JP6456328B2 - グレーチング蓋の固定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、屋内や屋外の通路の側部に設けられた側溝や該通路を横断するように設けられた横断溝等の排水通路に被着されるグレーチング蓋を、該排水通路の上部内縁に配設された左右一対の支持受枠に、固定するためのグレーチング蓋の固定装置に関する。
一般的に、側溝や横断溝等の排水溝路には、該排水溝路の上部内縁に左右一対の支持受枠が夫々配設され、各支持受枠を構成する水平受縁に、グレーチング蓋の側縁が乗載されて、該グレーチング蓋が該排水溝路の上部開口を覆うように着脱可能に被着される。ここで、グレーチング蓋を左右の支持受枠に単に乗載しただけの状態では、人や自動車の通行によってグレーチング蓋がガタ付いて騒音が発生したり、自動車の通行による衝撃で被着位置からズレるという不具合が乗ずる。こうした不具合の発生を防止するためものとして、支持受枠に乗載されたグレーチング蓋を該支持受枠に固定する固定装置が知られている。
このグレーチング蓋の固定装置として、例えば特許文献1の構成が提案されている。かかる構成は、グレーチング蓋の隣合うメインバーの下端部に差し渡された取付板と、支持受枠の水平受縁の、該取付板に対応する位置に設けられた、該水平受縁の下面から下方に突出する箱体とを備え、連結ボルトを、該取付板の取付孔と該水平受縁の受枠孔とに挿通させて、該箱体内に収容したナットに螺合させることにより、該グレーチング蓋と支持受枠とを固定するものである。
特開2014−114643号公報
ところで、上述した従来構成の固定装置にあって、支持受枠は、その水平受縁から下方に突出された箱体が排水溝路の壁面に埋め込まれて、該排水溝路の上部内縁に配設される。そのため、この箱体を備えた支持受枠の配設には、該箱体を埋設する作業を必要とすることから、該箱体の無い略L字形の支持受枠を配設する場合に比して、施工作業にかかる手間と時間とが増加する。また、この従来構成にあって、支持受枠の箱体は、排水溝路の内側に向けて開口されており、この開口部を介して、前記水平受縁の受枠孔から箱内に流入した土や埃などを該排水通路へ排出できるようになっている。しかし、この箱体は、前記のように排水溝路の壁面に埋め込まれることから、埋め込み作業の際には、コンクリート等が該箱体の内部に入らないように、例えば、箱体内部に発泡スチロール製の詰め物などを脱着可能に嵌入させたり、該箱体の開口部をテープ等で閉鎖される必要があった。そのため、施工の際には、これら発泡スチロール製の詰め物やテープ等の脱着作業を要することから、該施工にかかる作業が繁雑化するという問題を生じていた。さらに、こうして使用した詰め物やテープ等は、再利用し難いことから、施工作業後には廃棄しなければならず、廃棄物の増加という問題も生じていた。
本発明は、施工作業の繁雑化を抑制し且つ廃棄物を増加させること無く該施工作業を実施し得るグレーチング蓋の固定装置を提案するものである。
本発明は、所定間隔をおいて並設された複数のメインバーを備えたグレーチング蓋を、排水溝路の上部内縁に配設された、該グレーチング蓋の側縁が乗載される水平受縁を備えてなる左右一対の支持受枠に、固定するためのグレーチング蓋の固定装置において、前記支持受枠の水平受縁上の、所定高さ位置に配設され、該水平受縁との間に下収容間隙を形成すると共に、固定用ボルトの螺子部を上方から挿通可能な挿通孔が形成された固定板部と、該固定板部の下面に固定されて前記下収容間隙に配設され、前記挿通孔を挿通した固定用ボルトの螺子部と螺合される螺子孔を備えたナット部材とを具備してなり、前記グレーチング蓋の隣合うメインバー間に嵌入される受枠連結部を備えると共に、前記受枠連結部の固定板部の直上に位置するように、前記グレーチング蓋の隣合うメインバー間に配設され、前記固定用ボルトの螺子部を上方から挿通可能な透孔が形成されると共に、該メインバーの上端との間に該固定用ボルトの頭部を収容可能な上収容間隙を形成する蓋連結板部を備えてなり、左右の支持受枠にグレーチング蓋が乗載されて、該支持受枠の受枠連結部の直上にグレーチング蓋の蓋連結板部が配置された状態で、該蓋連結板部の透孔と固定板部の挿通孔とを挿通させた固定用ボルトの螺子部が前記ナット部材の螺子孔に螺合されることにより、該受枠連結部と蓋連結板部とを介して該支持受枠と該グレーチング蓋とを固定するものであることを特徴とするグレーチング蓋の固定装置である。
かかる構成によれば、固定用ボルトを、グレーチング蓋の蓋連結板部と支持受枠の固定板部とを介して、該支持受枠のナット部材に螺合させることにより、該グレーチング蓋を支持受枠に固定できることから、人や自動車の通行によって、該グレーチング蓋が浮いてしまったり、外れてしまうことを防止でき得る。さらに、人や自動車の通行により、該グレーチング蓋が振動してしまうことも防止できることから、該振動による音の発生も防止でき得る。
また、本発明の構成にあっては、グレーチング蓋に配設された蓋連結板部と固定用ボルトを介して固結される受枠連結部が支持受枠の水平受縁上に配設されたものであるから、施工の際に、上述した従来構成のように支持受枠から下方突出された箱体を埋設する作業を必要とせず、かつ該箱体に詰め物やテープ等を脱着する作業等も必要としないため、当該従来構成に比して、施工作業に要する作業負担が軽減される。さらに、本発明の構成では、施工の際に、箱体に脱着される詰め物やテープ等の廃棄物が発生しないことから、廃棄物増加という問題も生じない。
また、本発明の構成は、ナット部材を収容する下収容間隙と、固定用ボルトの頭部を収容する上収容間隙とが、支持受枠の水平受縁と該水平受縁に乗載されたグレーチング蓋の上端までの高さ間隔内に形成される。すなわち、本構成は、比較的コンパクトな構造に形成され得る。そのため、施工後には、被着されたグレーチング蓋の上方から視認し難く、目立たないため、該グレーチング蓋の外観を低減させてしまうことが無いという優れた効果も奏し得る。また、本発明の構成は、支持受枠が受枠連結部による重量増を可及的に抑制され、かつグレーチング蓋が蓋連結板部による重量増を可及的に抑制されることから、これら重量増によって施工作業の作業性低減をほとんど生じないという優れた利点もある。
また、本発明の構成にあって、受枠連結部のナット部材は、固定板部の下面に固定されていることから、固定用ボルトと螺合する作業を容易かつ安定して実施できる。これに対して、上述した箱体を支持受枠に設けた従来構成では、該箱体とナットとを別部材としていることから、ボルトにナットを螺合させる際に、該ナットを落としてしまう等がありえ、螺合する作業に手間を要する虞があった。本発明の構成では、こうした手間も生じず、固定用ボルトを螺合させる作業を実施できる。
上述した本発明のグレーチング蓋の固定装置にあって、受枠連結部は、固定板部と、該固定板部の両側縁から下方へ延成され、下端が支持受枠の水平受縁に固定される側板部とからなる略コ字形の固定枠部材を備えたものである構成が提案される。
かかる構成にあって、固定板部を備えた固定枠部材は、略コ字形を成し、かつ両側板部が水平受縁に固定されたものであることから、該水平受縁に比較的強固に固定される。これにより、固定用ボルトとナット部材とが螺合されることで、グレーチング蓋を支持受枠に安定して固定できる。また、固定枠部材が略コ字形であることから、固定板部下の下収容間隙に入った埃等を排水溝路へ排出させ易く、該埃等が該下収容間隙に残留してしまうことを抑制できる。
上述した本発明のグレーチング蓋の固定装置にあって、蓋連結板部の透孔が、メインバーの長手方向に沿った長孔形状をなすものである構成が提案される。
かかる構成にあっては、グレーチング蓋を支持受枠に対して、透孔の長孔寸法の範囲内で移動可能となることから、グレーチング蓋を所望位置に配置できる。すなわち、本構成は、長孔形状の透孔によって、固定用ボルトの螺子部を挿通することで、グレーチング蓋の位置決め容易にする機能と、該グレーチング蓋を所望位置に適宜修正して配置できる機能とを有している。
上述した本発明のグレーチング蓋の固定装置にあって、グレーチング蓋は、メインバーが、水平方向に沿った水平片部と、該水平片部の幅方向中央部から下方へ延成された垂直片部とからなる断面略T字形をなすものであり、蓋連結板部は、両側端が隣合うメインバーの各垂直片部に夫々固定されて配設され、該メインバーの水平片部との間に上収容間隙を形成するものである構成が提案される。
かかる構成にあっては、隣合うメインバーの水平片部によって、上収容間隙に収容された固定用ボルトの頭部を上方から一層視認し難くなり、該頭部を隠蔽する作用が向上するため、排水溝路にグレーチング蓋を装着した状態における外観がさらに高まる。また、固定用ボルトの頭部には、隣合うメインバーの水平片部間を通過することでしか接触できないことから、グレーチング蓋上を人が通行する際に、ハイヒールの踵や杖の先端などが接触して固定用ボルトの螺合が緩んでしまうことを可及的に抑制できる。そのため、固定用ボルトによるグレーチング蓋の固定状態が長期に亘って安定して保持され得る。
本発明のグレーチング蓋の固定装置によれば、人や自動車の通行によって、グレーチング蓋がズレてしまったり、該グレーチング蓋が振動して音が発生してしまうことを防止できる。また、上述した従来の、箱体を支持受枠の下方に突出した構成のように、施工時に、該箱体の埋設作業を実施したり、箱体に詰め物やテープを装着する作業を実施することを、本発明の構成では要しないことから、施工作業の作業負担を該従来構成に比して軽減できる。さらに、前記詰め物やテープ等の廃棄物が発生することもないため、前記従来構成で生じた廃棄物増加という問題も生じない。
実施例にかかる固定装置1による、グレーチング蓋51の施工状態を示す縦断面図である。 固定装置1による、グレーチング蓋51の施工状態を示す平面図である。 図2中のX部の拡大図である。 図2中のY−Y線断面の部分拡大図である。 支持受枠34に配設された受枠連結部2を示す、(A)平面図と、(B)側面図である。 グレーチング蓋51に配設された蓋連結板部3の、(A)該グレーチング蓋51の一部を切り欠いて示す平面図と、(B)縦断面図である。 固定装置1の取り付け過程を説明する縦断面図である。 別例の固定装置71による、グレーチング蓋81の施工状態を示す縦断面図である。 固定装置71による、グレーチング蓋81の施工状態を示す平面図である。 図9中のZ−Z線断面の部分拡大図である。
本発明にかかる実施例を添付図面に従って説明する。
排水溝路31は、図1に示すように、地盤の所定深さ位置に断面略コ字形に打設したコンクリート41により構築されている。そして、排水溝路31の周囲上部には、タイル等の舗装材42が連続状に施設されている。この排水溝路31の対向する上部内縁には、水平受縁35と該水平受縁35の外端から立ち上がる垂直縁36とを備えた略L字形の左右一対の支持受枠34,34が排水溝路31の長手方向に沿って夫々配設されている。支持受枠34は、金属製アングル材からなり、その長さは、排水溝路31の長手方向に沿う所定の長さとなっている。
上記の支持受枠34,34の水平受縁35,35上にはグレーチング蓋51が乗載される。グレーチング蓋51は、図2に示すように、排水溝路31の長手方向に所定間隔で並列する複数のメインバー52と、該メインバー52に直交する適数本のクロスバー53と、該クロスバー53に沿って各メインバー52の左右両端部に夫々配設されたサイドバー54とを備えた金属性のグレーチングからなる。このグレーチング蓋51は、図1に示すように、その左右両側縁が支持受枠34,34の水平受縁35,35に乗載されることによって、該支持受枠34,34の垂直縁36,36間に設けられた開口部を通水可能に覆っている。本実施例のグレーチング蓋51は、メインバー52が排水溝路31の長手方向と略直交する方向(該排水溝路31の幅方向)に沿うように配設されたものである。すなわち、メインバー52の長手方向は、排水溝路31の長手方向と略直交する。
ここで、メインバー52は、図4に示すように、所定幅の水平片部52aと、水平片部52aの幅方向中央から下方へ延成された垂直片部52bとからなる略T字形をなし、隣合うメインバー52の水平片部52a間の間隔が、少なくともハイヒールの踵や杖の先端が嵌まり難い所定間隔(例えば、約9mm)に設定されている。尚、隣合うメインバー52の垂直片部52b間の間隔は、前記水平片部52a間の間隔よりも広い間隔(例えば、約15mm)となっている。
次に、本発明にかかる固定装置1について説明する。
上記した支持受枠34,34の各水平受縁35,35上には、乗載されたグレーチング蓋51の少なくとも長手方向の両端近傍部に対応する位置に、受枠連結部2が夫々設けられている。受枠連結部2は、図1,4に示すように、グレーチング蓋51の隣合うメインバー52の垂直片部52b間の間隙に嵌入可能に形成されており、略コ字形の固定枠部材11とナット部材16とを備えてなる。図5に示すように、固定枠部材11は、水平受縁35と略平行に設けられた固定板部12と、該固定板部12の左右両端から下方へ夫々延成された側板部13,13とを備え、該側板部13,13の下端が水平受縁35の上面に溶接されている。そして、固定板部12には、後述する固定用ボルト25の螺子部27を挿通可能な挿通孔15が開口形成されていると共に、該固定板部12の下面には、前記したナット部材16が溶接により固定されている。このナット部材16は、その螺子孔17が前記挿通孔15と連通するように位置決めされて、固定板部12の下面に溶接させている。ここで、固定枠部材11は、その固定板部12と水平受縁35の上面との間に、下収容間隙7を形成する。この下収容間隙7には、前記したナット部材16が収容されると共に、該ナット部材16に螺合された固定用ボルト25の螺子部27も収容される。
尚、下収容間隙7を形成する固定板部12は、水平受縁35の上面から所定の高さ位置に配設されており、該高さ位置は、該下収容間隙7内に前記のようにナット部材16を収容し且つ該ナット部材16に固定用ボルト25の螺子部27が螺合した状態で保持できる位置であり、具体例として、水平受縁35に乗載されたグレーチング蓋51のメインバー52の高さの略半分となる位置に設定され、当該高さ位置に合わせて、ナット部材16と固定用ボルト25とのサイズを選定している。また、受枠連結部2は、図4に示すように、固定枠部材11の固定板部12と側板部13,13との幅寸法(排水溝路31の長手方向に沿う方向の幅)が、隣合うメインバー52,52の垂直片部52b,52b間の寸法よりも短い寸法に設定されたものである。そして、ナット部材16は、いわゆる六角ナットであり、固定板部12に溶接された状態で、該固定板部12の両端から外方へ突出しない。こうした受枠連結部2は、前記のように、隣合うメインバー52,52の垂直片部52b,52b間に下方から嵌入可能である。
このように、支持受枠34に配設された受枠連結部2は、該支持受枠34の水平受縁35上に設けられたものであることから、該支持受枠34は、該受枠連結部2の有無に関係無く、上述したように排水溝路31の対向する上部内縁に配設され得る(図1参照)。そのため、排水溝路31の施工の際には、当該受枠連結部2を備えない従来の略L字形の支持受枠と同様に施工することができる。すなわち、施工作業では、コンクリート41を打設する際に、支持受枠34を、型枠や図示しないアンカー部などで位置決めして、該支持受枠34の水平受縁35の下方と垂直縁36の外方とに該コンクリート41を流し込んで固めることで、該支持受枠34を配設できることから、該支持受枠34の水平受縁35上に設けた受枠連結部2を該コンクリート41で埋めてしまうことが無い。そのため、本実施例の構成では、支持受枠34を配設する作業において、受枠連結部2の存在によって特別な作業(例えば、上述した従来構成における詰め物やテープの取り付けおよび取り外し作業等)を必要としない。
一方、グレーチング蓋51は、図1,4に示すように、その長手方向両端近傍に配置された隣合うメインバー52,52間の、上記支持受枠34の受枠連結部2に対応する位置に、平板状の蓋連結板部3が略水平方向に沿って配設されている。図6に示すように、蓋連結板部3は、その両端が隣合うメインバー52,52の各垂直片部52b,52bに溶接されて固定されており、固定用ボルト25の螺子部27を上方から挿通可能な透孔21が開口形成されている。この透孔21は、メインバー52の長手方向(排水溝路31の幅方向)に沿った長孔形状に形成されている(図3参照)。これにより、透孔21に前記固定用ボルト25の螺子部27を挿通した状態で、孔形状寸法の範囲内でグレーチング蓋51を幅方向(メインバー52の長手方向)に移動可能である。ここで、蓋連結板部3は、図1,4に示すように、グレーチング蓋51を支持受枠34の水平受縁35に乗載した状態で、該水平受縁35に配設された受枠連結部2の固定板部12の直上に配置されるように、メインバー52の高さの略半分となる位置に配設されている。そして、蓋連結板部3と、該蓋連結板部3が溶接された隣合うメインバー52,52の水平片部52a,52aとの間に、上収容間隙8が形成されており、該上収容間隙8に、該蓋連結板部3の透孔21に挿通された固定用ボルト25の頭部26が収容される。すなわち、蓋連結板部3は、メインバー52の、前記上収容間隙8を形成する前記高さ位置に、溶接されている。
また、本実施例にあって、上述した固定用ボルト25は、図3,6に示すように、いわゆる六角穴付きボタンボルトを使用しており、その頭部26の外径寸法が、隣合うメインバー52,52の水平片部52a,52aの間隔よりも大きく且つ垂直片部52b,52bの間隔よりも小さい寸法のものである。これにより、固定用ボルト25は、その螺子部27が蓋連結板部3の透孔21に挿通されて上記の上収容間隙8に収容された状態で、脱着不能にグレーチング蓋51に取り付けられている(図4参照)。そのため、グレーチング蓋51の運搬や施工の際に、固定用ボルト25が落下して紛失してしまう等の問題を生じない。さらに、固定用ボルト25の螺子部27の長さ寸法は、当該固定用ボルト25をグレーチング蓋51の蓋連結板部3の透孔21と支持受枠34の固定板部12の挿通孔15とを挿通してナット部材17に螺合した場合に、下収容間隙7内に収容され且つ該支持受枠34の水平受縁35に接触しない寸法である(図1,4参照)。こうした固定用ボルト25は、隣合うメインバー52,52の水平片部52a,52a間を挿通させた六角レンチなどを回動操作することにより、ナット部材16と螺合または螺合解除できる。尚、固定用ボルト25は、六角穴付きボタンボルトに限定されず、六角穴付きボルトや、マイナスドライバーやプラスドライバー等で回動操作可能な穴を有するボルトであっても良い。
本実施例にあって、上述した受枠連結部2(固定枠部材11およびナット部材16)、蓋連結板部3、および固定用ボルト25により、本発明にかかるグレーチング蓋51の固定装置1が構成されている。
次に、上述した固定装置1の使用態様について説明する。
図1に示すように、排水溝路31には、その対向する上部内縁に、左右一対の支持受枠34,34が配設される。ここで、排水溝路31は、型枠にコンクリート41を流し込んで固めることで形成される。この際に、支持受枠34が、型枠や該支持受枠34に接合されたアンカー部(図示せず)を介して位置決めされ、該アンカー部がコンクリート41に埋め込まれることで、排水溝路31の上部内縁に配設される。これにより、支持受枠34が排水溝路31にしっかりと固定される。尚、支持受枠34の配設位置は、図1のように排水溝路31の上部内縁であることから、コンクリート41を流し込む領域(前記型枠で形成される領域)は、該支持受枠34の水平受縁55よりも下方および垂直縁56よりも外方の領域となる。そのため、支持受枠34の水平受縁55上には、コンクリート41が流し込まれない。
このように排水溝路31の対向する上部内縁に配設された左右一対の支持受枠34,34に、図7(A),(B)に示すようにグレーチング蓋51を乗載する。この際には、グレーチング蓋51の各蓋連結板部3を、支持受枠34,34の各受枠連結部2の直上に配置するようにして、該受枠連結部2を隣合うメインバー52,52の垂直片部52b,52b間に嵌入させる。これにより、各受枠連結部2がガイドの役割をして、グレーチング蓋51を排水溝路31に対して比較的容易に位置決めして配置できる。
グレーチング蓋51を支持受枠34,34に乗載して、図7(B)に示すように該グレーチング蓋51の各蓋連結板部3を該支持受枠34,34の受枠連結部2の直上に配置させた状態で、各蓋連結板部3の透孔21を挿通した固定用ボルト25の螺子部27を、各受枠連結部2の固定板部12の挿通孔15に夫々挿通させる。そして、各固定用ボルト25を、六角レンチ等を使用して回動操作することにより、該固定用ボルト25の螺子部27を受枠連結部2のナット部材16の螺子孔17に螺合させる。こうした固定用ボルト25とナット部材16との緊締作用を介して、蓋連結板部3と受枠連結部2とを固結することにより、図7(C)に示すようにグレーチング蓋51が支持受枠34,34に固定される。この固定状態では、固定用ボルト25とナット部材16とが緊締した状態であることから、衝撃等で、グレーチング蓋51が浮き上がったり、外れてしまうことの無い安定した状態となっている。特に、本実施例では、固定用ボルト25の頭部26がメインバー52の水平片部52aよりも上方へ突出せず、かつ該固定用ボルト25の螺子部27が受枠連結部2の下収容間隙7内に収まっていることから、衝撃等によって該螺子部27とナット部材16との螺合状態が解除され難く、比較的長期に亘って前記固定状態を維持できる。また、固定装置1は、前記のようにグレーチング蓋51のメインバー52の水平片部52aと支持受枠34の水平受縁35との間に配設されており、さらに該メインバー52の変形や加工等により配設されたもので無いことから、該グレーチング蓋51上の歩行や走行などの通行の安全性が確保され得る。
尚、支持受枠34,34に固定されたグレーチング蓋51は、上記した固定用ボルト25とナット部材16との螺合解除することにより、該支持受枠34,34から取り外すことができる。このようにグレーチング蓋51を取り付ける作業と取り外す作業とを容易に実施できる。
本実施例の固定装置1によれば、上述したように、排水溝路31の上部内縁に夫々配設された左右一対の支持受枠34,34に、グレーチング蓋51をしっかりと固定することができ、かつ該固定した状態で比較的長期に亘って維持できることから、人や自動車等の通過によって該グレーチング蓋51が浮き上がったり、外れてしまうことを防止でき得る。さらに、固定装置1は、グレーチング蓋51の隣合うメインバー52間に嵌入される支持受枠34の受枠連結部2がガイドの役割をすると共に、該グレーチング蓋51の蓋連結板部3の透孔21が長孔形状であることから、該グレーチング蓋51の、支持受枠34,34に対する位置決めを、容易に行うことを助ける。そのため、グレーチング蓋51を装着する作業の作業性を向上できる。
また、本実施例の固定装置1にあっては、グレーチング蓋51に、蓋連結板部3の透孔21に挿通された固定用ボルト25が脱着不能に取り付けられていることから、該固定用ボルト25を回動操作する際に、該透孔21に挿通させる作業が必要無く、また、該グレーチング蓋51の運搬や施工の際に、該固定用ボルト25を落下させて紛失してしまうことも無い。さらに、固定装置1は、上記の固定状態で、支持受枠34の水平受縁35とグレーチング蓋51のメインバー52の上端との間に配されたものであり、比較的コンパクトな構造に形成されることから、受枠連結部2、蓋連結板部3、および固定用ボルト25の各重量が、支持受枠34やグレーチング蓋51の重量に比して極めて小さい。そのため、受枠連結部2による支持受枠34の重量増や、蓋連結板部3および固定用ボルト25によるグレーチング蓋51の重量増が、該支持受枠34とグレーチング蓋51との施工作業にほとんど影響せず、該重量増による作業性低減をほとんど生じない。また、前記のように固定装置1がコンパクトな構造であることに加えて、隣合うメインバー52,52の水平片部52a,52a間の間隔が狭いことから、グレーチング蓋51の上方から視認し難く、目立たないため、該グレーチング蓋51の外観が低減しない。
さらに、固定装置1の受枠連結部2は支持受枠34の水平受縁35上に配設されたものであることから、上述したように、コンクリート41の打設により該支持受枠34を排水溝路31の上部内縁に配設することができる。こうした支持受枠34の施工方法は、従来から一般的に用いられている略L字形の支持受枠(受枠連結部2を備えない構成)と同様の方法で施工することができる。すなわち、受枠連結部2の存在有無に関わらず、同じ作業で支持受枠34を配設できる。そのため、支持受枠の下方に突出する箱体を備えた上述の従来構成のように、施工の際に、該箱体の内部にコンクリートが入ることを防止するために発泡スチロール製の詰め物を脱着可能に嵌入したり、テープ等を貼り付けたりする作業を、本実施例の構成では必要としない。さらに、こうした箱体を備えた従来構成では、施工後に取り外した詰め物やテープ等の廃棄物が生じ、該廃棄物の処理が必要となるが、本実施例の構成では、こうした廃棄物が生じない。したがって、本実施例の構成によれば、前記従来構成に比して、施工作業の作業性を軽減することができ、かつ廃棄物の増加も生じない。
本発明にあっては、上述した実施例に限定されるものではなく、この実施例以外の構成についても本発明の趣旨の範囲内で適宜変更して実施可能である。
図8〜10に、別例の固定装置71を示す。この固定装置71は、排水溝路31の幅方向に所定間隔で並列する複数のメインバー82を備えたグレーチング蓋81を、左右一対の支持受枠34,34に固定するためのものである。ここで、グレーチング蓋81は、前記複数のメインバー82と、該メインバー82に直交する適数本のクロスバー83と、各メインバー82の両端部に配設されたサイドバー84とを備えたものである。そして、メインバー82は、水平片部82aと垂直片部82bとからなる略T字形をなしている。かかるグレーチング蓋81には、左右両端に夫々配された隣合うメインバー82,82間の、少なくとも長手方向の両端部に、蓋連結板部73が配設されている。この蓋連結板部73には、メインバー82の長手方向(排水溝路31の長手方向)に沿った長孔形状の透孔91が開口形成されている。そして、蓋連結板部73とメインバー82の水平片部82aとの間に、上収容間隙78が形成されている。また、支持受枠34,34の水平受縁35,35には、前記グレーチング蓋81の各蓋連結板部73に対応する位置(長手方向の両端近傍部)に、略コ字形の固定枠部材75とナット部材16とからなる受枠連結部72が夫々配設されている。この受枠連結部72は、上述した実施例と同様に、隣合うメインバー82,82の垂直片部82b,82b間に嵌入可能に設けられてなり、挿通孔87が開口形成された固定板部85と、該固定板部85の両端から下方へ延成された側板部86,86とから構成され、該側板部86,86の下端が支持受枠34の水平受縁35に溶接されている。そして、固定板部85と支持受枠34の水平受縁35との間に、下収容間隙77が形成されている。こうした別例の固定装置71にあっても、上述した実施例と同様に、グレーチング蓋81の各蓋連結板部73が支持受枠34,34の各受枠連結部72の直上に配置されるにようにして、該グレーチング蓋81を、左右の支持受枠34,34に乗載し、固定用ボルト25の螺子部27と受枠連結部72のナット部材16とを螺合させる。そして、固定用ボルト25とナット部材16との緊締作用を介して、グレーチング蓋81を支持受枠34,34に固定する。この別例の構成にあっては、グレーチング蓋81のメインバー82が排水溝路31の長手方向に沿って配設されており、該メインバー82に合わせて蓋連結板部73および受枠連結部72を配設した以外は上述した実施例と同じであり、該実施例と同様の作用効果を奏し得る。尚、この別例の構成にあって、実施例と同じ構成要素には同じ符号を記し、その説明を省略している。
1,71 固定装置(グレーチング蓋の固定装置)
2,72 受枠連結部
3,73 蓋連結板部
7,77 下収容間隙
8,78 上収容間隙
11,75 固定枠部材
12,85 固定板部
13,86 側板部
15,87 挿通孔
16 ナット部材
17 螺子孔
21,91 透孔
25 固定用ボルト
26 頭部
27 螺子部
31 排水溝路
34 支持受枠
35 水平受縁
51,81 グレーチング蓋
52,82 メインバー
52a,82a 水平片部
52b,82b 垂直片部

Claims (4)

  1. 所定間隔をおいて並設された複数のメインバーを備えたグレーチング蓋を、排水溝路の上部内縁に配設された、該グレーチング蓋の側縁が乗載される水平受縁を備えてなる左右一対の支持受枠に、固定するためのグレーチング蓋の固定装置において、
    前記支持受枠の水平受縁上の、所定高さ位置に配設され、該水平受縁との間に下収容間隙を形成すると共に、固定用ボルトの螺子部を上方から挿通可能な挿通孔が形成された固定板部と、該固定板部の下面に固定されて前記下収容間隙に配設され、前記挿通孔を挿通した固定用ボルトの螺子部と螺合される螺子孔を備えたナット部材とを具備し、前記グレーチング蓋の隣合うメインバー間に嵌入される受枠連結部と、
    前記受枠連結部の固定板部の直上に位置するように、前記グレーチング蓋の隣合うメインバー間に配設され、前記固定用ボルトの螺子部を上方から挿通可能な透孔が形成されると共に、該メインバーの上端との間に該固定用ボルトの頭部を収容可能な上収容間隙を形成する蓋連結板部
    を備えてなり、
    左右の支持受枠にグレーチング蓋が乗載されて、該支持受枠の受枠連結部の直上にグレーチング蓋の蓋連結板部が配置された状態で、該蓋連結板部の透孔と固定板部の挿通孔とを挿通させた固定用ボルトの螺子部が前記ナット部材の螺子孔に螺合されることにより、該受枠連結部と蓋連結板部とを介して該支持受枠と該グレーチング蓋とを固定するものであることを特徴とするグレーチング蓋の固定装置。
  2. 受枠連結部は、
    固定板部と、
    該固定板部の両側縁から下方へ延成され、下端が支持受枠の水平受縁に固定される側板部と
    からなる略コ字形の固定枠部材を備えたものであることを特徴とする請求項1に記載のグレーチング蓋の固定装置。
  3. 蓋連結板部の透孔が、メインバーの長手方向に沿った長孔形状をなすものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のグレーチング蓋の固定装置。
  4. グレーチング蓋は、メインバーが、水平方向に沿った水平片部と、該水平片部の幅方向中央部から下方へ延成された垂直片部とからなる断面略T字形をなすものであり、
    蓋連結板部は、両側端が隣合うメインバーの各垂直片部に夫々固定されて配設され、該メインバーの水平片部との間に上収容間隙を形成するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のグレーチング蓋の固定装置。
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