JP2008292805A - タイピング技能未習熟者対策方法と装置及びプログラム - Google Patents

タイピング技能未習熟者対策方法と装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
タイピング技能未習熟者の技能向上をはかりまた入力ストレスを減少させるタイピング技能未習熟者対策方法の提供。
【解決手段】
ホームポジションキーのタイピングにミスがあるときは、指をホームポジションに戻していないと診断する。そしてこのような場合、ホームポジション以外のキーの練習の合間にもホームポジションキーを打つように指示することで、ホームポジションへ指を戻すことを強制する。また、特定のキーを打つように指示する場合に、ホームポジションのどの指をどの方向に動かすかディスプレイ上に表示されたキーは配列画像の上に立体表示する(17−11)ことにより、正しい指でキーを打つように仕向ける。
【選択図】 図17

Description

本発明は、タイピング技能未習熟者の技能向上をはかりまた入力ストレスを減少させる方法の提供に関するものである。
従来、画面上に次々と表示される文字をタイピングしてその速さを競いタイピング技能の向上をはかるタイピングソフトウェアを用いた練習方法があり、これらのタイピングソフトウェアは、たとえば以下のようなものであった。
まず、練習開始前に、簡単な説明が表示される。稀にではあるが、打ち終った指をその都度ホームポジションにもどすようにといったメッセージが表示されるものもある。
そして練習を開始すると、画面上に英字が表示される。例えば英字ならば26文字全てについて、同じ割合で、例えばランダムに表示される。練習者はこれを見て、画面上に表示された文字と同じ文字をタイプする。
ちなみに、画面上にひらがなが表示されるときは、ローマ字入力を選択する練習者は各自ローマ字を思い出しこれを入力する。
画面上に漢字交じりの文章が表示されるときは、練習者は各自工夫して変換する。
練習者がタイピングを間違えた時は、画面の一部が警告色などで表示され警告音などが鳴る。
画面上に表示された英字を入力するにはどのキーを押せばよいか画面上のキー配列画像上に表示されるものもある。
一定時間が経過すると採点画面にうつり、点数等が表示される。
採点画面で今回の結果を前回の結果と並べて表示するものもある。
どれだけ速く打てたかといった基準で採点され、この基準は練習者によって代わることはない。
通常は家や学校などで一人で学習することになるが、ついつい練習しない日が続き、途中で飽きて練習をやめてしまう者も少なくない。
最近では、娯楽性を重視し速さを競うタイピングゲーム形式のソフトウェアが主流である。
5000円程度の価格帯のものが多く、利用者側はこれを購入して練習する。
特開2003−62331号公報 特開2006−238086号公報 ケイズプロダクション著 「キー入力が楽しく速くなる本」秀和システム2001年
しかし、指をホームポジションにもどすようにメッセージが表示されたとしても、実際にホームポジションに戻しているか診断する有効な方法はなかった。
また、日本語入力(ローマ字入力)を前提に考えた場合、26個の英字キーについて、重要なキー(「A」「I」「U」「E」「O」など)と不要なキー(「Q」など)に分けられ、また重要なキーについても、その重要度には順位がある。またある人にとっては重要だがほかの人にとっては不要なキー(「X」「L」など)もある。しかし、全てのキーについて平均的に練習を行うのが普通であって、キーの重要度の違いを考慮した練習方法はなかった。
また、画面上にひらがなが表示され、これをローマ字で打つといったソフトウェアは多いが、ローマ字を完全に忘れてしまっている者は、ひらがなが表示されただけでは打つことができない。そこで、ひらがなに英字のふりがながふられて表示されるソフトウェアもあったが、練習者はどうしても英字のふりがなのほうを見てしまい、ローマ字の練習にならなかった。ローマ字入力の場合、ローマ字が瞬間的に思い浮かぶまで練習する必要がある。
また、キーボード練習ソフトウェアでローマ字練習を行うより、ローマ字練習帳等で練習したほうが効果的な場合もあるが、そのような方法はとられなかった。
また、タイピング練習ソフトウェアは、ミスをしたときに警告音等を発するのが普通であるが、警告音等にストレスを感じる者も少なくなかった。
また、どのキーを押せばよいか画面上のキー配列画像上に表示されるタイピング練習ソフトウェアもあった。この機能は一見便利であるが、これを見た練習者は、そのキーを押すことにだけに神経を集中してしまい、正しい指ではなく打ちやすい指で打ってしまう傾向があった。
また、練習は視覚と触覚が中心であり、せいぜい警告音で打ち間違えたことを確認する程度であって、聴覚を本格的に利用することはなかった。
また、いままで、速く打たせるための工夫はなされてきたが、ゆっくり正確に入力させるための工夫はなかった。
また、打ち終った指をその都度ホームポジションに強制的に戻させる工夫もなかった。
漢字交じりの文章が表示され、これを入力するソフトウェアもあったが、変換の仕方までナビゲートしてくれるソフトウェアはなかった。
また、従来のタイピングソフトウェアは、少し打てるようになりたい人も完璧に習得したい人も同じ基準で採点するため、初心者にとっては難しすぎ、また上級者にはやさしすぎ、無理があった。
また、キーボードは、継続して練習しないと効果がでないが、長期間練習しない場合に警告を発するタイピング練習ソフトウェアはなかった。
また、合格点に達しても、もっと良い点をとるまで納得せず、練習を繰り返す者もいた。
また、実際にはそれほど練習していなくても、練習者自身はかなり学習していると勘違いし、たくさん練習したはずなのに上達しないと思いこみ途中で練習をやめてしまうことがあった。
また、練習者は、今回の結果を前回の結果と比べて一喜一憂するのが普通であるが、練習を続けていれば、悪い結果が出ることもあるので、常に前回の結果と比べるのは得策とはいえない。
また、キーボードの練習は1人で行うことが多く、練習者が家などで練習する場合には、指導者が学習の状況を正確に知る手段がなく、適切なアドバイスをおこなえなかった。
また、間違いやすいキーを練習するタイピングソフトウェアはあったが、日本語入力上の弱点を診断しその弱点部分を重点的に練習するタイピングソフトウェアなどはなかった。
また、原稿を入力する場合、原稿の該当箇所の文を一時的に覚えて、パソコンに向かって入力することになるが、この一時記憶の方法について問題があるため上手く入力できない者もいるが、この問題についても認識されていなかった。
また、原稿から画面に目を移し再び原稿に目を戻そうとしたときにどこを入力していたか分からなくなってしまうといったように、目の運びに問題があるため、上手く入力できない者もいるが、この問題については認識されていなかった。
また、日本語の表記ミス(訛り)が原因で、上手く入力できない者も少なくないが、この問題についても認識されていなかった。
また、弱点を分析することにより、おおよその練習所要時間や費用を予想できるが、これも行われてこなかった。
また、登録制のタイピング練習サイトなどで、メールアドレスを登録するように要求された場合も、初心者にとって長いアドレスを正確に入力するのは非常に困難であり、また個人情報の取り扱いに不安を感じ、適当に虚偽のアドレスを入力してしまう場合も多かった。
また、学習意欲を向上させるという観点から、タイピングゲーム形式のソフトウェアが主流となってきたが、タイピングゲームは速さを重視しすぎて正確性を無視した練習に偏ってしまう傾向があった。
また、通常、ソフトウェアを購入するには、利用者が高額な対価を支払う必要があり、学校などではなかなか思い通りのものを購入できなかった。
タイピングソフトウェアなどで、たとえば「70点」「中級レベル」「3級レベル」といった結果が表示されても、その結果が具体的にどの程度のものなのかといったことを正確に判断する手段はなかった。
パソコンスクールでは、ビデオ講習の導入により人件費の節約がはかられてきたが、完全に無人化する方法はなかった。
また、WEB上の教材で練習する方法もあったが、利用料金の徴収は銀行振り込みなど限られた方法しかなかった。
また、タイピング練習サービスをWEB上で提供するサイトもあったが、これを利用するには、英字と記号の羅列からなるURLを入力するか、検索窓への日本語の入力が必要となり、入力初心者には無理であった。
本発明は、以上のような従来の問題を克服する。
すなわち、指をホームポジションに戻しているか診断する有効な方法を提供する。
また、重要なキーを重点的に練習する。
また、練習者が迷ったときのみローマ字を表示するなど、ローマ字の効率的な学習方法を提供する。
また、ローマ字や日本語の練習帳等も利用し、効果的に練習する方法を提供する。
また、一般的なソフトウェアとは反対に、正解のときに音を出し不正解の時には音を出さないことにより、警告音等によるストレスを解消する。
また、画面上のキー配列画像上に、どのキーを押すかでなくどの指で押すかを強調して表示することで、正しい指でキーを打つように仕向ける。
また、視覚や触覚だけでなく聴覚もフルに活用した練習方法を提供する。
また、あえて次の文字をすぐに表示しないことにより速く打たせず、正確に入力することに意識を向けさせる。
また、打ち終った指をその都度強制的にホームポジションに戻させる方法を提供する。
また、タイピングだけでなく変換についても効率的に学習する方法を提供する。
また、練習者によって採点基準を変えることで、初心者も上級者も練習できるようにする。
また、長期間練習しない場合に警告を発することで継続的に練習するように仕向ける。
また必要以上に同じ内容の練習を繰り返した場合に警告を発することで、合格点に達した時は、すみやかに次の練習に進ませる。
また、客観的に学習累計時間を計測することで、たくさん練習したはずなのに上達しないというクレームを防止する。
また、練習者が今回の結果を前回と比べて一喜一憂するのを防止し、やる気を持続させる。
また、指導者が学習の状況を正確に知り、適切なアドバイスをおこなうための方法を提供する。
また、日本語入力の弱点を分析しその弱点部分を重点的に練習することで、効果的に学習を進める。
また、一時記憶の方法に問題があるため上手く入力できないといった問題を解決する方法を提供する。
また、目の運びに問題があるため上手く入力できないといった問題を解決する方法を提供する。
日本語の表記ミス(訛り)が原因で上手く入力できないといった問題を解決する方法を提供する
また、診断を行うことにより、おおよその練習所要時間や費用を算出する。
また、練習者がより気軽、簡単、正確にメールアドレスを登録できるようにすることによって、指導者のメールでの指導を支援する。
また、ゲーム以外の方法で学習意欲を向上させ、速さ偏重でなく正確性を重視した練習を行う方法を提供する。
また、ソフトウェアの購入にかかるコストを極小化する方法を提供する。
また、練習者の実力が具体的にどの程度なのか判断する手段を提供する。
また、無人タイピングスクールなどを実現する方法を提供する。
また、WEB上で教材を提供する場合、利用料金を確実に徴収する方法を提供する。
また、タイピング練習サービスをWEB上で提供する場合に、入力初心者でも簡単に利用できる方法を提供する。
請求項1記載の発明は、以下の通りである。
タイピング練習に際して、ホームポジションキーのタイピングにミスがある場合には、キーを打ち終えた指がホームポジションに正しく戻っていないと判断するタイピング技能未習熟者対策方法である。
ひらがなをタイピングしたときのほうが入力速度が一定以上落ちまたミスが増加するときは、ローマ字スキルの習熟度が十分でないと診断し、またこれについて重点的に練習するように指示するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、変換を要する語を入力したときのほうが一定以上入力速度が落ちまたミスが増加するときは、変換スキルの習熟度が十分でないと診断し、またこれについて重点的に練習するように指示するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、文字が小さい原稿であるほど入力速度が落ちまたミスが増加し、また文字間隔また行間隔が狭い原稿であるほど入力速度が落ちまたミスが増加し、また文字数が多い原稿であるほど入力速度が落ちまたミスが増加し、また原稿に目安となるしるしが記載されていないほど入力速度が落ちまたミスが増加し、また画面に表示された文より紙に記載された文を入力するほうが入力速度が落ちまたミスが増加する場合は、一時記憶また目の運びスキルの習熟度が十分でないと診断し、またこれについて重点的に練習するように指示するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、原稿に訛りやすくまた表記を間違いやすい日本語が含まれるほど入力速度が落ちまたミスが増加する場合は、日本語スキルの習熟度が十分でないと診断し、またこれについて重点的に練習するように指示するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、入力中の変換キーの利用頻度、また削除キーの利用頻度、またキーの押し間違いを確認することにより弱点を診断し、またこれについて重点的に練習するように指示するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、習熟度や弱点についての診断の結果をもとに、習得所要時間また費用を予想し、また練習カリキュラムを作成するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、日本語の入力に必要また重要なキーを重点的に練習するように指示するタイピング技能未習熟者対策方法である。また、この重要なキーは練習者のローマ字表記方法により変化するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、習熟度や弱点についてのアンケートの結果をもとに、習得所要時間また費用を予想し、また練習カリキュラムを作成するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、目の運びまた一時記憶スキルの習熟度が十分でないと診断したとき、練習者に短文を見せてこれを隠した後にその短文の入力を求める方法で練習を行うタイピング技能未習熟者対策方法である。
また文字を大きなものから徐々に小さくし、また文字間隔また行間隔を広いものから徐々に狭め、また文字数を少ないものから徐々に増加させ、また原稿にしるしを記載しこれを徐々に消去して練習を行うタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、ローマ字スキルまた日本語スキルの習熟度が十分でないと診断したとき、筆記により練習を行うタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、日本語の入力に関して習熟度が十分でないスキルや弱点を重点的に練習するように指示するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、文字を入力する場合にミスがあったとき、また入力せずに一定時間が経過したときに、その文字を表記するローマ字また入力方法を表示し、また、その文字を表記するローマ字また入力方法を立体表示するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、ミスをしなかったときに音を発し、ミスしたときには音を発しないタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、特定のキーを打つように指示する場合に、ホームポジションのどの指をどの方向に動かすかを立体表示し、また、押すキーまた押したキーの呼び名をアナウンスするタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、特定のキーを打つように指示しさらに続けて特定のキーを打つように指示する場合に、指示と指示の合間に一定時間をあけるタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、ホームポジション以外のキーの練習を指示する場合も、ホームポジションのキーを混ぜて打つように指示するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、特定の文章を打つように指示する場合に、変換に適した区切りごとに文章を提示するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、練習者のレベルによって採点基準を変えるタイピング技能未習熟者対策方法である。また、レベルが低いときはタイプミス回数に重きをおいて採点するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、練習することなく長期経過し、また必要以上に同じ内容の練習を繰り返した場合に、警告を発するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、練習を完了するまでの期間の累計練習時間を計測するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、今回の練習結果について初回と比較するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、タイピング練習の状況に関する情報をネットワークを通じて指導者側に送信するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、練習結果また累計練習時間に応じて、ポイントまたクーポンまた証また賞を発行するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、練習文として広告文またニュースを使用しこれを打つように指示するタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、タイピングの練習画面また練習結果画面に広告また事業所の画像また絵画を表示するタイピング技能未習熟者対策方法である。また、この画像また絵画は、立体表示されることを特徴とするタイピング技能未習熟者対策方法である。
また、タイピング練習に際して、ネットワークを通じて複数練習者の練習結果を収集することで順位また偏差値を算出するタイピング技能未習熟者対策方法である。また、この順位また偏差値とは年齢また職種また地域また学校ごとの順位また偏差値であることを特徴とするタイピング技能未習熟者対策方法である。また、練習結果に応じてポイントまたクーポンまた証また賞を発行するタイピング技能未習熟者対策方法である。
請求項2記載の発明は、以下の通りである。
表示装置に表示した第1の文字に対応した第2の文字を入力してタイピング練習するタイピング技能未習熟者対策装置である。
この装置は、第1の文字またその入力方法に関する情報を表示するための表示部を備える。
また、この装置は、第2の文字を入力するための入力部を備える。
また、この装置は、制御部を備える。
そして、この制御部は、第2の文字の入力を受けないときに、表示部に第1の文字の入力方法に関する情報を表示する。
また、この制御部は、第2の文字の入力を受けてこれが第1の文字と対応しないときに、表示部に第1の文字の入力方法に関する情報を表示する。
また、この制御部は、第2の文字の入力を受けてこれが第1の文字と対応するときは第1の文字を消去する。
そして、この制御部は第2の文字が第1の文字と対応するとき一定時間後に第1の文字を消去してもよい。
また、制御部が第1の文字を消去した一定時間後に、新たな第1の文字を表示部に表示してもよい。
また、第1の文字は記号また特殊文字を含むものであってよい。
また、第1の文字は広告文またニュースであってよい。
また、第1の文字は文節単位であってよい。
また、表示される第1の文字には必ずAまたSまたDまたFまたJまたKまたLを含むものであってよい。
また、前記入力方法に関する情報とは第1の文字のローマ字での表記法であってよい。
また、前記入力方法に関する情報とは第1の文字を入力するにはどの指をどの方向に動かすかキーボード上に表記した立体画像であってよい。
また、前記入力部とはキーの表面に文字の記載のないキーボードからなるものであってよい。
また、前記タイピング技能未習熟者対策装置が音声出力部を備えてもよく、第2の文字の入力を受けてこれが第1の文字と対応するときに、制御部が音声出力部から音声を出力してもよい。そして、この音声とは第1の文字の呼称であってよい。
また、制御部が、表示部に表示された第1の文字を消去してから第2の文字の入力を受けてもよい。
また、AまたSまたDまたFまたJまたKまたを含む文字を第1の文字として制御部が表示装置に表示し、一定以上の頻度で第2の文字の入力を受けないときまたは第2の文字が第1の文字と対応しないときまた削除キーの入力を受けたときは、制御部が表示装置にキーを打ち終えた指をホームポジションに正しく戻す旨のメッセージを表示してもよい。
また、ひらがなを第1の文字として制御部が表示装置に表示し、一定以上の頻度で第2の文字の入力を受けないときまたは第2の文字が第1の文字と対応しないときまた削除キーの入力を受けたときは、制御部が表示装置にローマ字スキルの習熟度が十分でない旨のメッセージを表示してもよい。
また、変換を要する語を第1の文字として制御部が表示装置に表示し、一定以上の頻度で第2の文字の入力を受けないときまたは第2の文字が第1の文字と対応しないときまた削除キーの入力を受けたときは、制御部が表示装置に変換スキルの習熟度が十分でない旨のメッセージを表示してもよい。
また、文字が小さくまた文字間隔また行間隔が狭くまた文字数が多い文を第1の文字として制御部が表示装置に表示し、一定以上の頻度で第2の文字の入力を受けないときまたは第2の文字が第1の文字と対応しないときまた削除キーの入力を受けたときは、制御部が表示装置に一時記憶また目の運びスキルの習熟度が十分でない旨のメッセージを表示してもよい。
また、訛りやすくまた表記を間違いやすい語を第1の文字として制御部が表示装置に表示し、一定以上の頻度で第2の文字の入力を受けないときまたは第2の文字が第1の文字と対応しないときまた削除キーの入力を受けたときは、制御部が表示装置に日本語スキルの習熟度が十分でない旨のメッセージを表示してもよい。
また、これらの頻度とは可変的であってよい。
また、制御部が第1の文字に対応した第2の文字の入力があったとき点を付与してもよい。
また、制御部が表示装置にこの点を表示してもよい。また制御部が、表示装置に、この点にしたがって順位また偏差値またポイントまたクーポンまた証また賞を表示してもよい。また制御部が、表示装置に、この得点にしたがって次の練習項目へ進むことを薦める旨のメッセージを表示してもよい。
また、前記タイピング技能未習熟者対策装置が通信部を備えてもよく、制御部がこの点を通信部を通じて送信してもよい。
請求項3記載の発明は、以下の通りである。
キーボードを備えたコンピュータにユーザーのタイピング技術に関する診断また練習を実行させるコンピュータプログラムであって、以下の内容を特徴とする。
そして、このプログラムは、表示手段に、第1の文字を表示する第1のステップを備える。
また、キーボードで削除キーが押されたときに、これを判定しカウントする第2のステップを備える。
また、前記キーボードから入力される第2の文字と第1の文字とが対応するか判定しカウントする第3のステップを備える。
また、第1から第3のステップが順番に所定回数繰り返され、また所定時間が経過した場合に、第1の文字と第2の文字とが対応しまた対応しなかった数が基準を満たすか、また第2のステップで削除キーが押された数が基準を満たすか診断する第4のステップを備える。
また、第1の文字と第2の文字とが対応しまた対応しなかった数、また第2のステップで削除キーが押された数を、第1の文字の種別ごとに比較し、習熟度が十分でない文字の種別を診断する第5のステップを備える。
また、第4また第5のステップの診断結果を表示手段に表示する第6のステップを備える。
また、第4また第5のステップの診断結果を、記憶装置に保存されたデータと比較することにより、順位また偏差値を算出し、これを表示手段に表示する第7のステップを選択的に備える。
また、第4また第5のステップの診断結果をもとに、習得所要時間また費用を予想し、表示手段に表示する第8のステップを選択的に備える。
また、第4また第5のステップの診断結果をもとに、練習カリキュラムを作成し、表示手段に表示する第9のステップを選択的に備える。
また、記憶装置に、累計練習回数また時間が保存されるときは、これをとりだし、今回の練習回数また時間をプラスして表示手段に表示する。また、累計練習回数また時間が保存されていないときは、今回の練習回数また時間を表示手段に表示する第10のステップを選択的に備える。
また、前回の練習時に、記憶装置に現在日時を保存したときは、この前回日時と現在日時とを比較し、その結果を表示手段に表示する第11のステップを選択的に備える。
また、記憶装置に、初回の診断結果、順位、偏差値、習得所要時間、費用、練習カリキュラムが保存される場合に、この一部また全部を表示手段に表示する第12のステップを選択的に備える。
また、第4また第5のステップの診断結果、第7のステップの順位また偏差値、第8のステップの習得所要時間また費用、第9のステップの練習カリキュラム、第10のステップで表示した練習回数また時間、現在日時の一部また全部を記憶装置に保存する第13のステップを選択的に備える。
また、第4また第5のステップの診断結果、第7のステップの順位また偏差値、第8のステップの習得所要時間また費用、第9のステップの練習カリキュラム、第10のステップで表示した練習回数また時間、現在日時の一部また全部を通信手段が送信する第14のステップを選択的に備える。
また、第4また第5のステップの診断結果、第7のステップの順位また偏差値により、クーポンまた証また賞を表示手段に表示する第15のステップを選択的に備える。
また、広告また事業所の画像また絵画を表示する第16のステップを選択的に備える。
また、第1のステップにおいて、第1の文字は一定時間おいた後に表示してもよい。
また、第1のステップにおいて、第1の文字は短時間だけ表示してもよい。またこの表示時間は第1から第3のステップが繰り返されるにしたがって短縮してもよい。
また、第1から第3のステップが繰り返されるにしたがって、第1のステップで表示する第1の文字を徐々に小さくしてもよい。また、第1の文字の文字間隔また行間隔を、徐々に狭めてもよい。また、第1の文字の文字数を、徐々に増加させてもよい。
また、第1のステップにおいて表示する第1の文字は、広告文またニュースであってもよい。
また、第1のステップにおいて表示する第1の文字は、文章から変換に適した区切りごとに取り出した文であってもよい。
また、第1のステップにおいて表示する第1の文字は、日本語の入力において重要また習熟度が十分でない文字であってもよい。
また、第1のステップにおいて表示する第1の文字に必ずホームポジションの文字を含んでもよい。
また、第1の文字の種別とは、ホームポジションの文字、ひらがな、変換を要する語、読みにくい文字、表記を間違いやすい日本語等の別であってよい。
また、第3のステップで、第2の文字と第1の文字とが対応すると判定したときに音を発し、対応しないと判定するときには音を発しなくてもよい。また、この音は第1の文字のアナウンスであってよい。
また、第3のステップで、第2の文字と第1の文字とが対応しないと判定したとき、表示手段にその文字の入力方法情報を表示してもよい。また、この入力方法情報とは、その文字を表記するローマ字また立体画像であってよい。
また、第5のステップで習熟度が十分でない文字の種別を診断するに際し、必要に応じて診断基準を変えてもよい。
また、第16のステップで表示する広告また事業所の画像また絵画は立体であってもよい。
請求項4記載の発明は、以下の通りである。
当該メールアドレスのドメインが分かるヒントをアットマークより左の文字列に備える。
また、この文字列をネットワークを通じて送信する。
また、タイピング練習に際してタイピング練習の状況に関する情報をネットワークを通じて指導者側に送信する際に、前記文字列をタイピング練習の状況に関する情報とともにネットワークを通じて指導者側に送信する請求項1記載のタイピング技能未習熟者対策方法。
請求項5記載の発明は、以下の通りである。
立体表示されることを特長とする学習用ソフトウェアである。
また、練習画面また練習結果画面が立体表示されることを特徴とする請求項1記載のタイピング技能未習熟者対策方法。
請求項6記載の発明は、以下の通りである。
WEBページを構成するソース内に、検索語としてそのWEBページに関わる電話番号を記載する。
また、このWEBページに練習ソフトウェアを設置することで、検索者は検索エンジンで電話番号を入力するだけでこのWEBページを検索できるようにする。
また、請求項1記載のタイピング技能未習熟者対策方法を利用した練習ソフトウェアをこのWEBページに設置する。
また、請求項3記載のタイピング技能未習熟者対策コンピュータプログラムをこのWEBページに設置するする。
請求項7記載の発明は、以下の通りである。
硬貨また紙幣またこれに代わるカードを差し入れて使用するパソコンに練習ソフトウェアを設置する。
また、購入したカードに記載された文字列を入力しないと練習ソフトウェアを使用できないようにする。
また、この練習ソフトウェアとは請求項1記載のタイピング技能未習熟者対策方法を利用したものである。
またこの練習ソフトウェアとは請求項3記載のタイピング技能未習熟者対策コンピュータプログラムである。
本発明は、ホームポジションキーのタイピングにミスがあるかどうか確認することで、練習者が指をホームポジションに正しく戻しているか診断し、戻していない場合には戻すようにアドバイスすることを可能にする。
また、重要なキーを重点的に練習することで、学習の効率化をはかる。
また、日本語を入力する場合にミスがあり、また入力せずに一定時間が経過したときに、練習者がローマ字が分からなくて困っていると判断し、ローマ字を表示する。
これにより、ローマ字を常に表記しておく場合と比べて練習者に考えさせる余裕を与え、しかもローマ字が分からず学習を進めることができないといった不都合も解消できる。
また、ローマ字や日本語の練習帳を利用することで、パソコンが自宅になく、また、学校などで十分なパソコンの台数がない場合でも効率的に練習を進められる。
また、普通ならば不正解の時に警告音を発するが、正解のときに音を出し不正解の時にあえて音を出さないことにより、警告音等によるストレスを解消し、リラックスして練習することを可能とする。
また、特定のキーを打つように指示する場合に、ホームポジションのどの指をどの方向に動かすか画面上のキー配列画像上に立体表示することにより、正しい指でキーを打つように仕向ける。
また、特定のキーを打つように指示する場合に、それをアナウンスすることにより、練習者は視覚、触覚、聴覚をフルに活用して練習を行い、より効率的な学習を可能とする。
また、特定のキーを打つように指示しさらに続けて特定のキーを打つように指示する場合に、指示と指示の合間にあえて一定時間をあけることにより、練習者は速く打ちたくても速く打つことができず、正確に入力することに意識を向けざるを得なくなる。
また、ホームポジション以外のキーの練習の際も、合間にホームポジションキーを打つように指示することで、ホームポジションへ指を戻すことを促す。例えば、ホームポジション以外のキー「U」を打つように指示した場合、「U」を打った直後に、「J」を打つように指示することで、(「U」キーを打つのに使用する右手人差し指のホームポジションでの位置は「J」キーであるので)打ち終った指をその都度ホームポジションに戻す癖をつけることができる。
また、文章を文節ごとに区切って表示することで、練習者に文節ごとに変換する癖をつけさせる。ただし、カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字を含む文節については、文節単位で変換すると正しく変換されないことがあるため、カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字の部分だけを表示し、それだけを単独で変換する癖をつけさせる。
また、特に初心者については、正確性に重きをおいて採点することにより、正確性を重視した練習を心がけさせる。
また、長期間練習しない場合に警告を発することで、毎日学習するように仕向け、練習を途中でやめてしまうのを予防する。
また必要以上に同じ内容の練習を繰り返した場合に警告を発することで、合格点に達した時は、すみやかに次の練習に進ませる。テンポよく練習を進めることで、飽きる前に習得できるようにする。
また、客観的に学習累計時間を計測することで、たくさん練習したはずなのに上達しないというクレームを極小化し、また練習を途中でやめてしまうのを予防する。
また、今回の練習結果について、前回と比較するのではなく初回と比較することにより、あまりよくない結果のときもやる気を持続させる。
また、家で一人で練習する場合も、練習状況に関する情報を、ネットワークを通じて指導者側に通知することにより、指導者が学習の状況を正確に把握し、適切にアドバイスできるようにする。
また、弱点を分析し、弱点部分を重点的に練習することで、効果的に学習を進めることができ、習得に要する時間を大幅に短縮できる。
また、一時記憶の方法に問題があるため上手く入力できない場合はこれを解決することにより、短期間で飛躍的に上達することが可能となる。
また、目の運びに問題があるため上手く入力できない場合はこれを解決することにより、短期間で飛躍的に上達することが可能となる。
また、日本語の表記ミス(訛り)に問題があるため上手く入力できない場合はこれを解決することにより、短期間で飛躍的に上達することが可能となる。
また、弱点を分析し、おおよその練習所要時間や費用を算出することで、計画的に練習を進めることができる。
また、メールアドレスの一部のみを入力すればすむようにすることで、全部を入力する場合と比べて、練習者が簡単かつ正確にメールアドレスを入力できるようにする。これにより、指導者が練習者のメールアドレスを正確に知ることができ、メールでアドバイスしやすくなる。また、メールアドレスの一部しか入力しないことにより、個人情報の送信中に第三者にメールアドレスを読み取られるのではないかといった不安感も減少させる。
また、採点結果また学習時間に応じてポイントまたクーポンを発行することにより、学習意欲を向上させ、やる気を持続させる。
また、練習文として広告文を使用し、また練習画面また結果画面に広告などを表示することにより、広告主にコストを負担させ、練習者のソフトウェア購入にかかるコストを極小化する。
また、練習者は、たとえば同じ職種に就く人々の中で、自分のスキルがどれぐらいの位置にあるか確認し、仕事を続ける上でスキルアップをはかる必要があるか判断できるようにする。
また、金銭を投入して使用するパソコンに本ソフトウェアをインストールすることにより、料金の徴収を自動化し、無人タイピングスクールを実現する。
また、インターネット上に置かれた本ソフトウェアの利用に際して、カードに記載されたIDまたパスワードの入力を要求することで、練習者は練習に先立ちカードを購入しなければならず、料金の徴収を確実化できる。
また、ソース内に検索語として電話番号を記載することにより、練習者は検索エンジンの検索窓に電話番号を入力するだけで、インターネット上に置かれた本ソフトウェアを利用できる。
本発明は、人が直接実施することも可能であるが、タイピングソフトウェア等の機能として取り入れコンピュータに実行させることも可能である。
以下、本発明をタイピングソフトウェア等の機能として取り入れた場合の一実施例を図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、図17、図18、図19、図20、図21、図22、図23、図24、図25、図26、図27に従って説明する。
本発明を機能としてとりいれたタイピングソフトウェアは、例えばパソコンに保存して使用し、または、サーバに保存してパソコンからネット経由でこれにアクセスして使用する。
本ソフトウェアへのショートカットをパソコンのメニューやデスクトップに保存しておくと簡単に利用でき、便利である。
ちなみに、金銭を投入して使用するパソコンで、本ソフトウェアやその他の教材を使用できるようにすれば、無人のタイピング教室やパソコン教室を実現できる。
練習者がブラウザで本ソフトウェアを開くと、スタート画面(図1)を表示する。
この時、本ソフトウェアは、本ソフトウェアの(本練習者用の)クッキー等が本パソコンのクッキーフォルダ内等にすでに存在するかどうか確認し、クッキーやクッキーファイル等がないときは、本パソコンで(本練習者が)本ソフトウェアを使用するのは初めてだと判断し、スタート画面(図1)上に練習者情報等を入力可能なフォーム(1−10)
を表示する。
必要に応じてIDとパスワードを入力するテキストボックスを表示してもよい。そして練習者が、このテキストボックスに、正しいIDとパスワードを入力した場合にのみ、本ソフトウェアを使用できるようにしてもよい。
そして、このIDとパスワードは、あらかじめ練習者に電子メールで送信してもよい。また、このIDとパスワードが記載されたカードを、あらかじめ練習者に販売してもよい。IDとパスワードが記載された部分には、スクラッチシールを貼り、流通や保管や販売の過程で第三者に見られないようにし、練習者はこのスクラッチをコイン等で削り、IDとパスワードを確認する。
このIDとパスワードは、一定期間利用でき、それを過ぎると利用できなくなるようにしてもよい。たとえば、サーバ上にアクセスを許可するユーザーのリストを保存し、練習者が入力したIDとパスワードがこのリストの中にあるときのみ本ソフトウェアへのアクセスを許可する。そして一定期間経過した場合には、このリストから該当するIDとパスワードを削除し、本ソフトウェアへのアクセスを禁止する。
0100のフォームの入力項目は、3種に分けられる。第一に、ニックネーム、電話番号の下四桁、メールアドレスなど練習者個人を識別する情報を入力する項目(1−11)、第二に、練習目標(初級、中級、上級の別)を入力する項目(1−12)、第三に、学習状況情報の指導者側への送信の可否を入力する項目(1−13)であり、これらの項目に入力された情報はクッキー等に保存する。
0102の第一の個人を識別する情報については、主として学習状況を指導者側にフォーム送信する時などに、指導者側(受信側)が情報の送信元を判別し、どの練習者の学習状況情報が送られてきたのか特定するのに使用する。
また、この個人を識別する情報は、同じパソコンで複数の者が練習する場合に、たとえばカリキュラムなどが混ざらないようにするために使用することも考えられる。すなわち、たとえば0147でクッキー等に保存する際に、この個人を識別する情報をもとに、練習者ごとに異なるクッキー等を作成してもよい。
ただしクッキーには容量制限があることを考えると、練習者それぞれが別々のクッキーファイルにクッキーを書き込むようにしたほうがよい。また、クッキーファイルは練習者の操作によって削除される可能性もあるので、もしも可能ならば、クッキーファイル以外の通常のファイルに書き込むべきである。
個人を識別する情報については、フォーム送信する際に第三者に見られても影響がないように配慮したほうがよいかもしれない。例えば、本名でなくニックネームなどを入力するように薦め、また、電話番号やメールアドレスも全部ではなく一部のみを入力するように薦めたほうが良いかもしれない。
0104で入力するメールアドレスの一部とは、例えばアットマークより左の部分であってもよい。
すなわち、アットマークより左の部分の文字列中に、そのメールアドレスのアットマークより右の部分の文字列に関するヒントを隠し、練習者がアットマークより左の部分の文字列のみを入力して送信すれば、指導者は練習者のアドレスの全文を知ることができるようにしてもよい。
例えばアットマークより左の部分の文字列は4桁の数値とし、最初の1文字はドメインの種類を表すものとする。例えば最初の文字が「1」ならばドメインは「kamekichikun.com」、また「2」ならば「kamekiti.com」と決めておく。そして、右3文字は練習者のIDを表すものとする。
例えば練習者から「1001」という文字が送信されてきた場合、最初の文字「1」を確認することで「1001」のあとには「@kamekichikun.com」が続くことがわかり、メールアドレスは「1001@kamekichikun.com」であることがわかる。
このように指導者は「1001」という文字列を確認するだけで、そのメールアドレスは「1001@kamekichikun.com」であると知ることができ、このメールアドレス宛にアドバイスを送信することで指導を行うことができる。
ちなみに、この場合、アットマークより左の部分の文字列は、数値のほうが入力しやすくてよい。
0102の第二の練習目標については、練習者が初級、中級、上級の中からあてはまるものをラジオボタン(1−12)等で選択する。
そして、この練習目標についての情報は、採点やアドバイス時の基準となる。
すなわち、練習者が初級を目標とする場合には、採点基準を低くし、入力の速さより正確さに重きをおいた採点やアドバイスを行うようにする。またある程度打てるようになったと思われる場合は、速やかに次の練習に進むようにアドバイスし、練習者を飽きさせないように配慮する。
これに対し、上級を目標とする場合には、採点基準を高くし、入力の速さも意識した採点やアドバイスを行うようにする。また確実に習得するまで次の練習に進まないようにアドバイスする。
採点基準の変更は、ラジオボタン(1−12)の状態に合わせて変数を変化させることにより自動的に実現することができる。
0102の第三の学習状況情報の指導者側への送信の可否については、練習者がチェックボックス(1−13)等でチェックしあるいはしないことによって選択する。
学習状況情報の送信を可とした場合、まず、練習終了時に必要に応じて学習状況に関する情報を送信(0219)し、さらに、練習開始時に練習開始情報を指導者側に送信する(0155)。
指導者による練習者へのアドバイスは、練習終了時より練習開始時のほうが効果的な場合が多い。そのため、指導者は、まず練習者が練習を終了した時点で学習状況情報を受け取りこれを確認し、後日、練習者が練習を開始しようとしたときに、練習者に連絡をとりアドバイスする。
初回、練習者はフォーム(図1)の項目(1−11、1−12、1−13)に情報を入力し、「OK」ボタン(1−14)をクリックする。そうすると、メニュー画面(図2)が表示される。
ちなみに、性質上当然に入力が不可能な者も利用するはずであるから、入力しない場合もスキップして次のステップに進めるようにしたほうがよいと思われる(1−15)。
初回、メニュー(図2)には「診断」(2−11)と「練習」(2−12)という項目が表示される。ちなみに次回以降は別のメニュー(図3)が表示される。
キーボード初心者は、弱点を診断することは無意味なので、「練習」(2−12)を選択する。それ以外の者は「診断」(2−11)を選択する。
0112のメニュー画面(図2)で、「診断」(2−11)ボタンをクリックし診断画面にすすんだ場合、弱点を分析し、その結果をもとに練習カリキュラムを作成する。
ちなみに、弱点を分析し、その結果をもとに、その練習者に適した練習ソフトウェアや教材をオーダーメイド形式で提供してもよい。例えば、その練習者に適した教材へのリンクを提供してもよい。
タイピング経験者は、日本語入力に関する弱点を診断また聴取し、その弱点部分を重点的に練習すれば、より早く上達できる。
例えば、3ヶ月間練習したが10分間で200字程度しか入力できない専門学校生について、日本語入力に関する弱点の診断を行い、弱点を意識させたうえで練習してもらった場合、1時間以内に300字程度入力できるようになる確率は80パーセント程度であった。
一方、近年、タイピング能力が一般事務作業の速さを大きく左右しており、企業の生産性の向上には社員のタイピング技術の向上が不可欠である。そのため、0113のような診断サービスの需要は大きいが、今までそのようなサービスを提供する方法はなかった。そこで、企業向け出張検診サービスなどの形で、0113の診断とカリキュラムの処方等をおこなってもよい。
具体的には、0113の診断は、「キータッチ」(0116)「ローマ字」(0119)「漢字変換」(0122)「カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字変換」(0126)「文章入力」(0130)「目の運び・一時記憶」(0134)「日本語」(0136)について行う。
診断に先立ち聴取を行い(図28)、その結果、必要と思われる診断のみを行ってもよい。
まず、「キータッチ」の診断は、一定時間、画面上にランダムに表示される英字を打ってもらい(図4)、入力できた文字数、ミス数、間違いやすいキーを確認する方法で行う。
この診断によりスキルの不足が確認できたときは、その練習者のカリキュラム(図5、図7)に「1.キータッチ」を加える(図5、5−10)。
ただし、この診断によりスキルの不足を確認でき、さらに間違いに一定の法則性を確認できた時には、その間違いやすい部分の練習のみをカリキュラム(図5、図7)に加える(5−11)。
具体的には、特定のキーのみに間違いが見られる場合は、その間違いやすいキーの練習のみをカリキュラムに加える。
また、間違いやすいキーが特定の部位に集中している場合、その部位のキーの練習のみをカリキュラムに加える。たとえば「ホームポジション」「右手ホームポジション」「左手ホームポジション」「上段」「右手上段キー」「左手上段キー」「下段」「右手下段キー」「左手下段キー」等の項目から必要なものをカリキュラムに加える。
間違いやすいキーが特定の指に集中している場合、その指が担当するキーの練習のみをカリキュラムに加える。たとえば「右手小指キー」「右手人差し指を伸ばして打つキー」「左手小指キー」「左手人差し指を伸ばして打つキー」等の項目から必要なものをカリキュラムに加える。
また、ホームポジションのキー(ASDFJKL)を間違えやすい場合、打ち終った指がその都度ホームポジションに戻っていない可能性が高いので、ホームポジション以外のキーの練習カリキュラムについても、その内容に「WS」「ED」、「あいうえおFJ」といったようにホームポジションキーの練習を混ぜる。
次に、「ローマ字」の診断は、一定時間、画面上にランダムに表示される日本語をローマ字で打ってもらい(図6)、入力できた文字数、ミス数、間違いやすいローマ字を確認する方法で行う。これはローマ字入力を選択する者にのみ必要となる診断である。
この診断によりスキルの不足が確認できたときは、その練習者のカリキュラムに「2.ローマ字練習」を加える(7−10)。
ただし、この診断によりスキルの不足を確認でき、さらに間違いに一定の法則性を確認できた時には、その間違いやすい部分の練習のみをカリキュラムに加える(7−11)。
具体的には、例えば「あ行(あいうえお)」「か行(かきくけこ)」「さ行(さしすせそ)」「た行(たちつてと)」「な行(なにぬねの)ん」「は行(はひふへほ)」「ま行(まみむめも)」「や行(やゆよ)」「ら行(らりるれろ)わ」「あ段(あかさたなはまやらわ)」「い段(いきしちにひみり)」「う段(うくすつぬふむゆる)」「え段(えけせてねへめれ)」「お段(おこそとのほもよろ)」「が行(がぎぐげご)」「ざ行(ざじずぜぞ)」「だ行(だぢづでど)」「ば行(ばびぶべぼ)」「ぱ行(ぱぴぷぺぽ)」「小さい文字(拗音・促音)」等の項目から必要なものをカリキュラムに加える。
さらに、「漢字変換」の診断は、画面上に表示される一般的な漢字の語を打ってもらい(図8)、入力できた文字数、ミス数、間違いやすい語を確認する方法で行う。
入力中にBackSpaceキーやDelキーが押された語については、間違いやすい語と判断する。
この診断によりスキルの不足が確認できたときは、その練習者のカリキュラムに「3.漢字変換」を加える(7−20)。
ただし、間違いやすい語が限定される場合、この間違いやすい語の練習のみをカリキュラムに加える(7−21)。
さらに、「カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字」の診断は、画面上に表示されるカタカナ、英字、数字、記号、特殊文字を打ってもらい、(図8)正しく入力できた文字数、ミス数、間違いやすい字を確認する方法で行う。
入力中にBackSpaceキーやDelキーが押された字については、間違いやすい字と判断する。
この診断によりスキルの不足が確認できたときは、その練習者のカリキュラムに「4.カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字変換」を加える。(7−20)
ただし、この診断によりスキルの不足を確認でき、さらに間違いに一定の法則性を確認できた時には、その間違いやすい部分の練習のみをカリキュラムに加える(7−21)。
具体的には、例えば「句読点」「カタカナ」「あまり使用しないローマ字」「英字」「数字」「口語文に必要な記号」「記号(初級)」「記号(中級)」「記号(上級)」等の項目から必要なものをカリキュラムに加える。
さらに、「文章入力」の診断は、画面上に表示される文章を打ってもらい(図9)、入力できた文字数、ミス数、間違いやすい文を確認する方法で行う。
入力中にBackSpaceキーやDelキーが押された文については、間違いやすいと判断する。
この診断によりスキルの不足が確認できたときは、その練習者のカリキュラムに「5.文章入力」を加える(7−30)。
ただし、診断の結果、特定の文にのみ間違いが見られ、特定の訛り傾向があると推察できる場合には、間違いやすい文の練習のみをカリキュラムに加える。
さらに、「目の運び・一時記憶」の診断を行う場合は、大きな文字で行間をあけて記載した原稿と小さな文字で行間をあけずに記載した原稿を、それぞれ一定時間打ってもらい、入力できた文字数、ミス数を比較する方法で行う。
前者より後者のほうが著しく劣ることが確認できたときは、その練習者のカリキュラムに「6.目の運び・一時記憶」の一部または全部を加える。
さらに、「日本語」の診断を行う場合は、通常の原稿と訛りやすい語の含まれる原稿を、それぞれ一定時間打ってもらい、入力できた文字数、ミス数を比較する。
前者より後者のほうが著しく劣ることが確認できたときは、その練習者のカリキュラムに「7.日本語練習」の一部または全部を加える。
そして、全ての診断が終わったら、診断結果を表示する(図10、図11、図12、図13)。
診断結果は、「キータッチ」(0116)「ローマ字」(0119)「漢字変換」(0122)「カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字変換」(0126)「文章入力」(0130)、また必要に応じて「目の運び・一時記憶」(0134)「日本語」(0136)などについてまとめて表示する。
「キータッチ」についての診断結果は、入力中に取得した「入力できた文字数、ミス数、間違いやすいキー」に関する情報(0116)、またこれらをもとに診断したキー入力の速さ、キー入力の正確さ、間違いやすいキー、間違いやすい指などに関する情報、またこれらについてのアドバイス、習得所要予測時間などを表示する(10−20)。
また、キー配列画像を表示し、間違いやすいキーは色を変えて表示する(10−10)。
「ローマ字練習」についての診断結果は、入力中に取得した「入力できた文字数、ミス数、間違いやすい字」に関する情報(0119)、またこれらをもとに診断したローマ字の習得度、間違いやすいローマ字に関する情報、またこれらについてのアドバイス、習得所要予測時間などを表示する(図11)。
「漢字変換」「4.カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字変換」(図12)についての診断結果は、入力中に取得した「入力できた文字数、ミス数、間違いやすい字」に関する情報(0122、0126)、またこれらをもとに診断した変換の習得度、間違いやすい変換に関する情報、またこれらについてのアドバイス、習得所要予測時間などを表示する(図12)。
「文章入力」(図13)についての診断結果は、入力中に取得した「入力できた文字数、ミス数、間違いやすい文」に関する情報(0130)、またこれらをもとに診断した文章入力の習得度、間違いやすい文章入力に関する情報、またこれらについてのアドバイス、習得所要予測時間などを表示する(図13)。
「目の運び・一時記憶」についての診断結果を表示する場合は、入力中に取得した「入力できた文字数、ミス数」に関する情報(0134)、またこれらをもとに診断した目の運び・一時記憶の習得度、またアドバイス、習得所要予測時間などを表示する。
一時記憶の習得度等については、脳年齢といった形式で表示してもよい。
「日本語」についての診断結果を表示する場合は、入力中に取得した「入力できた文字数、ミス数」に関する情報(0136)、またこれらをもとに診断した日本語の習得度、またアドバイス、習得所要予測時間などを表示する。
また、診断結果には、「1.キータッチ」「2.ローマ字練習」「3.漢字変換」「4.カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字変換」「5.文章入力」「6.目の運び・一時記憶」「7.日本語練習」すべてを考慮して導き出した総合点、習得所要予測時間、またメッセージ等を表示するとよい。(10−30)
ところで、キーボード初心者は、0112で「診断」(2−11)を受けずに「練習」(2−12)に進むことになる(0112)。
このように「診断」(2−11)によるカリキュラム作成(0117、0118、0120、0121、0124、0125、0128、0129、0132、0133、0135、0137等)がなされない場合は、初回の「練習」(2−12)の開始に際して、「1.キータッチ」「2.ローマ字練習」「3.漢字変換」「4.カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字変換」「5.文章入力」すべての項目をカリキュラムに加え(図5、図7)、必要に応じてさらに「6.目の運び・一時記憶」「7.日本語練習」もカリキュラムに加える。
また聴取のみを行い(図28)、その結果、必要と思われる項目のみをカリキュラムに加えてもよい。
0117、0118、0120、0121、0124、0125、0128、0129、0132、0133、0135、0137、0146等で追加されたカリキュラム(図5、図7)は、クッキー等に保存される。
ちなみに、このカリキュラムは、CDやFDやDVDやUSBフラッシュメモリー等の記憶媒体に保存して練習者に提供してもよく、メール等に記載また添付して提供してもよい。
そして、0147で保存などされたカリキュラムは、練習開始前に表示されるメニューとしての役割を果たし(0154)、また、学習状況情報が付記される(0217)ことにより学習記録としての役割を果たし(14−11)、また、指導者に送信される学習報告(0219)としての役割を果たす。
「診断」を受けた後は、「練習」に進むことになる。
診断結果(図10、図11、図12、図13)を読み終えて画面を閉じると、メニュー画面(図3)が表示される。
また、0112で、キーボード初心者が「診断」(2−11)を選択せずに「練習」(2−12)に進んだ場合も、メニュー画面(図3)が表示される。
さらに、次回以降、練習をする場合も、メニュー画面(図3)が表示される。
具体的には、次回以降練習をする場合には、以下のような手順となる。
まず、0100同様に、練習者がブラウザで本ソフトウェアを開き、スタート画面(図1)を表示する。
この時、0100同様に、本ソフトウェアは、本ソフトウェアの(本練習者用の)クッキー等が本パソコンのクッキーフォルダ内等にすでに存在するかどうか確認し、以前に練習者情報の入力が済んでおりクッキー等がすでにある(0102)ことを確認できた時は、このクッキーの情報を取り出し、この情報をそれぞれフォーム(1−11、1−12、1−13)に入力したうえで、フォーム(1−10)を入力不可とする。但し、情報の変更が必要な場合は、フォーム(1−10)を入力可とする。
次に、「OK」(1−14)ボタンをクリックすると、メニュー画面(図3)が表示される。
メニュー画面(図3)は、「練習」(3−11)と「練習リセット」(3−12)という項目からなる。
通常は「練習」(3−11)をクリックして練習へ進む。
ちなみに、「練習リセット」(3−12)をクリックすると、過去のカリキュラムを破棄して、再度「診断」(2−11)と「練習」(2−12)からなるメニュー(図2)が表示される。
メニュー(図3)で「練習」(3−11)を選択すると、クッキー等に保存されたカリキュラム(0147)を取り出し、画面上にメニューとして一覧表示する(図5、図7)。
ちなみに、このメニューがCD等の記憶媒体に保存されている場合は、練習者はこのCDをパソコンに入れて、保存されたメニューを開くことになる。またこのメニューがメール等に記載などされて提供される場合は、練習者はこのメールを開くことになる(0147)。
このとき、必要に応じて、インターネット等のネットワークを通じて、練習者の練習開始情報を送信する。
具体的には、0102でクッキー等に保存した指導者側への送信の可否情報を確認し、指導者側への送信を可とする場合には、0102でクッキーに保存した練習者個人を識別する情報(ニックネーム、電話番号の下四桁、メールアドレス、練習目標など)を送信フォームに書き込む。
そして、これらの送信フォームに書き込まれた情報を、あらかじめフォーム内に送信先として記載された指導者側サーバのアドレスへ、インターネットを通じて送信する。
また必要ならば、前回以前の練習でクッキーに書き込まれた累計学習時間、練習せずに数日以上経過していた場合の警告に関わる情報(0217)も送信フォームに書き込み送信する。
そして、指導者側サーバのCGIプログラムがこの情報を受け取り、この情報をあらかじめ登録された指導者のメールアドレス宛に送信する(図25)。また、指導者のパソコンが指導者側サーバにアクセスし、この情報を閲覧する方法もある。
画面上に一覧表示されるメニューについて、すでに練習がなされ学習状況の記録が付記されている項目についてはこの記録もあわせて表示し、項目の横に最高点、日付などを表示する。そして、学習開始前の項目、学習途中の項目、学習を終了した項目の区別が分かるように、色分けなどをして表示する(14−11)。
画面上に一覧表示されるメニュー(図5、図7、図14)の各項目は、それぞれ各練習コンテンツにリンクが貼られ、練習者が練習したい項目をクリックすると、その項目の練習画面が表示され練習できる。
「1.キータッチ」の練習については、画面上に表示される英字(15−10)を練習者がタイプする方法で行う(図15)。
具体的には、まず、画面上に英字を表示(15−10)し、キー入力を受け付ける。
練習者がこれを見てキーを押すと、キーが押されたことを練習者自身が自覚できるように、画面上のインジケータ(15−20)等が点滅する。
そして、画面上に表示された英字と入力されたキーの種類が同じかどうか確認し、同じ場合には、英字が入力され(15−30)、タイプ音またはどの英字を押したかアナウンスを再生する。
これらの処理が終わると、画面上に表示されていた文字(15−10、15−30)を消し、次の英字を表示し(15−10)、再度キー入力を受け付ける。
これらの英字を表示し練習者がこれを打つという作業を一定時間繰り返すことになるが、その間に入力されたた回数はカウントしておく。
画面上に表示される英字(15−10)は、見やすいように十分に大きく表示したほうがよい。
このとき、その英字を音声でアナウンスし、練習者の視覚だけでなく聴覚を刺激すると、さらに効果的に練習できる。
画面上に表示されていた文字(15−10、15−30)を消し、次の英字を表示(15−10)する際は、速く打たせないために、すぐに表示せず、少し時間をおいてから表示してもよい。
次々に表示してしまうと、どうしても練習者には速く打とうとする意識が働き、ミスが増加し、結果的に間違い癖がついてしまう傾向がある。
ミスをすると、結局ミスした箇所を修正するのに「入力」「削除」「再入力」という3倍の手間がかかり、かえって時間がかかる。またミスした文字を見つけるための確認作業も増えるので、実際にはさらに多くの時間がかかる。このような意味で、特に初心者は、ゆっくりでも正確に打てるように練習する必要がある。
重要な英字はより多く表示するようにする(15−10)。
ローマ字入力を選択した場合、重要な英字とは、日本語の入力に重要な英字であって、「A」「I」「U」「E」「O」などである。また、「K」「S」「T」「N」「H」「M」「Y」「R」などであって、これらについても国語辞典の「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や」「ら」それぞれのページ数の多い順に重要であるといえる。
「Q」などは重要でない。
また例えば「X」キーは、「っ」を「XTU」とタイプする者にとっては重要であるが、それ以外の者には重要でないので、練習者ごとに表記法を調べ(図16)、練習者によって表示回数を変える必要がある。
また前回練習したとき、ミス回数の多い文字があったときは、その文字を多く表示する。
英字の表示(15−10)順序については、練習開始後しばらく指が慣れるまでは、キー位置順に表示すると効果的である。例えば右手ホームポジションキーの練習を行う場合は、「J」「K」「L」「J」「K」「L」と順番に表示する。
またホームポジション以外のキーの練習を行う場合については、特に練習開始後しばらく指が慣れるまでは、「U」「J」「I」「K」「O」「L」とホームポジションの英字を取り混ぜてキー位置順に表示すると効果的である。
この場合、「J」「U」「K」「I」「L」「O」ではなく、「U」「J」「I」「K」「O」「L」または「J」「U」「J」「K」「I」「K」「L」「O」「L」と、指をホームポジションに戻す癖をつけるような順番で表示したほうがよい。この方法を用いると、練習者は指をホームポジションに戻さざるを得ない。
練習開始後しばらくして指が慣れたら、英字をランダムに表示する(15−10)。
この場合、特に練習者が初心者のときは、たとえば「JJ」「KK」「LL」と同じ英字を複数回ずつ打ってもらうように表示すると定着が速く効果的である。
また、ホームポジション以外のキーを練習する場合も、必要に応じてホームポジションキーを混ぜて表示すると効果的である。
入力にミスがあった時は、画面上でミスを知らせる。このときあまり大げさに知らせたり警告音を発すると、練習者にストレスをあたえるのでよくないので控えめにする。
また、入力にミスがあった時は、ホームポジション上のどの指をどの方向に動かすか、画面上のキー配列画像(15−40)上に表示する。
具体的には、ホームポジションの該当ボタン上に、指を動かす方向を示す矢印等を表示する。たとえば「U」キーを押さなければならないのに誤って他のキーを押した場合、画面上のキー配列画像上の「J」ボタン上に上矢印(17−11)を表示する(図17)。このとき、見やすいようになるべく大きく表示したほうがよい。また、例えば矢印(17−11)を、ステレオ画像(ステレオグラム)で表示することにより、立体表示してもよい。この場合、矢印は、裸眼立体視(平行法また交差法)、ステレオペア、ウォールペーパー・ステレオグラム、RDS、SIS等の方法で立体表示するよりも、アナグリフ(赤青メガネで飛び出して見える)等のメガネを使用した方法で立体表示するほうが見やすい。
従来のタイピングソフトウェアは、どの指をどの方向に動かすかでなく、主に、どのキーを押すかのみを表示していたが、このように表示すると、正しい指で打つことより目的のキーを押すことを優先してしまい、結果的に打ちやすい指で打ってしまう傾向があった。
また、たとえ指を動かす方向を示しても、練習者が画面上に表示される文字に注目している場合には気づかないのが普通であって、指を動かす方向については特に強調して表示する必要がある。その点、矢印が目の前に飛び出して見え、あるいは音声によりアナウンスがあれば、必ず気づくと思われる。
正しい指で打つことができないと、手元を見ないでキーを打つことができなくなるため、入力速度が落ち、手元へ頻繁に視線を移さなければならなくなり目や肩が疲れやすくなり、さらに間違いが多くなる。
どの指をどの方向に動かすか表示する時、同時に、どのキーを押すか表示してもよい。
ミスの回数はカウントし、また間違いやすいキーを判別するためにどのキーを何回ミスしたかについてもカウントする。
また、画面上に英字を表示(15−10)してからキー入力がなく数秒経過した場合も、ホームポジション上のどの指をどの方向動かすか、画面上のキー配列画像上に表示する(17−11)。このときも、0168同様に立体表示しまたは音声アナウンスしてもよい。
特に中級者以上の者について、画面上に英字を表示してからキー入力がなく数秒経過した場合は、練習に飽きてきている可能性もあるため、練習を続けるように促すことが必要になる場合もある。
ローマ字1文字を思い出すのに1秒かかると、一般的に、1ページあたり24分もロスすることになるため、ローマ字の練習は非常に重要である。
「2.ローマ字練習」の練習については、ローマ字入力を選択する者にのみ必要となる練習であって、画面上に表示されるひらがな(18−10)を練習者がローマ字で入力する方法で行う。(図18)
具体的には、まず、画面上にひらがなを表示し(18−10)、キー入力を受け付ける。
このとき、そのひらがなを音声でアナウンスするのもよい。
練習者がこれを見てキーを押すと、キーが押されたことを練習者自身が自覚できるように画面上のインジケータ(18−20)等が点滅する。
そして、入力された英字が正しいかどうか確認し、正しい場合には、タイプ音等を再生し、入力した英字が画面上に入力される(18−30)
そして、画面上に表示されたひらがな(18−10)の入力(18−30)が終わったときは、ひらがな(18−10、18−30、18−40)を消し、次のひらがなを表示(18−10)し、再度キー入力を受け付ける。
これらの作業を一定時間繰り返すが、その間にひらがなを入力した回数等はカウントしておく。
ローマ字練習(図18)の前に、ローマ字の説明を表示したほうが良い(図19)
そして、一定時間が過ぎると、自動的に練習が開始されるようにすることで、練習者は制限時間内にローマ字を覚えようとするため、効果的にローマ字練習を進められる。
ローマ字は「AIUEO」が基本で、その前に「K」をつけると「かきくけこ」となり、「S」をつけると「さしすせそ」となるが、特にローマ字になれていない者にはこの仕組みを意識させるために、ひらがなを例えば「か」「こ」「け」と一文字ずつばらばらに表示するのではなく、例えば「か行」ならば「かきくけこ」といったように、行ごとに表示したほうが効果的である(18−10)。
ところでこのように「あいうえお」と行ごとに表示(18−10)する場合は、一文字ごとに「あ」と表示する場合と異なり、練習者が入力中に、何文字目まで入力を終えたかリアルタイムに知る方法が必要であり、例えば、入力を終えた文字についてはその都度画面上から消去し、あるいは入力した文字を画面上に表示していくといった工夫が必要となる(18−30)。
国語辞典の「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や」「ら」それぞれのページ数の違いに従って、各行の表示回数に差をつけて、重要な文字を重点的に練習してもよい。
また前回練習したとき、ミス回数の多い字があったときは、その字を多く表示する。
キータッチの練習を行っている時は、その都度、指をホームポジションに戻していた練習者でも、ローマ字の練習にうつると、指をホームポジションに戻さなくなっていく傾向が見られる。
ところが従来のタイピングソフトウェアは、この問題に対応する有効な手段を備えていなかった。
そこで、ひらがなとホームポジションの英字を混ぜて表示する方法を考えた。
例えば「FJ」また「ASDF」「JKL」に続けて「かきくけこ」と表示する。これにより、練習のワンパターン化も防止でき、より効果的に学習できる。
ローマ字に慣れてきたら、ひらがなを一文字ずつランダムに表示する方法を取り入れてもよい。
ところで、入力にミスがあった時は、画面上でミスを知らせる。このときあまり大げさに知らせたり警告音を発すると、練習者にストレスをあたえるのでよくない。
また従来のタイピングソフトウェアは、最初から画面上にローマ字表記を表示するものもあったが、最初から画面上にローマ字表記を表示していると、練習者は当然にそのローマ字表記の英字の羅列を何も考えずに見ながら打つことになってしまい、ローマ字の練習としては効果がなくなってしまう。そこで、最初から表示しておくのではなく、入力にミスがあった時に、表示中のひらがなの下に、ローマ字表記を表示する(18−40)方法を考えた(このとき、0168同様に立体表示してもよい)。
また、入力にミスがあった時は、ホームポジション上のどの指をどの方向に動かすか、画面上のキー配列画像(18−50)上に表示してもよい。ちなみにこの方法により、練習者にローマ字表記のヒントを与えることもできる。例えば「う」は「U」と表記するが、これがわからないとき、画面上のキー配列画像(18−50)の「J」ボタン上に上向き矢印を表示し、「う」が「U」であると気づかせる。
ミスの回数はカウントし、また間違いやすいキーを判別するためにどのキーまたどの文字を何回ミスしたかについてもカウントする。
また、画面上にひらがなを表示(18−10)してからキー入力がなく数秒経過した場合も、表示中のひらがなにつき正しいローマ字表記を表示し、またホームポジション上のどの指をどの方向動かすか、画面上のキー配列画像(18−50)上に表示してもよい。このとき、0168同様に立体表示してもよい。
また、画面上にひらがなを表示(18−10)してからキー入力がなく数秒経過した場合は、練習に飽きてきている可能性もあるため、練習を続けるように促すメッセージ等を表示することが必要になる場合もある。
パソコン上だけでなく、ローマ字練習帳等での筆記練習を組み合わせて行うと効果的な場合もある。
ひらがなと漢字のみからなる500文字の文章を10分間程度で入力できる者に、カタカナ、英字、数字、記号が10字程度含まれた文章を入力してもらったところ、平均20パーセント程度の速度低下がみられた。
中級者の入力スキルアップには、カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字の練習が重要であるとおもわれる。ところが、特に記号、特殊文字の練習については、従来のタイピングソフトウェアでは対応していなかったようである。
「3.漢字変換」「4.カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字変換」の練習については、画面上に表示される字(20−10)を練習者が入力する方法で行う(図20)。
具体的には、まず、画面上に漢字、カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字を表示(20−10)し、キー入力を受け付ける。
練習者はこの字と同じ字を、画面上のテキストボックス(20−20)に入力する。
そして、画面上に表示された字(20−10)と入力された字(20−20)が同じかどうか確認し、同じ場合には画面上に表示されていた字(20−10、20−20)を消し、次の字を表示し(20−10)、再度キー入力を受け付ける。
これらの作業を一定時間繰り返し、その間に入力した回数等はカウントしておく。
前回練習したとき、ミス回数の多い字があったときは、その字を多く表示する。
また、必要に応じてホームポジションの英字を混ぜて表示してもよい。
ところで、入力にミスがあった時は、正しい字が入力されるまで、次の字は表示しない(20−10)。また画面上でミスを知らせてもよい。このときあまり大げさに知らせたり警告音を発すると、練習者にストレスをあたえるのでよくないので控えめにする。
また、入力にミスがあった時は、表示中の字(20−10)の入力法のヒントを表示する(21−10)。
ミスの回数はカウントし、また間違いやすい字を判別するためにどの字を何回ミスしたかについてもカウントする。
また、画面上に字を表示してからキー入力がなく数秒経過した場合も、表示中の字(20−10)につき、その入力法のヒントを表示する(21−10)。
入力法のヒントとは、たとえば「F7キーを利用すると効率的にカタカナ変換できます」「記号名を入力して変換します」などである。
画面上に字を表示してからキー入力がなく数秒経過した場合は、練習に飽きてきている可能性もあるため、練習を続けるように促すアドバイス等を表示することが必要になる場合もある。
速く正確にタイピングでき変換スキルにも問題ないのに、入力速度が思うように伸びない場合、変換のタイミングに問題があるとも考えられる。
すなわち、「私歯医者です」と入力したい場合に、「わたしはいしゃです」と全文を入力して変換すると、多くの場合「私は医者です」と変換されてしまい、入力後に修正する必要が生じてくる。
これに対して、まず「わたしは」と入力した時点で「私は」と変換し、次に「いしゃです」と入力して「医者です」と変換すると、修正作業をおこなう必要がなくなる。
このように長文は、文節単位でこまめに変換しながら入力したほうが効率的であるが、従来のタイピングソフトウェアは、このような点まで考えてつくられたものはなかった。
「5.文章入力」の練習については、画面上に表示される文を練習者が入力する方法で行う(図22)。
具体的には、まず、画面上に例えば「亀が」といったように文節単位で文を表示し(22−10)、キー入力を受け付ける。
練習者はこの文と同じ文を、画面上のテキストボックスに入力する(22−20)。
そして、画面上に表示された文と同じ文が入力された時は、画面上に表示された文「亀が」のあとに付け加えるかたちで次の文を文節単位で例えば「泳ぐ」と表示し(22−10)、再度キー入力を受け付ける。
そしてたとえば「亀が泳ぐ。」と一つの文章の入力を終えた時点で、画面上に表示された文(22−10)と入力した文(22−20)を全て消去し、例えば「うなぎを」と次の文を表示してもよい(22−10)。このほうが、画面上(22−10、22−20)に表示される文字数が少なく、文字を大きく表示することができ、見やすいからである。
これらの作業を一定時間繰り返し、入力できた文字数また文の数等はカウントしておく。
ちなみに、画面上(22−10)には通常「亀が」と文節単位で文を表示するが、例えば「カメの」「FAXは」「1234です」といったカタカナや英字や数字(そのほか記号や特殊文字)等とひらがなが混じった文については、まず画面上(22−10)に、カタカナや英字や数字や記号の部分のみを表示し、カタカナや英字や数字や記号の部分の入力を確認できた時点で、ひらがな部分を表示する。
具体的には、まず画面上(22−10)に「カメ」とカタカナ部分のみを表示し、このカタカナ部分の入力を確認できた時点で、「の」とひらがな部分を表示する。また、まず画面上(22−10)に「FAX」と英字部分のみを表示し、この英字部分の入力を確認できた時点で、「は」とひらがな部分を表示する。また、まず画面上(22−10)に「1234」と数字部分のみを表示し、この数字部分の入力を確認できた時点で、「です」とひらがな部分を表示する。カタカナや英字や数字や記号とひらがなが混じった文については、このような区切り方で変換したほうが効率的だからである。
また、前回練習したとき、ミス回数の多い文があったときは、その文を多く表示する。
また、ある程度文章の入力に慣れてきたときは、画面上に例えば「カメのFAXは1234です。」といったように文章単位で表示し(図23)、キー入力を受け付けてもよい。
さらに慣れてきたときは、同音異義語を含んだ文章を表示するようにするとよい(図23)
ところで、入力にミスがあった時は、正しい文が入力されるまで、次の文は表示しない(22−10)。また画面上でミスを知らせてもよい。このときあまり大げさに知らせたり警告音を発すると、練習者にストレスをあたえるのでよくないので控えめにする。
また、入力にミスがあった時は、表示中の文(22−10)の入力法のヒントを表示する。
ミスの回数はカウントし、また間違いやすい文を判別するためにどの文をミスしたか記録する。
また、画面上に文を表示(22−10)してからキー入力がなく数秒経過した場合も、表示中の文(22−10)の入力法のヒントを表示する。
画面上に文を表示(22−10)してからキー入力がなく数秒経過した場合は、練習に飽きてきている可能性もあるため、練習を続けるように促すメッセージを表示することが必要になる場合もある。
実験の結果、タイピング技術自体には問題がなく、例えば、原稿から画面に目を移し再び原稿に目を戻そうとしたときにどの部分を入力していたか分からなくなってしまうといったように、目の運びに問題がある者も少なくないことが分かった。
また、原稿を入力する場合、原稿の該当箇所の文を覚えて、覚えた文をパソコンに向かって入力するといった作業を繰り返すことになるが、このときの一時記憶の方法について問題がある者も少なくないことが分かった。
そして、この「目の運び」と「一時記憶」には、密接な関係があることが分かった。すなわち、熟練者は、原稿から常に同じような区切りかたで文を取り出して覚えて、これを入力しているようである。熟練者は、原稿を一続きの文章でなく、ある一定のルールに基づいて区切られた短文の集まりとしてみている傾向があり、入力を終えて原稿に目を戻すときも、この区切りをたよりに、入力していた部分に容易に目を戻すことができるようである。
そのため「6.目の運び・一時記憶」の練習は、「一時記憶」「目の運び」の順で練習を行う。
「一時記憶」の練習は、同じような区切り方で文を取り出して表示し、練習者がこれを覚えて入力する方法で行う。
具体的には、まず同じような区切り方で取り出した短文を画面に表示し、一定時間経過後にこの短文を非表示とする。短文が非表示になった後、その短文の入力を練習者に求める。これを繰り返すことにより、長文を見たときに、そこから最適な区切り方で文を取り出し覚えて、入力できるようになる。
短文の表示時間は、徐々に短くしていってもよい。
「目の運び」の練習は、徐々に原稿に目を慣らす方法で行う。
具体的には、まず大きな文字で行間をあけて記載したものから、小さな文字で行間をあけずに記載したものまで数種の原稿を用意する。そして練習者はこれらの原稿について、大きな文字のものから小さな文字のものへ順番に入力して練習する。
また実験の結果、特に年齢が比較的に高い者などは、日常会話等では周囲から気づかれない程度の僅かな訛りがある場合がほとんどであることがわかった。関東在住の50歳以上の者10名に、300文字からなる一般的な文章を入力してもらい、その入力過程を目視により確認したところ、全員に日本語の表記ミス(訛り)を確認できた。
特にカタカナ語については入力に手間取る傾向が見られたが、漢字などの語についても、たとえば「し」と「ひ」を間違えて入力するなど、正確に入力していないため正しく変換されないといった状況が見られた。
「7.日本語練習」の練習については、訛りやすい語のうち日常使用することの多い語を画面上に提示し、練習者がこれを入力する方法で練習を行う。
「1.キータッチ」(0159)「2.ローマ字練習」(0171)「3.漢字変換」「4.カタカナ、英字、数字、記号、特殊文字変換」(0183)「5.文章入力」(0190)「6.目の運び・一時記憶」(0198、0199)「7.日本語練習」(0201)についてそれぞれ練習を終えると、結果画面を表示する(図24)。
具体的には、累計学習時間、入力文字数、ミス数、ミス割合、初回練習時の結果と日付、今回の結果を表示し、また必要に応じて、練習せずに数日以上経過していた場合の警告メッセージ、前回の練習結果と比べた場合のアドバイスメッセージ、入力の正確さ及びミス傾向に関するアドバイスメッセージ、入力速度に関するアドバイスメッセージ、このままこの練習を続けるかあるいは次の練習に進むべきかに関するアドバイスメッセージ等を表示する。また、順位また偏差値を表示してもよい。
0203の累計学習時間とは、本練習者が本ソフトウェアで練習を開始してから今までに練習してきたおおよその累計時間等である。
練習者の体感学習時間と実際の学習時間は大きく異なることが多い。
その結果、こんなに練習しているのに何で上達しないのだろうと考えるようになり、やる気がなくなってしまうことが少なくない。
累計学習時間を表示することによりこのような問題を解消でき、タイピング授業時に発生するクレームのほとんどを解消できる。
ちなみに、調査の結果、練習者の全員が、実際より多く練習していると感じていることがわかった。しかも、実際より2倍以上多く練習していると感じている者が、70パーセント以上を占めた。これは、一般的に、練習に使用するタイピングソフトの一回の練習継続時間が非常に短く、練習と練習の合間に頻繁に休みをとることになることと関係していると考える。
0203の入力文字数とは、練習者が練習中に入力することができた回数等であって、練習中に計測したものである(0160、0172、0184、0191)。これを強調して表示しすぎると、速く打つことを推奨することになりかねず、特に初心者向けには注意が必要である。
0203のミス数とは、練習者が練習中にミスした回数等であって、練習中に計測したものである(0168、0179、0187、0195)。正確性を重視した練習を行うという観点から、強調して表示してもよい。
0203のミス割合は、「ミス数÷入力文字数×100」の式で計算するが、見やすいように四捨五入して整数等で表示し、単位をパーセントと表示すべきである。ミス割合が高い場合には、色を変えるなど強調して表示するのもよい。
0203の初回練習時の結果と日付とは、本練習項目について初めて練習したときの結果と、その日付であって、初回練習時にクッキー等に保存したもの(0217)を取り出して使用する。
長期的に見た場合、練習者が練習を継続して行えば、スキルはアップしていくはずであり、練習者がやる気を持続するには、練習者自身が練習の結果いかにスキルアップしたか確認するのが一番効果的である。しかし、練習を続けていく中で、疲れなどが原因でどうしても一時的に結果が悪くなることがあり、今回の結果を前回と比べた場合、常にスキルのアップを確認できるとは限らない。従来のタイピングソフトウェアの中には、前回の結果を記憶し、今回の結果と並べて表示するものがあるが、練習者は悪い結果が続くと練習をやめてしまう傾向がある。
そこで、今回の結果を前回と比べるのではなく、初回練習時と比べることにより、練習者にやる気を持続してもらう。
初回練習時の結果については、初回練習時の入力文字数、ミス数、ミス割合等をそのまま表示してもよいが、これらのデータをもとに採点した点数を表示したほうが見やすいかもしれない。また、点数と入力文字数、ミス数、ミス割合を並べて表示することも考えられる。
0203の今回の結果とは、今回の入力文字数、ミス数、ミス割合等をもとに採点した点数などである。星印の個数などで表示または補足すると見やすい。
採点基準は練習者の到達また目標のレベルによって変える。すなわち、クッキー等に保存した練習目標に関する情報(0102)を取り出し、レベルが高いときはタイプ速度にある程度重きを置いて採点し、またレベルが低いときは主としてタイプミス回数を基準に採点する。
また、あらかじめサーバに整理蓄積された複数練習者の成績データ(0220)を参照し、今回の結果をこれと比較することにより、順位等を表示してもよい。
また、あらかじめ、これぐらいの結果だったらこれくらいの偏差値になるといったデータを保存しておき、これを確認することにより、推定偏差値等を表示してもよい。
ちなみに、この順位また偏差値は、年齢や職種や地域や学校毎のものであってもよい。
タイピングの練習は、日にちを明けずに継続して行う必要がある。10日に1度練習する程度では効果がほとんどあがらなくなってしまう。
0203の練習せずに数日以上経過していた場合の警告メッセージとは、学習しない日が続いた練習者に、日にちをあけずに練習するように警告するメッセージである。
前回、クッキー等に保存した練習実施日に関する情報(0217)を取り出し、前回練習した日付から一定日数以上経過していることを確認した場合に、学習しなかった日数と、日にちをあけると練習効果が低下するためできるだけ毎日練習するように薦めるアドバイスを表示する。
数種のメッセージを用意し、学習しなかった日数に応じて、その中から適したものを表示してもよい。
0203の前回の練習結果と比べた場合のアドバイスメッセージとは、前回より今回の結果のほうが悪い場合に、練習者を励ますメッセージである。前回、クッキー等に保存した学習結果に関する情報(0217)を取り出し、今回の結果と比べ、今回の結果のほうが悪いときに表示する。
前回と今回の結果とを並べて表示しなくても、練習者の中には前回の結果を覚えていて今回の結果と比べる者も少なくない。このような練習者については、前回のより今回の結果のほうが悪いとがっかりしてしまい、途中で練習をやめてしまいかねない。
そこで、練習を続けていく中ではどうしても一時的に結果が悪くなることがあり、常に前回よりよい結果がでるとは限らないことを練習者に知らせ、また、長期的に見た場合、正しい方法であせらずに練習を行えば、スキルはアップしていくことを説明し、また、実際に初回練習時と比べればスキルはアップしているということを練習者に知らせる。
前回より今回の結果のほうがよい場合には、練習者にこれを知らせるメッセージを表示してもよいが、これを過度に強調すると、前回より今回の結果のほうが悪い場合に練習者にストレスをあたえる可能性があるので、控えめにするほうがよい。
ミスをしてしまうと、結局ミスした箇所を修正するのに「入力」「削除」「再入力」という3倍の作業を行う必要が生じ、かえって時間がかかる。またミスした文字を見つけるための確認作業も増えるので、実際にはさらに多くの時間がかかる。このような意味で、特に初心者は、ゆっくりでも正確に打てるように練習する必要がある。
0203の入力の正確さ及びミス傾向に関するアドバイスメッセージとは、ミスが多い場合に、ミスしやすいキーや字を知らせ、また正確に入力するように警告するメッセージである。
練習中に記録したミス数(0168、0179、0187、0195)があらかじめ定められた数を越えた場合に、練習中に記録したミスしやすいキー(0168、0179、0187、0195)を画面上のキー配列画像(図24)上に表示し、また練習中に記録したミスしやすいキーや字(0168、0179、0187、0195)をメッセージとして表示し、また、正確に入力できれば結果的に速く打てるようになるので正確に入力するように薦めるアドバイスを表示する。メッセージは複数用意し、ミス数に応じて、その中から適した内容のものを表示する。
この基準となるミス数やメッセージの内容は、練習者の到達また目標のレベル(0102でクッキー等に保存)によって変えてもよい。
0203の入力速度に関するアドバイスメッセージとは、入力文字数が少ない時にこれを警告するメッセージである。
練習中に記録した入力数(0160、0172、0184、0191)があらかじめ定めた数に達しない場合に、それを伝えるメッセージを表示する。メッセージは複数用意し、入力数に応じて、その中から適した内容のものを表示する。
この基準となる入力数やメッセージの内容は、練習者の到達また目標のレベルによって変えるとよい。
ちなみに、初心者は、ゆっくりでも正確に打てるように練習する必要があるため、このような警告はあまり表示しないほうがよいが、あきらかに入力文字数が少なすぎるときは、途中で練習をやめている可能性があるので、最後まで練習するようにアドバイスすべき場合もある。また体調に異変を感じたときは練習を速やかにやめるようにアドバイスしたほうがいい。
0203のこのままこの練習を続けるかあるいは次の練習に進むべきかに関するアドバイスメッセージとは、次の練習に進んだほうがよいかこの練習を続けたほうがよいかアドバイスするメッセージである。
入力文字数(0160、0172、0184、0191)、ミス数(0168、0179、0187、0195)、ミス割合(0207)等をもとに採点した点数(0209)が、あらかじめ定めた数を越えることを確認した場合に、合格であり次の練習に進んだほうがよいとメッセージを表示する。それに対して、あらかじめ定めた数を下回ることを確認した場合に、今の練習を繰り返すほうがよいとメッセージを表示する。メッセージは複数用意し、点数に応じて、その中から適した内容のものを表示する。
この基準となる点数やメッセージの内容は、練習者の到達また目標のレベル(0102でクッキー等に保存)によって変えるとよい。すなわち、たとえば、レベルが高くなるにつれて厳しい基準で採点する。またレベルが低いほど基本から詳細に説明したメッセージ内容とする。
練習せずに数日以上経過していた場合の警告メッセージ(0210)、前回の練習結果と比べた場合のアドバイスメッセージ(0211)、入力の正確さ及びミス傾向に関するアドバイスメッセージ(0212)、入力速度に関するアドバイスメッセージ(0213)、このままこの練習を続けるかあるいは次の練習に進むべきかに関するアドバイスメッセージ(0214)等は、どうしても必要な場合のみ表示し、それ以外の場合は表示しないほうがよいと思われる。
毎回、メッセージを表示すると、印象が薄れ、練習者はいずれ読んでもらえなくなり、その結果、本当に必要なメッセージも読まなくなるからである。
また、メッセージを音声で再生し聴覚を刺激しても効果的である。
また結果画面(図24)には、練習再開ボタンと練習終了ボタンが表示される。
通常、練習再開ボタンをクリックすると、今練習したのと同じ項目の練習画面を表示し、再度練習を開始できる。
ただし、0214で合格基準をクリアしたときに、練習再開ボタンをクリックすると、次項目の練習画面を開き、次の練習に進むことができる。次項目とは、カリキュラム上、今練習した項目の次に練習すべき項目である。
キーボード練習に際して、マウスに手を伸ばすのは大変なので、ボタンのクリックは、例えばスペースキーなどのタイピングでも代用できるようにしたほうがよい。ただしスペースキーを1回タイプしただけで次に進めるとすると、変換練習の際などには、ミスタイプによる不具合があいつぐので、たとえば続けて2回タイプしないと次に進めないようにすべきである。
練習終了ボタンをクリックすると、本ソフトウェアを終了する。
ちなみに、結果画面(図24)に表示される情報や練習実施日に関する情報は必要に応じて、パソコン内の例えばクッキー等に保存する。
具体的には、まず、パソコン内の例えばクッキーから0147で保存したカリキュラム(図5、図7)を取り出す。
そして、今回練習した項目について、すでに過去の学習状況の記録(14−11)が付記されているか確認し、今回練習した項目に過去の学習状況の記録が付記されていない場合は、この項目に新たに今回の学習状況の記録を付記(14−11)し、クッキーファイル等に再保存する。これに対して、付記されていた場合は、この過去の学習状況記録を今回のそれと比較する。そして、今回のほうが優れている場合には、過去の学習状況記録を削除するなどして今回の学習状況の記録に書き換え、クッキー等に再保存する。
また、今回練習した項目について、今回初めて合格基準をクリアしたときは、練習者がカリキュラムを見たときに学習を完了した項目であることが分かるように、色分けなどして表示されるように情報を付記する(14−11)。
ところで、キーボードの練習は1人で行うことが多く、特に練習者が家などで練習する場合には、練習者がまじめに練習せず、また途中で練習をやめてしまう場合も少なくなった。
そこで、練習状況に応じて画面上に各種メッセージを表示することで練習者を励まし、また練習を継続させようと考えたが、メッセージを読まない者も皆無ではない。
そこで、指導者がインターネット等のネットワークを通じて、練習者の学習状況を把握し、できるだけ電話などで指導を行うほうがよいと思われる。
具体的には、全ての練習を終えて、本ソフトウェアを終了するに際して、0102でクッキー等に保存した送信の可否情報を確認し、指導者側への送信を可とする場合には、0102でクッキーに保存した練習者個人を識別する情報(ニックネーム、電話番号の下四桁、メールアドレス、練習目標など)を送信フォームに書き込む。
また必要ならば0147でクッキーに保存したカリキュラム(図5、図7)とこれに0217で付記された学習状況の記録(14−11)も送信フォームに書き込む。
さらに必要ならば、これに先立ち結果画面(図24)の表示(0202)に際して、表示される累計学習時間、入力文字数、ミス数、ミス割合、ミスしやすいキーや字、今回の結果、練習せずに数日以上経過していた場合の警告に関わる情報も送信フォームに書き込んでおく。
そして練習終了時に、これらの送信フォームに書き込まれた情報を、あらかじめフォーム内に送信先として記載された指導者側サーバのアドレスへ、インターネットを通じて送信する。
そして、指導者側サーバのCGIプログラムがこの情報を受け取り、この情報をあらかじめ登録された指導者のメールアドレス宛に送信する(図26)。
また、サーバにこの情報を保存し、指導者のパソコンが指導者側サーバにアクセスすることでこの情報を閲覧できるようにしてもよい。また、複数の練習者についてこの情報を整理蓄積し、たとえば、練習者が自分の順位また偏差値を知りたい場合に利用できるようにしてもよい(0209)。
ちなみに、練習のたびに練習状況に関する情報が練習者側から送信されると、練習者がたくさんいるような場合には、指導者側に非常に多くの情報が届くことになり、混乱が生じる可能性がある。また、実際には、指導者が指導する上で、必ずしも練習のたびに練習状況情報を知る必要はない。
そこで、入力文字数(0160、0172、0184、0191)が定められた基準より少なく、あるいはミス割合が定められた基準より高く(0212)、また練習せずに数日以上経過していた場合(0215)のみ、フォームの送信処理を行うほうがよい。
タイピングゲームは、学習意欲の向上には効果があるが、遅く打っていたのではゲームにならず、そのため、練習者は速く打とうとするあまり、正しい指使いができなくなり、間違い癖がついてしまうという危険があった。
そこで、練習者に速く打つことを強いることなく学習意欲を向上させる方法として、学習結果また累計学習時間に応じてポイントやクーポンを発行することを考えた。
具体的には、結果画面(図24)や終了画面(0216)にクーポンを表示し、練習者はこれを印刷して指定の店に持参することで、各種割引等を受けることができる。
また、表示されるクーポンは毎回変更され、練習者は気に入ったクーポンが表示されたときにこれを印刷して指定の店に持参してもよい。
さらに、本ソフトウェアが使用される場所や地域、練習者の種別によって、表示されるクーポンの種類を変更するとよい。
また、ポイントについては、結果画面(図24)等に現在のポイント数を表示してもよい。ポイントはそのポイント数に応じて商品と交換可能とする。
クーポンとポイントの両方を同時に発行してもよい。
また、学習結果また累計学習時間に応じて、証や賞を発行してもよい。
すなわち、スキルがあらかじめ定められた基準に達したときは、結果画面に「3級合格証」といった合格証を表示し、また著しい上達などが見られた場合等には、結果画面に賞状などを表示してもよい。
合格証や賞状には、練習者の氏名を記載し、目標のレベルによって採点基準が異なる場合(0209)は目標レベル等の記載も必要かもしれない。
合格証や賞状は、メニューの項目に付記された学習記録(14−11)等をクリックすることで、いつでも見ることができるようにしてもよい。
合格証や賞状は、練習者が印刷できるようにし、また、指導者側で印刷作成したものを郵送してもよい。
クーポンやポイントは、娯楽性を重視し、例えば珠やコインなどのアイテム画像として表示してもよい。また亀や魚類などの画像でもよい。
携帯電話の画面にクーポンなどを表示できるようにすれば、店に持参しやすく便利である。
そこで、結果画面等にQRコードを表示し、携帯電話でクーポンなどを取得できるようにしてもよい。
また、クーポンなどをインターネット経由で携帯電話にメール送信してもよい。
具体的には、まず、0102で、本練習者の携帯電話のメールアドレス情報を取得しておく必要がある。そして0219で、タイピング練習の状況に関する情報を送信し、サーバのCGIプログラムがこの情報をインターネット経由で取得する。CGIプログラムはその情報を分析し、クーポンやポイントの発行基準を満たしているか確認する。そして、基準を満たしていると判断したときは、該当するクーポンなどを、本練習者の携帯電話メールアドレス宛に送信する。
このクーポンやポイントは、クーポンやポイントへのリンクであってもよい。
ソフトウェアは(「著作権者の利益を不当に侵害」するため)教育目的といえども著作権法35条の適用がないという解釈がとられている。
そのため、学校でタイピング練習ソフトウェアをコピーできず、先生は学習効果よりも値段を基準にソフトウェアを選択するしかないといった悩みがあった。また、学校の中には、オペレーションシステムやワープロや表計算などのソフトウェアは購入しても、タイピング練習ソフトウェアまで購入することができず、違法コピーして使用しているケースもあると聞いており、ソフトウェアの制作者にとっては大きな損害となっていた。
そこで、タイピング練習ソフトウェア上に広告を表示し、タイピング練習ソフトウェアの代金の一部や全部を広告主に負担させることによって、利用者の負担を小さくしあるいはなくそうと考えた。
具体的には、結果画面(図24)等に広告を表示し、また、広告文をタイピングの練習文(図23、22−10)として使用する。
広告とは、例えば実在の店舗などの絵画画像、また、それに広告文が付加かされたものであってもよい。
たとえば練習が終わるたびに、店舗などの絵画画像(図27)等を表示し、練習者は、その中に隠されたクーポンやポイントを、街を歩き回り宝探しをする感覚で見つけられるようにしてもよい。
これにより、練習と練習の合間に適度の息抜きができ、学習意欲の向上と継続を期待できる。
店舗などの絵画画像は、色鉛筆画風またセピア調またレトロ調に編集すると温かみが増し、また、これにレトロなアイテムを合成して懐かしさを演出してもよい(図27)。また、アナグリフ等の方法により、立体表示すると、娯楽性が増す。
店舗の種類は、デザイン上、商店等も向いており、商店街や中心市街地の活性化効果も期待できる。
また表示する広告の種類は、本ソフトウェアが使用される場所や地域、練習者の種別により変更するとよい。
例えば、本ソフトウェアを中学校で使用する場合は、地域の高校の広告を表示する。また、高校で使用する場合は、専門学校や大学の広告を表示し、また生徒には「コンピュータを勉強するなら亀吉コンピュータ法律専門学院へ」といった広告文を入力して練習してもらう。
また、この場合、広告主自身が、必要に応じて、広告の一部または全部を、ブログ形式で更新できるようにしてもよい。具体的には例えば、広告主が専用ページに設置されたフォームのテキストボックスに「本日、雨天セールを実施中」といった広告文を入力して投稿ボタンをクリックすると、フォーム送信先として指定されたCGIプログラムにこの情報が送信され、CGIが練習文や広告文を書き換え、本ソフトウェアの練習文や広告文が更新されるようにしてもよい。
ただし、広告文には、普段あまり使用しない語も混じっていることが多く、これだけを練習に使うのは、練習効果の面で必ずしも十分な結果を得られるとは限らない。そこで、たとえば各文字の出現率や頻出語を考慮してつくられた一般の練習文と広告文とを混ぜて表示するとよいかもしれない。
また、時間帯や時期によって広告文を変更してもよい。
例えば、「千葉県、大雨注意報が解除されました」「山手線、全線で運転を再開」といったように、最新のニュースをタイピングの練習文(図23、22−10)として利用してもよい。
ただし、ニュースには、例えば「現住建造物放火」などといったように、普段あまり使用しない語も混じっていることがある。そのため、ニュースだけを練習文として使うのでは、十分に練習効果があがらない。そこで、各文字の出現率や頻出語を考慮してつくられた一般の練習文とニュースとを混ぜて表示するとよいかもしれない。これにより、練習効果を維持しつつ、練習者が練習に飽きるのも防止できる。
本タイピング練習ソフトウェアは、サーバに保存して、パソコンからネット経由でこれにアクセスして使用することも可能であるが、この場合、タイピングの未習得者が、どのようにして本ソフトウェアが設置されたサイトを開くかという点が問題となる。
通常、特定のサイトを開こうとする場合、URLを入力するか、検索サイトで文字を入力して検索することになる。しかし、英字と記号の羅列であるURLを入力するのは入力に慣れている者でさえ難しい作業であるし、検索サイトで文字を入力するためには最低限ローマ字や変換などのスキルの習得が前提となり、入力の仕方を学習しようとする者に入力作業を強いるのは無理である
ところで、パソコンで文字を入力したことのない者でも、電話をかけたり、リモコンでテレビのチャンネルを選んだり、電卓で計算したりしたことはあると思う。このように、文字の入力はきなくても、数字の入力は比較的容易に行うことができると思われる。
そこで、本ソフトウェアが設置されたサイトを構成するHTMLソース内のメタタグに、検索語としてサイト運営者等の電話番号を記載する。
これにより、練習者は検索窓にテンキーなどで電話番号を入力するだけで、そのWEBページを検索して開くことができる。
この方法は、本ソフトウェアが設置されたサイトだけでなく、様々なサイトに利用可能である。
例えば、お店のWEBページの場合、お店の電話番号を入力するだけで、そのお店のページを検索できるので非常に便利である。
電話番号は、全部でなく、その一部であってもよい。電話番号は、FAX番号などであってもよい。
また、これらのタイピング練習は、キー上に英字等が印字されていないキーボードで行うとよい。キー上に英字等が印字されていなければ、練習者は打った指をその都度ホームポジションに戻さざるを得ず、より大きな練習効果が期待できる。
ところで、近年、各種の学習用ソフトウェアが市販され、Eラーニングが盛んである。
しかし、これらを使用した学習は、通常、生徒が一人で行うため、途中で飽きてやめてしまうことも少なくなった。
そこで、画面を立体表示することにより、生徒に興味をもって学習を継続してもらえないかと考えた。
しかし、例えば立体メガネ等をかけたまま学習を長時間継続すると、目に負担がかかる場合もある。
そこで、常に画面を立体表示するのではなく、学習と学習の合間や、強調が必要な場面のみ立体表示したほうがよい。
具体的には、たとえばタイピング練習ソフトウェアの場合は、タイプミスがあった場合(0168)や、タイプするキーがわからずに迷った場合(0169)などに、指の動かす方向を示す矢印を立体表示するとよい。
本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアのスタート画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの初回メニュー画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの通常メニュー画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアのキータッチ診断画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの練習メニュー画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアのローマ字診断画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの練習メニュー画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの変換診断画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの文章入力診断画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの診断結果画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの診断結果画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの診断結果画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの診断結果画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの練習メニュー画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアのキータッチ練習画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアのローマ字表記選択画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの練習画面に表示されるキー配列画像の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアのローマ字練習画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアのローマ字説明画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの変換練習画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの変換練習画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの文章入力練習画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの文章入力練習画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの練習結果画面の図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの学習開始通知メールの図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの学習終了通知メールの図である。 本発明の1実施例のキーボード練習ソフトウェアの練習終了時表示画像の図である。 本発明の1実施例のスキルチェックアンケートの図である。
符号の説明
1−10 練習者情報入力フォーム
1−11 練習者名入力テキストボックス
1−12 練習者電話番号入力テキストボックス
1−13 練習者電子メールアドレス入力テキストボックス
1−14 練習者目標レベル入力ラジオボタン
1−15 練習者情報送信可否チェックボックス
2−11 診断画面へのリンク
2−12 練習メニューへのリンク
3−11 練習メニューへのリンク
3−12 練習カリキュラムの再作成画面へのリンク
5−10 キータッチ項目
7−10 ローマ字項目
7−11 ローマ字詳細項目
7−20 変換項目
7−21 変換詳細項目
7−30 文章項目
10−10 キー配列画像
10−20 結果表示
10−30 総合結果表示
14−11 付記練習記録
15−10 問題表示テキストボックス
15−20 キーダウン確認インジケータ
15−30 入力テキストボックス
15−40 キー配列画像
17−11 指方向指示矢印
18−10 問題表示テキストボックス
18−20 キーダウン確認インジケータ
18−30 入力テキストボックス
18−40 ヒント表示テキストボックス
18−50 キー配列画像
20−10 問題表示テキストボックス
20−20 入力テキストボックス
21−10 入力方法ヒント
22−10 問題表示テキストボックス
22−20 入力テキストボックス

Claims (7)

  1. タイピング練習に際して、ホームポジションキーのタイピングにミスがある場合にはキーを打ち終えた指がホームポジションに正しく戻っていないと判断し、また、ひらがなをタイピングしたときのほうが入力速度が一定以上落ちまたミスが増加するときはローマ字スキルの習熟度が十分でないと診断し、また、変換を要する語を入力したときのほうが一定以上入力速度が落ちまたミスが増加するときは変換スキルの習熟度が十分でないと診断し、また、文字が小さくまた文字間隔また行間隔が狭くまた文字数が多い原稿であるほど入力速度が落ちまたミスが増加しまた原稿に目安となるしるしが記載されていないほど入力速度が落ちまたミスが増加しまた画面に表示された文より紙に記載された文を入力するほうが入力速度が落ちまたミスが増加する場合は一時記憶また目の運びスキルの習熟度が十分でないと診断し、また、原稿に訛りやすくまた表記を間違いやすい日本語が含まれるほど入力速度が落ちまたミスが増加する場合は日本語スキルの習熟度が十分でないと診断し、また、入力中の変換また削除キーの利用頻度またキーの押し間違いを確認することにより弱点を診断し、また、習熟度が十分でないスキルや弱点を重点的に練習するように指示し、また、日本語の入力に必要また重要なキーまたを重点的に練習するように指示しまたこの重要なキーは練習者のローマ字表記方法により変化し、また、習熟度や弱点についての診断またアンケートの結果をもとに習得所要時間また費用を予想しまた練習カリキュラムを作成し、また、目の運びまた一時記憶スキルの習熟度が十分でないと診断したとき練習者に短文を見せてこれを隠した後にその短文の入力を求める方法で練習を行いまた文字を大きなものから徐々に小さくしまた文字間隔また行間隔を広いものから徐々に狭めまた文字数を少ないものから徐々に増加させまた原稿にしるしを記載しこれを徐々に消去して練習を行い、また、ローマ字スキルまた日本語スキルの習熟度が十分でないと診断したとき筆記により練習を行い、また、文字を入力する場合にミスがありまた入力せずに一定時間が経過したときにその文字を表記するローマ字また入力方法を表示しまた立体表示し、また、タイピングに際してミスをしなかったときに音を発しミスしたときには音を発せず、また、特定のキーを打つように指示する場合にホームポジションのどの指をどの方向に動かすかを立体表示しまた押すキーまた押したキーの呼び名をアナウンスし、また、特定のキーを打つように指示しさらに続けて特定のキーを打つように指示する場合に指示と指示の合間に一定時間をあけ、また、ホームポジション以外のキーの練習を指示する場合もホームポジションのキーを混ぜて打つように指示し、また、特定の文章を打つように指示する場合に変換に適した区切りごとに文章を提示し、また、練習者のレベルによって採点基準を変えまたレベルが低いときはタイプミス回数に重きをおいて採点し、また、練習することなく長期経過しまた必要以上に同じ内容の練習を繰り返した場合に警告を発し、また、練習を完了するまでの期間の累計練習時間を計測し、また、今回の練習結果について初回と比較し、また、タイピング練習の状況に関する情報をネットワークを通じて指導者側に送信し、また、練習結果また累計練習時間に応じてポイントまたクーポンまた証また賞を発行し、また、練習文として広告文またニュースを使用しこれを打つように指示し、また、タイピングの練習画面また練習結果画面に広告また事業所の画像また絵画を表示しまたこの画像また絵画は立体表示され、また、ネットワークを通じて複数練習者の練習結果を収集することで順位また偏差値を算出し、また、この順位また偏差値とは年齢また職種また地域また学校ごとの順位また偏差値であって、また、この練習結果に応じてポイントまたクーポンまた証また賞を発行することを特徴とするタイピング技能未習熟者対策方法。
  2. 表示装置に表示した第1の文字に対応した第2の文字を入力してこれを繰り返すことによりタイピング練習するタイピング技能未習熟者対策装置であって、第1の文字またその入力方法に関する情報を表示するための表示部と、第2の文字を入力するための入力部と、第2の文字の入力を受けないときまたは第2の文字の入力を受けてこれが第1の文字と対応しないときに表示部に第1の文字の入力方法に関する情報を表示しまた第2の文字の入力を受けてこれが第1の文字と対応するときは第1の文字を消去する制御部とを備えたタイピング技能未習熟者対策装置であって、第2の文字が第1の文字と対応するとき一定時間後に第1の文字を消去し、また制御部が第1の文字を消去した一定時間後に新たな第1の文字を表示部に表示し、また第1の文字は記号また特殊文字を含んでよく、また第1の文字は広告文またニュースであってよく、また第1の文字は文節単位であってよく、また表示される第1の文字には必ずAまたSまたDまたFまたJまたKまたLを含み、また前記入力方法に関する情報とは第1の文字のローマ字での表記法であり、また前記入力方法に関する情報とは第1の文字を入力するにはどの指をどの方向に動かすかキーボード上に表記した立体画像であり、また前記入力部とはキーの表面に文字の記載のないキーボードからなり、また前記タイピング技能未習熟者対策装置が音声出力部を備え第2の文字の入力を受けてこれが第1の文字と対応するときに制御部が音声出力部から音声を出力しまたこの音声とは第1の文字の呼称であり、また制御部が表示部に表示された第1の文字を消去してから第2の文字の入力を受け、またAまたSまたDまたFまたJまたKを含む文字を第1の文字として制御部が表示装置に表示し一定以上の頻度で第2の文字の入力を受けないときまたは第2の文字が第1の文字と対応しないときまた削除キーの入力を受けたときは制御部が表示装置にキーを打ち終えた指をホームポジションに正しく戻す旨のメッセージを表示し、またひらがなを第1の文字として制御部が表示装置に表示し一定以上の頻度で第2の文字の入力を受けないときまたは第2の文字が第1の文字と対応しないときまた削除キーの入力を受けたときは制御部が表示装置にローマ字スキルの習熟度が十分でない旨のメッセージを表示し、また変換を要する語を第1の文字として制御部が表示装置に表示し一定以上の頻度で第2の文字の入力を受けないときまたは第2の文字が第1の文字と対応しないときまた削除キーの入力を受けたときは制御部が表示装置に変換スキルの習熟度が十分でない旨のメッセージを表示し、また文字が小さくまた文字間隔また行間隔が狭くまた文字数が多い文を第1の文字として制御部が表示装置に表示し一定以上の頻度で第2の文字の入力を受けないときまたは第2の文字が第1の文字と対応しないときまた削除キーの入力を受けたときは制御部が表示装置に一時記憶また目の運びスキルの習熟度が十分でない旨のメッセージを表示し、また訛りやすくまた表記を間違いやすい語を第1の文字として制御部が表示装置に表示し一定以上の頻度で第2の文字の入力を受けないときまたは第2の文字が第1の文字と対応しないときまた削除キーの入力を受けたときは制御部が表示装置に日本語スキルの習熟度が十分でない旨のメッセージを表示し、またこれらの頻度とは可変的である前記タイピング技能未習熟者対策装置、また制御部が第1の文字に対応した第2の文字の入力があったとき得点を付与する前記タイピング技能未習熟者対策装置であって、制御部が表示装置にこの得点を表示し、また制御部が表示装置にこの得点にしたがって順位また偏差値またポイントまたクーポンまた証また賞を表示し、また制御部が表示装置にこの得点にしたがって次の練習項目へ進むことを薦める旨のメッセージを表示し、また前記タイピング技能未習熟者対策装置が通信部を備え、制御部がこの得点を通信部を通じて送信することを特徴とする前記タイピング技能未習熟者対策装置。
  3. キーボードを備えたコンピュータにユーザーのタイピング技術に関する診断また練習を実行させるコンピュータプログラムにおいて、表示手段に第1の文字を表示する第1のステップと、キーボードで削除キーが押されたときにこれを判定しカウントする第2のステップと、前記キーボードから入力される第2の文字と第1の文字とが対応するか判定しカウントする第3のステップと、第1から第3のステップが順番に所定回数繰り返されまた所定時間が経過した場合に第1の文字と第2の文字とが対応しまた対応しなかった数が基準を満たすかまた第2のステップで削除キーが押された数が基準を満たすか診断する第4のステップと、第1の文字と第2の文字とが対応しまた対応しなかった数また第2のステップで削除キーが押された数を第1の文字の種別ごとに比較し習熟度が十分でない文字の種別を診断する第5のステップと、第4また第5のステップの診断結果を表示手段に表示する第6のステップを備え、また、第4また第5のステップの診断結果を記憶装置に保存されたデータと比較することにより順位また偏差値を算出しこれを表示手段に表示する第7のステップと、第4また第5のステップの診断結果をもとに習得所要時間また費用を予想し表示手段に表示する第8のステップと、第4また第5のステップの診断結果をもとに練習カリキュラムを作成し表示手段に表示する第9のステップと、記憶装置に累計練習回数また時間が保存されるときはこれをとりだし今回の練習回数また時間をプラスしまた累計練習回数また時間が保存されていないときは今回の練習回数また時間を表示手段に表示する第10のステップと、前回の練習時に記憶装置に現在日時を保存したときはこの前回日時と現在日時とを比較しその結果を表示手段に表示する第11のステップと、記憶装置に初回の診断結果また順位また偏差値また習得所要時間また費用また練習カリキュラムが保存される場合にこれを表示手段に表示する第12のステップと、第4また第5のステップの診断結果また第7のステップの順位また偏差値また第8のステップの習得所要時間また費用また第9のステップの練習カリキュラムまた第10のステップで表示した練習回数また時間また現在日時を記憶装置に保存する第13のステップと、第4また第5のステップの診断結果また第7のステップの順位また偏差値また第8のステップの習得所要時間また費用また第9のステップの練習カリキュラムまた第10のステップで表示した練習回数また時間また現在日時を通信手段が送信する第14のステップと、第4また第5のステップの診断結果また第7のステップの順位また偏差値によりクーポンまた証また賞を表示手段に表示する第15のステップと、広告また事業所の画像また絵画を表示する第16のステップとを選択的に備えることを特徴とするタイピング技能未習熟者対策コンピュータプログラム、また第1のステップにおいて第1の文字は一定時間おいた後表示し、また第1のステップにおいて第1の文字は短時間だけ表示しまたこの表示時間は第1から第3のステップが繰り返されるにしたがって短縮し、また第1から第3のステップが繰り返されるにしたがって第1のステップで表示する第1の文字を徐々に小さくしまた文字間隔また行間隔を徐々に狭めまた文字数を徐々に増加させ、また第1のステップにおいて表示する第1の文字は広告文またニュースであって、また第1のステップにおいて表示する第1の文字は文章から変換に適した区切りごとに取り出した文であって、また第1のステップにおいて表示する第1の文字は日本語の入力において重要また習熟度が十分でない文字であって、また第1のステップにおいて表示する第1の文字に必ずホームポジションの文字を含み、また第1の文字の種別とはホームポジションの文字またひらがなまた変換を要する語また読みにくい文字また表記を間違いやすい日本語の別であって、また第3のステップで第2の文字と第1の文字とが対応すると判定したときに音を発し対応しないと判定するときには音を発せずまたこの音は第1の文字のアナウンスであって、また第3のステップで第2の文字と第1の文字とが対応しないと判定したとき表示手段にその文字の入力方法情報を表示しまたこの入力方法情報はその文字を表記するローマ字また立体画像であって、また第5のステップで習熟度が十分でない文字の種別を診断するに際し必要に応じて診断基準を変え、また第16のステップで表示する広告また事業所の画像また絵画は立体であることを特徴とするタイピング技能未習熟者対策コンピュータプログラム。
  4. 当該メールアドレスのドメインが分かるヒントをアットマークより左の文字列に備え、また、この文字列をネットワークを通じて送信し、またこの文字列をタイピング練習の状況に関する情報とともにネットワークを通じて指導者側に送信することを特徴とする請求項1記載のタイピング技能未習熟者対策方法。
  5. 立体表示されることを特長とする学習用ソフトウェア、また、練習画面また練習結果画面が立体表示されることを特徴とする請求項1記載のタイピング技能未習熟者対策方法。
  6. WEBページを構成するソース内に検索語としてそのWEBページに関わる電話番号を記載し、またこのWEBページに練習ソフトウェアを設置することで検索者は検索エンジンで電話番号を入力するだけでこのWEBページを検索できるようにし、またこの練習ソフトウェアとは請求項1記載のタイピング技能未習熟者対策方法を利用したものであることを特徴とするタイピング技能未習熟者対策方法、またこの練習ソフトウェアとは請求項3記載のタイピング技能未習熟者対策コンピュータプログラムであることを特徴とするタイピング技能未習熟者対策コンピュータプログラム。
  7. 硬貨また紙幣またこれに代わるカードを差し入れて使用するパソコンに練習ソフトウェアを設置し、また、購入したカードに記載された文字列を入力しないと練習ソフトウェアを使用できないようにし、またこの練習ソフトウェアとは請求項1記載のタイピング技能未習熟者対策方法を利用したものであることを特徴とするタイピング技能未習熟者対策方法、またこの練習ソフトウェアとは請求項3記載のタイピング技能未習熟者対策コンピュータプログラムであることを特徴とするタイピング技能未習熟者対策コンピュータプログラム。
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