JP4454579B2 - グレーチング、および受け枠 - Google Patents

グレーチング、および受け枠 Download PDF

Info

Publication number
JP4454579B2
JP4454579B2 JP2005379697A JP2005379697A JP4454579B2 JP 4454579 B2 JP4454579 B2 JP 4454579B2 JP 2005379697 A JP2005379697 A JP 2005379697A JP 2005379697 A JP2005379697 A JP 2005379697A JP 4454579 B2 JP4454579 B2 JP 4454579B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
receiving frame
grating
groove
extending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005379697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007177571A (ja
Inventor
寛栄 浅野
Original Assignee
株式会社宝機材
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社宝機材 filed Critical 株式会社宝機材
Priority to JP2005379697A priority Critical patent/JP4454579B2/ja
Publication of JP2007177571A publication Critical patent/JP2007177571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4454579B2 publication Critical patent/JP4454579B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Description

この発明は、跳ね上がり防止用のグレーチング、および受け枠に関するものである。
従来、グレーチングの跳ね上がりを防止するために、グレーチング本体を受ける受け枠を設けたものがあった。(例えば、特許文献1参照)。図12に基づいて説明すると、この受け枠12は、溝ブロック11の蓋掛部11a、11aに載る断面逆L字状の第1部材13、13と、それら第1部材13、13を各端側で連結する第2部材14、14とから構成されていた。そして、第2部材14からは、隣接するコンクリート蓋15の下に入り込む延設部14aが延設されていた。また、この受け枠12の第1部材13には、ナット13aが設けられており、このナット13aにボルトをねじ込むことによって、グレーチン本体(図示せず)は、受け枠12に固定された。
特開2005−155281号公報
ところで、前記受け枠12にあっては、第1部材13、13と第2部材14、14とで枠を形成するため、安定はしているが、延設部14aが、枠を構成する第2部材14と一体となっていたため、溝ブロック11への配備に制限があった。すなわち、この受け枠12を溝ブロック11に配備するには、隣接するコンクリート蓋15、15が無い状態で配備し、その後にコンクリート蓋15、15を載置する必要があった。また、可変側溝用の溝ブロックとか暗渠型の溝ブロックとかの、排水路を覆う天壁を備える溝ブロックにおいては、この受け枠12を配備することができなかった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、施工の際の制限が少ない、グレーチング、および受け枠を提供することにある。
この発明に係るグレーチング、および受け枠は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係るグレーチングは、側溝とか横断溝等の排水溝に配備されるグレーチングであって、グレーチング本体と、そのグレーチング本体を受ける受け枠と、前記グレーチング本体を前記受け枠に着脱可能に取り付け固定するグレーチング本体固定手段とを備える。ここで、前記受け枠は、受け枠本体と、延設部とを有する。そして、前記受け枠本体は、前記排水溝の蓋掛部のそれぞれに載るかさ上げ材と、それらかさ上げ材を各端側で連結する連結材とから構成される。一方、前記延設部は、前記排水溝の排水路を覆う天壁、または前記排水溝に載置される溝蓋の下に入り込むよう、前記連結材のそれぞれから延設されている。そして、前記延設部の少なくとも一方は、前記受け枠本体とは別体の延設片に設けられる。また、前記受け枠は、前記延設片を前記連結材に着脱可能に取り付け固定する延設片固定手段を有する。ここにおいて、前記延設片固定手段は、互いに螺合する延設片固定用ボルトと延設片固定用雌ねじとからなり、それら延設片固定用ボルトと延設片固定用雌ねじとの組が、一つの前記延設片に対し、二組設けられる。
このグレーチングを排水溝に配備するには、始めに、受け枠本体を、そのかさ上げ材が蓋掛部に載るようにして、排水溝に配置する。このとき、延設部の両方が、受け枠本体と別体の延設片に設けられている場合には、受け枠本体を真直ぐ下ろすようにして、その受け枠本体を排水溝に配置することができる。また、延設部の一方のみが、受け枠本体と別体の延設片に設けられている場合には、受け枠本体と一体となった延設部側が下となるように、受け枠本体を傾斜させて、その一体となった延設部を、排水溝の排水路を覆う天壁とか、排水溝に載置された溝蓋の下に差し入れ、続いて、受け枠本体の、延設部が設けられていない側を下ろすようにして、この受け枠本体を排水溝に配置することができる。こうして、受け枠本体を排水溝に配置した後、延設片を、その延設部を天壁とか溝蓋の下に差し入れるようにして、受け枠本体の連結材に、延設片固定手段を用いて取り付け固定する。このようにして、受け枠を、天壁を備える排水溝とか、溝蓋が載置された排水溝にも配備することができる。そして、その後に、グレーチング本体を、受け枠に、グレーチング本体固定手段を用いて取り付け固定する。ここにおいて、排水溝のメンテナンス等においては、受け枠を取り外す必要がなく、また、受け枠側にかさ上げ材が設けられているため、グレーチング本体は軽くなり、そのグレーチング本体の着脱の作業が容易となる。
また、延設片固定手段は、互いに螺合する延設片固定用ボルトと延設片固定用雌ねじとからなる。このように、ボルトと雌ねじを用いて、延設片を受け枠本体の連結材に取り付け固定することで、延設片における延設部と、排水溝の天壁とか溝蓋の下面との隙間を調整したり、あるいは、延設部を天壁とか溝蓋の下面に当接させたりすることが可能となる。
また、請求項2に記載の発明に係るグレーチングは、請求項1に記載のグレーチングにおいて、前記かさ上げ材には、前記排水溝の側壁の内面と対向することで、前記排水溝に対するずれを防止する、ずれ止め片が設けられている。
また、請求項3に記載の発明に係るグレーチングは、請求項1または2に記載のグレーチングにおいて、前記グレーチング本体固定手段は、互いに螺合する本体固定用ボルトと本体固定用雌ねじとからなる。
また、請求項4に記載の発明に係るグレーチングは、請求項3に記載のグレーチングにおいて、前記かさ上げ材は、パイプ状に形成されている。そして、前記本体固定用雌ねじは、前記かさ上げ材の上部壁に設けられ、前記本体固定用ボルトは、前記グレーチング本体に設けられた取付孔を通って前記本体固定用雌ねじにねじ込まれる。このように、パイプ状に形成されたかさ上げ材の上部壁に、本体固定用雌ねじが設けられることで、この本体固定用雌ねじにねじ込まれる本体固定用ボルトの先端部分を、かさ上げ材の内側空間に収容することができる。
また、請求項5に記載の発明に係る受け枠は、側溝とか横断溝等の排水溝において、グレーチング本体が着脱可能に取り付け固定される受け枠であって、受け枠本体と、延設部とを有する。ここで、前記受け枠本体は、前記排水溝の蓋掛部のそれぞれに載るかさ上げ材と、それらかさ上げ材を各端側で連結する連結材とから構成される。一方、前記延設部は、前記排水溝の排水路を覆う天壁、または前記排水溝に載置される溝蓋の下に入り込むよう、前記連結材のそれぞれから延設されている。そして、前記延設部の少なくとも一方は、前記受け枠本体とは別体の延設片に設けられ、かつ、その延設片は、延設片固定手段によって、前記連結材に着脱可能に取り付け固定される。ここにおいて、前記延設片固定手段は、互いに螺合する延設片固定用ボルトと延設片固定用雌ねじとからなり、それら延設片固定用ボルトと延設片固定用雌ねじとの組が、一つの前記延設片に対し、二組設けられる。
この受け枠を排水溝に配備するには、始めに、受け枠本体を、そのかさ上げ材が蓋掛部に載るようにして、排水溝に配置する。このとき、延設部の両方が、受け枠本体と別体の延設片に設けられている場合には、受け枠本体を真直ぐ下ろすようにして、その受け枠本体を排水溝に配置することができる。また、延設部の一方のみが、受け枠本体と別体の延設片に設けられている場合には、受け枠本体と一体となった延設部側が下となるように、受け枠本体を傾斜させて、その一体となった延設部を、排水溝の排水路を覆う天壁とか、排水溝に載置された溝蓋の下に差し入れ、続いて、受け枠本体の、延設部が設けられていない側を下ろすようにして、この受け枠本体を排水溝に配置することができる。こうして、受け枠本体を排水溝に配置した後、延設片を、その延設部を天壁とか溝蓋の下に差し入れるようにして、受け枠本体の連結材に、延設片固定手段を用いて取り付け固定する。このようにして、受け枠を、天壁を備える排水溝とか、溝蓋が載置された排水溝にも配備することができる。そして、その後に、グレーチング本体を、受け枠に取り付け固定する。ここにおいて、排水溝のメンテナンス等においては、受け枠を取り外す必要がなく、また、受け枠側にかさ上げ材が設けられているため、グレーチング本体は軽くなり、そのグレーチング本体の着脱の作業が容易となる。
また、延設片固定手段は、互いに螺合する延設片固定用ボルトと延設片固定用雌ねじとからなる。このように、ボルトと雌ねじを用いて、延設片を受け枠本体の連結材に取り付け固定することで、延設片における延設部と、排水溝の天壁とか溝蓋の下面との隙間を調整したり、あるいは、延設部を天壁とか溝蓋の下面に当接させたりすることが可能となる。
また、請求項6に記載の発明に係る受け枠は、請求項5に記載の受け枠において、前記かさ上げ材には、前記排水溝の側壁の内面と対向することで、前記排水溝に対するずれを防止する、ずれ止め片が設けられている。
また、請求項7に記載の発明に係る受け枠は、請求項5または6に記載の受け枠において、前記かさ上げ材は、パイプ状に形成されている。そして、前記かさ上げ材の上部壁には、前記グレーチング本体を取り付け固定するための本体固定用ボルトがねじ込まれる、本体固定用雌ねじが設けられている。このように、パイプ状に形成されたかさ上げ材の上部壁に、本体固定用雌ねじが設けられることで、この本体固定用雌ねじにねじ込まれる本体固定用ボルトの先端部分を、かさ上げ材の内側空間に収容することができる。
この発明に係るグレーチング、および受け枠によれば、受け枠を、天壁を備える排水溝とか、溝蓋が載置された排水溝にも配備することができるため、施工の際の制限が少ない。
以下、この発明に係るグレーチング、および受け枠を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図10は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、側溝とか横断溝等の排水溝となる溝ブロックである。2は、前記溝ブロック1の上方開口部に配備されるグレーチングである。4は、前記溝ブロック1において、グレーチング本体3が着脱可能に取り付け固定される受け枠である。
グレーチング2は、前記グレーチング本体3と、そのグレーチング本体3を受ける受け枠4と、グレーチング本体3を受け枠4に着脱可能に取り付け固定するグレーチング本体固定手段5とを備える。そして、受け枠4は、受け枠本体4aと延設部4bとを有する。ここで、受け枠本体4aは、溝ブロック1における蓋掛部1a、1aのそれぞれに載るかさ上げ材6、6と、それらかさ上げ材6、6を各端側で連結する連結材7とから構成されている。一方、延設部4bは、溝ブロック1の排水路1bを覆う天壁1c、または溝ブロック1に載置されるコンクリート蓋等の溝蓋(図示せず)の下に入り込むよう、前記連結材7、7のそれぞれから延設されている。そして、延設部4b、4bの少なくとも一方は、受け枠本体4aとは別体の延設片8に設けられる。そこで、受け枠4は、この延設片8を受け枠本体4a(詳細には、連結材7)に着脱可能に取り付け固定する延設片固定手段9を有する。すなわち、延設片8は、延設片固定手段9によって、受け枠本体4a(詳細には、連結材7)に着脱可能に取り付け固定される。詳しくは、延設片固定手段9は、互いに螺合する延設片固定用ボルト9aと延設片固定用雌ねじ9bとからなる。また、前記グレーチング本体固定手段5は、互いに螺合する本体固定用ボルト5aと本体固定用雌ねじ5bとからなる。
具体的には、グレーチング本体3は、図4および図5に示すように、メインバー3a、3aと、補助バー3b、3bおよびエンドバー3c、3cとが格子状に組まれて形成されている。そして、グレーチング本体3の四隅には、取付板3dが設けられており、その取付板3dには、取付孔3eが明けられている。
受け枠4においては、図9および図10に示すように、延設部4b、4bの両方が、受け枠本体4aとは別体の延設片8、8に設けられている。ここで、受け枠本体4aにおけるかさ上げ材6は、パイプ状に形成されている。詳細には、かさ上げ材6は、断面矩形のパイプからなる。そして、このかさ上げ材6の上部壁6aに、本体固定用雌ねじ5bが設けられ、その本体固定用雌ねじ5bに、グレーチング本体3を取り付け固定するための本体固定用ボルト5aがねじ込まれる(図3参照)。詳細には、本体固定用ボルト5aは、グレーチング本体3に設けられた取付孔3eを通って、本体固定用雌ねじ5bにねじ込まれる。より詳細には、本体固定用雌ねじ5bは、かさ上げ材6における上部壁6aの裏面に溶接等により固定されたナットからなる。そして、上部壁6aには、本体固定用雌ねじ5bのねじ孔に連通する通孔6bが明けられている。したがって、本体固定用ボルト5aは、グレーチング本体3の取付孔3eを通り、そして、上部壁6aの通孔6bを通って、本体固定用雌ねじ5bにねじ込まれる。また、かさ上げ材6には、溝ブロック1の側壁1dの内面と対向することで、溝ブロック1に対するずれを防止する、ずれ止め片6c、6cが設けられている。
かさ上げ材6、6を連結する連結材7、7は、断面L字状のアングル材からなる。そして、この連結材7の底部7aには、取付孔7bが明けられている。なお、かさ上げ材6、6と連結材7、7とは、例えば溶接により接合され、こうして、これらかさ上げ材6、6と連結材7、7とで構成される受け枠本体4aは、一体化される。
延設片8は、断面略逆U字状に形成された板材からなる。そして、この延設片8には、延設片8を受け枠本体4a(詳細には、連結材7)に取り付け固定するための延設片固定用ボルト9aがねじ込まれる、延設片固定用雌ねじ9bが設けられている。すなわち、延設片固定用ボルト9aは、連結材7に設けられた取付孔7bを通って、延設片固定用雌ねじ9bにねじ込まれる(図8参照)。詳細には、延設片固定用雌ねじ9bは、延設片8の裏面に溶接等により固定されたナットからなる。そして、延設片8には、延設片固定用雌ねじ9bのねじ孔に連通する通孔8aが明けられている。したがって、延設片固定用ボルト9aは、連結材7の取付孔7bを通り、そして、延設片8の通孔8aを通って、延設片固定用雌ねじ9bにねじ込まれる。
次に、以上の構成からなるグレーチング2の作用効果について説明する。このグレーチング2を溝ブロック1に配備するにあたって、先ず、受け枠4を溝ブロック1に配備する(図6〜図8参照)。そして、受け枠4を溝ブロック1に配備するには、始めに、受け枠本体4aを、そのかさ上げ材6、6が溝ブロック1の蓋掛部1a、1aに載るようにして、溝ブロック1に配置する。このとき、延設部4b、4bの両方が、受け枠本体4aと別体の延設片8、8に設けられているので、受け枠本体4aを真直ぐ下ろすようにして、その受け枠本体4aを溝ブロック1に配置することができる。こうして、受け枠本体4aを溝ブロック1に配置した後、延設部4bを、溝ブロック1の排水路1bを覆う天壁1cとか、溝ブロックに載置された溝蓋(図示せず)の下に差し入れるようにして、延設片8を、受け枠本体4aの連結材7に、延設片固定手段9(ボルト9aおよび雌ねじ9b)を用いて取り付け固定する。このようにして、受け枠4を、天壁1cを備える溝ブロック1とか、溝蓋が載置された溝ブロック(図示せず)にも配備することができる。したがって、この受け枠4は、施工の際の制限が少ない。そして、受け枠4を溝ブロック1に配備した後に、グレーチング本体3を、受け枠4に、グレーチング本体固定手段5(ボルト5aおよび雌ねじ5b)を用いて取り付け固定する(図1〜図3参照)。ここにおいて、溝ブロック1のメンテナンス等においては、受け枠4を取り外す必要がなく、また、受け枠4側にかさ上げ材6が設けられているため、グレーチング本体3は軽くなり、そのグレーチング本体3の着脱の作業が容易となる。
また、延設片固定手段9は、延設片固定用ボルト9aと延設片固定用雌ねじ9bとからなる。したがって、これらボルト9aと雌ねじ9bを用いて、延設片8を受け枠本体4aの連結材7に取り付け固定することで、延設片8における延設部4bと、溝ブロック1の天壁1cとか溝蓋(図示せず)の下面との隙間を調整したり、あるいは、延設部4bを天壁1cとか溝蓋(図示せず)の下面に当接させたりすることが可能となる。また、グレーチング本体固定手段5においては、パイプ状に形成されたかさ上げ材6の上部壁6aに、本体固定用雌ねじ5bが設けられている。したがって、この本体固定用雌ねじ5bにねじ込まれる本体固定用ボルト5aの先端部分を、かさ上げ材6の内側空間6dに収容することができる。また、図示実施の形態においては、本体固定用雌ねじ5bは、ナットからなり、このナットもまた、かさ上げ材6の内側空間6dに収容されている。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、受け枠4において、延設部4b、4bの両方が、受け枠本体4aとは別体の延設片8、8に設けられていなくとも、延設部4b、4bの一方のみが、受け枠本体4aと別体の延設片8に設けられ、他方が、受け枠本体4aと一体となっていてもよい。この構成では、受け枠本体4aを溝ブロック1に配置する際には、受け枠本体4aと一体となった延設部4b側が下となるように、受け枠本体4aを傾斜させて、その一体となった延設部4bを、溝ブロック1の排水路1bを覆う天壁1cとか、溝ブロック1に載置された溝蓋(図示せず)の下に差し入れる。続いて、受け枠本体4aの、延設部4bが設けられていない側(つまり、その後に、延設片8が取り付けられる側)を下ろすようにして、この受け枠本体4aを溝ブロック1に配置する。
また、受け枠4を溝ブロック1に配備するにあたって、始めに、延設片8が取り付けられていない受け枠本体4aを溝ブロック1に配置してもよいが、その他に、延設片8を、受け枠本体4aに、その受け枠本体4aの枠からはみ出さない状態で仮止めし、その延設片8が仮止めされた受け枠本体4aを、溝ブロック1に配置しても構わない。すなわち、例えば、一組のボルト9aと雌ねじ9bを用いて、延設片8を、受け枠本体4aに、受け枠本体4aの枠からはみ出さない向きで仮止めする。そして、その延設片4aが仮止めされた受け枠本体4aを、溝ブロック1に配置する。その後、延設片8を、所定の向きとなるよう(すなわち、溝ブロック1の天壁1cとか、溝ブロックに載置された溝蓋(図示せず)の下に差し入れるよう)、ボルト9aの軸回りに回動する。そして、その一組のボルト9aと雌ねじ9bとを締結するとともに、図示実施の形態においては、残りの組のボルト9aと雌ねじ9bとを締結する。こうして、延設片8が受け枠本体4aに取り付け固定されて、受け枠4が溝ブロック1に配備される。
また、かさ上げ材6は、断面矩形のパイプからならなくとも、図11に示すように、断面略矩形のパイプにおいて、蓋掛部1aに載る外側のコーナーが円弧状となる、パイプからなっていてもよく、また、図示を省略するが、断面略矩形のパイプにおいて、蓋掛部1aに載る外側のコーナーが斜めに面取りされた、すなわち、下方ほど排水路1b側に寄る傾斜面によって構成されるパイプからなっていてもよく、また、その他の形状のパイプからなってもよい。さらに、かさ上げ材6は、パイプからならなくとも、例えば、板材を折り曲げて、パイプ状に形成したものでもよく、また、かさ上げ材6としての高さが確保されていれば、例えば、断面コ字状など、必ずしも、パイプ状でなくともよい。
また、受け枠本体4aにおいて、かさ上げ材6と連結材7とは、別部材からなり、それらが例えば溶接により接合されなくとも、かさ上げ材6と連結材7とが一部材からなり、その一部材が曲げられることで、かさ上げ材6と連結材7とを形成していてもよい。
また、受け枠4に対して、グレーチング本体3が一つ取り付けられなくとも、グレーチング本体3が、複数並ぶようにして取り付けられても構わない。
また、延設片固定手段9における延設片固定用雌ねじ9bは、ナットからならなくとも、延設片8に直接設けられたねじ孔からなっていてもよい。同様に、グレーチング本体固定手段5における本体固定用雌ねじ5bは、ナットからならなくとも、かさ上げ材6の上部壁6aに直接設けられたねじ孔からなっていてもよい。
また、参考ではあるが、延設片固定手段9は、ボルト9aと雌ねじ9bとからならなくとも、その他の固定具あるいは固定構造からなっていてもよい。
また、グレーチング本体固定手段5は、ボルト5aと雌ねじ5bとからならなくとも、その他の固定具あるいは固定構造からなっていてもよい。
また、延設部4bは、それぞれの連結材7、7に、複数個設けられてもよい。
また、溝ブロック1は、勾配可変型、暗渠型、あるいはU字型の溝ブロック(詳細には、側溝ブロックとか横断溝ブロック)であってもよい。さらに、排水溝は、溝ブロック1からならなくとも、現場打設されるものであってもよい。
この発明の一実施の形態の、グレーチングを溝ブロックに配備した状態を示す平面図である。 同じく、図1におけるA−A線による断面図である。 同じく、図1におけるB−B線による拡大断面図である。 同じく、グレーチング本体の平面図である。 同じく、グレーチング本体の側面図である。 同じく、受け枠を溝ブロックに配備した状態を示す平面図である。 同じく、図6におけるC−C線による断面図である。 同じく、図6におけるD−D線による拡大断面図である。 同じく、受け枠の分解平面図である。 同じく、受け枠の分解拡大側面図である。 この発明の他の実施の形態の、図8相当図である。 従来の受け枠を示す平面図である。
1 溝ブロック(排水溝)
1a 蓋掛部
1b 排水路
1c 天壁
1d 側壁
2 グレーチング
3 グレーチング本体
3e 取付孔
4 受け枠
4a 受け枠本体
4b 延設部
5 グレーチング本体固定手段
5a 本体固定用ボルト
5b 本体固定用雌ねじ
6 かさ上げ材
6a 上部壁
6c ずれ止め片
7 連結材
8 延設片
9 延設片固定手段
9a 延設片固定用ボルト
9b 延設片固定用雌ねじ

Claims (7)

  1. 側溝とか横断溝等の排水溝に配備されるグレーチングであって、
    グレーチング本体と、そのグレーチング本体を受ける受け枠と、前記グレーチング本体を前記受け枠に着脱可能に取り付け固定するグレーチング本体固定手段とを備え、
    前記受け枠は、受け枠本体と、延設部とを有し、
    前記受け枠本体は、前記排水溝の蓋掛部のそれぞれに載るかさ上げ材と、それらかさ上げ材を各端側で連結する連結材とから構成され、前記延設部は、前記排水溝の排水路を覆う天壁、または前記排水溝に載置される溝蓋の下に入り込むよう、前記連結材のそれぞれから延設されており、
    前記延設部の少なくとも一方は、前記受け枠本体とは別体の延設片に設けられ、前記受け枠は、前記延設片を前記連結材に着脱可能に取り付け固定する延設片固定手段を有し、
    前記延設片固定手段は、互いに螺合する延設片固定用ボルトと延設片固定用雌ねじとからなり、それら延設片固定用ボルトと延設片固定用雌ねじとの組が、一つの前記延設片に対し、二組設けられることを特徴とする、グレーチング。
  2. 前記かさ上げ材には、前記排水溝の側壁の内面と対向することで、前記排水溝に対するずれを防止する、ずれ止め片が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のグレーチング。
  3. 前記グレーチング本体固定手段は、互いに螺合する本体固定用ボルトと本体固定用雌ねじとからなることを特徴とする、請求項1または2に記載のグレーチング。
  4. 前記かさ上げ材は、パイプ状に形成されており、
    前記本体固定用雌ねじは、前記かさ上げ材の上部壁に設けられ、前記本体固定用ボルトは、前記グレーチング本体に設けられた取付孔を通って前記本体固定用雌ねじにねじ込まれることを特徴とする、請求項3に記載のグレーチング。
  5. 側溝とか横断溝等の排水溝において、グレーチング本体が着脱可能に取り付け固定される受け枠であって、
    受け枠本体と、延設部とを有し、
    前記受け枠本体は、前記排水溝の蓋掛部のそれぞれに載るかさ上げ材と、それらかさ上げ材を各端側で連結する連結材とから構成され、前記延設部は、前記排水溝の排水路を覆う天壁、または前記排水溝に載置される溝蓋の下に入り込むよう、前記連結材のそれぞれから延設されており、
    前記延設部の少なくとも一方は、前記受け枠本体とは別体の延設片に設けられ、かつ、その延設片は、延設片固定手段によって、前記連結材に着脱可能に取り付け固定され
    前記延設片固定手段は、互いに螺合する延設片固定用ボルトと延設片固定用雌ねじとからなり、それら延設片固定用ボルトと延設片固定用雌ねじとの組が、一つの前記延設片に対し、二組設けられることを特徴とする、受け枠。
  6. 前記かさ上げ材には、前記排水溝の側壁の内面と対向することで、前記排水溝に対するずれを防止する、ずれ止め片が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の受け枠。
  7. 前記かさ上げ材は、パイプ状に形成されており、
    前記かさ上げ材の上部壁には、前記グレーチング本体を取り付け固定するための本体固定用ボルトがねじ込まれる、本体固定用雌ねじが設けられていることを特徴とする、請求項5または6に記載の受け枠。
JP2005379697A 2005-12-28 2005-12-28 グレーチング、および受け枠 Expired - Fee Related JP4454579B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005379697A JP4454579B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 グレーチング、および受け枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005379697A JP4454579B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 グレーチング、および受け枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007177571A JP2007177571A (ja) 2007-07-12
JP4454579B2 true JP4454579B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=38303020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005379697A Expired - Fee Related JP4454579B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 グレーチング、および受け枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4454579B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014132144A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Daikure Co Ltd グレーチング

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5455389B2 (ja) * 2009-02-06 2014-03-26 ゴトウコンクリート株式会社 グレーチングの取付構造
JP5201766B2 (ja) * 2009-04-24 2013-06-05 エムシー産業株式会社 透水性側溝におけるグレーチング蓋の蓋受け構造
JP5918152B2 (ja) * 2012-11-24 2016-05-18 株式会社宝機材 グレーチング用固定具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014132144A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Daikure Co Ltd グレーチング

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007177571A (ja) 2007-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4454579B2 (ja) グレーチング、および受け枠
KR200471055Y1 (ko) 띠장 지지용 서포팅 유닛
CN102272385B (zh) 井盖
JP6456328B2 (ja) グレーチング蓋の固定装置
KR200421856Y1 (ko) 메쉬휀스
KR200480256Y1 (ko) 난간동자용베이스
KR20110050113A (ko) 조립식 배관 트레이
JP6319957B2 (ja) マンホール用調整リング
JP2006177118A (ja) 建設機械のカウンタウェイト装置
KR100973237B1 (ko) 엘리베이터 설치가 용이한 엘리베이터 피트의 결합구조
JP2010196385A (ja) スロープ用支柱の取付構造
KR102096833B1 (ko) 재사용이 가능한 지지용 알루미늄 폼을 이용한 시공 및 조립이 용이한 공동건물의 케이블 배선용 배전 슬리브 설치방법
JP4124722B2 (ja) グレーチング
JP3891210B1 (ja) 内型枠構造
JP6421970B2 (ja) 補助器具、および、補助器具用カバー
JP4778391B2 (ja) 溝蓋の取付構造
JP4295243B2 (ja) 側溝用の蓋構造および、側溝用の蓋体
JP3498951B2 (ja) マンホ―ル用中間スラブ
JP7417240B2 (ja) グレーチングユニット
JP2004293288A (ja) 床配線システム
JP7094720B2 (ja) 床構造体
JP3120846U (ja) マンホ―ル用中間スラブ
JP2008163600A (ja) パネル脱着容易なフェンス
JP2832910B2 (ja) ブロックの端部固定工法及び同工法に使用するブロック
JP2002121990A (ja) 隔 壁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4454579

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees