JP2017029465A - 運動支援装置、運動支援システム、運動支援方法、及びプログラム - Google Patents

運動支援装置、運動支援システム、運動支援方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】チームメンバーをより適切なタイミングで交代することを支援する運動支援装置の提供。【解決手段】運動支援装置1、2、3は、チームのメンバーの各々の生体情報を受信する受信部と、メンバーの各々の生体情報に基づいて、メンバーの各々の疲労度又は回復度を算出し、疲労度又は回復度に基づいてメンバーの各々の状態を判定する判定部と、メンバーの各々の状態に基づいて、メンバーの交代に関する情報を出力する出力部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、運動支援装置、運動支援システム、運動支援方法、及びプログラムに関する。
特許文献1は、運動選手に装備された心拍モニターや歩数計からデータを収集すること、運動選手に装備されたGPS受信機からデータを収集すること、様々なセンサーからのデータをディスプレイ装置に表示すること、について開示している。
特開2013−126586号公報
チーム競技は、あるメンバーを他のメンバーと交代する場面がある。メンバーの交代は、競技中のメンバーと控えのメンバーを交代する場合や、競技中のメンバーどうしを交代する場合を含む。メンバーの交代は、メンバー、監督などの人の判断に基づいて行われる。メンバーを交代するタイミングを決定したり交代させるメンバーを選択したりする判断は、チーム競技の結果に影響を与える重要な要素である。
例えば、チームの複数の選手が参加する自転車ロードレースでは、各選手(各自転車)は、列になって走行する。列の先頭の選手は、風の抵抗により疲労が蓄積し易い。先頭の選手を後続するいずれかの他の選手と適切なタイミングで交代することは、レースのタイムを向上させることができる。他の例として、バスケットボール、サッカーなどの競技においても、選手を適切なタイミングで交代することは、良い結果を導くことができる。
本発明は、チームメンバーをより適切なタイミングで交代することを支援することを目的とする。
本発明の一態様は、運動支援装置であって、チームのメンバーの各々の生体情報を受信する受信部と、前記メンバーの各々の生体情報に基づいて、前記メンバーの各々の疲労度又は回復度を算出し、前記疲労度又は前記回復度に基づいて前記メンバーの各々の状態を判定する判定部と、前記メンバーの各々の状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する出力部とを有する。これにより、運動支援装置は、交代すべきメンバー及び当該メンバーの交代タイミング等をユーザーに認識させることができる。
前記運動支援装置において、前記判定部は、前記疲労度又は前記回復度が所定閾値を超えるか否かを判定し、前記出力部は、前記所定閾値を超える前記疲労度又は前記回復度を有する前記メンバーを示す情報を出力してもよい。これにより、運動支援装置は、疲労度が高いメンバーを、交代すべきメンバーとして、ユーザーに認識させることができる。
前記運動支援装置において、前記出力部は、前記出力部は、前記メンバーの各々の前記疲労度又は前記回復度を出力してもよい。これにより、運動支援装置は、各メンバーの疲労度又は回復度をユーザーに認識させ、どのメンバーを交代すべきかを客観的に判断させることができる。
前記運動支援装置は、前記メンバーの各々の位置を検出する位置検出部を有し、前記出力部は、前記メンバーの各々の前記疲労度又は前記回復度を前記メンバーの各々の位置に基づく順序で表示するための情報を出力してもよい。これにより、運動支援装置は、所定位置(例えば、先頭)のメンバーの疲労度又は回復度をユーザーに認識させ、当該メンバーを交代すべきかを客観的に判断させることができる。
前記運動支援装置は、前記メンバーの各々の位置を検出する位置検出部を有し、前記出力部は、所定位置のメンバーの前記疲労度又は前記回復度が前記所定閾値を超える場合に、当該所定位置のメンバーの位置を示す情報を出力してもよい。これにより、運動支援装置は、所定位置(例えば、先頭)のメンバーの交代タイミングをユーザーに認識させることができる。
前記運動支援装置は、前記メンバーの各々の前記疲労度又は前記疲労度が前記所定閾値を超えるか否かの判定結果を外部の装置に送信する送信部を有してもよい。これにより、運動支援装置は、所定閾値を超える疲労度又は回復度を有するメンバーを示す情報を出力するような処理を、他の運動支援装置に実行させることができる。
前記運動支援装置において、前記送信部は、前記メンバーの各々の前記疲労度又は前記回復度を前記外部の装置に送信してもよい。これにより、運動支援装置は、メンバー各々の疲労度又は回復度を出力するような処理を、他の運動支援装置に実行させることができる。
前記運動支援装置は、第一のメンバー又は前記第一のメンバーが操作する第一の運動器具に装着するものであり、第二のメンバー又は前記第二のメンバーが操作する第二の運動器具に装着する第二の運動支援装置と通信可能であり、前記受信部は、前記第二の運動支援装置から前記生体情報を受信してもよい。これにより、運動支援装置は、複数のメンバーの生体情報を収集することができる。
前記運動支援装置は、前記メンバーの各々について、当該メンバーの生体情報と疲労の関係を示す体力特性を記憶する記憶部を有し、前記判定部は、受信された前記メンバーの前記生体情報と、前記メンバーの前記体力特性とに基づいて、前記疲労度を判定してもよい。これにより、運動支援装置は、生体情報(例えば、心拍数)から、メンバーを交代するタイミングの目安を示す疲労度を算出することができる。
本発明の他の態様は、運動支援装置であって、チームの第一のメンバーの生体情報を受信する受信部と、前記第一のメンバーの生体情報を外部の装置に送信する送信部と、前記第一のメンバーの生体情報に基づいて判定された状態と、前記チームの第二のメンバーの生体情報に基づいて判定された状態とを、前記外部の装置から受信する受信部と、前記複数の状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する出力部とを有する。これにより、運動支援装置は、他の運転支援装置から送信される情報を使って、交代すべきメンバー及び当該メンバーの交代タイミング等をユーザーに認識させることができる。
本発明のさらに他の態様は、運動支援方法であって、チームのメンバーの各々の生体情報を受信する工程と、前記メンバーの各々の生体情報に基づいて、前記メンバーの各々の疲労度又は回復度を算出し、前記疲労度又は前記回復度に基づいて前記メンバーの各々の状態を判定する工程と、前記メンバーの各々の状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する工程とを含む。これにより、運動支援方法は、交代すべきメンバー及び当該メンバーの交代タイミング等をユーザーに認識させることができる。
本発明のさらに他の態様は、プログラムであって、チームのメンバーの各々の生体情報を受信する手順と、前記メンバーの各々の生体情報に基づいて、前記メンバーの各々の疲労度又は回復度を算出し、前記疲労度又は前記回復度に基づいて前記メンバーの各々の状態を判定する手順と、前記メンバーの各々の状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する手順とをコンピューターに実行させる。これにより、コンピューターは、交代すべきメンバー及び当該メンバーの交代タイミング等をユーザーに認識させることができる。
本発明のさらに他の態様は、運動支援システムであって、チームのメンバーの各々の生体情報を計測するセンサーユニットと、運動支援装置と、を有し、前記運動支援装置は、前記メンバーの各々の生体情報を受信する受信部と、前記生体情報に基づいて、前記メンバーの各々の疲労度又は回復度を算出し、前記疲労度又は前記回復度に基づいて前記メンバーの各々の状態を判定する判定部と、前記メンバーの各々の状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する出力部と、を有する。これにより、運動支援システムは、交代すべきメンバー及び当該メンバーの交代タイミング等をユーザーに認識させることができる。
本発明のさらに他の態様は、運動支援方法であって、センサーユニットが、チームのメンバーの各々の生体情報を計測する工程と、運動支援装置が、前記メンバーの各々の前記生体情報を受信する工程と、運動支援装置が、前記メンバーの各々の生体情報に基づいて、前記メンバーの各々の疲労度又は回復度を算出し、前記疲労度又は前記回復度に基づいて前記メンバーの各々の状態を判定する工程と、運動支援装置が、前記メンバーの各々の状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する工程とを含む。これにより、運動支援方法は、交代すべきメンバー及び当該メンバーの交代タイミング等をユーザーに認識させることができる。
本発明のさらに他の態様は、運動支援装置であって、チームの第一のメンバーの生体情報を受信する受信部と、前記第一のメンバーの生体情報に基づいて、前記第一のメンバーの疲労度又は回復度を算出し、前記疲労度又は前記回復度に基づいて前記第一のメンバーの状態を判定する判定部と、前記チームの第二のメンバーの状態を外部の装置から受信する受信部と、前記第一のメンバーの状態及び前記第二のメンバーの状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する出力部とを有する。これにより、運動支援装置は、交代すべきメンバー及び当該メンバーの交代タイミング等をユーザーに認識させることができる。
上記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
第一実施形態に係る運動支援システムのシステム構成の一例を示す図である。 運動支援システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 体力判定情報のデータ構成の一例を説明する図である。 端末に表示される画面の一例を示す図である。 端末の処理の一例を示すフローチャートである。 第二実施形態に係る運動支援システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 端末に表示される画面の一例を示す図である。 端末に表示される画面の他の例を示す図である。 端末の処理の一例を示すフローチャートである。 第三実施形態に係る運動支援システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 端末の処理の一例を示すフローチャートである。 端末の処理の一例を示すフローチャートである。 第六実施形態に係る体力特性の一例を説明する図である。
以下、本発明の複数の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
第一実施形態は、自転車ロードレースなどの自転車競技に使用される運動支援システムに関する。図1は、第一実施形態に係る運動支援システムのシステム構成の一例を示す図である。図1は、複数の自転車Bと、各自転車Bに乗る複数の選手Mとを示している。これらの複数の選手Mは、チームのメンバーを構成している。図1では、自転車B及び選手Mは、3つであるが、2つでもよいし4つ以上であってもよい。
運動支援システムは、1台の第一端末1(本発明の運動支援装置に相当する)と、少なくとも1台の第二端末2(本発明の運動支援装置に相当する)と、1台の第一センサーユニット3と、少なくとも1台の第二センサーユニット4とを含む。第一端末1及び第二端末2の各々は、それぞれ自転車Bに装着される。第一センサーユニット3及び第二センサーユニット4の各々は、それぞれ選手Mに装着される。第一端末1及び第二端末2の各々は、それぞれ選手Mに装着されてもよい。
第一端末1は、第一端末1が装着されている自転車Bに乗る選手Mに装着された第一センサーユニット3と通信可能に接続される。第二端末2は、第二端末2が装着されている自転車Bに乗る選手Mに装着された第二センサーユニット4と互いに通信可能に接続される。第一端末1と第二端末2は、互いに通信可能に接続される。第一端末1及び第二端末2は、例えば、スマートフォンやタブレット端末などの携帯端末により構成することができる。
第一センサーユニット3は、選手Mの生体情報を計測し、計測した生体情報を含む計測データを、第一端末1に送信する。第二センサーユニット4は、選手Mの生体情報を計測し、計測した生体情報を含む計測データを、第二端末2に送信する。第二端末2は、第二センサーユニット4から計測データを受信し、受信した計測データを第一端末1に送信する。
第一実施形態では、生体情報として、心拍数を使用する。第一センサーユニット3及び第二センサーユニット4は、例えば、心拍計などのデバイスによって実現することができる。
第一端末1は、第一センサーユニット3から計測データを受信する。また、第一端末1は、第二端末2から計測データを受信する。第一端末1は、受信した計測データに基づいて、各選手Mの状態を判定する。また、第一端末1は、判定した各選手Mの状態を表示する。これにより、第一端末1を使用する選手Mは、例えば、先頭の選手Mを後続するいずれかの他の選手Mと交代すべきかどうかを客観的に判断することができる。
第一端末1は、判定した各選手Mの状態を、第二端末2に送信してもよい。この場合、第二端末2は、受信した各選手Mの状態を表示する。これにより、第二端末2を使用する選手Mは、例えば、先頭の選手Mを後続するいずれかの他の選手Mと交代すべきかどうかを客観的に判断することができる。
図2は、運動支援システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
第一端末1は、制御部10と、記憶部11と、第一通信部12と、第二通信部13と、操作部14と、表示部15と、音声出力部16とを有する。
記憶部11は、制御部10が処理に使用するデータなどを記憶する。記憶部11は、例えば、フラッシュROM(Read Only Memory)などの不揮発性の記憶装置によって実現することができる。
記憶部11は、複数の選手Mの各々の体力判定情報110(図示せず)を格納する。体力判定情報110は、上述の疲労度を判定するために使用される情報である。各選手Mの体力判定情報110は、運動支援システムの利用開始前に、第一端末1に登録される。
体力判定情報110は、例えば、図3(体力判定情報のデータ構成の一例を説明する図)に示すように、識別子111、体力特性112などの項目を含む。識別子111は、選手Mを識別するデータである。体力特性112は、識別子111によって特定される選手Mの体力特性を示すデータである。
体力特性112は、心拍数1121、区分1122、重み1123などの項目を含むレコードを複数有する。心拍数1121は、選手Mの心拍数の範囲を示すデータである。区分1122は、心拍数1121が示す範囲に対応する区分を示すデータである。区分は、「疲労」と「回復」の2つがある。重み1123は、区分1122が示す「疲労」又は「回復」の重みである。図3では、疲労の重み値は疲労が大きいほど大きく設定されており、回復の重み値は回復が大きいほど大きく設定されている。体力特性112を用いることで、例えば、ある心拍数のときの選手Mが疲労状態にあるか回復状態にあるか、及び、それらの状態の重みを判定することができる。体力特性112は、後に詳述するように、選手Mの疲労度及び回復度を計算するために使用される。
図2の説明に戻る。第一通信部12は、第一センサーユニット3から計測データを受信し、受信した計測データを制御部10に出力する。第一通信部12は、例えば、無線通信を制御する通信インターフェイスによって実現することができる。
第二通信部13は、第二端末2から計測データを受信し、受信した計測データを制御部10に出力する。また、第二通信部13は、制御部10から出力される状態データを、第二端末2に送信する。第二通信部13は、例えば、無線通信を制御する通信インターフェイスによって実現することができる。
操作部14は、選手Mなどのユーザーの操作入力を受け付け、操作に応じた操作信号を制御部10に出力する。操作部14は、例えば、キー、タッチセンサー、タッチパネルなどの入力装置によって実現することができる。
表示部15は、制御部10の処理結果を、文字、グラフ、表、アニメーション、その他の画像として表示する。表示部15は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、OLED(Organic Electro-Luminescence Display)などによって実現することができる。
音声出力部16は、制御部10の処理結果を、音声やブザー音で出力する。音声出力部16は、例えば、スピーカー、ブザーなどによって実現することができる。
制御部10は、第一端末1を統合的に制御する。制御部10は、計測データ受信部100(本発明の受信部に相当する)と、状態判定部101(本発明の判定部に相当する)と、状態データ送信部102(本発明の送信部に相当する)と、出力制御部103(本発明の出力部に相当する)とを有する。
制御部10は、例えば、演算装置であるCPU(Central Processing Unit)、揮発性の記憶装置であるRAM(Random Access Memory)、不揮発性の記憶装置であるROM、制御部10と他のユニットを接続するインターフェイス(I/F)回路、これらを互いに接続するバス、等を備えるコンピューターによって実現することができる。コンピューターは、画像処理回路など各種の専用処理回路を備えていてもよい。制御部10は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などによって実現されてもよい。
上記の制御部10の機能の少なくとも一部は、例えば、CPUがROMに格納された所定のプログラムをRAMに読み出して実行することによって実現することができる。当該所定のプログラムは、例えばOS(Operating System)上で動作するアプリケーションプログラムであり、持ち運び可能な記憶媒体から読み出して第一端末1にインストールしたり、ネットワーク上のサーバーからダウンロードして第一端末1にインストールしたりすることができる。制御部10の機能の少なくとも一部は、例えば、専用処理回路によって実現してもよい。制御部10の機能の少なくとも一部は、例えば、CPU及び専用処理回路の両方によって実現されてもよい。
計測データ受信部100は、第一通信部12を介して第一センサーユニット3から計測データを受信する。計測データ受信部100は、第二通信部13を介して第二端末2から計測データを受信する。計測データ受信部100は、受信した計測データを、選手M別に読み出すことができるように、記憶部11に格納する。なお、計測データなどの各種データは、記憶部11に限らず、例えば、上述のRAMなどの記憶装置に格納されてもよい。
第一実施形態では、例えば、第一端末1は、各端末(第一端末1及び第二端末2)を使用する選手Mの設定を受け付け、記憶部11に予め記憶すればよい。より具体的な例としては、各端末の識別子と選手Mの識別子とを関連付けた情報を記憶する。制御部10は、この情報を用いることにより、計測データの送信元の端末を使用する選手Mを特定し、計測データを選手M別に区別することができる。
状態判定部101は、記憶部11に格納されている各選手Mの計測データと、各選手Mの体力判定情報110とに基づいて、各選手Mの状態を判定する。状態判定部101は、例えば、各選手Mの疲労度を判定する。状態判定部101は、判定した各選手Mの疲労度を、選手M別に読み出すことができるように、記憶部11に格納する。
心拍数に基づく疲労度の計算方法の一例を説明する。状態判定部101は、選手Mの心拍数を記憶部11から読み出す。また、状態判定部101は、当該選手Mの体力判定情報110を記憶部11から読み出す。次に、状態判定部101は、読み出した体力判定情報110の体力特性112を参照し、選手Mの心拍数が含まれる心拍数1121を有するレコードを選択し、選択したレコードから区分1122及び重み1123を取得する。このようにして、状態判定部101は、受信された選手Mの心拍数に対応する区分及び重みを得ることができる。
状態判定部101は、時系列で受信される選手Mの心拍数の各々について、上述のように区分及び重みを取得する。これにより、区分及び重みの時系列の変化を取得することができる。また、状態判定部101は、区分別に、重みを累積加算する。また、状態判定部101は、区分「疲労」の累積値と、区分「回復」の累積値との比率を算出する(例えば、全体を100%として、各区分の割合を算出する)。各区分の比率は、「疲労度」及び「回復度」に対応する。
例えば、受信された選手Mの心拍数に対応する区分及び重みが、時系列に「R2、R1、F1、F3、F3、F2、F2、F1、R1、R1、R1、R2」である場合を考える。「F」は区分「疲労」を示し、「R」は区分「回復」を示し、これらの文字に対応付けられた数値は重みを示す。この場合、区分「疲労」の重みの累積値は、12であり、区分「回復」の重みの累積値は、8である。このとき、疲労度は60%、回復度は40%と算出される。このようにして、新しく心拍数が受信される度に、そのときの疲労度及び回復度を算出することができる。
もちろん、疲労度及び回復度の定義及び算出方法は、疲労度及び回復度が選手Mを交代するタイミングの目安として役立てば、上述した例に限られない。
状態判定部101は、各選手Mの疲労度が所定条件を満たすか否かを判定する。状態判定部101は、例えば、各選手Mの疲労度が所定の閾値を超えているか否かを判定する。所定の閾値は、例えば、先頭の選手Mが後続するいずれかの他の選手Mと交代すべき疲労度の目安となる値である。当該閾値は、例えば、操作部14を介してユーザーにより設定されてもよい。当該閾値は、例えば、選手M別に閾値を設定できてもよい。状態判定部101は、各選手Mの判定結果を、選手M別に読み出すことができるように、記憶部11に格納する。判定結果は、選手Mの疲労度が所定の閾値を超えていること、又は、選手Mの疲労度が所定の閾値を超えていないことを示す。
状態データ送信部102は、記憶部11に格納されている各選手Mの疲労度及び判定結果を読み出し、各選手Mの疲労度及び判定結果を含む状態データを生成する。状態データは、例えば、選手Mの識別子と当該選手Mの疲労度及び判定結果を関連付けたデータを含む。状態データ送信部102は、生成した状態データを、第二通信部13を介して、第二端末2に送信する。
出力制御部103は、生成された状態データに基づいて、各選手Mの状態を出力する。出力制御部103は、選手Mの交代に関する情報として、例えば、各選手Mの疲労度及び判定結果を示す画像データを生成し、表示部15に出力する。出力制御部103は、例えば、生成した画像データを、PC(Personal Computer)、タブレットPC、スマートフォン、HMD(Head Mount Display)などの外部のデバイスに出力してもよい。
図4は、端末に出力される画面の一例を示す図である。画面500は、選手Mの疲労度を示す画像510と、交代すべき選手Mを示す画像520とを含んでいる。図4の例では、画像510は、疲労度及び回復度の比率を百分率で表している。また、図4では、各選手Mの画像510に対応付けて各選手Mの識別子(M1〜M5)が表示されている。選手Mの順序は、例えば、第一端末1に予め設定されている順序である。出力制御部103は、判定結果に基づいて、疲労度が所定の閾値を超えている選手Mの画像510に対応付けて画像520を表示する。
図2の説明に戻る。出力制御部103は、選手Mの交代に関する情報として、例えば、疲労度が閾値を超えている選手Mの識別子、あるいは、疲労度が閾値を超えている選手Mが存在することを通知するメッセージを音声データとして生成し、音声出力部16に出力して発音させてもよい。出力制御部103は、例えば、生成した音声データを、PC、タブレットPC、スマートフォン、HMDなどの外部のデバイスに出力してもよい。出力制御部103は、例えば、疲労度が閾値を超えている選手Mを、あるいは、疲労度が閾値を超えている選手Mが存在することを、ユーザーに通知するため、第一端末1に設けた発光部(例えば、LEDなど)を、所定の発光色、所定の発光パターンなどによって発光させてもよい。
第二端末2は、制御部20と、記憶部21と、第一通信部22と、第二通信部23と、操作部24と、表示部25と、音声出力部26とを有する。各部を実現するハードウェアの例は、第一端末1と同様なので、説明を省略する。
記憶部21は、制御部20が処理に使用するデータなどを記憶する。
第一通信部22は、第二センサーユニット4から計測データを受信し、受信した計測データを制御部20に出力する。
第二通信部23は、制御部20から出力される計測データを、第一端末1に送信する。また、第二通信部23は、第一端末1から状態データを受信し、制御部20に出力する。
操作部24は、選手Mなどのユーザーの操作入力を受け付け、操作に応じた操作信号を制御部20に出力する。
表示部25は、制御部20の処理結果を、文字、グラフ、表、アニメーション、その他の画像として表示する。
音声出力部26は、制御部20の処理結果を、音声やブザー音で出力する。
制御部20は、第二端末2を統合的に制御する。制御部20は、計測データ受信部200(本発明の受信部に相当する)と、計測データ送信部201(本発明の送信部に相当する)と、状態データ受信部202(本発明の受信部に相当する)と、出力制御部203(本発明の出力部に相当する)とを有する。
計測データ受信部200は、第一通信部22を介して第二センサーユニット4から計測データを受信する。計測データ受信部200は、受信した計測データを、記憶部21に格納する。
計測データ送信部201は、記憶部21に格納されている計測データを、第二通信部23を介して、第一端末1に送信する。
状態データ受信部202は、第二通信部23を介して第一端末1から状態データを受信する。状態データ受信部202は、受信した状態データを、記憶部21に格納する。
出力制御部203は、受信された状態データに基づいて、各選手Mの状態を出力する。出力制御部203は、例えば、各選手Mの疲労度及び判定結果を示す画像データを生成し、表示部25に出力する。出力する画面の例は、図4と同様である。第一端末1と同様に、出力制御部203は、画像データを外部のデバイスに出力したり、音声データを出力したり、第二端末2に設けた発光部を発光させたりしてもよい。
図5は、端末の処理の一例を示すフローチャートである。図5のフローチャートは、1つの計測データを第一端末1が受信した際に実行される処理に着目している。なお、第一端末1は、第一センサーユニット3及び第二端末2の各々から、例えばそれぞれに設定された所定の周期で計測データを受信し、記憶部11に格納する。
まず、第一端末1の処理について説明する。計測データ受信部100は、選手Mの計測データを受信する(ステップS10)。このステップS10では、計測データ受信部100は、第一センサーユニット3から、又は、第二端末2から、計測データを受信する。
ステップS10で計測データが受信されると、状態判定部101は、当該計測データの送信元の端末(第一センサーユニット3の場合は第一端末1)を使用する選手Mの疲労度を判定する(ステップS20)。上述したように、状態判定部101は、例えば、選手Mの各々について、当該選手Mの区分(「疲労」及び「回復」)別の累積値を保持している。状態判定部101は、選手Mの体力特性112に基づいて、受信した心拍数に対応する区分1122及び重み1123を取得する。状態判定部101は、取得した区分1122に対応する累積値に、取得した重み1123を加算する。状態判定部101は、この更新した各区分の累積値に基づいて、心拍数が計測され選手Mの疲労度及び回復度を算出する。
それから、状態判定部101は、ステップS20で判定した選手Mの疲労度が、所定の閾値を超えているか否かを判定する(ステップS30)。
それから、状態データ送信部102は、ステップS20及びS30で判定された選手Mの疲労度及び判定結果と、記憶部11に格納されている他の選手Mの疲労度及び判定結果とを含む状態データを生成する(ステップS40)。
それから、状態データ送信部102は、ステップS40で生成された状態データを、第二端末2に対して送信する(ステップS50)。
出力制御部103は、ステップS40で生成された状態データに基づいて、各選手Mの状態を出力する(ステップS60)。表示される画面の例は上述したとおりである。このようにして、画面の内容が更新される。制御部10は、ステップS60の処理の後、再びステップS10の処理を実行する。
次に、第二端末2の処理について説明する。状態データ受信部202は、ステップS50で第一端末1から送信された状態データを受信する(ステップS110)。
ステップS110で状態データが受信されると、出力制御部203は、当該状態データに基づいて、各選手Mの状態を出力する(ステップS120)。表示される画面の例は上述したとおりである。このようにして、画面の内容が更新される。制御部20は、ステップS120の処理の後、再びステップS110の処理を実行する。
以上、本発明の第一実施形態について説明した。第一実施形態によれば、第一端末1は、例えば、各選手Mの心拍数に基づいて各選手Mの疲労度を算出し、各選手Mの疲労度を表示する。これにより、第一端末1は、選手をどのタイミングで交代すべきかをユーザーにより適切に判断させることができる。また、第一端末1は、例えば、疲労度が所定の閾値を超えている選手を示す情報を出力する。これにより、第一端末1は、選手の交代タイミングが来たことをユーザーに通知して、ユーザーに認識させることができる。
また、第一実施形態によれば、第二端末2も、第一端末1と同様の情報を表示する。これにより、第二端末2は、選手をどのタイミングで交代すべきかをユーザーにより適切に判断させることができる。第二端末2は、選手の交代タイミングが来たことをユーザーに通知して、ユーザーに認識させることができる。
[第二実施形態]
第二実施形態は、各選手Mの位置情報を用いる。以下、第一実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略し、第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
図6は、第二実施形態に係る運動支援システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
第一端末1は、GPS(Global Positioning System)受信部17を有する。制御部10は、位置検出部104を有する。
GPS受信部17は、例えば、GPS衛星からの信号を受信し、移動体とGPS衛星間の距離とその距離の変化率を3個以上の衛星に対して測定することで、移動体の現在位置を測定する。このように測定された現在位置を含む位置データは、制御部10に出力される。
計測データ受信部100は、GPS受信部17から位置データを取得する。計測データ受信部100は、第二通信部13を介して第二端末2から位置データを受信する。計測データ受信部100は、受信した位置データを、選手M別に読み出すことができるように、記憶部11に格納する。
位置検出部104は、記憶部11に格納されている各選手Mの位置データに基づいて、各選手Mの位置及び順序(すなわち、先頭から最後尾までの並び順)を検出する。選手Mの進行方向は、例えば、連続して受信した2回の現在位置を結ぶ直線の方向に基づいて求めることができる。位置検出部104は、例えば、進行方向の先頭から順に、各選手Mの順序を特定すればよい。位置検出部104は、特定した各選手Mの先頭からの順番を、記憶部11に格納する。
状態データ送信部102は、記憶部11に格納されている各選手Mの疲労度及び判定結果と、各選手Mの順番とを読み出し、これらのデータを含む状態データを生成する。
出力制御部103は、生成された状態データ(各選手Mの順番を含む)に基づいて、各選手Mの状態及び順番を出力する。
図7は、端末に出力される画面の一例を示す図である。画面600は、選手Mの順番及び疲労度を示す画像610と、交代すべき選手Mを示す画像620とを含んでいる。図7の例では、画像610は、疲労度及び回復度の比率を百分率で表している。また、図7では、各選手Mの画像610に対応付けて各選手Mの識別子(M1〜M5)が表示されている。出力制御部103は、状態データに含まれる各選手Mの順番に従って、各選手Mの画像610を並べて替えて表示する。出力制御部103は、判定結果に基づいて、疲労度が所定の閾値を超えている選手Mの画像610に対応付けて画像620を表示する。
図8は、端末に表示される画面の他の例を示す図である。画面700は、選手Mの順番及び疲労度を示す画像710を含んでいる。画像710は、疲労度が所定の閾値を超えているか否かで異なる態様で表示される。図8の例では、画像710aは、疲労度が所定の閾値を超えていないことを示し、画像710bは、疲労度が所定の閾値を超えていることを示す。また、図8では、各選手Mの画像710に対応付けて各選手Mの識別子(M1〜M5)が表示されている。出力制御部103は、状態データに含まれる各選手Mの順番に従って、各選手Mの画像710を並べ替えて表示する。出力制御部103は、判定結果に基づいて、疲労度が所定の閾値を超えているか否かで異なる態様で画像710を表示する。
図6の説明に戻る。出力制御部103は、例えば、先頭の選手Mの疲労度が所定の閾値を超えている場合に、先頭の選手Mの疲労度が閾値を超えていること、あるいは、先頭の選手Mの交代タイミングが来たことを示す画像あるいはメッセージを表示してもよい。出力制御部103は、例えば、先頭の選手Mの疲労度が閾値を超えていること、あるいは、先頭の選手Mの交代タイミングが来たことを示す音声データを生成し、出力してもよい。出力制御部103は、例えば、先頭の選手Mの疲労度が閾値を超えていること、あるいは、先頭の選手Mの交代タイミングが来たことを通知するため、第一端末1に設けた発光部(例えば、LEDなど)を、所定の発光色、所定の発光パターンなどによって発光させてもよい。なお、先頭の選手Mに限らず、設定された所定順番の選手Mの疲労度が所定の閾値を超えている場合に、当該所定順番の選手Mの疲労度が閾値を超えていること、あるいは、当該所定順番の選手Mの交代タイミングが来たことを出力してもよい。
第二端末2は、GPS受信部27を有する。GPS受信部27は、測定した位置データを、制御部20に出力する。
計測データ受信部200は、GPS受信部27から現在位置を含む位置データを取得する。計測データ受信部200は、受信した位置データを、記憶部21に格納する。
計測データ送信部201は、現在位置を含む位置データを、第二通信部23を介して、第一端末1に送信する。
状態データ受信部202は、第二通信部23を介して第一端末1から状態データ(各選手Mの順番を含む)を受信する。
出力制御部203は、生成された状態データ(各選手Mの順番を含む)に基づいて、各選手Mの状態及び順番を出力する。出力される画面、メッセージ、音声データ、発光パターンなどは、第一端末1と同様である。
図9は、端末の処理の一例を示すフローチャートである。図9のフローチャートは、1つの計測データを第一端末1が受信した際に実行される処理に着目している。なお、第一端末1は、第一センサーユニット3及び第二端末2から、例えばそれぞれに設定された所定の周期で計測データを受信し、記憶部11に格納する。また、第一端末1は、GPS受信部17及び第二端末2から、例えばそれぞれに設定された所定の周期で位置データを受信し、記憶部11に格納する。
まず、第一端末1の処理について説明する。ステップS10〜ステップS30は、図5と同様である。位置検出部104は、各選手Mの順番を判定する(ステップS32)。上述したように、位置検出部104は、例えば、記憶部11に格納されている各選手Mの現在位置に基づいて、各選手Mの順番を特定し、記憶部11に格納する。
それから、状態データ送信部102は、ステップS20及びS30で判定された選手Mの疲労度及び判定結果と、記憶部11に格納されている他の選手Mの疲労度及び判定結果と、ステップS32で判定された各選手Mの順番とを含む状態データを生成する(ステップS42)。
それから、状態データ送信部102は、ステップS42で生成された状態データ(各選手Mの順番を含む)を、第二端末2に対して送信する(ステップS52)。
出力制御部103は、ステップS42で生成された状態データに基づいて、各選手Mの状態及び順番を出力する(ステップS62)。表示される画面の例は上述したとおりである。このようにして、画面の内容が更新される。制御部10は、ステップS62の処理の後、再びステップS10の処理を実行する。
次に、第二端末2の処理について説明する。状態データ受信部202は、ステップS52で第一端末1から送信された状態データ(各選手Mの順番を含む)を受信する(ステップS112)。
ステップS112で状態データが受信されると、出力制御部203は、当該状態データに基づいて、各選手Mの状態及び順番を出力する(ステップS122)。表示される画面の例は上述したとおりである。このようにして、画面の内容が更新される。制御部20は、ステップS122の処理の後、再びステップS112の処理を実行する。
以上、本発明の第二実施形態について説明した。第二実施形態によれば、第一端末1は、例えば、各選手Mの位置及び順序を判定し、各選手Mの疲労度を判定した順序で表示する。これにより、第一端末1は、どの選手Mが先頭にいるか、及び、当該先頭の選手Mをどのタイミングで交代すべきかを、ユーザーにより適切に判断させることができる。また、第一端末1は、例えば、先頭の選手Mの疲労度が所定の閾値を超えていることを示す情報を出力する。これにより、第一端末1は、先頭の選手の交代タイミングが来たことをユーザーに通知して、ユーザーに認識させることができる。
また、二実施形態によれば、第二端末2も、第一端末1と同様の情報を表示する。これにより、第二端末2は、どの選手Mが先頭にいるか、及び、当該先頭の選手Mをどのタイミングで交代すべきかを、ユーザーにより適切に判断させることができる。また、第二端末2は、先頭の選手の交代タイミングが来たことをユーザーに通知して、ユーザーに認識させることができる。
[第三実施形態]
第一実施形態では、第一端末1が、各選手Mの心拍数を収集し、各選手Mの状態を判定する。第三実施形態では、各端末が、当該端末が装着された自転車に乗る選手Mの心拍数に基づいて当該選手Mの状態を判定し、各端末間で選手Mの状態を交換する。すなわち、状態を判定する処理を、複数の端末各々に分散して実行する。以下、第一実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略し、第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
図10は、第三実施形態に係る運動支援システムの機能構成の一例を示すブロック図である。第三実施形態では、第一端末1も第二端末2も同じように機能する。すなわち、運動支援システムは、複数の選手Mの各々に対応して、第一端末1及び第一センサーユニット3を有する、と考えることができる。以下では、第一端末1について説明する。
記憶部11は、第一端末1が装着された自転車に乗る1人の選手Mの体力判定情報110(図示せず)を格納する。
第二通信部13は、制御部10から出力される状態データを、他の第一端末1に送信する。また、第二通信部13は、他の第一端末1から状態データを受信し、受信した計測データを制御部10に出力する。
制御部10は、計測データ受信部100と、状態判定部101と、状態データ送信部102と、状態データ受信部105と、出力制御部103とを有する。
計測データ受信部100は、第一通信部12を介して第一センサーユニット3から計測データを受信する。計測データ受信部100は、受信した計測データを、記憶部11に格納する。
状態判定部101は、記憶部11に格納されている選手Mの計測データと、当該選手Mの体力判定情報110とに基づいて、当該選手Mの疲労度を判定する。状態判定部101は、判定した当該選手Mの疲労度を、記憶部11に格納する。また、状態判定部101は、当該選手Mの疲労度が所定の閾値を超えているか否かを判定する。状態判定部101は、当該選手Mの判定結果を、記憶部11に格納する。
状態データ送信部102は、記憶部11に格納されている選手Mの疲労度及び判定結果を読み出し、当該選手Mの疲労度及び判定結果を含む状態データを生成する。状態データ送信部102は、生成した状態データを、第二通信部13を介して、他の第一端末1に送信する。
状態データ受信部105は、第二通信部13を介して他の第一端末1から状態データを受信する。状態データ受信部105は、受信した状態データを、選手M別に読み出すことができるように、記憶部11に格納する。
出力制御部103は、状態判定部101により判定された疲労度及び判定結果を含む選手Mの状態データと、記憶部11に格納されている他の第一端末1から受信された選手Mの状態データとに基づいて、各選手Mの状態を出力する。出力される画面、メッセージ、音声データ、発光パターンなどは、第一実施形態の第一端末1と同様である。
図11は、端末の処理の一例を示すフローチャートである。図11のフローチャートは、1つの計測データを第一端末1が受信した際に実行される処理に着目している。なお、第一端末1は、第一センサーユニット3から、例えば設定された所定の周期で計測データを受信し、記憶部11に格納する。
計測データ受信部100は、選手Mの計測データを受信する(ステップS13)。このステップS13では、計測データ受信部100は、第一センサーユニット3から、計測データを受信する。
ステップS13で計測データが受信されると、状態判定部101は、当該計測データと体力判定情報110に基づいて、選手Mの疲労度を判定する(ステップS23)。
それから、状態判定部101は、ステップS23で判定した選手Mの疲労度が、所定の閾値を超えているか否かを判定する(ステップS33)。
それから、状態データ送信部102は、ステップS23及びS33で判定された選手Mの疲労度及び判定結果を含む状態データを生成する(ステップS43)。生成された状態データは、記憶部11に格納される。
それから、状態データ送信部102は、ステップS43で生成された状態データを、他の第一端末1に対して送信する(ステップS53)。制御部10は、ステップS53の処理の後、再びステップS13の処理を実行する。
図12は、端末の処理の一例を示すフローチャートである。なお、第一端末1は、他の第一端末1から、それぞれに設定された所定の周期で状態データを受信し、記憶部11に格納する。
状態データ受信部105は、選手Mの状態データを受信する(ステップS113)。このステップS113では、状態データ受信部105は、他の第一端末1から、状態データを受信する。
ステップS113で状態データが受信されると、出力制御部103は、第一端末1の選手Mの状態データ及び他の第一端末1の選手Mの状態データに基づいて、各選手Mの状態を出力する(ステップS123)。表示される画面の例は上述したとおりである。このようにして、画面の内容が更新される。制御部10は、ステップS123の処理の後、再びステップS113の処理を実行する。
以上、本発明の第三実施形態について説明した。第三実施形態によれば、各第一端末1は、対応する選手の状態データを生成し、相互に交換する。また、各第一端末1は、対応する選手の状態データ及び他の第一端末1に対応する状態データに基づいて、各選手Mの疲労度を表示する。これにより、同じ機能を有する複数の第一端末1を用意することで、第一実施形態と同様の出力を行う運動支援システムを実現できる。
なお、第三実施形態は、第二実施形態のように、各選手Mの位置情報を用いてもよい。例えば、第一端末1は、GPS受信部を有する。制御部10は、位置検出部と計測データ送信部を有する。計測データ受信部100は、GPS受信部から位置データを取得する。計測データ受信部100は、第二通信部13を介して他の第一端末1から位置データを受信する。計測データ送信部は、取得された位置データを、第二通信部13を介して他の第一端末1に送信する。位置検出部は、各選手Mの位置データに基づいて、各選手Mの順番を特定する。出力制御部103は、各選手Mの状態データと、各選手Mの順番とに基づいて、各選手Mの状態及び順番を出力する。これにより、同じ機能を有する複数の第一端末1を用意することで、第二実施形態と同様の出力を行う運動支援システムを実現できる。
[第四実施形態]
上記の各実施形態は、心拍数を使って疲労度を判定する。第四実施形態は、心拍数に替えて、パワーを使う。上記の第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
第一センサーユニット3及び第二センサーユニット4の各々は、例えば、それぞれ自転車のクランクに搭載されるパワーメーターである。第一センサーユニット3及び第二センサーユニット4の各々は、選手Mがぺダリングによって自転車に与えたパワーを計測し、その計測データを送信する。
体力特性112は、心拍数1121の替わりに、パワー(選手Mのパワーの範囲を示すデータ)を含むレコードを複数有する。この体力特性112を用いることで、例えば、あるパワーのときの選手Mが疲労状態にあるか回復状態にあるか、及び、それらの状態の重みを判定することができる。
状態判定部101は、各選手Mのパワーと体力特性112に基づいて、各選手Mの疲労度を算出する。
第四実施形態も、第一実施形態と同様の効果を奏することができる。
[第五実施形態]
上記の各実施形態は、心拍数又はパワーを使って疲労度を判定する。第五実施形態は、心拍数又はパワーに替えて、乳酸値を使う。乳酸値は、運動強度が強くなると増加することが知られている。上記の第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
第一センサーユニット3及び第二センサーユニット4の各々は、例えば、それぞれ選手Mに装着される乳酸値測定器である。乳酸値測定器の態様は、特に限定されないが、例えば、血液、汗、唾液などに含まれる乳酸の濃度を測定する機器である。第一センサーユニット3及び第二センサーユニット4の各々は、選手Mの乳酸値を計測し、その計測データを送信する。
体力特性112は、心拍数1121の替わりに、乳酸値(選手Mの乳酸値の範囲を示すデータ)を含むレコードを複数有する。この体力特性112を用いることで、例えば、ある乳酸値のときの選手Mが疲労状態にあるか回復状態にあるか、及び、それらの状態の重みを判定することができる。
状態判定部101は、各選手Mの乳酸値と体力特性112に基づいて、各選手Mの疲労度を算出する。
第五実施形態も、第一実施形態と同様の効果を奏することができる。第五実施形態は、乳酸値を用いるため、心拍数やパワーを用いる場合よりも、精度よく疲労度を判定することができる。
[第六実施形態]
上記の各実施形態は、心拍数、パワー、又は乳酸値を使って疲労度を判定する。第六実施形態は、心拍数及びパワーを使う。例えば、各選手Mは、心拍数を計測するセンサーユニットを装着し、各自転車は、パワーを計測するセンサーユニットを乗せる。体力特性112は、図3に示したデータの替わりに、心拍数及びパワーと区分(疲労及び回復)との関係を示すデータを格納する。
図13は、第六実施形態に係る体力特性の一例を説明する図である。図13は、縦軸を心拍数、横軸をパワーとするグラフを示している。心拍数とパワーの関係は、例えば、関数1125のように示される。この関数1125の上側の領域1126は、区分「疲労」に対応し、下側の領域1127は、区分「疲労」に対応する。すなわち、計測された心拍数及びパワーに対応する位置が、領域1126及び領域1127のいずれに属するかによって、区分を判定することができる。
状態判定部101は、各選手Mの心拍数及びパワーと上述の体力特性112に基づいて、各選手Mの疲労度を算出する。
第六実施形態も、第一実施形態と同様の効果を奏することができる。第六実施形態は、心拍数及びパワーの2つの計測データを用いるため、1つの計測データを用いる場合よりも、精度よく疲労度を判定することができる。
なお、第六実施形態は、例えば、心拍数と乳酸値を用いて、あるいは、パワーと乳酸値を用いて、疲労度を判定してもよい。
本発明は、上述の複数の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。例えば、上記の各実施形態には、下記のような変形を加えてもよい。また、各実施形態及び各変形例は、適宜2つ以上を組み合わせてもよい。
第一実施形態において、第一端末1のみが各選手Mの状態を出力してもよい。この場合、第一端末1は、状態データ送信部102を有しなくてもよい。第二端末2は、状態データ受信部202、及び出力制御部203を有しなくてもよい。このような第一端末1は、例えば、チームのリーダーの自転車Bに装着すればよい。第二実施形態においても、第一端末1のみが各選手Mの状態及び順序を出力してもよい。第一端末1のみが各選手Mの状態を出力する場合は、運動支援システムは、第二端末2を使用せずに、第一端末1と第二センサーユニット4が通信するようにしてもよい。
第一実施形態において、運動支援システムは、第一端末1と、第二センサーユニット4と、第二端末2とを有するようにしてもよい。具体的には、選手M及び自転車Bは、第二センサーユニット4及び第二端末2を装着する。第一端末1は、競技中の選手Mからは離れた場所に設置され、チームの監督などのユーザーにより操作される。第一端末1は、各第二端末2から計測データを受信し、受信した計測データを用いて各選手Mの状態データを生成する。また、第一端末1は、生成した状態データに基づいて出力を行う。また、第一端末1は、生成した状態データを各第二端末2に送信する。このようにすれば、第一端末1は、競技中の選手M以外のユーザーに、選手交代のタイミングなどをより適切に判断させることができる。第二実施形態においても、第一端末1が、第二端末2から位置データを受信して、各選手Mの順番を判定すればよい。
各実施形態において、ユーザーにより指定された1人又は複数の選手Mのみの疲労度を判定するようにしてもよい。出力制御部103あるいは出力制御部203は、選手Mの疲労度を示す画像を、疲労度の高さに応じて異なる態様(例えば、異なる色)で表示してもよい。
各実施形態において、第一センサーユニット3及び第一端末1は、一体型のデバイス(例えば、ウェアラブルデバイス)として構成してもよい。第二センサーユニット4及び第二端末2も、一体型のデバイスとして構成してもよい。
各実施形態において、GPS受信部17は、単独型のデバイスとして構成し、第一端末1に無線接続あるいは有線接続するようにしてもよい。GPS受信部27も、単独型のデバイスとして構成し、第二端末2に無線接続あるいは有線接続するようにしてもよい。また、現在位置の検出方法は、GPS衛生からの信号を用いた方法に限られない。例えば、GPS信号に加え、加速度センサーやジャイロセンサーなどの他のセンサーからの信号を用いてもよいし、無線基地局からの信号を用いてもよい。
各実施形態において、運動支援システムは、疲労度及び回復度のいずれか一方を算出してもよい。また、運動支援システムは、回復度が所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。また、運動支援システムは、回復度について、画像データや音声データを出力してもよい。すなわち、各実施形態において、「疲労度」と「回復度」とを適宜読み替えてもよい。
各実施形態の運動支援システムは、サッカーやバスケットボールなどの他のチーム競技にも利用することができる。例えば、キャプテン等の1人の選手Mは、第一端末1及び第一センサーユニット3を装着し、他の各選手Mは、第二端末2及び第二センサーユニット4を装着する。上述した変形例のように、各選手Mは、第二端末2及び第二センサーユニット4を装着し、監督などのユーザーのために第一端末1を設置してもよい。
各実施形態で説明した運動支援システムの構成は、運動支援システムの構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。運動支援システムの構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、各構成要素の処理又は機能の分担は、本発明の目的及び効果を達成できるのであれば、上述したものに限られない。例えば、上記実施形態では、センサーユニットと端末を別体として説明したが、センサーユニットに端末の機能を搭載してもよいし、その逆であってもよい。
各実施形態で説明したフローチャートの処理単位は、運動支援システムの処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。運動支援システムの処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。さらに、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
各実施形態で説明した画面やデータ構造は、一例であり、本発明の目的を達成することができるのであれば、図示した例に限定されない。
本発明は、競技に限らず、例えば、複数の労働者が行う労働などにも適用することができる。
1…第一端末、2…第二端末、3…第一センサーユニット、4…第二センサーユニット、10…制御部、11…記憶部、12…第一通信部、13…第二通信部、14…操作部、15…表示部、16…音声出力部、17…GPS受信部、20…制御部、21…記憶部、22…第一通信部、23…第二通信部、24…操作部、25…表示部、26…音声出力部、27…GPS受信部、100…計測データ受信部、101…状態判定部、102…状態データ送信部、103…出力制御部、104…位置検出部、105…状態データ受信部、110…体力判定情報、111…識別子、112…体力特性、200…計測データ受信部、201…計測データ送信部、202…状態データ受信部、203…出力制御部、500…画面、510…画像、520…画像、600…画面、610…画像、620…画像、700…画面、710…画像、710a…画像、710b…画像、1121…心拍数、1122…区分、1123…重み、1125…関数、1126…領域、1127…領域、B…自転車、M…選手

Claims (15)

  1. チームのメンバーの各々の生体情報を受信する受信部と、
    前記メンバーの各々の生体情報に基づいて、前記メンバーの各々の疲労度又は回復度を算出し、前記疲労度又は前記回復度に基づいて前記メンバーの各々の状態を判定する判定部と、
    前記メンバーの各々の状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する出力部と
    を有する運動支援装置。
  2. 請求項1に記載の運動支援装置であって、
    前記判定部は、前記疲労度又は前記回復度が所定閾値を超えるか否かを判定し、
    前記出力部は、前記所定閾値を超える前記疲労度又は前記回復度を有する前記メンバーを示す情報を出力する
    運動支援装置。
  3. 請求項2に記載の運動支援装置であって、
    前記出力部は、前記メンバーの各々の前記疲労度又は前記回復度を出力する
    運動支援装置。
  4. 請求項3に記載の運動支援装置であって、
    前記メンバーの各々の位置を検出する位置検出部を有し、
    前記出力部は、前記メンバーの各々の前記疲労度又は前記回復度を前記メンバーの各々の位置に基づく順序で表示するための情報を出力する
    運動支援装置。
  5. 請求項2に記載の運動支援装置であって、
    前記メンバーの各々の位置を検出する位置検出部を有し、
    前記出力部は、所定位置のメンバーの前記疲労度又は前記回復度が前記所定閾値を超える場合に、当該所定位置のメンバーの位置を示す情報を出力する
    運動支援装置。
  6. 請求項2に記載の運動支援装置であって、
    前記メンバーの各々の前記疲労度又は前記疲労度が前記所定閾値を超えるか否かの判定結果を外部の装置に送信する送信部
    を有する運動支援装置。
  7. 請求項6に記載の運動支援装置であって、
    前記送信部は、前記メンバーの各々の前記疲労度又は前記回復度を前記外部の装置に送信する
    運動支援装置。
  8. 請求項1に記載の運動支援装置であって、
    前記運動支援装置は、第一のメンバー又は前記第一のメンバーが操作する第一の運動器具に装着するものであり、第二のメンバー又は前記第二のメンバーが操作する第二の運動器具に装着する第二の運動支援装置と通信可能であり、
    前記受信部は、前記第二の運動支援装置から前記生体情報を受信する
    運動支援装置。
  9. 請求項2に記載の運動支援装置であって、
    前記メンバーの各々について、当該メンバーの生体情報と疲労の関係を示す体力特性を記憶する記憶部を有し、
    前記判定部は、受信された前記メンバーの前記生体情報と、前記メンバーの前記体力特性とに基づいて、前記疲労度を判定する
    運動支援装置。
  10. チームの第一のメンバーの生体情報を受信する受信部と、
    前記第一のメンバーの生体情報を外部の装置に送信する送信部と、
    前記第一のメンバーの生体情報に基づいて判定された状態と、前記チームの第二のメンバーの生体情報に基づいて判定された状態とを、前記外部の装置から受信する受信部と、
    前記複数の状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する出力部と
    を有する運動支援装置。
  11. チームのメンバーの各々の生体情報を受信する工程と、
    前記メンバーの各々の生体情報に基づいて、前記メンバーの各々の疲労度又は回復度を算出し、前記疲労度又は前記回復度に基づいて前記メンバーの各々の状態を判定する工程と、
    前記メンバーの各々の状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する工程と
    を含む運動支援方法。
  12. チームのメンバーの各々の生体情報を受信する手順と、
    前記メンバーの各々の生体情報に基づいて、前記メンバーの各々の疲労度又は回復度を算出し、前記疲労度又は前記回復度に基づいて前記メンバーの各々の状態を判定する手順と、
    前記メンバーの各々の状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する手順と
    をコンピューターに実行させるプログラム。
  13. チームのメンバーの各々の生体情報を計測するセンサーユニットと、
    運動支援装置と、を有し、
    前記運動支援装置は、
    前記メンバーの各々の生体情報を受信する受信部と、
    前記生体情報に基づいて、前記メンバーの各々の疲労度又は回復度を算出し、前記疲労度又は前記回復度に基づいて前記メンバーの各々の状態を判定する判定部と、
    前記メンバーの各々の状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する出力部と、を有する
    運動支援システム。
  14. センサーユニットが、チームのメンバーの各々の生体情報を計測する工程と、
    運動支援装置が、前記メンバーの各々の前記生体情報を受信する工程と、
    運動支援装置が、前記メンバーの各々の生体情報に基づいて、前記メンバーの各々の疲労度又は回復度を算出し、前記疲労度又は前記回復度に基づいて前記メンバーの各々の状態を判定する工程と、
    運動支援装置が、前記メンバーの各々の状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する工程と
    を含む運動支援方法。
  15. チームの第一のメンバーの生体情報を受信する受信部と、
    前記第一のメンバーの生体情報に基づいて、前記第一のメンバーの疲労度又は回復度を算出し、前記疲労度又は前記回復度に基づいて前記第一のメンバーの状態を判定する判定部と、
    前記チームの第二のメンバーの状態を外部の装置から受信する受信部と、
    前記第一のメンバーの状態及び前記第二のメンバーの状態に基づいて、前記メンバーの交代に関する情報を出力する出力部と
    を有する運動支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021104304A (ja) * 2019-12-27 2021-07-26 タグル株式会社 アスレチック情報処理システム
WO2022049727A1 (ja) * 2020-09-04 2022-03-10 日本電気株式会社 情報処理装置、制御方法及び記憶媒体

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