JP3408682B2 - エンジン駆動式空気調和機 - Google Patents

エンジン駆動式空気調和機

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JP3408682B2 JP30337195A JP30337195A JP3408682B2 JP 3408682 B2 JP3408682 B2 JP 3408682B2 JP 30337195 A JP30337195 A JP 30337195A JP 30337195 A JP30337195 A JP 30337195A JP 3408682 B2 JP3408682 B2 JP 3408682B2
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compressor
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忠広 加藤
鈴木  寛
立二 森島
実 花井
道雄 米田
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンより駆動さ
れる圧縮機を具備する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種空気調和機の系統図が図3
に示されている。図3に示すように、エンジン1により
駆動される圧縮機2、四方弁3、室外熱交換器4、絞り
機構5、室内熱交換器6を冷媒配管で接続することによ
って冷凍サイクルが構成されている。
【0003】冷房運転時、エンジン1によって圧縮機2
が駆動されると、この圧縮機2から吐出されたガス冷媒
は実線矢印で示すように、四方弁3を経て室外熱交換器
4に入り、ここで室外フアン7により送風される外気に
放熱することによって凝縮液化する。
【0004】この液冷媒は絞り機構5を流過する過程で
断熱膨張した後、室内熱交換器6に入り、ここで室内フ
アン8により送風される室内空気を冷却することによっ
て蒸発気化する。しかる後、このガス冷媒は四方弁3を
経て圧縮機2に戻る。
【0005】暖房運転時には、四方弁3が上記と逆方向
に切り換えられ、圧縮機2から吐出された冷媒は破線矢
印で示すように、四方弁3、室内熱交換器6、絞り機構
5、室外熱交換器4、四方弁3をこの順に経て圧縮機2
に戻る。
【0006】エンジン1を冷却することによって昇温し
た冷却水はラジェータ9に入り、ここで室外フアン7に
より送風される外気に放熱することによって降温した
後、冷却水循環ポンプ10により付勢されてエンジン1に
戻る。
【0007】エンジン1の回転数は空調負荷に対応する
ように制御され、このエンジン1の運転中、これに内蔵
されたオイルポンプ12によってエンジン1のオイルパン
1A内に貯溜されたオイルOが吸い上げられて各摺動部に
供給される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、エンジン1に対して運転停止信号が出力さ
れると、直ちにエンジン1が停止し、これに伴ってオイ
ルポンプ12も停止するので、エンジン1の各摺動部への
オイルの供給が停止してしまう。
【0009】従って、エンジン1の高負荷運転時に運転
停止信号を出力すると、その高温部に滞留しているオイ
ルの温度が異常に上昇し、この結果、オイルの劣化や寿
命の低下を惹起するという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、各摺動部にオイルを供給するオイルポンプを備
えたエンジンと、このエンジンにより駆動される圧縮
機、室外熱交換器、絞り機構、室内熱交換器を冷媒配管
で接続してなる冷凍サイクルを具備するエンジン駆動式
空気調和機において、上記エンジンの回転数検出手段
と、上記エンジンに対する運転停止信号が出力されたと
きのエンジン回転数が設定回転数以上か否かを判定する
判定手段と、この判定手段によってエンジン回転数が設
定回転数以上と判定されたとき上記エンジンを最低回転
数に維持して所定時間運転した後停止させる停止前運転
制御手段と、上記判定手段によってエンジン回転数が設
定回転数以下と判定されたとき上記エンジンを停止する
停止指令手段を設けたことを特徴とするエンジン駆動式
空気調和機にある。
【0011】しかして、エンジンに対する運転停止信号
が出力されたとき、その回転数が設定回転数以下であれ
ばエンジンは直ちに停止するが、設定回転数以上であれ
ばエンジンは最低回転数で所定時間運転した後に停止す
る。
【0012】上記圧縮機に容量制御機構を設け、この容
量制御機構に上記停止前運転制御手段から出力すること
によって圧縮機の容量を部分容量に切り換えることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1及び図2
に示され、図1は系統図、図2は制御フローチャートで
ある。エンジン1を空調負荷に対応する回転数で運転
中、リモコン20から運転停止信号が判定手段21に出力さ
れると、ここで回転数検出手段22によって検出されたエ
ンジン1の回転数が回転数設定器23によって設定された
設定回転数以上か否かが判定される。
【0014】以上であれば、判定手段21は停止前運転制
御手段24に出力し、停止前運転制御手段24は圧縮機2の
容量制御機構2Aに出力してこれを部分容量に切り換える
と同時にエンジン1の回転数制御機構1Bに出力してタイ
マ25に予め設定された所定時間( 例えば5分間) エンジ
ン1を最低回転数(例えば700rpm) で運転した後、これ
を停止させる。
【0015】エンジン回転数が設定回転数以下であれ
ば、判定手段21は停止指令手段26に出力し、停止指令手
段26は直ちにエンジン1に出力してこれを停止させる。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、エンジンに対する運
転停止信号が出力されたとき、その回転数が設定回転数
以下であればエンジンは直ちに停止するが、設定回転数
以上であれば、エンジンは最低回転数で所定時間運転し
た後に停止する。この結果、オイルの温度の異常上昇を
防止しうるので、オイルの劣化及びその寿命低下を防止
しうる。
【0017】圧縮機に容量制御機構を設け、この容量制
御機構に停止前運転制御手段から出力することによって
圧縮機の容量を部分容量に切り換えれば、エンジンを最
低回転数で運転中エンジンが過負荷によって停止するの
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す系統図である。
【図2】上記実施形態における制御フローチャートであ
る。
【図3】従来のエンジン駆動式空気調和機の系統図であ
る。
【符号の説明】
1 エンジン 1A オイルパン 1B 回転数制御機構 O オイル 12 オイルポンプ 2 圧縮機 2A 容量制御機構 4 室外熱交換器 5 絞り機構 6 室内熱交換器 22 回転数検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森島 立二 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三 菱重工業株式会社 名古屋研究所内 (72)発明者 花井 実 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三 菱重工業株式会社 名古屋研究所内 (72)発明者 米田 道雄 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三 菱重工業株式会社 名古屋研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01M 5/00 F01M 7/00 F02G 5/02 F25B 27/00 F02D 29/02 F02D 29/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各摺動部にオイルを供給するオイルポン
    プを備えたエンジンと、このエンジンにより駆動される
    圧縮機、室外熱交換器、絞り機構、室内熱交換器を冷媒
    配管で接続してなる冷凍サイクルを具備するエンジン駆
    動式空気調和機において、 上記エンジンの回転数検出手段と、上記エンジンに対す
    る運転停止信号が出力されたときのエンジン回転数が設
    定回転数以上か否かを判定する判定手段と、この判定手
    段によってエンジン回転数が設定回転数以上と判定され
    たとき上記エンジンを最低回転数に維持して所定時間運
    転した後停止させる停止前運転制御手段と、上記判定手
    段によってエンジン回転数が設定回転数以下と判定され
    たとき上記エンジンを停止する停止指令手段を設けたこ
    とを特徴とするエンジン駆動式空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記圧縮機に容量制御機構を設け、この
    容量制御機構に上記停止前運転制御手段から出力するこ
    とによって圧縮機の容量を部分容量に切り換えることを
    特徴とするエンジン駆動式空気調和機。
JP30337195A 1995-10-30 1995-10-30 エンジン駆動式空気調和機 Expired - Fee Related JP3408682B2 (ja)

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