JP3951922B2 - 記録装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トレイに収納された第1の記録媒体を取出して搬送しつつ記録し、また、補助トレイに収納された第2の記録媒体を当該補助トレイごと搬送しつつ記録する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開2002−293442号公報に記載のインクジェット式プリンタにおいては、新規の記録用紙はプリンタ本体の前面側に配設されている抜き差し自在なトレイ内に積載されて一端がホッパにより持ち上げられ、最上位の記録用紙が給紙ローラにより引き出され紙送りローラへ給紙される。そして、その記録用紙は間欠的に設定量ずつ搬送されつつ移動可能な記録ヘッドから吐出されるインク滴により印刷が行われ、印刷済みの記録用紙は排紙ローラによりプリンタ本体の前面側に配設されている開閉自在なスタッカ上に排紙されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、個人的に記録可能なCD−RW/RやDVD−RW/R等の光ディスクが普及してきている。そのような光ディスクの表面に所望の文字や図柄等をインクジェット式プリンタを用いて印刷する場合、光ディスクは通常の記録用紙のように供給・搬送することができないので、補助トレイに光ディスクを収納し、この補助トレイを搬送することにより光ディスクの表面に印刷するようにしている。この補助トレイは、プラスチックで矩形板状に形成されており、1枚の光ディスクが載置・収納可能な円形状の凹部が形成されている。
【0004】
このような補助トレイを有するディスク印刷機構を上述した前面操作型のインクジェット式プリンタに内蔵させる場合、補助トレイがプリンタ本体内の待機位置から紙送りローラ及び排紙ローラを通ってプリンタ本体外のディスク出入位置までの間を直線で往復移動可能となるように構成する必要がある。ところが、この前面操作型のインクジェット式プリンタは、記録用紙もプリンタ本体内のトレイから紙送りローラ及び排紙ローラを通ってプリンタ本体外のスタッカまでの間を直線で移動するため、記録用紙の案内部が補助トレイと干渉しないように補助トレイを配設させることは困難であった。
【0005】
本発明は、上記のような課題に鑑みなされたものであり、その目的は、トレイに収納された第1の記録媒体の搬送経路と、第2の記録媒体が収納された補助トレイの搬送経路を両立させることができる記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本発明に係る記録装置では、トレイに収納された第1の記録媒体を取出して搬送しつつ記録し、また、補助トレイに収納された第2の記録媒体を当該補助トレイごと搬送しつつ記録する記録装置であって、前記第1の記録媒体の搬送を案内する案内部材は、それぞれが回動自在に軸支された、第1リブ部材、第2リブ部材、第3リブ部材と、前記第1の記録媒体と当接する従動ローラとが配設され、媒体搬送経路を搬送される前記第1の記録媒体と、前記第1リブ部材、第2リブ部材、第3リブ部材、及び前記従動ローラで接触する態様となっており、前記第1リブ部材、及び前記第2リブ部材には、前記補助トレイの先端に当接してから当該補助トレイ上を転動するローラが備えられ、前記第1リブ部材は、前記補助トレイとオーバーラップし、前記第2リブ部材は、前記補助トレイ、及び前記第1の記録媒体を給送するための給送ローラとオーバーラップし、前記第3リブ部材は、前記補助トレイ、及び前記給送ローラとオーバーラップしないように配置されており、前記第1リブ部材、及び前記第2リブ部材は、前記補助トレイの搬送途中で当該補助トレイと前記ローラ以外の部材が干渉しないように当該補助トレイに押圧されて回動することを特徴としている。これにより、補助トレイが装置本体内の待機位置から装置本体外の媒体出入位置まで直線移動する際、補助トレイは第1の記録媒体の案内部材の媒体搬送経路側に配設されたリブ部材を回動させて避けるので、相互の干渉を防止することができ、トレイに収納された第1の記録媒体の搬送経路と、第2の記録媒体が収納された補助トレイの搬送経路を両立させることができる。
【0007】
また、前記第1リブ部材、及び前記第2リブ部材は、前記補助トレイの搬送経路上に配設されていることを特徴としている。これにより、第1の記録媒体の搬送経路上の案内部材には、新たにリブ部材を配設する必要が無いので、組立コストや部品コストを低減させることができる。また、前記複数のリブのうち、給送ローラが配設される前記リブ以外の前記リブが有する前記ローラは、前記第1の記録媒体の分離位置よりも搬送上流側に配設され、給送ローラが配設される前記リブが有する前記ローラは、それ以外の前記リブが有する前記ローラの配設位置よりも搬送下流側に配設されることを特徴としている。これにより、補助トレイ及びその補助トレイに収納されている第2の記録媒体の表面がリブ部材により傷付けられることを防止することができる。
【0008】
前記補助トレイは、装置本体内の待機位置から装置本体外の媒体出入位置までの間を往復搬送可能に配設されており、搬送不可な前記第2の記録媒体が載置され、当該第2の記録媒体への記録を補助することを特徴としている。これにより、折り曲げが困難な記録ディスクや厚手の記録用紙等に対し、高精度な記録を行うことができる。また、少なくとも前記トレイの着脱が同一の装置側面側にて実行可能なことを特徴としている。これにより、上記各作用効果を奏する前面操作型の記録装置を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を斜め前方から見た斜視図である。このインクジェット式プリンタ100は、トレイ120に収納された記録用紙を取出して搬送しつつ記録することができるとともに、折り曲げが困難で搬送することができない例えば光ディスクが収納された補助トレイ130(図7参照)を搬送しつつ光ディスクの表面に記録することができる装置である。
【0011】
このインクジェット式プリンタ100は、上方から見たときに凸形状をした扁平な略直方体の形状をしており、一側面(以下、前面という)側から全ての操作を行うことが可能なように構成されている。したがって、装置上面には可動部や操作部等が無く、装置上面は平坦に形成されているので、装置上面に周辺機器等を載置することが可能となっている。
【0012】
また、上記前面側に対する背面側の両端もしくは一端の切り欠き部には、各種のケーブルコネクタを配設することが可能なように構成されている。このケーブルコネクタとしては、例えばAC100Vの電源コネクタ、USBポート、パラレル(RS232C)ポート等があり、電源コネクタには電源ケーブルコネクタが、USBポートにはUSBケーブルコネクタが、パラレルポートにはパラレルケーブルコネクタがそれぞれ接続される。このとき、切り欠き部は、各ケーブルコネクタが背面から飛び出ないような大きさに切り欠かれているので、インクジェット式プリンタ100を切り欠き部が無い矩形状の面積とほぼ同等のスペースに設置することができる。
【0013】
さらに、このインクジェット式プリンタ100の前面から切り欠き部の背面までの距離が、切り欠き部の無い直方体状のプリンタの場合の前面から背面までの距離に比べて短くなるので、1枚の基板に前面側のインターフェース部品と背面側のインターフェース部品を実装する場合に、基板の奥行き寸法を小さくすることができ、部品の実装効率を向上させることができると共に、コストダウンを図ることができる。
【0014】
このインクジェット式プリンタ100の後述する図4等に示す用紙搬送部140や記録部150等は、前面側が開放された筐体101及びこの筐体101の前面側にはめ込まれた前枠102により覆われている。筐体101は、例えば金属板の板金加工により、あるいはプラスチックの射出成形により形成され、前枠102は、例えばプラスチックの射出成形により形成されている。筐体101は、例えば底板と上蓋に分割可能に形成されており、底板と上蓋は、ネジ止めもしくはスナップフィット等により締結されるようになっている。前枠102は、筐体101に対してネジ止めもしくはスナップフィット等により締結されるようになっている。
【0015】
前枠102の略中央部には、図示矢印aで示す主走査方向(記録ヘッドの走査方向)を回動軸として図示矢印bで示す方向に開閉自在な排紙される記録用紙を受けるためのスタッカ110が配設され、このスタッカ110の下部には、図示矢印cで示す副走査方向(記録用紙の搬送方向)に抜き差し自在な給紙する記録用紙を収納するためのトレイ120が配設されている。
【0016】
スタッカ110は、図1に示すように、前枠102に対して閉じているときは格納状態であり、図2に示すように、前枠102に対して開いているときは記録完了後に排紙される記録用紙を受けて載置が可能なように構成されている。トレイ120は、図1に示すように、前枠102に対して後方の筐体101内に収納された状態にて記録用紙の供給が可能であり、図3に示すように、前枠102に対して前方へ引き出された状態にて記録用紙の補充や交換が可能なように構成されている。この記録用紙としては、普通紙、専用紙、推奨OHPシート、光沢紙、光沢フィルム、ラベルシート、官製葉書等が利用できる。
【0017】
図2は、上記スタッカ110を開にして記録用紙が受けられるようにした状態を示す斜視図である。このスタッカ110は、3段構成となっており、下部両端が前枠102に回動可能なように取り付けられた基台111と、この基台111に対し出し入れ自在に収納された第1の受け台112と、この第1の受け台112に対し出し入れ自在に収納された第2の受け台113を備えている。
【0018】
基台111の両側面の下部には、回動軸となる突起が形成され、基台111の両側面に対向する前枠102の面の下部には、上記突起が回動可能に填め込まれる孔が形成されている。基台111に形成されている突起が前枠102に形成されている孔内にそれぞれ差し込まれることにより、基台111は前枠102に対して略垂直状態から略水平状態までの間を回動し、排紙口を開閉するようになっている。
【0019】
また、基台111の一側面に対向する前枠102の面の上部から内部にかけて、基台111の回動止めとなるロック機構が取り付けられ、基台111の一側面の上部には、上記ロック機構を構成するボールが填め込まれる凹部が形成されている。このロック機構は、ボールが前枠102の面から突き出るように取り付けられ、前枠102の面に対して内部で垂直方向にスライド可能なボールプランジャと、このボールプランジャを前枠102の面方向に垂直に付勢する圧縮コイルバネを備えている。
【0020】
これにより、基台111が開状態のときは、ボールプランジャは圧縮コイルバネにより付勢されて、ボールが前枠102の面から突き出ている。一方、基台111が閉じられてきて基台111の一側面の縁部がボールに対し接触・押圧すると、ボールプランジャがボールとともに前枠102の面から内部にスライドする。そして、基台111が完全に閉じられると、ボールプランジャは圧縮コイルバネにより付勢されて、ボールが前枠102の面から突き出て凹部に填り込み、基台111の閉状態をロックする。
【0021】
基台111は、前方に引き出された状態の第1の受け台112の後端部を保持し、第1の受け台112は、前方に引き出された状態の第2の受け台113の後端部を保持している。第1及び第2の受け台112、113が引き出された状態のスタッカ110は、例えばA4サイズの大きさの記録用紙より若干大きく作製されている。
【0022】
基台111と第1の受け台112の収納口の両端部には、ガイドとなる突起が設けられ、第1の受け台112と第2の受け台113の両側面には、上記各突起が填め込まれるガイド溝が設けられている。これにより、上記各突起がガイド溝内にてスライドするので、第1の受け台112の基台111に対する出し入れ及び第2の受け台113の第1の受け台112に対する出し入れをスムーズに行うことができる。さらに、上記各突起が収納口にてガイド溝壁に係止されるので、第1の受け台112の基台111に対する引き抜けや、第2の受け台113の第1の受け台112に対する引き抜けを防止することができる。
【0023】
図3は、上記トレイ120を引き出して記録用紙が収納可能なようにした状態を示す斜視図である。このトレイ120は、記録前の記録用紙を積層収納する本体121と、積層収納した記録用紙を1枚ずつ供給するために記録用紙の前部を斜め上方に持ち上げるホッパ122を有している。
【0024】
本体121は、例えばA4サイズの大きさの記録用紙より若干大きく作製されており、記録用紙を内部に配設されている記録用紙の幅方向の位置決め用部材121a及び図示しない長さ方向の位置決め用部材により所定位置に位置決めして積層収納するようになっている。各位置決め用部材は、幅や長さを段階的に調整可能なスライダ及びストッパを備えており、ストッパを外してスライダをスライドさせ、スライダを本体121内に収納された記録用紙の側面に当接させてストッパを掛けることにより、記録用紙を位置決めするようになっている。
【0025】
本体121は、前枠102から飛び出ずに面一となるように筐体101内に収納されるため引き出しが困難となるおそれがあるが、前面の下部内側にユーザが指を掛けることができる凹部が形成されており、これによりトレイ120の引き出しを容易に行うことができるようになっている。さらに、本体121の側面をガイドするガイドレールが筐体102内に配設されており、これによりトレイ120の出し入れをスムーズに行うことができるようになっている。
【0026】
ここで、上述したようにトレイ120はインクジェット式プリンタ100の前面側で抜き差しされるため、後述する用紙搬送部140はトレイ120の上方に配設されている。したがって、トレイ120から用紙搬送部140へ記録用紙を供給するには、トレイ120内の記録用紙を一旦持ち上げる必要があり、またトレイ120を抜き差しする際に記録用紙が用紙搬送部140と干渉しないようにするには、トレイ120内の記録用紙を一旦下げる必要があり、このためにホッパ122が配設されている。
【0027】
ホッパ122は、本体121内の前部に配設された用紙支持部122a及びこの用紙支持部122aと一体形成された脚部122bを有しており、脚部122bと本体121の内底面に係止されている付勢部材122cにより、脚部122bの端部を中心に旋回する用紙支持部122aにより記録用紙の前部を斜め上方に持ち上げ、また持ち上げた記録用紙の前部を下げるようになっている。
【0028】
図4は、前枠102、スタッカ110及びトレイ120を取り外した状態を示す斜視図、図5は、筐体101、前枠102及びスタッカ110を取り外した状態を示す斜視図、図6は、その平面図である。トレイ120の上部には用紙搬送部140が配設され、この用紙搬送部140の上方には記録部150が配設されている。
【0029】
用紙搬送部140は、記録用紙を筐体101内に収納されているトレイ120から前面側に引き出されているスタッカ110まで搬送する機能を有しており、後面側から前面側にかけて以下の部材が順に配設されている。すなわち、トレイ120の上部に配設されている第1紙案内141(図5、6参照)、上下に対向配置されている給紙ローラ142(図5、6参照)とパッド143a(図15参照)を有するパッドホルダ143(図15参照)が配設されている。
【0030】
さらに、パッドホルダ143を支持する第2紙案内144(図15参照)、上下に対向配置されている従動ローラ145(図5、6参照)と紙送りローラ146(図5、6参照)、記録部150の下部に配設されている第3紙案内147(図5、6参照)、上下に対向配置されている排紙ギザローラ148(図5、6参照)と排紙ローラ149(図5参照)が配設されている。
【0031】
給紙ローラ142は、ホッパ122により持ち上げられた記録用紙のうち最上層の記録用紙の前部に接触して摩擦により引き込むようになっている。パッドホルダ143に取り付けられているパッド143aは、給紙ローラ142により引き込まれた記録用紙が複数枚あるとき、最上層の記録用紙のみが搬送されるように最上層の記録用紙とそれより下層の記録用紙とを分離して、下層の記録用紙をトレイ120内に戻すようになっている。
【0032】
従動ローラ145と紙送りローラ146は、給紙ローラ142から搬送されてくる記録用紙を挟持して送り出すようになっている。排紙ギザローラ148と排紙ローラ149は、従動ローラ145と紙送りローラ146から搬送されてくる記録用紙を挟持して送り出すようになっている。そして、各紙案内141、144、147は、一部に凸部が形成された平坦な面を有しており、凸部により搬送中の記録用紙面を支持して記録用紙を平坦な状態に維持するようになっている。
【0033】
記録部150は、主走査方向に移動可能なキャリッジ151(図5、6参照)、キャリッジ151に対して前後方向に脱着可能に取り付けられたインクカートリッジ152(図5、6参照)、キャリッジ151に搭載された記録ヘッド、キャリッジ151の移動を案内するガイド軸154(図5、6参照)、記録ヘッドと制御部160の専用コントローラボード等を電気的に接続するフレキシブル配線板155(図5、6参照)等を備えている。
【0034】
キャリッジ151は、インクジェット式プリンタ100が非記録状態であるオフ状態もしくはスタンバイ状態のときは図4〜6に示す待機位置(ホームポジション)に位置しており、記録状態のときはホームポジションを離脱して搬送されてくる記録用紙の両端部間を往復移動するようになっている。インクカートリッジ152は、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの計4色のタンクを備えており、フルカラー記録が可能なように構成されている。
【0035】
記録ヘッドは、インクカートリッジ152の上記各色毎のタンクに繋がる複数の圧力発生室とそれらに繋がるノズルを備えており、例えば圧電素子や発熱素子等により圧力発生室内の圧力を変動させて、圧力発生室内に貯留されているインクをノズルから吐出させるようになっている。なお、記録ヘッドは、ホームポジションに位置しているときは、インク乾燥等によるノズルの目詰まり等を防止するために、キャッピング装置により封止されている。
【0036】
ガイド軸154は、例えば軸受を介して取り付けられているキャリッジ151が摺動可能なように配設されている。フレキシブル配線板155は、キャリッジ151の往復移動の際に、キャリッジ151等と干渉せず、かつ折り曲げられないように、主走査方向に湾曲させて配設されている。
【0037】
そして、図5、6に示すように、用紙搬送部140を駆動する搬送駆動部170として駆動モータ171及びギア機構172が、用紙搬送部140の一側面側に配設され、記録部150の記録駆動部180として駆動モータ181及びベルト機構182が、記録部150の後方側に配設されている。
【0038】
駆動モータ171としては、例えばステッピングモータが使用されるが、DCモータを使用してもよい。ギア機構172としては、通常のギア輪列が使用されるが、ベルト機構を併用してもよい。なお、このギア機構172の途中には、記録用紙の搬送位置を検出するためのエンコーダが配設されている。
【0039】
また、駆動モータ181としては、例えばDCモータが使用されるが、ステッピングモータを使用してもよい。ベルト機構182としては、歯付きベルトと歯付きプーリが高精度であるため望ましいが、平ベルトとプーリでもよい。なお、このベルト機構182のベルトと平行して、キャリッジ151の移動位置を検出するためのリニアエンコーダが配設されている。
【0040】
図7は、補助トレイ及び補助トレイ駆動手段の概略構成を示す斜視図である。これらの補助トレイ130及び補助トレイ駆動手段190は、筺体101に内蔵されている。この補助トレイ130は、図示Aで示す筺体101内の待機位置から紙送りローラ146及び排紙ローラ149を通って図示Bで示す筺体101外のディスク出入位置までの間を往復搬送可能に配設されている。補助トレイ130は、プラスチックで矩形板状に形成されており、表面の図示手前側には1枚の光ディスクDを載置・収納可能な円形状のディスク用凹部131が形成され、図示後方左側面側には補助トレイ駆動手段190による駆動制御のためのカム溝132が形成されている。
【0041】
補助トレイ駆動手段190は、補助トレイ駆動モータ191、ギア機構192、第1アーム193及び第2アーム194を備えている。補助トレイ駆動モータ191は、ギア機構192を介して補助トレイ130と連結されており、補助トレイ130を待機位置Aと紙送りローラ146との間で移動させるようになっている。
【0042】
第1アーム193は、一端が補助トレイ130のカム溝132に係止されており、第2アーム194は、一端が第1アーム193の他端に係止され、中途部が記録ヘッドと連結され、他端が排紙ギザローラ148と連結されている。そして、補助トレイ130の移動に同期して、第1アーム193から第2アーム194を介して記録ヘッド及び排紙ギザローラ148を移動させるようになっている。
【0043】
すなわち、記録用紙の厚さに比べて補助トレイ130の厚さが厚いので、光ディスクDの印刷面と記録ヘッドのノズル面との距離が、記録用紙の印刷面と記録ヘッドのノズル面との適正な距離と同一になるように、記録ヘッドを上昇させるようになっている。また、光ディスクDの印刷面が排紙ギザローラ148と接触して傷付いてしまわないように、排紙ギザローラ148を上方へ退避させるようになっている。なお、従動ローラ145は、プラスチックかゴム等により作成されており、光ディスクDの印刷面と接触しても傷付くことはないので退避させる必要はないが、下方に付勢されているため、補助トレイ130は、例えば400gf以上の力で挿入して押し上げる必要がある。
【0044】
また、このインクジェット式プリンタ100は、補助トレイ130が待機位置Aから紙送りローラ146及び排紙ローラ149を通ってディスク出入位置Bまでの間を直線で往復移動可能となるように構成されているとともに、記録用紙もトレイ120から紙送りローラ146及び排紙ローラ149を通ってスタッカ110までの間を直線で移動するように構成されている。このため、従来技術でも述べたように、第1紙案内141が補助トレイ130と干渉しないように回避する手段が設けられており、図8〜図14を参照して説明する。
【0045】
図8は、第1紙案内141とその周辺部の詳細を示す斜視図、図9は、それを下方から見た斜視図である。この第1紙案内141は、上述したように補助トレイ130と干渉しないように構成されており、補助トレイ130とオーバーラップするA部分と、補助トレイ130及び給紙ローラ142とそれぞれオーバーラップするB部分と、補助トレイ130及び給紙ローラ142とは全くオーバーラップしないC部分でそれぞれ分離された異なる構造となっている。
【0046】
図10は、A部分の第1紙案内141A、図11は、B部分の第1紙案内141B、図12は、C部分の第1紙案内141Cの詳細を示す斜視図である。A部分の第1紙案内141Aは、一端が主走査方向に配設された回動軸11に回動自在に取り付けられ、他端に2つの従動ローラ145が直列に取り付けられたフレーム12Aを備えている。さらに、このA部分の第1紙案内141Aは、図13にも示すように、一端が上記回動軸11に回動自在に取り付けられ、記録用紙の搬送経路側に形成されている用紙接触面13Aの一端に2つのコロローラ14Aが直列に取り付けられた可動リブ15Aを備えている。従動ローラ145及びコロローラ14Aは、圧縮バネ16Aにより付勢されている。
【0047】
B部分の第1紙案内141Bは、一端が主走査方向に配設された回動軸11に回動自在に取り付けられ、他端に2つの従動ローラ145が直列に取り付けられたフレーム12Bを備えている。さらに、このB部分の第1紙案内141Bは、図14にも示すように、一端が上記回動軸11に回動自在に取り付けられ、記録用紙の搬送経路側に形成されている用紙接触面13Bの一端に1つのコロローラ14Bが取り付けられた可動リブ15Bを備えている。そして、コロローラ14Bが配設されていない空間部には、給紙ローラ142が配置される。従動ローラ145及びコロローラ14Bは、圧縮バネ16Bにより付勢されている。
【0048】
なお、圧縮バネ16A及び圧縮バネ16Bの荷重設定は、腰の最も強い記録用紙が可動リブ15A及び可動リブ15Bに突き当たっても可動リブ15A及び可動リブ15Bが上方へ回動せず、補助トレイ130が可動リブ15A及び可動リブ15Bに突き当たったときに可動リブ15A及び可動リブ15Bが上方へ回動するような設定値となっている。
【0049】
C部分の第1紙案内141Cは、一端が主走査方向に配設された回動軸11に回動自在に取り付けられ、他端に2つの従動ローラ145が直列に取り付けられたフレーム12Cを備えている。そして、このB部分の第1紙案内141Bは、補助トレイ130の搬送経路に含まれず可動リブは不要であるので、記録用紙の搬送経路側に形成されている用紙接触面13Cは固定されている。
【0050】
以上のような構成のインクジェット式プリンタ100において、先ず、記録用紙に記録するときの動作を説明し、次に、光ディスクの表面に印刷する場合の動作を説明する。なお、インクジェット式プリンタ100とテレビジョン・システムやコンピュータ等との接続配線や電源プラグの接続は既に完了しているものとする。
【0051】
先ず、ユーザは、図1に示す状態で指をトレイ120の底面に設けられている凹部に掛けて引っ張ることにより、図2に示すようにトレイ120を前方へ引き出す。続いて、トレイ120の本体111内の所定位置に複数枚の記録用紙を積層した状態で収納した後、トレイ120を後方へ押し込んでセットする。このとき、記録用紙の前部はホッパ112により斜め上方に持ち上げられ、最上部の記録用紙の前部先端が給紙ローラ142に接触する。次に、ユーザは、指をスタッカ110の上部に掛けて引っ張ることにより、図3に示すようにスタッカ110を前方へ引き出す。そして、インクジェット式プリンタ100をスタンバイ状態にし、テレビジョン・システムやコンピュータ等から記録指令を入力する。
【0052】
すると、トレイ120内の最上部の1枚の記録用紙Pは、給紙ローラ142の回転により給紙ローラ142とパッド143aとの間に挟持されて副走査方向である前方へ引き出され、図15〜図17に示すように、A部分の第1紙案内141Aの用紙接触面13A、B部分の第1紙案内141Bの用紙接触面13B、C部分の第1紙案内141Cの用紙接触面13Cと第2紙案内144に案内されつつ更に前方へ送り出される。
【0053】
このとき、記録用紙Pがトレイ120内の最上部の1枚のみでなく複数枚あるときは、最上部の記録用紙Pとそれより下部の記録用紙Pとがパッド143aにより分離され、最上部の記録用紙Pのみが給紙ローラ142とパッド143aとの間に挟持されて更に前方へ送り出され、下部の記録用紙Pはトレイ120内に戻される。
【0054】
また、可動リブ15Aのコロローラ14Aの紙送り方向の配置位置は、給紙ローラ142とパッド143aとのニップ点よりも搬送上流側に配置されている。これにより、記録用紙を紙ジャム等の発生させずに確実にピックアップすることができる。さらに、可動リブ15Bのコロローラ14Bの紙送り方向の配置位置は、給紙ローラ142との干渉を避けるために、可動リブ15Aのコロローラ14Aの配置位置よりも搬送下流側に配置されている。これにより、給紙ローラ142とパッド143aによる記録用紙のニップ時において、可動リブ15Bのコロローラ14Bの紙送り方向の配置位置(給紙ローラ142近傍)での記録用紙の先端は給紙ローラ142に押し付けられるため、可動リブ15Bのコロローラ14Bと比較して紙ジャム等に対して有利となる。
【0055】
そして、最上部の記録用紙Pは、従動ローラ145と紙送りローラ146との間に挟持されて更に前方へ送り出される。その記録用紙Pが第3紙案内147に達すると、キャリッジ151の主走査方向への移動が開始される。すなわち、待機位置(ホームポジション)に位置してしたキャリッジ151は、ホームポジションを離脱して搬送されてくる記録用紙Pの両端部間を往復移動する。そして、記録ヘッドは、副走査方向に搬送されつつある記録用紙Pに対し例えば圧電素子により圧力発生室内の圧力を変動させて、圧力発生室内に貯留されているインクをノズルから吐出して、記録用紙P上に所定の記録情報を記録する。
【0056】
このときの記録ヘッドの走査タイミングやインク吐出タイミングは、制御部160の専用コントローラボード等により制御され、高精度なインクドット制御、ハーフトーン処理等が実行されるようになっている。そして、その記録用紙Pは、排紙ギザローラ148と排紙ローラ149との間に挟持されて更に前方へ送り出され、最終的に記録が完了した記録用紙Pはスタッカ110上に排紙される。以上により、記録用紙の記録が完了する。次に、光ディスクの表面の印刷について説明する。
【0057】
先ず、スタンバイ状態では、補助トレイ130は、図7及び図15に示す待機位置Aに位置している。ユーザがトレイイジェクトボタンを押下すると、搬送駆動部170の駆動モータ171が正転して定速駆動となる。続いて、補助トレイ駆動モータ191が正転して定速駆動となる。これにより、補助トレイ130が移動開始し、これに同期して第1アーム193から第2アーム194を介して記録ヘッド及び排紙ギザローラ148が移動する。
【0058】
そして、補助トレイ130は、待機位置Aから移動開始し、図18に示すように、補助トレイ130の先端が可動リブ15Aのコロローラ14A(可動リブ15Bのコロローラ14B)に当接する。そして、補助トレイ130が搬送下流側へ押される力でコロローラ14A(コロローラ14B)が可動リブ15A(可動リブ15B)とともに上方へ回動する。
【0059】
さらに、補助トレイ130が移動すると、図19、図20及び図21に示すように、コロローラ14A(コロローラ14B)は補助トレイ130上を転動するので、補助トレイ130及びその補助トレイ130に収納されている光ディスクDの表面が可動リブ15A(可動リブ15B)により傷付けられることを防止することができる。そして、補助トレイ130が搬送下流側へ押される力で従動ローラ145がフレーム12A(フレーム12B)とともに上方へ回動する。以上により、補助トレイ130と第1紙案内141A(第1紙案内141B)の相互干渉を回避することができる。そして、補助トレイ130は、ディスク出入位置Bまで移動する。
【0060】
その後、補助トレイ駆動モータ191が停止し、搬送駆動部170の駆動モータ171が停止する。ユーザが光ディスクを補助トレイ130にセットしてトレイセットボタンを押下すると、搬送駆動部170の駆動モータ171が逆転して定速駆動となり、補助トレイ駆動モータ191が逆転して定速駆動となる。続いて、光ディスクの中心位置が検出され、搬送駆動部170の駆動モータ171が正転して定速駆動となり、補助トレイ駆動モータ191が正転して定速駆動となる。そして、補助トレイ130は、待機位置Aから上述した干渉回避動作を行って印刷開始位置まで移動し、光ディスクの印刷が開始される。
【0061】
光ディスクの印刷が終了して補助トレイ130がディスク出入位置Bまで移動したら、ユーザは光ディスクを補助トレイ130から取り出してトレイセットボタンを押下する。すると、搬送駆動部170の駆動モータ171が逆転して定速駆動となり、補助トレイ駆動モータ191が逆転して定速駆動となる。これにより、記録ヘッド及び排紙ギザローラ148は元の位置へ移動し、補助トレイ130は、ディスク出入位置Bから排紙ローラ149及び紙送りローラ146を通って待機位置Aまで移動する。その後、補助トレイ駆動モータ191が停止し、搬送駆動部170の駆動モータ171が停止し、スタンバイ状態となる。以上により、光ディスクの表面の印刷が完了する。
【0062】
以上のように、このインクジェット式プリンタ100によれば、記録前の記録用紙Pのセッティングから記録後の記録用紙Pの取り出し、さらにはインクカートリッジ152の交換等にいたるまで前面側で全て処理することができるので、操作が迅速かつ容易となり、記録効率を向上させることができると共に、プリンタ上部への周辺機器の設置が可能となり、作業空間を有効利用することができる。
【0063】
以上、本発明を種々の実施形態に関して述べたが、本発明は以上の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の実施形態についても適用されるのは勿論である。例えば、記録装置として前面操作型のプリンタを例に説明したが、これに限られるものではなく、例えば背面から給紙可能なプリンタ、ファクシミリ装置やコピー装置等の記録装置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を斜め前方から見た斜視図である。
【図2】 図1のインクジェット式プリンタのスタッカを開にして記録用紙が受けられるようにした状態を示す斜視図である。
【図3】 図1のインクジェット式プリンタのトレイを引き出して記録用紙が収納可能なようにした状態を示す斜視図である。
【図4】 図1のインクジェット式プリンタの前枠、スタッカ及びトレイを取り外した状態を示す斜視図である。
【図5】 図1のインクジェット式プリンタの筐体、前枠及びスタッカを取り外した状態を示す斜視図である。
【図6】 図5のインクジェット式プリンタの平面図である。
【図7】 図1のインクジェット式プリンタの補助トレイ及び補助トレイ駆動手段の概略構成を示す斜視図である。
【図8】 図1のインクジェット式プリンタの第1紙案内とその周辺部の詳細を示す斜視図である。
【図9】 図8を下方から見た斜視図である。
【図10】 図8の詳細を示す第1の斜視図である。
【図11】 図8の詳細を示す第2の斜視図である。
【図12】 図8の詳細を示す第3の斜視図である。
【図13】 図10のさらに詳細を示す斜視図である。
【図14】 図11のさらに詳細を示す斜視図である。
【図15】 図1のインクジェット式プリンタによる記録用紙の記録状態を示す第1の図である。
【図16】 図1のインクジェット式プリンタによる記録用紙の記録状態を示す第2の図である。
【図17】 図1のインクジェット式プリンタによる記録用紙の記録状態を示す第3の図である。
【図18】 図1のインクジェット式プリンタによる光ディスクの印刷状態を示す第1の図である。
【図19】 図1のインクジェット式プリンタによる光ディスクの印刷状態を示す第2の図である。
【図20】 図1のインクジェット式プリンタによる光ディスクの印刷状態を示す第3の図である。
【図21】 図1のインクジェット式プリンタによる光ディスクの印刷状態を示す第4の図である。
【符号の説明】
13A、13B、13C 用紙接触面、14A、14B コロローラ、15A、15B 可動リブ、100 インクジェット式プリンタ、101 筐体、102 前枠、110 スタッカ、111 基台、112 第1の受け台、113 第2の受け台、120 トレイ、121 本体、122 ホッパ、130 補助トレイ、140 用紙搬送部、141A、141B、141C 第1紙案内A、B、C、142 給紙ローラ、143 パッドホルダ、144 第2紙案内、145 従動ローラ、146 紙送りローラ、147 第3紙案内、148 排紙ギザローラ、149 排紙ローラ、150 記録部、151 キャリッジ、152 インクカートリッジ、154 ガイド軸、155 フレキシブル配線板、160 制御部、170 搬送駆動部、171 駆動モータ、172 ギア機構、180 記録駆動部、181 駆動モータ、182 ベルト機構、190 補助トレイ駆動手段

Claims (5)

  1. トレイに収納された第1の記録媒体を取出して搬送しつつ記録し、また、補助トレイに収納された第2の記録媒体を当該補助トレイごと搬送しつつ記録する記録装置であって、
    前記第1の記録媒体の搬送を案内する案内部材は、
    それぞれが回動自在に軸支された、第1リブ部材、第2リブ部材、第3リブ部材と、
    前記第1の記録媒体と当接する従動ローラとが配設され、
    媒体搬送経路を搬送される前記第1の記録媒体とは、前記第1リブ部材、第2リブ部材、第3リブ部材、及び前記従動ローラが接触する態様となっており、
    前記第1リブ部材、及び前記第2リブ部材には、前記補助トレイの先端に当接してから当該補助トレイ上を転動するローラが備えられ、
    前記第1リブ部材は、前記補助トレイとオーバーラップし、前記第2リブ部材は、前記補助トレイ、及び前記第1の記録媒体を給送するための給送ローラとオーバーラップし、前記第3リブ部材は、前記補助トレイ、及び前記給送ローラとオーバーラップしないように配置されており、
    前記第1リブ部材、及び前記第2リブ部材は、前記補助トレイの搬送途中で当該補助トレイと前記ローラ以外の部材が接触しないように当該補助トレイに押圧されて回動することを特徴とする記録装置。
  2. 前記第1リブ部材、及び前記第2リブ部材は、前記補助トレイの搬送経路上に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記第1リブ部材が有する前記ローラは、前記記録媒体の搬送方向における前記第1の記録媒体の分離位置よりも搬送上流側に配設され、
    前記第2リブ部材が有する前記ローラは、前記第1リブ部材が有する前記ローラの配設位置よりも搬送下流側の前記給送ローラとの干渉を避ける位置に配設されることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記補助トレイは、装置本体内の待機位置から装置本体外の媒体出入位置までの間を往復搬送可能に配設されており、搬送不可な前記第2の記録媒体が載置され、当該第2の記録媒体への記録を補助することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の記録装置。
  5. 少なくとも前記トレイの着脱が同一の装置側面側にて実行可能なことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の記録装置。
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