JP5447540B2 - 演奏教習装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、演奏教習装置及びそのプログラムに関する。
従来、楽器の演奏練習を行った際に、演奏者にアドバイス情報を表示する技術が提案されている。例えば、特許文献1では、不適な演奏操作の種別を判別し(例えば、鍵盤楽器の演奏であれば押鍵ミスあるいはタイミングミス)、判別した種別ごとに不適な演奏操作の回数をカウントして、カウントした種別ごとの不適な演奏操作の回数に応じた演奏操作の評価をアドバイス情報として表示している。
特許第3266934号公報
特許文献1は基本的に、演奏結果に基づいて予め定められたアドバイス情報を表示するものであり、演奏結果を演奏者に認識させることには十分である。しかしながら、それ以降の演奏をよりよいものに導くようなアドバイス情報を表示することが可能であるかは疑問である。
例えば、演奏者のモチベーションが高い場合、あるいは演奏技術レベルが高い場合に、演奏結果をつきつけてその改善を促すようなアドバイスを行うことは、その後の演奏練習に良い影響を与える可能性が高いが、モチベーションが低下している場合、あるいは演奏技術レベルが低い場合は、逆効果を招く恐れがある。
このように、より効果的なアドバイスを演奏者に与えるためには、演奏者のモチベーションの変動や演奏技術レベルを考慮することが必要であるが、従来の方式では全く考慮がされていなかった。
そこで本発明は、演奏者のモチベーションの変動や演奏技術レベルの変動に応じてアドバイスを変化させることでより効果的なアドバイスを表示できる演奏教習装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の演奏教習装置は、
演奏者による演奏操作子の操作によって供給される楽曲のノートデータを順次受信する受信手段と、
この受信手段により所定時間経過毎に受信されたノートデータに基づいて演奏操作回数を算出する算出手段と、
前記算出手段により演奏操作回数が算出される毎に、当該算出された演奏操作回数を、複数の練習形態のいずれかひとつと対応付けて所定の記憶手段に記憶させる演奏操作回数記憶手段と、
同一の前記練習形態ごとに、前記記憶手段に最新に記憶された演奏操作回数と、当該最新の演奏操作回数より以前に前記記憶手段に記憶された演奏操作回数とに基づいて、前記演奏者のモチベーション変動及び演奏技術レベル変動を評価する評価手段と、
前記練習形態ごとに、前記評価したモチベーション変動及び前記演奏技術レベル変動に基づいてアドバイスを生成するアドバイス生成手段と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様のプログラムは、
演奏評価装置に搭載されるコンピュータに、
演奏者による演奏操作子の操作によって供給される楽曲のノートデータを順次受信する受信ステップと、
この所定時間経過毎に受信されたノートデータに基づいて演奏操作回数を算出する算出ステップと、
前記演奏操作回数が算出される毎に、当該算出された演奏操作回数を、複数の練習形態のいずれかひとつと対応付けて所定の記憶手段に記憶させる演奏操作回数記憶ステップと、
同一の前記練習形態ごとに、前記記憶手段に最新に記憶された演奏操作回数と、当該最新の演奏操作回数より以前に前記記憶手段に記憶された演奏操作回数とに基づいて、前記演奏者のモチベーション変動及び演奏技術レベル変動を評価する評価ステップと、
前記練習形態ごとに、前記評価したモチベーション変動及び前記演奏技術レベル変動に基づいてアドバイスを生成するアドバイス生成ステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、演奏者のモチベーションの変動や演奏技術レベルの変動に応じてアドバイスを変化させることでより効果的なアドバイスを表示できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る演奏教習装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る演奏データテーブルの構造を示す図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る押鍵回数データテーブルの構造を示す図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る強化学習エージェントデータの構造を示す図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るルール価値データの構造を示す図である。 図6は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行されるメインフローを示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行される演奏データ判定スレッド処理を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行されるアドバイススレッド処理を示すフローチャートである。 図9は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行される練習状態判定処理を示すフローチャートである。 図10は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行されるモチベーション変動評価処理を示すフローチャートである。 図11は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行される演奏技術レベル変動評価処理を示すフローチャートである。 図12は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行される変数更新処理を示すフローチャートである。 図13は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行される最大Qアクション処理を示すフローチャートである。 図14は、本発明の実施形態にかかる価値関数テーブルvalueの一例を示す図である。 図15は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行されるアドバイス処理を示すフローチャートである。 図16は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において選択されるアドバイスの例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る演奏教習装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。
演奏教習装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入力部15と、表示部16と、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)インターフェース17と、電子楽器18と、を備えている。
CPU11は、演奏教習装置1の全体を制御し、ROM12に記憶されているプログラム、又は、ROM12からRAM13に読み出されたプログラムに従って各種の処理を実行する。
ROM12は、CPU11の実行する各種処理の処理プログラムを格納する。また、RAM13は、ROM12から読み出されたプログラム等を格納する。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。また、バス14には、入力部15、表示部16及びMIDIインターフェース17が接続されている。
入力部15は、例えばボタン等により構成されており、ユーザからの操作指示に応じて各種情報の入力を受け付ける。
表示部16は、CPU11の制御に従って各種設定情報や演奏動作に係る情報等を表示する。
MIDIインターフェース17は、電子楽器18と接続されている。MIDIインターフェース17は、電子楽器18に対して模範演奏等に係るデータを送信する。
電子楽器18は、演奏者の演奏操作により発生する音高データをMIDIインターフェース17に送信する。
図2は、本発明の一実施形態に係る演奏データテーブルの構造を示す図である。
演奏データテーブルは、RAM13に記憶されており、演奏データ1〜nまでのn個の演奏データから構成されている。各演奏データは、ユーザID、曲ID、演奏開始小節番号、演奏終了小節番号、演奏パート、及び演奏時刻から構成されている。
ユーザIDは、電子楽器18を演奏するユーザを識別するための文字列である。曲IDは、電子楽器18において演奏される曲を識別するための文字列である。演奏開始小節番号は、曲IDで指定された楽曲の楽譜において演奏者により演奏が開始された小節番号である。演奏終了小節番号は、曲IDで指定された楽曲の楽譜において演奏者により演奏が終了された小節番号である。演奏パートは、演奏開始小節番号から演奏終了小節番号までにおける演奏形態を示す値であり、すなわち、右手パート、左手パート、両手パート、片手と両手の混在パートを識別する値である。記録時刻は、演奏データを演奏データテーブルに記録した時刻のことである。
図3は、本発明の一実施形態に係る押鍵回数データテーブルの構造を示す図である。
押鍵回数データテーブルは、RAM13に記憶されており、押鍵回数データ1〜nまでのn個の押鍵回数データから構成されている。各押鍵回数データは、ユーザID、曲ID、単位時間当たりの押鍵回数、練習状態、記録時刻、及び演奏時刻から構成されている。
ユーザIDは、電子楽器18を演奏するユーザを識別するための文字列である。曲IDは、電子楽器18において演奏される曲を識別するための文字列である。単位時間当たりの押鍵回数は、所定の単位時間における演奏によって電子楽器18が発生させた音高データの数である。練習状態は、所定の単位時間における演奏者の練習状態を示す値であり、すなわち、片手部分練習、片手両手混在部分練習、両手部分練習、片手全体練習、片手両手混在全体練習、両手全体練習、の6種類の練習状態を識別する値である。記録時刻は、ノートデータをノートデータテーブルに記録した時刻のことである。
図4は、本発明の一実施形態に係る強化学習エージェントデータの構造を示す図である。
強化学習エージェントデータは、上記6種類の練習状態ごとに定められており、各強化学習エージェントデータは、motivation(モチベーション変動度)、improvement(演奏技術変動度)、action(行動識別変数)、prevMotivation(前回のモチベーション変動度)、prevImprovement(前回の演奏技術変動度)、prevAction(前回の行動識別変数)、achievN(行動数)、note(単位時間当たりの押鍵回数)、cost(曲の難易度)、alpha(学習率)、gamma(割引率)、useful(有用性係数)、value[motivation][improvement][action](ルール価値)、を有している。
図5は、本発明の一実施形態に係るルール価値データの構造を示す図である。
ルール価値データは、図4のvalue[motivation][improvement][action](ルール価値)の詳細なデータ構造であり、モチベーション状態と演奏技術状態との組合せごとにアドバイス1〜n(nはアドバイス数)が対応付けられており、さらにアドバイスごとに価値が対応付けられている。
後述するように、本実施形態では、モチベーション状態(モチベーション状態変数)の数は3つ「0(低い)、1(不変)、2(高い)」、また、演奏技術状態(演奏技術状態変数)の数は3つ「0(低い)、1(不変)、2(高い)」であり、これらの組合せは9つとなる。
図6は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行されるメインフローを示すフローチャートである。
ステップ1では、CPU11は、押鍵回数カウント開始時刻をレジスタに保存する。ステップ2では、CPU11は、ノート入力を受け付ける。具体的には、演奏により電子楽器18が発生させた音高データをMIDIインターフェース17を介して受信する。
ステップS3では、CPU11は、ノート入力バッファにノートデータを入力し、押鍵回数をカウントする。具体的には、ノートデータは、どの鍵盤に対応する音高を区別するデータである。また、CPU11は、押鍵回数のカウントにおいては、ノート入力バッファにノートデータを入力するたびに、押鍵回数カウント変数に押鍵回数を加算する。
ステップS4では、CPU11は、パート練習が開始されたか否かを判断する。この判断がYESの場合、CPU11は、処理をステップS5に移し、NOの場合、処理をステップS6に移す。具体的には、ノート入力バッファの初期化後に最初のノート入力があったかを判断する。
ステップS5では、CPU11は、パート演奏開始フラグをONにする。このパート演奏開始フラグは、RAM13に設けられている。また、CPU11は、パート演奏開始フラグをONにするとともに、演奏開始時刻をレジスタに保存する。
ステップS6では、CPU11は、所定の単位時間が経過したか否かを判断する。この判断がYESの場合、ステップS7に処理を移し、NOの場合、ステップS11に処理を移す。
ステップS7では、CPU11は、押鍵回数カウント終了時刻をレジスタに保存する。
ステップS8では、CPU11は、押鍵回数カウントコピー及び初期化を行う。具体的には、CPU11は、押鍵回数カウント変数に格納された押鍵回数をRAM13の所定の領域にコピーして、押鍵回数カウント変数を初期化する。ステップS8の処理が終了すると、CPU11は、ステップS9及びS10に処理を移す。
ステップS9では、CPU11は、後述するアドバイススレッド処理を行う。
ステップS10では、CPU11は、練習終了か否かを判断する。例えば、所定時間(例えば、2分間等)新たなノート入力が無い場合に練習終了と判断する。この判断がYESの場合、CPU11は、ステップS15に処理を移し、NOの場合、ステップS1に処理を移す。
ステップS11では、CPU11は、パート演奏が終了したか否かを判断する。具体的には、CPU11は、電子楽器18からMIDIインターフェース17を介して音高データを所定時間(例えば、5秒間)受信しない場合に、パート演奏が終了したと判断する。この判断がYESの場合、処理をステップS12に移し、NOの場合、処理をステップS2に移す。
ステップS12では、CPU11は、パート演奏開始フラグをOFFにする。
ステップS13では、CPU11は、ノート入力バッファコピーと初期化を行う。具体的には、ノート入力バッファに記憶されたノートデータをRAM13の所定の領域にコピーして、ノート入力バッファを初期化する。ステップS13の処理が終了すると、CPU11は、ステップS14及びS2に処理を移す。
ステップS14では、CPU11は、後述する演奏データ判定スレッド処理を行う。
ステップS15では、CPU11は、変数をRAM13に保存し、メインフローを終了する。
図7は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行される演奏データ判定スレッド処理を示すフローチャートである。
ステップS21では、CPU11は、演奏データ判定処理を行う。具体的には、CPU11は、図6のステップ13にてRAM13に記憶されたノートデータが、楽曲のどの部分に相当するかを判断する。すなわち、楽曲全体のノートデータと比較して、当該記憶されたノートデータの楽曲における演奏開始小節及び演奏終了小節を判断する。また、当該演奏開始小節から当該演奏終了小節までの演奏パートを判別する。すなわち、演奏パートが右手パート、左手パート、両手パート、片手と両手の混在パートのいずれであるかを判別する。
ステップS22では、CPU11は、演奏データの保存を行う。具体的には、CPU11は、演奏データとして、ユーザID、曲ID、演奏開始小節、演奏終了小節、演奏パート、及び記録時間を、演奏データテーブルに記憶する。記憶方法としては、演奏データテーブルの末尾に追加する。例えば、演奏データテーブルに、演奏データ1〜演奏データmのm個の演奏データが記憶されている場合には、演奏データmの次の記憶領域に記憶する。
図8は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行されるアドバイススレッド処理を示すフローチャートである。
ステップS31では、CPU11は、後述する練習状態判定処理を行い、ステップS32では、練習状態に対応する強化学習エージェントを選択する。具体的には、RAM13に記憶された強化学習エージェントデータ(図4参照)から、図9のステップS59で更新された練習状態変数に対応する強化学習エージェントデータを選択する。
ステップS33では、CPU11は、後述するモチベーション変動評価処理を行い、ステップS34では、後述する演奏技術変動評価処理を行い、ステップS35では、後述する変数更新処理を行い、ステップS36では、後述するアドバイス処理を行う。
図9は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行される練習状態判定処理を示すフローチャートである。
ステップS41では、CPU11は、演奏データから、開始時刻<記録時刻<終了時刻のデータをセレクトする。具体的には、CPU11は、演奏データテーブルに記憶された複数の演奏データの記録時刻が、押鍵回数カウント開始時刻より後でかつ押鍵回数カウント終了時刻より前である演奏データを選択する。ここで、押鍵回数カウント開始時刻及び押鍵回数カウント終了時刻は、それぞれ、図6のステップS1、S7においてレジスタに記憶されている。よって、演奏データの選択の際には、レジスタから読み出す。
ステップS42では、CPU11は、カーソルを先頭の演奏データへ合わせる。具体的には、CPU11は、ステップS41で選択した演奏データのうち先頭の演奏データを後述するステップS44及びS45の処理対象とする。
ステップS43では、CPU11は、最後の演奏データの処理後であるか否かを判断する。すなわち、ステップS41で選択した演奏データのうち最後尾の演奏データの処理後であるか否かを判断する。この判断がYESの場合、CPU11は、処理をステップS47に移し、NOの場合、処理をステップS44に移す。
ステップS44では、CPU11は、配列1に練習した小節の番号を格納する。例えば、処理対象の演奏データに記憶されている演奏開始小節番号から演奏終了小節番号までの全ての番号を格納する。例えば、演奏開始小節番号が「1」で演奏終了小節番号が「4」の場合、「1,2,3,4」が配列1に格納される。配列1は、RAM13の所定領域に記憶されている。
ステップS45では、CPU11は、配列2に練習した小節の番号に対する演奏パートを格納する。具体的には、処理対象の演奏データに記憶されている演奏パートを格納する。上述したように、演奏パートには、右手パート、左手パート、両手パート、片手両手混在パートがあり、例えば、右手パート、左手パート、両手パート、片手両手混在パートそれぞれの識別文字列として「1」、「2」、「3」、「4」が使用される。今回処理対象となった演奏データの演奏パートが片手両手混在パートの場合、「4」が配列2に格納される。
ステップS46では、CPU11は、カーソルを次の演奏データへ移動させる。具体的には、CPU11は、ステップS44及びS45の処理対象の演奏データを今回処理した演奏データの次に演奏データテーブルに格納されている演奏データとする。
ステップS47では、CPU11は、配列1から連続性を評価する。具体的には、CPU11は、配列1に格納されている小節番号を取り出して、昇順に並べて連続性を判定する。ここで、連続性とは、楽曲の練習が部分練習か全体練習を判断するための概念であり、例えば、連続して演奏した小節数が所定の閾値以上となった場合に連続性があるとする。実例を挙げると、配列1に格納されている小節番号が「1,2,3,4,1,2,3,4,1,2,3,4」の場合(単位時間に1〜4小節を3回練習した場合)、昇順では「1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,4」となる。よって、連続性は、1から2へ上がるときに+1され、2から3へ上がるときに+1され、3から4へ上がるときに+1され、合計3となる。この連続性の値を所定の閾値(例えば、楽曲の最大小節数又は楽曲の最大小節数8割の小節数など)と比較することで、全体練習か部分練習かを判断する。
ステップS48では、CPU11は、配列2から単位時間における演奏状態を判定する。具体的には、CPU11は、配列2に格納されている演奏パート識別番号を取り出して演奏状態を判定する。例えば、配列2に格納されている演奏パート識別番号が「3,3,3」の場合(単位時間に両手パートを3回練習した場合)、演奏状態は両手と判定される、また、配列2に格納されている演奏パート識別番号が「1,2,3」の場合(単位時間に右手パート、左手パート、両手パートをそれぞれ1回ずつ練習した場合)、演奏状態は片手両手混在と判定される。
ステップS49では、CPU11は、連続性があるか否かを判断する。具体的には、CPU11は、ステップS47において全体練習と評価された場合、連続性ありと判断し、部分練習と評価された場合、連続性なしと判断する。CPU11は、連続性ありの場合、処理をステップS54に移し、連続性なしの場合、処理をステップS50に移す。
ステップS50では、CPU11は、演奏状態の判別を行う。具体的には、ステップS48で判定された演奏状態を判別する。例えば、CPU11は、演奏状態が片手の場合、処理をステップS51に移し、演奏状態が片手両手混在の場合、処理をステップS52に移し、演奏状態が両手の場合、処理をステップS53に移す。
ステップS51では、CPU11は、練習状態変数を「片手部分練習」とする。ステップS52では、CPU11は、練習状態変数を「片手両手混在部分練習」とする。ステップS53では、CPU11は、練習状態変数を「両手部分練習」とする。
ステップS54では、CPU11は、演奏状態の判別を行う。具体的には、ステップS48で判定された演奏状態を判別する。例えば、CPU11は、演奏状態が片手の場合、処理をステップS55に移し、演奏状態が片手両手混在の場合、処理をステップS56に移し、演奏状態が両手の場合、処理をステップS57に移す。
ステップS55では、CPU11は、練習状態変数を「片手全体練習」とする。ステップS56では、CPU11は、練習状態変数を「片手両手混在全体練習」とする。ステップS57では、CPU11は、練習状態変数を「両手全体練習」とする。
ステップS58では、CPU11は、押鍵回数データの保存を行う。具体的には、CPU11は、押鍵回数データとして、ユーザID、曲ID、単位時間当たりの押鍵回数、練習状態、及び記録時間を、押鍵回数データテーブルに記憶する。ここで、単位時間当たりの押鍵回数は、図6のステップS8でRAM13の所定の領域にコピーされた押鍵回数である。また、練習状態は、ステップS51、S52、S53、S55、S56、S57のいずれかで決定された練習状態変数である。記憶方法としては、押鍵回数データテーブルの末尾に追加する。例えば、ノートデータテーブルに、押鍵回数データ1〜押鍵回数データmのm個の押鍵回数データが記憶されている場合には、押鍵回数データmの次の記憶領域に記憶する。
ステップS59では、CPU11は、練習状態変数の更新を行う。具体的には、RAM13の所定領域に格納された練習状態変数に、ステップS51、S52、S53、S55、S56、S57のいずれかで決定された練習状態変数を代入する。
図10は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行されるモチベーション変動評価処理を示すフローチャートである。
ステップS61では、CPU11は、押鍵回数データから入力の練習状態変数に該当する直近のデータを引き出す。具体的には、CPU11は、図9のステップS59で更新された練習状態変数をキーとして、押鍵回数データテーブルを検索し、最新の押鍵回数データが記憶された以前に記憶された押鍵回数データから当該練習状態変数に対応する直近の押鍵回数データを引き出す。
ステップS62では、CPU11は、最新の押鍵回数データと、ステップS61で引き出した直近の押鍵回数データとを比較する。
ステップS63では、CPU11は、最新の押鍵回数データにおける押鍵回数と直近の押鍵回数データにおける押鍵回数とがほぼ同じであるか否かを判断する。ここで、ほぼ同じとは、例えば、押鍵回数の誤差が5つ以内である場合とする。ステップS63の処理がYESの場合、ステップS64に処理を移し、NOの場合、ステップS65に処理を移す。
ステップS65では、CPU11は、最新の押鍵回数データにおける押鍵回数が直近の押鍵回数データにおける押鍵回数よりも少ないか否かを判断する。ステップS65の処理がYESの場合、ステップS66に処理を移し、NOの場合、ステップS67に処理を移す。
ステップS64では、CPU11は、モチベーション状態変数に1(不変)を代入し、ステップS66では、モチベーション状態変数に0(低い)を代入し、ステップS67では、モチベーション状態変数に2(高い)を代入する。
図11は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行される演奏技術変動評価処理を示すフローチャートである。
ステップS71では、CPU11は、該当する練習状態変数における押鍵回数データの平均値と標準偏差を計算する。具体的には、CPU11は、図9のステップS59で更新された練習状態変数をキーとして、押鍵回数データテーブルを検索し、最新の押鍵回数データが記憶された以前に記憶された押鍵回数データから当該練習状態変数に対応する全ての押鍵回数データを引き出す。そして、この全ての押鍵回数データの平均値と標準偏差を計算する。
ステップS72では、CPU11は、最新の押鍵回数データの偏差値を算出する。
ステップS73では、CPU11は、最新の押鍵回数データの偏差値が基準値とほぼ同じか否かを判断する。基準値とは、ステップS71で算出した押鍵回数データの平均値と標準偏差とに基づいて算出される値である。この判断がYESの場合、CPU11は、処理をステップS74に移し、NOの場合、処理をステップS75に移す。
ステップS75では、CPU11は、最新の押鍵回数データにおける偏差値が基準値より低いか否かを判断する。ステップS75の処理がYESの場合、ステップS76に処理を移し、NOの場合、ステップS77に処理を移す。
ステップS74では、CPU11は、演奏技術状態変数に1(不変)を代入し、ステップS76では、演奏技術状態変数に1(低い)を代入し、ステップS77では、演奏技術状態変数に2(高い)を代入する。
図12は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行される変数更新処理を示すフローチャートである。
強化学習の一種であるQ学習では、『現在のルールに従って行動を行い、それにより得られた報酬から価値関数を作成すると共に、現在の価値関数から最適なルールを作成する』ことが知られている。
変数更新処理では、このようなQ学習理論を適用しており、具体的には現在のアドバイスに従って演奏入力(行動)を行った結果から価値関数テーブルvalueの状態変数を更新すると共に、更新した状態変数に応じて価値関数テーブルvalueから最も効果的なアドバイスを取得する。
以下、こうした変数更新処理の動作について図12を参照して説明する。
ステップS81では、CPU11は、モチベーション状態変数motivation及び演奏技術状態変数improvementで指定される状態において、アクション番号検索ポインタiを歩進させながら、価値関数テーブルvalue[motivation][improvement][i]から最も効果的(最大Qアクション価値maxQ)なアドバイス種別actionを探し出す最大Qアクション処理を実行する。
次いで、ステップS82では、CPU11は、モチベーション状態変数motivation及び演奏技術状態変数improvementで指定される現在の状態におけるアドバイス種別actionの最新の行動の価値afterQを、価値関数テーブルvalue[motivation][improvement][action]から取得する。続いて、ステップS83では、CPU11は、モチベーション状態変数prevmotivation及び演奏技術状態変数previmprovementで指定される前回状態における前アドバイス種別prevActionの前回価値vを、価値関数テーブルvalue[prevmotivation][previmprovement][prevAction]から取得する。
次に、ステップS84では、CPU11は、次式(1)に従って現在価値afterQに応じて前回の状態及び前回価値vを更新する。
value[prevmotivation][previmprovement][prevAction]←v+alpha×(gamma×afterQ−v+reward×useful)…(1)
なお、上記(1)式において、alphaは学習率、gammaは割引率、rewardは報酬(達成度achieveValue)、usefulは有用性係数である。
そして、ステップS85では、CPU11は、最新の状態と行動をレジスタに記憶する。
図13は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行される最大Qアクション処理を示すフローチャートである。
ステップS91では、CPU11は、アクション番号検索ポインタiをゼロクリアし、最大Qアクション価値maxQ及びアクション種別indexをそれぞれ「−1」とする。
ステップS92では、CPU11は、全てのアクションについて検索し終えたかどうかを判断する。検索し終えていなければ、判断結果は「NO」になり、ステップS93に進み、モチベーション状態変数motivation及び演奏技術状態変数improvementで指定される状態において、アクション番号検索ポインタiに応じたアドバイス価値qを、価値関数テーブルvalue[motivation][improvement][i]から取得する。
ここで、図14を参照して、モチベーション状態変数motivation及び演奏技術状態変数improvementで指定される状態において、アクション番号検索ポインタiに応じたアドバイス価値q(i価値)を価値関数テーブルvalueから取得する処理について説明する。例えばモチベーション状態変数motivationが「1」、技術状態変数improvementが「1」の場合、価値関数テーブルvalue[1][1][action]には、図14に図示する一例のように、複数のアクション(アドバイス)とそれらに対応付けられたアドバイス価値q〜qが登録されており、上記ステップS93では、アクション番号検索ポインタiに応じたアドバイス価値qを価値関数テーブルvalue[motivation][improvement][i]から読み出すようになっている。
そして、次のステップS94では、CPU11は、価値関数テーブルvalue[motivation][improvement][i]から読み出したアドバイス価値q(i価値)が、最大Qアクション価値maxQ(最大値)より大きいか否かを判断する。最初のパスでは、上記ステップS91において最大Qアクション価値maxQは「−1」となっている為、判断結果は「NO」になり、ステップS95に進む。ステップS95では、CPU11は、アクション番号検索ポインタiをアクション種別indexに保持することでインデックス番号を更新し、アクション番号検索ポインタiに応じて、価値関数テーブルvalue[motivation][improvement][i]から読み出したアドバイス価値qを最大Qアクション価値maxQとして保存することで最大値を更新する。
次いで、ステップS96では、CPU11は、アクション番号検索ポインタiをインクリメントして歩進させた後、上述のステップS92に処理を戻す。以後、アクション番号検索ポインタiの歩進に応じて価値関数テーブルvalue[motivation][improvement][i]からアドバイス価値q(i価値)を読み出し、読み出したアドバイス価値qが最大Qアクション価値maxQ(最大値)を超えると、上記ステップS94の判断結果が「YES」になり、ステップS97に進む。
ステップS97〜ステップS100では、CPU11は、検索される最大Qアクション価値maxQ(最大値)が常に同じものとなる単調化を避ける為、ランダムに変化する要素を追加する。すなわち、ステップS97では、図9の練習状態判定処理において決定された練習状態変数が「両手部分練習」であるか否かを判断する。「両手部分練習」でないならば、判断結果は「NO」になり、上述したステップS96に処理を進め、アクション番号検索ポインタiを歩進させた後、前述のステップS92に処理を戻す。この場合、ランダムに変化する要素は追加されない。
一方、「両手部分練習」の場合には、上記ステップS97の判断結果が「YES」となり、ステップS98に進み、「0」又は「1」の乱数を発生させてレジスタrndにストアする。次いで、ステップS99では、CPU11は、レジスタrndの乱数値が「1」であるか否かを判断する。レジスタrndの乱数値が「0」ならば、判断結果は「NO」になり、上述したステップS96に進むが、レジスタrndの乱数値が「1」であると、判断結果は「YES」になり、ステップS100に進み、アドバイス種別indexに、アクション番号検索ポインタiをセットしてインデックス番号を更新して上述のステップS96に進む。これにより、ランダムに変化する要素が追加されることになる。
こうして、ランダムに変化する要素を加味しつつ、アクション番号検索ポインタiの歩進に応じて、価値関数テーブルvalue[motivation][improvement][i]から全てのアクション(アドバイスの種別)を検索し終えると、上述したステップS92の判断結果が「YES」になり、ステップS101に処理を進め、インデックス番号が「−1」である否かを判断する。「−1」ならばステップ102に処理を進め、乱数によりインデックス番号を取得して、最大Qアクション価値maxQ(最大値)を更新する。そして、ステップS103に処理を移す。ステップS101において、インデックス番号が「−1」でないならば、ステップS103に処理を進め、最大Qアクション価値maxQ(最大値)とインデックス番号をアドバイス種別actionにセットする。
図15は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において実行されるアドバイス処理を示すフローチャートである。
ステップS111では、CPU11は、「0」又は「1」の乱数値を発生させてレジスタrndにストアし、続くステップS112では、レジスタrndの乱数値が「1」であるか否かを判断する。レジスタrndの乱数値が「0」であると、判断結果は「NO」になり、ステップS113に進み、アドバイス種別の数の範囲で乱数を発生させ、発生させた乱数値をアドバイス種別actionにセットした後、後述のステップS115に進む。
一方、レジスタrndの乱数値が「1」であると、上記ステップS112の判断結果は「YES」になり、ステップS114に進む。ステップS114では、モチベーション状態変数motivation及び演奏技術状態変数improvementで指定される状態において、アクション番号検索ポインタiを歩進させながら、価値関数テーブルvalue[motivation][improvement][i]から最も効果的(最大Qアクション価値maxQ)なアドバイス種別actionを探し出す最大Qアクション処理(図13参照)を実行した後、ステップS115に進む。そして、ステップS115では、アドバイス種別actionで指定される種類のアドバイスを実行する。なお、ここで言うアドバイスの実行とは、例えばアドバイス種別actionで指定されるアドバイスの文言を画面表示したり音声合成したりしてユーザに報知することを指す。
ステップS116では、CPU11は、有用性入力を受け付ける。すなわち、アドバイスが有用であったか否かのユーザからの入力を入力部15を介して受け付ける。ステップS117では、有用性入力があったか否かを判断し、入力があった場合には、ステップS119に処理を移し、入力がなかった場合には、ステップS118に処理を移す。ステップS117では、CPU11は、有用性入力の結果が有用であったか否かを判断する。有用であった場合には、処理をステップS121に移し、有用でなかった場合には、処理をステップS120に移す。
ステップS118では、CPU11は、すなわち有用性入力がなかった場合には、有用性係数(useful)に1を代入し、ステップS120では、すなわち有用性が無いと入力された場合には、有用性係数(useful)に0以上1未満の値を代入し、ステップS121では、すなわち有用性が有ると入力された場合には、有用性係数(useful)に1より大きい値を代入する。これにより、アドバイスを受けたときのユーザの気持ちが価値に反映される。
図16は、本発明の実施形態にかかる演奏教習装置において選択されるアドバイスの例を示す図である。
本実施形態では、モチベーション状態変数は、0(低い)、1(不変)、2(高い)の3種類、演奏技術状態変数は、0(低い)、1(不変)、2(高い)の3種類であるので、図16に示すマトリクスとなり、例えば、モチベーション状態変数が0(低い)かつ演奏技術状態変数が0(低い)場合、効果のあったアドバイスとして「アドバイス1」が選択される。当該マトリクスは、練習状態変数ごとに対応している。
本実施形態の演奏教習装置1のCPU11は、楽音のノートの入力を受け付け、所定の単位時間の間に受け付けた押鍵回数を演奏者の練習状態変数(片手部分練習等)と対応付けて記憶し、同一の練習状態変数ごとに記憶した押鍵回数に基づいて、演奏者のモチベーション変動を評価し、同一の練習状態変数ごとに記憶した押鍵回数とに基づいて、演奏者の演奏技術レベル変動を評価し、練習状態変数ごとに、評価したモチベーション変動、及び評価した演奏技術レベル変動に基づいてアドバイスを生成する。
したがって、演奏者のモチベーションの変動や演奏技術レベルの変動に応じてアドバイスを変化させることができ、より効果的なアドバイスを提供できる。
本実施形態の演奏教習装置1のCPU11は、モチベーション状態変数、及び演奏技術状態変数に応じて、複数のアドバイス種別の中から最大価値のアドバイスを抽出する。
したがって、モチベーション状態変数、及び演奏技術状態変数に応じて、ユーザにとって一番価値の高いアドバイスを提供できる。
本実施形態の演奏教習装置1のCPU11は、モチベーション状態変数、演奏技術状態変数に応じて、Q学習理論に基づく価値関数テーブル(ルール価値データ)に登録される複数のアドバイス種別の中から最大価値を有する種別のアドバイスを抽出する。
したがって、アドバイスを行った後にユーザに表れた効果の価値を、アドバイス行ったときのモチベーション状態変数及び演奏技術状態変数と選択されたアドバイスの種類ごとに蓄積していくことができるので、次回以降のモチベーション状態変数及び演奏技術状態変数に応じて最適なアドバイスが選択される確率が高くなる。
本実施形態の演奏教習装置1は、アドバイスの有用性の入力を受け付ける入力部15を備え、CPU11は、入力された有用性に応じて、アドバイスの価値を変化させる。
したがって、有用か否かをユーザが入力することにより、アドバイスがうれしかったなど精神的な要素をアドバイスの価値に加えることができる。
また、本実施形態によれば、単位時間当たりの押鍵回数は、最新と直近との比較を行うことでモチベーションの変動を知るために使用でき、また、最新と過去の平均的な値との相対的な比較を行うことで総合的な技術の変動を知るために使用できる。
この強化学習では、アドバイスを行った後に使用者に表れた効果の価値を、アドバイスを行ったときの2種類の状態変数の状態と選択されたアドバイスの種類ごとに蓄積していくことができるので、次回以降の状態変数に応じて効果的なアドバイスが選択される確率が高くなる。その際、乱数によりランダムな要素を追加しアドバイスを行うことで局所的な最適解に陥るのを防止できる。
前記効果の価値として、単位時間当たりの押鍵回数を用いると、モチベーションの変動と演奏技術レベルの変動とを含んだ複合的な効果の測定となり、モチベーション変動変数の変化を用いると、モチベーションに与えた効果の測定となり、演奏技術レベル変動変数の変化を用いると、演奏技術レベルに与えた効果の測定となる。
価値の要素に単位時間当たりの押鍵回数などの実際に表れた結果以外に、アドバイスがうれしかったなど精神的な要素を加えたい場合には、有用か否かをユーザが入力することにより価値に反映することで実現できる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
演奏者による演奏操作子の操作によって供給される楽曲のノートデータを順次受信する受信手段と、
この受信手段により所定時間経過毎に受信されたノートデータに基づいて演奏操作回数を算出する算出手段と、
前記算出手段により演奏操作回数が算出される毎に、当該算出された演奏操作回数を、複数の練習形態のいずれかひとつと対応付けて所定の記憶手段に記憶させる演奏操作回数記憶手段と、
同一の前記練習形態ごとに、前記記憶手段に最新に記憶された演奏操作回数と、当該最新の演奏操作回数より以前に前記記憶手段に記憶された演奏操作回数とに基づいて、前記演奏者のモチベーション変動及び演奏技術レベル変動を評価する評価手段と、
前記練習形態ごとに、前記評価したモチベーション変動及び前記演奏技術レベル変動に基づいてアドバイスを生成するアドバイス生成手段と、
を備えることを特徴とする演奏教習装置。
[付記2]
前記アドバイス生成手段は、
前記評価手段が評価したモチベーション変動及び演奏技術レベル変動に応じて、複数のアドバイス種別の中から最大価値のアドバイスを抽出するアドバイス抽出手段
を備えることを特徴とする付記1に記載の演奏教習装置。
[付記3]
前記アドバイス抽出手段は、前記評価手段が評価したモチベーション変動及び演奏技術レベル変動に応じて、Q学習理論に基づく価値関数テーブルに登録される複数のアドバイス種別の中から最大価値を有する種別のアドバイスを抽出する
ことを特徴とする付記2に記載の演奏教習装置。
[付記4]
前記アドバイス抽出手段が抽出した前記アドバイスの有用性の入力を受け付ける有用性入力受付手段と、
前記有用性入力受付手段が受け付けた前記有用性に応じて、前記アドバイスの価値を変化させるアドバイス価値変更手段と、
をさらに備えることを特徴とする付記2又は3に記載の演奏教習装置。
[付記5]
前記評価手段は、同一の前記練習形態ごとに、前記演奏操作回数記憶手段が最新に記憶した前記演奏操作回数と、当該最新の演奏操作回数より以前でかつ直近に前記演奏操作回数記憶手段が記憶した前記演奏操作回数とに基づいて、演奏者のモチベーション変動を評価することを特徴とする付記1に記載の演奏教習装置。
[付記6]
前記評価手段は、
前記最新の演奏操作回数に対応付けられた練習形態と同一の練習形態に対応する演奏操作回数を前記演奏操作回数記憶手段から全て読み出し、当該読み出された演奏操作回数に基づいて標準偏差及び平均値を算出する標準偏差算出手段と、
前記最新の演奏操作回数に基づく偏差値を算出する偏差値算出手段と、
前記算出された標準偏差及び平均値に基づく基準値と、この算出された偏差値との関係を、前記演奏技術レベルの変動として評価する演奏技術レベル変動評価手段と、
を備えたことを特徴とする付記1に記載の演奏教習装置。
[付記7]
演奏評価装置に搭載されるコンピュータに、
演奏者による演奏操作子の操作によって供給される楽曲のノートデータを順次受信する受信ステップと、
この所定時間経過毎に受信されたノートデータに基づいて演奏操作回数を算出する算出ステップと、
前記演奏操作回数が算出される毎に、当該算出された演奏操作回数を、複数の練習形態のいずれかひとつと対応付けて所定の記憶手段に記憶させる演奏操作回数記憶ステップと、
同一の前記練習形態ごとに、前記記憶手段に最新に記憶された演奏操作回数と、当該最新の演奏操作回数より以前に前記記憶手段に記憶された演奏操作回数とに基づいて、前記演奏者のモチベーション変動及び演奏技術レベル変動を評価する評価ステップと、
前記練習形態ごとに、前記評価したモチベーション変動及び前記演奏技術レベル変動に基づいてアドバイスを生成するアドバイス生成ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
1・・・練習成績表示装置、10・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入力部、16・・・表示部、17・・・MIDIインターフェース、18・・・電子楽器

Claims (7)

  1. 演奏者による演奏操作子の操作によって供給される楽曲のノートデータを順次受信する受信手段と、
    この受信手段により所定時間経過毎に受信されたノートデータに基づいて演奏操作回数を算出する算出手段と、
    前記算出手段により演奏操作回数が算出される毎に、当該算出された演奏操作回数を、複数の練習形態のいずれかひとつと対応付けて所定の記憶手段に記憶させる演奏操作回数記憶手段と、
    同一の前記練習形態ごとに、前記記憶手段に最新に記憶された演奏操作回数と、当該最新の演奏操作回数より以前に前記記憶手段に記憶された演奏操作回数とに基づいて、前記演奏者のモチベーション変動及び演奏技術レベル変動を評価する評価手段と、
    前記練習形態ごとに、前記評価したモチベーション変動及び前記演奏技術レベル変動に基づいてアドバイスを生成するアドバイス生成手段と、
    を備えることを特徴とする演奏教習装置。
  2. 前記アドバイス生成手段は、
    前記評価手段が評価したモチベーション変動及び演奏技術レベル変動に応じて、複数のアドバイス種別の中から最大価値のアドバイスを抽出するアドバイス抽出手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の演奏教習装置。
  3. 前記アドバイス抽出手段は、前記評価手段が評価したモチベーション変動及び演奏技術レベル変動に応じて、Q学習理論に基づく価値関数テーブルに登録される複数のアドバイス種別の中から最大価値を有する種別のアドバイスを抽出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の演奏教習装置。
  4. 前記アドバイス抽出手段が抽出した前記アドバイスの有用性の入力を受け付ける有用性入力受付手段と、
    前記有用性入力受付手段が受け付けた前記有用性に応じて、前記アドバイスの価値を変化させるアドバイス価値変更手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の演奏教習装置。
  5. 前記評価手段は、同一の前記練習形態ごとに、前記演奏操作回数記憶手段が最新に記憶した前記演奏操作回数と、当該最新の演奏操作回数より以前でかつ直近に前記演奏操作回数記憶手段が記憶した前記演奏操作回数とに基づいて、演奏者のモチベーション変動を評価することを特徴とする請求項1に記載の演奏教習装置。
  6. 前記評価手段は、
    前記最新の演奏操作回数に対応付けられた練習形態と同一の練習形態に対応する演奏操作回数を前記演奏操作回数記憶手段から全て読み出し、当該読み出された演奏操作回数に基づいて標準偏差及び平均値を算出する標準偏差算出手段と、
    前記最新の演奏操作回数に基づく偏差値を算出する偏差値算出手段と、
    前記算出された標準偏差及び平均値に基づく基準値と、この算出された偏差値との関係を、前記演奏技術レベルの変動として評価する演奏技術レベル変動評価手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の演奏教習装置。
  7. 演奏評価装置に搭載されるコンピュータに、
    演奏者による演奏操作子の操作によって供給される楽曲のノートデータを順次受信する受信ステップと、
    この所定時間経過毎に受信されたノートデータに基づいて演奏操作回数を算出する算出ステップと、
    前記演奏操作回数が算出される毎に、当該算出された演奏操作回数を、複数の練習形態のいずれかひとつと対応付けて所定の記憶手段に記憶させる演奏操作回数記憶ステップと、
    同一の前記練習形態ごとに、前記記憶手段に最新に記憶された演奏操作回数と、当該最新の演奏操作回数より以前に前記記憶手段に記憶された演奏操作回数とに基づいて、前記演奏者のモチベーション変動及び演奏技術レベル変動を評価する評価ステップと、
    前記練習形態ごとに、前記評価したモチベーション変動及び前記演奏技術レベル変動に基づいてアドバイスを生成するアドバイス生成ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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