JP5444998B2 - 印刷装置及び印刷装置制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、バーコードデータからバーコードを印刷可能な印刷手段を有する印刷装置及びバーコードデータからバーコードを印刷する印刷工程を有する印刷装置制御方法に関する。
プリンタ複合機やテープ印刷装置等、従来、多くの機能を持ちながらコストやハードウェア構成の制限から、限られた個数の操作キーや限られたサイズの表示画面しか持たない印刷装置がある。
こうしたユーザインタフェースに関わるハードウェアに制約のある印刷装置の操作は、入力すべきキーの種類や順序の組み合わせ等、操作目的に達するまでの手順が複雑になりがちで、熟練した操作者でないと間違いやすい。このような誤操作は、店頭等で印刷装置の機能を説明するデモンストレーション(以下デモと略す)の際にも起こりうる。
ここで、バーコードを用いて機器の制御を行うことにより、機器操作の容易化を図る技術が知られている。例えば特許文献1での機能設定変更装置では、予め複数の機能に対応して各項目にそれぞれ設定コードが記憶管理され、操作者が変更しようとする項目に対応する設定コードがバーコード情報に変換されて印刷される。そしてこの機能設定変更装置に備えられたバーコードスキャナから印刷されたバーコードが読み取られて設定コードとして取り込まれ、その設定コードに対応する機能の設定が変更される。このため、操作者は機能設定変更装置の所定機能の設定を変更するために設定コードを一桁ずつ入力する必要がない。
特開2001−67550号公報
しかし、上述したように特許文献1では、各機能に対応する項目毎に設定コードを予め記憶管理し、ユーザが設定変更を希望する機能に係る設定コードを選んで印刷するといった構成であり、「総売り」という設定項目を「非印字」という設定にしたり、「スキャナの通信速度」という設定項目を「2400BPS」にしたりといった予め決められた単純な操作を一つ一つバーコードに印刷するに過ぎない。
このため、特許文献1の技術を用いて、印刷枚数や印刷品質、印刷の方向等、各種設定や設定後の印刷実行を組み合わせた複雑な操作をバーコードに印刷する場合、多数のバーコードを印刷し、それら多数のバーコードを、順番を間違えずに読み取らなくてはならなくなり、現実には操作を容易化することはできない。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、複雑な操作を容易化でき、誤操作を減らすことができる印刷装置及び印刷装置制御方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る印刷装置は、バーコードデータからバーコードを印刷可能な印刷手段を有する印刷装置において、入力操作が行われる入力手段と、前記入力手段を介した各入力操作に対応する各操作コマンドを連ねることにより一連の入力操作から一の操作コマンド列を生成するデータ生成手段と、前記データ生成手段が生成した操作コマンド列を記録する記録手段と、前記記録手段が記録した操作コマンド列を2次元バーコードデータに変換するバーコード化手段と、を備え、前記印刷手段は、前記バーコード化手段が生成した2次元バーコードデータからバーコードを印刷し、前記データ生成手段は、前記操作コマンド列を生成するか否かを決定するためのモードを有し、該モードがONの場合には操作コマンド列を生成し、OFFの場合は生成せず、前記入力操作による指示には、前記モードのON指示及びOFF指示を含み、前記データ生成手段は、前記モードのON指示が継続されている間に入力された入力操作に対応する操作コマンドに基づき操作コマンド列を生成するとともに、前記バーコード化手段は、そのコマンド列を2次元バーコードに変換することを特徴とする。
また、請求項に係る印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置において、前記印刷手段が印刷したバーコードから操作コマンド列を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段が読み取った操作コマンド列の各操作コマンドを順次実行する実行手段と、と備えたことを特徴とする。
また、請求項に係る印刷装置は、請求項2に記載の印刷装置において、前記各操作コマンドを実行する時間間隔を設定する時間設定手段を有し、前記実行手段は、前記時間設定手段により設定された時間間隔において各操作コマンドを実行することを特徴とする。
また、請求項の印刷装置は、請求項1乃至請求項のいずれかに記載の印刷装置において、前記データ生成手段が一連の入力操作から一の操作コマンド列を生成する際に、各入力操作の各指示が順次実行されることを特徴とする。
また、請求項印刷装置制御方法は、バーコードデータからバーコードを印刷する印刷工程と、該印刷工程で印刷されたバーコードから情報を読み取る読み取り工程と、該読み取り工程で読み取られた情報に基づき印刷装置を制御する制御工程とを有する印刷装置制御方法において、入力操作が行われる入力工程と、前記入力工程における各入力操作に対応する各操作コマンドを連ねることにより一連の入力操作から一の操作コマンド列を生成するデータ生成工程と、前記データ生成工程で生成された操作コマンド列を記録する記録工程と、前記記録工程で記録された操作コマンド列を2次元バーコードデータに変換するバーコード化工程と、を有し、前記印刷工程は、前記バーコード化工程で生成された2次元バーコードデータからバーコードを印刷し、前記読み取り工程は、前記印刷工程で印刷されたバーコードから操作コマンド列を読み取り、前記制御工程は、前記読み取り工程で読み取られた操作コマンド列の各操作コマンドを順次実行し、前記データ生成工程は、前記操作コマンド列を生成するか否かを決定するためのモードを有し、該モードがONの場合には操作コマンド列を生成し、OFFの場合は生成せず、前記入力工程における入力操作による指示には、前記モードのON指示及びOFF指示を含み、前記データ生成工程は、前記モードのON指示が継続されている間に入力された入力操作に対応する操作コマンドに基づき操作コマンド列を生成するとともに、前記バーコード化工程は、そのコマンド列を2次元バーコードに変換することを特徴とする。
請求項1の印刷装置ではデータ生成手段により各入力操作に対応する各操作コマンドが連ねられて一連の入力操作から一の操作コマンド列が生成され、記録手段により記録される。よって、一連の入力操作が複雑なものでも、一の操作コマンド列として記録できる。そしてその操作コマンド列は2次元バーコードデータ化されて印刷されるが、2次元バーコードのデータ容量は操作コマンド列のデータ量に比べて格段に大きいため、操作コマンド列が比較的長い場合でも、一連の入力操作に対応する操作コマンド列を一のバーコードとして印刷でき、バーコードの取扱いが便利である。
以上により、印刷されたバーコードから一連の入力操作による指示情報が当該印刷装置又は同機種の他の印刷装置で読み取られ実行されれば、該一連の入力操作が複雑な場合でも、バーコードを1回読み取る等の簡単な操作をするだけで該一連の入力操作の指示に沿
った正しい印刷装置の動作がなされうる。よって複雑な印刷装置の操作を容易にでき、誤操作を減らすことができる。
また、データ生成手段は、操作コマンド列を生成するか否かを決定するためのモードを有し、該モードがONの場合には操作コマンド列を生成し、OFFの場合は生成せず、入力操作による指示には、該モードのON指示及びOFF指示が含まれる。そして、データ生成手段は、前記モードのON指示が継続されている間に入力された入力操作に対応する操作コマンドに基づき操作コマンド列を生成するとともに、前記バーコード化手段は、そのコマンド列を2次元バーコードに変換する。このため、操作者はモードONを指示する入力操作をした後に、所望の入力操作を行った後、モードOFFを指示する入力操作をすることにより、入力操作からの操作コマンド列生成、記録を更に自由に行うことができるようになる。これにより、ある長い操作手順の一部だけをバーコードにしたり、長い操作手順を2つ以上に分割して別々にバーコードに印刷したりできるようになる。すると、例えばデモにおいて長い操作を分けて説明したり、デモの途中でインターバルを入れたりすることも可能となる。
また請求項の印刷装置では、読み取り手段によってバーコードから操作コマンド列が読み取られ、読み取られた操作コマンド列は実行手段により実行される。よって、該操作コマンド列の基となった一連の入力操作が複雑でも、バーコードを1回読み取る等の簡単な操作をするだけでその一連の入力操作の指示に沿った正しい印刷装置の動作がなされる。よって複雑な印刷装置の操作を確実に容易化でき、誤操作を減らすことができる。
また操作コマンド列の各操作コマンドは一度に実行されるのではなく、順次実行されることから、店頭等で印刷装置の機能を説明するデモを行う際に、各操作に対し印刷装置がどのように動作するのかを客が理解しやすく、印刷装置の機能を説明するのに便利である。
また、請求項の印刷装置では、各操作コマンドを実行する時間間隔を設定する時間設定手段を有し、実行手段は、時間設定手段により設定された時間間隔において各操作コマンドを実行する。よってこの印刷装置をデモに用いれば、操作者の所望の時間間隔で各操作コマンドに対する印刷装置の各動作がなされるため、印刷装置の機能を更に説明しやすい。
また請求項の印刷装置では、データ生成手段が一連の入力操作から一の操作コマンド列を生成する際に、該一連の入力操作に対応する一連の指示が順次実行される。このため、操作者は自らがどのような内容の入力操作をバーコード印刷しようとしているのかを操作コマンド列生成の段階で把握でき、その後印刷されるバーコードの管理等が容易となる。
また、請求項の印刷装置の制御方法では、各入力操作に対応する各操作コマンドが連ねられることにより一連の入力操作から一の操作コマンド列が生成、記録される。よって、一連の入力操作が複雑なものであっても、対応する指示情報を一の操作コマンド列としてデータ化できる。そしてその操作コマンド列は、2次元バーコードデータ化されて印刷されるため、操作コマンド列が比較的長い場合でも一のバーコードとして印刷でき、バーコードの取扱いが便利である。
また、印刷されたバーコードから操作コマンド列が読み取られ、各操作コマンドが順次実行されるので、操作コマンド列に対応する一連の入力操作が複雑なものであっても、バーコードを1回読み取る等の簡単な操作により正しい印刷装置の動作がなされる。よって複雑な印刷装置の操作を確実に容易にでき、誤操作を減らすことができる。
また操作コマンド列の各操作コマンドは一度に実行されるのではなく、順次実行されることから、店頭等で印刷装置の機能を説明するデモを行う際に、各操作に対し印刷装置がどのように動作するのかを客が理解しやすく印刷装置の機能を説明するのに便利である。
また、データ生成工程は、操作コマンド列を生成するか否かを決定するためのモードを有し、該モードがONの場合には操作コマンド列を生成し、OFFの場合は生成せず、入力工程における入力操作による指示には、モードのON指示及びOFF指示を含み、データ生成工程は、モードのON指示が継続されている間に入力された入力操作に対応する操作コマンドに基づき操作コマンド列を生成するとともに、前記バーコード化工程は、そのコマンド列を2次元バーコードに変換する。
このため、操作者はモードONを指示する入力操作をした後に、所望の入力操作を行った後、モードOFFを指示する入力操作をすることにより、入力操作からの操作コマンド列生成、記録を更に自由に行うことができるようになる。これにより、ある長い操作手順の一部だけをバーコードにしたり、長い操作手順を2つ以上に分割して別々にバーコードに印刷したりできるようになる。すると、例えばデモにおいて長い操作を分けて説明したり、デモの途中でインターバルを入れたりすることも可能となる。
図1は本実施形態に係る印刷装置の前側からの外観斜視図である。 本実施形態に係る印刷装置の回路構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る印刷装置のメイン処理に係るフローチャートである。 操作コマンド列の生成及び記録を開始するための「操作記録開始処理」のフローチャートである。 操作コマンド列を生成及び記録する「その他のキーの処理」のフローチャートである。 操作コマンド列の生成及び記録を終了する「操作記録終了処理」のフローチャートである。 記録された操作コマンド列をバーコード化して印刷する「操作記録印刷処理」のフローチャートである。 バーコードから操作コマンド列を読み取る「操作記録読み取り処理」のフローチャートである。 各操作コマンドを実行する「操作記録再生処理」のフローチャートである。 各入力操作の各指示が順次実行される一例、また各操作コマンドが順次実行される一例として印刷装置の画面表示が遷移する過程を記す模式図である。
以下、本発明に係る印刷装置について、具体化した一実施形態に基づいて図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の印刷装置1は、樹脂製の本体筐体2と、本体筐体2の上側を覆うように後側上端縁部に開閉自在に取り付けられた透明樹脂製の上カバー5とから構成されている。
図示しないが、本体筐体2には、所定幅のロールシートが巻回されたロールシートホルダを収納され、このロールシートは、自己発色性を有する長尺状の感熱シート(いわゆるサーマルペーパー)や、該感熱シートの片面に粘着剤を介して離型紙が貼り合わされた長尺状のラベルから構成される。
また、図示しないが本体筐体2には、ロールシートの搬送方向と直交する方向に所定数の発熱素子を列設したサーマルヘッド31(図2参照)を有する。発熱素子には後述する印字バッファ66Aに記憶されたドットパターンデータに従って通電がなされ、ロールシートホルダから引き出されたロールシート上に複数のドット列により文字等のキャラクタが印刷される。
また、上カバー5の前側のフロントカバー6には、印刷されたロールシートを外部に排出するシート排出口6Aが形成されている。このシート排出口6Aの上側の前面部には液晶ディスプレイ(LCD)27と、キー入力部4(図2参照)が配置される。液晶ディスプレイ27は、後述するディスプレイコントローラ(LCDC) 28により制御されながら、各印刷設定画面等を表示するためのものである。また、キー入力部4は、印刷の開始を指令する印刷キー4A、メニュー選択画面を表示するメニューキー4B、各種処理の実行を指令するOKキー4C、設定をキャンセルして一つ前の画面に戻るキャンセルキー4D、押下している間ロールシートを搬送方向に排出するフィードカットキー4E、メニューや設定値を変更するための上キー4F、下キー4G、左キー4H、右キー4Iから構成される。
また、トレー部材9がフロントカバー6の前側を覆うように、このフロントカバー6の下端縁部に開閉自在に取り付けられ、上端部に形成された凹み部9Aに指を掛けて前側に回動させて開くことができるように構成されている。
また、図示していないが、本体筐体2の背面部には不図示の電源コードが接続されるインレット、複数のUSB(Universal Serial Bus)コネクタが設けられている。USBコネクタは不図示の外部コンピュータ装置と接続可能なほか、バーコードスキャナ7と接続されている。
このバーコードスキャナ7は、2次元バーコードからデータを読み取り可能なもので、例えばCCDイメージセンサ等である。なお、本実施形態の2次元コードとは例えば、QR(Quick Response)コード等である。
ここで、図示しないが、シート排出口6Aの内側には固定刃と可動刃からなるカッターユニットが配置され、DCモータ等で構成される切断用モータ74(図2参照)により所定のタイミングで可動刃が上下方向に往復移動されてロールシートが切断され、シート排出口6Aから排出されるように構成されている。
次に、印刷装置1の回路構成について図2に基づき説明する。
図2に示すように、印刷装置1の制御基板上に形成される制御回路部61は、CPU62、CG(キャラクタジェネレータ)ROM63、ROM64、タイマ81、フラッシュメモリ(EEPROM)65、RAM66、入出力インターフェース(I/F)67、及び通信用インターフェース(I/F)68等を備えている。なお、CPU62、CGROM63、ROM64、フラッシュメモリ65、RAM66、入出力I/F67、及び通信用I/F68は、バス線69により相互に接続されている。
通信用I/F68は、例えば、USB等から構成され、上述した外部のコンピュータ装置及びバーコードスキャナ7とUSBケーブル等によって接続され、双方向データ通信が可能になっている。
またCGROM63は、印刷される文字や記号の画像データをコードデータと対応させてドットパターンで記憶するキャラクタジェネレータ用メモリである。又、フラッシュメモリ65は、記憶内容の書込・消去ができる不揮発性メモリであり、当該印刷装置1における操作者設定等を示すデータを格納している。
またROM64は、各種のプログラムを記憶させておくものであり、印刷装置1の制御上必要な各種のプログラムが記憶されている。例えば、各キーの入力から各キーに割り当てられた数字である各キーコードを取得するプログラムや、各キーコードから文字列である各操作コマンドを変換するプログラムが記憶されている。また、文字列からなる操作コマンド列を2次元バーコードデータに変換するプログラム、バーコードスキャナ7で読み取られた2次元バーコードデータから文字列の操作コマンド列を復号化させるプログラムが記憶されている。更に、LCD27に表示されるカーソルの移動等、後述する「その他のキー」入力が指示する各種処理を実行するプログラムも記憶されると共に、かかる各種処理を、各操作コマンドの実行により行うためのプログラムも記憶されている。
CPU62はかかるROM64に記憶されている各種のプログラムに基づいて各種の演算を行なう。タイマ81は時間を計測するものである。
また、RAM66は、CPU62により演算された各種の演算結果を一時的に記憶させておくためのものであり、印字バッファ66A等の各種のメモリが設けられている。印字バッファ66Aには、複数の文字や記号等の印字用ドットパターンや各ドットの形成エネルギ量である印加パルス数等がドットパターンデータとして格納される。
また、RAM66には操作コマンド列を記憶するコマンド記録バッファ66B、コマンド再生バッファ66Cのメモリも有する。その他、RAM66には後述するコマンド再生バッファ用ポインタを記憶する領域もある。操作コマンド列を生成するか否かを決定する操作記録フラグも、ON又はOFFに設定されてRAM66に記憶されている。
また、入出力I/F67には、上述のように制御回路部61に様々な指令を行うキー入力部4、サーマルヘッド31を駆動する駆動回路71、プラテンローラ26を回転駆動するテープ送りモータ72を駆動する駆動回路73、切断用モータ74を駆動する駆動回路75、LCD27を駆動制御するディスプレイコントローラ(LCDC)28がそれぞれ接続され、データをやり取りしている。そして、印字バッファ66Aに記憶され入出力I/F67を介して制御回路部61から送られるドットパターンに基づき、駆動回路71に駆動されるサーマルヘッド31と、シート送りモータ72を介して駆動回路73に駆動される不図示のプラテンローラとの協働によりロールシートへの印刷が行われる。
次に、本実施形態における印刷装置1の動作を図3〜図9に示すフローチャートを例に説明する。以下の処理はCPU62がRAM66等に格納されるデータを用い、ROM64に格納されるプログラムに基づき各種演算を行うことによりなされる。
まず図3を参照にメイン処理について説明する。上述した印刷キー4A、メニューキー4B、OKキー4C、キャンセルキー4D、フィードカットキー4E、上キー4F、下キー4G、左キー4H、右キー4Iの各キーが1回押される度に、または複数のキーが同時に1回押される度に、図3に示すメイン処理のステップ(以下Sと記す)2以降が繰り返される。
まずS1において、印刷装置1に電源が投与されるのを機に、印字バッファ66Aやコマンド再生バッファ66Cを消去する等の印刷装置1の初期化処理がなされる。上述した操作記録フラグはこの初期段階ではOFFに設定されてRAM66に記憶されている。
その後S2で何らかのキーが入力されるのを待ち、入力されると、S3へ進む。
S3では、S2のキー入力操作が操作記録開始を指示するキー入力操作(例えばメニューキー4Bと上キー4Fを同時に押す操作とする)か否か判断される。操作記録開始を指示するキー入力操作と判断された場合(S3:YES)、S9の操作記録開始処理に進む(図4参照)。操作記録開始を指示するキー入力操作でないと判断された場合(S3:NO)、S4に進む。
S4ではS2のキー入力操作が操作記録終了を指示するキー入力操作(例えばメニューキー4Bと下キー4Gを同時に押す操作とする)か否かを判断される。操作記録終了を指示するキー入力操作と判断された場合(S4:YES)、S10の操作記録終了処理が行われる(図6参照)。操作記録終了を指示するキー入力操作でないと判断された場合(S4:NO)、S5に進む。
S5ではS2のキー入力操作が操作記録の印刷を指示するキー入力操作(例えばメニューキー4Bと左キー4Hを同時に押す操作とする)か否か判断される。操作記録印刷を指示するキー入力操作だと判断された場合(S5:YES)、S11の操作記録印刷処理が行われる(図7参照)。操作記録印刷を指示するキー入力操作でないと判断された場合(S5:NO)、S6に進む。
S6ではS2のキー入力操作が操作記録読み取りを指示するキー入力操作(例えばメニューキー4Bと右キー4Iを同時に押す操作とする)か否か判断される。操作記録読み取りを指示するキー入力操作だと判断された場合(S6:YES)、S12の操作記録読み取り処理が行われる(図8参照)。操作記録読み取りを指示するキー入力操作でないと判断された場合(S6:NO)、S7に進む。
S7ではS2のキー入力操作が操作記録再生を指示するキー入力操作(例えばメニューキー4Bとキャンセルキー4Dを同時に押す操作とする)か否かが判断される。操作記録再生を指示するキー入力操作と判断された場合(S7:YES)、S13の操作記録再生処理が行われる(図9参照)。
一方、操作記録再生を指示するキー操作でないと判断された場合(S7:NO)、S8のその他のキーの処理に進む(図5参照)。つまり本実施形態のその他のキーの入力操作とは、操作記録開始、操作記録終了、操作記録印刷、操作記録読み取り、操作記録再生のいずれを指示するのでもないキー入力操作を指す。
次に図4に基づきS9の操作記録開始処理を説明する。
図4に示すように、まずS21においてRAM66から操作記録フラグが読み出され、ONに設定して記憶しなおされる。
次にS22では、コマンド記録バッファ66Bが初期化され、記憶されていた操作コマンド列が消去される。
そしてS23において、初期化コマンド(例えば@INITの文字列からなるコマンド)がコマンド記録バッファの先頭に追加された上でS2に戻り、次のキー入力操作を待つ(図3参照)。
次に図5に基づき、S8のその他のキーの処理を説明する。
まずS31においてRAM66から操作記録フラグが読み出され、ONに設定されているか否かが判断される。
操作記録開始処理が未だなされていない場合、または後述する操作記録終了処理が既になされた場合は操作記録フラグがOFFに設定されている。その場合(S31:NO)、S35に進み、S2のキー入力操作が本来指示する処理が実行される。例えば、S2でメニューキー4Bが入力された場合、図10の左上に示される「印刷オプション」等5項目のメニュー選択画面が「印刷オプション」をカーソルが指す状態でLCD27に表示される。その後S2に戻り、次のキー入力を待つ(図3参照)。
一方、操作記録開始処理がなされ、且つ後述の操作記録終了処理が未だされていない場合はS31で操作記録フラグがONに設定されていると判断される。その場合(S31:YES)、S32に進み、S2で入力されたキーに割り当てられたキーコードが取得される。例えば、S2でメニューキー4Bが入力された場合、キーコード「12」が取得されるとする。
次にS33に進み、S32で取得されたキーコードが文字コマンドである操作コマンドに変換される。例えばキーコード「12」から変換される文字コマンドは「@MENU」とする。
次にS34において、S33で変換された操作コマンドがコマンド記録バッファ66Bの末尾に追加される。
その後S35において、S2でされたキー入力操作による本来の指示が実行された後、S2に戻り、次のキー入力を待つ(図3参照)。
次に、図6に基づいてS10の操作記録終了処理(図3参照)について説明する。
S41においてRAM66から操作記録フラグが読み出され、ONからOFFに設定しなおされて再度RAM66に記憶される。その上でS2に戻り、次のキー入力操作を待つ(図3参照)。
次に図7に基づいてS11の操作記録印刷処理(図3参照)を説明する。
まず、S51において、コマンド記録バッファ66Bに記憶されたコマンド文字列からなる操作コマンド列が2次元バーコードデータに変換されてRAM66に記憶される。その後S52に進み、駆動回路71及び駆動回路73が駆動され、プラテンローラ(不図示)とサーマルヘッド31との協働により、S51でRAM66に記憶された2次元バーコードデータから2次元バーコードが印刷される。その上でS2に戻り、次のキー入力操作を待つ(図3参照)。
次に図8に基づいてS12の操作記録読み取り処理(図3参照)を説明する。
まず、S61においてバーコードスキャナ7が起動され、S62においてバーコードスキャナ7からS52で印刷された2次元バーコードが読み取られると共に、文字列コマンドからなる操作コマンド列に復号化される。そしてS63に進み、S62で復号化された操作コマンド列がコマンド再生バッファ66Cに上書き保存される。その上でS2に戻り、次のキー入力操作を待つ(図3参照)。
次に図9に基づいてS13の操作記録再生処理(図3参照)を説明する。
まず、S71において、各操作コマンドを実行する時間間隔を設定するようLCD27の画面表示を介して操作者に要求がだされ、操作者がキー入力等で所望の時間間隔を設定する(例えば3秒又は5秒等)。
次にS72において、コマンド再生バッファ66Cに記録された操作コマンド列における各操作コマンドの位置を特定するコマンド再生バッファ用ポインタnが0に初期化される。この初期化により、コマンド再生バッファ用ポインタnは、操作コマンド列における先頭の位置、すなわち初期化コマンドの位置を指すこととなる。
次にS73に進み、コマンド再生バッファ66Cが空か、すなわちコマンド再生バッファ66C中のコマンド再生バッファ用ポインタnが指定する位置に操作コマンドが記録されているか否かが判断される。
コマンド再生バッファ66C中のコマンド再生バッファ用ポインタnが指定する位置に操作コマンドが記録されていない場合(S73:YES)、S2に戻り、次のキー入力操作を待つ(図3参照)。
一方、コマンド再生バッファ66C中のコマンド再生バッファ用ポインタnが指定する位置に操作コマンドが記録されている場合(S73:NO)、S74に進む。すなわち、コマンド再生バッファ66Cから、コマンド再生バッファ用ポインタが指定する一の操作コマンドが読み取られる。そして、S75に進み、S74で読み取られた操作コマンドが実行される。なお、S74においてコマンド再生バッファ用ポインタnが0であるためS75において初期化コマンドが実行される際には次の操作コマンド実行のための初期化処理が行われる。
更にS76では、S71で設定された時間が経過するのをタイマ81によりカウントしつつ待機する。
S76で上記時間が経過すると、S77に進み、コマンド再生バッファ用ポインタnに1が加算されて再度RAM66に記憶される。その上で再度S73に戻り、コマンド再生バッファ66C中のコマンド再生バッファ用ポインタnが指定する位置に操作コマンドが記録されているか否かの判断が行われる。コマンド再生バッファ用ポインタnが指定する位置に操作コマンドが記録されている場合(S73:NO)はS74以降の処理が繰り返され、次のコマンドが実行される。
次に、図10を参照に、上記図3〜図9で説明した各処理により具体的にどのように印刷装置1の操作が記録、印刷されるか等を詳述する。
以下の例では「印刷オプションをオートカットON、ハーフカットONに設定し、印刷枚数を2枚に設定して印刷する」という一連の処理を指示する一連の入力操作を印刷装置1に記録させバーコードに印刷させた後、印刷装置1にそのバーコードを読み取らせ、当該一連の処理を実行させる過程について説明する。
まず、操作者は上述した操作記録開始を指示するキーを入力する。すると操作記録開始処理が行われ、操作入力フラグがONに設定される(図4のS21参照)。
操作者はその後、「その他のキー」の入力を繰り返し行って以下の一連の入力操作を印刷装置1に記録させる。各キー入力操作はいずれもその他のキー入力操作であるため、1回のキー入力毎にS8のその他のキーの処理が繰り返される。その際に各キー入力が指示する本来の処理が実行されるため、各キー入力の度に図10のようにLCD27の表示画面が遷移し、実際の印刷に至る(図5のS35参照)。
具体的には、まず、メニューキー4Bを入力して「印刷オプション」「印刷枚数」「用紙サイズ」「用紙方向」「印字品質」の5項目の設定メニューの表示を指示する。図10の左上画面のようにカーソルが「印刷オプション」を指す状態でOKキー4Cを入力して項目「印刷オプション」の選択を指示する。するとLCD27の画面表示がそれまでの5項目表示から「オートカット」「ハーフカット」「ミラー」という3項目表示に変わる。
次に右キー4Iを1回入力し「オートカット」を「OFF」から「ON」へ設定変更するよう指示する。その後下キー4Gを入力して「オートカット」の下の「ハーフカット」へ設定項目の変更を指示する。続いて右キー4Iを入力して「ハーフカット」の設定内容を「OFF」から「ON」へ変更するよう指示する。続いてメニューキー4Bを入力して設定メニュー表示を指示する。それから下キー4G→OKキー4C→右キー4Iという順序でキーを入力し、「印刷枚数」を2枚に設定するよう指示する。最後に印刷キー4Aを入力し、上記設定された状態での印刷を開始させる。
以上の一連のキー入力操作により、各キーの各キーコードが各操作コマンドに変換され、各操作コマンドがコマンド記録バッファ66Cにおいて連ねられて1の操作コマンド列が生成される。すなわち「@INIT」、「@MENU」、「@OK」、「@RIGHT」、「@DOWN」、「@RIGHT」、「@MENU」、「@DOWN」、「@OK」、「@RIGHT」及び「@PRINT」という各操作コマンドが連なり1の操作コマンド列「@INIT@MENU@OK@RIGHT@DOWN@RIGHT@MENU@DOWN@OK@RIGHT@PRINT」が生成される(図3、図5参照)。
その後、操作者が操作記録終了を指示するキー入力操作を行うとS10の操作記録終了処理(図3、図6参照)がなされる。そして操作者が操作記録印刷を指示するキー入力操作を行なうと、S11の操作記録印刷処理により上記操作コマンド列「@INIT@MENU@OK@RIGHT@DOWN@RIGHT@MENU@DOWN@OK@RIGHT@PRINT」が2次元バーコードに印刷される(図3、図7参照)。
そして、操作記録読み取りを指示するキー操作を行いバーコードスキャナ7に当該バーコードを読み取らせると、操作コマンド列「@INIT@MENU@OK@RIGHT@DOWN@RIGHT@MENU@DOWN@OK@RIGHT@PRINT」がコマンド再生バッファ66Cに記録される(図3、図8参照)。
続いて操作記録再生を指示するキー入力操作を行うとS13の操作記録再生処理が行われる。S71で各操作コマンドを実行する時間間隔を設定すると、各操作コマンド「@INIT」、「@MENU」、「@OK」、「@RIGHT」、「@DOWN」、「@RIGHT」、「@MENU」、「@DOWN」、「@OK」、「@RIGHT」、「@PRINT」が所望の時間間隔で順次実行される(図3、図9参照)。例えばS71で設定する時間間隔を一定の長さ(例えば3秒や5秒等)とすると、各操作コマンドは3秒ごとに実行されるので、LCD27の画面表示はその一定時間ごとに遷移することになる。
ここで、サーマルヘッド31、駆動回路71、シート送りモータ72及び駆動回路73は印刷手段を構成し、キー入力部4は入力手段を構成し、CPU62、ROM64及びRAM66はデータ生成手段、記録手段、バーコード化手段及び時間設定手段を構成する。RAM66に記憶される操作記録フラグは、操作コマンド列を生成するか否かを決定するためのモードの一例である。またバーコードスキャナ7、CPU62、ROM64及びRAM66は読み取り手段を、CPU62、ROM64、RAM66、LCD27、LCDC28等が実行手段を構成する。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る印刷装置1では、CPU62、ROM64及びRAM66により各入力操作に対応する各操作コマンドが連ねられて一連の入力操作から一の操作コマンド列が生成され、コマンド記録バッファ66Bに記録される。よって、一連の入力操作が複雑なものでも、一の操作コマンド列として記録できる。
そしてその操作コマンド列は2次元バーコードデータ化されて印刷されるが、2次元バーコードのデータ容量は操作コマンド列のデータ量に比べて格段に大きいため、操作コマンド列が比較的長い場合でも、一連の入力操作に対応する操作コマンド列を一のバーコードとして印刷でき、バーコードの取扱いが便利である。
以上により、印刷された2次元バーコードから一連の入力操作による指示情報が印刷装置1又は同機種の他の印刷装置で読み取られ実行されれば、一連の入力操作が複雑な場合でも、バーコードを1回読み取る等の簡単な操作だけで該一連の操作による指示に沿った正しい印刷装置の動作がなされうる。よって複雑な印刷装置の操作を容易にでき、誤操作を減らすことができる。
また印刷装置1では、RAM66は操作コマンド列を生成するか否かを決定するための操作記録フラグを記憶し、該操作記録フラグがONに設定されている場合には操作コマンド列を生成し、OFFの場合は生成しない。そしてキー入力操作には、操作記録フラグをONに設定する操作記録開始を指示するキー入力操作及びOFFに設定する操作記録終了を指示するキー入力操作が含まれる。このため、操作者は操作記録開始を指示する入力操作をした後に、所望の入力操作を行った後、操作記録終了を指示する入力操作をすることにより、入力操作からの操作コマンド列生成、記録を更に自由に行うことができるようになる。例えば、ある長い操作手順の一部だけをバーコードにしたり、長い操作手順を2つ以上に分割して別々にバーコードに印刷したりできるようになる。図10で説明した操作コマンド列「@INIT@MENU@OK@RIGHT@DOWN@RIGHT@MENU@DOWN@OK@RIGHT@PRINT」も例えば、「@INIT@MENU@OK@RIGHT@DOWN@RIGHT」を基のデータとするバーコードと「@INIT@MENU@DOWN@OK@RIGHT@PRINT」を基のデータとするバーコードに分けることができる。
これにより、例えばデモにおいて長い操作を分けて説明したり、デモの途中でインターバルを入れたりすることも可能となる。
また、印刷装置1では、バーコードスキャナ7を介して2次元バーコードから操作コマンド列が読み取られ、読み取られた操作コマンド列がCPU62等により実行される。よって、該操作コマンド列の基となった一連の入力操作が複雑でも、バーコードを1回読み取る等の簡単な操作だけで該一連の入力操作の指示に沿った正しい印刷装置1の動作がなされる。よって複雑な印刷装置の操作を確実に容易化でき、誤操作を減らすことができる。
また操作コマンド列の各操作コマンドは一度に実行されるのではなく、順次実行されることから、店頭等で印刷装置の機能を説明するデモを行う際に、各操作に対し印刷装置1がどのように動作するのかを客が理解しやすく印刷装置1の機能を説明するのに便利である。
また印刷装置1では、CPU62、ROM64、RAM66等により各操作コマンドを実行する時間間隔が設定され、その時間間隔において各操作コマンドが実行される。よって印刷装置1をデモに用いれば、操作者の所望の時間間隔で各操作コマンドに対する印刷装置の各動作がなされるため、印刷装置1の機能を更に説明しやすい。
また印刷装置1では操作記録フラグがONと判断され一連の入力操作から一の操作コマンド列が生成される際に、該一連の入力操作による一連の指示が順次実行される。このため、操作者は自らがどのような内容の入力操作をバーコード印刷しようとしているのかを操作コマンド列生成の段階で把握でき、その後印刷される2次元バーコードの管理等が容易となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では入力操作の記録からバーコードの印刷までの過程と印刷されたバーコードが処理される過程とが同じ印刷装置で行われた。しかし、後者の過程は、バーコード読み取り機能を有する同機種の別の印刷装置で行われるのでも構わない。
また例えば本実施形態では、新たな操作コマンド列の生成、記録のために操作記録フラグがONに設定する際にはコマンド記録バッファが初期化される。このため、コマンド記録バッファに複数の操作コマンド列は記憶されない。しかし操作コマンド列がフラッシュメモリ等にも記憶されてコマンド記録バッファが初期化されても印刷装置1に複数の操作コマンド列が記憶されるようにし、操作記録印刷を指示するキー操作がされた際に任意の操作コマンド列が選択されバーコードデータ化される、としてもよい。
また本実施形態では、コマンドが実行される時間間隔は、コマンドを実行する直前に設定される。しかし、例えば入力操作から操作コマンド列が生成される段階で、各入力操作の各時間間隔が測定され、その時間間隔情報が操作コマンド列と共にバーコードに印刷された後、操作コマンド列と共にバーコードから読み出され、各操作コマンドが当該各時間間隔によって実行される構成としてもよい。
また、本実施形態は操作コマンドを文字データとしている。しかし、複数のキーコードからなる数列が操作コマンド列として記憶され、それがバーコード化されて印刷される構成としてもよいし、そのバーコードデータからキーコードデータが復号化され、それに基づいて各処理が実行される構成としてもよい。
またバーコードスキャナは本実施形態のように印刷装置本体と外部接続されていても、印刷装置に内蔵されていても構わない。
印刷キー 4A
メニューキー 4B
OKキー 4C
キャンセルキー 4D
フィードカットキー 4E
上キー 4F
下キー 4G
左キー 4H
右キー 4I
バーコードスキャナ 7
LCD 27
CPU 62
ROM 64
RAM 66
コマンド記録バッファ66B
コマンド再生バッファ66C
タイマ 81

Claims (5)

  1. バーコードデータからバーコードを印刷可能な印刷手段を有する印刷装置において、
    入力操作が行われる入力手段と、
    前記入力手段を介した各入力操作に対応する各操作コマンドを連ねることにより一連の入力操作から一の操作コマンド列を生成するデータ生成手段と、
    前記データ生成手段が生成した操作コマンド列を記録する記録手段と、
    前記記録手段が記録した操作コマンド列を2次元バーコードデータに変換するバーコード化手段と、を備え、
    前記印刷手段は、前記バーコード化手段が生成した2次元バーコードデータからバーコードを印刷し、
    前記データ生成手段は、前記操作コマンド列を生成するか否かを決定するためのモードを有し、該モードがONの場合には操作コマンド列を生成し、OFFの場合は生成せず、
    前記入力操作による指示には、前記モードのON指示及びOFF指示を含み、
    前記データ生成手段は、前記モードのON指示が継続されている間に入力された入力操作に対応する操作コマンドに基づき操作コマンド列を生成するとともに、前記バーコード化手段は、そのコマンド列を2次元バーコードに変換することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記印刷手段が印刷したバーコードから操作コマンド列を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段が読み取った操作コマンド列の各操作コマンドを順次実行する実行手段と、と備えたことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記各操作コマンドを実行する時間間隔を設定する時間設定手段を有し
    前記実行手段は、前記時間設定手段により設定された時間間隔において各操作コマンドを実行することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記データ生成手段が一連の入力操作から一の操作コマンド列を生成する際に、各入力操作の各指示が順次実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. バーコードデータからバーコードを印刷する印刷工程と、該印刷工程で印刷されたバーコードから情報を読み取る読み取り工程と、該読み取り工程で読み取られた情報に基づき印刷装置を制御する制御工程とを有する印刷装置制御方法において、
    入力操作が行われる入力工程と、
    前記入力工程における各入力操作に対応する各操作コマンドを連ねることにより一連の入力操作から一の操作コマンド列を生成するデータ生成工程と
    前記データ生成工程で生成された操作コマンド列を記録する記録工程と
    前記記録工程で記録された操作コマンド列を2次元バーコードデータに変換するバーコード化工程と、を有し、
    前記印刷工程は、前記バーコード化工程で生成された2次元バーコードデータからバーコードを印刷し、
    前記読み取り工程は、前記印刷工程で印刷されたバーコードから操作コマンド列を読み取り、
    前記制御工程は、前記読み取り工程で読み取られた操作コマンド列の各操作コマンドを順次実行し、
    前記データ生成工程は、前記操作コマンド列を生成するか否かを決定するためのモードを有し、該モードがONの場合には操作コマンド列を生成し、OFFの場合は生成せず、
    前記入力工程における入力操作による指示には、前記モードのON指示及びOFF指示を含み、
    前記データ生成工程は、前記モードのON指示が継続されている間に入力された入力操作に対応する操作コマンドに基づき操作コマンド列を生成するとともに、前記バーコード化工程は、そのコマンド列を2次元バーコードに変換することを特徴とする印刷装置制御方法。
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