JP2608476B2 - シリアルインパクトプリンタ - Google Patents

シリアルインパクトプリンタ

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JP2608476B2
JP2608476B2 JP1221691A JP22169189A JP2608476B2 JP 2608476 B2 JP2608476 B2 JP 2608476B2 JP 1221691 A JP1221691 A JP 1221691A JP 22169189 A JP22169189 A JP 22169189A JP 2608476 B2 JP2608476 B2 JP 2608476B2
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和弘 角口
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プラテンロールのような回転体を持つシリアルインパ
クトプリンタの回転体支持用軸受係止構造に関し、 装置作動時に軸受が位置ずれを起こさないようにする
ことを目的とし、 回転体と、フレームと、前記フレームに装着されて前
記回転体を回転自在に支持する軸受とを持つ装置におい
て、前記軸受と前記フレームの間に、該フレームに対し
隙間の発生がないように該軸受をがた寄せして係止する
複数の係止部を設けて成り、前記各係止部のうち少なく
とも1つのがた寄せ方向が、前記回転体にかかる荷重方
向と一致または近接している構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明はプラテンロールのような回転体を持つシリア
ルインパクトプリンタの回転体支持用軸受係止構造に関
するものである。
近年、プラテンロール等の軸受は、樹脂成形で簡単に取
り外し可能なものが多く見られる。このような軸受を用
いて回転体をフレームに取り付けるときに、フレームと
軸受の間に取り付けがたがあると、印字力等により不要
な振動を生み、印字品質の劣化を招く恐れがある。従っ
て、適切ながた取り対策が必要になる。
〔従来の技術〕
このがた取り対策として使用されている従来の各種軸
受係止構造を説明するに先立って、まず本構造が適用さ
れるシリアルインパクトプリンタの構造,作用を第2図
により説明する。
第2図はシリアルインパクトプリンタの構造概要説明
図(第2図(a)は平面図、第2図(b)は側面図)
で、図中、1はプラテンロール(回転体)、2は印字ヘ
ッドである。
プラテンロール1は、両端部が軸受3,4を介しサイド
フレーム(フレーム)5L,5Rに支持され、図示しない駆
動系により駆動ギア6を介し駆動されて回転するように
なっている。
印字ヘッド2はキャリア7に搭載され、キャリア7
は、サイドフレーム5L,5R間に設けられたガイド部材8,
9に案内されて第2図(a)の左右方向に移動可能であ
る。このキャリア7の移動時に、印字ヘッド2はキャリ
ア7とともにプラテンロール1に沿って移動する。
また、10はフィードローラ、11は媒体ガイドで、フィ
ードローラ10は、スプリング12に賦勢されるアーム13の
先端に支持されてプラテンロール1に下方で圧接してい
る。
このプリンタにおける媒体(記録紙)の吸入、及び該
媒体に対する印字は次のように行われる。
媒体は、第2図(b)に矢印で示すようにプラテンロ
ール1と媒体ガイド11の間に進入し、プラテンロール1
とフィードローラ10の間に達すると、第2図(b)の時
計方向に回転するプラテンロール1とこれに圧接するフ
ィードローラ10とにより引き続き搬送される。媒体の先
端が印字部(プラテンロール1と印字ヘッド2の対向
部)を所定量通過すると、プラテンロール1は停止し、
媒体は印字開始位置に位置決めされる。この状態から印
字が開始されるが、印字は、キャリア7を印字ヘッド2
とともに移動させ、所定時期に印字ヘッド2を所定のパ
ターンで作動させることにより行われる。なお、図示を
省略したが、印字ヘッド2と媒体の間にはインクリボン
が配置されており、ヘッド作動時に突出する印字ワイヤ
は、このインクリボンを媒体を介しプラテンローラに押
し付けて印字が行われる。媒体の改行,排出は、プラテ
ンロール1の回転により行われる。
このような構造のプリンタにおいて、サイドフレーム
5L,5Rと軸受3,4の間に取り付けがたがあると、前述の
ように印字力等により不要な振動を生み、印字品質の劣
化を招く恐れがあり、そのため第3図及び第4図に示す
各種のがた取り対策(軸受係止構造)が施されている。
これらの構成,作用は次の通りである。
第3図は従来の軸受係止構造説明図(第3図(a)は
側面図、第3図(b)は斜視図)で、図中、21はフレー
ム(第2図(a)のサイドフレーム5L,5Rに相当)、22
は軸受(第2図(a)の軸受3,4に相当)、23は係止部
である。フレーム21には、軸受装着用の穴24と軸受支持
用の穴25とが連続形成されている。軸受22は、プラテン
ロール等の回転体を支持する軸受本体26に操作レバー27
を一体に設けて成る。係止部23は、軸受本体26に突設さ
れた突起28と、フレーム21に突設された突出部29とより
成る。突起28は、軸受本体26のフレーム21に支持される
部分の外側に設けられ、軸受22の装着時に突出部29と係
合する。軸受22は、第3図(a)に鎖線で示すように切
り欠かれた対向面30,30を穴24に嵌合させて挿入され、
軸受本体26の外周が穴25に接したところで実線の位置ま
で90°回転させて装着されるが、この回転は操作レバー
27を操作して行う。この回転の終期に、突起28が突出部
29と係合し、軸受22は、第3図(a)に矢印で示す右方
に押圧され、穴25の右側の部分に係止して装着が完了す
る。
また、第4図は従来の他の軸受係止構造説明図(第4
図(a)は側面図、第4図(b)は正面図)で、図中、
31はフレーム、32は軸受、33は係止部である。フレーム
31には、軸受装着用の穴34と軸受支持用の穴35とが連続
形成されている。軸受32は、プラテンロール等の回転体
を支持する軸受本体36に操作レバー37を一体に設けて成
る。係止部33は、軸受本体36に突設された腕状の突起38
と、フレーム31に突設された突出部39とより成る。軸受
32は、第4図(a)に鎖線で示すように切り欠かれた対
向面40,40を穴34に嵌合させて挿入され、軸受本体36の
外周が穴35に接したところで実線の位置まで90°回転さ
せて装着されるが、この回転は操作レバー37を操作して
行う。この回転の終期に、突起38が突出部39と係合し、
軸受32は、第4図(b)に矢印で示す下方に押圧され穴
35に対し下方向に係止して装着が完了する。
〔本発明が解決しようとする課題〕
しかし、これらの従来構造では次の問題が発生してい
る。
第3図の軸受係止構造の場合は、第5図(b)に矢印
で示すフィードローラの押し付け力によってプラテンロ
ールが押し上げられた状態で固定される。印字時には、
プラテンロールの回転と第5図(a)に矢印で示す印字
力とにより、軸受の取り付け初期時の位置と印字後の位
置でずれが発生する。
また、第4図の軸受係止構造の場合も、プラテンロー
ルの回転力と印字力とにより、軸受の取り付け位置のず
れが発生する。
本発明は、装置作動時に軸受が位置ずれを起こさない
ようにすることのできる軸受係止構造を提供することを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明では、回転体と、
フレームと、前記フレームに装着されて前記回転体を回
転自在に支持する軸受とを持つシリアルインパクトプリ
ンタにおいて、前記軸受と前記フレームとの間に、該フ
レームに対し隙間の発生がないように該軸受をがた寄せ
して係止する複数の係止部を設けて成り、前記各係止部
のうち少なくとも1つのがた寄せ方向は、前記回転体に
かかる荷重方向と一致または近接している構成とする。
〔作用〕
複数の係止部によりがた寄せされており、しかも少な
くとも1つの係止部のがた寄せ方向は印字力等の荷重の
方向と一致または近接しているため、装置作動時におけ
る軸受取り付け位置のずれが発生しなくなる。
〔実施例〕
以下、第1図に関連して本発明の実施例を説明する。
第1図は本例の軸受係止構造説明図(第1図(a)は
側面図、第1図(b)は第1図(a)の要部を示す斜視
図)で、図中、41はフレーム、42は軸受、43Aは第1の
係止部、43Bは第2の係止部である。
フレーム41には、軸受装着用の穴44と、軸受支持用の
穴45とが連続形成されている。
軸受42は、プラテンロール等の回転体53を支持する軸
受本体46に操作レバー47を一体に設けて成る。
第1の係止部43Aは、従来の係止部23と同方式のもの
で、軸受本体46に突設さた突起48と、フレーム41に突設
された突出部49とより成る。
第2の係止部43Bは、従来の係止部33と同方式のもの
で、軸受本体46に突設された腕状の突起50と、フレーム
41に突設された突出部51とより成る。
軸受42は、第1図(a)に鎖線で示すように対向面52
を穴44に嵌合させて挿入され、軸受本体46の外周が穴45
に接したところで実線の位置まで90°回転させて装着さ
れるが、この回転は操作レバー47を操作して行う。この
回転の終期に、突起48が突出部49に係合するとともに、
突起50が突出部51に係合して装着が完了する。これらの
係合時に、軸受42は、突起48と突出部49との係合により
第1図(a)の右方にがた寄せして係止されるととも
に、突起50と突出部51の係合により第1図(a)の下方
にがた寄せして係止される。前者の第1の係止部43Aに
よる係止は、印字力による軸受の位置ずれを防ぎ、後者
の第2の係止部43Bによる係止は、フィードローラの押
し付け力による軸受の位置ずれを防ぐ。また、これらの
2つの係止部43A,43Bにより、プラテンロールの回転力
による軸受の位置ずれも防止される。
従って、プラテンロールの回転は円滑になり、印字品
質は向上する。尚、軸受に存在する複数の係止部は、形
状がそれぞれ異なる必要がなく、同じ方式のものを用い
てもかまわない。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、シリアルインパ
クトプリンタの作動時における軸受の位置ずれを防止す
ることができ、印字品質を向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明の実施例の軸受係止構造
説明図、 第2図(a),(b)はシリアルインパクトプリンタの
構造概要説明図、 第3図(a),(b)は従来の軸受係止構造説明図、 第4図(a),(b)は従来の他の軸受係止構造説明
図、 第5図(a),(b)は軸受に作用する荷重方向説明図
で、 図中、 41はフレーム、42は軸受、43Aは第1の係止部、43Bは第
2の係止部、53は回転体である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体(53)と、 フレーム(41)と、 前記フレーム(41)に装着されて前記回転体(53)を回
    転自在に支持する軸受(42)とを持つシリアルインパク
    トプリンタにおいて、 前記軸受(42)と前記フレーム(41)との間に、該フレ
    ーム(41)に対し隙間の発生がないように該軸受(42)
    をがた寄せして係止する複数の係止部(43A,43B)を設
    けて成り、 前記各係止部(43A,43B)のうち少なくとも1つのがた
    寄せ方向が、前記回転体(53)にかかる荷重方向と一致
    または近接している軸受係止構造を有することを特徴と
    するシリアルインパクトプリンタ。
JP1221691A 1989-08-30 1989-08-30 シリアルインパクトプリンタ Expired - Lifetime JP2608476B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6159921U (ja) * 1984-09-25 1986-04-22

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JPH0389023A (ja) 1991-04-15

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