JP3904869B2 - 学習支援装置および学習支援方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明はネットワークなどを介して提供される教材を用いて自主学習を行う学習者を支援するための学習支援装置および学習支援方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、安価なコンピュータやインターネットの普及により、教室での教師と複数の生徒によるグループ学習を補佐するものとして、コンピュータを用いた通信教育(いわゆるe-Learning)が一般的になりつつある。このような通信教育では時間や場所の制約がないため、誰でも、家庭や職場で自主的な学習を行うことができる。例えば、中高年層の労働者のための再教育、語学などの生涯教育、不登校児童の在宅学習などを目的とした通信教育課程があり、多くの自習教材が作成されている。
【0003】
しかし、このような通信教育では主に自習による学習スタイルとなるため、学習の継続が困難という問題がある。例えば、大学の通信課程ではリタイアせずに卒業する学生は入学者の2−3割ともいわれている。この問題を解決するために、飽きさせない教材づくりや、アドバイザーや事務局のサポート体制の整備などが行われている。しかし、サポートを受けるのも時間や気力がいるので、そのまま継続できずにリタイアしてしまう学習者も多い。
【0004】
自習という学習スタイルの問題点としては、意欲をもってはじめても、途中で理解できなくなったり、飽きてしまったり、眠ってしまった場合、どこから再開すべきかわからないことがあげられる。細かく達成度のテストを行って、どこからやりなおすべきか調べることは可能だが、時間のない学習者には受け入れにくい方法である。
【0005】
これに関連する技術としては、例えば、特許第2546415号、特許第2912376号、特許第2936943号、特開平5−96971号公報などに記載されているように、主に車の運転時に居眠りを防止するため、ドライバーの目の部分の映像の解析、ドライバーの姿勢の解析、皮膚電位の測定などの方法により居眠りを検出する方法や、検出したらブザーや椅子の振動などによりドライバーの注意を喚起するといった特許出願が多くなされている。
【0006】
しかし、通信教育の学習者の場合、眠ってしまっても安全上問題があるわけではない上、その場で注意を喚起されても、すぐに教材に集中できるものではない。むしろ少し休んで再開した方が集中しやすいといえる。
【0007】
また、通信教育では、進度の遅れなどの学習中の悩みを共有する相手をみつけにくい。教室でのグループ学習では、周囲の学習者の状況がある程度把握できるため、わからないのは自分だけではないと知って安心したり、がんばっている人をみてはげまされたり、お互いに助け合うことも可能である。しかし、通信教育では同じ教材で学んでいる他の学習者の存在がみえず、コミュニケーションの機会が少ない。
【0008】
このような問題を解決するために、電子掲示板などにより学習者間のコミュニケーションをサポートする仕組みを持つ通信教育サイトもある。
【0009】
しかし、学習意欲が落ちている場合など、積極的に掲示板などで悩みをうちあける学習者は少ない。むしろ、自分からアクションをおこすことなく、孤立していく学習者が多いと思われる。他の学習者は、学習意欲が落ちている学習者の存在を知る手段がない。とはいうものの、学習意欲が落ちている学習者の存在を、他の学習者全員に知らせるのは論外である。学習者のプライドが傷つけられるだろうし、困っている学習者の数が多すぎると学習者同士の助け合いは難しい。ある学習者の学習状況を知らせるべき、適切な学習者にのみ提示すべきだが、従来の技術では適切な学習者の判定は難しい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の学習支援装置では、学習を途中で中断したとき、自分がどこまで理解しており、どこから再開すべきかわかりにくく、継続が困難であった。また、他の学習者の学習状況が見えないため、学習意欲の落ちている学習者をはげましたりといったコミュニケーションを行うことが難しかった。
【0011】
そこで本願発明は、学習者の学習状況を時系列で提示し、あとで、集中力が落ちたところから学習を再開できるようにする。また、学習意欲が落ちている学習者の状況を、他の適切な学習者に知らせることにより、学習者同士のコミュニケーションを促進する。これにより、通信教育などの自習形態による学習の継続を容易にすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、音声や映像、テキストなどのマルチメディアデータで構成される学習教材を格納するための教材記憶手段と、この教材記憶手段に格納された教材を学習者に提示するための教材提示手段と、この教材提示手段によって提示された教材に対し、学習者が学習に際しての操作情報を入力するための操作手段と、学習者の状況を表す状況情報を獲得するための状況情報入力手段と、この状況入力手段によって入力された状況情報、前記教材提示手段により学習者に提示された教材の提示状況、および前記操作手段により入力される学習者の操作情報をもとに、学習者の学習状況を判定する学習状況判定手段と、この学習状況判定手段によって判定された学習状況を、前記教材提示手段により提示された教材の提示状況と対応づけて、時系列情報として格納する学習状況記憶手段と、この学習状況記憶手段に格納された学習状況にもとづき、前記教材記憶手段に格納された教材と、前記学習状況記憶手段に格納された学習状況の時系列情報の提示方法を決定する提示方法決定手段と、前記学習状況記憶手段に格納された教材の提示状況と前記提示方法決定手段によって決定された学習者の学習状況の時系列情報を対応付けて学習者に提示するための学習状況提示手段とを有することを特徴とする。
【0013】
このような本願発明によれば、自分の学習状況を正確に把握し、学習中断のあとの再開が容易になる。
【0014】
また、本願発明は同一の教材を用いて学習を行う複数の学習者が、お互いへのメッセージを入力するためのメッセージ入力手段と、このメッセージ入力手段により入力されたメッセージを記録するためのメッセージ記録手段と、このメッセージ記録手段により記録されたメッセージを、学習者に提示するためのメッセージ提示手段と、前記メッセージ記録手段に記録されたメッセージ群から、学習者間の対人関係を判定するための対人関係判定手段をさらに有し、前記提示方法決定手段は、前記学習状況判定手段により判定された学習者の学習状況を、前記対人関係判定手段によって判定された対人関係にもとづき、他の学習者に提示するか否かを決定することを特徴とする。
【0015】
このような本願発明によれば、複数の学習者間で、対人関係に応じて学習状況を提示しあうことにより、学習者同士のコミュニケーションを促進することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]以下、図面に従って、本願発明の第1の実施形態を説明する。図1は、本願発明の一実施形態を示すブロック図である。教材記憶部10には、あらかじめ用意された音声や映像、テキストなどマルチメディアデータからなる学習教材が格納されている。この教材記憶部10に格納されている教材は、例えばディスプレイやスピーカーなどの教材提示部11により、学習者に提示される。
【0017】
学習者は、この教材提示部11に提示される教材の選択や、問題に対する解答の入力などの操作を、例えばキーボードやマウスなどの操作部12により行う。
【0018】
状況情報入力部13は、例えば、学習者の学習状況をモニタするカメラや音声情報をひろうマイク、あるいは学習者の皮膚電位などの生体情報をモニタする装置である。学習状況判定部14は、この状況情報入力部13により入力された、映像や音声,生体情報などの状況情報をもとに、学習者の覚醒状態などの学習状況を判定するものである。学習状況記憶部15は、この学習状況判定部14によって判定された学習状況を、先に教材提示部11によって提示された教材の提示状況と対応づけて、時系列情報として格納する。
【0019】
学習状況提示部16は、この学習状況記憶部15に格納された学習状況を、教材提示部11により提示された教材の提示状況と対応づけて提示する。提示方法決定部17は、操作部12から入力された学習者の操作情報と、学習状況記憶部15に格納された学習状況から、教材記憶部10に格納された教材を教材提示部11に提示する方法を決定するとともに、学習状況記憶部15に格納された学習状況を学習状況提示部16に提示する方法を決定するものである。
【0020】
以下に、本願発明の第1の実施形態における処理を示す。処理の流れの概略は図2のフローチャートに示す。学習者が操作部12からの操作により学習を開始すると、まず、提示方法決定部17は、学習状況記憶部15に格納された内容から過去の学習状況をしらべて、はじめての学習かどうかを判定する(ステップS201)。
【0021】
ここで、学習状況記憶部15には、図4に示すように、学習者のIDと時刻,学習者が行った操作,提示した教材,状況情報から学習状況判定部14によって判定された学習者の学習状況が記憶されている。学習者の記録がなにもなければ、はじめての学習とする。
【0022】
はじめての学習の場合は、教材提示部16から教材記憶部10に記憶された提示順序に従って、最初の教材を学習者に提示する(ステップS204)。はじめてでなければ、提示方法決定部17は、過去の学習状況により例えば図3の学習開始時に示すようなルールに基づき、教材および学習状況の提示方法を決定する。
【0023】
図4の学習状況の情報を用いて提示方法決定部17の処理を説明する。まず、UserIDが学習者と同一で、現在の日付にもっとも近い過去の日付を持つデータから、時刻が継続する一連のデータを抽出する。その中でもっとも時刻の早いデータ(一連の学習の開始データ)と、もっとも時刻の遅いデータ(一連の学習の最終データ)、および、学習状況をあらわすデータ(Condition:ではじまる全行)を抽出する。次に、Condition が一定の値(覚醒レベルの下限、例えば0.2)以上である時間(集中時間)と、下回っている時間(休憩時間)のそれぞれの合計を求める。
【0024】
例えば、概算で求める場合は、Condition1の状態からCondition2の状態になるまでの期間においては、Condition1の状態であったと仮定して求める。図4における学習者の学習状況(2)ではCondition 0.25、学習状況(3)ではCondition 0.19であり、この間は10秒である。この10秒は、Condition 0.2以上であった集中時間として合計に加算する。一方、学習状況(3)と学習状況(4)の間の10秒は、Condition 0.2未満の休憩時間に加算する。
【0025】
ただし、学習開始データから最初のCondition データまでの時間は、最初のCondition データの学習状況と同じとみなすことにする。よって、図4で、開始から学習状況(1)までの25秒は、Condition が0.55とする。また、最後の学習状況(5)から最終データまでの3秒は、最後の学習状況(5)のCondition 0.45とみなす。
【0026】
このような方法で求めた集中時間と休憩時間を使って、(集中時間/(集中時間+休憩時間))×100の値が、90%以上であれば図3の学習開始時のルール1,50%以上90%未満であればルール2,50%未満であればルール3を用いる。
【0027】
ルール1にあてはまる場合や、学習者が過去の学習項目を選択せずに[先へすすむ]などを選択した場合は、例えば、教材記憶部10に記憶された設定に従い、これまでの学習状況に応じて、次に提示すべき教材を決定する。
【0028】
また、ルール2もしくはルール3にあてはまる場合は、過去の学習状況を学習状況提示部16から学習者に提示する(ステップS203)。例えば、図5に示すように、教材の提示時間を横軸、学習者の集中度を縦軸に表した学習状況を時系列に表示する。グラフは曲線近似して表示してもよい。この図5では時間軸に沿って、提示した教材の項目名を表示している。
【0029】
ここで学習者が、任意の項目名を指定した場合、指定された項目の教材を教材記憶部10から読み出し教材提示部11に提示して(ステップS204)、学習を再開することができる。学習者が一定時間内に、その教材で予め設定されている操作を行った場合は、教材の設定に従い、所定の教材を順次教材提示部11から提示していく。例えば、図6のように教材提示部11に提示された問題に対し、学習者が操作部12から正解を選択すれば次の問題を提示し、不正解であれば解説のページを提示するような設定に従い、提示方法決定部17は提示すべき教材を決定する。
【0030】
また図6のように、教材提示部11と学習状況提示部16が同一画面上に、教材と過去の学習状況を同時に提示してもよい。ここで図6の上のウィンドウは過去の学習状況を提示し、下のウィンドウに対応する教材を提示している。教材の提示内容は操作部12を介して、図6の上のウィンドウのスライダーを動かして調節する。学習者は内容を確認しながらスライダーを操作して、教材の任意の位置を選択し学習を再開することができる。教材を提示したら、図4の形式で提示された教材と時間を提示状況として学習状況記憶部15に格納する(ステップS205)。
【0031】
学習者は提示された教材に従い、学習を進めていくが、例えば、図6の下のウィンドウに提示されているような項目のどれかを選択したり、キーボードやマイクなどを用いて操作部12から回答を入力する(ステップS206)。学習者の操作内容と時間も、例えば図4に示したように、学習状況の一部として学習状況記憶部15に格納する(ステップS207)。
【0032】
ところで、学習者が一定時間をすぎても次の操作を行わない場合は、学習状況判定部14は、学習者の学習状況の判定処理を行う。この学習状況判定部14における学習者の状況判定の方法としては、例えば状況情報入力部13としてのカメラから入力された学習者の画像情報を解析して、着席、離席、顔の向き、画面上の注視点、まばたきの回数、目を閉じている時間の長さ、うなずきなどの頭の動き、顔の表情などから覚醒度を求める方法が提案されている。また、脈波・脈拍、皮膚電位、皮膚温、血糖値などの生体情報を用いて覚醒度を求める方法も知られている。さらに、マイクから入力される呼吸の音で呼吸の頻度を求めてもよい。
【0033】
これらのデータから学習者の学習状況(例えば覚醒度を集中度とみなし)を、例えば、0から1.0までの値として求める。あるいは、教材を提示してから学習者が操作を行うまでの時間が一定時間を超えると、集中度が落ちていると判定してもよい。
【0034】
ここで学習者の学習状況と時間も、学習状況の一部として図4に示すように、学習状況記憶部15に格納される(ステップS209)。操作部12からの学習者の操作状況、もしくは、学習状況を記録したら、提示方法決定部17にて次の教材の提示方法を決定する(ステップS202)。ここでは図3に記載の学習中の提示方法決定ルールに示したようなルールを用いて決定する。
【0035】
まず、学習者が一定時間内に、その教材に予め設定された操作を行った場合は、ルール1により次にその設定に従って提示すべき教材を決定する。例えば、図6に表示された教材では、学習者が正解を選択すれば次の問題を提示するように教材記憶部10に予め設定されており、不正解であれば解説のページを提示するよう設定されている。提示方法決定部17は、この設定に従って提示すべき教材を決定する。
【0036】
一方、学習者が一定時間内に操作を行わなかった場合、提示方法決定部17では、学習者の学習状況の経過によって次の提示内容を決定する。ここでも図3に記載の学習中の提示方法決定ルールに示したようなルールを用いて決定する。
【0037】
例えば、図6の教材では、学習者が10秒間質問に答えなくても、学習状況判定部14から得られる学習者の学習状況の値が継続的に良好であれば、ルール2に従い同じページを引き続き提示する。また、学習状況の値が高いレベルから下がってきたら、ルール3に従いヒントや目をひくような画像などを提示し、学習状況の値が低いレベルにとどまっているようであれば、ルール4に従い目次を提示して他の学習項目に変更するか学習者に問い合わせする。
【0038】
さらに、学習状況の値が低いレベルにとどまっていて、なおかつ、学習項目を変更しないことを選択している場合は、ルール5に従い学習者からの回答を待たずに次の問題を提示し、学習状況の値が低いレベルから覚醒レベル以上にあがってきたら、ルール6に従い図5や図6に示したような現在までの学習状況のグラフを提示して、学習者が任意の位置に戻って再開するかどうか選択できるようにする。
【0039】
以上説明したように、本願発明の第1の実施形態によれば、学習者が自分の学習状況を確認することができるため、学習の中断後に、適切な位置に戻って学習を再開することが容易になる。ビデオや音声などの教材の再生中に居眠りなどをして聞き逃した部分があっても、あとから、その部分だけを補習することができる。これにより、通信教育など自習スタイルの学習でも、途中で断念することなく継続することができる。
【0040】
[第2の実施形態]以下、図面をもとに本願発明の第2の実施形態の説明をする。図7は、本願発明の第2の実施形態を示すブロック図である。各学習者が扱う学習支援装置は、第1の実施形態で示した図1のブロック図と同じ構成の装置を想定しており、教材提示部11や操作部12などを利用して学習を行う。図7で図1と同じ構成要件のものは同じ番号を付与して説明する。なお、図7の各構成は学習者ごとに個別のものを利用するように記載しているが、共有してもかまわない。
【0041】
この第2の実施形態の学習支援装置では、学習者同士のコミュニケーションを行うため、第1の実施形態の構成の他に次の構成をもつ。メッセージ入力部18は、テキスト、音声、画像などを含むメッセージデータが入力させるものである。また、入力されたメッセージの宛先(メッセージを読むことができる学習者や学習者のグループ名など)を入力するものである。
【0042】
メッセージ記憶部19は、メッセージ入力部18から入力されたメッセージと、その宛先を格納する。メッセージ記憶部19に格納されたメッセージは、各メッセージの宛先に含まれている学習者や、学習グループのメンバのメッセージ提示部20に提示される。
【0043】
対人関係判定部21では、メッセージ記憶部19に格納された各メッセージの宛先情報もしくはメッセージデータそのものを解析して、学習者間の対人関係を判定するものである。提示方法決定部17は、対人関係判定部21によって求められた対人関係を用いて、関係の深い学習者を特定し、その学習者の学習状況記憶部15から学習状況を読み取って、学習状況を提示するかどうかと提示方法を決定する。
【0044】
以下に、本願発明の第2の実施形態における処理の手順を説明する。ここでは複数の学習者が同じ学習内容の教材を用いて、第1の実施形態と同様に自習形式で学習をすすめる。また、同じ学習内容を学習する学習者が、メッセージを交換する手段をもつ。
【0045】
例えば、図8のような教材提示部11の画面で[掲示板へ]を選択することにより、図9に例を示すような、教材に関連する掲示板の閲覧画面がメッセージ提示部20に表示される。メッセージ提示部20では、あとに述べるメッセージ記憶部19に記録されたデータをもとに、これまで掲示板に投稿された話題のリスト91が、話題が作成された日時順に表示される。学習者が話題のどれかを選択すると、その話題を作成したメッセージを筆頭に、そのメッセージに対して返信されたメッセージや返信への返信など、同じ話題で投稿されたメッセージのリスト92が表示される。メッセージのリストの下に、現在選択されているメッセージの本文93が表示される。
【0046】
[返事を書く]ボタンを選択すると、例えば図10のような選択されたメッセージに対し、返事を入力するためのウィンドウ画面が提示され、学習者はメッセージ入力部18からメッセージへの返事を書くことができる。また、[新しく書く]ボタンを選択すると、新しい話題に関するメッセージを投稿することができる。なお、図10の例では、メッセージの返事の宛先は掲示板に送ってもよいし、返信元の投稿者だけに送れるようにしてもよい。
【0047】
このような投稿されたメッセージの話題No. ,メッセージNo. ,Subject ,著者,本文,作成日時,宛先や、返信の場合は返信元のメッセージNo. と話題No. などを、メッセージ記憶部19に記録しておく。また、新しく話題が作られた場合は、話題No. ,話題の最初のメッセージNo. ,Subject ,作成者,作成日時などの話題データを記録する。
【0048】
また、学習開始時に、例えば図11の学習状況や図8の教材のような画面で[仲間もみる]を選択すると、対人関係の値が高い学習者のうちから、過去に同じ教材で学習を行ったことがある学習者の学習状況を、図12や図13に示すような画面で、同時に表示する。
【0049】
これにより、学習者は仲間の学習状況をみてはげまされたり、落ち込んでいる仲間の存在に気がつくことができる。例えば、提示されている学習者の顔を選択することにより、その学習者へメッセージを送るのを容易にすることもできる。ここで、学習者間の対人関係は、メッセージ記憶部19の記憶内容から、対人関係判定部21にて以下のような方法で判定する。
【0050】
図14は、メッセージの返信関係をあらわす模式図である。図中の矩形はメッセージをあらわし、メッセージの著者である学習者データが記録されているものとする。ここで、学習者1のメッセージへ返信を行った学習者と、学習者1が返信を行った学習者に対して、それぞれの返信回数をカウントする。そして、例えば、以下のような式で対人関係の値を求める。
【0051】
[学習者Xの学習者Yに対する対人関係の値]=[学習者XがYに返信した数]+[学習者Yが学習者Xに返信した数]。
【0052】
これをまとめて図15のような学習者1の対人関係結果を得ることができる。
【0053】
また、メッセージの本文を解析して、さらに詳細な対人関係を求めることも可能である。例えば、本出願人による既出願の特願2001−86224号に示すような方法によって、あらかじめ用意した言い回し表現辞書を用いて返信メッセージ本文からその言い回し表現を抽出し、「歓迎」「賞賛」「同調」「疑問」「反発」などの用語の意味や、その強さ、頻度を求める。図16に言い回し表現辞書の例をあげる。
【0054】
例えば、図10の返信メッセージ94の場合は、「はじめまして」と「同じ」という言い回し表現が含まれる。それぞれの表現の意味と強さは、歓迎(2)、同調(2)である。返信メッセージすべてから言い回し表現を抽出し、強さを足しあわせる。これらを用いて例えば、以下のような式で対人関係の値を求めることができる。
【0055】
[学習者Xの学習者Yに対する対人関係の値]=[学習者XがYに返信した数]+[学習者Yが学習者Xに返信した数]+[返信に含まれる歓迎、賞賛、同調の強さの合計×0.2]−[返信に含まれる疑問、反発の強さの合計×0.2]
【0056】
この式によって求めた対人関係の値の例を図17に示す。
【0057】
このように、メッセージ本文の内容を解析した結果を組み合わせることにより、返信が少なくても関係が良好な場合は値を増やし、返信が多くてもあまりかみあっていない場合などは値を下げることができる。
【0058】
また、返信メッセージの本文全部ではなく、他のメッセージを引用した部分はのぞいて言い回し表現を抽出すれば、さらに精度が高くなる。また、引用部分の直後の文章は特に、元のメッセージに対する意見が表明されることが多いので、引用部分の直後の段落のみから言い回し表現を抽出するか、引用部分の直後の段落から抽出された言い回し表現の重みを強くしてもよい。
【0059】
以上のような方法で求めた対人関係の値が高い学習者の学習状況を調べて、提示する教材を学習したことがある学習者を求める。なお、対人関係が正の学習者が多い場合は、例えば、以下のような方針のどれかに従って優先順位を決めて、優先順位の高い学習者を求めてもよい。
【0060】
学習者の優先度を決める方法1としては、対人関係の値が大きい学習者を優先する。これにより、仲のよい学習者の学習状況を優先的にみることができる。
【0061】
また、学習者の優先度を決める方法2としては、学習状況が覚醒レベルを下回る時間が長い学習者を優先する。これにより、やる気を失っている仲間に対して、はげましのメッセージを送るといった行為を行うきっかけを作る。
【0062】
また、学習者の優先度を決める方法3としては、逆に覚醒レベルを上回る時間が長い学習者を優先する。これによりがんばっている仲間がいることを知り、はげみにしたり、質問をしたりすることができる。
【0063】
また、学習者の優先度を決める方法4としては、集中度の推移が学習者本人と似ている学習者を優先する。これにより、孤立感を薄れさせ、仲間意識を高揚してはげましあうといった行為を行うきっかけを作る。
【0064】
また、学習者の優先度を決める方法5としては、逆に集中度の推移が学習者本人と異なる学習者を優先する。これにより、学習者が理解しにくい項目を理解している仲間を見つけて、質問をすることができる。
【0065】
また、学習者の優先度を決める方法6としては、孤立している学習者を優先する。これにより、友達が少ない学習者が孤立することを防ぐ。
【0066】
なお、対人関係は時間によって変化する。最近のメッセージのみから最近の対人関係を求めてもよい。あるいは、逆に最近交流の少ない学習者を優先してもよい。また、対人関係は学習者自身が設定、変更できるようにしてもよい。その場合、同じ二人の間の対人関係でも、二人の認識が食い違う場合がある。
【0067】
例えば、学習者1は学習者2を親しいと感じているが、学習者2は学習者1に対して距離を感じている。この場合、学習者1の学習状況を学習者2に見せるのはいいが、学習者2の学習状況は学習者1にみせない、といった一方方向の提示とする。あるいは、対人関係を低い値に設定した方にあわせて、どちらにも相手の学習状況を見せないこととする。
【0068】
ここで図12や図13の例では、同一教材を学習したことがある仲間の学習状況だけが表示されていたが、教材の内容とかかわらず、仲間の最近の学習状況を提示してもよい。例えば、図18のように、最近の仲間の学習状況が常時表示されていれば、つねに仲間の様子をみることができるため孤立感がうすれる効果がある。
【0069】
仲間が学習をしばらく中断していて最近の学習状況がわからない場合などは、後ろを向いているマークや留守中をあらわすようなマークを出したり、最終学習日を表示する、これにより、学習から離れている仲間に気がつき、さりげなく「最近どう?」といったメッセージを送って学習再開のきっかけを与えるなどの、働きかけを行うことができる。
【0070】
このような本願発明の第2の実施形態によれば、学習者と交流のある他の学習者の学習状況を容易に把握することができる。これにより、学習を継続するはげみがえられ、ひとりで学習する孤立感が薄れる効果がある。また、学習意欲が落ちている学習者の様子を仲間が把握しやすくなり、はげましのメッセージを送ったり、理解できない学習項目に関して適切な学習者に質問することができる。このように、孤立しがちな学習者間のコミュニケーションを促進することにより、意欲をたもち、学習を継続させる効果がある。
【0071】
また、本願発明の各実施形態における処理をコンピュータで実行可能なプログラムで実現し、このプログラムをコンピュータで読み取り可能な記憶媒体として実現することも可能である。
【0072】
なお、本願発明における記憶媒体としては、磁気ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリ等、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。
【0073】
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼動しているOS(オペレーションシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワーク等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
【0074】
さらに、本願発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0075】
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も、本発明における記憶媒体に含まれ、媒体の構成は何れの構成であってもよい。
【0076】
なお、本願発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
【0077】
また、本願発明におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本願発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
【0078】
【発明の効果】
本願発明のようなネットワークなどを介して提供される教材を用いて自主学習を行う学習者を支援するための学習支援装置および学習支援方法によれば、学習意欲をたもち、学習を継続させることができるという顕著な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態である第1の実施形態における全体構成図である。
【図2】本願発明の一実施形態である第1の実施形態における処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】本願発明の一実施形態である第1の実施形態における提示方法決定ルールを示す図である。
【図4】本願発明の一実施形態である第1の実施形態における記憶されている学習者の学習状況を示す図である。
【図5】本願発明の一実施形態である第1の実施形態における提示される学習者の学習状況を示す図である。
【図6】本願発明の一実施形態である第1の実施形態における提示される教材と過去の学習状況を示す図である。
【図7】本願発明の一実施形態である第2の実施形態における全体構成図である。
【図8】本願発明の一実施形態である第2の実施形態における提示された教材と過去の学習状況から掲示板へ移動するためのインタフェイスを示す図である。
【図9】本願発明の一実施形態である第2の実施形態における教材に関連する掲示板の閲覧画面である。
【図10】本願発明の一実施形態である第2の実施形態における掲示板のメッセージに対する返事を入力するためのウィンドウ画面の図である。
【図11】本願発明の一実施形態である第2の実施形態における学習状況の画面から仲間を呼び出すためのインタフェイスを示す図である。
【図12】本願発明の一実施形態である第2の実施形態における過去に同じ教材で学習を行ったことがある学習者の学習状況を示す図である。
【図13】本願発明の一実施形態である第2の実施形態における過去に同じ教材で学習を行ったことがある学習者の学習状況を示す図である。
【図14】本願発明の一実施形態である第2の実施形態における学習者同士のメッセージの返信関係をあらわす図である。
【図15】本願発明の一実施形態である第2の実施形態における学習者の対人関係値の算出結果の図である。
【図16】本願発明の一実施形態である第2の実施形態における学習者の対人関係値を算出するための言い回し表現辞書を示す図である。
【図17】本願発明の一実施形態である第2の実施形態における言い回し表現辞書を用いて求めた学習者の対人関係値を示す図である。
【図18】本願発明の一実施形態である第2の実施形態における仲間の学習状況が常時表示されている画面を示す図である。
【符号の説明】
10…教材記憶部
11…教材提示部
12…操作部
13…状況情報入力部
14…学習状況判定部
15…学習状況記憶部
16…学習状況提示部
17…提示方法決定部
18…メッセージ入力部
19…メッセージ記憶部
20…メッセージ提示部
21…対人関係判定部
Claims (5)
- 音声や映像、テキストなどのマルチメディアデータで構成される学習教材を格納するための教材記憶手段と、
この教材記憶手段に格納された教材を学習者に提示するための教材提示手段と、
この教材提示手段によって提示された教材に対し、学習者が学習に際しての操作情報を入力するための操作手段と、
前記教材提示手段が教材を提示してから、前記操作手段に学習者の操作情報が入力されるまでの時間が一定時間を越えると、学習者の集中度が落ちていると判定する集中度判定手段と、
この集中度判定手段によって判定された学習者の集中度を、前記教材提示手段により提示された教材の提示状況と対応づけて、時系列情報として格納する集中度記憶手段と、
この集中度記憶手段に格納された集中度にもとづき、前記教材記憶手段に格納された教材と、前記集中度記憶手段に格納された学習者の過去の集中度の時系列情報の提示方法を決定する提示方法決定手段と、
前記集中度記憶手段に格納された教材の過去の提示状況と前記提示方法決定手段によって決定された学習者の過去の集中度の時系列情報を対応付けて学習者に提示するための集中度提示手段とを備える学習支援装置であって、
前記集中度提示手段によって前記教材の過去の提示状況および学習者の過去の集中度の時系列情報が提示された後に、前記操作手段に学習者が再学習する教材を選択する操作情報が入力されると、当該選択する操作情報に応じた教材が前記教材提示手段に再び提示されることを特徴とする学習支援装置。 - 前記集中度提示手段は、前記集中度判定手段によって学習者の集中度が回復したと判定された際に、学習者の教材への集中度の推移を、教材の過去の提示状況と対応して提示することを特徴とする請求項1記載の学習支援装置。
- 前記操作手段は、前記集中度提示手段によって提示された学習者の教材への集中度の推移と教材の過去の提示状況をもとに、学習者が教材への集中度が落ちた時点に戻って教材提示を行うかどうかを選択させることを特徴とする請求項2記載の学習支援装置。
- 同一の教材を用いて学習を行う複数の学習者が、お互いへのメッセージを入力するためのメッセージ入力手段と、
このメッセージ入力手段により入力されたメッセージを記録するためのメッセージ記録手段と、
このメッセージ記録手段により記録されたメッセージを、学習者に提示するためのメッセージ提示手段と、
用語の意味および強さを有する言い回し表現辞書を記憶する手段と、
前記メッセージ記録手段に記録されたメッセージ群の返信関係から、前記言い回し表現辞書中の用語を抽出し、この用語の意味、強さ、および頻度を用いて、学習者間に仲間関係があるかを判定するための対人関係判定手段をさらに有し、
前記提示方法決定手段は、前記集中度判定手段により判定された学習者の集中度を、前記対人関係判定手段によって判定された仲間関係にもとづき、他の学習者に提示するか否かを決定することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の学習支援装置。 - 教材記憶手段に格納された音声や映像、テキストなどのマルチメディアデータで構成される学習教材をディスプレイにて学習者に提示し、
このディスプレイによって提示された教材に対し、学習者が学習に際しての操作情報を操作手段にて入力させ、
前記教材を提示してから、前記操作手段に学習者の操作情報が入力されるまでの時間が一定時間を越えると、集中度が落ちていると集中度判定手段にて判定し、
この集中度判定手段によって判定された学習者の集中度を、前記ディスプレイにより提示された教材の提示状況と対応づけて、集中度記憶手段に時系列情報として格納し、
この集中度記憶手段に格納された集中度にもとづき、前記教材記憶手段に格納された教材と、前記集中度記憶手段に格納された学習者の過去の集中度の時系列情報の提示方法を提示方法決定手段にて決定し、
前記集中度記憶手段に格納された教材の過去の提示状況と前記提示方法決定手段によって決定された学習者の過去の集中度の時系列情報を対応付けて前記ディスプレイにて学習者に提示し、
前記教材の過去の提示状況および学習者の過去の集中度の時系列情報が提示された後に、前記操作手段に学習者が再学習する教材を選択する操作情報が入力されると、当該選択する操作情報に応じた教材が前記ディスプレイに再び提示されることを特徴とする学習支援方法。
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