JP2914473B2 - 文書処理装置 - Google Patents
文書処理装置Info
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- JP2914473B2 JP2914473B2 JP6031855A JP3185594A JP2914473B2 JP 2914473 B2 JP2914473 B2 JP 2914473B2 JP 6031855 A JP6031855 A JP 6031855A JP 3185594 A JP3185594 A JP 3185594A JP 2914473 B2 JP2914473 B2 JP 2914473B2
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Description
レイを備えた文書処理装置に関し、特に入力文書の印刷
イメージ表示におけるカーソル移動について、特に上下
方向への移動を改善するようにしたものに関する。
50号公報に記載のように、基本的にキーボード、ディ
スプレイ、テープカセットに収納した印刷媒体としての
印刷テープ(例えば、18mm、24mmのテープ幅)に印
刷する印刷機構を備え、入力した文字や記号からなる文
書のデータを、通常のワードプロセッサの表示画面と同
様に所定の文字サイズでテキスト表示できるとともに、
印刷テープに印刷できるテープ印刷装置を実用化すると
ともに、このテープ印刷装置に各種の編集機能を付加し
たものを提案した。このテープ印刷装置は、ファイルの
タイトル名などをラベル印刷し、ファイルや各種の収納
ケースなどに貼着するテープを作成するのに好適のもの
である。
から入力した文書を、予め設定された印刷フォーマット
情報(書式情報)に基いて、印刷テープに印刷した文字
配列状態、つまり印刷イメージでディスプレイに表示す
ることに着想した。即ち、複数の印刷文字サイズに対応
する複数の表示文字サイズ分の表示用ドットパターンデ
ータを制御装置内に設けたフォントROMに記憶する一
方、キーボードから入力された複数行からなる文書のデ
ータは、印刷文字サイズに対応する表示文字サイズの表
示用ドットパターンデータにより印刷イメージでディス
プレイに表示される。
るカーソルについては、通常のワードプロセッサの移動
制御を用いて、カーソルの左・右移動キー操作によるカ
ーソル右移動指令やカーソル左移動指令に基いて、現在
のカーソル表示行における移動方向に隣接する表示文字
に移動して表示するとともに、カーソルの上・下移動キ
ー操作によるカーソル上移動指令やカーソル下移動指令
に基いて、現在のカーソル表示行における左端からの表
示桁数と同様の表示桁に対応する上側表示行又は下側表
示行の表示文字に移動して表示するように構成した。
イメージ表示可能なテープ印刷装置においては、入力し
た複数行からなる文書のデータを印刷イメージとして予
めディスプレイ上で確認できるが、特に入力文書がアル
ファベット文字などの欧文文字の場合には、欧文文字の
文字幅が各文字毎に異なることから、各表示行における
左端からの表示文字桁が上下方向に直線状に揃わない場
合が多く、カーソルの上・下移動キー操作によるカーソ
ル上移動指令やカーソル下移動指令の入力時には、カー
ソルが左右方向に大きく移動するジグザグ状態で上側表
示行又は下側表示行に移動することになる。特に、1行
目に住所等を小さな文字で作成し、2行目以降に会社名
等を大きな文字で作成した場合、1行目と2行目以降の
表示桁が大きく異なるので、カーソル上・下移動指令の
入力時におけるカーソルのジグザグ移動が顕著になる。
使用者は、カーソル上・下移動指令によりカーソルを現
在位置の直上または直下に移動させたいのであるから、
上記のようにカーソルがジグザグ移動したのではその動
きに大いに戸惑うと共に、カーソルを現在位置の直上ま
たは直下に移動させるために、さらにカーソル左または
右移動指令を入力しなければならず、その操作が煩雑に
なる。このように、従来装置においては、カーソルの上
下移動機能を充分に発揮できないという問題がある。
表示においても、カーソルを略上側又は下側の表示位置
に移動でき、カーソル上下移動機能の充実化を図れるよ
うな文書処理装置を提供することにある。
装置は、図1の機能ブロック図に示すように、文字や記
号等のキャラクタ及び種々の指令を入力する為の入力手
段と、入力されたキャラクタのデータを記憶するデータ
記憶手段と、カーソルを有しキャラクタを複数行表示可
能なディスプレイを含む表示手段と、多数のキャラクタ
の表示用ドットパターンデータを記憶した表示用フォン
ト記憶手段と、データ記憶手段に記憶されたキャラクタ
について表示用フォント記憶手段から表示用ドットパタ
ーンデータを読出して、ディスプレイに印刷状態と同様
のイメージで表示する為の表示用ドットイメージデータ
を合成する表示データ作成手段と、表示用ドットイメー
ジデータを受けてディスプレイに表示するように表示手
段を制御する表示制御手段とを備えた文書処理装置にお
いて、入力手段からのキャラクタや指令の入力毎に、デ
ィスプレイ上のカーソルのカーソル表示位置を更新しつ
つ記憶するカーソル位置記憶手段と、入力手段からのキ
ャラクタの入力毎に、表示データ作成手段から受ける入
力キャラクタのキャラクタ幅データに基いて、各表示行
の各キャラクタの表示位置を演算して記憶するキャラク
タ位置記憶手段と、入力手段からカーソル右移動指令又
は左移動指令が入力される毎に、カーソル位置記憶手段
から受けるカーソル表示位置データを読込んで、カーソ
ルの上下移動の移動基準位置として記憶する基準位置記
憶手段と、入力手段からカーソル上移動指令または下移
動指令が入力される毎に、カーソル位置記憶手段から受
けるカーソル表示位置データと、キャラクタ位置記憶手
段から受ける複数のキャラクタの表示位置データとに基
いて、現在のカーソルの上側表示行または下側表示行に
おける、表示行方向に、現在の移動基準位置に対して、
表示上位側と表示下位側のうちの予め設定された一方側
のカーソル表示位置に最も近いカーソルの移動先位置を
演算し、そのカーソル移動先データをカーソル位置記憶
手段に出力する移動先位置演算手段とを備えたものであ
る。
ソル位置記憶手段は、入力手段からのキャラクタやカー
ソル移動に関する各種の指令の入力毎に、ディスプレイ
上のカーソルの表示位置を更新しつつ記憶し、またキャ
ラクタ位置記憶手段は、入力手段からのキャラクタの入
力毎に、表示データ作成手段から受ける入力キャラクタ
のキャラクタ幅データに基いて、各表示行の各キャラク
タの表示位置を演算して記憶する。ところで、基準位置
記憶手段は、入力手段からカーソル右移動指令又は左移
動指令が入力される毎に、カーソル位置記憶手段から受
けるカーソル表示位置データを読込んで、カーソルの上
下移動の移動基準位置として記憶する。そして、移動先
位置演算手段は、入力手段からカーソル上移動指令また
は下移動指令が入力される毎に、カーソル位置記憶手段
から受けるカーソル表示位置データと、キャラクタ位置
記憶手段から受ける複数のキャラクタの表示位置データ
とに基いて、現在のカーソルの上側表示行または下側表
示行における、表示行方向に、現在の移動基準位置に対
して、表示上位側と表示下位側のうちの予め設定された
一方側のカーソル表示位置に最も近いカーソルの移動先
位置を演算し、そのカーソル移動先データをカーソル位
置記憶手段に出力する。その結果、表示制御手段は、表
示データ作成手段から受けた表示用ドットイメージデー
タをディスプレイに表示するとともに、カーソル位置記
憶手段から受けたカーソル移動先データに対応する表示
位置にカーソルを表示する。
移動指令に入力時には、カーソル表示位置データを読込
んで、カーソルの上下移動の移動基準位置として記憶す
る一方、カーソル上移動指令または下移動指令に入力時
には、現在のカーソルの上側表示行または下側表示行に
おける、表示行方向に、現在の移動基準位置に対して、
表示上位側と表示下位側のうちの予め設定された一方側
のカーソル表示位置に最も近いカーソルの移動先位置が
求められ、カーソルは、このカーソル移動先の表示位置
に表示されるので、カーソルを現在の表示位置に対して
略上側表示行又は下側表示行の最寄りの表示位置に移動
できる上、カーソルの上下移動時のカーソル移動経路を
同一にでき、カーソル上下移動機能の充実化を図れる。
説明する。本実施例は、アルファベット文字や記号など
の多数のキャラクタを印刷テープに印刷可能なテープ印
刷装置に本発明を適用した場合のものである。図2に示
すように、テープ印刷装置1の本体フレーム2の前部に
はキーボード3が配設され、キーボード3の後方で本体
フレーム2内には印刷機構PMが配設され、またキーボ
ード3の直ぐ後側には、入力した文字や記号を印刷イメ
ージで表示可能な液晶ディスプレイ22が設けられてい
る。このディスプレイ22には、縦方向に32ドット、
横方向に121ドットで構成される表示画面を有してい
る。ここで、符号4は、印刷機構PMに装着するテープ
カセットCSを着脱するときに、カバーフレーム6を開
放する為のリリースボタンである。
は、アルファベットや数字や記号を入力する為の文字キ
ー、スペースキー、リターンキー、カーソルKを上下左
右方向に移動させる為のカーソル移動キー、印刷文字サ
イズや設定テープ長などを含む書式情報(印刷フォーマ
ット情報)を変更設定する書式設定キー、各種の設定処
理を終了する実行キー、印刷を指令する印刷キー、電源
をON・OFFする為の電源キーなどが設けられてい
る。
て簡単に説明すると、印刷機構PMに着脱自在に矩形状
のテープカセットCSが装着されており、このテープカ
セットCSには、ラミネートフィルムテープ7が巻装さ
れたテープスプール8と、印字リボン9が巻装されたリ
ボン供給スプール10と、この印字リボン9を巻取る巻
取りスプール11と、ラミネートフィルムテープ7と同
一幅を有する両面テープ12が剥離紙を外側にして巻装
された供給スプール13と、これらラミネートフィルム
テープ7と両面テープ12とを接合させる接合ローラ1
4とが回転自在に設けられている。
ボン9とが重なる位置には、サーマルヘッド15が立設
され、これらラミネートフィルムテープ7と印字リボン
9とをサーマルヘッド15に押圧するプラテンローラ1
6と、ラミネートフィルムテープ7と両面テープ12と
を接合ローラ14に押圧して印刷テープ19を作成する
送りローラ17とは、本体フレーム2に回動自在に枢着
された支持体18に回転可能に枢支されている。このサ
ーマルヘッド15には、128個の発熱素子からなる発
熱素子群が上下方向に列設されている。
照)の所定回転方向への駆動により、接合ローラ14と
巻取りスプール11とが所定回転方向に夫々同期して駆
動されながら、サーマルヘッド15の発熱素子群に通電
されたとき、ラミネートフィルムテープ7上には複数の
ドット列により文字や記号などのキャラクタが印字さ
れ、しかもラミネートフィルムテープ7は両面テープ1
2を接合した状態で印刷テープ19としてテープ送り方
向Aにテープ送りされ、図2・図3に示すように、本体
フレーム2の外部に繰出される。尚、印刷機構PMの詳
細については、特開平2─106555号公報を参照。
する切断装置30について、図3に基いて簡単に説明す
ると、前記テープカセットCSの左側に対応する本体フ
レーム2の直ぐ内側には、板状の補助フレーム31が立
設され、この補助フレーム31に固定刃32が上向きに
固着されている。補助フレーム31に固着された左右方
向向きの枢支軸33には、前後方向に延びる操作レバー
34の前端近傍部が回動可能に枢支され、その操作レバ
ー34の枢支軸33より前側に対応する部位において、
可動刃35が前記固定刃32と対向して取付けられてい
る。また、操作レバー34の後端部は、切断用モータ4
6(図4参照)に連結された揺動駆動機構(図示略)に
より上下揺動可能に構成され、常には、可動刃35が固
定刃32から離間した状態で保持されている。
れた印刷テープ19は、テープカセットCSから固定刃
32と可動刃35との間を通って本体フレーム2外に延
びているので、切断信号により駆動された切断用モータ
46により、揺動駆動機構を介して操作レバー34の後
端部が上下揺動され、可動刃35が固定刃32に接近し
て、これら両刃32・35で印刷テープ19が切断され
る。
出される印刷テープ19として、テープ幅を6mm、9m
m、12mm、18mm、24mmとする5種類が準備されて
おり、これらテープカセットCSの底壁部には、これら
5種類のテープ幅の何れかを検知する為に、4つの突出
爪の有無を組合せた突出片20が設けられている。そし
て、このテープカセットCSの下側を支持する本体フレ
ーム2には、この突出片20の突出爪の組合せからテー
プ幅を検知するカセットセンサ42(図4参照)が取付
けられている。即ち、このカセットセンサ42は、突出
片20を構成する突出爪の組合せにより、例えば、テー
プ幅が24mmのときには「0100」のカセット信号を
出力し、またテープ幅が12mmのときには「1100」
のカセット信号を出力するとともに、テープカセットC
Sが装着されていないときには、「0000」のカセッ
ト信号を出力する。
のブロック図に示すように構成されている。制御装置C
の入出力インターフェース50には、キーボード3と、
カセットセンサ42と、液晶ディスプレイ(LCD)2
2に表示データを出力する為のビデオRAM24を有す
るディスプレイコントローラ(LCDC)23と、警告
用ブザー43の為の駆動回路44と、サーマルヘッド1
5を駆動する為の駆動回路47と、テープ送りモータ4
5を駆動する為の駆動回路48と、切断用モータ46を
駆動する為の駆動回路49とが夫々接続されている。
52にデータバスなどのバス51を介して接続された入
出力インターフェース50、表示用CG(キャラクタジ
ェネレータ)ROM53、印刷用CG(キャラクタジェ
ネレータ)ROM54、ROM55及びRAM60とか
ら構成されている。表示用CGROM(表示用フォント
記憶手段に相当する)53には、アルファベット文字や
記号などの多数のキャラクタの各々に関して、表示用ド
ットパターンデータが、各書体(ゴシック系書体、明朝
系書体など)毎に6種類(7、10、16、21、3
2、32BIG ドット)の表示文字サイズ分、コードデー
タに対応させて格納されている。ここで、32BIG ドッ
トの表示文字サイズは、アルファベットの大文字のよう
にベースラインの下側に食み出さない文字列のときに、
32ドット文字サイズより大きく表示できる表示文字サ
イズである。
ト文字や記号などの多数のキャラクタの各々に関して、
印刷用ドットパターンデータが、各書体毎に7種類(6
ポイント:16ドット、10ポイント:24ドット、1
3ポイント:32ドット、19ポイント:48ドット、
26ポイント:64ドット、38ポイント:96ドッ
ト、44ポイント:96BIG ドット)の印刷文字サイズ
分、コードデータに対応させて格納されている。ここ
で、96BIG ドットの印刷文字サイズは、アルファベッ
トの大文字のようにベースラインの下側に食み出さない
文字列のときに、96ドット文字サイズより大きく印刷
できる文字サイズである。
れた文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータ
に対応させてディスプレイコントローラ23を制御する
表示駆動制御プログラム、印刷データバッファ68のデ
ータを順次読出してサーマルヘッド15やテープ送りモ
ータ45を駆動する印刷駆動制御プログラム、本願特有
の後述のテープ印刷制御の制御プログラムなどが格納さ
れている。このROM55には、図5に示すように、印
刷テープ19のテープ幅(mm)とその印刷可能幅(ドット
数)とを対応させた印刷可能範囲テーブルTB1と、図
6に示すように、印刷文字サイズ(ドット)SZとその
サイズで印刷するときの表示文字サイズ(ドット)とを
対応させた文字サイズ変換テーブルTB2とが格納され
ている。
種類の印刷文字サイズと各印刷文字サイズに関する一連
の文字や記号のドットパターンデータが格納されている
印刷用CGROM54の先頭アドレス(インデックスア
ドレス)とを対応させた印刷文字サーチテーブルと、こ
のインデックスアドレスと各文字や記号の印刷用CGR
OM54における格納先頭アドレスとを対応させた印刷
文字インデックステーブルとが格納されている。更に、
ROM55には、図示しないが、6種類の表示文字サイ
ズと各表示文字サイズに関する一連の文字や記号のドッ
トパターンデータが格納されている表示用CGROM5
3の先頭アドレス(インデックスアドレス)とを対応さ
せた表示文字サーチテーブルと、このインデックスアド
レスと各文字や記号の表示用CGROM53における格
納先頭アドレスとを対応させた表示文字インデックステ
ーブルとが格納されている。
手段に相当する)61には、キーボード3から入力され
た文書データが格納される。パラメータメモリ62に
は、テキストメモリ61の先頭アドレスを指示する先頭
アドレスポインタのポインタ値SPと、その末尾アドレ
スを指示する末尾アドレスポインタのポインタ値EP
と、データカウント値DCと、印刷文字サイズSZのデ
ータとが格納される。文字位置情報メモリ(キャラクタ
位置記憶手段に相当する)63には、図13に示すよう
に、入力されてテキストメモリ61に格納された各文字
コードについて、その文字の表示行における左端表示位
置からの文字位置MP(MPA、MPB 、MPC ・・・・)が表示
文字配置位置データとして格納される。
61のアドレスを指示するテキストポインタのポインタ
値TPと、文字位置情報メモリ63のアドレスを指示する
カーソルポインタのポインタ値KPと、カーソルKの上下
移動時の移動先を指示する擬似カーソルポインタのポイ
ンタ値GKP と、行数カウンタのカウント値LCとが夫々格
納される。表示文字サイズメモリ65には、求められた
表示文字サイズのデータが格納される。移動基準位置メ
モリ66には、カーソルKの上下移動の為の移動基準位
置データMGP が格納される。表示データバッファ67に
は、入力された複数の文字や記号の表示用ドットパター
ンデータが合成して格納され、また印刷データバッファ
68には、印刷に供する複数の文字や記号の印刷用ドッ
トパターンデータが合成して印刷用ドットイメージデー
タとして格納される。
なわれるテープ印刷制御のルーチンについて、図7〜図
12のフローチャートに基いて説明する。尚、図中符号
Si(i=10、11、12・・・・)は各ステップで
ある。キーボード3上の電源キーの操作により電源が投
入されると、この制御が開始され、先ずRAM60の各
メモリ61〜68をクリアするとともに、印刷機構PM
を初期化する初期設定処理が実行される(S10)。次
に、テキストメモリ61の先頭の2バイトに、標準の書
式情報データが格納され、ディスプレイ22に文書入力
画面が表示されるとともに、この入力画面には、標準書
式情報の印刷文字サイズに対応する表示文字サイズの大
きさを有する縦棒状のカーソルKが表示される(S1
1)。例えば、図13に示すように、テキストメモリ6
1の先頭の2バイトには、書体番号として「ゴシック書
体」、印刷文字サイズとして「44pt(ポイント)」、
文字修飾として「修飾なし」、・・を含む標準書式情報
が格納される。
字や記号のキャラクタを印刷イメージで表示する印刷イ
メージ表示処理が実行される(S12)。この印刷イメー
ジ表示処理については説明の都合上、後述することにす
る。そして、書式設定キーが操作されたときには(S13
・S14:Yes )、書式情報設定処理制御が実行され(S
21)、S12を経てS13に移行する。この書式情報設定制
御においては、文字修飾の種類名や印刷文字サイズや書
体名などの書式設定内容を一括して設定可能な書式設定
画面がディスプレイ22に表示されるので、カーソル移
動キーを操作して、設定項目「文字修飾の種類名」や
「印刷文字サイズ」や「書体名」にカーソルKを移動
し、所望の設定内容に対応する数字キーを入力した後、
実行キーを操作すると、数字で設定された文字修飾番号
や印刷文字サイズSZのデータを含む書式情報がテキス
トメモリ61に変更書式情報として、設定される毎にそ
の都度格納される。
や数字キーなどの印刷可能キーが操作されたときには
(S13:Yes 、S14:No、S15:Yes )、操作された印
刷可能キーのコードデータを文書データとしてテキスト
メモリ61に格納する文書データ格納処理が実行され
(S22)、S12を経てS13に移行する。この文書データ
格納処理においては、コードデータの格納処理ととも
に、テキストポインタ値TPとカーソルポインタ値KPとを
夫々2バイト分インクリメントするポインタ管理処理が
実行される。次に、S12の印刷イメージ表示処理制御に
ついて、図8のフローチャートに基いて説明する。
モリ61内のデータが先頭アドレスから順次検索され、
書式情報やキャラクタコードや改行コードに基いて、表
示する文字や記号のキャラクタの各々に関して、表示用
ドットパターンデータを表示データバッファ67に展開
する為の配置位置情報が求められ、その配置位置情報が
文字位置情報として文字位置情報メモリ63に格納され
る(S30)。即ち、この文字位置情報は、例えば、書式
情報やキャラクタコードや改行コードと印刷用ドットパ
ターンデータとから、各キャラクタの文字位置データに
基いて、各印刷行における文字幅を順次加算して各キャ
ラクタ毎の印刷時の文字配置位置が求められ、その文字
配置位置の座標値を1/3倍して、表示用配置位置とす
る等して求められる。
処理に関するパラメータ情報を初期化する初期化処理が
実行される(S31)。即ち、パラメータメモリ62にお
いて、先頭アドレスポインタ値SPにはテキストメモリ
61の先頭アドレスがセット(図13参照)され、末尾
アドレスポインタ値EPにはテキストメモリ61の末尾
アドレスの次のアドレス(末尾アドレス+2)がセット
(図13参照)され、データカウント値DCとして初期
値「0」がセットされ、更に印刷文字サイズSZとして
「44pt」がセットされる。
ドは夫々2バイト構成なので、先頭アドレスに、データ
カウント値DCを2倍したアドレス分を加算した検索ア
ドレスのデータが読込まれ(S32)、そのデータが書式
情報のデータのときには(S33:Yes )、その書式情報
の印刷文字サイズSZや設定テープ長をパラメータメモ
リ62に格納する書式情報変更処理制御が実行される
(S35)。次に、データカウント値DCが1つインクリ
メントされ(S37)、先頭アドレスポインタ値SPに、
データカウント値DCを2倍したアドレス分を加算した
検索アドレスと末尾アドレスポインタ値EPで指示する
アドレスとが合致せず、テキストメモリ61に表示に供
する文字が存在するときには(S38:No)、S32以降が
繰り返して実行される。
なキャラクタコードのときには(S33:No、S34:Yes
)、表示用イメージ発生処理制御が実行される(S3
6)。この表示用イメージ発生処理においては、先ず印
刷文字サイズSZと文字サイズ変換テーブルTB2とか
ら表示文字サイズが求められて表示文字サイズメモリ6
5に格納され、次にこの表示文字サイズにおけるそのキ
ャラクタコードの表示用ドットパターンデータが表示用
CGROM53から読出され、文字位置情報メモリ63
に格納されたそのキャラクタに対応する配置位置情報に
基いて表示データバッファ67に格納される。
ト値DCを2倍したアドレス分を加算した検索アドレス
と末尾アドレスポインタ値EPで指示するアドレスとが
合致したときには(S38:Yes )、更に改行コードの数
とカーソルポインタKPで指示するアドレスの文字位置デ
ータ「MP[KP]」とに基いて、この文字位置データ「MP[K
P]」で指示される表示データバッファ67の位置にカー
ソルKの為のドットパターンデータを発生するカーソル
用イメージデータ発生処理制御が実行され(S39)、表
示データバッファ67に展開して格納された表示用ドッ
トイメージデータのうち、カーソルKのドットパターン
データを含む1画面分のドットイメージデータがビデオ
RAM24に出力されてディスプレイ22に表示され
(S40)、この制御を終了して、テープ印刷制御のS13
にリターンする。
9を収納したテープカセットCSが装着されており、テ
キストメモリ61には、図13に示すように、標準書式
情報やキャラクタコード列「A〜F、H〜M、V〜Z、
1〜5」及び改行コードが格納されている場合には、印
刷文字サイズSZは、印刷可能範囲テーブルTB1から
求められた印刷可能幅データに基いて、4行用の10pt
(24ドット)なので、表示文字サイズは7ドットに設
定され、図14に示すように、24mmのテープ幅に対応
して、表示領域全体を印刷イメージ表示画面とし、ディ
スプレイ22には、カーソルKとこれらキャラクタが表
示文字サイズを7ドットとして4行に亙って表示され
る。
指示するテキストポインタTPと、文字位置情報メモリ6
3のアドレスを指示するカーソルポインタKPとは、常に
対応関係にあるので、図13に示すように、テキストポ
インタTPがキャラクタ「C」の格納アドレスを指示して
いるときには、カーソルポインタKPはキャラクタ「C」
の文字位置MPC の格納アドレスを指示することになり、
カーソルKは図14に示すように、アルファベット文字
「C」に表示される。即ち、キャラクタ「C」の文字位
置MPC は、第1表示行の左端表示位置にキャラクタ
「A」の文字幅とキャラクタ「B」の文字幅とを加えた
表示原点位置である。また、文字位置MPr は、改行位置
であり、また文字位置MPαは、次のキャラクタの表示原
点位置である。
ル右移動キーが操作されたときには(S13:Yes 、S14
〜15:No、S16:Yes )、カーソル右移動処理制御(図
9参照)が実行される(S23)。この制御が開始される
と、先ずカーソルポインタ値KPが2バイト分インクリメ
ントされるとともに、テキストポインタ値TPも2バイト
分インクリメントされる(S50)。次に、カーソルポイ
ンタ値KPが最終の末尾アドレスRA(図13参照)以下の
ときで、カーソルKが右方に移動可能なときに(S51:
Yes )、テキストポインタTPで指示するテキストメモリ
61のアドレスに、改行コード以外のキャラクタコード
が格納されているときには(S52:No)、カーソルポイ
ンタKPで指示するアドレスの文字位置データ「MP[KP]」
がカーソルKの移動先位置データDKP として出力され
(S53)、更にこの文字位置データ「MP[KP]」がカーソ
ルKの上下移動時の移動基準位置MGP として移動基準位
置メモリ66に格納され(S54)、この制御を終了し
て、テープ印刷制御のS12にリターンする。そして、S
12の印刷イメージ表示処理において、このカーソルKの
移動先位置データDKP である文字位置データ「MP[KP]」
に基いて、カーソルKが1桁右側の表示文字に表示され
る。
ドレスに、改行コードが格納されているときには(S5
2:Yes )、行数カウント値LCが1つインクリメントさ
れ(S55)、更にカーソルポインタ値KPとテキストポイ
ンタ値TPとは、夫々2バイト分インクリメントされて、
次行の先頭文字のアドレスを夫々指示し(S56)、S5
3、S54を経てこの制御を終了して、前記S12にリター
ンし、印刷イメージ表示処理において、このカーソルK
の移動先位置データDKP である文字位置データ「MP[K
P]」に基いて、カーソルKが次行の先頭文字位置に表示
される。ところで、カーソルポインタ値KPが末尾アドレ
スRAよりも大きくて、カーソルKが右方に移動不可能な
ときには(S51:No)、カーソルポインタ値KPが末尾ア
ドレスRAに保持され(S57)、S53、S54を経てこの制
御を終了して前記S12にリターンし、印刷イメージ表示
処理において、カーソルKは最終文字の次に表示され
る。
きには(S13:Yes 、S14〜16:No、S17:Yes )、カ
ーソル左移動処理制御(図10参照)が実行される(S
24)。この制御が開始されると、先ずカーソルポインタ
値KPが2バイト分デクリメントされるとともに、テキス
トポインタ値TPも2バイト分デクリメントされる(S6
0)。次に、カーソルポインタ値KPが先頭の開始アドレ
スSA(図13参照)以上のときで、カーソルKが左方に
移動可能なときに(S61:Yes )、テキストポインタTP
で指示するテキストメモリ61のアドレスに、改行コー
ド以外のキャラクタコードが格納されているときには
(S62:No)、カーソルポインタKPで指示するアドレス
の文字位置データ「MP[KP]」がカーソルKの移動先位置
データDKP として出力され(S63)、更にこの文字位置
データ「MP[KP]」がカーソルKの上下移動時の移動基準
位置MGP として移動基準位置メモリ66に格納され(S
64)、この制御を終了して、テープ印刷制御のS12にリ
ターンする。そして、S12の印刷イメージ表示処理にお
いて、このカーソルKの移動先位置データDKP である文
字位置データ「MP[KP]」に基いて、カーソルKが1桁左
側の表示文字に表示される。
ドレスに、改行コードが格納されているときには(S6
2:Yes )、行数カウント値LCが1つデクリメントされ
(S65)、更にカーソルポインタ値KPとテキストポイン
タ値TPとが夫々2バイト分デクリメントされ(S66)、
S63、S64を経てこの制御を終了して、前記S12にリタ
ーンし、印刷イメージ表示処理において、このカーソル
Kの移動先位置データDKP である文字位置データ「MP[K
P]」に基いて、カーソルKが前行の末尾文字位置に表示
される。ところで、カーソルポインタ値KPが開始アドレ
スSAよりも小さくて、カーソルKが左方に移動不可能な
ときには(S61:No)、カーソルポインタ値KPが開始ア
ドレスSAに保持され(S67)、S63、S64を経てこの制
御を終了して前記S12にリターンし、印刷イメージ表示
処理において、カーソルKは先頭文字位置に表示され
る。
きには(S13:Yes 、S14〜17:No、S18:Yes )、カ
ーソル下移動処理制御(図11参照)が実行される(S
25)。この制御が開始されたときに、行数カウント値LC
が最大行数MAX よりも小さいときで、カーソルKが下方
に移動可能なときには(S70:No)、行数カウント値LC
が1つインクリメントされる(S71)。次に、擬似カー
ソルポインタ値GKP には、カーソルポインタKPが存在す
る行の次行の行頭の文字位置情報のアドレスがセットさ
れるとともに、テキストポインタ値TPには、次行の行頭
のキャラクタアドレスがセットされる(S72)。但し、
この制御が開始されたときに、行数カウント値LCが最大
行数MAX に合致するときには(S70:Yes )、カーソル
Kが下側表示行に移動できないので、この制御を終了し
て、テープ印刷制御のS12にリターンする。
するアドレスの文字位置データMP[GKP] が移動基準位置
MGP に対応する文字位置データMPよりも小さいとき、つ
まりカーソル移動先位置が移動基準位置MGP の文字位置
データMPに対して、表示行方向に表示上位側のときに
(S73:No)、その擬似カーソルポインタ値GKP が行末
のアドレスでないときには(S74:No)、擬似カーソル
ポインタ値GKP が2バイト分インクリメントされ(S7
5)、S73に移行し、S73以降が繰り返して実行され
る。
示する文字位置データMP[GKP] が移動基準位置MGP の文
字位置データMP以上になったとき、つまりカーソル移動
先位置が移動基準位置MGP の文字位置データMPに対し
て、表示行方向に表示下位側のカーソル表示位置に最も
近いときには(S73:Yes )、カーソルポインタKPに
は、擬似カーソルポインタ値GKP で指示するアドレスが
セットされ、テキストポインタ値TPには、その擬似カー
ソルポインタ値GKP が指示するアドレスに対応するテキ
ストメモリ61のアドレスがセットされ、更にカーソル
ポインタKPで指示するアドレスの文字位置データMP[KP]
がカーソルKの移動先位置データDKP として記憶され
(S76)、この制御を終了して、前記S12にリターンす
る。ここで、擬似カーソルポインタ値GKP で指示する文
字位置データMP[GKP] が移動基準位置MGP の文字位置デ
ータMP以上にならないで、擬似カーソルポインタ値GKP
が行末のアドレスに到達したときには(S73:No、S7
4:Yes )、S76を経て同様にこの制御を終了して、前
記S12にリターンする。
て、このカーソルKの移動先位置データDKP である文字
位置データMP[KP]に基いて、カーソルKが1行下側の表
示行における、表示行方向に、現在の移動基準位置MGP
に対して、表示下位側のカーソル表示位置に最も近いキ
ャラクタにカーソルKが移動して表示される。例えば、
前述したように、テキストメモリ61には、図13に示
すように、標準書式情報や文字コード列「A〜F、H〜
M、V〜Z、1〜5」及び改行コードが格納され、文字
位置情報メモリ63には、各文字の文字位置データMPA
、MPB 、MPC ・・・・が夫々格納され、更にテキスト
ポインタTPが文字「C」の格納アドレスを指示し、カー
ソルポインタKPが文字「C」の文字位置MPC の格納アド
レスを指示している場合には、カーソルKは図14に示
すように、文字「C」に表示される。このとき、移動基
準位置MGP は、カーソルポインタKPで指示する文字
「C」の文字位置MPC に設定されている。
ときには、カーソルポインタKP1 は、図13に示すよう
に、現在のカーソルK(文字「C」)の下側表示行にお
ける、表示行方向に、現在の移動基準位置MGP に対して
表示下位側のカーソル表示位置に最も近い、次行の文字
「K」の文字位置MPK の格納アドレスを指示し、テキス
トポインタTP1 は、このカーソルポインタKP1 に対応す
る次行の文字「K」のアドレスを指示することから、カ
ーソルKは図15に示すように、文字「C」に対して表
示下位側で且つ最も近い次行の文字「K」に移動して表
示される。
きには、同様にして、カーソルポインタKP2 は、図13
に示すように、現在のカーソルK(文字「K」)の下側
表示行における、表示行方向に、現在の移動基準位置MG
P に対して表示下位側のカーソル表示位置に最も近い、
次行の文字「X」の文字位置MPX の格納アドレスを指示
し、テキストポインタTP2 は、このカーソルポインタKP
2 に対応する次行の文字「X」のアドレスを指示するこ
とから、カーソルKは図16に示すように、文字「K」
に対して表示下位側で且つ最も近い次行の文字「X」に
移動して表示される。
きには、同様にして、カーソルポインタKP3 は、図13
に示すように、現在のカーソルK(文字「X」)の下側
表示行における、表示行方向に、現在の移動基準位置MG
P に対して表示下位側のカーソル表示位置に最も近い、
次行の数字「4」の文字位置MP4 の格納アドレスを指示
し、テキストポインタTP3 は、このカーソルポインタKP
3 に対応する次行の数字「4」のアドレスを指示するこ
とから、カーソルKは図17に示すように、文字「X」
に対して表示下位側で且つ最も近い次行の数字「4」に
移動して表示される。
上移動キーが操作されたときには(S13:Yes 、S14〜
18:No、S19:Yes )、カーソル上移動処理制御(図1
2参照)が実行される(S26)。この制御が開始された
ときに、行数カウント値LCが「0」でないときで、カー
ソルKが上方に移動可能なときには(S85:No)、行数
カウント値LCが1つデクリメントされる(S86)。次
に、擬似カーソルポインタ値GKP には、カーソルポイン
タKPが存在する行の前行の行頭の文字位置情報のアドレ
スがセットされるとともに、テキストポインタ値TPに
は、前行の行頭のキャラクタアドレスがセットされる
(S87)。但し、この制御が開始されたときに、行数カ
ウント値LCが「0」のときには(S70:Yes )、カーソ
ルKが上側表示行に移動できないので、この制御を終了
して、前記S12にリターンする。
〜S76と同様に、S88〜S91が繰り返して実行され、こ
の制御を終了して、前記S12にリターンする。そして、
S12の印刷イメージ表示処理において、このカーソルK
の移動先位置データDKP である文字位置データ「MP[K
P]」に基いて、カーソルKが1行下側の表示行におけ
る、現在のカーソルKの表示位置に最も近いキャラクタ
にカーソルKが移動して表示される。
61には、図13に示すように、標準書式情報や文字コ
ード列「A〜F、H〜M、V〜Z、1〜5」及び改行コ
ードが格納され、テキストポインタTP3 が数字「4」の
格納アドレスを指示し、カーソルポインタKP3 が数字
「4」の文字位置MP4 の格納アドレスを指示している場
合には、カーソルKは図17に示すように、数字「4」
に表示される。このとき、移動基準位置MGP は、文字
「C」の文字位置MPC に設定されている。このときに、
カーソル上移動キーが操作されたときには、カーソルポ
インタKP3 は、図13に示すように、現在のカーソルK
(数字「4」)の上側表示行における、表示行方向に、
現在の移動基準位置MGP に対して表示下位側のカーソル
表示位置に最も近い、前行の文字「X」の文字位置MPX
の格納アドレスを指示し、テキストポインタTP2 は、こ
のカーソルポインタKP2 に対応する前行の文字「X」の
アドレスを指示することから、カーソルKは図16に示
すように、数字「4」に対して表示下位側で且つ最も近
い前行の文字「X」に移動して表示される。
きには、同様にして、カーソルポインタKP1 は、図13
に示すように、現在のカーソルK(文字「X」)の上側
表示行における、表示行方向に、現在の移動基準位置MG
P に対して表示下位側のカーソル表示位置に最も近い、
前行の文字「K」の文字位置MPK の格納アドレスを指示
し、テキストポインタTP1 は、このカーソルポインタKP
1 に対応する前行の文字「K」のアドレスを指示するこ
とから、カーソルKは図15に示すように、文字「X」
に対して表示下位側で且つ最も近い前行の文字「K」に
表示される。
きには、同様にして、カーソルポインタKPは、図13に
示すように、現在のカーソルK(文字「K」)の上側表
示行における、表示行方向に、現在の移動基準位置MGP
に対して表示下位側のカーソル表示位置に最も近い、前
行の文字「C」の文字位置MPC の格納アドレスを指示
し、テキストポインタTPは、このカーソルポインタKPに
対応する前行の文字「C」のアドレスを指示することか
ら、カーソルKは図14に示すように、文字「K」に対
して表示下位側で且つ最も近い前行の文字「C」に表示
される。
が操作されたときには(S13:Yes、S14〜S19:No、
S20:Yes )、印刷処理制御が起動されて、印刷データ
バッファ68に作成された印刷ドットパターンデータが
印刷機構PMに出力されて印刷テープ19に印刷処理さ
れ(S27)、S12に戻る。この印刷処理制御は通常の印
刷処理と同様なので簡単に説明すると、テキストメモリ
61から書式情報やキャラクタコードが順次読出され、
印刷文字サーチテーブルと印刷文字インデックステーブ
ルとに基いて、そのキャラクタコードの印刷用CGRO
M54における印刷用ドットパターンデータが読出され
て印刷データバッファ68に展開して合成格納され、こ
の印刷データバッファ68の印刷用ドットイメージデー
タが印刷機構PMに出力され、印刷テープ19に印刷処
理される。
カーソル右、左、下、上移動キー及び印刷キー以外のキ
ーが操作されたときには(S13:Yes 、S14〜S20:N
o)、その操作されたキーに対応する処理が実行され
(S28)、S12に戻る。
移動キーが操作されたときに、移動基準位置MGP の文字
位置データMPに対して、表示行方向に表示上位側のカー
ソル表示位置に最も近いカーソル移動先位置を求めるよ
うに構成してもよい。即ち、カーソル下移動キーが操作
されたときには、図18に示すカーソル下移動処理制御
が開始され、S100 、S101 を実行後、擬似カーソルポ
インタ値GKPには、カーソルポインタKPが存在する行の
次行の行末の文字位置情報のアドレスがセットされ、テ
キストポインタ値TPには、次行の行末のキャラクタアド
レスがセットされる(S102 )。
するアドレスの文字位置データMP[GKP] が移動基準位置
MGP に対応する文字位置データMPよりも大きいとき、つ
まりカーソル移動先位置が移動基準位置MGP の文字位置
データMPに対して、表示行方向に表示下位側のときに
(S103 :No)、その擬似カーソルポインタ値GKP が行
頭のアドレスでないときには(S104 :No)、擬似カー
ソルポインタ値GKP が2バイト分デクリメントされる
(S105 )。そして、擬似カーソルポインタ値GKPで指
示する文字位置データMP[GKP] が移動基準位置MGP の文
字位置データMP以下になったとき、つまりカーソル移動
先位置が移動基準位置MGP の文字位置データMPに対し
て、表示行方向に表示上位側のカーソル表示位置に最も
近いときには(S103 :Yes )、S106 が実行される。
インタTPが文字「C」を指示し、カーソルポインタKPが
文字位置MPC を指示している場合(図16参照)に、カ
ーソル下移動キーが操作されたときには、カーソルポイ
ンタKP11は、表示行方向に、現在の移動基準位置MGP に
対して表示上位側のカーソル表示位置に最も近い、次行
の文字「J」の文字位置MPJ を指示し、テキストポイン
タTP11は、次行の文字「J」を指示することから、カー
ソルKは図20に示すように、文字「C」に対して表示
上位側で且つ最も近い次行の文字「J」に移動して表示
される。
きには、同様にして、カーソルポインタKP12は、下側表
示行における、表示行方向に、現在の移動基準位置MGP
に対して表示上位側のカーソル表示位置に最も近い、次
行の文字「W」の文字位置MPW を指示し、テキストポイ
ンタTP12は、次行の文字「W」を指示することから、カ
ーソルKは図21に示すように、文字「J」に対して表
示上位側で且つ最も近い次行の文字「W」に移動して表
示される。
きには、同様にして、カーソルポインタKP13は、下側表
示行における、表示行方向に、現在の移動基準位置MGP
に対して表示上位側のカーソル表示位置に最も近い、次
行の数字「3」の文字位置MP3 を指示し、テキストポイ
ンタTP13は、次行の数字「3」を指示することから、カ
ーソルKは図22に示すように、文字「W」に対して表
示上位側で且つ最も近い次行の数字「4」に移動して表
示される。
きには、図19に示すカーソル上移動処理制御が開始さ
れ、S110 、S111 を実行後、擬似カーソルポインタ値
GKPには、カーソルポインタKPが存在する行の前行の行
末の文字位置情報のアドレスがセットされ、テキストポ
インタ値TPには、前行の行末のキャラクタアドレスがセ
ットされる(S112 )。
3 〜S116 が実行される。例えば、図13に示すよう
に、テキストポインタTP13が数字「3」を指示し、カー
ソルポインタKP13が文字位置MP3 を指示している場合
(図22参照)に、カーソル上移動キーが操作されたと
きには、カーソルポインタKP12は、表示行方向に、現在
の移動基準位置MGP に対して表示上位側のカーソル表示
位置に最も近い、前行の文字「W」の文字位置MPW を指
示し、テキストポインタTP12は、前行の文字「W」を指
示することから、カーソルKは図21に示すように、数
字「3」に対して表示上位側で且つ最も近い前行の文字
「W」に移動して表示される。
きには、同様にして、カーソルポインタKP11は、上側表
示行における、表示行方向に、現在の移動基準位置MGP
に対して表示上位側のカーソル表示位置に最も近い、前
行の文字「J」の文字位置MPJ を指示し、テキストポイ
ンタTP11は、前行の文字「J」を指示することから、カ
ーソルKは図20に示すように、文字「W」に対して表
示上位側で且つ最も近い前行の文字「J」に移動して表
示される。
きには、同様にして、カーソルポインタKPは、上側表示
行における、表示行方向に、現在の移動基準位置MGP に
対して表示上位側のカーソル表示位置に最も近い、前行
の文字「C」の文字位置MPCを指示し、テキストポイン
タTPは、前行の文字「C」を指示することから、カーソ
ルKは図14に示すように、文字「J」に対して表示上
位側で且つ最も近い前行の文字「C」に移動して表示さ
れる。
またはカーソル左移動キーを操作したときには、カーソ
ルポインタKPの文字位置データMPを読込んで、カーソル
Kの上下移動の移動基準位置MGP として記憶する一方、
カーソル上移動キーまたはカーソル下移動キーを操作し
たときには、現在のカーソルKの上側表示行または下側
表示行における、表示行方向に、現在の移動基準位置MG
P に対して、表示上位側と表示下位側のうちの予め設定
された一方側のカーソル表示位置に最も近いカーソルK
の移動先位置が求められ、カーソルKは、このカーソル
移動先の表示位置に表示されるので、カーソルKを現在
の表示位置に対して略上側表示行又は下側表示行の最寄
りの表示位置に移動できる上、カーソルKの上下移動時
のカーソル移動経路を同一にでき、カーソル上下移動機
能の充実化を図れる。
と、上記実施例中の構成との対応関係について説明する
と、カーソル位置記憶手段に相当するものは、カーソル
ポインタ値KPを記憶するポインタメモリ64であり、キ
ャラクタ位置記憶手段に相当するものは、文字位置情報
メモリ63であり、基準位置記憶手段に相当するもの
は、移動基準位置メモリ66であり、カーソル移動先位
置演算手段に相当するものは、カーソル下移動処理制御
及びカーソル上移動処理制御である。
動キーが操作されたときに求めるカーソル移動先位置
を、移動基準位置MGP に対して、表示上位側と表示下位
側のうちから選択設定可能に構成してもよい。尚、印刷
用CGROM54には、複数の印刷用ドットパターンフ
ォントに代えて、多数のキャラクタの各々に関して、キ
ャラクタの輪郭線を規定するアウトラインデータをキャ
ラクタコードに対応させて格納するように構成してもよ
い。尚、カーソルKは、キャラクタの下側に表示される
横棒状や矩形状のものなど、各種の形状であってもよ
い。尚、本発明の技術的思想の範囲内において、前記実
施例の制御に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に
基いて種々の変更を加えることもあり得る。尚、キーボ
ードやディスプレイを備え、入力した文書データを印刷
イメージで表示可能なワードプロセッサなど、種々の文
書処理装置に本発明を適用し得ることは勿論である。
入力手段、データ記憶手段、表示手段、表示用フォント
記憶手段、表示データ作成手段、表示制御手段を備えた
文書処理装置に、カーソル位置記憶手段と、キャラクタ
位置記憶手段と、基準位置記憶手段と、移動先位置演算
手段とを設け、カーソル右移動指令または左移動指令に
入力時には、カーソル表示位置データを読込んで、カー
ソルの上下移動の移動基準位置として記憶する一方、カ
ーソル上移動指令または下移動指令に入力時には、現在
のカーソルの上側表示行または下側表示行における、表
示行方向に、現在の移動基準位置に対して、表示上位側
と表示下位側のうちの予め設定された一方側のカーソル
表示位置に最も近いカーソルの移動先位置が求められ、
カーソルは、このカーソル移動先の表示位置に表示され
るので、カーソルを現在の表示位置に対して略上側表示
行又は下側表示行の最寄りの表示位置に移動できる上、
カーソルの上下移動時のカーソル移動経路を同一にで
き、カーソル上下移動機能の充実化を図れる。
図である。
表である。
図表である。
トである。
ローチャートである。
である。
トである。
トである。
トである。
たテキストメモリと各キャラクタの文字位置データが格
納された文字位置情報メモリとの対応説明図である。
タの表示例を示す図である。
当図である。
当図である。
当図である。
タの表示例を示す図である。
当図である。
当図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 文字や記号等のキャラクタ及び種々の指
令を入力する為の入力手段と、入力されたキャラクタの
データを記憶するデータ記憶手段と、カーソルを有しキ
ャラクタを複数行表示可能なディスプレイを含む表示手
段と、多数のキャラクタの表示用ドットパターンデータ
を記憶した表示用フォント記憶手段と、データ記憶手段
に記憶されたキャラクタについて表示用フォント記憶手
段から表示用ドットパターンデータを読出して、前記デ
ィスプレイに印刷状態と同様のイメージで表示する為の
表示用ドットイメージデータを合成する表示データ作成
手段と、前記表示用ドットイメージデータを受けてディ
スプレイに表示するように表示手段を制御する表示制御
手段とを備えた文書処理装置において、 前記入力手段からのキャラクタや指令の入力毎に、ディ
スプレイ上のカーソルのカーソル表示位置を更新しつつ
記憶するカーソル位置記憶手段と、 前記入力手段からのキャラクタの入力毎に、表示データ
作成手段から受ける入力キャラクタのキャラクタ幅デー
タに基いて、各表示行の各キャラクタの表示位置を演算
して記憶するキャラクタ位置記憶手段と、 前記入力手段からカーソル右移動指令又は左移動指令が
入力される毎に、カーソル位置記憶手段から受けるカー
ソル表示位置データを読込んで、カーソルの上下移動の
移動基準位置として記憶する基準位置記憶手段と、 前記入力手段からカーソル上移動指令または下移動指令
が入力される毎に、カーソル位置記憶手段から受けるカ
ーソル表示位置データと、キャラクタ位置記憶手段から
受ける複数のキャラクタの表示位置データとに基いて、
現在のカーソルの上側表示行または下側表示行におけ
る、表示行方向に、現在の移動基準位置に対して、表示
上位側と表示下位側のうちの予め設定された一方側のカ
ーソル表示位置に最も近いカーソルの移動先位置を演算
し、そのカーソル移動先データをカーソル位置記憶手段
に出力する移動先位置演算手段と、 を備えたことを特徴とする文書処理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6031855A JP2914473B2 (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 文書処理装置 |
DE69423194T DE69423194T2 (de) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Textverarbeitungsgerät |
EP94120707A EP0660248B1 (en) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Word processor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6031855A JP2914473B2 (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 文書処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07219502A JPH07219502A (ja) | 1995-08-18 |
JP2914473B2 true JP2914473B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=12342670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6031855A Expired - Fee Related JP2914473B2 (ja) | 1993-12-27 | 1994-02-02 | 文書処理装置 |
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JP (1) | JP2914473B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-02 JP JP6031855A patent/JP2914473B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07219502A (ja) | 1995-08-18 |
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