JP2007067723A - 携帯端末装置及び周辺機器選択方法 - Google Patents

携帯端末装置及び周辺機器選択方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007067723A
JP2007067723A JP2005250217A JP2005250217A JP2007067723A JP 2007067723 A JP2007067723 A JP 2007067723A JP 2005250217 A JP2005250217 A JP 2005250217A JP 2005250217 A JP2005250217 A JP 2005250217A JP 2007067723 A JP2007067723 A JP 2007067723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral device
peripheral
selection
application
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005250217A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Takei
良彦 竹井
Yuji Hashimoto
裕司 橋本
Mikito Sugiura
幹人 杉浦
Toyoki Kawahara
豊樹 川原
Atsushi Hattori
淳 服部
Kazunari Fujiwara
一成 藤原
Atsushi Nakamura
敦司 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005250217A priority Critical patent/JP2007067723A/ja
Publication of JP2007067723A publication Critical patent/JP2007067723A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 無線通信エリアに存在する周辺機器の中から、起動中あるいは通信中のアプリケーションに対応する周辺機器を選択可能にすることで、従来の機器連携システムでは想定されていない起動中のアプリケーションに対応する周辺機器の選択を容易にし、ユーザの使い勝手を改善し、ユーザの負担を軽減する携帯端末装置及び周辺機器選択方法を提供すること。
【解決手段】 アプリケーションプログラムに対応する1つ以上の周辺機器の種別を関連付けて登録する機器連携テーブルを記憶部101に記憶し、機器連携用無線通信部103が携帯電話端末10の周辺に存在する周辺機器を探索し、選択部102が起動中のアプリケーション情報を取得し、機器連携テーブルを検索して起動中のアプリケーションに対応する周辺機器の種別識別子情報を取得し、種別識別子情報の中から探索結果と合致する周辺機器を表示部113に表示する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯端末装置及び周辺機器選択方法に関し、特に、携帯端末装置と連携する周辺機器を携帯端末装置に表示する携帯端末装置及び周辺機器選択方法に関する。
従来、携帯電話等の携帯端末は、多機能化が進み、音声通話の他に電子メールの送受信、インターネット等へのアクセス、音楽や画像等のコンテンツのダウンロード、音声と共にカメラで撮影した動画像を送受信するいわゆるテレビ電話等、様々なサービスを実現するアプリケーションを搭載するものが普及しつつある。
また、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークの普及に伴い、パソコン機器、AV機器、通信機器、家電機器等の様々な機器をネットワークに接続し、相互に機能を提供しあうことで、例えば、機器単体では実現できないサービスを実現する機器連携システムが注目を集めている。このような機器連携システムにおいて、機器の探索等を行うプロトコルは、いくつか存在し、例えば、Jini(登録商標)、UPnP(Universal Plug and Play )、近距離無線通信方式であるBluetooth(登録商標)の問合せ(Inquiry )やSDP(Service Discovery Protocol)等が挙げられる。
上記プロトコルを用いた機器連携システムの開始手順を以下に示す。
(1)機器の探索:周辺に存在する機器(以後、周辺機器と呼ぶ)の探索を行い、通信に必要なアドレス等の情報を取得する。
(2)機器の選択:探索した周辺機器をディスプレイ等の表示手段に表示し、サービスに必要な周辺機器をユーザが選択する。
(3)機器の接続:取得した情報を用いて、選択した周辺機器に接続する。
ユーザは、上記開始手順に従い所望の周辺機器と予め接続しておき、その後、アプリケーションを起動し、周辺機器と連携してサービスを開始する。
以上のような携帯端末及び周辺機器の普及や、機器連携のプロトコルの開発と共に、Bluetoothや無線LAN等の無線通信も普及してきており、無線通信を搭載した携帯端末をLANに接続したり、無線通信を搭載した携帯端末を用いてPAN(Personal Area Network )を形成する機器連携システムのニーズが増えてきている。
しかしながら、このように携帯端末を機器連携システムに適用した場合、携帯端末の移動性の観点から、従来の機器連携システムでは想定されていないユースケースとして、サービス中(既にサービスを行っている状態)に、新しい機器連携を開始させるケースが想定される。例えば、携帯電話でテレビ電話を行いながら帰宅した時、家の大画面テレビにテレビ電話画面を表示させるケース等である。このような場合、上記機器連携システムの開始手順における機器の探索において、通信可能な範囲にある全ての機器が対象となるため、周囲に多くの通信可能な機器が存在する場合、テレビ電話を行いながら、ユーザが表示された膨大な数の機器の中から適切な機器を選択しなければならず、ユーザの使い勝手が悪くなり、負担となることが懸念される。
このような課題を解決するものとして、例えば、特許文献1に記載された無線通信装置がある。この無線通信装置では、複数の無線通信装置の中からユーザが通信しようと意図しているものを通信相手として自動的に選択する技術が開示されている。具体的には、ユーザが通信をしたいと意図している無線通信装置がユーザ自身の無線通信装置との距離が最も近いところにいるという仮定の基に、最も近い無線通信装置を自動的に選択するようにしている。
特開2003−188886号公報
しかしながら、上記特許文献1の無線通信装置では、ユーザが通信をしたいと意図している無線通信装置がユーザ自身の無線通信装置との距離が最も近いところにいるという仮定の基に、最も近い無線通信装置を自動的に選択するようにしているが、近年の携帯端末においては、サービス毎に対応する周辺機器が異なる可能性があるため、必ずしも最も近いところにある周辺機器が、ユーザが通信をしたいと意図している周辺機器であるとは限らない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、無線通信エリアに存在する周辺機器の中から、起動中あるいは通信中のアプリケーションに対応する周辺機器を選択可能にすることで、従来の機器連携システムでは想定されていない起動中のアプリケーションに対応する周辺機器の選択を容易にし、ユーザの使い勝手を改善し、ユーザの負担を軽減する携帯端末装置及び周辺機器選択方法を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、アプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、前記アプリケーションと当該アプリケーションに対応する1つ以上の周辺機器の種別を関連付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段から検索して前記アプリケーション実行手段で起動中のアプリケーションに対応する周辺機器をする選択する選択手段と、自装置の周辺に存在する周辺機器を探索する機器連携用無線通信手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、従来の機器連携システムでは想定されていない起動中のアプリケーションに対応する周辺機器の選択を容易にし、ユーザの使い勝手を改善し、ユーザの負担を軽減することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項1記載の携帯端末装置において、前記選択手段は、前記記憶手段の検索を前記機器連携用無線通信手段による周辺機器探索後に行い、周辺機器の探索結果に合致する周辺機器を選択する構成を採る。
この構成によれば、周辺機器の種別毎に探索できない機器連携用無線通信方式にも探索機能を適用することができ、予め種別毎のグルーピングの設定をしておく必要が無くなり、ユーザの負担を軽減することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項1記載の携帯端末装置において、前記選択手段は、前記記憶手段の検索を前記周辺機器探索の前に行い、検索処理の結果を前記機器連携用無線通信手段による周辺機器探索時の探索条件として用い、その探索結果により周辺機器を選択する構成を採る。
この構成によれば、全種別の周辺機器を探索しなくてよくなり、周辺機器との通信の回数が減るため、消費電力を低減でき、探索に要する時間も短縮することができ、周辺機器探索処理の処理効率の向上を図ることができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項1から3の何れか一項に記載の携帯端末装置において、表示手段を具備し、前記選択手段は、選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する構成を採る。
この構成によれば、ユーザは選択した周辺機器を視認することができ、同じ種別の周辺機器が複数存在する場合に、周辺機器の選択を容易にすることができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項4記載の携帯端末装置において、前記選択手段は、選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する際に、種別毎に周辺機器を表示する構成を採る。
この構成によれば、ユーザが必要とする周辺機器を認識しやすくなり、選択も容易になり、ユーザの使い勝手が改善し、負担を軽減することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項1、4又は5記載の携帯端末装置において、前記機器連携用無線通信手段は、探索した周辺機器との間の距離情報を取得し、その距離情報を含む探索結果を前記選択手段に送信し、前記選択手段は、前記探索結果を受信して周辺機器との間の距離情報を取得し、前記選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する際に、取得した距離が近い順に表示する構成を採る。
この構成によれば、ユーザが必要とする周辺機器を認識しやすくなり、選択も容易になり、ユーザの使い勝手が改善し、負担を軽減することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項4から6の何れか一項に記載の携帯端末装置において、前記選択手段は、前記周辺機器毎に選択した回数を記憶し、前記選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する際に、選択回数が多い順に表示する構成を採る。
この構成によれば、ユーザが必要とする周辺機器を認識しやすくなり、選択も容易になり、ユーザの使い勝手が改善し、負担を軽減することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項4から7の何れか一項に記載の携帯端末装置において、前記選択手段は、前記選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する際に、各周辺機器との間の距離を表す情報を併せて表示する構成を採る。
この構成によれば、ユーザが必要とする周辺機器を認識しやすくなり、選択も容易になり、ユーザの使い勝手が改善し、負担を軽減することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項4から8の何れか一項に記載の携帯端末装置において、前記選択手段は、前記選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する際に、各周辺機器の方向を表す情報を併せて表示する構成を採る。
この構成によれば、ユーザが必要とする周辺機器を認識しやすくなり、選択も容易になり、ユーザの使い勝手が改善し、負担を軽減することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項4から9の何れか一項に記載の携帯端末装置において、前記選択手段は、前記選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する際に、各周辺機器を選択した回数を併せて表示する構成を採る。
この構成によれば、ユーザが必要とする周辺機器を認識しやすくなり、選択も容易になり、ユーザの使い勝手が改善し、負担を軽減することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項1から3の何れか一項記載の携帯端末装置において、前記選択手段は、前記選択した周辺機器の中から、前記種別毎に少なくとも1つの周辺機器を選択する構成を採る。
この構成によれば、ユーザの選択操作が必要なくなり、ユーザの使い勝手が改善し、ユーザの負担も軽減することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項11記載の携帯端末装置において、前記選択手段は、前記種別毎に周辺機器を選択する際に、距離が最も近い周辺機器を選択する構成を採る。
この構成によれば、ユーザの選択操作が必要なくなり、ユーザの使い勝手が改善し、ユーザの負担も軽減することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、請求項11又は12記載の携帯端末装置において、前記選択手段は、前記種別毎に周辺機器を選択する際に、選択した回数が最も多い周辺機器を選択する構成を採る。
この構成によれば、ユーザの選択操作が必要なくなり、ユーザの使い勝手が改善し、ユーザの負担も軽減することができる。
また、本発明の周辺機器選択方法は、携帯端末装置の周辺に存在する複数の周辺機器を選択する周辺機器選択方法であって、アプリケーションを実行するアプリケーション実行工程と、前記アプリケーションと当該アプリケーションに対応する1つ以上の周辺機器の種別を関連付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、前記アプリケーション実行工程で起動中のアプリケーションに対応する周辺機器を前記記憶手段から検索する検索工程と、機器連携用無線通信手段により前記携帯端末装置の周辺に存在する周辺機器を探索する探索工程と、前記検索した周辺機器の中から周辺機器の探索結果に合致する周辺機器を選択する選択工程と、を有する方法を採る。
この方法によれば、従来の機器連携システムでは想定されていない起動中のアプリケーションに対応する周辺機器の選択を容易にし、ユーザの使い勝手を改善し、ユーザの負担を軽減することができる。
本発明によれば、従来の機器連携システムでは想定されていない起動中のアプリケーションに対応する周辺機器の選択を容易にし、ユーザの使い勝手を改善し、ユーザの負担を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に適用する無線ネットワークシステムのシステム構成例を示す図である。図1において、無線ネットワークシステム1は、携帯電話端末10,31と、周辺機器20〜24と、携帯網30と、から構成される。図中の携帯電話端末10及び周辺機器20〜23は、携帯電話端末10を中心として形成される機器連携用無線通信方式としてBluetoothを利用した無線エリア40内に存在し、周辺機器24は、無線エリア40の外に存在する場合を示している。また、携帯電話端末10は、携帯網30を介して通信相手である携帯電話端末31と携帯通信プロトコルにより送受信可能である。
なお、本実施の形態では、機器連携用無線通信方式としてBluetoothを利用するが、他の機器連携用無線通信方式である無線LANや、UWB(Ultra Wide Band )や、NFC(Near Field Communication)や、ZigBee(登録商標)等を利用してもよい。
周辺機器20は、印字手段を具備するプリンタであり、周辺機器21,22,24は、表示手段を具備するディスプレイであり、周辺機器23は、音声入力手段と音声出力手段を具備するヘッドセットである。なお、これらの周辺機器20〜24は一例であり、Bluetooth機能を備える周辺機器であればよい。例えば、音声入力手段を具備するマイク、音声出力手段を具備するスピーカーやヘッドホン、撮像手段を具備するデジタルカメラやデジタルビデオカメラ、キー入力手段を具備するキーボードやマウス、録画手段を具備するビデオ、録音手段を具備する音声レコーダ等の機器連携用無線通信方式により携帯電話端末10と通信可能であるものなら何でもよい。
また、携帯網30は、IP網、PHS網、ATM(Asynchronous Transfer Mode)網等の通信相手と通信可能であるネットワークなら何でもよい。また、機器連携用無線通信方式は、どのレイヤのプロトコルを利用してもよい。
図2は、図1の携帯電話端末10の構成を示すブロック図である。図2において、携帯電話端末10は、アプリケーション実行部100と、記憶部101と、選択部102と、機器連携用無線通信部103と、制御部110と、通信部111と、キー入力部112と、表示部113と、音声入力部114と、音声出力部115と、撮像部116と、から構成される。
アプリケーション実行部100は、制御部110の制御により記憶部101に記憶された各種アプリケーションプログラムを実行する。記憶部101は、アプリケーションプログラムと、そのアプリケーションプログラムに対応する1つ以上の周辺機器の種別を関連付けて登録する機器連携テーブルを記憶する。図3は、機器連携テーブルの一例を示す図である。この機器連携テーブル300では、アプリケーションとして「テレビ電話」と「音声通話」が登録されており、その各アプリケーションと対応する機器の種別識別子として「ディプレイ、ヘッドセット、デジタルビデオカメラ」と「ヘッドセット」が登録されている場合を示している。なお、この機器連携テーブル300に登録されている内容は、一例であり、その他のアプリケーション及びその他の種別識別子を登録するようにしてもよく、機器連携処理に関わるアプリケーションや機器を特に限定するものではない。また、機器連携テーブル300の種別識別子の形式は、一例であり、アプリケーションに対応する機器を識別できる識別子なら何でもよい。
選択部102は、記憶部101を検索し、アプリケーション実行部100で起動中(あるいは通信中)のアプリケーションプログラムから対応する周辺機器を選択する。機器連携用無線通信部103は、本実施の形態で利用するBluetooth通信機能を有し、その通信機能により周辺機器20〜23との間で機器連携通信プロトコルを実行する。
制御部110は、携帯電話端末10内の各部を制御して、携帯電話機能と、各種アプリケーション機能を制御する。通信部111は、携帯通信機能を有し、携帯網30を介して通信相手である携帯電話端末31との間で携帯通信プロトコルを実行して通話信号を送受信する。
キー入力部112は、テンキーや各種ファンクションキー等を備え、そのキー入力操作に応じたキー入力信号を制御部110に出力する。表示部113は、液晶表示パネル等から構成され、制御部110から入力される表示信号により、キー入力情報や機器連携通信時に取得する周辺機器情報等を表示する。
音声入力部114は、マイク等から構成され、ユーザの送話音声を送話音声信号に変換して制御部110に出力する。音声出力部115は、スピーカー等から構成され、制御部110から入力される受話音声信号を変換して受話音声を出力する。撮像部116は、CCD(Charge Coupled Devices)等の撮像素子やレンズ機構等から構成され、被写体をCCDで撮像し、その撮像信号を撮像データに変換して制御部110に出力する。
次に、図1の無線ネットワークシステム1における動作について以下に説明する。本動作では、携帯電話端末10が起動中のアプリケーションとして、音声と共に撮像部116で撮影した動画像を送受信するテレビ電話を例にとり説明する。
まず、公知のテレビ電話における基本的な動作を以下に説明する。
テレビ電話における受信処理において、携帯電話端末10の通信部111は、通信相手である携帯電話端末31から携帯網30を介して、受話音声データや動画像データを受信し、受信した受話音声データや動画像データを、制御部110を介してアプリケーション実行部100に送信する。アプリケーション実行部100は、受信した音声データや動画像データに公知のテレビ電話の受信処理を施し、受話音声データを制御部110を介して音声出力部115に送信し、動画像データを制御部110を介して表示部113に送信する。音声出力部115は、受信した受話音声データを受話音声に変換して出力し、表示部113は、受信した動画像データを表示する。
また、テレビ電話における送信処理において、携帯電話端末10の音声入力部114に入力された送話音声は送話音声データに変換され、撮像部116で撮像された動画像は動画像データに変換され、制御部110を介してアプリケーション実行部100に送信される。アプリケーション実行部100は、受信した送話音声データや動画像データに公知のテレビ電話の送信処理を施し、制御部110及び通信部111を介して、携帯網30に送信する。携帯電話端末10から携帯網30に送信された送話音声データと動画像データは、携帯網30から通信相手である携帯電話端末31に送信される。
次に、携帯電話端末10がテレビ電話中に機器連携を開始する動作について、図4及び図5に示すフローチャートを参照して説明する。図4は、携帯電話端末10が周辺機器を探索して表示するまでの動作を示すフローチャートである。図5は、携帯電話端末10が探索した周辺機器を選択する際の動作を示すフローチャートである。
図4において、携帯電話端末10のキー入力部112において、ユーザにより周辺機器の探索を実行するために予め定められた1つ以上のキーを押下されたとき、周辺機器の探索を要求する周辺機器探索要求を制御部110を介して選択部102に送信する。
選択部102は、周辺機器探索要求を受信すると(ステップS1)、周辺機器の探索を指示する周辺機器探索指示を制御部110を介して機器連携用無線通信部103に送信し(ステップS2)、その後、機器連携用無線通信部103から周辺機器の探索結果を受信する(ステップS3)。探索結果は、図1に示す携帯電話端末10を中心とした機器連携用無線通信部103の無線エリア40内を探索して見つかった周辺機器20〜23の機器識別子と種別識別子から構成されるが、機器識別子と種別識別子が含まれていれば他の情報が付加されていても構わない。機器識別子は、「周辺機器A」等の機器の名称等、機器を識別することができる情報であれば何でもよい。種別識別子は、「ディスプレイ」等の機器の種別や、「表示機能」等の機器の機能などを識別できる情報であれば何でもよい。
機器連携用無線通信部103は、選択部102から制御部110を介して周辺機器探索指示を受信すると、公知であるBluetoothの問い合わせ(Inquiry)やSDP(Service Discovery Protocol)に従って、周辺機器の探索を行い、その結果を取得する。機器連携用無線通信部103は、取得した結果から探索結果を作成し、制御部110を介して選択部102に送信する。ここでは、種別識別子が「プリンタ」である「周辺機器20」、種別識別子が「ディスプレイ」である「周辺機器21」「周辺機器22」、種別識別子が「ヘッドセット」である「周辺機器23」が探索結果となる。この探索結果600の構成例を図6に示す。
本実施の形態は、Bluetoothを例としているが、例えば、UWB等の周辺機器との距離情報を取得できる機器連携用無線通信方式を使用する場合、併せて距離情報を取得するようにしてもよい。また、例えば、アレイアンテナを使用して、周辺機器の方向情報を取得できる機器連携用無線通信方式を使用する場合、併せて方向情報を取得するようにしてもよい。これらの情報は、図7に示すように各情報を探索結果700に付加するようにしてもよい。また、通信状態情報、周辺機器の処理負荷情報、無線の種別情報等、周辺機器毎の情報を取得できる場合、これらを取得して、探索結果に付加するようにしてもよい。
選択部102は、機器連携用無線通信部103から周辺機器の探索結果を受信すると(ステップS3)、アプリケーション実行部100から起動中(あるいは通信中)のアプリケーション情報を制御部110を介して取得する(ステップS4)。ここでは、起動中(あるいは通信中)のアプリケーションとして、「テレビ電話」情報を取得する。
次に、選択部102は、取得したアプリケーション情報から、起動中(あるいは通信中)のアプリケーションの有無を判断し(ステップS5)、起動中(あるいは通信中)のアプリケーションが有る場合は(ステップS5:YES)、記憶部101に記憶されているアプリケーションとそのアプリケーションに対応する1つ以上の周辺機器の種別を関連付けて登録された機器連携テーブル300(図3参照)を検索し、起動中のアプリケーションに対応する周辺機器の種別識別子情報を取得する(ステップS6)。ここでは、種別識別子として、「ディスプレイ」「ヘッドセット」「デジタルビデオカメラ」を取得する。
選択部102は、取得した検索結果により起動中(あるいは通信中)のアプリケーションが機器連携テーブル300に登録済みかを判断し(ステップS7)、起動中(あるいは通信中)のアプリケーションが登録済の場合は(ステップS7:YES)、周辺機器条件に取得した周辺機器の種別を設定する(ステップS8)。
また、選択部102は、起動中(あるいは通信中)のアプリケーションが無い場合(ステップS5:NO)、又は、起動中(あるいは通信中)のアプリケーションが有っても機器連携テーブル300に登録されていない場合は(ステップS7:NO)、周辺機器条件に「条件なし」を設定する(ステップS9)。
次に、選択部102は、機器連携用無線通信部103から受信した周辺機器探索結果のうち、周辺機器条件に合致する周辺機器探索結果を制御部110を介して表示部113に表示して(ステップS10)、本処理を終了する。このとき、表示部113に表示される周辺機器は、図8に示すように、その種別毎に表示される。ここでは、「ディスプレイ」として「周辺機器21」「周辺機器22」を表示し、「ヘッドセット」として「周辺機器23」を表示し、「デジタルビデオカメラ」は何も探索されなかった旨を表示する。
また、選択部102は、周辺機器探索結果として距離情報や方向情報も取得した場合は、図9に示すように種別と併せて表示する。このとき、種別の中では、距離が近い順に表示される。また、選択部102は、周辺機器探索結果として周辺機器毎に選択回数情報を取得した場合も、図10に示すように種別と併せて表示する。このとき、種別の中では、選択回数が多い順に表示される。距離情報や方向情報と選択回数情報を併せて表示する場合は、種別の中では、どちらを優先しても構わない。
また、表示部113を起動中のアプリケーションが使用している場合、図11に示すように、表示部113の表示画面を分割し、一方にアプリケーションのデータを表示し、他方に周辺機器探索結果を表示するようにしてもよいし、一時的に周辺機器探索結果を表示し、その後、アプリケーションのデータを表示するようにしてもよい。図11の表示例では、表示画面の一部に起動中のアプリケーションである「テレビ電話」を表示し、その他の表示部分に周辺機器探索結果を表示した場合を示す。
次に、上記図4の処理により携帯電話端末10の表示部113に表示された周辺機器探索結果により周辺機器を選択する選択処理について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
携帯電話端末10のキー入力部112は、周辺機器を選択するために予め定められた1つ以上のキーがユーザにより押下されたとき、周辺機器の選択を要求する周辺機器選択要求を制御部110を介して選択部102に送信する。
図5において、携帯電話端末10の選択部102は、周辺機器選択要求を受信すると(ステップS11)、選択された周辺機器に変更を指示する周辺機器変更指示を制御部110を介してアプリケーション実行部100に送信して(ステップS12)、本処理を終了する。このとき、選択回数情報を記憶する場合は、機器毎に選択された回数を記憶部101に記憶しておく。
アプリケーション実行部100は、選択部102から制御部110を介して周辺機器変更指示を受信すると、周辺機器との接続を行い、新しい周辺機器でサービスを継続する。
なお、周辺機器探索要求は、周辺機器の探索を要求するために予め定められた音声が音声入力部114に入力された場合や、周辺機器の探索を要求するために予め定められたアプリケーションがアプリケーション実行部100で実行された場合や、周辺機器の探索を要求するために予め定められた信号を通信部111や機器連携用無線通信部103で受信した場合等、周辺機器の探索を要求するために予め定められた方法なら何でもよい。
また、上記探索処理において、起動中(あるいは通信中)のアプリケーションが複数ある場合は、全てのアプリケーションの周辺機器を探索するようにしてもよいし、一部のアプリケーションの周辺機器を探索するようにしてもよいし、予め設定された優先度に従って、最も優先度の高いアプリケーションの周辺機器を探索するようにしてもよい。
さらに、上記探索処理において、起動中(あるいは通信中)のアプリケーションがあり、機器連携テーブル300に登録されている場合であっても、全ての周辺機器を表示するようにしてもよい。この場合、検索結果に一致する周辺機器を表示下面の上位側に表示する等、ユーザが周辺機器を選択しやすいように表示するようにしてもよい。
また、図3に示した機器連携テーブル300は一例であり、他のアプリケーションと他の周辺機器の対応関係として、例えば、電子メールなら「マウス」「キーボード」「ディスプレイ」「ヘッドセット」等、インターネット等へのアクセスやダウンロードなら「マウス」「キーボード」「ディスプレイ」「ヘッドセット」「プリンタ」等、テレビ電話なら「ディスプレイ」「スピーカー」「マイク」など、音声通話なら「ヘッドホン」「マイク」等を登録するようにしてもよい。
また、図4の点線で囲んだ起動中のアプリケーションに対応する周辺機器条件の設定処理(ステップS4〜S9)は、周辺機器探索時(ステップS1〜S3)や、アプリケーション起動時等の周辺機器探索要求の受信前(ステップS1以前)等に、予め行っておくようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態1の無線ネットワークシステムに適用した携帯電話端末では、アプリケーションプログラムと、そのアプリケーションプログラムに対応する1つ以上の周辺機器の種別を関連付けて登録する機器連携テーブルを記憶部に記憶し、機器連携用無線通信部が携帯電話端末の周辺に存在する周辺機器を探索し、その周辺機器探索結果を受信した選択部が起動中(あるいは通信中)のアプリケーション情報を取得し、機器連携テーブルを検索して起動中のアプリケーションに対応する周辺機器の種別識別子情報を取得して、取得した種別識別子情報の中から周辺機器探索結果と合致する周辺機器の種別識別子情報を表示部に表示するようにした。
したがって、従来の機器連携システムでは想定されていない起動中のアプリケーションに対応する周辺機器の選択を容易にし、ユーザの使い勝手を改善し、ユーザの負担を軽減することができる。
また、本実施の形態1の携帯電話端末では、記憶部に記憶された機器連携テーブルの検索を周辺機器の探索後に行い、周辺機器の探索結果から探索結果に合致する周辺機器を選択可能にしたことにより、周辺機器の種別毎に探索できない機器連携用無線通信方式にも探索機能を適用することができ、予め種別毎のグルーピングの設定をしておく必要が無くなり、ユーザの負担を軽減することができる。
さらに、本実施の形態1の携帯電話端末では、選択した周辺機器のリストを表示するようにしたため、ユーザは選択した周辺機器を視認することができ、同じ種別の周辺機器が複数存在する場合に、周辺機器の選択を容易にすることができる。
また、本実施の形態1の携帯電話端末では、選択した周辺機器を表示する際に、種別毎に表示するようにしたため、ユーザが必要とする周辺機器を認識しやすくなり、選択も容易になり、ユーザの使い勝手が改善し、負担を軽減することができる。
また、本実施の形態1の携帯電話端末では、機器連携用無線通信部は、更に探索した周辺機器との距離情報を探索結果として取得し、選択部は、選択した周辺機器を表示する際に、取得した探索結果可から距離が近い順に周辺機器を表示するようにしたため、ユーザが必要とする周辺機器を認識しやすくなり、選択も容易になり、ユーザの使い勝手が改善し、負担を軽減することができる。
また、本実施の形態1の携帯電話端末では、選択部は、周辺機器の選択回数を記憶しておき、選択した周辺機器を表示する際に、今までに選択した回数の多い順に表示するようにしたため、ユーザが必要とする周辺機器を認識しやすくなり、選択も容易になり、ユーザの使い勝手が改善し、負担を軽減することができる。
また、本実施の形態1の携帯電話端末では、選択部は、選択した周辺機器を表示する際に、各周辺機器の距離を表す情報を併せて表示するようにしたため、ユーザが必要とする周辺機器を認識しやすくなり、選択も容易になり、ユーザの使い勝手が改善し、負担を軽減することができる。
また、本実施の形態1の携帯電話端末では、選択部は、選択した周辺機器を表示する際に、各周辺機器の方向を表す情報を併せて表示するようにしたため、ユーザが必要とする周辺機器を認識しやすくなり、選択も容易になり、ユーザの使い勝手が改善し、負担を軽減することができる。
また、本実施の形態1の携帯電話端末では、選択部は、選択した周辺機器を表示する際に、今まで選択した回数を併せて表示するようにしたため、ユーザが必要とする周辺機器を認識しやすくなり、選択も容易になり、ユーザの使い勝手が改善し、負担を軽減することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、上記実施の形態1と同様に、起動中のアプリケーションとして、音声と共に撮像部116で撮像した動画像を送受信するテレビ電話を例にとり説明する。なお、本実施の形態2の無線ネットワークシステム及び携帯電話端末の構成は、上記図1及び図2に示したものと同様であるため、その図示及び説明を省略する。
本実施の形態2の携帯電話端末10における動作について、図12及び図13に示すフローチャートを参照して説明する。図12は、携帯電話端末10が周辺機器を探索して表示するまでの動作を示すフローチャートである。図13は、携帯電話端末10が探索した周辺機器を選択する際の動作を示すフローチャートである。
図12において、携帯電話端末10のキー入力部112において、ユーザにより周辺機器の探索を実行するために予め定められた1つ以上のキーを押下されたとき、周辺機器の探索を要求する周辺機器探索要求を制御部110を介して選択部102に送信する。
選択部102は、周辺機器探索要求を受信すると(ステップS21)、上記図4のステップS4〜ステップS9で説明した処理と同様に、図中の点線で囲むアプリケーション情報の取得処理(ステップS22)から周辺機器条件の設定処理(ステップS27)までを行う。
次に、選択部102は、設定した周辺機器条件毎に、種別識別子を付加した周辺機器探索指示を制御部110を介して機器連携用無線通信部103に送信し(ステップS28)、機器連携用無線通信部103から周辺機器探索結果を受信する(ステップS29)。ここで、選択部102は、ステップS27において周辺機器条件が「条件なし」に設定した場合は、周辺機器の全種別を探索するように指定した周辺機器探索指示を機器連携用無線通信部103に送信する。ここでは、種別識別子として、「ディスプレイ」「ヘッドセット」「デジタルビデオカメラ」をそれぞれ指定する。
機器連携用無線通信部103は、周辺機器探索指示を受信すると、公知であるBluetoothの問い合わせ(Inquiry)に従い、探索指示に付与された種別識別子の周辺機器のみの探索を行い、結果を取得する。機器連携用無線通信部103は、取得した結果から探索結果を作成し、制御部110を介して選択部102に送信する。ここでは、探索指示に「ディスプレイ」が付与されたときは図1の「周辺機器21」「周辺機器22」が探索され、「ヘッドセット」が付与されたときは「周辺機器23」が探索され、「デジタルビデオカメラ」が付与されたときは何も探索されない。
選択部102は、機器連携用無線通信部103から全ての周辺機器探索結果を受信すると(ステップS29)、受信した周辺機器探索結果を制御部110を介して表示部113に表示して(ステップS30)、本処理を終了する。
次に、上記図12の処理により携帯電話端末10の表示部113に表示された周辺機器探索結果により周辺機器を選択する選択処理について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
図13において、携帯電話端末10の選択部102は、機器連携用無線通信部103から全ての周辺機器探索結果を受信すると、種別毎に最も近い1つの周辺機器を選択し(ステップS31)、選択された周辺機器に変更を指示する周辺機器変更指示を制御部110を介してアプリケーション実行部100に送信して(ステップS32)、本処理を終了する。このとき、選択回数情報を記憶する場合は、機器毎に選択された回数を記憶部101に記憶しておく。
アプリケーション実行部100は、周辺機器変更指示を受信すると、その周辺機器との接続を行い、新しい周辺機器でサービスを継続する。
また、選択部102は、ステップS23において、起動中(あるいは通信中)のアプリケーションが無い場合(ステップS23:NO)、又は、起動中(あるいは通信中)のアプリケーションが有っても機器連携テーブルに登録されていない場合(ステップS25:NO)、全ての周辺機器の種別の探索を指示しているが、探索をせずにその旨を表示部113に表示するようにしても良い(ステップS27〜S30)。その場合、表示後、ユーザのキー操作により、全種別の周辺機器を探索を開始しても良いし、一部の種別だけを探索するようにしてもよい。
また、機器連携用無線通信部103は、指定された周辺機器の種別のみを探索する場合は、Bluetoothの問い合わせ(Inquiry)を用いたアクセスコードや名称による探索や、無線LANを用いたSSIDによる探索等、種別毎に探索できる方法なら何でも構わない。また、種別毎にアクセスコード等の設定が必要な場合は、予め行っておいてもよい。
また、選択部102は、携帯電話端末10から最も近い周辺機器を選択しているが、選択回数の最も多い周辺機器を選択するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態2の無線通信システムに適用した携帯電話端末では、アプリケーションプログラムと、そのアプリケーションプログラムに対応する1つ以上の周辺機器の種別を関連付けて登録する機器連携テーブルを記憶部に記憶し、周辺機器探索要求を受信した選択部が起動中(あるいは通信中)のアプリケーション情報を取得し、機器連携テーブルを検索して起動中のアプリケーションに対応する周辺機器の種別識別子情報を取得し、その種別識別子を付与した周辺機器探索指示を機器連携用無線通信部に送信し、機器連携用無線通信部が携帯電話端末の周辺に存在する周辺機器の中から探索指示に付与された種別識別子の周辺機器のみの探索を行い、選択部が探索結果を受信して周辺機器の種別識別子情報を表示部に表示するようにした。
したがって、従来の機器連携システムでは想定されていない起動中のアプリケーションに対応する周辺機器の選択を容易にし、ユーザの使い勝手を改善し、ユーザの負担を軽減することができる。また、全種別の周辺機器を探索しなくてよくなり、周辺機器との通信の回数が減るため、消費電力を低減でき、探索に要する時間も短縮することができ、周辺機器探索処理の処理効率の向上を図ることができる。
さらに、本実施の形態2の携帯電話端末では、選択部は、選択した周辺機器の中から、種別毎に1つの周辺機器を選択するようにしたため、ユーザの選択操作が必要なくなり、ユーザの使い勝手が改善し、ユーザの負担も軽減することができる。
また、本実施の形態2の携帯電話端末では、選択部は、周辺機器を選択する際、距離が最も近い周辺機器を選択するため、ユーザの選択操作が必要なくなり、ユーザの使い勝手が改善し、ユーザの負担も軽減することができる。
また、本実施の形態2の携帯電話端末では、選択部は、今まで選択した回数が最も多い周辺機器を選択するため、ユーザの選択操作が必要なくなり、ユーザの使い勝手が改善し、ユーザの負担も軽減することができる。
本発明は、無線通信エリアに存在する周辺機器の中から、起動中あるいは通信中のアプリケーションに対応する周辺機器を選択可能にすることで、従来の機器連携システムでは想定されていない起動中のアプリケーションに対応する周辺機器の選択を容易にし、ユーザの使い勝手を改善し、ユーザの負担を軽減する携帯端末装置及び周辺機器選択方法等に有用である。
本発明の実施の形態1に係る無線ネットワークシステムの全体構成を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末の構成を示すブロック図 本実施の形態1に係る機器連携テーブルの一例を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末で実行される周辺機器を探索して表示するまでの動作を示すフローチャート 本実施の形態1に係る携帯電話端末で実行される探索した周辺機器を選択する際の動作を示すフローチャート 本実施の形態1に係る携帯電話端末で作成される探索結果の構成例を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末で作成される他の探索結果の構成例を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末で種別毎の周辺機器探索結果を表示した例を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末で種別毎に周辺機器探索結果として距離と方向を併せて表示した例を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末で種別毎に周辺機器探索結果として選択回数を併せて表示した例を示す図 本実施の形態1に係る携帯電話端末で表示画面を分割して周辺機器探索結果と起動中のアプリケーションを表示した例を示す図 本発明の実施の形態2に係る携帯電話端末で実行される周辺機器を探索して表示するまでの動作を示すフローチャート 本実施の形態2に係る携帯電話端末で実行される探索した周辺機器を選択する際の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 無線ネットワークシステム
10、31 携帯電話端末
20〜24 周辺機器
30 携帯網
40 無線エリア
100 アプリケーション実行部
101 記憶部
102 選択部
103 機器連携用無線通信部
110 制御部
111 通信部
112 キー入力部
113 表示部
114 音声入力部
115 音声出力部
116 撮像部
300 機器連携テーブル
600 探索結果
700 距離情報と方向情報を含む探索結果

Claims (14)

  1. アプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、
    前記アプリケーションと当該アプリケーションに対応する1つ以上の周辺機器の種別を関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から検索して前記アプリケーション実行手段で起動中のアプリケーションに対応する周辺機器をする選択する選択手段と、
    自装置の周辺に存在する周辺機器を探索する機器連携用無線通信手段と、
    を具備することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記選択手段は、前記記憶手段の検索を前記機器連携用無線通信手段による周辺機器探索後に行い、周辺機器の探索結果に合致する周辺機器を選択することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記選択手段は、前記記憶手段の検索を前記周辺機器探索の前に行い、検索処理の結果を前記機器連携用無線通信手段による周辺機器探索時の探索条件として用い、その探索結果により周辺機器を選択することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 表示手段を具備し、
    前記選択手段は、選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の携帯端末装置。
  5. 前記選択手段は、選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する際に、種別毎に周辺機器を表示することを特徴とする請求項4記載の携帯端末装置。
  6. 前記機器連携用無線通信手段は、探索した周辺機器との間の距離情報を取得し、その距離情報を含む探索結果を前記選択手段に送信し、
    前記選択手段は、前記探索結果を受信して周辺機器との間の距離情報を取得し、前記選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する際に、取得した距離が近い順に表示することを特徴とする請求項1、4又は5記載の携帯端末装置。
  7. 前記選択手段は、前記周辺機器毎に選択した回数を記憶し、前記選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する際に、選択回数が多い順に表示することを特徴とする請求項4から6の何れか一項に記載の携帯端末装置。
  8. 前記選択手段は、前記選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する際に、各周辺機器との間の距離を表す情報を併せて表示することを特徴とする請求項4から7の何れか一項に記載の携帯端末装置。
  9. 前記選択手段は、前記選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する際に、各周辺機器の方向を表す情報を併せて表示することを特徴とする請求項4から8の何れか一項に記載の携帯端末装置。
  10. 前記選択手段は、前記選択した周辺機器を前記表示手段に一覧表示する際に、各周辺機器を選択した回数を併せて表示することを特徴とする請求項4から9の何れか一項に記載の携帯端末装置。
  11. 前記選択手段は、前記選択した周辺機器の中から、前記種別毎に少なくとも1つの周辺機器を選択することを特徴とする請求項1から3の何れか一項記載の携帯端末装置。
  12. 前記選択手段は、前記種別毎に周辺機器を選択する際に、距離が最も近い周辺機器を選択することを特徴とする請求項11記載の携帯端末装置。
  13. 前記選択手段は、前記種別毎に周辺機器を選択する際に、選択した回数が最も多い周辺機器を選択することを特徴とする請求項11又は12記載の携帯端末装置。
  14. 携帯端末装置の周辺に存在する複数の周辺機器を選択する周辺機器選択方法であって、
    アプリケーションを実行するアプリケーション実行工程と、
    前記アプリケーションと当該アプリケーションに対応する1つ以上の周辺機器の種別を関連付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記アプリケーション実行工程で起動中のアプリケーションに対応する周辺機器を前記記憶手段から検索する検索工程と、
    機器連携用無線通信手段により前記携帯端末装置の周辺に存在する周辺機器を探索する探索工程と、
    前記検索した周辺機器の中から周辺機器の探索結果に合致する周辺機器を選択する選択工程と、
    を有することを特徴とする周辺機器選択方法。
JP2005250217A 2005-08-30 2005-08-30 携帯端末装置及び周辺機器選択方法 Pending JP2007067723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005250217A JP2007067723A (ja) 2005-08-30 2005-08-30 携帯端末装置及び周辺機器選択方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005250217A JP2007067723A (ja) 2005-08-30 2005-08-30 携帯端末装置及び周辺機器選択方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007067723A true JP2007067723A (ja) 2007-03-15

Family

ID=37929419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005250217A Pending JP2007067723A (ja) 2005-08-30 2005-08-30 携帯端末装置及び周辺機器選択方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007067723A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009157526A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Canon Inc 画像処理システム、画像処理システムの制御方法及びコンピュータプログラム
WO2009107245A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 パイオニア株式会社 通信装置、通信方法、通信プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記憶媒体
JP2011133287A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Casio Computer Co Ltd 電子機器
JP2011199770A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd 通信装置
JP2011528886A (ja) * 2008-07-20 2011-11-24 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 近距離通信における多重アプリケーション管理方法及びシステム
WO2013061704A1 (ja) * 2011-10-27 2013-05-02 オリンパス株式会社 無線装置
KR101343358B1 (ko) 2011-10-24 2013-12-20 전남대학교산학협력단 선택 검색 기반의 호스트 장치 운용 시스템 및 방법과 이를 지원하는 휴대 단말기
JP2014025949A (ja) * 2013-10-24 2014-02-06 Casio Comput Co Ltd 電子機器、設定した機能の実現を他の電子機器で実行させる制御方法及びプログラム
JP2014180015A (ja) * 2009-02-18 2014-09-25 Qualcomm Incorporated 複数のユーザーインターフェース、環境、および/またはバーチャル・マシンをサポートするためのウェイクアップトリガ
US9131066B2 (en) 2007-12-26 2015-09-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication apparatus
WO2017061081A1 (en) * 2015-10-09 2017-04-13 Canon Kabushiki Kaisha Communication apparatus and control method for the same
WO2017221547A1 (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 ソニー株式会社 無線通信装置および無線通信方法
CN109155131A (zh) * 2016-04-01 2019-01-04 英特尔公司 通过对话进行设备标识
US10244569B2 (en) 2015-11-18 2019-03-26 Konica Minolta, Inc. Image forming system, image forming apparatus, and recording medium

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009157526A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Canon Inc 画像処理システム、画像処理システムの制御方法及びコンピュータプログラム
US9131066B2 (en) 2007-12-26 2015-09-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication apparatus
WO2009107245A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 パイオニア株式会社 通信装置、通信方法、通信プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記憶媒体
JP2011528886A (ja) * 2008-07-20 2011-11-24 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 近距離通信における多重アプリケーション管理方法及びシステム
US9854383B2 (en) 2008-07-20 2017-12-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for managing multiple applications in near field communication
JP2013152760A (ja) * 2008-07-20 2013-08-08 Samsung Electronics Co Ltd 近距離通信における多重アプリケーション管理方法及びシステム
US9843889B2 (en) 2008-07-20 2017-12-12 Samsung Electronics Co., Ltd Method and system for managing multiple applications in near field communication
US9020423B2 (en) 2008-07-20 2015-04-28 Samsung Electronics Co., Ltd Method and system for managing multiple applications in near field communication
JP2014180015A (ja) * 2009-02-18 2014-09-25 Qualcomm Incorporated 複数のユーザーインターフェース、環境、および/またはバーチャル・マシンをサポートするためのウェイクアップトリガ
JP2011133287A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Casio Computer Co Ltd 電子機器
JP2011199770A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd 通信装置
KR101343358B1 (ko) 2011-10-24 2013-12-20 전남대학교산학협력단 선택 검색 기반의 호스트 장치 운용 시스템 및 방법과 이를 지원하는 휴대 단말기
JP2013093804A (ja) * 2011-10-27 2013-05-16 Olympus Corp 無線装置
WO2013061704A1 (ja) * 2011-10-27 2013-05-02 オリンパス株式会社 無線装置
US9414419B2 (en) 2011-10-27 2016-08-09 Olympus Corporation Wireless device
JP2014025949A (ja) * 2013-10-24 2014-02-06 Casio Comput Co Ltd 電子機器、設定した機能の実現を他の電子機器で実行させる制御方法及びプログラム
WO2017061081A1 (en) * 2015-10-09 2017-04-13 Canon Kabushiki Kaisha Communication apparatus and control method for the same
JP2017073747A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム
US11212190B2 (en) 2015-10-09 2021-12-28 Canon Kabushiki Kaisha Communication apparatus and control method for the same
US10244569B2 (en) 2015-11-18 2019-03-26 Konica Minolta, Inc. Image forming system, image forming apparatus, and recording medium
CN109155131A (zh) * 2016-04-01 2019-01-04 英特尔公司 通过对话进行设备标识
US11257490B2 (en) 2016-04-01 2022-02-22 Intel Corporation Device identification through dialog
CN109314858A (zh) * 2016-06-22 2019-02-05 索尼公司 无线通信设备和无线通信方法
US10721618B2 (en) 2016-06-22 2020-07-21 Sony Corporation Wireless communication device and wireless communication method
WO2017221547A1 (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 ソニー株式会社 無線通信装置および無線通信方法
CN109314858B (zh) * 2016-06-22 2022-02-11 索尼公司 无线通信设备和无线通信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007067723A (ja) 携帯端末装置及び周辺機器選択方法
KR101478030B1 (ko) 블루투스 기기 검색 및 연결 방법과 이를 이용한 장치
KR101964077B1 (ko) 휴대용 단말기에서 블루투스 디바이스와 연결하기 위한 장치 및 방법
JP6026668B2 (ja) マルチバンドサービスディスカバリを実行するためのシステム及び方法
US7092671B2 (en) Method and system for wirelessly autodialing a telephone number from a record stored on a personal information device
EP1447944A2 (en) Bluetooth wireless communication apparatus and method of notifying users of devices connectable to ad-hoc networks to establish effective connections based on a user's selection
JP2007067724A (ja) 携帯端末装置及び表示方法
US7110784B2 (en) Wireless communication system
KR100678099B1 (ko) 휴대단말기의 블루투스 통신모드에서 정보 표시장치 및방법
JP2009540720A (ja) 接続先情報を使用することによる改善したショートレンジ接続のユーザビリティ
JP2008287674A (ja) 情報処理装置、クライアント装置、情報処理システム及びサービス接続方法
US8055194B2 (en) Method for searching for devices for Bluetooth communication in wireless terminal
KR20110003964A (ko) 이동단말기의 다중 화면 서비스를 위한 시스템 및 방법
JP2002335345A (ja) 通信装置
JP2004104774A (ja) 無線通信システム
JP4686879B2 (ja) 伝送方法及び伝送装置
JP2003333173A (ja) コードレス電話システム、コードレス電話システムの電話機、並びにコードレス電話システムの端末装置
JP2001274875A (ja) 通信端末
CN114844736B (zh) 一种设备及通话控制方法
KR20020001979A (ko) 인터넷을 이용한 휴대폰 배경화면 다운로드 시스템 및휴대폰의 배경화면 디스플레이방법
CN113395576B (zh) 一种场景切换方法、计算机设备和存储介质
CN110267361B (zh) 通信控制方法、设备、系统及可读存储介质
JP2002271865A (ja) 無線通信装置及び無線通信装置のプログラム
KR20080022661A (ko) 휴대용 단말기의 블루투스 연결 장치 및 방법
CN110691347A (zh) 通信连接方法、通信设备和存储介质