JP2006291963A - エンジンおよびその作動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】約0℃より低い周囲温度の環境において車両の内燃エンジンを作動させる。
【解決手段】約0℃より低い周囲温度の環境において、車両の内燃エンジンを作動させる方法。上記エンジンは、バッテリと、ピストンを支持するエンジン本体とを含み得る。該方法は、第1加熱動作を開始して上記エンジンに進入する空気を暖める作用段階と、上記エンジン本体内で燃料に点火して、該エンジンを暖機し、且つ、上記エンジン本体に対する上記ピストンの限定移動を引き起こす作用段階と、上記バッテリから電力を吸引して該バッテリにおいて熱を生成する作用段階と、第2加熱動作を開始して上記エンジン内の上記空気を暖める前に所定期間に亙り上記バッテリを通して熱を分布させる作用段階と、上記バッテリを通して上記熱が分布された後で上記内燃エンジンを始動させ、上記エンジン本体を通して上記ピストンを連続的に往復動させる作用段階とを含み得る。
【選択図】図3

Description

本出願は、先に2005年4月13日に出願された同時係属の米国仮特許出願第60/670,903号の特典を主張するが、その全ての内容は言及したことにより本明細書中に援用される。
本発明は、内燃エンジンに関し、より詳細には、内燃エンジンおよび寒冷環境において内燃エンジンを始動させる方法に関する。
なし
本発明の一定の実施例は、約0℃より低い周囲温度の環境において、車両の内燃エンジンを作動させる方法を提供する。上記エンジンは、バッテリと、ピストンを支持するエンジン本体とを含み得る。該方法は、第1加熱動作を開始して上記エンジンに進入する空気を暖める作用段階と、上記エンジン本体内で燃料に点火して、該エンジンを暖機し、且つ、上記エンジン本体に対する上記ピストンの限定移動を引き起こす作用段階とを含み得る。上記方法はまた、上記バッテリから電力を吸引して該バッテリにおいて熱を生成する作用段階と、第2加熱動作を開始して上記エンジン内の上記空気を暖める前に所定期間に亙り上記バッテリを通して熱を分布させる作用段階とを含み得る。上記方法はまた、上記バッテリを通して上記熱が分布された後で上記内燃エンジンを始動させ、上記エンジン本体を通して上記ピストンを連続的に往復動させる作用段階とを含み得る。
本発明はまた、車両の内燃エンジンも提供する。該内燃エンジンは、空気取入口を有するエンジン本体と、上記エンジン本体から離間した周囲温度を記録するセンサと、上記空気取入口の近傍に位置されて上記エンジン本体に進入する空気を加熱するヒータとを含み得る。上記内燃エンジンはまた、上記エンジン本体を通る往復移動のために該エンジン本体内に支持されたピストンと、上記ヒータに対して電気的に接続されて該ヒータに電力を供給するバッテリと、上記ヒータを起動して上記エンジンに進入する空気を暖めるべく、上記本体に対する上記ピストンの連続的移動を引き起こさずに上記エンジン本体内で燃料の燃焼を開始して上記エンジンを暖機すべく、且つ、上記エンジンを始動させる前に上記バッテリから電力を吸引すべく作用可能なコントローラとを含み得る。上記コントローラは、上記エンジンの始動を所定時間に亙り遅延させることで、上記エンジン本体を通して上記ピストンを連続的に往復動させる前に上記バッテリを通して熱が分布されることを許容すべく作用可能であり得る。
これに加え、本発明の一定の実施例は、約0℃より低い周囲温度の環境において車両の内燃エンジンを作動させる方法を提供する。上記エンジンは、バッテリとピストンを支持するエンジンとを含み得る。上記方法は、加熱要素を起動して上記エンジン本体を暖機する作用段階と、上記エンジンをクランク回転して、該エンジンを暖機すると共に、上記エンジン本体に対する上記ピストンの限定移動を引き起こす作用段階と、上記バッテリから電力を吸引して該バッテリにおいて熱を生成する作用段階と、上記内燃エンジンを始動させ且つ上記本体を通して上記ピストンを連続的に往復動させる前に、所定期間に亙り上記バッテリを通して上記熱を分布させる作用段階とを含み得る。
本発明によれば、約0℃より低い周囲温度の環境において車両の内燃エンジンが好適に作動され得る。
本発明の他の見地は、詳細な説明および添付図面を考慮すれば明らかとなろう。
本発明の一切の実施例が詳細に説明される前に、本発明はその適用性において、以下の記述中に示された又は添付図面に示された構成要素の構成および配置の詳細に限定されないことを理解すべきである。本発明は他の実施例が可能であると共に、種々の様式で実用化または実施され得る。また本明細書中で使用される表現および語句は記述を目的としており、限定的と解釈されてはならないことも理解されるべきである。本明細書中における“含む”、“から成る”または“有する”という語句およびそれらの変化形が使用されたときには、その後に列挙される項目およびその均等物ならびに付加的な項目を包含することが意味される。また、別様に特定または限定されなければ、“取付けられた”、“接続された”、“支持された”および“連結された”という語句およびその変化形は広範囲に使用されると共に、直接的および間接的な取付け、接続、支持および連結の両方を包含する。更に、“接続された”および“連結された”という語句は、物理的または機械的な接続または連結に限定されるものでない。
同様に、当業者であれば、図面中に示されたシステムは、システムおよび該システムを作動させる方法の模範例および/または図解表現であることも明らかであろう。銘記される如く、本明細書中に記述されるモジュールおよび論理構造の多くは、マイクロプロセッサもしくは同様のデバイスにより実行されるソフトウェアにおいて実現され得るか、または、たとえば特定用途集積回路(“ASIC”)などの種々の構成要素を用いるハードウェアにおいて実現され得る。“プロセッサ”という語句は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの両方を包含もしくは参照し得る。更に本明細書を通して、大文字化された用語が使用される。斯かる用語は、慣行に従うべく且つプログラム例および図面に対する記述内容の相関を助力すべく使用される。但し単なる大文字使用により何らかの特殊な意味が示唆されることは無くまたは推察されるべきでない。故に各請求項は、特定の例もしくは用語に対し、或いは、任意の特定のハードウェアもしくはソフトウェアの実施またはソフトウェアもしくはハードウェアの組み合わせに対して限定されるべきでない。
図1は、本発明の一定の実施例に係る内燃エンジン8および温度制御システム10を含む車両18を示している。図1の図示実施例において車両18は、積載空間16を有するトレーラ14を牽引する牽引車である。他の実施例においては、(たとえばトラック、バス、バンなどの)他の車両も付加的にもしくは代替的に使用され得る。
本明細書中で使用される如く“積載空間”という語句は、食品、飲料、植物、花および他の生鮮物の保存と、工業生産物の積送に対する所望の雰囲気の保持とに対する搬送および静止的用途などの、温度および/または湿度制御されるべき一切の空間を包含する。同様に本明細書中で使用される如く“冷媒”という語句は、たとえばクロロフルオロカーボン(CFC)、炭化水素、起寒剤(たとえばCOおよびN)などの任意の習用の冷蔵流体を包含する。これに加え、本明細書中で使用される如く“冷媒”という語句は、加熱および除霜目的で一般的に使用される流体を指す。
温度制御システム10は積載空間16の温度を、所定の設定点温度の近傍の所望温度範囲へと制御する。より詳細には温度制御システム10は積載空間16の温度を、上記設定点温度の上下の範囲内(たとえば±5°F)に維持する。図2に示された如く温度制御システム10は、駆動ユニット24により駆動される冷媒圧縮機22を有する閉鎖冷媒回路もしくは流路20を含む。図2の図示実施例において駆動ユニット24は、内燃エンジン26および予備電気モータ28を含む。エンジン26およびモータ28は、両者ともに利用されるときに、モータ28が作動している間はエンジン26を係合解除するクラッチもしくは継手30により圧縮機22に対して接続される。
図2の図示実施例の如き一定の実施例において、温度制御システム10は専用エンジン26を含み得る。他の実施例においては車両エンジン8が付加的にもしくは代替的に、温度制御システム10に対しまたは温度制御システム10の各要素に対して動力を供給し得る。
圧縮機22は、吐出バルブ34および吐出ライン36により三方弁38に対して接続される。三方弁38の上流において吐出ライン36に沿い吐出圧力変換器40が配置されることで、圧縮された冷媒の吐出圧力が測定される。三方弁38は第1吐出ポート42および第2吐出ポート44を含む。
温度制御システム10が冷却モードで動作されるときに三方弁38は、冷媒を圧縮機22から第1吐出ポート42を介し且つ(矢印48により表される)第1回路もしくは流路に沿って導向する。温度制御システム10が加熱モードおよび除霜モードで動作されるときに三方弁28は、冷媒を第2吐出ポート44を介し且つ(矢印50により表される)第2回路または流路に沿い導向させるべく調節される。
第1流路48は圧縮機22から、三方弁38の第1吐出ポート42、凝縮器コイル52、凝縮器用一方向逆止弁CV1、受液器56、液体ライン58、冷媒乾燥器60、熱交換器62、膨張弁64、冷媒分配器66、蒸発器コイル68、電子絞り弁70、吸引圧力変換器72、上記熱交換器62を通る第2経路74、アキュムレータ76、吸引ライン78を通り、且つ、吸引ポート80を通り圧縮機22へと戻るべく延在する。膨張弁64は熱球82および等化器ライン84により制御される。
第2流路50は、凝縮器コイル52および膨張弁64を含む冷蔵回路51の区画をバイパスし得ると共に、圧縮機22の高温気体出力を高温気体ライン88および除霜パン・ヒータ90を介して冷媒分配器66へと接続し得る。第2流路50は冷媒分配器66から、蒸発器コイル68、絞り弁70、吸引圧力変換器72、熱交換器62を通る第2経路74、および、アキュムレータ76を通り、吸引ライン78および吸引ポート80を介して圧縮機22へと戻るべく連続する。
上記冷却モードにおける動作の間において高温気体ライン88内へと高温気体を注入すべく、高温気体バイパス弁92が配設される。上記加熱モードおよび除霜モードにおける動作の間において、高温気体ライン88はバイパスもしくは加圧ライン96により逆止弁94を介して受液器56に対して接続されることで、受液器56からの冷媒を第2流路50へと付勢する。
三方弁38はライン100により、常閉のパイロット弁102を介して圧縮機22の低圧側に接続される。弁102が閉成されたとき、三方弁38は付勢(たとえばスプリング付勢)されて該三方弁38の第1吐出ポート42が選択される。凝縮器コイル52が除霜を必要としたとき及び加熱が必要とされたとき、弁92が励起されると共に圧縮機22の低圧側は三方弁38を動作させることで第2吐出ポート44を選択して、HEATINGモードおよび/または除霜モードにおける動作を開始する。
凝縮器ファンもしくはブロワ104は、凝縮器コイル52を介して(矢印106により表される)周囲空気を導向する。凝縮器ファン104との接触により加熱された(矢印108により表される)戻り空気は、大気へと放出される。蒸発器ファン110は(矢印112により表される)積載空間の空気を、隔壁もしくは壁部116における取入口114を介し且つ管路118を通して上方へと吸引する。取入口114に進入する空気の温度は戻り空気温度センサ120により測定される。
(矢印122により表される)吐出空気は、吐出口124を介して積載空間14へと戻される。吐出口124の近傍には吐出空気温度センサ126が位置され、吐出空気温度を測定する。除霜モードの間においてダンパ128は(図2に示された)開成位置から(不図示の)閉成位置へと移動され、積載空間14に対する吐出空気経路を閉じる。
温度制御システム10は、(たとえばマイクロプロセッサなどの)コントローラ130も含む。コントローラ130は、戻り空気温度センサ124および吐出空気温度センサ126を含む各センサからのデータを受信する。更に、温度データと、プログラムされたパラメータとが与えられたならコントローラ130は、各センサにより収集されたデータと設定点温度とを比較することにより、冷却、加熱または除霜が必要か否かを決定する。
図3は、エンジン8と共に使用され、一定の実施例においては温度制御システム10と共に使用されるエンジン制御システム300を示している。図3の図示実施例の内燃エンジン8は、ディーゼルエンジンである。他の実施例においては、ガソリン・エンジン、ロータリ・エンジンなどの他のエンジンが付加的にもしくは代替的に使用され得る。
図3に示された如く内燃エンジン8は、エンジン本体308およびバッテリ312を含み得る。エンジン本体308はまた、ピストン320を支持するシリンダ316も含み得る。シリンダ316の各々は、速度センサ324と、周囲空気をエンジン本体308内へと吸引する空気吸入弁328とを含み得る。エンジン本体308の近傍もしくは該本体上には、ヒータ332および温度センサ336が取付けられ得る。図3の図示実施例において上記ヒータは、800ワットの電気式空気ヒータである。他の実施例においては、気体式、化学式および太陽熱発電式のヒータなどの他の習用のヒータが付加的にもしくは代替的に使用され得る。
エンジン8はまた、シリンダ316に対して燃料を供給する燃料タンク340と、コントローラ344とを含み得る。図3の図示実施例においてコントローラ344は、コンピュータ可読媒体348、クランク回転モジュール352および予熱モジュール356を含む。コントローラ344は、汎用マイクロコントローラ、汎用マイクロプロセッサ、専用マイクロプロセッサもしくはコントローラ、信号プロセッサ、特定用途集積回路(“ASIC”)などとされ得る。一定の実施例において、記述された温度制御システム10およびその機能もしくはモジュールは、ファームウェア、ソフトウェア、ハードウェアなどの組み合わせにおいて実現される。より詳細には、図3に示された如くコントローラ344は、ハードウェアにおいて実現されたかの如く図示された(以下で論じられる)他のモジュールおよび構成要素と接続される。但しこれらのモジュールの機能性はソフトウェアにおいて実現され得ると共に、そのソフトウェアはたとえば、コンピュータ可読媒体348に記憶されてコントローラ344により実行され得る。これに加え、コンピュータ可読媒体348はコントローラ344に内蔵されたメモリとして示されるが、コンピュータ可読媒体348は外部メモリともされ得る。エンジン制御システム300はまた、水ポンプ、オイル・ポンプ、交流発電機、排気システム、点火コイル、配電器なども含み得る。エンジン制御システム300の動作は以下に詳述される。更にエンジン制御システム300は、ユーザと、該エンジン制御システム300の各構成要素および各モジュールとの間をインタフェースするヒューマン・マシン・インタフェース(“HMI”)360も含み得る。一定の実施例においてHMI360は、キー・パッド、ディスプレイなどを含む。
図4乃至図9は、本発明のエンジン8およびエンジン制御システム300の作動方法396を示している。方法39の少なくとも一部は、ソフトウェア、ファームウェアおよびハードウェアにより又はそれらを用いて実施され得る。
図4は、方法396の有効化サブ・プロセス400を示している。ブロック401において、エンジン制御システム300は起動もしくは給電される。ブロック404においてエンジン制御システム300はバッテリ312の充電量を検知することで、該バッテリ312の充電量が必要な電力充電量Cより低いか否かを決定する。もし有効化サブ・プロセス400が、バッテリ312の充電量が必要電力充電量Cより低いと決定した(ブロック404における“Yes”)なら、ブロック408にて警報が設定される。
もし有効化サブ・プロセス400が、バッテリ312の充電量は必要電力充電量より高いと決定した(ブロック404における“No”)なら、有効化サブ・プロセス400はブロック412にて、HMI360がエンジン8の始動を許容したか否かを決定すべく進展する。もし有効化サブ・プロセス400がブロック412にて、HMI360はエンジン8の始動を許容していないと決定した(ブロック412における“No”)なら、有効化サブ・プロセス400は、HMI360がエンジン8の始動を許容するまで待機するループに入る(すなわち有効化サブ・プロセス400は、操作者からの権限付与を受けるまで、更なる動作を回避すべくプログラムされ得る)。
有効化サブ・プロセス400がブロック408にて警報を設定した後、該有効化サブ・プロセス400はブロック416にて、エンジン制御システム300が巡航前モードに入るべく設定されるか否かを決定する。もし有効化サブ・プロセス400がブロック416にて、エンジン制御システム300は巡航前モードに設定される(ブロック416における“Yes”)と決定したなら、ブロック420にては巡航前モードに対応する警報が設定され、且つ、有効化サブ・プロセス400またはエンジン始動プロセス396はブロック424にて終了する。但し有効化サブ・プロセス400がブロック416にて、エンジン制御システム300は巡航前モードに設定されてはいないと決定した(ブロック416における“No”)なら、有効化サブ・プロセス400はブロック428にて、エンジン停止に対応する警報が設定されたか否かを決定する。有効化サブ・プロセス400がブロック428にて、エンジン停止に対応する警報が設定されていないと決定した(ブロック428における“No”)なら、有効化サブ・プロセス400がブロック424に進展する前に上記警報はブロック424にて設定される。
ブロック412を再び参照すると、もし有効化サブ・プロセス400が、HMI360はエンジン8の始動を該ブロック412にて許容したことを決定した(ブロック412における“Yes”)なら、有効化サブ・プロセス400はブロック436にてバッテリ低下カウンタをインクリメントする。次に有効化サブ・プロセス400はブロック440にて、温度制御システム10が電子絞り弁(“ETV”)を備えるか否かを決定する。
もし有効化サブ・プロセス400が、温度制御システム10はETVを備えると決定した(ブロック440における“Yes”)なら、該有効化サブ・プロセス400はブロック444にて、温度制御システム10に対して計画された任意のETV試験プロセスを開始する。但し、有効化サブ・プロセス400が、温度制御システム10はETVを備えていないと決定した(ブロック440における“No”)なら、または代替的に、ブロック444にて温度制御システム10に対して計画された上記ETV試験プロセスを有効化サブ・プロセス400が終了したとき、該有効化サブ・プロセス400はブロック448にて、温度制御システム10が巡航前モードに設定されているか否かを決定すべく進展する。
もし有効化サブ・プロセス400が、エンジン制御システム300は巡航前モードに入るべく設定されていないと決定した(ブロック448における“No”)なら、該有効化サブ・プロセス400はブロック452にて、エンジン停止に対する警報が設定されるか否かを決定する。但し有効化サブ・プロセス400が、エンジン制御システム300は巡航前モードに入るべく設定されることを決定した(ブロック448における“Yes”)なら、または代替的に有効化サブ・プロセス400が、エンジン停止に対応する警報が設定されることを決定した(ブロック452における“Yes”)なら、有効化サブ・プロセス400はブロック456にて上記バッテリ低下カウンタを所定数(たとえば3)に設定する。但し、もし有効化サブ・プロセス400が、エンジン停止に対応する警報が設定されないと決定した(ブロック452における“No”)なら、有効化サブ・プロセス400は温度制御システム10が試験モードに在るか否かを決定すべく進展する。もし有効化サブ・プロセス400が、温度制御システム10は試験モードに在ると決定した(ブロック460における“Yes”)なら、有効化サブ・プロセス400はブロック456へと進展する。
上記バッテリ低下カウンタがブロック456にて上記所定数に設定された後、有効化サブ・プロセス400はブロック464にて、クランク回転失敗カウンタおよび始動失敗カウンタを設定する。その後に、または、有効化サブ・プロセス400が、温度制御システム10は試験モードに無いと決定した(ブロック460における“No”)なら、有効化サブ・プロセス400はブロック468にて警報出力を励起して、エンジン制御システム300の始動の準備ができたことを操作者に対して信号通知する。
引き続き有効化サブ・プロセス400はブロック472にて、たとえば“エンジン始動”などの操作者可読情報をHMI360にて表示する。有効化サブ・プロセス400は次にブロック478にて、温度制御システム10がトラック・ユニットであるか否かを決定する。一定の実施例においてトラック・ユニットは、温度制御システム10に対して動力および/または加熱/除霜用の熱を供給する単一の内燃エンジン8を含み得る。(たとえばトレーラ・ユニットなどの)他の実施例において、温度制御システム10は専用の内燃エンジンを含み得ると共に、車両14は該車両に動力供給する第2内燃エンジンを含み得る。
もし有効化サブ・プロセス400が、温度制御システム10はトラック・ユニットであると決定した(ブロック478における“Yes”)なら、有効化サブ・プロセス400は(以下において相当に詳細に説明される)予熱プロセスに入る。但し、有効化サブ・プロセス400が、温度制御システム10はトラック・ユニットではないと決定した(ブロック478における“No”)なら、有効化サブ・プロセス400はブロック482にて、エンジン冷却剤温度センサに対応する警報が動作しているか否かを決定する。
エンジン冷却剤温度センサに対応する警報が設定されていると有効化サブ・プロセス400が決定した(作用段階482における“Yes”)なら、有効化サブ・プロセス400はブロック486にて、周囲温度センサに対応する警報が設定されているか否かを決定する。但し、エンジン冷却剤温度センサに対応する警報が設定されていないと有効化サブ・プロセス400が決定した(ブロック482における“No”)なら、有効化サブ・プロセス400はブロック490にて、エンジン冷却剤の温度が第1スレッショルド温度T(たとえば約−7℃)より低いか否かを決定する。
もし有効化サブ・プロセス400が、エンジン冷却剤の温度は第1スレッショルド温度Tより高いと決定した(ブロック490における“No”)なら、有効化サブ・プロセス400はブロック492においてエンジン8を温間始動モードで始動させるべく進展する。もしエンジン8における冷却剤の温度が第1スレッショルド温度T以下である(ブロック490における“Yes”)か、または代替的に、周囲温度センサに対応する警報が設定されている(ブロック486における“Yes”)なら、有効化サブ・プロセス400はブロック494にて冷間始動モードに入る。
もし周囲温度センサに対応する警報が設定されていない(ブロック486における“No”)ならば、有効化サブ・プロセス400はブロック496において、周囲温度が第2スレッショルド温度T(たとえば10℃)より低いか否かを決定する。もし周囲温度が第2スレッショルド温度Tより低い(ブロック496における“Yes”)ならば、有効化サブ・プロセス400はブロック494において冷間始動モードに入る。もし周囲温度が第2スレッショルド温度T以上である(ブロック496における“No”)ならば、有効化サブ・プロセス400はブロック498においてエンジン8を温間始動モードで始動させるべく進展する。
図5は、エンジン始動プロセス396の予熱シーケンスまたは予熱サブ・プロセス500を示している。一定の実施例においてヒータ332は、空気吸入チャンバを、および/または、空気吸入弁328の近傍もしくは該弁内における空気を予熱する。これらの実施例において温暖空気は、エンジン8が始動および/またはクランク回転される前にエンジン本体308に進入する。一定の実施例において上記予熱シーケンスは、エンジン・サイズ、周囲温度およびバッテリ充電量のひとつ以上に依存して、約40秒〜約60秒に亙り持続する。
他の実施例においてヒータ332は、第1予熱シーケンスと、該第1予熱シーケンスが完了した短時間後の第2予熱シーケンスとに対して起動され得る。一定の斯かる実施例において上記シーケンスは上記第1および第2予熱シーケンス間に遅延を含むことで、上記予熱シーケンスの間において生成された熱がバッテリ312および/またはエンジン本体308を通して分布されることが許容される。一定の実施例において上記遅延は、エンジン・サイズ、周囲温度およびバッテリ充電量のひとつ以上に依存して、約20秒〜約40秒(たとえば約30秒)に亙り持続する。
図5におけるブロック504に関して予熱サブ・プロセス500は、ヒータ332の障害に対応する警報が設定されるか否かを決定し得る。もし該警報が設定されるブロック504における“Yes”)ならば予熱サブ・プロセス500はブロック508にて、上記始動失敗カウンタが所定数(たとえば1)に設定されるか否かを決定する。そうではなく、もしヒータ332の障害に対応する警報が設定されない(ブロック504における“No”)ならば、予熱サブ・プロセス500はブロック512にて、温度制御システム10がトラック・ユニットであるか否かを決定する。
もし上記始動失敗カウンタが所定数に設定される(ブロック508における“Yes”)なら、予熱サブ・プロセス500はブロック516にて所定期間(たとえば約10秒)に亙る遅延を開始する。但し上記始動失敗カウンタが上記所定数に設定されない(ブロック508における“No”)ならば、予熱サブ・プロセス500はブロック520にて所定期間(たとえば約20秒)に亙る別の遅延を開始する。
ブロック516における遅延の後、または代替的にブロック520における遅延の後、予熱サブ・プロセス500はブロック524にてバッテリ312の充電量を検知することで、バッテリ312の充電量がスレッショルド電力充電量C(たとえば約10.5ボルト)より低いか否かを決定する。もし予熱サブ・プロセス500が、バッテリ312の充電量はスレッショルド電力充電量Cより低いことを決定する(ブロック524における“Yes”)ならば、サブ・プロセス500はブロック528にて低バッテリ充電量に対応する警報を設定する。もしバッテリ312の充電量がスレッショルド電力充電量Cより高い(ブロック524における“No”)なら、または代替的に、サブ・プロセス500がブロック528にて低バッテリ充電量に対応する警報を設定した後、サブ・プロセス500は(以下において相当に詳細に記述される如く)クランク回転前シーケンスに入る。
もし温度制御システム10がトラック・ユニットでない(ブロック512における“No”)なら、サブ・プロセス500はブロック530にて、エンジン8が冷間始動モードで始動すべきか否かを決定する。エンジン8がブロック530に冷間始動モードで始動すべきである(ブロック530における“Yes”)ならば、予熱サブ・プロセス500は(以下に記述される)予熱時間PHを確立する。但し、エンジン8が冷間始動モードで始動するべきでない(ブロック530における“No”)なら、または代替的に、温度制御システム10がトラック・ユニットである(ブロック512における“Yes”)ならば、予熱サブ・プロセス500はブロック532にて、上記始動失敗カウンタが所定数S(たとえば1または2)に到達したか否かを決定する。
もし上記始動失敗カウンタが所定数Sに到達したなら予熱サブ・プロセス500はブロック534にて、冷却剤温度センサ障害に対応する警報が設定されているか否かを決定する。もし冷却剤温度センサ障害に対応する警報が設定されている(ブロック534における“Yes”)ならば予熱サブ・プロセス500はブロック536にて、上記周囲温度センサが不調となったか否かを決定する。そうではなく、上記冷却剤温度センサ障害に対応する警報が設定されていない(ブロック534における“No”)ならば、予熱サブ・プロセス500はブロック538にて、エンジン冷却剤温度がスレッショルド値T(たとえば約10℃)より低いか否かを決定する。もし冷却剤温度がスレッショルド値Tより低い(ブロック538における“Yes”)なら、予熱サブ・プロセス500は(以下に記述される)予熱時間PHを確立する。そうではなく、冷却剤温度がスレッショルド値Tより低くない(ブロック538における“No”)なら、予熱サブ・プロセス500はブロック516に戻る。
ブロック536にて周囲温度センサが不調となっている(ブロック536における“Yes”)なら、予熱サブ・プロセス500はブロック540にて第2クランク回転前シーケンスに入る。もし周囲温度センサが不調となっていない(ブロック536における“No”)ならば予熱サブ・プロセス500はブロック537にて、周囲温度センサ364により記録された周囲温度が第4スレッショルド値T(たとえば約10℃)より低いか否かを決定する。もし周囲温度が第4スレッショルド値Tより低い(ブロック537における“Yes”)ならば、予熱サブ・プロセス500は(以下に記述される)予熱時間PHを確立する。そうではなく、もし周囲温度が第4スレッショルド値Tより低くない(ブロック537における“Yes”)なら、予熱サブ・プロセス500はブロック516に戻る。
ブロック532を再び参照すると、もし上記始動失敗カウンタが所定数Sに設定されていないなら、もし予熱サブ・プロセス500がエンジン8は冷間始動していると決定する(ブロック530における“Yes”)なら、且つ/又は、もしエンジン冷却剤が第3スレッショルド値Tより低い(ブロック538における“Yes”)なら、予熱サブ・プロセス500はブロック540にて予熱時間PHを確立する。引き続き予熱サブ・プロセス500はブロック542にて予熱出力(たとえばヒータ332)を励起すると共に、ブロック544にて所定期間T(たとえば約7秒)に亙る遅延に入ることで、エンジン制御システム300が安定化するのを許容する。
予熱サブ・プロセス500は次にブロック546にて、ヒータ332がバッテリ312から第1所定スレッショルド電力Uを吸引しているか否かを決定する。吸引される上記第1所定スレッショルド電力は、エンジン8および/またはバッテリ312のサイズおよびパワーに依存する。たとえば2.1リットルのトレーラ用ヤンマー(Yanmar)エンジンに対しては、約50〜83アンペアの吸引電流が許容可能もしくは容認可能と考慮される。他方、38アンペアより大きな吸引電力は、トラック用のヤンマー395エンジンに対して受け入れられない。
もしヒータ332がバッテリ312から第1所定スレッショルド電力Uを吸引している(ブロック546における“Yes”)なら、予熱サブ・プロセス500はブロック550にて、上記予熱時間もしくは予熱タイマが満了したか否かを決定する。もし上記予熱タイマがブロック550にて満了していなければ、予熱サブ・プロセス500は、バッテリ充電量が第2所定スレッショルド値Vより低いか否かを決定する。もしバッテリ充電量が上記第2所定スレッショルド値より低くない(ブロック548における“No”)ならば、予熱サブ・プロセス500はブロック546に戻る。しかし、もし上記予熱タイマが満了している(ブロック550における“Yes”)ならば、予熱サブ・プロセス500は(以下に記述される)クランク回転前シーケンスに入る。
他方、ヒータ332がバッテリ312から第1所定スレッショルド電力Uを吸引していない(ブロック546における“No”)ならば、予熱サブ・プロセス500はブロック552にて、ヒータ332がバッテリ312から所定の第3所定スレッショルド電力Wより高く吸引しているか否かを決定する。ヒータ332がバッテリ312から第3所定スレッショルド電力Wより高くは吸引していない(ブロック552における“No”)なら、かつ、バッテリ・レベルが(たとえば約11.2ボルトである)第4所定電力Xより低い(ブロック554における“Yes”)ならば、予熱サブ・プロセス500はブロック550に戻る。
しかし、もしヒータ332がバッテリ312から第3所定スレッショルド電力Wより高く吸引している(ブロック552における“Yes”)なら、予熱サブ・プロセス500はブロック556にてヒータ332のチェックに対応する警報を設定する。引き続き予熱サブ・プロセス500はブロック558にて、ヒータ332の出力を励起解除する。次に予熱サブ・プロセス500はブロック560にて上記予熱タイマをクリアすると共に、ブロック562にて遅延(たとえば約7秒)に入る。
ブロック562における遅延の後で予熱サブ・プロセス500はブロック564にて、バッテリ充電量が第5所定電力スレッショルド値Y(たとえば約10.5ボルト)より低いか否かを決定する。もしバッテリ充電量が第5所定電力スレッショルド値Yより低い(ブロック546における“Yes”)ならば、予熱サブ・プロセス500はブロック566にて低バッテリ電圧に対応する警報を設定し、クランク回転前シーケンスに入る。但しバッテリ充電量が第5所定電力スレッショルド値Yより低くなくても、予熱サブ・プロセス500はクランク回転前シーケンスに入る。
ブロック548を再び参照すると、バッテリ・レベルが第2所定スレッショルド値Vより低い(ブロック548における“Yes”)なら、予熱サブ・プロセス500はブロック558に戻る。またブロック554に対しては、バッテリ充電量が第4所定スレッショルド値Xより低くない(ブロック554における“No”)ならば、予熱サブ・プロセス500はブロック568にてヒータ332のチェックに対応する警報を設定し、ブロック550を反復する。
図6は、エンジン始動プロセス396のクランク回転前シーケンスまたはクランク回転前サブ・プロセス600を示している。典型的なクランク回転前シーケンスにおいてエンジンは、短い所定期間に亙りクランク回転される。ブロック603においてクランク回転前プロセス600は走行用リレー出力を励起する。クランク回転前サブ・プロセス600はまたブロック606にて、燃料タンク340からシリンダ316内へと燃料が圧送され得る如く燃料制御弁を励起する。
クランク回転前サブ・プロセス600は次にブロック609において、温度制御システム10が多重温度領域ユニットであるか否か(すなわち、温度制御システム10が2つ以上の異なる積載空間16における温度および/または湿度を制御すべく作用可能であるか否か)を決定する。もし温度制御システム10が多重温度領域ユニットである(ブロック609における“Yes”)なら、クランク回転前サブ・プロセス600はブロック612にて、温度制御システム10の全ての領域における全ての高温気体出力を励起する。但し温度制御システム10が多重温度ユニットでない(ブロック609における“No”)なら、クランク回転前サブ・プロセス600は、ブロック615にてヒータ332を始動し、ブロック618にて所定期間(たとえば約2秒)に亙る遅延に入り、且つ、ブロック621にてヒータ332を作動停止させる。クランク回転前サブ・プロセス600は次にブロック630にて、燃料バルブを閉成する。クランク回転前サブ・プロセス600がブロック612にて温度制御システム10に配備された全ての領域におけるヒータ312を起動した後、該クランク回転前サブ・プロセス600はブロック624にて所定期間(たとえば約2秒)に亙る遅延に入り、且つ、ブロック627にて全ての領域におけるヒータを作動停止する。
引き続きクランク回転前サブ・プロセス600はブロック633にて、燃料絞り弁が所定位置に在るか否かを決定する。ブロック633にて、絞り弁が所定位置になければ、クランク回転前サブ・プロセス600はエンジン始動プロセス396を中止する。
一定の実施例においてはエンジン始動プロセス396を中止する際にクランク回転前サブ・プロセス600は、全てのシステム出力または実質的に全てのシステム出力を作動停止し、ブロック639において動作警報を設定し、一切のETV計画試験を中止し、ブロック645にては上記各カウンタ(たとえばバッテリ低下カウンタ、クランク回転失敗カウンタおよび始動失敗カウンタ)の内の少なくともひとつのカウンタをリセットし、該クランク回転前サブ・プロセス600を終了する。一定の他の実施例において、始動プロセス396を中止する際にクランク回転前サブ・プロセス600は、吸引圧力変換器72に関して実施する試験も中止する。
ブロック648を再び参照すると、もし温度制御システム10が多重温度領域ユニットである(ブロック648における“Yes”)なら、クランク回転前サブ・プロセス600はブロック651および654にて夫々、上記システムの種々の領域に対する燃料バルブに対応する警報を起動する。もし上記各警報の内のひとつ以上の警報が設定されていない(ブロック651、654における“No”)なら、クランク回転前サブ・プロセス600はブロック657、660および663の夫々において、上記領域の各々に対するバルブを起動する。
各領域のバルブが開成された後、または代替的に温度制御システム10が単一領域システムである(ブロック648における“No”)なら、クランク回転前サブ・プロセス600はブロック670へと進展すると共に温度制御システム10がトラック・ユニットであるか否かを決定する。もし温度制御システム10がトラック・ユニットである(ブロック670における“Yes”)なら、クランク回転前サブ・プロセス600はブロック673にてエンジン・クランク回転/始動タイマを設定する。一定の実施例において、上記タイマは約30秒に設定される。
クランク回転前サブ・プロセス600は次に、(以下に記述される)エンジン・クランク回転シーケンスに入る。もし温度制御システム10がトラック・ユニットでない(ブロック670における“No”)なら、クランク回転前サブ・プロセス600はブロック676にて、エンジン制御システム300が冷間エンジン始動を要するか否かを決定する。もしブロック676にてエンジン制御システム300が冷間エンジン始動を必要とする(ブロック676における“Yes”)なら、クランク回転前サブ・プロセス600は、ブロック679にてクランク回転失敗カウンタおよびブロック682にては始動失敗カウンタの値を夫々決定する。
もしクランク回転失敗カウンタおよび始動失敗カウンタの両方が所定値(たとえば0)を有するなら、クランク回転前サブ・プロセス600はブロック685にてはエンジン・クランク回転/始動タイマを所定値(たとえば約6秒)に設定し、エンジン・クランク回転シーケンスに入る。そうではなく、もしエンジン制御システム300が冷間エンジン始動を必要としない(ブロック676における“No”)なら、クランク回転前サブ・プロセス600はブロック688にてエンジン・クランク回転/始動タイマを所定値(たとえば約15秒)に設定すると共に、エンジン・クランク回転シーケンス700に入る。もしクランク回転失敗カウンタおよび始動失敗カウンタのいずれかがナル値を有するなら、クランク回転前サブ・プロセス600はブロック691にてエンジン・クランク回転/始動タイマを別の所定値(たとえば約30秒)に設定し、エンジン・クランク回転シーケンス700に入る。
図7は、エンジン始動プロセス396のクランク回転/始動シーケンスまたはクランク回転/始動サブ・プロセス700を示している。一定の実施例においてクランク回転/始動シーケンス700は、第1クランク回転に対しては約6秒に亙り且つ第2クランク回転に対しては約30秒に亙り持続する一方、他の時間量も用途に依存して使用され得る。
第1クランク回転の間においては、バッテリ312が少量の内部熱を生成する如く、該バッテリ312から電流が吸引される。一定の実施例において、電流の量は約600アンペアである。この様にしてバッテリ312は、周囲温度が凍結より相当に低い(たとえば約−30℃)ときにバッテリ強度もしくは電力が相当に低下しているなら、上記第2クランク回転サイクルに対する付加的なバッテリ強度を獲得する。
更に、第1クランク回転の間においてはシリンダ316内で第1燃焼が限定時間(たとえば約6秒未満)に亙り達成される。上記第1燃焼はシリンダ316内における少量の熱を生成するが、これは(以下に記述される)第2クランク回転サイクルの間において連続的燃焼を達成する上で有用である。エンジン8は典型的に第1クランク回転の間には始動しない、と言うのも、シリンダ316は自身において連続的燃焼をサポートするに十分な熱を達成していないからである。第2クランク回転を開始する前に上記方法396は遅延(たとえば約10秒〜約15秒)を含むことで、バッテリ312を通して熱が分布されることを許容し、且つ/又は、エンジン本体308もしくは該エンジン本体308の一部を通して熱が分布されることを許容する。
約30秒に亙り持続し得る第2クランク回転の間においてエンジン8は始動し得る、と言うのも、上記で論じられた如くエンジン・シリンダ316は第1クランク回転からの十分な残存熱エネルギを有すると共にバッテリ312は上記内部熱および引き続く温度上昇の故に十分なバッテリ電力もしくは強度を有するからである。この様にしてエンジン始動プロセス312はエンジン8を反復的にクランク回転する必要性を回避および/または制限することで、操作者が不首尾なエンジン始動を繰り返す間にバッテリ312を不必要に枯渇させることが防止される。
図7を参照すると、ブロック703にてクランク回転/始動サブ・プロセス700はスタータ・モータを起動すると共に、ブロック706にてはエンジン/始動タイマ(約6〜約30秒)をインクリメントする。エンジン・スタータ・モータが始動されたとき、エンジン8の速度は速度センサ324により記録され、リアルタイムでコントローラ344により処理される。
もし速度センサ324が、エンジン8の速度が所定スレッショルド値M(たとえば40回転/分)より低いと決定する(ブロック709における“No”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック712にて、クランク回転/始動タイマが所定スレッショルド値N(たとえば約3秒)より大きい値に対して設定されるか否かを決定すべく進展する。もしクランク回転/始動タイマが所定スレッショルド値Nより小さな値に対して設定される(709における“No”)なら、コントローラ344はエンジン8の速度の監視を継続することから、ブロック709を反復する。
そうではなく、クランク回転/始動タイマが所定スレッショルド値Mより大きな値に対して設定される(ブロック709における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック715にてエンジン速度の監視を継続する。もしエンジン8の速度が別のスレッショルド値O(たとえば800回転/分)より高いなら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック718にて上記スタータ・モータおよび警報出力を作動停止する。クランク回転/始動サブ・プロセス700は次にブロック721にてエンジン・クランク回転/始動タイマをクリアし、好首尾始動シーケンスに入る。上記スレッショルド値M、NおよびOはエンジン8のサイズおよび所望出力に基づいて選択されることを銘記すべきである。故に他の実施例においては、他のスレッショルド値M、NおよびOが付加的にもしくは代替的に使用され得る。
もしエンジン8の速度が上記所定スレッショルド値より小さくまたは該値に到達していない(作用段階724における“No”)ならば、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック724にて、エンジン・クランク回転/始動タイマが満了したか否かを決定する。もしエンジン・クランク回転/始動タイマが満了した(ブロック724における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700は(以下に記述される)始動失敗サブ・プロセスに入る。但し、エンジン・クランク回転/始動タイマが満了していない(ブロック724における“No”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック727にてエンジン速度を監視する。
もしエンジン速度がスレッショルド値Oより大きい(ブロック727における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック715に戻る。但し、もしエンジン速度がスレッショルド値Oより小さい(ブロック727における“No”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック730にて低RPMカウンタをインクリメントすると共に、ブロック733にては、低RPMカウンタの値が所定値より大きいか否かを決定する。ブロック733において決定された如く、もし低RPMカウンタが上記所定値より大きい(ブロック733における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック736にて低RPMカウンタをリセットする。そうではなく、もし低RPMカウンタが上記所定値より小さい(ブロック733における“No”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック739にてタイマ(たとえば約3秒のタイマ)を始動し、ブロック742にては上記クランク回転/始動タイマが満了したか否かを決定する。
もし上記クランク回転/始動タイマが満了している(ブロック742における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック745にて上記タイマ(たとえば3秒タイマ)をクリアし、(以下に記述される)始動失敗シーケンスに入る。もし上記クランク回転/始動タイマが満了していない(ブロック742における“No”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック748にて、エンジン速度が下位スレッショルド値P(たとえば40回転/分)を超過したか否かを決定する。
もしエンジン速度が下位スレッショルド値Pを超過している(ブロック748における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック751にてタイマ(たとえば約3秒タイマ)をクリアし、且つ、該クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック727に戻る。但し、もしエンジン速度が下位スレッショルド値Pより低い(ブロック748における“No”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック754にて上記タイマ(たとえば約3秒タイマ)が満了したか否かを決定し、ブロック757にて低RPMカウンタをリセットする。
その後、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック760にて上記クランク回転/始動タイマをクリアし、ブロック763にて予熱後タイマ(10秒タイマなど)を始動し、ブロック766にてスタータ出力を励起解除し、且つ、ブロック769にて遅延(たとえば約5秒の遅延)に入る。クランク回転/始動サブ・プロセス700は次にブロック772にて、交流発電機周波数をチェックする。もし交流発電機周波数が所望スレッショルド値Q(たとえば約100Hz)より高い(ブロック772における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック774にてエンジンRPMセンサ障害に対応する警報を設定し、ブロック775にては警報出力を励起解除し、且つ、(以下に記述される)好首尾始動シーケンスに入る。但し、交流発電機周波数が所望スレッショルド値Qより低い(ブロック772における“No”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック776にて油圧入力が高いか否かを決定する。
ブロック776にて油圧入力が高い(ブロック776における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック774に戻る。そうではなく、もし油圧入力が高くない(ブロック776における“No”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック777にて予熱後タイマをクリアし、ブロック778にてクランク回転失敗カウンタをインクリメントし、且つ、ブロック779にてはクランク回転失敗カウンタの値を決定する。
もしブロック779にてクランク回転失敗カウンタの値が所定数(たとえば2)に等しい(ブロック779における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700は、エンジン8が所定回数に亙りクランク回転を失敗したことを決定する。クランク回転/始動サブ・プロセス700は次に、ブロック780にてステータス灯を除き全ての出力を励起解除すべく進展すると共に、ブロック781にてはエンジン8が停止したか否かを決定する。もしエンジン8が停止した(ブロック781における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック782にて停止エンジンに対応する警報を設定すべく進展する。そうではなく、エンジン8が停止していない(ブロック781における“No”)なら、または代替的に、ブロック782において停止エンジンに対応する警報が設定された後、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック783にてクランク回転の失敗に対応する警報を設定する。クランク回転/始動サブ・プロセス700は次にブロック784にて、全てのETV試験を中止させ且ついずれのETV警報も設定されないことを確実とすべく進展し、ブロック785にては所定数のカウンタおよびフラグ(たとえば低バッテリ・エンジン始動カウンタ、クランク回転失敗カウンタ、始動失敗カウンタ、および、エンジン停止フラグ)をリセットし、終了する。
もしクランク回転失敗カウンタが所定数(2など)に到達していない(ブロック779における“No”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック786にて始動失敗カウンタの値を決定すべく進展する。もしブロック786にて始動失敗カウンタの値が1に到達した(ブロック786における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック780に戻る。そうではなく、ブロック786にて始動失敗カウンタの値が1に到達していない(ブロック786における“No”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック787にて、温度制御システム10がトラック・ユニットか否かを決定する。
温度制御システム10がトラック・ユニットでない(ブロック787における“No”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック788にて全ての出力を励起解除し、ブロック789にてはエンジンのクランク回転の失敗に対応する警報を設定し、ブロック790にては低バッテリおよび低水温始動を無効化し、且つ、ブロック791にては遅延(たとえば約7秒)に入る。もし温度制御システム10がトラック・ユニットである(ブロック787における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック789に戻る。
クランク回転/始動サブ・プロセス700がブロック791にて遅延を完了した後、該クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック792にてエンジン・クランク回転の失敗とナル再始動とに対応する警報をクリアする。引き続きクランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック793にて低バッテリおよびエンジン冷却剤低温始動を有効化すると共に、ブロック794にては再び、温度制御システム10がトラック・ユニットか否かを決定する。
もし温度制御システム10がトラック・ユニットである(ブロック794における“Yes”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700はブロック703に戻る。そうではなく、温度制御システム10がトラック・ユニットでない(ブロック794における“No”)なら、クランク回転/始動サブ・プロセス700は図5の予熱サブ・プロセス500に戻る。
図8は、エンジン始動プロセス396の始動失敗シーケンスまたは始動失敗サブ・プロセス800を示している。例示的な始動失敗シーケンスは全体的な遅延を提供することで、先のクランク回転に由来するバッテリ312内の熱が該バッテリ312の内部を暖めかつ該バッテリ312を付加的なもしくは第2のクランク回転サイクルに対して強化されることが許容される。
始動失敗サブ・プロセス800は、ブロック804にて全ての出力を励起解除し、ブロック806にて低速カウンタをリセットし、ブロック808にて始動失敗カウンタをインクリメントし、且つ、ブロック810にて始動失敗カウンタがが所定数(たとえば2)に到達したか否かを決定することで、開始する。
もし始動失敗カウンタが上記所定数に到達していない(ブロック810における“No”)なら、始動失敗サブ・プロセス800はブロック812にてクランク回転失敗カウンタの値を決定する。もし始動失敗カウンタが上記所定数に到達している(ブロック810における“Yes”)なら、始動失敗サブ・プロセス800はブロック814にて、エンジン停止に対応するフラグがセットされているか否かを決定する。もしエンジン停止に対応するフラグが設定されている(ブロック814における“Yes”)なら、始動失敗サブ・プロセス800はブロック816にて停止エンジンに対応する警報を設定し、且つ、ブロック818にてエンジン始動失敗に対応する警報を設定する。
もしエンジン停止に対応するフラグが設定されていない(ブロック814における“No”)なら、始動失敗サブ・プロセス800はブロック818へと移動する。引き続き始動失敗サブ・プロセス800はブロック820にて所定数のカウンタおよびフラグ(たとえば、低バッテリ・エンジン始動カウンタ、クランク回転失敗カウンタ、始動失敗カウンタ、エンジン停止フラグ)をリセットし、ブロック822にては全てのETV試験を中止し、終了する。
もしブロック812にてクランク回転失敗カウンタの値が上記所定数に到達したなら、始動失敗サブ・プロセス800はブロック814にて反復する。そうではなく、もしブロック812にてクランク回転失敗カウンタの値が上記所定数に到達していない(ブロック812における“No”)なら、始動失敗サブ・プロセス800は、ブロック824にて低バッテリおよび低水温始動を無効化し、ブロック826にてはエンジン始動失敗とナル再始動とに対応する警報を設定し、且つ、ブロック828にては冷間始動が必要か否かを決定する。
もし冷間始動が必要である(ブロック828における“Yes”)なら、始動失敗サブ・プロセス800はブロック830にて遅延(たとえば約12秒遅延)を開始し、ブロック832にてエンジン始動失敗とナル再始動とに対応する警報をクリアし、且つ、図5の予熱サブ・プロセス500に入る。そうではなく、もし冷間始動が必要でない(ブロック828における“No”)なら、始動失敗サブ・プロセス800はブロック834にて遅延(たとえば約30秒遅延)を開始し、ブロック832に戻る。この様にしてエンジン始動プロセス396は図5の予熱サブ・プロセス500に対して2つ以上の遅延を使用することで、エンジン本体308および/またはバッテリ312を通して熱が分布されることを確実とする。
図9は、エンジン始動プロセス396の好首尾始動シーケンスまたは好首尾始動サブ・プロセス900を示している。ブロック902において、好首尾始動サブ・プロセス900はHMI360上の全ての表示をクリアし、且つ、ブロック904にては所定数のカウンタおよびフラグ(たとえば低バッテリ・エンジン始動カウンタ、クランク回転失敗カウンタ、始動失敗カウンタ、低RPMカウンタ、および、エンジン停止・フラグ)をリセットする。一定の実施例において好首尾始動サブ・プロセス900はまた、好首尾エンジン始動をHMI360に対して知らせる。
好首尾始動サブ・プロセス900は、ブロック906にて高速動作を無効化し、ブロック908にて長時間タイマ(たとえば約2分)を始動し、且つ、ブロック910にては温度制御システム10が多重温度領域ユニットであるか否かを決定する。もし温度制御システム10が多重温度領域ユニットである(ブロック910における“Yes”)なら、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック912にて全ての領域における全ての高温気体バルブもしくはソレノイドを励起する。もし温度制御システム10が多重温度領域ユニットでない(ブロック910における“No”)なら、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック914にて温度制御システム10により必要とされる他の制御に従事し、且つ、ブロック916にて温度制御システム10がトレーラ・ユニットであるか否かを決定する。
もし温度制御システム10がトレーラ・ユニットである(ブロック916における“Yes”)なら、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック918にて交流発電機励磁器出力を励起する。好首尾始動サブ・プロセス900は次にブロック920にて、予熱後タイマ(たとえば約10秒タイマ)が満了したか否かを決定する。好首尾始動サブ・プロセス900はブロック922にて、上記予熱後タイマが満了した後で予熱出力を励起解除すべく進展する。好首尾始動サブ・プロセス900はブロック924にて、温度制御システム10がトレーラ・ユニットであるか否かを決定する。
もし温度制御システム10がトレーラ・ユニットでない(ブロック926における“No”)なら、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック926にて上記長時間タイマが所定時間量R(たとえば約30秒)より大きいか否かを決定する。上記長時間タイマが上記所定時間量Rより大きな時間を記録した(ブロック926における“Yes”)なら、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック928にて交流発電機励磁器出力を励起する。
ブロック912を再び参照すると、好首尾始動サブ・プロセス900がブロック912にて全ての領域における全ての高温気体バルブまたはソレノイドを励起した後、該好首尾始動サブ・プロセス900はブロック930にて温度制御システム10はトレーラ・ユニットであるか否かを決定する。もし温度制御システム10がトレーラ・ユニットでない(ブロック930における“No”)なら、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック932にて複数の領域のファン用モータを励起する。但し温度制御システム10がトレーラ・ユニットである(ブロック930における“Yes”)なら、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック934にて交流発電機励磁器出力を励起する。
好首尾始動サブ・プロセス900がブロック934にて交流発電機励磁器出力を励起した後、または代替的に好首尾始動サブ・プロセス900がブロック932にてファン用モータを励起した後、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック936にて予熱後タイマが満了したか否かを決定する。ブロック936にて予熱後タイマが満了した後で好首尾始動サブ・プロセス900は、ブロック938にて予熱後出力を励起解除すべく進展する。
好首尾始動サブ・プロセス900がブロック938にて予熱後出力を励起解除した後、該好首尾始動サブ・プロセス900はブロック940にて上記長時間タイマが所定時間量E(たとえば約30秒)より大きいか否かを決定する。上記長時間タイマが所定時間量Eより一旦大きくなった(ブロック940における“Yes”)なら、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック942にて他の必要なユニット制御機能に従事する。その後、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック944にて、温度制御システム10がトレーラ・ユニットであるか否かを決定する。
温度制御システム10がトレーラ・ユニットである(ブロック944における“Yes”)なら、または代替的に好首尾始動サブ・プロセス900がブロック928にて交流発電機励磁器出力を励起した後、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック946にて上記長時間タイマが満了したか否かを決定する。もし温度制御システム10がトレーラ・ユニットでない(ブロック944における“No”)なら、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック948にて交流発電機励磁器出力を励起すると共に、該好首尾始動サブ・プロセス900はブロック946に戻る。ブロック946にて上記長時間タイマが満了したなら、好首尾始動サブ・プロセス900はブロック950にて高速動作を有効化すべく進展し、そして終了する。
図10および図11は、エンジンの2つの好首尾始動に対するエンジン速度と時間とのグラフ1000および1100である。図10は、エンジン8が3秒後(すなわちスタータが励起された3秒後1008)に約800回転/分の所望速度にて動作することを示している。図11は、1104にてスタータが励起された後で最初の始動に失敗したことを示している。第2の予熱および第2クランク回転の後、エンジン8は1108にて約800回転以上の所望速度を達成する。
本発明の種々の特徴および利点は、添付の各請求項に示される。
本発明の一定の実施例に係る内燃エンジンおよび温度制御システムを有する車両を示す図である。 図1に示された温度制御システムの概略図である。 図1に示された内燃エンジンの概略図である。 図1に示された内燃エンジンを作動させる方法を示す図である 図1に示された内燃エンジンを作動させる方法を示す図である 図1に示された内燃エンジンを作動させる方法を示す図である 図1に示された内燃エンジンを作動させる方法を示す図である 図1に示された内燃エンジンを作動させる方法を示す図である 図1に示された内燃エンジンを作動させる方法を示す図である エンジンの第1の好首尾な始動に対するエンジン速度および時間のグラフである。 エンジンの第2の好首尾な始動に対するエンジン速度および時間のグラフである。
符号の説明
必要電力充電量
スレッショルド電力充電量
CV1 凝縮器用一方向逆止弁
E 所定時間量
M 所定スレッショルド値
N 所定スレッショルド値
O スレッショルド値
P 下位スレッショルド値
PH 予熱時間
Q 所望スレッショルド値
R 所定時間量
S 所定数
第1スレッショルド温度
第2スレッショルド温度
第3スレッショルド値
第4スレッショルド値
所定期間
U 第1所定スレッショルド電力
V 第2所定スレッショルド値
W 第3所定スレッショルド電力
X 第4所定電力/第4所定スレッショルド値
Y 第5所定電力スレッショルド値
8 内燃エンジン/車両エンジン
10 温度制御システム
14 トレーラ
16 積載空間
18 車両
20 冷媒回路/流路
22 冷媒圧縮機
24 駆動ユニット
26 内燃エンジン
28 予備電気モータ
30 クラッチ/継手
34 吐出バルブ
36 吐出ライン
38 三方弁
40 吐出圧力変換器
42 第1吐出ポート
44 第2吐出ポート
48 第1流路
50 第2流路
51 冷蔵回路
52 凝縮器コイル
56 受液器
58 液体ライン
60 冷媒乾燥器
62 熱交換器
64 膨張弁
66 冷媒分配器
68 蒸発器コイル
70 電子絞り弁
72 吸引圧力変換器
74 第2経路
76 アキュムレータ
78 吸引ライン
80 吸引ポート
82 熱球
84 等化器ライン
88 高温気体ライン
90 除霜パン・ヒータ
92 高温気体バイパス弁
94 逆止弁
96 バイパス・ライン/加圧ライン
100 ライン
102 パイロット弁
104 凝縮器ファン/ブロワ
106 周囲空気
108 戻り空気
110 蒸発器ファン
112 積載空間の空気
114 取入口
116 隔壁
118 管路
120 戻り空気温度センサ
122 吐出空気
124 吐出口
126 吐出空気温度センサ
128 ダンパ
130 コントローラ
300 エンジン制御システム
308 エンジン本体
312 バッテリ
316 エンジン・シリンダ
320 ピストン
324 速度センサ
328 空気吸入弁
332 ヒータ
336 温度センサ
340 燃料タンク
344 コントローラ
348 コンピュータ可読媒体
352 クランク回転モジュール
356 予熱モジュール
360 ヒューマン・マシン・インタフェース/HMI
364 周囲温度センサ
396 作動方法/エンジン始動プロセス
400 有効化サブ・プロセス
401 パワーアップ
404 低バッテリ
408 低バッテリ警報設定
412 HMIはエンジン始動
416 巡航前モードに入る
420 巡航前警報
424 完了
428 エンジン停止警報
432 エンジン停止警報設定
436 バッテリ低下カウンタをインクリメント
440 ETV
444 ETV始動
446 巡航前モードに入る
452 エンジン停止警報
456 バッテリ低下カウンタを設置
460 実用試験
464 クランク回転失敗カウンタ及び始動失敗カウンタを設定
468 コントローラ警報出力を励起
472 HMI上に「エンジン始動」を表示
478 トラック・ユニット
482 冷却剤温度警報
486 周囲温度警報
490 冷却剤温度≦T1
492 温間エンジン始動
494 冷間温度警報
496 周囲温度≦T2
498 温間エンジン始動
500 図5
504 ヒータ警報
508 始動失敗カウンタ
512 トラック・ユニット
516 遅延
520 遅延
524 バッテリ≦C
528 低バッテリ警報を設定
530 冷間エンジン始動
532 始動失敗カウンタ=S
534 冷却剤温度警報
536 周囲温度警報
537 周囲温度≦T
538 エンジン冷却剤≦T
540 予熱タイマを確立
542 ヒータを始動
544 遅延T
546 電力=U
548 バッテリ≦V
550 予熱タイマは満了
552 電力>W
554 バッテリ<X
556 ヒータ警報を設定
558 ヒータを作動停止
560 予熱タイマをクリア
562 遅延
564 バッテリ<Y
566 低バッテリ警報を設定
568 ヒータ警報を設定
600 図6
603 絞り弁を励起
606 燃料バルブを開成
609 多重温度
612 全てのヒータを始動
615 ヒータを始動
618 遅延
621 ヒータを作動停止
624 遅延
627 全てのヒータを作動停止
630 燃料バルブを閉成
633 絞り弁位置
636 出力を作動停止
639 動作警報を設定
642 ETV試験を中止
645 バッテリ低下カウンタ、クランク回転失敗カウンタ、始動失敗カウンタをリセット
648 多重温度
651 領域1の警報を起動
654 領域2の警報を起動
657 バルブを起動
660 バルブを起動
663 バルブを起動
670 トラック・ユニット
673 エンジン・クランク回転/始動タイマを設定
676 冷間エンジン始動
679 クランク回転失敗カウンタ
682 始動失敗カウンタ
685 エンジン・クランク回転/始動タイマを設定
688 エンジン・クランク回転/始動タイマを設定
691 エンジン・クランク回転/始動タイマを設定
700 図7
703 スタータを起動
706 エンジン・クランク回転/始動タイマを始動
709 エンジンRPM>M
712 クランク回転/始動タイマ≧N
715 エンジンRPM>O
718 スタータ・ブザー出力を励起解除
721 エンジン・クランク回転/始動タイマをクリア
724 クランク回転/始動タイマは満了
727 エンジン速度
730 低RPMカウンタをインクリメント
733 低RPMカウンタ
736 低RPMカウンタ=0に設定
739 タイマを始動
742 クランク回転/始動タイマは満了
745 タイマをクリア
748 エンジンRPM>P
751 タイマをクリア
754 タイマは満了
757 低RPMカウンタをリセット
760 エンジン・クランク回転/始動タイマをクリア
763 予熱後タイマを始動
766 スタータを作動停止
769 遅延
772 交流発電機周波数≧Q
774 エンジンRPMセンサ警報を設定
775 警報出力を励起解除
776 油圧は高い
777 予熱後タイマをクリア
778 クランク回転失敗カウンタをインクリメント
779 クランク回転失敗カウンタ
780 出力を励起解除
781 エンジン停止
782 エンジン停止警報を設定
783 エンジン・クランク回転失敗警報を設定
784 ETV試験を中止
785 低バッテリ・エンジン始動カウンタ、クランク回転失敗カウンタ、始動失敗カウンタおよびエンジン停止フラグをリセット
786 始動失敗カウンタ
787 トラック・ユニット
788 出力を励起解除
789 エンジン・クランク回転失敗警報および再始動警報を設定
790 低バッテリおよび冷却剤低温始動を無効化
791 遅延
792 エンジン・クランク回転失敗警報および再始動警報をクリア
793 低バッテリおよび冷却剤低温始動を有効化
794 トラック・ユニット
800 図8
804 出力を励起解除
806 低RPMカウンタをリセット
808 始動失敗カウンタをインクリメント
810 始動失敗カウンタ
812 クランク回転失敗カウンタ
814 エンジン停止
816 エンジン停止警報を設定
818 始動失敗警報を設定
820 低バッテリ・エンジン始動カウンタ、クランク回転失敗カウンタ、始動失敗カウンタおよびエンジン停止フラグをリセット
822 ETV試験を中止
824 低バッテリおよび冷却剤低温始動を無効化
826 エンジン始動失敗警報および再始動警報を設定834 遅延
828 トレーラは冷間始動
830 遅延
832 エンジン始動失敗警報および再始動警報をクリア
900 図9
902 エンジン始動表示をクリア
904 低バッテリ・エンジン始動カウンタ、クランク回転失敗カウンタ、始動失敗カウンタ、RPMカウンタおよびエンジン停止フラグをリセット
906 高速を無効化
908 タイマを始動
910 多重温度
912 全てのヒータを励起
914 必要な制御を実施
916 トレーラ・ユニット
920 予熱後タイマは満了
922 ヒータを作動停止
924 トレーラ・ユニット
926 タイマ≧R
930 トレーラ・ユニット
932 ファン用モータを励起
934 交流発電機励磁器出力を励起
935 交流発電機励磁器出力を励起
936 予熱後タイマは満了
938 ヒータを作動停止
939 タイマ≧E
942 必要な制御を実施
944 トレーラ・ユニット
946 タイマは満了
948 交流発電機励磁器出力を励起
950 高速を有効化
1004 スタータが励起される
1008 スタータが励起解除された。好首尾な始動
1010 t=3秒
1011 t=クランク回転時間
1104 スタータは励起される
1105 t=3秒
1106 低RPMカウンタ=1に設定
1108 スタータが励起解除された。好首尾な始動
1110 t=3秒
1111 t=3秒
1112 t=クランク回転時間

Claims (20)

  1. 約0℃より低い周囲温度の環境において、バッテリと、ピストンを支持するエンジン本体とを有する車両の内燃エンジンを作動させる方法であって、
    第1加熱動作を開始して上記エンジンに進入する空気を暖める作用段階と、
    上記エンジン本体内で燃料に点火して、該エンジンを暖機し、且つ、上記エンジン本体に対する上記ピストンの限定移動を引き起こす作用段階と、
    上記バッテリから電力を吸引して該バッテリにおいて熱を生成する作用段階と、
    第2加熱動作を開始して上記エンジン内の上記空気を暖める前に所定期間に亙り上記バッテリを通して熱を分布させる作用段階と、
    上記バッテリを通して上記熱が分布された後で上記内燃エンジンを始動させ、上記エンジン本体を通して上記ピストンを連続的に往復動させる作用段階とを備えて成る、方法。
  2. 周囲温度を検知する作用段階と、
    上記周囲温度が約10℃より高いときに前記第1加熱動作の開始を回避する作用段階とを更に備えて成る、請求項1記載の方法。
  3. 前記第1加熱動作を開始する前記作用段階は、前記エンジン本体内で燃料に点火する前に約40秒〜約60秒に亙り前記エンジンに進入する空気を暖める作用段階を含む、請求項1記載の方法。
  4. 前記エンジンは加熱要素を含み、且つ、
    前記第1加熱動作を開始して上記エンジンに進入する空気を暖める前記作用段階は、前記バッテリから電力を吸引して上記加熱要素を作動させると共に上記バッテリを暖める作用段階を含む、請求項1記載の方法。
  5. 前記第2加熱動作を開始して前記エンジン内の空気を暖める前記作用段階は、前記バッテリから電力を吸引して前記加熱要素を作動させると共に上記バッテリを暖める作用段階を含む、請求項4記載の方法。
  6. 前記所定期間は約10秒〜約15秒である、請求項1記載の方法。
  7. 前記第2加熱動作を少なくとも約30秒に亙り連続する作用段階を更に備えて成る、請求項1記載の方法。
  8. 前記エンジン内で燃料に点火して上記エンジンを暖機すると前記エンジン本体内で燃料の限定燃焼が引き起こされ、且つ、
    上記内燃エンジンを始動させると上記エンジン本体内で燃料の実質的に連続的な燃焼が引き起こされる、請求項1記載の方法。
  9. 空気取入口を有するエンジン本体と、
    上記エンジン本体から離間した周囲温度を記録するセンサと、
    上記空気取入口の近傍に位置されて上記エンジン本体に進入する空気を加熱するヒータと、
    上記エンジン本体を通る往復移動のために該エンジン本体内に支持されたピストンと、
    上記ヒータに対して電気的に接続されて該ヒータに電力を供給するバッテリと、
    上記ヒータを起動して上記エンジンに進入する空気を暖めるべく、上記本体に対する上記ピストンの連続的移動を引き起こさずに上記エンジン本体内で燃料の燃焼を開始して上記エンジンを暖機すべく、且つ、上記エンジンを始動させる前に上記バッテリから電力を吸引すべく作用可能なコントローラとを備え、
    上記コントローラは、上記エンジンの始動を所定時間に亙り遅延させることで、上記エンジン本体を通して上記ピストンを連続的に往復動させる前に上記バッテリを通して熱が分布されることを許容すべく作用可能である
    車両の内燃エンジン。
  10. 前記バッテリは前記ヒータの給電の間に熱を生成すべく作用可能である、請求項9記載の内燃エンジン。
  11. 約0℃より低い周囲温度の環境において、バッテリとピストンを支持するエンジンとを有する車両の内燃エンジンを作動させる方法であって、
    加熱要素を起動して上記エンジン本体を暖機する作用段階と、
    上記エンジンをクランク回転して、該エンジンを暖機すると共に、上記エンジン本体に対する上記ピストンの限定移動を引き起こす作用段階と、
    上記バッテリから電力を吸引して該バッテリにおいて熱を生成する作用段階と、
    上記内燃エンジンを始動させ且つ上記本体を通して上記ピストンを連続的に往復動させる前に、所定期間に亙り上記バッテリを通して上記熱を分布させる作用段階とを備えて成る、方法。
  12. 前記エンジンをクランク回転する前記作用段階は前記エンジン本体内で燃料に点火する作用段階を含む、請求項11記載の方法。
  13. 前記加熱要素を起動する前記作用段階は第1加熱動作を実施する作用段階を含み、且つ、
    当該方法は、前記内燃エンジンを始動させる前に上記加熱要素を起動して第2加熱動作を実施することで上記エンジン内の空気を暖める作用段階を更に備えて成る、請求項11記載の方法。
  14. 前記第2加熱動作を開始して前記エンジン内の空気を暖める前記作用段階は、前記バッテリから電力を吸引して該バッテリを暖める作用段階を含む、請求項13記載の方法。
  15. 周囲温度を検知する作用段階と、
    上記周囲温度が約10℃より高いときに前記第1加熱要素の起動を回避する作用段階とを更に備えて成る、請求項11記載の方法。
  16. 前記加熱要素を起動する前記作用段階は、前記エンジンをクランク回転して該エンジンを暖機する前に約40秒〜約60秒に亙り上記エンジンに進入する空気を暖める作用段階を含む、請求項11記載の方法。
  17. 前記加熱要素を起動する前記作用段階は前記バッテリから電力を吸引して該バッテリを暖める作用段階を含む、請求項11記載の方法。
  18. 前記所定期間は約10秒〜約15秒である、請求項11記載の方法。
  19. 前記第2加熱動作を少なくとも約30秒に亙り継続する作用段階を更に備えて成る、請求項11記載の方法。
  20. 前記エンジンをクランク回転する前記作用段階は前記エンジン本体内で燃料に点火する作用段階を含み、且つ、
    前記内燃エンジンを始動させる前記作用段階は上記エンジン本体内の燃料の実質的に連続的な燃焼を引き起こす作用段階を含む、請求項11記載の方法。
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