JP5446268B2 - 並列テスト回路と方法並びに半導体装置 - Google Patents

並列テスト回路と方法並びに半導体装置 Download PDF

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Description

(関連出願)本願は、先の日本特許出願2006−305074号(2006年11月10日出願)及び日本特許出願2007−250584号(2007年9月27日出願)の優先権を主張するものであり、前記先の出願の全記載内容は、本書に引用をもって繰込み記載されているものとみなされる。
本発明は、並列テスト回路と方法並びに半導体装置に関する。
デバイスの微細化(トランジスタのディメンジョンのシュリンク)によるチップの大規模化、高密度化により、選別テスト時間(前工程でのウェハテスト、及びパッケージ工程後のファイナルテスト等)が増大し、テストコストが増大し、製品コストの低減を困難としている。チップの大規模化はチップ内のトランジスタ数の増大を意味し、組み合わせ数が増大する。高密度化は単位面積あたりのトランジスタ数の増加を意味し、単位面積あたりの欠陥確率が増加し、また、物理現象が複雑となり、欠陥の種類も増加する。
テスト時間の短縮のために、例えば図16に示すように、複数の被測定チップ(被試験デバイス;Device Under Test;「DUT」ともいう)を並列にテストする手法が、従来より用いられている。テスタ(試験装置)1(Automatic Test Equipment)の複数の入出力ポート(ドライバとコンパレータの組、I/Oチャネル、I/Oピンともいう)を複数に区分し、それぞれの区分毎に、被測定デバイス10を接続し一台のテスタ1で複数の被測定チップ10−1〜10−3を同時に並列テストする。ファンクショナルテスト時において、複数の被測定チップ10−1〜10−3には、別々の区分のドライバ(不図示)から並列にテストパタン(フォースパタン)が供給され、複数の被測定チップ10−1〜10−3からの出力は各区分のコンパレータにて期待値パタンと並列に比較され、良(パス)/不良(フェイル)が判定される。
なお、後述される本発明の実施例で説明されるBOST(Built Out Self Test)に関して例えば特許文献1の記載が参照される。特許文献1には、BIST(Built In Self Test)と、BOSTという試験用チップを使用してパターン依存試験、タイミング依存試験が行われる構成が開示されている。
特開2003−16799号公報 Miura, N.; Mizoguchi, D.; Inoue, M.; Niitsu, K.; Nakagawa, Y.; Tago, M.; Fukaishi, M.; Sakurai, T.; Kuroda, T., "A 1 Tb/s 3 W Inductive−Coupling Transceiver for 3D−Stacked Inter−Chip Clock and Data Link," Solid−State Circuits, IEEE Journal of, Volume 42, Issue 1, Jan. 2007 Page(s):111〜122.
なお、上記特許文献1、及び非特許文献1の全開示内容はその引用をもって本書に繰込み記載する。以下の分析は本発明によって与えられる。
図16に示した構成においては、並列テストの個数を増やす場合、テスタの入出力ポートが増加する。テスタの入出力ポートの数の制限により、並列テストの個数には限界がある。例えば、256入出力ポート(チャネル)のテスタにおいて、被測定チップ1つあたりに印加されるデータパタンのパタンベクトル幅が64ビットの場合、並列数の上限は4個となる。実際には、被測定チップにおいて、パタンベクトルで制御しないピンも、テスタの入出力ポート(チャネル)でDC信号を印加する場合もあり、並列数は4未満となる。
したがって、本発明の目的は、並列テストにおいて並列数の増大に対して、テスタに必要な入出力ポートの数の増大を回避するテスト回路と方法及び半導体装置を提供することにある。
本願で開示される発明は、前記課題を解決するため、概略以下の構成とされる。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係る並列テスト回路は、複数の被測定チップを並列にテストする回路であって、前記被測定チップへ印加するデータパタンを前段から受け後段に転送する第1の転送回路と、前記被測定チップの期待値パタンを前段から受け後段に転送する第2の転送回路と、を備え、前記被測定チップの出力は、前記被測定チップに対応して設けられた比較器にて、対応する期待値パタンと比較される。
本発明の他のアスペクトに係るテスト回路は、データパタン供給源から供給されるデータパタンをクロック信号に応答して順次転送する第1の転送回路を備え、複数の被測定チップのうち一の被測定チップには、前記データパタン供給源からのデータパタンが印加され、残りの被測定チップには、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが順次印加され、前記一の被測定チップからの出力を期待値パタンとして前記クロック信号に応答して順次転送する第2の転送回路を備え、前記残りの被測定チップの各々に対応して、前記被測定チップの出力データと、前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する比較器を備え、一のデータパタン供給源によって複数の被測定チップを並列にテスト自在としている。
本発明において、クロック供給源からのクロック信号を受け、前記複数の被測定チップ、前記第1及び第2の転送回路に、それぞれクロック信号を供給するクロック分配回路を備え、前記複数の被測定チップ間で、被測定チップに印加されるクロック信号とデータパタンのタイミング関係を均一化している。
本発明において、前記第1の転送回路は、複数のフリップフロップを縦続接続して構成され、
前記第2の転送回路は、複数のフリップフロップを縦続接続して構成され、
クロック供給源からのクロック信号を受ける、縦続接続された複数のクロックバッファを備え、
前記複数の被測定チップ、前記第1の転送回路及び前記第2の転送回路の各段のフリップフロップには、対応する段のクロックバッファから出力されるクロック信号が供給される構成としてもよい。
本発明において、前記データパタン供給源と前記クロック供給源が試験装置に含まれるようにしてもよい。
本発明において、前記データパタン供給源と前記クロック供給源がBOST(Buit On Self Test)装置に含まれるようにしてもよい。
本発明において、前記一の被測定チップの出力は、前記試験装置に入力され、前記試験装置内のコンパレータで期待値パタンと比較される、ようにしてもよい。
本発明において、前記一の被測定チップとして、並列接続された複数の被測定チップを備え、並列接続された前記複数の被測定チップには、前記データパタン供給源からのデータパタンと前記クロック供給源からのクロック信号が、並列に供給され、並列接続された前記複数の被測定チップの出力を受け、多数決をとり出力データを選択する比較選択回路を備え、前記比較選択回路の出力が、期待値パタンとして、前記第2の転送回路にて転送される構成としてもよい。
本発明において、前記比較選択回路の出力は、前記試験装置に入力され、前記試験装置内の比較器で期待値パタンと比較される。
本発明の他のアスペクトに係るテスト回路は、データパタン供給源からのデータパタンをクロック信号に応答して順次転送する第1の転送回路を備え、
複数の被測定チップのうち一の被測定チップには、前記データパタン供給源からのデータパタンが印加され、残りの被測定チップには、前記第1の転送回路の対応する段からデータパタンが順次印加され、期待値パタン供給源からの期待値パタンを、前記クロック信号に応答して順次転送する第2の転送回路を備え、前記一の被測定チップの出力データと前記期待値パタン供給源からの期待値パタンとが一致するか否か比較する比較器を備えるとともに、前記残りの被測定チップの各々に対応して、前記被測定チップの出力データと前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する比較器を備え、一つのデータパタン供給源と一つの期待値パタン供給源にて、複数の被測定チップを並列にテスト自在としている。
本発明において、前記データパタン供給源と前記クロック供給源と前記期待値パタン供給源が、試験装置に含まれ、データパタン、クロック信号、期待値パタンが、いずれも前記試験装置より供給される。
本発明において、前記データパタンと前記期待値パタンとが、前記第1の転送回路と前記第2の転送回路を、それぞれ、複数ビットを単位に、パラレルに転送される構成としてもよい。
本発明において、前記データパタンと前記期待値パタンとが、前記第1の転送回路と前記第2の転送回路とを、それぞれ、シリアルに転送され、前記第1の転送回路をシリアルに転送されるシリアルデータパタンを、所定ビット幅のパラレルデータパタンに変換する回路を、前記複数の被測定チップのそれぞれに対応して備え、前記第2の転送回路をシリアルに転送されるシリアル期待値パタンを、所定ビット幅のパラレル期待値パタンに変換する回路を、前記複数の被測定チップのぞれぞれに対応して備え、前記パラレルデータパタンを入力する前記被測定チップからの出力データの各ビットと、対応するパラレル期待値パタンの各ビットとが互いに一致するか比較する複数の比較器と、前記複数の比較器のうち1つでも不一致の場合、フェイルを出力する論理回路の組を、前記複数の被測定チップのそれぞれに対応して備えている。
本発明において、前記データパタンと前記期待値パタンとが前記第1の転送回路と前記第2の転送回路とを、それぞれ、シリアルに転送され、前記第1の転送回路内をシリアル転送されるシリアルデータパタンを、所定ビット幅のパラレルデータパタンに変換する回路を、予め定められた複数の被測定チップに対して共通に備え、前記第2の転送回路をシリアル転送されるシリアル期待値パタンを、所定ビット幅のパラレル期待値パタンに変換する回路を、予め定められた複数の被測定チップに対して共通に備え、前記パラレルデータパタンを入力する複数の被測定チップの各々に対して、前記被測定チップからの出力データの各ビットと、対応するパラレル期待値パタンの各ビットとが互いに一致するか比較する複数の比較器と、前記複数の比較器のうち1つでも不一致の場合、フェイルを出力する論理回路の組を、前記被測定チップに対応して備えている。本発明においては、入力されたクロック信号をクロックバッファでバッファリングして、前記第1の転送回路及び前記第2の転送回路にそれぞれ供給し、入力された分周クロック信号をクロックバッファでバッファリングして、前記シリアルデータパタンと前記シリアル期待値パタンをそれぞれパラレルに変換を行う回路、及び、前記被測定チップにそれぞれ供給するクロック分配回路を備えている。
本発明の他のアスペクトに係るテスト回路は、シリアルに入力されたデータパタンをシリアルに出力するとともに、パラレルデータパタンに変換する第1の変換回路と、
シリアルに入力された期待値パタンをシリアルに出力するとともに、パラレル期待値パタンに変換する第2の変換回路と、
を備え、入力されたクロック信号はクロックバッファでバッファリングしてクロック供給先にそれぞれ分配され、
被測定チップ又は回路は、前記第1の変換回路からのパラレルデータパタンを入力し、
前記被測定チップ又は回路からの出力データの各ビットと、前記第2の変換回路からのパラレル期待値パタンの各ビットが一致するか比較する複数の比較器と、
前記複数の比較器のうち1つでも不一致の場合、フェイルを出力する論理回路と、を備えた半導体装置を、複数段縦続接続し、
初段の半導体装置のデータパタンと、期待値パタン、クロック信号は、試験装置から供給され、
次段以降の半導体装置のデータパタンと、期待値パタン、クロック信号として、前の段の半導体装置から出力されるデータパタンと、期待値パタン、クロック信号をそれぞれ入力する。
本発明の他のアスペクトに係る半導体装置は、シリアルに入力されたデータパタンをシリアルに出力するとともに、パラレルデータパタンに変換する第1の変換回路と、
シリアルに入力された期待値パタンをシリアルに出力するとともに、パラレル期待値パタンに変換する第2の変換回路と、
を備え、入力されたクロック信号はクロックバッファでバッファリングしてクロック供給先にそれぞれ分配され、
被測定チップ又は回路は、前記第1の変換回路からのパラレルデータパタンを入力し、
前記被測定チップ又は回路からの出力データの各ビットと前記第2の変換回路からのパラレル期待値パタンの各ビットが一致するか比較する複数の比較器と、前記複数の比較器のうち1つでも不一致の場合、フェイルを出力する論理回路を備えている。
本発明の他のアスペクトに係るテスト回路は、半導体ウェハ上の各半導体装置が、該半導体装置の1乃至4辺の少なくとも1つに関して隣の半導体装置との間で、データパタンと、期待値パタン、及び、クロック信号を転送する信号経路を有しており、
前記半導体装置の1乃至4辺のうちの1つの信号経路を選択し、選択した方向の信号経路からのデータパタンと、期待値パタン、クロックの組を入力するセレクタと、
前記セレクタで選択されたデータパタンと、クロック信号に基づき被測定回路が動作し、前記被測定回路の出力データを入力した期待値パタンと比較し、さらにデータパタンとクロック信号と期待値パタンとを、前記半導体装置の1乃至4辺の少なくとも1つに出力する選択データ転送回路を備え、
半導体ウェハ上の一の半導体装置に、データパタンとクロック信号と期待値パタンを印加することで、前記一の半導体装置に隣接する半導体装置から、順次、周辺の他の半導体装置に、データパタンとクロック信号と期待値パタンが転送される。
本発明の他のアスペクトに係るテスト回路は、完動品チップを備えたBOST(Built Out Self Test)を用いた並列テスト回路であって、
前記完動品チップに供給されるデータパタンをクロック信号に応答して順次転送する第1の転送回路を備え、
複数の被測定チップのうち一の被測定チップには、前記完動品チップに供給されるデータパタンが印加され、残りの被測定チップには、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが順次印加され、
前記完動品チップからの出力データを、期待値パタンとして、クロック信号に応答して、順次転送する第2の転送回路を備え、
前記一の被測定チップの出力データと、前記完動品チップからの出力データとが一致するか否か比較する比較器を備えるとともに、
前記残りの被測定チップの各々に対応して、前記被測定チップの出力データと前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する比較器を備え、
複数の被測定チップの並列テストを行う。
本発明の他のアスペクトに係るテスト回路は、複数の同一のIP(Intellectual Property)コアを備えた半導体装置の並列テスト回路であって、
一のIPコアに供給されるデータパタンをクロック信号に応答して順次転送する第1の転送回路を備え、
複数の被測定IPコアのうち一の被測定IPコアには、前記一のIPコアに供給されるデータパタンが印加され、残りの被測定IPコアには、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが順次印加され、
前記一のIPコアからの出力データを期待値パタンとして、クロック信号に応答して順次転送する第2の転送回路を備え、
前記一の被測定IPコアの出力データと、前記一のIPコアからの出力データとが一致するか否か比較する比較器を備えるとともに、
前記残りの被測定チップの各々に対応して、前記被測定IPコアの出力データと前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する比較器を備えている。
本発明の他のアスペクトに係る方法は、複数の被測定チップを並列にテストする方法であって、
第1の転送回路にて前記被測定チップへ印加するデータパタンを前段から受け後段に転送させ、第2の転送回路にて前記被測定チップの期待値パタンを前段から受け後段に転送させる工程と、
前記被測定チップの出力を対応する期待値パタンと比較する工程と、
を含む。
本発明の他のアスペクトに係る方法は、データパタン供給源から供給されるデータパタンを第1の転送回路にてクロック信号に応答して順次転送する工程と、
複数の被測定チップのうち一の被測定チップには、前記データパタン供給源からのデータパタンが印加され、残りの被測定チップには、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが順次印加される工程と、
前記一の被測定チップからの出力を期待値パタンとして第2の転送回路にて前記クロック信号に応答して順次転送させる工程と、
前記残りの被測定チップの各々について、前記被測定チップの出力データと、前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する工程と、
を含み、一のデータパタン供給源によって複数の被測定チップを並列にテスト自在としている。
本発明において、クロック供給源からのクロック信号を受ける複数段のクロックバッファにより、前記複数の被測定チップ間で、被測定チップに印加されるクロック信号とデータパタンのタイミング関係を均一化している。
本発明において、前記データパタン供給源と前記クロック供給源が試験装置に含まれ、前記一の被測定チップの出力は、前記試験装置に入力され、前記試験装置内のコンパレータで期待値パタンと比較される。
本発明において、前記一の被測定チップとして並列接続された複数の被測定チップを用意し、
並列接続された前記複数の被測定チップには、前記データパタン供給源、前記クロック供給源からのデータパタンとクロック信号が、並列に供給される工程と、
並列接続された前記複数の被測定チップの出力を受け、多数決をとり出力データが、期待値パタンとして、前記第2の転送回路に入力されて転送される工程と、
を含む。
本発明の他のアスペクトに係る方法は、データパタン供給源からのデータパタンを第1の転送回路にてクロック信号に応答して順次転送する工程と、
期待値パタン供給源からの期待値パタンを第2の転送回路にて前記クロック信号に応答して順次転送させる工程と、
複数の被測定チップのうち一の被測定チップには、前記データパタン供給源からのデータパタンが印加され、残りの被測定チップには、前記第1の転送回路の対応する段からデータパタンが順次印加される工程と、
前記一の被測定チップの出力データと前記期待値パタン供給源からの期待値パタンとが一致するか否か比較する工程と、
前記残りの被測定チップの各々について、前記被測定チップの出力データと前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する工程と、
を含み、一つのデータパタン供給源と一つの期待値パタン供給源にて、複数の被測定チップを並列にテスト自在としている。
本発明に係る方法において、前記データパタン供給源と前記クロック供給源と前記期待値パタン供給源が、試験装置に含まれ、データパタン、クロック信号、期待値パタンが、いずれも前記試験装置より供給される。
本発明に係る方法において、前記データパタンと前記期待値パタンとが、前記第1の転送回路と前記第2の転送回路をそれぞれ複数ビットを単位に、パラレルに転送されるようにしてもよい。
本発明に係る方法において、前記データパタンと前記期待値パタンとが、前記第1の転送回路と前記第2の転送回路とを、それぞれ、シリアルに転送される工程と、
前記複数の被測定チップのそれぞれについて、前記第1の転送回路内をシリアルに転送されるシリアルデータパタンを、所定ビット幅のパラレルデータパタンに変換する工程と、
前記複数の被測定チップのぞれぞれに対応して、前記第2の転送回路をシリアルに転送されるシリアル期待値パタンを、所定ビット幅のパラレル期待値パタンに変換する工程と、
前記複数の被測定チップのそれぞれについて、前記パラレルデータパタンを入力する前記被測定チップからの出力データの各ビットと、対応するパラレル期待値パタンの各ビットとが互いに一致するか比較し、1つでも不一致の場合、フェイルを出力する工程と、
を含む。
本発明に係る方法において、前記データパタンと前記期待値パタンとが前記第1の転送回路と前記第2の転送回路とを、それぞれ、シリアルに転送される工程と、
予め定められた複数の被測定チップに対して共通に、前記第1の転送回路内をシリアル転送されるシリアルデータパタンを、所定ビット幅のパラレルデータパタンに変換する工程と、
予め定められた複数の被測定チップに対して共通に、前記第2の転送回路をシリアル転送されるシリアル期待値パタンを、所定ビット幅のパラレル期待値パタンに変換する工程と、
前記複数の被測定チップのそれぞれについて、前記パラレルデータパタンを入力する複数の被測定チップの各々に対して、前記被測定チップからの出力データの各ビットと、対応するパラレル期待値パタンの各ビットとが互いに一致するか比較し、1つでも不一致の場合、フェイルを出力する工程と、
を含む。
本発明の他のアスペクトに係る方法は、ダイシング工程前の半導体ウェハ上の各半導体装置に、該半導体装置の1乃至4辺の少なくとも1つに関して隣の半導体装置との間でデータパタンと、期待値パタン、及び、クロック信号を転送する信号経路を設けておき、
前記半導体装置の1乃至4辺のうちの1つの信号経路を選択し、選択した方向の信号経路からのデータパタンと、期待値パタン、クロックの組を入力する工程と、
前記選択されたデータパタンとクロック信号に基づき被測定回路を動作させ、前記被測定回路の出力データを入力した前記期待値パタンと比較し、さらに、前記データパタンとクロック信号と前記期待値パタンとを前記半導体装置の1乃至4辺の少なくとも1つに出力する工程と、
を含み、前記半導体ウェハ上の一の半導体装置に、データパタンとクロック信号と期待値パタンを印加することで、前記一の半導体装置に隣接する半導体装置から、順次、周辺の他の半導体装置に、データパタンとクロック信号と期待値パタンが転送される。
本発明の他のアスペクトに係る方法は、完動品チップを有するBOST(Built Out Self Test)を用いた並列テスト方法であって、
前記完動品チップに供給されるデータパタンを第1の転送回路にてクロック信号に応答して順次転送する工程と、
前記完動品チップからの出力データを第2の転送回路にて期待値パタンとして、クロック信号に応答して順次転送させる工程と、
複数の被測定チップのうち一の被測定チップには、前記完動品チップに供給されるデータパタンが印加され、残りの被測定チップには、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが順次印加される工程と、
前記一の被測定チップの出力データと、前記完動品チップからの出力データとが一致するか否か比較する工程と、
前記残りの被測定チップの各々に対応して、前記被測定チップの出力データと前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する工程と、
を含む。
本発明の他のアスペクトに係る方法は、複数の同一のIPコアを備えた半導体装置の並列テスト方法であって、
一のIPコアに供給されるデータパタンを第1の転送回路にてクロック信号に応答して順次転送する工程と、
前記一のIPコアからの出力データを期待値パタンとして第2の転送回路にてクロック信号に応答して順次転送する工程と、
複数の被測定IPコアのうち一の被測定IPコアには、前記一のIPコアに供給されるデータパタンが印加され、残りの被測定IPコアには、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが順次印加される工程と、
前記一の被測定IPコアの出力データと、前記一のIPコアからの出力データとが一致するか否か比較する工程と、
前記残りの被測定チップの各々に対応して、前記被測定IPコアの出力データと前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する工程と、
を含む。
本発明によれば、複数の被測定チップと、データパタンの転送回路部とを分離し、
前記転送回路部からのデータパタンは、非接触インタフェースを介して、前記複数の被測定チップにそれぞれ供給される、構成の並列テスト回路が供給される。本発明において、前記複数の被測定チップと、期待値パタンの転送回路部とを分離し、期待値パタンと前記被測定チップの出力とを比較する比較器を前記転送回路部側に配設し、前記比較器は、前記被測定チップからの出力パタンを非接触インタフェースを介して受ける構成としてもよい。
本発明によれば、複数の被測定チップと、データパタン及び期待値パタンを転送する転送回路部とを分離し、前記データパタン及び期待値パタンは、非接触インタフェースを介して複数の被測定チップ側にそれぞれ供給され、期待値パタンと前記被測定チップの出力とを比較する比較部が、前記複数の被測定チップが設けられる側に配設されている並列テスト回路が提供される。
本発明によれば、複数の被測定チップと、データパタンの転送回路部とを分離し、前記転送回路部からのデータパタンを、非接触インタフェースを介して、前記複数の被測定チップにそれぞれ供給する並列テスト方法が提供される。本発明において、前記複数の被測定チップと、期待値パタンの転送回路部とを分離し、前記転送回路部側に配設された比較部が、前記被測定チップの出力を非接触インタフェースを介して受け、対応する期待値パタンと比較するようにしてもよい。
本発明によれば、複数の被測定チップと、データパタン及び期待値パタンを転送する転送回路部とを分離し、前記データパタン及び期待値パタンを、非接触インタフェースを介して複数の被測定チップ側にそれぞれ供給し、前記複数の被測定チップが設けられる側に配設されている比較部で、前記被測定チップの出力と対応する期待値パタンとを比較するテスト方法が提供される。
本発明によれば、テストパタンを順次転送する転送回路にテストパタンを与えることで、複数の被測定チップのテストがクロックサイクルに応じて順次行われる構成としたことにより、被試験デバイスを増やしても、テスタに必要な入出力ポート(チャネル)の数の増加は抑止される。
また、本発明によれば、ウェハテスト時に、プローバから、あるダイにテストパタンとクロックを印加することで、複数のダイのテストがクロックサイクルに応じて順次行われる並列テストを実現したことにより、テスタに必要な入出力ポート(チャネル)の数の増加は抑止されるとともに、プローブ箇所の位置移動、コンタクト回数等を削減し、テスト時間を短縮する。
本発明の第1の実施例の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例を説明するための図である。 本発明の第1の実施例の動作を説明するタイミング図である。 本発明の第2の実施例の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例の構成を示す図である。 本発明の第4の実施例の構成を示す図である。 本発明の第4の実施例を説明するための図である。 本発明の第4の実施例を説明するタイミング図である。 本発明の第5の実施例の構成を示す図である。 本発明の第6の実施例を説明する図である。 本発明の第6の実施例の構成を示す図である。 本発明の第7の実施例の構成を示す図である。 本発明の第8の実施例の構成を示す図である。 本発明の第9の実施例の構成を示す図である。 並列テストを説明する図である。 本発明の第10の実施例の構成を示す図である。 本発明の第11の実施例の構成を示す図である。
符号の説明
1 テスタ(試験装置)
2 半導体装置(チップ)
3 BOST
4、4−1、4−2 IPコア、
5 ウェハ
6 ダイ(チップ)
7 プローブカード
8 被測定対象
10 完動品チップ
10−1〜10−3、10−1A、10−1B、10−1C 被測定チップ
11−1〜11−3、11−1〜11−1 F/F
12−1〜12−3、12−1〜12−1 F/F
13−1〜13−3、13−1〜13−1 クロックバッファ
14−1〜14−3 比較器(EXOR)
15 比較選択回路
16、16−1、16−2 クロックバッファ
17−1〜17−1 F/F
18−1〜18−1 クロックバッファ
19−1〜19−1 比較器
19−2〜19−2 比較器
20、20−1、20−2 OR回路
21−1T、21−1R、21−2T、21−2R、21−3T、21−3R、21−4T、21−4R 非接触型I/F
101 セレクト回路
102 選別データ転送回路
上記した本発明についてさらに詳細に説明すべく添付図面を参照して以下に説明する。本発明は、並列テスト対象の複数段の被測定チップ(「被試験デバイス」(DUT)ともいう)(図1の10−1、10−2、10−3、・・・)に関して、データパタンの供給源(1)から供給されるデータパタンをクロック信号に応答して順次転送する第1の転送回路(図1の11−1、11−2、11−3、・・・)を備えている。複数の被測定チップ(10−1、10−2、10−3、・・・)のうち一の被測定チップ(10−1)にはデータパタン供給源からのデータパタンが印加され、残りの被測定チップ(10−2、10−3、・・・)の各々には、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが順次印加され、一の被測定チップ(10−1)からの出力を期待値パタンとして前記クロック信号に応答して順次転送する第2の転送回路(図1の12−1、12−2、12−3、・・・)を備えている。前記残りの被測定チップ(10−2、10−3、・・・)の各々に対応して、前記被測定チップの出力データと、第2の転送回路(12−1、12−2、12−3、・・・)の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する比較器(図1の14−1、14−2、・・・)を備え、一のデータパタン供給源により複数の被測定チップを並列にテスト自在としている。また、前後の被測定チップにおいて、クロックと印加データとの関係が均一となるように、クロックバッファ(図1の13−1、13−2、13−3、・・・)によりタイミング制御される。特に制限されないが、1クロックサイクル毎に、被測定チップのテストが順次行われる。かかる構成により、被測定チップの個数を増やしても、テスタに必要な入出力ポートの数は変わらない。あるいは、第2の転送回路(12−1、12−2、12−3、・・・)は、期待値パタン供給源からの期待値パタンをクロック信号に応答して順次転送するようにしてもよい。あるいは、データパタン、期待値パタンをシリアルビットデータとして供給し、被測定チップに対応するパイプライン段でパラレルデータに変換し、パラレルビットデータを被測定チップに供給し、被測定チップからの出力をパラレルビットの期待値と比較するようにしてもよい。以下、具体的な実施例に即して説明する。
図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である。図1には、テスタ1と、テスタ1のテストヘッド等に配設されるテストボード(「ロードボード」ともいう)の構成が示されている。なお、以下では、テスタから被測定チップにデータパタン(フォースデータ)とクロック信号を印加し、被測定チップからの出力パタンを期待値パタンと比較するファンクショナルテストを例に説明する。したがって、テスタは、ファンクショナルテストを行うための基本構成を備えたものであれば、LSIテスタ、アナログ・デジタル混在テスタ、メモリテスタ等であってもよく、あるいは、パタン生成器とクロック生成器、比較器を備えた簡易型テスタであってもよい。また、被測定チップ(DUT)は、ファンクショナルテストでテストが行われる任意の半導体集積回路装置とされる。また、ACテスト(タイミングマージンテスト等)も、このテスト回路(テストボード)で実行可能である。なお、被測定チップにDC信号(DC Stimulus)を与えてその応答(電圧/電流)を測定するDCテストは、本発明の主題ではなく、別の専用テストボードで行ってもよいし、また専用DCテスタ等でテストしてもよい。
図1を参照すると、テスタ1から出力されるデータ信号(nビットパラレルのデータパタン)は、被測定チップ10−1の入力端子に入力されるとともに、D型フリップフロップ(以下、「F/F」と略記する)11−1のデータ入力端子Dに入力される。ビット幅nのデータ信号に対応してF/F11−1はnビット分並列に配設されており(図では省略して1個のみ示す)、例えばクロックの立ち上がりエッジでデータ入力端子Dのデータ信号をサンプルしデータ出力端子Qから出力し、D型レジスタともいう。他のF/F11−2、11−3も同様である。
テスタ1から出力されるクロック信号は、クロックバッファ13−1の入力端子に入力され、クロックバッファ13−1からの出力クロックは、被測定チップ10−1に入力されるとともに、次段のクロックバッファ13−2の入力端子に入力される。
被測定チップ10−1の出力(mビットパラレルデータ)は、テスタ1に入力されるとともに、D型フリップフロップ(以下、「F/F」と略記する)12−1のデータ入力端子Dに入力される。F/F12−1のクロック入力端子には、クロックバッファ13−1からの出力クロックが入力される。なお、F/F12−1は、mビット分並列に配設されており(図では省略して1個のみ示す)、例えばクロックの立ち上がりエッジでデータ入力端子Dのデータ信号をサンプルしデータ出力端子Qから出力し、D型レジスタともいう。他のF/F12−2、12−3も同様である。
F/F11−1のデータ出力端子Qからのnビットパラレルのデータ信号は、被測定チップ10−2の入力端子に入力されるとともに、次段のF/F11−2のデータ入力端子Dに入力される。
クロックバッファ13−2からの出力クロックは、被測定チップ10−2に入力されるとともに、次段のクロックバッファ13−3の入力端子に入力される。
F/F12−1のデータ出力端子Qからのmビットパラレルの期待値は、次段のF/F12−2のデータ入力端子Dに入力されるとともに、比較器14−1の一の入力端子に入力され、被測定チップ10−2の出力(mビット)は、比較器14−1の他方の入力端子に入力される。比較器14−1は、F/F12−1からの期待値パタン(mビット)と、被測定チップ10−2の出力データとが一致するか否か比較する。特に制限されないが、比較器14−1は、不一致のとき(比較される2つのmビット入力のうち、1ビットでも不一致の場合)、highレベルの信号を出力する。クロックバッファ13−2からの出力クロックは、F/F12−2のクロック入力端子に入力される。
なお、比較器14−1は、図1では、排他的論理和(EXOR)回路1つで示されているが、被測定チップ10−2の出力(mビット)と期待値パタン(mビット)の対応する1ビット同士を比較する2入力排他的論理和(EXOR)回路をm個備え、m個の2入力排他的論理和(EXOR)回路の論理和演算を出力とするOR回路から構成される。比較器14−2も同様の構成とされる。
F/F11−2のデータ出力端子Qからのnビットパラレルのデータ信号は、被測定チップ10−3の入力端子に入力されるとともに、次段のF/F11−3のデータ入力端子に入力される。
クロックバッファ13−3からの出力クロックは、被測定チップ10−3に入力されるとともに、次段のクロックバッファ(不図示)に入力される。F/F12−2のデータ出力端子Qからのnビットパラレルの期待値は、次段のF/F12−3のデータ入力端子Dに接続されるとともに、比較器14−2に入力され、被測定チップ10−3の出力は、比較器14−2に入力される。比較器14−2は、F/F12−2からの期待値と、被測定チップ10−3の出力データとが一致するか否か比較し、不一致のときhighレベルの信号を出力する。なお、比較器14−1、14−2の出力は、テスタ1に入力され、サンプルされる。
このように、本実施例においては、複数の被測定チップへ印加するパタン(フォースパタン)を、F/F11−1、11−2、11−3、・・・をカスケード接続した転送回路を介して、1クロック毎に、テスタ1からのデータパタンが、次段の被測定チップの入力端子に伝達するように制御する。そして、テスタ1に最も近い被測定チップ10−1の出力データを期待値パタンとして、F/F12−1、12−2、13−3、・・・をカスケード接続した転送回路を介して次段以降に伝達し、次段以降の被測定チップに関する期待値パタンとして、対応する段の比較器に供給される。
なお、図1では、F/Fのデータの流れと同じ方向に、クロックバッファを介してクロックを伝播する構成としているが、クロックとF/Fのデータの伝播の向きを逆としてもよいことは勿論である。
被測定チップのパス/フェイルは、該被測定チップの出力を入力とする比較器14−1、14−2、・・・で検出することができる。一旦、出力データが期待値パタンと不一致であることが比較器で検出された被測定チップは不良として判断される。なお、被測定チップ10−1以外の被測定チップ10−2、10−3、・・・は不良であっても、全体の動作には影響しない。被測定チップ10−2、10−3、・・・は、出力データが、被測定チップ10−1の出力データと一致するか否かで良、不良を判定しているため、被測定チップ10−1に欠陥(故障)があると、他の被測定チップ10−2、10−3、・・・の良、不良を判定することができない。このため、被測定チップ10−1として、通常、所謂、KGD(Known Good Device)あるいは基準デバイス(Reference Device)が用いられる。
図2と図3は、図1に示した本発明の一実施例を説明するための図である。図2は、図1の回路構成において、信号名を付したものである。図3は、図2の信号の動作波形の一例を示すタイミング図である。
CLKはテスタ1から出力されるクロック信号である。なお、クロック周期、デューティ等は、テスタ1側で任意に設定される。
TI0は、テスタ1からの出力されるデータ(nビット)である。クロックサイクル0、1、2、3、4、5・・・で、A0、A1、A2、A3、A4、A5、・・・と出力される。
TI1は、F/F11−1の出力(nビット)であり、TI0から1サイクルおくれて、クロックサイクル1、2、3、4、5・・・で、A0、A1、A2、A3、A4・・・と出力される。
TI2は、F/F11−2の出力(nビット)であり、TI1から1サイクルおくれて、クロックサイクル2、3、4、5・・・で、A0、A1、A2、A3・・・と出力される。
TO0は、被測定チップ10−1の出力(mビット)である。クロックサイクル1、2、3、4、5・・・で、B0、B1、B2、B3、B4・・・と出力される。
TO1は、F/F12−1の出力(mビット)である。クロックサイクル2、3、4、5・・・で、B0、B1、B2、B3・・・と出力される。
TO2は、F/F12−2の出力(mビット)である。クロックサイクル3、4、5・・・で、B0、B1、B2・・・と出力される。
CO1は、被測定チップ10−2の出力(mビット)である。クロックサイクル2、3、4、5・・・で、C10、C11、C12・・・と出力される。
CO2は、被測定チップ10−3の出力(mビット)である。サイクル3、4、5・・・で、C20、C21・・・と出力される。
テスタ1から出力されたデータ、及び被測定チップ10−1からの出力データは、1クロックごとに、図2の右方向にシフトされる。
例えばクロックサイクル0において、テスタ1よりデータパタンA0が被測定チップ10−1に入力される。
次のクロックサイクル1では、A0に対応する出力B0が被測定チップ10−1より出力される。このクロックサイクル1では、テスタ1よりA1が被測定チップ10−1に入力され、また、F/F11−1から出力されたA0が被測定チップ10−2に入力される。
クロックサイクル2では、被測定チップ10−1より印加パタンA1に対する応答B1が出力され、テスタ1からA2が被測定チップ10−1に与えられる。またF/F11−1から出力されたA1が被測定チップ10−2に与えられ、F/F11−2からのA0が被測定チップ10−3に与えられる。被測定チップ10−1、10−2からは、印加されたパタンA1、A0に対する出力B1、C10が出力される。また、F/F12−1から出力されたB0が比較器14−1に与えられる。以下同様に、クロックサイクル毎に、データパタンがF/F11−1、11−2、11−3、・・・を転送され、被測定チップ10−1の出力が期待値パタンとして、F/F12−1、12−2、12−3、・・・を転送される。
このように、被測定チップ10−1以外の被測定チップ10−2、10−3の出力データは、被測定チップ10−1からの出力データと比較される。すなわち、被測定チップ10−2の出力データC01は、被測定チップ10−1からの出力(F/F11−1の出力)と比較器14−1で比較され、比較器14−1は比較結果R01を出力する。被測定チップ10−3の出力データC02は、被測定チップ10−1からの出力(F/F11−2の出力)と比較器14−2で比較され、比較器14−2は比較結果R02を出力する。
なお、本実施例において、テスタ1は、被測定チップ10−1の出力データT00を入力し、テスタ1内のコンパレータ(不図示)で期待値と比較する。
本実施例によれば、テスタ1は、1つの被測定チップをテストするための入出力ポート(チャネル、ドライバ/コンパレータ)にて、複数の被測定チップの並列テストを行うことができる。一例として、データパタン、期待値パタンのビット幅n、mがともに64ビットの場合、テスタ1の入出力ポート(ドライバ、コンパレータは64個あれば、基本的に、任意個数の被測定チップをテストすることができる。
また、本実施例によれば、被測定チップと、データを転送する回路(11−1、11−2、11−3、・・・)、及び、期待値パタンを転送する回路(12−1、12−2、12−3、・・・)にクロック信号を与えるクロックバッファ(13−1、13−2、13−2、・・・)よりなるクロック分配回路を備えたため、各被測定チップにおけるクロック信号と、印加されるデータパタンとのタイミング位相は、複数の被測定チップ間でほぼ均等とされる。すなわち、クロック分配回路により、クロック波形鈍り等は回避され、高いテスト周波数でのファンクショナルテスト、及び、ACテスト(遅延時間測定、タイミングマージンテスト等)を可能としており、本発明の特徴の1つをなしている。
ところで、上記した実施例では、テスタ側に対して1番目に位置する被測定チップ10−1がフェイルした場合、他の被測定チップ10−2、10−3、・・・のテストが行えない。
図4は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。図4を参照すると、本実施例では、テスタ1側から1番目に、1つの被測定チップ10−1(図1参照)のかわりに、並列配置された、3つの被測定チップ10−1A、10−1B、10−1Cを備え、さらに、被測定チップ10−1A、10−1B、10−1Cの各出力データ(mビット)を入力し、多数決によりデータを選択して出力する比較選択回路15を備えている。
比較選択回路15は、3つの被測定チップ10−1A、10−1B、10−1Cの3つの出力(mビット)のうち1つが不一致、2つが一致のときには、一致した方の出力を選択して出力し、3つの出力の全部が一致したときは、一致した出力を出力する。3つの出力の多数決をとることで、1つの被測定チップにフェイルがあっても問題とならない。比較選択回路15の出力(mビット)は、テスタ1と、F/F12−1のデータ入力端子Dに入力される。なお、図4では、比較選択回路15には、3つの被測定チップの出力が入力されているが、比較選択回路15の入力は3つに制限されるものでなく、4つであってもいい。比較選択回路15の入力が4つの場合、2つの被測定チップにフェイルがあっても問題とならない。
図5は、本発明の第3の実施例の構成を示す図である。この実施例では、テスタ1が期待値パタン(mビット)をパラレル出力し、1番目の被測定チップに対応して設けられた比較器14−1に入力されるとともに、F/F12−1のデータ入力端子Dに入力される。
比較器14−1は、被測定チップ10−1の出力(mビット)と、テスタ1からの期待値パタン(mビット)を比較し、不一致の場合(比較される2つのmビット入力のうち、1ビットでも不一致の場合)、highレベルを出力する。
比較器14−2は、F/F11−2の出力と、F/F12−1から転送された、テスタ1からの期待値とを比較する。
本実施例によれば、被測定チップ10−1が不良(フェイル)である場合、他の被測定チップ10−2、10−3、・・・のテストを正しく行えなくなるという問題を解消している。被測定チップ10−1がフェイルしても(比較器14−1の出力がhigh)、他の被測定チップ(10−2、10−3、・・・)の出力は、テスタ1からの期待値パタンと比較されるため、正しくパス/フェイルを検出できる。
図6は、本実施例の動作を説明する図である。図6(A)は、図5の回路構成において、信号名を付したものである。図6(B)は、図6(A)の信号の動作波形の一例を示すタイミング図である。
CLKはテスタ1からのクロック信号である。
TI0は、テスタ1の出力(nビットのデータパタン)である。クロックサイクル0、1、2、3、4、5・・・で、A0、A1、A2、A3、A4、A5、・・・と出力される。
TO0は、テスタ1の出力(mビットの期待値パタン)である。クロックサイクル1、2、3、4、5・・・で、B0、B1、B2、B3、B4・・・と出力される。
CO0は、被測定チップ10−1の出力(mビット)である。クロックサイクル1、2、3、4、5・・・で、C00、C01、C02、CO3、CO4・・・と出力される。
TI1は、F/F11−1の出力(nビット)であり、TI0から1サイクルおくれて、クロックサイクル1、2、3、4、5、・・・で、A0、A1、A2、A3、A4、・・・と出力される。
TO1は、F/F12−1の出力(mビット)である。クロックサイクル2、3、4、5・・・で、B0、B1、B2、B3・・・と出力される。
CO1は、被測定チップ10−2の出力(mビット)である。サイクル2、3、4、5・・・で、C10、C11、C12、C13・・・と出力される。
クロックサイクル0において、テスタ1からA0が被測定チップ10−1に入力され、次のクロックサイクル1で被測定チップ10−1からC00が出力される。クロックサイクル1において、被測定チップ10−1の出力データC00は、テスタ1からの期待値B0と比較され、比較結果R00を出力する。またクロックサイクル1において、テスタ1からA1が被測定チップ10−1に入力され、F/F11−1からのA0が被測定チップ10−2に入力される。
次のクロックサイクル2において、被測定チップ10−1からA1の応答として出力C01が出力され、テスタ1からの期待値B1と比較器14−1で比較される。またA2がテスタ1から被測定チップ10−1に入力され、F/F11−1からのA1が被測定チップ10−2に入力される。被測定チップ10−2からA0の応答として出力C10が出力され、F/F12−1からの期待値B0と比較器14−2で比較される。このように、本実施例では、テスタ1からデータパタンと期待値パタンが供給され、各比較器14−1、14−2、・・・で良否判定が行われる。
次に、本発明の第4の実施例を説明する。図7は、本発明の第4の実施例の構成を示す図である。前記各実施例では、テスタ1からのデータパタンと期待値パタンは、それぞれnビット幅、mビット幅のパラレルデータであったが、本実施例では、テスタ1からのデータパタンと期待値パタンをともにシリアルデータとしている。本実施例において、テスタ1は、データパタンと期待値パタン用に、各1つの出力ポート(チャネル)を備えればよい。
図7を参照すると、本実施例において、テスタ1から供給されたシリアルビットデータは、n段のF/F11−1〜11−1を順次転送され、F11−1〜11−1の出力(nビット)は、テスタ1から供給される1/n分周クロック(クロックバッファ16−1の出力)をサンプリングクロックとして入力するF/F17−1〜17−1にて同一タイミングでサンプルされ、nビットパラレルデータとして、被測定チップ10−1の入力端子に供給される。F/F11−1〜11−1と、分周クロックでF/F11−1〜11−1の出力をサンプルするF/F17−1〜17−1は、シリアルパラレル変換回路を構成している。クロックバッファ16−1の出力(分周クロック)は、被測定チップ10−1に供給されるとともに、次段のクロックバッファ16−2に供給される。被測定チップ10−1、10−2、・・・は分周クロックで駆動される。F/F11−1〜11−1、F/F11−2〜11−2、F/F12−1〜12−1、F/F12−2〜12−2、F/F17−1〜17−1、F/F17−2〜17−2は、いずれも、1ビットデータ入力、1ビットデータ出力のD型フリップフロップである。なお、本実施例において、シリアルパラレル変換回路は、シリアルビットデータを次段にシリアル転送するとともに、シリアルビットデータを、nビット毎にパラレル出力する構成であればよく、図7の構成に限定されるものではない。
テスタ1からの期待値パタンは、シリアルに出力され、m段のF/F12−1〜12−1で順次サンプルされ、m発のクロック毎に、m段のF/F12−1〜12−1にてmビット期待値がラッチされる。m段のF/F12−1〜12−1の出力と、被測定チップの出力(mビット)が、m個の比較器(EXOR回路)19−1〜19−1で比較され、OR回路20−1は、EXOR19−1〜19−1の出力の論理和を比較結果として出力する。EXOR19−1〜19−1の1つでもhighのときhighレベルを出力する。
図8は、図7のnビットのシリアルパラレル変換回路を説明するための図である。図9は、図8において、n=4のときの動作を説明するタイミング図である。
図8、図9において、CLK1、CLK2は、テスタからのクロック信号と、1/n分周クロック信号である。IN0は、テスタからシリアル転送されたデータパタンである。IN0から入力されるシリアルビットデータD0、D1、D2、D3、・・・は、クロックCLK1のパルスごとに、F/F11−1〜11−1を順次転送され、n回(図9の例では4回)転送された後、F/F11−1〜11−1の出力IN1、IN2、・・・INn(図9では、D3、D2、D1、D0の4ビットパラレルデータ)は、分周クロックCLK2の立ち上がりエッジで、F/F17−1〜17−1にサンプルされ、パラレルデータ出力OUTとして、被測定チップ(図7の10−1)の入力端子に供給される。
次に、本発明の第5の実施例を説明する。図10は、本発明の第5の実施例の半導体装置の構成と、テスト時のセットアップを示す図である。半導体装置(半導体チップ)2は、図7に示した、F/F11−1〜11−1、F/F17−1〜17−1、F/F12−1〜12−1と、比較器19−1〜19−1と、m個の比較器19−1〜19−1の出力のORをとるOR回路20−1、クロックバッファ13−1〜13−1、クロックバッファ18−1〜18−1、被測定チップ10−1を、同一チップ上に備えている。なお、半導体装置2内の被測定チップ10−1は、半導体装置のパッケージ内に搭載されたチップであってもよいし、半導体装置に集積化された被試験対象の回路であってもよい。この場合、例えば半導体装置上に、プロセッサ、RAM、ROM等のメモリ、コントローラ、入出力回路等がオンチップで搭載されている場合、プロセッサ、コントローラ等のロジック部を、便宜上、「被測定チップ」と呼び、図10のF/F11−1〜11−1、F/F17−1〜17−1、F/F12−1〜12−1、クロックバッファ13−1〜13−1、クロックバッファ16、クロックバッファ18−1〜18−1、比較器19−1〜19−1、OR回路20−1は、被測定チップ10−1と同一の半導体チップ2上に集積化される。
本実施例では、テスタ1に直近の半導体装置2には、テスタ1から、シリアルビットのデータパタンと期待値パタン、クロック信号、分周クロック信号を供給するだけで、半導体装置2でテストが行われ、次のクロックサイクルで次段の半導体装置2に、データパタンと期待値パタンが供給される。すなわち、カスケード接続された複数の半導体装置1のうち、初段の半導体装置1をテスタ1に接続するという簡易な構成により、複数の半導体装置2のテストが可能となる。
次に、本発明の第6の実施例を説明する。図11は、本発明の第6の実施例の構成を示す図であり、ダイシング工程前のウェハと、本発明のダイ(チップ)の構成を示している。ウェハ5の端のダイ(チップ)6は動作しない可能性があり、チップによっては、選別データ転送回路が機能しない場合がある。このため、ウェハ5上のチップ6の4辺の各辺と直交する方向、すなわちチップの4方向にスクライブ線を跨いで隣のチップとの間で配線接続を行い、4方向のうち選択された1方向からの信号セット(データパタン、クロック信号、期待値パタン)を受け取り、受け取った信号セット(データパタン、クロック信号、期待値パタン)を4方向の全てに出力する。
すなわち、ウェハ5上のチップ6は、4方向のいずれか1つの入力を選択し、4方向のいずれか1つの出力を選択するセレクト回路101と、セレクト回路101で選択入力された信号セット(データパタン、クロック信号、期待値パタン)を受け取り、被測定チップに供給するとともに、該信号セット(データパタン、クロック信号、期待値パタン)を出力する選別データ転送回路102を備えている。選別データ転送回路102から出力された信号セット(データパタン、クロック信号、期待値パタン)は、チップ6の4方向の信号線に出力され、隣接するチップのセレクト回路101に供給される。なお、データパタンと期待値パタンはシリアル転送され、分周クロック信号に基づき、半導体装置内でパラレルビットデータに変換される。
図11の選別データ転送回路102は、例えば図12に示すように、図10の実施例5で説明した回路からなる。すなわち、選別データ転送回路102は、F/F11−1〜11−1、F/F17−1〜17−1、F/F12−1〜12−1、クロックバッファ13−1〜13−1、クロックバッファ16、クロックバッファ18−1〜18−1、比較器19−1〜19−1、OR回路20は、被測定チップ10を備え、これらは、図11のチップ6上に、セレクト回路101とともに集積化して形成される。
セレクト回路101において、4つの入力データのうち1つを選択する手順は固定としてもよいし、あるいは、外部から設定自在(プログラマブル)としてもよい。セレクト回路101は、4つの入力データのうち、例えば、テスト開始後、最初にデータが変化したものを選択するようにしてもよい。あるいは、ウェハ5端部に近いチップ6について、該チップの4辺に関して、隣接チップが4方向分ないもの、例えば3方向あるいは2方向にしかないものについては、チップ6のカスケード接続の順番を、チップ6内のセレクト回路101にて設定することで対応し、1筆書きの要領で、ウェハ上のチップをくまなく接続するようにしてもよい。
不図示のテスタ、ウェハプローバを介して、ウェハ5上の一つのチップ6にデータパタンと期待値パタン、クロック信号、分周クロック信号を与えることで、ウェハ5上に、1筆書きの要領で接続された複数のチップに順次伝達され、例えばウェハ5上の全てのチップ6にデータパタンと期待値パタンを分配し、ウェハ5上の全チップ6をテストすることが可能となる。なお、ウェハ5全面をいくつかの領域に区分し、ある区分された領域内の複数のチップ6をテストするようにしてもよいことは勿論である。
図11のウェハ5上の1のチップ6のセレクト回路101に、4辺の隣接するチップの選別データ転送回路102から入力される信号の配線と、4辺の隣接するチップのセレクト回路101に出力される選別データ転送回路102の出力信号の配線は、例えばウェハのダイシング工程で切断される。
次に、本発明の第7の実施例を説明する。図13は、本発明の第7の実施例の構成を示す図である。本実施例は、各パイプライン段で複数の被測定チップを同時にテストするものである。図13を参照すると、本実施例は、パイプライン段あたり、2つの被測定チップ10−1と10−2を同時にテストする。すなわち、F/F11−1〜11−1、F/F17−1〜17−1によりパラレルデータに変換したデータは、2つの被測定チップ10−1と10−2に分配して供給される。また、テスタ1からシリアル転送された期待値パタンを、m個分サンプリングするF/F12−1〜12−1の出力は、被測定チップ10−1の出力と、比較器19−1〜19−1で比較され、被測定チップ10−2の出力と、比較器19−2〜19−2で比較され、比較器19−1〜19−1の出力はOR回路20−1に入力され、比較器19−2〜19−2の出力はOR回路20−2に入力される。各パイプライン段では、同時に複数の被測定チップのテストを行う。
次に、本発明の第8の実施例を説明する。図14は、本発明の第8の実施例の構成を示す図である。図14を参照すると、完動品チップ10を含むBOST(Built Out Self Test)装置3を備えている。BOSTでは、実際のユーザの使用条件等にしたがって、装置に実装されたチップ(完動品チップ)10を動作させ、テストを行う。本実施例は、BOST装置3と、図5を参照して説明した前記第3の実施例とを組み合わせたものである。BOST装置3に実装された完動品チップ10に与えるnビットのデータ信号(制御信号も含む)を引き出して、F/F11−1のデータ入力端子Dに接続し、完動品チップ10に与えるクロック信号を引き出して、クロックバッファ13−1の入力端子に接続し、完動品チップ10から出力されるmビットの信号を引き出して、F/F12−1のデータ入力端子Dに接続するとともに、比較器14−1の一の入力端子に接続している。ビット幅がnのデータ信号に対応してF/F11−1、F/F11−2はいずれもnビット分並列に配設されており、ビット幅がmの期待値パタンに対応してF/F12−1、F/F12−2はいずれもmビット分並列に配設されている。比較器14−1、14−2は、被測定チップのmビットの出力と、mビットの期待値とが一致するか比較する。
被測定チップ10−1には、完動品チップ10に与えるデータ信号と同一のテストパタン(nビットパラレルデータ)が並列に印加される。そして、完動品チップ10の出力と、被測定チップ10−1の出力を比較器14−1で比較して、良否判定を行う。
被測定チップ10−1に印加されたデータパタンは、クロックバッファ13−1の立ち上がりエッジに同期してF/F11−1によりサンプルされ、データ出力端子Qより出力される。したがって、次段の被測定チップ10−2には、前段の被測定チップ10−1に印加されたデータパタンと同一のデータパタンが、F/F11−1により、1クロックサイクル遅れて印加され、被測定チップ10−2の出力パタンと、完動品チップ10の出力をF/F12−1でサンプルした期待値パタンとを比較器14−2で比較して良否判定を行う。
従来、BOSTでは1チップしか同時にテストできなかったが、本実施例によれば、1つのBOSTで、複数のチップのテストを行うことができる。
本実施例において、被測定チップをBT(Burn−in Test)装置でテストするようにしてよい。この場合、被測定チップ10−1、10−2、F/F11−1、11−2、12−1、12−2、クロックバッファ13−1、13−2、比較器14−1、14−2は、バーンインボード(不図示)に搭載される。比較器14−1、比較器14−2の出力は、不図示のバーンインテスタ(不図示)に入力するようにしてもよい。
本実施例によれば、BOST装置3に電源を供給し、完動品チップ10を動作させるだけで、被測定チップ10−1、10−2のテストを行うことも可能である。したがって、被測定チップをテストするための、テストパタンの生成を不用とし、完動品チップ10の実使用に対応させた条件でファンクショナルテストを行うことができる。
また、被測定チップ10−1、10−2を搭載したテストボード(不図示)等に、比較器14−1、比較器14−2の出力がフェイルを示すとき、点灯するLED(不図示)等を備え、パス/フェイルの選別を行うようにしてもよい。
あるいは、BOST装置3の制御をテスタ(不図示)の電源、入出力ポート(チャネル)を用いて行い、比較器14−1、比較器14−2での比較結果を、テスタ(不図示)に入力するようにしてもよい。あるいは、変形例として、テスタ(不図示)から完動品チップ10にデータパタンを印加するようにしてもよい。
次に、本発明の第9の実施例を説明する。図15は、本発明の第9の実施例の構成を示す図である。図15(B)に示すように、半導体装置(チップ)2内に同一のIP(Intellectual Property)コアを複数含む場合、1つのIPコア4を被測定IPコア4−1のテスト結果を比較して不良を検出することができる。
図15(A)を参照すると、本実施例は、IPコア4と、図5を参照して説明した第3の実施例の構成とを組み合わせたものであり、図5の被測定チップは、被測定IPコアとされる。基本動作部分のIPコア4に入力されるデータパタン(nビット)をIPコア4−1に印加し、それぞれの出力(mビット)を、比較器14−1で比較して、良否判定を行う。IPコア4−1に印加されたデータパタンは、クロックバッファ13−1の立ち上がりエッジに同期してF/F11−1によりサンプルされ、データ出力端子Qより出力される。したがって、IPコア4−2には、IPコア4−1に印加されたデータパタンと同一のデータパタンが、F/F11−1により、1クロックサイクル遅れて印加され、IPコア4−2の出力パタンと、IPコア4の出力をF/F12−1でサンプルしたパタンとを比較器14−2で比較して良否判定を行う。比較器14−1、14−2・・・の出力はそのまま外部に出力してもよいし、あるいは、1ビットに圧縮してパス/フェイル情報として、外部に出力してもよい。
半導体チップ2を電源投入して動作させた状態で、IPコア4に入力されるデータパタンを、IPコア4−1に印加してもよい。
あるいは、基本動作部分のIPコア4に外部からデータパタンを供給し、比較器14−1、比較器14−2での比較結果をテスタ(不図示)に入力するようにしてもよい。
図15(B)に示したように、同一構成のIPコアを複数備えた半導体装置について、複数のIPコアを、図16のような形態(ただし、図16の被測定チップをIPコアとする)で、そのままパラレルにテストする場合、テスタの入出力ポート(チャネル)の数の制限から、全てのIPコアを並列にテストすることは不可能となる場合がある。この場合、通常、複数のIPコアを所定数毎にグループ分けして各グループ毎に、並列テストすることになる。例えばチップ(半導体装置)2内の6個のIPコアを2つごとに3つのグループに分け、3つのグループの各々についてそれぞれ並列テストを行うものとすると、テスト時間は、6個並列テストの場合の3倍となる。すなわち、テスト時間が増大する。
これに対して、本実施例によれば、テスタの入出力ポートとしては、1個のIPコア(4)のピン数に対応する個数分で足り、複数のIPコアの並列テストが行えるため、必要なテスタリソースの増大を抑えながら、テスト時間の短縮を図ることを可能としており、その実用的価値は極めて高い。
図17は、本発明の第10の実施例の構成を示す図である。図17に示すように、本実施例では、非接触型のI/F(インタフェース)(送信回路21−1Tと受信回路21−1Rの対)を用い、前記第3の実施例における、複数の被測定チップ10−1、10−2、・・・を含む部分(被測定対象8)と、テスタ1からのテストデータを転送する部分(プローブカード7)とを分離する。ここで、複数の被測定チップは、ダイシング前のウェハー状態の複数の被測定チップであってもよい。クロック線、データパタン線のクロック、データは、非接触型のI/F(21−2Tと21−2R、21−4Tと21−4R)を介して、対応する被測定チップ(10−1、10−2)に入力され、被測定チップ(10−1、10−2)からの出力は、非接触型のI/F(21−1Tと21−1R、21−3Tと21−3R)を介して、プローブカード7側に設けられた対応する比較器(14−1、14−2)の一方の入力端子に入力され、比較器(14−1、14−2)の他方の入力端子には期待値パタン線上の対応する期待値がそれぞれ入力される。
かかる構成により、複数の同一種類の被測定対象に対して、プローブカードを共通化できる。また、I/Fが非接触であるため、機械的磨耗がなく、プローブカードの寿命を長くすることができる。
図18は、本発明の第11の実施例の構成を示す図である。本実施例においては、テスト用データパタンと同時に期待値パタンもプローブカード7から、被測定対象8に出力し、被測定対象8の側で比較を行う。一般に、非接触I/Fは、受信回路の方が面積や消費電力が小さくできる。本実施例によれば、被選別対象8内での非接触I/Fが占める面積や消費電力を小さくできる。なお、図18において、被測定チップの出力と期待値パタンとの比較結果は、プローブカード7側に、非接触I/Fを用いて送信する。クロック線、データパタン線、期待値パタン線のクロック及びデータと期待値は、非接触型のI/F(21−2Tと21−2R、21−4Tと21−4R)を介して、対応する被測定チップ(10−1、10−2)と被測定対象側の対応する比較器(14−1、14−2)の一方の入力端子に入力され、被測定チップ(10−1、10−2)からの出力は、対応する比較器(14−1、14−2)の他方の入力端子に入力され、比較器(14−1、14−2)での比較結果は、プローブカード7側に、非接触I/F(21−1T、21−1R、21−3T、21−3R)を用いて送信する。
被測定対象8内に比較結果を保持する手段を用意し、被測定対象8内に比較結果を保持しておくことも可能である。この場合、非接触I/Fは、プローブカード7から被測定対象8への一方向のみにできる。
なお、前記第10、第11の実施例において、非接触I/Fとは機械的に接続がない2点間のデータ通信インタフェースであり、例えば、非特許文献1のFig.4に掲載された回路は、例えば電磁結合によりデータ通信を行う。これ以外にも、
・容量結合による非接触I/F、
・光通信による非接触I/F、
・無線通信による非接触I/F
などを用いることができる。
非接触I/Fとして電磁結合によりデータ通信を使った場合、送信回路(21−1T〜4T)内のインダクタンスの面積を大きくし、かつ、受信回路(21−1R〜4R)内のインダクタンスの面積を小さくすることで、同一の結合係数を有しながら、受信回路の面積を小さくすることができる。
同様に、送信回路内のインダクタンスの面積を小さくし、且つ、受信回路内のインダクタンスの面積を大きくすることで、同一の結合係数を有しながら、送信回路の面積を小さくすることができる。いま、図17、および図18にある被測定対象8は製品となるウェハーであるため、前記のようにインダクタンスの大きさを非接触I/Fの送受で変えることで、ウェハー(被測定対象8)に搭載された受信回路または送信回路の面積を、プローブカード7上のそれよりも小さくすることが可能である。このことで、製品コストを下げることが可能である。
非接触I/Fは、
(a) データ量を圧縮・展開する機構、あるいは、
(b) エラー訂正を行う機構、あるいは、
(c) 出力側にパラレル−シリアル変換回路、入力側にシリアル−パラレル変換回路を導入し、非接触のデータ授受の部分のビット数を、非接触I/Fの入出力ビット数より削減する機構等を保有してもよい。
複数の被選別チップを同時にテストするという目的を達成するためには、非接触I/Fは、ニードル針やポゴピンによる接触I/Fでも良いし、必要なデータレートにより、非接触I/Fと接触I/Fを組み合わせてもよい。あるいは、被測定チップの中に、比較器や非接触I/Fを集積してもよい。
本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。

Claims (39)

  1. 複数の被測定チップを並列にテストする回路であって、
    前記被測定チップへ印加するデータパタンを前段から受け後段に転送する第1の転送回路と、
    前記被測定チップの期待値パタンを前段から受け後段に転送する第2の転送回路と、
    を備え、
    前記被測定チップの出力は、前記被測定チップに対応して設けられた比較器にて、対応する期待値パタンと比較される、ことを特徴とする並列テスト回路。
  2. データパタン供給源から供給されるデータパタンをクロック信号に応答して順次転送する第1の転送回路を備え、
    複数の被測定チップのうち一の被測定チップには、前記データパタン供給源からのデータパタンが印加され、残りの被測定チップには、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが順次印加され、
    前記一の被測定チップからの出力を期待値パタンとして前記クロック信号に応答して順次転送する第2の転送回路を備え、
    前記残りの被測定チップの各々に対応して、前記被測定チップの出力データと、前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する比較器を備え、
    一のデータパタン供給源によって複数の被測定チップを並列にテスト自在としてなる、ことを特徴とする並列テスト回路。
  3. クロック供給源からのクロック信号を受け、前記複数の被測定チップ、前記第1の転送回路及び前記第2の転送回路に、それぞれクロック信号を供給するクロック分配回路を備え、前記複数の被測定チップ間で、被測定チップに印加されるクロック信号とデータパタンのタイミング関係が均一化されてなる、ことを特徴とする請求項1又は2記載の並列テスト回路。
  4. 前記第1の転送回路は、複数のフリップフロップを縦続接続して構成され、
    前記第2の転送回路は、複数のフリップフロップを縦続接続して構成され、
    クロック供給源からのクロック信号を受ける、縦続接続された複数のクロックバッファを備え、
    前記複数の被測定チップ、前記第1の転送回路及び前記第2の転送回路の各段のフリップフロップには、対応する段のクロックバッファから出力されるクロック信号が供給される、ことを特徴とする請求項1又は2記載の並列テスト回路。
  5. 前記データパタン供給源とクロック供給源が試験装置に含まれる、ことを特徴とする請求項2記載の並列テスト回路。
  6. 前記データパタン供給源とクロック供給源がBOST(Buit On Self Test)装置に含まれる、ことを特徴とする請求項2記載の並列テスト回路。
  7. 前記一の被測定チップの出力は、前記試験装置に入力され、前記試験装置内のコンパレータで期待値パタンと比較される、ことを特徴とする請求項5記載の並列テスト回路。
  8. 前記一の被測定チップとして、並列接続された複数の被測定チップを備え、
    並列接続された前記複数の被測定チップには、前記データパタン供給源からのデータパタンとクロック供給源からのクロック信号が、並列に供給され、
    並列接続された前記複数の被測定チップからの出力を受け、多数決をとり出力データを選択する比較選択回路を備え、
    前記比較選択回路の出力が期待値パタンとして、前記第2の転送回路にて転送される、ことを特徴とする請求項2記載の並列テスト回路。
  9. 前記比較選択回路の出力は、試験装置に入力され、前記試験装置内の比較器で期待値パタンと比較される、ことを特徴とする請求項8記載の並列テスト回路。
  10. データパタン供給源からのデータパタンをクロック信号に応答して順次転送する第1の転送回路を備え、
    複数の被測定チップのうち一の被測定チップには、前記データパタン供給源からのデータパタンが印加され、残りの被測定チップには、前記第1の転送回路の対応する段からデータパタンが順次印加され、
    期待値パタン供給源からの期待値パタンを、前記クロック信号に応答して順次転送する第2の転送回路を備え、
    前記一の被測定チップの出力データと前記期待値パタン供給源からの期待値パタンとが一致するか否か比較する比較器を備えるとともに、
    前記残りの被測定チップの各々に対応して、前記被測定チップの出力データと前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する比較器を備え、
    一つのデータパタン供給源と一つの期待値パタン供給源にて、複数の被測定チップを並列にテスト自在としてなる、ことを特徴とする並列テスト回路。
  11. 前記データパタン供給源と、クロック供給源と、前記期待値パタン供給源が、試験装置に含まれ、データパタン、クロック信号、期待値パタンが、いずれも、前記試験装置より供給される、ことを特徴とする請求項10記載の並列テスト回路。
  12. 前記データパタンと前記期待値パタンとが、前記第1の転送回路と前記第2の転送回路を、それぞれ、複数ビットを単位に、パラレルに転送される、ことを特徴とする請求項1、2、10のいずれか一に記載の並列テスト回路。
  13. 前記データパタンと前記期待値パタンとが、前記第1の転送回路と前記第2の転送回路とを、それぞれ、シリアルに転送され、
    前記第1の転送回路をシリアルに転送されるシリアルデータパタンを、所定ビット幅のパラレルデータパタンに変換する回路を、前記複数の被測定チップのそれぞれに対応して備え、
    前記第2の転送回路をシリアルに転送されるシリアル期待値パタンを、所定ビット幅のパラレル期待値パタンに変換する回路を、前記複数の被測定チップのぞれぞれに対応して備え、
    前記パラレルデータパタンを入力する前記被測定チップからの出力データの各ビットと、対応するパラレル期待値パタンの各ビットとが互いに一致するか比較する複数の比較器と、前記複数の比較器のうち1つでも不一致の場合、フェイルを出力する論理回路の組を、前記複数の被測定チップのそれぞれに対応して備えている、ことを特徴とする請求項10記載の並列テスト回路。
  14. 前記データパタンと前記期待値パタンとが前記第1の転送回路と前記第2の転送回路とを、それぞれ、シリアルに転送され、
    前記第1の転送回路内をシリアル転送されるシリアルデータパタンを、所定ビット幅のパラレルデータパタンに変換する回路を、予め定められた複数の被測定チップに対して共通に備え、
    前記第2の転送回路をシリアル転送されるシリアル期待値パタンを、所定ビット幅のパラレル期待値パタンに変換する回路を、予め定められた複数の被測定チップに対して共通に備え、
    前記パラレルデータパタンを入力する複数の被測定チップの各々に対して、前記被測定チップからの出力データの各ビットと、対応するパラレル期待値パタンの各ビットとが互いに一致するか比較する複数の比較器と、前記複数の比較器のうち1つでも不一致の場合、フェイルを出力する論理回路の組を、前記被測定チップに対応して備えている、ことを特徴とする請求項10記載の並列テスト回路。
  15. 入力されたクロック信号をバッファリングして前記第1の転送回路及び前記第2の転送回路にそれぞれ供給し、入力された分周クロック信号をバッファリングして前記シリアルデータパタンと前記シリアル期待値パタンをそれぞれパラレルに変換を行う回路、及び、前記被測定チップに、それぞれ供給するクロック分配回路を備えている、ことを特徴とする請求項13又は14記載の並列テスト回路。
  16. シリアルに入力されたデータパタンをシリアルに出力するとともに、パラレルデータパタンに変換する第1の変換回路と、
    シリアルに入力された期待値パタンをシリアルに出力するとともに、パラレル期待値パタンに変換する第2の変換回路と、
    を備え、入力されたクロック信号はクロックバッファでバッファリングしてクロック供給先にそれぞれ分配され、
    被測定チップ又は回路は、前記第1の変換回路からのパラレルデータパタンを入力し、
    前記被測定チップ又は回路からの出力データの各ビットと、前記第2の変換回路からのパラレル期待値パタンの各ビットとが一致するか否か比較する複数の比較器と、
    前記複数の比較器のうち1つでも不一致の場合、フェイルを出力する論理回路と、
    を備えた半導体装置を、複数段縦続接続し、
    初段の前記半導体装置に関するデータパタンと、期待値パタンと、クロック信号は、試験装置から供給され、
    次段以降の前記半導体装置の各々に関するデータパタンと、期待値パタンと、クロック信号は、次段以降の前記半導体装置の各々の前の段の前記半導体装置から出力されるデータパタンと、期待値パタン、クロック信号がそれぞれ供給される、ことを特徴とする並列テスト回路。
  17. シリアルに入力されたデータパタンをシリアルに出力するとともに、パラレルデータパタンに変換する第1の変換回路と、
    シリアルに入力された期待値パタンをシリアルに出力するとともに、パラレル期待値パタンに変換する第2の変換回路と、
    を備え、入力されたクロック信号はクロックバッファでバッファリングしてクロック供給先にそれぞれ分配され、
    被測定チップ又は回路は、前記第1の変換回路からのパラレルデータパタンを入力し、
    前記被測定チップ又は回路からの出力データの各ビットと、前記第2の変換回路からのパラレル期待値パタンの各ビットとが一致するか比較する複数の比較器と、
    前記複数の比較器のうち1つでも不一致の場合、フェイルを出力する論理回路と、
    を備えている、ことを特徴とする半導体装置。
  18. 半導体ウェハ上の各半導体装置が、該半導体装置の1乃至4辺の少なくとも1つに関して隣の半導体装置との間で、データパタンと、期待値パタン、及び、クロック信号を転送する信号経路を有しており、
    前記半導体装置の1乃至4辺のうちの1つの信号経路を選択し、選択した方向の信号経路からのデータパタンと、期待値パタン、クロックの組を入力するセレクタと、
    前記セレクタで選択されたデータパタンと、クロック信号に基づき被測定回路が動作し、前記被測定回路の出力データを入力した期待値パタンと比較し、さらにデータパタンとクロック信号と期待値パタンとを、前記半導体装置の1乃至4辺の少なくとも1つに出力する選択データ転送回路を備え、
    半導体ウェハ上の一の半導体装置に、データパタンとクロック信号と期待値パタンを印加することで、前記一の半導体装置に隣接する半導体装置から、順次、周辺の他の半導体装置に、データパタンとクロック信号と期待値パタンが転送される、ことを特徴とする、半導体ウェハ上の並列テスト回路。
  19. 完動品チップを備えたBOST(Built Out Self Test)を用いた並列テスト回路であって、
    前記完動品チップに供給されるデータパタンをクロック信号に応答して順次転送する第1の転送回路を備え、
    複数の被測定チップのうち一の被測定チップには、前記完動品チップに供給されるデータパタンが印加され、残りの被測定チップには、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが順次印加され、
    前記完動品チップからの出力データを、期待値パタンとして、クロック信号に応答して、順次転送する第2の転送回路を備え、
    前記一の被測定チップの出力データと、前記完動品チップからの出力データとが一致するか否か比較する比較器を備えるとともに、
    前記残りの被測定チップの各々に対応して、前記被測定チップの出力データと前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する比較器を備え、
    複数の被測定チップの並列テストを行う、ことを特徴とする並列テスト回路。
  20. 複数の同一のIP(Intellectual Property)コアを備えた半導体装置の並列テスト回路であって、
    一のIPコアに供給されるデータパタンをクロック信号に応答して順次転送する第1の転送回路を備え、
    複数の被測定IPコアのうち一の被測定IPコアには、前記一のIPコアに供給されるデータパタンが印加され、残りの被測定IPコアには、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが順次印加され、
    前記一のIPコアからの出力データを期待値パタンとして、クロック信号に応答して順次転送する第2の転送回路を備え、
    前記一の被測定IPコアの出力データと、前記一のIPコアからの出力データとが一致するか否か比較する比較器を備えるとともに、
    前記残りの被測定チップの各々に対応して、前記被測定IPコアの出力データと前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する比較器を備えている、ことを特徴とする並列テスト回路。
  21. 複数の被測定チップを並列にテストする方法であって、
    第1の転送回路にて、前記被測定チップへ印加するデータパタンを前段から受け後段に転送する工程と、
    第2の転送回路にて前記被測定チップの期待値パタンを前段から受け後段に転送する工程と、
    前記被測定チップの出力を対応する期待値パタンと比較する工程と、
    を含む、ことを特徴とするテスト方法。
  22. データパタン供給源から供給されるデータパタンを第1の転送回路にてクロック信号に応答して順次転送する工程と、
    複数の被測定チップのうち一の被測定チップには、前記データパタン供給源からのデータパタンが印加され、残りの被測定チップには、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが順次印加される工程と、
    前記一の被測定チップからの出力を期待値パタンとして第2の転送回路にて前記クロック信号に応答して順次転送する工程と、
    前記残りの被測定チップの各々について、前記被測定チップの出力データと、前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する工程と、
    を含み、一のデータパタン供給源によって複数の被測定チップを並列にテスト自在としてなる、ことを特徴とするテスト方法。
  23. クロック供給源からのクロック信号を受ける複数段のクロックバッファにより、前記複数の被測定チップ間で、被測定チップに印加されるクロック信号とデータパタンのタイミング関係が均一化されてなる、ことを特徴とする請求項21又は22記載のテスト方法。
  24. 前記データパタン供給源とクロック供給源が試験装置に含まれ、前記一の被測定チップの出力は、前記試験装置に入力され、前記試験装置内のコンパレータで期待値パタンと比較される、ことを特徴とする請求項22記載のテスト方法。
  25. 前記一の被測定チップとして並列接続された複数の被測定チップを用意し、
    並列接続された前記複数の被測定チップには、前記データパタン供給源クロック供給源からのデータパタンとクロック信号が、並列に供給される工程と、
    並列接続された前記複数の被測定チップの出力を受け、多数決をとり出力データが、期待値パタンとして、前記第2の転送回路に入力されて転送される工程と、
    を含む、ことを特徴とする請求項22記載のテスト方法。
  26. データパタン供給源からのデータパタンを第1の転送回路にてクロック信号に応答して順次転送する工程と、
    期待値パタン供給源からの期待値パタンを第2の転送回路にて前記クロック信号に応答して順次転送する工程と、
    複数の被測定チップのうち一の被測定チップには、前記データパタン供給源からのデータパタンが印加され、残りの被測定チップには、前記第1の転送回路の対応する段からデータパタンが順次印加される工程と、
    前記一の被測定チップの出力データと前記期待値パタン供給源からの期待値パタンとが一致するか否か比較する工程と、
    前記残りの被測定チップの各々について、前記被測定チップの出力データと前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する工程と、
    を含み、一つのデータパタン供給源と一つの期待値パタン供給源にて、複数の被測定チップを並列にテスト自在としてなる、ことを特徴とするテスト方法。
  27. 前記データパタン供給源とクロック供給源と前記期待値パタン供給源が、試験装置に含まれ、データパタン、クロック信号、期待値パタンが、いずれも前記試験装置より供給される、ことを特徴とする請求項26記載のテスト方法。
  28. 前記データパタンと前記期待値パタンとが、前記第1の転送回路と前記第2の転送回路を、それぞれ、複数ビットを単位に、パラレルに転送される、ことを特徴とする請求項22又は26記載のテスト方法。
  29. 前記データパタンと前記期待値パタンとが、前記第1の転送回路と前記第2の転送回路とを、それぞれ、シリアルに転送される工程と、
    前記複数の被測定チップのそれぞれについて、前記第1の転送回路内をシリアルに転送されるシリアルデータパタンを、所定ビット幅のパラレルデータパタンに変換する工程と、
    前記複数の被測定チップのれぞれに対応して、前記第2の転送回路をシリアルに転送されるシリアル期待値パタンを、所定ビット幅のパラレル期待値パタンに変換する工程と、
    前記複数の被測定チップのそれぞれについて、前記パラレルデータパタンを入力する前記被測定チップからの出力データの各ビットと、対応するパラレル期待値パタンの各ビットとが互いに一致するか比較し、1つでも不一致の場合、フェイルを出力する工程と、
    を含む、ことを特徴とする請求項26記載のテスト方法。
  30. 前記データパタンと前記期待値パタンとが前記第1の転送回路と前記第2の転送回路とを、それぞれ、シリアルに転送される工程と、
    予め定められた複数の被測定チップに対して共通に、前記第1の転送回路内をシリアル転送されるシリアルデータパタンを、所定ビット幅のパラレルデータパタンに変換する工程と、
    予め定められた複数の被測定チップに対して共通に、前記第2の転送回路をシリアル転送されるシリアル期待値パタンを、所定ビット幅のパラレル期待値パタンに変換する工程と、
    前記複数の被測定チップのそれぞれについて、前記パラレルデータパタンを入力する複数の被測定チップの各々に対して、前記被測定チップからの出力データの各ビットと、対応するパラレル期待値パタンの各ビットとが互いに一致するか比較し、1つでも不一致の場合、フェイルを出力する工程と、
    を含む、ことを特徴とする請求項26記載のテスト方法。
  31. ダイシング工程前の半導体ウェハ上の各半導体装置に、該半導体装置の1乃至4辺の少なくとも1つに関して隣の半導体装置との間でデータパタンと、期待値パタン、及び、クロック信号を転送する信号経路を設けておき、
    前記半導体装置の1乃至4辺のうちの1つの信号経路を選択し、選択した方向の信号経路からのデータパタンと、期待値パタン、クロックの組を入力する工程と、
    前記選択されたデータパタンとクロック信号に基づき被測定回路を動作させ、前記被測定回路の出力データを入力した前記期待値パタンと比較し、さらに、前記データパタンとクロック信号と前記期待値パタンとを前記半導体装置の1乃至4辺の少なくとも1つに出力する工程と、
    を含み、前記半導体ウェハ上の一の半導体装置に、データパタンとクロック信号と期待値パタンを印加することで、前記一の半導体装置に隣接する半導体装置から、順次、周辺の他の半導体装置に、データパタンとクロック信号と期待値パタンが転送される、ことを特徴とする、半導体装置のテスト方法。
  32. 完動品チップを有するBOST(Built Out Self Test)を用いたテスト方法であって、
    前記完動品チップに供給されるデータパタンを第1の転送回路にてクロック信号に応答して順次転送する工程と、
    前記完動品チップからの出力データを第2の転送回路にて期待値パタンとして、クロック信号に応答して順次転送する工程と、
    複数の被測定チップのうち一の被測定チップには、前記完動品チップに供給されるデータパタンが印加され、残りの被測定チップには、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが印加される工程と、
    前記一の被測定チップの出力データと、前記完動品チップからの出力データとが一致するか否か比較する工程と、
    前記残りの被測定チップの各々に対応して、前記被測定チップの出力データと前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する工程と、
    を含み、複数の被測定チップの並列テストを行う、ことを特徴とするテスト方法。
  33. 複数の同一のIPコアを備えた半導体装置のテスト方法であって、
    一のIPコアに供給されるデータパタンを第1の転送回路にてクロック信号に応答して順次転送する工程と、
    前記一のIPコアからの出力データを期待値パタンとして第2の転送回路にてクロック信号に応答して順次転送する工程と、
    複数の被測定IPコアのうち一の被測定IPコアには、前記一のIPコアに供給されるデータパタンが印加され、残りの被測定IPコアには、前記第1の転送回路の対応する段からのデータパタンが印加される工程と、
    前記一の被測定IPコアの出力データと、前記一のIPコアからの出力データとが一致するか否か比較する工程と、
    前記残りの被測定チップの各々に対応して、前記被測定IPコアの出力データと前記第2の転送回路の対応する段からの期待値パタンとが一致するか否か比較する工程と、
    を含む、ことを特徴とするテスト方法。
  34. 前記複数の被測定チップと、前記データパタンの転送回路部とを分離し、
    前記転送回路部からのデータパタンは、非接触インタフェースを介して、前記複数の被測定チップにそれぞれ供給される、ことを特徴とする請求項1乃至4、8、10、13、14及び19のいずれか1項に記載の並列テスト回路。
  35. 前記複数の被測定チップと、前記期待値パタンの転送回路部とを分離し、
    前記被測定チップの出力を前記期待値パタンと比較する比較器を前記転送回路部側に配設し、
    前記比較器は、前記被測定チップからの出力パタンを非接触インタフェースを介して受ける、ことを特徴とする請求項34に記載の並列テスト回路。
  36. 前記複数の被測定チップと、前記データパタン及び期待値パタンを転送する転送回路部とを分離し、
    前記データパタン及び期待値パタンは、非接触インタフェースを介して複数の被測定チップ側にそれぞれ供給され、
    前記被測定チップの出力と前記期待値パタンとを比較する比較部が、前記複数の被測定チップが設けられる側に配設されている、ことを特徴とする請求項1乃至4、8、10、13、14及び19のいずれか1項に記載の並列テスト回路。
  37. 前記複数の被測定チップと、前記データパタンの転送回路部とを分離し、
    前記転送回路部からのデータパタンを、非接触インタフェースを介して、前記複数の被測定チップにそれぞれ供給する、ことを特徴とする請求項21乃至23、25、26、29、30及び32のいずれか1項に記載のテスト方法。
  38. 前記複数の被測定チップと、前記期待値パタンの転送回路部とを分離し、
    前記転送回路部側に配設された比較部が、前記被測定チップの出力を非接触インタフェースを介して受け、対応する期待値パタンと比較する、ことを特徴とする請求項37に記載のテスト方法。
  39. 前記複数の被測定チップと、前記データパタン及び期待値パタンを転送する転送回路部とを分離し、
    前記データパタン及び期待値パタンを、非接触インタフェースを介して複数の被測定チップ側にそれぞれ供給し、
    前記複数の被測定チップが設けられる側に配設されている比較部で、前記被測定チップの出力と対応する期待値パタンとを比較する、ことを特徴とする請求項21乃至23、25、26、29、30及び32のいずれか1項に記載のテスト方法。
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