JP2003150029A - 学習支援メッセージ配信プログラム - Google Patents

学習支援メッセージ配信プログラム

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JP2003150029A
JP2003150029A JP2001343308A JP2001343308A JP2003150029A JP 2003150029 A JP2003150029 A JP 2003150029A JP 2001343308 A JP2001343308 A JP 2001343308A JP 2001343308 A JP2001343308 A JP 2001343308A JP 2003150029 A JP2003150029 A JP 2003150029A
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time
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area
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Pending
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JP2001343308A
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Kazuko Uchimura
数子 内村
Kinya Hayashi
欽也 林
Koichi Imamura
紘一 今村
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Original Assignee
PASUTERU LAB KK
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B7/00Electrically-operated teaching apparatus or devices working with questions and answers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 学習者の学習情報の分析、及び、その分析結
果に基づいた内容の支援メッセージを、学習者の支援者
に代行して作成して支援者装置へ配信することができる
学習支援メッセージ配信プログラムを提供すること。 【解決手段】 今回配信日時及び前回配信日時の学習進
捗レベルを読み出し(S51)、学習進捗状態レベル判
定テーブルを参照して学習進捗状態レベル値を決定する
(S52)。今回短期成績レベル及び前回短期成績レベ
ルを読み出し(S54)、テスト成績状態レベル判定テ
ーブルを参照して短期成績状態レベル値を決定する(S
55)。今回累積成績レベル及び前回累積成績レベルを
読み出し(S57)、テスト成績状態レベル判定テーブ
ルを参照して累積成績状態レベル値を決定し(S5
8)、支援メール編集送信処理を実行する(S59)。
この支援メール編集送信処理によって、各状態レベル値
に対応するアドバイス文案を書き込んだ支援メールが支
援者PCへ送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、学習者の学習状
況に応じた内容の支援メッセージを、学習者の支援者に
代行して作成して支援者装置へ配信することができる学
習支援メッセージ配信プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 学習者に教育サービスを提供する遠隔
学習システムは、ハイパーテキスト形式の情報であるホ
ームページに講義内容やテスト問題を掲載したものを蓄
積すると共に、インターネット網などのネットワーク通
信網を介して、学習者が使用する学習者パーソナルコン
ピュータ(以下「PC」と称す。)へ講義内容やテスト
問題が掲載されたホームページを送信する機能を備えて
いる。このような、遠隔学習システムによる教育サービ
スによれば、学習者は、自身の都合のよい時に、学習者
PCにより講義内容やテスト問題が掲載されたホームペ
ージを受信して学習できるので、学習時間の制約を受け
ることがない。
【0003】また、上記遠隔学習システムは、講義内容
やテスト問題を掲載したホームページを学習者PCとの
間で直接に送受信するので、かかる送受信の履歴データ
に基づいて、学習者の学習進捗やテスト成績などの学習
状況を管理することができる。また、遠隔学習システム
には、そのシステムの管理者(例えば、学習カリキュラ
ムを指導する講師)により使用される管理者PCを備え
ており、この管理者PC及び学習者PC間で電子メール
の送受信が可能とされている。このため、学習者と管理
者との間での質疑応答は、学習者PC及び管理者PC間
で送受信される電子メールにより行うことができ、通信
教育などの郵便物による質疑応答に比べて、管理者が学
習者の質疑に対する応答を迅速に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、一般
に、上記した遠隔学習システムを用いて学習者が学習す
る場合、例えば、企業の上司や家庭の親にあたる支援者
には、学習コースの終了直後から3か月程度の期間内に
送付される郵便物などによって、学習者の学習進捗やテ
スト成績などの学習情報が通知されている。このため、
学習者が学習コースを受講中の場合、その学習者の支援
者は、学習者に関する学習情報を学習者に尋ねたり、或
いは、システム管理者に問い合わせるなどしなければ、
学習者の学習情報の詳細を知ることができないという問
題点があった。
【0005】このように支援者が学習状況を詳細に把握
できなければ、支援者と学習者との間で学習状況に関す
る詳細なコミュニケーションをとることができない。そ
のため、支援者は、学習者学習コースの受講途中で、学
習者へ向けて学習目標達成の賞賛、激励または叱咤など
の内容を含んだ親身なコミュニケーションを持つ時期を
逸し、学習者の学習意欲を減退させてしまうという問題
点があった。
【0006】そこで、遠隔学習システムによって、支援
者が使用する支援者PCに対して学習情報を定期的に送
信することもできるが、かかる場合、支援者は学習情報
を自ら分析しなければならず、特に、学習情報が膨大な
量である場合には、支援者に対して過度の負担を強いて
しまうという問題点があった。結果、支援者が学習状況
に応じた適切なアドバイスを学習者にすることができ
ず、惹いては、学習者が学習の継続を断念してしまう恐
れすらあった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、学習者の学習情報の分析、及
び、その分析結果に基づいた内容の支援メッセージを、
学習者の支援者に代行して作成して支援者装置へ配信す
ることができる学習支援メッセージ配信プログラムを提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載の学習支援メッセージ配信プログラム
は、学習者の学習情報を記憶する学習情報記憶手段と、
その学習者の支援者により使用される支援者装置とに接
続され、且つ、その支援者装置への通信データの送信先
アドレスを記憶するアドレス記憶手段を備えたコンピュ
ータを、前記学習情報記憶手段から学習情報を読み出す
学習情報読出手段と、その学習情報読出手段により読み
出された学習情報を分析するための分析データを記憶す
る分析データ記憶手段と、その分析データ記憶手段に記
憶される分析データに基づいて前記学習情報読出手段に
より読み出された学習情報を分析して分析結果データを
得る分析手段と、その分析手段により分析された分析結
果データを記憶する分析結果データ記憶手段と、その分
析結果データ記憶手段に記憶される過去の分析結果デー
タと前記分析手段により得られた今回の分析結果データ
とを比較して、学習状況の変化を判断する学習状況判断
手段と、その学習状況判断手段による判断結果に対応し
た内容の支援メッセージを記憶するメッセージ記憶手段
と、そのメッセージ記憶手段から、前記学習状況判断手
段による判断結果に対応した支援メッセージを読み出す
メッセージ読出手段と、そのメッセージ読出手段により
読み出された支援メッセージを、前記アドレス記憶手段
に記憶される送信先アドレスへ送信するメッセージ送信
手段として機能させるものである。
【0009】この請求項1記載の学習支援メッセージ配
信プログラムによれば、コンピュータと協動することに
よって、以下の作用を奏する。まず、学習情報読出手段
により学習情報が読み出され、分析手段によって、その
学習情報が分析データ記憶手段に記憶される分析データ
に基づいて分析される。この学習情報の分析結果データ
は、学習状況判断手段によって、分析結果データ記憶手
段に記憶される過去の分析結果データと比較され、学習
状況判断手段によって学習者の学習状況の変化が判断さ
れる。この判断後、メッセージ読出手段によって、学習
状況判断手段による判断結果に対応した内容の支援メッ
セージがメッセージ記憶手段から読み出され、メッセー
ジ送信手段によって、アドレス記憶手段に記憶される送
信先アドレス、即ち、学習者の支援者が使用する支援者
装置へ送信される。
【0010】請求項2記載の学習支援メッセージ配信プ
ログラムは、請求項1記載の学習支援メッセージ配信プ
ログラムにおいて、時刻を計時する計時手段と、前記学
習情報読出手段が実行される時間間隔を記憶する時間間
隔記憶手段と、その時間間隔記憶手段に記憶される時間
間隔の経過を、前記計時手段により計時される時刻に基
づいて判断する時間経過判断手段と、その時間経過判断
手段により前記時間間隔記憶手段に記憶される時間間隔
が経過したと判断された場合に、前記学習情報読出手段
を実行させる学習情報読出実行手段とを備えている。
【0011】この請求項2記載の学習支援メッセージ配
信プログラムによれば、請求項1記載の学習支援メッセ
ージ配信プログラムと同様に作用する上、計時手段によ
り計時される時刻に基づいて、時間経過判断手段により
時間間隔記憶手段に記憶される時間間隔が経過したと判
断されると、学習情報読出実行手段の実行によって、学
習情報読出手段により学習情報記憶手段から学習情報が
読み出される。
【0012】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。本実施例で
は、学習支援メッセージ配信プログラムの一形態として
メール管理プログラム36aを、学習支援メッセージ配
信システムの一形態としてメール管理サーバ3を、それ
ぞれ用いて説明する。
【0013】図1(a)は、本発明の一実施例であるメ
ール管理サーバ3を備えた遠隔学習ネットワークシステ
ム1のブロック図である。図1(a)に示すように、遠
隔学習ネットワークシステム1は、主に、教材提供サー
バ2と、メール管理サーバ3と、複数台の学習者PC
4,4,・・・と、複数台の支援者PC5,5,・・・
と、インターネット網6とを備えている。なお、このネ
ットワークシステム1を管理する管理者が使用するコン
ピュータをインターネット網6に接続することによっ
て、その管理者が使用するコンピュータに対して、図8
から図14及び図16に示す各種処理を実行することが
できる。また、上記インターネット網6は、イントラネ
ット網を含むものである。
【0014】教材提供サーバ2は、インターネット網6
を介して教材(後述する講義ページ及びテスト問題ペー
ジ)を学習者に提供するためのコンピュータシステムで
あり、例えば、パーソナルコンピュータ(以下「PC」
と称す)やワークステーションなどのコンピュータで構
成されている。なお、教材提供サーバ2の詳細について
は後述する。
【0015】メール管理サーバ3は、例えば、PCやワ
ークステーションなどのコンピュータで構成されてお
り、具体的には、教材提供サーバ2から提供される教材
を用いて学習する学習者に宛てた支援メッセージ(各種
コメントやアドバイス内容を含んだメッセージ)文案
を、その学習者の支援者に代行して作成する機能と、そ
の支援メッセージ文案を電子メール(以下、単に「支援
メール」と称す。)により支援者へ送信(配信)する機
能とを備えたコンピュータであり、これらの機能を後述
するメール管理プログラム36aを実行することにより
実現するものである。なお、メール管理サーバ3の詳細
については後述する。
【0016】ここで、例えば、学習者には、幼児、小学
生、中学生、高校生、資格試験受験者、及び、大学、予
備校または専修学校などの学生、並びに、企業に属する
社員が含まれている。また、支援者とは、学習者を精神
的に支援する者であり、例えば、学習者の親や、学習者
の上司のことを意味している。
【0017】学習者PC4は、学習者により使用される
PCであり、教材提供サーバ2に教材を閲覧するための
ワールドワイドウェブ(World Wide Web)(略して「W
WW」)ブラウザプログラム(以下、単に「ブラウザ」
と称す)4aを搭載している。WWWブラウザ4aは、
教材提供サーバ2から受信した教材のファイルデータを
解析して学習者PC4のディスプレイに講義ページやテ
スト問題ページとして表示すると共に、その他の各種通
信データを教材提供サーバ2へ送信するためのプログラ
ムである。また、学習者PC4には、電子メールの作成
や、電子メールの送受信および管理を行うためのプログ
ラムであるメーラプログラム4bが搭載されており、こ
のメーラプログラム4bによって、支援者PC5から送
信される実支援メール60(図7参照)を受信してディ
スプレイに表示できる。
【0018】支援者PC5は、電子メールの作成や、電
子メールの送受信および管理を行うためのプログラムで
あるメーラプログラム5aを搭載したコンピュータであ
り、学習者の支援者により使用されるものである。この
支援者PC5のメーラプログラム5aによれば、メール
管理サーバ3から送信される原案メール50(図7参
照)を受信してディスプレイに表示することができ、そ
の原案メール50を編集して実支援メール60を送信で
き、更に、複製メール70をメール管理サーバ3へ送信
するための設定をすることができる。
【0019】インターネット網6は、多数のネットワー
クが接続された世界規模のネットワークであり、教材提
供サーバ2、メール管理サーバ3、複数の学習者PC4
及び複数の支援者PC5が通信回線を介して相互に接続
されている。なお、通信回線としては、例えば、アナロ
グ電話回線、ISDN等のデジタル通信回線やCATV
(Cable Television)等の有線通信方式または通信衛星
を利用した無線通信方式などが用いられる。
【0020】図1(b)及び図2を参照して、教材提供
サーバ2の詳細について説明する。図1(b)は、教材
提供サーバ2の電気的構成を示したブロック図である。
図1(b)に示すように、教材提供サーバ2には、主
に、MPU21、ROM22、RAM23、インターフ
ェイス24、ゲートアレイ25、ハードディスク装置
(以下、「HD」と称す。)26、リアル・タイム・ク
ロック(以下、「RTC」と称す。)27が設けられて
いる。このうちMPU21、ROM22、RAM23、
インターフェイス24、ゲートアレイ25およびRTC
27は、アドレスバス、データバス及び制御信号線など
により相互に接続されている。
【0021】MPU21は、ROM22に記憶されるプ
ログラムや、HD26に記憶されているオペレーティン
グシステム(OS)及び各種のアプリケーションプログ
ラムに基づいて動作する演算装置であり、各種の情報処
理を行うものである。ROM22は、MPU21を動作
させる基本プログラムの他、各種の固定値データを記憶
する書き換え不能なメモリである。RAM23は、教材
提供サーバ2の各動作の実行時に各種のデータを一時的
に記憶すると共に、HD26により供給される各種プロ
グラムをロードするための書き換え可能なメモリであ
る。このRAM23にロードされたプログラムはMPU
21により実行される。
【0022】インターフェイス24は、通信回線を介し
てインターネット網6と接続されており、例えば、かか
る通信回線がアナログ電話回線で構成される場合、モデ
ム装置で構成されるものである。モデム装置とは、教材
提供サーバ2により送受信される各種通信データを変調
及び復調して伝送すると共に伝送制御用の各種手順信号
を送受信するためのものである。また、ゲートアレイ2
5は、MPU21とHD26との間のインターフェイス
として機能するものである。
【0023】RTC27は、時刻の計時を行うための回
路であり、年月日および曜日の日付ならびに時間、分お
よび秒の時刻の計時を行うICである。RTC27によ
り計時される時刻はMPU21によって読み出され、各
処理に使用される。特に、後述するHD26の学習進捗
管理メモリ26dに記憶されている学習開始日時、学習
終了日時および学習時間合計値は、ログマネージャプロ
グラム26fが実行されることによって、MPU21に
より読み出されるRTC27の値に基づいて学習進捗管
理メモリ26dの各エリアに記憶されるのである。
【0024】HD26は、教材提供サーバ2のオペレー
ティングシステム(OS)や各種のアプリケーションプ
ログラムを記憶する書き換え可能な大容量の記憶媒体で
ある。この大容量の記憶媒体であるHD26には、HT
TPサーバプログラム26a、教材メモリ26b、学習
者情報メモリ26c、学習進捗管理メモリ26d、テス
ト成績管理メモリ26e、ログマネージャプログラム2
6fがぞれぞれ設けられている。
【0025】HTTPサーバプログラム26aは、Hype
r Text Transfer Protocol (略してHTTP)という
プロトコルに従ってWWWサーバである教材提供サーバ
2を制御するためのプログラムであり、メール管理サー
バ3や学習者PC4から送られるコマンドを解読するも
のである。解読の結果、教材提供サーバ2では、メール
管理サーバ3や学習者PC4から送られるコマンドに応
じた処理が実行される。ここで、WWWとは、インター
ネット網6上においてハイパーテキスト形式の情報を閲
覧するためのシステムである。
【0026】教材メモリ26bは、複数の講義ページ
と、その講義ページの内容に対応した複数のテスト問題
ページとを記憶するためのメモリである。この教材メモ
リ26bに記憶される講義ページ及びテスト問題ページ
は、Hyper Text Makeup Language(略して「HTM
L」)などのマークアップ言語により構成されたハイパ
ーテキスト形式の情報(データ)であるホームページ
(情報発信画面)で構成されており、文字、静止画像、
動画および音声などの組み合わせにより各種の講義内容
やテスト問題を提供するものである。また、講義ページ
は複数の学習コース毎にそれぞれ用意され、更に、その
各学習コースの講義ページは複数の学習セクション毎に
それぞれ用意されている。また、テスト問題ページは、
各学習セクションの講義内容に応じたテスト問題を掲載
したものであり、学習セクション毎にそれぞれ用意され
ている。
【0027】学習者情報メモリ26cは、学習者個々に
関する各種情報を記憶するためのメモリである。具体的
に、この学習者情報メモリ26cには、学習者の氏名
と、その氏名に対応つけられたログイン名と、学習者が
所属する組織名(例えば、企業名など)と、その学習者
が受講する学習コース名と、その学習コース名に対応す
るコースコードと、学習者PC4への電子メールの送信
先アドレスである学習者メールアドレスとが学習者毎に
区分されて記憶されている。なお、学習者の氏名に対応
つけられたログイン名は、教材提供サーバ2やメール管
理サーバ3において個々の学習者(学習者PC4)を識
別するためのコードである。
【0028】学習進捗管理メモリ26dは、学習者毎に
1つずつHD26内に設けられており、学習者の学習進
捗に関する各種情報を記憶するためのメモリである。図
2(a)に、学習進捗管理メモリ26dの一例を概念図
で示す。なお、図2(a)では、1人の学習者に関する
学習進捗管理メモリ26dの概念図のみを図示している
が、他の学習者についても同様な構成の学習進捗管理メ
モリ26dがHD26に設けられている。
【0029】図2(a)に示すように、学習進捗管理メ
モリ26dには、ログイン名エリア26d1、アクセス
番号エリア26d2、コースコードエリア26d3、セ
クション番号エリア26d4、学習開始日時エリア26
d5、学習終了日時エリア26d6、学習時間合計エリ
ア26d7、学習終了頁数エリア26d8が設けられて
いる。ログイン名エリア26d1は、ログイン名を記憶
するためのエリアである。
【0030】アクセス番号エリア26d2は、所定のロ
グイン名により教材提供サーバ2へログインした場合
に、そのログイン名によるアクセス(ログイン)が何回
目であるかを示す番号(アクセス番号)を記憶するため
のエリアである。コースコードエリア26d3は、アク
セス番号エリア26d2に記憶されるアクセス番号に対
応する学習者PC4のログインにおいてアクセスされた
学習コースのコースコードを記憶するためのエリアであ
る。また、セクション番号エリア26d4は、上記アク
セス番号が示すアクセスにおけるログアウト時点に、学
習者PC4によりアクセスされていた学習セクションの
セクション番号を記憶するためのエリアである。なお、
セクション番号の値は、学習セクションが学習コースの
第何番目のセクションに当たるかを示すものであり、例
えば、セクション番号「1」は第1学習セクションを、
セクション番号「2」は第2学習セクションを示してい
る。
【0031】学習開始日時エリア26d5は、各アクセ
ス番号が示すアクセスにおいて、教材提供サーバ2への
ログイン日時を、学習が開始された日時として記憶する
ためのエリアであり、学習終了日時エリア26d6は、
各アクセス番号が示すアクセスにおいて、教材提供サー
バ2からログアウト日時を、学習が終了した日時として
記憶するためのエリアである。また、学習時間合計エリ
ア26d7は、ログイン名エリア26e1に記憶される
ログイン名による初回の学習開始日時から各アクセス番
号に対応する学習終了日時までの合計アクセス時間(即
ち、教材提供サーバ2への合計接続時間)を、学習時間
合計として各アクセス番号に対応つけて記憶するための
エリアである。学習終了頁数エリア26d8は、各学習
終了日時においてアクセスされていた講義ページの頁数
を記憶するためのエリアである。図1(b)に戻って説
明する。
【0032】テスト成績管理メモリ26eは、学習者毎
に1つずつHD26内に設けられており、学習者のテス
ト成績に関する各種情報を記憶するためのメモリであ
る。図2(b)に、テスト成績管理メモリ26eの概念
図を示す。なお、図2(b)では、1人の学習者に関す
るテスト成績管理メモリ26eの概念図のみを図示して
いるが、他の学習者についても同様な構成のテスト成績
管理メモリ26eがHD26に設けられている。
【0033】図2(b)に示すように、テスト成績管理
メモリ26eには、ログイン名エリア26e1、アクセ
ス番号エリア26e2、コースコードエリア26e3、
セクション番号エリア26e4、正答点数エリア26e
5、満点点数エリア26e6が設けられている。ログイ
ン名エリア26e1は、テスト問題ページにアクセスし
た学習者のログイン名を記憶するためのエリアである。
アクセス番号エリア26e2は、各学習セクションのテ
スト問題ページにアクセスされた際の上記アクセス番号
を記憶するためのエリアである。
【0034】コースコードエリア26e3及びセクショ
ン番号エリア26e4は、アクセス番号エリア26e2
に記憶されるアクセス番号が示すアクセスにおいて、ロ
グイン名エリア26e1に記憶されるログイン名により
アクセスされたテスト問題ページが属する学習コースの
コースコード及び学習セクションのセクション番号を記
憶するためのエリアである。正答点数エリア26e5
は、各アクセス番号に対応するログインでアクセスされ
たテスト問題ページで学習者が正答した点数を記憶する
ためのエリアであり、満点点数エリア26e6は、各ア
クセス番号に対応するログインでアクセスされたテスト
問題ページにおける満点点数を記憶するためのエリアで
ある。図1(b)に戻って説明する。
【0035】ログマネージャプログラム26fは、教材
提供サーバ2とその教材提供サーバ2に接続された他の
装置との通信履歴を管理するためのプログラムであり、
具体的には、教材提供サーバ2と学習者PC4との間の
アクセス履歴、即ち、ログイン日時やログアウト日時を
管理する。このログマネージャプログラム26fによっ
て、学習者PC4が教材提供サーバ2にアクセスされた
履歴が管理され、上述した学習進捗管理メモリ26d及
びテスト成績管理メモリ26eへ登録される。
【0036】図3から図6を参照して、メール管理サー
バ3の詳細について説明する。図3(a)は、メール管
理サーバ3の電気的構成を示したブロック図である。図
3(a)に示すように、メール管理サーバ3には、MP
U31、ROM32、RAM33、インターフェイス3
4、ゲートアレイ35、ハードディスク装置(以下、
「HD」と称す。)36、RTC37が設けられてい
る。このうちMPU31、ROM32、RAM33、イ
ンターフェイス34、ゲートアレイ35およびRTC3
7は、アドレスバス、データバス及び制御信号線などに
より相互に接続されている。なお、メール管理サーバ3
の各装置31〜37は、上記した教材提供サーバ2の各
装置21〜27と同種のものであるので、以下では、メ
ール管理サーバ3の各装置31〜37について、教材提
供サーバ2の各装置21〜26と異なる部分についての
み説明する。
【0037】MPU31は、HD36に記憶されている
メール管理プログラム36aに基づいて動作する演算装
置であり、ROM32は、MPU31を動作させる基本
プログラムの他、各種の固定値データを記憶する書き換
え不能なメモリである。RAM33は、メール管理プロ
グラム36aの実行による各種処理で用いられる種々の
データを一時的に記憶する書き換え可能な揮発性メモリ
である。また、RTC37は、上記したRTC27と同
種のIC回路であり、このRTC37により計時された
時刻は、MPU31によって読み出されてメール管理プ
ログラム36aの各処理に使用される。特に、メール管
理プログラム36aの一部である図8から図14の処理
(以下「支援メール配信処理」と称す。)は、このRT
C37の値に基づいて実行される。
【0038】HD36は、メール管理サーバ3のオペレ
ーティングシステム(OS)や各種のアプリケーション
プログラムを記憶する書き換え可能な大容量の記憶媒体
である。この大容量の記憶媒体であるHD36には、メ
ール管理プログラム36a、設定情報メモリ36b、学
習進捗分析基準データメモリ36c、テスト成績分析基
準データメモリ36d、学習進捗レベル変換テーブル3
6e、テスト成績レベル変換テーブル36f、アクショ
ンデータメモリ36g、学習進捗状態レベル判定テーブ
ル36h、テスト成績状態レベル判定テーブル36i、
メッセージ文案メモリ36j、支援メール格納メモリ3
6kが設けられている。
【0039】メール管理プログラム36aは、メール管
理サーバ3を制御するためのプログラムであり、後述す
る図8から図14及び図16のフローチャートに示す各
処理のプログラムは、メール管理プログラム36aの一
部としてHD36に記憶されている。設定情報メモリ3
6bは、支援者PC5へ支援メールを送信する際の各種
設定情報を記憶するためのメモリである。図3(b)
に、設定情報メモリ36bの一例を概念図で示す。
【0040】図3(b)に示すように、設定情報メモリ
36bには、ログイン名エリア36b1、支援者メール
アドレスエリア36b2、配信間隔エリア36b3が設
けられている。ログイン名エリア36b1は、上記した
学習者を識別するためのログイン名を記憶するためのエ
リアである。支援者メールアドレスエリア36b2は、
ログイン名に対応する学習者の支援者が使用する支援者
PC5への電子メールの送信先メールアドレスである支
援者メールアドレスを、ログイン名に対応つけて記憶す
るためのエリアである。配信間隔エリア36b3は、ロ
グイン名に対応する学習者に対して支援メール配信処理
が実行される間隔(以下、「配信間隔」と称す。)を記
憶するためのエリアである。メール管理サーバ3では、
配信間隔エリア36b3に記憶される配信間隔が経過す
る毎に、支援メール配信処理により支援メールが作成さ
れて支援者PC5へ送信される。
【0041】図3(a)に示した学習進捗分析基準デー
タメモリ36cは、教材提供サーバ2の学習進捗管理メ
モリ26dに記憶される各種情報を分析して、学習者の
学習進捗の状態を評価するための各種分析用データを記
憶するためのメモリである。図4(a)に、学習進捗分
析基準データメモリ36cの一例を概念図で示す。
【0042】図4(a)に示すように、学習進捗分析基
準データメモリ36cには、コースコードエリア36c
1、セクション番号エリア36c2、頁数エリア36c
3、学習標準時間エリア36c4、1頁学習標準時間エ
リア36c5、到達目標時間エリア36c6が設けられ
ている。なお、学習進捗分析基準データメモリ36cの
各エリア36c4〜36c6に記憶されるデータは、こ
のメモリ36cのエリア36c1,36c2の区分に対
応した各学習コースの学習セクションを学習する場合
に、学習者に対して望まれる学習計画予定を数値化した
ものである。
【0043】コースコードエリア36c1は、学習コー
スのコースコードを記憶するためのエリアであり、セク
ション番号エリア36c2は、学習セクションのセクシ
ョン番号を記憶するためのエリアである。頁数エリア3
6c3は、セクション番号エリア36c2に記憶される
セクション番号が示す学習セクションを構成する講義ペ
ージ及びテスト問題ページの合計頁数を、各セクション
番号に対応つけて記憶するためのエリアである。
【0044】学習標準時間エリア36c4は、セクショ
ン番号が示す学習セクションを終了させるための標準的
な所要時間(以下「学習標準時間」と称す。)を記憶す
るためのエリアである。例えば、コースコード「00
1」の学習コースにおけるセクション番号「1」の学習
セクションでは、学習標準時間が2’00(2時間00
分)とされている。
【0045】1頁学習標準時間エリア36c5は、セク
ション番号が示す学習セクションの講義ページ1頁分を
終了させるための標準的な所要時間(以下「1頁学習標
準時間」と称す。)を記憶するためのエリアである。例
えば、コースコード「001」の学習コースにおけるセ
クション番号「1」の学習セクションでは、1頁学習標
準時間が0’12(0時間12分)とされている。
【0046】到達目標時間エリア36c6は、学習コー
スの学習開始日時から起算してセクション番号の学習セ
クションを完了させて次の学習セクションに到達するま
での目標時間(以下「到達目標時間」と称す。)を記憶
するためのエリアである。例えば、コースコード「00
1」の学習コースにおけるセクション番号「1」の学習
セクションでは到達目標時間が168’00(168時
間00分)であるので、コースコード「001」の学習
コースの学習開始日時から168時間(=24時間×
7、即ち、7日)が経過するまでにセクション番号
「1」の学習セクションを完了させて、セクション番号
「2」の学習セクションへ移行すべきことを意味してい
る。
【0047】図3(a)に示したテスト成績分析基準デ
ータメモリ36dは、教材提供サーバ2のテスト成績管
理メモリ26eに記憶される各種情報を分析して、学習
者のテスト成績を評価するための各種分析用データを記
憶するためのメモリである。図4(b)に、テスト成績
分析基準データメモリ36dの一例を概念図で示す。
【0048】図4(b)に示すように、テスト成績分析
基準データメモリ36dには、コースコードエリア36
d1、標準目標評点エリア36d2が設けられている。
コースコードエリア36d1は、学習コースのコースコ
ードを記憶するためのエリアである。標準目標評点エリ
ア36d2は、コースコードが示す学習コースの各学習
セクションに対応するテスト問題ページで正答すべき標
準的な目標評点(以下「標準目標評点」と称す。)を記
憶するためのエリアである。この標準目標評点エリア3
6d2に記憶されている標準目標評点は、学習者のテス
ト成績を分析するために用いられるデータであり、例え
ば、コースコード「001」の学習コースでは標準目標
評点が「0.8」、コースコード「002」の学習コー
スでは標準目標評点が「0.9」とされている。
【0049】図3(a)に示した学習進捗レベル変換テ
ーブル36eは、後述するアクションデータメモリ36
gの前セクション達成評点エリア36g3及び現セクシ
ョン達成評点エリア36g4に記憶されている各達成評
点値に基づいて学習進捗レベルを決定するために参照さ
れるテーブルである。図4(c)に、学習進捗レベル変
換テーブル36eの一例を概念図で示す。
【0050】図4(c)に示すように、学習進捗レベル
変換テーブル36eには、学習進捗レベルエリア36e
1、前セクション達成評点参照エリア36e2、現セク
ション達成評点参照エリア36e3が設けられている。
学習進捗レベルエリア36e1は、ある学習コースにお
ける第1回目の学習開始日時(以下「初回学習開始日
時」と称す。)から支援メール配信処理の実行日時(以
下「配信日時」と称す。)までの期間における学習の進
捗程度を6段階で評価する学習進捗レベルを記憶するた
めのエリアである。前セクション達成評点参照エリア3
6e2は、学習進捗レベルエリア36e1の各区分に応
じた前セクション達成評点値の範囲を記憶したエリアで
あり、現セクション達成評点参照エリア36e3は、学
習進捗レベルエリア36e1の各区分に応じた現セクシ
ョン達成評点値の範囲を記憶したエリアである。
【0051】この学習進捗レベル変換テーブル36eで
は、前セクション達成評点および現セクション達成評点
の値が大きくなるに従って、即ち、学習進捗が速くなる
に従って、学習進捗レベルがレベルb1から順にレベル
b2,b3,b4,b5,b6と高くなるように設定さ
れており、学習進捗の速さが学習計画予定通りである場
合に学習進捗レベルがレベルb3となるようにされてい
る。ところで、前セクション達成評点および現セクショ
ン達成評点とは、学習の進捗程度を示す評点(評価点
数)である。
【0052】具体的に、現セクション達成評点は、ある
学習コースの初回学習開始日時から今回の配信日時(以
下「今回配信日時」と称す。)までの通算経過時間(以
下「今回通算経過時間」と称す。)を、その今回配信日
時の時点で学習中である学習セクションのセクション番
号(以下「現セクション番号」と称す。)に対応する到
達目標時間(以下「現セクション到達目標時間」と称
す。)で除算したものである。また、前セクション達成
評点は、上記した今回通算経過時間を、その今回配信日
時の時点で学習中である学習セクションの1つ前の学習
セクションのセクション番号(以下「前セクション番
号」と称す。)に対応する到達目標時間(以下「前セク
ション到達目標時間」と称す。)で除算したものであ
る。
【0053】例えば、ログイン名「AAA01」の学習
者の場合、図2(a)に示すように初回学習開始日時は
「2000/7/1 9:00」であるので、その70
日後である「2000/9/9 9:00」を今回配信
日時とすると、今回通算経過時間は1680時間とな
る。また、今回配信日時の時点での現セクション番号は
「7」である。そこで、図4(a)を参照すると、現セ
クション到達目標時間は1896時間であり、前セクシ
ョン到達目標時間は1512時間である。結果、前セク
ション達成評価値が1.110(≒1680時間÷15
12時間)で、現セクション達成評点値は0.886
(≒1680時間÷1896時間)となる(図5参
照)。
【0054】図3(a)に示したテスト成績レベル変換
テーブル36fは、後述するアクションデータメモリ3
6gの短期成績評点エリア36g5及び累積成績評点エ
リア36g6に記憶されている各成績評点から、短期成
績レベル及び累積成績レベルを決定するために参照され
るテーブルである。図4(d)に、テスト成績レベル変
換テーブル36fの一例を概念図で示す。
【0055】図4(d)に示すように、テスト成績レベ
ル変換テーブル36fには、成績レベルエリア36f
1、成績評点参照エリア36f2が設けられている。成
績レベルエリア36f1は、各学習セクション毎に実施
されるテスト問題ページを用いたテストの成績を6段階
で評価するテスト成績レベルを記憶するためのエリアで
ある。成績評点参照エリア36f2は、成績レベルエリ
ア36f1の各区分に応じた成績評点値の範囲を記憶し
たエリアである。
【0056】メール管理サーバ3は、図8から図14の
フローチャートで示される支援メール配信処理が実行さ
れると、テスト成績レベル変換テーブル36fの成績評
点参照エリア36f2が参照され、実際の短期成績評点
および累積成績評点の値が成績評点参照エリア36f2
のいずれの区分に該当するかが判断され、その判断され
た成績評点参照エリア36f2の区分に対応する成績レ
ベルエリア36f1の区分に記憶された成績レベルが、
短期成績レベルと累積成績レベルとして決定されるので
ある。なお、短期成績レベルおよび累積成績レベルはそ
れぞれ個別に決定される。
【0057】このテスト成績レベル変換テーブル36f
では、短期成績評定又は累積成績評点の値が大きくなる
に従って、即ち、テスト成績が良くなるに従って、短期
成績レベル又は累積成績レベルがレベルc1から順にレ
ベルc2,c3,c4,c5,c6と高くなるように設
定されており、テスト成績が標準目標点数とほぼ同等で
ある場合に短期成績レベル及び累積成績レベルがレベル
c4となるようにされている。
【0058】上記した短期成績評点とは、支援メール配
信処理の処理が実行された前回の配信日時(以下「前回
配信日時」と称す。)から今回配信日時までの期間内に
おいて、テスト問題ページを用いて実施された1又は2
以上のテストの成績を示す評点(評価点数)である。具
体的に、短期成績評点は、前回配信日時から今回配信日
時までの期間内に実施された1又は2以上のテストにつ
いて、その全テストに関する正答点数の和をその満点点
数の和で除算した値を、更に、その学習セクションが属
する学習コースの標準目標評点で除したものである。
【0059】また、累積成績評点とは、初回学習開始日
時から今回配信日時までの期間内において、テスト問題
ページを用いて実施された1又は2以上のテストの成績
を示す評点である。具体的に、累積成績評点は、初回学
習開始日時から今回配信日時までの期間内において実施
された1又は2以上のテストについて、その全テストに
関する正答点数の和をその満点点数の和で除算した値
を、更に、その学習コースにおける標準目標評点で除し
たものである。
【0060】例えば、図2(a)を参照すればログイン
名「AAA01」の学習者は初回学習開始日時が「20
00/7/1 9:00」であり、その初回学習開始日
時から70日後の「2000/9/9 9:00」を今
回配信日時とすれば、前回配信日時は「2000/9/
2 9:00」となる。かかる場合に、図2(a)及び
図2(b)を参照すると、前回配信日時及び今回配信日
時間には第6学習セクションのテストが実施されてお
り、その第6学習セクションのテストの正答点数は「9
5」で満点点数は「100」とされている。
【0061】ここで、学習コース「001」の標準目標
評点は「0.8」であるので、結果、短期成績評点は
「1.19(=95÷100÷0.8)」となる。ま
た、初回学習開始日時から今回配信日時までの間に実施
された第1から第6セクションまでのテストの正答点数
の和を「494(=70+85+90+73+81+9
5)」その満点点数の和「600」で除算した値を、更
にコースコード「001」に対応する標準目標評点
「0.8」で除算すると、累積成績評点は「1.03
(=496÷600÷0.8)」となる。
【0062】図3(a)に示したアクションデータメモ
リ36gは、主に、上述した学習進捗レベル、短期成績
レベル及び累積成績レベルを、初回学習開始日時を起点
として配信日時毎に対応つけて記憶するためのメモリで
ある。図5に、アクションデータメモリ36gの一例を
概念図で示す。なお、図5では、1人の学習者に関する
アクションデータメモリ36gの概念図のみを図示して
いるが、他の学習者についても同様な構成のアクション
データメモリ36gがHD36に設けられている。
【0063】図5に示すように、アクションデータメモ
リ36gには、ログイン名エリア36g1、配信日時エ
リア36g2、前セクション達成評点エリア36g3、
現セクション達成評点エリア36g4、短期成績評点エ
リア36g5、累積成績評点エリア36g6、学習進捗
レベルエリア36g7、短期成績レベルエリア36g
8、累積成績レベルエリア36g9がそれぞれ設けられ
ている。
【0064】ログイン名エリア36g1は、学習者が使
用するログイン名を記憶するためのエリアであり、配信
日時エリア36g2は、支援メール配信処理が実行され
た日時を記憶するためのエリアである。メール管理サー
バ3による支援メール配信処理の実行は、配信日時エリ
ア36g2に記憶されている最新の日時から設定情報メ
モリ36bの配信間隔エリア36b3に記憶されている
配信間隔が経過した場合に実行される。この支援メール
配信処理が実行された日時が最新の日時として、配信日
時エリア36g2に書き込まれる。
【0065】なお、初回の支援メール配信処理の実行
は、学習進捗管理メモリ26dの学習開始日時エリア2
6d5に記憶されている初回学習開始日時から、設定情
報メモリ36bの配信間隔エリア36b3に配信間隔が
経過した場合に実行される。また、アクションデータメ
モリ36gの他の各エリア36g3〜36g9は、配信
日時エリア36g2の区分に応じて、それぞれデータが
記憶されており、即ち、支援メール配信処理の実行毎に
決定される各種データを、その支援メール配信処理の配
信日時に対応つけて記憶するためのエリアである。具体
的に、前セクション達成評点エリア36g3は上記した
前セクション達成評点を、現セクション達成評点エリア
36g4は上記した現セクション達成評点を、短期成績
評点エリア36g5は上記した短期成績評点を、累積成
績評点エリア36g6は上記した累積成績評点を、それ
ぞれ記憶するためのエリアである。
【0066】学習進捗レベルエリア36g7は、学習進
捗レベル変換テーブル36eを参照して決定される学習
進捗レベルのレベルb1〜b6のいずれかを記憶するた
めのエリアである。また、短期成績レベルエリア36g
8は、テスト成績レベル変換テーブル36fを参照して
決定される短期成績レベルのレベルc1〜c6のいずれ
かを記憶するためのエリアであり、累積成績レベルエリ
ア36g9は、テスト成績レベル変換テーブル36fを
参照して決定される累積成績レベルのレベルc1〜c6
のいずれかを記憶するためのエリアである。
【0067】図3(a)に示した学習進捗状態レベル判
定テーブル36hは、今回配信日時において決定された
学習進捗レベル(以下「今回学習進捗レベル」と称
す。)と前回配信日時において決定された学習進捗レベ
ル(以下「前回学習進捗レベル」と称す。)とから学習
進捗状態レベルの値を判定するために参照されるテーブ
ルである。ここで、学習進捗状態レベル値は、初回学習
開始日時から今回配信日時までの期間に関する学習進捗
状態を、初回学習開始日時から前回配信日時までの期間
に関する学習進捗状態と比較して評価するためのデータ
である。図6(a)に、学習進捗状態レベル判定テーブ
ル36hの一例を概念図で示す。
【0068】図6(a)に示すように、学習進捗状態レ
ベル判定テーブル36hには、前回学習進捗レベルおよ
び今回学習進捗レベルの区分に応じて、「−1」から
「−5」のいずれかの整数値が学習進捗状態レベル値と
して記憶されている。例えば、学習進捗状態レベル判定
テーブル36hを参照すれば、前回学習進捗レベルと今
回学習進捗レベルとが一致する場合に学習進捗状態レベ
ル値は「0」に、前回学習進捗レベルに対して今回学習
進捗レベルが低い場合に学習進捗状態レベル値は「−
1」〜「−5」のいずれかに、前回学習進捗レベルに対
して今回学習進捗レベルが高い場合に学習進捗状態レベ
ル値は「1」〜「5」のいずれかに、それぞれ判定され
る。
【0069】ここで、学習進捗状態レベル値が「0」未
満の場合には、今回配信日時の学習進捗状態は前回配信
日時の学習進捗状態に比べて悪化していることを意味
し、更に、その学習進捗状態レベル値が「−1」から
「−5」へ順に小さくなるに従って、今回配信日時の学
習進捗状態が前回配信日時に比べて大きく悪化している
ことを意味する。また、学習進捗状態レベル値が「0」
の場合には、今回配信日時の学習進捗状態が前回配信日
時に対して変化していないことを意味する。更に、学習
進捗状態レベル値が「0」を超える場合には、今回配信
日時の学習進捗状態が前回配信日時に比べて改善してい
ることを意味し、その学習進捗状態レベル値が「1」か
ら「5」へ順に大きくなるに従って、今回配信日時の学
習進捗状態が前回配信日時に比べて大きく改善されてい
ることを意味している。
【0070】テスト成績状態レベル判定テーブル36i
は、今回配信日時に決定された短期成績レベル及び累積
成績レベルと前回配信日時に決定された短期成績レベル
及び累積成績レベルとから、短期成績状態レベル値およ
び累積成績状態レベル値を判定するために参照されるテ
ーブルである。なお、以下の説明では、今回配信日時に
決定された短期成績レベルを「今回短期成績レベル」
と、今回配信日時に決定された累積成績レベルを「今回
累積成績レベル」と、前回配信日時に決定された短期成
績レベルを「前回短期成績レベル」と、前回配信日時に
決定された累積成績レベルを「前回累積成績レベル」と
称する。
【0071】短期成績状態レベル値は、前回配信日時か
ら今回配信日時までの期間内に実施されたテストの成績
を、前々回の配信日時から前回配信日時までの期間内に
実施されたテストの成績と比較して評価するためのデー
タである。また、累積成績状態レベル値は、初回学習開
始日時から今回配信日時までの期間内に実施された全テ
ストの成績を、初回学習開始日時から前回配信日時まで
の期間内に実施された全テストの成績と比較して評価す
るためのデータである。図6(b)に、テスト成績状態
レベル判定テーブル36iの一例を概念図で示す。
【0072】図6(b)に示すように、テスト成績状態
レベル判定テーブル36iには、前回成績レベル及び今
回成績レベルの区分に応じて、「−1」から「−5」の
いずれかの整数値がテスト成績状態レベル値として記憶
されている。ここで、テスト成績状態レベル判定テーブ
ル36iに記憶されているテスト成績状態レベル値と
は、短期成績状態レベル値および累積成績状態レベル値
に対応するものであり、前回成績レベルとは、前回短期
成績レベル及び前回累積成績レベルに対応するものであ
り、今回成績レベルとは、今回短期成績レベル及び今回
累積成績レベルに対応するものである。
【0073】例えば、テスト成績状態レベル判定テーブ
ル36iを参照すれば、前回成績レベルと今回成績レベ
ルとが一致する場合にテスト成績状態レベル値は「0」
に、前回成績レベルに対して今回成績レベルが低い場合
にテスト成績状態レベル値は「−1」〜「−5」のいず
れかに、前回成績レベルに対して今回成績レベルが高い
場合にテスト成績状態レベル値は「1」〜「5」のいず
れかに、それぞれ判定される。
【0074】ここで、テスト成績状態レベル値が「0」
未満の場合には、今回配信日時に関するテスト成績は前
回配信日時に関するテスト成績に比べて悪化しているこ
とを意味し、更に、そのテスト成績状態レベル値が「−
1」から「−5」へ順に小さくなるに従って、今回配信
日時に関するテスト成績が前回配信日時に比べて大きく
悪化していることを意味する。また、テスト成績状態レ
ベル値が「0」の場合には、今回配信日時に関するテス
ト成績が前回配信日時に対して変化していないことを意
味する。更に、テスト成績状態レベル値が「0」を超え
る場合には、今回配信日時に関するテスト成績が前回配
信日時に比べて改善していることを意味し、そのテスト
成績状態レベル値が「1」から「5」へ順に大きくなる
に従って、今回配信日時に関するテスト成績が前回配信
日時に比べて大きく改善されていることを意味する。
【0075】図3(a)に戻って説明する。メッセージ
文案メモリ36jは、支援メール配信処理の実行時にお
ける学習者の学習進捗状態及びテスト成績に対する各種
アドバイスを記憶するためのメモリであり、主に、学習
進捗アドバイス文案エリア36j1と、テスト成績アド
バイス文案エリア36j2とを備えている。
【0076】学習進捗アドバイス文案エリア36j1
は、上記した学習進捗状態レベル判定テーブル36hに
より判定された学習進捗状態レベル値の値毎に対応する
学習進捗アドバイス文案を記憶するためのエリアであ
る。この学習進捗アドバイス文案エリア36j1に記憶
されている学習進捗アドバイス文案は、今回配信日時に
おける学習者の学習進捗状態に関して支援者から学習者
へ送られるアドバイス内容やメッセージ内容を含んだ文
章データであり、学習進捗状態レベル値に応じて異なる
文章内容とされている。
【0077】例えば、学習進捗状態レベル値が「0」未
満の場合、学習進捗アドバイス文案は、学習者を叱咤し
て学習進捗状態の改善を促すような内容であって、学習
進捗状態レベル値が「−1」から「−5」へ順に小さく
なるに従って学習者の学習意欲をより増進させるような
内容とされている。また、学習進捗状態レベル値が
「0」の場合、学習進捗アドバイス文案は、学習者を激
励して学習進捗状態の更なる向上を促すような内容とさ
れている。更に、学習進捗状態レベル値が「0」を超え
る場合、学習進捗アドバイス文案は、学習者を激励或い
は賞賛して学習進捗状態の更なる向上や現状維持を促す
ような内容であって、学習進捗状態レベル値が「1」か
ら「5」へ順に大きくなるに従って学習者の学習意欲を
より増進させるような内容とされている。
【0078】テスト成績アドバイス文案エリア36j2
は、上記したテスト成績状態レベル判定テーブル36i
により判定された短期成績状態レベル値及び累積成績状
態レベル値に対応つけて、短期成績状態レベル値に対応
した短期成績アドバイス文案と、累積成績状態レベル値
に対応した累積成績アドバイス文案とをそれぞれ記憶す
るためのエリアである。このテスト成績アドバイス文案
エリア36j2に記憶されている短期成績アドバイス文
案および累積成績アドバイス文案はともに、テスト成績
に関して支援者から学習者宛てに送られるアドバイス内
容やメッセージ文を含んだ文章データである。
【0079】短期成績アドバイス文案は、前回配信日時
から今回配信日時までの期間内に実施された全テストの
成績に関するものであり、短期成績状態レベル値に応じ
て異なる文章内容とされている。また、累積成績アドバ
イス文案は、初回学習開始日時から今回配信日時までの
期間内に実施された全テストの成績に関するものであ
り、累積成績状態レベル値に応じて異なる文章内容とさ
れている。
【0080】例えば、上記2種類のテスト成績状態レベ
ル値が「0」未満の場合、アドバイス文案は、学習者を
叱咤してテスト成績の改善を促すような内容であって、
テスト成績状態レベル値が「−1」から「−5」へ順に
小さくなるに従って学習者が学習意欲をより増進させる
ような内容とされている。また、テスト成績状態レベル
値が「0」の場合、アドバイス文案は、学習者を激励し
てテスト成績の更なる向上を促すような内容とされてい
る。更に、テスト成績状態レベル値が「0」を超える場
合、アドバイス文案は、学習者を激励或いは賞賛してテ
スト成績の更なる向上や現状維持を促すような内容であ
って、学習進捗状態レベル値が「1」から「5」へ順に
大きくなるに従って学習者の学習意欲をより増進させる
ような内容とされている。
【0081】支援メール格納メモリ36kは、メール管
理サーバ3から支援者メールアドレスへ送信された支援
メール(後述する原案メール50)や、支援者PC5か
ら学習者メールアドレスへ実際に送信された支援メール
の複製(後述する複製メール70)を、学習者のログイ
ン名毎に区分して記憶するためのメモリである。ここ
で、図7に、支援メールの送受信過程の概念図を示す。
【0082】図7に示すように、メール管理サーバ3に
より作成された支援メールの原案(以下「原案メール」
と称す。)50は、メール管理サーバ3から支援者メー
ルアドレスへ送信され、支援者PC5により受信され
る。この原案メール50は、送信先データ51aと、送
信元データ51bと、タイトルデータ51cとを有する
ヘッダデータ51と、学習者に宛てた支援メッセージの
支援メッセージデータ52aを有するボディデータ52
とを備えている。
【0083】ヘッダデータ51の送信先データ51a
は、原案メール50の送信先メールアドレスである支援
者メールアドレスであり、送信元データ51bは、原案
メール50の送信元メールアドレス、即ち、メール管理
サーバ3の電子メールアドレスである。タイトルデータ
51cは、原案メール50の内容を簡潔に示すためのタ
イトル文であり、メール管理プログラム36aにより所
定のフォーマット(形式)で付与される。
【0084】ボディデータ52の支援メッセージデータ
52aは、主に、「○山太郎さんへ」などの学習者の氏
名を記載した「宛名」と、「時候の挨拶」と、学習進捗
状態に関するコメント内容やアドバイス内容を記載した
「学習進捗アドバイス文」と、テスト成績に関するコメ
ント内容やアドバイス内容を記載した「テスト成績アド
バイス文」と、支援メッセージを締め括る「終わりの言
葉」とが順に書き込まれたデータである。
【0085】上記した原案メール50は、メール管理サ
ーバ3によって、送信先データ51aの支援者メールア
ドレスヘ送信される。原案メール50が支援者PC5に
より受信されると、支援者が支援者PC5を用いて原案
メール50のボディデータ52の支援メッセージデータ
52aが確認される。支援者PC5では、支援者の操作
によって原案メール50を基に、学習者メールアドレス
へ実際に送信される支援メール(以下「実支援メール」
と称す。)60が作成される。実支援メール60には、
そのボディデータ61の送信先データ61aとして学習
者メールアドレスが、送信元データ61bとして支援者
メールアドレスが、タイトルデータ61cとしてタイト
ルデータ51cと同様または異なるタイトル文が書き込
まれており、更に、bbc(blind carbon copy)送信
先データ61dとしてメール管理サーバ3の電子メール
アドレスが書き込まれる。
【0086】bcc送信先データは、送信先データが示
す電子メールアドレス(学習者メールアドレス)へ送信
される電子メール(実支援メール60)の複製(以下
「複製メール」と称す)70が送信される電子メールア
ドレスであり、このbcc送信先データで指定された電
子メールアドレスは、他の送信先(学習者メールアドレ
ス)へ送信された実支援メール60には表示されない。
【0087】支援者PC5において、実支援メール60
の送信が実行されると、その実支援メール60が学習者
メールアドレスへ送信されると共に、その実支援メール
60の複製メール70がメール管理サーバ3の電子メー
ルアドレスへ送信される。ここで、実支援メール60と
複製メール70とは、その両ボディデータ62,72の
支援メッセージデータ62a,72aの内容、即ち、メ
ッセージ内容が同一である。このため、図14に示す複
製メール受信処理により複製メール70をメール管理サ
ーバ3の支援メール格納メモリ36kに格納すること
で、実際に学習者PC4へ送信された実支援メール60
と同一内容の支援メッセージをメール管理サーバ3に格
納できるのである。
【0088】次に、図8及び図16を参照して、上記の
ように構成された遠隔学習ネットワークシステム1の動
作について説明する。ここで、図8から図14は、学習
者宛の支援メールを支援者に代行して編集して送信する
までの各処理を示したフローチャートであり、図16
は、支援者PC5から送信される各種の要求内容が書き
込まれた電子メール(以下「要求メール」と称す。)に
関する応答処理である要求メール応答処理を示したフロ
ーチャートである。なお、図8から図14のフローチャ
ートで示す支援メール配信処理は、1人の学習者に宛て
た支援メールを送信するまでの一連の処理を示してお
り、複数の学習者について支援メールを送信する場合に
は、かかる図8から図14の支援メール配信処理を各学
習者毎に実施すれば良い。
【0089】図8は、図9の学習進捗分析処理から図1
4の支援メール編集送信処理までの処理を実行するか否
かを判定するための処理であるサーバ管理処理を示した
フローチャートである。サーバ管理処理では、まず、R
TC37から現在日時を読み取ると共に(S1)、所定
のログイン名に対応する前回配信日時を、アクションデ
ータメモリ36gの配信日時エリア36g2から読み出
す(S2)。ここで、前回配信日時は、配信日時エリア
36g2に記憶されている配信日時のうち最新の日時に
対応している。
【0090】S1の処理で読み取られた現在日時が、S
2の処理で読み出された前回配信日時から設定情報メモ
リ36bの配信間隔エリア36b3に記憶される期間を
経過していれば(S3:Yes)、S1で読み取られた
現在日時を、今回配信日時としてアクションデータメモ
リ36gの配信日時エリア36g2に書き込み(S
4)、学習進捗分析処理の実行を指令して(S5)、こ
の処理を終了する。一方、S1の処理で読み取られた現
在日時が、S2の処理で読み出された前回配信日時から
設定情報メモリ36bの配信間隔エリア36b3に記憶
される期間を経過していなければ(S3:No)、S4
及びS5の処理をスキップして、1人の学習者に関する
サーバ管理処理を終了する。
【0091】図9は、学習進捗分析処理を示したフロー
チャートである。学習進捗分析処理では、まず、教材提
供サーバ2における学習進捗管理メモリ26dの学習開
始日時エリア26d5から初回学習開始日時を読み出し
(S11)、教材提供サーバ2における学習進捗管理メ
モリ26dの学習終了日時エリア26d6から、アクシ
ョンデータメモリ36gの配信日時エリア36g2に記
憶されている今回起動日時の直前の学習終了日時を読み
出す(S12)。この読み出し後、S12の処理で読み
出した学習終了日時に対応するセクション番号を学習進
捗管理メモリ26dのセクション番号エリア24d4か
ら読み出す(S13)。ここで、S13の処理で読み出
されたセクション番号は、今回配信日時の時点で学習中
である学習セクションを示している。
【0092】次に、S13で読み出されたセクション番
号(現セクション番号)に対応する到達目標時間を、学
習進捗分析基準データメモリ36cの到達目標時間エリ
ア36c6から読み出す(S14)。また、S12の処
理で読み出された今回配信日時からS11の処理で読み
出された初回学習開始日時を減算して、初回学習開始日
時から今回配信日時までの経過時間を通算した今回通算
経過時間を求め、その今回通算経過時間をS14の処理
で読み出された到達目標時間で除算して、現セクション
達成評点を算出する(S15)。更に、この算出された
現セクション達成評点を、アクションデータメモリ36
gの配信日時エリア36g2に記憶される今回起動日時
に対応つけて、現セクション達成評点エリア36g4へ
書き込む(S16)。
【0093】現セクション達成評点の算出後、前セクシ
ョン達成評点を算出する。ここで、S13の処理で読み
出された現セクション番号の値から「1」減算した値
は、今回配信日時の時点で学習中である学習セクション
の1つ前の学習セクションのセクション番号(前セクシ
ョン番号)に対応する。そこで、S13の処理で読み出
された現セクション番号から「1」減算した値を前セク
ション番号として、かかる前セクション番号に対応する
到達目標時間を、学習進捗分析基準データメモリ36c
の到達目標時間エリア36c6から読み出す(S1
7)。そして更に、S15で求められた今回通算経過時
間をS17の処理で読み出された到達目標時間で除算し
て前セクション達成評点を算出し(S18)、その前セ
クション達成評点を、アクションデータメモリ36gの
配信日時エリア36g2に記憶される今回起動日時に対
応つけて、前セクション達成評点エリア36g3へ書き
込む(S19)。
【0094】その後、学習進捗レベル変換テーブル36
eを参照して、S15の処理で算出された現セクション
達成評点が該当する現セクション達成評点参照エリア3
6e3の区分と、S18の処理で算出された前セクショ
ン達成評点が該当する前セクション達成評点参照エリア
36e2の区分とを判断し、今回配信日時に対応する学
習進捗レベルを決定する(S20)。学習進捗レベルを
決定した後、その学習進捗レベルを今回配信日時に対応
するアクションデータメモリ36gの学習進捗レベルエ
リア36g7へ書き込み(S21)、次の短期成績分析
処理を実行を指令して(S22)、この学習進捗分析処
理を終了する。
【0095】図10は、短期成績分析処理を示したフロ
ーチャートである。短期成績分析処理では、アクション
データメモリ36gの配信日時エリア36g2に記憶さ
れる前回配信日時および今回配信日時と、教材提供サー
バ2の学習進捗管理メモリ26dの学習終了日時エリア
26d6に記憶される学習終了日時とを比較して、前回
配信日時から今回配信日時までの期間内に該当するアク
セス番号を学習進捗管理メモリ26dのアクセス番号エ
リア26d2から全て検索する(S31)。該当するア
クセス番号がない場合(S32:No)、前回配信日時
から今回配信日時までの期間内にテストが実施されてい
ないので、処理をS39へ移行して、累積成績分析処理
の実行を指令し(S39)、この短期成績分析処理を終
了する。
【0096】一方、S31の処理で該当するアクセス番
号がある場合(S32:Yes)、S31の処理で検索
された全てのアクセス番号に対応する正答点数を、テス
ト成績管理メモリ26eの正答点数エリア26e5から
読み出し、その読み出された全ての正答点数の和を算出
する(S33)。更に、S31の処理で検索された全て
のアクセス番号に対応する満点点数を、テスト成績管理
メモリ26eの満点点数エリア26e6から読み出し、
その読み出された全ての満点点数の和を算出する(S3
4)。
【0097】S33の処理で算出された正答点数の和
を、S34の処理で算出された満点点数の和で除算して
短期成績評点を算出し(S35)、その算出された短期
成績評点を、アクションデータメモリ36gの配信日時
エリア36g2に記憶される今回配信日時に対応つけ
て、短期成績評点エリア36g5へ書き込む(S3
6)。
【0098】また、S35で短期成績評点が算出された
後、テスト成績レベル変換テーブル36fを参照して、
短期成績評点が該当する成績評点参照エリア36f2の
区分を判断し、その区分に対応する成績レベルエリア3
6f1に記憶された成績レベルを、今回配信日時に対応
する短期成績レベルとして決定する(S37)。短期成
績レベルを決定した後、その短期成績レベルを今回配信
日時に対応するアクションデータメモリ36gの短期成
績レベルエリア36g8へ書き込み(S38)、次の累
積成績分析処理の実行を指令して(S39)、この短期
成績分析処理を終了する。
【0099】図11は、累積成績分析処理を示したフロ
ーチャートである。累積成績分析処理では、アクション
データメモリ36gの配信日時エリア36g2に記憶さ
れる今回配信日時と教材提供サーバ2の学習進捗管理メ
モリ26dの学習終了日時エリア26d6に記憶される
学習終了日時とを比較して、初回学習開始日時から今回
配信日時までの期間内に該当するアクセス番号を学習進
捗管理メモリ26dのアクセス番号エリア26d2から
全て検索する(S41)。該当するアクセス番号がない
場合(S42:No)、初回学習開始日時から今回配信
日時までの期間内にテストが実施されていないので、処
理をS49へ移行して、次のアクション分析処理の実行
を指令して(S49)、この累積成績分析処理を終了す
る。
【0100】一方、S41の処理で該当するアクセス番
号がある場合(S42:Yes)、S41の処理で検索
された全てのアクセス番号に対応する正答点数を、テス
ト成績管理メモリ26eの正答点数エリア26e5から
読み出し、その読み出された全ての正答点数の和を算出
する(S43)。更に、S41の処理で検索された全て
のアクセス番号に対応する満点点数を、テスト成績管理
メモリ26eの満点点数エリア26e6から読み出し、
その読み出された全ての満点点数の和を算出する(S4
4)。
【0101】S43の処理で算出された正答点数の和
を、S44の処理で算出された満点点数の和で除算して
累積成績評点を算出し(S45)、その算出された累積
成績評点を、アクションデータメモリ36gの配信日時
エリア36g2に記憶される今回配信日時に対応つけ
て、累積成績評点エリア36g6へ書き込む(S4
6)。
【0102】また、S45で累積成績評点が算出された
後、テスト成績レベル変換テーブル36fを参照して、
累積成績評点が該当する成績評点参照エリア36f2の
区分を判断し、その区分に対応する成績レベルエリア3
6f1に記憶された成績レベルを、今回配信日時に対応
する累積成績レベルとして決定する(S47)。累積成
績レベルを決定した後、その累積成績レベルを今回配信
日時に対応するアクションデータメモリ36gの累積成
績レベルエリア36g9へ書き込み(S48)、次のア
クション分析処理の実行を指令して(S49)、この累
積成績分析処理を終了する。
【0103】図12は、アクション分析処理を示したフ
ローチャートである。アクション分析処理では、まず、
今回配信日時に対応する学習進捗レベル及び前回配信日
時に対応する学習進捗レベルを、アクションデータメモ
リ36gの学習進捗レベルエリア36g7から読み出し
(S51)、学習進捗状態レベル判定テーブル36hを
参照して、今回学習進捗レベル及び前回学習進捗レベル
に対応する学習進捗状態レベル値を決定する(S5
2)。次に、今回配信日時に対応する今回短期成績レベ
ルが、アクションデータメモリ36gの短期成績レベル
エリア36g8に記憶されているか否かを判断し(S5
3)、今回短期成績レベルが記憶されていない場合には
(S53:No)、短期成績状態レベルの算出をせずに
処理をS59へ移行して、次の支援メール編集送信処理
の実行を指令して(S59)、このアクション分析処理
を終了する。
【0104】一方、今回配信日時に対応する今回短期成
績レベルが、アクションデータメモリ36gの短期成績
レベルエリア36g8に記憶されている場合には(S5
3:Yes)、その今回短期成績レベルと前回配信日時
に対応する前回短期成績レベルとを、アクションデータ
メモリ36gの短期成績レベルエリア36g8から読み
出す(S54)。この処理後、テスト成績状態レベル判
定テーブル36iを参照して、今回短期成績レベル及び
前回短期成績レベルに対応する短期成績状態レベル値を
決定する(S55)。S55の処理後、今回配信日時に
対応する今回累積成績レベルが、アクションデータメモ
リ36gの累積成績レベルエリア36g9に記憶されて
いるか否かを判断し(S56)、今回累積成績レベルが
記憶されていない場合には(S56:No)、累積成績
状態レベルの算出をせずに処理をS59へ移行して、次
の支援メール編集送信処理の実行を指令して(S5
9)、このアクション分析処理を終了する。
【0105】一方、今回配信日時に対応する今回累積成
績レベルが、アクションデータメモリ36gの累積成績
レベルエリア36g9に記憶されている場合には(S5
6:Yes)、その今回累積成績レベルと前回配信日時
に対応する前回累積成績レベルとを、アクションデータ
メモリ36gの累積成績レベルエリア36g9から読み
出す(S57)。この処理後、テスト成績状態レベル判
定テーブル36iを参照して、今回累積成績レベル及び
前回累積成績レベルに対応する累積成績状態レベル値を
決定し(S58)、次の支援メール編集送信処理の実行
を指令して(S59)、このアクション分析処理を終了
する。
【0106】なお、当然のことながら、上記の処理によ
り決定された学習進捗状態レベル値、短期成績状態レベ
ル値および累積成績状態レベル値は一時的にRAM33
に記憶される。また、上記S54及びS57処理におい
て、前回配信日時に対応する短期成績レベルエリア36
g8及び累積成績レベルエリア36g9に短期成績レベ
ル及び累積成績レベルのデータが記憶されていない場合
には、今回配信日時を除いた配信日時のうち最新の日時
に対応する短期成績レベル及び累積成績レベルを、前回
配信日時に対応する短期成績レベル及び累積成績レベル
として、短期成績レベルエリア36g8及び累積成績レ
ベルエリア36g9から読み出すものとする。
【0107】図13は、支援メール編集送信処理を示し
たフローチャートである。まず、支援メール編集送信処
理では、上記した図8から図12の一連の処理により学
習進捗状態レベル値、短期成績状態レベル値および累積
成績状態レベル値が算出された学習者について、その学
習者のログイン名に対応する支援者メールアドレスを、
設定情報メモリ36bの支援者メールアドレスエリア3
6b2から読み出し、原案メール50に送信先データ5
1aとして書き込む(S61)。
【0108】また、メール管理サーバ3の電子メールア
ドレスを、原案メール50に送信元データ51bとして
書き込んだ後(S62)、所定のタイトル文を原案メー
ル50にタイトルデータ51cとして書き込む(S6
3)。なお、メール管理サーバ3の電子メールアドレス
は、HD36の一部に記憶されている。また、原案メー
ル50のタイトルデータ51aに書き込まれるタイトル
文は、例えば、学習者の氏名や今回起動日時などを併記
したものであり、メール管理サーバ3からの原案メール
50であることが支援者により容易に識別できる内容と
されている。
【0109】次に、ログイン名に対応する学習者の氏名
を、教材提供サーバ2の学習者情報メモリ26cから読
み出して、原案メール50に支援メッセージデータ52
aの宛名として書き込み(S64)、所定の挨拶文を、
原案メール50に支援メッセージデータ52aの時候の
挨拶に書き込む(S65)。なお、S64の処理で宛名
を支援メッセージデータ52aに書き込む場合、その学
習者の氏名の後に「さん」などの敬称を書き加えるよう
にしても良い。また、挨拶文は、時候に応じた内容のも
のがメッセージ文案メモリ36jの一部に複数記憶され
ており、今回配信日時に基づいて適切なものが原案メー
ル50に書き込まれる。
【0110】更に、今回配信日時における学習進捗状態
レベル値に対応した学習進捗アドバイス文案を、メッセ
ージ文案メモリ36jの学習進捗アドバイス文案エリア
36j1から読み出して、支援メッセージデータ52a
の学習進捗アドバイス文として原案メール50に書き込
む(S66)。次に、今回配信日時に対応する短期成績
状態レベル値及び累積成績状態レベル値が算出されたか
否かが判断され(S67)、RAM33に短期成績状態
レベル値及び累積成績状態レベル値が記憶されている場
合には(S67:Yes)、その短期成績状態レベル値
及び累積成績状態レベル値の各々に対応したテスト成績
アドバイス文案を、メッセージ文案メモリ36jのテス
ト成績アドバイス文案エリア36j2からそれぞれ読み
出して、支援メッセージデータ52aの短期成績状態及
び累積成績状態に関するテスト成績アドバイス文として
それぞれ書き込む(S68)。
【0111】その後、所定の終わりの言葉文を支援メッ
セージデータ52aの終わりの言葉として原案メール5
0に書き込んだ後(S69)、かかる原案メール50の
データを、ログイン名に対応した支援メール格納メモリ
36kに格納して(S70)、この原案メール50を送
信先データ51aが示す支援者メールアドレスへ送信し
て(S71)、この支援メール編集送信処理を終了す
る。ただし、S67の処理において、RAM33に短期
成績状態レベル値及び累積成績状態レベル値が記憶され
ていない場合には(S67:No)、テスト成績アドバ
イス文を原案メール50に書き込まずに、処理をS68
の処理をスキップして、S69以降の処理を実行する。
なお、終わりの言葉文はメッセージ文案メモリ36jの
一部に記憶されている。
【0112】図14は、複製メール受信処理を示したフ
ローチャートである。複製メール受信処理は、支援者P
C5から送信される複製メール70をメール管理サーバ
3で受信するための処理である。この複製メール受信処
理では、まず、メール管理サーバ3において複製メール
70を受信したか否かが判断され(S81)、複製メー
ル70を受信するまで待機する(S81:No)。複製
メール70を受信すると(S81:Yes)、その複製
メール70のヘッダデータ71の送信先データ71aが
読み取られ(S82)、その送信先データ71aの電子
メールアドレスに該当する学習者メールアドレスを、教
材提供サーバ2の学習者情報メモリ26cから検索し、
その検索された学習者メールアドレスに対応するログイ
ン名を学習者情報メモリ26cから読み出す(S8
3)。
【0113】そして、読み出したログイン名に対応する
支援メール格納メモリ36kから、S81の処理で受信
した複製メール70の原案である原案メール50を検索
し(S84)、その検索された原案メール50に複製メ
ール70を上書きして(S85)、この複製メール受信
処理を終了する。
【0114】なお、支援者PC5からの複製メール70
を受信しない場合には(S81:No)、上記図13の
S70の処理によって支援メール格納メモリ36kに記
憶された原案メール50がそのまま保持される。
【0115】このように、複製メール70を受信した場
合(S81:Yes)、その複製メール70を対応する
原案メール50に上書きすることによって、支援者から
学習者宛てに実際に送信された支援メールの内容を、メ
ール管理サーバ3において統括して管理することができ
る。しかも、複製メール70のヘッダデータ71には、
実支援メール60のヘッダデータ61と同一内容の送信
日時が書き込まれているので、複製メール70を支援メ
ール格納メモリ36kに上書きすることによって、実支
援メール60の送信日時をもメール管理サーバ3により
統括して管理できるのである。
【0116】図15は、要求メール80の送信過程を示
した概念図である。図15に示すように、要求メール8
0は、支援者PC5からメール管理サーバ3の電子メー
ルアドレスへ送信される電子メールであり、送信先デー
タ81aと、送信元データ81bと、タイトルデータ8
1cとを有するヘッダデータ81と、学習者指定データ
82aと、期間指定データ82bと、返信先指定データ
82cとを有するボディデータ82とを備えている。な
お、タイトルデータ81cが設定変更要求コードの場
合、要求メール80のボディデータ82には、期間指定
データ82bが存在しないが、その一方で、変更指定デ
ータ82d及び変更内容データ82eが別途加えられて
いる。
【0117】ヘッダデータ81の送信先データ81a
は、メール管理サーバ3の電子メールアドレスであり、
送信元データ81bは、要求メール80の送信元メール
アドレス、例えば、支援者メールアドレスである。ま
た、タイトルデータ81cは、要求メール80によりメ
ール管理サーバ3に要求する内容を示した要求コードで
あり、例えば、学習管理情報要求コード、既配信メール
要求コードおよび設定変更要求コードなどである。ここ
で、学習管理情報要求コードは学習進捗管理メモリ26
d及びテスト成績管理メモリ26eに記憶される各種情
報の閲覧を、既配信メール要求コードは支援メール格納
メモリ36kに記憶される電子メールの閲覧を、設定変
更要求コードは設定情報メモリ36bに記憶される各種
情報の変更又は追加を、メール管理サーバ3に対してそ
れぞれ要求するためのコードである。
【0118】ボディデータ82の学習者指定データ82
aは、タイトルデータ81cの要求コードが示す内容の
応答処理を、どの学習者について行うかを示す指定デー
タであり、例えば、学習者の氏名などである。期間指定
データ82bは、タイトルデータ81cが学習管理情報
要求コード又は既配信メール要求コードである場合に、
その閲覧が要求される情報の期間を示す指定データであ
る。例えば、期間指定データ82bを「2000/7/
2〜2000/8/2」などと指定すれば、西暦200
0年7月2から西暦2000年8月2日までに学習進捗
管理メモリ26d及びテスト成績管理メモリ26eに記
憶された情報や、西暦2000年7月2から西暦200
0年8月2日までに支援メール格納メモリ36kに記憶
された電子メールの閲覧を要求することができる。
【0119】返信先指定データ82cは、要求メール8
0に対する応答メールの送信先である電子メールアドレ
ス(以下「返信先メールアドレス」と称す。)である。
応答メールは、タイトルデータ81cが学習管理情報要
求コード又は既配信メール要求コードの場合には閲覧が
要求された情報をボディデータに書き込んだ電子メール
であり、タイトルデータ81cが設定変更要求コードの
場合には変更前のデータと変更後のデータとをボディデ
ータに書き込んだ電子メールである。
【0120】変更指定データ82dは、タイトルデータ
81cが設定変更要求コードである場合に、設定変更が
要求されるデータを指定するためのコードである。例え
ば、変更指定データ82dがアドレス変更コードである
場合には、設定情報メモリ36bの支援者メールアドレ
スエリア36b2に記憶される支援者メールアドレスの
変更を要求するものであり、変更指定データ82dが配
信間隔変更コードである場合には、設定情報メモリ36
bの配信間隔エリア36b3に記憶される配信間隔の変
更を要求するものである。
【0121】変更内容データ82eは、変更指定データ
82dにより変更が要求されるデータの変更後の内容で
あり、例えば、変更指定データ82dがアドレス変更コ
ードである場合には変更後の支援者メールアドレスであ
り、変更指定データ82dが配信間隔変更コードである
場合には変更後の配信間隔を示す日数である。
【0122】図16は、要求メール応答処理を示したフ
ローチャートである。この要求メール応答処理では、ま
ず、要求メール80を受信するまで待機し(S91:N
o)、要求メール80を受信すると(S91:Ye
s)、その要求メール80のタイトルデータ81cの要
求コードが読み取られる。タイトルデータ81cが学習
管理情報要求コードの場合(S92:学習管理情報要求
コード)、要求メール80のボディデータ82から学習
者指定データ82a、期間指定データ82b及び返信先
データ82cを読み取り(S93)、学習者指定データ
82aに対応するログイン名を学習者情報メモリ26c
から検索する(S94)。検索されたログイン名に基づ
き、そのログイン名に対応した学習進捗管理メモリ26
d及びテスト成績管理メモリ26eに記憶されているデ
ータから、指定期間データ82bで指定された期間に該
当するデータを抽出して、応答メールのボディデータに
書き込む(S95)。
【0123】また、タイトルデータ81cが既配信メー
ル要求コードの場合(S92:既配信メール要求コー
ド)、要求メール80のボディデータ82から学習者指
定データ82a、期間指定データ82b及び返信先デー
タ82cを読み取り(S96)、学習者指定データ82
aに対応するログイン名を学習者情報メモリ26cから
検索する(S97)。検索されたログイン名に基づき、
そのログイン名に対応した支援メール格納メモリ36k
に記憶されている電子メールから、指定期間データ82
bで指定された期間に支援メール格納メモリ36kに記
憶されたものを読み出し、応答メールのボディデータに
書き込む(S98)。
【0124】更に、タイトルデータ81cが設定変更要
求コードの場合(S92:設定変更要求コード)、要求
メール80のボディデータ82から学習者指定データ8
2a、返信先データ82c、変更指定データ82d及び
変更内容データ82eを読み取り(S99)、学習者指
定データ82aに対応するログイン名を学習者情報メモ
リ26cから検索する(S100)。
【0125】ここで、変更指定コード82dがアドレス
変更コードであれば(S101:アドレス変更コー
ド)、S100の処理で検索されたログイン名に対応す
る支援者メールアドレスエリア36b2のデータを、変
更内容データ82eの支援者メールアドレスに書き換え
る(S102)。更に、その書き換えされた支援者メー
ルアドレスを支援者メールアドレスエリア36b2から
読み出して、書き換えられる以前の支援者メールアドレ
スと共に応答メールのボディデータに書き込むのである
(S103)。ここで、書き換えられる以前の支援者メ
ールアドレスは、S102の処理以前に予めRAM33
に一時的に記憶して保持する。
【0126】一方、変更指定コード82dが配信間隔変
更コードであれば(S101:配信間隔変更コード)、
S100の処理で検索されたログイン名に対応する配信
間隔エリア36bのデータを、変更内容データ82eの
配信間隔の日数に書き換える(S104)。更に、その
書き換えされた配信間隔を配信間隔エリア36b3から
読み出して、応答メールのボディデータに書き込むので
ある(S105)。ここで、書き換えられる以前の配信
間隔の日数は、S105の処理以前に予めRAM33に
一時的に記憶して保持する。その後、S95、S98、
S103及びS105の処理後、要求メール80の返信
先データ82cの電子メールアドレスへ応答メールを送
信して(S106)、この要求メール応答処理を終了す
る。
【0127】なお、上記実施例において、請求項1記載
の学習情報としては学習進捗管理メモリ26d及びテス
ト成績管理メモリ26eに記憶される各データが、学習
情報読出手段としては図9のS11及びS12の処理、
図10のS31からS34の処理並びに図11のS41
からS44の処理が、分析手段としては図9のS13か
らS15、S17、S18及びS20の処理、図10の
S35及びS37の処理、並びに、図11のS45及び
S47の処理が、学習状況判断手段としては図12のア
クション分析処理が、メッセージ読出手段としては図1
3のS66及びS68の処理が、メッセージ送信手段と
しては図13のS71の処理が、それぞれ該当する。ま
た、請求項2記載の時間経過判断手段としては図8のS
3の処理が、学習情報読出実行手段としては図8のS5
の処理が、それぞれ該当する。
【0128】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。例え
ば、本実施例では、メール管理サーバ3を教材提供サー
バ2とは別個に設けたが、かかるメール管理サーバが有
する機能を教材提供サーバに搭載しても良い。また、図
12のS52、S55及びS58の処理でそれぞれ決定
される各状態レベル値が前回配信日時に決定された各状
態レベル値と等しい場合、図12のS52、S55及び
S58の処理で実際に決定された各状態レベル値から
「1」減算した値を、今回の状態レベル値として以降の
処理を実行しても良い。このようにすれば、前回配信日
時と今回配信日時とで同一内容の支援メッセージが送信
されることを防止することができ、更に、学習者の学習
意欲の向上も図ることができる。
【0129】
【発明の効果】 請求項1記載の学習支援メッセージ配
信プログラムによれば、学習者の学習情報を分析データ
に基づいて分析し、その分析結果データを過去の分析結
果データと比較することにより学習者の学習状況の変化
を判断し、その判断結果に応じた内容の支援メッセージ
を読み出して支援者装置の送信先アドレスへ送信するこ
とができる。よって、本来であれば支援者が作成すべき
支援メッセージは、本プログラムとコンピュータとが協
動することによって、支援者に代行して作成されて支援
者装置へ送信されるので、支援メッセージの作成に伴う
支援者の負担を軽減することができるという効果があ
る。
【0130】しかも、送信先アドレスへ送信された支援
メッセージが支援者装置により受信されれば、かかる支
援メッセージに基づいて支援者が学習者に適切なアドバ
イスを与えることができ、支援者と学習者との間で学習
状況に応じた適切なコミュニケーションをとることがで
き、学習者の学習意欲の減退や学習の挫折を未然に防止
することができるという効果がある。
【0131】請求項2記載の学習支援メッセージ配信プ
ログラムによれば、請求項1記載の学習支援メッセージ
配信プログラムの奏する効果に加え、学習情報読出実行
手段によって、学習情報読出手段が所定の時間間隔毎に
実行されるので、学習者の学習状況に応じた支援メッセ
ージを定期的に送信することができる。よって、支援者
は、学習者に対する支援メッセージを定期的に取得する
ことができ、学習者に対して支援メッセージに基づいた
きめ細かなアドバイスを与えることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の一実施例であるメール管理
サーバを備えた遠隔学習ネットワークシステムのブロッ
ク図であり、(b)は教材提供サーバの電気的構成を示
したブロック図である。
【図2】 (a)は学習進捗管理メモリの概念図であ
り、(b)はテスト成績管理メモリの概念図である。
【図3】 (a)はメール管理サーバの電気的構成を示
したブロック図であり、(b)は設定情報メモリの概念
図である。
【図4】 (a)は学習進捗分析基準データメモリの概
念図であり、(b)はテスト成績分析基準データメモリ
の概念図であり、(c)は学習進捗レベル変換テーブル
の概念図であり、(d)はテスト成績レベル変換テーブ
ルの概念図である。
【図5】 アクションデータメモリの概念図である。
【図6】 (a)は学習進捗状態レベル判定テーブルの
概念図であり、(b)はテスト成績状態レベル判定テー
ブルの概念図である。
【図7】 支援メールの送受信過程の概念図である。
【図8】 サーバ管理処理を示したフローチャートであ
る。
【図9】 学習進捗分析処理を示したフローチャートで
ある。
【図10】 短期成績分析処理を示したフローチャート
である。
【図11】 累積成績分析処理を示したフローチャート
である。
【図12】 アクション分析処理を示したフローチャー
トである。
【図13】 支援メール編集送信処理を示したフローチ
ャートである。
【図14】 複製メール受信処理を示したフローチャー
トである。
【図15】 要求メールの送信過程を示した概念図であ
る。
【図16】 要求メール応答処理を示したフローチャー
トである。
【符号の説明】
3 メール管理サーバ(コンピュータ) 5 支援者パーソナルコンピュータ(PC)
(支援者装置) 26d 学習進捗管理メモリ(学習情報記憶手段
の一部) 26e テスト成績管理メモリ(学習情報記憶手
段の一部) 36a メール管理プログラム(学習支援メッセ
ージ配信プログラム) 36b2 支援者メールアドレスエリア(アドレス
記憶手段) 36b3 配信間隔エリア(時間間隔記憶手段) 36c 学習進捗分析基準データメモリ(分析デ
ータ記憶手段の一部) 36d テスト成績分析基準データメモリ(分析
データ記憶手段の一部) 36e 学習進捗レベル変換テーブル(分析デー
タ記憶手段の一部) 36f テスト成績レベル変換テーブル(分析デ
ータ記憶手段の一部) 36g アクションデータメモリ36g(分析結
果データ記憶手段) 36j メッセージ文案メモリ(メッセージ記憶
手段) 37 リアル・タイム・クロック(RTC)
(計時手段)
フロントページの続き (72)発明者 内村 数子 石川県金沢市北町102街区5 株式会社パ ステルラボ内 (72)発明者 林 欽也 石川県石川郡野々市町押野2丁目12番地1 号 (72)発明者 今村 紘一 石川県石川郡野々市町稲荷1丁目140番地 Fターム(参考) 2C028 BC04 BC05 BD02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習者の学習情報を記憶する学習情報記
    憶手段と、その学習者の支援者により使用される支援者
    装置とに接続され、且つ、その支援者装置への通信デー
    タの送信先アドレスを記憶するアドレス記憶手段を備え
    たコンピュータを、 前記学習情報記憶手段から学習情報を読み出す学習情報
    読出手段と、 その学習情報読出手段により読み出された学習情報を分
    析するための分析データを記憶する分析データ記憶手段
    と、 その分析データ記憶手段に記憶される分析データに基づ
    いて前記学習情報読出手段により読み出された学習情報
    を分析して分析結果データを得る分析手段と、 その分析手段により分析された分析結果データを記憶す
    る分析結果データ記憶手段と、 その分析結果データ記憶手段に記憶される過去の分析結
    果データと前記分析手段により得られた今回の分析結果
    データとを比較して、学習状況の変化を判断する学習状
    況判断手段と、 その学習状況判断手段による判断結果に対応した内容の
    支援メッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、 そのメッセージ記憶手段から、前記学習状況判断手段に
    よる判断結果に対応した支援メッセージを読み出すメッ
    セージ読出手段と、 そのメッセージ読出手段により読み出された支援メッセ
    ージを、前記アドレス記憶手段に記憶される送信先アド
    レスへ送信するメッセージ送信手段として機能させるこ
    とを特徴とする学習支援メッセージ配信プログラム。
  2. 【請求項2】 時刻を計時する計時手段と、 前記学習情報読出手段の実行後から次回の実行時までの
    時間間隔を記憶する時間間隔記憶手段と、 その時間間隔記憶手段に記憶される時間間隔の経過を前
    記計時手段により計時される時刻に基づいて判断する時
    間経過判断手段と、 その時間経過判断手段により前記時間間隔記憶手段に記
    憶される時間間隔が経過したと判断された場合に、前記
    学習情報読出手段を実行させる学習情報読出実行手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の学習支援
    メッセージ配信プログラム。
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