JP4482855B2 - 音楽教習装置および音楽教習プログラム - Google Patents
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Description
そこで本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、楽しく飽きずに一人で練習することができる音楽教習装置および音楽教習プログラムを提供することを目的としている。
A.第1の実施形態
(1)全体構成
図1は第1の実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、10は構成要素1〜7を備え、本発明による音楽教習装置を搭載したDTM(デクストップミュージック)装置、20はDTM装置10とMIDI接続される電子楽器である。
DTM装置10では、生徒(ユーザ)により選択された曲データに基づき押鍵案内を行い、生徒がその案内とは異なる押鍵をして間違えた場合に仮想的な練習相手となるキャラクタCが画面上でその間違えを指摘する処理、間違えた回数に応じて仮想的な先生Tがあたかも生徒を励ますようにコメントする処理、生徒により選択された曲データに基づき押鍵案内を行い、仮想的な練習相手であるキャラクタがその案内とは異なる押鍵音を発音させ、その間違いを生徒に指摘させる処理および生徒がキャラクタCの間違いを指摘できなかった音符を先生Tが生徒に教える処理を実行する。一方、電子楽器20は生徒の鍵操作に対応した楽音を発生したり、DTM装置10側から供給されるMIDIデータ(ノートオンイベント)に応じた楽音を発生するよう構成されている。
次に、図1を参照してDTM装置10の構成を説明する。図1において、1は装置各部を制御するCPUであり、本発明の要旨に係わる処理動作については追って詳述する。2はプログラムエリアおよびデータエリアを備えるROMである。ROM2のプログラムエリアには、後述するメインルーチン、曲選択処理およびレッスン処理などを含む各種制御プログラムが記憶される。ROM2のデータエリアには、反応データ、画面データおよびコメントデータが記憶されており、これらデータが意図するところおよび具体的な一例については後述する。
次に、図3〜図21を参照して第1の実施形態の動作について説明する。以下では、最初に全体動作としてメインルーチンの動作について説明し、続いてメインルーチンからコールされる曲選択処理およびレッスン処理の各動作を説明して行く。
DTM装置10において、メインルーチンが実行されると、CPU1は図3に示すステップSA1に進み、装置各部を初期化するイニシャライズを行った後、ステップSA2に進む。ステップSA2では、ユーザ操作に応じて、RAM3のデータエリアに格納される複数の曲データ(1)〜(N)の内から音楽教習に用いる曲データを選択する曲選択処理を実行する。次いで、ステップSA3では、曲選択処理にて選択された曲データに基づく押鍵案内を行い、その案内中に生徒が押鍵ミスした場合に仮想的な練習相手となるキャラクタCが画面上でその間違えを指摘する生徒レッスン処理と、生徒レッスン処理にてカウントされる間違い回数に応じて、仮想的な先生Tがあたかも生徒を励ますようにコメントするコメント(1)処理と、曲選択処理にて選択された曲データに基づく押鍵案内を行い、仮想的な練習相手であるキャラクタCがその案内とは異なる押鍵音を発音させ、その間違いを生徒に指摘させるキャラレッスン処理と、指摘ミスした音符を仮想的な先生Tが生徒に教えるコメント(2)処理とから構成されるレッスン処理を実行する。そして、ステップSA4では、例えば発音指示する楽音の音色を設定する等の、その他の処理を実行する。以後、メインルーチン終了イベントが発生するまでステップSA2〜SA4が繰り返し実行される。
次に、図4を参照して曲選択処理の動作について説明する。上述したメインルーチンのステップSA2を介して本処理が実行されると、CPU1は図4のステップSB1に進み、曲選択操作の有無を判断する。ここで、曲選択操作とは、RAM3のデータエリアに格納される曲データ(1)〜(N)の曲名(もしくはファイル名)を一覧表示する曲選択画面(不図示)を表示部7に画面表示した状態において、一覧表示の内から所望の曲名(もしくはファイル名)にマウスカーソルをポインティングさせてマウス5をクリックする操作を指す。
曲選択操作が行わなれない場合、判断結果は「NO」になり、本処理を完了させるが、曲選択操作が行われると、判断結果が「YES」となり、ステップSB2に進む。ステップSB2では、曲選択操作により選択された曲名に対応付けられた曲番号をレジスタMELODYにストアする。そして、ステップSB3では、レジスタMELODYにストアされた曲番号で指定される曲データ(MELODY)が格納される先頭アドレスをアドレスポインタADDにセットして本処理を終える。
次に、図5を参照してレッスン処理の動作について説明する。前述したメインルーチンのステップSA3(図3参照)を介して本処理が実行されると、CPU1は図5のステップSC1に進み、レッスン回数Kに初期値「1」をセットする。次いで、ステップSC2では、スタートスイッチのオン操作に応じて、曲選択処理(図4参照)にて選択された曲データ中の音符データを曲進行に同期して読み出して弾くべき音を案内し、案内された鍵の音高とは異なる音高の鍵を生徒が押鍵して演奏ミスした場合、仮想的な練習相手となるキャラクタCが画面上でその間違えを指摘する生徒レッスン処理を実行する。
一方、繰り返しスイッチがオン操作されなければ、上記ステップSC6の判断結果は「NO」になり、ステップSC8に進み、終了スイッチのオン操作の有無を判断する。そして、終了スイッチがオン操作されると、判断結果は「YES」になり、本処理を完了させる。終了スイッチがオン操作されなければ、判断結果が「NO」となり、ステップSC1に処理を戻す。
次に、図6〜図10を参照して生徒レッスン処理の動作について説明する。レッスン処理のステップSC2(図5参照)を介して本処理が実行されると、CPU1は図6のステップSD1に進む。ステップSD1では、ROM2のデータエリアから読み出すガイド画面データに基づきガイド画面GGを表示部7に表示する。
ガイド画面GGは、図8に図示する一例のように、楽譜表示エリアA1,A2を有する。楽譜表示エリアA1では、上述した曲選択処理(図4参照)で選択された曲データ(模範曲)中の各音符データが曲進行に同期して楽譜表示され、これにより生徒(ユーザ)に押鍵案内するようになっている。一方、楽譜表示エリアA2では、押鍵案内に従って生徒が弾いた音が楽譜表示されるようになっている。
続いて、ステップSD4では、曲データ(MELODY)の先頭から読み出したタイムT(待ち時間)をレジスタTIMEにストアする。次に、ステップSD5では、間違い回数をカウントするカウンタMISSをゼロリセットする。以後、カウンタMISSの値を間違い回数MISSと称す。そして、ステップSD6では、タイマインタラプト禁止を解除する。タイマインタラプト禁止が解除されると、CPU1は所定周期毎にレジスタTIMEをデクリメントするタイマインタラプト処理(不図示)を実行する。
タイムTの待ち時間が経過して最初のガイドタイミングに達すると、ステップSD7の判断結果が「YES」となり、CPU1はステップSD8に処理を進め、アドレスポインタADDを歩進させてRAM3のデータエリアから次データを読み出す。次いで、ステップSD9では、読み出したデータが曲終端を表すENDデータであるか否かを判断する。曲終端に達しておらず、音符データが読み出されると、判断結果は「NO」になり、ステップSD11に進む。ステップSD11では、読み出された音符データ中の音高(1)をレジスタNOTEにストアする。続くステップSD12では、音符長をレジスタTIMEにそれぞれストアする。そして、ステップSD13では、レジスタNOTEにストアした音高(1)に対応する音符を、ガイド画面GG(図8参照)の楽譜表示エリアA1に表示して生徒に押鍵をガイドした後、上述のステップSD7に処理を戻す。以後、レジスタTIMEに格納される音符長が経過する毎に、上述したステップSD7〜SD13を繰り返す。
さて一方、曲終端に達してENDデータが読み出された場合には、上記ステップSD9の判断結果が「YES」となり、ステップSD10に進み、割込みマスクを施してタイマインタラプト禁止としてタイマインタラプト処理(不図示)を停止させて本処理を完了させる。
ガイドタイミングに達していない場合には、ステップSD7の判断結果が「NO」となり、図7のステップSD14に進む。ステップSD14では、電子楽器20側からMIDIインタフェース4を介して入力されるMIDIイベントに基づき、生徒が電子楽器20側で押鍵操作したか否か、つまりノートオンイベントの有無を判断する。押鍵操作が行われなければ、判断結果は「NO」となり、図6のステップSD7に処理を戻す。
一方、生徒が電子楽器20側で押鍵操作すると、判断結果が「YES」になり、ステップSD15に進み、押鍵された鍵の音高(ノートオンイベントに含まれる音高)をレジスタKEYにストアする。次いで、ステップSD16では、レジスタNOTEに格納される曲データの音高(1)と、押鍵された鍵の音高とが不一致であるか否かを判断する。両者が一致していると、判断結果は「NO」になり、図6のステップSD7に処理を戻すが、両者が不一致となる演奏ミス(誤押鍵)を生じた場合には、判断結果が「YES」となり、ステップSD17に進む。
こうして、仮想的な練習相手となるキャラクタCが発するメッセージを間違い回数MISSに応じて選択すると、CPU1はステップSD24に進み、選択されたメッセージを伴うキャラ画面CHGを生成して表示部7に一定時間表示する。キャラ画面CHGは、図10に図示する一例のように、仮想的な練習相手となるキャラクタCおよびメッセージ表示エリアMAを有し、間違い回数MISSに応じて選択したメッセージがメッセージ表示エリアMAに表示される。
次に、図11〜図13を参照してコメント(1)処理の動作について説明する。レッスン処理のステップSC3(図5参照)を介して本処理が実行されると、CPU1は図11のステップSE1に進み、上述した生徒レッスン処理でカウントした間違い回数MISSが「0〜2回」、「3〜5回」および「6回以上」のいずれに該当するのかを判断する。続いて、ステップSE2〜SE4では、間違い回数MISSに対応するコメントを、ROM2のデータエリアに記憶されるコメントデータ中から選択する。このコメントデータとは、図12に図示する一例のように、間違い回数MISSに対応付けられた先生コメント(1)A〜Cから構成される。先生コメント(1)A〜Cは、仮想的な先生Tが生徒に対してアドバイスする内容を表す。
先生画面TGは、図13に図示する一例のように、仮想的な先生Tおよびコメント表示エリアCAを有し、間違い回数MISSに応じて選択した先生コメント(1)がコメント表示エリアCAに表示される。このように、コメント(1)処理では、生徒レッスン処理においてカウントされた間違い回数MISSに応じて内容が変化する先生コメントを、仮想的な先生Tがあたかも生徒を励ますように先生画面TGで表示する。
次に、図14〜図18を参照してキャラレッスン処理の動作について説明する。レッスン処理のステップSC4(図5参照)を介して本処理が実行されると、CPU1は図14に示すステップSF1に進む。ステップSF1では、ROM2のデータエリアから読み出すガイド画面データに基づきガイド画面GGを表示部7に表示する。なお、このガイド画面GGは前述した生徒レッスン処理にて用いるものと同一である。
次いで、ステップSF2では、キーボード6中のスタートスイッチがオン操作されるまで待機し、オン操作されると、判断結果が「YES」となり、次のステップSF3に進む。ステップSF3では、アドレスポインタADDで指定される曲データ中のタイムTをRAM3から読み出す。なお、アドレスポインタADDには、前述した曲選択処理にて選択された曲データ(MELODY)の先頭アドレスがセットされているものとする。
タイムTの待ち時間が経過して最初のガイドタイミングに達すると、ステップSF6の判断結果が「YES」となり、CPU1はステップSF7に処理を進め、フラグONFをゼロリセットする。次いで、ステップSF8では、ミスフラグMISSFが「1」であるか否かを判断する。
後述するように、本処理では、仮想的な練習相手であるキャラクタCが押鍵案内に従って押鍵を行い、その押鍵に間違いがあるか否かを生徒が指摘するようになっており、キャラクタCが誤った押鍵をした場合にミスフラグMISSFを「1」にセットするようにしている。そして、生徒がその間違いに気付いて間違い指摘スイッチをオン操作して間違いを指摘した場合にミスフラグMISSFがゼロリセットされるようになっている。したがって、このステップSF8では、生徒が間違いを指摘できたかどうかを判断している。そして、生徒が間違いを指摘していれば、判断結果は「NO」となり、後述のステップSF11に進み、一方、生徒が間違いを指摘できなかった場合には判断結果が「YES」になり、ステップSF9に進み、指摘ミス回数をカウントするカウンタMを歩進させる。以後、カウンタMの値を指摘ミス回数Mと記す。
これに対し、曲終端に達しておらず、音符データが読み出された場合には、上記ステップSF12の判断結果が「NO」になり、図15に示すステップSF14に進む。ステップSF14では、読み出された音符データ中の音高(1)をレジスタNOTEにストアする。続くステップSF15では、音符長をレジスタTIMEにストアする。
さて、キャラクタの押鍵に間違いがあると、ここでの判断結果は「YES」となり、ステップSF19に進み、ミスフラグMISSFに「1」をセットした後、図16に示すステップSF21に処理を進める。一方、生徒を真似たキャラクタの押鍵に間違いがなければ、判断結果が「NO」になり、ステップSF20に進み、ミスフラグMISSFをゼロリセットしてから図16に示すステップSF21に処理を進める。
ガイドタイミングに達していない場合には、前述したステップSF6(図14参照)の判断結果が「NO」となり、図16に示すステップSF21に進む。また、上述のガイドタイミングに達した場合に音符データを読み出し、それに応じてミスフラグMISSFを更新するステップSF19またはステップSF20を経た後も図16に示すステップSF21に進む。
ステップSF21では、フラグONFが「0」、つまり間違い指摘スイッチがオン操作されていないかどうかを判断する。間違い指摘スイッチがオン操作されず、フラグONFが「0」であると、判断結果は「NO」になり、図14のステップSF6に処理を戻す。一方、間違い指摘スイッチがオン操作され、フラグONFに「1」がセットされていると、判断結果は「YES」になり、ステップSF22に進む。
一方、キャラクタの押鍵に間違いがない場合には、上記ステップSF26の判断結果が「NO」になり、ステップSF30に進み、図18に図示するように、キャラクタCが「まちがえていないよ!」なるメッセージを生徒に伝えるキャラ画面Cを一定時間表示する。こうして、間違い指摘の正否を生徒に知らせるキャラ画面Bもしくはキャラ画面Cを一定時間表示し終えると、CPU1はステップSF31に進み、RAM3に退避格納しておいたガイド画面GG(図8参照)を読み出して表示部7に表示する。この後、ステップSF32に進み、タイマインタラプト禁止を解除してから図14に示すステップSF6に処理を戻す。
次に、図19〜図21を参照してコメント(2)処理の動作について説明する。レッスン処理のステップSC5(図5参照)を介して本処理が実行されると、CPU1は図19のステップSG1に進み、上述したキャラレッスン処理にて得られる指摘ミス回数Mが「0」、すなわちキャラクタが間違えた箇所を全て指摘できているか否かを判断する。キャラクタが間違えた箇所を全て指摘できていると、判断結果は「YES」になり、ステップSG2に進み、図20に図示するように、先生Tが「全部の間違いに気づいたね!」なるメッセージを生徒に伝えるコメント(2)A画面を表示部7に一定時間表示してから本処理を終える。
次に、図22〜図26を参照して第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、上述した第1の実施形態と同一の構成であり、一部の処理動作が相違する。第2の実施形態が第1の実施形態と相違する点は、図22に図示するように、メインルーチンの曲選択処理(ステップSA2)とレッスン処理(ステップSA3)との間にキャラ設定処理(ステップSA5)を設け、かつROM2のデータエリアに性能データCPを設けるようにしたことにある。ROM2のデータエリアに記憶される性能データCPとは、生徒の押鍵ミスを指摘するキャラクタの反応を定義するデータである。例えば図23に図示する一例の性能データCPの場合、性能データCP(1)は間違えたら反応(間違えの都度ミスを指摘)、性能データCP(2)は反応を2回に1回(2回に1回の頻度でミスを指摘)、性能データCP(3)は反応をランダム(ランダムな頻度でミスを指摘)として定義される。以下では、このような性能データCPを用いた第2の実施形態の動作として、キャラ設定処理、生徒レッスン処理およびコメント(1)処理の動作を説明する。
第2の実施形態によるメインルーチンのステップSA5(図22参照)を介して本処理が実行されると、CPU1は図24に示すステップSH1に進み、キャラ性能設定操作の有無を判断する。ここで言うキャラ性能設定操作とは、キーボード6を構成するキースイッチの内、性能データCP(1)〜CP(3)をそれぞれ選択するキースイッチを予め割当てておき、それらキースイッチのいずれかのオン操作で性能データCPの種類を選択する操作を指す。そして、キャラ性能設定操作が行わなければ、判断結果は「NO」となり、本処理を完了させるが、キャラ性能設定操作が行われると、判断結果が「YES」になり、ステップSH2に進み、選択設定された性能データ値(CP(1)〜CP(3)のいずれか)をレジスタCPにストアして本処理を終える。
次に、第2の実施形態による生徒レッスン処理の動作を説明する。第2の実施形態による生徒レッスン処理は、ガイドタイミングに達していない場合の動作のみ第1の実施形態と相違する。したがって、以下では第1の実施形態の生徒レッスン処理と共通する動作、すなわち図6に示すステップSD1〜SD13からなるガイドタイミングに達した場合の動作の説明については省略し、ガイドタイミングに達していない場合の動作を説明する。
間違えたら反応する性能データCP(1)が設定された場合には、ステップSD104を経てステップSD111に進み、割込みマスクを施してタイマインタラプト禁止としてタイマインタラプト処理(不図示)を停止させた後、ステップSD112に進み、ガイド画面GGをRAM3に退避格納する。
2回に1回の頻度で反応する性能データCP(2)が設定された場合には、ステップSD4を経てステップSD108に進む。ステップSD108では、フラグHFを反転し、続くステップSD109では、反転されたフラグHFが「0」であるか否かを判断する。フラグHFが「0」であると、判断結果は「YES」になり、ステップSD110に進み、現在のアドレスポインタADDをRAM3のバッファエリアにストアして図6に示すステップSD7に処理を戻す。
一方、反転されたフラグHFが「1」であると、ステップSD109の判断結果が「NO」となり、ステップSD111に進み、割込みマスクを施してタイマインタラプト禁止としてタイマインタラプト処理(不図示)を停止させた後、ステップSD112に進み、ガイド画面GGをRAM3に退避格納する。
ランダムな頻度で反応する性能データCP(3)が設定された場合には、ステップSD4を経てステップSD105に進む。ステップSD108では、「0」または「1」のランダム値を発生し、続くステップSD106では、発生したランダム値が「0」であるか否かを判断する。ランダム値が「0」であると、判断結果は「YES」になり、ステップSD107に進み、現在のアドレスポインタADDをRAM3のバッファエリアにストアして図6に示すステップSD7に処理を戻す。
一方、ランダム値が「1」であると、ステップSD106の判断結果が「NO」となり、ステップSD111に進み、割込みマスクを施してタイマインタラプト禁止としてタイマインタラプト処理(不図示)を停止させた後、ステップSD112に進み、ガイド画面GGをRAM3に退避格納する。
キャラ画面CHGを一定時間表示し終えると、ステップSD118に進み、レジスタKEYに格納される音高(生徒が弾いた音高)を、アドレスポインタADDで指定される音符データ中の音高(2)にストアする。次いで、ステップSD119では、RAM3に退避格納しておいたガイド画面GG(図8参照)を読み出して表示部7に表示した後、ステップSD120に進み、タイマインタラプト禁止を解除してレジスタTIMEをデクリメントするタイマインタラプト処理(不図示)を実行させてから図6のステップSD7に処理を戻す。
次に、図26を参照して第2の実施形態によるコメント(1)処理の動作を説明する。前述した第1の実施形態と同様、レッスン処理のステップSC3(図5参照)を介して本処理が実行されると、CPU1は図26のステップSJ1に進み、第2の実施形態による生徒レッスン処理(図25参照)でカウントした間違い回数MISSが「0〜2回」、「3〜5回」および「6回以上」のいずれであるかを判断する。続いて、ステップSJ2〜SJ4では、間違い回数MISSに対応するコメントを、ROM2のデータエリアに記憶されるコメントデータ中から選択する。このコメントデータとは、第1の実施形態と同様、図12に図示する一例のように、間違い回数MISSに対応付けられたコメント(1)A〜Cから構成される。これらコメント(1)A〜Cは、仮想的な先生Tが生徒(ユーザ)に対してアドバイスする内容を表す。
2 ROM
3 RAM
4 MIDIインタフェース
5 マウス
6 キーボード
7 表示部
10 DTM装置
20 電子楽器
Claims (6)
- 曲データに従って曲を構成する各音の音高を順番に案内する案内手段と、
前記案内手段の案内に従って生徒が音高指定する操作を練習する際に、案内された音高とは異なる音高を指定する操作が行われた場合、その異なる音高を案内された音高に対応させて記憶する記憶手段と、
前記案内手段の案内に従って生徒が音高指定する操作を練習する際に、案内された音高とは異なる音高を指定する操作が行われた場合、その間違いを仮想的な練習相手から生徒に教示する教示手段と、
前記案内手段の案内に従って仮想的な練習相手が発音指示する際に、案内された音高に対応した異なる音高が前記記憶手段に記憶されている場合、その異なる音高を発音させて、生徒と同じミスをする仮想的な練習相手の間違いを生徒に指摘させる指摘手段と
を具備することを特徴とする音楽教習装置。 - 曲データに従って曲を構成する各音の音高を順番に案内する案内手段と、
前記案内手段の案内に従って生徒が音高指定する操作を練習する際に、案内された音高とは異なる音高を指定する操作が行われる毎に間違い回数を計数する計数手段と、
前記計数手段によって計数された間違い回数に応じた内容のコメントを発生して仮想的な練習相手から生徒に教示する教示手段と、
前記計数手段によって計数された間違い回数に応じた内容の助言を発生して仮想的な先生から生徒に与える助言手段と、
前記案内手段の案内に従って仮想的な練習相手が発音指示する際に、案内された音高とは異なる音高を発音して、その間違いを生徒に指摘させる指摘手段と、
前記指摘手段が全ての間違いを指摘していない場合、曲データ中から検索した間違い指摘されていない音を仮想的な先生から生徒に通知する通知手段と
を具備することを特徴とする音楽教習装置。 - 曲データに従って曲を構成する各音の音高を順番に案内する案内手段と、
生徒の間違いに仮想的な練習相手が反応する頻度を設定する設定手段と、
前記案内手段の案内に従って生徒が音高指定する操作を練習する際に、案内された音高とは異なる音高を指定する操作が行われた場合、前記設定手段により設定される頻度に応じて反応した間違いを仮想的な練習相手から生徒に教示する教示手段と、
前記教示手段が反応していない間違い箇所の音を曲データ中から検索して仮想的な先生から生徒に提示する提示手段と、
前記案内手段の案内に従って仮想的な練習相手が発音指示する際に、案内された音高とは異なる音高を発音させて、その間違いを生徒に指摘させる指摘手段と
を具備することを特徴とする音楽教習装置。 - 曲データに従って曲を構成する各音の音高を順番に案内する案内処理と、
前記案内処理の案内に従って生徒が音高指定する操作を練習する際に、案内された音高とは異なる音高を指定する操作が行われた場合、その異なる音高を案内された音高に対応させて記憶する記憶処理と、
前記案内処理の案内に従って生徒が音高指定する操作を練習する際に、案内された音高とは異なる音高を指定する操作が行われた場合、その間違いを仮想的な練習相手から生徒に教示する教示処理と、
前記案内処理の案内に従って仮想的な練習相手が発音指示する際に、案内された音高に対応した異なる音高が前記記憶処理にて記憶されている場合、その異なる音高を発音させて、生徒と同じミスをする仮想的な練習相手の間違いを生徒に指摘させる指摘処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする音楽教習プログラム。 - 曲データに従って曲を構成する各音の音高を順番に案内する案内処理と、
前記案内処理の案内に従って生徒が音高指定する操作を練習する際に、案内された音高とは異なる音高を指定する操作が行われる毎に間違い回数を計数する計数処理と、
前記計数処理によって計数された間違い回数に応じた内容のコメントを発生して仮想的な練習相手から生徒に教示する教示処理と、
前記計数処理によって計数された間違い回数に応じた内容の助言を発生して仮想的な先生から生徒に与える助言処理と、
前記案内処理の案内に従って仮想的な練習相手が発音指示する際に、案内された音高とは異なる音高を発音して、その間違いを生徒に指摘させる指摘処理と、
前記指摘処理が全ての間違いを指摘していない場合、曲データ中から検索した間違い指摘されていない音を仮想的な先生から生徒に通知する通知処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする音楽教習プログラム。 - 曲データに従って曲を構成する各音の音高を順番に案内する案内処理と、
生徒の間違いに仮想的な練習相手が反応する頻度を設定する設定処理と、
前記案内処理の案内に従って生徒が音高指定する操作を練習する際に、案内された音高とは異なる音高を指定する操作が行われた場合、前記設定処理にて設定される頻度に応じて反応した間違いを仮想的な練習相手から生徒に教示する教示処理と、
前記教示処理が反応していない間違い箇所の音を曲データ中から検索して仮想的な先生から生徒に提示する提示処理と、
前記案内処理の案内に従って仮想的な練習相手が発音指示する際に、案内された音高とは異なる音高を発音させて、その間違いを生徒に指摘させる指摘処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする音楽教習プログラム。
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