JPH0427571A - インクジェット・プリンタ - Google Patents

インクジェット・プリンタ

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Publication number
JPH0427571A
JPH0427571A JP17891490A JP17891490A JPH0427571A JP H0427571 A JPH0427571 A JP H0427571A JP 17891490 A JP17891490 A JP 17891490A JP 17891490 A JP17891490 A JP 17891490A JP H0427571 A JPH0427571 A JP H0427571A
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JP
Japan
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recording
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Application number
JP17891490A
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English (en)
Inventor
Yujiro Kitade
雄二郎 北出
Tadao Hashimoto
忠雄 橋本
Kosuke Sasaki
佐々木 光祐
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0427571A publication Critical patent/JPH0427571A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、とくに記録紙が印字箇所近傍でプラテンか
ら浮き上がるのを抑制し、この浮き上がりに起因する印
字品質の低下ないし記録ヘッドのノズル詰まりを防止す
るようにしたインクジェット・プリンタに関する。
【従来の技術】
一従来例について、その斜視図である第9図を参照しな
がら説明する。同図において、記録ヘッド1を搭載する
キャリッジ2が2個の案内レール3によって直進可能に
案内され、ヘルド4で代表される駆動部によって走行駆
動される。平面状のプラテン25が、U字状枠29の底
板と平行に設置される。記録ヘッド1のインク噴射方向
は下向きで、図示してないノズルがプラテン25の表面
に近接対向している。プラテン25の表面上を記録紙9
が、互いに対向接触して回転される各ローラ軸27.2
8によって向う側から記録ヘッド1の方へ送り込まれ、
要部の側面図である第10図に示すように、互いに対向
接触して回転されるローラ軸30.歯形ローラ軸31に
よって記録ヘッド1から左側へ送り出され、トレイ32
に収納される。 第11図は別の従来例の斜視図である。第11図におい
て、記録ヘッド1を搭載したキャリッジ2は、2個の案
内レール3によって直進走行可能に案内され、ヘルド4
で代表される駆動部によって駆動される。なお、案内レ
ール3と、ヘルド4で代表される駆動部とは、U字状フ
レーム39の左右の各側板間に設けられる。記録ヘッド
lのインク噴射方向は水平で、図示してないノズルが円
筒状プラテン35の手前側表面に近接対向している。−
点鎖線表示の記録紙9は、要部の側面図である第12図
に示すように、時計方向に回転するプラテン35と、こ
れに接触するローラ軸40.歯形ローラ軸41とによっ
て、その下側の右側から左方向に送り込まれ、上側の右
方向に送り出され、トレイ42に収納される。
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したような従来の技術では、なんらかの原因で
記録紙が印字箇所近傍でプラテンから浮き上がることが
起こりうる。たとえば、−従来例で言えば、第10図に
おいて、記録ヘッド1から送り方向と逆側に位置する各
ローラ軸27.28の組による送り量よりも、同じくそ
の送り方向側の各ローラ軸30,31の組による送り量
の方が滑りなどのため少ないと、その間の記録紙9は弛
み、その分が浮き上がることになる。また、別の従来例
で言えば、第12図において、円筒状プラテン35と、
各ローラ軸40,41 との各送り量に、前記と同じよ
うな差があると、同様に記録紙9の浮き上がりを生じる
。 このような印字箇所近傍での記録紙の浮き上がりは、記
録紙表面と記録ヘッドのノズル開口部との接触をもたら
し、この接触によってインクの適正な噴射が阻害されて
印字品質が低下したり、接触による擦れで分離された記
録紙の繊維や、表面に付着していた塵埃などがノズル内
に浸入して詰まりを起こしたりする。これらのことは、
インクジェット・プリンタの品質と信頼性にとって重大
な問題である。 この発明の課題は、従来の技術がもつ以上の問題点を解
消し、記録紙が印字箇所近傍でプラテンから浮き上がる
のを抑制し、この浮き上がりに起因する印字品質の低下
ないし記録ヘッドのノズル詰まりを防止するようにした
インクジェット・プリンタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、第1の発明に係るインクジ
ェット・プリンタは、 記録紙が、記録ヘッドのインク噴射用ノズル開口部と、
案内面との近接対向箇所を送られるように、この近接対
向箇所より前記送りと逆方向側の所定箇所で間欠的に送
り駆動され、この送り以外の時期に前記記録ヘッドが走
行して前記記録紙に印字するプリンタにおいて、 前記のノズル開口部と案内面との近接対向箇所の前記送
り駆動箇所寄りの近傍箇所で前記案内面に近接対向して
設けられ、この近接対向箇所を前記記録紙が送られるガ
イド面と; 前記記録ヘッド側に設けられ、前記のノズル開口部と案
内面との近接対向箇所の前記記録紙の送り方向側の近傍
を、前記記録紙が送られないときで少なくとも前記記録
ヘッドの走行、印字時に押圧し、この押圧状態において
前記記録ヘッドの走行とともに前記記録紙の表面を転動
し、平歯車状凹凸の外周面をもつ押圧、隔離可能なロー
ラと;を備える。 第2の発明に係るインクジェット・プリンタは、記録紙
が、記録ヘッドのインク噴射用ノズル開口部と、案内面
との近接対向箇所を送られるように、この近接対向箇所
より前記送りと逆方向側の所定箇所で間欠的に送り駆動
され、この送り以外の時期に前記記録ヘッドが走行して
前記記録紙に印字するプリンタにおいて、 前記のノズル開口部と案内面との近接対向箇所の前記送
り駆動箇所寄りの近傍で前記案内面に近接対向して設け
られ、この近接対向箇所を前記記録紙が送られるガイド
板と; 前記記録ヘッド側に設けられ、前記ガイド板を少なくと
も前記記録ヘッドの走行、印字時に押圧し、この押圧状
態において前記記録ヘッドの走行とともに前記ガイド板
の表面を転動する押圧、隔離可能なローラと;を備える
。 第3の発明に係るインクジェット・プリンタは、記録紙
が、記録ヘッドのインク噴射用ノズル開口部と、案内面
との近接対向箇所を送られるように、この近接対向箇所
より前記送りと逆方向側の所定箇所で送り駆動されるプ
リンタにおいて、前記記録ヘッドが載置される走行台を
直進1回動が各々可能に案内する1個の案内レールと;
前記走行台側に固定され、この走行台に作用する回転付
勢によって、前記送り駆動箇所寄りの前記近接対向箇所
近傍で前記記録紙の表面と当接し、かつこの表面上を前
記走行台の走行とともに円滑に移動可能な押圧走行部材
と;を備える。 第4の発明に係るインクジェット・プリンタは、記録紙
が、記録ヘッドのインク噴射用ノズル開口部と、案内面
との近接対向箇所を送られるように、この近接対向箇所
より前記送りと逆方向側の所定箇所で送り駆動されるプ
リンタにおいて、前記記録ヘッドが載置される走行台を
直進1回動が各々可能に案内する1個の案内レールと;
前記送り駆動箇所寄りの前記近接対向箇所近傍で前記記
録紙の表面と当接可能なガイド板と;前記走行台側に固
定され、この走行台に作用する回転付勢によって、前記
送り駆動箇所寄りの前記近接対向箇所近傍で前記ガイド
板の前記記録紙とは逆側の表面と当接し、かつこの表面
上を前記走行台の走行とともに円滑に移動可能な押圧走
行部材と;を備える。 第5の発明に係るインクジェット・プリンタは、第4発
明に係るプリンタにおいて、 ガイド板は、記録紙表面との間に板バネを介在させ、こ
の板バネによる前記記録紙表面に対する押圧力が紙幅方
向の各箇所について均一になる。
【作用】
第1の発明に係るインクジェット・プリンタでは、記録
紙は、印字箇所の送り方向側の近傍箇所で、平歯車状凹
凸の外周面をもつローラによって、記録紙が送られない
ときで少なくとも記録ヘッドの走行、印字時に押圧、転
動され、印字箇所の送りと逆方向側の近傍箇所で、ガイ
ド面によって案内面と直角方向の動きが制限される。 第2の発明に係るインクジェット・プリンタでは、記録
紙は、印字箇所の送りと逆方向側の近傍箇所で、円筒状
外周面をもつローラによってガイド板を介して、少なく
とも記録ヘッドの走行、印字時に押圧、転動される。 第3の発明に係るインクジェット・プリンタでは、走行
台は、1個の案内レールと、押圧走行部材と記録紙との
当接とによって、走行方向と直角な面内での姿勢法めが
され、また、押圧走行部材と記録紙との当接によって記
録紙は、送り駆動箇所寄りの近接対向箇所(印字箇所)
近傍位置で押圧されるから、印字されたインクが擦られ
ることなく、しかも近接対向箇所での浮き上がりが阻止
される。 第4の発明に係るインクジェット・プリンタでは、押圧
走行部材と記録紙との間にガイド板が介在するから、こ
のガイド板によって、記録紙の近接対向箇所(印字箇所
)での浮き上がりは、第3発明によるよりもさらに確実
に阻止される。 第5の発明に係るインクジェット・プリンタでは、板バ
ネによって、その記録紙表面に対する押圧力、つまり送
りに対する摩擦抵抗力が紙幅方向の各箇所について均一
になるから、記録紙の送りが斜めに偏ることなく正規方
向をとる。
【実施例】
第1の発明に係るインクジェット・プリンタの実施例(
以下、第1実施例という)について、以下に図面を参照
しながら説明する。 第1図はこの第1実施例の斜視図、第2図は同しくその
要部の側面図である。これらの図において、この第1実
施例が既に述べた第5図の従来例と異なる点は、キャリ
ッジ2の下部前方に設けられる、フレーム5等からなる
押圧ローラ機構と、印字箇所の後方近傍箇所にガイド板
11(第2図参照)とを備えることである。なお、従来
例におけるのと同じ部材には同じ符号を付けである。 第2図において、フレーム5はキャリッジ2の下部前方
に固着されたL字状の部材で、その垂直部分の右側面に
ソレノイド7を、同じくその水平部分の先端部に固着さ
れ、紙面と直角な軸5aを介して回動可能なL字状のレ
バー6を備える。8は平歯車状凹凸の外周面をもつロー
ラで、レバー6の右先端部に回動可能に取り付けられる
。レバー6は、記録ヘンド1との間に張設されるバネ6
aによって、時計方向に付勢されるとともに、ソレノイ
ド7の吸引によって反時計方向に回動可能である。また
1工はガイド板で、記録ヘッドlとプラテン25との近
接対向箇所から記録紙送り方向と逆側の近傍箇所に、プ
ラテン25と近接対向して設けられる。 記録紙9は、プラテン25の上を案内され、各ローラ軸
27.28の組によって左方向に間欠的に送られるが、
ガイド板11によって常に垂直方向の動きが制限され、
ローラ8によって記録紙送りがなされないときに押圧さ
れる。つまり、記録紙送りのないときソレノイド7がオ
ンされ、レバー6はバネ6aの付勢に抗して反時計方向
に回動されて、先端部に設けたローラ8の外周面を記録
紙9の表面に押圧させる。なおローラ8は、その軸線が
記録紙9の送り方向とほぼ一致しているから、記録ヘッ
ド1の走行とともに記録紙9の表面を転動し、しかも外
周面の平歯車状凹凸によって記録紙9の印字箇所と部分
的にしか接触しない。したがって、ローラ8は印字箇所
を擦って印字の品質低下をもたらすおそれがほとんどな
い。 以上のようなガイド板11による動きの制限と、ローラ
8による押圧とは、印字箇所近傍の前後でおこなわれる
から、記録ヘンド1の走行、印字のときに印字箇所での
記録紙9の浮き上がりを確実に阻止することができる。 なお、−船釣にローラ8による押圧は、記録紙送りのな
いときで少なくとも記録ヘッド1が走行、印字されると
きであればよい。記録紙送りのときには、ソレノイド7
のオフによってローラ8は記録紙9から隔離され、送り
を妨げることがない。 記録ヘッド1が走行、印字するとき、印字箇所での記録
紙9の浮き上がりが確実に阻止されることによって、記
録ヘッド1のノズル開口部(第2図の下面)と記録紙9
とが接触することがなく、その結果、接触に起因する印
字品質の低下ないしノズル詰まりが防止される。 第2発明に係るインクジェット・プリンタの実施例(以
下、第2実施例という)について、以下に図面を参照し
ながら説明する。 第3図はこの第2実施例の要部の側面図、第4図は同じ
くその正面図である。これらの図において、この第2実
施例が既に述べた第1図、第2図の第1実施例と異なる
点は、記録紙9の浮き上がりを押さえる箇所が紙送り方
向と逆側の印字箇所近傍であること、および浮き上がり
押さえが円筒状ローラの、ガイド板を介しての押圧によ
ることである。なお、第1実施例におけるのと同じ部材
には同じ符号を付けである。 第4図において、記録ヘッド1の左右の各側面に、基台
14を介してベース15が取り付けられ、このベース1
5に、その下端部に設けた、紙面に直角な軸16を介し
てアーム17が回動可能に取り付けられる。アーム17
の先端部に、円筒状ローラ18が紙送り方向と一致する
軸線のまわりに回転可能に設けられ、かつアーム17は
、ローラ18を常に記録紙9に押し付ける方向にバネ1
9によって付勢される。 つまり、バネ19はベース15とアーム17との間に挿
着される捩りばねで、その各端部によってベース15、
アーム17を互いに開く方向に付勢する。 ローラ18は、ガイド板11の上面を押圧する形で記録
ヘッド1とともに転動、走行し、常に記録紙9を軽く押
さえて、第3図に示すように印字箇所の紙送り方向と逆
側近傍の2箇所で記録紙9の浮き上がりを防止する。こ
の記録紙9の浮き上がり防止の効果は、既に述べた第1
実施例におけるのと同様である。もちろん、ガイド板1
1による軽い押圧は記録紙9の印字前の表面であるから
、印字部分が擦れて品質低下を招くことはない。 ところで、ローラ18は、記録ヘッド1の左右いずれか
一方の側面に1個だけ設けてもよく、または左右の側面
に合計で3個以上設けることもできる。またローラ18
は、第2実施例におけるように常にガイド板11を押圧
する代わりに、第1実施例におけると同様に押圧、隔離
可能な構成にして少なくとも走行、印字時だけ押圧する
ようにしてもよい。以上の変形のいずれをとるかは設計
上の問題である。 また、第1.第2の各実施例では、プラテンの形式は平
面状の場合であったが、第7図、第8図のような円筒状
の場合であっても、第1.第2の各実施例におけるのと
同様な構成にして同様な動作、効果を発揮させることが
できる。 第3の発明に係るインクジェット・プリンタの実施例(
以下、第3実施例という)について、その要部の側面図
である第5図を参照しながら説明する。第5図において
、キャリッジ21は、1個の案内レール3によって、走
行と回動とがそれぞれ可能に支持される。このキャリッ
ジ21の下面に記録ヘッド1が、図示してないノズルを
下向きにして取り付けられる。このキャリッジ21には
、また枠22が取り付けられ、この枠22の下端部にロ
ーラ23が、その軸線を記録紙送りの方向に一致させて
設けられる。このローラ23は、第3発明における押圧
走行部材に相当する。また、9は記録紙、25はプラテ
ン、27.28は各々ローラ軸で、第1実施例における
のと同じ部材である。 キャリッジ21は、その自重と、ここには図示してない
駆動用ベルト(第1図のベルト4)の張力の下向きの分
力とによって、案内レール3のまわりに反時計方向の回
転付勢を受ける。この回転付勢によって、ローラ23は
、その外周面でプラテン25上の記録紙9を、記録ヘッ
ド1のノズル開口部との対向箇所の送りと逆方向側近傍
で押圧して、記録紙9の浮き上がりを押さえながら転動
することができる。この記録紙9の浮き上がり防止のた
めには、ローラ23は1個であるより、2個ないしそれ
以上の個数の方が有利である。 第6図は第4の発明に係るインクジェット・プリンタの
一実施例(以下、第4実施例という)の要部の側面図で
ある。この第4実施例が第3実施例と異なる点は、枠2
2の下端部に取り付けられるローラ26と、記録紙9と
の間にガイド板24が介在することである。なお、ガイ
ド板24は、軸24aのまわりに回転可能で、記録紙9
の案内、挿入を容易にする。この第4実施例では、ガイ
ド板24によって広い範囲で押圧するから、たとえロー
ラ26が1個であっても、記録紙9の浮き上がり防止が
さらに確実になる。 第7図は第4の発明に係るインクジェット・プリンタの
別の実施例(以下、第5実施例という)の要部の側面図
である。この第5実施例が第4実施例と異なる点は、枠
22およびローラ26の代わりに、構造のより簡単な押
圧走行具33がキャリ・ンジ21に取り付けられること
である。すなわち、押圧走行具33はプラスチック材料
で作られ、滑らかな下端面をもち、その下端面でキャリ
ッジ21の走行とともにガイド板24の表面を押圧しな
がら摺動することができる。この押圧摺動によって、第
4実施例におけるのと同様に記録紙9の浮き上がり防止
は確実である。 前記の第4実施例(第6図参照)または第5実施例(第
7図参照)では、ガイド板24は、比較的剛性をもたせ
であるが、それでもローラ26または押圧走行具33の
位置する箇所で部分的にわずかに下方に凸に湾曲変形す
る。この湾曲変形によって、記録紙が押圧され、ひいて
は記録紙送りに対する摩擦抵抗が生じる。しかも摩擦抵
抗の作用する箇所が、ローラ26または押圧走行具33
の走行位置によって変化する。したがって、各ローラ軸
27,28による駆動力によって、ローラ26または押
圧走行具33が中央に位置するときを除いて一般には記
録紙の送りが斜めに偏ることになり、正規の送りが阻害
される。 第8図は第5の発明に係るインクジェット・プリンタの
実施例(以下、第6実施例という)の要部の側面図であ
る。この第6実施例が第4実施例(第5実施例について
も同様)と異なるのは、ガイド板24の下面に、板バネ
34が取り付けられ、この板バネ34の先端部が記録紙
表面に押圧接触することである。 ガイド板24の下面に取り付けられた、記録紙の幅方向
を長手方向とする板バネ34によって、その丸められた
先端部を介しての記録紙表面に対する押圧力、つまり記
録紙送りに対する摩擦抵抗力が紙幅方向の各箇所につい
て均一になる。言いかえれば、ガイド板24にローラ2
6(第5実施例では押圧走行具33)による部分的変形
が生じても、この部分的変形は板バネ34によって吸収
、平準化される。したがって、記録紙の送りが斜めに偏
るおそれがなくなり、正規方向をとるようになる。・
【発明の効果】
したがって、第1.第2の各発明によれば、従来の技術
に比べ、記録紙が印字箇所近傍で案内面から部分的に浮
き上がるのが確実に押さえられて、記録紙表面と記録ヘ
ッドのノズル開口部との接触が起こらないから、接触に
起因する印字品質の低下ないしノズル詰まりが防止でき
てインクジェット・プリンタの品質と信頼性の向上が図
れる、というすぐれた効果がある。 第3.第4の各発明によれば、第1.第2の各発明によ
るのと同じ効果が、より簡単な構造と、より少ない部品
数で実現できる。言いかえれば、信顛性向上とコスト低
減とが図れる。 第5の発明によれば、第1ないし第4の各発明による効
果の外に、比較的簡単な構造によって記録紙の送りが斜
めに偏ることおそれがなく、正規方向をとる、しかも既
設のプリンタがその一部品の交換によって簡単に改善さ
れる、というすくれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明に係る実施例の斜視図、第2図はこの
実施例の要部の側面図、 第3図は第2発明に係る実施例の要部の側面図、第4図
は同じくその正面図、 第5図は第3発明に係る実施例の要部の側面図、第6図
は第4発明に係る一実施例の要部の側面図、第7図は同
じくその別の実施例の要部の側面図、第8図は第5発明
に係る実施例の要部の側面図、第9図は一従来例の斜視
図、 第10図は同じくその要部の側面図、 第11図は別の従来例の斜視図、 第12図は同じくその要部の側面図である。 符号説明 1:記録ヘッド、2:キャリッジ、 3:案内レール、5:フレーム、6:レバー7:ソレノ
イド、8:ローラ、9:記録紙、11ニガイド板、14
:基台、15:ベース、17:アーム、18:ローラ、
22:枠、23.26  :ローラ、25ニブラテン、
27.28 :ローラ軸、33:押圧走行具、34:板
バネ。 不 肥 売 図 不 図 箒 コ 第 図 jと 荀10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)記録紙が、記録ヘッドのインク噴射用ノズル開口部
    と、案内面との近接対向箇所を送られるように、この近
    接対向箇所より前記送りと逆方向側の所定箇所で間欠的
    に送り駆動され、この送り以外の時期に前記記録ヘッド
    が走行して前記記録紙に印字するプリンタにおいて、前
    記のノズル開口部と案内面との近接対向箇所の前記送り
    駆動箇所寄りの近傍で前記案内面に近接対向して設けら
    れ、この近接対向箇所を前記記録紙が送られるガイド面
    と;前記記録ヘッド側に設けられ、前記のノズル開口部
    と案内面との近接対向箇所の前記記録紙の送り方向側の
    近傍を、前記記録紙が送られないときで少なくとも前記
    記録ヘッドの走行、印字時に押圧し、この押圧状態にお
    いて前記記録ヘッドの走行とともに前記記録紙の表面を
    転動し、平歯車状凹凸の外周面をもつ押圧、隔離可能な
    ローラと;を備えることを特徴とするインクジェット・
    プリンタ。 2)記録紙が、記録ヘッドのインク噴射用ノズル開口部
    と、案内面との近接対向箇所を送られるように、この近
    接対向箇所より前記送りと逆方向側の所定箇所で間欠的
    に送り駆動され、この送り以外の時期に前記記録ヘッド
    が走行して前記記録紙に印字するプリンタにおいて、前
    記のノズル開口部と案内面との近接対向箇所の前記送り
    駆動箇所寄りの近傍で前記案内面に近接対向して設けら
    れ、この近接対向箇所を前記記録紙が送られるガイド板
    と;前記記録ヘッド側に設けられ、前記ガイド板を少な
    くとも前記記録ヘッドの走行、印字時に押圧し、この押
    圧状態において前記記録ヘッドの走行とともに前記ガイ
    ド板の表面を転動する押圧、隔離可能なローラと;を備
    えることを特徴とするインクジェット・プリンタ。 3)記録紙が、記録ヘッドのインク噴射用ノズル開口部
    と、案内面との近接対向箇所を送られるように、この近
    接対向箇所より前記送りと逆方向側の所定箇所で送り駆
    動されるプリンタにおいて、前記記録ヘッドが載置され
    る走行台を直進、回動がそれぞれ可能に案内する1個の
    案内レールと;前記走行台側に固定され、この走行台に
    作用する回転付勢によって、前記送り駆動箇所寄りの前
    記近接対向箇所近傍で前記記録紙の表面と当接し、かつ
    この表面上を前記走行台の走行とともに円滑に移動可能
    な押圧走行部材と;を備えることを特徴とするインクジ
    ェット・プリンタ。 4)記録紙が、記録ヘッドのインク噴射用ノズル開口部
    と、案内面との近接対向箇所を送られるように、この近
    接対向箇所より前記送りと逆方向側の所定箇所で送り駆
    動されるプリンタにおいて、前記記録ヘッドが載置され
    る走行台を直進、回動がそれぞれ可能に案内する1個の
    案内レールと;前記送り駆動箇所寄りの前記近接対向箇
    所近傍で前記記録紙の表面と当接可能なガイド板と;前
    記走行台側に固定され、この走行台に作用する回転付勢
    によって、前記送り駆動箇所寄りの前記近接対向箇所近
    傍で前記ガイド板の前記記録紙とは逆側の表面と当接し
    、この表面上を前記走行台の走行とともに円滑に移動可
    能な押圧走行部材と;を備えることを特徴とするインク
    ジェット・プリンタ。 5)特許請求の範囲第4項記載のプリンタにおいて、ガ
    イド板は、記録紙表面との間に板バネを介在させ、この
    板バネによる前記記録紙表面に対する押圧力が紙幅方向
    の各箇所について均一になるように構成したことを特徴
    とするインクジェット・プリンタ。
JP17891490A 1989-09-22 1990-07-06 インクジェット・プリンタ Pending JPH0427571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17891490A JPH0427571A (ja) 1989-09-22 1990-07-06 インクジェット・プリンタ

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JP24758789 1989-09-22
JP1-247587 1989-09-22
JP2-89427 1990-04-04
JP17891490A JPH0427571A (ja) 1989-09-22 1990-07-06 インクジェット・プリンタ

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JPH0427571A true JPH0427571A (ja) 1992-01-30

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