JP2542695Y2 - 水冷却装置 - Google Patents

水冷却装置

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JP2542695Y2
JP2542695Y2 JP9141091U JP9141091U JP2542695Y2 JP 2542695 Y2 JP2542695 Y2 JP 2542695Y2 JP 9141091 U JP9141091 U JP 9141091U JP 9141091 U JP9141091 U JP 9141091U JP 2542695 Y2 JP2542695 Y2 JP 2542695Y2
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water
refrigerator
water pump
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motor
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JP9141091U
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JPH0536276U (ja
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寿 光藤
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東洋サーモコントロール株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、冷凍機で冷却した海
水又は清水(この明細書では水と総称する)を循環させ
て、自動車、船、工場等に設けた冷蔵庫内を冷却する水
冷却装置に利用できる考案である。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫の壁面、天井、床等に蛇行水管又
は熱交換器を設け、れこに冷凍機で冷却した冷水を循環
させて庫内を冷却する型の冷蔵庫が使用されている。
【0003】これに使用する冷凍機は、通常の冷凍機と
同様のもので、その構成の1例を略示すると図3のよう
になる。図3において、1はモータ2で駆動されるコン
プレッサ、3はコンプレッサ1で圧縮された冷媒を液化
させるコンデンサ、4はモータ5で駆動される通風ファ
ン、6はコイル6aにおいて冷媒を気化させ、コイル6
bに流通させた水を冷却するエバポレータ、7は冷媒
管、8はモータ9で駆動される通風ファン、10はモー
タ11で駆動されてコイル6bを経て水管12に水を流
す水ポンプ、13は電源14と冷凍機との間に設けたス
イッチである。24は冷蔵庫、25は電路を示す。この
構成は、通常使用されている冷凍機と同様である。
【0004】コイル6bを通り冷却された水は、水管1
2を通って冷蔵庫24へ送られ、蛇行水管又は熱交換器
により庫内を冷却する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】コンプレッサ1、コン
デンサ3、エバポレータ6等で構成される冷凍機は、冷
蔵庫内の温度が所定値より下ると運転を停止し、庫内温
度が上ると再び運転を開始する。
【0006】ところが図3のようなエバポレータ6で水
を冷却する構成では、スイッチ13を開いてモータ2へ
の通電を断ち、コンプレッサ1の駆動を止めて冷凍機を
停止させると、同時にモータ11への通電も止り、水ポ
ンプ10が停止してしまうので、水がコイル6b、水管
12内で停滞し凍結するという現象が起きる。
【0007】このような凍結を生じると、次に冷凍機を
起動しても水の循環が起らず、冷蔵庫内を冷却すること
ができなくなる。
【0008】コンプレッサを専用エンジンで駆動する冷
凍機を持つ水冷却冷蔵庫では、水を循環させるポンプを
もこのエンジンで駆動するようにしており、庫内の温度
変化に伴なってエンジンを間欠的に運転しているが、エ
ンジンを停止すると、同様に水が凍結する不都合を生じ
る。
【0009】
【課題を解決する為の手段】この考案は、モータ又はエ
ンジンを停止して冷凍機を休止させた後も、水が凍結す
る心配がなくなるまでの小時間、水ポンプの運転を継続
させる遅延装置を付設することにより上記の課題を解決
したものである。
【0010】
【作用】冷凍機による冷却作用を停止しても、遅延装置
のため水ポンプ駆動は小時間継続されるからコイル6b
を通る水の流れは止まらない。従ってコイル内で水が凍
結することはない。このように冷却作用を止めている
と、コイル6b、水管12に停滞している水の温度は次
第に上昇し、水流が止っても凍結のおそれがなくなるか
ら、遅延装置はそれまでの間水ポンプを運転させればよ
い。この時間は、通常、3分程度で済む。
【0011】
【実施例】図1は、モータでコンプレッサを駆動する場
合の第一実施例を示し、図3と同等部分は同符号を以て
示すと共に説明を省略して、異なる部分について次に説
明する。
【0012】スイッチ13は、冷凍機を運転するときに
閉じる端子13aの外に、端子13aを開いて冷凍機の
運転を止めるときに閉じられる端子13bを設けた切換
スイッチとする。
【0013】スイッチ13を端子13a側に閉じると、
電源14は、コンプレッサ1を駆動するモータ2、ファ
ン4、8を駆動するモータ5、9及び水ポンプ10を駆
動するモータ11に通じ、冷凍機を作動させる。同時に
水ポンプ10も駆動されてエバポレータ6のコイル6b
を通って冷却された水を水管12に流通させ、冷蔵庫2
4内を冷却する。
【0014】スイッチ13を端子13b側に閉じると、
モータ2、5、9への通電が断たれ、遅延装置であるオ
フタイマ15を通って水ポンプのモータ11のみに通電
される。オフタイマ15はコイル6b、水管12内で水
が凍結しなくなるまでの時間(3分程度)がたつと電路
を遮断するので、水ポンプ10も停止する。
【0015】冷蔵庫内の温度が上昇し、水の冷却を再開
するときは、スイッチ13を端子13a側に閉じれば、
コンプレッサ、ファン4、8、水ポンプ10が駆動さ
れ、水の冷却が開始される。このようなスイッチ13の
切換えは、冷蔵庫内の温度を検知するサーモスタット
(図示せず)により行なうから、自動的に庫内冷却を断
続して庫内を定温に保つことができる。
【0016】図2は、専用エンジンにより冷凍機を作動
させる第二実施例を示す。エンジン16は、出力軸に取
付けたプレー17、18によりベルト19を介してコン
プレッサ1を駆動し、ベルト20を介して水ポンプ10
を駆動する。
【0017】スイッチ13は、端子13a側に閉じる
と、保持回路21を経て、ファン4を駆動するモータ
5、ファン8を駆動するモータ9、エンジン16を運転
するための電気系、コンプレッサ1を短絡する短絡管2
2に設けた電磁弁23に通電する。電磁弁23は通電に
より閉じられ、通電停止により開くものとする。オフタ
イマ15は、スイッチ13が端子13b側に閉じられた
とき、端子13bと保持回路21との間に接続される。
保持回路21は、スイッチ13が押ボタン式のように端
子13a、13bとの接触が短時間のみ行なわれる場合
に使用する。端子との接触が継続的なものでは省略でき
る。
【0018】スイッチ13を端子13a側に閉じると、
エンジン16が起動し、コンプレッサ1、コンデンサ
3、エバポレータ6等より成る冷凍機が作動し、水ポン
プ10が駆動されて水管12を通る水が冷却される。
【0019】スイッチ13を端子13b側に閉じると、
オフタイマ15のためエンジン16、冷凍機及び水ポン
プ10の運転は継続する。但し電磁弁23への通電は断
たれるので、電磁弁23は開き、コンプレッサ1は吸入
口、吐出口が通じるので冷媒圧縮が行なわれず、従って
冷凍作用は行なわれない。このようにエンジンにより冷
凍機は運転され続けるが冷凍作用は行なわれず、水の循
環は続いて行なわれるので、水が凍結することはない。
【0020】所定時間が経過すると、オフタイマ15が
保持回路21への通電を止めるのでエンジン16が停止
し、水ポンプ10も停止するが、この時は水温が上って
いるので水が凍結することはない。冷蔵庫内温度が高ま
り、サーモスタットによりスイッチ13が端子13a側
に閉じられると、付設の始動装置によりエンジンが始動
し、電磁弁23が短絡管22を遮断して冷凍作用が再開
され、水ポンプ10も運転されて冷蔵庫の水冷却が再開
される。
【0021】以上は遅延装置としてオフタイマ15を使
って、冷凍作用停止後の小時間、水ポンプの運転を継続
するものであるが、水管12を流れる水の温度を検出し
てサーモスタットにより水ポンプの運転を制御するよう
にしてもよい。即ち、オフタイマの代りに遅延装置とし
てサーモスタット(図示せず)を使用するもので、水管
12を流れる水の温度を検出して、凍結のおそれのある
低温時には水ポンプ10の運転を継続させ、凍結のおそ
れがないまで水温が上ったならば、水ポンプを停止させ
るものである。
【0022】
【考案の効果】冷蔵庫24内の温度が十分低くなって、
冷却作用を一時停止する場合に、水ポンプ10の運転を
小時間継続するから、エバポレータのコイル6b、水管
12の中で水が凍結することがなく、冷凍機運転を再開
した場合も水の循環を円滑に行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水冷却装置の第一実施例を示す略図。
【図2】本考案の水冷却装置の第二実施例を示す略図。
【図3】従来の水冷却装置を示す略図。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2 モータ 3 コンデンサ 4 通風ファン 5 モータ 6 エバポレータ 6a コイル 6b コイル 7 冷媒管 8 通風ファン 9 モータ 10 水ポンプ 11 モータ 12 水管 13 スイッチ 13a 端子 13b 端子 14 電源 15 オフタイマ 16 エンジン 17 プレー 18 プレー 19 ベルト 20 ベルト 21 保持回路 22 短絡管 23 電磁弁 24 冷蔵庫 25 電路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍機で冷却した水を、水ポンプを運転
    して循環させ、冷蔵庫内を冷却する水冷却装置におい
    て、冷凍機の作動を停止した後に、水ポンプの運転を水
    が凍結しなくなるまでの小時間継続させる遅延装置を付
    設したことを特徴とする水冷却装置。
JP9141091U 1991-10-14 1991-10-14 水冷却装置 Expired - Lifetime JP2542695Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9141091U JP2542695Y2 (ja) 1991-10-14 1991-10-14 水冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9141091U JP2542695Y2 (ja) 1991-10-14 1991-10-14 水冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0536276U JPH0536276U (ja) 1993-05-18
JP2542695Y2 true JP2542695Y2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=14025611

Family Applications (1)

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JP9141091U Expired - Lifetime JP2542695Y2 (ja) 1991-10-14 1991-10-14 水冷却装置

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