JP5451199B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録ヘッドから液体を吐出して記録媒体に画像を記録する記録装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置は、紙やプラスチックシートなどの平板状の記録媒体に液体であるインクを吐出する記録ヘッドを有している。記録ヘッドはキャリッジに搭載され、当該キャリッジは記録媒体の搬送方向(以下、副走査方向とも言う。)と交差する方向(以下、主走査方向とも言う。)に移動可能に構成されている。
そして、キャリッジを主走査方向に移動するとともに、記録ヘッドから記録媒体に向けてインクを吐出する。これに伴って、副走査方向に記録媒体を移動させることで、記録媒体に記録が行われる。
記録装置には、封筒、厚紙、及びCD−Rなどの厚い記録媒体に記録を行うものがある。これらの記録媒体の厚みは異なるため、記録ヘッドと記録媒体との間隔(以下、紙間と呼ぶ。)は、記録媒体に応じて変化する。しかし、記録画像の画質を良好にするためには、紙間を適正な範囲に維持する必要がある。
したがって、異なる厚みの記録媒体に記録を行う記録装置では、記録媒体の厚みに応じて紙間を制御する必要がある。また一方で、例えば光沢紙のような記録媒体においては、高画質化を図るために、紙間が狭くなるように制御して記録を行う必要がある。
このような課題に対応した記録装置として、特許文献1に記載された記録装置が挙げられる。特許文献1に記載の記録装置は、記録ヘッドを搭載し、記録媒体の搬送方向と交差する方向に移動するキャリッジと、該キャリッジの移動を案内するガイドシャフトとを有している。
記録装置は、ガイドシャフト昇降手段をさらに備えている。ガイドシャフト昇降手段は、記録媒体の搬送方向にはガイドシャフトを移動させずに、ガイドシャフトの高さを3段階以上に変化させる。
特許文献1では、ガイドシャフトの昇降は、ガイドシャフトの両端に設けられたカムを回転させることによって行われる。シャーシにカムが接触する面を設け、カムの回転とともに、シャーシとガイドシャフトとの間隔を変える構成となっている。
特開2004−42346号公報
しかしながら、特許文献1に記載の記録装置では、以下のような課題があった。特許文献1に記載の記録装置は、ガイドシャフトの両端に設けられたカム、ガイドシャフトを下方向に付勢するバネ、及びガイドシャフトの両端に設けられたカムを回転させるための駆動源を有する。
駆動源はキャリッジを持ち上げるために十分なトルクを発生する必要があり、さらにモータや減速ギア列等を用いる必要がある。したがって、記録装置の構成は複雑となり、記録装置の製造コストも増加する。そのため、簡易な構成の紙間制御機構によって紙間を安定して制御したいという課題があった。
本発明の目的は記録ヘッドと記録媒体とのギャップ(紙間)を安定して制御することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、記録媒体に記録を行う記録ヘッドを搭載して主走査方向に移動するキャリッジと、該キャリッジに配され、該キャリッジに対する第1の位置と該第1の位置よりも前記キャリッジから突出する第2の位置とに移動可能な摺動部材と、該摺動部材が当接することにより前記キャリッジの前記主走査方向の移動を案内するガイド部材と、前記キャリッジに配され、前記キャリッジに対して前記主走査方向に相対移動することにより前記摺動部材を前記第1の位置と前記第2の位置とに移動させる間隔制御部材と、前記記録ヘッドと対向する位置で記録媒体を支持するプラテンと、を備える記録装置において、前記摺動部材が前記第1の位置にある場合は前記摺動部材と前記間隔制御部材が係合することによって前記プラテンに支持された記録媒体の記録面と交差する方向に対して前記摺動部材と前記間隔制御部材が相対移動することが規制され、前記摺動部材が前記第2の位置にある場合は前記摺動部材と前記間隔制御部材が係合しないことを特徴とする。
本発明によれば、記録ヘッドと記録媒体とのギャップを安定して制御することができる。
本発明の一実施形態における記録装置の模式的斜視図。 本発明の一実施形態における記録装置の模式的側面図。 本発明の一実施形態におけるキャリッジユニットの模式的側面図。 本発明の一実施形態におけるキャリッジユニットの模式的背面図。 キャリッジの摺動部及び間隔制御部材の近傍を拡大した模式的斜視図。 キャリッジ、間隔制御部材、摺動部の分解図。 キャリッジ、間隔制御部材、摺動部の分解図。 結合状態であって、記録ヘッドの吐出口にキャップ手段が密着した状態のキャリッジユニットを示す模式的背面図。 ガイド部に形成された規制部を示すための記録装置の模式的斜視図。 ガイド部と摺動部のみを拡大的に示した模式的斜視図。 第1の制御位置にある間隔制御部材を示すためのキャリッジユニットの模式的背面図。 第2の制御位置にある間隔制御部材を示すためのキャリッジユニットの模式的背面図。 第3の制御位置にある間隔制御部材を示すためのキャリッジユニットの模式的背面図。 第4の制御位置にある間隔制御部材を示すためのキャリッジユニットの模式的背面図。 CD−R搬送用トレイを搬送中の記録装置の模式的斜視図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態における、記録装置の模式的斜視図であり、図2は図1の記録装置の模式的側面図である。記録装置1は、給送機構2、搬送部3、排送部4、キャリッジユニット5、及び回復機構6を備えている。
キャリッジユニット5は、液体であるインクを吐出する記録ヘッド7と、記録ヘッド7が搭載されるキャリッジ50と、を備えている。記録ヘッド7は、液体(例えば、インク。)を吐出して、記録媒体に記録を行う。
給送機構2には記録媒体が積載される。記録媒体は搬送部3を経由して、記録ヘッド7と対向する位置へ搬送される。記録が行われた記録媒体は、排送部4を経由して、記録装置1の外部へ排送される。回復機構6は、記録ヘッド7の吐出状態を回復する処理を行うために設けられている。
また、記録装置1には、記録ヘッド7の液体が吐出される面(以下、吐出面と呼ぶことがある。)に対向するプラテン34が設けられている。プラテン34は、記録動作中の記録媒体を支えるために設けられている。
記録ヘッド7の吐出面は、プラテン34に支えられた記録媒体と適切な間隔を保った状態で正対する。以降、記録ヘッド7と記録媒体との間隔を紙間と呼ぶ。
以下、記録装置1の主な構成部品について説明していく。
(A)キャリッジユニット
図3は本実施形態におけるキャリッジユニット5の模式的側面図であり、図4はキャリッジユニット5の模式的背面図である。キャリッジ50は、主走査方向に沿って延びたガイド部52と支持部111によって支持されており、主走査方向に移動自在に構成されている。
支持部111は、記録媒体の搬送方向の前後から、キャリッジ50に挟み込まれた状態となっている。支持部111は記録装置1のシャーシ11と一体に形成されており、キャリッジ50の上端部を支持している。キャリッジ50の上端部が自重により支持部111に圧接され、キャリッジ50の姿勢が維持されている。
ガイド部52はシャーシ11に取り付けられている。ガイド部52は主走査方向に沿って延びた形状であり、キャリッジ50の移動を案内する。ガイド部52の副走査方向側の端部52bはL字状に曲げられている。端部52bはキャリッジ50に形成された第1摺動面50cと第2摺動面50dに挟まれている。ガイド部52としては板金を用いることができる。ガイド部52として板金を用いることで、ガイド部52が金属シャフトの場合と比較して製造コストが削減される。
キャリッジ50は、摺動部58と、間隔制御部材51と、を備えている。図5はキャリッジ50の摺動部58及び間隔制御部材51の近傍を拡大した模式的斜視図である。ただし、図5では、ガイド部52は示されていない。図6は摺動部58と、間隔制御部材51をキャリッジ50からはずした分解図であり、シャーシ11側の斜め下から観た斜視図である。図7は図6と同様の分解図で排送ローラ40側の斜め下から観た斜視図である。
摺動部58は、主走査方向と副走査方向で規定される面に略直交する方向に開口した開口部58bを有している。主走査方向と副走査方向とによって規定される面は、記録媒体の記録が施される面(以下、記録面と呼ぶ。)と平行である。
摺動部58に形成された開口部58bに、キャリッジ50に形成された挿入部50bが挿入されることによって、摺動部58はキャリッジ50に対して主走査方向への移動が規制されている。したがって、摺動部58は、主走査方向に対してキャリッジ50とともに移動する。
また、開口部58bの副走査方向側の内面とキャリッジの挿入部50bとの間には、圧縮ばね581が設けられており、摺動部58を記録媒体の搬送方向下流側に向けて付勢している。
摺動部58の搬送方向下流側の端面58dはキャリッジ50の一面50eと対向しており、この対向する面50eと端面58dの間に、ガイド部52のL字状に曲げられた端部52bが挟み込まれている。これにより、キャリッジ50の副走査方向の姿勢が安定化されている。
また、記録面に略直交する方向に対して、摺動部58の摺動面58hがガイド部52と接触しており、摺動部58はガイド部52によって摺動可能に支持されている。
間隔制御部材51は、記録面に略直交する方向において、キャリッジ50と摺動部58との間に挟み込まれている。これにより、間隔制御部材51は、キャリッジ50と摺動部58との間隔を制御する間隔制御部材となっている。
上記のような構成で、キャリッジ50は、摺動部58及び間隔制御部材51を介して、ガイド部52に支持されている。これにより、記録面と略直交する方向に対するキャリッジ50の位置が規定されている。なお、ガイド部52の位置を製造時に調整することで、キャリッジ50が適切な位置に調整される。
間隔制御部材51は主走査方向に沿って延びた形状をしており、間隔制御部材上の主走査方向の位置に応じて、記録面と略直交する方向の厚みが異なっている。本実施形態では、その間隔制御部材51の厚みは4段階に変化している。また、間隔制御部材51は、キャリッジ50に対して、キャリッジ50の移動方向に相対的にスライド可能に構成されている。
間隔制御部材51の摺動部58側にはカム面が形成されている。
間隔制御部材51がスライドすると、キャリッジ50と摺動部58とが接触する部分における間隔制御部材51の厚みは変化し、キャリッジ50と摺動部58との間隔が変化する。したがって、キャリッジ50に搭載された記録ヘッド7と、シャーシ11に固定されたプラテン34との間隔を変化させることができる。
すなわち、プラテン34に支持される記録媒体の厚みや種類に応じて、間隔制御部材51をスライドさせることで、紙間を制御することができる。このように、間隔制御部材51は紙間を制御するために設けられている。
次に、間隔制御部材51をスライドさせるための具体的な一構成例について詳細に説明する。図3に示すように、本実施形態に係る記録装置1は間隔制御部材51をスライドさせるための切替部59を有している。
切替部59は、シャーシ11に取り付けられており、間隔制御部材51よりも搬送方向上流側に配置されている。切替部59は、駆動源(不図示)からの駆動によって、副走査方向に移動可能であり、間隔制御部材51がスライドする領域内に進入、及び当該領域から退避可能となっている。
また、間隔制御部材51には、切替部59が配置されている方向に向かって突出した突出部51aが形成されている。切替部59は駆動源によって、キャリッジ50が主走査方向に移動したときに間隔制御部材51の突出部51aと当接する位置と、当接しない位置に移動可能である。
切替部59を間隔制御部材51のスライド領域内に進入させた状態で、キャリッジ50を主走査方向に移動させると、切替部59は、キャリッジ50と伴に移動する間隔制御部材51の移動を妨げるように、突出部51aと衝突する。この状態で、キャリッジ50をさらに移動させることで、間隔制御部材51はキャリッジ50に対して相対的にスライドする。
上記のように、本実施形態の記録装置1は、簡易な構成で紙間の制御が可能である。さらに、特許文献1に記載されたような、キャリッジを持ち上げるために十分なトルクを発生する駆動源や減速ギア列などを設置する必要はなく、記録装置1が簡易な構成となる。また、記録装置1の製造コストも削減される。
また、キャリッジ50に搭載される記録ヘッド7の吐出状態を回復させるため、記録装置1には、回復機構6が設けられている。回復機構6は後述のキャップ手段61を有しており、記録ヘッド7をキャップ手段61と対向する位置に移動させ、キャップ手段61を上昇させることによって、キャップ手段61は記録ヘッド7の吐出面に密着する。この状態を、キャッピング状態と呼ぶ。つまり、キャップ手段61は、記録ヘッド7及びキャリッジ50に、記録面に略直交する方向の力を印加する。
キャリッジ50は、紙間を制御するために記録面に略直交する方向に移動可能となっている。キャリッジ50を上方向に移動可能な状態でキャップ61を上昇させた場合、キャリッジ50が上方に逃げてしまうのでキャップ手段61が充分な圧接力で記録ヘッド7に圧接することができない。そのため、記録ヘッド7に対するキャップ手段61の密着性が低減する。これにより、記録ヘッド7の回復の効果が低下する場合がある。
したがって、キャッピング状態における密着性を高めるために、キャップ手段61を、キャリッジ50の記録面に直交する方向に関する移動可能領域の最端部まで追従させる必要がある。しかし、この場合には、キャップ手段61の構成が大型化し、装置の高さが高くなるという懸念が生じる。
また、上述したように、キャリッジ50は、摺動部58との間隔を可変に構成されている。つまり、摺動部58の開口部58bに嵌め込まれているばね581は、摺動部58に対して、キャリッジ50が記録面に略直交する方向に移動することを規制するだけの力を有していない。
したがって、キャップ手段61のキャッピング動作によってキャリッジ50が記録面に略直交する方向に対して移動したとき、摺動部58及び間隔制御部材51は必ずしもキャリッジ50に追従しない。そのため、キャリッジ50と摺動部58との間隔が広がり、間隔制御部材51は不安定な状態になり、間隔制御部材51の位置が変化し、紙間にわずかなズレが生じるなどの懸念がある。
上記のように、キャリッジユニット5の安定性が低下するという懸念があるため、本実施形態に係る記録装置1は、以下に説明する構成をさらに有している。
記録装置1は、キャリッジ50、摺動部58、間隔制御部材51が、記録面に略直交する方向に対して、互いに結合し合う結合状態を有する。この結合状態において、キャリッジ50、摺動部58、及び間隔制御部材51が一体となる。
これにより、キャッピング動作を行っても、キャリッジ50、摺動部58、及び間隔制御部材51は一体となっており、安定している。このように、キャリッジユニット5の安定性が向上する。
さらに記録装置1には、結合状態にあるキャリッジ50、摺動部58、及び間隔制御部材51が一体となって記録面に略直交する方向に移動すること、を規制するための規制部52aが備わっている。
規制部52aは、記録ヘッド7とキャップ手段61が対向する位置にキャリッジ50が位置するときに、キャリッジ50の上昇を規制することが好ましい。そのように構成すれば、キャリッジ50に搭載された記録ヘッド7にキャップ手段61が押し付けられた場合、記録ヘッド7とキャップ手段61との密着性が向上する。
図8は結合状態にあるキャリッジユニット5の模式的背面図であり、さらに記録ヘッド7にキャップ手段61が密着した状態を示している。図8において、間隔制御部材51は、スライド可能領域の最端部に位置している。
間隔制御部材51の一部には、鉤型に形成された第1の係止部51fが設けられている。間隔制御部材51を図8の左方向に摺動させると第1の係止部51fは、摺動部58の一部である第2の係止部58fを抱え込み、摺動部58が間隔制御部材51に対して記録面に略直交する方向に移動することを規制する状態となる。この状態が結合状態である。
さらに、結合状態では、間隔制御部材51の一端部である第3の係止部51gは、摺動部58に形成された鉤型の第4の係止部58gに入り込んでいる。このような構造により、間隔制御部材51と摺動部58とは、記録面に略直交する方向に互いに結合されている。
間隔制御部材51はキャリッジ50に形成された第3の摺動面50fとに挟まれてキャリッジ50に対して記録面に直交する方向に移動が規制されている。これにより、間隔制御部材51とキャリッジ50とは互いに結合されている。
以上のようにして、キャリッジ50と摺動部58と間隔制御部材51とが互いに結合し合う結合状態となっている。このように、挿入部50b、係止部50a、51f、51g、58f、58gはキャリッジ50が摺動部58に対して相対的に移動するのを規制する相対移動規制手段を構成する。
上記結合状態において間隔制御部材51がキャリッジ50及び摺動部58に対して図8の右方向にスライドした場合、上記間隔制御部材51と摺動部58の結合状態は解除される。また、間隔制御部材51がスライドによって上記結合状態にすることが可能であるため、記録装置1の構成は簡易である。
上記のように、本実施形態では、キャリッジ50及び摺動部58に対して、間隔制御部材51が相対的にスライドすることで、キャリッジ50と摺動部58と間隔制御部材51とが結合し合う結合状態となったり、その結合状態を解除したりすることが出来る。このように、簡単な機構で、結合及びその解除が実現される。
次に、第1規制部52c、第2規制部52dの構成について、具体的に説明する。本実施形態において、第1規制部52c、第2規制部52dはガイド部52に一体的に設けられている。図9は、ガイド部52に設けられた第1規制部52c、第2規制部52dを示すための記録装置1の模式的斜視図であり、図10はガイド部52と摺動部58のみを拡大的に示す模式的斜視図である。
第1規制部52cおよび第2規制部52dはガイド部52に一体的に形成されている。第1規制部52c、第2規制部52dは摺動部58に向かって突出した凸状である。また、摺動部58は、ガイド部52に向けて突出した形状の第1被規制部58c、第2被規制部58iを有している。
図8に示すように、記録ヘッド7がキャップ手段61に対向する位置にあるとき、第1規制部52cの下面は第1被規制部58cの上面に接触している。同様に第2規制部52dの下面は第2被規制部58iの上面に接触している。このようにして、第1、第2規制部52c、52dは摺動部58の移動を規制している。このとき、キャリッジユニット5を結合状態とすることで、キャリッジ50は記録装置1に対して上方向の移動が規制されることとなる。
上記の構成によると、キャリッジ50に記録面に略直交する方向の力が印加された場合にも、キャリッジ50が大きく持ち上がることを抑制することができる。また係止部50a、51f、51g、58f、58g及び第1、第2規制部52c、52dの構成が簡易であり、簡易な構成の記録装置1となる。さらに、キャリッジ50を移動させるだけで、規制状態が実現するため、記録装置の構成が簡易である。
キャリッジ50の記録面に略直交する方向の移動が規制されるため、回復機構6の大型化を招くことなく、空間効率の良い構成の記録装置を提供することができる。
なお、互いに係止される係止部50a、51f、51g、58f、58gは、適度な寸法公差や隙間などを有していても良い。この場合、キャリッジは、寸法公差や隙間の分だけ移動した後に移動が規制される。
第1、第2規制部52c、52dはガイド部52の少なくとも1つに形成されていれば良い。また本実施形態では、第1、第2規制部52c、52dは摺動部58の移動を規制しているが、規制部がキャリッジ50または間隔制御部材51を規制するように、記録装置を構成しても良い。
係止部50a、51f、51g、58f、58gは、上記の構成に限定されない。キャリッジ50と摺動部58と間隔制御部材51とを互いに係止させることができれば、どのような構成であっても良い。
次に、上記の構成の記録装置1において、紙間を制御するための動作について図11〜12を用いて説明する。本実施形態では、記録媒体の厚み及び種類に応じて間隔制御部材51をスライドさせて、紙間を制御する。記録媒体としては、一般的な記録用紙、光沢紙、厚紙、CD−Rなどを用いることができる。
本実施形態では、記録媒体の厚みや種類に応じて、キャリッジ50に対する間隔制御部材51の位置を、以下の4種類の制御位置に制御可能とした。
・第1の制御位置:例えば普通紙のように、厚みが0.1mm程度の記録媒体に印字するための位置
・第2の制御位置:高画質の画像が得られる光沢紙に記録するための位置
・第3の制御位置:封筒、厚紙、または非常にカールしやすい材質の記録媒体に印字するための位置
・第4の制御位置:搬送用トレイに保持されたCDやCD−Rなどのレーベル面に印字するための位置
なお、キャリッジ50と摺動部58との間隔は、狭い順に、第2の制御位置、第1の制御位置、第3の制御位置、第4の制御位置となっている。
図11、10、11、12は、それぞれ第1、第2、第3、第4の制御位置にある間隔制御部材51を示すためのキャリッジユニット5の模式的背面図である。なお、図13、12を見易くするために、間隔制御部材51の突出部51aと、切替部59とを図示していない。なお、既述の図4〜6は、第1の制御位置におけるキャリッジユニット5を示している。
第1の制御位置では、摺動部58に設けられた支持面58aに、間隔制御部材51の第1の接触面51bが接触している。なお、第1の制御位置において、キャリッジ50と、摺動部58と、間隔制御部材51とは、互いに結合し合う結合状態となっている(図11参照。)。
次に、第1の制御位置から第2の制御位置に切り替える際の動作を説明する。まず、切替部59を、間隔制御部材51の突出部51aの可動領域に侵入させる。このとき、切替部59を、突出部51aの主走査方向の一側面(図11中の矢印Aの方向側の側面。)と接触させる。
この状態で、キャリッジ50を図中の矢印A方向に移動させると、キャリッジ50と摺動部58に対して相対的に間隔制御部材51がスライドする。そして、間隔制御部材51の第2の接触面51cが摺動部58に設けられた支持面58aに一致した位置で、キャリッジ50を停止させる。これにより、第2の制御位置(図12参照。)に間隔制御部材51を配置することができる。
上記の動作と同様な動作により、間隔制御部材51の第3の接触面51dを、摺動部58に設けられた支持面58aに一致させることで、間隔制御部材51を第3の制御位置(図13参照。)に切り替えることができる。
同様に、間隔制御部材51の第4の接触面51eを、摺動部58に設けられた支持面58aに一致させることで、間隔制御部材51を第4の制御位置(図14参照。)に切り替えることができる。
ここで、それぞれの接触面51b、51c、51d、51eにおいて、間隔制御部材51は記録面と略直交する方向の厚みが異なっている。そのため、紙間を制御することができる。
また、上述の制御位置を元に戻す場合には、間隔制御部材51を逆方向にスライドさせれば良い。具体的には、まず、切替部59を、突出部51aの主走査方向の他側面(図11中の矢印Aと反対方向側の側面。)と接触させる。
この状態で、キャリッジ50を図11中の矢印A方向と反対方向に移動させると、キャリッジ50と摺動部58に対し相対的に間隔制御部材51がスライドする。そして、間隔制御部材51の位置を制御することで、任意の制御位置に配置することができる。
なお、CD−Rに印字を行う場合、CD−Rを搬送するために、CD−R搬送用トレイを用いることが好ましい。図15はCD−R搬送用トレイ81を搬送中の記録装置1の模式的斜視図である。
CD−R搬送用トレイ81はCD−R82を取り付けた状態で、CD−Rトレイベース8に支持されて、給送機構2を経由して搬送部3へ搬送される。CD−R搬送用トレイ81は、一例として、厚みが3mm程度のプラスチック材料を用いることができる。
以下、キャリッジユニット5の他の部分の構成について、図1及び図2を参照して説明する。キャリッジ50は、シャーシ11に取り付けられたモータ54によって、タイミングベルト55を介して駆動される。このタイミングベルトは、アイドルプーリ56によって、張られた状態で設けられている。
キャリッジユニット5には、キャリッジ50の位置を検出するために、一定の間隔で複数のマークが施されたコードストリップ57がタイミングベルトと平行に設けられている。つまり、コードストリップ57のマークは、キャリッジ50の移動方向に沿って、一定の間隔で形成されている。通常、マークの間隔は、150〜300lpiである。ここで、「lpi」はスクリーン線数の単位である。
さらに、キャリッジ50には、上記のマークを読み取るエンコーダが設けられている。エンコーダでマークを読み取ることによって、キャリッジの位置を検出することが出来る。これにより、キャリッジの走査を精度良く行うことが出来る。
また、記録装置1に記録媒体の厚みや種類を検知するセンサを設けても良い。これにより、記録媒体の厚みや種類に応じて、自動的に間隔制御部材51を制御することが可能になる。
(B)給送機構
図1及び図2に示すように、給送機構2は記録媒体が積載される圧板21、記録媒体を給送する給送ローラ27、記録媒体を分離する分離ローラ26、及び記録媒体を積載位置に戻すための戻しレバー22を備えている。これらの部品は、ベース20に取り付けられている。
また、積載された記録媒体を保持する為の給紙トレイ(不図示)が、ベース20または筐体(不図示)に取り付けられている。
圧板21は不図示の圧板カムによって、給送ローラ27に、接触、離間できるように構成されている。圧板21はベース20に結合された回転軸を中心に回転可能であり、圧板バネによって、給送ローラ27に向けて付勢されている。圧板21にはサイドガイド23が主走査方向に移動可能に設けられている。サイドガイド23は、記録媒体の積載位置を規定している。
給送ローラ27は円柱形状であり、記録媒体の搬送方向に回転可能となっている。給送ローラ27は記録媒体を給紙する。
さらに、ベース20には、分離ローラホルダが設けられている。分離ローラ26は、分離ローラホルダに回転可能に取り付けられている。分離ローラホルダは、ベース20に設けられた回動軸を中心に回動可能となっている。
そして、分離ローラホルダは、分離ローラーバネ(不図示)により給送ローラ27に向けて付勢されている。これにより、分離ローラ26は、給送ローラ27に圧接されている。
分離ローラ26にはクラッチバネ(不図示)が取り付けられており、所定以上の負荷がかかると、分離ローラ26が取り付けられた部分が回転できる構成になっている。分離ローラ26は分離ローラリリースシャフト(不図示)とコントロールカム(不図示)によって、給送ローラ27に対して、接触、離間できるように構成されている。
また、記録媒体を積載位置に戻す為の戻しレバー22が、ベース20に回転可能に設けられており、戻しレバーバネ(不図示)で解除方向に付勢されている。記録媒体を積載位置に戻すとき、上記のコントロールカムによって回転する。
記録動作が開始されると、まず分離ローラ26と給送ローラ27とが接触する。そして、圧板21に積載されている記録媒体が給送ローラ27に圧接される。この状態で、記録媒体の給送が開始される。
このとき、分離ローラホルダに設けられた前段分離部によって記録媒体の給送は制限され、記録媒体の所定枚数のみが分離ローラ26と給送ローラ27とによって挟み込まれる。給送された所定枚数の記録媒体は、分離ローラ26によって分離される。これにより、最上位の記録媒体のみが搬送部3へ給送される。
記録媒体が、搬送部3まで到達すると、圧板21は圧板カムによって、分離ローラ26はコントロールカムによって、リリースされる。戻しレバー22はコントロールカムによって積載位置まで戻る。このとき、給送ローラ27と分離ローラ26に挟み込まれた最上位以外の記録媒体は、積載位置まで戻される。
このようにして、圧板21に積載された複数の記録媒体から、1枚の記録媒体のみが分離されて、搬送部3に供給される。
(C)搬送部
図1及び図2に示すように、搬送部3は、記録媒体を搬送する搬送ローラ32と、記録媒体の端部を検出する端部検出器(不図示)と、搬送ローラ32と従動回転する複数のピンチローラ33と、を備えている。ピンチローラ33はピンチローラホルダ30に保持されており、搬送ローラ32と接触している。搬送部3まで搬送された記録媒体は、搬送ローラ32とピンチローラ33との間に挟まれて、プラテン34へ向けてさらに搬送される。
プラテン34は、搬送ローラ32の搬送方向下流側に設けられており、記録ヘッド7と対向する位置で記録媒体を支持する。プラテン34には、搬送基準面になるリブが形成されている。このリブは、記録ヘッド7との間隔を管理するとともに、後述の排送部4と合わせて、記録媒体の波打ちを低減する。
ピンチローラ33はピンチローラーバネ(不図示)で付勢されることで、搬送ローラ32に圧接している。これにより、記録媒体の搬送力が生み出される。ピンチローラホルダ30の回転軸は、シャーシ11に形成された軸受け部に取り付けられている。
また、上記の端部検出器は、記録媒体の先端部及び後端部を検出するために設けられている。これにより、記録媒体の搬送を検知することができる。
搬送ローラ32の記録媒体の搬送方向における下流側には、画像情報に基づいて画像を形成する記録ヘッド7が設けられている。記録ヘッド7は、一例としてインクジェット記録ヘッドが用いられる。
記録装置1には、吐出する液体を貯留している液体貯留部71が着脱可能に装着されている。通常、インクジェット記録装置では、吐出する液体である各色のインクごとに、個別の液体貯留部が装着されている。
この記録ヘッド7は、例えばヒータにより、液体に熱を与えることが可能となっている。この熱により、液体は膜沸騰を起こす。膜沸騰による気泡の成長または収縮によって生じる圧力変化によって、記録ヘッド7に形成されたノズルから液体が吐出する。この液体によって、記録媒体に画像が形成される。
上記構成において、搬送部3に搬送された記録媒体は、搬送ローラ32とピンチローラ33とによって、プラテン34へ搬送される。このとき、端部検出器によって、記録媒体の先端を検出する。これにより記録媒体へ記録画像を施す位置を決定することができる。
記録媒体に画像形成する際、記録媒体の搬送とともに、キャリッジを主走査方向に往復走査する。これにともなって、記録装置1に設けられた電気基板からの電気信号に基づいて、記録ヘッド7から液体であるインクを吐出する。これにより、記録媒体に向けてインクを吐出して、記録画像が施される。
(D)排送部
図1及び図2に示すように、排送部4は、排送ローラ40と、拍車42と、を備えている。拍車42は、排送ローラ40に所定の圧力で接触しており、従動して回転する。
排送ローラ40はプラテン34に取り付けられており、排送ローラ40の金属軸には複数のゴム部が設けられている。排送ローラ40は、搬送ローラ32の駆動が伝達ローラ(不図示)を介して伝達されることによって駆動される。
拍車42としては、例えばステンレス鋼(SUS)の薄板であって、周囲に凸形状を複数設けたものを樹脂部と一体に成型したものが用いられる。拍車42は、拍車ホルダに取り付けられている。
本実施形態では、コイルばねを棒状に設けた拍車ばねによって、拍車42は拍車ホルダに取り付けられている。さらに、別のばねによって、拍車42は排送ローラ40に圧接している。
以上の構成によって、記録ヘッド7で記録画像が施された記録媒体は、排送ローラ40と拍車42とによって、記録装置1の外部に排出される。
(E)回復機構
回復機構6は記録ヘッド7の吐出面の乾燥を抑制するためのキャップ手段61を備えている。キャップ手段61には負圧発生源としての吸引手段60が接続されている。
記録ヘッド7が動作していないとき、キャップ手段61は吐出面に密着して、記録ヘッド7に形成されたノズルを覆う。これにより、記録ヘッド7の吐出面の保護やノズル内のインクの乾燥などを防止することができる。
キャップ手段61による回復処理を行うためには、記録ヘッド7の吐出面をキャップ手段61と対向させるように、キャリッジ50を移動させる。このとき、規制部52aによって、記録面に対して略直交する方向に対する摺動部58の移動を規制する規制状態となる。
また、キャッピング状態で吸引手段60を作用させることにより、ノズルからインクを吸引することができる。インクの吸引により、ノズルの内部や表面に付着した増粘インク、気泡、及び異物などの除去を行なうことが出来る。
回復機構6は拭掃手段62をさらに備えている。拭掃手段62は、例えば弾性体からなるブレードであり、当該ブレードは記録ヘッド7の吐出面と接触した状態で移動することができるように構成されている。これにより、拭掃手段62は、記録ヘッド7の吐出面に付着したインクや埃等を拭掃除去することができる。
このようなブレードによる拭掃を行う場合にも、キャリッジユニット5を、結合状態かつ規制状態にすることが好ましい。
以上、本発明の望ましい実施形態について提示し、詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない限り、さまざまな変更及び修正が可能であることを理解されたい。
例えば、上記実施形態では、摺動部58の移動を規制するように規制部52aが設けられている。しかし、結合状態におけるキャリッジ50または間隔制御部材51が記録面に略直交する方向に移動することを規制するように、規制部52aを構成しても良い。
給送機構2、搬送部3、排送部4、回復機構6などの構成は、任意の公知の構成であって良い。また、記録媒体の厚みや種類は一例であり、様々な記録媒体を用いることが出来る。紙間の制御も4段階に限定されず、何段階に制御可能であっても良い。
1 記録装置
5 キャリッジユニット
11 シャーシ
111 支持部
50 キャリッジ
50a 係止部
50b 挿入部
51 間隔制御部材
51a 突出部
52 ガイド部
52a 規制部
52b 端部
58 摺動部
59 切替部

Claims (2)

  1. 記録媒体に記録を行う記録ヘッドを搭載して主走査方向に移動するキャリッジと、該キャリッジに配され、該キャリッジに対する第1の位置と該第1の位置よりも前記キャリッジから突出する第2の位置とに移動可能な摺動部材と、該摺動部材が当接することにより前記キャリッジの前記主走査方向の移動を案内するガイド部材と、前記キャリッジに配され、前記キャリッジに対して前記主走査方向に相対移動することにより前記摺動部材を前記第1の位置と前記第2の位置とに移動させる間隔制御部材と、前記記録ヘッドと対向する位置で記録媒体を支持するプラテンと、を備える記録装置において、
    前記摺動部材が前記第1の位置にある場合は前記摺動部材と前記間隔制御部材が係合することによって前記プラテンに支持された記録媒体の記録面と交差する方向に対して前記摺動部材と前記間隔制御部材が相対移動することが規制され、前記摺動部材が前記第2の位置にある場合は前記摺動部材と前記間隔制御部材が係合しないことを特徴とする記録装置。
  2. 前記キャリッジが前記主走査方向に移動する際に前記間隔制御部材と当接可能な進入位置と前記間隔制御部材と当接しない退避位置とに移動可能な切替部を備え、前記間隔制御部材と前記切替部を当接させることによって前記間隔制御部材を前記キャリッジに対して前記主走査方向に相対移動させることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
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