JP5455548B2 - サブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法および装置 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明にかかるサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法は、冷凍装置を駆動する専用のサブエンジンを備え、該サブエンジンの始動時、事前に電動式燃料ポンプに通電して燃料を供給後、始動動作させるようにしているサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法において、前記サブエンジンの始動時、該サブエンジン側に燃料が届いているか否かに関する設定条件が満たされているか否かを判定し、該条件が満たされていた場合、前記電動式燃料ポンプへの通電時間を延長し、該延長時間が経過後にスタータに通電して始動動作を開始させ、かかる動作で始動を開始した場合、前記サブエンジンの回転数が通常の始動動作時の第1規定回転数に比べ所定回転数だけ高い第2規定回転数に到達したか否かで前記スタータへの通電停止の可否を判定するとともに、前記スタータへの通電時間を通常の始動動作時に比べ所定時間だけ長くすることを特徴とする。
図1には、輸送用冷凍装置を冷凍車両に架装した状態の斜視図が示されている。
冷凍車両1には、荷台側に積載されているコンテナ2内を冷却または加熱して庫内温度を所望の設定温度に維持する輸送用冷凍装置(冷凍装置、冷凍機)3が架装されている。この輸送用冷凍装置3は、コンテナ2内に設置されているエバポレータユニット4と、コンテナ2の外部でシャーシ下等に設置されているコンデンシングユニット5とから構成され、両ユニット4,5間は、冷媒配管6および図示省略の電気ケーブル等により連結されている。
ステップS1によりエンジン始動指令が出されると、図4に示されるように、ステップS2において、電動式燃料ポンプ24に通電が開始される。これによって、燃料タンク22内の燃料が、燃料供給系により水分分離器23、電動式燃料ポンプ24、および燃料フィルタ25を経由して燃料噴射ポンプ26へと供給される。
冷凍装置3は、サブエンジン16が駆動され、それを駆動源として圧縮機7が電磁クラッチ付プーリ18を介して駆動されることにより運転される。この際、サブエンジン16によりオルタネータ19が駆動され、発電された電力でコンデンサファン9およびエバポレータファン13が回転される。エバポレータファン13が回転されると、コンテナ2内の空気がエバポレータユニット4に循環され、エバポレータ12で冷却された後、コンテナ2内に吹出されることによって、その内部の冷却に供される。
(1)冷凍装置3にバッテリ電源が供給無しから有りにされた場合か否か。
(2)冷凍装置3のメインスイッチがオフからオンにされた場合か否か。
(3)冷凍装置3のサービスドアが開閉された場合か否か。
(4)サブエンジン16が異常停止した場合の再始動時か否か。
(5)冷凍装置3およびサブエンジン16が運転停止から所定期間以上停止した後の始動時か否か。
(6)外気温度が設定温度以下の場合の始動時か否か。
の6つの条件が予め設定されており、これら条件の少なくともいずれか1つが満たされている場合、電動式燃料ポンプ24への通電時間を延長するようにしているため、燃料がサブエンジン16側に十分届いていない状態からの始動になると推定される条件下では、確実に電動式燃料ポンプ24への通電時間を延長し、サブエンジン16側に十分に燃料を供給した後、始動動作を開始させることができる。従って、燃料がサブエンジン16に十分届いていない状態での始動になると推定される場合におけるサブエンジン16の始動性を好ましい状態に改善することができる。
16 サブエンジン
24 電動式燃料ポンプ
30 スタータ
31 制御装置
Claims (7)
- 冷凍装置を駆動する専用のサブエンジンを備え、該サブエンジンの始動時、事前に電動式燃料ポンプに通電して燃料を供給後、始動動作させるようにしているサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法において、
前記サブエンジンの始動時、該サブエンジン側に燃料が届いているか否かに関する設定条件が満たされているか否かを判定し、該条件が満たされていた場合、前記電動式燃料ポンプへの通電時間を延長し、該延長時間が経過後にスタータに通電して始動動作を開始させ、かかる動作で始動を開始した場合、前記サブエンジンの回転数が通常の始動動作時の第1規定回転数に比べ所定回転数だけ高い第2規定回転数に到達したか否かで前記スタータへの通電停止の可否を判定するとともに、前記スタータへの通電時間を通常の始動動作時に比べ所定時間だけ長くすることを特徴とするサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法。 - 冷凍装置を駆動する専用のサブエンジンを備え、該サブエンジンの始動時、事前に電動式燃料ポンプに通電して燃料を供給後、始動動作させるようにしているサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法において、
前記サブエンジンの始動時、該サブエンジン側に燃料が届いているか否かに関する設定条件が満たされているか否かを判定し、該条件が満たされていた場合、前記電動式燃料ポンプへの通電時間を延長し、該延長時間が経過後に始動動作を開始させ、前記電動式燃料ポンプへの通電時間を延長して前記サブエンジンを始動させた場合、該サブエンジンの回転数が規定の定格回転数に到達後、所定時間だけサブエンジンへの負荷投入を遅延させることを特徴とするサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法。 - 前記条件として、少なくとも(1)前記冷凍装置にバッテリ電源が供給無しから有りにされた場合か否か、(2)前記冷凍装置のメインスイッチがオフからオンにされた場合か否か、(3)前記冷凍装置のサービスドアが開閉された場合か否か、(4)前記サブエンジンが異常停止した場合の再始動時か否か、(5)前記冷凍装置および前記サブエンジンが運転停止から所定期間以上停止後の始動時か否か、(6)外気温度が設定温度以下の場合の始動時か否か、が設定されており、該条件の少なくともいずれか1つが満たされていると判定された場合、前記電動式燃料ポンプへの通電時間が延長されることを特徴とする請求項1または2に記載のサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法。
- 前記設定条件が満たされていると判定された場合、その条件に応じて前記電動式燃料ポンプに対する通電時間の延長を可変制御することを特徴とする請求項3に記載のサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法。
- 前記始動動作が終了時、前記サブエンジンの回転数が規定の定格回転数に到達しない始動失敗状態が所定回数繰り返されたとき、前記冷凍装置を異常停止させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法。
- 冷凍装置を駆動する専用のサブエンジンを備え、該サブエンジンの始動時、事前に電動式燃料ポンプに通電して燃料を供給後、始動動作させるようにしているサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動装置において、
前記サブエンジンの始動時、該サブエンジン側に燃料が届いているか否かに関する設定条件が満たされているか否かを判定し、該条件が満たされていた場合、前記電動式燃料ポンプへの通電時間を延長し、該延長時間が経過後にスタータに通電して始動動作を開始させ、かかる動作で始動を開始した場合、前記サブエンジンの回転数が通常の始動動作時の第1規定回転数に比べ所定回転数だけ高い第2規定回転数に到達したか否かで前記スタータへの通電停止の可否を判定するとともに、前記スタータへの通電時間を通常の始動動作時に比べ所定時間だけ長くする制御装置を備えていることを特徴とするサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動装置。 - 冷凍装置を駆動する専用のサブエンジンを備え、該サブエンジンの始動時、事前に電動式燃料ポンプに通電して燃料を供給後、始動動作させるようにしているサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動装置において、
前記サブエンジンの始動時、該サブエンジン側に燃料が届いているか否かに関する設定条件が満たされているか否かを判定し、該条件が満たされていた場合、前記電動式燃料ポンプへの通電時間を延長し、該延長時間が経過後に始動動作を開始させ、前記電動式燃料ポンプへの通電時間を延長して前記サブエンジンを始動させた場合、該サブエンジンの回転数が規定の定格回転数に到達後、所定時間だけサブエンジンへの負荷投入を遅延させる制御装置を備えていることを特徴とするサブエンジン式冷凍装置のエンジン始動装置。
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