JPH10115273A - 輸送用冷凍装置 - Google Patents

輸送用冷凍装置

Info

Publication number
JPH10115273A
JPH10115273A JP26841796A JP26841796A JPH10115273A JP H10115273 A JPH10115273 A JP H10115273A JP 26841796 A JP26841796 A JP 26841796A JP 26841796 A JP26841796 A JP 26841796A JP H10115273 A JPH10115273 A JP H10115273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
timer
time
starter motor
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP26841796A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Kimata
春雄 木全
Atsushi Matsuura
敦 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP26841796A priority Critical patent/JPH10115273A/ja
Publication of JPH10115273A publication Critical patent/JPH10115273A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、エンジンの再始動に条件を与えて、
燃料供給ソレノイドの吸引コイルの温度上昇を抑えてそ
の焼損を防止する。 【解決手段】エンジン1の運転時のスタータモータ2に
よるエンジン始動の際、1回目の始動に失敗し、2回目
以降の始動までに外温センサ40により検出された外気
温度又は始動失敗判断手段34からの異常処理信号をカ
ウンタ44でカウントした始動回数のいずれか一方又は
両方に関連したタイマ時間をタイマ時間設定手段42に
よりタイマ43にセットし、スタータモータ運転停止手
段31の停止及び運転リレー入切切換手段32の切り状
態をタイマ時間だけ保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトラックに
設置される陸上輸送用冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような陸上輸送用冷凍装置(以下、
冷凍装置と省略する)は、主にトラック等の車両に設置
され、冷凍運転・加熱運転等を行うことによって、トラ
ックに搭載された冷凍冷蔵庫の庫内温度を設定温度に維
持するものである。
【0003】図2はかかる冷凍装置の全体系統図であ
る。エンジン1は、車両を走行させるものであり、商用
電源等によって駆動される3相誘導電動機等のモータか
らなっている。
【0004】このエンジン1には、始動用のスタータモ
ータ2が接続されている。このエンジン1の回転軸は、
遠心クラッチ3を介して冷凍サイクルの圧縮機4に接続
され、この圧縮機4の動力源となっている。
【0005】又、モータ5は、車両の停止時における圧
縮機4の動力源であり、ベルト6を介して遠心クラッチ
3に連結され、さらにこの遠心クラッチ3を介して冷凍
サイクルの圧縮機4に接続されている。
【0006】遠心クラッチ3は、エンジン1が駆動され
ているときにエンジン1の回転数の上昇に伴ってエンジ
ン1と圧縮機4とを連結して圧縮機4を駆動し、かつモ
ータ3が駆動されているときに切断状態となってモータ
3の動力をエンジン1に伝達せずに圧縮機4に伝達する
機能を有している。
【0007】一方、冷凍サイクルの構成を説明すると、
圧縮機4には、三方弁7を介して凝縮器8が接続され、
さらに絞り9、冷凍庫10内の蒸発器11を経て再び圧
縮機4に接続されている。
【0008】このうち三方弁7は、冷却運転と加熱運転
とに切り換えるもので、上記の如く凝縮器8に接続され
るか、又は冷凍庫10内の蒸発器11に切り換え接続す
るものとなっている。
【0009】なお、凝縮器8の周辺には、モータ12に
より駆動するファン13が配置され、凝縮器8に外気を
送風するものとなっている。又、蒸発器11の周辺に
は、各モータ14、15によりそれぞれ駆動する各ファ
ン16、17が配置され、蒸発器11に庫内空気を送風
するものとなっている。
【0010】このような構成であれば、冷却運転時、三
方弁7が切り換わり、冷媒は、図示実線に示すように圧
縮機4から三方弁7、凝縮器8、絞り9、蒸発器11を
経て再び圧縮機4に戻る。
【0011】一方、加熱運転時、三方弁7が切り換わ
り、冷媒は、図示破線に示すように圧縮機4から三方弁
7、蒸発器11を経て再び圧縮機4に戻る。このような
冷凍装置において、エンジン1の駆動に係わる電気回路
は図3に示す通りとなっている。
【0012】バッテリー20には、スタータモータ2が
接続されると共に、このスタータモータ2の入・切を制
御するスタータリレー21、燃料供給ソレノイド22が
接続されている。
【0013】スタータリレー21は、コイル21a及び
その接点21bを有し、このうちコイル21aがリレー
接点23を介してバッテリー20に接続され、接点21
bがスタータモータ2に接続されている。
【0014】又、燃料供給ソレノイド22は、保持コイ
ル22a及び吸引コイル22bを有し、このうち保持コ
イル22aがリレー接点24を介してバッテリー20に
接続され、吸引コイル22bがスタータモータ2に接続
されている。
【0015】一方、バッテリー20を電源とするマイク
ロコンピュータから成る制御装置25が搭載されてい
る。この制御装置25は、エンジンモータ切換スイッチ
26、運転停止スイッチ27及びエンジン回転数検出セ
ンサ28からの各信号を入力してエンジン1を駆動制御
する機能を有している。
【0016】すなわち、エンジン・モータ切換手段29
は、エンジン・モータ切換スイッチ26に対する操作に
よりエンジン1又はモータ5の切換を検出し、その切換
信号を発生する機能を有している。
【0017】運転・停止切換手段30は、運転・停止ス
イッチ27からの運転・停止信号を入力すると共に、庫
内温度設定器の設定温度、庫内温度センサの検出値等を
入力し、スタータモータ運転停止手段31及び運転リレ
ー入切切換手段32に対してそれぞれ運転・停止の切換
信号を送出する機能を有している。
【0018】スタータモータ運転停止手段31は、運転
・停止切換手段30からの運転・停止の切換信号を入力
し、スタータリレー21に接続されたリレー接点23を
開閉する機能を有している。
【0019】運転リレー入切切換手段32は、運転・停
止切換手段30からの運転・停止の切換信号を入力し、
燃料供給ソレノイド22に接続されたリレー接点24を
開閉する機能を有している。
【0020】エンジン回転数検出手段33は、エンジン
回転数検出センサ28からの検出信号を入力してエンジ
ン1の回転数を求め、この回転数を始動失敗判断手段3
4に送る機能を有している。
【0021】この始動失敗判断手段34は、エンジン回
転数検出手段33により求められたエンジン1の回転数
を入力し、この回転数が規定回転数以下であれば、異常
処理手段35に対して異常処理の信号を送出し、これと
同時に異常表示ランプを点灯する機能を有している。
【0022】異常処理手段35は、始動失敗判断手段3
4からの異常処理の信号を入力すると、冷凍装置自体を
異常停止する機能を有している。又、制御装置25は、
図示しないが冷凍庫11の庫内温度を庫内温度設定器の
設定温度に維持するための庫内温度制御手段、運転中の
異常を検出して冷凍装置自体を停止する異常検出手段な
どの各機能を有している。
【0023】このような構成であれば、乗員の操作によ
り運転・停止スイッチ27が運転位置、エンジン・モー
タ切換スイッチ26がモータ位置に切り換わり、冷凍庫
10の庫内の設定温度により運転条件が成立すると、運
転・停止切換手段30は、運転・停止スイッチ27から
の運転・停止信号を入力すると共に、庫内温度設定器の
設定温度、庫内温度センサの検出値等を入力し、スター
タモータ運転停止手段31及び運転リレー入切切換手段
32に対してそれぞれ運転の切換信号を送出する。
【0024】このうちスタータモータ運転停止手段31
は、かかる運転の切換信号を入力すると、スタータリレ
ー21に接続されたリレー接点23を閉にする。これと
共に運転リレー入切切換手段32は、かかる運転の切換
信号を入力すると、燃料供給ソレノイド22に接続され
たリレー接点24を閉にする。
【0025】これにより、スタータリレー21のコイル
21a及び燃料供給ソレノイド22の保持コイル22a
が通電される。このうちスタータリレー21のコイル2
1aの通電によりその接点21aが閉となり、スタータ
モータ2を介して燃料供給ソレノイド22の吸引コイル
22bが通電されて燃料が供給され、これと同時にスタ
ータモータ2が回転し、エンジン1が始動し、冷凍装置
は上記の如く冷却又は加熱の運転状態となる。
【0026】一方、スタータモータ2が運転開始後、一
定時間を経てからエンジン回転数検出手段33によりエ
ンジン回転数検出センサ28からの検出信号を入力し、
エンジン1の回転数を回転数を始動失敗判断手段34に
送り、ここでの判断の結果、エンジン1の回転数が規定
回転数以下であれば、始動失敗判断手段34は、異常処
理手段35に対して異常処理の信号を送出し、これと同
時に異常表示ランプを点灯する。
【0027】そして、異常処理手段35は、始動失敗判
断手段34からの異常処理の信号を入力すると、冷凍装
置自体の運転を異常停止する。ここで、異常に気付いた
乗員等が異常を解除し、運転・停止スイッチ27を運転
位置などにする上記操作を繰り返せば、エンジン1は再
び始動する。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】以上のように冷凍装置
では、エンジン1を始動する場合、スタータリレー21
及び燃料供給ソレノイド22を介してスタータモータ2
を駆動することにより行っているが、最初の始動失敗を
検出した場合、冷凍装置を異常停止するとともに異常表
示を行うものの、ここで乗員等が異常を解除すること
で、エンジン1の再始動は可能となり、それ以降の始動
失敗の都度、燃料供給ソレノイド22の保持コイル22
a及び吸引コイル22bは通電励磁される。
【0029】このため、燃料供給ソレノイド22の吸引
コイル22bにはプランジャの吸引で大電流が流れ、さ
らに通電励磁を繰り返し行った場合、吸引コイル22b
は温度上昇により焼損に至る問題がある。
【0030】なお、外気温度が低い程、エンジン1の始
動失敗が多くなる。そこで本発明は、エンジンの再始動
に条件を与えて、燃料供給ソレノイドの吸引コイルの温
度上昇を抑えてその焼損を防止できる輸送用冷凍装置を
提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、車両
のエンジン又はモータのうち選択された一方の動力源に
よって駆動される冷凍サイクルの圧縮機を備えた輸送用
冷凍装置において、エンジンによる駆動が選択されてス
タータモータでエンジンを始動する際、最初に始動失敗
した後の2回目以降の再始動時に、設定された時間だけ
エンジンの始動を禁止するタイマー手段、を備えた輸送
用冷凍装置である。
【0032】請求項2によれば、請求項1記載の輸送用
冷凍装置において、タイマー手段の設定時間を、外気温
度又は再始動の繰り返し回数に応じて変化させるタイマ
ー時間設定手段を備えた。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、輸送用冷凍装置の
全体系統は、図2に示す構成と同一なので、その詳しい
説明は省略する。又、図3に示すエンジン1の駆動に係
わる電気回路と同一部分には同一符号を付してその詳し
い説明は省略する。
【0034】図1は輸送用冷凍装置におけるエンジン1
の駆動に係わる電気回路である。制御装置25は、エン
ジン・モータ切換手段29、運転・停止切換手段30、
スタータモータ運転停止手段31、運転リレー入切切換
手段32、エンジン回転数検出手段33、始動失敗判断
手段34、異常処理手段35、さらには図示しないが冷
凍庫11の庫内温度を庫内温度設定器の設定温度に維持
するための庫内温度制御手段、運転中の異常を検出して
冷凍装置自体を停止する異常検出手段などの各機能に加
えて、外温センサ40を接続し、かつ外温検出手段4
1、タイマ時間設定手段42、タイマ43及びカウンタ
44の各機能を備えている。
【0035】これら外温検出手段41、タイマ時間設定
手段42、タイマ43及びカウンタ44は、エンジン1
による駆動が選択されてスタータモータ2でエンジン1
を始動する際、最初に始動失敗した後の2回目以降の再
始動時に、設定された時間だけエンジン1の始動を禁止
するタイマー手段としての機能を有するものである。
【0036】このうち外温検出手段41は、外温センサ
40からの温度信号を入力して外気温度を求め、この外
気温度をタイマ時間設定手段42に送る機能を有してい
る。このタイマ時間設定手段42は、外温検出手段41
により求められた外気温度を受け、予め設定された外気
温度とタイマ時間との関係に基づいてタイマ43に時間
をセットする機能を有している。
【0037】ここで、タイマ43にセットする時間は、
燃料供給ソレノイド22の吸引コイル22bに対する繰
り返し通電による温度上昇での焼損が外気温度の高低に
依存することから、外気温度が高いときに短くセット
し、低いときに長くセットするようになっている。
【0038】又、タイマ43にセットする時間は、吸引
コイル22bの焼損が再始動の繰り返し回数にも依存す
るので、この再始動の繰り返し回数の増加に伴って変化
させていくものとなっている。
【0039】上記タイマ43は、始動失敗判断手段34
からの異常処理の信号を受けてからタイマ動作し、タイ
マ時間設定手段42によりセットされた時間が経過する
まで、スタータモータ運転停止手段31及び運転リレー
入切切換手段32をそれぞれ停止/切りの状態に保持す
る機能を有している。
【0040】カウンタ44は、始動失敗判断手段34か
らの異常処理の信号を受け毎にカウントアップして、始
動失敗の回数をカウントしてそのカウント値をタイマ時
間設定手段42に送る機能を有している。
【0041】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。乗員の操作により運転・停止スイッチ2
7が運転位置、エンジン・モータ切換スイッチ26がモ
ータ位置に切り換わり、冷凍庫10の庫内の設定温度に
より運転条件が成立すると、運転・停止切換手段30
は、運転・停止スイッチ27からの運転・停止信号を入
力すると共に、庫内温度設定器の設定温度、庫内温度セ
ンサの検出値等を入力し、スタータモータ運転停止手段
31及び運転リレー入切切換手段32に対してそれぞれ
運転の切換信号を送出する。
【0042】このうちスタータモータ運転停止手段31
は、かかる運転の切換信号を入力すると、スタータリレ
ー21に接続されたリレー接点23を閉にする。これと
共に運転リレー入切切換手段32は、かかる運転の切換
信号を入力すると、燃料供給ソレノイド22に接続され
たリレー接点24を閉にする。
【0043】これにより、スタータリレー21のコイル
21a及び燃料供給ソレノイド22の保持コイル22a
が通電される。このうちスタータリレー21のコイル2
1aの通電によりその接点21aが閉となり、スタータ
モータ2を介して燃料供給ソレノイド22の吸引コイル
22bが通電されて燃料が供給され、これと同時にスタ
ータモータ2が回転し、エンジン1が始動し、冷凍装置
は運転状態となる。
【0044】すなわち、冷却運転時には、三方弁7が切
り換わり、冷媒は、図示実線に示すように圧縮機4から
三方弁7、凝縮器8、絞り9、蒸発器11を経て再び圧
縮機4に戻る。
【0045】又、加熱運転時には、三方弁7が切り換わ
り、冷媒は、図示破線に示すように圧縮機4から三方弁
7、蒸発器11を経て再び圧縮機4に戻る。一方、スタ
ータモータ2が運転開始後、一定時間を経てからエンジ
ン回転数検出手段33によりエンジン回転数検出センサ
28からの検出信号を入力し、エンジン1の回転数を回
転数を始動失敗判断手段34に送り、ここでの判断の結
果、エンジン1の回転数が規定回転数以下であれば、始
動失敗判断手段34は、異常処理手段35に対して異常
処理の信号を送出し、これと同時に異常表示ランプを点
灯する。
【0046】そして、異常処理手段35は、始動失敗判
断手段34からの異常処理の信号を入力すると、冷凍装
置自体の運転を異常停止する。これにより、各リレー接
点23、24は、それぞれ開となる。
【0047】これと同時に、外温センサ40は外温検出
してその温度信号を出力しており、外温検出手段41
は、この外温センサ40からの温度信号を入力して外気
温度を求め、この外気温度をタイマ時間設定手段42に
送る。
【0048】このタイマ時間設定手段42は、外気温度
を受けると、予め設定された外気温度とタイマ時間との
関係に基づいてタイマ43に時間をセットする。なお、
このタイマ43にセットされる時間は、上記の如く外気
温度が高いときに短くセットし、低いときに長くセット
し、かつ再始動の繰り返し回数の増加に伴って変化する
ものとなっている。
【0049】このようにタイマ43に時間がセットされ
ると、このタイマ43は、始動失敗判断手段34からの
異常処理の信号を受けてからタイマ動作し、セット時間
が経過するまで、スタータモータ運転停止手段31を停
止の状態に保持すると共に運転リレー入切切換手段32
を切りの状態に保持する。
【0050】従って、乗員等が異常停止に気付き、異常
を解除して、運転・停止スイッチ27を運転位置にする
などの上記操作により再運転、再起動を行おうとして
も、上記り如くセット時間が経過するまで、スタータモ
ータ運転停止手段31の停止及び運転リレー入切切換手
段32の切り状態は保持される。
【0051】このようにスタータモータ運転停止手段3
1の停止及び運転リレー入切切換手段32の切り状態が
保持されれば、燃料供給ソレノイド22の吸引コイル2
2bへの通電はセット時間が経過するまで行われず、吸
引コイル22bが温度上昇して焼損に至ることは避けら
れる。
【0052】なお、タイマー43のセッド時間が経過す
れば、乗員等による運転・停止スイッチ27を運転位置
にするなどの操作により再運転、再起動が可能となる。
このように上記一実施の形態においては、エンジン1の
運転時のスタータモータ2によるエンジン始動の際、1
回目の始動に失敗し、2回目以降の始動までに外気温度
又は始動回数のいずれか一方又は両方に関連したタイマ
時間をタイマ43にセットして、スタータモータ運転停
止手段31の停止及び運転リレー入切切換手段32の切
り状態を保持するようにしたので、セット時間が経過す
るまで、燃料供給ソレノイド22の吸引コイル22bへ
通電されずにエンジン1の再始動ができず、吸引コイル
22bの冷却が可能となり、吸引コイル22bが温度上
昇して焼損に至ることは避けられる。なお、本発明は、
上記一実施の形態に限定されるものでなく、例えばトラ
ックに限らず各種の車両に設置される冷凍装置に適用で
きることは言うでもない。
【0053】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、エ
ンジンの再始動に条件を与えて、燃料供給ソレノイドの
吸引コイルの温度上昇を抑えてその焼損を防止できる輸
送用冷凍装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる輸送用冷凍装置の一実施の形態
を示す構成図。
【図2】輸送用冷凍装置の全体系統図。
【図3】従来の冷凍装置におけるエンジンの駆動に係わ
る電気回路図。
【符号の説明】
1…エンジン、 2…スタータモータ、 4…圧縮機、 5…モータ、 21…スタータリレー、 22…燃料供給ソレノイド、 23,24…リレー接点, 25…制御装置、 29…エンジン・モータ切換手段、 30…運転・停止切換手段、 31…スタータモータ運転停止手段、 32…運転リレー入切切換手段、 33…エンジン回転数検出手段、 34…始動失敗判断手段、 35…異常処理手段、 40…外温センサ、 41…外温検出手段、 42…タイマ時間設定手段、 43…タイマ、 44…カウンタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジン又はモータのうち選択さ
    れた一方の動力源によって駆動される冷凍サイクルの圧
    縮機を備えた輸送用冷凍装置において、 前記エンジンによる駆動が選択されてスタータモータで
    前記エンジンを始動する際、最初に始動失敗した後の2
    回目以降の再始動時に、設定された時間だけ前記エンジ
    ンの始動を禁止するタイマー手段、を備えたことを特徴
    とする輸送用冷凍装置。
  2. 【請求項2】 前記タイマー手段の設定時間を、外気温
    度又は再始動の繰り返し回数に応じて変化させるタイマ
    ー時間設定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の輸送用冷凍装置。
JP26841796A 1996-10-09 1996-10-09 輸送用冷凍装置 Withdrawn JPH10115273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26841796A JPH10115273A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 輸送用冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26841796A JPH10115273A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 輸送用冷凍装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10115273A true JPH10115273A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17458204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26841796A Withdrawn JPH10115273A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 輸送用冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10115273A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006105083A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Nissan Motor Co Ltd エンジンの始動装置
JP2011089426A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd サブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006105083A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Nissan Motor Co Ltd エンジンの始動装置
JP2011089426A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd サブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2962873A (en) Refrigeration system
JPS61261618A (ja) ラジエ−タ冷却フアン制御装置
JP2000121202A (ja) 冷凍・冷蔵車
JPH10236151A (ja) 車両用コンプレッサの制御装置
JPH10115273A (ja) 輸送用冷凍装置
JP2002127740A (ja) 冷凍・冷蔵車
JP2002228295A (ja) ガスヒートポンプ式空気調和装置
JP2002127809A (ja) 冷凍・冷蔵車
JPH0755267A (ja) 空気調和機
JP5455548B2 (ja) サブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法および装置
JPH10197123A (ja) 輸送用冷凍装置
JPH06119068A (ja) 冷凍ユニットにおける温度センサの診断装置
JPH10115479A (ja) 輸送用冷凍装置
JP2546602Y2 (ja) 自動車用空調装置の制御装置
JPS6231649B2 (ja)
JP2017100649A (ja) 車両用空調装置
JPH0545010A (ja) 陸上輸送用冷凍装置
JP2542695Y2 (ja) 水冷却装置
JP2610855B2 (ja) 内燃機関の起動装置
JPH0539968A (ja) 輸送用冷凍装置
JPS6124402Y2 (ja)
JPS5923044A (ja) ガスエンジン使用空気調和装置
JP2002155839A (ja) エンジン運転方法及び装置並びに冷凍装置
JPH05141837A (ja) 冷蔵庫
JP2017198273A (ja) ロック検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106