JP2019139686A - 学習管理装置、学習管理方法及び学習管理プログラム - Google Patents

学習管理装置、学習管理方法及び学習管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】学習者が自身の学習状況を他の人の学習状況と比較することを可能とする。【解決手段】学習管理装置4は、複数のユーザが所持する複数の筆記具のそれぞれから、ユーザを識別するための識別情報を含み、筆記具が使用されている状態を検出したことを示す検出情報を取得する取得部433と、検出情報に基づいて、複数のユーザのそれぞれの学習時間を推定する推定部435と、複数のユーザを識別するユーザIDと、ユーザの属性とを関連付けて記憶する記憶部42と、属性が一致又は類似する複数のユーザの学習時間を携帯端末の表示部に表示させる表示制御部437と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、学習管理装置、学習管理方法及び学習管理プログラムに関する。
従来、ユーザの学習を支援することが行われている。例えば、特許文献1には、学習計画に従った学習の進捗状況を管理する学習支援システムが開示されている。
特開2010−039290号公報
従来の学習支援システムでは、学習者は、他の人の学習状態と比較することができなかった。このため、学習者は、自身が、複数の学習者の中でどのくらいの位置付けなのか把握することができず、学習計画の見直しを行うことができなかった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、学習者が自身の学習状況を他の人の学習状況と比較することができる学習管理装置、学習管理方法及び学習管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る学習管理装置は、複数のユーザが所持する複数の文具のそれぞれから、前記ユーザを識別するための識別情報を含み、前記文具が使用されている状態を検出したことを示す検出情報を取得する取得部と、前記検出情報に基づいて、前記複数のユーザのそれぞれの学習時間を推定する推定部と、複数のユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザの属性とを関連付けて記憶する記憶部と、前記属性が一致又は類似する複数のユーザの前記学習時間を表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
前記学習管理装置は、ユーザ識別情報を受け付ける受付部をさらに備え、前記記憶部は、複数のユーザの前記ユーザ識別情報と、前記ユーザに対して前記推定部が推定した学習時間とを関連付けた学習時間情報を記憶し、前記表示制御部は、前記学習時間情報に基づいて、受け付けたユーザ識別情報に対して推定されたユーザの学習時間と、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザに対して推定された学習時間とを比較して前記表示部に表示させてもよい。
前記表示制御部は、前記学習時間情報に基づいて、受け付けたユーザ識別情報に対して推定された所定期間におけるユーザの学習時間と、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザに対して推定された前記所定期間よりも過去の期間であり、前記所定期間と同じ長さの期間における学習時間とを比較して前記表示部に表示させてもよい。
前記表示制御部は、受け付けたユーザ識別情報に対応するユーザに対して推定された所定期間における学習時間と、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザに対して推定された前記過去の期間における学習時間との差分を示す情報を前記表示部に表示させてもよい。
前記記憶部は、複数のユーザの前記ユーザ識別情報と、前記ユーザに対して過去に推定された学習時間と、前記ユーザの試験結果を示す情報とを関連付けて記憶し、前記表示制御部は、受け付けたユーザ識別情報に対応するユーザに推奨される学習時間を、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザに対して過去に推定された学習時間と、当該他のユーザの試験結果とに基づいて推定し、推定した学習時間を前記表示部に表示させてもよい。
前記表示制御部は、受け付けたユーザ識別情報に対応するユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザの学習時間の統計値を前記表示部に表示させてもよい。
前記記憶部は、複数のユーザの前記ユーザ識別情報と、前記ユーザに対して推定された学習時間と、前記ユーザの成績を示す情報とを関連付けて記憶し、前記表示制御部は、受け付けたユーザ識別情報に対応するユーザに対して推定された学習時間と、当該ユーザの成績との関係を示す情報を前記表示部に表示させるとともに、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザの学習時間と、当該他のユーザの成績との関係を示す情報を前記表示部に表示させてもよい。
前記表示制御部は、前記学習科目別に、前記ユーザに対して推定された学習時間と、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザに対して推定された学習時間とを前記表示部に表示させてもよい。
前記表示制御部は、推定された前記ユーザの学習時間が、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザの学習時間に対して不足している学習科目を示す情報を前記表示部に表示させてもよい。
本発明の第2の態様に係る学習管理方法は、コンピュータが実行する、複数のユーザが所持する複数の文具のそれぞれから、前記ユーザを識別するための識別情報を含み、前記文具が使用されている状態を検出したことを示す検出情報を取得するステップと、前記検出情報に基づいて、前記複数のユーザのそれぞれの学習時間を推定するステップと、複数のユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザの属性とを関連付けて記憶する記憶部を参照し、前記属性が一致又は類似する複数のユーザの前記学習時間を表示部に表示させるステップと、を備える。
本発明の第3の態様に係る学習管理プログラムは、コンピュータを、複数のユーザが所持する複数の文具のそれぞれから、前記ユーザを識別するための識別情報を含み、前記文具が使用されている状態を検出したことを示す検出情報を取得する取得部、前記検出情報に基づいて、前記複数のユーザのそれぞれの学習時間を推定する推定部、及び、複数のユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザの属性とを関連付けて記憶する記憶部を参照し、前記属性が一致又は類似する複数のユーザの前記学習時間を表示部に表示させる表示制御部、として機能させる。
本発明によれば、学習者が自身の学習状況を他の人の学習状況と比較することができるという効果を奏する。
第1実施形態に係る学習管理システムの構成を示す図である。 第1実施形態に係る筆記具の構成を示す図である。 第1実施形態に係る学習管理装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る推定部による学習時間の推定方法を説明する図である。 ユーザとライバルユーザとの学習時間の比較結果を示す学習管理画面の一例を示す図である。 ユーザと先輩ユーザとの学習時間の比較結果を示す学習管理画面の一例を示す図である。 学習時間と成績との相関を示す相関図を含む画面の一例を示す図である。 達成度確認画面の一例を示す図である。 第1実施形態に係る学習管理装置が学習時間を推定するまでの処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る学習時間推定処理に対応する処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る学習管理装置が学習時間を出力するときの処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態に係る学習管理装置の構成を示す図である。 第4実施形態に係る学習管理システムの構成を示す図である。
<第1実施形態>
[学習管理システムSの概要]
図1は、第1実施形態に係る学習管理システムSの構成を示す図である。学習管理システムSは、筆記具1と、IoT(Internet of Things)ゲートウェイ2と、ルータ3と、学習管理装置4と、携帯端末5とを備え、筆記具1を使用するユーザの学習時間を管理するシステムである。
筆記具1は、例えばペンや鉛筆であり、ユーザが筆記具1を使用しているか否かを検出するために用いられるセンサを備える。ここで、センサは、筆記具1に着脱可能であってもよい。IoTゲートウェイ2は、例えば、近距離無線通信により各種デバイスから情報を収集する装置である。ルータ3は、例えば、インターネットや通信電話回線等の通信ネットワークNを介して外部機器と通信を行う通信装置である。学習管理装置4は、例えばサーバである。携帯端末5は、例えば、ユーザや、ユーザの関係者(例えば、ユーザの親)が所持するスマートフォンやタブレットである。
筆記具1は、センサにより、ユーザが筆記具1を使用していることを検出する(図1の(1))。筆記具1は、IoTゲートウェイ2、ルータ3、及び通信ネットワークNを介して、ユーザが筆記具を使用していることを示す検出情報を学習管理装置4に送信する(図1の(2))。
学習管理装置4は、筆記具1から送信される検出情報に基づいてユーザの学習時間を推定する(図1の(3))。学習管理装置4は、ユーザから学習時間の表示要求を受け付けると、通信ネットワークNを介して、当該ユーザに対して推定された学習時間と、当該ユーザと属性が一致又は類似するユーザに対して推定された学習時間とを示す学習時間情報を携帯端末5に送信し(図1の(4))、携帯端末5の表示部に表示させる(図1の(5))。このようにすることで、ユーザは、自身の学習状況を他の人の学習状況と比較することができる。
なお、本実施形態では、ペンや鉛筆等の筆記具1を使用するユーザの学習時間を管理する例について説明したが、これに限らない。消しゴムや定規やコンパスといった文具に対し、ユーザが当該文具を使用しているか否かを検出するために用いられ、当該文具に着脱可能なセンサを装着し、学習管理システムSが、当該文具を使用するユーザの学習時間を管理してもよい。これにより、ユーザが使用したい文具にセンサを装着し、当該文具を使用したときのユーザの学習時間を管理することができる。
以下、学習管理システムSが備える筆記具1及び学習管理装置4の構成について説明する。
[筆記具1の構成]
まず、筆記具1の構成について説明する。図2は、第1実施形態に係る筆記具1の構成を示す図である。
筆記具1は、振動センサ11と、近距離無線通信部12と、制御部13とを備える。筆記具1は、電源スイッチ(不図示)が押下され、筆記具1に設けられている電源から、振動センサ11、近距離無線通信部12、及び制御部13に電力が供給されたことに応じて動作を開始する。
振動センサ11は、筆記具1の振動を検出する。振動センサ11は、筆記具1の振動を検出すると、振動を検出したことを示す検出信号を制御部13に出力する。
近距離無線通信部12は、Z−Wave(登録商標)、BLE(Bluetooth Low Energy(登録商標))等の近距離無線通信方式によりIoTゲートウェイ2と無線通信を行う。近距離無線通信部12は、制御部13の制御によりIoTゲートウェイ2と近距離無線通信を行う。なお、近距離無線通信部12は、上述した近距離無線通信方式に限らず、NFC(Near Field Communication)、赤外線通信、Wi−Fi(登録商標)他の近距離無線通信方式によって無線通信を行ってもよい。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、振動センサ11から検出信号が出力されると、当該検出信号が出力されたことを示す振動検出情報を、近距離無線通信部12を介してIoTゲートウェイ2に送信する。振動検出情報には、筆記具1を識別する筆記具IDが含まれている。IoTゲートウェイ2は、振動検出情報を筆記具1から受信すると、当該振動検出情報を、ルータ3及び通信ネットワークNを介して学習管理装置4に送信する。
なお、筆記具1は、振動検出情報を記憶する記憶部を備えていてもよい。そして、筆記具1は、振動検出情報を一時的に記憶部に記憶させておき、所定時間おきに、記憶部に記憶されている振動検出情報を、近距離無線通信部12を介してIoTゲートウェイ2に送信してもよい。この場合、振動検出情報には、振動センサ11が振動を検出した時刻を示す時刻情報が含まれているものとする。
筆記具1は、IoTゲートウェイ2に振動検出情報を送信したが、これに限らない。例えば、筆記具1は、ユーザが所持し、筆記具1及びIoTゲートウェイと通信可能な筆箱に振動検出情報を送信してもよい。この場合、筆箱と筆記具1とは、例えば、通信を行うための通信用端子を備える。そして、筆箱に設けられている通信用端子に筆記具1の通信用端子が接触すると、筆記具1は、筆箱に振動検出情報を送信する。筆箱は、無線通信部を有しており、当該無線通信部を介して、受信した振動検出情報をIoTゲートウェイ2に送信する。例えば、筆箱の電源を用いて、筆記具1から振動検出情報を取得するようにすることで、筆記具1がIoTゲートウェイに振動検出情報を送信する場合に比べて、筆記具1における電力消費量を低減させて、筆記具1における電池の交換頻度を少なくすることができる。
[学習管理装置4の構成]
続いて、学習管理装置4の構成について説明する。図3は、第1実施形態に係る学習管理装置4の構成を示す図である。
学習管理装置4は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを備える。
通信部41は、通信ネットワークNに接続するためのインタフェースである。通信部41は、制御部43の制御により、通信ネットワークNを介してIoTゲートウェイ2及び携帯端末5と通信する。
記憶部42は、例えば、ROM及びRAM等である。記憶部42は、学習管理装置4を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部42は、制御部43を、後述する計画受付部431、選択部432、取得部433、特定部434、推定部435、表示受付部436、及び表示制御部437として機能させる学習管理プログラムを記憶する。
また、記憶部42は、筆記具1を識別する筆記具IDと、ユーザを識別するユーザIDとを関連付けたユーザ情報を記憶する。ユーザ情報は、例えば、ユーザが筆記具1を購入した時点等で予め登録されるものとする。
また、記憶部42は、複数のユーザのユーザIDと、当該ユーザに対して推定部435が推定した学習時間とを関連付けた学習時間情報を記憶する。
制御部43は、例えばCPUである。制御部43は、記憶部42に記憶されている各種プログラムを実行することにより、学習管理装置4に係る機能を制御する。制御部43は、学習管理プログラムを実行することにより、計画受付部431、選択部432、取得部433、特定部434、推定部435、表示受付部436、及び表示制御部437として機能する。
計画受付部431は、携帯端末5から、ユーザの学習計画を示す学習計画情報を受信することにより、ユーザの学習計画を受け付ける。ここで、学習計画情報には、ユーザIDと、学習期間を示す学習期間情報と、当該学習期間における学習科目ごとの学習時間を示す情報とが含まれている。計画受付部431は、受け付けた学習計画を示す学習計画情報を記憶部42に記憶させる。
また、計画受付部431は、携帯端末5から、ユーザの属性を示す属性情報と、ユーザIDとを受信することにより、ユーザの属性を受け付ける。ユーザの属性には、ユーザの学年、志望校、受験科目を示す情報が含まれている。計画受付部431は、受信したユーザIDと、属性情報とを関連付けて記憶部42に記憶させる。
選択部432は、ユーザが筆記具1を使用して学習を開始する場合、又は学習する学習科目を変更する場合に、携帯端末5から科目選択情報を受信することにより、ユーザが学習する学習科目の選択を受け付ける。科目選択情報には、ユーザを識別するユーザIDと、学習科目とが含まれている。
取得部433は、IoTゲートウェイ2、ルータ3及び通信ネットワークNを介して、複数のユーザが所持する複数の筆記具1のそれぞれから、ユーザを識別するための識別情報である筆記具IDを含み、ユーザが筆記具1を使用している状態を検出したことを示す検出情報を取得する。取得部433は、検出情報として、筆記具1に設けられている振動センサ11が検出した筆記具1の振動を示す振動検出情報を取得する。
特定部434は、取得部433が検出情報を取得すると、筆記具1をユーザが使用したことを筆記具1が検出した時刻である検出時刻を特定する。例えば、特定部434は、取得部433が検出情報を取得した時刻を検出時刻と特定する。なお、検出情報には、振動を検出した時刻を示す時刻情報が含まれていてもよく、特定部434は、検出情報に含まれる時刻情報に基づいて、検出時刻を特定してもよい。
また、特定部434は、記憶部42に記憶されているユーザ情報を参照して、取得した検出情報に含まれている筆記具IDに関連付けられているユーザIDを特定する。また、特定部434は、特定したユーザIDに対応して選択部432が選択している学習科目を特定する。特定部434は、検出情報と、検出時刻を示す検出時刻情報と、特定された学習科目とを関連付けて検出履歴情報として記憶部42に記憶させる。
推定部435は、記憶部42に記憶されている検出情報に基づいて、複数のユーザのそれぞれの学習時間を推定する。推定部435は、特定部434が1以上の検出情報のそれぞれに対して特定した検出時刻に基づいて、複数のユーザのそれぞれの学習時間を推定する。
例えば、推定部435は、所定時間(例えば、1時間)おきに、複数のユーザのそれぞれの処理対象期間(例えば、1時間)における学習時間を推定する。以下に、一人のユーザの学習時間を推定する具体的な処理について説明する。
まず、推定部435は、記憶部42に記憶されているユーザ情報を参照し、一つのユーザIDに関連付けられている筆記具IDを特定する。続いて、推定部435は、記憶部42に記憶されている検出履歴情報のうち、特定した筆記具IDを含み、検出時刻が処理対象期間に含まれている検出履歴情報を抽出する。ここで、処理対象期間は、現在時刻よりも所定時間前の時刻から、現在時刻までの間の期間である。推定部435は、抽出した検出履歴情報に含まれている検出時刻情報と、学習科目とに基づいて、処理対象期間におけるユーザの学習科目ごとの学習時間を推定する。また、推定部435は、学習科目ごとの学習時間を集計することにより、ユーザの学習時間の合計を算出する。
推定部435は、特定部434が検出情報に対して特定した検出時刻から所定時間が経過するまでの時間を、ユーザの学習時間と推定する。図4は、第1実施形態に係る推定部435による学習時間の推定方法を説明する図である。例えば、推定部435は、図4に示すように、学習中であるか否かを示す学習フラグを用いて学習時間を推定する。まず、推定部435は、特定部434が特定した検出時刻を、ユーザが学習をしている時刻と推定する。図4に示す例において、検出時刻は9:00、9:09、9:11であるものとする。続いて、推定部435は、検出時刻から所定時間経過した時刻を学習中断時刻と算出する。例えば、所定時間を5分とすると、推定部435は、9:00、9:09、9:11のそれぞれに対応する学習中断時刻として9:05、9:11、9:16を算出する。
推定部435は、検出時刻と学習中断時刻との間における学習フラグの値を、学習していることを示すフラグ値である「1」にする。図4に示す例では、推定部435は、9:00から9:05までの間、9:09から9:16までの間の学習フラグを「1」とし、その他の時間の学習フラグの値を、学習していないことを示すフラグ値である「0」にする。続いて、推定部435は、学習フラグが「1」である時間を合計することにより、ユーザの学習時間を推定する。図4に示す例では、推定部435は、ユーザの学習時間を12分と推定する。
なお、ユーザが筆記具1を用いて遊んでいる場合、学習を行っていないにもかかわらず、振動が検出され、学習しているとみなされる。そこで、記憶部42に、ユーザが学習していることを示す複数の振動のパターン(所定パターン)を記憶させておき、推定部435が、複数の検出情報が示す筆記具1の振動が所定パターンの振動を示している場合に、ユーザが学習をしていると推定し、所定パターンの振動の検出状況に基づいてユーザの学習時間を推定してもよい。このようにすることで、学習管理装置4は、ユーザが学習を行っていない場合に検出された振動に基づいて学習時間が推定されることを抑制できる。
また、推定部435は、ユーザから受け付けた学習の種別によって、学習中断時刻を算出するために用いる所定時間を異ならせるようにしてもよい。ここで、学習の種別は、例えば、「ドリル」、「問題集」、「文章題」といった学習の形態を示す情報である。この場合において、まず、選択部432は、ユーザから学習の種別を受け付ける。記憶部42には、複数の学習の種別のそれぞれと、学習中断時刻を算出するために用いる所定時間を示す情報とが関連付けて記憶されている。例えば、「ドリル」や「問題集」のように筆記具1を多用する学習の種別に関連する所定時間は相対的に短い時間に設定される。また、「文章題」のように筆記具1を多用しない学習の種別に関連する所定時間は相対的に長い時間に設定されている。
推定部435は、記憶部42を参照し、選択部432が受け付けた学習の種別に関連付けられている所定時間を特定する。そして、推定部435は、特定した所定時間に基づいて、ユーザの学習時間を推定する。このようにすることで、学習管理装置4は、ユーザの学習の種別に応じて、学習時間を精度良く算出することができる。
また、推定部435は、検出情報を受信した時刻において選択されていた学習科目に対応して学習時間を推定したが、これに限らない。推定部435は、検出情報が示す検出パターンに基づいてユーザが学習した学習科目を推定し、学習科目別の学習時間を推定してもよい。この場合、推定部435は、予め記憶部42を参照し、ユーザが過去に学習科目を選択して学習を行った場合における学習科目別の検出情報に基づいて、学習科目別の検出パターンを特定する。ここで、検出パターンは、例えば、複数の検出情報の検出間隔の特徴を示す情報である。なお、検出パターンは、数字、アルファベット、日本語が記載されている場合のそれぞれの検出間隔の特徴を示す情報であってもよい。そして、推定部435は、特定した学習科目別の検出パターンを示すパターン情報を記憶部42に記憶する。
推定部435は、処理対象期間を複数の期間に区切り、複数の期間のそれぞれにおける学習時間を推定する。また、推定部435は、複数の期間のそれぞれにおける検出情報と検出パターンが類似する学習科目を特定し、当該学習科目を、推定した学習時間に対応する学習科目とする。このようにすることで、学習管理装置4は、ユーザが学習科目を選択しない場合であっても、ユーザが学習している学習科目別の学習時間を推定することができる。
推定部435は、複数のユーザのそれぞれの所定時間における学習科目別の学習時間を推定する。推定部435は、ユーザIDと、学習科目と、推定した学習時間と、学習を推定した時間を示す時間情報とを関連付けて、学習時間情報として記憶部42に記憶させる。
表示受付部436は、携帯端末5から、ユーザIDを受け付けることにより、表示要求を受け付ける。表示受付部436は、学習時間の表示要求を示す表示要求情報を携帯端末5から受信することにより、表示要求を受け付ける。ここで、表示要求情報には、ユーザIDと、学習時間を表示する期間を示す表示対象期間とが含まれている。
[学習時間の表示(ライバルとの比較)]
表示制御部437は、属性が一致又は類似する複数のユーザの学習時間を携帯端末5の表示部に表示させる。具体的には、表示制御部437は、表示受付部436が表示要求を受け付けると、記憶部42に記憶されている属性情報を参照し、表示要求情報に含まれているユーザIDに関連付けられている属性を特定する。表示制御部437は、特定した属性と一致又は類似している他のユーザのユーザIDを特定する。
ここで、属性が類似しているとは、例えば、学年及び受験科目が同一であるとともに、志望校に対応する偏差値が類似していることを示す。例えば、記憶部42には、複数の学校のそれぞれの偏差値を示す偏差値情報が記憶されている。表示制御部437は、表示要求情報に含まれているユーザIDに関連付けられている属性に含まれる志望校を特定し、偏差値情報を参照して当該志望校の偏差値を特定する。そして、表示制御部437は、特定した偏差値から所定範囲内の偏差値に対応する高校を志望校とし、受験科目が同じユーザを、表示要求を行ったユーザと属性が類似している他のユーザと特定する。以下の説明では、特定された同一の学年の他のユーザをライバルユーザという。
表示制御部437は、記憶部42に記憶されている学習時間情報に基づいて、受け付けたユーザIDに対して推定されたユーザの学習時間と、ライバルユーザに対して推定された学習時間とを比較して携帯端末5の表示部に表示させる。
ここで、表示制御部437は、ライバルユーザの学習時間の統計値として、例えば、複数のライバルユーザの学習時間の平均値を携帯端末5の表示部に表示させる。なお、統計値は、複数のライバルユーザの学習時間の平均値に限らず、複数のライバルユーザの学習時間の中央値や中間値であってもよい。
表示制御部437は、記憶部42に記憶されている学習時間情報を参照し、表示要求を行ったユーザに対応するユーザIDに関連付けられている学習科目及び学習時間のうち、表示対象期間における学習科目及び学習時間を抽出する。ここで、表示対象期間は、例えば、表示要求が行われた日が属する月の月初から月末までの期間である。
また、表示制御部437は、特定されたライバルユーザのユーザIDについても、記憶部42に記憶されている学習時間情報を参照し、当該ユーザIDに関連付けられている学習科目及び学習時間のうち、表示対象期間における学習科目及び学習時間を抽出する。ここで、表示制御部437は、ユーザとライバルユーザとのそれぞれについて、表示対象期間(当月)における学習時間と、当該表示対象期間内において、当該表示対象期間よりも短い期間(例えば、1週間、1日)における学習時間を特定するようにしてもよい。
また、表示制御部437は、表示要求を行ったユーザに対して抽出された学習科目及び学習時間に基づいて、表示対象期間における当該ユーザの学習科目別の学習時間を算出する。また、表示制御部437は、特定されたライバルユーザに対して抽出された学習科目及び学習時間に基づいて、表示対象期間におけるライバルユーザの学習科目別の学習時間を算出する。
表示制御部437は、表示要求を行ったユーザに対して抽出された学習時間を示す情報と、特定されたライバルユーザに対して抽出された学習時間を示す情報とを比較した情報を含む学習管理画面を携帯端末5の表示部に表示させる。
図5は、ユーザとライバルユーザとの学習時間の比較結果を示す学習管理画面の一例を示す図である。図5(a)には、2017年12月に推定されたユーザの学習時間が表示されていることが確認できる。また、図5(a)には、ユーザの学習時間と、ライバルユーザの学習時間の平均値とを比較するグラフが表示されていることが確認できる。ユーザは、グラフを確認することにより、自身の学習状況とライバルユーザの学習状況とを比較することができる。
また、表示制御部437は、学習科目別に、表示要求を行ったユーザに対して推定された学習時間と、特定されたライバルユーザに対して推定された学習時間を示す情報とを比較した学習管理画面を携帯端末5の表示部に表示させる。
図5(b)は、図5(a)に表示されている学習管理画面の詳細を示す詳細画面の一例を示す図である。例えば、図5(a)に示す学習管理画面の左上部にはメニューボタンMが設けられており、当該メニューボタンを介して図5(b)に示す詳細画面に遷移することができる。ユーザが詳細画面に遷移させる操作を行うと、表示制御部437は、学習管理画面の詳細画面を表示させる。図5(b)に示す例では、表示対象期間におけるユーザの学習時間と、ライバルユーザの学習時間とが、学習科目別に表示されていることが確認できる。
また、表示制御部437は、複数の表示対象期間ごとの、表示要求を行ったユーザに対して推定された学習時間と、特定されたライバルユーザに対して推定された学習時間を示す情報とを比較した学習管理画面を携帯端末5の表示部に表示させる。
図5(c)は、表示要求を行ったユーザに対して推定された学習時間と、特定されたライバルユーザに対して推定された学習時間との、複数の表示対象期間ごとの比較結果を示す図である。図5(c)では、表示要求を行ったユーザの、複数の表示対象期間(年月)における累積の学習時間と、特定されたライバルユーザの、複数の表示対象期間における累積の学習時間とが表示されていることが確認できる。ユーザは、図5(c)に示す画面を確認することにより、自身の学習時間が、ライバルユーザの学習時間に比べて不足しているか否かを把握することができる。
[学習時間の表示(先輩との比較)]
表示制御部437は、表示受付部436が受け付けたユーザIDに対して推定された表示対象期間におけるユーザの学習時間と、当該ユーザと属性が一致又は類似する他のユーザに対して推定された表示対象期間よりも過去の期間であり、当該表示対象期間と同じ長さの期間における学習時間とを比較して携帯端末5の表示部に表示させてもよい。また、表示制御部437は、表示受付部436が受け付けたユーザIDに対応するユーザに推奨される学習時間を、当該ユーザと属性が一致又は類似する他のユーザに対して過去に推定された学習時間と、当該他のユーザの試験結果とに基づいて推定し、推定した学習時間を携帯端末5の表示部に表示させてもよい。
この場合における、当該ユーザと属性が一致又は類似する他のユーザは、例えば、当該ユーザの志望校の偏差値が所定範囲内の高校を志望校とし、さらに、当該志望校に合格したユーザである。以下の説明では、当該志望校に合格したユーザを先輩ユーザという。例えば、記憶部42には、複数の学校のそれぞれの偏差値を示す偏差値情報が記憶されているとともに、学習管理装置4を利用した先輩ユーザのユーザIDと、当該先輩ユーザの志望校の受験に対する合否結果(試験結果)とが記憶されている。ここで、記憶部42は、学習時間情報において、ユーザのユーザIDと、当該ユーザに対して推定された学習時間と、当該ユーザの試験結果とを関連付けて記憶してもよい。
表示制御部437は、表示要求情報に含まれているユーザIDに対応する志望校を特定し、偏差値情報を参照して当該志望校の偏差値を特定する。そして、表示制御部437は、特定した偏差値から所定範囲内の偏差値に対応する高校を志望校としているユーザであって、当該高校に合格したユーザを、先輩ユーザと特定する。
表示制御部437は、記憶部42に記憶されている学習時間情報を参照し、表示要求を行ったユーザに対応するユーザIDに関連付けられている学習科目及び学習時間のうち、表示対象期間における学習科目及び学習時間を抽出する。また、表示制御部437は、記憶部42に記憶されている学習時間情報を参照し、先輩ユーザに対応するユーザIDに関連付けられている学習科目及び学習時間のうち、表示対象期間よりも過去の期間における学習科目及び学習時間を抽出する。過去の期間は、例えば、表示対象期間と同時期であり、表示対象期間と同じ長さの期間である。例えば、表示対象期間が2017年12月である場合、過去の期間は、2016年12月である。
表示制御部437は、表示要求を行ったユーザに対して抽出された学習科目及び学習時間に基づいて、表示対象期間における当該ユーザの学習時間を算出する。また、表示制御部437は、特定された先輩ユーザに対して抽出された学習科目及び学習時間に基づいて、表示対象期間よりも過去の期間における先輩ユーザの学習時間を、表示要求を行ったユーザに対して推奨される学習時間として算出する。そして、表示制御部437は、表示要求を行ったユーザに対して抽出された学習時間を示す情報と、特定された先輩ユーザに対して抽出された学習時間を示す情報とを比較した学習管理画面を携帯端末5の表示部に表示させる。
図6は、ユーザと先輩ユーザとの学習時間の比較結果を示す学習管理画面の一例を示す図である。図6(a)には、2017年12月に推定されたユーザの学習時間が表示されていることが確認できる。また、図6(a)には、ユーザの学習時間と、先輩ユーザの同時期における学習時間の平均値とを比較するグラフが表示されていることが確認できる。ユーザは、グラフを確認することにより、自身の学習状況と、志望校と同じランクの高校に合格した先輩ユーザの学習状況とを比較し、自身の学習時間が不足しているか否かを確認することができる。
表示制御部437は、先輩ユーザとの学習時間の比較結果についても、図5(b)と同様に詳細画面を表示させる。図6(b)は、図6(a)に表示されている学習管理画面の詳細を示す詳細画面の一例を示す図である。図6(b)に示す例では、表示対象期間におけるユーザの学習時間と、先輩ユーザの学習時間とが、学習科目別に表示されていることが確認できる。
表示制御部437は、先輩ユーザとの学習時間の比較結果についても、図5(c)と同様に、累積学習時間の比較結果を表示させる。図6(c)は、複数の表示対象期間ごとの、表示要求を行ったユーザに対して推定された学習時間と、複数の過去の期間ごとの、特定された先輩ユーザに対して推定された学習時間との比較結果を示す図である。図6(c)において、表示制御部437は、先輩ユーザの累積学習時間について、現在の年月(2017年12月)の1年前よりも先の期間における累積学習時間を表示している。このようにすることで、ユーザは、図6(c)に示す画面を確認することにより、先輩ユーザの学習状況を参考にして、自身がどの程度学習すればよいのか計画を立てやすくなる。
また、表示制御部437は、図6(c)に示す画面において、各年月のそれぞれに対応して、ユーザの偏差値及び先輩ユーザの偏差値を示す情報を表示させてもよい。このようにすることで、ユーザは、学習を行ったことによる先輩の偏差値の変化度合いに基づいて、自身の学習時間に対する偏差値の変化度合いを予測することができる。
[不足している学習時間の表示]
表示制御部437は、図5及び図6に示される学習管理画面において、表示受付部436が受け付けたユーザIDに対して推定された表示対象期間におけるユーザの学習時間と、ライバルユーザ又は先輩ユーザに対して推定された過去の期間における学習時間との差分を示す情報を携帯端末5の表示部に表示させてもよい。また、表示制御部437は、ユーザの学習時間が、ライバルユーザ又は先輩ユーザの学習時間に対して少ない場合に、ユーザの学習時間が不足している旨を示す警告情報を表示させてもよい。このようにすることで、学習管理装置4は、学習時間が不足していることをユーザに把握させることができる。
また、表示制御部437は、表示受付部436が受け付けたユーザIDに対して推定されたユーザの学習時間が、ライバルユーザ又は先輩ユーザの学習時間に対して不足している学習科目を示す情報を携帯端末5の表示部に表示させてもよい。例えば、表示制御部437は、ユーザの学習時間が、ライバルユーザ又は先輩ユーザの学習時間に対して不足している学習科目と、不足時間とを関連付けて表示する。このようにすることで、学習管理装置4は、学習時間が不足している科目をユーザに把握させることができる。
[学習時間と成績との関係の表示]
また、記憶部42は、複数のユーザのユーザIDと、ユーザに対して推定された学習時間と、ユーザの成績を示す情報とを関連付けて記憶する。ここで、ユーザの成績は、例えば、学校や塾で定期的に開催される試験の点数や偏差値である。表示制御部437は、表示受付部436が受け付けたユーザIDに対応するユーザに対して推定された学習時間と、当該ユーザの成績との関係を示す情報を携帯端末5の表示部に表示させるとともに、ライバルユーザ又は先輩ユーザの学習時間と、当該ライバルユーザ又は先輩ユーザの成績との関係を示す情報を携帯端末5の表示部に表示させる。
例えば、表示制御部437は、ユーザ及びライバルユーザの学習時間と、成績との相関を示す相関図を含む画面を表示させる。図7は、学習時間と成績との相関を示す相関図を含む画面の一例を示す図である。ユーザは、図7に示す相関図を確認することにより、自身の学習方法が、他のユーザの学習方法に比べて有効であるか否かの判断材料とすることができる。
[学習計画の達成度の表示]
表示制御部437は、記憶部42に記憶されている学習計画が示す学習時間と、推定部435が推定した学習時間とに基づく、学習計画の達成度を示す情報を携帯端末5の表示部に表示させる。図8は、達成度確認画面の一例を示す図である。図8(a)に示される達成度確認画面には、学習計画において示される計画時間と、推定部435が推定した学習時間と、学習計画の達成度とが表示されていることが確認できる。また、図8(b)に示される達成度確認画面には、学習計画において示される学習科目ごとの計画時間と、推定部435が推定した学習科目ごとの学習時間と、学習計画の達成度とが表示されていることが確認できる。
[応援メッセージの表示]
表示制御部437は、学習管理画面や達成度確認画面に、ユーザを応援するメッセージを表示させてもよい。例えば、表示制御部437は、ユーザを応援するキャラクターや、当該キャラクターがユーザを応援するメッセージを表示させるようにしてもよい。また、制御部43が、親や友人等のユーザの関係者等からユーザを応援するメッセージと、当該メッセージを表示させるユーザのユーザIDとを受け付けてもよい。そして、表示制御部437が、受け付けたユーザIDに対応するユーザの学習管理画面や達成度確認画面に、受け付けたメッセージを表示させるようにしてもよい。このようにすることで、ユーザは、応援メッセージを確認し、学習意欲を高めることができる。
また、表示制御部437は、ライバルユーザ又は先輩ユーザとの学習時間及び成績の比較結果に基づいて、予め定められている複数のメッセージからメッセージを選択し、選択したメッセージを学習管理画面や達成度確認画面に表示させてもよい。例えば、表示制御部437は、ライバルユーザよりも学習時間が少ない場合には、さらに学習時間を増やすためのモチベーションを上げるメッセージを選択してもよい。また、表示制御部437は、ライバルユーザよりも学習時間が多く、ライバルユーザよりも成績が悪い場合には、勉強の効率が悪いと考えられることから、学習効率を上げるための学習方法を示すメッセージを選択してもよい。このようにすることで、ユーザは、応援メッセージを、自身の学習方針の検討材料とすることができる。
[学習管理装置4における処理の流れ]
続いて、学習管理装置4における処理の流れについて説明する。まず、学習管理装置4が学習時間を推定するまでの処理の流れについて説明する。図9は、第1実施形態に係る学習管理装置4が学習時間を推定するまでの処理の流れを示すフローチャートである。
まず、選択部432は、携帯端末5から科目選択情報を受信することにより、学習科目を受け付けたか否かを判定する(S10)。選択部432は、学習科目を受け付けたと判定すると、S20に処理を移し、学習科目を受け付けていないと判定すると、S30に処理を移す。
S20において、選択部432は、科目選択情報に含まれる学習科目に基づいて、学習科目を選択する。
S30において、取得部433は、筆記具1から検出情報を取得したか否かを判定する。取得部433は、検出情報を取得したと判定すると、S40に処理を移し、検出情報を取得していないと判定すると、S10に処理を移す。
特定部434は、ユーザが筆記具1を使用したことを筆記具1が検出した時刻である検出時刻を特定する(S40)。特定部434は、取得部433が検出情報を取得した時刻を検出時刻と特定する。
続いて、特定部434は、取得した検出情報と、特定した検出時刻と、S20において選択された学習科目とを関連付けて検出履歴情報として記憶部42に記憶させる(S50)。なお、取得部433は、一度も学習科目が選択されていない場合には、学習科目を「不明」として、検出履歴情報を記憶部42に記憶させる。
推定部435は、最後に学習時間を推定してから所定時間経過したか否かを判定する(S60)。推定部435は、最後に学習時間を推定してから所定時間経過したと判定すると、S70に処理を移し、所定時間経過していないと判定すると、S10に処理を移す。
なお、本フローチャートでは、学習科目の選択に係る処理、検出履歴情報を記憶する処理、及び学習時間推定処理が並列に実行されないこととしたが、これに限らず、並列に実行されてもよい。
続いて、学習管理装置4が学習時間を推定するときの処理の流れについて説明する。図10は、第1実施形態に係る学習時間推定処理に対応する処理の流れを示すフローチャートである。
推定部435は、現在時刻と、現在時刻から所定時間前まで時刻との間の処理対象期間において学習時間が推定されていない一人のユーザを選択する(S71)。
続いて、推定部435は、記憶部42に記憶されている検出履歴情報を参照し、検出時刻が処理対象期間に含まれている検出履歴情報を抽出する(S72)。
続いて、推定部435は、抽出した検出履歴情報に基づいて学習科目ごとの学習時間を集計する(S73)。
続いて、推定部435は、全ユーザの処理対象期間における学習時間が推定済であるか否かを判定する(S74)。推定部435は、学習時間が推定済であると判定すると、学習時間推定処理を終了し、学習時間が推定済ではないと判定すると、S71に処理を移す。
続いて、学習管理装置4が、推定した学習時間を出力するときの処理の流れについて説明する。図11は、第1実施形態に係る学習管理装置4が学習時間を出力するときの処理の流れを示すフローチャートである。
まず、表示受付部436は、携帯端末5からユーザIDを受け付けることにより、学習時間の表示要求を受け付けたか否かを判定する(S110)。表示受付部436は、表示要求を受け付けたと判定すると、S120に処理を移し、表示要求を受け付けていないと判定するとS110に処理を移す。ここで、表示要求には、表示要求を行ったユーザのユーザIDと、当該ユーザと比較する相手をライバルユーザとするか、先輩ユーザとするかを示す比較対象情報が含まれている。
S120において、表示制御部437は、表示要求に含まれている比較対象情報に基づいて、ライバルユーザ又は先輩ユーザを特定する。
続いて、表示制御部437は、表示要求を行ったユーザの学習時間と、ライバルユーザ又は先輩ユーザの学習時間との比較結果を示す学習管理画面を生成し(S130)、当該学習管理画面を、表示要求を行った携帯端末5に表示させる(S140)。
[第1実施形態における効果]
以上の通り、第1実施形態に係る学習管理装置4は、複数のユーザが所持する複数の筆記具1のそれぞれから、ユーザを識別するための筆記具IDを含み、筆記具1が使用されている状態を検出したことを示す検出情報を取得し、当該検出情報に基づいて、複数のユーザのそれぞれの学習時間を推定する。そして、学習管理装置4は、属性が一致又は類似する複数のユーザの学習時間を携帯端末5の表示部に表示させる。このようにすることで、ユーザは、筆記具1の使用状態に基づいて、ユーザの実際の学習時間を精度良く推定することができる。また、ユーザは、自身の学習状況を、属性が一致又は類似する他のユーザの学習状況と比較することができる。
なお、第1実施形態において、取得部433は、検出情報として、振動センサ11が検出した筆記具1の振動を示す振動検出情報を取得したが、これに限らない。例えば、筆記具1には、傾きを検出する傾きセンサが設けられていてもよい。この場合において、取得部433は、検出情報として、傾きセンサから出力される筆記具1の傾きを示す傾き検出情報を取得する。傾き検出情報には、筆記具1の傾きを示す角度情報と、筆記具1を識別する筆記具IDとが含まれている。特定部434は、取得部433が検出情報を取得すると、検出時刻を特定し、当該検出情報と、検出時刻と、学習科目とを関連付けて検出履歴情報として記憶させる。そして、推定部435は、当該検出履歴情報に含まれる検出時刻に基づいてユーザの学習時間を推定する。ここで、推定部435は、筆記具1の傾きを示す角度情報に基づいて、学習の種別や学習科目を推定するようにしてもよい。
また、筆記具1の先端部には、受光センサが設けられていてもよい。この場合において、取得部433は、検出情報として、受光センサから出力される受光量を示す受光量情報と、筆記具IDとを含む情報を取得する。特定部434は、受光量情報が示す受光量の変化に基づいて、ユーザが筆記具1を使用したことを検出した時刻である検出時刻を特定し、当該検出情報と、検出時刻と、学習科目とを関連付けて検出履歴情報として記憶させる。そして、推定部435は、当該検出履歴情報に含まれる検出時刻に基づいてユーザの学習時間を推定する。ここで、推定部435は、受光量情報に基づいて学習の種別や学習科目を推定するようにしてもよい。また、特定部434は、振動センサ11、傾きセンサ、及び受光センサにおける検出状況に基づいて、ユーザの学習時間、学習の種別、学習科目を推定するようにしてもよい。
また、第1実施形態において、ユーザが所持する筆記具1の数量について説明しなかったが、ユーザは、複数の筆記具1を所持してもよい。この場合において、取得部433は、ユーザが所持する複数の筆記具1のそれぞれから検出情報を取得する。特定部434は、取得部433が複数の筆記具1のそれぞれから検出情報を取得すると、複数の検出情報のそれぞれに対応して、ユーザが筆記具1を使用したことを筆記具1が検出した時刻である検出時刻を特定する。そして、特定部434は、取得した検出情報と、特定した検出時刻と、学習科目とを関連付けて検出履歴情報として記憶させる。そして、推定部435は、複数の筆記具1のそれぞれから取得された検出情報に対して特定された検出時刻に基づいてユーザの学習時間を推定する。このようにすることで、学習管理装置4は、ユーザが複数の筆記具1を所持している場合に、それぞれの筆記具1の使用状況に基づいて学習時間を推定することができる。
<第2実施形態>
[携帯端末5の位置に基づいてユーザが学習をしているか否かを判定する]
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、学習管理装置4が、ユーザが所持する携帯端末5の位置を示す位置情報を取得し、当該位置情報に基づいて、ユーザが学習をしているか否かを判定する点で第1実施形態と異なる。以下、第2実施形態に係る学習管理システムSについて説明する。なお、第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
第2実施形態において、記憶部42には、例えば、ユーザIDと、ユーザが学習を行う所定位置を示す位置情報とが関連付けられて記憶されている。当該位置情報は、例えばユーザによって予め登録されているものとする。
特定部434は、ユーザが所持する携帯端末5から、携帯端末5の位置を示す位置情報を受信することにより、携帯端末5の位置を特定する。特定部434は、取得部433が筆記具1から検出情報を取得した場合に、携帯端末5の位置が、ユーザが学習を行う所定位置に対応しているか否かを判定する。特定部434は、例えば、携帯端末5の位置が、ユーザが学習を行う所定位置から所定距離以内である場合に、携帯端末5の位置が所定位置に対応していると判定する。特定部434は、携帯端末5の位置が、ユーザが学習を行う所定位置に対応していると判定すると、ユーザが筆記具1を使用したことを検出した時刻である検出時刻を特定する。
また、特定部434は、検出時刻を特定すると、第1実施形態と同様に、検出情報を取得した場合にユーザが選択していた学習科目を特定する。特定部434は、検出情報と、検出時刻を示す検出時刻情報と、特定された学習科目とを関連付けて検出履歴情報として記憶部42に記憶させる。
推定部435は、第1実施形態と同様に、特定部434が1以上の検出情報のそれぞれに対して特定した検出時刻に基づいて、ユーザの学習時間を推定する。
[第2実施形態における効果]
以上の通り、第2実施形態に係る学習管理装置4は、携帯端末5の位置が、ユーザが学習を行う所定位置に対応していると判定すると、ユーザが筆記具1を使用したことを検出した時刻である検出時刻を特定し、当該検出時刻に基づいて、ユーザの学習時間を推定する。このようにすることで、学習管理装置4は、ユーザが移動すること等によって、ユーザが所持する筆記具1が振動を検出した場合に、ユーザが学習していると誤検出してしまうことを防止することができる。
<第3実施形態>
[学習計画に基づいて学習が行われていないことを通知する]
続いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、学習管理装置4が、ユーザが、学習計画に基づいて学習を行っていない場合に、その旨を通知する点で第1実施形態と異なる。
図12は、第3実施形態に係る学習管理装置4の構成を示す図である。図12に示すように、学習管理装置4の制御部43は、通知部438をさらに備える。
通知部438は、予め記憶部42に記憶されている学習計画情報が示す学習時間の時間割に基づいて、現在時刻がユーザの学習予定時間であるか否かを判定する。通知部438は、現在時刻が学習予定時間であると判定すると、記憶部42に記憶されている検出履歴情報に基づいて、ユーザが学習を行っているか否かをさらに判定する。例えば、通知部438は、検出履歴情報に含まれる検出時刻に基づいて、現在時刻から所定時間以内に検出情報が取得されていないと判定すると、ユーザが学習を行っていないと判定する。
通知部438は、ユーザが学習を行っていないと判定すると、ユーザが学習を行っていないことを通知する。例えば、通知部438は、ユーザが所持する筆記具1に、ユーザが学習を行っていないことを通知する通知指示情報を送信する。筆記具1には、発光部や出音部が設けられている。筆記具1は、学習管理装置4から通知指示情報を受信すると、当該発光部を発光させたり、出音部から警告音を出力させたりして、ユーザが学習を行っていないことを通知する。
なお、通知部438は、ユーザが学習を行っていないと判定すると、ユーザが学習を行っていないことをユーザの携帯端末5や、ユーザの関係者の携帯端末5に通知してもよい。この場合、記憶部42には、ユーザのメールアドレスや、ユーザの保護者のメールアドレスが記憶されている。通知部438は、ユーザが学習を行っていないと判定すると、ユーザが学習を行っていないことを示す警告情報を含み、ユーザのメールアドレスや、ユーザの保護者のメールアドレスを宛先としたメールを送信する。なお、通知部438は、メールではなく、所定のメッセンジャーアプリケーションを用いて、ユーザが学習を行っていないことを通知してもよい。
[第3実施形態における効果]
以上の通り、第3実施形態に係る学習管理装置4は、現在時刻がユーザの学習予定時間である場合において、ユーザが学習を行っていないとき、ユーザが学習を行っていないことをユーザ又はユーザの関係者に通知する。このようにすることで、学習管理装置4は、ユーザ又はユーザの関係者にユーザが学習を行っていないことを把握させ、学習の開始を促すことができる。
<第4実施形態>
[撮影部が撮影した画像に基づいて学習科目を推定する]
続いて、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、学習管理装置4が、撮影部により撮影された画像に基づいて学習科目を推定する点で第1実施形態と異なる。
図13は、第4実施形態に係る学習管理システムSの構成を示す図である。学習管理システムSは、筆記具1と、IoTゲートウェイ2と、ルータ3と、学習管理装置4と、携帯端末5と、撮影装置6とを備える。なお、図13では、説明を簡略化するため、一つの筆記具1、IoTゲートウェイ2、及びルータ3のみ示している。
撮影装置6は、例えば、ユーザが学習を行うスペースに設置されており、ユーザが筆記具1を使用して記載した文字を撮影する。撮影装置6は、ユーザから撮影開始操作を受け付けると撮影を開始する。例えば、ユーザは、撮影装置6が撮影可能な領域に、自身が筆記具1を使用して記載した文字が含まれる位置で学習を行う。撮影装置6は、撮影によって生成した撮影画像と、撮影装置6を識別する装置IDとを、近距離無線通信によりIoTゲートウェイ2に送信する。IoTゲートウェイ2は、撮影画像と、装置IDとを、ルータ3及び通信ネットワークNを介して学習管理装置4に送信する。
学習管理装置4の記憶部42は、筆記具1を識別する筆記具IDと、撮影装置6を識別する装置IDと、ユーザを識別するユーザIDとを関連付けたユーザ情報を記憶する。
取得部433は、IoTゲートウェイ2、ルータ3及び通信ネットワークNを介して、撮影装置6から、撮影画像と、装置IDとを取得する。取得部433は、取得した装置IDと、撮影画像と、撮影画像を取得した時刻である取得時刻とを関連付けて記憶部42に記憶させる。
推定部154は、ユーザが筆記具1を使用して記載した文字を撮影する撮影装置6により撮影された文字と、検出パターンとに基づいて学習科目を推定する。具体的には、推定部435は、第1実施形態と同様に、ユーザが過去に学習科目を選択して学習を行った場合における学習科目別の検出情報に基づいて、学習科目別の検出パターンを特定する。また、推定部435は、ユーザが過去に学習科目を選択して学習を行った場合に撮影装置6により撮影された文字を解析し、文字種ごとの出現頻度を特定する。ここで、文字種は、日本語、アルファベット、数字等である。そして、推定部435は、複数の学習科目のそれぞれに対応して、検出パターンと、文字種ごとの出現頻度とを関連付けて記憶部42に記憶する。
推定部435は、ユーザが指定した出力対象期間を、複数の期間に区切る。推定部435は、複数の期間のそれぞれにおいて、撮影装置6により撮影された文字を解析し、文字種ごとの出現頻度を特定する。推定部435は、複数の期間のそれぞれに対して、検出情報と検出パターンが類似するとともに、文字種ごとの出現頻度が類似する学習科目を特定する。
[第4実施形態における効果]
以上の通り、第4実施形態に係る学習管理装置4は、ユーザが筆記具1を使用して記載した文字を撮影する撮影装置6により撮影された文字と、検出パターンとに基づいて学習科目を推定するので、検出パターンのみに基づいて学習科目を推定する場合に比べて学習科目を精度良く推定することができる。
<第5実施形態>
[ペンにセンサが装着していないと判定すると、その旨を通知する]
続いて、第5実施形態について説明する。第5実施形態に係る学習管理システムSは、撮影装置6を備えている点と、筆記具1をユーザが使用しているか否かを検出するために用いられるセンサが筆記具1に着脱可能であり、当該センサが筆記具に装着されていない場合に、その旨をユーザに通知する点とで第1実施形態と異なる。
第5実施形態に係る学習管理システムSは、第4実施形態に係る学習管理システムSと同様に撮影装置6を備える。また、第5実施形態に係る学習管理装置4は、第3実施形態に係る学習管理装置4と同様に通知部438を備える。
撮影装置6は、例えば、ユーザが学習を行うスペースに設置されており、当該スペースに載置される筆記具1を撮影する。撮影装置6は、例えば、撮影によって生成した撮影画像と、撮影装置6を識別する装置IDとを学習管理装置4に送信する。
通知部438は、記憶部42に記憶されている学習計画情報に基づいて、現在時刻が学習予定時間であると判定すると、撮影装置6により撮影された撮影画像に基づいて、筆記具1にセンサが装着されているか否かを判定する。通知部438は、筆記具1にセンサが装着されていないと判定すると、筆記具1にセンサが装着されていないことをユーザの携帯端末5に通知する。例えば、通知部438は、メールや、メッセンジャーアプリケーションを用いて、筆記具1にセンサが装着されていないことをユーザの携帯端末5に通知する。
[第5実施形態における効果]
以上の通り、第5実施形態に係る学習管理装置4は、筆記具1を撮影する撮影装置6により撮影した画像に基づいて、筆記具1にセンサが装着されていないと判定すると、筆記具1にセンサが装着されていないことを通知する。このようにすることで、学習管理装置4は、筆記具1にセンサが装着されていないことをユーザに把握させることができる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。例えば、上述の実施形態では、IoTゲートウェイ2と携帯端末5とが異なるものとしたが、これに限らず、携帯端末5がIoTゲートウェイ2として動作してもよい。
また、特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・筆記具、11・・・振動センサ、12・・・近距離無線通信部、13・・・制御部、2・・・IoTゲートウェイ、3・・・ルータ、4・・・学習管理装置、41・・・通信部、42・・・記憶部、43・・・制御部、431・・・計画受付部、432・・・選択部、433・・・取得部、434・・・特定部、435・・・推定部、436・・・表示受付部、437・・・表示制御部、438・・・通知部、5・・・携帯端末、6・・・撮影装置、N・・・通信ネットワーク


Claims (11)

  1. 複数のユーザが所持する複数の文具のそれぞれから、前記ユーザを識別するための識別情報を含み、前記文具が使用されている状態を検出したことを示す検出情報を取得する取得部と、
    前記検出情報に基づいて、前記複数のユーザのそれぞれの学習時間を推定する推定部と、
    複数のユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザの属性とを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記属性が一致又は類似する複数のユーザの前記学習時間を表示部に表示させる表示制御部と、
    を備える学習管理装置。
  2. ユーザ識別情報を受け付ける受付部をさらに備え、
    前記記憶部は、複数のユーザの前記ユーザ識別情報と、前記ユーザに対して前記推定部が推定した学習時間とを関連付けた学習時間情報を記憶し、
    前記表示制御部は、前記学習時間情報に基づいて、受け付けたユーザ識別情報に対して推定されたユーザの学習時間と、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザに対して推定された学習時間とを比較して前記表示部に表示させる、
    請求項1に記載の学習管理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記学習時間情報に基づいて、受け付けたユーザ識別情報に対して推定された所定期間におけるユーザの学習時間と、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザに対して推定された前記所定期間よりも過去の期間であり、前記所定期間と同じ長さの期間における学習時間とを比較して前記表示部に表示させる、
    請求項2に記載の学習管理装置。
  4. 前記表示制御部は、受け付けたユーザ識別情報に対応するユーザに対して推定された所定期間における学習時間と、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザに対して推定された前記過去の期間における学習時間との差分を示す情報を前記表示部に表示させる、
    請求項3に記載の学習管理装置。
  5. 前記記憶部は、複数のユーザの前記ユーザ識別情報と、前記ユーザに対して過去に推定された学習時間と、前記ユーザの試験結果を示す情報とを関連付けて記憶し、
    前記表示制御部は、受け付けたユーザ識別情報に対応するユーザに推奨される学習時間を、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザに対して過去に推定された学習時間と、当該他のユーザの試験結果とに基づいて推定し、推定した学習時間を前記表示部に表示させる、
    請求項3又は4に記載の学習管理装置。
  6. 前記表示制御部は、受け付けたユーザ識別情報に対応するユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザの学習時間の統計値を前記表示部に表示させる、
    請求項2から5のいずれか1項に記載の学習管理装置。
  7. 前記記憶部は、複数のユーザの前記ユーザ識別情報と、前記ユーザに対して推定された学習時間と、前記ユーザの成績を示す情報とを関連付けて記憶し、
    前記表示制御部は、受け付けたユーザ識別情報に対応するユーザに対して推定された学習時間と、当該ユーザの成績との関係を示す情報を前記表示部に表示させるとともに、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザの学習時間と、当該他のユーザの成績との関係を示す情報を前記表示部に表示させる、
    請求項2から6のいずれか1項に記載の学習管理装置。
  8. 前記表示制御部は、前記学習科目別に、前記ユーザに対して推定された学習時間と、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザに対して推定された学習時間とを前記表示部に表示させる、
    請求項2から7のいずれか1項に記載の学習管理装置。
  9. 前記表示制御部は、推定された前記ユーザの学習時間が、当該ユーザと前記属性が一致又は類似する他のユーザの学習時間に対して不足している学習科目を示す情報を前記表示部に表示させる、
    請求項8に記載の学習管理装置。
  10. コンピュータが実行する、
    複数のユーザが所持する複数の文具のそれぞれから、前記ユーザを識別するための識別情報を含み、前記文具が使用されている状態を検出したことを示す検出情報を取得するステップと、
    前記検出情報に基づいて、前記複数のユーザのそれぞれの学習時間を推定するステップと、
    複数のユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザの属性とを関連付けて記憶する記憶部を参照し、前記属性が一致又は類似する複数のユーザの前記学習時間を表示部に表示させるステップと、
    を備える学習管理方法。
  11. コンピュータを、
    複数のユーザが所持する複数の文具のそれぞれから、前記ユーザを識別するための識別情報を含み、前記文具が使用されている状態を検出したことを示す検出情報を取得する取得部、
    前記検出情報に基づいて、前記複数のユーザのそれぞれの学習時間を推定する推定部、及び、
    複数のユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザの属性とを関連付けて記憶する記憶部を参照し、前記属性が一致又は類似する複数のユーザの前記学習時間を表示部に表示させる表示制御部、
    として機能させる学習管理プログラム。
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