JPH08233401A - エンジン駆動式空気調和機 - Google Patents
エンジン駆動式空気調和機Info
- Publication number
- JPH08233401A JPH08233401A JP6670795A JP6670795A JPH08233401A JP H08233401 A JPH08233401 A JP H08233401A JP 6670795 A JP6670795 A JP 6670795A JP 6670795 A JP6670795 A JP 6670795A JP H08233401 A JPH08233401 A JP H08233401A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- starting
- outside air
- cranking time
- air temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低外気温時、スタータモータ11によりクラン
ク軸を回転させることによってエンジン１を始動させる
場合の始動性を向上する。 【構成】 外気温センサ23により検出された外気温が所
定温度以下のとき始動制御装置20によりエンジン１の始
動時のクランキング時間を長くする。
ク軸を回転させることによってエンジン１を始動させる
場合の始動性を向上する。 【構成】 外気温センサ23により検出された外気温が所
定温度以下のとき始動制御装置20によりエンジン１の始
動時のクランキング時間を長くする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスタータモータにより始
動せしめられるエンジンによって駆動される圧縮機を具
備するエンジン駆動式空気調和機に関する。
動せしめられるエンジンによって駆動される圧縮機を具
備するエンジン駆動式空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】上記従来のエンジン駆動式
空気調和機においては、エンジンを始動する際、スター
タモータによってクランク軸を回転させる時間、即ち、
クランキング時間が一定（約３秒）であるため、外気温
が低い場合にはエンジンが始動しない場合があった。
空気調和機においては、エンジンを始動する際、スター
タモータによってクランク軸を回転させる時間、即ち、
クランキング時間が一定（約３秒）であるため、外気温
が低い場合にはエンジンが始動しない場合があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、スタータモータによりクランク軸を回転させて
始動するエンジンと、このエンジンによって駆動される
圧縮機、室外熱交換器、絞り機構、室内熱交換器等から
なる冷凍サイクルを具備するエンジン駆動式空気調和機
において、外気温度を検出する外気温センサと、この外
気温センサにより検出された外気温度が所定温度以下の
とき上記エンジン始動時のクランキング時間を長くする
始動制御装置を設けたことを特徴とするエンジン駆動式
空気調和機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、スタータモータによりクランク軸を回転させて
始動するエンジンと、このエンジンによって駆動される
圧縮機、室外熱交換器、絞り機構、室内熱交換器等から
なる冷凍サイクルを具備するエンジン駆動式空気調和機
において、外気温度を検出する外気温センサと、この外
気温センサにより検出された外気温度が所定温度以下の
とき上記エンジン始動時のクランキング時間を長くする
始動制御装置を設けたことを特徴とするエンジン駆動式
空気調和機にある。
【０００４】他の特徴とするところは、上記始動制御手
段は外気温度の低下に応じてクランキング時間を段階的
又はリニアに長くすることにある。
段は外気温度の低下に応じてクランキング時間を段階的
又はリニアに長くすることにある。
【０００５】更に他の特徴とするところは、上記エンジ
ンをガスを燃料とするガスエンジンによって構成したこ
とにある。
ンをガスを燃料とするガスエンジンによって構成したこ
とにある。
【０００６】
【作用】本発明においては、エンジンの始動時、外気温
度が所定温度以下のときクランキング時間が長くなるの
で、エンジンの始動性が向上する。
度が所定温度以下のときクランキング時間が長くなるの
で、エンジンの始動性が向上する。
【０００７】
【実施例】本発明の１実施例が図１ないし図３に示され
ている。図１に示すように、ガスエンジン１によって駆
動される圧縮機２、四方弁３、室外熱交換器４、絞り機
構５、室内熱交換器６等によって冷凍サイクルが構成さ
れている。
ている。図１に示すように、ガスエンジン１によって駆
動される圧縮機２、四方弁３、室外熱交換器４、絞り機
構５、室内熱交換器６等によって冷凍サイクルが構成さ
れている。
【０００８】エンジン１には給気管12を経て供給された
燃焼用空気及びガス給供管13を経て供給された燃料ガス
がキャブレタ14で混合されて混合気となって供給され
る。そして、このエンジン１を始動する場合にはスター
タモータ11によりそのクランク軸を回転させる。
燃焼用空気及びガス給供管13を経て供給された燃料ガス
がキャブレタ14で混合されて混合気となって供給され
る。そして、このエンジン１を始動する場合にはスター
タモータ11によりそのクランク軸を回転させる。
【０００９】冷房運転時、エンジン１によって圧縮機２
が駆動されると、この圧縮機２から吐出されたガス冷媒
は実線矢印で示すように、四方弁３を経て室外熱交換器
４に入り、ここで室外フアン７によって送風される外気
に放熱することによって凝縮液化する。
が駆動されると、この圧縮機２から吐出されたガス冷媒
は実線矢印で示すように、四方弁３を経て室外熱交換器
４に入り、ここで室外フアン７によって送風される外気
に放熱することによって凝縮液化する。
【００１０】この液冷媒は絞り機構５を流過する過程で
断熱膨張した後、室内熱交換器６に入り、ここで室内フ
アン８によって送風される室内空気を冷却することによ
って蒸発気化する。しかる後、このガス冷媒は四方弁３
を経て圧縮機２に戻る。
断熱膨張した後、室内熱交換器６に入り、ここで室内フ
アン８によって送風される室内空気を冷却することによ
って蒸発気化する。しかる後、このガス冷媒は四方弁３
を経て圧縮機２に戻る。
【００１１】暖房運転時には、圧縮機２から吐出された
冷媒は破線矢印で示すように、四方弁３、室内熱交換器
６、絞り機構５、室外熱交換器４、四方弁３をての順に
経て圧縮機２に戻る。
冷媒は破線矢印で示すように、四方弁３、室内熱交換器
６、絞り機構５、室外熱交換器４、四方弁３をての順に
経て圧縮機２に戻る。
【００１２】エンジン１を冷却して昇温した冷却水はラ
ジェータ９に入り、ここで室外フアン７によって送風さ
れる外気に放熱することによって降温し、冷却水循環ポ
ンプ17によって付勢された後、エンジン１に戻る。以上
は従来のものと同様である。
ジェータ９に入り、ここで室外フアン７によって送風さ
れる外気に放熱することによって降温し、冷却水循環ポ
ンプ17によって付勢された後、エンジン１に戻る。以上
は従来のものと同様である。
【００１３】スタータモータ11は始動制御装置20からの
指令によって制御され、この始動制御装置20はクランキ
ング時間決定手段22、設定手段24、出力手段25を内蔵し
ている。そして、このクランキング時間決定手段22には
始動スイッチ21、外気温センサ23及び設定手段24からの
信号が入力される。
指令によって制御され、この始動制御装置20はクランキ
ング時間決定手段22、設定手段24、出力手段25を内蔵し
ている。そして、このクランキング時間決定手段22には
始動スイッチ21、外気温センサ23及び設定手段24からの
信号が入力される。
【００１４】図２にはエンジン１の始動時におけるエン
ジン回転数とスタータモータのオン・オフとの関係が示
され、図３には始動制御装置20の制御フローチャートが
示されている。始動スイッチ21がオンとされると、クラ
ンキング時間決定手段22は外気温度センサ23によって検
出された外気温度が設定手段24に設定された所定温度以
下か否かを判断し、否の場合には、クランキング時間は
標準のままとする旨を決定する。
ジン回転数とスタータモータのオン・オフとの関係が示
され、図３には始動制御装置20の制御フローチャートが
示されている。始動スイッチ21がオンとされると、クラ
ンキング時間決定手段22は外気温度センサ23によって検
出された外気温度が設定手段24に設定された所定温度以
下か否かを判断し、否の場合には、クランキング時間は
標準のままとする旨を決定する。
【００１５】然りの場合には、クランキング時間決定手
段22はクランキング時間を延長する旨を決定する。な
お、この際、図４に示すように、外気温度に応じて線イ
に示すようにリニアに延長し、又は線ロに示すように段
階的に延長することもできる。
段22はクランキング時間を延長する旨を決定する。な
お、この際、図４に示すように、外気温度に応じて線イ
に示すようにリニアに延長し、又は線ロに示すように段
階的に延長することもできる。
【００１６】決定値が出力手段25を介してスタータモー
タ11に出力されると、スタータモータ11は始動して決定
されたクランキング時間回転してエンジン１のクランク
軸を駆動した後停止する。
タ11に出力されると、スタータモータ11は始動して決定
されたクランキング時間回転してエンジン１のクランク
軸を駆動した後停止する。
【００１７】クランキング時間内にエンジン１が着火し
たか否かが確かめられ、然りの場合にはスタータモータ
11はクランク軸から切り離されてクランキングは停止さ
れるが、着火しない場合には所定時間経過後スタータモ
ータ11が再度オンとなりクランキングを繰り返す。
たか否かが確かめられ、然りの場合にはスタータモータ
11はクランク軸から切り離されてクランキングは停止さ
れるが、着火しない場合には所定時間経過後スタータモ
ータ11が再度オンとなりクランキングを繰り返す。
【００１８】しかして、図２に示すように、低外気温時
にはクランキング時間が標準時より長くなるので、エン
ジン１は着火し易くなり、エンジンの始動性が向上す
る。
にはクランキング時間が標準時より長くなるので、エン
ジン１は着火し易くなり、エンジンの始動性が向上す
る。
【００１９】
【発明の効果】本発明においては、エンジンの始動時、
外気温度が所定温度以下のときクランキング時間が長く
なるので外気温が低い場合のエンジンの始動性を向上し
うる。
外気温度が所定温度以下のときクランキング時間が長く
なるので外気温が低い場合のエンジンの始動性を向上し
うる。
【００２０】外気温度の低下に応じてクランキング時間
を段階的又はリニアに長くすれば、エンジンを確実に始
動させることが可能となる。
を段階的又はリニアに長くすれば、エンジンを確実に始
動させることが可能となる。
【図１】本発明の１実施例を示す系統図である。
【図２】上記実施例におけるエンジン始動時のエンジン
回転数とスタータモータのオン・オフとの関係を示すタ
イムチャートである。
回転数とスタータモータのオン・オフとの関係を示すタ
イムチャートである。
【図３】上記実施例の制御フローチャートである。
【図４】上記実施例における外気温とクランキング時間
との関係を示す線図である。
との関係を示す線図である。
11 スタータモータ １ エンジン ２ 圧縮機 ４ 室外熱交換器 ５ 絞り機構 ６ 室内熱交換器 20 始動制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花井 実 名古屋市中村区岩塚町字高道１番地 三菱 重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 米田 道雄 名古屋市中村区岩塚町字高道１番地 三菱 重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 加藤 忠広 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 １番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内
Claims (3)
- 【請求項１】 スタータモータによりクランク軸を回転
させて始動するエンジンと、このエンジンによって駆動
される圧縮機、室外熱交換器、絞り機構、室内熱交換器
等からなる冷凍サイクルを具備するエンジン駆動式空気
調和機において、 外気温度を検出する外気温センサと、この外気温センサ
により検出された外気温度が所定温度以下のとき上記エ
ンジン始動時のクランキング時間を長くする始動制御装
置を設けたことを特徴とするエンジン駆動式空気調和
機。 - 【請求項２】 上記始動制御手段は外気温度の低下に応
じてクランキング時間を段階的又はリニアに長くするこ
とを特徴とする請求項１記載のエンジン駆動式空気調和
機。 - 【請求項３】 上記エンジンをガスを燃料とするガスエ
ンジンによって構成したことを特徴とする請求項１記載
のエンジン駆動式空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6670795A JPH08233401A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | エンジン駆動式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6670795A JPH08233401A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | エンジン駆動式空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08233401A true JPH08233401A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=13323680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6670795A Withdrawn JPH08233401A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | エンジン駆動式空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08233401A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011089426A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | サブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法および装置 |
| GB2560171A (en) * | 2017-03-01 | 2018-09-05 | Gm Global Tech Operations Llc | A method of cranking an internal combustion engine of a motor vehicle |
-
1995
- 1995-03-02 JP JP6670795A patent/JPH08233401A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011089426A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | サブエンジン式冷凍装置のエンジン始動方法および装置 |
| GB2560171A (en) * | 2017-03-01 | 2018-09-05 | Gm Global Tech Operations Llc | A method of cranking an internal combustion engine of a motor vehicle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |