JP2558283Y2 - U字溝用の掃除蓋 - Google Patents
U字溝用の掃除蓋Info
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- JP2558283Y2 JP2558283Y2 JP3271292U JP3271292U JP2558283Y2 JP 2558283 Y2 JP2558283 Y2 JP 2558283Y2 JP 3271292 U JP3271292 U JP 3271292U JP 3271292 U JP3271292 U JP 3271292U JP 2558283 Y2 JP2558283 Y2 JP 2558283Y2
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- Japan
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- groove
- lid
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- shaped groove
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、道路の側溝などとして
設けられるコンクリ−ト製のU字溝に設けられる掃除蓋
に関するものである。
設けられるコンクリ−ト製のU字溝に設けられる掃除蓋
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路の側溝などとして設けられるコンク
リ−ト製のU字溝は、車輌などが通過しても破損しない
よう厚いコンクリ−ト製の溝蓋が使用され、道路などに
降った雨水は、溝蓋の溝の流れ方向の両側に設けた窪み
の形成する透孔により行なうよう構成されている。
リ−ト製のU字溝は、車輌などが通過しても破損しない
よう厚いコンクリ−ト製の溝蓋が使用され、道路などに
降った雨水は、溝蓋の溝の流れ方向の両側に設けた窪み
の形成する透孔により行なうよう構成されている。
【0003】コンクリ−ト製のU字溝にコンクリ−ト製
の溝蓋を施設した場合、コンクリ−ト製の溝蓋は一般に
厚さ約10cmで重量も約40kgと重いので、嵌脱する際
には特別の取扱具を使用し、U字溝内を掃除する場合も
取扱具を使用し溝蓋を取外すのが面倒であるので、コン
クリ−ト製に溝蓋の間に、間隔をおいて、排水用を兼ね
取扱いの容易な軽量の金属製グレ−チングが溝蓋として
使用されるようになってきた。
の溝蓋を施設した場合、コンクリ−ト製の溝蓋は一般に
厚さ約10cmで重量も約40kgと重いので、嵌脱する際
には特別の取扱具を使用し、U字溝内を掃除する場合も
取扱具を使用し溝蓋を取外すのが面倒であるので、コン
クリ−ト製に溝蓋の間に、間隔をおいて、排水用を兼ね
取扱いの容易な軽量の金属製グレ−チングが溝蓋として
使用されるようになってきた。
【0004】このような金属製のグレ−チングは、コン
クリ−ト製の溝蓋の厚さより薄いため、高さを合わせる
ため、グレ−チングの底面両側に角柱などを溶接した嵩
上げグレ−チングが使用される。
クリ−ト製の溝蓋の厚さより薄いため、高さを合わせる
ため、グレ−チングの底面両側に角柱などを溶接した嵩
上げグレ−チングが使用される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】コンクリ−ト製もU字
溝にコンクリ−ト製の溝蓋を施設せる場合、前述の如
く、U字溝内を掃除する際に、特別の取扱具を使用した
り、所々に軽量の嵩上げグレ−チングが施設されるが、
コンクリ−ト溝蓋間に土砂が詰ったり、車輌等が溝蓋上
を通過することにより、溝蓋が移動して、取扱具を使用
するもコンクリ−ト製の溝蓋を取外すことが出来なくな
り、また、嵩上げグレ−チングを使用するも両側のコン
クリ−ト製の溝蓋により挟持されるような力が加わり、
取外しが出来なくなることがあった。本考案は、車輌等
が溝蓋上を通過し、溝蓋間が密着しても、取外しの容易
な掃除蓋を提供することを目的とするものである。
溝にコンクリ−ト製の溝蓋を施設せる場合、前述の如
く、U字溝内を掃除する際に、特別の取扱具を使用した
り、所々に軽量の嵩上げグレ−チングが施設されるが、
コンクリ−ト溝蓋間に土砂が詰ったり、車輌等が溝蓋上
を通過することにより、溝蓋が移動して、取扱具を使用
するもコンクリ−ト製の溝蓋を取外すことが出来なくな
り、また、嵩上げグレ−チングを使用するも両側のコン
クリ−ト製の溝蓋により挟持されるような力が加わり、
取外しが出来なくなることがあった。本考案は、車輌等
が溝蓋上を通過し、溝蓋間が密着しても、取外しの容易
な掃除蓋を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】嵌脱自在に設ける溝蓋
と、該溝蓋を担持する受枠とより構成し、溝蓋の溝の流
れ方向の長さよりも受枠の長さを長くすることにより、
解決せるものである。
と、該溝蓋を担持する受枠とより構成し、溝蓋の溝の流
れ方向の長さよりも受枠の長さを長くすることにより、
解決せるものである。
【0007】すなわち、従来使用していた金属製の嵩上
げグレ−チングの代りに普通のグレ−チングと嵩上げ脚
を有する受枠とに2分割し、受枠の溝の流れ方向の長さ
をグレ−チングの長さとり長く形成することにより、解
決せるものである。なお、グレ−チングは、ステンレス
鋼板などを所定幅に並べ格子状に溶接などで組立てたも
のを使用するが、鋳鉄で格子状に一体成型せるものを使
用するも差支えなく、また、鉄蓋などで補強し軽量化し
たコンクリ−ト製溝蓋を使用するも差支えない。
げグレ−チングの代りに普通のグレ−チングと嵩上げ脚
を有する受枠とに2分割し、受枠の溝の流れ方向の長さ
をグレ−チングの長さとり長く形成することにより、解
決せるものである。なお、グレ−チングは、ステンレス
鋼板などを所定幅に並べ格子状に溶接などで組立てたも
のを使用するが、鋳鉄で格子状に一体成型せるものを使
用するも差支えなく、また、鉄蓋などで補強し軽量化し
たコンクリ−ト製溝蓋を使用するも差支えない。
【0008】受枠は、グレ−チングなどの溝蓋の嵌合す
る方形の枠の両側下面に脚片を溶接すればよく、コンク
リ−ト製の軽量溝蓋の場合は脚片の両側に側板を溶接し
たものでも差支えない。
る方形の枠の両側下面に脚片を溶接すればよく、コンク
リ−ト製の軽量溝蓋の場合は脚片の両側に側板を溶接し
たものでも差支えない。
【0009】
【作用】受枠は、両側に設置されたコンクリ−ト製の溝
蓋により、挟みつけられてもその間隔を保持する作用を
有する。
蓋により、挟みつけられてもその間隔を保持する作用を
有する。
【0010】
【実施例】本考案を図面に示す実施例に従って説明す
る。図2に示す如く、金属板を格子状に組立てたグレ−
チングを溝蓋(1)として使用する場合、受枠(3)は溝蓋
(1)が嵌合する方形の枠(4)と枠(4)の両側下側にお互に
平行となるよう溶接などで取付けられた角柱状の脚片
(5),(5)とより形成される。受枠(3)の寸法は、図1に
示す如く、コンクリ−ト製のU字溝(11)の懸架部(12),
(12)の溝幅、高さに合わせ製作される。
る。図2に示す如く、金属板を格子状に組立てたグレ−
チングを溝蓋(1)として使用する場合、受枠(3)は溝蓋
(1)が嵌合する方形の枠(4)と枠(4)の両側下側にお互に
平行となるよう溶接などで取付けられた角柱状の脚片
(5),(5)とより形成される。受枠(3)の寸法は、図1に
示す如く、コンクリ−ト製のU字溝(11)の懸架部(12),
(12)の溝幅、高さに合わせ製作される。
【0011】図3の実施例は、鉄筋などを用いて耐圧強
度を増すと共に厚さを薄くし、かつパ−ライトコンクリ
−トなどを用いて軽量化したコンクリ−ト製の溝蓋(2)
と、角柱状の脚片(7),(7)の両端に側板(8),(8)を溶接
などで固定した受枠(6)とよりなる掃除蓋である。この
場合、溝蓋(2)の溝の流れ方向の長さよりも、受枠(6)の
溝の流れ方向の長さの方を長く形成し、溝蓋(2)と受枠
(6)の高さの合計は隣接される溝蓋(13)の高さと一致す
るように、かつ受枠(6)の脚片(7),(7)はU字溝(11)の
懸架部(12)に載置するよう構成される。
度を増すと共に厚さを薄くし、かつパ−ライトコンクリ
−トなどを用いて軽量化したコンクリ−ト製の溝蓋(2)
と、角柱状の脚片(7),(7)の両端に側板(8),(8)を溶接
などで固定した受枠(6)とよりなる掃除蓋である。この
場合、溝蓋(2)の溝の流れ方向の長さよりも、受枠(6)の
溝の流れ方向の長さの方を長く形成し、溝蓋(2)と受枠
(6)の高さの合計は隣接される溝蓋(13)の高さと一致す
るように、かつ受枠(6)の脚片(7),(7)はU字溝(11)の
懸架部(12)に載置するよう構成される。
【0012】
【考案の効果】本考案の掃除蓋は以上の如く構成されて
いるので、コンクリ−ト製のU字溝においてコンクリ−
ト製の溝蓋の間に適宜の間隔をおいて設置された場合、
溝蓋上を車輌等が通過するなどして掃除蓋に片側より圧
するような力が働いても、受枠は両側に位置するコンク
リ−ト製溝蓋により挟まれて取外すことが出来なくて
も、溝蓋は受枠よりも溝の流れ方向の長さが短かく形成
されており、受枠により間隔を保持されているので、容
易に取外すことができるものである。
いるので、コンクリ−ト製のU字溝においてコンクリ−
ト製の溝蓋の間に適宜の間隔をおいて設置された場合、
溝蓋上を車輌等が通過するなどして掃除蓋に片側より圧
するような力が働いても、受枠は両側に位置するコンク
リ−ト製溝蓋により挟まれて取外すことが出来なくて
も、溝蓋は受枠よりも溝の流れ方向の長さが短かく形成
されており、受枠により間隔を保持されているので、容
易に取外すことができるものである。
【図1】設置状況を示す斜視図
【図2】溝蓋および受枠の斜視図
【図3】異なる実施例の溝蓋および受枠の斜視図
1 溝蓋(グレ−チング) 2 溝蓋(軽量コンクリ−ト製) 3,6 受枠 4 枠 5,7 脚片 8 側板 11 U字溝 12 懸架部 13 コンクリ−ト製の溝蓋
Claims (3)
- 【請求項1】 嵌脱自在の溝蓋(1)と、該溝蓋(1)のU字
溝(11)の流れ方向の長さよりも長い長さを有し、U字溝
(11)の懸架部(12),(12)で担持される角柱状の脚片
(5),(5)を固着せる受枠(3)とよりなるU字溝用の掃除
蓋。 - 【請求項2】 溝蓋(1)が金属製の格子状グレ−チング
で、受枠(3)は溝蓋(1)が嵌脱自在に嵌合する方形の枠
(4)の両側下側に角柱状の脚片(5),(5)を固着してなる
請求項1記載のU字溝用の掃除蓋。 - 【請求項3】 溝蓋(1)が軽量コンクリ−トよりなる溝
蓋(2)で、受枠(3)が角柱状の脚片(5),(5)の両端に側板
(8),(8)を固着した受枠(6)である請求項1記載のU字
溝用の掃除蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3271292U JP2558283Y2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | U字溝用の掃除蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3271292U JP2558283Y2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | U字溝用の掃除蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583092U JPH0583092U (ja) | 1993-11-09 |
JP2558283Y2 true JP2558283Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=12366454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3271292U Expired - Fee Related JP2558283Y2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | U字溝用の掃除蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558283Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5172193B2 (ja) * | 2007-04-03 | 2013-03-27 | 中越製陶株式会社 | U字溝の改修方法 |
JP5455389B2 (ja) * | 2009-02-06 | 2014-03-26 | ゴトウコンクリート株式会社 | グレーチングの取付構造 |
JP7398105B2 (ja) * | 2020-03-12 | 2023-12-14 | 株式会社宝機材 | グレーチング |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP3271292U patent/JP2558283Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0583092U (ja) | 1993-11-09 |
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Legal Events
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