JP2000142094A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

冷凍サイクル装置

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JP2000142094A JP10317860A JP31786098A JP2000142094A JP 2000142094 A JP2000142094 A JP 2000142094A JP 10317860 A JP10317860 A JP 10317860A JP 31786098 A JP31786098 A JP 31786098A JP 2000142094 A JP2000142094 A JP 2000142094A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンプレッサ7のシャフトシール部を改良す
ることなく、極低外気温時の第2冷媒循環回路(ホット
ガスヒータサイクル)22の起動時に冷媒圧縮機内部へ
の空気の混入を防止することで、サイクル内の腐食の発
生を防止し、且つ第1冷媒循環回路(通常の冷凍サイク
ル)21の起動時の異常高圧を防止するようにした冷凍
サイクル装置20を提供する。 【解決手段】 エンジン駆動式のコンプレッサ7より吐
出された高温、高圧のガス冷媒を、コンデンサ25を迂
回させて、減圧装置29およびエバポレータ6に導き、
そのエバポレータ6で空調ダクト2内を流れる空気を加
熱した後にコンプレッサ7に戻すようにした第2冷媒循
環回路(ホットガスヒータサイクル)22を、コンプレ
ッサ7の吸入圧力(PS)またはこの吸入圧力(PS)
を推定することが可能な物理量が所定値以下に低下した
際に、自動停止させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内を暖房する冷
凍サイクル装置に関するもので、特に冷媒圧縮機より吐
出された高温、高圧のガス冷媒を減圧手段および室内熱
交換器に順番に導いて、その室内熱交換器にて空調ダク
ト内を流れる空気を加熱するようにしたホットガスサイ
クルを備えた冷凍サイクル装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用空調装置、中でも車両
用暖房装置としては、エンジンの冷却水を空調ダクト内
の温水ヒータに導いて、その温水ヒータにて空調ダクト
内を流れる空気を加熱して車室内を暖房する温水式暖房
装置が一般的である。しかし、このような温水式暖房装
置は、外気温度が低く、冷却水温度が低い時に、エンジ
ンを始動して温水式暖房装置を起動する場合、すなわ
ち、温水式暖房装置の立ち上がり時に著しく暖房能力が
不足するという不具合が生じている。
【0003】そこで、上記の不具合を解消する目的で、
例えば特開平5−223357号公報においては、空気
調和装置の冷媒圧縮機より吐出された高温、高圧のガス
冷媒(ホットガス)を減圧装置を経て室内熱交換器に導
いて、その室内熱交換器にて空調ダクト内を流れる空気
を加熱することにより、エンジンの冷却水を利用して暖
房を行う主暖房装置の暖房能力を補助するようにした補
助暖房装置(ホットガスヒータサイクル)を備えた車両
用空調装置(従来の技術)が提案されている。なお、冷
媒圧縮機は、電磁クラッチを介して、エンジンによりベ
ルト駆動されるエンジン駆動式の冷媒圧縮機である。
【0004】そして、車室内を急速に暖房する時には、
冷却水温度が所定温度以上の場合、主暖房装置による暖
房能力が充分高いので、ホットガスヒータサイクルを停
止させるように冷媒圧縮機をOFFし、また、冷却水温
度が所定温度よりも低い場合、主暖房装置による暖房能
力が不足しているので、ホットガスヒータサイクルを起
動させるように冷媒圧縮機をONするように制御されて
いる。
【0005】ここで、ホットガスヒータサイクルは、車
室内熱交換器を冷媒凝縮器として働かせ、車室外熱交換
器を冷媒蒸発器として働かす通常のヒートポンプサイク
ルと異なり、冷媒圧縮機の圧力縮仕事を車室内熱交換器
(クーラモード時の冷媒蒸発器)で放熱するようにして
いるため、例えば−40℃付近の極低外気温まで作動さ
せることが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
において、例えば−20℃以下の極低外気温時には、冷
媒HFC−134aの特性上、冷媒圧縮機を起動させる
前に負圧(大気圧よりも低い圧力:例えば−26℃で大
気圧0kg/cm2 G)となる時がある。また、ホット
ガスヒータサイクルの特性から起動直後に冷媒圧縮機の
吸入部に吸入される吸入圧力(PS)は、図7のタイム
チャートに示したように、一度低下してから徐々に上昇
する傾向を持つため、冷媒圧縮機の吸入部が負圧となる
頻度は非常に高いことが確認されている。
【0007】ところで、その吸入部が負圧になる点に対
して、現在一般に用いられているエンジン駆動式の冷媒
圧縮機は、シャフトシール部で弱く、冷媒圧縮機の吸入
圧力が所定値(例えば−0.5kg/cm2 G)以下に
低下すると、そのシール部から冷媒圧縮機内部に空気が
混入してしまう可能性がある。このような冷媒圧縮機内
部への空気の混入は、サイクル内に腐食が発生したり、
クーラ使用時に高圧圧力(凝縮圧力)が異常な上昇をし
たりする等の不具合を招くことになるため、これを防止
する必要がある。
【0008】
【発明の目的】本発明は、冷媒圧縮機のシャフトシール
部等を改良することなく、極低外気温時の第2冷媒循環
回路(ホットガスヒータサイクル)の起動時に冷媒圧縮
機内部への空気の混入を防止することにより、上記問題
点を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、極低外気温時の第2冷媒循環回路(ホットガス
ヒータサイクル)の起動時に、吸入圧力検出手段にて検
出される冷媒圧縮機に吸入される吸入圧力に関連する物
理量が所定値よりも小さくなった場合には、冷媒圧縮機
を制御して第2冷媒循環回路を自動停止させることによ
り、冷媒圧縮機のシャフトシール部等を改良することな
く、冷媒圧縮機内部への空気の混入を防止することがで
きる。また、冷媒圧縮機内部への空気の混入を防止でき
るので、サイクル内の腐食の発生を防止することがで
き、且つ第1冷媒循環回路(通常の冷凍サイクル)の起
動時の異常高圧を防止することができる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、極低外気
温時の第2冷媒循環回路の起動時に、冷媒圧縮機の吸入
圧力、あるいは吸入圧力を推定できる物理量が所定値よ
りも小さくなって、第2冷媒循環回路を自動停止させる
制御を行ってから、所定時間が経過した後に、第2冷媒
循環回路を再起動させるようにすることにより、例えば
所定時間が経過した後に、内燃機関の冷却水を利用して
暖房を行う主暖房装置による暖房能力が不足している時
にその主暖房装置の暖房能力を補助することができ、例
えば主暖房装置の立ち上がり時に車室内を急速に暖房す
ることができる。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、外気温度
検出手段にて検出される外気温度、および回転速度検出
手段にて検出した圧縮機速度に基づいて設定された、第
2冷媒循環回路を起動させることが可能な起動可能領域
でのみ、第2冷媒循環回路が起動時となるように冷媒圧
縮機を制御することにより、冷媒圧縮機の吸入圧力、あ
るいは吸入圧力を推定できる物理量が所定値よりも小さ
くならない。
【0012】請求項4に記載の発明によれば、冷媒圧縮
機の圧縮機温度に関連する物理量に基づいて、第2冷媒
循環回路を起動させることが可能な起動可能領域を補正
することにより、例えば冷媒圧縮機の温度が上昇(エン
ジン温度上昇による)し、冷媒圧縮機の吸入圧力、ある
いは吸入圧力を推定できる物理量が所定値よりも小さく
なる状態でない時に起動できるようになる。また、請求
項5に記載の発明によれば、圧縮機温度に関連する物理
量として、内燃機関の冷却水温度、内燃機関の潤滑油油
温、あるいは前記冷媒循環回路内の冷媒圧力を使用して
も良い。
【0013】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態の構成〕図1ない
し図4は本発明の第1実施形態を示したもので、図1は
車両用空調装置の全体構造を示した図で、図2は車両用
空調装置の制御系を示した図である。
【0014】本実施形態の車両用空調装置は、暖房用主
熱源であるエンジン(内燃機関)Eを搭載する自動車の
車室内を空調する空調ユニット(エアコンユニット)1
における各空調手段(アクチュエータ)を、空調制御装
置(以下エアコンECUと言う)10によって制御する
ように構成された車両用エアコン装置である。
【0015】空調ユニット1は、車室内に空調空気を導
く空気通路11を成す空調ダクト2を備えている。この
空調ダクト2の最も空気上流側には、外気吸込口、内気
吸込口および内外気切替ドア(いずれも図示せず)が設
けられ、これらよりも空気下流側には遠心式送風機3が
設けられている。また、空調ダクト2の最も空気下流側
には、デフロスタ吹出口、フェイス吹出口またはフット
吹出口等の吹出口およびモード切替ドア(図示せず)が
設けられている。
【0016】遠心式送風機3は、空調ダクト2に一体的
に設けられたスクロールケーシングと、図示しないブロ
ワ駆動回路により制御されるブロワモータ12と、この
ブロワモータ12に回転駆動される遠心式ファン13と
から構成されている。なお、本実施形態の遠心式ファン
13の送風量は、0段階(OFF)から32段階まで連
続的または段階的に切り替えられるように構成されてい
る。
【0017】次に、吹出口よりも空気上流側には、後記
するエバポレータ6を通過した空気を再加熱する温水式
暖房装置(主暖房装置)4の温水ヒータ5が設けられて
いる。この温水ヒータ5は、エンジンEにより駆動され
るウォータポンプ(図示せず)により冷却水の循環流が
発生する冷却水循環回路14の途中に設置されている。
そして、温水ヒータ5は、冷却水循環回路14に設置さ
れた温水弁15が開弁すると内部にエンジンEの排熱を
吸収した冷却水が還流し、この冷却水を暖房用熱源とし
て空気を再加熱する、すなわち、空気加熱作用を行う下
流側熱交換器(第2加熱用熱交換器)である。ここで、
これらのエンジンE、温水ヒータ5、冷却水循環回路1
4および温水弁15によって温水式暖房装置(主暖房装
置)4が構成される。
【0018】次に、遠心式送風機3と温水ヒータ5との
間には、自動車に搭載された冷凍サイクル装置20の一
構成部品を成すエバポレータ6が空調ダクト2内の空気
通路11の全面を塞ぐように配されている。上記の冷凍
サイクル装置20は、第1冷媒循環回路(所謂冷凍サイ
クル)21と、第2冷媒循環回路(所謂ホットガスヒー
タサイクル)22と、第1冷媒循環回路21と第2冷媒
循環回路22とを切り替える第1、第2電磁弁23、2
4とを備えている。
【0019】第1冷媒循環回路21は、コンプレッサ7
より吐出された高温、高圧のガス冷媒を、第1電磁弁2
3→コンデンサ(室外熱交換器、冷媒凝縮器)25→レ
シーバ(気液分離器)26→膨張弁(第1減圧手段)2
7→エバポレータ6→アキュームレータ(気液分離器)
28およびコンプレッサ7の順に循環させる冷媒回路で
ある。また、第2冷媒循環回路22は、コンプレッサ7
より吐出された高温、高圧のガス冷媒(ホットガス)
を、第2電磁弁24→減圧装置(第2減圧手段)29→
エバポレータ6→アキュームレータ28およびコンプレ
ッサ7の順に循環させる冷媒回路である。
【0020】冷凍サイクル装置20は、第1電磁弁23
が開弁し、第2電磁弁24が閉弁すると、第1冷媒循環
回路21中に冷媒が還流する。また、冷凍サイクル装置
20は、第1電磁弁23が閉弁し、第2電磁弁24が開
弁すると、第2冷媒循環回路22中に冷媒が還流する。
なお、第1、第2電磁弁23、24により循環回路切替
手段を構成する。また、16は駆動モータ17により回
転駆動される冷却ファンで、コンデンサ25に強制的に
外気を吹き付ける。
【0021】エバポレータ6は、本発明の室内熱交換器
に相当するもので、第1冷媒循環回路21中を冷媒が流
れる時に、膨張弁27より流入する低温の気液二相冷媒
を蒸発させて通過する空気を冷却する冷却用熱交換器
(冷媒蒸発器)として働く。また、エバポレータ6は、
第2冷媒循環回路22中を冷媒が流れる時に、減圧装置
29より流入する高温のガス冷媒を流して通過する空気
を加熱する第1加熱用熱交換器(補助暖房装置、補助熱
源システムのホットガスヒータ)として働く。ここで、
膨張弁27は、冷媒を断熱膨張させるだけでなく、エバ
ポレータ6の出口の冷媒過熱度に応じて冷媒の循環量を
調節するものである。
【0022】コンプレッサ7は、固定容量の例えばピス
トンタイプのコンプレッサであり、吸入口より吸入した
冷媒を圧縮して吐出口より高温、高圧のガス冷媒を吐出
するエンジン駆動式の冷媒圧縮機である。このコンプレ
ッサ7のシャフトには、エンジンEの回転動力をコンプ
レッサ7に伝達したり遮断する電磁クラッチ8が接続さ
れている。また、電磁クラッチ8のプーリ33には、ベ
ルトVが掛けられている。そのベルトVは、エンジンE
のクランクプーリに掛けられており、エンジンEの回転
動力をコンプレッサ7に伝達可能としている。
【0023】そして、電磁クラッチ8が通電状態(O
N)のときには、エンジンEの回転動力がベルトVおよ
び電磁クラッチ8を介してコンプレッサ7に伝達され
る。これにより、冷凍サイクル装置20が起動すること
によってエバポレータ6による空気冷却作用または空気
加熱作用が行われる。また、電磁クラッチ8への通電が
停止(OFF)のときには、エンジンEの動力がコンプ
レッサ7に伝達されず、エバポレータ6による空気冷却
作用または空気加熱作用が停止される。
【0024】空調ユニット1における各空調手段を制御
するエアコンECU(空調制御手段、吸入圧力検出手
段)10には、車室内前面に設けられたエアコン操作パ
ネル(図示せず)上の各スイッチからの各スイッチ信号
が入力される。なお、エアコン操作パネル上には、ホッ
トガススイッチ(S/W)99、空調モードをクーラモ
ード(冷房運転)とヒータモード(暖房運転)とのいず
れかに切り替えるモード切替スイッチ100、車室内の
温度を所望の温度に設定する温度設定スイッチ(温度設
定手段)101、冷凍サイクル装置20の起動または停
止を指令するエアコンスイッチ102、および遠心式送
風機3のオン、オフを指令するブロワスイッチ103等
が設置されている。
【0025】また、エアコンECU10の内部には、C
PU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピ
ュータが設けられ、各センサからの各センサ信号が図示
しない入力回路によってA/D変換された後に、マイク
ロコンピュータへ入力されるように構成されている。な
お、エアコンECU10は、自動車のエンジンEの始動
および停止を司るイグニッションスイッチ(キースイッ
チ)が投入(IG・ON)されたときに、自動車に搭載
された車載電源であるバッテリ(図示せず)から直流電
源が供給されると制御処理を開始するように構成されて
いる。
【0026】そして、エアコンECU10には、車室内
の空気温度(以下内気温度と言う)を検出する内気温度
センサ(内気温度検出手段)104と、車室外の空気温
度(以下外気温度と言う)を検出する外気温度センサ
(外気温度検出手段)105と、車室内に入射する日射
量を検出する日射センサ(日射量検出手段)106とか
らの各センサ信号が入力される。
【0027】また、エバポレータ6を通過した直後の空
気温度(以下エバ後温度と言う)を検出するエバ後温度
センサ(エバ後温度検出手段)107と、温水ヒータ5
に流入する冷却水温度を検出する冷却水温度センサ(冷
却水温度検出手段)108と、冷凍サイクル装置20の
高圧圧力(吐出圧力:PD)を検出する冷媒圧力センサ
(高圧圧力検出手段)109とからの各センサ信号が入
力される。
【0028】なお、上記の各スイッチや各センサは、自
動車の車室内を空調するのに必要な空調環境因子を検出
するもので、内気温度センサ104、外気温度センサ1
05、エバ後温度センサ107および冷却水温度センサ
108にはサーミスタが使用されている。また、エアコ
ンECU10は、図示しないエンジン回転速度センサの
センサ信号を入力して、コンプレッサ7の回転速度を演
算する回転速度検出手段を有している。
【0029】〔第1実施形態の制御方法〕次に、本実施
形態のエアコンECU10による暖房制御を図1ないし
図3に基づいて簡単に説明する。ここで、図3はエアコ
ンECU10による暖房制御方法を示したフローチャー
トである。
【0030】イグニッションスイッチが投入(IG・O
N)されてエアコンECU10に直流電源が供給される
と、図3のルーチンが起動される。先ず、エアコン操作
パネル上の各スイッチから各スイッチ信号を読み込む
(ステップS1)。具体的には、ホットガスS/W99
のON信号またはOFF信号、モード切替スイッチ10
0の設定状態(クーラモードまたはヒータモード)を読
み込む。
【0031】次に、各センサ信号を読み込む(外気温度
検出手段、回転速度検出手段:ステップS2)。具体的
には、外気温度センサ105にて検出される外気温度
(TAM)、冷却水温度センサ108にて検出される冷
却水温度(TW)、および冷媒圧力センサ109にて検
出されるコンプレッサ7の吐出圧力(PD)を読み込
む。また、エンジン回転速度センサから入力したエンジ
ン回転速度に基づいて、コンプレッサ7の回転速度(N
C)を算出し、その値を読み込む。
【0032】次に、空調モードがヒータモードであるか
否かを判定する。すなわち、モード切替スイッチ100
によりヒータモードに設定されているか否かを判定する
(ステップS3)。この判定結果がNOの場合、つまり
空調モードがクーラモードである場合には、電磁クラッ
チ(Mg/Cl)8を通電(ON)してコンプレッサ7
を起動し、第1電磁弁23を開弁し、第2電磁弁24を
閉弁して、第1冷媒循環回路21にて冷凍サイクル装置
20を運転する(空調制御手段:ステップS4)。その
後に、図3のルーチンを抜ける。
【0033】また、ステップS3の判定結果がYESの
場合、つまり空調モードがヒータモードである場合に
は、ホットガススイッチ99が投入(ON)されている
か否かを判定する(ステップS5)。この判定結果がN
Oの場合には、電磁クラッチ(Mg/Cl)8への通電
を停止(OFF)してコンプレッサ7を自動停止し、第
1電磁弁23および第2電磁弁24を閉弁する(空調制
御手段:ステップS6)。その後に、図3のルーチンを
抜ける。
【0034】また、ステップS5の判定結果がYESの
場合、つまりホットガススイッチ99がONされている
場合には、冷却水温度(TW)が所定温度(例えば80
℃)以下であるか否かを判定する(冷却水温度判定手
段:ステップ7)。この判定結果がNOの場合には、ス
テップS6の制御処理に進む。
【0035】また、ステップS7の判定結果がYESの
場合には、コンプレッサ7の吸入圧力(PS)を算出す
る。具体的には、エンジン回転速度センサのセンサ信号
を基にして算出されるコンプレッサ7の回転速度(N
C)と、外気温度センサ105にて検出される外気温度
(TAM)とから、コンプレッサ7の吸入圧力(PS)
を推定する(吸入圧力検出手段、吸入圧力推定手段:ス
テップS8)。
【0036】次に、ステップS8で推定したコンプレッ
サ7の吸入圧力(PS)に基づいて、コンプレッサ7を
起動しても、コンプレッサ7の吸入部が負圧とならず、
コンプレッサ7のシャフトシール部から空気が混入する
恐れのない起動可能領域を算出(決定)する(起動可能
領域決定手段:ステップS9)。
【0037】次に、ステップS8で推定されたコンプレ
ッサ7の吸入圧力(PS)が所定値(例えば−0.5k
g/cm2 G)以上であるか否かを判定する。具体的に
は、外気温度(TAM)またはコンプレッサ7の回転速
度(NC)がコンプレッサ7の起動可能領域であるか否
かを判定する(ステップS10)。この判定結果がNO
の場合には、ステップS6の制御処理に進む。
【0038】また、ステップS10の判定結果がYES
の場合には、電磁クラッチ(Mg/Cl)8を通電(O
N)してコンプレッサ7を(再)起動し、第1電磁弁2
3を閉弁し、第2電磁弁24を開弁して、第2冷媒循環
回路22にて冷凍サイクル装置20を運転する(空調制
御手段:ステップS11)。その後に、図6のルーチン
を抜ける。
【0039】〔第1実施形態の作用〕次に、本実施形態
の車両用空調装置の作用を図1ないし図4に基づいて簡
単に説明する。
【0040】イ)クーラモード 空調モードがクーラモードの時には、電磁クラッチ8が
ONされ、第1電磁弁23が開弁し、第2電磁弁24が
閉弁する。したがって、コンプレッサ7より吐出された
高温、高圧のガス冷媒は、第1冷媒循環回路21を還流
してエバポレータ6内に流入する。そして、空調ダクト
2内に吸い込まれた空気は、エバポレータ6で低温、低
圧の冷媒と熱交換して冷却されて車室内に吹き出され
る。これにより、車室内が冷房される。
【0041】ロ)ヒータモード 空調モードがヒータモードの時には、ホットガススイッ
チ99がONされ、冷却水温度(TW)が所定温度(例
えば80℃)以下で温水式暖房装置4の暖房能力が不足
しており、更に、コンプレッサ7の起動可能領域(下述
する)である場合に、電磁クラッチ8がONされ、第1
電磁弁23が閉弁し、第2電磁弁24が開弁する。さら
に、温水弁15も開弁する。
【0042】したがって、コンプレッサ7より吐出され
た高温、高圧のガス冷媒は、第2冷媒循環回路22を還
流してエバポレータ6内に流入する。また、エンジンE
の排熱を吸収した冷却水は、冷却水循環回路14を還流
して温水ヒータ5内に流入する。そして、空調ダクト2
内に吸い込まれた空気は、エバポレータ6で高温、低圧
の冷媒と熱交換して加熱され、更に温水ヒータ5で高温
の冷却水と熱交換して更に加熱されて車室内に吹き出さ
れる。これにより、車室内が暖房される。
【0043】ここで、本実施形態のコンプレッサ7の起
動可能領域は、図4の特性図に示したように、例えばコ
ンプレッサ7の回転速度(NC)と外気温度(TAM)
とからコンプレッサ7の吸入圧力(PS)を推定し、決
定される。
【0044】例えば外気温度が−30℃で、コンプレッ
サ7の回転速度が1000rpmの時には、コンプレッ
サ7の吸入圧力(PS)が所定値(例えば−0.5kg
/cm2 G)であると推定する。したがって、コンプレ
ッサ7の回転速度が1000rpmで、外気温度が−3
0℃よりも低ければ、あるいは外気温度が−30℃で、
コンプレッサ7の回転速度が1000rpmよりも速け
れば、コンプレッサ7の起動時にコンプレッサ7の吸入
部が負圧となる可能性が高いので、コンプレッサ7を自
動停止(起動しないように)する。
【0045】また、外気温度が−20℃で、コンプレッ
サ7の回転速度が3000rpmの時には、コンプレッ
サ7の吸入圧力(PS)が所定値(例えば−0.5kg
/cm2 G)であると推定する。したがって、コンプレ
ッサ7の回転速度が3000rpmで、外気温度が−2
0℃よりも低ければ、あるいは外気温度が−20℃で、
コンプレッサ7の回転速度が3000rpmよりも速け
れば、コンプレッサ7の起動時にコンプレッサ7の吸入
部が負圧となる可能性が高いので、コンプレッサ7を自
動停止(起動しないように)する。
【0046】〔第1実施形態の効果〕以上のように、車
両用空調装置は、例えば−20℃以下の極低外気温時の
第2冷媒循環回路(ホットガスヒータサイクル)22の
起動時に、コンプレッサ7の吸入圧力を推定できる物理
量(起動可能領域)が所定値よりも小さくなった場合に
は、コンプレッサ7を自動停止して補助暖房運転を止め
ることにより、コンプレッサ7の起動直後にコンプレッ
サ7の吸入圧力が低下することを防止してコンプレッサ
7の吸入部が負圧となることを防止することができる。
【0047】したがって、コンプレッサ7のシャフトシ
ール部等を改良することなく、コンプレッサ7内部への
空気の混入を防止することができる。また、コンプレッ
サ7内部への空気の混入を防止できるので、サイクル内
の腐食の発生を防止することができ、且つ空調モードが
クーラモードとなった際の第1冷媒循環回路21の起動
時の異常高圧を防止することができる。
【0048】〔第2実施形態〕図5は本発明の第2実施
形態を示したもので、コンプレッサ回転速度と外気温と
から決定されるコンプレッサの起動可能領域を示した特
性図である。
【0049】本実施形態では、第1実施形態のようなコ
ンプレッサ7の吸入圧力(PS)を推定し、決定された
起動可能領域を、コンプレッサ7の温度、あるいはコン
プレッサ7の温度に相当する物理量(例えばエンジン温
度、冷却水温度、油温、第2冷媒循環回路22停止時の
冷媒圧力等)で補正することにより、コンプレッサ7の
温度が高ければ高い程、コンプレッサ7が起動し易いよ
うに、逆にコンプレッサ7の温度が低ければ低い程、コ
ンプレッサ7が起動し難いように制御しても良い。
【0050】〔第3実施形態〕図6は本発明の第3実施
形態を示したもので、エアコンECUによるコンプレッ
サ制御方法を示したフローチャートである。ここで、図
3のフローチャートと同一の制御状態は同番号を付し、
説明を省略する。
【0051】本実施形態では、エアコンECU10に図
示しない冷媒圧力スイッチ(または冷媒圧力センサ)か
らのセンサ信号を入力するようにすることで、コンプレ
ッサ7の吸入圧力(PS)を検出できるようにしてい
る。
【0052】本実施形態では、ステップS5の判定結果
がYESの場合、つまりホットガススイッチ99がON
されている場合には、タイマー回路のカウントをリセッ
ト(I=0)してスタートさせる(ステップS21)。
次に、タイマー回路のカウント(I)が例えば1秒間以
上で、且つ60秒間以内であるか否かを判定する(ステ
ップ22)。この判定結果がYESの場合には、タイマ
ー回路のカウント(I)を更新(I=I+1)する(ス
テップS23)。その後に、ステップS22の判定処理
に戻る。
【0053】また、ステップS22の判定結果がNOの
場合には、タイマー回路のカウントをリセット(I=
0)してスタートさせる(ステップS24)。次に、冷
却水温度(TW)が所定温度(例えば80℃)以下であ
るか否かを判定する(冷却水温度判定手段:ステップ2
5)。この判定結果がNOの場合には、ステップS6の
制御処理に進む。
【0054】また、ステップS25の判定結果がYES
の場合には、電磁クラッチ(Mg/Cl)8を通電(O
N)してコンプレッサ7を(再)起動し、第1電磁弁2
3を閉弁し、第2電磁弁24を開弁して、第2冷媒循環
回路22にて冷凍サイクル装置20を運転する(空調制
御手段:ステップS26)。
【0055】次に、圧力スイッチ(または圧力センサ)
にて検出されるコンプレッサ7の吸入圧力(PS)が所
定値(例えば−0.5kg/cm2 G)以下であるか否
かを判定する(吸入圧力判定手段:ステップS27)。
この判定結果がNOの場合には、ステップS22の制御
判定に戻る。
【0056】また、ステップS27の判定結果がYES
の場合には、電磁クラッチ(Mg/Cl)8への通電を
停止(OFF)してコンプレッサ7を自動停止し、第1
電磁弁23および第2電磁弁24を閉弁する(空調制御
手段:ステップS28)。タイマー回路のカウント
(I)を更新(I=I+1)する(ステップS29)。
その後に、ステップS22の制御判定に戻る。
【0057】以上のように、本実施形態では、コンプレ
ッサ7の吸入圧力(PS)を冷媒圧力スイッチ(あるい
は冷媒圧力センサ)にて直接検出し、検出した吸入圧力
(PS)が所定値(例えば−0.5kg/cm2 G)以
下になった時に、電磁クラッチ8をOFFしてコンプレ
ッサ7(ホットガスヒータサイクル)を自動停止させ
る。そして、ホットガスヒータサイクルを自動停止させ
てから所定時間(例えば60秒間)が経過した後に、電
磁クラッチ8をONしてコンプレッサ7を再起動させる
ようにしている。
【0058】したがって、ホットガスヒータサイクルを
自動停止させてから所定時間が経過した後に、ホットガ
スヒータサイクルを再起動させることができるので、エ
ンジンの冷却水を利用して暖房を行う温水式暖房装置4
の温水ヒータ5(主暖房装置)による暖房能力が不足し
ている時に、エバポレータ6に導かれるホットガスによ
ってその温水ヒータ5の暖房能力を補助することがで
き、温水式暖房装置4の立ち上がり時に車室内を急速に
補助暖房することができる。
【0059】〔他の実施形態〕本実施形態では、本発明
を自動車等の車両用空調装置の冷凍サイクル装置に適用
したが、本発明を航空機、船舶または鉄道車両等の空調
装置の冷凍サイクル装置に適用しても良い。また、本発
明を工場、店舗または住宅等の空調装置の冷凍サイクル
装置に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用空調装置の全体構造を示した構成図であ
る(第1実施形態)。
【図2】車両用空調装置の制御系を示したブロック図で
ある(第1実施形態)。
【図3】エアコンECUによるコンプレッサ制御方法を
示したフローチャートである(第1実施形態)。
【図4】コンプレッサの回転速度と外気温度とから決定
されるコンプレッサの起動可能領域を示した特性図であ
る(第1実施形態)。
【図5】コンプレッサの回転速度と外気温度とから決定
されるコンプレッサの起動可能領域を示した特性図であ
る(第2実施形態)。
【図6】エアコンECUによるコンプレッサ制御方法を
示したフローチャートである(第3実施形態)。
【図7】起動直後のコンプレッサの吐出圧力(PD)お
よびコンプレッサの吸入圧力(PS)の変化を示したタ
イムチャートである(従来の技術)。
【符号の説明】
E エンジン(内燃機関) 2 空調ダクト 4 温水式暖房装置(主暖房装置) 5 温水ヒータ 6 エバポレータ(室内熱交換器、冷媒蒸発器) 7 コンプレッサ(冷媒圧縮機) 10 エアコンECU(空調制御手段) 20 冷凍サイクル装置(補助暖房装置) 21 第1冷媒循環回路(冷凍サイクル) 22 第2冷媒循環回路(ホットガスヒータサイクル) 25 コンデンサ(室外熱交換器、冷媒凝縮器) 27 膨張弁(第1減圧手段) 29 減圧装置(第2減圧手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 康司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 伊藤 肇 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)冷媒圧縮機より吐出された高温の冷
    媒を、室外熱交換器、第1減圧手段および室内熱交換器
    に順番に導いて、その室内熱交換器で空調ダクト内を流
    れる空気を冷却した後に前記冷媒圧縮機に戻すようにし
    た第1冷媒循環回路と、 (b)冷媒圧縮機より吐出された高温の冷媒を、前記室
    外熱交換器を迂回させて、第2減圧手段および前記室内
    熱交換器に順番に導いて、その室内熱交換器で空調ダク
    ト内を流れる空気を加熱した後に前記冷媒圧縮機に戻す
    ようにした第2冷媒循環回路と、 (c)前記冷媒圧縮機に吸入される吸入圧力に関連する
    物理量を検出する吸入圧力検出手段を有し、 この吸入圧力検出手段にて検出される吸入圧力に関連す
    る物理量が所定値よりも小さくなった時に、前記第2冷
    媒循環回路を自動停止させるように前記冷媒圧縮機を制
    御する空調制御手段とを備えた冷凍サイクル装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の冷凍サイクル装置におい
    て、 前記空調制御手段は、前記第2冷媒循環回路を自動停止
    させてから所定時間が経過した後に、前記第2冷媒循環
    回路を再起動させるように前記冷媒圧縮機を制御するこ
    とを特徴とする冷凍サイクル装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の冷凍サイ
    クル装置において、 前記吸入圧力検出手段は、室外の空気温度である外気温
    度を検出する外気温度検出手段、および前記冷媒圧縮機
    の回転速度を検出する回転速度検出手段を有し、 前記外気温度検出手段にて検出される外気温度、および
    前記回転速度検出手段にて検出した圧縮機速度に基づい
    て、前記冷媒圧縮機の吸入圧力を推定し、 この推定した前記冷媒圧縮機の吸入圧力に基づいて、前
    記冷媒圧縮機の起動可能領域を設定し、 この設定した前記起動可能領域でのみ、前記第2冷媒循
    環回路が起動するように前記冷媒圧縮機を制御すること
    を特徴とする冷凍サイクル装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の冷凍サイクル装置におい
    て、 前記吸入圧力検出手段は、前記冷媒圧縮機の圧縮機温度
    に関連する物理量に基づいて、前記起動可能領域を補正
    することを特徴とする冷凍サイクル装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の冷凍サイクル装置におい
    て、 前記圧縮機温度に関連する物理量は、内燃機関の冷却水
    温度、内燃機関の潤滑油油温、あるいは前記冷媒循環回
    路内の冷媒圧力であることを特徴とする冷凍サイクル装
    置。
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