JP2006215126A - 学習システムおよびコミュニケーション支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 学習者の学習進度や学習結果等が、学習の指導者や支援者の設定した状態に達すると、所定のメッセージを自動的に学習者に提供する学習システムを提供する。
【解決手段】 学習者が学習者用PC12を用いてテキスト学習やドリル学習を行った場合に、その実績や結果がサーバ10のテーブルに保存される。学習者用PC12は、学習者用PC12における学習者の学習(テキスト学習またはドリル学習)が、所定の単位で終了した場合等に、学習者の学習進度や学習結果が、指導者や支援者の予め設定した条件に一致するかどうか判定し、一致した場合に、同じく指導者や支援者の予め設定したメッセージをその学習者用PC12に送信し、学習者に提示する。
【選択図】 図2
【解決手段】 学習者が学習者用PC12を用いてテキスト学習やドリル学習を行った場合に、その実績や結果がサーバ10のテーブルに保存される。学習者用PC12は、学習者用PC12における学習者の学習(テキスト学習またはドリル学習)が、所定の単位で終了した場合等に、学習者の学習進度や学習結果が、指導者や支援者の予め設定した条件に一致するかどうか判定し、一致した場合に、同じく指導者や支援者の予め設定したメッセージをその学習者用PC12に送信し、学習者に提示する。
【選択図】 図2
Description
この発明は、学習者に教材や問題を提供するとともに、学習の指導者や支援者にも所定のサービスを提供する学習システムおよびコミュニケーション支援方法に関する。
近年、インターネットなどを用いたネットワーク通信技術の発達を背景に、ネットワークを経由してユーザに様々な情報を提供するアプリケーション・ソフトウエアが多く提供されるようになってきている。一方、従来より、子供や社会人の教育に関する関心度は高く、学習教材や問題を、インターネットを介して提供するような学習システムも開発されている。
たとえば、特許文献1に開示されている「インターネットを利用した双方向教育システム」では、サーバが、インターネットを介してサーバに接続された学習者の端末に対して、学習教材であるストリーミング動画情報を提供する一方で、学習者が理解できなかった問題とその回答を特定する情報を記憶することによって、学習者と教師、または学習者同士で所定の情報を共有することができる、双方向の教育システムを提供する。
また、特許文献2に開示されている「インターネットを利用した教育管理システム」では、管理センターが、学校の講師によって提供される教育サービスをネットワーク経由で生徒に中継し、さらに、生徒の父母に当該ネットワークへのアクセスを許容することによって、管理センター、学校、および父母による生徒の教育管理を可能とした教育管理システムが提供される。
実際の教育の現場においては、学習者の学習意欲や学習効果を高めるために、学習の指導者等から学習者に対して時機を得た助言や叱咤激励が行われることが多い。特に小さな子供は、自分の行為、課程、結果等を認められ、褒められることによって意欲を高め、能力を伸ばすことがある。
しかしながら、上述した特許文献1や特許文献2に記載されたシステムでは、サーバが、ネットワークを介して接続された端末に学習内容を送信し、回答や質問をその端末からサーバに返信することにより、遠隔地においても実際の学校教育に近い、双方向の教育を実現するが、これらのシステムでは、指導者等からの助言・叱咤激励を、適切なタイミングで行うことはできない。
したがって、本発明の目的は、コンピュータを利用して学習者に教材や問題を提供するとともに、指導者等からのメッセージを所定のタイミングで学習者その他のシステム関連ユーザに提供することができる学習システムおよびコミュニケーション支援方法を提供することにある。
また、本発明のさらなる目的は、学習者の学習進度や学習結果等が、学習の指導者や支援者の設定した状態に達すると、助言や叱咤激励等であって、文章、画像、動画、音などからなる所定のメッセージを自動的に学習者に提供する学習システムおよびコミュニケーション支援方法を提供することにある。
本発明の第1の実施態様は、学習者の学習状況が所定の条件を満たすかどうかを判定する条件判定手段と、条件判定手段により所定の条件を満たすと判定された場合に、所定の条件に対応する通知者の端末に対し、所定の条件に対応する通知メッセージを提示するよう制御する通知メッセージ提示手段とを有するように構成される学習システムである。
本発明の第2の実施態様は、本発明の第1の実施態様において、学習状況に、学習者の学習実績、または学習者の学習実績と学習予定との対比に関連する事項が含まれるように構成される学習システムである。
本発明の第3の実施態様は、本発明の第2の実施態様において、条件判定手段が、学習者の学習実績を、学習者が学習に使用している学習者用端末、または学習実績が記録されている学習実績記録手段から取得し、学習者の学習予定を、学習予定が記録されている学習予定記録手段から取得するように構成された学習システムである。
本発明の第4の実施態様は、本発明の第1の実施態様において、所定の条件が、テキスト学習の学習状況かドリル学習の学習状況であるかに応じて個別に設定可能となっている学習システムである。
本発明の第5の実施態様は、本発明の第1の実施態様において、通知メッセージが、文章またはハイパーリンク形式で指定される学習システムである。
本発明の第6の実施態様は、本発明の第1の実施態様において、条件判定手段による判定が、学習者による一連の学習の実施が終了したとき、または学習者用端末に所定の画面が表示された場合に開始されるように構成された学習システムである。
本発明の第7の実施態様は、学習者の学習状況が所定の条件を満たすかどうかを判定する条件判定ステップと、条件判定ステップにより所定の条件を満たすと判定された場合に、所定の条件に対応する通知者の端末に対し、所定の条件に対応する通知メッセージを提示するよう制御する通知メッセージ提示ステップとを有するように構成されるコミュニケーション支援方法である。
本発明に係る学習システムによって、学習者の学習進度や学習結果等が、学習の指導者や支援者の設定した状態になると、所定のメッセージが自動的に学習者やその他のユーザに提供され、従来の教育システムにはない豊かなコミュニケーションが学習者を取り巻くユーザの間で実現される。
最初に、図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る学習システム1の概要について説明する。学習システム1は、サーバ10、少なくとも1つの学習者用PC(パーソナルコンピュータ)12、少なくとも1つの指導者・支援者用PC14、およびネットワーク16を含む。
学習システム1は、学習者、指導者、支援者間の円滑なコミュニケーションを支援する。このために、学習システム1は、学習者、指導者、支援者間で相互に任意のメッセージが交換できるようにサーバ10、および学習者用PC12を制御するが、このメッセージは、指導者や支援者が事前に設定することもできるため、学習者の学習進度や学習結果等に応じて自動的に伝達することができ、指導者や支援者が学習者の行動を監視してリアルタイムに応答する必要がない。
こうした、指導者や支援者からのメッセージは、ときに学習者の学習意欲を高める効果を有する。このような学習システム1の機能を、家庭における子供の学習に活用すれば、学習者である子供の学習を、親や祖父母がそれぞれの生活場所で指導・支援することができる。また、メッセージを事前に設定しておくことができるため、時間的な面でも制約を受けることがない。
また、学習システム1を教育機関や企業内教育に活用することもでき、この場合は、講師や指導者による大勢の学習者への円滑な指導が可能となる。さらに、学習者より高い能力を有する支援者が参画した場合は、学習者の効率的な知識の吸収や学習意欲の向上などの効果が得られ、さらに有効な指導者の補強が実現されうる。
学習システム1では、学習者の学習状況が、設定された条件を満たした場合に、指定された利用者(学習者、指導者、学習支援者)に対して、予め設定されたメッセージを送信する。指導者や支援者は、このメッセージ受信を起点として、学習者の学習結果を確認したり、必要な指導・支援を行なうことができる。
ここで、学習者は、学習を主体的に行う者であり、指導者は学習者の学習を指導する者、支援者は学習者の指導には直接関わらないが、それ以外の支援をするものである。学習システム1を家庭に導入した場合、たとえば、学習者は子供となり、指導者はその子供の両親となり、支援者はその子供の祖父母となる状況が想定される。ただし、本発明で実現されるコミュニケーション支援の側面からすると、指導者と支援者を厳密に切り分ける必要はない。
また、学習システム1を利用することにより、指導者は、学習者の学習実績を確認したり、学習者が問題に回答した結果の採点を行なったり、学習者の学習に対するコメントを付与したりすることができる。
学習者用PC12は、サーバ10からテキスト学習やドリル学習のデータをダウンロードして学習者に閲覧させ、学習者が行ったテキスト学習やドリル学習の消化状況、およびドリル学習の結果等をサーバ10にアップロードする(図1の矢印A1)。
ここで、テキスト学習とは、文章、画像、動画、音、およびこれらの組み合わせなどから構成される、学習内容を理解するための教材(コンテンツ)を学習者に提示して行う学習である。また、この明細書において、「テキスト」という用語は、もっぱらテキスト学習に関連して用いられており、人間が読み書きする文字で構成された、いわゆる一般的な「テキスト」を表すものではないことに注意されたい。
一方、ドリル学習とは、文章、画像、動画、音、およびこれらの組み合わせなどから構成される問題を学習者に提示し、学習者がこれに回答する形式で行われる学習である。
指導者・支援者用PC14は、サーバ10のデータベースにアクセスして、学習者の学習実績を提示したり、メッセージの通知条件の設定等を行う(矢印C1)。
サーバ10は、指導者や支援者が、上述した指導者・支援者用PC14により設定したデータベースの内容をデータベースに保持し、学習者用PC12に提供する。学習者用PC12は、この設定内容に基づいて、学習者の学習状況が、設定された条件を満たしたかどうかを判定し、満たした場合に、指定された利用者(学習者、指導者、支援者)に対して、予め設定されたメッセージを提示し(矢印B1)、送信する(矢印D1)。学習者用PC12から指導者や支援者に送信されたメッセージは、この例ではサーバ10経由で指導者・支援者用PC14に送信される。
ネットワーク16は、所定のプロトコルによりデータ通信を行う伝送媒体であり、代表的なものとしてはインターネットがあるが、イントラネット、エクストラネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)といった他のネットワークでもよく、利用可能なネットワーク・トポロジにも特段の制限はない。また、少なくとも一部が、無線を用いたネットワークにより構成されていてもよい。
次に、図2の機能ブロック図を参照して、学習システム1の各構成要素の機能について説明する。サーバ10は、認証部10A、実績管理部10B、予定管理部10C、コミュニケーション管理部10D、および設定制御部10Eを含み、さらにデータベース10Fとhtmlデータ10Gを備える。
認証部10Aは、利用者情報テーブル22(各種テーブルについては後で詳細に説明する)を参照して、学習者用PC12や指導者・支援者用PC14からのログインを許可するかどうか判定する。認証部10Aは、学習者用PC12や指導者・支援者用PC14からログイン要求があった場合に、学習者用PC12や指導者・支援者用PC14から送信された利用者名およびパスワードを、利用者情報テーブル22の利用者名およびパスワードとチェックし、一致していればログインを許可し、その後の処理を可能にする。
実績管理部10Bは、学習者用PC12から送信されたテキスト学習およびドリル学習に関する実績情報をそれぞれテキスト学習実績記録テーブル31およびドリル学習実績記録テーブル41に蓄積し、さらに、学習者用PC12から実際のドリル学習の問題が送信されてきた場合に、それらをドリル学習実施問題記録テーブル42に蓄積する。これらのテーブルに蓄積されたデータは、指導者や支援者が指導者・支援者用PC14を用いてサーバ10にログインし、そこで学習実績確認オペレーションを行った場合に参照され、その後、所定のフォーマットに編集されて指導者・支援者用PC14の表示装置等に出力される。もちろん、学習者自身も、学習者用PC12を利用してサーバ10にアクセスし、これらの情報を閲覧することができる。
予定管理部10Cは、指導者・支援者用PC14がサーバ10にログインし、そこで指導者が、学習予定の設定オペレーションを行った場合に、予定データを記録するために、対応するテーブルの更新を行う。指導者がテキスト学習に関する予定を設定する場合、その内容はテキスト学習予定テーブル32に記録され、一方、指導者がドリル学習に関する予定を設定する場合、その内容はドリル学習予定テーブル43に記録される。こうして記録された予定データは、指導者または支援者が指導者・支援者用PC14を用いてサーバ10にログインし、そこで学習予定確認オペレーションを行った場合に参照され、その後、所定のフォーマットに編集されて指導者・支援者用PC14の表示装置等に出力される。この情報についても、学習者は、学習者用PC12を利用してサーバ10にアクセスし、これらの情報を閲覧することができる。また、学習者が自主的に学習予定を計画できるように、学習者用PC12において学習予定の設定オペレーションが可能なように制御しても良い。
コミュニケーション管理部10Dは、学習者用PC12から、通知条件を満たしたことによって指導者や支援者に自動的に送信されるメッセージを指導者・支援者用PC14に転送する機能を有する。また、コミュニケーション管理部10Dは、学習システム1の利用者が任意のタイミングで任意の内容のメッセージを送信するための任意メッセージ送信機能も備える。さらに、自動通知および任意通知とも、相手がメッセージの閲覧を行ったことを通知元に知らせる機能を備えるようにすることができる。
設定制御部10Eは、指導者・支援者用PC14から指導者が行う環境設定オペレーション、利用者情報設定オペレーション、およびメッセージ設定オペレーションにより、それぞれ対応するテーブルに設定データを記憶する。たとえば、環境設定オペレーションで入力されたデータは共通設定テーブル21に、利用者情報設定オペレーションで入力されたデータは利用者情報テーブル22に、メッセージ設定オペレーションで入力されたデータは、通知条件設定テーブル71、通知メッセージテーブル72、および通知対象者指示テーブル73に記録される。
また、設定制御部10Eは、指導者・支援者用PC14から支援者が行うメッセージ設定オペレーションで入力されたデータを、通知条件設定テーブル71、通知メッセージテーブル72、および通知対象者指示テーブル73に記録する。
データベース10Fは、学習システム1でサーバ10が使用する各種テーブルを保持する。たとえば、共通設定テーブル21や利用者情報テーブル22等の基本情報を格納したテーブル、テキスト学習実績記録テーブル31やテキスト学習予定テーブル32等のテキスト学習の実績と予定を格納したテーブル、ドリル学習実績記録テーブル41、ドリル学習実施問題記録テーブル42、およびドリル学習予定テーブル43等のドリル学習の実績と予定を格納したテーブル、通知条件設定テーブル71、通知メッセージテーブル72、および通知対象者指示テーブル73等のメッセージの通知に関するテーブルを有する。
htmlデータ10Gは、予め設定されたメッセージの内容を格納しており、インターネット上のウエブブラウザ等からアクセス可能なデータ(たとえば、htmlデータ)を含んでいる。これらのデータは、サーバ10内ではなく、インターネットに接続された他のサイトのウエブサーバに格納されていてもよい。また、この例では、学習コンテンツは、後述する学習者用PC12のhtmlデータ12H内に記録されるが、htmlデータ10G内に保持するように構成してもよい。
学習者用PC12は、テキスト学習制御部12A、ドリル学習制御部12B、実績管理部12C、予定管理部12D、コミュニケーション管理部12E、およびメッセージ受信部12Fを含み、さらにデータベース12Gを備える。
テキスト学習制御部12Aは、学習者にテキスト学習を提供する。テキスト学習は以下の機能を有する。また、このテキスト学習の機能を利用せずに、後述するドリル学習のみを利用することも可能である。
(1)テキスト学習を実施する機能
複数の章(レベル)からなる教材(学習コンテンツ)を提示する。さらに各章は複数のコンテンツを含む。章の順番は、標準的に設定されているが、設定により変更が可能である。この章を順番に学習してゆくことが前提である。また、設定には関係なく任意の章を選択して学習することも可能である。
(2)テキスト学習の記録
学習者がテキスト学習を実施したという結果はすべて記録される。より具体的には、これらの結果は学習者用PC12が備えるテキスト学習実績記録テーブル31に記録され、さらに、サーバ10のテキスト学習実績記録テーブル31に送られ記録される。記録内容は、たとえば、各章毎の実施日時、学習に要した時間等である。なお、学習の途中で終了した場合は状態を保存し、次回に継続して学習することもできる。
(3)テキスト学習の予定と実績管理
テキスト学習の予定を設定し、実績と比較することにより、学習進度の評価に使用することができる。実績と予定は、それぞれテキスト学習実績記録テーブル31とテキスト学習予定テーブル32に記録される。
(1)テキスト学習を実施する機能
複数の章(レベル)からなる教材(学習コンテンツ)を提示する。さらに各章は複数のコンテンツを含む。章の順番は、標準的に設定されているが、設定により変更が可能である。この章を順番に学習してゆくことが前提である。また、設定には関係なく任意の章を選択して学習することも可能である。
(2)テキスト学習の記録
学習者がテキスト学習を実施したという結果はすべて記録される。より具体的には、これらの結果は学習者用PC12が備えるテキスト学習実績記録テーブル31に記録され、さらに、サーバ10のテキスト学習実績記録テーブル31に送られ記録される。記録内容は、たとえば、各章毎の実施日時、学習に要した時間等である。なお、学習の途中で終了した場合は状態を保存し、次回に継続して学習することもできる。
(3)テキスト学習の予定と実績管理
テキスト学習の予定を設定し、実績と比較することにより、学習進度の評価に使用することができる。実績と予定は、それぞれテキスト学習実績記録テーブル31とテキスト学習予定テーブル32に記録される。
ドリル学習制御部12Bは、学習者に問題を解いて回答させるような、ドリル学習を提供する。ドリル学習は以下の機能を有する。また、ドリル学習の機能を利用せずに、上述のテキスト学習のみを利用することも可能である。
(1)ドリル学習を実施する機能
複数の章(レベル)からなる問題を提示し回答させる。さらに各章は複数の問題から構成される。問題を出題し、それに逐次回答してゆく。正否の判定を逐次行ないながら進める方法と、1つの章の問題すべてに回答してから、一括で採点する方法のどちらを採るかを選択することが可能である。章の順番は標準的に設定されているが、設定により変更が可能である。このように、設定されている章の順に問題を解いてゆくことが前提である。回答は、正否を判定され採点される。誤回答の問題は正答までやり直す(復習する)ことを求められる。一つの章の問題の内、決められた割合以上の問題に正解した時に当章を修了したものとする。設定には関係なく、任意の章を選択して問題に解答することも可能である。
(2)ドリル学習の記録
ドリル学習の結果はすべて記録される。より具体的には、学習者用PC12が備えるドリル学習実績記録テーブル41およびドリル学習実施問題記録テーブル42に記録され、さらに、サーバ10のドリル学習実績記録テーブル41およびドリル学習実施問題記録テーブル42に送られ記録される。記録内容は、たとえば、各章毎の実施(学習)日時、採点方法、問題実施時間、出題内容、回答、正解、正否、得点、復習実施有無等である。
(3)ドリル学習の予定と実績管理
ドリル学習の予定を設定し、実績と比較することにより、学習者の学習進度を評価することができる。実績と予定は、それぞれドリル学習実績記録テーブル41とドリル学習予定テーブル43に記録される。
(1)ドリル学習を実施する機能
複数の章(レベル)からなる問題を提示し回答させる。さらに各章は複数の問題から構成される。問題を出題し、それに逐次回答してゆく。正否の判定を逐次行ないながら進める方法と、1つの章の問題すべてに回答してから、一括で採点する方法のどちらを採るかを選択することが可能である。章の順番は標準的に設定されているが、設定により変更が可能である。このように、設定されている章の順に問題を解いてゆくことが前提である。回答は、正否を判定され採点される。誤回答の問題は正答までやり直す(復習する)ことを求められる。一つの章の問題の内、決められた割合以上の問題に正解した時に当章を修了したものとする。設定には関係なく、任意の章を選択して問題に解答することも可能である。
(2)ドリル学習の記録
ドリル学習の結果はすべて記録される。より具体的には、学習者用PC12が備えるドリル学習実績記録テーブル41およびドリル学習実施問題記録テーブル42に記録され、さらに、サーバ10のドリル学習実績記録テーブル41およびドリル学習実施問題記録テーブル42に送られ記録される。記録内容は、たとえば、各章毎の実施(学習)日時、採点方法、問題実施時間、出題内容、回答、正解、正否、得点、復習実施有無等である。
(3)ドリル学習の予定と実績管理
ドリル学習の予定を設定し、実績と比較することにより、学習者の学習進度を評価することができる。実績と予定は、それぞれドリル学習実績記録テーブル41とドリル学習予定テーブル43に記録される。
また、テキスト学習のコンテンツは、テキスト学習概要テーブル51とテキスト学習内容テーブル52によって管理され、コンテンツ自体は、たとえばhtmlデータとして記憶されている。当該htmlデータは、htmlデータ12H内に保持されるが、サーバ10や他のウエブサーバ上に配置されてもよい。
一方、ドリル学習のコンテンツは、ドリル学習概要テーブル61とドリル学習内容テーブル62によって管理され、コンテンツの一部は、htmlデータとして記憶されている。当該htmlデータは、htmlデータ12H内に保持されるが、サーバ10や他のウエブサーバ上に配置されていてもよい。ドリル学習の問題は、自動的に生成される場合があるが、そのような場合でも、その問題や回答は、ドリル学習実施問題記録テーブル42に記録される。
実績管理部12Cは、学習者の学習実績確認オペレーションに応答して、その学習者の学習実績データを、テキスト学習実績記録テーブル31やドリル学習実績記録テーブル41等から取得し、所定のフォーマットで学習者用PC12の表示装置等に出力する。実績管理部12Cは、サーバ10の実績管理部10Bにアクセスし、そこから学習実績データを取得するように構成することもできる。また、実績管理部12Cにおいて、学習者の学習実績を一旦、学習者用PC12のテキスト学習実績記録テーブル31やドリル学習実績記録テーブル41等に保存し、その後、サーバ10の同テーブルにコピーするように構成することもできる。
予定管理部12Dは、学習者の学習予定確認オペレーションに応答して、その学習者の学習予定データを、テキスト学習予定テーブル32やドリル学習予定テーブル43等から取得し、所定のフォーマットで学習者用PC12の表示装置等に出力する。予定管理部12Dは、サーバ10の予定管理部10Cにアクセスし、そこから学習予定データを取得するように構成することもできる。
コミュニケーション管理部12Eは、学習者用PC12において、学習者が所定の学習の操作(オペレーション)を行った場合に、予め設定された条件に一致するかどうか判定し、一致した場合には、所定のメッセージを予め設定された通知者に通知する。コミュニケーション管理部12Eは、学習者の上記所定のオペレーションを検知した際に、判定プログラムを起動し、通知条件設定テーブル71等を参照して、その際の学習者の学習状況が、通知条件を満たすかどうか判定する。
通知条件は、代表的には、学習者の学習実績に基づく条件と、学習者の学習予定および学習実績の対比に基づく条件とから構成される。通知条件を満たすメッセージがある場合、対応する通知NOを通知メッセージテーブル72から検索し、そのテーブルに設定されている内容にしたがってメッセージを通知する。通知先は、通知対象者指示テーブル73を参照することにより得られる。この判定の際に、コミュニケーション管理部12Eは、その学習の実績データを学習者用PC12およびサーバ10の所定のデータベースに記録し、これらのデータベースの内容を参照して通知条件を判定するが、通知条件によっては、そのような実績データの記録が不要な場合もある。
このような構成により、たとえば、子供(学習者)の学習状況が親(指導者)の設定したレベルに達する、すなわち通知条件を満たすと、予め親が設定したメッセージが子供の端末(学習者用PC12)に表示される。また、これとともに、親および親が指定した祖父母(支援者)に、設定レベルに達したという報告メッセージが送られるように構成することもできる。また、条件やメッセージを指導者等が設定しない場合は、予め用意されたデフォルト設定を使用することも可能である。
報告メッセージは、学習者用PC12からサーバ10に送信され、その後、指導者・支援者用PC14によって取り出される。また、この報告メッセージは、一般的なメール送受信プログラムで受信可能な電子メールの形式で送信するように制御することもできる。
通知条件を満たしたことを報告する報告メッセージは、テキスト学習とドリル学習のそれぞれに対して、報告対象を設定できる。たとえば、テキスト学習による自動通知がされたことを報告する場合、テキスト学習の実施、特定の章の学習の実施、実施日時、学習時間の長さ、学習予定に対する乖離の発生などが報告される。また、ドリル学習による自動通知がされたことを報告する場合、ドリル学習の実施、特定の章の実施、実施日時、当該章の修了、要した時間、学習予定に対する乖離の発生、出題内容、回答、正解、正否、得点、復習実施有などが報告される。
また、コミュニケーション管理部12Eは、任意通知を行うためにも使用される。学習者が任意メッセージ送信オペレーションを行うと、指定した通知先に対してメッセージを送信する。この任意メッセージも、一般的なメールプログラムで受信可能な電子メールの形式で送信するように制御可能であり、その場合、コミュニケーション管理部12Eは、学習者からのメッセージを通常の電子メールの形式に変換し、その後、sendmail等のコマンドを使用して、対応するメールアドレスのメールサーバに送信する。
メッセージ受信部12Fは、コミュニケーション管理部12Eによって自動的に通知されるメッセージや、サーバ10のコミュニケーション管理部10Dから送信されてきた任意通知メッセージを受信し、学習者用PC12の表示装置等に出力する。受信メッセージは、学習システム1によって既に表示されている画面の一部に表示されるようにしてもよいし、ポップアップウインドウの形式で別画面として表示されてもよい。
データベース12Gには、学習者用PC12が学習システム1を実現するために必要な各種テーブルが格納される。たとえば、テキスト学習のコンテンツを管理する、テキスト学習概要テーブル51とテキスト学習内容テーブル52や、ドリル学習のコンテンツを管理する、ドリル学習概要テーブル61とドリル学習内容テーブル62である。また、htmlデータ12Hには、テキスト学習のコンテンツやドリル学習コンテンツとなるhtmlデータが格納される。こうした、コンテンツデータは、インターネット経由でアクセス可能であればよいため、必ずしもhtmlデータ12Hに格納しておく必要はない。
その他、データベース12Gには、必要に応じて、サーバ10のデータベース10Fに格納されている、テキスト学習の実績と予定を格納したテーブル、ドリル学習の実績と予定を格納したテーブル、およびメッセージの通知に関するテーブルを有することができ、所定のタイミングでデータベース10Fからの更新、またはデータベース10Fへの更新が行われる。
指導者・支援者用PC14は、ウエブ閲覧部14Aとメッセージ受信部14Bを含む。この例では、指導者・支援者用PC14には、学習システム1に関する特定のプログラムはインストールされず、一般的なウエブブラウザを用いてサーバ10にログインし、そこでWEBアプリケーション等が実行されることにより、ウエブ閲覧部14Aとメッセージ受信部14Bの機能が実現される。
指導者・支援者用PC14で稼働するWEBブラウザは、サーバ10にアクセスし、サーバ10の各部(10Aから10E)が生成する(または生成されている)ウエブページをダウンロードすることにより、ウエブブラウザ上で学習システム1の画面等を出力する。指導者や支援者が当該画面を介して入力するデータは、httpプロトコルによりサーバ10に送信され、必要に応じてデータベース10Fに格納される。一方、サーバ10のコミュニケーション管理部10Dから送信されたメッセージも所定のWEBアプリケーションにより、指導者・支援者用PC14の表示装置上に表示される。
指導者・支援者用PC14にさらに一般的なメール送受信プログラムをインストールし、学習者用PC12のコミュニケーション管理部12Eが、報告メッセージを電子メールの形式で指導者等に送信するように構成することができる。その場合、たとえば、学習者の指導者であるお父さんは、会社で仕事中に、仕事で使っているPCのメール送受信プログラムに、報告メッセージが到達すると、WEBブラウザによってサーバ10にログインし、通知メッセージを確認したり、学習者の学習実績を確認したりすることができる。
次に、図3ないし図10を参照して、学習システム1で使用する主なテーブルについて説明する。図3Aには共通設定テーブル21の例が示されている。共通設定テーブル21は、「ネット使用可否」、「記録参照可否」、「通知可否」、「ドリル採点方法」、および「ドリル採点者」の各項目を備える。「ネット使用可否」は、ネットコミュニケーション機能の利用可否を表すものであり、「記録参照可否」は、学習者が他者の記録を参照できるか否かを示すものであり、通常は可であるが、学校などでは不可とすることを想定している。
「通知可否」は、学習者同士の通知を許可するかどうかを示すものであり、通常は可であるが、学校などでは不可とすることを想定している。「ドリル採点方法」は、ドリル学習時の採点方法を設定する。「全問回答後」、「逐次」、「学習者が選択」のうち、いずれかが設定される。「ドリル採点者」は、ドリル学習時の採点を指導者(親)が行なうかどうかを設定する。「指導者が採点」、「学習者が採点」、「学習者が選択」のいずれかが設定される。
当該テーブルは、学習者が複数存在する場合は、学習者ごとに設定することも可能である。
図3Bには、利用者情報テーブル22の例が示されている。利用者情報テーブル22は、「利用者名」、「利用者レベル」、「メール通知可否」、「メールアドレス」、および「パスワード」の各項目を備える。「利用者名」は、学習システム1における利用者の名前であり、学習システム1で使用される画面や通知において使用される。「利用者レベル」は、その利用者がどの立場で学習システム1に参加するかを示すものであり、ここでは「学習者」、「指導者」、および「支援者」のいずれかが選択される。
「メール通知可否」は、一般的なメール送受信プログラムを用いて電子メールによる通知を行うか否かを示すものであり、「メールアドレス」は、その利用者のメールアドレスである。たとえば、利用者「おばあちゃん」は、メールをしないので、「メール通知可否」は「否」であり、「メールアドレス」の欄は空欄となる。「パスワード」は、学習システム1にログインするために必要とされる。サーバ10の認証部10Aは、このパスワードをチェックすることにより認証を行う。
図3Cには、テキスト学習実績記録テーブル31の例が示されている。テキスト学習実績記録テーブル31は、「利用者名」、「学習日時」、「章番号」、「学習時間」、および「学習ページ」の各項目を備える。「学習日時」は、学習を行った日時であり、「章番号」は、学習した章の番号であり、「学習時間」は、学習に要した時間であり、「学習ページ」は、その章のうち、何ページまで学習したかを示す。テキスト学習実績記録テーブル31では、利用者ごとに、1つの章について複数のレコードが記録されうる。原則として、これらのレコードの削除はできない。
図4Aには、テキスト学習予定テーブル32の例が示されている。テキスト学習予定テーブル32は、「利用者」、「学習予定日」、「章番号」、および「完了フラグ」の各項目を備える。「学習予定日」は、学習を行う予定の日であり、「章番号」は、学習を行う予定の章の番号であり、「完了フラグ」は、その章の学習が実際に完了したか否かを表す。たとえば、完了した場合「1」が設定され、そうでない場合は「0」が設定される。学習予定は、利用者ごとに、1つの章について1レコードのみ設定可能とする。同一の章をやり直す場合は、完了フラグがクリアされた後、再設定される。
図4Bには、ドリル学習実績記録テーブル41の例が示されている。ドリル学習実績記録テーブル41は、「利用者名」、「章番号」、「NO」、「学習日時」、「問題実施時間」、「採点方法」、「復習有無」、および「点数」の各項目を備える。「章番号」は、学習した章の番号であり、「NO」は、番号であり、同一利用者の同一章内では連番とすることが好ましい。「学習日時」は、学習を行った日時であり、「問題実施時間」は、問題を解くのに要した時間であり、「採点方法」は、逐次採点する方式であれば「逐次」が、すべての問題が終了した後一括で採点する方式であれば「一括」が設定される。「復習有無」は、最後まで復習をしたかを表し、たとえば、最後までした場合は「1」が、そうでない場合は「0」が設定される。「点数」は、その問題を採点した結果の点数を表す。
ドリル学習実績記録テーブル41の各レコードは、同一利用者の同一章において、何度でも記録される。原則として、レコードの削除はできず、各レコードに対応する実際の問題は、次に説明するドリル学習実施問題記録テーブル42に記録される。
図4Cには、ドリル学習実施問題記録テーブル42の例が示されている。ドリル学習実施問題記録テーブル42は、「利用者名」、「章番号」、「NO」、「出題番号」、「出題内容」、「回答」、「正解」、および「正否」の各項目から構成される。「利用者名」、「章番号」、および「NO」は、ドリル学習実績記録テーブル41の同項目に対応し、ドリル学習実績記録テーブル41の1レコードが表す問題の明細を複数のレコードで表す。「出題番号」は、その回の問題における出題番号を表し、通常、01から連番で表現される。「出題内容」は、出題番号または出題そのものである。算数などでは、問題が、ロジックにより自動的に決定される場合があり、その場合には、出題そのものを記録する必要がある。
「回答」は、その出題に対する学習者の実際の回答であり、選択問題である場合は候補の番号が、計算問題等である場合は答えがそのまま記録される。「正解」は、その問題の正解であり、「正否」は、「回答」と「正解」の比較結果、すなわち、回答が正しいかどうかを示す。
図5Aには、ドリル学習予定テーブル43の例が示されている。ドリル学習予定テーブル43は、「利用者」、「問題回答予定日」、「章番号」、および「合格フラグ」の各項目を備える。「問題回答予定日」は、そのドリル学習について問題の回答を行う予定の日であり、「章番号」は、問題の回答を行う予定の章の番号であり、「合格フラグ」は、その章について合格したか否かを表す。たとえば、合格した場合、「1」が設定され、そうでない場合は「0」が設定される。
図5Bには、テキスト学習概要テーブル51の例が示されている。テキスト学習概要テーブル51は、「章番号」、「学習順」、「章タイトル」、および「章内容詳細」の各項目を備える。「学習順」は、学習を行う順序、すなわち、学習者に表示がされる順序であり、これは設定によって指導者が変更することができる。「章タイトル」は、章の概要を表す章のタイトルであり、「章内容詳細」は、章の内容をより詳細に表し、学習意図等を含む。
図5Cには、テキスト学習内容テーブル52の例が示されている。テキスト学習内容テーブル52は、「章番号」、「NO」、および「学習コンテンツ」の各項目を備える。「NO」は、たとえば章内の連番であり、この例では、第1章がNO1からNO10までのコンテンツで構成される。「学習コンテンツ」には、その学習の内容を表すウエブページのアドレス(URL)が格納される。この例では、ファイル名のみが格納されているが、URLをすべて記憶するように構成することもできる。
図6Aには、ドリル学習概要テーブル61の例が示されている。ドリル学習概要テーブル61は、「章番号」、「学習順」、「章タイトル」、および「章内容詳細」の各項目を備える。「学習順」は、学習(問題の回答)を行う順序、すなわち、学習者に問題が表示される順序であり、これは設定によって指導者が変更することができる。「章タイトル」は、章の概要を表す章のタイトルであり、「章内容詳細」は、章の内容をより詳細に表し、学習意図等を含む。
図6Bには、ドリル学習内容テーブル62の例が示されている。ドリル学習内容テーブル62は、「章番号」、「NO」、「問題文」、「問題画像」、「回答候補」、および「正解」の各項目を備える。「NO」は、問題の番号(たとえば章内で連番)であり、この例では、第1章が、QO1からQ30までの問題を有している。「問題文」ないし「正解」の各項目には、その内容を含むウエブページのアドレス(URL)が格納される。この例では、ファイル名のみが格納されているが、URLをすべて記憶するように構成することもできる。問題によっては、問題画像のないものや、回答候補のないものもある。
ドリル学習については、このように、予め用意した問題を用いるが、算数等では、上述のように自動的に問題を生成することもでき、その場合は、このドリル学習内容テーブル62のレコードは不要となる。この例では、図4Cのドリル学習実施問題記録テーブル42からわかるように、一部の問題については、ドリル学習内容テーブル62から出題し、残りの問題については、ドリル学習内容テーブル62を参照せずにロジックにより自動的に生成している。
図7ないし図9には、通知条件設定テーブル71の例が分割して示されている。図7には、条件設定71A以外の項目が示されており、図8および図9には、条件設定71Aの項目が詳細に示されると共に、代表的な通知条件のパターンが例示されている。
通知条件設定テーブル71は、「利用者名」、「通知NO」、「設定者」、「設定日」、「繰り返し」、「事象発生日時」、「学習者」、「学習区分」、「通知条件ID」、および「条件設定」の各項目を含む。「通知NO」は、個々の通知条件設定を特定するための番号であり、たとえば、通知条件設定テーブル71内で連番となっている。「設定者」は、その通知条件を設定した者であり、自身で設定した場合は利用者名と同じになるが、おじいちゃんやおばあちゃんなど、コンピュータ操作に不慣れな者の場合は、彼らの意思に基づいて、おとうさん等が代わって設定を行う。「設定日」はその通知条件の設定がされた日であり、「繰り返し」は、通知を繰り返し行うか、最初に通知条件を満たした場合のみ行うかを示すものであり、ここでは、前者を「1」として表し、後者を「0」として表す。
「事象発生日時」は、通知条件が満たされた日時であるが、繰り返し通知が行われる場合は記録されない。「学習者」は、通知条件の判定をする対象の学習者を示す。「学習区分」は、通知条件がテキスト学習に関するものであるか、ドリル学習に関するものであるかを表す。「通知条件ID」は、どのような項目によってどのような判定を行うかを表すパターンを示すものである。それぞれのパターンについては、図8および図9を参照して説明する。「条件設定」は、図7の条件設定71Aで表され、これらは、たとえば、実績評価に関連する第1条件71Bと、予定と実績の対比に関連する第2条件71Cに分類される。これらについても、図8および図9を参照して詳細に説明する。
図8および図9に示された通知条件IDには、条件01から条件18までの代表的な通知条件のパターンが示されており、各パターンは、第1条件71Bまたは第2条件71C内の各項目に記録された内容に基づいて通知メッセージが送信されるか否かの判断を行う。
最初に図8を参照する。条件01から条件15までは、学習者の学習の実績評価に基づいた条件である。条件01は、学習者がテキスト学習やドリル学習を実施したとき(学習を終えたとき)に必ずメッセージを通知するという条件である。その意味では、この条件に限っては、第1条件71Bまたは第2条件71C内の各項目の内容を参照しない。対象がテキスト学習であるかドリル学習であるかは、図7に示した「学習区分」の項目で指定される。
条件02は、学習者が特定の章のテキスト学習やドリル学習をしたときに通知を行うという条件である。特定の章は、第1条件71Bの「章」の項目で指定される。図8の例では、第4章を学習した場合にメッセージの通知が行われるように設定されている。対象がテキスト学習であるかドリル学習であるかは、図7に示した「学習区分」の項目で指定される。
条件03は、学習者が、テキスト学習またはドリル学習を設定時間以上したときにメッセージの通知を行うという条件である。この条件については、第1条件71Bの時間設定のグループで「条件」の項目に「以上」が、「時間」の項目に時間が指定される。図8の例では、5時間以上学習をした場合に通知が行われるように設定されている。また、対象がテキスト学習であるかドリル学習であるかは、図7に示した「学習区分」の項目で指定される。この条件は、学習者のがんばりを褒めるようなメッセージを送信するのに適している。
条件04は、学習者のテキスト学習やドリル学習が設定時間未満で終わった場合にメッセージの通知を行うという条件である。この条件については、第1条件71Bの時間設定のグループで「条件」の項目に「未満」が、「時間」の項目に時間が指定される。また、対象がテキスト学習であるかドリル学習であるかは、図7に示した「学習区分」の項目で指定される。この条件は、学習者がもっとがんばるように叱咤激励するようなメッセージを送信するのに適している。
条件03と条件04で使用される「時間」は、たとえば、テキスト学習実績記録テーブル31の学習時間を参照することにより判定される。テキスト学習では、学習を中断して、中断後に同じ章の続きを学習することができるが、その場合には、これらの一連の学習履歴を、テキスト学習実績記録テーブル31の1レコードにまとめ、それぞれの学習時間を加算して同レコードの「時間」の項目に記憶するようにできる。テキスト学習実績記録テーブル31にこのようなレコードだけが存在する場合は、このレコードの「時間」に記録された時間が条件を満たすかどうかを判定すればよい。
また、同じ章について、最初のページから行う学習方法を何回も繰り返した場合は、テキスト学習実績記録テーブル31に複数のレコードが記録されうるが、このような場合には、これらのレコードの「時間」を加算して上記通知条件の判定を行っても良い。またさらに、章の途中でテキスト学習を終えた場合に記録されるレコードについては、「条件」が「以上」の場合にのみ有効とすることも可能である。
条件05は、ドリル学習において、設定した得点以上の点をとった場合にメッセージの通知を行うという条件である。この条件については、第1条件71Bの得点設定のグループで「条件」の項目に「以上」が、「得点」の項目に得点が指定される。図8の例では、ドリル学習で80点以上とった場合に通知が行われるようになっており、これは、学習者のがんばりを褒めるようなメッセージを送信するための条件として適している。
条件06および条件07も、条件05と同様にドリル学習でとった点数によって通知を行うという条件である。特に、条件07は、設定された得点を連続してとった場合に通知が行われるよう設定される。条件08および条件09は、ドリル学習で復習をしたかどうかによって通知を行うようにする条件であり、条件10および条件11は、ドリル学習で合格したかどうかによって通知を行うようにする条件である。
条件12は、テキスト学習またはドリル学習の同一章を繰り返し所定の回数以上実施した場合に通知を行うという条件である。対象がテキスト学習であるかドリル学習であるかは、図7に示した「学習区分」の項目で指定される。図8の例では、第1条件71Bの「繰り返し実施」の項に「4」が設定されており、同一章を4回以上繰り返した場合にメッセージが通知される。
つぎに、図9を参照する。条件13は、ドリル学習で、同一章を複数回実施したときに、前回より得点が向上した場合に通知を行う条件である。条件14は、ドリル学習で、同一章を複数回実施したときに、前回より得点が向上し、さらに、その向上が所定の点数以上であった場合に通知を行う条件である。条件15は、ドリル学習で満点をとった場合に通知を行う条件である。
条件16から条件18は、学習者の予定と実績の対比に基づいた条件である。条件16は、テキスト学習やドリル学習の予定日が当日の場合にメッセージの通知を行うという条件である。条件17は、テキスト学習やドリル学習の実施が、予定より所定の章数だけ超過した場合に通知を行うという条件である。また、条件18は、テキスト学習やドリル学習の実施が、予定日より所定の日数だけ超過した場合に通知を行うという条件である。図9の例では、条件17は、予定より4章だけ遅れが生じた場合に通知を行う条件として設定され、条件18は、予定日より8日だけ遅れが生じた場合に通知を行う条件として設定されている。また、対象がテキスト学習であるかドリル学習であるかは、図7に示した「学習区分」の項目で指定される。この条件は、学習者に対して、「もっとがんばるように」や、「予定通りちゃんとやるように」といった叱咤激励のメッセージを送信するのに適している。
ここでは、図7ないし図9を参照して、メッセージの通知条件01から18までを説明してきたが、学習者の学習実績(学習実績と予定との対比をも含む)に関連して他の様々な条件を追加することが可能である。その場合には、必要に応じて通知条件設定テーブル71の項目を追加することができる。
次に、図10Aを参照して、通知メッセージテーブル72について説明する。通知メッセージテーブル72は、通知条件設定テーブル71の「通知NO」に対応するメッセージの内容を指定するテーブルであり、「利用者名」、「通知NO」、「メッセージ書式」、および「メッセージ」の各項目を含む。
ここで、「利用者名」は、メッセージの送り主であり、メッセージの通知条件は、通知条件設定テーブル71に設定される。「メッセージ書式」は、「文章」か「ハイパーリンク」であり、次の「メッセージ」がどのように設定されるかを示す。「メッセージ書式」が「文章」である場合、「メッセージ」の項目には、学習者を激励するようなコメントが入力される。一方、「メッセージ書式」が「ハイパーリンク」である場合、「メッセージ」の項目には、URL等のアドレスが記憶される。図10Aの例では、htmlデータの名称のみが記録され、他の部分はプログラムにより追加され、そのデータへのアクセスが行われるが、ここでURLのすべてを記録するようにしても良い。このように、ハイパーリンクを指定することにより、学習者に対し、文章だけでなく、静止画、動画、音、およびこれらの組み合わせを含んだバリエーション豊かなメッセージを提供することができ、さらには、グリーティングカードサービスといった他のシステムとの連携を行うようにすることも可能である。
また、通知条件設定テーブル71において、たとえば、合格または不合格の場合にメッセージの通知を行うといった、2つのケースを含んだ条件を設定するよう構成した場合には、その2つのケースにそれぞれ対応したメッセージを通知メッセージテーブル72の1レコードに記録するよう構成することもできる。たとえば、通知メッセージテーブル72の1レコードに、合格の場合の第1メッセージと、不合格の場合の第2メッセージを同時に設定することができる。
次に、図10B参照して、通知対象者指示テーブル73について説明する。通知対象者指示テーブル73は、メッセージを通知する対象の学習者(通知対象者)と、その通知条件に一致したという事実を報告する対象者(報告対象者)を指定するテーブルであり、「利用者名」、「通知NO」、「通知対象者」、「通知済み」、「報告対象者」、および「報告済み」の各項目を含む。
「利用者名」と「通知NO」は、通知条件設定テーブル71の同項目に対応する。通知対象者は、通知条件が満たされた場合に通知メッセージが送信される対象であり、基本的には学習者である。ただし、おじいちゃん等の支援者が、孫(学習者)の学習の遅れを判定するよう通知条件を設定し、一定の遅れが生じた場合に、その孫の親(すなわち、指導者)に、しっかり指導するようにという旨のメッセージを送信するというような使い方も考えられる。メッセージの通知が行われた場合、「通知済み」の項目に「1」が記録される。繰り返し通知がされる場合はこの項目の記録はされない。
また、通知条件が満たされた場合に、その事実を報告するメッセージを送信することができ、その報告対象を指定するのが「報告対象者」の項目である。このメッセージの報告が行われた場合、「報告済み」の項目に「1」が記録される。また、メッセージの通知自体が繰り返される場合はこの項目の記録はされない。報告対象者をなしとして設定することも可能である。また、通知対象者指示テーブル73で「報告対象者」を設けずに、「利用者名」で表された者に無条件で報告するように設計することもできる。
ここまで、学習システム1で用いる代表的なテーブルの構成やデータについて説明してきたが、これらは単なる例示に過ぎない。全く別のテーブル構成、データ内容によっても本発明の効果を奏するような学習システムを構築可能であることに留意すべきである。また、各項目に記録すべきコード値も様々な値を用いることができ、本明細書に示した例示に限られるものではない。これらについても当業者が想到可能なあらゆる方法を用いることができる。
学習システム1では、たとえば、実績評価に関連する第1条件71Bに対応する条件については、学習者がテキスト学習またはドリル学習を実施した直後に判定し、予定と実績の対比に関連する第2条件71Cに対応する条件については、学習者がメニュー画面を表示した段階で判定する。ただし、ここでいうメニュー画面の表示は、ログイン直後の表示も含まれる。
ここで、図11のフローチャートを参照して、実績評価に関連する条件の判定処理のフローの例について説明する。この処理は、前述したように、学習者がテキスト学習またはドリル学習を終了した時点で起動され、学習者用PC12において実行される。
ステップS11において、通知条件設定テーブル71の第1レコードを読み込む。このとき、学習者がテキスト学習を終了したのであれば、通知条件設定テーブル71のうち「学習区分」が「テキスト学習」であるレコードのみを読み込み、学習者がドリル学習を終了したのであれば、通知条件設定テーブル71のうち「学習区分」が「ドリル学習」であるレコードのみを読み込みように制御する。また、ここでは、実績評価に関連する通知条件を判断する処理であるため、そのような通知条件のみが選択される。
ステップS12において、レコードの有無が判定され、なければ通知条件が終了したと判断してステップS25に進み、たとえばメニュー画面等を学習者用PC12の表示装置上に表示する。レコードがある場合は、ステップS13に進み、現在ログインしている学習者が、判定対象の学習者であるかどうかを判定する。すなわち、テキスト学習またはドリル学習を終えた学習者が、通知条件設定テーブル71の読み込まれたレコードの学習者と一致するかどうかを判定する。異なる場合は、次のレコードを読むためステップS24に進む。一致する場合は、ステップS14に進む。
ステップS14では、読み込まれたレコードが無条件通知(すなわち、図8に関連して上述した条件01のパターン)であるかどうか判定し、YESであればステップS17に進み、そうでなければ、ステップS15で、各通知条件のパターンにしたがって、必要なデータを対応するテーブルから読み込む。たとえば、条件02のパターンであれば、テキスト学習実績記録テーブル31やドリル学習実績記録テーブル41等を参照する。その後、ステップS16において、ステップS15によって把握された、今回学習を終了した章と、通知条件設定テーブル71に指定された特定の章とが一致するかどうかを判定する。
通知条件が一致しない場合は、次のレコードを読むためステップS24に進む。一致する場合は、ステップS17に進み、通知条件設定テーブル71の「事象発生日時」の項目に現在の日時を記録し、ステップS18で、通知メッセージテーブル72から通知NOに対応するメッセージを取得して通知メッセージを生成し、ステップS19で、通知対象者指示テーブル73から通知NOに対応する通知対象者および報告対象者を取得する。報告対象者用には、通知条件に一致した事実を表す報告メッセージ(たとえば、通知条件の判定要素のそれぞれの内容を含むメッセージ)を生成する。
次に、ステップS20で、現在ログインしている利用者が通知対象者や報告対象者に含まれるかどうか判定する。判定がNOである場合、ステップS21で、他の通知対象者や報告対象者に、生成したメッセージをそれぞれ送信する。報告対象者が電子メールでメッセージを受信する場合は、電子メールの形式で送信処理を行う。
ステップS20の判定がYESである場合、すなわち、現在ログインしている利用者(通常は、学習者)が通知対象者または報告対象者である場合、ステップS22で、生成したメッセージを学習者用PC12の表示装置上に表示する。なお、ここではフローを簡略化して示しているが、1つの通知条件が満たされた場合には、通知対象や報告対象者は複数存在する場合があるので、それぞれについてステップS20の判定を実施する必要がある。
その後、ステップS23で、通知対象者指示テーブル73の通知済みフラグや報告済みフラグを更新し、ステップS24で次のレコードを読み込む。
また、図11で示したフローチャートは単なる一例に過ぎず、当業者は、他の様々な処理手順により同様の処理を実現させることが可能である。たとえば、条件パターンごとに異なるプログラムを起動したり、通知対象者と報告対象者へのメッセージの送信を別のプログラムで実施したりすることもできる。また、予定と実績の対比に関連する通知条件については、学習者がメニュー画面を表示した段階で同様の処理フローが学習者用PC12上で起動される。
次に、図12を参照して、学習システム1のメニュー構成について説明する。学習者用PC12を起動すると、学習システムのログイン画面100が表示される。学習者は、そこで、コンボボックス101を操作して利用者を選択し、パスワード入力エリア102にパスワードを入れ、開始ボタン103を押下することによって学習システムにログインできる。後で説明するように、学習者用PC12を指導者や支援者と共用することもでき、その場合には、コンボボックス101におとうさん等の指導者や支援者の名前も一覧表示される。
学習者が、ログイン画面100においてログインを行うと、学習者メニュー画面110が表示される。学習者メニュー画面110には、学習者が選択可能な学習者メニュー111が一覧表示されている。学習者は、この中から、所望の項目を選択することにより、対応するサービス提供画面に移行する。
一方、指導者が、ログイン画面100においてログインを行うと、指導者メニュー画面250が表示される。指導者メニュー画面250には、指導者が選択可能な指導者メニュー251が一覧表示されている。指導者は、この中から、所望の項目を選択することにより、対応するサービス提供画面に移行する。
支援者も同様に、ログイン画面100においてログインを行うと、支援者メニュー画面260が表示され、支援者メニュー261から、所望の項目を選択することにより、対応するサービス提供画面に移行する。
学習システム1の構成では、指導者・支援者用PC14はウエブブラウザのみを実行し、特別な学習システム1のためのプログラムを有しない。そのため、指導者メニュー画面250と支援者メニュー画面260は、ウエブブラウザによって指導者・支援者用PC14の表示装置上に表示される。
次に、図13を参照して、学習者メニュー画面110以下の画面遷移についてさらに詳しく説明する。学習者メニュー111のうち、「1.テキスト学習」を選択すると、学習章選択画面120が表示され、そこで、所定の学習章を選択すると、テキスト学習画面130が順次表示され、テキスト学習が開始される。一連のテキスト学習画面130の表示がすべて終了すると、学習者メニュー画面110が再び表示される。また、順次表示されるテキスト学習画面130を途中で中断し、学習者メニュー画面110に戻ることもでき、さらに、次回、その中断した以降のテキスト学習画面130の表示から始めることもできる。
学習者メニュー111のうち、「2.ドリル学習」を選択すると、学習章選択画面140が表示され、そこで、所定の学習章を選択すると、ドリル学習画面150が順次表示され、ドリル学習が開始される。一連のドリル学習画面150の表示により問題の回答がすべて終了すると、採点画面160が表示される。このように、採点は、問題の回答がすべて終了してからまとめて行うことができるが、1つのドリル学習画面150によって問題の回答を行った後、すぐに、その採点をするために、その問題に対応する採点画面160を表示させ、以降、交互にドリル学習画面150と採点画面160を表示するように制御することも可能である。
採点画面160の表示がすべて終了すると、合否判定画面170が表示され、学習者の合否が表示される。その後、復習画面180が表示され、問題のポイントの解説などが逐次表示される。復習画面180の表示がすべて終了すると、学習者メニュー画面110に戻る。
また、採点は指導者が実施するものとすると、学習者は、ドリル学習画面150をすべて表示させて問題に回答した後、学習者メニュー画面110に戻ることになる。この場合、原則として、次回のドリル学習の前に採点結果の表示が行われ、その後、復習を行うように制御される。また、通常、復習は、誤回答がない場合、すなわち満点の場合は行われない。
学習者メニュー111のうち、「3.学習実績確認」を選択すると、学習実績概要表示画面190が表示され、そこで、その学習者の学習概要が表示される。また、その学習実績概要表示画面190において、詳細表示を指示すると、学習実績詳細表示画面200が表示され、そこで、その学習者の個々の学習実績が詳しく表示される。ここでは、学習実績概要表示画面190および学習実績詳細表示画面200の例示については省略する。
学習者メニュー111のうち、「4.学習予定確認」を選択すると、学習予定表示画面210が表示され、そこで、その学習者の学習の予定が表示される。通常、学習の予定は、指導者等によって入力されるため、学習者は、この学習予定表示画面210を表示させることによって自身の予定を把握することになる。
学習者メニュー111のうち、「5.任意メッセージ送信」を選択すると、任意メッセージ入力・送信画面220が表示され、そこで、学習者は、任意のメッセージを指導者や支援者に送信する。
次に、テキスト学習において、通知条件が満たされた場合に、メッセージが表示される例について図14を参照して説明する。学習者は、学習者メニュー画面110から「1.テキスト学習」を選択することによって、学習章選択画面120を表示させる(矢印A3)。そこで、学習者は、「1.順番に行う」を選択し、テキスト学習は第1章(#1)から順に第n章(#n)までの画面が順に表示されることによって行われる(矢印B3)。
学習者が、テキスト学習を第n章まで終えると、そのことにより、おばあちゃんからのメッセージ画面270が表示される(矢印C3)。つまり、このタイミングで、図11に示した処理(実績評価に関連する第1条件71Bに対応する条件の判定処理)が実行される。たとえば、このメッセージは、図7に示された通知条件設定テーブル71内の通知NO「M002」の条件(条件12)に一致するものである。すなわち、学習者が同一章を指定された回数だけ繰り返したときに、図10Aの通知メッセージテーブル72で指定された通知NO「M002」のメッセージが、図10Bの通知対象者指示テーブル73で指定された通知対象者(まなぶ)に送信される。これと同時に、おとうさんには報告メッセージが送信されるが、これについては詳細な説明を省略する。
メッセージ画面270は、テキスト学習画面130に替えて表示されてもよいし、また、テキスト学習画面130の上にポップアップ画面の形態で表示されるようにしてもよい。メッセージ画面270には、「とじる」ボタン271と「へんじをかく」ボタン272があり、学習者は、所望のボタンを押下することができる。「とじる」ボタン271を押下した場合は、学習者メニュー画面110に戻り(矢印D3)、「へんじをかく」ボタン272を押下した場合は、メッセージ入力・送信画面が新たに表示され、そこでメッセージを(おばあちゃんに)送ったあと、学習者メニュー画面110に遷移する。
一方、学習者が、ログイン画面100から学習者メニュー画面110に遷移する場合に、予定と実績の対比に関連する第2条件71Cに対応する条件の判定処理が行われる。図14の例では、ログイン画面100の後で、おばあちゃんからのメッセージ画面270が表示される(矢印E3)。たとえば、このメッセージは、図7に示された通知条件設定テーブル71内の通知NO「M007」の条件(条件17)に一致するものである。すなわち、やらなければいけない章の数が指定数を上回ったときに、図10Aの通知メッセージテーブル72で指定された通知NO「M007」のメッセージが、図10Bの通知対象者指示テーブル73で指定された通知対象者(まなぶ)に送信される。これと同時に、おかあさんには報告メッセージが送信されるが、これについては詳細な説明を省略する。
このメッセージ画面270は、ログイン画面100に替えて表示されてもよいし、また、ログイン画面100の上にポップアップ画面の形態で表示されるようにしてもよい。メッセージ画面270には、「とじる」ボタン271と「へんじをかく」ボタン272があり、学習者は、所望のボタンを押下することができる。「とじる」ボタン271を押下した場合は、学習者メニュー画面110に戻り(矢印F3)、「へんじをかく」ボタン272を押下した場合は、メッセージ入力・送信画面が新たに表示され、そこでメッセージを(おばあちゃんに)送ったあと、学習者メニュー画面110に遷移する。
次に、ドリル学習において、通知条件が満たされた場合に、メッセージが表示される例について図15を参照して説明する。学習者は、学習者メニュー画面110から「2.ドリル学習」を選択することによって、学習章選択画面140を表示させる(矢印A4)。そこで、学習者は、「1.順番に行う」を選択し、ドリル学習は第1章(#1)から順に第k章(#k)の画面の表示にしたがって行われる(矢印B4)。
前述したように、このドリル学習は、問題の回答を終えた後で一括して採点することもできるし(矢印C4)、1つの問題に回答するたびに採点を行うこともできる(矢印D4)。いずれの採点方式をとるにせよ、採点画面160のすべて(第1章(#1)から第k章(#k))の表示が終了すると、学習システム1から合否判定画面170が表示される(矢印E4)。図15の例では、学習者のまなぶくんは無事合格することができ、合否判定画面170はそれを知らせる画面となっている。学習者は、合否判定画面170の「つぎへ」ボタン171を押下すると、一連の復習画面180(第1章(#1)から第k章(#k))が表示される(矢印F4)。
ここで、学習者は、ドリル学習をひととおり終えたことになり、学習者メニュー画面110に戻る際に、所定の通知条件を満たすかどうかの判定処理が行われる。その結果、おとうさんからのメッセージ画面270が表示される(矢印G4)。すなわち、このタイミングで、図11に示した処理と同様の処理が実行される。たとえば、このメッセージは、図7に示された通知条件設定テーブル71内の通知NO「M003」の条件(条件10)に一致するものである。すなわち、学習者がドリル学習で合格したときに、図10Aの通知メッセージテーブル72で指定された通知NO「M003」のメッセージが、図10Bの通知対象者指示テーブル73で指定された通知対象者(まなぶ)に送信される。これと同時に、おかあさんには報告メッセージが送信されるが、これについては詳細な説明を省略する。
メッセージ画面270は、復習画面180に替えて表示されてもよいし、また、復習画面180の上にポップアップ画面の形態で表示されるようにしてもよい。メッセージ画面270には、「とじる」ボタン271と「へんじをかく」ボタン272があり、学習者は、所望のボタンを押下することができる。「とじる」ボタン271を押下した場合は、学習者メニュー画面110に戻り(矢印H4)、「へんじをかく」ボタン272を押下した場合は、メッセージ入力・送信画面が新たに表示され、そこでメッセージを(おとうさん)送ったあと、学習者メニュー画面110に遷移する。
この例では、おとうさんが通知NO「M003」のメッセージをハイパーリンクで設定しているため、URLで指定された内容(たとえば、htmlデータのページ)がメッセージ画面270に表示されている。そのため、そのページに画像(動画を含む)273や音274を含ませることができ、学習者に対する激励をより豊かな表現により提供することができる。
次に、図16を参照して、テキスト学習画面130の表示例について説明する。図16Aに示したテキスト学習画面130は、学習章タイトル131、NO132、説明表示エリア133、解説動画表示エリア134、「ブックマークする」ボタン135、「まえへ」ボタン136、および「つぎへ」ボタン137を含んでいる。また、テキスト学習画面130の左上には、学習者(ここでは、「まなぶ」)の名前を表示させることもできる。
学習章タイトル131には、テキスト学習概要テーブル51内の対応する章の「章タイトル」が表示される。NO132には、テキスト学習内容テーブル52の「NO」の内容が表示される。説明表示エリア133や解説動画表示エリア134には、テキスト学習内容テーブル52の「学習コンテンツ」の内容が適宜表示される。この学習コンテンツは、通常はURLで表され、htmlコンテンツであるため、「ブックマークする」ボタン135により、そのアドレスをブックマークしておくこともできる。このテキスト学習画面130は、前後に表示を切り換えることができ、学習者は、それを「まえへ」ボタン136および「つぎへ」ボタン137でコントロールする。
図16Bに示したのは、テキスト学習画面130の別の例である。学習章タイトル131、NO132、説明表示エリア133、ブックマークする」ボタン135、「まえへ」ボタン136、および「つぎへ」ボタン137は、図16Aのテキスト学習画面130と同じである。図16Bのテキスト学習画面130は、これに加えて、設問エリア138と「回答チェック」ボタン139を備える。
このように、テキスト学習画面130においても、設問を設けて理解度を向上させるようにすることができる。学習者は、設問エリア138内で正しいと思われる回答のラジオボタンをチェックした後、「回答チェック」ボタン139で答え合わせを行う。また、「回答チェック」ボタン139を設けずに、次のページで回答を知らせるようにすることも可能である。
次に、図17を参照して、ドリル学習画面150の表示例について説明する。図17Aに示したドリル学習画面150は、学習章タイトル151、NO152、設問表示エリア153、補足画像表示エリア154、回答欄155、「まえへ」ボタン156、および「つぎへ」ボタン157を含んでいる。学習章タイトル151には、ドリル学習概要テーブル61内の対応する章の「章タイトル」が表示される。NO152には、ドリル学習内容テーブル62の「NO」の内容が表示される。設問表示エリア153や補足画像表示エリア154には、ドリル学習内容テーブル62の「問題文」や「問題画像」の内容が適宜表示される。これらの問題コンテンツは、通常はURLで表され、htmlコンテンツである。
回答欄155には、ドリル学習内容テーブル62の「回答候補」の内容が表示される。逐次採点を行う場合、「つぎへ」ボタン157を押下すると、その問題に対応する採点画面160が表示され、一括採点を行う場合、「つぎへ」ボタン157を押下すると、次の問題がある場合は、その問題が表示され、問題が終了した場合は採点画面160に移る。
図17Bに示したのは、ドリル学習画面150の別の例である。回答欄155の代わりに、回答欄158が配置されており、回答欄158は、回答候補から選択する方式ではなく、回答をキーボード等で入力する方式である。
図18は、ドリル学習画面150で採点が行われた場合の様子を示したものである。逐次採点方式では、回答をした後、「つぎへ」ボタン157を押下すると、判定マーク159が、その画面に重ねて表示される。判定マーク159は、通常○印か×印である。したがって、このような判定マーク159が表示された画面が採点画面160ということになる。
図19は、通知メッセージを設定するためのメッセージ設定画面280であり、通常は、指導者メニュー画面250および支援者メニュー画面260から「メッセージ設定」の項目を選択することにより表示させることができる。メッセージ設定画面280は、利用者名入力エリア281、通知NO入力エリア282、メッセージ書式指定エリア283、メッセージ入力エリア284、「登録」ボタン285、および「キャンセル」ボタン286を備えている。
各入力エリアで指定した内容は、通知メッセージテーブル72に格納される。各項目の意味については、通知メッセージテーブル72の説明で述べた通りである。「登録」ボタン285を押下することによって、入力した内容が通知メッセージテーブル72に格納される。
この実施形態では、1つの教科についてのテキスト学習とドリル学習の実施を前提として本発明の学習システムを説明してきたが、複数の教科の学習をサポートすることもできる。それぞれの画面構成やテーブル構成の階層概念を変更することにより、容易に複数の教科に関する学習システムを構築することができる。
また、これまで、第1の実施形態に係る学習システム1について説明してきたが、本発明に係る学習システムは、学習システム1の構成に限定されることなく、様々な構成のシステムとすることができる。たとえば、学習システムの各構成要素を学習システム1のような、サーバ10、学習者用PC12、指導者・支援者用PC14のような構成としなかったり、また、学習システム1と同様の構成要素としても、それぞれの構成要素の機能分担を変えたりすることによって、様々なバリエーションで構成することができる。次に、第1の実施形態に係る学習システム1の構成以外の構成についていくつか説明する。
図20は、本発明の第2の実施形態に係る学習システム300の機能ブロック図である。学習システム300の構成要素は、第1の実施形態に係る学習システム1と同様に、サーバ310、少なくとも1つの学習者用PC(パーソナルコンピュータ)312、少なくとも1つの指導者・支援者用PC314、およびネットワーク316を含む。
この構成において、学習者用PC312は、指導者・支援者用PC314と同様に、ウエブ閲覧部312Aとメッセージ受信部312Bを有するのみであり、ウエブ閲覧部312Aとメッセージ受信部312Bの機能は、たとえば一般的なウエブブラウザでサーバ310にログインし、そこでWEBアプリケーションを稼働させることにより実現される。学習システム1では、テキスト学習内容テーブル等の一部のデータを保持して、学習システムの一部の機能を実現していたが、この例では、既存のウエブブラウザによって学習者へのGUIを実現し、図2に関連して説明した学習システム1の各機能は、実質的にすべてサーバ310で行われる。
そのため、学習システム1では、学習者用PC12は、いくつかのテーブルを単独またはサーバ10と重複して保有していたが、学習者用PC312はテーブルを持たない。学習者用PC312で学習者が行う学習の操作は、すべてサーバ310に送信され、そこで各種テーブルに記録される。学習実績の確認等、その他のオペレーションも、ウエブブラウザがサーバ310に通信することによって実現される。サーバ310の有するデータベース310Hの内容は、図2で示されたサーバ10のデータベース10Fの内容と学習者用PC12のデータベース12Gの内容を含んでいる(ただし、重複保有分については1つのみ)。また、htmlデータ310Iの内容は、図で示されたサーバ10のhtmlデータ10Gの内容と学習者用PC12のhtmlデータ12Hの内容を含んでいる。
図21は、本発明の第3の実施形態に係る学習システム400の機能ブロック図である。学習システム400は、スタンドアロンPC410のみからなり、学習者、指導者、支援者で1つのPCを交互に使用する。
この構成においては、ウエブブラウザは用いられず、学習システム400が提供する固有のプログラムにより、各利用者にGUIが提供される。また、通知メッセージや報告メッセージについても、学習システム400のプログラムが取り扱う。
たとえば、学習システム400にログインした学習者が学習を実施したことによって所定の通知条件を満たした場合、学習者を通知対象とするメッセージが、そのログイン期間中に学習者に提示される。この通知条件について他の利用者に通知メッセージや報告メッセージがある場合は、他の利用者がスタンドアロンPC410にログインしたときなどに、その利用者に提示される。
次に、図22を参照して、本発明の学習システムに用いられるサーバ、学習者用PC、指導者・支援者用PC、およびスタンドアロンPCに用いられるコンピュータのハードウエア構成の例について説明する。このコンピュータ500は、基本的に、本発明の学習システムのどの構成要素としても用いることが可能である。また、図22のコンピュータ500は、その代表的な構成を例示したにすぎない。
コンピュータ500は、CPU501、メモリ502、音声出力装置503、ネットワークインタフェース504、ディスプレイコントローラ505、ディスプレイ506、入力機器インタフェース507、キーボード508、マウス509、外部記憶装置510、外部記録媒体駆動装置511、およびこれらの構成要素を互いに接続するバス512を含んでいる。
CPU501は、コンピュータ500の各構成要素の動作を制御し、OSの制御下で、本発明に係る学習システムのプログラムや、一般的なウエブブラウザ、メール送受信プログラムの実行を可能とする。
メモリ502は通常、不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)、および揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)から構成される。ROMには、コンピュータ500の起動時に実行されるプログラム等が格納される。RAMには、CPU501で実行される上述のプログラムや、それらのプログラムが実行中に使用するデータが一時的に格納される。
音声出力装置503は、たとえば、スピーカ等の機器であり、音声出力時や動画の再生時に音声データを受け取り、音声を出力する。
ネットワークインタフェース504は、ネットワーク600に接続するためのインタフェースである。ネットワーク600は、図1に示したインターネットやイントラネット等のネットワーク16に対応する。
ディスプレイコントローラ505は、CPU501が発行する描画命令を実際に処理するための専用コントローラである。ディスプレイコントローラ505で処理された描画データは、一旦グラフィックメモリに書き込まれ、その後、ディスプレイ506に出力される。ディスプレイ506は、たとえば、LCDやCRTで構成される表示装置である。
入力機器インタフェース507は、キーボード508やマウス509から学習者等によって入力された信号を受信して、その信号パターンに応じて所定の指令をCPU501に送信する。これによって、学習者等は学習システムを用いた学習を行うようにすることができる。また、タッチペンやタッチパネルのような入力手段を用いることもできる。
外部記憶装置510は、たとえば、ハードディスクドライブ(HDD)のような記憶装置であり、この装置内にはプログラムやデータが記録され、実行時に、必要に応じてそこからメモリ502のRAMにロードされる。
外部記録媒体駆動装置511は、CD(Compact Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型の外部記録媒体610の記録面にアクセスして、そこに記録されているデータを読み取る装置である。外部記録媒体610には、本発明に係る学習システムを実現するためのプログラムも記録することが可能である。外部記録媒体610に記録されているデータは、外部記録媒体駆動装置511を介して外部記憶装置510に格納され、プログラムであれば、実行時にメモリ502のRAMにロードされうる。
本発明に係る学習システムを実現するためのプログラムの他の流通形態としては、ネットワーク上の所定のサーバから、ネットワーク600およびネットワークインタフェース504を介して外部記憶装置510に格納されうる。こうして格納されたプログラムは、上記と同様に、実行時にメモリ502のRAMにロードされ、実行される。
本発明に係る学習システムのサーバに関しては、基本的に、上述の音声出力装置503、ディスプレイコントローラ505、ディスプレイ506、入力機器インタフェース507、キーボード508、マウス509、および外部記録媒体駆動装置511は必須の構成要素ではない。
1,300,400・・・学習システム、10,310・・・サーバ、12,312・・・学習者用PC、14,314・・・指導者・支援者用PC、16,316・・・ネットワーク、410・・・スタンドアロンPC、500・・・コンピュータ、501・・・CPU、502・・・メモリ、503・・・音声出力装置、504・・・ネットワークインタフェース、505・・・ディスプレイコントローラ、506・・・ディスプレイ、507・・・入力機器インタフェース、508・・・キーボード、509・・・マウス、510・・・外部記憶装置、511・・・外部記録媒体駆動装置、512・・・バス、600・・・ネットワーク、610・・・外部記録媒体
Claims (7)
- 学習者の学習状況が所定の条件を満たすかどうかを判定する条件判定手段と、
前記条件判定手段により前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記所定の条件に対応する通知者の端末に対し、前記所定の条件に対応する通知メッセージを提示するよう制御する通知メッセージ提示手段とを有することを特徴とする学習システム。 - 請求項1に記載の学習システムにおいて、
前記学習状況には、前記学習者の学習実績、または前記学習者の学習実績と学習予定との対比に関連する事項が含まれることを特徴とする学習システム。 - 請求項2に記載の学習システムにおいて、
前記条件判定手段は、
前記学習者の学習実績を、前記学習者が学習に使用している学習者用端末、または学習実績が記録されている学習実績記録手段から取得し、
前記学習者の学習予定を、学習予定が記録されている学習予定記録手段から取得することを特徴とする学習システム。 - 請求項1に記載の学習システムにおいて、
前記所定の条件は、テキスト学習の学習状況かドリル学習の学習状況であるかに応じて個別に設定可能であることを特徴とする学習システム。 - 請求項1に記載の学習システムにおいて、
前記通知メッセージは、文章またはハイパーリンク形式で指定されることを特徴とする学習システム。 - 請求項1に記載の学習システムにおいて、
前記条件判定手段による判定は、前記学習者による一連の学習の実施が終了したとき、または前記学習者用端末に所定の画面が表示された場合に開始されることを特徴とする学習システム。 - 学習者の学習状況が所定の条件を満たすかどうかを判定する条件判定ステップと、
前記条件判定ステップにより前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記所定の条件に対応する通知者の端末に対し、前記所定の条件に対応する通知メッセージを提示するよう制御する通知メッセージ提示ステップとを有することを特徴とするコミュニケーション支援方法。
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