JP2011064091A - 燃料加熱装置 - Google Patents

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秀行 沖
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Abstract

【課題】燃料加熱装置の内燃機関始動時の空焚きを防止して内燃機関の始動運転を安定化させつつ燃料を早期に加熱する。
【解決手段】燃料供給管2から内燃機関に供給される燃料を加熱する燃料加熱装置3は、燃料供給管2に設けられ、加熱室7を画定するヒータハウジング8と、加熱室7に設けられたヒータ9と、ヒータ9への通電を制御するECU10と、加熱室7における燃料圧力PFを検出する燃料圧力センサ25とを備える。ECU10は、内燃機関の始動時に、燃料圧力センサ25により検出された燃料圧力PFに基づいて、空焚きとなり得る量の空気が加熱室7内に混入しているか否かを判定し(ステップS36)、燃料圧力PFが所定の閾値以上、即ち加熱室7内の残留空気が所定量以下である場合(Yes)、冷却水温度TWおよびエタノール濃度KREFBSに基づいてヒータ9に対する始動デューティーDsを設定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、内燃機関に供給される燃料を加熱する燃料加熱装置に係り、内燃機関始動時の空焚きを防止するとともに早期に燃料を加熱する技術に関する。
燃料噴射弁を用いて燃料を燃焼室に噴射する内燃機関において、電気式ヒータを備えた燃料加熱装置を設け、燃料噴射弁に流入する燃料をこの電気式ヒータで加熱することで燃料を着火し易くする技術が広く知られている。かかる電気式ヒータを用いる場合、大気や内燃機関の温度或いは燃料の燃焼状態に応じてヒータを駆動制御する発明が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような電気式ヒータを備えた内燃機関では、燃料供給系の保守や点検の際に混入した空気が燃料加熱装置内に所定量以上残留している状態で内燃機関を始動し、ヒータが駆動されると、燃料加熱装置内の空気が過熱状態となり、燃料蒸気によるベーパロックが燃料噴射弁に生じて内燃機関の始動運転が不安定となったり、燃料噴射弁またはヒータが熱による損傷を受けたりするという問題がある。この問題に対処すべく、内燃機関の始動時に、燃料噴射弁に供給される燃料の昇圧速度や機関回転速度の上昇速度に基づいて燃料噴射弁内に所定量以上の空気が混入しているか否かを判断し、所定量以上の空気が残留していると判断された場合、少なくとも燃料噴射弁内の空気が所定量以下になると推定される時間が経過するまでヒータの駆動を禁止する発明が提案されている(特許文献2参照)。
特開平11−148441号公報 特許第3715195号公報
しかしながら、特許文献2に記載の発明では、燃料の昇圧速度や機関回転速度の上昇速度に基づいて空気の混入を判断した後に、ヒータを駆動したり空気が所定量以下になる時間を推定したりするため、燃料の加熱が遅れがちであった。
本発明は、このような従来技術に課せられた問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、内燃機関始動時における燃料加熱装置の空焚きを防止して内燃機関の始動運転を安定化させつつ燃料を早期に加熱することにある。
このような課題を解決するために、第1の発明は、燃料供給管(2)から内燃機関に供給される燃料を加熱する燃料加熱装置(3)において、燃料供給管(2)が接続され、加熱室(7)を画定するヒータハウジング(8)と、加熱室(7)の燃料を加熱するヒータ(9)と、ヒータ(9)への通電を制御するヒータ制御手段(10)と、加熱室(7)における燃料圧力(PF)を検出する燃料圧力検出手段(25)とを備え、ヒータ制御手段(10)は、内燃機関の始動時に、燃料圧力検出手段(25)の検出結果(PF)に基づいてヒータ(9)への通電を制御することを特徴とする。
加熱室内に空気が混入していると加熱室に供給される燃料の圧力上昇が遅くなる。そこで、この発明によれば、燃料圧力検出手段によって加熱室における燃料圧力を検出することにより、空焚きとなり得る量の空気が加熱室内に混入しているか否かを判定することができる。そして、内燃機関の始動時に、検出した燃料圧力に基づいてヒータ(加熱機)への通電を制御することにより、燃料加熱装置の空焚きを防止しつつ燃料の早期加熱を図ることができる。なお、内燃機関の始動時とは、停止状態から所定の通常運転状態(アイドリング状態)に移行するまでの初期運転期間を指し、始動開始前の準備期間をも含むものである。
また、第2の発明は、第1の発明に係る燃料加熱装置(3)において、ヒータ制御手段は(10)、操作者による内燃機関に対する始動操作に応じてヒータ(9)への通電を開始し、前記始動操作から所定時間(燃圧監視時間t1)経過後に検出された燃料圧力(PF)が所定の閾値(350kPa)未満の場合、ヒータ(9)への通電を禁止することを特徴とする。
この発明によれば、内燃機関の始動操作に応じてヒータへの通電を開始することで燃料の早期加熱を図り、始動操作から所定時間経過後に検出された燃料圧力が所定の閾値未満の場合にヒータへの通電を禁止することで、燃料加熱装置の空焚きを防止してヒータや燃料供給管の損傷を抑制することができる。そして、燃料圧力の如何に拘わらず始動操作に応じて通電することにより、ヒータを空焚きとならない範囲で予備的に加熱し、その後の迅速な燃料加熱を実現することができる。
また、第3の発明は、第1または第2の発明に係る燃料加熱装置(3)において、内燃機関を冷却する冷却水の温度(TW)を検出する水温検出手段(21)と、燃料の濃度(KREFBS)を検出する燃料濃度検出手段(LAFセンサ23)とを更に備え、ヒータ制御手段(10)は、水温検出手段(21)の検出結果(TW)と燃料濃度検出手段(23)の検出結果(KREFBS)とに基づいて、ヒータ(9)への通電量(始動デューティーDs)を設定することを特徴とする。
この発明によれば、第1および第2の発明による効果に加え、検出した水温や燃料濃度に基づいてヒータへの通電量を設定することで、ヒータの必要以上の稼動を防止し、ヒータの寿命を長くすることができる。
このように本発明によれば、ヒータ制御手段が燃料圧力検出手段の検出結果に基づいてヒータを駆動制御することにより、内燃機関始動時における燃料加熱装置の空焚きを防止して内燃機関の始動運転を安定化させることができる。
実施形態に係る燃料加熱ユニットを一部破断して示す斜視図である。 実施形態に係る燃料加熱装置のブロック図である。 実施形態に係る燃料加熱装置によるヒータ駆動制御のフロー図である。 ヒータ作動条件判定処理のフロー図である。 通電タイマ決定処理のフロー図である。 ヒータ通電デューティー決定処理のフロー図である。 空気混入量と燃料圧力との関係を示すグラフである。 実施形態に係るヒータ駆動制御による制御例を示すグラフである。 本発明に係る燃料加熱装置の変形実施形態を示す概略図である。
以下、添付の図面に示された一実施形態を参照して本発明に係る燃料加熱装置について詳細に説明する。
図1に示すように、エタノールを主燃料とする自動車用直列4気筒の内燃機関には、本実施形態の燃料加熱装置3と、吸気通路に望んで設けられ、燃料加熱装置3によって加熱された燃料を噴射して内燃機関の燃料室に供給する燃料噴射弁4とを各気筒に対してそれぞれ1つずつ備えた燃料加熱ユニット1が設けられている。
燃料噴射弁4は、FIECU(Fuel Injection Electric Control Unit、以下、単にECU10と記す)により駆動制御される電磁弁を内蔵し、電磁弁の開閉によって所定時期に所定量の燃料を内燃機関の燃焼室に向けて噴射する。
燃料加熱装置3は、燃料供給管2と燃料噴射弁4との間に設けられ、加熱室7を画定する略筒状のヒータハウジング8と、ヒータハウジング8の軸方向一端に開口する開口部に挿着され、ヒータハウジング8内に同軸状に延設されたヒータ9(加熱機)とを備えている。ヒータハウジング8の上壁には、加熱室7と燃料供給管2とを連通させて該加熱室7に燃料を流入させる流入口8aが開設され、ヒータハウジング8の下壁には、加熱室7と燃料噴射弁4とを連通させて加熱室7内の燃料を流出させる流出口8bが開設されている。ヒータ9は、電熱線を内蔵しており、バッテリから電熱線への通電がECU10によってデューティー制御されることによってヒータハウジング8内の燃料を適宜加熱する。
詳細な図示は省略するが、燃料供給管2は、その上流端が燃料供給手段としての図示しない燃料ポンプに接続されており、回動式のイグニッションスイッチ27(図2参照)がアクセサリポジション(以下、ACCポジションと記す)からイグニッションポジション(以下、IGポジションと記す)に操作されると、燃料ポンプが駆動され、所定の圧力をもった燃料がその内部に送給される。燃料供給管2は、燃料を各燃料加熱装置3に分配するための分配部2aを燃料加熱装置3の近傍に有しており、この分配部2aの下側に燃料加熱装置3が取り付けられている。また、燃料供給管2の分配部2aの上面には、加熱室7内の燃料圧力PFを検出する燃料圧力センサ25が設けられている。
また、内燃機関には、イグニッションスイッチ27がIGポジションにある状態において操作者による始動操作に基づいて、内燃機関を始動するためのスタータモータ5(図2参照)が設けられている。このスタータモータ5もECU10によってバッテリからの通電を制御される。なお、始動操作は、本実施形態ではイグニッションスイッチ27をIGポジションから更にスタートポジション(以下、STポジションと記す)に回動させる方式であるが、イグニッションスイッチ27がIGポジションにある状態で、プッシュオン式のスタート釦を押す方式でもよい。なお、本実施形態の内燃機関では、最初の始動操作に応じて燃料の加熱が開始され、2回目以降の始動操作に応じてスタータモータ5が駆動される。
次に、図2を参照して、実施形態に係る燃料加熱装置3の機能について説明する。ECU10は、内燃機関の冷却水温度TWを検出する水温センサ21、機関回転速度NEを把握すべくクランク角を検出するクランク角センサ22、排気ガス中に含まれるエタノールの残留濃度を検出して燃料中に含まれるエタノール濃度KREFBSを把握するためのLAFセンサ23、吸気圧PBAを検出する吸気圧センサ24、上述した燃料加熱装置3へ供給される燃料圧力PFを検出する燃料圧力センサ25、およびバッテリに蓄電されたバッテリチャージ量SOCを検出するバッテリセンサ26等からの検出信号、並びにイグニッションスイッチ27の状態信号が入力する入力インターフェース11と、各センサ等の信号に基づいて、ヒータ9を駆動制御するヒータ制御部12と、燃料噴射弁4を駆動制御する燃料噴射弁制御部13と、スタータモータ5を駆動制御するスタータモータ制御部14と、インストルメントパネルに設けられたプレヒートインジケータ6に対し、プレヒート状態の表示制御を行うプレヒート表示制御部15と、出力インターフェース16とを備えている。なお、ヒータ9は、ヒータ制御部12により生成された制御信号に基づき、ヒータコントロールユニット17によって駆動制御される。
次に、図3〜図6を参照して、実施形態に係るヒータ9の制御フローについて説明する。イグニッションスイッチ27がACCポジションからIGポジションに操作されると、燃料ポンプが駆動されるとともに、ECU10が起動し、燃料圧力PFを監視すべき所定の燃圧監視時間t1が設定された燃圧監視タイマを作動させた上で、図3のフローチャートにその手順を示すヒータ駆動制御を所定の処理周期をもって繰り返し実行する。なお、本実施形態では、燃圧監視時間t1が予め設定してある。
ヒータ駆動制御として、ECU10はまず、後述するヒータ条件フラグFcを読み込んで、当該フラグが0に設定されているか否か、即ちヒータ9の作動条件が不成立となっているか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1でヒータ条件フラグFcが0に設定されている場合(Yes)、ECU10は、後に詳細に説明するヒータ作動条件判定処理を行った(ステップS2)後、後に詳細に説明するヒータ通電タイマ設定処理を行ってヒータ9への通電タイマの作動/非作動を設定する(ステップS3)。一方、ステップS1でヒータ条件フラグFcが1に設定されている場合(No)、ECU10は、ヒータ作動条件判定処理を行わずにヒータ通電タイマ設定処理を行う(ステップS3)。その後、ECU10は、後に詳細に説明するヒータ通電デューティー設定処理を行ってヒータ9へ通電する目標デューティーDを決定する(ステップS3)。
ヒータ作動条件判定処理では、図4に示すように、ECU10は、まず、イモビライザによる専用キーの照合が一致するか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11でイモビライザによる照合が一致しないと判定された場合(No)、ECU10は、ヒータ作動条件を不成立と判定し、ヒータ条件フラグFcを0に設定する(ステップS16)。一方、ステップS11でイモビライザによる照合が一致すると判定された場合(Yes)、ECU10は操作者に内燃機関を始動する意思があるか否か、即ち内燃機関に対する始動操作(以下、単に始動操作と記す)が行われたか否かを判定する(ステップS12)。
ステップS12で始動操作が行われず内燃機関を始動する意思がないと判定された場合(No)、ECU10はヒータ作動条件を不成立と判定してヒータ条件フラグFcを0に設定する(ステップS16)。一方、ステップS12で始動操作が行われて内燃機関を始動する意思があると判定された場合(Yes)、ECU10は冷却水温度TWが所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS13)。なお、冷却水温度TWの判定は、使用する燃料の種類などに基づいて、燃料を加熱する必要がある程度に内燃機関の温度が低下しているか否かを判定するために行われる。
ステップS13で冷却水温度TWが所定の閾値より高い、即ち燃料を加熱する必要がないと判定された場合(No)、ECU10はヒータ作動条件を不成立と判定してヒータ条件フラグFcを0に設定する(ステップS16)。一方、ステップS13で冷却水温度TWが所定の閾値以下である、即ち燃料を加熱する必要があると判定された場合(Yes)、ECU10はエタノール濃度KREFBSが所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS14)。なお、エタノール濃度KREFBSによる判定は、加熱によって着火が可能となる程度に燃料内にエタノールが含まれているか否かを判定するために行われ、検出したエタノール濃度KREFBSの前回値が用いられる。エタノール濃度KREFBSの前回値を保持していない場合、例えば、工場出荷時といった最初の始動時の場合は、予め設定された初期値を用いる。初期値は、燃料の加熱をしなくても着火が可能となる値(0〜85%)とされており、本実施形態では、80%とされる。
ステップS14でエタノール濃度KREFBSが所定の閾値未満、即ち加熱によって燃料への着火が困難と判定された場合(No)、ECU10はヒータ作動条件を不成立と判定してヒータ条件フラグFcを0に設定する(ステップS16)。一方、ステップS14でエタノール濃度KREFBSが所定の閾値より高い、即ち加熱によって燃料への着火が可能と判定された場合(Yes)、ECU10はヒータ通電条件を成立と判定してヒータ条件フラグFcを1に設定し(ステップS15)、本処理を終了する。なお、ヒータ条件フラグFcは、ECU10の停止により(イグニッションスイッチ27がACCポジションに戻されると)0にリセットされる。
ヒータ通電タイマ設定処理では、図5に示すように、ECU10は、まず、ヒータ条件フラグFcを読み込んで、ヒータ通電条件が成立しているか否かを判定する(ステップS21)。ステップS21でヒータ通電条件が成立していない(ヒータ条件フラグFc=0)場合、ECU10は、そのまま処理を終える。一方、ステップS21でヒータ通電条件が成立している(ヒータ条件フラグFc=1)場合、ECU10は、通電タイマ設定フラグFteを読み込んで、通電タイマが設定済みであるか否かを判定する(ステップS22)。なお、通電タイマ設定フラグFteは、タイマが既に設定され作動している場合、1に設定され、タイマが未設定である場合、0に設定されている。そして、イグニッションスイッチ27がACCポジションに戻されると、通電タイマ設定フラグFteは0にリセットされる。
ステップS22で通電タイマが設定済み(通電タイマ設定フラグFte=1)と判定された場合(No)、ECU10はそのまま処理を終える。一方、ステップS22で通電タイマが未設定(通電タイマ設定フラグFte=0)と判定された場合(Yes)、ECU10は、冷却水温度TWおよびエタノール濃度KREFBSに基づいて、予め格納されたマップ(或いはテーブル、以下同様)を検索して通電タイマの設定時間t2を設定し、タイマを作動させ(ステップS23)、次いで、通電タイマ設定フラグFteを1に設定して(ステップS24)、本処理を終了する。
ヒータ通電デューティー設定処理では、図6に示すように、ECU10はまず、ヒータ条件フラグFcを読み込んで、ヒータ通電条件が成立しているか否かを判定する(ステップS31)。ステップS31でヒータ通電条件が成立している(ヒータ条件フラグFc=1)場合(Yes)、ECU10は、機関回転速度NEが所定の閾値未満であるか否かを判定する(ステップS32)。なお、機関回転速度NEの判定は、内燃機関が始動モード(内燃機関が停止中またはアイドリング状態に向けてクランキング中)にあるか、通常運転モード(少なくともアイドリング回転速度で内燃機関が運転中)にあるかを判定するものであり、本実施形態では、閾値が500rpmに設定されている。ステップS32で機関回転速度NEが所定の閾値未満、即ち内燃機関が始動モードにあると判定された場合(Yes)、ECU10は、次に、機関回転速度NEが0であるか否か、即ち内燃機関が停止中であるかアイドリング状態に向けてクランキング中であるかを判定する(ステップS33)。
ステップS33で機関回転速度NEが0であると判定された場合(Yes)、ECU10は、通電タイマの設定時間t2が経過したか否かを判定する(ステップS34)。この処理は、燃料の必要な加熱が済んでいるか否かを判定するものである。ステップS34で通電タイマ時間が経過していない、即ち燃料の必要な加熱が済んでいないと判定された場合(No)、ECU10は、イグニッションスイッチ27がIGポジションに操作された時に始動した燃圧監視タイマの燃圧監視時間t1が経過したか否かを判定する(ステップS35)。この処理は、燃料加熱装置3内の空気量を燃料圧力PFで検知するために必要な時間が経過しているか否かを判定するためのものである。
ステップS35で所定の燃圧監視時間t1が経過したと判定された場合(Yes)、ECU10は、燃料圧力PFが所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS36)。燃料圧力PFは、燃料加熱装置3内に空気が混入していなければ、イグニッションスイッチ27がIGポジションに操作されたときに駆動開始した燃料ポンプによって燃圧監視時間t1経過時点で所定の閾値以上になるはずであるが、燃料加熱装置3内に所定量以上の空気が混入していると所定の閾値に達しないため、この処理では、燃圧監視時間t1経過時点での燃料圧力PFを閾値と比較することにより、燃料加熱装置3内に所定量以上の空気が混入していないか否かが判定される。
なお、空気混入量と燃料圧力PFとは、発明者による実験によれば、図7のグラフに示す関係を有していた。すなわち、燃料加熱装置3に空気が混入しておらず、加熱室7が燃料で満たされている状態(気層割合0%)において、イグニッションスイッチ27がIGポジションに操作された後、燃圧監視時間t1が経過した時点での燃料圧力PFが400kPaとなるように設定されている。この設定において、ヒータ9のヒートポイント全体が燃料に浸漬する気層割合が20%の場合(図1参照)、同時点での燃料圧力PFは350kPaであり、ヒータ9のヒートポイント全体が燃料に浸漬しない気層割合が70%の場合(図1参照)、同時点での燃料圧力PFは98kPaであった。即ち、本実施形態では、加熱室7における気層割合が20%の場合に燃料加熱装置3の空焚きが懸念されるため、ステップS36における所定の閾値が350kPaに設定されている。
ステップS36で燃料圧力PFが所定の閾値(350kPa)以上である、即ち燃料加熱装置3内の残留空気が所定量(気層割合20%)以下と判定された場合(Yes)、ECU10は、冷却水温度TWおよびエタノール濃度KREFBSに基づいて、予め格納された加熱用のマップを検索して始動デューティーDsを求める(ステップS37)。そしてECU10は、始動デューティーDsの重み付け係数Kr1を1に設定し(ステップS38)、始動デューティーDsと後述する始動後デューティーDasとを重み付け計算してヒータ9に対する通電目標値である目標デューティーDを決定し(ステップS39)、本処理を終了する。なお、本実施形態において重み付け計算とは、重み付け係数Krを目標デューティーDに占める比率として始動デューティーDsと始動後デューティーDasとを合算したものであり、それぞれの重み付け係数をKr1、Kr2とした場合、下式によって表される。
D=Ds×Kr1+Das×Kr2
Kr1+Kr2=1
本フローでは、始動後デューティーDasの重み付け係数Kr1は0であり、始動デューティーDsがそのまま目標デューティーDとして設定される。
一方、ステップS36で燃料圧力PFが所定の閾値より小さい、即ち燃料加熱装置3内の残留空気が所定量(気層割合20%)以上と判定された場合(No)、ECU10は、始動デューティーDsを0に設定し(ステップS40)、始動デューティーDsの重み付け係数Kr1を1に設定した上で(ステップS38)、始動デューティーDsと後述する始動後デューティーDasとを重み付け計算して目標デューティーDを決定し(ステップS39)、本処理を終了する。なお、本フローでも、始動後デューティーDasの重み付け係数Kr2は0であり、始動デューティーDs(=0)がそのまま目標デューティーDとして設定される。
このように、ステップS36での判定において燃料圧力PFが所定の閾値より小さい(No)場合に、始動デューティーDsが0に設定され、目標デューティーDが0に設定されることにより、燃料加熱装置3内に所定量以上の空気が混入している状態でヒータ9を加熱することにより空気が過熱されて空焚き状態となることが回避される。なお、燃料圧力PFが徐々に上昇し、閾値を超えた時点で(ステップS36:Yes)、再度マップから検索された始動デューティーDsが設定される。
他方、ステップS35で所定の燃圧監視時間t1が経過していないと判定された場合(No)、ECU10は、燃料圧力PFを判定することなく、冷却水温度TWおよびエタノール濃度KREFBSに基づいて、予め格納されたマップを検索して始動デューティーDsを求め(ステップS37)、始動デューティーDsの重み付け係数Kr1を1に設定した上で(ステップS38)、始動デューティーDsと後述する始動後デューティーDasとを重み付け計算して目標デューティーDを決定し(ステップS39)、本処理を終了する。なお、本フローでも、始動後デューティーDasの重み付け係数Kr2は0であり、始動デューティーDsがそのまま目標デューティーDとして設定される。
このように、ステップS35での判定において所定の燃圧監視時間t1が経過していない(No)場合に、燃料圧力PFの如何に拘わらず、始動デューティーDsをそのまま目標デューティーDとして設定することにより、燃圧監視時間t1が経過する前に始動操作が行われたような場合には、即座にヒータ9へ通電して燃料の早期加熱を実現するとともに、燃圧監視時間t1経過後(ステップS35:Yes)に燃料加熱装置3内に所定量(気層割合20%)以上の空気が検出された場合(ステップS36:No)にも、燃料加熱装置3の空焚きを防止しつつ(ステップS40)、次の加熱に備えてヒータ9を予備加熱したのと同様の効果(燃料の早期加熱)を得ることができる。
次に、ステップS34に戻って説明を続ける。ステップS34で通電タイマの設定時間t2が経過している、即ち燃料の必要な加熱が済んでいると判定された場合(Yes)、ECU10はバッテリチャージ量SOCが所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS41)。ステップS41でバッテリチャージ量SOCが所定の閾値以下と判定された場合(Yes)、ECU10は、保温を目的とした始動デューティーDsを0に設定し(ステップS40)、ステップS38およびS39の処理を行い、本処理を終了する。なお、ステップS38およびS39の処理は上記同様なので説明は省略する。この処理により、過度なバッテリ電力の低下が予防され、電力不足によるスタータモータ5の作動不良などが防止される。
一方、ステップS41でバッテリチャージ量SOCが所定の閾値より大きいと判定された場合(No)、ECU10は、冷却水温度TWおよびエタノール濃度KREFBSに基づいて、加熱用のマップとは別に予め格納された保温用のマップを検索して保温用の始動デューティーDsを設定し(ステップS42)、上記同様にステップS38およびS39の処理を行い、本処理を終了する。この処理により、燃料の加熱処理後、操作者による始動操作が行われない場合であっても、過度なバッテリ電力の低下を予防した範囲で始動に備えて燃料が適温に保持される。
また、ステップS33で機関回転速度NEが0でない、即ち内燃機関がアイドリング状態に向けてクランキング中と判定された場合(No)、ECU10は、始動デューティーDsに対して処理ごとに徐々に減少させる漸減処理を行う(ステップS43)。この漸減処理は、本実施形態では、始動デューティーDsに対し、処理ごとに漸減する減算係数を乗算することにより行われる。なお、漸減処理は、始動デューティーDsの前回値から処理ごとに所定値を減算する形態や、前回値に対して1以下の所定の係数を乗算する形態など、他の方法によるものでもよい。その後、ECU10は、始動デューティーDsと始動後デューティーDasとを重み付け計算して目標デューティーDを決定し(ステップS39)、本処理を終了する。
ステップS32において、機関回転速度NEが所定の閾値以上、即ち内燃機関が通常運転中と判定された場合(No)、ECU10は、機関回転速度NEおよび吸気圧PBAに基づいて、予め格納されたマップを検索して始動後用の基本デューティーDasbを求める(ステップS44)。その後、ECU10は、エタノール濃度KREFBSに基づいて、予め格納されたマップを検索して補正係数Kを求め(ステップS45)、ステップS41で求めた始動後用の基本デューティーDasbに当該補正係数Kを乗算することにより、始動後用の基本デューティーDasbを補正する(ステップS46)。なお、補正係数Kは、エタノール濃度KREFBSが高いほど小さくなるように設定されている。その後、ECU10は、始動後用の基本デューティーDasbに対し、処理ごとに徐々にその値を減少させる漸減処理を行って始動後デューティーDasを設定する(ステップS47)。なお、この漸減処理は、本実施形態では、始動後デューティーDasの前回値から処理ごとに所定値を減算することにより行われ、最終的に始動後デューティーDasは0に設定される。なお、漸減処理は、経過時間に伴って(処理ごとに)減少する移行係数KMTIM)を乗算したり、前回値に対して1以下の所定の係数を乗算したりする形態であってもよい。
続いて、ECU10は、始動後デューティーDasの重み付け係数Kr2を算出するためのタイマをセットし(ステップS48)、重み付け係数算出用タイマの経過時間に基づいて、予め格納されたマップを検索して始動後デューティーDasの重み付け係数Kr2を設定する(ステップS49)。なお、始動後デューティーDasの重み付け係数Kr2は、タイマ経過時間が大きくなるにつれて漸増し、最終的に1になるように設定されている。その後、ECU10は、始動デューティーDsと始動後デューティーDasとを重み付け計算して目標デューティーDを決定し(ステップS39)、本処理を終了する。なお、本フローでは、ステップS39の重み付け計算において、始動デューティーDsの重み付け係数Kr1が1に設定されているが、始動後デューティーDasの重み付け係数Kr2が優先適用され、始動デューティーDsの重み付け係数Kr1は、1−Kr2として扱われる。
このようなステップS44〜S49およびS39の処理により、機関回転速度NEが所定の閾値以上となった後(ステップS32:No)には、目標デューティーDの値が、始動デューティーDsの値から始動後デューティーDasの値に徐々にシフトする(ステップS49)とともに、始動後デューティーDas自体が徐々に小さくなること(ステップS47)によって最終的に0になる。
また、ステップS31において、ヒータ通電条件が不成立(ヒータ条件フラグFc=0)となっている場合(No)、ECU10は、目標デューティーDを0に設定して(ステップS50)本処理を終了する。
以上の処理を要約すれば、ECU10は、ステップS32で始動モードにあるか通常運転モードにあるかを判定し、始動モードにある場合(Yes)、通電タイマ経過まで(ステップS34での判定がNoの間)は冷却水温度TWおよびエタノール濃度KREFBSに基づいて始動デューティーDsを決定し(ステップS37)、燃圧監視タイマの設定時間t1経過時点(ステップS35:Yes)で燃料圧力PFが所定の閾値以下の場合(ステップS36:No)、デューティーを0に設定する(ステップS40)。そして、通電タイマt2経過後(ステップS34:Yes)は、ECU10は、バッテリチャージ量SOCが所定の閾値以上の時(ステップS41:No)に保温用の始動デューティーDsに切り替える。一方、バッテリチャージ量SOCが所定の閾値以下(ステップS41:Yes)では、ECU10は保温用の始動デューティーDsを0に設定する。他方、基本モードにある(ステップS32:No)場合、ECU10は、機関回転速度NEおよび吸気圧PBAに基づいて始動後用の基本デューティーDasbを設定し、経過時間に伴って徐々に減少する移行係数KMTIMを用いたように始動モードと基本モードとに対して重み付け計算をして目標デューティーDを設定する(ステップS39)。
次に、図8を参照して本ヒータ駆動制御による制御の一例について説明する。操作者がイグニッションキーでイグニッションスイッチ27をOFFからACCに切り替えると(時点P1)、メータ類が起動し、更にイグニッションスイッチ27をACCポジションからIGポジションに切り替えると(時点P2)、ECU10が起動して燃圧監視タイマを作動させるとともに、燃料ポンプの起動によって燃料圧力PFが上昇する。燃料圧力PFは、燃料加熱装置3内に空気が混入していない通常時には、実線で示すような上昇カーブを示すが、燃料加熱装置3内に大量の空気が混入している空気混入時には、破線で示すように、通常時よりも緩やかな上昇カーブを示す。
燃圧監視タイマに設定された燃圧監視時間t1が経過する時点P4の前に、所定の条件の基、操作者が始動操作を行うと(時点P3)、燃料圧力PFに拘わり無く設定時間t2をもって通電タイマが設定される(作動する)とともに、ヒータ9への通電が開始され、クランキングが不許可にされたプレヒート状態となってヒータ温度が上昇する。プレヒート状態の間、即ち始動操作(時点P3)からクランキングが許可される時点P6までは、プレヒートインジケータ6のランプが点灯し、プレヒート中であることが操作者に明示される。なお、本実施形態では、時点P3からヒータ通電タイマの設定時間t2よりも若干短い所定時間の経過後にクランキングが許可される設定とされているが、ヒータ温度等に関連付けてクランキングを許可するような形態としてもよい。ヒータ温度は、本実施形態では特別に検出されるわけではないが、通電開始後に徐々に上昇する。また、ヒータ温度は、空気の熱容量が燃料の熱容量よりも小さいため、空気が混入している場合には破線で示すように通常時よりも急速に上昇する。
燃圧監視タイマに設定された燃圧監視時間t1が経過すると(時点P4)、ECU10は燃料圧力PFが所定の閾値(350kPa)以上であるか否かを判定し(ステップS36)、所定量(気層割合20%)以上の空気が混入していない場合には、燃料圧力PFが閾値以上となるため、ヒータ通電タイマの設定時間t2が経過するまで(時点P7まで)、ヒータ9への通電がそのまま維持される(実線)。一方、所定量以上の空気が混入している場合には、燃料圧力PFが閾値未満となるため、時点P4でヒータ9への通電が遮断(断電)される(破線)。
所定量以上の空気が混入している場合であっても、燃料圧力PFはその後緩やかに上昇して所定の閾値を超える、即ち混入した空気が圧縮されてヒータ9のヒートポイントが燃料に浸浸するので(時点P5)、ヒータ9への通電が再開される。そして、クランキングが許可され(時点P6)、ヒータ通電タイマの設定時間t2が経過すると(時点P7)、加熱用の始動デューティーDsに基づく通電を停止し(実線)、保温用の始動デューティーDsに基づく通電に切り替える(一点破線)。その後、操作者が再度始動操作を行うと(時点P8)、内燃機関がクランキング動作に入り(ステップS33:No)、保温用の始動デューティーDsを漸減処理(ステップS43)しつつ保温用の始動デューティーDsに基づく通電を維持する。なお、内燃機関がアイドリング状態になると(時点P9)、始動デューティーDsから始動後デューティーDasに徐々にシフトされ(ステップS49、S39)、最終的に0に設定される(ステップS47)。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態では、本発明に係る燃料加熱装置3を、エタノールを主燃料とする内燃機関に適用したが、軽油やガソリン等、他の成分を燃料とする内燃機関にも適用可能であり、直列4気筒以外の内燃機関にも当然に適用可能である。また、上記実施形態では、イグニッションスイッチ27がACCポジションからIGポジションにされた時にはヒータ9への通電を開始せず、最初の始動操作を始動意思の判断条件にしてヒータ9への通電を開始しているが、イグニッションスイッチ27がIGポジションにされたことをもって始動意思ありとしてヒータ9への通電を開始してもよい。また、上記実施形態では、2回目の始動操作をスタータモータ5の始動条件にしているが、始動意思確認用のスイッチとスタータモータ始動用のスイッチとを別々に設けてもよい。
また、上記実施形態では、燃料加熱ユニット1は、4つの燃料噴射弁4に対してそれぞれ燃料加熱装置3を備えているが、図9の変形実施例に示すように、複数(ここでは4つ)の燃料噴射弁4に共通の1つの燃料噴射弁4(或いは2や3つでもよい)を備える形態でもよい。この他、各装置の具体的構成や配置など、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。
2 燃料供給管
3 燃料加熱装置
7 加熱室
8 ヒータハウジング
9 ヒータ
10 ECU(ヒータ制御手段)
21 水温センサ
23 LAFセンサ(燃料濃度検出手段)
25 燃料圧力センサ
PF 燃料圧力
TW 冷却水温度
KREFBS エタノール濃度
t1 燃圧監視時間(所定時間)
Ds 始動デューティー
D 目標デューティー

Claims (3)

  1. 燃料供給管から内燃機関に供給される燃料を加熱する燃料加熱装置であって、
    前記燃料供給管が接続され、加熱室を画定するヒータハウジングと、
    前記加熱室の燃料を加熱するヒータと、
    前記ヒータへの通電を制御するヒータ制御手段と、
    前記加熱室における燃料圧力を検出する燃料圧力検出手段と
    を備え、
    前記ヒータ制御手段は、前記内燃機関の始動時に、前記燃料圧力検出手段の検出結果に基づいて前記ヒータへの通電を制御することを特徴とする燃料加熱装置。
  2. 前記ヒータ制御手段は、操作者による前記内燃機関に対する始動操作に応じて前記ヒータへの通電を開始し、前記始動操作から所定時間経過後に検出された燃料圧力が所定の閾値未満の場合、前記ヒータへの通電を禁止することを特徴とする、請求項1に記載の燃料加熱装置。
  3. 前記内燃機関を冷却する冷却水の温度を検出する水温検出手段と、
    前記燃料の濃度を検出する燃料濃度検出手段と
    を更に備え、
    前記ヒータ制御手段は、前記水温検出手段の検出結果と前記燃料濃度検出手段の検出結果とに基づいて、前記ヒータへの通電量を設定することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の燃料加熱装置。
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