JP5455389B2 - グレーチングの取付構造 - Google Patents

グレーチングの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5455389B2
JP5455389B2 JP2009026039A JP2009026039A JP5455389B2 JP 5455389 B2 JP5455389 B2 JP 5455389B2 JP 2009026039 A JP2009026039 A JP 2009026039A JP 2009026039 A JP2009026039 A JP 2009026039A JP 5455389 B2 JP5455389 B2 JP 5455389B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grating
receiving
mounting
side groove
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009026039A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010180640A (ja
Inventor
神秀 松林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goto Concrete Co Ltd
Original Assignee
Goto Concrete Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Goto Concrete Co Ltd filed Critical Goto Concrete Co Ltd
Priority to JP2009026039A priority Critical patent/JP5455389B2/ja
Publication of JP2010180640A publication Critical patent/JP2010180640A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5455389B2 publication Critical patent/JP5455389B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Description

本発明は、U字溝などの側溝路上面に複数の蓋と共に、該蓋の間に敷設されるグレーチングの側溝への取付構造に関するものである。
U字溝に代表される上面が開口した側溝に敷設されるグレーチングや蓋は、一般的に、側溝の上面には固定されてはいない。
そこで、本発明者は、モルタルで固定できる蓋を創案するに至っている(特許第3943114号)。
また、グレーチングを固定しなければならない場合には、通常現場においては、あらかじめ固定具が埋め込まれた専用の側溝を用いなければならない。
従って、既設の側溝の場合には、固定具を埋め込まなければならないが、かかる作業を行おうとすると、側溝が破損する場合が多々あった。そこで、このような場合には、通常グレーチングを載置するのみとしているのが現状であった。
しかし、側溝上面にグレーチングを載置するのみであると、該グレーチングのガタつきによる騒音問題、また車両に踏まれたグレーチングが跳ね上がり、当該車両のフロントガラスに衝突したりして、事故を起こす。
さらには近年において見られる現象であるグレーチングなど金属部材の盗難事件の多発、前記グレーチングのガタつきにより、側溝上面部分と前記グレーチングが当接して側溝自体を破損してしまうなど、各種の課題が山積していた。
特許第3943114号
さらに、前述したように、既設の側溝に直接グレーチング固定用のボルト等を打ちこみ、該固定用ボルトとナットをもってグレーチングを固定する場合においては、側溝上面部への固定用ボルトの打ち込みが直接ゆえ、特に側溝上面部分にひびが入り側溝の破損が生じるとの課題もある。
かくして、本発明は、前記従来からの各種課題に対処すべく創案されたものであり、グレーチング固定用ボルトを側溝への打ちこむなどの側溝への直接取り付ける構造ではなく、たとえば、L型のグレーチング受け片を用意し、該受け片をグレーチング設置箇所である側溝本体上面部に配置し、該L型の形状をもって、側溝本体に固定された蓋と接続し、接続されたL型の受け片によってグレーチングの側溝への取り付け、固定が側溝を破損させることなく、しかも正確に、容易にできるものとしたのである。
よってグレーチング敷設後に起きる側溝のひび割れ及び接触欠け、その他に生じる各種の問題にも完全に防止でき、さらにグレーチングについての若干の取り付け誤差にも対応できるグレーチングの取付構造を提供することを目的とするものである。
本発明によるグレーチングの取付構造は、
敷設された側溝の上面に載置される蓋と蓋との間に取付空間部が設けられ、
該取付空間部にグレーチングが取り付けられるグレーチングの取付構造であり、
前記取付空間部を介して対向する2つの蓋の側面下端より、おのおの対向する蓋側に向かって張り出す一対のグレーチング受け片が、前記蓋の側面に各々取り付けられ、
前記一対のグレーチング受け片には、グレーチングの底面端部が載置されて、前記取付空間部内にグレーチングが取り付けられ、
前記取付空間部の長さが、グレーチングの長さより長くとも取付可能とされるとともに、前記敷設された側溝上面と、取り付けられたグレーチング底面とのスペースは、塞いでなる、
ことを特徴とし、
または、
敷設された側溝の上面に載置される蓋と蓋との間に略方形状をなす取付空間部が設けられ、該取付空間部にグレーチングが取り付けられるグレーチングの取付構造であり、
前記グレーチングは、前記側溝の長手方向に沿って、グレーチング底面両端側に略角筒状に形成された嵩上げ部材が、側溝の一対の側壁上面上に平行にして載置されるべく一対設けられたグレーチングであり、
前記取付空間部に、略方形状をなすグレーチング受け枠をセットしてなり、
前記略方形状をなすグレーチング受け枠は、方形枠状に構成された4つの受け片を有し、蓋に隣接する2つの受け片からは、各々隣接する蓋の側面に当接するよう、該受け片の端部から略垂直に立ち上がる取付壁片を有して構成され、あるいは、前記方形枠状に構成された4つの受け片の端部よりそれぞれ立ち上がる取付壁片及び壁片が設けられて構成され、あるいは略方形状をなすグレーチング受け枠を構成する受け片は、側溝上面に載置される一対のものとし、各々蓋に隣接する側には受け片を設けずに取付壁片しか設けない構成とされ、
前記セットされたグレーチング受け枠と、該グレーチング受け枠と接する各々蓋の側面とを連結ボルトにより連結し、連結されたグレーチング受け枠内においては、前記受け片上に前記嵩上げ部材つきグレーチングの嵩上げ部材底面が載置されてグレーチングが取り付けられ、
前記側溝上部に載置されている一対の受け片には、固定ボルトが前記受け片底面下方から上方に向い、垂直方向に立設され、
前記グレーチング上面端部の所定箇所にはナット操作孔が、前記嵩上げ部材に設けた貫通孔と同位置上方に形成され、前記貫通孔は、前記グレーチングの側溝長手方向に対する取付誤差を前記貫通孔で吸収できるよう側溝が敷設されている長手方向に向かって長穴となるように楕円状の長穴とされてなり、該貫通孔を貫通した前記固定ボルトにナットを締結してグレーチングが取り付けられた、
ことを特徴とするものである。
本発明によるグレーチングの取付構造であれば、グレーチング固定用ボルトを側溝への打ちこむなどの蓋の側溝への直接取り付けではなく、たとえば、グレーチング受け片あるいはグレーチング受け枠を用意し、該グレーチング受け片やグレーチング受け枠をグレーチング設置箇所である側溝本体上面の取付空間部に配置して、隣接の蓋との接続をなし、その受け片や受け枠でグレーチングの側溝への取り付け、固定ができるものとした。
これによりグレーチング取り付け後の側溝のひび割れ及び接触欠けをも防止でき、さらにグレーチングについての若干の取り付け誤差にも対応できるとの優れた効果を奏する。
本発明に係るグレーチングの取付構造を示す斜視図である(その1)。 本発明に係るグレーチングの取付構造を示す斜視図である(その2)。 本発明に係るグレーチングの取付構造を示す斜視図である(その3)。 本発明に係るグレーチングの取付構造を示す斜視図である(その4)。 本発明に係るグレーチングの取付構造を示す斜視図である(その5)。 本発明に係るグレーチングの取付構造を示す平面図である。 (a)は、図6におけるA−A線断面図及び(b)は、図6におけるB−B線断面図である。 (a)は、他の実施例を示す図6におけるA−A線断面図及び(b)は、他の実施例を示す図6におけるB−B線断面図である。
以下、図を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1、図2は、本実施例に係るグレーチングの取付構造を説明する構成説明図である。
図1において理解されるように、上面に開口部を有するU字溝あるいはいわゆる落ちふた式側溝と称される側溝11が予め道路の両脇などに敷設される。
そして、これら側溝11の上面部12には、方形ブロック板状をなす蓋6が、側溝11が敷設されている長手方向に向かい複数個連結されて載置される。
この際、側溝11が敷設されている長手方向には、所定の間隔でグレーチング5が取り付けられる。グレーチング5を所定間隔ごとに間隔をあけて複数設けることにより、この箇所からゴミを取り除いたり、清掃をしたりなどの作業が行われる。
ここで、例えば、既設側溝には、予め蓋6とグレーチング5が敷設されている場合もあり、この場合、グレーチング5に併設された蓋6のいくつかが破損した場合には、その破損した蓋6を交換しなければならないが、これら蓋6やグレーチング5の取り付けに若干の取り付け誤差を生じる場合があり、かかる場合には、前記グレーチング5の取り付け箇所(取付空間箇所)でその誤差を調節することもある。
そして、かかる誤差の調節は蓋6とグレーチング5とを新設して取り付ける場合でも同様である。
また、側溝11自体を新設し、それに伴い蓋6やグレーチング5を取り付ける場合でも同様となる。
ここで、従来、グレーチング5の取り付け箇所については、その取り付け後、その上を車が通過したり、あるいは重量物が通過したりすることが頻繁に生じることがあり、もってそのたびにがたつきが生じると、最終的にそのがたつきによる衝撃で側溝11の上面等を破損しかねない。
よって、ガタつきを生じないよう、ゴムなどの合成樹脂を接触面に施したグレーチングを使用するのが一般的であるが、それでもその上を車両が乗り、グレーチングを跳ね上げるなど問題が多い。
また、車両が横断する箇所での設置では、固定具が埋め込まれたいわゆる専用の側溝が用いられるが、かかる側溝はその費用が高価である。さらにはあらかじめ敷設されている、いわゆる固定具が埋め込まれていない側溝に固定具を取り付ける工事を施すのは作業手間や作業コストの高騰化を招来し、かつ取り付け作業の際に側溝上面を破損するおそれもある。
そこで、蓋6の間に所定のグレーチング取付空間部13を形成し、該取付空間部13内にグレーチング5を取り付けるものとし、本発明では側溝上面に固定しないグレーチングの取付構造としたのである。
ここで、図1において、符号1はL型をなすグレーチング受け片を示す。該L型グレーチング受け片1は、前記取付空間部13を介して対向する一対の蓋6、6の側面14下端より、対向する蓋6側に向かって張り出す受け片2と、前記蓋6の側面14に面接触して取り付けられるよう前記受け片2の端部より垂直に立設する取付壁片3とにより形成され、もってL型アングルの形状をなして構成されている。
また、前記取付壁片3の所定箇所には蓋6の側面14との連結に用いる連結ボルト用貫通孔4が設けられている。
しかして、当該グレーチング受け片1は、前記連結ボルト用貫通孔4を用いて予め蓋6,6の側面に取り付けられている。
次に、符号5はグレーチングを示す。
該グレーチング5の底面には、敷設された側溝6の長手方向に沿って、グレーチング底面両端側に略角筒状に形成された嵩上げ部材7が一対設けられている。そして該嵩上げ部材7,7はU字溝などの側溝の一対の側壁上面上に平行にして載置されるものとなる。
該嵩上げ部材7の設置により、前記グレーチング5と、隣接する蓋6,6の高さを均一に調整することにもなる。
また、図1などに示されるように、前記嵩上げ部材7の長手方向両端部所定箇所には、貫通孔8が形成される。
これは前記グレーチング5の設置の際に後述する固定ボルト9を貫通させるためのものである。
次に、符号10はスペーサ片を示す。該スペーサ片10は前記L型グレーチング受け片1,1間に設置される。
該スペーサ片10及び前記受け片2を前記側溝11の一対の側壁上面12とグレーチング5の嵩上げ部材7の底面間に介在させることで、グレーチング5にかかる加重のクッションとしても作用し、接触欠けやひび割れの防止の効果をも奏する。
なお、前記スペーサ片10の詳細な形状、材質及び取り付け方法については何ら限定されるものではない。よって鉄などの金属製部材で構成しても構わないし、モルタル部材で構成しても構わない。本実施例においては、前記スペーサ片10は良好なクッション性を得るために、弾性体や合成樹脂によって形成するのが好ましいものとしている。
また前記スペーサ片10は、図1に示す実施例では、前記嵩上げ部材7の底部に固着されて設けられている。しかしこの構成に限定されるものではなく、図2に示すように側溝11の上面部12に固着し、前記受け片2,2間に設置しても構わないものである。
なお、同図から理解されるように、前記スペーサ片10の幅は前記嵩上げ部材7及び側溝11の上面部12の幅と略同等としておく。
また、前記スペーサ片10と受け片2は略同等の厚みによって形成しておく。
そして、このように、前記敷設された側溝11の上面部12と、取り付けられたグレーチング5底面とのスペースは、該グレーチング5底面に設けられたスペーサで塞がれるものとなる。
次に、図面を参照しながら、本発明におけるグレーチングの取付構造の実施例について説明する。
まず、図1に示すように、例えば道路の長手方向に向かって、例えば道路の両脇に敷設されたU字溝など上面開口型の側溝11の上面部12に、すなわちU字溝の両側壁上面に、前記複数の蓋6をグレーチングの取付空間部13とする所定のグレーチング取り付けのための空間をあけて、設置していく。
なお、前記取付空間部13を中心に対向する蓋6、6には、L型グレーチング受け片1、1を前記蓋6の側面14下端長手方向に沿って取り付けておくのが好ましい。
なお、上記のごとく、予めL型グレーチング受け片1,1が取り付けられた蓋6,6を敷設してもかまわないし、蓋6を敷設した後に、現場でL型グレーチング受け片1,1を前記蓋6の側面14に取り付けても構わない。
なお設置の際、前記L型グレーチング受け片1、1は前記受け片2が各々対向する前記蓋6に向かって水平に張り出すように設置されるものである。
前記対向する蓋6の側面14所定箇所には連結ボルト孔15が形成されており、該連結ボルト孔15に前記取付壁片3の連結ボルト用貫通孔4を介して連結ボルト16が螺挿され、前記L型グレーチング受け片1と前記蓋6とが連結される。
また、連結された前記L型グレーチング受け片1の受け片2には固定ボルト9、9が底面下方から上方に向い、垂直方向に立設して設けられている。
この固定ボルト9の長さ、設置箇所及び取り付け方法についても何ら限定されるものではない。
なお、前記固定ボルト9は、前記L型グレーチング受け片1の設置前にあらかじめ、受け片2に取り付けておいても構わないし、作業時に取り付けても構わない。
つぎに、グレーチング5をL型グレーチング受け片1、1間である前記取付空間部13内に上方から嵌めこむ。
前記グレーチング5上面端部の所定箇所にはナット操作孔20,20・・・が設けられており、前記嵩上げ部材7の貫通孔8,8と同位置上方に形成されている。
なお、前記貫通孔8,8は側溝が敷設されている長手方向に向かって長穴となるように楕円状の長穴とされており、グレーチング5の側溝長手方向に対する取付誤差を前記長穴状の貫通孔8で吸収できるように構成されている。
なお、前記貫通孔8の形状についても何ら限定されるものではなく、大きな丸穴あるいは長方形状の穴でも構わないものである。
また、前記固定ボルト9の長さは何ら限定されるものでない。長尺なタイプの固定ボルト9を用いた場合は、嵩上げ部材7の上面壁に前記貫通孔8,8を設け、この箇所で締結すればよい(図8参照)。
これに対して、短尺なタイプの固定ボルト9を用いた場合は、嵩上げ部材7の上面壁には前記ナット操作孔20,20と貫通させた上面開口部19,19を設け、底面の前記貫通孔8で締結することになる(図7参照)。
そして、グレーチング5を取付空間部13内にはめ込むときに、前記長穴状の貫通孔8内に前記固定用ボルト9を挿通し、挿通された固定ボルト9にワッシャ17を前記ナット操作孔20から操作して入れ、最後にナット18を固定用ボルト9に締結して、もって前記グレーチング5をL型グレーチング受け片1に固定するのである。
以上のグレーチングの取付構造により、前記グレーチング5の側溝11への取り付け、固定ができる。
ここで、現場において、前記グレーチングの取り付けのための取付空間部13の長さ(敷設された側溝長手方向の長さ)が、グレーチング5の長さより若干長くセットされたとしても、上記のグレーチングの取付構造によりその誤差は吸収でき、グレーチング5は見栄えよく取り付けることができる。
ついで、図3などに第2実施例を示す。
第2実施例では、取付空間部13内にグレーチング5を取り付けるために、略方形状をなすグレーチング受け枠30を使用したものである。
そして、該グレーチング受け枠30は、方形枠状に構成された4つの受け片2と、各々隣接する蓋6,6の側面14,14に当接するよう、受け片2の端部から略垂直に立ち上がる取付壁片3,3を有して構成されているものである。
そして、図4及び図5には、グレーチング受け枠30の変形例が示されている。図4に示すグレーチング受け枠30は、4つの受け片2の端部よりそれぞれ立ち上がる取付壁片3,3及び壁片31が設けられたもので、図5のグレーチング受け枠30は、受け片2を側溝11上面に載置される一対のものとし、蓋6側には取付壁片3,3しか設けない構成としたものである。
しかして、図3などから理解されるように、略方形状をなす取付空間部13内に、この略方形状をなすグレーチング受け枠30をセットし、その中にグレーチング5を取り付けるのである。
すなわち、図3ないし図5から理解されるように、例えば道路の長手方向に向かって、例えば道路の両脇に敷設されたU字溝など上面開口型の側溝11の上面部12に、すなわちU字溝の両側壁上面に、前記複数の蓋6をグレーチングの取付空間部13とする所定のグレーチング取り付けのための空間をあけて、設置していく。
そして、蓋6を敷設した後、現場において、取付空間部13内にグレーチング受け枠30を入れ、それを前記蓋6の側面14に取り付け固定していく。
この際、取付空間部13とグレーチング受け枠30との長さが合わないとき、たとえば取付空間部13の方が大きい幅になったときなどには、蓋6をずらして、取付空間部13を狭めるように寄せ、前記取付空間部13の長さを調整することになる。
次いで、前記対向する蓋6,6の側面14の所定箇所には連結ボルト孔15が形成されており、該連結ボルト孔15に前記取付壁片3の連結ボルト用貫通孔4を介して連結ボルト16を螺挿し、前記グレーチング受け枠30と前記蓋6とを連結する。
連結された前記グレーチング受け枠30を構成する各受け片2、図3ないし図5の実施例では、側溝11上部に載置されている一対の受け片2,2に、固定ボルト9、9が底面下方から上方に向い、垂直方向に立設して設ける。
この固定ボルト9の長さ、設置箇所及び取り付け方法については何ら限定されるものではない。
なお、前記固定ボルト9は、前記グレーチング受け枠30の設置前にあらかじめ、受け片2に取り付けておく。
前記グレーチング5上面端部の所定箇所にはナット操作孔20,20・・・が設けられており、前記嵩上げ部材7の貫通孔8,8・・・と同位置上方に形成されている。
なお、前記貫通孔8,8は側溝が敷設されている長手方向に向かって長穴となるように楕円状の長穴とされており、グレーチング5の側溝長手方向に対する取付誤差を前記長穴状の貫通孔8で吸収できるように構成されている。
なお、前記貫通孔8の形状についても何ら限定されるものではなく、大きな丸穴あるいは長方形状の穴でも構わないものである。
また、前記固定ボルト9の長さは何ら限定されるものでない。長尺なタイプの固定ボルト9を用いた場合は、嵩上げ部材7の上面壁に前記貫通孔8,8を設け、この箇所で締結すればよい(図8参照)。
これに対して、短尺なタイプの固定ボルト9を用いた場合は、嵩上げ部材7の上面壁には前記ナット操作孔20,20と貫通させた上面開口部19,19を設け、底面の前記貫通孔8で締結することになる(図7参照)。
そして、グレーチング5を取付空間部13内にはめ込むときに、前記長穴状の貫通孔8内に前記固定用ボルト9を挿通し、挿通された固定ボルト9にワッシャ17を前記ナット操作孔20から操作して入れ、最後にナット18を固定用ボルト9に締結して、もって前記グレーチング5をグレーチング受け枠30に固定するのである。
以上のグレーチングの取付構造により、前記グレーチング5の側溝11への取り付け、固定ができる。
1 L型グレーチング受け片
2 受け片
3 取付壁片
4 連結ボルト用貫通孔
5 グレーチング
6 蓋
7 嵩上げ部材
8 貫通孔
9 固定ボルト
10 スペーサ片
11 側溝
12 上面部
13 取付空間部
14 側面
15 連結ボルト孔
16 連結ボルト
17 ワッシャ
18 ナット
19 上面開口部
20 ナット操作孔
30 グレーチング受け枠
31 壁片

Claims (2)

  1. 敷設された側溝の上面に載置される蓋と蓋との間に取付空間部が設けられ、
    該取付空間部にグレーチングが取り付けられるグレーチングの取付構造であり、
    前記取付空間部を介して対向する2つの蓋の側面下端より、おのおの対向する蓋側に向かって張り出す一対のグレーチング受け片が、前記蓋の側面に各々取り付けられ、
    前記一対のグレーチング受け片には、グレーチングの底面端部が載置されて、前記取付空間部内にグレーチングが取り付けられ、
    前記取付空間部の長さが、グレーチングの長さより長くとも取付可能とされるとともに、前記敷設された側溝上面と、取り付けられたグレーチング底面とのスペースは、塞いでなる、
    ことを特徴とするグレーチングの取付構造。
  2. 敷設された側溝の上面に載置される蓋と蓋との間に略方形状をなす取付空間部が設けられ、該取付空間部にグレーチングが取り付けられるグレーチングの取付構造であり、
    前記グレーチングは、前記側溝の長手方向に沿って、グレーチング底面両端側に略角筒状に形成された嵩上げ部材が、側溝の一対の側壁上面上に平行にして載置されるべく一対設けられたグレーチングであり、
    前記取付空間部に、略方形状をなすグレーチング受け枠をセットしてなり、
    前記略方形状をなすグレーチング受け枠は、方形枠状に構成された4つの受け片を有し、蓋に隣接する2つの受け片からは、各々隣接する蓋の側面に当接するよう、該受け片の端部から略垂直に立ち上がる取付壁片を有して構成され、あるいは、前記方形枠状に構成された4つの受け片の端部よりそれぞれ立ち上がる取付壁片及び壁片が設けられて構成され、あるいは略方形状をなすグレーチング受け枠を構成する受け片は、側溝上面に載置される一対のものとし、各々蓋に隣接する側には受け片を設けずに取付壁片しか設けない構成とされ、
    前記セットされたグレーチング受け枠と、該グレーチング受け枠と接する各々蓋の側面とを連結ボルトにより連結し、連結されたグレーチング受け枠内においては、前記受け片上に前記嵩上げ部材つきグレーチングの嵩上げ部材底面が載置されてグレーチングが取り付けられ、
    前記側溝上部に載置されている一対の受け片には、固定ボルトが前記受け片底面下方から上方に向い、垂直方向に立設され、
    前記グレーチング上面端部の所定箇所にはナット操作孔が、前記嵩上げ部材に設けた貫通孔と同位置上方に形成され、前記貫通孔は、前記グレーチングの側溝長手方向に対する取付誤差を前記貫通孔で吸収できるよう側溝が敷設されている長手方向に向かって長穴となるように楕円状の長穴とされてなり、該貫通孔を貫通した前記固定ボルトにナットを締結してグレーチングが取り付けられた、
    ことを特徴とするグレーチングの取付構造。
JP2009026039A 2009-02-06 2009-02-06 グレーチングの取付構造 Active JP5455389B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009026039A JP5455389B2 (ja) 2009-02-06 2009-02-06 グレーチングの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009026039A JP5455389B2 (ja) 2009-02-06 2009-02-06 グレーチングの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010180640A JP2010180640A (ja) 2010-08-19
JP5455389B2 true JP5455389B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=42762346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009026039A Active JP5455389B2 (ja) 2009-02-06 2009-02-06 グレーチングの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5455389B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6080553B2 (ja) * 2013-01-07 2017-02-15 株式会社ダイクレ グレーチング
JP7398105B2 (ja) 2020-03-12 2023-12-14 株式会社宝機材 グレーチング

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613880Y2 (ja) * 1987-05-25 1994-04-13 株式会社北松セメント工業所 グレ−チング取付けブロック
JP2558283Y2 (ja) * 1992-04-20 1997-12-24 不二グレート工業株式会社 U字溝用の掃除蓋
JPH0742390U (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 宏一 古谷 側溝,マンホール等の騒音防止用内蓋
JPH08120760A (ja) * 1994-10-21 1996-05-14 Tadashi Ueda グレーチングの連結構造
JPH09273207A (ja) * 1996-04-08 1997-10-21 Shinko Kozai Kk 側溝用グレーチングユニット及び側溝用グレーチング
JP3060910U (ja) * 1999-01-20 1999-09-14 郁斌 ▲とぅ▼ 水溝の蓋
JP3066229U (ja) * 1999-07-30 2000-02-18 石田鉄工株式会社 溝蓋の固定構造
JP2002088896A (ja) * 2000-09-21 2002-03-27 Sekisui Chem Co Ltd 簡易覆蓋用支持材
JP3843413B2 (ja) * 2003-11-28 2006-11-08 株式会社宝機材 溝蓋とその固定構造、横架基材、及び受け枠
JP4454579B2 (ja) * 2005-12-28 2010-04-21 株式会社宝機材 グレーチング、および受け枠

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010180640A (ja) 2010-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104024530A (zh) 一种钢管插座以及利用其连接钢管桩和钢管柱的连接方法
JP3112401U (ja) 側溝改修用部材
KR101535863B1 (ko) 상하 체결형 말뚝 이음장치 및 이를 이용한 말뚝 시공방법
JP5455389B2 (ja) グレーチングの取付構造
JP5131912B2 (ja) 溝ブロックへのグレーチングの取付け構造
KR101904588B1 (ko) 설치가 용이한 가드레일 클램프
KR20160123004A (ko) 방음판 탈부착형 방음벽
JP2009121077A (ja) 鋼製壁高欄
KR200480256Y1 (ko) 난간동자용베이스
KR100627658B1 (ko) 거푸집판넬의 연결조립구조
KR101439866B1 (ko) 모듈러를 이용한 수평증축 연결장치
KR101552158B1 (ko) 소음방지용 그레이팅의 고정 설치구조
KR101917739B1 (ko) 철도레일의 변위측정장치
JP3185244U (ja) グレーチングの取付構造
KR101060358B1 (ko) 건축용 배설 파이프 지지장치
JP5390957B2 (ja) 足場装置
JP5918152B2 (ja) グレーチング用固定具
KR200469484Y1 (ko) 합성수지제 무소음 트렌치커버
KR200475014Y1 (ko) 트레이 커버 고정용 클램프
JP3185743U (ja) 側溝のグレーチングの取付構造
JP4201277B2 (ja) 機器の転倒防止装置
JP4119943B1 (ja) 基礎型枠間隔保持用およびアンカーボルト保持用金物
JP5251134B2 (ja) リヤバンパの取付構造及び取付方法
JP5755951B2 (ja) グレーチング
KR200402129Y1 (ko) 철도 시설물의 시공 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5455389

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250