JPS5812858Y2 - 複合紡糸用ノズルパツク - Google Patents

複合紡糸用ノズルパツク

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Publication number
JPS5812858Y2
JPS5812858Y2 JP15053678U JP15053678U JPS5812858Y2 JP S5812858 Y2 JPS5812858 Y2 JP S5812858Y2 JP 15053678 U JP15053678 U JP 15053678U JP 15053678 U JP15053678 U JP 15053678U JP S5812858 Y2 JPS5812858 Y2 JP S5812858Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular
filtration
nozzle
pack
composite spinning
Prior art date
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Expired
Application number
JP15053678U
Other languages
English (en)
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JPS5567178U (ja
Inventor
瀬島清治
西河欣作
大田黒幸弘
長岡孝一
Original Assignee
ユニチカ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ユニチカ株式会社 filed Critical ユニチカ株式会社
Priority to JP15053678U priority Critical patent/JPS5812858Y2/ja
Publication of JPS5567178U publication Critical patent/JPS5567178U/ja
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Publication of JPS5812858Y2 publication Critical patent/JPS5812858Y2/ja
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は2成分系複合紡糸用ノズルパックに関するもの
であり、ポリマーシールが確実にでき、交換寿命周期を
延長し、生産性を向上することができるノズルパックを
提供するものである。
従来から2戊分系複合紡糸用ノズルバックのひとつとし
て個々のポリマーの濾過部が上下に積層されたように配
置されたものがある。
このタイプでは濾過面は大きくなるが、反面パック本体
が大きくなり、またシール個所も増えるため、ポリマー
のシール洩れが生じ易く好しくない。
もう一つのタイプとして個々のポリマーの濾過部が同一
平面上に配置されたものがある。
このタイプはパックの小型、軽量化ができ、構造も簡単
にすることができる。
また、このタイプの濾過部として、2つの濾過部の中心
が異なるもの釦よび同心状に配置されたものがあり、前
者の場合シール個所が2個所であるのでポリマーのシー
ル洩れなどの点では有利であるが、2つの円柱体状の濾
過部にすれば濾過面積を減少せざるを得す、パック交換
寿命が短かぐなる。
また2つの半月形状の濾過部にすればシール部材の加工
費が割高になるばかりでなく、その形状から濾過圧力斑
を生じる結果となる。
後者の場合は個々の濾過部が同心状に配置、すなわち円
形状の濾過部と環状の濾過部を設けたものであう、濾過
面が大きくなるが、両方の濾過部の隔壁上に1カ所と最
外周にlカ所、あわせて2カ所シールするようにした場
合、トップキャップとブレーカプレート間にわずかでは
あるが間隙を生じ、滞留ポリマーを生じるばかシでなく
、2つの濾過部の濾過圧力の差が犬となればポリマーシ
ール洩れか生じ易くなっていた。
本考案は2つの濾過部が同心状に配置されている複合紡
糸用ノズルパックにおいて、上記のような欠点を解消し
、ポリマーシールが確実にできるようにしたものである
すなわち、本考案はパックボディ、ノズルプレート、同
心で配置されている円形状と環状の2つの濾過部を有す
るブレーカ−プレートドよび2つのポリマー流路を有す
るトップキャップからなり、これらを一体となしている
複合紡糸用ノズルパツりにおいて、円形状濾過部と環状
濾過部の環状隔壁の上端部もしくはトップキャップの下
面に、頂部に凹溝を設けた断面台形状の環状突出部を、
トップキャップの下面もしくは環状隔壁の上端部には断
面台形状の環状溝をそれぞれ対応する位置に設け、環状
突出部と環状溝の間にシール材を介在させて嵌合し、2
つのポリマー流路がそれぞれ円形状濾過部釦よび環状濾
過部へ連結するように一体となしたことを特徴とする複
合紡糸用ノズルパックである。
以下本考案の具体例を示した図面に従って説明する。
第1図は本考案の複合紡糸用ノズルパックの断面図であ
り、パックボディ1にパツキン8を間に介してノズルプ
レート4を装着し、ノズルプレート4上のパツキン7を
介してブレーカプレート3を装着する。
ブレーカプレート3は第2図会よび第4図に示すごとく
、円形状濾過部16と環状濾過部17が設けられており
、これら濾過部には濾材9と金網10が装填されている
2つの濾過部の隔壁13の上端部には頂部に凹溝15を
有する環状突出部14が設けられている。
トツマ°キャップ2の下面には環状突出部14と対応す
る位置に環状溝18を設け、環状突出部14を環状溝1
8にシール材6を介在させて嵌合するようにする。
またトップキャップ2には2つのポリマー流路19 、
19’が設けられてかり、これらポリマー流路19,1
9’はトップキャップ2が装着された際、それぞれ濾過
部16釦よび11に連結される。
トップキャップ2を装着するには環状濾過部16の外周
部にパツキン6を介在させ、環状突出部14を環状溝1
8に嵌合させて締付ボルト11によって締め付ける。
ボルト11によって締め付けることによってノズルプレ
ート4、ブレーカプレート3、パックボディ1およびト
ップキャップ2が一体化される。
第3図は従来のブレーカプレートを示した一部断面図で
あり、隔壁13の上端部はパツキン6′を装着すべき細
溝12を設け、隔壁13と環状濾過部16の外周部の上
にそれぞれパツキン5’ 、 6’を介在させてボルト
11にて締めつけるようになってかり、トップキャップ
2とブレーカプレート3にわずかではあるが、滞留ポリ
マーを生じ、ノズル交換寿命を減少させる原因になって
いた。
な釦パツキン5’、6’の熱膨張を考慮した寸法のパツ
キンを使用することは可能であるが、パックの組立はほ
ぼ常温で行なわれるために完全にポリマーをシールする
こと釦よびトップキャップ2とブレーカプレート3の間
隙を無くすことは不可能であった。
本考案のノズルパックのブレーカプレート3は隔壁13
の上端部に環状突出部14を設けたものであるが、第5
図に示すごとく、環状突出部14は断面台形状とし、そ
の頂部には凹溝15を設けたものである。
また環状突出部14が嵌合するトップキャップ2の環状
溝18も断面台形状となっている。
したがってノズルパックを組立てた際、環状溝18と環
状突出部14のテーパーによって確実にシールされまた
凹溝15によってシール材6が変形し、さらに確実にシ
ールすることができるので、2成分のポリマーの濾過圧
に大きな差があってもまた両者の濾過圧が300kg/
cm 2G以上であっても完全にシールすることができ
る。
第1図に示したノズルパックでは環状突出部14をブレ
ーカプレート3に、環状溝18をトップキャップ2に設
けたが、突出部14をトップキャップ2に環状溝18を
ブレーカプレート3に設けてもよい。
また、環状濾過部16の外周部のシールは従来のものと
同様のものにしたが、環状突出部と環状溝を、巽けた構
造のものにしてもよい。
シール材6は平板でよいがへ字型断面形状にすると作業
性の点から好ましい。
以上のごとく、本考案の複合紡糸用ノズルパックは2成
分のポリマーを確実にシールすることができ、ノズルパ
ックの交換寿命を大幅に延長でき、コストを低減し、生
産性も向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の複合紡糸用ノズルパックの具体例を示
した断面図、第2図は本考案のブレーカプレートの平面
図、第3図は従来のブレーカプレートの一部断面図、第
4図は本考案のブレーカプレートの一部断面図、第5図
は同一部拡大断面図である。 1・・・パックボディ、2・・・トップキャップ、3・
・・ブレーカプレート、4・・・ノズルプレート、6.
・・シール材、13・・・環状隔壁、14・・・環状突
出部、15・・・凹溝、 16・・・円形状濾過部、 17・・・環状濾 渦部、 18・・・環状溝、 19 、19’・・・ポリマー流路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パックボディ、ノズルプレート、同心で配置されている
    円形状と環状の2つの濾過部を有するブレーカプレート
    および2つのポリマー流路を有するトップキャップから
    なり、これらを一体となしている複合紡糸用ノズルパッ
    クにおいて、円形状濾過部と環状濾過部の環状隔壁の上
    端部もしくはトップキャップの下面に、頂部に凹溝を設
    けた断面台形状の環状突出部を、トップキャップの下面
    もしくは環状隔壁の上端部には断面台形状の環状溝をそ
    れぞれ対応する位置に設け、環状突出部と環状溝の間に
    シール材を介在させて嵌合し、2つのポリマー流路がそ
    れぞれ円形状濾過部および環状濾過部へ連結するように
    一体となしたことを特徴とする複合紡糸用ノズルパック
JP15053678U 1978-10-31 1978-10-31 複合紡糸用ノズルパツク Expired JPS5812858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15053678U JPS5812858Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 複合紡糸用ノズルパツク

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JP15053678U JPS5812858Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 複合紡糸用ノズルパツク

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Publication Number Publication Date
JPS5567178U JPS5567178U (ja) 1980-05-09
JPS5812858Y2 true JPS5812858Y2 (ja) 1983-03-11

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ID=29134910

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15053678U Expired JPS5812858Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 複合紡糸用ノズルパツク

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JP5452243B2 (ja) * 2010-01-19 2014-03-26 Tmtマシナリー株式会社 溶融紡糸装置の紡糸パック

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JPS5567178U (ja) 1980-05-09

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