JP5455800B2 - 固体高分子型燃料電池用電極電解質およびそれを用いた電極ワニス、電極ペースト、膜−電極接合体 - Google Patents
固体高分子型燃料電池用電極電解質およびそれを用いた電極ワニス、電極ペースト、膜−電極接合体 Download PDFInfo
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Description
、電極触媒層ということもある)、燃料極側の電極触媒層は、燃料ガスからプロトンと電
子を発生させ、空気極側の電極触媒層で酸素とプロトンと電子とから水を生成し、固体高分子電解質膜はプロトンをイオン伝導させる。そして、かかる電極触媒層を通して電力が取り出される。
件下では収縮が大きく、また、電極電解質自体の強度が低いという問題点があり、必ずしも発電出力が十分ではないといい問題があった。
電極接合体を提供するものである。
[1]スルホン酸基を有するポリマーセグメント(A)およびスルホン酸基を実質的に有し
ないポリマーセグメント(B)を有し、前記スルホン酸基を実質的に有しないポリマーセグメント(B)が下記式(1)で表わされる構造単位を有するポリアリーレン系ブロック共重合体を含む固体高分子型燃料電池用電極電解質。
または炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基であり、Lは、下記式(1-1)で表わさ
れる構造単位または下記式(1−2)で表わされる構造単位であり、複数あるLの少なくとも一つは下記式(1-1)で表わされる構造単位であり、aは0〜3の整数、pは2〜
200の整数を表わす。なお、複数のR1、aおよびLは、同一であっても異なっていてもよい。hは1〜4-aの整数)
独立に、炭素数1〜20の炭化水素基、または炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基であり、X1は、各々独立に、ハロゲン原子であり、bは1〜4の整数、lは0〜3の整数
を表わす。ただし、b+lは4以下である。)
CF2)i−(iは1〜10の整数である)、−(CH2)j−(jは1〜10の整数である)、−CR’2−(R’は脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはハロゲン化炭化水
素基を示す)、シクロヘキシリデン基およびフルオレニリデン基からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を表わし、R3及びR4は、各々独立に、炭素数1〜20の炭化水素基、または、炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基であり、X2及びX3は、各々独立に、ハロゲン原子であり、c及びdは0〜4の整数、m及びnは0〜4の整数、qは0〜4の整数を表わす。ただし、q=0のとき、dは0である。また、c+mおよびd+nは4以下である。)
[2]前記ポリアリーレン系ブロック共重合体中のスルホン酸基を有しないポリマーセグメ
ント(B)を誘導する下記式(1')で表される前駆体のポリスチレン換算の数平均分子量が1,000〜50,000である、[1]の固体高分子型燃料電池用電極電解質。
[3]前記ポリアリーレン系ブロック共重合体中の上記式(1)における、pが2〜150
である、[1]または[2]の固体高分子型燃料電池用電極電解質。
[4]前記ポリアリーレン系ブロック共重合体が、上記式(1-1)で表わされる構造単位と上記式(1−2)で表わされる構造単位とを、モル比(1-1):(1-2)で100:0〜50:50の比率で含むものである[1]〜[3]の固体高分子型燃料電池用電極電解質。
[5]前記ポリアリーレン系ブロック共重合体中、上記式(1−1)で表わされる構造単位
が、下記式(1−3)で表わされる構造単位と下記式(1−4)で表わされる構造単位をモル比(1-3):(1-4)で10:90〜90:10の割合で含むものである[1]〜[4]の固体高分子型燃料電池用電極電解質。
す。)
[6]前記ポリアリーレン系ブロック共重合体中のスルホン酸基を有するポリマーセグメン
ト(A)が下記式(3)で表される構造単位を有する、[1]〜[4]の固体高分子型燃料電池用電極電解質。
、−COO−、−(CF2)u−(uは1〜10の整数である)、−C(CF3)2−、または直接結合を示す。Zは、−O−、−S−、直接結合、−CO−、−SO2−、−SO−、−(CH2)l−(lは1〜10の整数である)、または−C(CH3)2−を示す。
[7]前記[1]〜[6]の固体高分子型燃料電池用電極電解質を含むことを特徴とする電極ワニ
ス。
[8]前記[1]〜[6]の固体高分子型燃料電池用電極電解質と触媒粒子を含むことを特徴とす
る電極ペースト。
[9]ペーストを構成する溶媒が水と少なくとも1種類以上の有機溶剤との混合溶媒であり
、その混合溶媒がプロトン伝導膜の貧溶媒である[8]の電極ペースト。
[10]前記[1]〜[6]の固体高分子型燃料電池用電極電解質と触媒粒子とを含むことを特徴とする固体高分子型燃料電池用電極。
[11]前記[10]の固体高分子型燃料電池用電極を、高分子電解質膜の少なくとも片面に備える膜−電極接合体。
本発明の固体高分子型燃料電池用電極電解質は、イオン伝導性基を有する構造単位(スルホン酸基を有するポリマーセグメント(A))およびイオン伝導性基を有さない構造単位(スルホン酸基を実質的に有しないポリマーセグメント(B))を有する構造単位とを含むポリアリーレン系共重合体を含むことを特徴としている。
[ポリアリーレン系ブロック共重合体]
本発明のポリアリーレン系ブロック共重合体は、スルホン酸基を有するポリマーセグメント(A)およびスルホン酸基を実質的に有しないポリマーセグメント(B)を有する。[スルホン酸基を実質的に有しないポリマーセグメント]
前記スルホン酸基を実質的に有しないポリマーセグメント(B)は、下記式(1)で表わされる構造単位を有する。
または炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基であり、Lは、下記式(1-1)で表わさ
れる構造単位または下記式(1−2)で表わされる構造単位であり、複数あるLの少なくとも一つは下記式(1-1)で表わされる構造単位であり、aは0〜3の整数、pは2〜
200の整数、hは1〜(4-a)の整数を表わす。なお、複数ののR1、aおよびLは、同一で
あっても異なっていてもよい。
独立に、炭素数1〜20の炭化水素基、または炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基であり、X1は、各々独立に、ハロゲン原子であり、bは1〜4の整数、lは0〜3の整数
を表わす。
CF2)i−(iは1〜10の整数である)、−(CH2)j−(jは1〜10の整数である)、−CR’2−(R’は脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはハロゲン化炭化水
素基を示す)、シクロヘキシリデン基およびフルオレニリデン基からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を表わし、R3及びR4は、各々独立に、炭素数1〜20の炭化水素基、または、炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基であり、X2及びX3は、各々独立に、ハロゲン原子であり、c及びdは0〜4の整数、m及びnは0〜4の整数、qは0〜4の整数を表わす。ただし、q=0のとき、dは0である。また、c+mおよびd+nは4以下である。
複数のR1〜R4を有する場合、これらは、それぞれ同一であっても異なるものであってもよい。
ィルム製造時の製膜性を向上させることが出来る。
位をモル比(1-1):(1−2)で100:0〜50:50の割合で含むことが好まし
く、100:0〜75:25の割合で含むことがより好ましい。
および収縮が小さくなり、最終的に熱水中での膨潤および乾燥時の収縮が小さいブロック共重合体を製造できる。
ハロゲン化炭化水素基を示す)、シクロヘキシリデン基、フルオレニリデン基、−O−、−S−からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を示し、Bは独立に酸素原子または硫黄原子であり、R5〜R21は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、フッ素
原子、アルキル基、一部またはすべてがハロゲン化されたハロゲン化アルキル基、アリル基、アリール基、ニトロ基からなる群より選ばれた少なくとも1種の原子または基を示す。s、tは0〜4の整数を示し、rは、0または1以上の整数を示す。)
[スルホン酸基を有する構造単位]
スルホン酸基を有するポリマーセグメント(A)としては、特に限定されるものではないが、下記式(3)で表される構造単位を含むことが好ましい。
(uは1〜10の整数である)、−C(CF3)2−、または直接結合を示す。
(lは1〜10の整数である)、またはC(CH3)2−を示す。
位から構成される。
上記式中、Ar11、Ar12、Ar13は、各々独立に、フッ素原子で置換されていてもよい、ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香環、含窒素複素環からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を示す。
(uは1〜10の整数である)、−C(CF3)2−、直接結合からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を示す。
(lは1〜10の整数である)、−C(CH3)2−からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を示す。
uは1〜10の整数である)、−C(CF3)2−からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を示す。
造を示し、Arは−SO3Hまたは−O(CH2)pSO3Hまたは−O(CF2)pSO3H
で表される置換基を有する芳香族基を示す。pは1〜12の整数を示し、mは0〜3の整数を示し、nは0〜3の整数を示し、kは1〜4の整数を示す。構造単位の端部における単線のうち、一方に置換基が表示されていないものは隣り合う構造単位との接続を意味する。m、nが2以上の場合、複数のZおよびkは同じでっても異なるものであってもよく、また結合位も特に制限されない。芳香族基としては、フェニル基、ナフチル基などが挙げられる。
[含窒素複素環基を有する構造単位]
本発明では、含窒素複素環基を有する構造単位を含んでいてもよく、かかる含窒素複素環基は、下記式(4−1)で表される構造を有するものである。
−(Rs)e−(V−Rh)f ・・・(4−1)
式中、Vは、2価の有機基であれば特に限定されないが、好ましくは、−O−、−S−、直接結合、−CO−、−SO2−又は−または−SO−からなる群より選ばれた少なく
とも1種の構造を示す。
Rsは、直接結合、または特に限定されない、任意の二価の有機基である。二価の有機
基としては、炭素数1〜20炭化水素基であればよく、具体的には、メチレン基、エチレン基などのアルキレン基、フェニレン基などの芳香族環、縮合芳香環、含窒素複素環があげられる。Rsとして、−W−Ar9−で示される基でもよい。
香環、含窒素複素環からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を有する2価の基を示
す。
、本発明の効果を阻害しない範囲で任意の2価の基(すなわちRs)が介在しても良い。
表されるものが好ましい。
−Rs−V−Rh ・・・(4−2b)
Rhは含窒素複素環基を示し、窒素を含む5員環、6員環構造が挙げられる。また、複
素環内の窒素原子の数は、1個以上あれば特に制限されない、また複素環内には、窒素以外に、酸素や硫黄を含んでいても良い。
ゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、ピリジン、イミダゾール、イミダゾリン、ピラゾール、1,3,5−トリアジン、ピリミジン、ピリタジン、ピラジン、インドール、キノリン、イソキノリン、ブリン、ベンズイミダゾール、ベンズオキサゾール、ベンズチアゾール、テトラゾール、テトラジン、トリアゾール、カルバゾール、アクリジン、キノキサリン、キナゾリンからなる含窒素複素環化合物およびこれらの誘導体の炭素または窒素に結合する水素原子が引き抜かれてなる構造の基である。
ましくは下記式(6)で表される構造を有している。
リジン環であると、含窒素複素環の中でも元来Nの塩基性度が低めであるため、低湿度領域でのプロトン伝導度が向上するという特性が発揮される。
O−はピリジン環と組合わせると、共役による安定化効果により熱的に安定な構造となりやすい。また、−SO2−は電子密度を下げて窒素の塩基性度がより抑制され、これによ
って、低湿度領域でのプロトン伝導性を特に高めることができる。
い濃度で導入することが可能となる。なお、スルホン酸基を有するポリマーセグメント(A)の量は、イオン交換容量に応じて適宜選択される。
本発明の重合体の分子量は、ゲルパーミエションクロマトグラフィ(GPC)によるポリスチレン換算重量平均分子量で、1万〜100万、好ましくは2万〜80万、さらに好ましくは5万〜30万である。
0.5〜4meq/g、さらに好ましくは0.8〜3.5meq/gである。イオン交換容量が、0.3meq/g以上であれば、プロトン伝導度が高く、かつ発電性能を高くすることができる。一方、5meq/g以下であれば、充分に高い耐水性を具備できる。
[ポリアリーレン系共重合体の製造方法]
本発明のポリアリーレン系共重合体は、例えば下記に示すA1法またはB1法を用いて製造することができる。
(A1法)
例えば、特開2004−137444号公報に記載の方法で、スルホン酸基を実質的に有しないポリマーセグメントの構造単位となる化合物(A)、スルホン酸基を有するポリマーセグメントの構造単位となるスルホン酸エステル(B)、および必要に応じて、含窒素複素環基を有する構造単位となる化合物(C)を共重合させ、スルホン酸エステル基をスルホン酸基に変換することにより合成することができる。
(スルホン酸基を実質的に有しないポリマーセグメントの構造単位となる化合物(A)(以下、「化合物A」ともいう。))
スルホン酸基を実質的に有しないポリマーセグメントは、ポリアリーレン系共重合体の重合原料として、例えば、下記式(1−5)で示される化合物を使用することにより導入することができる。
ン原子、ニトロ基、−SO2CH3および-SO2CF3から選ばれる原子または基を示す。
で使用する。このとき、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、アニソールなどの水と共沸する溶媒を共存させて、反応の進行を促進させることが好ましい。
、ニトロ基、−SO2CH3および-SO2CF3から選ばれる原子または基を示す。 式(
1−6)で表わされるビス(チオ)フェノール類としては、2−メチルハイドロキノン、2,3−ジメチルハイドロキノン、2−tert−ブチルハイドロキノン、2,5−ジ−1,1,3,3−テトラメチルブチルハイドロキノン、2,5−ジ−tert−アミルハイドロキノン、2,5−ジ−tert−ブチルハイドロキノン、およびこれらのOH基がSH基に置換したものなどが好ましい。これらの、ビス(チオ)フェノール類は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
ス(4−ヒドロキシフェニル)ベンゼン、4,4'−イソプロピリデンビフェノール(B
is−A)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン(Bis−AF)、4,4'−ビスヒドロキシベンゾフェノン(4,
4'−DHBP)、4,4'−ビスヒドロキシジフェニルスルホン(4,4'−DHDS)
、4,4'−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4'−ジヒドロキシビフェニル(4,4'−DHBP)、ビス(4―ヒドロキシフェニル)メタン、レゾルシノール(RES)
、ヒドロキノン(HQ)、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン(BPFL)、9,9−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)フルオレン(BCFL)、4,4'−イソプロピリデンビス(2−フェニルフェノール)、4,4'−シクロヘキシリデンビス(2−シクロヘキシルフェノール)などが挙げられる。なかでも1,3−ビス[1−メチル−1−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン(Bis−M)、1,4−ビス[1−メチル−1−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン(Bis−AF)、レゾルシノール(RES)、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン(BPFL)が好ましい。これらのビス(チオ)フェノール類は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用しても良い。
式(1−8)で表わされる化合物としては、例えば、2,6−ジニトロベンゾニトリル、2,5−ジニトロベンゾニトリル、2,4−ジニトロベンゾニトリル、2,6−ジクロロベンゾニトリル(2,6−DCBN)、2,5−ジクロロベンゾニトリル(2,5−DCBN)、2,4−ジクロロベンゾニトリル(2,4−DBN)、2,6−ジフルオロベンゾニトリル(2,6−DFBN)、2,5−ジフルオロベンゾニトリル(2,5−DFBN)、2,4−ジフルオロベンゾニトリル(2,4−DFBN)などが挙げられる。これらの化合物は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用しても良い。
(スルホン酸基を有するポリマーセグメントの構造単位となるスルホン酸エステル(B)(以下、「化合物B」ともいう。))
化合物(B)は、スルホン酸基を有するモノマーであり、下記式(16)で表される。
タレン環など)、含窒素複素環からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を示す。
CF2)l−(lは1〜10の整数である)、−C(CF3)2−、直接結合からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を示す。Zは、−O−、−S−、直接結合、−CO−、−SO2−、−SO−、−(CH2)l−(lは1〜10の整数である)、−C(CH3)2−
からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を示す。R22は、直接結合、−O(CH2
)p−、−O(CF2)p−、−(CH2)p−、−(CF2)p−からなる群より選ばれた少
なくとも1種の構造を示す(pは、1〜12の整数を示す)。
異なるものであってもよい。
ル基、フッ素置換アルキル基またはアリール基を示す)から選ばれる原子または基を示す。
でも異なるものであってもよい。
る置換基(hは1〜12の整数を示す)を有する芳香族基を示す。Rは分岐ないし直鎖アルキル基、シクロアルキル基、ヘテロ原子として酸素を含む複素環基であり、炭素数は4
〜20が望ましい。なお、Rの一部が水素原子に置換されていてもよい。
(含窒素複素環基を有する構造単位となる化合物(C)(以下、「化合物C」ともいう。
))
化合物Cは、含窒素複素環構造を有するモノマーであり、下記式(24)で表される。
Ar10、V、e、f、Rs、Rhは前記式(4−1)および(4−2)、(5)と同様である。
また、Xは、上記式(16)と同義である。
、Xは、上記式(16)と同義である。
た化合物を挙げることができる。これらの化合物は、単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
く、フッ素原子がより好ましい。
フェノン、2,5−ジクロロ−4'−フルオロベンゾフェノン、2,6−ジクロロ−4'−フルオロベンゾフェノン、2,4−ジクロロ−2'−フルオロベンゾフェノン、2,5−
ジクロロ−2'−フルオロベンゾフェノン、2,6−ジクロロ−2'−フルオロベンゾフェノン、2,4−ジクロロフェニル−4'−フルオロフェニルスルホン、2,5−ジクロロ
フェニル−4'−フルオロフェニルスルホン、2,6−ジクロロフェニル−4'−フルオロフェニルスルホン、2,4−ジクロロフェニル−2'−フルオロフェニルスルホン、2,
4−ジクロロフェニル−2'−フルオロフェニルスルホン、2,4−ジクロロフェニル−
2'−フルオロフェニルスルホン。これらの化合物のうち2,5−ジクロロ−4'−フルオロベンゾフェノンが好ましい。
式(26)で表される化合物と活性水素を有する含窒素複素環化合物との反応は、有機溶媒中で行うことが好ましい。N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド、スルホラン、ジフェニルスルホン、ジメチルスルホキシドなどの極性溶媒を用いる。反応を促進するために、アルカリ金属、水素化アルカリ金属、水酸化アルカリ金属、アルカリ金属炭酸塩などを用いる。式(26)で表される化合物と、活性水素を有する含窒素複素環化合物との比率は、等モルもしくは活性水素を有する含窒素複素環化合物を過剰に加えて反応させる。具体的には、活性水素を有する含窒素複素環化合物は式(26)で表される化合
物の1〜3倍モル、特に1〜1.5倍モル使用することが好ましい。
重合方法
目的のポリアリーレン系共重合体を得るためは、まず、上記各種化合物を共重合させ前駆体を得る。この共重合は、触媒の存在下に行われるが、この際使用される触媒は、遷移金属化合物を含む触媒系であり、この触媒系としては、(1)遷移金属塩および配位子となる化合物(以下、「配位子成分」という。)、または配位子が配位された遷移金属錯体(銅塩を含む)、ならびに(2)還元剤を必須成分とし、さらに、重合速度を上げるために、遷移金属塩以外の塩を添加してもよい。
'ビピリジン)、硝酸ニッケル(2,2'ビピリジン)、ビス(1,5−シクロオクタジエン)ニッケル、テトラキス(トリフェニルホスフィン)ニッケル、テトラキス(トリフェニルホスファイト)ニッケル、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムなどが挙げられるが、塩化ニッケルビス(トリフェニルホスフィン)、塩化ニッケルビス(トリ(2ーメチル)フェニルホスフィン)、塩化ニッケル(2,2'ビピリジン)が好まし
い。
なりうる化合物Bとの総計1モルに対し、通常、0.001〜100モル、好ましくは0.01〜1モルである。0.001モル未満では、重合速度を上げる効果が不充分であり、一方、100モルを超えると、得られる重合体の精製が困難となるという問題がある。
り、あるいは、化合物AないしBのどちらかと化合物Cなどを予め反応させておき、ついで
、化合物AないしBのまだ反応させていない方と反応させればよい。反応条件は上記した条件に準拠すればよい。
(1)少量の塩酸を含む過剰量の水またはアルコールに、上記ポリアリーレンを投入し、5分間以上撹拌する方法
(2)トリフルオロ酢酸中で上記ポリアリーレンを80〜120℃程度の温度で5〜10時間程度反応させる方法
(3)ポリアリーレン中のスルホン酸エステル基(−SO3R)1モルに対して1〜9倍
モルのリチウムブロマイドを含む溶液、例えばN−メチルピロリドンなどの溶液中で上記ポリアリーレンを80〜150℃程度の温度で3〜10時間程度反応させた後、塩酸を添加する方法
などを挙げることができる。
(B1法)
B1法では、一般式(3)または(3−1)において、Arが−O(CH2)pSO3Hまた
は−O(CF2)pSO3Hで表される置換基を有する芳香族基である場合には、例えば、特
願2003−295974号(特開2005−60625号公報)に記載の方法で、上記一般式(1)で表される構造単位となりうる前駆体(前駆体化合物(式(1−5)で表される化合物)と上記一般式(3)または(3−1)で表される構造単位となりうる前駆体のモノマーとを共重合させ、次にアルキルスルホン酸またはフッ素置換されたアルキルスルホン酸を導入する方法で合成することもできる。
a、b、m、nおよびkは、上記式(3)、(3−1)および(3−2)と同義である。Xはハロゲン原子であり、R“は炭化水素基であり、Ar"はOR“基またはSR”基(
R“は炭化水素基)を有する芳香族基を示す。
<添加剤>
本発明の固体高分子型燃料電池用電極電解質は、上記ポリアリーレン系共重合体以外に、酸化防止剤、硫酸、リン酸などの無機酸、リン酸ガラス、タングステン酸、リン酸塩水和物、β-アルミナプロトン置換体、プロトン導入酸化物等の無機プロトン伝導体粒子、
カルボン酸を含む有機酸、スルホン酸を含む有機酸、ホスホン酸を含む有機酸、適量の水などを添加されていてもよい。
3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート](商品名:IRGANOX 245)、1,6−ヘキサンジオール−ビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート](商品名:IRGANOX 259)、2,4−ビス−(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−3,5−トリアジン(商品名:IRGANOX 565)、ペンタエリスリチルーテトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート](商品名:IRGANOX 1010)、2,2−チオ−ジエチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート](商品名:IRGANOX 1035)、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート)(商品名:IRGANOX 1076)、N,N−ヘキサメチレンビス(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマミド)(IRGAONOX 1098)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ン(商品名:IRGANOX 1330)、トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジ
ル)−イソシアヌレイト(商品名:IRGANOX 3114)、3,9−ビス[2−〔3−(3−t−ブ
チル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ〕−1,1−ジメチルエチル]−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン(商品名:Sumilizer GA-80)などを挙げることができる。
本発明の電極ワニスは上記固体高分子型燃料電池用電極電解質が溶媒中に分散ないし溶解したものであり、電極ペーストは、上記電極電解質、触媒粒子および溶媒を含むペーストであり、これらには必要に応じて分散剤、炭素繊維などの他の成分を含んでいてもよい
。
触媒粒子は、触媒が、カーボン、金属酸化物の担体に担持されたもの、または、触媒の単体からなる。
本発明の電極ワニス、電極ペーストに用いられる溶媒としては、上記固体高分子型燃料電池用電極電解質を溶解または分散する溶媒であればよく、特に限定されるものではない。また、1種類単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。触媒等の電極材料と混合してペーストを作製する前に、前記固体高分子型燃料電池用電極電解質を下記溶媒に溶解したワニスを調製しておくとハンドリングが容易になる。
、1−ヘキサノール、2−メチル−1−ペンタノール、2−メチル−2−ペンタノール、
4−メチル−2−ペンタノール、2−エチル−1−ブタノール、1−メチルシクロヘキサノール、2−メチルシクロヘキサノール、3−メチルシクロヘキサノール、4−メチルシクロヘキサノール、1−オクタノール、2−オクタノール、2−エチル−1−ヘキサノール、2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノール、2−(メトキシメトキシ)エタノール、2−イソプロポキシエタノール、1−メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロパノールなどのアルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロールなどの多価アルコール類;ジオキサン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジ−n−プロピルエーテル、ブチルエーテル、フェニルエーテル、イソペンチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、ビス(2−メトキシエチル)エーテル、ビス(2−エトキシエチル)エーテル、シネオール、ベンジルエチルエーテル、アニソール、フェネトール、アセタールなどのエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、2−ヘキサノン、4−メチル−2−ペンタノン、2−ヘプタノン、2,4−ジメチル−3−ペンタノン、2−オクタノンなどのケトン類;γー
ブチロラクトン、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸−n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸sec-ブチル、酢酸ペンチル、酢酸イソペンチル、3−メトキシプロピルアセテート、3−メトキシブチルアセテート、酪酸メチル、酪酸エチル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸ブチルなどのエステル類;ジメチルスルホキシド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、テトラメチル尿素などの非プロトン性極性溶媒;トルエン、キシレン、ヘプタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンなどの炭化水素系溶媒などが挙げられる。
できる。混合溶媒は、1種の溶媒と水、もしくは複数の溶媒と水を混合しても良い。
本発明の電極ペーストやワニスには、必要に応じてさらに分散剤を添加してもよい。このような分散剤としては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤などの界面活性剤が挙げられる。
トリウム塩、オレイル硫酸エステルナトリウム塩、ラウリルエーテル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、油溶性アルキルベンゼンスルホン酸塩、αーオレフィンスルホン酸塩、高級アルコールリン酸モノエステルジナトリウム塩、高級アルコールリン酸ジエステルジナトリウム塩、ジアルキルジチオリン酸亜鉛などが挙げられる。
チルアミノ]−1−プロパンスルホン酸ナトリウム、N−[3−(パーフルオロオクタンス
ルホンアミド)プロピル]−N,N−ジメチル−N−カルボキシメチレンアンモニウムベタインなどが挙げられる。
型)、ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド(1:1型)、牛脂肪酸ジエタノールアミド(1:2型)、牛脂肪酸ジエタノールアミド(1:1型)、オレイン酸ジエタノールアミド(1:1型)
、ヒドロキシエチルラウリルアミン、ポリエチレングリコールラウリルアミン、ポリエチレングリコールヤシアミン、ポリエチレングリコールステアリルアミン、ポリエチレングリコール牛脂アミン、ポリエチレングリコール牛脂プロピレンジアミン、ポリエチレングリコールジオレイルアミン、ジメチルラウリルアミンオキサイド、ジメチルステアリルアミンオキサイド、ジヒドロキシエチルラウリルアミンオキサイド、パーフルオロアルキルアミンオキサイド、ポリビニルピロリドン、高級アルコールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物、グリセリンの脂肪酸エステル、ペンタエリスリットの脂肪酸エステル、ソルビットの脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸エステル、砂糖の脂肪酸エステルなどが挙げられる。
本発明の電極ペーストには、必要に応じてさらに炭素繊維を添加することができる。このような炭素繊維しては、レーヨン系炭素繊維、PAN系炭素繊維、リグニンポバー系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、気相成長炭素繊維等を用いることができ、好ましくは、気相成長炭素繊維である。
本発明の電極ペーストやワニスには、必要に応じてさらに他の成分を添加することができる。たとえば、フッ素系ポリマーやシリコン系ポリマーなどの撥水剤を添加してもよい。撥水剤は生成する水を効率よく排出する効果を奏し、発電性能の向上に寄与する。
本発明の電極ペースト全量に対して、触媒粒子の含有量は1〜20質量%、好ましくは3〜15質量%であり、固体高分子型燃料電池用電極電解質の含有量は0.5〜30質量%、好ましくは1〜15質量%であり、溶媒の含有量は50〜95質量%、好ましくは70〜90質量%である。また、必要に応じて用いられる分散剤の含有量は0〜10質量%、好ましくは0〜2質量%であり、炭素繊維の含有量は0〜20質量%、好ましくは1〜10質量%である。なお、上記成分の含有量の合計が、100質量%を超えることはない。
られ、かつ、電極電解質自体がバインダーとしての役割を果たすために、電極を容易に作製できる。また、30質量%以下であると、電極中の細孔容積を高く維持できる。
トや電極ペーストが得られる。
本発明の電極ペースト及び電極ワニスは、たとえば、上記各成分を上記含有量となるように混合し、従来公知の方法で混練することにより調製することができる。
本発明に係る固体高分子型燃料電池用電極は、上記電極ペーストを転写基材上に塗布し、溶媒を除去することにより得られる。すなわち、本発明の電極は、上記本発明の固体高分子型燃料電池用電極電解質および上記触媒粒子を含む。
本発明の膜−電極接合体(以下「MEA」ともいう)では、上記電極が固体高分子電解質膜の少なくとも片面に備えられており、上記転写基材上に形成された電極層を、該電解質膜の少なくとも片面、好ましくは両面に転写することにより得られる。
[実施例]
以下、実施例を挙げ本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の合成実施例に限定されるものではない。また、実施例において、「%」とは特に断りのない限り「質量%」を意味する。
各実施例・比較例で得られた共重合体をN−メチルピロリドン緩衝溶液(以下、NMP緩衝溶液という。)に溶解し、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によって、ポリスチレン換算の数平均分子量(Mn)および重量平均分子量(Mw)を求めた。NMP緩衝溶液は、NMP(3L)/リン酸(3.3mL)/臭化リチウム(7.83g)の比率で調整した。
得られたスルホン化ポリマーの水洗水が中性になるまで蒸留水で洗浄して、フリーの残存している酸を除去した後、乾燥させた。この後、所定量を秤量し、THF/水の混合溶剤に溶解させ、フェノールフタレインを指示薬として、NaOHの標準液にて滴定し、中和点から、スルホン酸基の当量(イオン交換容量)(meq/g)を求めた。
各合成例で得られた共重合体をN−メチルピロリドン/メタノール溶液に溶解させた後、アプリケーターを用いてPET基板上にキャスティングし、オーブンを用いて60℃×30分、80℃×40分、120℃×60分乾燥させた。乾燥した膜を脱イオン水に浸漬した。浸漬後、50℃で45分乾燥させることにより評価用の膜を得た。
フィルムを2.0cm×3.0cmにカットし秤量して、試験用のテストピースとした。24℃、相対湿度(RH)50%条件下にて状態調整した後、このフィルムを、ポリカーボネート製の250ml瓶に入れ、そこに約100mlの蒸留水を加え、プレッシャークッカー試験機(HIRAYAMA MFS CORP製、 PC−242HS)を用いて、120℃で24時間加温した。試験終了後、各フィルムを熱水中から取り出し、軽く表面の水をキムワイプで拭き取り、寸法を測定し膨潤率を求めた。この膜を24℃、RH50%条件下で状態調整し、水を留去して、熱水試験後の膜の寸法を測定し収縮率を求めた。膨順収縮量は、下記式にしたがって求めた。
膨潤率=(含水時の2cm辺の寸法/2+含水時の3cm辺の寸法/3)×100/2
収縮率=(乾燥時の2cm辺の寸法/2+乾燥時の3cm辺の寸法/3)×100/2
膨潤収縮量=(膨潤率−100)+(100−収縮率)
[プロトン伝導度の測定]
交流抵抗は、5mm幅の短冊状の試料膜の表面に、白金線(f=0.5mm)を押し当て、恒温恒湿装置中に試料を保持し、白金線間の交流インピーダンス測定から求めた。すなわち、85℃、相対湿度90%の環境下で交流10kHzにおけるインピーダンスを測定した。抵抗測定装置として、(株)NF回路設計ブロック製のケミカルインピーダンス測定システムを用い、恒温恒湿装置には、(株)ヤマト科学製のJW241を使用した。白金線は、5mm間隔に5本押し当てて、線間距離を5〜20mmに変化させ、交流抵抗を測定した。線間距離と抵抗の勾配から、膜の比抵抗を算出し、比抵抗の逆数からプロトン伝導度を算出した。
<スルホン酸基を有する構造単位の合成>
攪拌機、冷却管を備えた3Lの三口フラスコに、クロロスルホン酸(233.0g、2mol)を加え、続いて2,5−ジクロロベンゾフェノン(100.4g、400mmol)を加え、100℃のオイルバスで8時間反応させた。所定時間後、反応液を砕氷(1000g)にゆっくりと注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エチルを留去し、淡黄色の粗結晶(3−(2,5−ジクロロベンゾイル)ベンゼンスルホン酸クロリド)を得た。粗結晶は精製することなく、そのまま次工程に用いた。
撹拌羽根、温度計、窒素導入管を取り付けた2Lの3口フラスコに、フルオロベンゼン240.2g(2.50mol)を取り、氷浴で10℃まで冷却し、2,5−ジクロロ安息香酸クロライド134.6g(0.50mol)、塩化アルミニウム86.7g(0.65mol)を反応温度が40℃を超えないように徐々に添加した。添加後、40℃で8時間撹拌した。薄層クロマトグラフィーにより原料の消失を確認した後、氷水に滴下し、酢酸エチルから抽出を行った。5%重曹水により中和した後、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムにより乾燥させた後、エバポレーターでにより溶媒を留去した。メタノールから再結晶を行うことにより、中間体の2,5−ジクロロ−4'−フルオロベンゾフェノン
を得た。収量130g。収率97%。
0mL、トルエン100mLを加え、オイルバス中、窒素雰囲気下で加熱、撹拌下130℃で反応させた。反応により生成する水をトルエンと共沸させ、Dean-Stark管で系外に除去しながら反応させると、約3時間で水の生成がほとんど認められなくなった。その後、大部分のトルエンを除去し、130℃で10時間反応を続けた。得られた反応液を放冷後、濾液を2Lの水/メタノール(9/1)中に投入した。沈殿した生成物を濾別、回収し乾燥した。撹拌機、温度計、冷却管、Dean-Stark管、窒素導入の三方コックを取り付けた2Lの3口フラスコに乾燥物を取り、トルエン1L中で100℃で撹拌し、残留した水分を留去し溶解させた。放冷後、結晶化物を濾過することにより淡黄色の目的物である2,
5−ジクロロ−4'−(ピリジン−2−オキシ)ベンゾフェノン(30−2)を142g、
収率83%で得た。
<スルホン酸基を有しない構造単位の合成>
攪拌機、温度計、Dean−stark管、窒素導入管、冷却管をとりつけた1Lの三口フラスコに、2,6−ジクロロベンゾニトリル90.1g(0.52mol)、2−メチルハイドロキノン59.1g(0.48mol)、炭酸カリウム85.6g(0.62mol)をはかりとった。窒素置換後、スルホラン599mL、トルエン299mLを加えて攪拌した。オイルバスで反応液を150℃で加熱還流させた。反応によって生成する水はDean−stark管にトラップした。3時間後、水の生成がほとんど認められなくなったところで、トルエンをDean−stark管から系外に除去した。徐々に反応温度を180から190℃に上げ、3時間攪拌を続けた後、2,6−ジクロロベンゾニトリル24.6g(0.14mol)を加え、さらに5時間反応させた。
に凝固した。沈殿した生成物を濾過し、水2395mL中、55℃で1時間攪拌した。濾
過後、再度水2395mL中、55℃で1時間攪拌した。濾過後、メタノール2395mL中、55℃で1時間攪拌した後、濾過し、再度メタノール2395mL中、55℃で1時
間攪拌し濾過した。風乾後、80℃で真空乾燥し目的物100g(収率90%)を得た。GPCで測定したMnは7,200であった。得られた化合物は式(40−1)で表されるオリゴマーであることを確認した。
上記(30−1)で表される化合物38.99g(97.1mmol)と、上記(30−2)で表される化合物0.334g(0.97mmol)と、上記(40−1)で表される化合物14.05g(1.95mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケルジクロリド1.96g(3.0mmol)、トリフェニルホスフィン2.36g(9mmol)、亜鉛11.77g(180mmol)の混合物中に乾燥したジメチルアセトアミド(DMAc)160mLを窒素下で加えた。
2−メチルハイドロキノン59.1g(0.48mol)を、2,3−ジメチルハイドロキノン65.8g(0.48mol)へ変更した以外は、合成実施例1と同様にして下記(40−2)で表されるオリゴマーを得た。GPCで測定したMnは6,500であった。
2−メチルハイドロキノン59.1g(0.48mol)を、2−メチルハイドロキノン44.3g(0.36mol)、2,3−ジメチルハイドロキノン16.5g(0.12mol)へ変更した以外は、合成実施例1と同様にして下記(40−3)で表されるオリゴマーを得た。GPCで測定したMnは6,800であった。
攪拌機、温度計、Dean−stark管、窒素導入管、冷却管をとりつけた1Lの三口フラスコに、2,6−ジクロロベンゾニトリル32.1g(0.187mol)、2−tert−ブチルハイドロキノン27.2g(0.163mol)、炭酸カリウム31.0g(0.224mol)をはかりとった。窒素置換後、スルホラン219mL、トルエン109mLを加えて攪拌した。オイルバスで反応液を130℃で加熱還流させた。反応によって生成する水はDean−stark管にトラップした。3時間後、水の生成がほとんど認められなくなったところで、トルエンをDean−stark管から系外に除去した。徐々に反応温度を180から190℃に上げ、7時間攪拌を続けた後、2,6−ジクロロベンゾニトリル12.0g(0.070mol)を加え、さらに5時間反応させた。
凝固した。沈殿した生成物を濾過し、水875mL中、55℃で1時間攪拌した。濾過後
、再度水875mL中、55℃で1時間攪拌した。濾過後、メタノール875mL中、55℃で1時間攪拌した後、濾過し、再度メタノール875mL中、55℃で1時間攪拌し濾
過した。風乾後、80℃で真空乾燥し目的物43.2g(収率95%)を得た。GPCで測定したMnは4,700であった。得られた化合物は式(40−4)で表されるオリゴマーであることを確認した。
反応物を2,6−ジクロロベンゾニトリル31.5g(0.183mol)、2−tert−ブチルハイドロキノン27.7g(0.167mol)、炭酸カリウム30.4g(0.220mol)へ変更し、反応中に加える添加物を2,6−ジクロロベンゾニトリル8.6g(0.050mol)へ変更した以外は、合成実施例4と同様にして下記(40−5)で表されるオリゴマーを得た。GPCで測定したMnは6,900であった。
2−メチルハイドロキノン59.1g(0.48mol)を、2,5−ジ−1,1,3,3−テトラメチルブチルハイドロキノン159.3g(0.48mol)へ変更した以外は、合成実施例1と同様にして下記(40−6)で表されるオリゴマーを得た。GPCで測定したMnは6,400であった。
2−メチルハイドロキノン59.1g(0.48mol)を、2,5−ジ−tert−アミルハイドロキノン119.2g(0.48mol)へ変更した以外は、合成実施例1と同様にして下記(40−7)で表されるオリゴマーを得た。GPCで測定したMnは6,600であった。
2−メチルハイドロキノン59.1g(0.48mol)を、2,5−ジ−1,1,3,3−テトラメチルブチルハイドロキノン39.83g(0.12mol)、tert−ブチルハイドロキノン79.4g(0.36mol)へ変更した以外は、合成実施例1と同様にして下記(40−8)で表されるオリゴマーを得た。GPCで測定したMnは6,400であった。
攪拌機、温度計、Dean−stark管、窒素導入管、冷却管をとりつけた1Lの三
口フラスコに、2,6−ジクロロベンゾニトリル90.1g(0.52mol)、2,5−ジ−tert−ブチルハイドロキノン26.6g(0.12mol)、2−tert−ブチルハイドロキノン59.4g(0.36mol)、炭酸カリウム85.6g(0.62mol)
をはかりとった。窒素置換後、スルホラン600mL、トルエン300mLを加えて攪拌した。オイルバスで反応液を150℃で加熱還流させた。反応によって生成する水はDean−stark管にトラップした。3時間後、水の生成がほとんど認められなくなったところで、トルエンをDean−stark管から系外に除去した。徐々に反応温度を180から190℃に上げ、3時間攪拌を続けた後、2,6−ジクロロベンゾニトリル24.6g(0.14mol)を加え、さらに5時間反応させた。
に凝固した。沈殿した生成物を濾過し、水2401mL中、55℃で1時間攪拌した。濾
過後、再度水2401mL中、55℃で1時間攪拌した。濾過後、メタノール2401mL中、55℃で1時間攪拌した後、濾過し、再度メタノール2401mL中、55℃で1時
間攪拌し濾過した。風乾後、80℃で真空乾燥し目的物125g(収率90%)を得た。GPCで測定したMnは7,000であった。得られた化合物は式(40−9)で表されるオリゴマーであることを確認した。
2,5−ジ−tert−ブチルハイドロキノン26.6g(0.12mol)、2−tert−ブチルハイドロキノン59.4g(0.36mol)を、2,5−ジ−tert−ブチルハイド
ロキノン10.63g(0.048mol)、2−tert−ブチルハイドロキノン71.2g(0.43mol)へ変更した以外は、合成実施例9と同様にして下記(40−10)で
表されるオリゴマーを得た。GPCで測定したMnは6,900であった。
2−メチルハイドロキノン59.1g(0.48mol)を、2−メチルハイドロキノン50.3g(0.41mol)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン24.0g(0.07mol)へ変更した以外は、合成実施例1と同様にして下記(40−11)で表されるオリゴマーを得た。GPC
で測定したMnは6,700であった。
反応物を2,6−ジクロロベンゾニトリル31.5g(0.183mol)、2−tert−ブチルハイドロキノン24.9g(0.150mol)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン5.60g(0.017mol)、炭酸カリウム30.4g(0.220mol)へ変更し、反応中に加える添加物を2,6−ジクロロベンゾニトリル8.6g(0.050mol)へ変更した以外は、合成実施例4と同様にして下記(40−12)で表されるオリゴマーを得た。GPCで測定したMnは7,300であった。
反応物を2,6−ジクロロベンゾニトリル31.5g(0.183mol)、2−tert−ブチルハイドロキノン22.2g(0.133mol)、ハイドロキノン3.67g(0.033mol)、炭酸カリウム30.4g(0.220mol)へ変更し、反応中に加える添加物を2,6−ジクロロベンゾニトリル8.6g(0.050mol)へ変更した以外は、合成実施例4と同様にして下記(40−13)で表されるオリゴマーを得た。GPCで測定したMnは6,700であった。
反応物を2,6−ジクロロベンゾニトリル31.5g(0.183mol)、2−tert−ブチルハイドロキノン24.9g(0.150mol)、レゾルシノール1.84g(0.017mol)、炭酸カリウム30.4g(0.220mol)へ変更し、反応中に加える添加物を2,6−ジクロロベンゾニトリル8.6g(0.050mol)へ変
更した以外は、合成実施例4と同様にして下記(40−14)で表されるオリゴマーを得た。GPCで測定したMnは6,200であった。
2,5−ジ−tert−ブチルハイドロキノン26.6g(0.12mol)、2−tert−ブチルハイドロキノン59.4g(0.36mol)を、2,5−ジ−tert−ブチルハイド
ロキノン26.6g(0.048mol)、2−tert−ブチルハイドロキノン47.5g(0.29mol)へ変更した以外は、合成実施例9と同様にして下記(40−15)で表
されるオリゴマーを得た。GPCで測定したMnは7,200であった。
2−tert−ブチルハイドロキノン59.1g(0.48mol)を2−tert−ブチルハイドロキノン10.6g(0.048mol)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン24.0g(0.07mol)を2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン144.1g(0.43mol)へ変更した以外は、合成実施例12と同様にしてオリゴマー(40−16)を得た。GPCで測定したMnは7,200であった。また、上記(30−1)で表される化合物38.96g(97.0mmol)と、上記(30−2)で表される化合物0.334g(0.97mmol)と、上記(40−16)で表される化合物14.05g(1.95mmol)、臭化リチウム29.51g(340mmol)へ変更した以外は、合成実施例9と同様にして(50−16)で表されるポリマーを得た。得られたポリマーの分子量をGPCで測定した結果、イオン交換容量を表1に示す。
攪拌機、温度計、Dean−stark管、窒素導入管、冷却管をとりつけた1Lの三口フラスコに、2,6−ジクロロベンゾニトリル154.8g(0.9mol)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン269.0g(0.8mol)、炭酸カリウム143.7g(1.04mol)をはかりとった。窒素置換後、スルホラン1020mL、トルエン510mLを加えて攪拌した。オイルバスで反応液を150℃で加熱還流させた。反応によって生成する水はDean−stark管にトラップした。3時間後、水の生成がほとんど認められなくなったところ
で、トルエンをDean−stark管から系外に除去した。徐々に反応温度を200℃に上げ、3時間攪拌を続けた後、2,6−ジクロロベンゾニトリル51.6g(0.3mol)を加え、さらに5時間反応させた。
Claims (10)
- スルホン酸基を有するポリマーセグメント(A)およびスルホン酸基を実質的に有しないポリマーセグメント(B)を有し、前記スルホン酸基を実質的に有しないポリマーセグメント(B)が下記式(1)で表わされる構造単位を有するポリアリーレン系ブロック共重合体を含み、
スルホン酸基を有するポリマーセグメント(A)が下記式(3)で表される構造単位を有することを特徴とする固体高分子型燃料電池用電極電解質;
、−COO−、−(CF 2 ) u −(uは1〜10の整数である)、−C(CF 3 ) 2 −、または直接結合を示す。Zは、−O−、−S−、直接結合、−CO−、−SO 2 −、−SO−、−(CH 2 ) l −(lは1〜10の整数である)、または−C(CH 3 ) 2 −を示す。
R 22 は、直接結合、−O(CH 2 ) p −、−O(CF 2 ) p −、−(CH 2 ) p −または−(CF 2 ) p −を示す(pは、1〜12の整数を示す)。R 23 、R 24 は、それぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属原子または脂肪族炭化水素基、脂環基、酸素を含む複素環基を示す。ただし、上記式中に含まれる全てのR 23 およびR 24 のうち少なくとも1個は水素原子である。x 1 は0〜4の整数、x 2 は1〜5の整数、aは0〜1の整数、bは0〜3の整数を示す。)。 - 前記ポリアリーレン系ブロック共重合体中の上記式(1)における、pが2〜150である、請求項1または2に記載の固体高分子型燃料電池用電極電解質。
- 前記ポリアリーレン系ブロック共重合体が、上記式(1-1)で表わされる構造単位と
上記式(1−2)で表わされる構造単位とを、モル比(1-1):(1-2)で100:0〜50:50の比率で含むものであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の固体高分子型燃料電池用電極電解質。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体高分子型燃料電池用電極電解質を含むことを特徴とする電極ワニス。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体高分子型燃料電池用電極電解質と触媒粒子を含むことを特徴とする電極ペースト。
- ペーストを構成する溶媒が水と少なくとも1種類以上の有機溶剤との混合溶媒であり、その混合溶媒がプロトン伝導膜の貧溶媒であることを特徴とする請求項7に記載の電極ペースト。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体高分子型燃料電池用電極電解質と触媒粒子とを含むことを特徴とする固体高分子型燃料電池用電極。
- 請求項9に記載の固体高分子型燃料電池用電極を、高分子電解質膜の少なくとも片面に備える膜−電極接合体。
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