JP6635602B2 - 故障検出回路 - Google Patents

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Description

本実施形態は、故障検出回路に関する。
近年、プロセス技術の進歩に伴い、半導体装置の高集積化が進んでおり、1つの半導体装置に多くのモジュールを搭載した、SoC(System on a Chip)などのシステムLSIが普及している。このような半導体装置は、製造工程の最終段階で行われる検査工程において、様々な動作性能がテストされる。そして、テストをパスした良品のみが、製品として出荷される。
各モジュールには、動作性能のテストを行うときは、テストモード信号としてローレベル(またはハイレベル)の固定信号が入力される。また、通常動作を行うときは、テストモード信号として、テスト時と逆位相の固定信号が入力される。すなわち、テスト時のテストモード信号がローレベルの固定信号の場合、通常動作時はハイレベルの固定信号が入力される。また、テスト時のテストモード信号がハイレベルの固定信号の場合、通常動作時はローレベルの固定信号が入力される。
従来、各モジュールに入力するテストモード信号を、OR回路、またはNAND回路に入力することで、通常動作時におけるテストモード信号の故障(意図しないテストモード状態)を検出していた。例えば、テスト実施時のテストモード信号としてハイレベルの固定信号を各モジュールに入力する場合、全てのテストモード信号をOR回路にも入力する。正常な状態における通常動作時は、すべてのテストモード信号がローレベルの固定信号となるため、OR回路からの出力はローレベルの信号となる。しかし、テストモード信号に異常が生じて、一つでもハイレベルの固定信号が入力されているモジュールがある場合、OR回路からの出力はハイレベルの信号となる。
しかし、このような従来の構成において、故障検出回路として使用しているOR回路(またはNAND回路)自体が故障し、例えば、入力信号のレベルに関係なく常にローレベルの固定信号を出力してしまうような状態になってしまった場合、テストモード信号に異常が生じても故障を検出できないという問題があった。
特開2009−264948号公報
本実施形態は、テストモード信号の故障検出と共に、故障検出回路自体の故障も検出することができる、故障検出回路を提供することを目的とする。
本実施形態の故障検出回路は、複数のモジュールのそれぞれに入力される複数のテストモード信号の故障検知に用いるモニタ信号を生成するモニタ信号生成回路と、それぞれの前記テストモード信号の故障を検知する、複数の故障検知回路を備えたカスケード接続回路と、前記カスケード接続回路からの出力信号と、前記モニタ信号とを比較し、故障有無を判定する比較回路と、を備えている。前記カスケード接続回路は、前記複数の故障検知回路がカスケード接続されており、1段目の前記故障検知回路には前記モニタ信号が入力される。
本発明の第1実施形態に係わる故障検出回路の構成を示す概略ブロック図。 第1の実施形態における故障検出回路の故障検出方法を説明するタイミングチャート。 第2実施形態に係わる故障検出回路の構成を示す概略ブロック図。 第2の実施形態における故障検出回路の故障検出方法を説明するタイミングチャート。 第3の実施形態に係わる故障検出回路の構成を示す概略ブロック図。 第3の実施形態の別の故障検出回路の構成を示す概略ブロック図。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係わる故障検出回路の構成を示す概略ブロック図である。本実施形態の故障検出回路は、モニタ信号生成回路1と、カスケード接続回路2と、比較回路3とから主に構成されている。
モニタ信号生成回路1は、ラッチ回路11を有する。ラッチ回路11は、外部から入力されるクロック信号に基づき、所定の周期でハイレベルとローレベルとを繰り返すモニタ信号を生成し、出力する。
カスケード接続回路2は、テスト対象となるモジュールの数と同数のOR回路21a、21b、…、21xを有する。OR回路21a、21b、…、21xは、それぞれ、対応するモジュールに入力されるテストモード信号の故障を検出する回路である。OR回路21aには、モニタ信号生成回路1から出力されるモニタ信号と、故障検出対象であるテストモード信号(モジュール100aに入力するテストモード信号)とが入力され、検出結果を出力する。
OR回路21bには、OR回路21aの検出結果と、故障検出対象であるテストモード信号(モジュール100bに入力するテストモード信号)とが入力され、検出結果を出力する。以降も同様に、一段前のOR回路21からの検出結果の出力と、対応するモジュール100に入力されるテストモード信号とを次の段のOR回路21に入力することを繰り返すことで、全てのOR回路21をカスケード接続する。最後に配置されたOR回路21xの出力信号は、比較回路3に入力される。
なお、本実施の形態において、各モジュール100a、100b、…、100xには、テスト実施時にはハイレベルの固定信号、通常動作にはローレベルの固定信号であるテストモード信号が入力される。従って、テストモード信号が正常値である場合、通常動作時には、前段のOR回路21から入力される信号をそのまま出力する。最初に配置されたOR回路21aに入力される信号はモニタ信号であるので、全てのモジュール100に入力されるテストモード信号が正常である場合(ローレベルの固定信号である場合)、最後に配置されたOR回路21xからは、モニタ信号と同波形の信号が出力される。
一方、テストモード信号が異常である場合、異常なテストモード信号が入力されたOR回路21からは、前段のOR回路21の出力信号とは異なる波形の信号が出力される。例えば、通常動作状態にもかかわらず、テストモード信号がハイレベルの固定信号の場合、異常なテストモード信号が入力されたOR回路21からは、ハイレベルの固定信号が出力される。なお、テストモード信号が正常でも、OR回路21自体が故障して正しい値が出力されない場合にも、前段のOR回路21の出力信号とは異なる波形の信号が出力される。OR回路21が故障すると、例えば、入力信号の値にかかわらず、ハイレベルやローレベルの固定信号が出力される。
カスケード接続回路2は、最初の段のOR回路21aに入力されたモニタ信号が、以降のOR回路21を伝搬し、検出結果として出力される。一方、いずれかのOR回路21で故障が検出された場合、当該回路以降のOR回路21は、モニタ信号と異なる波形の信号(例えば、ハイレベルの固定信号)を伝搬し、検出結果として出力される。
比較回路3は、EXOR回路31と、ラッチ回路32と、アンド回路33とを有する。EXOR回路31には、モニタ生成回路1から出力されるモニタ信号と、カスケード接続回路2からの出力信号とが入力される。カスケード接続回路2で故障が検出されず、モニタ信号と同波形の信号が出力される場合、EXOR回路31への2つの入力信号は常に同じ値となる。従って、EXOR回路31からはローレベルの固定信号が出力される。
一方、カスケード接続回路2で故障が検出され、カスケード接続回路2からモニタ信号と異なる波形の信号が出力される場合、EXOR回路31への2つの入力信号は同じ値である期間と異なる値である期間が生じる。例えば、カスケード接続回路2からハイレベルの固定信号が出力されている場合、ハイレベルとローレベルとをモニタ信号と同一の周期で繰り返す信号が、EXOR回路31から出力される。
ラッチ回路32は、外部から入力されるクロック信号に基づき、EXOR回路31から入力される信号の周期を整える。
アンド回路33は、ラッチ回路32からの出力信号と、テスト実施状態であるか通常動作状態であるかを識別するための信号(テストマスター信号:テスト実施状態にはハイレベルの固定信号を出力し、通常動作状態にはローレベルの固定信号を出力する)が、インバータ34を介して入力される。すなわち、テスト実施時において、アンド回路33にはテストマスター信号としてローレベルの固定信号が入力されるため、常にローレベルの固定信号が、アラーム信号として出力される。一方、通常動作状態において、アンド回路33にはテストマスター信号としてハイレベルの固定信号が入力される。従って、ラッチ回路32からの出力信号が、アラーム信号として出力される。
なお、ラッチ回路32と、アンド回路33は、比較回路3の必須構成要素ではないため、省略可能である。
次に、本実施形態の故障検出回路の動作について説明する。図2は、第1の実施形態における故障検出回路の故障検出方法を説明するタイミングチャートである。なお、本実施形態における故障検出とは、通常動作状態におけるテストモード信号の故障、及び、故障検出回路であるOR回路21自体の故障の検出をいう。まず、モニタ信号生成回路1にクロック信号が入力され、所定の周期でハイレベルとローレベルとを繰り返すモニタ信号が出力される。
カスケード接続回路2の各OR回路21a、21b、…、21xからは、正常に動作している場合、モニタ信号と同じ波形の信号が出力される。図2には、OR回路21の代表例として、OR回路21bの波形を示している。OR回路21a、21b、…、21xは、前段のOR回路21の出力が次のOR回路21に入力されるよう、カスケード接続されている。従って、全てのテストモード信号が正常であり、全てのOR回路21a、21b、…、21xも正常に動作している場合(ローレベルの固定信号である場合)、最後に配置されたOR回路21xから、モニタ信号と同波形の信号が出力される(図2のカスケード接続回路出力信号)。
比較回路3のEXOR回路31には、モニタ信号生成回路1で生成されたモニタ信号と、カスケード接続回路出力信号とが入力される。カスケード接続回路出力信号と、モニタ信号とが同波形の場合、EXOR回路31からはローレベルの固定信号が出力される。EXOR回路31から出力されるローレベルの固定信号は、ラッチ回路32、アンド回路33を経て、アラーム信号として比較回路3から出力される。
ここで、ある時刻において、OR回路21b自体に故障が発生し、常に、ローレベルの固定信号が出力される状態になると、OR回路21bの出力信号が後段に接続されたOR回路21を伝播する。そして、カスケード接続回路出力信号として、OR回路21を伝播されたローレベルの固定信号が出力される。
比較回路3のEXOR回路31は、モニタ信号がローレベルの期間は、カスケード接続回路出力信号の値と、モニタ信号の値が一致しているので、ローレベルの信号を出力する。ところが、モニタ信号がハイレベルの期間は、カスケード出力信号の値と、モニタ信号との値が不一致であるので、ハイレベルの信号を出力する。すなわち、OR回路21bに故障が発生した場合、アラーム信号としてモニタ信号と同波形の信号が出力される。
なお、OR回路21自体の故障でなく、テストモード信号に故障が発生し、ハイレベルの固定信号となってしまった場合は、アラーム信号としてモニタ信号と同周期・同位相、かつ、値が反対である信号(モニタ信号がハイレベルの期間は、ローレベルであり、モニタ信号がローレベルの期間は、ハイレベルである信号)が出力される。
また、OR回路21b自体に故障が発生し、常に、ハイレベルの固定信号が出力される場合にも、アラーム信号として、モニタ信号と同周期・同位相、かつ、値が反対である信号が出力される。
このように、本実施形態によれば、いずれかのモジュールに入力されるテストモード信号に故障が発生し、意図しない状態(ハイレベルの固定信号)になってしまった場合に加え、故障検出回路である複数のOR回路のいずれかに故障が発生し、常にローレベル(またはハイレベル)の固定信号が出力される状態になってしまった場合にも、当該OR回路からは、モニタ信号と異なる波形の信号が出力される。全てのOR回路はカスケード接続されているので、故障を検出、または、故障が発生したOR回路の出力信号は、後段に接続されたOR回路を伝播し、最後に配置されたOR回路から出力される。カスケード接続回路出力信号波形とモニタ信号波形との一致/不一致を検知することにより、故障を検出するので、テストモード信号の故障検出と共に、故障検出回路自体の故障も検出することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、テスト実施時にはハイレベルの固定信号、通常動作にはローレベルの固定信号であるテストモード信号の故障を検出していた。これに対し、第2の実施形態においては、テスト実施時にはローレベルの固定信号、通常動作にはハイレベルの固定信号であるテストモード信号の故障を検出する点が異なる。
図3は、第2実施形態に係わる故障検出回路の構成を示す概略ブロック図である。本実施形態の故障検出回路は、カスケード接続回路2´の構成を除き、第1の実施形態の故障検出回路と同様の構成である。同じ構成要素には同じ番号を付し、詳細な説明を省略する。
カスケード接続回路2´は、テスト対象となるモジュールの数と同数のAND回路21a´、21b´、…、21x´を有する。AND回路21a´、21b´、…、21x´は、それぞれ、対応するモジュールに入力されるテストモード信号の故障を検出する回路である。AND回路21a´には、モニタ信号生成回路1から出力されるモニタ信号と、故障検出対象であるテストモード信号(モジュール100aに入力するテストモード信号)とが入力され、検出結果を出力する。
AND回路21b´には、AND回路21a´の検出結果と、故障検出対象であるテストモード信号(モジュール100bに入力するテストモード信号)とが入力され、検出結果を出力する。以降も同様に、一段前のAND回路21´からの検出結果の出力と、対応するモジュール100に入力されるテストモード信号とを次の段のAND回路21´に入力することを繰り返すことで、全てのAND回路21´をカスケード接続する。最後に配置されたAND回路21x´の出力信号は、比較回路3に入力される。
次に、本実施形態の故障検出回路の動作について説明する。図4は、第2の実施形態における故障検出回路の故障検出方法を説明するタイミングチャートである。なお、本実施形態における故障検出とは、通常動作状態におけるテストモード信号の故障、及び、故障検出回路であるAND回路21´自体の故障の検出をいう。まず、モニタ信号生成回路1にクロック信号が入力され、所定の周期でハイレベルとローレベルとを繰り返すモニタ信号が出力される。
カスケード接続回路2の各AND回路21a´、21b´、…、21x´からは、正常に動作している場合、モニタ信号と同じ波形の信号が出力される。図4には、AND回路21´の代表例として、AND回路21b´の波形を示している。AND回路21a´、21b´、…、21x´は、前段のAND回路21b´の出力が次のAND回路21b´に入力されるよう、カスケード接続されている。従って、全てのテストモード信号が正常であり、全てのAND回路21a´、21b´、…、21x´も正常に動作している場合(ハイレベルの固定信号である場合)、最後に配置されたAND回路21x´から、モニタ信号と同波形の信号が出力される(図4のカスケード接続回路出力信号)。
比較回路3のEXOR回路31には、モニタ信号生成回路1で生成されたモニタ信号と、カスケード接続回路出力信号とが入力される。カスケード接続回路出力信号と、モニタ信号とが同波形の場合、EXOR回路31からはローレベルの固定信号が出力される。EXOR回路31から出力されるローレベルの固定信号は、ラッチ回路32、アンド回路33を経て、アラーム信号として比較回路3から出力される。
ここで、ある時刻において、AND回路21b´自体に故障が発生し、常に、ローレベルの固定信号が出力される状態になると、AND回路21b´の出力信号が後段に接続されたAND回路21´を伝播する。そして、カスケード接続回路出力信号として、AND回路21´を伝播されたローレベルの固定信号が出力される。
比較回路3のEXOR回路31は、モニタ信号がローレベルの期間は、カスケード接続回路出力信号の値と、モニタ信号の値が一致しているので、ローレベルの信号を出力する。ところが、モニタ信号がハイレベルの期間は、カスケード出力信号の値と、モニタ信号との値が不一致であるので、ハイレベルの信号を出力する。すなわち、AND回路21b´に故障が発生した場合、アラーム信号としてモニタ信号と同波形の信号が出力される。
なお、AND回路21´自体の故障でなく、テストモード信号に故障が発生し、ローレベルの固定信号となってしまった場合も、アラーム信号としてモニタ信号と同波形の信号が出力される。
また、AND回路21b´自体に故障が発生し、常に、ハイレベルの固定信号が出力される場合には、アラーム信号として、モニタ信号と同周期・同位相、かつ、値が反対である信号が出力される。
このように、本実施形態によれば、いずれかのモジュールに入力されるテストモード信号に故障が発生し、意図しない状態(ローレベルの固定信号)になってしまった場合に加え、故障検出回路である複数のAND回路のいずれかに故障が発生し、常にローレベル(またはハイレベル)の固定信号が出力される状態になってしまった場合にも、当該AND回路からは、モニタ信号と異なる波形の信号が出力される。全てのAND回路はカスケード接続されているので、故障を検出、または、故障が発生したAND回路の出力信号は、後段に接続されたAND回路を伝播し、最後に配置されたAND回路から出力される。カスケード接続回路出力信号波形とモニタ信号波形との一致/不一致を検知することにより、故障を検出するので、テストモード信号の故障検出と共に、故障検出回路自体の故障も検出することができる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態の故障検出回路は、テストモード信号と、テストモード信号の故障を検出するOR回路の故障を検出していた。これに対し、第3の実施形態においては、テストモード信号、OR回路の故障に加え、テストモード信号を出力するテストモードデコーダからモジュールまでの間の配線経路の故障も検出する点が異なる。
図5は、第3実施形態に係わる故障検出回路の構成を示す概略ブロック図である。本実施形態の故障検出回路は、テストモードデコーダ4が追加された点を除き、第1の実施形態の故障検出回路と同様の構成である。同じ構成要素には同じ番号を付し、詳細な説明を省略する。
各モジュール100a、100b、…、100xに入力されるテストモード信号は、テストモードデコーダ4で生成される。通常、テストモードデコーダ4は、モジュール100から遠い位置にレイアウトされる。よって、信号伝播遅延を防止するために、テストモードデコーダ4と各モジュール100a、100b、…、100xとを接続する配線の途中に、リピートバッファ41a、41b、…、41xが挿入されている。
従来の故障検出回路は、各モジュール100a、100b、…、100xに入力されるテストモード信号を、全て束ねて故障判定回路(OR回路)に入力していた。故障判定回路をモジュール100の近傍に配置してしまうと、テストモードデコーダ4から故障判定回路までの配線長が長くなってしまうため、配線効率が悪化する。従って、テストモードデコーダ4の近傍に故障判定回路を配置していた。しかし、この配置の場合、テストモードデコーダと各モジュール100a、100b、…、100xとを接続する配線や、配線の途中に挿入されリピートバッファ41a、41b、…、41xの故障が検出できない。
これに対し、図4に示す本実施形態の故障検出回路では、各テストモード信号の故障を検出するOR回路21はカスケード接続されている。従って、故障判定検出回路をモジュール100の近傍に配置しても、テストモードデコーダ4から各OR回路21までの配線長が従来のように長くならないため、カスケード接続回路2を、モジュール100a、100b、…、100xの近傍にレイアウトすることができる。よって、リピートバッファ41a、41b、…、41xは、テストモードデコーダ4とカスケード接続回路2との間に配置されるので、故障検出回路では、テストモード信号の故障、OR回路の故障に加え、テストモードデコーダ4からモジュール100までの間の配線経路(リピートバッファ41a、41b、…、41xを含む)の故障も検出することができる。
図6は、第3実施形態に係わる故障検出回路の変形例の構成を示す概略ブロック図である。第2実施形態に示したように、OR回路21に変えてAND回路21´を配置したカスケード接続回路2´の場合にも、カスケード接続回路2´を、モジュール100a、100b、…、100xの近傍にレイアウトすることができる。よって、リピートバッファ41a、41b、…、41xは、テストモードデコーダ4とカスケード接続回路2´との間に配置されるので、故障検出回路では、テストモード信号の故障、AND回路の故障に加え、テストモードデコーダ4からモジュール100までの間の配線経路(リピートバッファ41a、41b、…、41xを含む)の故障も検出することができる。
本明細書における各「部」は、実施の形態の各機能に対応する概念的なもので、必ずしも特定のハードウェアやソフトウエア・ルーチンに1対1には対応しない。従って、本明細書では、実施の形態の各機能を有する仮想的回路ブロック(部)を想定して説明した。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、一例として示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…モニタ信号生成回路、2、2´…カスケード接続回路、3…比較回路、4…テストモードデコーダ、11、32…ラッチ回路、21…OR回路、21´、33…AND回路、31…EXOR回路、34…インバータ、100…モジュール

Claims (6)

  1. 複数のモジュールのそれぞれに入力される複数のテストモード信号の故障検知に用いるモニタ信号を生成するモニタ信号生成回路と、
    それぞれの前記テストモード信号の故障を検知する、複数の故障検知回路を備えたカスケード接続回路と、
    前記カスケード接続回路からの出力信号と、前記モニタ信号とを比較し、故障有無を判定する比較回路と、
    を備えており、前記カスケード接続回路は、前記複数の故障検知回路がカスケード接続されており、1段目の前記故障検知回路には前記モニタ信号が入力されることを特徴とする故障検出回路。
  2. 前記故障検知回路がOR回路、または、AND回路によって構成されることを特徴とする、請求項1に記載の故障検出回路。
  3. 前記モジュールが通常動作状態にあるときに、前記テストモード信号がローレベルの固定信号であって、前記複数の故障検知回路が前記OR回路であることを特徴とする、請求項2に記載の故障検出回路。
  4. 前記モジュールが通常動作状態にあるときに、前記テストモード信号がハイレベルの固定信号であって、前記複数の故障検知回路が前記AND回路であることを特徴とする、請求項2に記載の故障検出回路。
  5. 前記モニタ信号は、周期的にハイレベルの信号とローレベルの信号とを繰り返すことを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の故障検出回路。
  6. 前記テストモード信号を生成するテストモードデコーダを更に有し、前記テストモードデコーダと前記複数の故障検知回路とを接続する配線の途中に、複数のバッファが配置されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の故障検出回路。
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