JPH1016350A - プリント装置 - Google Patents

プリント装置

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JPH1016350A
JPH1016350A JP9042503A JP4250397A JPH1016350A JP H1016350 A JPH1016350 A JP H1016350A JP 9042503 A JP9042503 A JP 9042503A JP 4250397 A JP4250397 A JP 4250397A JP H1016350 A JPH1016350 A JP H1016350A
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JP
Japan
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carriage
print medium
printing apparatus
print
printing
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JP9042503A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Hashimoto
憲一郎 橋本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to DE69717520T priority patent/DE69717520T2/de
Publication of JPH1016350A publication Critical patent/JPH1016350A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms
    • B41J25/3082Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms with print gap adjustment means on the print head carriage, e.g. for rotation around a guide bar or using a rotatable eccentric bearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0045Guides for printing material
    • B41J11/005Guides in the printing zone, e.g. guides for preventing contact of conveyed sheets with printhead

Landscapes

  • Common Mechanisms (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジを摺動支持する支持部材の摺動部
に段差などの凹凸があると、キャリッジの安定走行が達
成されない。 【解決手段】 プリント媒体14を支持する搬送ローラ
12と、この搬送ローラ12との対向方向に変位可能に
設けられてプリント媒体14を搬送ローラ12に押し付
けるべく搬送ローラ12側に付勢されたプリント媒体押
さえ板44と、搬送ローラ12とプリント媒体押さえ板
44との間に保持されたプリント媒体14の幅方向に走
査移動すると共に搬送ローラ12との対向方向に変位可
能に設けられて一端部を搬送ローラ12と反対側のプリ
ント媒体押さえ板44の表面に押し付けるべくプリント
媒体押さえ板44側に付勢されたキャリッジ29と、キ
ャリッジ29の一端部に設けられてプリント媒体押さえ
板44の表面に摺動自在に当接すると共に走査移動方向
に関してその両端側がキャリッジ29に対し揺動自在と
なる摺動部45とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリッジの往復
移動に沿って延在するキャリッジ支持部材に当該キャリ
ッジの少なくとも一部を支持させる構成のプリント装置
に関し、特に、前記キャリッジの安定走行を実現し得る
プリント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータなどの発
達に伴い、プリント装置である印字装置も高速かつ高解
像度で低価格のものが求められるようになってきてい
る。かかるプリント装置の中でも、広く普及し、かつ低
価格のものとしては、インクジェット方式やワイヤドッ
ト方式あるいは熱転写方式のものを挙げることができる
が、特にインクジェット方式のプリント装置は、静寂性
や高速性ならびに高精細,カラー対応性などで他より優
れ、急激に需要を伸ばしつつある。
【0003】このインクジェットプリント装置は、プリ
ントヘッドを直接プリント媒体に押し付けず、プリント
媒体のプリント面とプリントヘッドとを一定の距離を隔
てて対向させ、プリントヘッドからのインク滴をプリン
ト媒体のプリント面の所定位置に吐出させるようにして
いる。つまり、このような方式のプリント装置では、プ
リントヘッドとプリント媒体との距離(以下、これをヘ
ッドギャップと呼称する)を適正な位置に保つことで、
一定のドット径および濃度ならびに着弾性を以てインク
滴をプリント媒体のプリント面にプリントすることがで
きる。
【0004】近年、材質や厚みの異なる様々なプリント
媒体に対するプリント作業が求められつつあるが、これ
らプリント媒体の厚みの差異などによって上述したヘッ
ドギャップが変動するため、プリントの品質を一定に保
持することが困難となっている。
【0005】このため、プラテンよりも上流側に位置す
る搬送ローラに対してプリント媒体を媒体押さえ板によ
り押し付け、プリントヘッドが搭載されたキャリッジを
この媒体押さえ板に倣って走査移動させることにより、
プリント媒体の厚みの変化に応じて自動的にヘッドギャ
ップを修正するようにしたものが、例えば特開平3−2
39844号公報などで提案されている。
【0006】このような従来のプリント装置の一例を図
1に示す。すなわち、板状をなすプラテン1の直下に
は、駆動回転する搬送ローラ2が設けられており、この
搬送ローラ2に付勢される媒体押さえ板3およびこの媒
体押さえ板3に回転自在に取り付けられたピンチローラ
4によって、プリント媒体5は搬送ローラ2に押し付け
られ、プラテン1側に送り出されるようになっている。
また、搬送ローラ2と平行な案内軸6には、プリントヘ
ッド7を搭載したキャリッジ8が回動自在に取り付けら
れ、この案内軸6に沿ってキャリッジ8がプリントヘッ
ド7と共に走査移動するようになっている。キャリッジ
8は、自重によりその先端部が媒体押さえ板3に押し当
たった状態となってこの媒体押さえ板3上を摺動する
が、この媒体押さえ板3はプリント媒体5の厚みに応じ
て搬送ローラ2との間隔が変わるため、プリント媒体の
プリント面とプリントヘッド7との間のヘッドギャップ
がプリント媒体5の厚みの如何に拘らず、常に一定に保
持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図1に示したプリント
装置において、媒体押さえ板3が単一の板材で形成され
ている場合、この媒体押さえ板3に反りや変形がわずか
でも存在したり、搬送ローラ2に偏心が存在すると、プ
リント媒体5に対する媒体押さえ板3の押圧力にばらつ
きが生ずるため、プリント媒体5の搬送ピッチを一定に
することができなくなったり、正常な搬送方向に対して
プリント媒体5が斜めにずれてしまう虞がある。
【0008】そこで、媒体押さえ板3をプリント媒体5
の幅方向に沿って撓み易くするか、あるいはプリント媒
体5の幅方向に沿って複数に分割することが考えられて
いる。しかし、このように媒体押さえ板3をプリント媒
体5の幅方向に沿って撓み易くしたり、あるいはプリン
ト媒体5の幅方向に沿って複数に分割した場合、プリン
ト媒体5の送り精度は向上するものの、この場合におけ
る媒体押さえ板3の作動概念を表す図2に示すように、
搬送ローラ2と媒体押さえ板3との間にプリント媒体5
が介在している部分と、介在していない部分とで段差が
生ずるため、例えばキャリッジ8が図中、右側から左側
に走査移動する場合、この段差部分9でキャリッジ8が
引っ掛かるような状態となり、案内軸6に対するキャリ
ッジ8の摺動抵抗が変化するため、段差部分9を通過し
た後のキャリッジ8の走行精度が一時的に乱れてしまう
不具合があった。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、キャリッジの移動方向
に沿って設けられ、該キャリッジを摺動支持する支持部
材の摺動部に段差等の凹凸があっても、該キャリッジの
安定走行を実現し得るプリント装置を提供することにあ
る。
【0010】本発明の他の目的は、プリント媒体支持部
材とプリント媒体押さえ部材との間にプリント媒体が介
在している部分と介在していない部分との段差が生じて
も、キャリッジの走行精度に乱れのないプリント装置を
提供することにある。
【0011】さらに本発明の他の目的は、プリント媒体
押さえ部材がプリント媒体への圧接力を均等にするた
め、プリント媒体押さえ部材をプリント媒体の幅方向に
撓み易く構成した場合でも、キャリッジの摺動部をプリ
ント媒体押さえ部材の表面形状に倣って揺動可能とした
ことで、プリント媒体押さえ部材の表面に細かなうねり
が存在していてもこのうねりの振幅が減衰され、プリン
ト媒体の端部に基づいてプリント媒体押さえ部材の表面
に発生する段差部に対しては、その乗り上げ時の衝撃が
弱められ、キャリッジの走行精度を良好に保つことがで
きるプリント装置を提供することにある。
【0012】さらに本発明の他の目的は、摺動部がプリ
ント媒体押さえ部材の表面形状に追従して揺動し、プリ
ント媒体押さえ部材に対して摺動部が面接触状態に保持
される結果、プリント媒体押さえ部材に対する摺動部の
接触面圧の変動が抑制されるプリント装置を提供するこ
とにある。
【0013】さらに本発明の他の目的は、プリントヘッ
ドを往復移動させるためのキャリッジと、該キャリッジ
を摺動支持する摺動支持部により前記キャリッジを摺動
支持して前記キャリッジの移動の案内をするキャリッジ
支持部材と、前記キャリッジに配され、前記キャリッジ
の移動方向に垂直な面内で前記摺動部表面に沿って揺動
可能な揺動部とを具えることで、キャリッジの移動方向
に沿って設けられ、該キャリッジを摺動支持する支持部
材の摺動部に段差等の凹凸があっても、該キャリッジの
安定走行を実現し得るプリント装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態は、
プリント媒体を支持するプリント媒体支持部材と、この
プリント媒体支持部材との対向方向に変位可能に設けら
れて前記プリント媒体を当該プリント媒体支持部材に押
し付けるべく該プリント媒体支持部材側に付勢されたプ
リント媒体押さえ部材と、前記プリント媒体支持部材と
前記プリント媒体押さえ部材との間に保持された前記プ
リント媒体の幅方向に走査移動すると共に前記プリント
媒体支持部材との対向方向に変位可能に設けられて一端
部を前記プリント媒体支持部材と反対側の前記プリント
媒体押さえ部材の表面に押し付けるべく前記プリント媒
体押さえ部材側に付勢されたキャリッジと、このキャリ
ッジの前記一端部に設けられて前記プリント媒体押さえ
部材の前記表面に摺動自在に当接すると共に前記一端部
の前記走査移動の方向に関してその両端側が当該キャリ
ッジに対し揺動自在となる摺動部とを具えたことを特徴
とするプリント装置にある。
【0015】また、本発明の第2の形態は、プリントヘ
ッドを往復移動させるためのキャリッジと、前記キャリ
ッジを摺動支持する摺動支持部を有して前記キャリッジ
の移動を案内するキャリッジ支持部材と、前記キャリッ
ジに配され、前記キャリッジの移動方向に垂直な面内で
前記摺動部表面に沿って揺動可能な揺動部とを具えたこ
とを特徴とするプリント装置にある。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の形態によるプリン
ト装置において、プリント媒体押さえ部材との対向方向
に沿った摺動部の揺動支点の位置を変更する支点位置調
整手段をさらに具えるようにしてもよい。この場合、摺
動部は、走査移動の方向に沿ったキャリッジの両端部に
形成された一対の係止部と、これら一対の係止部に対し
て両端部が遊嵌状態で係止し得る摺動板と、この摺動板
の中央部に突設されてキャリッジに当接する支点部とを
有するものであってもよい。
【0017】また、摺動部は、走査移動の方向に沿った
キャリッジの両端部に形成された一対の係止部と、これ
ら一対の係止部に対して両端部が遊嵌状態で係止し得る
摺動板と、キャリッジの一端部に突設されて摺動板の中
央部に当接する支点部とを有するものであってもよい。
この場合、支点位置調整手段は、摺動板の中央部を支持
する支持軸と、キャリッジに支持される軸に偏心状態で
装着されて外周面がキャリッジに当接すると共に任意の
回動位置に固定可能な偏心軸とを有するものであっても
よい。あるいは、支点位置調整手段は、キャリッジに取
り付けられる支持軸と、この支持軸に偏心状態で装着さ
れて外周面が摺動板の中央部に当接すると共に任意の回
動位置に固定可能な偏心軸とを有するものであってもよ
い。
【0018】これらの場合、キャリッジは、プリント媒
体のプリント面に向けてインクを吐出するインクジェッ
トヘッドを搭載するものであってもよい。また、インク
ジェットヘッドは、インクを吐出するために利用される
エネルギとしての熱エネルギを発生する電気熱変換素子
を有するか、あるいはインクを吐出するために利用され
るエネルギを発生する電気機械変換素子を有するもので
あってもよい。
【0019】プリント媒体押さえ部材の表面は、プリン
ト媒体支持部材と略平行な中心軸線を持つ円弧面であ
り、摺動部は、この中心軸線に対して略平行かつプリン
ト媒体支持部材によるプリント媒体の搬送方向に対して
傾斜した平面であってもよい。この場合、プリント媒体
押さえ部材の先端部に回転自在に取り付けられてプリン
ト媒体に転接し得る押さえローラをさらに具えるように
してもよく、押さえローラは、プリント媒体押さえ部材
の表面の中心軸線と同軸をなすものであってもよい。
【0020】同様に、プリント媒体押さえ部材の表面
は、凸曲面であり、摺動部は、プリント媒体支持部材と
平行な軸線に対して略平行かつプリント媒体支持部材に
よるプリント媒体の搬送方向に対して傾斜した平面であ
ってもよい。この場合、プリント媒体押さえ部材の先端
部に回転自在に取り付けられてプリント媒体に転接し得
る押さえローラをさらに具えてもよい。
【0021】また、プリント媒体押さえ部材の表面は、
プリント媒体支持部材と平行な軸線に対して略平行かつ
プリント媒体のプリント面に対して傾斜した平面であ
り、摺動部は、プリント媒体支持部材と略平行な中心軸
線を持つ円弧面であってもよい。この場合、プリント媒
体押さえ部材の先端部に回転自在に取り付けられてプリ
ント媒体に転接し得る押さえローラをさらに具えるよう
にしてもよい。
【0022】同様に、プリント媒体押さえ部材の表面
は、プリント媒体支持部材と平行な軸線に対して略平行
かつプリント媒体のプリント面に対して傾斜した平面で
あり、摺動部は、凸曲面であってもよい。この場合、プ
リント媒体押さえ部材の先端部に回転自在に取り付けら
れてプリント媒体に転接し得る押さえローラをさらに具
えてもよい。
【0023】さらに、プリント媒体押さえ部材は、プリ
ント媒体の搬送方向に沿って変位可能であってもよい。
また、キャリッジは、プリント媒体支持部材としての搬
送ローラの回転軸と平行な円形断面の案内軸に対して回
転自在かつこの案内軸に沿って摺動自在に支持されてい
てもよい。さらに、案内軸は、プリント媒体押さえ部材
の上方に設けられ、キャリッジはその自重によって摺動
部をプリント媒体押さえ部材の表面に当接させているも
のであってもよい。
【0024】本発明の第2の形態によるプリント装置に
おいて、揺動部は、この揺動部の揺動中心を変更する揺
動中心調整機構を有するものであってもよい。
【0025】また、プリントヘッドは、インク吐出口か
らインクを吐出するインクジェットヘッドであってもよ
い。この場合、プリントヘッドは、インクを吐出するた
めのエネルギーを発生させる電気熱変換体を有するか、
あるいはインクを吐出するためのエネルギーを発生させ
る電気機械変換体を有するものであってもよい。
【0026】
【実施例】本発明によるプリント装置をインクジェット
プリンタに応用した実施例について、図面を参照しなが
ら詳細に説明するが、本発明はかかるインクジェット方
式のプリント装置の他に、キャリッジの往復移動方向に
沿って延在するキャリッジ支持部材に当該キャリッジの
少なくとも一部を支持させる構成の他のプリント装置に
も当然応用することができる。
【0027】本実施例におけるインクジェットプリンタ
の主要部の概略構造を表す図3および全体の外観を表す
図4に示すように、筺体11には、中心部の軸部13a
と、この軸部13aに一体的に設けられた複数の円盤部
13bおよび外周に複数のゴムローラ部12を形成した
搬送ローラ13の両端部が駆動回転自在に取り付けられ
ており、本実施例における搬送ローラ13は、プリント
用紙14を筺体11の下側から180度折り返して筺体
11の上方へ搬送するか、あるいは筺体11の後方から
そのまま筺体11の前方へほぼ水平に搬送するようにな
っている。
【0028】また、この搬送ローラ13の下流側には、
外周に複数のゴムローラ部15をそれぞれ形成した二段
の排紙ローラ16, 17が配置され、搬送ローラ13の
回転に連動してそれぞれ回転するように、筺体11に対
してそれぞれ回転自在に取り付けられている。各排紙ロ
ーラ16, 17のゴムローラ部15の上方には、これら
ゴムローラ部15との対向方向に変位し得る拍車18が
それぞれ回転自在に設けられ、それぞれ図示しない付勢
手段によってゴムローラ部15側に押圧され、搬送ロー
ラ13から送り出されるプリント用紙14を各排紙ロー
ラ16, 17とでそれぞれ挟持するようになっている。
【0029】前記搬送ローラ13とこの搬送ローラ13
に近接する側の排紙ローラ16との間には、搬送ローラ
13から送り出されるプリント用紙14を排紙ローラ1
6側に導く板状の図示しないプラテンが設けられてい
る。
【0030】一方、搬送ローラ13の上方には、基端部
に形成した掛け止め部19が筺体11に形成された係止
部20に係止すると共に先端側が搬送ローラ13の最上
端に当接し得る紙押さえ板21が配置され、この紙押さ
え板21は、先端側が掛け止め部19を中心として上下
に揺動し得るようになっている。また、搬送ローラ13
のゴムローラ部12とそれぞれ対向する紙押さえ板21
の部分には、プリント用紙14に対する紙押さえ板21
の摺動抵抗を少なくしてプリント用紙14の円滑な搬送
をもたらすための複数(図示例では3つ)の押さえロー
ラ22がそれぞれ回転自在に取り付けられている。さら
に、この紙押さえ板21は、プラスチック等の可撓性の
材料で構成され、各押さえローラ22を挟むように基端
側から先端側にかけて延びる複数組の切り欠き部23が
形成されている。これら切り欠き部23によってプリン
ト用紙14の幅方向に沿って該幅方向に対して直角方向
の紙押さえ板21の微小変形が許容されるようになって
いる。各切り欠き部23の間には、ここの部分、つまり
押さえローラ22が取り付けられた紙押さえ板21の部
分の剛性を高めるための複数(図示例では2つ)のリブ
24がこれら切り欠き部23と平行にそれぞれ形成さ
れ、隣接するリブ24の間の紙押さえ板21に一端側が
当接して紙押さえ板21の先端側を搬送ローラ13側に
付勢するためのねじりコイルばね25は、押さえローラ
22の数に対応して筺体11の係止部20の上方にそれ
ぞれ取り付けられている。
【0031】これにより、プリント用紙14の厚さの変
化や、搬送ローラ13の精度のばらつきの如何に拘ら
ず、搬送ローラ13に対する押さえローラ22の軸部2
6を常に平行に保持して押さえローラ22を搬送ローラ
13に均等な圧力で押し付け、プリント用紙14の厚さ
に応じて紙押さえ板21の回動位置が変化するようにな
っている。
【0032】前記紙押さえ板21の上方には、円形断面
を有する案内軸27が搬送ローラ13と平行に配置さ
れ、その両端部が筺体11に支持された状態となってい
る。また、プラテン上のプリント用紙14のプリント面
と対向するようにプリントヘッド28を着脱自在に支持
するキャリッジ29には、案内軸27側に突出してこの
案内軸27が摺動自在に貫通する一対のブラケット部3
0が一体的に突設されている。さらに、キャリッジ29
には、案内軸27とほぼ平行に配設された図示しない歯
付きベルトが連結され、この歯付きベルトを図示しない
ステッピングモータで駆動することにより、プリントヘ
ッド28を案内軸27に沿ってプリント用紙14の幅方
向に走査移動するようになっている。
【0033】紙押さえ板21の先端部の押さえローラ2
2と反対側の面は、この押さえローラ22の軸部26と
同軸をなす円弧面31となっており、この円弧面31に
沿ってキャリッジ29の下端部が摺接するようになって
いる。このキャリッジ29の下端部には、押さえローラ
22の軸部26と略平行であって、しかもプリントヘッ
ド28と対向状態にあるプリント用紙14のプリント面
に対し、例えば30度程度傾斜した斜面32が形成され
ており、本発明の摺動部としての斜面32は、これを延
長した面が排紙ローラ16と押さえローラ22との間に
位置するプリント用紙14のプリント面と交差するよう
に傾斜している。
【0034】なお、キャリッジ29は案内軸27に対し
て回動自在に連結されているため、キャリッジ29およ
びプリントヘッド28の自重によって回転モーメントが
発生し、プリントヘッド28の下端側がプラテン側に近
づくように回動する。この結果、キャリッジ29の斜面
32が紙押さえ板21の円弧面31に当接し、これによ
ってプリント用紙14のプリント面とプリントヘッド2
8との間のヘッドギャップがほぼ一定に保持される。
【0035】従って、プリント用紙14に対するプリン
ト作業に際し、プリント用紙14は筺体11の後方から
の水平パスあるいは前方下側からのUターンパスを経
て、搬送ローラ13と紙押さえ板21の押さえローラ2
2との間に挟み込まれる。プリント用紙14が搬送ロー
ラ13と紙押さえ板21とで挟持されると、プリント用
紙14の厚みの分だけ紙押さえ板21が持ち上がり、同
時にキャリッジ29も上方へ回動してプリント用紙14
のプリント面とプリントヘッド28との間のヘッドギャ
ップがほぼ一定に保持される。プリント用紙14が図示
しないプラテン上へ送られると、キャリッジ29がプリ
ント用紙14の幅方向に走査してプリントヘッド28か
らインクが吐出され、1走査分のプリントが行われる。
その後、プリント用紙14の間欠送りとキャリッジ29
の走査移動とが繰り返され、プリント用紙14のプリン
ト面に所定の情報がプリントされる。プリント後のプリ
ント用紙14は、プリント面を汚さないように拍車18
により排紙ローラ16, 17に挟持され、筺体11外に
排紙される。
【0036】このように、紙押さえ板21の円弧面31
に当接するキャリッジ29の斜面32をプリントヘッド
28と対向状態にあるプリント用紙14のプリント面に
対して傾斜させることにより、キャリッジ29の斜面3
2に対する紙押さえ板21の円弧面31の当接位置が押
さえローラ22の軸部26と交差する方向にずれるよう
に、紙押さえ板21が掛け止め部19を中心として回動
する。この結果、紙押さえ板21の押さえローラ22の
変位量に対し、案内軸27を中心とするキャリッジ29
の斜面32の変位量が相対的に少なくなり、紙押さえ板
21の回動量に対するプリントヘッド28とプリント用
紙14のプリント面との間のヘッドギャップの変化割合
が抑制される。
【0037】具体的に例示すると、図3に示すように、
プリントヘッド28と対向状態にあるプリント用紙14
のプリント面に対してキャリッジ29の斜面32を30
度傾斜させたものを用意し、これを用いてプリント用紙
14の厚さが0. 05mmの場合に、プリントヘッド28
の全域に亙ってヘッドギャップが1. 39mmとなるよう
に調整した。そして、これに0. 5mmの厚さのプリント
用紙14を供給した場合、この時の状態を表す図7に示
すように、最大ヘッドギャップGM が1. 54mm、最小
ヘッドギャップGN が1. 41mmとなり、ヘッドギャッ
プの許容誤差を例えば19%としても、充分許容範囲内
に収まることが判った。
【0038】これに対し、図5に示すように、紙押さえ
板21の円弧面31に当接するキャリッジ29の斜面3
2をプリントヘッド28と対向状態にあるプリント用紙
14のプリント面と略平行に設定し、プリント用紙14
の厚さが0. 05mmの場合に、プリントヘッド28の全
域に亙ってヘッドギャップが1. 39mmとなるように調
整したものを用意した。そして、これに0. 5mmの厚さ
のプリント用紙14を供給した場合、この時の状態を表
す図6に示すように、最大ヘッドギャップGMが2. 0
7mmとなってしまう上、最小ヘッドギャップGN も1.
83mmになってしまい、ヘッドギャップの許容誤差を大
きく上回ってしまうことが判った。
【0039】上述した実施例では、インクジェットプリ
ンタの組み立て段階で一義的にヘッドギャップが決めら
れてしまうようになっているが、このヘッドギャップを
微調整可能とするようにしても良い。
【0040】さらに他の実施例における主要部の外観を
図8に示し、その拡大断面構造を図9に示すが、先の実
施例と同一機能の部分には、これと同一符号を記すに止
め、重複する説明は省略するものとする。すなわち、紙
押さえ板21の後端部と対向する筺体11の後壁部33
には、下端部に溝状の係止部20を形成した調整板34
の上端部が案内軸27と平行なピン35を介して回動自
在に枢着されており、本実施例における調整板34は、
案内軸27の長手方向両端部にそれぞれ一つずつ設けら
れている。
【0041】従って、ピン35を中心に左右の調整板3
4を回動することにより、掛け止め部19を介して紙押
さえ板21が図9中、左右方向に移動するため、紙押さ
え板21の円弧面31に当接するキャリッジ29の斜面
32が案内軸27を中心に回動し、プリント用紙14と
プリントヘッド28との間のヘッドギャップが変化する
こととなる。プリントヘッド28と対向状態にあるプリ
ント用紙14のプリント面に対してキャリッジ29の斜
面32を30度傾斜させた場合、係止部20を1mmずら
すことによって、ヘッドギャップを約0. 3mm修正する
ことができる。
【0042】なお、このヘッドギャップの調整は、摩耗
などによってヘッドギャップが変わってしまった場合で
も、随時補正することができる。
【0043】上述した二つの実施例では、キャリッジ2
9の下端部に斜面32を形成すると共にこの斜面32が
摺接する紙押さえ板21の先端部の表面を円弧面31と
したが、これらを逆に設定することも可能である。
【0044】このような本発明のさらに別な実施例の主
要部の断面構造を図10に示すが、先の実施例と同一機
能の部分には、これと同一符号を記すに止め、重複する
説明は省略するものとする。すなわち、紙押さえ板21
の先端部の押さえローラ22と反対側の面は、押さえロ
ーラ22の軸部26と略平行であって、しかもプリント
ヘッド28と対向状態にあるプリント用紙14のプリン
ト面に対し、例えば30度程度傾斜した斜面36となっ
ており、この斜面36に沿ってキャリッジ29の下端部
が摺接するようになっている。本実施例における斜面3
6は、これを延長した面が排紙ローラ16と押さえロー
ラ22との間に位置するプリント用紙14のプリント面
と交差するように傾斜しているが、逆向きに傾斜させて
も何ら問題はない。
【0045】また、キャリッジ29の下端部には、押さ
えローラ22の軸部26と略平行な軸線を中心として斜
面36側に突出する凸状の円弧面37が形成されてお
り、この円弧面37が本発明における摺動部として機能
するようになっている。
【0046】このように、キャリッジ29の円弧面37
に当接する紙押さえ板21の斜面36をプリントヘッド
28と対向状態にあるプリント用紙14のプリント面に
対して傾斜させることにより、紙押さえ板21の斜面3
6に対するキャリッジ29の円弧面37の当接位置が押
さえローラ22の軸部26と交差する方向にずれるよう
に、紙押さえ板21が掛け止め部19を中心として回動
する。この結果、紙押さえ板21の押さえローラ22の
変位量に対し、案内軸27を中心とするキャリッジ29
の円弧面37の変位量が相対的に少なくなり、紙押さえ
板21の回動量に対するプリントヘッド28とプリント
用紙14のプリント面との間のヘッドギャップの変化割
合が抑制される。
【0047】なお、上述した実施例では、紙押さえ板2
1に一定曲率の円弧面31を形成したり、キャリッジ2
9に一定曲率の円弧面37を形成するようにしたが、こ
れらは斜面32, 36に対してそれぞれ線接触する凸曲
面であればよい。
【0048】次に、図11を用いて、他の実施例を説明
する。なお、図11の揺動レバー55、揺動軸58およ
び摺動板59は、後述する図17に示す実施例のキャリ
ッジ29を用いたものであって、その他の主要な構成に
ついては前述したものを用いている。また、図11は図
17の矢印A,Bで示される平面による断面図である。
【0049】摺動案内部44は、搬送ローラ13と略平
行な軸線を有する一定曲率の円弧面である。また、摺動
板59に対する揺動軸58および摺動案内部44に対し
て摺動する摺動板59の平面は、摺動案内部44の円弧
面の軸線と略平行であり、搬送ローラ13によるプリン
ト媒体14の搬送方向に対して案内軸27から離間する
に従って、接近するように傾斜した面となっている。
【0050】このような構成において、厚みの異なるプ
リント媒体14にプリントするときの動作を説明する。
図示よりも厚いプリント媒体が搬送されると、押さえロ
ーラ22、摺動部44は厚みが変わった分だけ図示状態
により上方に押し上げられる。それによって摺動板5
9、揺動レバー55、キャリッジ29およびプリントヘ
ッド28は一体的に案内軸27を中心に右旋する。この
とき、摺動板59の移動量に対し、プリントヘッドのイ
ンク吐出部は回転中心である案内軸27より遠いためよ
り大きな移動量となる。つまり、プリント媒体の厚み変
化よりヘッドの移動量の方が大きくなってしまうことに
なる。摺動板59に傾斜を持たせることはこの余計にプ
リントヘッドが移動してしまう減少を緩和する効果があ
る。つまり傾斜を大きくすればするほど、プリント媒体
の厚み変化に対し、プリントヘッドの移動量は小さくな
る。しかし、傾斜を大きくしすぎると、摺動部44の図
中左右方向の位置誤差が発生したときにプリントヘッド
28が上下に動いてしまうため、好ましくない。具体的
には、前述の図3に示す構成の説明にあるように約30
度の傾斜が好ましい。
【0051】次に、キャリッジを支持案内する部材のキ
ャリッジ摺接部に段差等の凹凸がある場合や、搬送ロー
ラと媒体押さえ板との間にプリント媒体が介在している
部分と介在していない部分との段差が生じた場合でも、
キャリッジの走行精度の乱れを最小限に抑えるための構
成について説明する。
【0052】プラテン上のプリント用紙14のプリント
面と対向するようにプリントヘッド28を着脱自在に支
持するキャリッジ29には、このキャリッジ29の下端
部の外観を表す図12に示すように、案内軸27側に突
出してこの案内軸27が摺動自在に貫通する円形の穴4
1をそれぞれ形成した一対のブラケット部30が一体的
に突設されている。
【0053】キャリッジ29の走査方向に沿ったその下
端部の両側には、切り欠き状の係止部43がそれぞれ形
成されており、前記紙押さえ板21の先端部上面に搬送
ローラ13と平行に形成した摺動案内部44に当接する
摺動板45の両端部には、これら係止部43にそれぞれ
遊嵌状態で係止し得る一対の折り曲げ部46が形成され
ている。また、キャリッジ29の走査方向に沿った摺動
板45の中央部には、キャリッジ29の下端面から突出
する支点部47が当接した状態となっている。つまり、
キャリッジ29の走査方向に沿って延びるステンレス鋼
などで作られた摺動板45は、折り曲げ部46を介して
キャリッジ29の係止部43に支持され、支点部47を
中心として折り曲げ部46が係止部43内で交互に上下
に揺動し得る。
【0054】なお、前述したようにキャリッジ29は案
内軸27に対して回動自在に連結されてプラテン側に近
づくように回動する。この結果、摺動板45が紙押さえ
板21の摺動案内部44に当接し、これによってプリン
ト用紙14のプリント面とプリントヘッド28との間の
ヘッドギャップが一定に保持されるが、同時に摺動板4
5が紙押さえ板21の摺動案内部44に当接した状態と
なるため、キャリッジ29の走査移動に伴って摺動板4
5が紙押さえ板21の摺動案内部44を倣い、この摺動
案内部44の表面形状に追従して摺動板45が揺動する
こととなる。
【0055】例えば、紙押さえ板21の摺動案内部44
の表面がうねっているような場合におけるキャリッジ2
9の移動軌跡を表す図13に示すように、摺動案内部4
4の表面のうねりの周期がキャリッジ29の走査方向に
沿った摺動板45の平坦部の長さとほぼ同じ場合には、
キャリッジ29が摺動案内部44の表面のうねりの凹部
の底まで沈むことはなく、キャリッジ29の重心の上下
動は押さえられる。実際問題として、摺動案内部44の
表面のうねりの周期が摺動板45の平坦部の長さの1/
2以下であるならば、キャリッジ29は上下動すること
はなく、ヘッドギャップを一定に維持することができ
る。
【0056】また、紙押さえ板21の幅よりも幅の狭い
厚手のプリント用紙14に対するプリント作業状態を表
す図14に示すように、プリント用紙14を挟んでいる
部分と挟んでいない部分との間で段差部48を生じる。
ここで、キャリッジ29が図中、右側から左側へ走査移
動する場合、摺動板45が摺動板45の摺動案内部44
の表面を倣うように傾動するため、キャリッジ29が段
差部48に突入する際に発生する衝撃は極めて小さく、
キャリッジ29の走行安定性が確保される。
【0057】なお、ここで説明するように摺動板45の
折り曲げ部46に接続する平坦部の両側を所定曲率の円
弧状に形成することにより、摺動板45の摺動案内部4
4に対する摺動板45の引っ掛かりを未然に防止して円
滑な摺動を企図することができる。このような観点か
ら、摺動板45を弗素樹脂などの低摩擦係数の部材で構
成することも有効である。
【0058】上述した実施例では、支点部47をキャリ
ッジ29の下端面に突設したが、摺動板45側に成形す
ることも可能である。
【0059】このような本発明の他の実施例におけるキ
ャリッジの外観を図15に示すが、先の実施例と同一機
能の部分には、これと同一符号を記すに止め、重複する
説明は省略するものとする。すなわち、キャリッジ29
の走査方向に沿った摺動板45の平坦部の中央部分に
は、キャリッジ29の下端面側に突出する支点部49が
一体的に形成されており、この支点部49の上端部は、
キャリッジ29の下端面に形成した係止凹部50に係止
した状態となっている。支点部49は、摺動板45をプ
レス成形することによって一体的に形成することも可能
であり、別部材を接合して形成するようにしても良い。
支点部49を中心として摺動板45が揺動する点は、図
12〜図14で示した先の実施例と全く同じである。
【0060】また、図12〜図14で示した実施例で
は、キャリッジ29にプリントヘッド28を装着し、キ
ャリッジ29の摺動板45が紙押さえ板21の摺動案内
部44に当接させることで、ヘッドギャップが正確に割
り出されるようにしているが、さらにこのヘッドギャッ
プを微調整できるようにすることも可能である。
【0061】このようなさらに別な実施例におけるキャ
リッジの外観を図16に示すが、先の実施例と同一機能
の部材には、これと同一符号を記すに止め、重複する説
明は省略するものとする。すなわち、キャリッジ29の
下端部には、プラテンの表面と平行かつキャリッジ29
の走査方向と直角な方向に延びるリング固定ねじ51を
介して偏心リング52が回転可能に取り付けられてい
る。この偏心リング52は、リング固定ねじ51に対し
て偏心状態で嵌合され、リング固定ねじ51の操作によ
ってキャリッジ29に対し任意の回動位置に偏心リング
52を固定することができる。偏心リング52の下端
は、キャリッジ29の下端面よりも下方に位置してお
り、この偏心リング52の偏心量に対応して摺動板45
の平坦面の位置を上下に微調整することができる。
【0062】なお、偏心リング52の下端が本発明にお
ける支点として機能し、この偏心リング52の下端を中
心として摺動板45が揺動する点は、先の実施例と全く
同じである。
【0063】次に、さらに別の実施例について図17を
用いて説明する。図17はキャリッジ29の概観であ
る。先の実施例と同一機能の部材には、これと同一記号
を付し、説明を省略する。53は偏心ピンで、大径部に
対し偏心した小径部54がキャリッジ29の下部に回転
可能に嵌合している。そして偏心ピン53は任意の偏心
回動位置で固定可能である。55は揺動レバーで、56
aを中心にキャリッジ29に対し揺動可能であるが、一
端に設けられた一対のリブ57が偏心ピン53の大径部
を挾持することで図示位置に固定されている。また、揺
動レバー55の他端には揺動軸58が立設している。5
9は摺動板であるが、先の実施例と異なり中央部59a
で前記揺動レバー55の揺動軸58に回動可能に嵌合さ
れている。また、摺動板59の両端の折り曲げ部46
(図16)は配され、キャリッジ29から延伸部40が
摺動板59近傍まで延伸し、摺動板59の揺動量を規制
している。上記構成において、偏心ピン53を回転する
と、揺動レバー55は連動して揺動し、従って、摺動板
59の平坦部の位置を上下に微調整することができる。
これにより、摺動板59と延伸部40との間隔を変更す
ることができるので、摺動板59の上下揺動範囲を調整
することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明のプリント装置によると、媒体押
さえ板がプリント媒体への圧接力を均等にするため、媒
体押さえ板をプリント媒体の幅方向に撓み易く構成した
場合でも、キャリッジの摺動部を媒体押さえ板の表面形
状に倣って揺動可能としたことで、媒体押さえ板の表面
に細かなうねりが存在していてもこのうねりの振幅が減
衰され、プリント媒体の端部に基づいて媒体押さえ板の
表面に発生する段差部に対しては、その乗り上げ時の衝
撃が弱められ、キャリッジの走行精度を良好に保つこと
ができる。
【0065】また、摺動板が媒体押さえ板の表面形状に
追従して回動するため、摺動板の片当たり現象がなく、
摺動板の片摩耗を抑制することができる。
【0066】さらに、キャリッジに対する摺動板の位置
を変更できるようにした場合には、ヘッドギャップの微
調整を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプリント装置の外観を表す斜視図であ
る。
【図2】図1に示したプリント装置におけるキャリッジ
の走査軌跡を表す動作概念図である。
【図3】本発明に係る実施例としてのプリント装置にお
けるキャリッジの部分の断面図である。
【図4】図3に示したプリント装置の一実施例の外観を
表す斜視図である。
【図5】図3に示した本実施例に対応する従来のプリン
ト装置の主要部の概略構造を表す断面図である。
【図6】図5に示したプリント装置に厚いプリント媒体
を供給した状態における断面図である。
【図7】図3に示したプリント装置に厚いプリント媒体
を供給した状態における断面図である。
【図8】本発明に係る他の実施例の一部を抽出した外観
の斜視図である。
【図9】図8に示した実施例における主要部の概略構造
を表す破断断面図である。
【図10】本発明に係るさらに別の実施例における主要
部の概略構造を表す断面図である。
【図11】本発明に係るさらに別の実施例における主要
部の概略構造を表す断面図である。
【図12】本発明に係る実施例としてのプリント装置に
おけるキャリッジの部分の斜視図である。
【図13】図12に示したプリント装置におけるキャリ
ッジの走査軌跡を表す動作概念図である。
【図14】図12に示したプリント装置におけるキャリ
ッジの走査軌跡を表す動作概念図であり、搬送ローラと
媒体押さえ板との間にプリント媒体が存在している場合
を示す。
【図15】本発明に係るさらに別の実施例におけるキャ
リッジの外観を表す正面図である。
【図16】本発明に係るさらに別の実施例におけるキャ
リッジのさらに別な実施例の外観を表す正面図である。
【図17】本発明に係るさらに別の実施例の外観を表す
正面図である。
【符号の説明】
11 筺体 12 ゴムローラ部 13 搬送ローラ 13a 軸部 13b 円盤部 14 プリント用紙 15 ゴムローラ部 16, 17 排紙ローラ 18 拍車 19 掛け止め部 20 係止部 21 紙押さえ板 22 押さえローラ 23 切り欠き部 24 リブ 25 ねじりコイルばね 26 軸部 27 案内軸 28 プリントヘッド 29 キャリッジ 30 ブラケット部 31 円弧面 32 斜面 33 後壁部 34 調整板 35 ピン 36 斜面 37 円弧面 40 延伸部 41 穴 43 係止部 44 摺動案内部 45 摺動板 46 折り曲げ部 47 支点部 48 段差部 49 支点部 50 係止凹部 51 リング固定ねじ 52 偏心リング 53 偏心ピン 54 小径部 55 揺動レバー 56a 揺動レバーの中心 57 リブ 58 揺動軸 59 摺動板 59a 摺動板の中央部

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント媒体を支持するプリント媒体支
    持部材と、 このプリント媒体支持部材との対向方向に変位可能に設
    けられて前記プリント媒体を当該プリント媒体支持部材
    に押し付けるべく該プリント媒体支持部材側に付勢され
    たプリント媒体押さえ部材と、 前記プリント媒体支持部材と前記プリント媒体押さえ部
    材との間に保持された前記プリント媒体の幅方向に走査
    移動すると共に前記プリント媒体支持部材との対向方向
    に変位可能に設けられて一端部を前記プリント媒体支持
    部材と反対側の前記プリント媒体押さえ部材の表面に押
    し付けるべく前記プリント媒体押さえ部材側に付勢され
    たキャリッジと、 前記キャリッジの前記一端部に設けられて前記プリント
    媒体押さえ部材の前記表面に摺動自在に当接すると共に
    前記一端部の前記走査移動の方向に関してその両端側が
    当該キャリッジに対し揺動自在となる摺動部とを具えた
    ことを特徴とするプリント装置。
  2. 【請求項2】 前記プリント媒体押さえ部材との対向方
    向に沿った前記摺動部の揺動支点の位置を変更する支点
    位置調整手段をさらに具えたことを特徴とする請求項1
    に記載のプリント装置。
  3. 【請求項3】 前記摺動部は、前記走査移動の方向に沿
    った前記キャリッジの両端部に形成された一対の係止部
    と、これら一対の係止部に対して両端部が遊嵌状態で係
    止し得る摺動板と、この摺動板の中央部に突設されて前
    記キャリッジに当接する支点部とを有することを特徴と
    する請求項1に記載のプリント装置。
  4. 【請求項4】 前記摺動部は、前記走査移動の方向に沿
    った前記キャリッジの両端部に形成された一対の係止部
    と、これら一対の係止部に対して両端部が遊嵌状態で係
    止し得る摺動板と、前記キャリッジの前記一端部に突設
    されて前記摺動板の中央部に当接する支点部とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリント装置。
  5. 【請求項5】 前記支点位置調整手段は、前記摺動板の
    中央部を支持する支持軸と、前記キャリッジに支持され
    る軸に偏心状態で装着されて外周面が前記キャリッジに
    当接すると共に任意の回動位置に固定可能な偏心軸とを
    有することを特徴とする請求項2に記載のプリント装
    置。
  6. 【請求項6】 前記支点位置調整手段は、前記キャリッ
    ジに取り付けられる支持軸と、この支持軸に偏心状態で
    装着されて外周面が前記摺動板の中央部に当接すると共
    に任意の回動位置に固定可能な偏心軸とを有することを
    特徴とする請求項4に記載のプリント装置。
  7. 【請求項7】 前記プリント媒体押さえ部材の前記表面
    は、前記プリント媒体支持部材と略平行な中心軸線を持
    つ円弧面であり、前記摺動部は、前記中心軸線に対して
    略平行かつ前記プリント媒体支持部材による前記プリン
    ト媒体の搬送方向に対して傾斜した平面であることを特
    徴とする請求項1に記載のプリント装置。
  8. 【請求項8】 前記プリント媒体押さえ部材の先端部に
    回転自在に取り付けられて前記プリント媒体に転接し得
    る押さえローラをさらに具えたことを特徴とする請求項
    7に記載のプリント装置。
  9. 【請求項9】 前記押さえローラは、前記プリント媒体
    押さえ部材の前記表面の前記中心軸線と同軸をなすこと
    を特徴とする請求項8に記載のプリント装置。
  10. 【請求項10】 前記プリント媒体押さえ部材の前記表
    面は、前記プリント媒体支持部材と平行な軸線に対して
    略平行かつ前記プリント媒体のプリント面に対して傾斜
    した平面であり、前記摺動部は、前記プリント媒体支持
    部材と略平行な中心軸線を持つ円弧面であることを特徴
    とする請求項1に記載のプリント装置。
  11. 【請求項11】 前記プリント媒体押さえ部材の先端部
    に回転自在に取り付けられて前記プリント媒体に転接し
    得る押さえローラをさらに具えたことを特徴とする請求
    項10に記載のプリント装置。
  12. 【請求項12】 前記プリント媒体押さえ部材は、前記
    プリント媒体の搬送方向に沿って変位可能であることを
    特徴とする請求項7から請求項11の何れかに記載のプ
    リント装置。
  13. 【請求項13】 前記キャリッジは、前記プリント媒体
    支持部材としての搬送ローラの回転軸と平行な円形断面
    の案内軸に対して回転自在かつこの案内軸に沿って摺動
    自在に支持されていることを特徴とする請求項1から請
    求項12の何れかに記載のプリント装置。
  14. 【請求項14】 前記案内軸は、前記プリント媒体押さ
    え部材の上方に設けられ、前記キャリッジはその自重に
    よって前記摺動部を前記プリント媒体押さえ部材の前記
    表面に当接させていることを特徴とする請求項1から請
    求項13の何れかに記載のプリント装置。
  15. 【請求項15】 前記キャリッジは、前記プリント媒体
    のプリント面に向けてインクを吐出するインクジェット
    ヘッドを搭載するものであることを特徴とする請求項1
    から請求項6の何れかに記載のプリント装置。
  16. 【請求項16】 前記インクジェットヘッドは、インク
    を吐出するために利用されるエネルギとしての熱エネル
    ギを発生する電気熱変換素子を有することを特徴とする
    請求項15に記載のプリント装置。
  17. 【請求項17】 前記インクジェットヘッドは、インク
    を吐出するために利用されるエネルギを発生する電気機
    械変換素子を有することを特徴とする請求項15に記載
    のプリント装置。
  18. 【請求項18】 前記プリント媒体押さえ部材の前記表
    面は、凸曲面であり、前記摺動部は、前記プリント媒体
    支持部材と平行な軸線に対して略平行かつ前記プリント
    媒体支持部材による前記プリント媒体の搬送方向に対し
    て傾斜した平面であることを特徴とする請求項1に記載
    のプリント装置。
  19. 【請求項19】 前記プリント媒体押さえ部材の先端部
    に回転自在に取り付けられて前記プリント媒体に転接し
    得る押さえローラをさらに具えたことを特徴とする請求
    項18に記載のプリント装置。
  20. 【請求項20】 前記プリント媒体押さえ部材の前記表
    面は、前記プリント媒体支持部材と平行な軸線に対して
    略平行かつ前記プリント媒体のプリント面に対して傾斜
    した平面であり、前記摺動部は、凸曲面であることを特
    徴とする請求項1に記載のプリント装置。
  21. 【請求項21】 前記プリント媒体押さえ部材の先端部
    に回転自在に取り付けられて前記プリント媒体に転接し
    得る押さえローラをさらに具えたことを特徴とする請求
    項20に記載のプリント装置。
  22. 【請求項22】 プリントヘッドを往復移動させるため
    のキャリッジと、 前記キャリッジを摺動支持する摺動支持部を有して前記
    キャリッジの移動を案内するキャリッジ支持部材と、 前記キャリッジに配され、前記キャリッジの移動方向に
    垂直な面内で前記摺動部表面に沿って揺動可能な揺動部
    とを具えたことを特徴とするプリント装置。
  23. 【請求項23】 前記揺動部は、当該揺動部の揺動中心
    を変更する揺動中心調整機構を有することを特徴とする
    請求項22に記載のプリント装置。
  24. 【請求項24】 前記プリントヘッドは、インク吐出口
    からインクを吐出するインクジェットヘッドであること
    を特徴とする請求項22または請求項23に記載のプリ
    ント装置。
  25. 【請求項25】 前記プリントヘッドは、インクを吐出
    するためのエネルギーを発生させる電気熱変換体を有す
    ることを特徴とする請求項24に記載のプリント装置。
  26. 【請求項26】 前記プリントヘッドは、インクを吐出
    するためのエネルギーを発生させる電気機械変換体を備
    えることを特徴とする請求項24に記載のプリント装
    置。
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