JPH09273207A - 側溝用グレーチングユニット及び側溝用グレーチング - Google Patents

側溝用グレーチングユニット及び側溝用グレーチング

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JPH09273207A
JPH09273207A JP11061796A JP11061796A JPH09273207A JP H09273207 A JPH09273207 A JP H09273207A JP 11061796 A JP11061796 A JP 11061796A JP 11061796 A JP11061796 A JP 11061796A JP H09273207 A JPH09273207 A JP H09273207A
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connecting tongue
grating
tongue
unit
longitudinal direction
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JP11061796A
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Hidemitsu Kakudou
秀光 角銅
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Shinko Kozai Co Ltd
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Shinko Kozai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伸縮機能を備え、長さ調整及び曲線が可能な
側溝用グレーチングを提供する。 【解決手段】 断面下向きコ字状のグレーチング本体2
0の一端側に第1接続舌30を突設し、該第1接続舌と
は異なる高さ位置でグレーチング本体の他端側に、次の
ユニットの第1接続舌と上下に重ねられる第2接続舌4
0を突設し、第1接続舌及び第2接続舌にはそれぞれ長
手方向に沿って長穴35,43を設け、該長穴にボルト
50を挿通することによって、上下に重ねられた第1接
続舌及び第2接続舌を、長手方向に移動可能且つ回転可
能に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨水が流れる流路
の幅よりも雨水が流れ込む上面開口部の幅を狭くした側
溝、特にその開口部に収納載置する側溝用グレーチング
ユニット及びこれを用いた側溝用グレーチングに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路や駐車場や陸上競技場内園等
の側溝には、流路の幅よりも上面開口部の幅を狭くした
構造のものがある。図16に示す側溝1はこのタイプの
ものであり、流路2としての円形水路の上部に、路面上
に続く幅80mm程度の開口部3が側溝の長手方向に連
続的に設けられ、その上部の開口段差部4内に、断面下
向きコ字状のグレーチング5を収納載置するようになっ
ている。
【0003】この構成は優れた排水能力を有する側溝を
構築できるだけでなく、グレーチング5が直接に開口部
3にセットできるため、例えば車道と歩道の区分が簡単
に施行されると共に、路面上の構造物の露出面が小さく
て済むため優れた景観を呈するといった長所を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、側溝ブロック
を順次埋設して行くと、ブロック間に隙間を生じ、この
ため、側溝を構築すべき長さが既知であっても、側溝の
長さ内に丁度一致するように予めグレーチングの長さと
本数を決定しておくことは難しく、実際には最後のグレ
ーチングの施工の際、それまでの側溝ブロック埋設の施
工上の累積誤差を吸収するようにグレーチングの一部を
切断し、側溝ブロックの終端部に長さを一致させる長さ
調整作業を行う必要があった。
【0005】また、通常、グレーチングは堅牢な直線状
の金物から成るため、側溝1がカーブしている場合に
は、各ブロック毎のグレーチングの端を斜めに切断して
順次繋いで行き、側溝のカーブに合わせる必要があっ
た。
【0006】しかし、堅牢な金属製のグレーチングを切
断する作業は、相当の労力と時間とを必要とし、しかも
カーブに最適な角度で切断するには熟練を要する。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記問題点に鑑
み、伸縮機能を備え、長さ調整及び曲線設置が可能な側
溝用グレーチングユニット及びこれを用いた側溝用グレ
ーチングを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1の発明は、側溝
用グレーチングユニットそれ自体に関するものであり、
雨水流入穴を開設した上面部の両側縁から脚部を下方に
延設したグレーチング本体と、そのグレーチング本体の
一端側に突設された第1の接続舌と、該第1の接続舌と
は異なる高さ位置にてグレーチング本体の他端側に突設
され次のユニットの第1の接続舌と上下に重ねられる第
2の接続舌と、前記第1の接続舌及び第2の接続舌にそ
れぞれグレーチング本体の長手方向に沿って設けられた
長穴であって、該長穴に連結部材を挿通することによっ
て、前記上下に重ねられた前記第1の接続舌及び第2の
接続舌が長手方向に移動可能且つ回転可能に連結される
長穴とを設けたものである。
【0009】ユニットは長穴によってグレーチングの長
手方向に移動可能且つ回転可能に連結されるため、長さ
を伸縮することができる。したがって、これまでのよう
に、側溝ブロック埋設の際の累積誤差を吸収するように
グレーチングの一部を切断する必要がなく、また、側溝
のカーブに合わせてグレーチング本体の端を斜めに切断
する必要がない。このため、側溝への収納を非常に簡単
かつ短時間で行うことができる。
【0010】請求項2の発明は、上記のグレーチングユ
ニットを用いた側溝用グレーチングに関するもので、雨
水流入穴を開設した上面部の両側縁から脚部を下方に延
設したグレーチング本体の一端側に第1の接続舌を突設
すると共に、該第1の接続舌とは異なる高さ位置にてグ
レーチング本体の他端側に次のユニットの第1の接続舌
と上下に重ねられる第2の接続舌を突設し、前記第1の
接続舌及び第2の接続舌にそれぞれグレーチング本体の
長手方向に沿って長穴を設けてユニットを構成し、上記
ユニットを複数個用意し、各ユニットの第2の接続舌に
次のユニットの第1の接続舌を上下に重ね、それぞれの
長穴に連結部材を挿通することによって順次ユニットを
長手方向に移動可能且つ回転可能に連結し、その際、前
記第1の接続舌及び第2の接続舌のうち上に位置する接
続舌には凹部を設け、該凹部に前記長穴を形成して連結
部材の頭部がグレーチング本体の上面以下に位置するよ
うにしたものである。
【0011】この構成では、連結部材の頭部がグレーチ
ング本体の上面以下に位置するため、側溝グレーチング
全体の平坦性を確保することができる。
【0012】また、請求項3の発明は、より具体的な側
溝用グレーチングの構成に関するもので、雨水流入穴を
開設した上面部の両側縁から脚部を下方に延設したグレ
ーチング本体の一端側に第1の接続舌を突設すると共
に、該第1の接続舌の下側となる高さ位置にてグレーチ
ング本体の他端側に次のユニットの第1の接続舌と重ね
られる第2の接続舌を突設し、前記第1の接続舌及び第
2の接続舌にそれぞれグレーチング本体の長手方向に沿
って長穴を設けてユニットを構成し、上記ユニットを複
数個用意し、各ユニットの第2の接続舌の上に次のユニ
ットの第1の接続舌を重ね、それぞれの長穴にボルトを
挿通し先端側をナットにねじ込むことによって順次ユニ
ットを長手方向に移動可能且つ回転可能に連結し、その
際、第2の接続舌の上に位置する前記第1の接続舌に
は、その上面に、連結部材の頭部がグレーチング本体の
上面以下に位置するようにする凹部を形成すると共に、
下面には、第2の接続舌の上面と接触する凸部を形成し
たものである。
【0013】この構成の下では、連結部材の頭部がグレ
ーチング本体の上面以下に位置するだけでなく、第1の
接続舌の下面に凸部が形成され、この凸部が第2の接続
舌の上面と接触するので、長手方向の摺動及び回転が円
滑に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図1において、上側はグレーチ
ングユニット10の1つを、下側はこのグレーチングユ
ニット10に具備されている接続舌30と40の構成を
示す。このグレーチングユニット10は、図6,図7に
示すように、適数個のユニット10…が前後に接続され
てグレーチング5を構成する。
【0015】このグレーチングユニット10はステンレ
ス板製であり、多数の細長い雨水流入穴21を開設した
上面部の両側縁から脚部を下方に屈曲延設した断面下向
きコ字状のグレーチング本体20と、そのグレーチング
本体20の一端側に突設した第1の接続舌30と、他端
側に突設した第2の接続舌40とを有する。23は補助
枠であり、グレーチング本体20の強度を考慮し、グレ
ーチング本体20の内部の適当な位置に適数個設けられ
る。
【0016】図1〜図5において、両接続舌30,40
は、グレーチング本体20の内部に幅方向に配設される
長方形の板状基部31,41を有し、該基部の両端から
グレーチング本体20の長手方向内側に折り返したコ字
状の折り返し部32,42を、グレーチング本体20の
側壁(脚部)内面に溶接することによりグレーチング本
体20に固定されている。そして、両接続舌30,40
は、この長方形の板状基部31,41の上縁からL字状
にグレーチング本体20の長手方向外側に曲げた部分
(舌部)として形成されている。なお、両接続舌30,
40は、グレーチング本体20の内部に収まる程度の幅
広であることが望ましい。
【0017】この両接続舌30,40のグレーチング本
体20からの突出長さはほぼ同じであるが、一端側の接
続舌30と他端側の接続舌40とは、上面から見て互い
に重なり合うことができるように高さ位置がずらされて
いる。この本実施形態では、一端側の接続舌30の方が
他端側の接続舌40より高くなっており、一つのグレー
チングユニット10の接続舌40の上に、隣りに設置す
る次のグレーチングユニット10の接続舌30が非接触
状態又は接触状態で載るように設定されている。
【0018】接触状態で重なったときの接続舌30と接
続舌40との相対的な滑りを良くするため、接続舌30
と接続舌40の一方の面に凸部が形成される。本実施形
態では、プレス加工により、上面が凹部33となる形
で、接続舌30の下面に凸部34が形成されている。
【0019】この凹部33内において、接続舌30に
は、連結部材としてのボルト50を通すための長穴35
が長手方向に沿って設けられている。また、接続舌30
には、このボルト50をねじ込む相手先を形成するた
め、基部31から切り起こされてグレーチング本体20
の長手方向外側に締結受け片36が延在され、これに締
結部としてナット51がスライド可能に位置される。こ
の締結受け片36の取付け高さは、第2の接続舌40よ
り低い位置にあり、第1の接続舌30と締結受け片36
との間に、その前のグレーチングユニット10の第2の
接続片40が入り込むように高さが設定されている。
【0020】一方、第2の接続舌40にも上記ボルト5
0を通すための長穴43が、接続舌30の長穴35に対
応する位置に、グレーチング本体20の長手方向に沿っ
て形成されている。なお、長穴35,43は、後述する
屈曲機能を円滑ならしめるために、接続舌30,40の
幅方向のほぼ中央に開設することが望ましい。また、長
穴35,43に通す連結部材は、ボルト50に限らず、
ピンや筒など軸として機能する部材であればよい。
【0021】側溝の施工時においては、図8,図9に示
すように、上記接続舌30及び40が重ねられた状態
で、ボルト50が上方の長穴35から下方の長穴43へ
通され、締結受け片36のナット51にねじ込まれる。
このようにボルト50を通すことにより、前後のグレー
チングユニット10は図6,図7に連結部Aとして示す
如く連結される。なお、このねじ込み作業の際にドライ
バを容易にボルト50の頭部に届かせることができるよ
うにするため、グレーチング本体20の端部は、半円状
の切欠22が形成されている。
【0022】上記ボルト50による連結後において、前
後のグレーチングユニット10は互いのユニットを長手
方向に引き離し(伸長)又は近づける(短縮)という長
さ調整を行うことができる。即ち、両ユニットに互いに
近づける方向の力を加えると、ボルト50が長穴35,
43を滑って、図9に示すように、前後のグレーチング
ユニット10が接近して最も近づいた状態、即ち前後の
グレーチングユニット10を最も縮めた連結状態にする
ことができる。また、この状態から互いを遠ざける方向
に力を加えると、ボルト50が長穴35,43を滑っ
て、図10に示すように、前後のグレーチングユニット
10の端部間を互いに長手方向に引き離すことができ、
前後のグレーチングユニット10の端部間に最大(例え
ば2cm程度)の間隔Dが形成することができる。
【0023】したがって、実際には、この間隔Dのある
ことを利用して、図10のような伸長した状態で、側溝
の長さに応じて設置することができ、しかもグレーチン
グユニット10の端部間にの間隔D内では前後のグレー
チングユニット10の接続舌30,40が連結している
ので、上面から見て貫通した隙間は生じない。このた
め、グレーチングユニット10の端部間に間隔Dがあっ
ても、接続舌30,40によって側溝の内部を覆い隠す
こととなり、体裁や景観を損ねることはない。
【0024】また、この間隔Dが生まれることにより、
前後のグレーチングユニット10を互いに図11に示す
ように、グレーチング本体20の一側同士が当接するま
での範囲で、水平方向に沿って自由に折り曲げることが
できる。しかも、折り曲げても、扇形の間隔D内で接続
舌30,40が連結しているので、上面から見て貫通し
た隙間は生じない。このため、グレーチングユニット1
0をカーブに沿って折り曲げて設置して、グレーチング
10の端部間に扇形の間隔Dがあっても、接続舌30,
40が側溝の内部を覆い隠すことができ、これにより体
裁や景観を損ねることはない。
【0025】図12〜図15に、本発明の他の実施形態
を示す。これは上記実施形態における締結受け片36を
省略し、その機能を、第2の接続舌40側にもたせたも
のである。即ち、締結部を形成するナット51は、図1
4に示すナットホルダ60内に入れられ、図12に示す
ように、ワンタッチで第2の接続舌40の下面に取り付
けられる。
【0026】具体的に説明すると、このナットホルダ6
0は、ナット51を移動可能に収納する横長な凹部状の
ナット収納部61を有し、その底部62には長穴43に
対応する長穴63が形成されている。このナット収納部
61の幅はナット51の幅に対応しており、ナット51
を入れた場合、当該ナット51は長手方向に移動可能で
あるが回転はできなくなるようにしてある。そして、こ
のナット収納部61の上面の長手方向の一端には、第2
の接続舌40の先端縁に形成した凹部44(図1参照)
に対する引掛け部64が形成されており、長手方向の他
端には、上面から斜め下がりに係止バネ部65が形成さ
れ、その下端66には上方へ折返し部67が形成されて
いる。一方、第2の接続舌40には、その基部41との
屈曲部において、係止バネ部65が通過しうるスリット
45(図1参照)が形成されている。
【0027】上記のように構成されたナットホルダ60
は、ナット51を図14に示すように収納した状態で、
次のように操作して第2の接続舌40に装着される。即
ち、第2の接続舌40の先端側(図12の右側)からナ
ットホルダ60を第2の接続舌40の底面に沿って押し
込むと、係止バネ部65の折返し部67がスリット45
の下縁を乗り越えて内側に入り込む。このとき、ナット
ホルダ60は、その一端側の引掛け部65が、第2の接
続舌40先端縁の凹部44の肉厚を挟み込む形で第2の
接続舌40と係合(図12)し、他端側は係止バネ部6
5の弾力で第2の接続舌40の裏面に押し付けられる。
このためナットホルダ60は、第2の接続舌40の底面
に沿って押し込むというワンタッチ操作を行うだけで、
第2の接続舌40の底面に取り付けることができ、内部
のナット51は長穴43の下方に保持される。
【0028】したがって、ナット51を人手により抑え
ておく必要は全くなく、単に上方からボルト50を長穴
35,43を通して下方のナット51内へ差し込み、頭
部を廻すだけで、下端雄ネジ部がナット51の雌ネジ部
内にねじ込まれる。このため、極めて容易に接続舌3
0,40を連結することができる。
【0029】なお、この実施形態において接続舌30,
40は互いに直接に接触するが、その面積は接続舌30
の下面凸部34だけであるので、両者は相対的に容易に
動くことができ、図9,図10で説明した長さ調整及び
図11で説明した曲げ調整を容易に行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような優れた効果が得られる。請求項1の発明によれ
ば、接続舌に開設した長穴と連結部材によってグレーチ
ング本体の長手方向に移動可能且つ回転可能に連結され
る側溝用グレーチングユニットが得られる。したがっ
て、グレーチング本体の長手方向の移動によってグレー
チングユニットの全長を自由に伸縮することができる。
このため、これまでのように、側溝ブロック埋設の際の
累積誤差を吸収するようにグレーチングの一部をカット
する必要がなく、埋設した側溝ブロックの実際の長さに
応じてグレーチングユニットの全長を調整して設置する
ことができる。そして、伸縮調整することによりグレー
チング本体の端部同士の間に隙間が生じても、この隙間
は、その下方で重なり合っている第1,第2接続舌によ
って塞がれるので、体裁を損ねることはない。
【0031】また、側溝のカーブに合わせて、隣り合う
グレーチング本体を自由な角度で屈曲することができる
ので、グレーチング本体の端を斜めにカットする必要が
ない。そして、カーブに合わせて屈曲調整することによ
りグレーチング本体の端部同士の間に扇形の隙間が生じ
ても、この隙間は、その下方で重なり合っている第1,
第2接続舌によって塞がれるので、体裁を損ねることは
ない。
【0032】したがって、一直線状に、或はカーブに合
わせて屈曲させて設置する場合であっても、側溝への設
置を従来のグレーチングに比較して、遥かに簡単かつ短
時間で行うことができるし、仕上げも良好である。
【0033】請求項2の発明の側溝用グレーチングによ
れば、各ユニットの第2の接続舌に次のユニットの第1
の接続舌を上下に重ね、それぞれの長穴に連結部材を挿
通することによって順次ユニットを長手方向に移動可能
且つ回転可能に連結し、その際、前記第1の接続舌及び
第2の接続舌のうち上に位置する接続舌には凹部を設
け、該凹部に前記長穴を形成して連結部材の頭部がグレ
ーチング本体の上面以下に位置するようにしているの
で、連結部材の頭部がグレーチング本体の上面出てしま
うことがない。したがって、側溝グレーチング全体の平
坦性を確保することができ、歩行者がつまずくこともな
いし、車が通過した際の不快な振動も抑制することがで
きる。
【0034】また、請求項3の発明の側溝用グレーチン
グによれば、第2の接続舌の上に位置する前記第1の接
続舌には、その上面に、連結部材の頭部がグレーチング
本体の上面以下に位置するようにする凹部を形成するだ
けでなく、下面には、第2の接続舌の上面と接触する凸
部を形成し、この凸部を第2の接続舌の上面と接触させ
ているので、長手方向の摺動及び回転を円滑に行うこと
ができる。したがって、作業性を一層容易ならしめるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側溝用グレーチングユニットの斜視図
である。
【図2】本発明の側溝用グレーチングユニットの一部欠
截平面図である。
【図3】本発明の側溝用グレーチングユニットの一部欠
截側面図である。
【図4】本発明の側溝用グレーチングユニットの左端面
図である。
【図5】本発明の側溝用グレーチングユニットの右端面
図である。
【図6】本発明の側溝用グレーチングの平面図である。
【図7】本発明の側溝用グレーチングの側面図である。
【図8】図6の側溝用グレーチングの連結部Aの拡大断
面図である。
【図9】図6の連結部Aの短縮状態における拡大平面図
である。
【図10】ユニットを引き離した伸長状態における連結
部Aの拡大平面図である。
【図11】ユニットを曲げた状態の連結部Aの拡大平面
図である。
【図12】他の実施形態における第2の接続舌を示す断
面図である。
【図13】図12の断面図である。
【図14】ナットホルダをナットと共に示した斜視図で
ある。
【図15】他の実施形態におけるユニットの連結状態を
示す断面図である。
【図16】本発明を適用可能な側溝の構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 側溝 2 流路 3 開口部 4 開口段差部 5 グレーチング 10 グレーチングユニット 20 グレーチング本体 21 雨水流入穴 22 切欠 23 補助枠 30 第1の接続舌 31 板状基部 32 折り返し部 33 凹部 34 凸部 35 長穴 36 締結受け片 40 第2の接続舌 41 板状基部 42 折り返し部 43 長穴 44 凹部 45 スリット 50 ボルト(連結部材) 51 ナット(締結部) 60 ナットホルダ 61 ナット収納部 62 底部 63 長穴 64 引掛け部 65 係止バネ部 66 下端 67 折返し部 A 連結部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨水流入穴を開設した上面部の両側縁か
    ら脚部を下方に延設したグレーチング本体と、 該グレーチング本体の一端側に突設された第1の接続舌
    と、 該第1の接続舌とは異なる高さ位置にてグレーチング本
    体の他端側に突設され、隣りに設置するユニットの第1
    の接続舌と上下に重ねられる第2の接続舌と、 前記第1の接続舌及び第2の接続舌にそれぞれグレーチ
    ング本体の長手方向に沿って設けられた長穴であって、
    該長穴に連結部材を挿通することによって、前記上下に
    重ねられた前記第1の接続舌及び第2の接続舌が長手方
    向に移動可能且つ回転可能に連結される長穴と、を備え
    たことを特徴とする側溝用グレーチングユニット。
  2. 【請求項2】 雨水流入穴を開設した上面部の両側縁か
    ら脚部を下方に延設したグレーチング本体の一端側に第
    1の接続舌を突設すると共に、該第1の接続舌とは異な
    る高さ位置にてグレーチング本体の他端側に隣りに設置
    するユニットの第1の接続舌と上下に重ねられる第2の
    接続舌を突設し、前記第1の接続舌及び第2の接続舌に
    それぞれグレーチング本体の長手方向に沿って長穴を設
    けてユニットを構成し、 上記ユニットを複数個用意し、 各ユニットの第2の接続舌に次のユニットの第1の接続
    舌を上下に重ね、それぞれの長穴に連結部材を挿通する
    ことによって順次ユニットを長手方向に移動可能且つ回
    転可能に連結し、 その際、前記第1の接続舌及び第2の接続舌のうち上に
    位置する接続舌には凹部を設け、該凹部の底部に前記長
    穴を形成して連結部材の頭部がグレーチング本体の上面
    以下に位置するようにしたことを特徴とする側溝用グレ
    ーチング。
  3. 【請求項3】 雨水流入穴を開設した上面部の両側縁か
    ら脚部を下方に延設したグレーチング本体の一端側に第
    1の接続舌を突設すると共に、該第1の接続舌の下側と
    なる高さ位置にてグレーチング本体の他端側に隣りに設
    置するユニットの第1の接続舌と重ねられる第2の接続
    舌を突設し、前記第1の接続舌及び第2の接続舌にそれ
    ぞれグレーチング本体の長手方向に沿って長穴を設けて
    ユニットを構成し、 上記ユニットを複数個用意し、 各ユニットの第2の接続舌の上に次のユニットの第1の
    接続舌を重ね、それぞれの長穴にボルトを挿通し先端側
    をナットにねじ込むことによって順次ユニットを長手方
    向に移動可能且つ回転可能に連結し、 その際、第2の接続舌の上に位置する前記第1の接続舌
    には、その上面に、連結部材の頭部がグレーチング本体
    の上面以下に位置するようにする凹部を形成すると共
    に、下面には、第2の接続舌の上面と接触する凸部を形
    成したことを特徴とする側溝用グレーチング。
JP11061796A 1996-04-08 1996-04-08 側溝用グレーチングユニット及び側溝用グレーチング Pending JPH09273207A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010180640A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Goto Concrete Kk グレーチングの取付構造
JP2014114643A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Chubu Corporation グレーチングの固定構造
CN110453769A (zh) * 2019-08-08 2019-11-15 陈天华 可快速拼接的无边框雨水篦安装套件

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