JP2017187524A - 学習支援システムおよび学習支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】生徒の学習意欲を向上させて学習効果を高めることが可能な学習支援技術を提供する。【解決手段】この学習支援システム100は、学習支援サーバ10が、生徒がこれまでに受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を記憶するテスト最終成績情報記憶手段と、生徒が受けた最新のテストの成績を示すテスト最新成績情報を記憶するテスト最新成績情報記憶手段と、テスト最終成績情報とテスト最新成績情報とを比較して向上したテスト成績情報を抽出するテスト成績情報向上抽出手段と、抽出されたテスト成績情報を保護者端末31に送信するテスト成績情報送信手段と、を含み、保護者端末31が、学習支援サーバ10に対して保護者からの入力情報を送信する保護者端末側保護者入力情報送信手段を含み、生徒端末21が、受信した保護者からの入力情報を表示する生徒端末側保護者入力情報表示手段を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、学習支援システムおよび学習支援プログラムに関する。
従来から、インターネット等の通信ネットワークを利用して生徒の学習を支援する学習支援システムが提案されている(例えば、下記の特許文献1参照)。
下記の特許文献1には、サーバが、インターネット等の通信ネットワークを介して試験を受験する受験者が使用する受験者端末から送信された解答データを採点し、試験の制限時間を管理するオンラインテストにおける添削サービスのための装置および方法が開示されている。
特開2004−053766号公報
しかしながら、上述した学習支援のためのシステムでは、学習効果については考慮されていない。近年、様々な学習方法が提案され実施されているが、学習効果を高めることができるように生徒の学習を支援することが可能な新たな技術が求められている。
本発明は、上記の問題を解決すべく、生徒の学習意欲を向上させて学習効果を高めることが可能な学習支援技術を提供することを目的とする。
本発明に係る学習支援システムは、テストを受ける生徒が使用する生徒端末と、前記生徒の保護者が使用する保護者端末と、前記生徒端末と前記保護者端末と通信ネットワークを介して通信を行う学習支援サーバと、を備えた学習支援システムであって、前記学習支援サーバは、前記生徒を一意に特定する生徒IDを含む生徒情報を記憶する生徒情報記憶手段と、前記生徒がこれまでに受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を記憶するテスト最終成績情報記憶手段と、前記生徒が受けた最新のテストの成績を示すテスト最新成績情報を記憶するテスト最新成績情報記憶手段と、前記テスト最終成績情報と前記テスト最新成績情報とを比較して向上したテスト成績情報を抽出するテスト成績情報向上抽出手段と、前記テスト成績情報向上抽出手段により抽出された前記テスト成績情報を前記保護者端末に送信するテスト成績情報送信手段と、前記保護者からの入力情報を受信する学習支援サーバ側保護者入力情報受信手段と、前記生徒端末に対して、前記学習支援サーバ側保護者入力情報受信手段により受信した前記保護者からの入力情報を送信する学習支援サーバ側保護者入力情報送信手段と、を含み、前記保護者端末は、前記テスト成績情報送信手段により送信された前記テスト成績情報を受信する保護者端末側テスト成績情報受信手段と、前記保護者端末側テスト成績情報受信手段により受信した前記テスト成績情報を表示する保護者端末側テスト成績情報表示手段と、前記保護者からの入力情報を受け付ける保護者端末側保護者入力情報受付手段と、前記学習支援サーバに対して、前記保護者端末側保護者入力情報受付手段により受け付けた前記保護者からの入力情報を送信する保護者端末側保護者入力情報送信手段と、を含み、前記生徒端末は、前記学習支援サーバ側保護者入力情報送信手段により送信された前記保護者からの入力情報を受信する生徒端末側保護者入力情報受信手段と、前記生徒端末側保護者入力情報受信手段により受信した前記保護者からの入力情報を表示する生徒端末側保護者入力情報表示手段と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る学習支援システムは、前記テスト成績情報送信手段が送信する文章を自動生成する文章自動生成手段を含む構成とされていてもよい。
本発明に係る学習支援システムは、前記テスト成績情報送信手段が送信する定型文を予め記憶した定型文記憶手段を含む構成とされていてもよい。
本発明に係る学習支援システムは、テストを受ける生徒が使用する生徒端末と、前記生徒の保護者が使用する保護者端末と、前記生徒を教授する学習塾に備えられる学習塾端末と、前記生徒端末、前記保護者端末および前記学習塾端末と通信ネットワークを介して通信を行う学習支援サーバと、を備えた学習支援システムであって、前記学習支援サーバは、前記生徒を一意に特定する生徒IDを含む生徒情報を記憶する生徒情報記憶手段と、前記生徒が受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を記憶するテスト最終成績情報記憶手段と、前記学習塾端末に対して、前記テスト最終成績情報記憶手段に格納される前記テスト最終成績情報を送信するテスト最終成績情報送信手段と、前記学習塾端末からの入力情報を受信する学習塾端末入力情報受信手段と、前記保護者端末に対して、前記テスト最終成績情報記憶手段に格納される所定の前記テスト最終成績情報と、前記学習塾端末入力情報受信手段により受信した前記学習塾端末からの入力情報と、を送信するテスト最終成績情報学習塾端末入力情報送信手段と、前記保護者からの入力情報を受信する学習支援サーバ側保護者入力情報受信手段と、前記生徒端末および前記学習塾端末に対して、前記学習支援サーバ側保護者入力情報受信手段により受信した前記保護者からの入力情報を送信する学習支援サーバ側保護者入力情報送信手段と、を含み、前記学習塾端末は、前記テスト最終成績情報送信手段により送信された前記テスト最終成績情報を受信するテスト最終成績情報受信手段と、前記学習塾端末からの入力情報を受け付ける学習塾端末側入力情報受付手段と、前記学習支援サーバに対して、前記学習塾端末側入力情報受付手段により受け付けた前記学習塾端末からの入力情報を送信する学習塾端末側入力情報送信手段と、前記学習支援サーバ側保護者入力情報送信手段により送信された前記保護者からの入力情報を受信する学習塾端末側保護者入力情報受信手段と、前記学習塾端末側保護者入力情報受信手段により受信した前記保護者からの入力情報を表示する学習塾端末側保護者入力情報表示手段と、を含み、前記保護者端末は、前記テスト最終成績情報学習塾端末入力情報送信手段により送信された所定の前記テスト最終成績情報と前記学習塾端末からの入力情報とを受信するテスト最終成績情報学習塾端末入力情報受信手段と、前記テスト最終成績情報学習塾端末入力情報受信手段により受信した所定の前記テスト最終成績情報と前記学習塾端末からの入力情報とを表示するテスト最終成績情報学習塾端末入力情報表示手段と、前記保護者からの入力情報を受け付ける保護者端末側入力情報受付手段と、前記学習支援サーバに対して、前記保護者端末側入力情報受付手段により受け付けた前記保護者からの入力情報を送信する保護者端末側入力情報送信手段と、を含み、前記生徒端末は、前記学習支援サーバ側保護者入力情報送信手段から送信された前記保護者からの入力情報を受信する生徒端末側保護者入力情報受信手段と、前記生徒端末側保護者入力情報受信手段により受信した前記保護者からの入力情報を表示する生徒端末側保護者入力情報表示手段と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る学習支援プログラムは、テストを受ける生徒が使用する生徒端末と、前記生徒の保護者が使用する保護者端末と、前記生徒端末と前記保護者端末と通信ネットワークを介して通信を行う学習支援サーバと、に学習支援処理を実行させるための学習支援プログラムであって、前記学習支援サーバに、前記生徒がこれまでに受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報と、前記生徒が受けた最新のテストの成績を示すテスト最新成績情報とを比較して向上したテスト成績情報を抽出するテスト成績情報向上抽出処理と、前記テスト成績情報向上抽出処理により抽出された前記テスト成績情報を前記保護者端末に送信するテスト成績情報送信処理と、前記保護者からの入力情報を受信する学習支援サーバ側保護者入力情報受信処理と、前記生徒端末に対して、前記学習支援サーバ側保護者入力情報受信処理により受信した前記保護者からの入力情報を送信する学習支援サーバ側保護者入力情報送信処理と、を実行させ、前記保護者端末に、前記テスト成績情報送信処理により送信された前記テスト成績情報を受信する保護者端末側テスト成績情報受信処理と、前記保護者端末側テスト成績情報受信処理により受信した前記テスト成績情報を表示する保護者端末側テスト成績情報表示処理と、前記保護者からの入力情報を受け付ける保護者端末側保護者入力情報受付処理と、前記学習支援サーバに対して、前記保護者端末側保護者入力情報受付処理により受け付けた前記保護者からの入力情報を送信する保護者端末側保護者入力情報送信処理と、を実行させ、前記生徒端末に、前記学習支援サーバ側保護者入力情報送信処理により送信された前記保護者からの入力情報を受信する生徒端末側保護者入力情報受信処理と、前記生徒端末側保護者入力情報受信処理により受信した前記保護者からの入力情報を表示する生徒端末側保護者入力情報表示処理と、を実行させるためのものである。
本発明に係る学習支援プログラムは、テストを受ける生徒が使用する生徒端末と、前記生徒の保護者が使用する保護者端末と、前記生徒を教授する学習塾に備えられる学習塾端末と、前記生徒端末、前記保護者端末および前記学習塾端末と通信ネットワークを介して通信を行う学習支援サーバと、に学習支援処理を実行させるための学習支援プログラムであって、前記学習支援サーバに、前記学習塾端末に対して、前記生徒が受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を送信するテスト最終成績情報送信処理と、前記学習塾端末からの入力情報を受信する学習塾端末入力情報受信処理と、前記保護者端末に対して、所定の前記テスト最終成績情報と、前記学習塾端末入力情報受信処理により受信した前記学習塾端末からの入力情報と、を送信するテスト最終成績情報学習塾端末入力情報送信処理と、前記保護者からの入力情報を受信する学習支援サーバ側保護者入力情報受信処理と、前記生徒端末および前記学習塾端末に対して、前記学習支援サーバ側保護者入力情報受信処理により受信した前記保護者からの入力情報を送信する学習支援サーバ側保護者入力情報送信処理と、を実行させ、前記学習塾端末に、前記テスト最終成績情報送信処理により送信された前記テスト最終成績情報を受信するテスト最終成績情報受信処理と、前記学習塾端末からの入力情報を受け付ける学習塾端末側入力情報受付処理と、前記学習支援サーバに対して、前記学習塾端末側入力情報受付処理により受け付けた前記学習塾端末からの入力情報を送信する学習塾端末側入力情報送信処理と、前記学習支援サーバ側保護者入力情報送信処理により送信された前記保護者からの入力情報を受信する学習塾端末側保護者入力情報受信処理と、前記学習塾端末側保護者入力情報受信処理により受信した前記保護者からの入力情報を表示する学習塾端末側保護者入力情報表示処理と、を実行させ、前記保護者端末に、前記テスト最終成績情報学習塾端末入力情報送信処理により送信された所定の前記テスト最終成績情報と前記学習塾端末からの入力情報とを受信するテスト最終成績情報学習塾端末入力情報受信処理と、前記テスト最終成績情報学習塾端末入力情報受信処理により受信した所定の前記テスト最終成績情報と前記学習塾端末からの入力情報とを表示するテスト最終成績情報学習塾端末入力情報表示処理と、前記保護者からの入力情報を受け付ける保護者端末側入力情報受付処理と、前記学習支援サーバに対して、前記保護者端末側入力情報受付処理により受け付けた前記保護者からの入力情報を送信する保護者端末側入力情報送信処理と、を実行させ、前記生徒端末に、前記学習支援サーバ側保護者入力情報送信処理により送信された前記保護者からの入力情報を受信する生徒端末側保護者入力情報受信処理と、前記生徒端末側保護者入力情報受信処理により受信した前記保護者からの入力情報を表示する生徒端末側保護者入力情報表示処理と、を実行させるためのものである。
本発明によれば、生徒の学習意欲を向上させて学習効果を高めることが可能な学習支援技術を提供することができるようになる。
学習支援システムの構成の例を示すブロック図である。 学習支援サーバの構成の例を示すブロック図である。 生徒情報の格納状態の例を示す説明図である。 チーム情報の格納状態の例を示す説明図である。 テスト進捗情報の格納状態の例を示す説明図である。 送信周期関連情報の格納状態の例を示す説明図である。 生徒端末の構成の例を示すブロック図である。 送信周期特定処理の例を示すフローチャートである。 更新した送信周期関連情報の格納状態の例を示す説明図である。 学習支援サーバにおける擬似リアルタイム対戦処理の例を示すフローチャートである。 生徒端末における擬似リアルタイム対戦処理の例を示すフローチャートである。 テスト画面を表示する表示画面の例を示す画面図である。 同じチームの生徒の進捗を更新表示するテスト画面の例を示す画面図である。 第一の実施形態に係る学習支援処理の例を示すフローチャートである。 保護者端末からの入力情報を表示する生徒端末画面の例を示す画面図である。 向上したテスト成績情報としての定型文を作成するための定型文作成テーブルの例を示す図である。 第二の実施形態に係る学習支援システムの構成の例を示すブロック図である。 学習支援サーバにおける第二の実施形態に係る学習支援処理の例を示すフローチャートである。 学習塾端末における第二の実施形態に係る学習支援処理の例を示すフローチャートである。 保護者端末における第二の実施形態に係る学習支援処理の例を示すフローチャートである。 生徒端末における第二の実施形態に係る学習支援処理の例を示すフローチャートである。 学習塾端末から保護者端末へ送信される入力情報を表示する保護者端末画面の例を示す画面図である。 保護者端末から学習塾端末へ送信される入力情報を表示する学習塾端末画面の例を示す画面図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、テストを受ける生徒が使用する生徒端末21〜2Nと、複数の生徒端末21〜2Nと通信ネットワーク50を介して通信を行う学習支援サーバ10と、が通信を行うことにより、生徒がテストを受けるためのテスト処理の一例について説明する。
[テスト処理]
図1は、本発明の一実施の形態における学習支援システム100の構成の例を示すブロック図である。図1に示すように、学習支援システム100は、学習支援サーバ10と、生徒端末21〜2N(Nは、任意の整数)と、を含む。学習支援サーバ10および生徒端末21〜2Nは、それぞれ、インターネットなどの通信ネットワーク50によって接続されている。例えば、学習支援サーバ10と生徒端末21〜2Nとの間の情報の送受信は、生徒端末21〜2Nからの送信要求をキーとして実行される。
図2は、学習支援サーバ10の構成の例を示す図である。学習支援サーバ10は、例えば本システム100のシステム管理者によって管理され、例えばWWWサーバなどの情報処理装置によって構成される。学習支援サーバ10は、生徒の学習を支援するための各種の情報を登録ユーザが使用する生徒端末21〜2Nに対して提供する機能などの各種機能を有している。
学習支援サーバ10は、生徒情報DB11と、チーム情報記憶部12と、テスト進捗情報記憶部13と、送信周期関連情報記憶部14と、テスト最終成績情報DB15と、テスト最新成績情報記憶部16と、を備えている。生徒情報DB11、チーム情報記憶部12、テスト進捗情報記憶部13、送信周期関連情報記憶部14、テスト最終成績情報DB15、および後述するテスト最新成績情報記憶部16は、学習支援サーバ10の内部に備えられていてもよいし、外部に備えられていてもよい。
生徒情報DB11は、学習支援システムが提供するテスト関連サービス(つまり、テストを用いた授業など)に登録した登録ユーザである生徒に関する情報を示す生徒情報を格納するデータベースである。
図3は、生徒情報の格納状態の例を示す説明図である。図3にて示すように、生徒情報は、生徒を一意に特定するための生徒IDと、生徒の氏名と、生徒の住所と、ログインをするときのパスワードと、ログインしているか否かを示すログイン状況情報と、生徒の学力状況を示す学力情報とを含む。
チーム情報記憶部12は、複数の生徒が対応付けられたチームを示すチーム情報を格納する記憶媒体である。
図4は、チーム情報(つまり、ライバル情報)の格納状態の例を示す説明図である。図4にて示すように、チーム情報は、チーム名と、チームに属する生徒の生徒IDとを含む。なお、本例におけるチームに属する生徒は、生徒のライバルとなる生徒を示すライバル生徒である。すなわち、本例では、同じグループに属する生徒をライバル生徒とする構成としている。
ここでチームは、例えば学力別、志望校別など、一緒に勉強するのに適していると考えられる複数の生徒によって構成される。各生徒が属するチームの決定方法としては、学校や学習塾側で決定して登録する方法、生徒に指名させて登録する方法、ライバル決定用のテストでライバルを決める方法など、種々の方法が考えられる。また、ライバルとなる生徒は、1人であっても複数であってもよく、最大10人などのように人数に制限を設けてもよい。さらに、チーム情報を、各生徒それぞれに対応付けされたライバル生徒のIDを対応付ける構成とすることにより、一方の生徒に他方の生徒がライバルとして対応付けされていた場合であっても、必ずしも他方の生徒に一方の生徒がライバルとして対応付けされていない構成とすることができる。
テスト進捗情報記憶部13は、テストの進捗状況を示すテスト進捗情報を記憶する記憶媒体である。
図5は、テスト進捗情報の格納状態の例を示す説明図である。図5にて示すように、テスト進捗情報は、生徒IDと、生徒端末21〜2Nを使用してテストを実行する生徒のテストの進捗状況を示す進捗情報とを含む。
ここで、テストの進捗状況とは、何問中何問正解しているかを示す情報や、現在の正解率を示す情報や、現在の得点数を示す情報などにより管理される情報である。本例における進捗情報は、5問中5問正解していることを示す「5/5」などとして記憶するように構成されている。
送信周期関連情報記憶部14は、生徒端末21〜2Nの生徒進捗情報を送信する送信周期に関する情報を示す送信周期関連情報を記憶する記憶媒体である。ここで、送信周期とは、予め生徒端末21〜2Nに設定された送信を行う周期を示す。例えば、生徒端末21〜2Nは、時間を計測するタイマを備え、当該タイマを用いて前回送信時からの時間を計測し、計測した時間が次回送信するまでの時間となったときに所定の情報を送信する構成とすることができる。
図6は、送信周期関連情報の格納状態の例を示す説明図である。図6にて示すように、生徒端末21〜2Nが学習支援サーバ10に対して前記生徒進捗情報を送信する送信周期を決定するための送信周期情報と、当該送信周期情報の割り当て状況を示す割当状況情報とを含む。
ここで、送信周期情報とは、例えば、所定の補正値を示すポーリング補正値を示す。ポーリング補正値とは、ポーリングによる通信周期の実行タイミングを補正する値を示す。後で詳しく説明するが、ポーリング補正値を受信した生徒端末21〜2Nは、それぞれ元々の送信周期の送信タイミングを補正値の分だけ遅らせる。具体的には、学習支援サーバ10が生徒端末21にポーリング補正値1(msec)を送信した場合には、生徒端末21はポーリング通信を実行するタイミングを1(msec)遅らせる。なお、ポーリング補正値を受信した生徒端末21〜2Nは、それぞれ元々の送信周期の送信タイミングを補正値の分だけ早めるように構成されていてもよい。
また、学習支援システム100は、学習支援サーバ10が、わずかにずらした(例えば、1msec間隔で20段階にずらした)送信周期を示す送信周期情報を含む送信周期関連情報を含む構成としてもよい。すなわち、生徒端末21〜2Nが予め所定の送信周期を示す送信周期情報を記憶する記憶部を備えることなく、生徒端末21〜2Nは、学習支援サーバ10から受信した送信周期情報のみに基づいて送信周期情報を決定する構成とすることができる。
またここで、割当状況情報は、生徒端末21〜2Nに既に割り当てたポーリング補正値を把握するための情報である。本例における割当状況情報は、割り当ているポーリング補正値を「1」とし、未だ割り当てていないポーリング補正値を「0」とする割当フラグにより構成される。また、割当フラグは、1順目〜N順目(Nは任意の整数)までを含む。本例における割当フラグは、1順目の割当フラグが全て「1」となった場合(つまり、割り当てられていない前記送信周期情報が存在しない場合)に、2順目の割当フラグのフラグを更新する構成としている。なお、学習支援サーバ10において、割当状況情報は、割り当てられている端末の数を記憶し、割り当てられている数が最も少ないポーリング補正値を選択する構成としてもよい。
テスト最終成績情報DB15は、テスト終了後に生徒端末21〜2Nから送信されるテストの最終成績に関する情報を示すテスト最終成績情報を格納するデータベースである。テスト最終成績情報は、テストが実行されているときに送信される情報とは異なるデータベースまたは記憶部に記憶される。そして、テスト最終成績情報は、生徒IDと、テストのタイトルと、正答数と、当該テストにおける各問題において解答に至るまでの経過を示す解答経過情報とを含む。なお、本例におけるテストのタイトルは、何回目であるかを示す回数で管理することを想定しているが、テストを行った日時であってもよいし、テスト範囲を示すものであってもよい。
図7は、生徒端末21〜2Nの構成の例を示すブロック図である。生徒端末21〜2Nは、それぞれ、本システム100の登録ユーザによって管理され、例えば携帯電話端末やパーソナルコンピュータなどの情報処理装置によって構成される。生徒端末21〜2Nは、表示・入力装置としてのタッチパネルを備え、端末を使用する生徒が実行するテストの解答を受け付ける機能や、受け付けた解答を添削する(正誤の判定をする)機能などの各種機能を備えている。なお、本システムのシステム管理者によって管理されているものをユーザである生徒に貸し出すようにしてもよい。
生徒端末21〜2Nは、それぞれ、所定の周期で生徒進捗情報を学習支援サーバ10に送信する機能を有する。具体的には、生徒端末21〜2Nは、それぞれ、「テストが開始されてから10秒おきに学習支援サーバに対して生徒進捗情報を送信する」とする送信周期が設定されているように構成される。
なお、本例においては、生徒端末21〜2Nの構成および動作の説明は、おもに生徒端末21を用いて説明する。また、生徒端末22〜2Nは、生徒端末21と同様の構成を備え、同様の動作を実行するものとする。
生徒端末21は、テスト情報記憶部21aと、生徒進捗情報記憶部21bとを含む。テスト情報記憶部21aおよび生徒進捗情報記憶部21bは、生徒端末21の内部に備えられていてもよいし、外部に備えられていてもよい。
テスト情報記憶部21aは、図示しないが、テスト問題と、テスト問題の正答と、テスト時間(例えば、テストの開始時間およびテストの終了時間)とを含むテスト情報を記憶する記憶媒体である。本例における生徒端末21は、テスト開始前において、テスト問題のマスタとなるテスト問題マスタデータを記憶する所定のサーバ(以下、マスタサーバと呼ぶ場合がある。)からテスト問題を含めたテスト情報を受信することによりテスト情報をテスト情報記憶部21aに格納する。
ここで、テストの開始時間とは、生徒端末21がテスト開始する時間を示す情報であり、テスト問題に対応付けて設定される情報である。すなわち、同じテスト問題を受ける複数の生徒それぞれは、同じ時間に一斉にテストを開始することとなる。本例におけるテストの開始時間は、マスタサーバがテスト問題に対応付けして登録する。
生徒進捗情報記憶部21bは、テストが開始されて終了するまでの生徒端末21を使用する生徒のテストの進捗状況を示す生徒進捗情報を記憶する記憶媒体である。生徒進捗情報は、生徒IDと、テストの進捗状況とを含む。
次に、本例の学習支援システム100のテスト処理に係る動作について説明する。なお、本処理に特に係わらない処理については、その詳細な説明を省略している場合がある。
図8は、学習支援システム100が実行する送信周期特定処理の例を示すフローチャートである。学習支援システム100が実行する送信周期特定処理では、生徒端末21が送信周期を特定するための処理が実行される。
送信周期特定処理において、先ず、生徒端末21は、生徒からのログイン操作を受け付ける(ステップS101)。特に図示はしないが、例えば、生徒端末21は、表示画面にログイン画面を表示し、生徒IDやパスワードなどのログイン処理に必要な情報の入力操作を生徒から受け付ける。
生徒からログイン操作を受け付けると、生徒端末21は、学習支援サーバ10に対して受け付けたログイン処理に必要な情報を送信する(ステップS102)。
生徒端末21がログイン処理に必要な情報を学習支援サーバ10に送信すると、学習支援サーバ10は、ログイン処理に必要な情報を受信し(ステップS103)、ログイン処理を実行する(ステップS104)。例えば、学習支援サーバ10は、図3にて示す生徒情報DB11を参照して、受信したログイン処理に必要な情報に含まれる生徒IDとパスワードとの関係が生徒情報DB11に格納されているいずれかの情報と一致するか否かを判定する。そして、学習支援サーバ10は、一致すると判定したことに応じて、生徒情報に含まれるログイン状況情報を「IN」として更新するとともに、生徒端末21に対してログインが完了したことを示すログイン完了情報を送信する。一方で、学習支援サーバ10は、一致しないと判定したことに応じて、一致しないことを示すエラー情報を生徒端末21に対して送信する。
ログイン処理を実行して生徒情報を更新するとともに、生徒端末21に対してログイン完了情報を送信すると、学習支援サーバ10は、生徒端末21に対してポーリング補正値を送信する(ステップS105)。
学習支援サーバ10が生徒端末21に対してポーリング補正値を送信すると、生徒端末21は、ポーリング補正値を受信し(ステップS106)、受信したポーリング補正値に基づいて送信周期を補正する(ステップS107)。すなわち、生徒端末21は、学習支援サーバ10から送信されたポーリング補正値に基づいて送信周期を特定する。
生徒端末21が送信周期を補正して送信周期を特定すると、学習支援サーバ10は、送信周期関連情報を更新する(ステップS108)。
図9は、図6にて示した送信関連情報を更新した送信関連情報の格納状態の例を示す説明図である。図6および図9にて示すように、図6にて示す送信周期関連情報を記憶する場合において、生徒端末21にポーリング補正値を送信するときには、例えば学習支援サーバ10は、「割当フラグ」が「0」となっている、「4」の「ポーリング補正値」を選択する。そして、学習支援サーバ10は、生徒端末に21にポーリング補正値「4」を生徒端末21に送信するとともに、図9にて示すように、ポーリング補正値「4」の割当フラグを「0」から「1」に更新する。
送信周期関連情報を更新すると、学習支援システム100は、送信周期特定処理を終了する。
次に、学習支援システム100が実行する擬似リアルタイム対戦処理について説明する。ここで、「擬似リアルタイム対戦」とは、ユーザ(例えば生徒)が、通信ネットワークを介して、複数の他のユーザ(例えばライバル生徒)の現在の状況を把握可能にした形式(対戦形式)でユーザが所定の結果を出すものにおいて、リアルタイムに近い態様で現在の状況を把握させることをいう。
図10は、学習支援サーバ10が実行する擬似リアルタイム対戦処理の例を示すフローチャートである。学習支援サーバ10が実行する擬似リアルタイム対戦処理(以下、生徒端末21〜2Nが実行する擬似リアルタイム対戦処理と区別するためにサーバ側対戦処理と呼ぶ場合がある。)では、複数の生徒に同時にテストを開始させている生徒端末21からのライバル生徒のテストの進捗状況の送信要求に応じて、生徒端末21にライバル生徒のテストの進捗状況を示すライバル進捗情報を送信する処理が実行される。
サーバ側対戦処理において、先ず、学習支援サーバ10は、生徒端末21からのライバル生徒のテストの進捗状況の送信要求としての生徒進捗情報を受信する(ステップS201)。
生徒進捗情報を受信すると、学習支援サーバ10は、生徒進捗情報を参照して、全ての生徒のテストの進捗状況を示すテスト進捗情報を更新する(ステップS202)。すなわち、学習支援サーバ10は、テスト進捗情報記憶部13に格納するテスト進捗情報を参照して、生徒進捗情報に含まれる生徒IDと同じIDに進捗情報を対応付けする。
テスト進捗情報を更新すると、学習支援サーバ10は、生徒進捗情報の送信元の生徒のライバル生徒を特定する(ステップS203)。すなわち、学習支援サーバ10は、チーム情報記憶部12を参照して、生徒進捗情報の送信元の生徒の生徒IDが含まれるチームを特定し、特定したチームに属する生徒の生徒IDを特定する。なお、学習支援サーバ10は、生徒情報DB11を参照して、生徒進捗情報の送信元の生徒の生徒IDに対応付けされているライバル生徒IDを特定する構成としてもよい。
ライバル生徒を特定すると、学習支援サーバ10は、テスト進捗情報とを参照して、特定したチームに属する生徒IDに対応付けされているテストの進捗情報を特定する(ステップS204)。すなわち、学習支援サーバ10は、同じチームに属する生徒のテストの進捗情報を送信元の生徒端末に対して送信する。具体的には、学習支援サーバ10は、図3にて示すように「S00001」の生徒IDが対応付けされている「鈴木一郎」が使用する生徒端末から生徒進捗情報を受信したときに、図4にて示すように所属する「チームA」に対応付けされている「S00001,S00002,S00004,・・・」の生徒IDを特定する。そして、学習支援サーバ10は、図5にて示すように「S00001」の進捗情報である「5/5」と「S00002」に対応する「3/4」と、「S00003」に対応する「7/8」と、さらにチームAに含まれる生徒IDに対応する進捗情報とを特定する。本例における学習支援システムでは、送信元の生徒の進捗情報を含めて進捗情報を特定する構成としているが、送信元の生徒の進捗情報を除いた生徒IDを特定する構成としてもよい。
特定したチームに属する生徒IDに対応付けされているテストの進捗情報を特定すると、学習支援サーバ10は、生徒進捗情報の送信元の生徒端末に対してステップS204で特定した同じチームに属する生徒のテストの進捗情報を示すライバル進捗情報を生成する(ステップS205)。
ライバル進捗情報を生成すると、学習支援サーバ10は、生徒進捗情報の送信元の生徒端末に対してライバル進捗情報を送信する(ステップS206)。
ライバル進捗情報を送信すると、学習支援サーバ10は、テストが終了したか否かを判定する(ステップS207)。テストが終了していないと判定したとき(ステップS207のN)には、学習支援サーバ10は、ステップS201に移行し、再度生徒進捗情報を受信する。
一方で、テストが終了したと判定したときには(ステップS207のY)、学習支援サーバ10は、テストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を各生徒端末21〜2Nから受信する(ステップS208)。
テスト最終成績情報を受信すると、学習支援サーバ10は、受信したテスト最終成績情報をテスト最終結果情報DB15に格納する(ステップS209)。
テスト最終成績情報をテスト最終結果情報DBに格納すると、学習支援サーバ10は、テストの最終成績がテスト最終結果情報DB15に格納されたことを示す更新完了情報をテスト最終成績情報の送信元の生徒端末に対して送信する(ステップS210)。なお、学習支援サーバ10は、ログイン処理を実行したすべての生徒の成績を更新したか否かを判定する構成としてもよい。例えば、学習支援サーバ10は、テストを受ける生徒についてのログイン処理を実行したときに、生徒IDと交信が完了したか否かを示す最終更新完了フラグとを対応付けした更新完了確認情報を生成し、更新が実行された生徒IDのフラグを立てることにより、更新が完了したか否かを判定する構成とすることができる。
更新完了情報を生徒端末に送信すると、学習支援サーバ10は、サーバ側対戦処理(サーバ側における擬似リアルタイム対戦処理)を終了する。
次に、生徒端末21〜2N側が実行する擬似リアルタイム対戦処理について説明する。なお、本例では、生徒端末21を例にして説明する。
図11は、生徒端末21が実行する擬似リアルタイム対戦処理の例を示すフローチャートである。生徒端末21が実行する擬似リアルタイム対戦処理(以下、学習支援サーバ10が実行する擬似リアルタイム対戦処理と区別するために生徒端末側対戦処理と呼ぶ場合がある。)では、テスト中においては、生徒が入力した解答を添削し、添削結果を学習支援サーバ10に送信する処理を実行し、テスト終了時においては、最終成績を学習支援サーバ10に送信する処理を実行する。
なお、本例では、生徒端末21がログイン処理を実行した場合を例にして説明する。すなわち、本例では、ログイン処理が実行されていない生徒端末については、生徒端末側対戦処理を実行しないものとして説明を行う。
生徒端末側対戦処理において、先ず、生徒端末21は、テスト情報を参照して、表示画面にテスト問題を表示したテスト画面を表示する(ステップS301)。
図12は、テスト画面の例を示す画面図である。テスト画面400は、解答入力領域401と、解答確定アイコン402と、ライバル進捗表示領域403と、問題表示・演算記載領域404とを含む。
テスト問題を表示すると、生徒端末21は、テスト情報を参照して、テスト開始時刻となったか否かを判定する(ステップS302)。テスト開始時刻となっていないと判定したとき(ステップS302のN)には、生徒端末21は、ステップS302に移行し、再度テスト開始時刻となったか否かを判定する。
一方で、生徒端末21は、テスト開始時刻となったと判定したとき(ステップS302のY)には、テストを開始する(ステップS303)。本例では、所定のテスト問題に対して同じ開始時刻を対応させているため、ほぼ同じ時刻に生徒端末21以外の生徒端末(生徒端末22〜2N)がテストを開始することとなる。すなわち、学習支援システム100は、競い合わせる生徒同士が一斉にテストを開始する状況を作り出す。
テストを開始すると、生徒端末21は、当該端末を使用する生徒から解答を受け付けた否かを判定する(ステップS304)。例えば、生徒端末21は、解答確定操作を受け付けたときに、テスト問題に対する解答を受け付けたと判定する。
解答を受け付けていないと判定したとき(ステップS304のN)には、生徒端末21は、ステップS309に移行し、学習支援サーバ10に対して生徒進捗情報を送信するタイミングであるか否かを判定する。
一方で、解答を受け付けたと判定したとき(ステップS304のY)には、生徒端末21は、受け付けた解答の正誤を判定(つまり、添削)する(ステップS305)。
正誤を判定すると、生徒端末21は、判定結果としての正誤情報に基づいて生徒進捗情報を更新する(ステップS306)。例えば、生徒端末21は、生徒進捗情報に含まれる解答問題数に「1」を加え、解答が正解であれば正答数に「1」を加える。このような構成に限らず、テストの進捗が把握できる構成であれば、どのような構成としてもよい。
生徒進捗情報を更新すると、生徒端末21は、正誤の判定結果を表示画面に表示する(ステップS307)。
正誤の判定結果を表示画面に表示すると、生徒端末21は、テスト情報を参照して次の問題を表示する(ステップS308)。なお、次の問題がないとき(つまり、生徒が全ての問題を解き終えてしまったとき)には、ステップS309に移行して、学習支援サーバ10に対して生徒進捗情報を送信するタイミングであるか否かを判定するように構成することができる。
次の問題を表示すると、生徒端末21は、学習支援サーバ10に対して生徒進捗情報を送信するタイミングであるか否かを判定する(ステップS309)。具体的には、生徒端末21は、送信周期設定処理におけるステップS107(図8参照)で補正した送信周期を参照して、学習支援サーバ10に対して生徒進捗情報を送信するか否かを判定する。
生徒進捗情報を送信するタイミングではないと判定したとき(ステップS309のN)には、生徒端末21は、テストを終了する時刻であるか否かを判定する(ステップS313)。
一方で、生徒進捗情報を送信するタイミングであると判定したとき(ステップS309のY)には、生徒端末21は、学習支援サーバ10に対して生徒進捗情報を送信する(ステップS310)。
生徒進捗情報を送信すると、生徒端末21は、当該端末を使用する生徒と同じチームに属する生徒のテストの進捗状況を示すライバル進捗情報(つまり、学習支援サーバ10がステップS206(図10参照)で生成したライバル進捗情報)を学習支援サーバ10から受信する(ステップS311)。なお、通信障害などにより、学習支援サーバ10に生徒進捗情報が送信できない場合や、学習支援サーバ10からライバル進捗情報を受信できなかった場合であっても、生徒が受講するテスト自体には何ら支障がないため、テスト中に送信周期を無視した再度の送受信は行わない。
ライバル進捗情報を受信すると、生徒端末21は、ライバル進捗情報を参照して同じチームに属する生徒のテストの進捗状況を更新表示する(ステップS312)。
図13は、同じチームの生徒の進捗を更新表示するテスト画面の例を示す画面図である。具体的には、図11にて示すライバル情報を更新した画面図である。図13にて示すように、テスト画面400は、それぞれのライバルの進捗405を含む。
同じチームに属する生徒のテストの進捗状況を表示すると、生徒端末21は、テスト情報を参照して、テストを終了する時刻であるか否かを判定する(ステップS313)。テストを終了する時刻ではないと判定したとき(ステップS313のN)には、生徒端末21は、ステップS304に移行し、再度生徒から解答を受け付けたか否かを判定する。
一方で、テストを終了する時刻であると判定したとき(ステップS313のY)には、生徒端末21は、テストを終了する(ステップS314)。例えば、テストを終了することにより、以降の解答を受け付けないように構成することができる。
テストを終了すると、生徒端末21は、生徒進捗情報を参照して、テストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を生成する(ステップS315)。例えば、生徒端末21は、生徒IDと、テストのタイトルと、テストの最終的な成績と、テストを解答するときに生徒が表示画面上で行った演算を示す解答経過情報とを対応付けてテスト最終成績情報を生成する。なお、生徒端末21は、生徒の解答毎に逐次記憶する記憶部(メモリ)を備え、解答経過情報を含むテスト最終成績情報を生成するように構成される。
テスト最終成績情報を生成すると、生徒端末21は、学習支援サーバ10に対して生成したテスト最終成績情報を送信する(ステップS316)。
テスト最終成績情報を学習支援サーバ10に送信すると、生徒端末21は、テストの最終成績がテスト最終成績情報DB15格納されたことを示す更新完了情報を学習支援サーバ10から受信する(ステップS317)。なお、通信障害などにより、学習支援サーバ10にテスト最終成績情報が送信できない場合や、学習支援サーバ10から更新完了情報を受信できなかった場合には、生徒端末21は、再度の送受信を実行する。
学習支援サーバ10から更新完了情報を受信すると、生徒端末21は、生徒端末側対戦処理を終了する。
なお、生徒端末21で実行される処理がマルチスレッドで実行される構成としていてもよい。すなわち、生徒端末21は、ステップS303にてテストを開始すると、ステップS304からステップS308までの処理と、ステップS309からステップS312までの処理とを並行して実行する構成としてもよい。また、生徒端末21は、2つの制御部を備え、一方の制御部がステップS304からステップS308までの処理をテストが終了するまで繰り返し実行し、他方の制御部がステップS309からステップS312までの処理をテストが終了するまで繰り返し実行するように構成されていてもよい。
以上に説明したように、上述した実施の形態では、テストを受ける生徒が使用する生徒端末(例えば生徒端末21〜2N)と、複数の生徒端末と通信ネットワークを介して通信を行う学習支援サーバ(例えば学習支援サーバ10)とを備えた学習支援システム(例えば学習支援システム100)は、学習支援サーバが、生徒を一意に特定する生徒IDと、生徒に対応付けされてライバルとされている生徒を示すライバル生徒を一意に特定するライバル生徒IDとを対応付けた生徒情報を記憶する生徒情報記憶部(例えば生徒情報DB11又はチーム情報記憶部12)と、テストを受ける生徒のテストの進捗状況を示すテスト進捗情報を記憶するテスト進捗情報記憶部13とを備え、生徒端末を使用する生徒のテストの進捗状況を示す生徒進捗情報を複数の生徒端末それぞれから受信し、受信した生徒進捗情報を参照してテスト進捗情報を更新するとともに、生徒端末にライバル生徒のテストの進捗状況を示すライバル進捗情報を送信し、生徒端末が、テスト問題を含むテスト情報を記憶するテスト情報記憶部21aと、生徒進捗情報を記憶する生徒進捗情報記憶部21bと、学習支援サーバに対して生徒進捗情報を送信する送信タイミングを設定し、テスト情報記憶部21aを参照して、テスト問題を表示するテスト画面を表示画面に表示し、テストを開始し、設定した送信タイミングを参照して学習支援サーバに対して生徒進捗情報を送信するか否かを判定し、生徒進捗情報を送信すると判定したことに応じて、学習支援サーバに生徒進捗情報を送信し、学習支援サーバからライバル進捗情報を受信し、受信したライバル進捗情報を参照して、ライバル生徒のテストの進捗状況を表示し、学習支援サーバが複数の生徒端末ごとにずらして設定された送信タイミングによって送信される生徒進捗情報を受信する構成としている。このような構成によれば、テストを受けている生徒に対して、同じチームの生徒のテストの進捗状況を的確に把握させるとともに、学習支援サーバの情報処理を分散させることができるようになる。
特に、学習支援サーバは複数の生徒端末ごとにずらして設定された送信タイミングによって送信される生徒進捗情報を受信する構成としているため、学習支援システム100を導入したときに、サーバ台数の増設およびネットワーク帯域の広域化を抑えて通信システムのダウンにつながるネットワークの輻輳を防ぐことができるようになる。したがって、サーバ台数の増設およびネットワーク帯域の広域化に伴うコストの増加を防ぐことができるようになる。
また、上述の実施の形態において、学習支援システム100は、生徒端末21が、テスト画面への解答の入力を生徒から受け付けて、受け付けた解答の正誤を判定し、判定した正誤結果に基づいて生徒進捗情報を更新する構成としている。このような構成によれば、学習支援サーバに対して情報を送信することなく正誤判定を実行することができるようになるため、情報送受信による正誤判定が遅延することなくほぼリアルタイムで実現されるようになる。したがって、学習支援サーバの処理負荷を軽減することができるだけでなく、生徒に対して快適な学習環境を提供することができるようになる。
また、上述の実施の形態において、学習支援システム100は、生徒端末21が、テスト開始から所定時間が経過してテストが終了したことに応じて、生徒進捗情報記憶部21bを参照して、生徒のテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を学習支援サーバ10に送信し、学習支援サーバ10が、テスト最終成績情報を受信し、受信したテスト最終成績情報を記憶するテスト最終成績情報記憶部(例えばテスト最終成績情報DB15)を備え、テスト進捗情報はテストが終了したことに応じて削除される構成としている。このような構成によれば、サーバは、テスト中の情報処理と、テスト終了後の情報処理とを切り離して最終的に確実に記憶させるべき情報を記憶部(データベース)に記憶させることができるようになるため、サーバの処理負荷を軽減することができ、高度なスペックを要求することなく擬似リアルタイム対戦処理を利用したテスト環境を提供することができるようになる。
また、上述の実施の形態において、学習支援システム100は、生徒端末21が、少なくとも10秒に1回は生徒進捗情報を送信する送信タイミングを設定する構成としている。このような構成によれば、生徒が順位を確認する間隔に合わせて、同じチームの生徒のテストの進捗状況を更新することができるようになる。
また、上述の実施の形態において、学習支援システム100は、学習支援サーバ10が、生徒進捗情報を送信する送信タイミングを示す送信タイミング情報と、当該送信タイミング情報の割り当て状況を示す割当状況情報とを含む送信タイミング関連情報を記憶する送信タイミング関連情報記憶部(例えば送信周期関連情報記憶部14)を備え、生徒端末21からの送信タイミング情報の送信要求を受信したことに応じて、割り当てられていない送信タイミング情報を生徒端末21に対して送信し、生徒端末21が、送信された送信タイミング情報を参照して送信タイミングを設定する構成としている。このような構成によれば、割り当てられていない送信タイミングを生徒端末に割り当てることができるようになる。したがって、サーバの情報処理が分散されることとなり、大きな処理能力を必要としないサーバを用いて同じチームに属する生徒のテストの進捗状況をリアルタイムで提供することのできる学習支援システムとすることができるようになる。
また、上述の実施の形態において、学習支援システム100は、生徒端末21が、テストを実行する端末であることを示すテスト実行端末情報を前記学習支援サーバ10に送信し、学習支援サーバ10が、テスト実行端末情報を受信したことに応じて、割り当てられていない送信タイミング情報を生徒端末21に対して送信する構成としている。このような構成によれば、テストサービスを受ける生徒の端末に対してのみ送信周期を割り当てることができるため、サーバは、情報の送受信を実行する端末を必要最低限のものとすることができる。したがって、大きな処理能力を必要としないサーバを用いて同じチームに属する生徒のテストの進捗状況をリアルタイムで提供することのできる学習支援システムとすることができるようになる。また、生徒端末に割り当てる送信周期の数を必要最低限のものとすることができるようになる。したがって、サーバ処理負荷を軽減することができ、高度なスペックを要求することなく擬似リアルタイム対戦処理を利用したテスト環境を提供することができるようになる。
また、上述の実施の形態において、学習支援システム100は、学習支援サーバ10が、割り当てられていない送信タイミング情報が存在しない場合に、重複して割り当てられている数の少ない送信タイミングを示す送信タイミング情報を生徒端末21に対して送信する構成としている。このような構成によれば、同時にテストを実行することが可能な生徒の数を限定することなく、処理負荷を分散させた学習支援システムを提供することができる。
なお、上述した実施の形態では特に言及していないが、学習支援システム100は、ステップS306において(図11参照)、生徒が解答を導き出した解答過程を示す解答過程情報(例えば、演算記載領域に入力された情報から生成される画像情報など)と、正誤判定の結果としての正誤情報とに基づいて生徒進捗情報を更新し、生徒端末21は、学習支援サーバ10に解答過程情報を含む生徒進捗情報を送信する構成とすることができる。かかる情報の蓄積と活用によって、より学習効果を高めることが可能になる。
なお、上述の実施の形態では特に言及していないが、学習支援システム100は、テスト中に生徒端末21〜2Nと通信を行う第一の学習支援サーバと、テスト終了後に生徒端末21〜2Nと通信を行う第二の学習支援サーバとを備える構成としてもよい。具体的に言えば、学習支援システム100は、ステップS201からステップS207までの処理(図10参照)を第一の学習支援サーバに実行させ、ステップS208からステップS210までの処理(図10参照)を第二の学習支援サーバに実行させる構成とすることができる。このような構成によれば、それぞれのサーバで必要とされる処理に特化したチューニングを行うことができるとともに、同時に行う生徒数や同時に行うテスト数(授業数)が増えた場合においても適切に増設(スケールアウト)することができるようになる。したがって、効果的な設備投資を容易に行うことができるようになり、学習意欲を向上させて学習効果を高めることが可能な学習支援技術を容易に導入することができるようになる。
以上、本例のテスト処理について説明した。次に、本発明の第一の実施形態に係る学習支援処理について説明する。なお、上述したテスト処理で説明した構成と同一又は類似する構成については、同じ符号を付して説明を省略する場合がある。
[第一の実施形態に係る学習支援処理]
図1に示すように、学習支援システム100は、学習支援サーバ10と、生徒端末21〜2N(Nは、任意の整数)と、に加えて、保護者端末31〜3N(Nは、任意の整数)を含む。学習支援サーバ10、生徒端末21〜2N、および保護者端末31〜3Nは、それぞれ、インターネットなどの通信ネットワーク50によって接続されている。
保護者端末31〜3Nは、それぞれ、例えば携帯電話端末やパーソナルコンピュータなどの情報処理装置によって構成され、通信ネットワーク50を通じて学習支援サーバ10に対して情報を送受信する機能を有する。本例においては、保護者端末31〜3Nの構成および動作の説明は、おもに保護者端末31を用いて説明する。なお、保護者端末32〜3Nは、保護者端末31と同様の構成を備え、同様の動作を実行するものとする。
テスト最新成績情報記憶部16は、生徒が受けた最新のテストの成績を記憶する記憶媒体である。このテスト最新成績情報記憶部16に記憶された生徒が受けた最新のテストの成績情報を利用することで、以下で説明する第一の実施形態に係る学習支援処理が実行されることとなる。
図14は、第一の実施形態に係る学習支援処理の例を示すフローチャートである。第一の実施形態に係る学習支援処理において、先ず、学習支援サーバ10は、テスト最終成績情報DB15に格納される、生徒がこれまでに受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報と、テスト最新成績情報記憶部16に格納されるテスト最新成績情報と、を比較して向上したテスト成績情報を抽出する(ステップS401)。
学習支援サーバ10は、向上したテスト成績情報を抽出すると当該テスト成績情報を保護者端末31に送信する(ステップS402)。
学習支援サーバ10が抽出したテスト成績情報を送信すると、保護者端末31は、当該テスト成績情報を受信し(ステップS403)、受信したテスト成績情報を表示画面に表示する(ステップS404)。
受信したテスト成績情報を表示画面に表示すると、保護者端末31は、保護者からの入力情報を受け付けたか否かを判定する(ステップS405)。ここで、「保護者からの入力情報」とは、保護者端末31の表示画面に表示されたテスト成績情報に関する保護者の感情やコメント等を表す定型文、図形、又は保護者が入力した文章等をいう。
保護者からの入力情報を受け付けたとき(ステップS405のY)、保護者端末31は、受け付けた保護者からの入力情報を学習支援サーバ10に送信する(ステップS406)。
保護者端末31が保護者からの入力情報を送信すると、学習支援サーバ10は、当該保護者からの入力情報を受信する(ステップS407)。
保護者からの入力情報を受信すると、学習支援サーバ10は、当該保護者からの入力情報を生徒端末21に送信する(ステップS408)。
学習支援サーバ10が保護者からの入力情報を送信すると、生徒端末21は、当該保護者からの入力情報を受信し(ステップS409)、図15に例示するように、受信した保護者からの入力情報を表示画面に表示する(ステップS410)。ここで、図15は、保護者端末からの入力情報を表示する生徒端末画面の例を示す画面図である。
以上に説明したように、上述した実施の形態では、テストを受ける生徒が使用する生徒端末(例えば生徒端末21〜2N)と、生徒の保護者が使用する保護者端末(例えば保護者端末31〜3N)と、生徒端末と保護者端末と通信ネットワークを介して通信を行う学習支援サーバ(例えば学習支援サーバ10)とを備えた学習支援システム(例えば学習支援システム100)は、学習支援サーバが、生徒を一意に特定する生徒IDを含む生徒情報を記憶する生徒情報記憶部(例えば生徒情報DB11)と、生徒がこれまでに受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を記憶するテスト最終成績情報記憶部(例えばテスト最終成績情報DB15)と、生徒が受けた最新のテストの成績を示すテスト最新成績情報を記憶するテスト最新成績情報記憶部(例えばテスト最新成績情報記憶部16)と、を備え、テスト最終成績情報とテスト最新成績情報とを比較して向上したテスト成績情報を抽出し、保護者端末に抽出したテスト成績情報を送信し、保護者端末から保護者からの入力情報を受信し、生徒端末に受信した保護者からの入力情報を送信し、保護者端末が、学習支援サーバから送信されたテスト成績情報を受信し、受信したテスト成績情報を表示画面に表示し、保護者からの入力情報を受け付けたか否かを判定し、保護者からの入力情報を受け付けたと判定したことに応じて、保護者からの入力情報を学習支援サーバに送信し、生徒端末が、学習支援サーバから送信された保護者からの入力情報を受信し、受信した保護者からの入力情報を表示画面に表示する構成としている。このような構成によれば、保護者は、テストを受けた生徒の向上したテスト成績情報を把握することができるようになるとともに、保護者が入力情報を送信した場合には、生徒は保護者からの入力情報を確認することができ、生徒の学習意欲の向上につながり、生徒の学習効果を高めることができるようになる。
ここで、ステップS401にて(図14参照)向上したテスト成績情報を抽出し、向上したテスト成績情報としての定型文を作成する例について、図16を用いて説明する。ここで、図16は、向上したテスト成績情報としての定型文を作成するための定型文作成テーブルの例を示す図である。第一の実施形態に係る定型文作成テーブルは、当該定型文作成テーブルに設定された情報を用いることで、定型文コメントを作成するため定型文作成プログラムとして機能するものである。
先ず、向上したテスト成績情報としての定型文を作成するための定型文作成テーブルの構成例について説明する。図16に示すように、向上したテスト成績情報としての定型文を作成するための定型文作成テーブルは、向上したテスト成績情報の分類を示す分類欄と、向上したテスト成績情報の分類における詳細な条件を示す条件欄と、保護者端末31に送信する優先順位を示す優先順位欄と、保護者端末31に送信する定型文コメントを示す定型文コメント欄と、定型文コメントを構成する定型文構成部Cと、を備える。
向上したテスト成績情報の分類を示す分類欄には、例えば、「ランクアップ」や「チーム内総合順位」、「チーム内順位」、「ウォームアップ」等の分類が設定される。
向上したテスト成績情報の分類における詳細な条件を示す条件欄には、例えば、向上したテスト成績情報の分類が「ランクアップ」の場合、「6ランク以上アップ」や「5ランクアップ」等の条件が設定される。また、例えば、向上したテスト成績情報の分類が「チーム内総合順位」の場合、条件欄には「チーム内総合順位2位」や「チーム内総合順位3位」等の条件が設定される。さらに、例えば、向上したテスト成績情報の分類が「チーム内順位」であれば、条件欄には「チーム内順位1位」や「チーム内順位2位」等の条件が設定される。またさらに、例えば、向上したテスト成績情報の分類が「ウォームアップ」の場合、条件欄には「マス計算で2分以内で解答」や「マス計算で2分半以内で解答」等の条件が設定される。
そして、条件欄の設定に応じて、定型文コメントに挿入される定型文構成部Cが設定される。例えば、向上したテスト成績情報の分類が「ランクアップ」の場合であって、条件が「6ランク以上アップ」の場合、定型文構成部Cには「モーレツアップ」が設定される。また、例えば、向上したテスト成績情報の分類が「ランクアップ」の場合であって、条件が「5ランクアップ」の場合、定型文構成部Cには「5ランクアップ」が設定される。さらに、例えば、向上したテスト成績情報の分類が「チーム内総合順位」の場合であって、条件が「チーム内総合順位2位」の場合、定型文構成部Cには「チーム内総合順位2位」が設定される。またさらに、向上したテスト成績情報の分類が「チーム内総合順位」の場合であって、条件が「チーム内総合順位3位」の場合、定型文構成部Cには「チーム内総合順位3位」が設定される。また、例えば、向上したテスト成績情報の分類が「ウォームアップ」の場合であって、条件が「マス計算で2分以内で解答」の場合、定型文構成部Cには「2分以内クリア」が設定される。さらに、向上したテスト成績情報の分類が「ウォームアップ」の場合であって、条件が「マス計算で2分半以内」の場合、定型文構成部Cには「2分半以内クリア」が設定される。
優先順位欄は、例えば、「A群」欄と「B群」欄とを有し、「A群」および「B群」において、それぞれ、保護者端末31に送信する向上したテスト成績情報の優先順位が付けられている。なお、本例では、「B群」について補足事項を設定するB群補足事項欄を有する。B群補足事項欄には、例えば、「A群があればスキップ」等の補足事項が設定される。
定型文コメント欄は、向上したテスト成績情報の分類欄に応じて定型文コメントが設定される。例えば、向上したテスト成績情報の分類が「ランクアップ」の場合、定型文コメント欄には「FLENSランクが“C”しました!」が設定される。また、例えば、向上したテスト成績情報の分類が「チーム内総合順位」の場合、定型文コメント欄には「今日のFLENSで、“C”を獲得しました!」が設定される。さらに、例えば、向上したテスト成績情報の分類が「チーム内順位」の場合、定型文コメント欄には「ピリオドで“C”を獲得しました。」が設定される。またさらに、向上したテスト成績情報の分類が「ウォームアップ」の場合、定型文コメント欄には「今日のウォームアップのマス計算で“C”を達成しました。」が設定される。
以上、向上したテスト成績情報としての定型文を作成するための定型文作成テーブルの構成例について説明した。次に、向上したテスト成績情報としての定型文を作成するための定型文作成処理について説明する。
本例では、先ず、抽出された向上したテスト成績情報について、優先順位欄の「A群」の優先順位1位から順番に、分類欄に設定されている項目に該当するか否か判定していく。「A群」の優先順位1位から最終順位まで分類欄に設定されている項目に該当しない場合には、優先順位欄の「B群」の優先順位1位から順番に、分類欄に設定されている項目に該当するか否か判定していく。そして、向上したテスト成績情報について、分類欄に設定されている項目に該当すると判定したとき、優先順位欄の優先順位が高い方から、分類における詳細な条件を示す条件欄に設定されている項目に該当するか否か判定していく。条件欄に設定されている項目に該当すると判定したとき、条件に応じた定型文構成部Cが選択され、分類に応じた定型文コメントの“C”部分に、定型文構成部Cが挿入されて定型文コメントが作成される。
具体的には、例えば、ステップS401にて(図14参照)抽出された向上したテスト成績情報が「チーム内順位2位」である場合、「A群」の優先順位1位から順番に分類欄に設定されている項目に該当するか否か判定され、図16に示すように、「ランクアップ」の分類には該当せず、「チーム内総合順位」の分類にも該当しないと判定される。次に、「B群」の優先順位1位から順番に分類欄に設定されている項目に該当するか否か判定され、「チーム内順位」に該当すると判定される。
分類が「チーム内順位」であると判定されると、優先順位欄の優先順位の高い方から、条件欄に設定されている項目に該当するか否か判定され、図16に示すように、「チーム内順位1位」の条件には該当しないが、「チーム内順位2位」の条件に該当すると判定される。
「チーム内順位2位」という条件に該当すると判定されると、当該条件に応じた定型文構成部Cである「チーム内順位2位」が選択され、「チーム内順位」の分類に応じた定型文コメントである「ピリオドで“C”を獲得しました。」の“C”部分に、定型文構成部Cである「チーム内順位2位」が挿入されて、「ピリオドでチーム内順位2位を獲得しました。」という定型文コメントが作成される。
また、例えば、ステップS401にて(図14参照)抽出された向上したテスト成績情報が「5ランクアップ」、「チーム内総合順位2位」および「チーム内順位2位」である場合、上述した場合と同様に、当該向上したテスト成績情報について、「A群」の優先順位1位から順番に、分類欄に設定されている項目に該当するか否か判定していき、「ランクアップ」、「チーム内総合順位」および「チーム内順位」の分類に該当すると判定される。
分類欄に設定されている項目に該当すると判定されると、「A群」の優先順位1位から順番に、該当した分類の条件欄に設定されている項目に該当しているか判定され、「A群」の優先順位2位である「ランクアップ」の「5ランクアップ」の条件に該当すると判定され、次に、「A群」の優先順位18位である「チーム内総合順位」の「チーム内順位2位」の条件に該当すると判定され、さらに、「B群」の優先順位2位である「チーム内順位」の「チーム内順位2位」の条件に該当すると判定される。
ここで、「B群」の優先順位1位および2位において、B群補足事項欄に「A群があればスキップ」と設定されている。そして、向上したテスト成績情報には、「A群」の優先順位2位と「A群」の優先順位18位に該当する項目があるので、「B群」の優先順位2位である「チーム内順位」の「チーム内順位2位」は、スキップされる。
「ランクアップ」の「5ランクアップ」の条件および「チーム内総合順位」の「チーム内総合順位2位」の条件に該当すると判定されると、「5ランクアップ」の条件に応じた定型文構成部Cである「5ランクアップ」、および「チーム内総合順位2位」の条件に応じた定型文構成部Cである「チーム内総合順位2位」が選択される。
条件に応じた定型文構成部Cが選択されると、分類に応じた定型文コメントの“C”部分に、定型文構成部Cが挿入されて定型文コメントが作成される。
「ランクアップ」の分類に応じた定型文コメントである「FLENSランクが“C”しました!」の“C”部分に、定型文構成部Cである「5ランクアップ」が挿入されて、「FLENSランクが5ランクアップしました!」という定型文コメントが作成される。また、「チーム内総合順位」の分類に応じた定型文コメントである「今日のFLENSで、“C”を獲得しました!」の“C”部分に、定型文構成部Cが挿入されて、「今日のFLENSで、チーム内総合順位2位を獲得しました!」という定型文コメントが作成される。
以上、向上したテスト成績情報としての定型文を作成するための定型文作成処理について説明した。第一の実施形態に係る学習支援処理が上述した構成によって実行されることで、向上したテスト成績情報を抽出して、向上したテスト成績情報としての定型文コメントを作成することができるようになっている。また、仮に生徒の成績が良くなかった場合であっても、第一の実施形態に係る学習支援処理では、上述した定型文作成テーブルを用いることで、あらゆる観点から向上したテスト成績情報を抽出し、向上したテスト成績情報としての定型文コメントを作成することができるので、かかる定型文コメントを取得した保護者の満足度を高めることができる。さらに、保護者に対して、第一の実施形態に係る学習支援システムの学習向上効果をアピールすることができるという効果を得ることも可能となる。
上述した様に作成された定型文コメントが、向上したテスト成績情報として保護者端末31に送信される。なお、保護者端末31に送信される向上したテスト成績情報としての定型文コメントの数は、学習支援サーバ10の管理者が任意に設定することができる。すなわち、上述した定型文作成テーブルの内容を管理者ごとで工夫することで、管理者ごとの特徴を出した定型文コメントを作成することができるので、例えば、管理者が学習塾等の場合には、当該学習塾の特徴を生かした学習支援システムのカスタマイズが可能となる。また、向上したテスト成績情報の定型文作成処理は、上述した例に限定されるものではなく、同様の作用効果を得られる範囲内において、任意に処理内容を設定することが可能である。
以上、第一の実施形態に係る学習支援処理について説明した。次に、第二の実施形態に係る学習支援処理について説明する。なお、上述したテスト処理で説明した構成と同一又は類似する構成については、同じ符号を付して説明を省略する場合がある。
[第二の実施形態に係る学習支援処理]
図17は、第二の実施形態に係る学習支援システムの構成の例を示すブロック図である。図17に示すように、学習支援システム200は、学習支援サーバ10と、生徒端末21〜2N(Nは、任意の整数)と、保護者端末31〜3N(Nは、任意の整数)と、に加えて、生徒を教授する学習塾に備えられる学習塾端末41と、を含む。学習支援サーバ10、生徒端末21〜2N、保護者端末31〜3Nおよび、学習塾端末41は、それぞれ、インターネットなどの通信ネットワーク50によって接続されている。なお、本例においても、生徒端末21〜2Nの構成および動作の説明は、おもに生徒端末21を用いて説明する。また、保護者端末31〜3Nの構成および動作の説明は、おもに保護者端末31を用いて説明する。なお、生徒端末22〜SNは、生徒端末21と同様の構成を備え、同様の動作を実行するものとする。また、保護者端末32〜3Nは、保護者端末31と同様の構成を備え、同様の動作を実行するものとする。
学習塾端末41は、例えば学習塾の管理者によって管理され、例えばWWWサーバなどの情報処理装置によって構成される。学習塾端末41は、通信ネットワーク50を通じて学習支援サーバ10又は保護者端末31〜3Nに対して情報を送受信する機能を有する。
図18は、学習支援サーバ10における第二の実施形態に係る学習支援処理の例を示すフローチャートである。第二の実施形態に係る学習支援処理において、先ず、学習支援サーバ10は、学習塾端末41に対して、テスト最終成績情報DB15に格納される、生徒がこれまでに受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を送信する(ステップS501)。
テスト最終成績情報を学習塾端末41に送信すると、学習支援サーバ10は、学習塾端末41からの入力情報である学習塾端末入力情報を受信したか否かを判定する(ステップS502)。学習塾端末入力情報を受信したと判定すると、学習支援サーバ10は、テスト最終成績情報に当該学習塾端末入力情報を追加する(ステップS502のY)。ここで、「学習塾端末41からの入力情報」とは、例えば、学習塾の先生の保護者に対するコメント等をいう。
そして、学習支援サーバ10は、所定の期間毎に、テスト最終成績情報を保護者端末31に送信する(ステップS504)。この所定の期間は、学習支援サーバ10側にて任意の期間を設定することができる。
テスト最終成績情報を保護者端末31に送信すると、学習支援サーバ10は、保護者端末31を使用する保護者からの入力情報である保護者入力情報を受信したか否かを判定する(ステップS505)。ここで、本例における「保護者からの入力情報」は、保護者端末31の表示画面に表示されたテスト最終成績情報に関する保護者の感情やコメント等を表す定型文、図形、又は保護者が入力した文章等に加えて、学習塾に対する保護者のコメント等をいう。
保護者入力情報を受信したと判定すると(ステップS505のY)、学習支援サーバ10は、当該保護者入力情報を生徒端末21および学習塾端末41に送信する(ステップS506)。
図19は、学習塾端末41における第二の実施形態に係る学習支援処理の例を示すフローチャートである。第二の実施形態に係る学習支援処理において、先ず、学習塾端末41は、学習支援サーバ10から送信されたテスト最終成績情報を受信する(ステップS601)。
テスト最終成績情報を受信すると、学習塾端末41は、学習塾端末41からの入力情報である学習塾端末入力情報を受け付けたか否かを判定する(ステップS602)。学習塾端末入力情報を受け付けたと判定すると(ステップS602のY)、学習塾端末41は、当該学習塾端末入力情報を学習支援サーバ10に送信する(ステップS603)。
学習塾端末入力情報を送信すると、学習塾端末41は、保護者入力情報を受信したか否かを判定する(ステップS604)。保護者入力情報を受信したと判定すると(ステップS604のY)、学習塾端末41は、受信した保護者入力情報を表示画面に表示する(ステップS605)。
図20は、保護者端末31における第二の実施形態に係る学習支援処理の例を示すフローチャートである。第二の実施形態に係る学習支援処理において、先ず、保護者端末31は、学習支援サーバ10から送信されたテスト最終成績情報を受信する(ステップS701)。
テスト最終成績情報を受信すると、保護者端末31は、テスト最終成績情報を表示画面に表示する(ステップS702)。
テスト最終成績情報を表示すると、保護者端末31は、当該保護者端末31を使用する保護者からの入力情報である保護者入力情報を受け付けたか否かを判定する(ステップS703)。保護者入力情報を受け付けたと判定すると(ステップS703のY)、保護者端末31は、当該保護者入力情報を学習支援サーバ10に送信する(ステップS704)。
図21は、生徒端末21における第二の実施形態に係る学習支援処理の例を示すフローチャートである。第二の実施形態に係る学習支援処理において、先ず、生徒端末21は、保護者入力情報を受信したか否かを判定する(ステップS801)。保護者入力情報を受信すると(ステップS801のY)、生徒端末21は、図15に例示するように、当該保護者入力情報を表示画面に表示する(ステップS802)。
以上に説明したように、上述した実施の形態では、テストを受ける生徒が使用する生徒端末(例えば生徒端末21〜2N)と、生徒の保護者が使用する保護者端末(例えば保護者端末31〜3N)と、生徒を教授する学習塾に備えられる学習塾端末(例えば学習塾端末41)と、生徒端末と保護者端末と学習塾端末と通信ネットワークを介して通信を行う学習支援サーバ(例えば学習支援サーバ10)とを備えた学習支援システム(例えば学習支援システム200)は、学習支援サーバが、生徒を一意に特定する生徒IDを含む生徒情報を記憶する生徒情報記憶部(例えば生徒情報DB11)と、生徒が受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を記憶するテスト最終成績情報記憶部(例えばテスト最終成績情報DB15)と、を備え、学習塾端末に対して、テスト最終成績情報記憶部に格納されるテスト最終成績情報を送信し、学習塾端末からの入力情報を受信し、保護者端末に対して、テスト最終成績情報記憶部に格納される所定のテスト最終成績情報と、学習塾端末からの入力情報とを送信し、保護者からの入力情報を受信し、生徒端末および学習塾端末に対して、受信した保護者からの入力情報を送信し、学習塾端末が、学習支援サーバが送信したテスト最終成績情報を受信し、学習塾端末からの入力情報を受け付けて、学習支援サーバに対して、受け付けた学習塾端末からの入力情報を送信し、学習支援サーバが送信した保護者からの入力情報を受信し、受信した保護者からの入力情報を表示し、保護者端末が、学習支援サーバが送信したテスト最終成績情報記憶部に格納される所定のテスト最終成績情報と、学習塾端末からの入力情報とを受信し、受信したテスト最終成績情報記憶部に格納される所定のテスト最終成績情報と学習塾端末からの入力情報とを表示し、保護者からの入力情報を受け付けて、学習支援サーバに対して、受け付けた保護者からの入力情報を送信し、生徒端末が、学習支援サーバが送信した保護者からの入力情報を受信し、受信した保護者からの入力情報を表示する構成としている。
このような構成によれば、保護者は、所定の期間毎に、テストを受けた生徒のテスト最終成績情報を把握することができるようになる。また、保護者が入力情報を送信した場合には、生徒および学習塾は保護者からの入力情報を確認することができるので、生徒は学習意欲の向上につながるとともに学習効果を高めることができるようになり、学習塾は保護者の満足度を把握することができるようにとともに保護者とのコミュニケーションを容易にとることができるようになる。
なお、学習塾から保護者へ送信される入力情報の例としては、例えば、一定期間ごとに配信される提供情報や生徒が受講している受講科目での得点、順位、偏差値などの成績データ、弱点分野の分析データ、図22に例示するような学習塾や塾講師からのお知らせ、システム管理者からのお知らせ等が含まれる。また、保護者から学習塾へ送信される入力情報の例としては、閲覧確認情報、例えば「いいね!」といったショートコメント情報や、図23に例示するような「面談希望」や「電話相談希望」といった塾への要求情報を想定することができる。かかる情報を上述した実施の形態に係る学習支援処理において活用することで、例えば、保護者の塾に対する満足度を定量化して計測できるので、退塾予備軍の早期発見や、生徒ごとのきめ細かな対応など、従来技術では把握不可能であった情報を得ることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
上述の実施の形態では特に言及していないが、学習支援システム100,200は、授業や、クイズなどテスト以外のものにおいても採用することができる。
また、上述した実施形態では、ステップS401にて(図14参照)向上したテスト成績情報を抽出し、向上したテスト成績情報としての定型文を作成する例について説明したが、これは向上したテスト成績情報としての文章を自動生成する方法の一例であり、上記の実施形態に限定されない。
さらに、上述した実施形態では、ウォームアップとして「マス計算」を行うこととしているが、これに限定されず、ウォームアップとしてマス計算を含む種々のミニゲームを行うこととすることができる。
その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 学習支援サーバ、11 生徒情報DB、12 チーム情報記憶部、13 テスト進捗情報記憶部、14 送信周期関連情報記憶部、15 テスト最終成績情報DB、16 テスト最新成績情報記憶部、21〜2N 生徒端末、21a テスト情報記憶部、21b 生徒進捗情報記憶部、31〜3N 保護者端末、41 学習塾端末、50 通信ネットワーク、100 学習支援システム、200 学習支援システム、400 テスト画面、401 解答入力領域、402 解答確定アイコン、403 ライバル進捗表示領域、404 問題表示・演算記載領域、405 ライバルの進捗。

Claims (6)

  1. テストを受ける生徒が使用する生徒端末と、前記生徒の保護者が使用する保護者端末と、前記生徒端末と前記保護者端末と通信ネットワークを介して通信を行う学習支援サーバと、を備えた学習支援システムであって、
    前記学習支援サーバは、
    前記生徒を一意に特定する生徒IDを含む生徒情報を記憶する生徒情報記憶手段と、
    前記生徒がこれまでに受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を記憶するテスト最終成績情報記憶手段と、
    前記生徒が受けた最新のテストの成績を示すテスト最新成績情報を記憶するテスト最新成績情報記憶手段と、
    前記テスト最終成績情報と前記テスト最新成績情報とを比較して向上したテスト成績情報を抽出するテスト成績情報向上抽出手段と、
    前記テスト成績情報向上抽出手段により抽出された前記テスト成績情報を前記保護者端末に送信するテスト成績情報送信手段と、
    前記保護者からの入力情報を受信する学習支援サーバ側保護者入力情報受信手段と、
    前記生徒端末に対して、前記学習支援サーバ側保護者入力情報受信手段により受信した前記保護者からの入力情報を送信する学習支援サーバ側保護者入力情報送信手段と、
    を含み、
    前記保護者端末は、
    前記テスト成績情報送信手段により送信された前記テスト成績情報を受信する保護者端末側テスト成績情報受信手段と、
    前記保護者端末側テスト成績情報受信手段により受信した前記テスト成績情報を表示する保護者端末側テスト成績情報表示手段と、
    前記保護者からの入力情報を受け付ける保護者端末側保護者入力情報受付手段と、
    前記学習支援サーバに対して、前記保護者端末側保護者入力情報受付手段により受け付けた前記保護者からの入力情報を送信する保護者端末側保護者入力情報送信手段と、
    を含み、
    前記生徒端末は、
    前記学習支援サーバ側保護者入力情報送信手段により送信された前記保護者からの入力情報を受信する生徒端末側保護者入力情報受信手段と、
    前記生徒端末側保護者入力情報受信手段により受信した前記保護者からの入力情報を表示する生徒端末側保護者入力情報表示手段と、
    を含むことを特徴とする学習支援システム。
  2. 請求項1に記載の学習支援システムにおいて、
    前記テスト成績情報送信手段が送信する文章を自動生成する文章自動生成手段を含むことを特徴とする学習支援システム。
  3. 請求項1に記載の学習支援システムにおいて、
    前記テスト成績情報送信手段が送信する定型文を予め記憶した定型文記憶手段を含むことを特徴とする学習支援システム。
  4. テストを受ける生徒が使用する生徒端末と、前記生徒の保護者が使用する保護者端末と、前記生徒を教授する学習塾に備えられる学習塾端末と、前記生徒端末、前記保護者端末および前記学習塾端末と通信ネットワークを介して通信を行う学習支援サーバと、を備えた学習支援システムであって、
    前記学習支援サーバは、
    前記生徒を一意に特定する生徒IDを含む生徒情報を記憶する生徒情報記憶手段と、
    前記生徒が受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を記憶するテスト最終成績情報記憶手段と、
    前記学習塾端末に対して、前記テスト最終成績情報記憶手段に格納される前記テスト最終成績情報を送信するテスト最終成績情報送信手段と、
    前記学習塾端末からの入力情報を受信する学習塾端末入力情報受信手段と、
    前記保護者端末に対して、前記テスト最終成績情報記憶手段に格納される所定の前記テスト最終成績情報と、前記学習塾端末入力情報受信手段により受信した前記学習塾端末からの入力情報と、を送信するテスト最終成績情報学習塾端末入力情報送信手段と、
    前記保護者からの入力情報を受信する学習支援サーバ側保護者入力情報受信手段と、
    前記生徒端末および前記学習塾端末に対して、前記学習支援サーバ側保護者入力情報受信手段により受信した前記保護者からの入力情報を送信する学習支援サーバ側保護者入力情報送信手段と、
    を含み、
    前記学習塾端末は、
    前記テスト最終成績情報送信手段により送信された前記テスト最終成績情報を受信するテスト最終成績情報受信手段と、
    前記学習塾端末からの入力情報を受け付ける学習塾端末側入力情報受付手段と、
    前記学習支援サーバに対して、前記学習塾端末側入力情報受付手段により受け付けた前記学習塾端末からの入力情報を送信する学習塾端末側入力情報送信手段と、
    前記学習支援サーバ側保護者入力情報送信手段により送信された前記保護者からの入力情報を受信する学習塾端末側保護者入力情報受信手段と、
    前記学習塾端末側保護者入力情報受信手段により受信した前記保護者からの入力情報を表示する学習塾端末側保護者入力情報表示手段と、
    を含み、
    前記保護者端末は、
    前記テスト最終成績情報学習塾端末入力情報送信手段により送信された所定の前記テスト最終成績情報と前記学習塾端末からの入力情報とを受信するテスト最終成績情報学習塾端末入力情報受信手段と、
    前記テスト最終成績情報学習塾端末入力情報受信手段により受信した所定の前記テスト最終成績情報と前記学習塾端末からの入力情報とを表示するテスト最終成績情報学習塾端末入力情報表示手段と、
    前記保護者からの入力情報を受け付ける保護者端末側入力情報受付手段と、
    前記学習支援サーバに対して、前記保護者端末側入力情報受付手段により受け付けた前記保護者からの入力情報を送信する保護者端末側入力情報送信手段と、
    を含み、
    前記生徒端末は、
    前記学習支援サーバ側保護者入力情報送信手段から送信された前記保護者からの入力情報を受信する生徒端末側保護者入力情報受信手段と、
    前記生徒端末側保護者入力情報受信手段により受信した前記保護者からの入力情報を表示する生徒端末側保護者入力情報表示手段と、
    を含むことを特徴とする学習支援システム。
  5. テストを受ける生徒が使用する生徒端末と、前記生徒の保護者が使用する保護者端末と、前記生徒端末と前記保護者端末と通信ネットワークを介して通信を行う学習支援サーバと、に学習支援処理を実行させるための学習支援プログラムであって、
    前記学習支援サーバに、
    前記生徒がこれまでに受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報と、前記生徒が受けた最新のテストの成績を示すテスト最新成績情報とを比較して向上したテスト成績情報を抽出するテスト成績情報向上抽出処理と、
    前記テスト成績情報向上抽出処理により抽出された前記テスト成績情報を前記保護者端末に送信するテスト成績情報送信処理と、
    前記保護者からの入力情報を受信する学習支援サーバ側保護者入力情報受信処理と、
    前記生徒端末に対して、前記学習支援サーバ側保護者入力情報受信処理により受信した前記保護者からの入力情報を送信する学習支援サーバ側保護者入力情報送信処理と、
    を実行させ、
    前記保護者端末に、
    前記テスト成績情報送信処理により送信された前記テスト成績情報を受信する保護者端末側テスト成績情報受信処理と、
    前記保護者端末側テスト成績情報受信処理により受信した前記テスト成績情報を表示する保護者端末側テスト成績情報表示処理と、
    前記保護者からの入力情報を受け付ける保護者端末側保護者入力情報受付処理と、
    前記学習支援サーバに対して、前記保護者端末側保護者入力情報受付処理により受け付けた前記保護者からの入力情報を送信する保護者端末側保護者入力情報送信処理と、
    を実行させ、
    前記生徒端末に、
    前記学習支援サーバ側保護者入力情報送信処理により送信された前記保護者からの入力情報を受信する生徒端末側保護者入力情報受信処理と、
    前記生徒端末側保護者入力情報受信処理により受信した前記保護者からの入力情報を表示する生徒端末側保護者入力情報表示処理と、
    を実行させることを特徴とする学習支援プログラム。
  6. テストを受ける生徒が使用する生徒端末と、前記生徒の保護者が使用する保護者端末と、前記生徒を教授する学習塾に備えられる学習塾端末と、前記生徒端末、前記保護者端末および前記学習塾端末と通信ネットワークを介して通信を行う学習支援サーバと、に学習支援処理を実行させるための学習支援プログラムであって、
    前記学習支援サーバに、
    前記学習塾端末に対して、前記生徒が受けたテストの最終的な成績を示すテスト最終成績情報を送信するテスト最終成績情報送信処理と、
    前記学習塾端末からの入力情報を受信する学習塾端末入力情報受信処理と、
    前記保護者端末に対して、所定の前記テスト最終成績情報と、前記学習塾端末入力情報受信処理により受信した前記学習塾端末からの入力情報と、を送信するテスト最終成績情報学習塾端末入力情報送信処理と、
    前記保護者からの入力情報を受信する学習支援サーバ側保護者入力情報受信処理と、
    前記生徒端末および前記学習塾端末に対して、前記学習支援サーバ側保護者入力情報受信処理により受信した前記保護者からの入力情報を送信する学習支援サーバ側保護者入力情報送信処理と、
    を実行させ、
    前記学習塾端末に、
    前記テスト最終成績情報送信処理により送信された前記テスト最終成績情報を受信するテスト最終成績情報受信処理と、
    前記学習塾端末からの入力情報を受け付ける学習塾端末側入力情報受付処理と、
    前記学習支援サーバに対して、前記学習塾端末側入力情報受付処理により受け付けた前記学習塾端末からの入力情報を送信する学習塾端末側入力情報送信処理と、
    前記学習支援サーバ側保護者入力情報送信処理により送信された前記保護者からの入力情報を受信する学習塾端末側保護者入力情報受信処理と、
    前記学習塾端末側保護者入力情報受信処理により受信した前記保護者からの入力情報を表示する学習塾端末側保護者入力情報表示処理と、
    を実行させ、
    前記保護者端末に、
    前記テスト最終成績情報学習塾端末入力情報送信処理により送信された所定の前記テスト最終成績情報と前記学習塾端末からの入力情報とを受信するテスト最終成績情報学習塾端末入力情報受信処理と、
    前記テスト最終成績情報学習塾端末入力情報受信処理により受信した所定の前記テスト最終成績情報と前記学習塾端末からの入力情報とを表示するテスト最終成績情報学習塾端末入力情報表示処理と、
    前記保護者からの入力情報を受け付ける保護者端末側入力情報受付処理と、
    前記学習支援サーバに対して、前記保護者端末側入力情報受付処理により受け付けた前記保護者からの入力情報を送信する保護者端末側入力情報送信処理と、
    を実行させ、
    前記生徒端末に、
    前記学習支援サーバ側保護者入力情報送信処理により送信された前記保護者からの入力情報を受信する生徒端末側保護者入力情報受信処理と、
    前記生徒端末側保護者入力情報受信処理により受信した前記保護者からの入力情報を表示する生徒端末側保護者入力情報表示処理と、
    を実行させることを特徴とする学習支援プログラム。
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