JP5083225B2 - 演奏練習装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、演奏練習装置に関する。
従来、課題曲の演奏データと該課題曲に対応付けられた複数のレッスン曲(練習曲)の演奏データとを記憶した演奏練習装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような演奏練習装置では課題曲と複数のレッスン曲とは、レッスン情報により対応付けられている。
ユーザが課題曲を選択すると当該課題曲に対応付けられたレッスン曲を練習することができる。レッスン曲の練習は演奏ガイド機能を用いて行われる。また、レッスン曲は、一般的に難易度に従い段階(ステップ)が設定されており、低いステップのレッスン曲から練習を始めて、順次高いステップのレッスン曲の練習をするように設定されている。
特開平11−167341号公報
従来の演奏練習装置では、複数のステップがある課題曲を練習する場合、前回どのステップまでを練習したかを記憶していなかったので、例えば、ステップレッスンの途中で通常の曲再生等の演奏練習装置の別の機能を使用した場合や電源を切った場合には、ステップレッスンを続きから再開することが困難であった。また、いったん電源を切り休息をとって再開することも困難であった。
さらに、複数の課題曲を平行して練習する場合にも、曲ごとにステップレッスンの進度を記憶していないので、それぞれ続きからステップレッスンを再開することが困難であった。
また、課題曲の選択時に、選択しようとしている課題曲についてステップレッスンの全部の段階について合格しているか否かを判別することは困難であった。
本発明の目的は、複数段階の練習曲をスムーズに練習することができる演奏練習装置を提供することである。
本発明の一観点によれば、演奏練習装置は、課題曲データと、該課題曲データに関連付けられるステップレッスンを構成する一連の複数ステップの各ステップを規定するステップレッスン情報と、前記各ステップの合否情報とを記憶する記憶手段と、ユーザによる演奏操作を入力する演奏入力手段と、前記ステップレッスン情報に基づき、ステップレッスンを前記各ステップごとに実行するステップレッスン手段と、前記ステップレッスン情報に基づき、前記入力される演奏操作を評価し、前記ステップの合格及び不合格を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を前記合否情報に記録する記録手段と、前記合否情報を参照して、前記課題曲データに関連付けられたステップレッスンの合否状況を表示する表示手段であって、前記一連の複数ステップの途中のステップを抜かして上級ステップに合格している場合にも、当該上級ステップに合格している旨を表示する表示手段と、前記一連の複数ステップのそれぞれの合格及び不合格を前記合否情報を参照して検出し、前記一連の複数ステップの全てに合格している場合には、前記一連の複数ステップの最下級ステップを前記ステップレッスン手段が実行するステップとして自動的に指定し、前記一連の複数ステップの最上級ステップに合格しているものの途中に不合格となっているステップがある場合には、当該不合格となっているステップのうちの最下級ステップを前記ステップレッスン手段が実行するステップとして自動的に指定し、前記一連の複数ステップの最上級ステップに合格していない場合には、合格となっているステップのうちの最上級ステップの次のステップを前記ステップレッスン手段が実行するステップとして自動的に指定する指定手段とを有する。
本発明によれば、複数段階の練習曲をスムーズに練習することができる演奏練習装置を提供することができる。
本発明の実施例による演奏練習装置1のハードウェア構成の一例を表すブロック図である。 本発明の実施例による自動演奏データ(課題曲の演奏データ又は練習曲の演奏データ)PDの構成を表す概念図である。 本発明の実施例によるステップ情報SIの構成を表す概念図である。 本発明の実施例による合否情報テーブルPTの概念図である。 本発明の実施例による演奏練習装置1のパネル100の一例を表す平面図である。 本発明の実施例によるディスプレイ14の表示画面の例を示す平面図である。 本実施例によるソングモード処理を表すフローチャートである。 図7に示すソングモード処理のステップSA9で実行されるステップレッスン処理を表すフローチャートである。
図1は、本発明の実施例による演奏練習装置1のハードウェア構成の一例を表すブロック図である。演奏練習装置1は、例えば、キーボード等の演奏操作子を備えた電子楽器又は演奏操作子を接続可能な音源装置、コンピュータ等で構成される。本実施例では、演奏練習装置1が鍵盤を備えたキーボードタイプの電子楽器である場合を中心にして説明する。
演奏練習装置1のバス6には、RAM7、ROM8、CPU9、検出回路11、表示回路13、記憶装置15、、MIDIインターフェイス16、音源・効果回路18、通信インターフェイス(I/F)21が接続される。
RAM7は、再生バッファ等のバッファ領域、フラグ、レジスタ、各種パラメータ等を記憶するCPU9のワーキングエリアを有する。
ROM8には、各種データファイル、各種パラメータ及び制御プログラム、又は本実施例を実現するためのプログラム等を記憶することができる。この場合、プログラム等を重ねて、記憶装置15に記憶する必要は無い。
CPU9は、ROM8又は、記憶装置15に記憶されている制御プログラム又は本実施例を実現するためのプログラム等に従い、演算又は演奏練習装置1の制御を行う。タイマ10は、CPU9に接続されており、基本クロック信号、割り込み処理タイミング等をCPU9に供給する。
ユーザは、検出回路11に接続されるパネル操作子12を用いて、各種入力及び設定、選択をすることができる。パネル操作子12は、例えば、スイッチ、パッド、フェーダ、スライダ、ロータリーエンコーダ、ジョイスティック、ジョグシャトル、文字入力用キーボード、マウス等、ユーザの入力に応じた信号を出力できるものならどのようなものでもよい。また、パネル操作子12は、カーソルスイッチ等の他の操作子を用いて操作する表示装置14上に表示されるソフトスイッチ等でもよい。
なお、本実施例では、パネル操作子12として少なくともモード指定操作子(例えば、図5のステップレッスンモードスイッチ121、ソングモードスイッチ122、ボイスモードスイッチ123、スタイルモードスイッチ124等)、ステップレッスン用操作子(例えば、図5のステップレッスンモード選択スイッチ125、ステップレッスン開始・終了スイッチ126等)及び値設定用操作子(例えば、図5のテンキー127等)が用意されている。
演奏操作子22は、検出回路11に接続され、ユーザの演奏動作に従い、演奏情報を供給する。演奏操作子22として、演奏用の鍵盤、パッド等を用いることができる。なお、演奏操作子22はこれらに限らず、ユーザが演奏情報を入力できるものであればどのようなものでもよい。演奏操作子(鍵盤、パッド等)22は、ユーザの演奏を入力するための操作子であり、ユーザが操作した操作子に対応する音高で、該ユーザの操作子に対する操作開始タイミング及び終了タイミングをそれぞれキーオン及びキーオフ信号として入力する。
表示回路13は、ディスプレイ14に接続され、各種情報をディスプレイ14に表示することができる。ディスプレイ14は、演奏練習装置1の設定のための選択情報、楽譜や歌詞などの楽曲情報、レッスン曲を練習するための演奏ガイド情報(運指情報、演奏タイミング情報等)、ステップレッスンの合否情報、ステップレッスンの点数等を表示することができ、演奏練習装置前面のパネル100(図5)に配置される。
記憶装置15は、ハードディスク、FD(フレキシブルディスク又はフロッピーディスク(登録商標))、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル多目的ディスク)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等の記憶媒体とその駆動装置の組み合わせの少なくとも1つで構成される。記憶媒体は、着脱可能であってもよいし、演奏練習装置1に内蔵されていてもよい。記憶装置15及び(または)ROM8には、自動演奏データ(図2)、本発明の各実施例を実現するためのプログラムや、その他の演奏練習装置1を制御するためのプログラムを記憶することができる。なお、本発明の各実施例を実現するためのプログラムや、その他の演奏練習装置1を制御するためのプログラムを記憶装置15に記憶する場合は、これらをROM8に合わせて記憶する必要はない。また、一部のプログラムのみを記憶装置15に記憶し、その他のプログラムをROM8に記憶するようにしてもよい。
なお、本実施例では、外部記憶装置として書き換え可能な不揮発メモリが用いられ、合否情報テーブルPTが予め記憶されている。また、本実施例では、外部記憶装置15又はROM8には、複数の課題曲の演奏データ(図2の課題曲の演奏データPD)及び複数のステップレッスン用演奏データ(図3の練習曲の演奏データPD又は課題曲の一部を指定する情報LI)を含むステップ情報SIが予め記憶されている。なお、演奏データPD及びステップ情報SI、合否情報テーブルPTについては、後述する。
音源・効果回路18は、記憶装置15、ROM8又はRAM7等に記録された自動演奏データ若しくは演奏操作子22又は通信インターフェイス21に接続された外部機器等から供給される演奏信号、MIDI信号等に応じて楽音信号を生成し、各種音楽的効果を付与して、サウンドシステム19に供給する。サウンドシステム19は、D/A変換器及びスピーカを含み、供給されるデジタル形式の楽音信号をアナログ形式に変換し、発音する。
通信インターフェイス21は、USBやIEEE1394等の汎用近距離有線I/F、Ethernet(登録商標)等の汎用ネットワークI/F、無線LANやBluetooth(登録商標)等の汎用近距離無線I/F等の通信インターフェイスのうち少なくとも1つで構成される。
図2は、本発明の実施例による自動演奏データ(課題曲の演奏データ又は練習曲の演奏データ)PDの構成を表す概念図である。
自動演奏データPDは、MIDIデータ等の自動演奏用のデータであり、ヘッダHDと、タイミングデータTDと、該タイミングデータで示されるタイミングに再生される各種イベントEVを記録するトラックチャンクTCとを含んで構成される。トラックチャンクTCは、複数のMIDIチャンネルのイベントを記録し、例えば、CH1には、右手に対応するイベントを記録し、CH2には、左手に対応するイベントを記録している。また、その他のパートのイベントを他のMIDIチャンネルに記憶してもよい。
なお、自動演奏データPDは、例えば、図1の外部記憶装置15若しくはROM8等に記憶されている。また、自動演奏データPDは、演奏練習装置1内に記憶されているものに限らず、通信ネットワーク3を介して、取得されるものであってもよい。例えば、インターネット等のネットワークにおける演奏データ配信サービスから擬似ストリーミング(MIDIデータ等を一度にダウンロードして再生終了後自動的に消去するダウンロード手法)等によって、ダウンロードしてもよい。また、自動演奏データPDは、図1の外部記憶装置15に記憶されるとともに、再生時には、RAM7等の再生バッファに記憶される。擬似ストリーミング等により一時的にダウンロードされた自動演奏データPDは、RAM7等の再生バッファに記憶され、再生終了後に、消去される。
ヘッダHDは、自動演奏データPDに関する記述がなされる部分であり、例えば、自動演奏データPDがスタンダードMIDIファイル(SMF)である場合は、フォーマット(0/1/2)や、ディビジョン(音符分解能)などが記述される。なお、演奏データPDは、スタンダードMIDIファイル以外でもよく、その場合はその他の情報が記憶される。ヘッダHDは、通常自動演奏データPDの先頭部分(ヘッダチャンク)に配置され、以降のトラックチャンクTCに実体データが記述される。実体データは、例えば、タイミングデータTDとイベントEVの組み合わせを時系列に並べたものである。
タイミングデータTDは、所定音符長を所定数(分解能)で割ったTick(Clockともいう)で表されるデータであり、一例として、四分音符を1920で割ったものとする。なお、この場合は、「分解能=1920」といい、1920Tickで四分音符1つ分の長さに相当する。なお、Tickは、四分音符を分解能で割ったものなので、Tickの時間的長さは、テンポによって変化する。タイミングデータTDは、曲(演奏データPD)の先頭等の所定位置からの絶対タイミング(Tick数)で表してもよいし、1つ前のイベント(タイミングデータTD)からの相対タイミング(Tick数)で表してもよい。なお、本実施例では、タイミングデータTDは、演奏データPDの先頭からの絶対タイミングで表すものとする。
イベントEVは、タイミングデータTDで示されるタイミングにおいて、再生(図1の音源回路18又は効果回路19などに出力)又は読み出すべきデータであり、例えば、ノートイベント、音色を変更するプログラムチェンジ、音量や効果等を変更するコントロールチェンジ(オールノートオフ、オールサウンドオフ等)、システムエクスクルーシブなどのイベントが含まれる。なお、ノートイベントは、ノートオン及びノートオフが別のものでもよいし、ノートオンとゲートタイムの組み合わせでもよい。本実施例では、ノートオンとゲートタイムの組み合わせでノートイベントが記録されているものとする。また、自動演奏データPDの末尾には、エンドイベントが記録される。
なお、コードを指定するイベント、フレーズマークに相当するイベント、テンポを指定するイベント等は、MIDIチャンネルの指定のないシステムエクスクルーシブ形式のメタイベントとして記録されている。
図3は、本発明の実施例によるステップ情報SIの構成を表す概念図である。ステップ情報SIは、課題曲の演奏データPDのそれぞれについて、複数のステップに分けて用意されており、例えば、「ソング001」というファイル名の課題曲の演奏データPDについて、「ステップ01」〜「ステップ09」のステップレッスン用のステップ情報SIが用意されている。本明細書では、ステップ番号が小さいものが下級ステップ、大きいものが上級ステップとし、「ステップ01」〜「ステップ09」のステップレッスン用のステップ情報SIが用意されている場合は、「ステップ01」が最下級ステップであり、「ステップ09」が最上級ステップであるとする。また、「ステップ02」を中心としてみた場合、「ステップ01」は下級ステップであり、「ステップ03」は上級ステップであると表現する。さらに、下級ステップは、上級ステップより難易度が低いものとする。また、「次のステップ」とは、現在指定されているステップより1つ上級のステップを表す。
なお、ステップの数はこれに限らない。また、各課題曲の演奏データPDごとに、ステップの数を異ならせても良い。また、1つの課題曲の演奏データPDが複数の楽器に対応したパートを含む場合は、各楽器ごとに複数のステップレッスンを用意しても良い。
ステップ情報SIは、それぞれ、ステップレッスン用の演奏データPDもしくは、対応する課題曲の演奏データPDの少なくとも一部分を指定する情報LI(始点フレーズ指定情報、終点フレーズ指定情報、ステップレッスン時のテンポ値等)及びレッスンパート指定情報PI(右手、左手、両手等)とを含んで構成される。
なお、課題曲の演奏データPDの少なくとも一部分を指定する情報LIは、(始点フレーズ指定情報、終点フレーズ指定情報に限らず、再生範囲を指定するための情報であればどのような形式でも良く、例えば、曲の先頭からの絶対時間や、小節数等で指定しても良い。なお、ステップレッスン用の演奏データPDの構成は、図2に示す課題曲の演奏データPDと同じ形式である。ステップレッスン用の演奏データPDは、課題曲の演奏データPDの一部を省略したり変更したりして簡単にしたものや、課題曲を練習するための練習曲に対応する演奏データである。
以下、本明細書では、「ステップレッスン用演奏データ」は、ステップレッスン用の演奏データPD及び対応する課題曲の演奏データPDの少なくとも一部分を指定する情報LIの双方又はいずれか一方を表すものとする。
図4は、本発明の実施例による合否情報テーブルPTの概念図である。合否情報テーブルPTは、少なくとも1つが予め用意されており、初期値としては、全ての課題曲の演奏データ(ソング)について、全てのステップレッスンで不合格に対応する値が書き込まれている。ユーザが、ステップレッスンを行い、当該ステップレッスンに合格すると、該合格したステップレッスンについては合格に対応する値が書き込まれる。この時、単に合格又は不合格を表すようにしてもよいし、合格又は不合格とあわせて点数や、ステップレッスンを行った回数を記録するようにしても良い。また、合否情報テーブルPTを演奏練習装置1のユーザごとに追加して作成できるようにし、複数の合否情報テーブルPTを記録するようにしてもよい。
図5は、本発明の実施例による演奏練習装置1のパネル100の一例を表す平面図である。パネル100上には、ディスプレイ14が配置され、当該ディスプレイ14の周囲には、パネル操作子12が多数配置される。
パネル操作子12として少なくとも演奏練習装置1の演奏及び再生モードを指定するためのモード指定操作子群、ステップレッスンのためのステップレッスン用操作子群及び値設定用操作子群が用意される。
モード指定操作子群としては、ステップレッスンモードスイッチ121、ソングモードスイッチ122、ボイスモードスイッチ123、スタイルモードスイッチ124が用意される。
ソングモードスイッチ122でソングの選択モードに移行してソング(課題曲の演奏データPD)を選択した後にステップレッスンモードスイッチ121が操作されると、当該選択された課題曲のステップレッスンが開始される。なお、ここで開始されるステップレッスンについては、後に詳述する。ステップレッスンモードスイッチ121を操作した後にテンキー127を操作することにより手動でステップを指定することができる。
ソングモードスイッチ122は、自動演奏データPDを自動再生するモードへの移行スイッチであり、ボイスモードスイッチ123は音色を設定して、演奏操作子22を操作してユーザが演奏するモードへの移行スイッチであり、スタイルモードスイッチ124は、自動伴奏等を付加するモードへの移行スイッチである。
ステップレッスン用操作子群としては、ステップレッスンモード選択スイッチ125、ステップレッスン開始・終了スイッチ126が用意される。ステップレッスンモード選択スイッチ125は、ステップレッスンのモードを順次切り替えるスイッチであり、例えば、リッスン&ラーン(LISTEN&LEARN)、タイミング(TIMING)、ウェイト(WAIT)、オフ(OFF)のモードが用意される。リッスン&ラーン(LISTEN&LEARN)モードでは、ユーザは演奏を行わずに自動再生されるステップレッスン用演奏データを聴く。タイミング(TIMING)モードでは、音高(押下する鍵)を気にせず正しいタイミングで演奏操作子22を操作して、ステップレッスン用演奏データを演奏するモードである。ウェイト(WAIT)モードは、タイミングを気にせず正しい音高(押下する鍵)で演奏操作子22を操作して、ステップレッスン用演奏データを演奏するモードである。オフ(OFF)は、正しい音高(押下する鍵)及びタイミングで演奏操作子22を操作して、ステップレッスン用演奏データを演奏するモードである。
値設定用操作子は、例えば、テンキー127であり、ソング番号やステップレッスン番号の直接入力を行う。また、プラス(+)及びマイナス(-)キーが用意されており、これらのスイッチにより、ソング番号やステップレッスン番号を指定することもできる。
図6は、本発明の実施例によるディスプレイ14の表示画面の例を示す平面図である。
図6(A)〜(D)は、各課題曲に対応するステップレッスンの合格状況を表示する合格アイコンの表示例を示す平面図である。
本実施例では、ユーザが課題曲の演奏データPDを選択すると、ディスプレイ14上に、当該演奏データのソング番号が表示され、該ソング番号の横に課題曲の曲名が表示され、その下に課題曲の合格アイコンが表示される。
ユーザが現在選択されている(ディスプレイ14の画面上にソング番号及びソング名が表示されている)課題曲に対応するステップレッスンを全て(途中を抜かさずに)合格している場合は、図6(A)に示すように3つの星印が表示される。最終段階のステップレッスンは合格したものの途中のステップレッスンに不合格のものが残っている場合(図4に示す合否情報テーブルPTにおける「ソング003」のような場合)は、図6(B)に示すように、中間にスペースを空けて2つの星印が表示される。また、最終段階のステップレッスン以外のステップレッスンを途中を抜かさずに全て合格している場合(図4に示す合否情報テーブルPTにおける「ソング002」のような場合)は、図6(C)に示すように、2つの星印が間にスペースを空けずに表示される。さらに、上記以外で合格したステップレッスンが1つ以上ある場合(図4に示す合否情報テーブルPTにおける「ソング001」のような場合)には、図6(D)に示すように1つの星印が表示される。なお、ステップレッスンに1つも合格していない場合は、星印は表示されない。また、この例では、星印を用いているが、合格アイコンはこれに限らない。このような表示を行うことで、ユーザは、当該課題曲のステップレッスンを完全に終了したか、途中を抜かしたとしても最終段階のステップレッスンを終了したか、最終段階のステップレッスンのみを残した状態であるか、1つ以上の合格したステップレッスンがあるか、ステップレッスンに1つも合格していないこと等を一目で判別することができる。
図6(E)は、ステップレッスンモード遷移直後又はステップ指定直後にディスプレイ14に表示される画面の一例を表す平面図である。表示画面には、現在選択されている課題曲のステップレッスンのステップが表示される。図に示す例では、ステップ02が選択されている。なお、レッスンパート(右手、左手、両手)は、本実施例では、ステップごとに決められており、ユーザは選択できないが、各ステップごとに全てのパートのレッスンを用意して、ユーザが選択できるようにしても良い。
なお、ステップレッスンモード遷移直後に表示(選択)されるステップレッスンは、複数のステップレッスンのうち合格とされている一番最後(一番上級)のステップレッスンの次のレッスンである。例えば、ステップレッスンがステップ01〜ステップ09の9段階ある場合に、ステップ01、ステップ03、ステップ05が合格とされている場合に、ステップレッスンモードスイッチ121が操作されると、自動的にステップ06が選択される。このようにすることで、最後のステップまで合格する前に、一旦電源を切って休息をとったり、他のモードへ移行して再度ステップレッスンを開始する場合にも、簡単に次のレッスンを始めることができる。
または、当該課題曲について最上級のステップレッスンが合格している場合は、不合格のレッスンの内の最下級のレッスンが表示(選択)される。例えば、ステップレッスンがステップ01〜ステップ09の9段階ある場合に、ステップ01、ステップ03、ステップ05、ステップ09が合格とされている場合に、ステップレッスンモードスイッチ121が操作されると、自動的にステップ02が選択される。
また、ステップレッスンモードスイッチ121を操作するごとに、順次上級の当該課題曲に対応するステップレッスンを指定することができる。すなわち、いずれかのステップレッスンが選択されている状態で、ステップレッスンモードスイッチ121を操作すると、次の(上級の)ステップレッスンが指定される。この操作により、ユーザは、上述の自動選択されたステップレッスンに関わらず、好きなレッスンを選択することができる。
図6(F)は、ステップレッスン実行中にディスプレイ14に表示される画面の一例を表す平面図である。現在実行中のステップレッスンのモードが表示される。本実施例では、ステップレッスンのモードは、上述したようにリッスン&ラーン(LISTEN&LEARN)、タイミング(TIMING)、ウェイト(WAIT)、オフ(OFF)が用意されている。
図6(G)は、ステップレッスン終了直後に、ディスプレイ14に表示される画面の一例を表す平面図である。ステップレッスンの再生(ステップレッスン用演奏データの再生)が終了すると、ユーザの演奏操作が採点され、結果に応じてバー表示が延びる。本実施例では、8段階で点数を表し、黒塗りの四角の数が増加することにより点数を表す。例えば、四角が1つ表示されている場合は、0〜14点を表し、順次四角の数が増加し、90〜100点では、図に示すように8つの四角が表示される。なお、この点数表示は四角に限るものではない。
図6(H)は、図6(G)に示すステップレッスンの採点結果表示後に、ディスプレイ14に表示される画面の一例を表す平面図である。この画面では、具体的な点数が表示される。この例では、58点であったことが表示されている。また、点数表示の横には、コメントが横スクロール表示される。コメントは、例えば、合格点(例えば、60点)未満の場合には、図に示すように「Try Again」と表示され、最終ステップ以外で合格点(例えば、60点)以上の場合は「Excellent!」と表示され、最終ステップで合格点(例えば、60点)以上の場合は「Congratulations」と表示されるようにする。なお、ここで表示されるコメントは上記の例に限らない。また、合格点も60点には限られない。
図7は、本実施例によるソングモード処理を表すフローチャートである。この処理は、演奏練習装置1の電源投入後、ユーザがソングモードスイッチ122を操作することにより開始する。
ステップSA1で、ソングモード処理をスタートし、ステップSA2では、初期設定を行う。ここでは、例えば、各種フラグ、バッファ、レジスタ等を初期化する。
ステップSA3では、ソング(課題曲の演奏データPD)の選択操作の有無を検出する。選択操作を検出した場合は、YESの矢印で示すステップSA4に進み、検出しない場合は、NOの矢印で示すステップSA7に進む。
ステップSA4では、ステップSA3で検出したユーザの選択操作に応じてカレントソング(選択状態のソング)を切り替える。すなわち、ユーザの選択操作に応じてソングを選択状態にする。
ステップSA5では、ステップSA4で選択状態にしたソングに対応付けられたステップレッスンの各ステップの合否状況を図4に示す合否情報テーブルPTを参照して読み出す。
ステップSA6では、ステップSA4で選択状態にしたソングに対応するソング番号及びソング名をディスプレイ14の表示画面に表示するとともに、ステップSA5で読み出した合否状況に応じて、図6(A)〜(D)に例示した合否情報表示のいずれかを行う。
ステップSA7では、ユーザによるステップレッスンモード選択スイッチ125の操作に応じてレッスンモードを切り替える。レッスンモードは、上述したようにリッスン&ラーン(LISTEN&LEARN)、タイミング(TIMING)、ウェイト(WAIT)、オフ(OFF)が用意されている。なお、デフォルト値として、いずれかのレッスンモードが予め設定されている。
ステップSA8では、ステップレッスンモードへの遷移操作が行われたか否かを判別する。ステップレッスンモードへの遷移操作を検出した場合は、YESの矢印で示すステップSA9に進み、後述するステップレッスン処理を行ってステップSA10に進む。遷移操作を検出しない場合は、NOの矢印で示すステップSA10に進む。なお、ステップレッスンモードへの遷移操作の検出は、ユーザがステップレッスンモードスイッチ121を操作したか否かを検出することにより行う。
ステップSA10では、その他のソングモード処理を行う。その他のソングモード処理とは、例えば、ステップSA4で選択状態にしたソングの再生処理や、ユーザの演奏操作に応じた楽音の生成処理等である。
ステップSA11では、その他のモード(ボイスモード、スタイルモード)への遷移操作が行われたか否かを検出する。その他のモードへの遷移操作を検出した場合は、YESの矢印で示すステップSA12に進み、ソングモード処理を終了してステップSA11で検出した遷移操作に対応するモードの処理へ移行する。遷移操作を検出しない場合はNOの矢印で示すステップSA3に戻り以降の処理を繰り返す。なお、他モードへの遷移操作は、ボイスモードスイッチ123又はスタイルモードスイッチ124の操作を検出することにより行う。
図8は、図7に示すソングモード処理のステップSA9で実行されるステップレッスン処理を表すフローチャートである。
ステップSB1でステップレッスン処理を開始し、ステップSB2では、図7のステップSA4で選択したソングに対応するステップレッスンの全てのステップが、途中抜けることなく終了(合格)しているか否かを、図4に示す合否情報テーブルPTを参照して判別する。全ステップにおいて合格している場合は、YESの矢印で示すステップSB3に進み、1つ以上の不合格ステップがある場合はNOの矢印で示すステップSB4に進む。
ステップSB3では、外部記憶装置15から読み出して実行するステップ情報SIの指定(以下、単に「ステップ指定」とする)を最下級ステップにする。例えば、ステップが「001」〜「009」まで用意されている場合は、ステップ指定を「ステップ001」とする。この処理により、全てのステップレッスンを終了したソングについては、自動的に最初のステップからステップレッスンを始めることができるようになる。その後、ステップSB7に進む。
ステップSB4では、図7のステップSA4で選択したソングに対応するステップレッスンの最上級(最終)ステップが終了(合格)しているか否かを、図4に示す合否情報テーブルPTを参照して判別する。例えば、ステップが「001」〜「009」まで用意されている場合は、「ステップ009」に合格しているか否かを判断する。最上級ステップに合格している場合は、YESの矢印で示すステップSB5に進み、まだ合格していない(不合格の)場合は、はNOの矢印で示すステップSB6に進む。
ステップSB5では、図4に示す合否情報テーブルPTを参照して、ステップ指定を不合格となっているステップ中の最下級ステップにする。例えば、図4に示す例で、「ソング001」が選択されている場合、ステップが「ステップ002」、「ステップ004」、「ステップ006」〜「ステップ009」が不合格となっているので、この中での最下級ステップである「ステップ002」が指定される。この処理により、最上級ステップに合格した後は、自動的にまだ合格していないステップの内の最下級のステップからステップレッスンを始めることができるようになる。その後、ステップSB7に進む。
ステップSB6では、図4に示す合否情報テーブルPTを参照して、ステップ指定を合格となっているステップ中の最上級ステップの次のステップにする。例えば、図4に示す例で、「ソング001」が選択されている場合、ステップが「ステップ001」、「ステップ003」、「ステップ005」が合格となっているので、この中での最上級ステップである「ステップ005」の次のステップである「ステップ006」が指定される。この処理により、最上級ステップに合格する前は、自動的に合格しているステップの内の最上級ステップの次のステップからステップレッスンを始めることができるようになる。その後、ステップSB7に進む。なお、本実施例では、ステップSB5及びステップSB6の処理により、最上級ステップに合格する前なら合格しているステップの内の最上級ステップの次のステップからステップレッスンを始めることができるようにしている。これに替えて、ステップSB2でNOの場合に、ステップSB5の処理に進むことにより、全ステップに合格していない場合は、最上級ステップの合否に関わらず、不合格ステップ中の最下級ステップからステップレッスンを始めることができるようにしても良い。
ステップSB7では、ステップレッスン用演奏データ及びユーザの演奏操作子22を用いた演奏操作に基づく演奏の準備のための各種設定を行う。ここでの設定は、例えば、ステップ情報SIに基づく演奏データ中のカレントポジションの設定や演奏パートの設定、音色の設定等である。
ステップSB8では、ユーザによるソングモードスイッチ122(図5)の操作の有無を検出する。操作を検出した場合は、YESの矢印で示すステップSB9に進み、検出しない場合は、NOの矢印で示すステップSB10に進む。
ステップSB9では、ステップSB9で検出したユーザの操作に基づき、ソング選択処理を行う。ここでのソング選択処理は、例えば、図7のステップSA4〜ステップSA6の処理と同様である。その後、ステップSB2に戻る。
ステップSB10では、ユーザによるステップの変更・選択操作を検出する。ステップの変更・選択操作の検出は、ユーザによるステップレッスンモードスイッチ121を操作した後のテンキー127(図5)の操作の有無を検出することにより行う。操作を検出した場合は、YESの矢印で示すステップSB11に進み、選択されたステップにステップ指定を変更し、その後、ステップSB7に戻る。操作を検出しない場合は、NOの矢印で示すステップSB12に進む。
ステップSB12では、ユーザによるレッスンモード変更操作の有無を検出する。レッスンモードの変更操作の検出は、例えば、ステップレッスンモード選択スイッチ125(図5)の操作の有無を検出することにより行う。操作を検出した場合は、YESの矢印で示すステップSB13に進み、レッスンモードの変更を行い、その後、ステップSB7に戻る。操作を検出しない場合は、NOの矢印で示すステップSB14に進む。
ステップSB14では、ユーザによるステップレッスン開始・終了スイッチ126の操作を検出する。ステップレッスンが開始(再生)されていない状態で、ステップレッスン開始・終了スイッチ126の操作を検出した場合、及びステップレッスンが開始(再生)されている状態で操作を検出しない場合は、CONTINUEの矢印で示すステップSB15に進む。ステップレッスンが開始(再生)されている状態で操作を検出した場合は、STOPの矢印で示すステップSB22に進み、ステップレッスン処理を終了して、図7のステップSA9に戻る。
ステップSB15では、図7のステップSA7又はステップSB11で設定されたレッスンモードに応じて、ステップレッスン用演奏データのカレントポジションを進めてイベントを読み出し、当該読み出したイベントとユーザの演奏操作子22による演奏操作に基づき生成される演奏操作イベントとを比較評価してレッスンを進める。ここで、レッスンモードが、リッスン&ラーン(LISTEN&LEARN)、タイミング(TIMING)、及びオフ(OFF)の場合は、演奏データ中のタイミングデータに基づきカレントポジションを進め、ウェイト(WAIT)モードの場合は、ユーザによる演奏操作イベントの入力を待ってカレントポジションを進める。イベントの比較評価は周知の例による。例えば、タイミング(TIMING)モードの場合は、演奏データのイベントのタイミングとユーザの演奏操作イベントの入力タイミングを比較して、タイミングのずれ量に応じて評価する。また、ウェイト(WAIT)モードの場合は、演奏データのイベントの音高とユーザの演奏操作イベントの音高を比較して、音高のずれ量に応じて評価する。さらに、オフ(OFF)の場合は、タイミングと音高の双方のずれ量を比較対象とする。
ステップSB16では、カレントポジションがステップレッスン用演奏データの終端に達したか否かを判断する。終端に達した場合は、YESの矢印で示すステップSB17に進み、まだ達していない場合は、NOの矢印で示すステップSB8に戻る。
ステップSB17では、ステップSB15でイベントごとに行った比較評価を集計し、採点結果を、例えば、図6(G)及び(H)に示すように、図1のディスプレイ14の表示画面に表示する。
ステップSB18では、ステップSB17で行った集計による採点結果が当該ステップの合格基準に達しているか否かを判断する。合格基準に達している場合は、YESの矢印で示すステップSB19に進み、合格基準に達していない場合は、NOの矢印で示すステップSB7に戻る。
ステップSB19では、現在ステップ指定されているステップの合格を図4に示す合否情報テーブルPTに記憶する。
ステップSB20では、現在選択されているソングに対応するステップレッスンの全てのステップが、途中抜けることなく終了(合格)しているか否かを、図4に示す合否情報テーブルPTを参照して判別する。全ステップにおいて合格している場合は、YESの矢印で示すステップSB22に進み、ステップレッスン処理を終了して、図7のステップSA9に戻る。1つ以上の不合格ステップがある場合はNOの矢印で示すステップSB4に進む。
以上、本発明の実施例によれば、複数の課題曲(ソング)のそれぞれについて複数のステップレッスンが用意された演奏練習装置において、各ステップの合否情報を記憶することにより、サイドステップレッスンを開始する際に、まだ合格していないステップから始めることができる。
また、課題曲(ソング)が選択された場合に、当該ソングに対応するステップレッスンの合否状況を簡便に確認できる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
1…演奏練習装置、3…通信ネットワーク、6…バス、7…RAM、8…ROM、9…CPU、10…タイマ、11…検出回路、12…パネル操作子、13…表示回路、14…ディスプレイ、15…外部記憶装置、16…MIDI I/F、17…MIDI機器、18…音源・効果回路、19…サウンドシステム、21…通信I/F、22…演奏操作子、100…パネル、121…ステップレッスンモードスイッチ、122…ソングモードスイッチ、123…ボイスモードスイッチ、124…スタイルモードスイッチ、125…ステップレッスンモード選択スイッチ、126…ステップレッスン開始・終了スイッチ、127…テンキー

Claims (3)

  1. 課題曲データと、該課題曲データに関連付けられるステップレッスンを構成する一連の複数ステップの各ステップを規定するステップレッスン情報と、前記各ステップの合否情報とを記憶する記憶手段と、
    ユーザによる演奏操作を入力する演奏入力手段と、
    前記ステップレッスン情報に基づき、ステップレッスンを前記各ステップごとに実行するステップレッスン手段と、
    前記ステップレッスン情報に基づき、前記入力される演奏操作を評価し、前記ステップの合格及び不合格を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果を前記合否情報に記録する記録手段と、
    前記合否情報を参照して、前記課題曲データに関連付けられたステップレッスンの合否状況を表示する表示手段であって、前記一連の複数ステップの途中のステップを抜かして上級ステップに合格している場合にも、当該上級ステップに合格している旨を表示する表示手段と、
    前記一連の複数ステップのそれぞれの合格及び不合格を前記合否情報を参照して検出し、前記一連の複数ステップの全てに合格している場合には、前記一連の複数ステップの最下級ステップを前記ステップレッスン手段が実行するステップとして自動的に指定し、前記一連の複数ステップの最上級ステップに合格しているものの途中に不合格となっているステップがある場合には、当該不合格となっているステップのうちの最下級ステップを前記ステップレッスン手段が実行するステップとして自動的に指定し、前記一連の複数ステップの最上級ステップに合格していない場合には、合格となっているステップのうちの最上級ステップの次のステップを前記ステップレッスン手段が実行するステップとして自動的に指定する指定手段と
    を有する演奏練習装置。
  2. 前記記憶手段は、それぞれにステップレッスンが関連付けられている前記課題曲データを複数記憶し、
    さらに、前記課題曲データを選択する選択手段有する請求項1記載の演奏練習装置。
  3. 課題曲データと、該課題曲データに関連付けられるステップレッスンを構成する一連の複数ステップの各ステップを規定するステップレッスン情報と、前記各ステップの合否情報とを記憶手段から読み出す読み出し手順と、
    ユーザによる演奏操作の入力を受け付ける演奏入力手順と、
    前記ステップレッスン情報に基づき、ステップレッスンを前記各ステップごとに実行するステップレッスン手順と、
    前記ステップレッスン情報に基づき、前記入力される演奏操作を評価し、前記ステップの合格及び不合格を判定する判定手順と、
    前記判定手順による判定結果を前記合否情報に記録する記録手順と、
    前記合否情報を参照して、前記課題曲データに関連付けられたステップレッスンの合否状況を表示手段に表示する表示手順であって、前記一連の複数ステップの途中のステップを抜かして上級ステップに合格している場合にも、当該上級ステップに合格している旨を表示する表示手順と、
    前記一連の複数ステップのそれぞれの合格及び不合格を前記合否情報を参照して検出し、前記一連の複数ステップの全てに合格している場合には、前記一連の複数ステップの最下級ステップを前記ステップレッスン手順が実行するステップとして自動的に指定し、前記一連の複数ステップの最上級ステップに合格しているものの途中に不合格となっているステップがある場合には、当該不合格となっているステップのうちの最下級ステップを前記ステップレッスン手順が実行するステップとして自動的に指定し、前記一連の複数ステップの最上級ステップに合格していない場合には、合格となっているステップのうちの最上級ステップの次のステップを前記ステップレッスン手順が実行するステップとして自動的に指定する指定手順と
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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