小型基地局装置30から機器識別情報を取得する場合は、例えば利用者がユーザ端末装置10を操作して小型基地局装置30にアクセスして機器識別情報を取得したり、Push型の通信サービスにより小型基地局装置30から所定のタイミングで送信される機器識別情報をユーザ端末装置10で受信して取得するようにしてもよい。
各電気機器に所定の動作を実行させるための動作識別情報は、ユーザ端末装置10内の所定のメモリ等の記憶手段に予め保存しておいてもよいし、各電気機器にアクセスして取得したり所定の管理サーバにアクセスして取得したりしてユーザ端末装置10内の記憶手段に保存するようにしてもよい。例えば、利用者がユーザ端末装置10を操作して各電気機器にアクセスして動作識別情報を取得したり、各種の電気機器の動作識別情報を管理するインターネット50上の管理サーバとしてのWEBサーバにアクセスし、ユーザ端末装置10で遠隔操作しようとする電気機器について動作識別情報を取得したりしてもよい。また、Push型の通信サービスにより所定の管理サーバから所定のタイミングで送信される各種電気機器の動作識別情報のリストをユーザ端末装置10で受信して取得するようにしてもよい。
図8はテレビ20の遠隔操作手順の一例を示すフローチャートである。図8において、利用者1はユーザ端末装置10のテレビキー110aを押下する(S200)と、テレビ20の電源がONになるとともに、テレビ20の動作モードがユーザ端末装置10からの遠隔操作可能な遠隔操作モードになり、画面には直近で電源をOFFにしたときのチャネルの番組が放映される(S201)。そして、利用者1がユーザ端末装置10でチャネルの変更操作をすると(S202でYes)、チャネルが変更される(S203)。チャネルの変更操作は、例えば、上述したようにユーザ端末装置10を左右(X−X’)方向に振って行うことができる。また、利用者1が音量の変更操作をすると(S204でYes)、音量が変更される(S205)。音量の変更操作は、例えば、上述したようにユーザ端末装置10を上下(Z−Z’)方向に振って行うことができる。そして、テレビ20の電源がONのときにテレビキー110aを押下すると(S206でYes)、テレビ20の電源がOFFになる(S207)。
なお、テレビ20の電源をON/OFFする際の誤動作を防止するために、テレビキー110aと操作キー110eとを同時に押下しないと電源がON/OFFしないように構成してもよい。また、チャネル番号や音量が変更される前や変更された後に、ユーザ端末装置10からテレビ20にアクセスしてチャネル番号及び音量の情報を取得し、ユーザ端末装置10の液晶ディスプレイ17に表示するようにしてもよい。
また、テレビ20の電源がONになっている状態でユーザ端末装置10のテレビキー110aが押下された場合に、テレビ20の動作モードがユーザ端末装置10からの遠隔操作可能な遠隔操作モードになるようにしてもよい。また、ユーザ端末装置10がタイマー出力に基づいて遠隔操作モードになってから所定時間(例えば、5秒、又は10秒)経過したと判断した場合に、遠隔操作モードから、通常の赤外線リモコンによる操作や手動操作が可能な通常の動作モードに戻るようにしてもよい。また、この遠隔操作モードから通常の動作モードへの復帰は、ユーザ端末装置10の所定キーが押下されたときに実行するようにしてもよい。
図9は録画再生装置21の遠隔操作手順の一例を示すフローチャートである。図9の例は、録画再生装置21としてHDD(ハード・ディスク・ドライブ)内蔵のDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)装置を遠隔操作する場合について示している。図9において、利用者1はユーザ端末装置10の録再キー110bを押下する(S300)と、録画再生装置21の電源がONになるとともに録画再生装置21の動作モードがユーザ端末装置10からの遠隔操作可能な遠隔操作モードになる(S301)。そして、利用者1は、ユーザ端末装置10をY’(奥側)方向に振ってモードを選択し、X(右)方向に振って決定する。「再生モード」を選択して決定したとき(S302でYes)は、HDDの再生かDVDの再生かを更に選択する。HDDを選択したとき(S303でYes)はHDDに録画してある画像が再生される(S304)。HDDを選択せずにDVD再生を選択したとき(S303でNo、S305でYes)はDVDに録画してある画像が再生される(S306)。
一方、上記再生モード選択を選択せずに録画モードを選択したとき(S302でNo、S307でYes)には、そのときに選択されているチャネルの放送の録画が開始される(S308)。また、録画モードを選択せずに録画予約モードを選択したとき(S307でNo、S309でYes)には、ユーザ端末装置10をY’(奥)方向に振ったり、Y(手前)方向に振ったりして録画予約する番組を選択し、X(右)方向に振って決定する(S310)。そして、録再キー110bを押下すると(S311でYes)、録画再生装置21の電源がOFFになる(S312)。
なお、ユーザ端末装置10の液晶ディスプレイ17には、「再生モード」、「録画モード」及び「録画予約モード」の3つの操作モードのうち現在選択されている「現在選択中の操作モード」を表示したり、上記録画予約モード時に使用する番組表を表示したりしてもよい。また、上記録画予約モード時にユーザ端末装置10の液晶ディスプレイ17に表示される番組表は地上デジタル放送の電波から取得してもよく、インターネット50上のWEBサーバ60等から取得してもよい。
また、上記モード選択や番組の録画予約等の各操作は、ユーザ端末装置10のデータ入力キー11や多機能キー15等によるキー操作によっても行うことができ、また振る操作とキー操作とを任意に組み合わせてもよく、どちらの操作手段を採用するかは利用者1の選択に委ねられる。また、ユーザ端末装置10の液晶ディスプレイ17に表示される画面をテレビ20の画面にも表示して、大きなテレビ画面を見ながら操作することもできる。このように、ユーザ端末装置10を用いて、録画再生装置21のモードの切り替えや、録画番組の予約や再生等の遠隔操作を容易に行うことができる。
また、録画再生装置21の電源がONになっている状態でユーザ端末装置10の録再キー110bが押下された場合に、録画再生装置21の動作モードがユーザ端末装置10からの遠隔操作可能な遠隔操作モードになるようにしてもよい。また、ユーザ端末装置10がタイマー出力に基づいて遠隔操作モードになってから所定時間経過したと判断した場合に、遠隔操作モードから、通常の赤外線リモコンによる操作や手動操作が可能な通常の動作モードに戻るようにしてもよい。また、この遠隔操作モードから通常の動作モードへの復帰は、ユーザ端末装置10の所定キーが押下されたときに実行するようにしてもよい。
図10はエアコン22の遠隔操作手順の一例を示すフローチャートである。図10において、利用者1はユーザ端末装置10のACキー110cを押下する(S400)と、エアコン22の電源がONになるとともにエアコン22の動作モードがユーザ端末装置10からの遠隔操作可能な遠隔操作モードになる(S401)。そして、利用者1は、ユーザ端末装置10をY’(奥)方向に振ってモードを選択し、X(右)方向に振って決定する。例えば、「冷房運転モード」を選択して決定したときは(S402でYes)、エアコン22は冷房運転を行う(S403)。ここで、「設定温度」を変えたいときは、ユーザ端末装置10をY’(奥)方向に振って「設定温度」を選択し、X(右)方向に振って決定する(S404でYes)。そして、設定温度を上げたいときはユーザ端末装置10をZ(上)方向に振って設定温度を上げていき、所望の表示温度になったら、X(右)方向に振って決定する(S405)。これに対して、設定温度を下げたいときはユーザ端末装置10をZ’(下)方向に振って設定温度を下げていき、所望の表示温度になったら、X(右)方向に振って決定する(S405)。また、「設定風量」を変えたいときには、ユーザ端末装置10を振って、「設定風量」を選択して決定した後、同様の操作を行う(S406でYes,S407)。このように、ユーザ端末装置10を用いて、エアコン22の運転モードの切り替えや、設定温度及び設定風量の変更を容易に行うことができる。
また、液晶ディスプレイ17の運転モード選択画面で、暖房運転モードを選択したときは(S408でYes)、エアコン22は暖房運転を行う(S409)。設定温度と設定風量の変更は上記冷房運転モードの場合と同様の操作を行う。また、自動運転モードを選択したときは(S410でYes)、エアコン22が自動運転を行う(S411)。設定温度と設定風量の変更は上記冷房運転モードの場合と同様の操作を行う。いずれの運転モードも選択されなかったときは(S410でNo)、直近で電源OFFしたときに選択されていた運転モードにより運転される(S412)。そして、ユーザ端末装置10のACキー110cを押下すると(S413でYes)、エアコン22の電源はOFFになる(S414)。
なお、ユーザ端末装置10に温度センサを設け、その温度センサの検知結果に基づいてエアコン22の制御信号を送信し、ユーザ端末装置10の周囲を設定温度に保つように遠隔操作したり、風向きを常にユーザ端末装置10の方向に向くように遠隔操作したりしてもよい。
また、ユーザ端末装置10の液晶ディスプレイ17には、「冷房運転モード」、「暖房運転モード」及び自動運転モード」の3つの運転モードから選択されている「現在運転中のモード」や、「設定温度」、「設定風量」等を表示してもよい。
また、エアコン22の電源がONになっている状態でユーザ端末装置10のACキー110cが押下された場合に、エアコン22の動作モードがユーザ端末装置10からの遠隔操作可能な遠隔操作モードになるようにしてもよい。また、ユーザ端末装置10がタイマー出力に基づいて遠隔操作モードになってから所定時間経過したと判断した場合に、遠隔操作モードから、通常の赤外線リモコンによる操作や手動操作が可能な通常の動作モードに戻るようにしてもよい。また、この遠隔操作モードから通常の動作モードへの復帰は、ユーザ端末装置10の所定キーが押下されたときに実行するようにしてもよい。
図11は照明器具23の遠隔操作手順の一例を示すフローチャートである。図11において、利用者1はユーザ端末装置10の照明キー110dを押下する(S500)と、照明器具23の電源がONになって最大光度で点灯するとともに照明器具23の動作モードがユーザ端末装置10からの遠隔操作可能な遠隔操作モードになる(S501)。照明器具23は光度を3段階に切り替えることができるようになっており、最初に電源がONになったときは、光度が最も大きくなるように設定されている。利用者1が、ユーザ端末装置10をY’(奥)方向に振ると光度を1段階下げる遠隔操作を行う(S502でYes)。次に、現在の光度が最小か否かを判断し(S503)、光度が最小ではない場合(S505でNo)には光度を1段階下げ(S504)、光度が最小の場合(S503でYes)には照明器具23の電源をOFFにして消灯する(S505)。
また、利用者1が、ユーザ端末装置10をY(手前)方向に振ると光度を1段階上げる遠隔操作を行う(S506)。ここで、現在の光度が最大か否かを判断し(S507)、光度が最大でない場合(S507でNo)には光度を1段階上げ(S508)、光度が最大の場合(S508でYes)には何もしない。そして、利用者1が、照明キー110dを押下すると(S509でYes)、照明器具23の電源がOFFになって消灯する(S505)。
なお、ユーザ端末装置10の液晶ディスプレイ17には、「照明点灯の状況」や「光度」を表示してもよい。
また、照明器具23の電源がONになっている状態でユーザ端末装置10の照明キー110dが押下された場合に、録画再生装置21の動作モードがユーザ端末装置10からの遠隔操作可能な遠隔操作モードになるようにしてもよい。また、ユーザ端末装置10がタイマー出力に基づいて遠隔操作モードになってから所定時間経過したと判断した場合に、遠隔操作モードから、通常の赤外線リモコンによる操作や手動操作が可能な通常の動作モードに戻るようにしてもよい。また、この遠隔操作モードから通常の動作モードへの復帰は、ユーザ端末装置10の所定キーが押下されたときに実行するようにしてもよい。
図12はユーザ端末装置10から送信される制御信号の構造の一例を示す説明図である。図12において、ユーザ端末装置10の制御信号はTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)の通信プロトコルを用いた信号(以下、「TCP/IP信号」という。)であり、ヘッダ、MACアドレス、送信元及び送信先のIPアドレス及びポート番号、データ、フッタから構成されている。
表1は、ユーザ端末装置10のキー操作等の操作に対応して送信される制御信号及びこれらの制御信号を受信したときの各機器の動作を示す制御動作テーブルの一例を示している。この制御動作テーブはユーザ端末装置10に保存され、制御信号の送信の際に参照される。表1の例は、TCP/IP信号の送信先IPアドレスの欄に記述されるプライベートIPアドレスが機器識別情報として用いられ、DATA部分に記述される値が動作識別情報として用いられる。表1において、送信先IPアドレスの欄に記述されるプライベートIPアドレスは各電気機器に対して「192.168.0.N」(Nは機器ごとに異なる)が割り当てられる。また、DATA部分に記述される動作識別情報としての値は、例えば、電源ONに対して「0x0000」、電源OFFに対して「0x0001」が割り当てられる。また例えば、テレビ20の「チャネル番号UP」、「チャネル番号DOWN」、「音量UP」及び「音量DOWN」についてはそれぞれ、「0x0002」、「0x0003」、「0x0004」及び「0x0005」が割り当てられる。
Figure 0005457052
図13は、上記表1の制御動作テーブルに基づいて遠隔操作を行う場合の小型基地局装置30及び電気機器での制御例を示すフローチャートである。図13において、利用者1がユーザ端末装置10を操作すると、表1の制御動作テーブルに基づいて生成されたTCP/IP信号がユーザ端末装置10から小型基地局装置30に送信される。小型基地局装置30は、小型基地局装置30からTCP/IP信号を受信すると(S601)、TCP/IP信号に記述されている送信先IPアドレスがプライベートIPアドレスか否かを判断する(S602)。ここで、TCP/IP信号の送信先IPアドレスがプライベートIPアドレスでなくグローバルIPアドレスである場合(S602でNo)は、受信したTCP/IP信号をネットワーク接続装置35通信ネットワーク40を介してインターネット50へ向けて送信する(S603)。
一方、TCP/IP信号の送信先IPアドレスがプライベートIPアドレスである場合(S602でYes)は、制御動作テーブルのプライベートIPアドレスを参照し、指定された電気機器にTCP/IP信号を送信する。送信先IPアドレスが「192.168.0.1」の場合は(S604でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号がテレビ20に送信される(S605)。TCP/IP信号を受信したテレビ20は、DATAの値を参照して指定の動作を行う(S606)。以下同様に、送信先IPアドレスが「192.168.0.2」の場合は(S607でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号が録画再生装置21に送信される(S608)。TCP/IP信号を受信した録画再生装置21は、DATAの値を参照して指定の動作を行う(S609)。また、送信先IPアドレスが「192.168.0.3」の場合は(S610でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号がエアコン22に送信される(S611)。TCP/IP信号を受信したエアコン22は、DATAの値を参照して指定の動作を行う(S612)。また、送信先IPアドレスが「192.168.0.4」の場合は(S613でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号が照明器具23に送信される(S614)。TCP/IP信号を受信した照明器具23は、DATAの値を参照して指定の動作を行う(S615)。TCP/IP信号に含まれる送信先IPアドレスが上記所定のプライベートIPアドレスのいずれにも該当しない場合には、電気機器の制御信号ではないと判断され、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号は破棄される(S616)。
なお、上記遠隔操作システムは、ユーザ端末装置10が小型基地局装置30の無線通信可能エリア930の範囲外の広域エリアに移動したときに、その広域エリアをカバーする基地局と通信ネットワーク40とを介して小型基地局装置30にアクセスし、住居エリア920に設置された電機機器を遠隔操作できるように構成してもよい。
図14は、無線通信可能エリア930の範囲外の広域エリアから住居エリア920に設置された電機機器を遠隔操作する他の実施形態に係る遠隔操作システムの概要を示す説明図である。図14において、ユーザ端末装置10が小型基地局装置30の無線通信可能エリア930の範囲外にあるとき、すなわち、利用者1がユーザ端末装置10を持って自宅から外出したときは、ユーザ端末装置10は広域の基地局36と無線通信を行う。これにより、ユーザ端末装置10は、広域の基地局36と、通信ネットワーク40と、住居エリア920に設置されたネットワーク接続装置35とを介して、小型基地局装置30に接続され、利用者1がユーザ端末装置10を操作することにより住居エリア920に設置された複数の電気機器の遠隔操作を行うことができる。これにより、例えば、外出先から録画再生装置21の録画予約をしたり、自宅に戻る前にエアコン22の電源をONにして帰宅した時に室内を適温にしておいたりすることが可能となる。また、長期の旅行で自宅を留守にするような場合には、ユーザ端末装置10からの遠隔操作により、もしくはあらかじめ小型基地局装置30にプリセットしておくことにより、夕方から深夜にかけて照明器具23を点灯させて、戸外からは在宅しているように見せて、防犯に役立てることもできる。
表2は、図14に示すような広域エリアにいるときに住居エリア920に設置された電機機器を遠隔操作する遠隔操作システムに好適な制御動作テーブルの一例を示している。表2の例は、TCP/IP信号の送信先IPアドレス及び送信先ポート番号の欄に記述されるプライベートIPアドレス及びポート番号が機器識別情報として用いられ、DATA部分に記述される値が動作識別情報として用いられる。表2において、送信先IPアドレスの欄に記述されるプライベートIPアドレスは各電気機器に対して「192.168.0.N」(Nは機器ごとに異なる)が割り当てられ、送信先ポート番号の欄に記述されるポート番号として、任意に使用可能な範囲10241〜65536の番号(表2の例では、50001、50002、50003、50004)が割り当てられる。DATA部分に記述される動作識別情報としての値は、表1と同じ値である。
Figure 0005457052
図15は、上記表2の制御動作テーブルに基づいて遠隔操作を行う場合の小型基地局装置30及び電気機器での制御例を示すフローチャートである。図15において、利用者1がユーザ端末装置10を操作すると、表2の制御動作テーブルに基づいて生成されたTCP/IP信号がユーザ端末装置10から小型基地局装置30に送信される。小型基地局装置30は、小型基地局装置30からTCP/IP信号を受信すると(S621)、TCP/IP信号に記述されている送信先IPアドレスがプライベートIPアドレスか否かを判断する(S622)。ここで、TCP/IP信号の送信先IPアドレスがプライベートIPアドレスでなくグローバルIPアドレスである場合(S622でNo)は、受信したTCP/IP信号をネットワーク接続装置35通信ネットワーク40を介してインターネット50へ向けて送信する(S623)。
一方、TCP/IP信号の送信先IPアドレスがプライベートIPアドレスである場合(S622でYes)は、制御動作テーブルのプライベートIPアドレス及びポート番号を参照し、指定された電気機器にTCP/IP信号を送信する。送信先IPアドレスが「192.168.0.1」であり且つ送信先ポート番号が「50001」である場合は(S624でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号がテレビ20に送信される(S625)。TCP/IP信号を受信したテレビ20は、DATAの値を参照して指定の動作を行う(S626)。以下同様に、送信先IPアドレスが「192.168.0.2」であり且つ送信先ポート番号が「50002」である場合は(S627でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号が録画再生装置21に送信される(S628)。TCP/IP信号を受信した録画再生装置21は、DATAの値を参照して指定の動作を行う(S629)。また、送信先IPアドレスが「192.168.0.3」であり且つ送信先ポート番号が「50003」である場合は(S630でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号がエアコン22に送信される(S631)。TCP/IP信号を受信したエアコン22は、DATAの値を参照して指定の動作を行う(S632)。また、送信先IPアドレスが「192.168.0.4」であり且つ送信先ポート番号が「50004」である場合は(S633でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号が照明器具23に送信される(S634)。TCP/IP信号を受信した照明器具23は、DATAの値を参照して指定の動作を行う(S635)。TCP/IP信号に含まれる送信先IPアドレスが上記所定のプライベートIPアドレスのいずれにも該当しない場合には、電気機器の制御信号ではないと判断され、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号は破棄される(S636)。
なお、上記図14、図15及び表2の例は、利用者のユーザ端末装置10が広域エリアから住居エリア920に設置された電機機器を遠隔操作する場合の例であるが、小型基地局装置が設置された他の一般家庭、店舗、オフィス等の屋内エリアから住居エリア920に設置された電機機器を遠隔操作する場合にも同様に適用できる。
表3は、他の実施形態に係る遠隔操作システムで用いる制御動作テーブルの例を示している。表3の例は、TCP/IP信号のDATA部分の右から3、4桁目に記述される値が機器識別情報として用いられ、DATA部分の右から1、2桁目に記述される値が動作識別情報として用いられる。この場合、小型基地局装置30は、IPアドレスを変換するNAT(Network Address Translation)機能を有するアプリケーションレベルサーバ(ALG)としても動作する。小型基地局装置30は、ユーザ端末装置10から受信したTCP/IP信号のDATA部分の3、4桁目に記述された機器識別情報に基づいて、TCP/IP信号の送信先IPアドレス(192.168.0.1)を各電気機器に対応するプライベートIPアドレスに変換し、TCP/IP信号を変換後のプライベートIPアドレスに向けて送信する。例えば、TCP/IP信号のDATA部分の3、4桁目が「01」の場合は、送信先IPアドレス(192.168.0.1)をテレビ20に対応するプライベートIPアドレス(192.168.0.2)に変換し、TCP/IP信号をテレビ20に向けて送信する。各電気機器は、小型基地局装置30から受信したTCP/IP信号のDATA部分の1、2桁目に記述される値に応じて動作する。
Figure 0005457052
図16は、上記表3の制御動作テーブルに基づいて遠隔操作を行う場合の小型基地局装置30及び電気機器での制御例を示すフローチャートである。図16において、利用者1がユーザ端末装置10を操作すると、表3の制御動作テーブルに基づいて生成されたTCP/IP信号がユーザ端末装置10から小型基地局装置30に送信される。小型基地局装置30は、ユーザ端末装置10からTCP/IP信号を受信すると(S641)、TCP/IP信号に記述されている送信先IPアドレスがプライベートIPアドレスか否かを判断する(S642)。ここで、TCP/IP信号の送信先IPアドレスがプライベートIPアドレスでなくグローバルIPアドレスである場合(S642でNo)は、受信したTCP/IP信号をネットワーク接続装置35通信ネットワーク40を介してインターネット50へ向けて送信する(S643)。
一方、TCP/IP信号の送信先IPアドレスが遠隔操作用に予め決められた所定のプライベートIPアドレス「192.168.0.1」である場合(S642でYes)は、制御動作テーブルのDATA内の3、4桁目の値を参照し、指定された電気機器にTCP/IP信号を送信する。送信先IPアドレスが「192.168.0.1」であり且つDATAの3、4桁目が「01」である場合は(S644でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号が、変換後の送信先IPアドレス「192.168.0.2」に対応するテレビ20に送信される(S645)。TCP/IP信号を受信したテレビ20は、DATAの1、2桁目の値を参照して指定の動作を行う(S646)。以下同様に、送信先IPアドレスが「192.168.0.1」であり且つDATAの3、4桁目が「02」である場合は(S647でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号が、変換後の送信先IPアドレス「192.168.0.3」に対応する録画再生装置21に送信される(S648)。TCP/IP信号を受信した録画再生装置21は、DATAの1、2桁目の値を参照して指定の動作を行う(S649)。また、送信先IPアドレスが「192.168.0.1」であり且つDATAの3、4桁目が「03」である場合は(S650でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号が、変換後の送信先IPアドレス「192.168.0.4」に対応するエアコン22に送信される(S651)。TCP/IP信号を受信したエアコン22は、DATAの1、2桁目の値を参照して指定の動作を行う(S652)。また、送信先IPアドレスが「192.168.0.1」であり且つDATAの3、4桁目が「04」である場合は(S653でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号が、変換後の送信先IPアドレス「192.168.0.5」に対応する照明器具23に送信される(S654)。TCP/IP信号を受信した照明器具23は、DATAの1、2桁目の値を参照して指定の動作を行う(S655)。TCP/IP信号に含まれる送信先IPアドレスが上記「192.168.0.1」でない場合、又はDATAの3、4桁目が「01」、「02」、「03」及び「04」のいずれでもない場合には、電気機器の制御信号ではないと判断され、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号は破棄される(S656)。
表4は、更に他の制御動作テーブルの例を示している。表4の例では、TCP/IP信号の送信先IPアドレスの欄に記述されるプライベートIPアドレスが機器識別情報として用いられ、送信先ポート番号に記述されるポート番号が動作識別情報として用いられる。各電気機器には、表1と同じように「192.168.0.N」(Nは機器ごとに異なる)が割り当てられる。また、ポート番号として、テレビ20は「50000」番台、録画再生装置21は「50100」番台、エアコン22は「50200」番台、照明器具23には「50300」番台が割り当てられている。例えば、ポート番号「50000」はテレビ20の電源をONにする番号であり、「50110」は録画再生装置21の電源をOFFにする番号である。各電気機器は、小型基地局装置30から受信したTCP/IP信号に含まれる送信先ポート番号に記述される値に応じて動作する。
Figure 0005457052
図17は、上記表4の制御動作テーブルに基づいて遠隔操作を行う場合の小型基地局装置30及び電気機器での制御例を示すフローチャートである。図17において、利用者1がユーザ端末装置10を操作すると、表4の制御動作テーブルに基づいて生成されたTCP/IP信号がユーザ端末装置10から小型基地局装置30に送信される。小型基地局装置30は、小型基地局装置30からTCP/IP信号を受信すると(S661)、TCP/IP信号に記述されている送信先IPアドレスがプライベートIPアドレスか否かを判断する(S662)。ここで、TCP/IP信号の送信先IPアドレスがプライベートIPアドレスでなくグローバルIPアドレスである場合(S626でNo)は、受信したTCP/IP信号をネットワーク接続装置35通信ネットワーク40を介してインターネット50へ向けて送信する(S663)。
一方、TCP/IP信号の送信先IPアドレスがプライベートIPアドレスである場合(S662でYes)は、制御動作テーブルのプライベートIPアドレス及びポート番号を参照し、指定された電気機器にTCP/IP信号を送信する。送信先IPアドレスが「192.168.0.1」の場合は(S664でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号がテレビ20に送信される(S665)。TCP/IP信号を受信したテレビ20は、そのTCP/IP信号に記述されている送信先ポート番号の値を参照して指定の動作を行う(S666)。以下同様に、送信先IPアドレスが「192.168.0.2」の場合は(S667でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号が録画再生装置21に送信される(S668)。TCP/IP信号を受信した録画再生装置21は、そのTCP/IP信号に記述されている送信先ポート番号の値を参照して指定の動作を行う(S669)。また、送信先IPアドレスが「192.168.0.3」の場合は(S670でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号がエアコン22に送信される(S671)。TCP/IP信号を受信したエアコン22は、そのTCP/IP信号に記述されている送信先ポート番号の値を参照して指定の動作を行う(S672)。また、送信先IPアドレスが「192.168.0.4」の場合は(S673でYes)、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号が照明器具23に送信される(S674)。TCP/IP信号を受信した照明器具23は、そのTCP/IP信号に記述されている送信先ポート番号の値を参照して指定の動作を行う(S675)。TCP/IP信号に含まれる送信先IPアドレスが上記所定のプライベートIPアドレスのいずれにも該当しない場合には、電気機器の制御信号ではないと判断され、小型基地局装置30で受信されたTCP/IP信号は破棄される(S676)。
以上、上記実施形態によれば、無線通信可能エリア930内では、ユーザ端末装置10と小型基地局装置30とが通信し、利用者1は一台のユーザ端末装置10で住居エリア920に設置された複数の電気機器の遠隔操作ができ、よりコストパフォーマンスに優れ、遠隔操作が容易な遠隔操作システムを構築することができる。また、レスポンスが良好で、誤動作が生じにくい遠隔操作を行うことができる。さらに、無線通信可能エリア930の範囲外では、ユーザ端末装置10と広域の基地局36とが無線通信し、利用者1はユーザ端末装置10で外出先から住居エリア920に設置された複数の電気機器の遠隔操作を行うことができる。このように、従来の遠隔操作システムに比べて、より簡易で操作性に優れた遠隔操作システムを構築することができる。
なお、上記各実施形態において、小型基地局装置30は、各電気機器の動作状況等を示す動作情報を取得してユーザ端末装置10に送信してもよい。各電気機器の動作情報は、ユーザ端末装置10が各電気機器に問い合わせて取得してもよい。この動作情報を受信したユーザ端末装置10は、液晶ディスプレイ17に動作情報を表示することができる。
また、上記各実施形態では、加速度センサ107で検出されたユーザ端末装置10の加速度の方向や大きさに基づいて操作情報を生成しているが、加速度センサ107の代わりに地磁気センサやジャイロセンサ等の姿勢検知手段を設け、その姿勢検知手段で検知されたユーザ端末装置10の姿勢に基づいて操作情報を生成するようにしてもよい。上記加速度センサ107が重力加速度(重力)の方向を検知可能なものであれば、その加速度センサ107を姿勢検知手段として用いることもできる。
また、上記各実施形態では、遠隔操作対象の電気機器に無線LAN子機が設けられている構成について説明したが、既に家庭内に設置されている電気機器、例えばエアコンや照明器具に関しては、無線LAN子機を設けることが困難な機器、いわゆるネットワーク非対応機器の場合がある。しかし、このようなネットワーク非対応機器であっても、付属の赤外線リモコンによる遠隔操作機能が設けられている場合が多いので、この機能を利用してユーザ端末装置10から遠隔操作することが可能である。
図18は赤外線アダプタ25を設けて、無線LAN子機のないエアコン22と照明器具23とを遠隔操作する場合の説明図である。図18において、エアコン22と照明器具23とは付属の赤外線リモコン(不図示)で遠隔操作が可能な電気機器であるが、赤外線アダプタ25からの赤外線制御信号により遠隔操作することもできる。赤外線アダプタ25は、エアコン22と照明器具23との個々の付属リモコンとまったく同じ信号を発生させる事ができる。これは付属リモコンから発生する信号が、デジタル光(赤外線)通信の信号であるため、その信号を数値化して記録し、特定の操作に応じて送信部から同じ信号を発信する事で、特定のリモコンと同じ働きをする事ができる。この赤外線制御信号は、付属の赤外線リモコンやインターネット50上のサーバから取得することが可能である。また、赤外線アダプタ25には無線LAN子機25aが設けられていて、無線LANアクセスポイント31を介して小型基地局装置30と無線通信が可能である。図示の例では、一台の赤外線アダプタ25でエアコン22と照明器具23との二台の電気機器を遠隔操作するようになっているが、遠隔操作対象の機器ごとに個々の赤外線アダプタ25を設けてもよい。
上記構成において、無線通信可能エリア930の範囲内で利用者1がユーザ端末装置10のACキー110cを押下すると、この操作信号を受信した小型基地局装置30から無線LANアクセスポイント31を介して制御信号が赤外線アダプタ25に送信される。この制御信号を受信した赤外線アダプタ25は、エアコン22の赤外線受光部に向けて、電源をONにする赤外線制御信号を送信し、この赤外線制御信号を受信したエアコン22は運転を開始する。同様にして利用者1がユーザ端末装置10を操作することにより、設定温度や風量の切り替え、電源のOFFなどの遠隔操作を行うことができる。
また、無線通信可能エリア930の範囲外で利用者1がユーザ端末装置10のACキー110cを押下した場合には、ユーザ端末装置10から制御信号が発信され、この制御信号を広域の基地局36が受信し、通信ネットワーク40とネットワーク接続装置35とを介して小型基地局装置30に送信される。この制御信号を受信した小型基地局装置30では、無線LANアクセスポイント31を介してエアコン22の電源をONにするための制御信号が赤外線アダプタ25に送信され、赤外線アダプタ25からエアコン22の赤外線受光部に向けて、運転をONにする赤外線制御信号が送信され、エアコン22が運転を開始する。このように、ネットワーク非対応機器であっても、赤外線による遠隔操作機能を備えていれば、ユーザ端末装置10が無線通信可能エリア930の範囲内に存在しているか範囲外に存在しているかにかかわらず、ユーザ端末装置10による遠隔操作が可能になる。
1 利用者
10 ユーザ端末装置
17 液晶ディスプレイ
20 テレビ放送受信出力装置(テレビ)
20a テレビ用の無線LAN子機
21 録画再生装置
21a 録画再生装置用の無線LAN子機
22 エアコン
22a エアコン用の無線LAN子機
23 照明器具
23a 照明器具用の無線LAN子機
25 赤外線アダプタ
25a 赤外線アダプタ用の無線LAN子機
30 小型基地局装置
31 無線LANアクセスポイント
35 ネットワーク接続装置
36 広域の基地局
40 通信ネットワーク
50 インターネット
60 WEBサーバ
107 加速度センサ
110 セレクトキー
920 住居エリア
930 無線通信可能エリア

Claims (5)

  1. 所定のエリア内に設置された複数の電気機器を遠隔操作する遠隔操作システムであって、
    通信端末装置と、前記所定のエリアと同程度のエリアに設定された無線通信可能エリアにおいて前記通信端末装置と外部の移動体通信ネットワークとの通信を中継する小型基地局装置と、を備え、
    前記通信端末装置は、
    前記複数の電気機器を遠隔操作するためのユーザの操作情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力可能な複数種類の操作情報と前記複数の電気機器の機器識別情報と各電気機器に所定の動作を実行させるための動作識別情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記入力手段で入力された操作情報に基づいて、その操作情報に対応する前記機器識別情報の数値データと前記動作識別情報の数値データとがDATA部分の互いに異なる桁に記述されたTCP/IPの制御信号を前記小型基地局装置のIPアドレス宛に送信する送信手段と、を有し、
    前記小型基地局装置は、
    前記複数の電気機器と通信する通信手段と、
    前記複数の電気機器の機器識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記通信端末装置から前記制御信号を受信したとき、その制御信号のヘッダ部分に記述されているIPアドレスを、該制御信号のDATA部分の所定の桁に記述されている前記機器識別情報の数値データに対応する電気機器のIPアドレスに変換し、該電気機器のIPアドレス宛に該制御信号を送信するように制御する制御手段と、を有し、
    前記複数の電気機器はそれぞれ、
    前記小型基地局装置から送信された前記制御信号を受信する制御信号受信手段と、
    前記制御信号受信手段で受信した前記制御信号に基づいて、その制御信号のDATA部分の所定の桁に記述されている前記動作識別情報の数値データに対応する動作を実行するように制御する制御手段と、を有し、
    前記小型基地局装置は、前記無線通信可能エリアを探索して新規登録対象の電気機器が在圏していると認識した場合、該新規登録対象の電気機器へのアクセスに使用可能な機器識別情報を取得し、該機器識別情報に基づいて該新規登録対象の電気機器にアクセスして機器情報を取得し、該新規登録対象の電気機器について該機器識別情報と該機器情報とを互いに対応付けて前記記憶手段に登録することを特徴とする遠隔操作システム
  2. 請求項1の遠隔操作システムにおいて、
    前記小型基地局装置と無線線通信可能に構成され、前記機器識別情報と前記動作識別情報とを含む制御信号を前記小型基地局装置から受信したとき、該機器識別情報に対応する電気機器に向けて該動作識別情報に対応する赤外線制御信号を送信する赤外線アダプタを、更に備えたことを特徴とする遠隔操作システム。
  3. 請求項1の遠隔操作システムに用いられる通信端末装置であって、
    所定のエリア内に設置された複数の電気機器を遠隔操作するためのユーザの操作情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力可能な複数種類の操作情報と、前記複数の電気機器の機器識別情報と、各電気機器に所定の動作を実行させるための動作識別情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記入力手段で入力された操作情報に基づいて、その操作情報に対応する前記機器識別情報の数値データと前記動作識別情報数値データとがDATA部分の互いに異なる桁に記述されたTCP/IPの制御信号を、前記所定のエリアと同程度のエリアに設定された無線通信可能エリアにおいて通信端末装置と外部の移動体通信ネットワークとの通信を中継する小型基地局装置のIPアドレス宛に送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする通信端末装置
  4. 複数の電気機器が設置された所定のエリアと同程度のエリアに設定された無線通信可能エリアにおいて通信端末装置と外部の移動体通信ネットワークとの通信を中継する小型基地局装置であって、
    前記複数の電気機器と通信する通信手段と、
    前記複数の電気機器を識別する機器識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記通信端末装置で入力された操作情報に対応する電気機器の前記機器識別情報の数値データと該電気機器に対して所定の動作を実行させるための動作識別情報の数値データとが互いに異なる桁に記述されたTCP/IPの制御信号を、前記通信端末装置から受信したとき、その制御信号のヘッダ部分に記述されているIPアドレスを、該制御信号のDATA部分の所定の桁に記述されている前記機器識別情報の数値データに対応する電気機器のIPアドレスに変換し、該電気機器のIPアドレス宛に該制御信号を送信するように制御する制御手段と、を備え、
    前記無線通信可能エリアを探索して新規登録対象の電気機器が在圏していると認識した場合、該新規登録対象の電気機器へのアクセスに使用可能な機器識別情報を取得し、該機器識別情報に基づいて該新規登録対象の電気機器にアクセスして機器情報を取得し、該新規登録対象の電気機器について該機器識別情報と該機器情報とを互いに対応付けて前記記憶手段に登録することを特徴とする小型基地局装置
  5. 所定のエリア内に設置された複数の電気機器を遠隔操作する遠隔操作方法であって、
    通信端末装置が、前記複数の電気機器のいずれかを遠隔操作するためのユーザの操作情報の入力を受け付けるステップと、
    前記通信端末装置が、前記受け付けた操作情報に基づいて、その操作情報に対応する遠隔操作対象の電気機器の機器識別情報と該電気機器に所定の動作を実行させるための動作識別情報とを特定するステップと、
    前記通信端末装置が、前記所定のエリアと同程度のエリアに設定された無線通信可能エリアにおいて当該通信端末装置と外部の移動体通信ネットワークとの通信を中継する小型基地局装置のIPアドレス宛に、前記機器識別情報の数値データと前記動作識別情報の数値データとがDATA部分の互いに異なる桁に記述されたTCP/IPの制御信号を送信するステップと、
    前記小型基地局装置が、前記通信端末装置から前記制御信号を受信したとき、その制御信号のヘッダ部分に記述されているIPアドレスを、該制御信号のDATA部分の所定の桁に記述されている前記機器識別情報の数値データに対応する電気機器のIPアドレスに変換し、該電気機器のIPアドレス宛に該制御信号を送信するステップと、
    前記遠隔操作対象の電気機器が、前記小型基地局装置から送信された前記制御信号を受信するステップと、
    前記遠隔操作対象の電気機器が、前記小型基地局装置から受信した前記制御信号に基づいて、その制御信号のDATA部分の所定の桁に記述されている前記動作識別情報の数値データに対応する動作を実行するように制御するステップと、
    前記小型基地局装置が、前記無線通信可能エリアを探索して新規登録対象の電気機器が在圏していると認識した場合、該新規登録対象の電気機器へのアクセスに使用可能な機器識別情報を取得し、該機器識別情報に基づいて該新規登録対象の電気機器にアクセスして機器情報を取得し、該新規登録対象の電気機器について該機器識別情報と該機器情報とを互いに対応付けて登録するステップと、
    を含むことを特徴とする遠隔操作方法。
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