JP5452243B2 - 溶融紡糸装置の紡糸パック - Google Patents

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Description

本発明は、溶融紡糸装置の紡糸パックのシール技術に関する。
従来、高温で溶融させた熱可塑性樹脂(ポリマー)を細いノズルから押し出し、冷却しながら巻き取って糸条にする溶融紡糸装置の技術は公知となっている。また、溶融紡糸装置を構成する部材であって、ポリマーを濾過及び整流して、濾過及び整流されたポリマーを多数の紡糸孔から吐出する紡糸パックも公知である。例えば、特許文献1は、紡糸パックとしての溶融紡糸用口金パックを開示している。
溶融紡糸装置の紡糸パックは、外郭を構成する円筒状のパック本体と、内部に流路が形成されるリテーナと、前記リテーナの下部に配置され、前記流路と連通する多数の紡糸孔が穿設されるスピナレットと、前記リテーナと前記スピナレットとの間に介して配置される金属パッキンと、を備える構成とされている。
溶融紡糸装置の紡糸パックにおいては、紡糸パックの内部に高圧のポリマーが送り込まれることによって、金属パッキンのズレ又は変形が発生し、金属パッキンのシール性能が低下するおそれがある。金属パッキンのシール性能が低下すれば、リテーナとスピナレットとの間でポリマーリークが発生するおそれがある。また、内部に複数の流路が形成される紡糸パックでは、流路間でポリマーリークが発生することがあり、この場合には、紡糸パックから吐出する糸条の吐出圧・糸条の吐出量にバラツキが生じる問題がある。
一方、例えばエンジンのシリンダヘッドとシリンダブロックとの間に介在するガスケットのように、複雑な構造によってシール性能を向上させた金属パッキンも存在する。しかし、エンジンのガスケットであれば交換の頻度はさほど高くないが、紡糸パックの金属パッキンは、紡糸パックのメンテナンス毎に頻繁に交換されるものである。そのため、紡糸パックに用いられる金属パッキンは安価であることが求められており、複雑な構造の金属パッキンではなく、平坦な1層の金属薄板で構成された金属パッキンが用いられることが多い。
特開2009−243017号公報
本発明の解決しようとする課題は、簡易な構造の金属パッキンを用いた場合でも、簡易な構成によってシール性能の低下を防ぐことができる溶融紡糸装置の紡糸パックを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
第1の発明は、外郭を構成する円筒状のパック本体と、内部に流路が形成されるリテーナと、前記リテーナの下部に配置され、前記流路と連通する紡糸孔群が穿設されるスピナレットと、前記リテーナと前記スピナレットとの間に介される金属パッキンと、を備える溶融紡糸装置の紡糸パックにおいて、前記金属パッキンの前記リテーナ及び前記スピナレットと当接する側は、平面形状とされ、前記リテーナ又は前記スピナレットの前記金属パッキンと当接する側には、凹部又は凸部が形成され、前記流路および前記紡糸孔群は、2本形成され、前記各流路は、隣接する他の流路と第一境界部によって区画されており、前記第一境界部は、第一境界面によって前記金属パッキンと当接し、前記各紡糸孔群は、隣接する他の紡糸孔群と第二境界部によって区画されており、前記第二境界部は、第二境界面によって前記金属パッキンと当接し、前記第一境界面は、前記リテーナの直径方向に沿って直線状に形成され、前記第二境界面は、前記スピナレットの直径方向に沿って直線状に形成され、前記凹部は、前記第一境界面又は前記第二境界面に形成される溝とし、前記凸部は、前記第一境界面又は前記第二境界面に形成されるものである。
第2の発明は、第1の発明において、前記金属パッキンは、該金属パッキンの直径方向に沿って幅が略一定である金属パッキン境界部を備え、前記凹部又は凸部は、前記金属パッキン境界部と当接するものである。
本発明の溶融紡糸装置の紡糸パックにおいては、リテーナ又はスピナレットの金属パッキンと当接する側には凹部又は凸部が形成されるため、リテーナ及びスピナレットと当接する側は平面形状とされる金属パッキンは、凹部又は凸部に係合するように塑性変形し、塑性変形した金属パッキンはリテーナ又はスピナレットの凹部又は凸部に係合することで強固に密着し、金属パッキンの変形、ズレが防止されて、金属パッキンのシール性能の低下を防ぐことができる。
本発明の溶融紡糸装置の紡糸パックによれば、簡易な構造の金属パッキンを用いた場合でも、簡易な構成によってシール性能の低下を防ぐことができる。
本発明の実施形態に係わる溶融紡糸装置の全体構成を示す模式図。 紡糸パックの断面図。 リテーナの底面図及びPP断面図。 スピナレットの平面図及びQQ断面図。 金属パッキンの平面図及びRR断面図。 別実施形態であるリテーナのPP断面図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係わる溶融紡糸装置の全体構成を示す模式図、図2は紡糸パックの断面図、図3はリテーナの底面図及びPP断面図である。図4はスピナレットの平面図及びQQ断面図、図5は金属パッキンの平面図及びRR断面図、図6は別実施形態であるリテーナのPP断面図である。
図1を用いて、溶融紡糸装置の紡糸パックの実施形態である溶融紡糸装置50について説明する。
溶融紡糸装置50は、高温で溶融させた熱可塑性樹脂(ポリマー)を細いノズルから押しだし、冷却しながら巻き取って糸条にする装置である。溶融紡糸装置は、POY(一部延伸糸条)を巻取るPOY用紡糸装置と、FDY(全延伸糸条)を巻取るFDY用紡糸装置と、の2種類の装置がある。本発明に係る紡糸パック10は、POY用紡糸装置又はFDY用紡糸装置のどちらの装置についても適用できるが、本実施形態は、FDY用紡糸装置として説明する。
溶融紡糸装置50は、高温で乾燥させたポリマーチップを投入するホッパー1と、ポリマーチップを紡糸可能な粘度まで溶融して高圧で吐出するエキストルーダー2と、吐出された溶融ポリマーをスピンブロック4まで送るポリマーパイプ3と、加熱媒体を封入し、定量供給手段としてのギヤポンプ(図示略)を備えるスピンブロック4と、スピンブロック4に装着され、ギヤポンプによって定量供給される加熱されたポリマーを濾過及び整流して、濾過及び整流されたポリマーを高圧で吐出する紡糸パック10と、を備えている。
また、溶融紡糸装置50は、紡糸パック10から紡出された糸条Yを冷却管によって冷却する冷却チムニー5と、ガイド等との摩擦を低減し、帯電の防止や柔軟性等を与えるための油剤を糸条Yに供給する給油ガイド6と、糸条Yに付与された油剤を均一に交絡するために糸条Yの流れに適度な乱れを起こす交絡ノズル7と、糸条Yの方向を変える第一ロール8a及び第二ロール8bと、糸条Yを未延伸糸条として巻き取るワインダー9とを備えている。
図2を用いて、紡糸パック10について説明する。なお、図2乃至図6の矢印Zは、紡糸パック10の軸方向を示し、矢印Zの向きを上方とする。
紡糸パック10は、リテーナ20と、スピナレット30と、金属パッキン40と、を備えている。紡糸パック10の本体は、円筒状に構成されている。紡糸パック10の内部には、蓋12の下方にリテーナ20が配置され、リテーナ20の下方に金属パッキン40を介してスピナレット30が配置されている。
紡糸パック10において、リテーナ20と、スピナレット30と、金属パッキン40と、は、2本の流路10a・10bが形成される状態で押圧され、押圧された状態でねじ込んで組み付けられる構成とされている。
図3を用いて、リテーナ20について説明する。なお、図3は、リテーナ20の底面図と、該底面図におけるPP断面図と、を示している。
リテーナ20は、内部に流路20a・20bを形成する支持体であって、ピン穴21と、整流孔22の集合体としての整流孔群23と、溝25と、を備えている。リテーナ20の流路20a・20bは、第一境界部としてのリテーナ境界部20dによって区画され、リテーナ20のZ方向の断面視において、略長方形状に形成されている。ここで、リテーナ境界部20dの底面であって、金属パッキン40と当接する面を第一境界面としてのリテーナ境界面20cとする。リテーナ境界面20cは、リテーナ20のZ方向の断面視において、リテーナ20を2等分するように、リテーナ20の直径方向に沿って直線状に形成されている。
ピン穴21は、リテーナ20とスピナレット30との位相がずれないように、ピン(図示なし)を挿入するものである。整流孔22は、ポリマーを整流するため、流路20a・20bの途上において、流路20a・20bよりもさらに小さい径によって、流路20a・20bのそれぞれに対し複数個が形成されている。つまり、リテーナ20には、流路20a・20bのそれぞれにおいて、整流孔22の集合体として、2つの整流孔群23が形成されている。
溝25は、リテーナ境界面20cに形成されている。また、溝25は、リテーナ20のZ方向の断面視において、リテーナ20を2等分するように直線状に形成されている。さらに、溝25は、溝25の形成方向の断面視において、V字状に形成されている。なお、別実施形態として、溝25の形成方向の断面視において、U字状に形成しても良い。
図4を用いて、スピナレット30について説明する。なお、図4は、スピナレット30の平面と、QQ断面図と、を示している。
スピナレット30は、内部に紡糸孔群33a・33bを形成する支持体であって、スピナレット境界部30dと、ピン穴31と、紡糸孔32・・・・32からなる紡糸孔群33a・33bと、キャピラリ34と、を備えている。なお、溝35は、別実施形態として構成されるものであって、詳細は後述する。
紡糸孔群33a・33bを構成する各紡糸孔32は、スピナレット30のZ方向の断面視において、それぞれが略長方形状に分布している。紡糸孔群33a・33bは、第二境界部としてのスピナレット境界部30dによって区画されており、スピナレット30の流路20a・20bとそれぞれ連通するものである。ここで、スピナレット境界部30dの上面であって、金属パッキン40と当接する面を第二境界面としてのスピナレット境界面30cとする。スピナレット境界面30cは、スピナレット30のZ方向の断面視において、スピナレット30を2等分するように直線状に形成されている。キャピラリ34は、紡糸孔32よりもさらに小さい径で形成されており、紡糸孔32を通過するポリマーを絞り膨張させ、紡糸パック10より吐出させるものである。なお、紡糸孔32は、リテーナ20の整流孔22のそれぞれに対応するものではない。
図5を用いて、金属パッキン40について説明する。なお、図5は、金属パッキン40の平面と、RR断面図と、を示している。
金属パッキン40は、ピン孔41と、リテーナ20の底面の外周縁部分とスピナレット30の上面の外周縁部分とに当接する面を備える金属パッキン縁部40fと、リテーナ境界面20cとスピナレット境界面30cとに当接する面を備える金属パッキン境界部40cと、を含んで形成されている。また、金属パッキン40のリテーナ20に当接する側、並びにスピナレット30に当接する側は、共に平面状に形成されている。さらに、本実施形態の金属パッキン40は、アルミニウム素材を用いて製作されている。
金属パッキン40は、リテーナ20とスピナレット30との間において、リテーナ20及びスピナレット30の外周縁と、流路10a(流路20aと紡糸孔群33aとが連通するもの)と流路10b(流路20bと紡糸孔群33bとが連通するもの)との間と、をシールする部材である。言い換えれば、金属パッキン40は、流路20aと紡糸孔群33aと、流路20bと紡糸孔群33bと、をそれぞれ接続するものである。
ここで、紡糸パック10の糸条の生産性を増加させるには、リテーナ20及びスピナレット30のZ軸方向の断面視において流路10a・10bの面積を大きくして、ポリマーの通過量を増やす必要がある。一方、流路10a・10bの面積を大きくするためには、リテーナ境界面20c及びスピナレット境界面30cは、幅の小さい帯状に形成される。そのため、リテーナ境界面20c及びスピナレット境界面30cに当接する金属パッキン境界部40cは、幅の小さい帯状に形成される。
金属パッキン縁部40fと金属パッキン境界部40cとでパッキンのズレ又は変形の発生を比較すると、幅の小さい帯状で形成される金属パッキン境界部40cにおいてズレ又は変形が発生し易い。ここで、リテーナ20とスピナレット30を押圧して締め付けても、金属パッキン境界部40cを保持する保持力を十分確保することができず、高圧のポリマーによって金属パッキン境界部40cのズレ又は変形が発生する。
特に、金属パッキン40のズレ又は変形が発生する時は、メンテナンスの時に、金属パッキン40を交換して初めてポリマーを紡糸する時に多く見られる。交換した金属パッキン40に高圧のポリマーを通そうとした瞬間にポリマーが作用して金属パッキン境界部40cのズレ又は変形が発生する場合が多い。
金属パッキン境界部40cのズレ又は変形が発生すると、流路10a・10b間にポリマーリークが発生することがあり、この場合には、紡糸パック10から吐出する糸条の吐出圧・糸条の吐出量にバラツキが生じる問題がある。
本実施形態のリテーナ20の金属パッキン40と当接する側には溝25が形成されるため、リテーナ20と当接する側は平面状に形成される金属パッキン40は、リテーナ20と金属パッキン40とが押圧して組みつけられる時に、溝25に係合するように金属パッキン境界部40cが塑性変形する。塑性変形した金属パッキン境界部40cは、リテーナ20の溝25に係合することで、リテーナ20に強固に密着し、金属パッキン境界部40cの変形又はズレが防止されて、金属パッキン境界部40cのシール性能の低下を防止できる。
このようにして、簡易な構造の金属パッキンを用いた場合でも、簡易な構成によって紡糸パック10のシール性能の低下を防ぐことができる。また、リテーナ20と当接する側、並びにスピナレット30と当接する側は平面状に形成することで、簡易な構造の金属パッキン40とすることができる。さらに、リテーナ20に溝25を形成することは、リテーナ20を金型によって鋳造した後であっても加工できることから、既存の金型を交換する必要はない。
本発明の別実施形態として、リテーナ20に溝25を形成する代わりに、スピナレット30のスピナレット境界面30cに溝35を形成する構成とすることもできる。溝35の構成については、リテーナ20の溝25と同様であり、詳細を省略する。このようにして、上述した構成と同様の作用及び効果が得られる。
また、本発明の別実施形態として、溝25又は溝35をリテーナ境界面20c又はスピナレット境界面30cに形成し、さらにリテーナ20の底面又はスピナレット30の上面の周囲に別途溝を形成することで、同様の作用及び効果と共に、リテーナ20及びスピナレット30周囲のシール性能の低下を防止できる。また、溝25・35の代わりに、リテーナ20又はスピナレット30に凸部26を設ける構成としても、同様の作用及び効果が得られる。つまり、図6に示すように、例えばリテーナ20の溝25の代わりに、リテーナ20に凸部26を設ける構成としても、同様の作用及び効果が得られる。
10 紡糸パック
20 リテーナ
20c リテーナ境界面
25 溝
30 スピナレット
30c スピナレット境界面
40 金属パッキン
40c 金属パッキン境界部
50 紡糸巻取装置

Claims (2)

  1. 外郭を構成する円筒状のパック本体と、
    内部に流路が形成されるリテーナと、
    前記リテーナの下部に配置され、前記流路と連通する紡糸孔群が穿設されるスピナレットと、
    前記リテーナと前記スピナレットとの間に介される金属パッキンと、
    を備える溶融紡糸装置の紡糸パックにおいて、
    前記金属パッキンの前記リテーナ及び前記スピナレットと当接する側は、平面形状とされ、
    前記リテーナ又は前記スピナレットの前記金属パッキンと当接する側には、凹部又は凸部が形成され
    前記流路および前記紡糸孔群は、2本形成され、
    前記各流路は、隣接する他の流路と第一境界部によって区画されており、
    前記第一境界部は、第一境界面によって前記金属パッキンと当接し、
    前記各紡糸孔群は、隣接する他の紡糸孔群と第二境界部によって区画されており、
    前記第二境界部は、第二境界面によって前記金属パッキンと当接し、
    前記第一境界面は、前記リテーナの直径方向に沿って直線状に形成され、
    前記第二境界面は、前記スピナレットの直径方向に沿って直線状に形成され、
    前記凹部は、前記第一境界面又は前記第二境界面に形成される溝とし、
    前記凸部は、前記第一境界面又は前記第二境界面に形成されることを特徴とする溶融紡糸装置の紡糸パック。
  2. 請求項1記載の溶融紡糸装置の紡糸パックであって、
    前記金属パッキンは、該金属パッキンの直径方向に沿って幅が略一定である金属パッキン境界部を備え、
    前記凹部又は凸部は、前記金属パッキン境界部と当接することを特徴とする溶融紡糸装置の紡糸パック。
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