JP5435145B2 - 車両用自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の油圧制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、ロックアップクラッチのロックアップオンとロックアップオフとを切り替える車両用自動変速機の油圧制御装置に関するものである。
流体伝動装置内に設けられたロックアップクラッチのロックアップオン(係合)とロックアップオフ(解放)とを切り替える車両用自動変速機の油圧制御装置が良く知られている。例えば、特許文献1に記載された車両用動力伝達装置の油圧制御装置がそれである。特許文献1には、オイルポンプから吐出された作動油を第1ライン圧に調圧するリリーフ型の第1調圧弁と、その第1ライン圧の調圧の際にその第1調圧弁から排出された作動油を第2ライン圧に調圧する第2調圧弁とを備え、第2ライン圧に調圧された作動油の流体伝動装置に対する供給経路をロックアップ切替弁により切り替えることでロックアップクラッチのロックアップオンとロックアップオフとを切り替える油圧制御装置の構成が記載されている。
ここで、第1ライン圧に基づく作動油が流通するプライマリ系にて使用される流量が増大すると、第1調圧弁から排出される作動油の流量が低減し、第2ライン圧に基づく作動油が流通するセカンダリ系の流量が不足してロックアップクラッチのロックアップオンを保持できないという問題が発生する可能性がある。このような問題の発生を回避する為、例えば図7の油圧制御回路1に示すように、オイルポンプ2から吐出されてリリーフ型の第1調圧弁3により第1ライン圧PL1に基づく作動油が流通するプライマリ系LPL1から、オリフィス4を介して、第1調圧弁3から排出されてリリーフ型の第2調圧弁5により第2ライン圧PL2に基づく作動油が流通するセカンダリ系LPL2に、作動油を常に供給することが提案されている。つまり、第2ライン圧PL2に調圧された作動油に加え、第1ライン圧PL1を元圧としてモジュレータバルブ6により一定圧のモジュレータ圧PMに調圧された作動油を、オリフィス4やロックアップ切替弁7を介してトルクコンバータ8のロックアップクラッチ9へ供給してロックアップオンの保持を保証することが提案されている。
特開2008−51318号公報 特開2005−220997号公報
ところで、ロックアップ切替弁がロックアップオフ側に切り替えられるロックアップオフ時には極論すれば作動油がロックアップクラッチ側へ供給される必要はない。しかしながら、図7に示すようなロックアップオンの保持を保証する油圧回路構成では、ロックアップオフ時にもセカンダリ系にプライマリ系からの作動油が供給されることから、全体として過剰な流量が供給されて作動油の消費流量が多くなってしまう。一方で、ライン圧の元圧となる作動油を供給するオイルポンプの吐出流量は、例えばポンプサイズ(1回転当たりの吐出流量(吐出容量))×回転速度でハード的に決められる。その為、回転速度が低いときに流量が不足し易いことを考えると、比較的低回転域にてロックアップオフが実行されるときに流量収支を成立させるには、ポンプサイズを大きくしなければならず、燃費が悪化する可能性がある。尚、上述したような課題は未公知であり、ロックアップオフ時の作動油の消費流量を低減することについて未だ提案されていない。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、オイルポンプの吐出容量を縮小する設計が可能となって結果的に燃費向上を図ることができる車両用自動変速機の油圧制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明の要旨とするところは、(a) オイルポンプから吐出された作動油を第1ライン圧に調圧するリリーフ型の第1調圧弁と、その第1ライン圧の調圧の際にその第1調圧弁から排出された作動油を第2ライン圧に調圧する第2調圧弁と、その第2ライン圧に調圧された作動油の流体伝動装置に対する供給経路を切り替えることでその流体伝動装置内に設けられたロックアップクラッチのロックアップオンとロックアップオフとを切り替えるロックアップ切替弁とを備え、前記第2ライン圧に調圧された作動油に加え、前記第1ライン圧を元圧とする第3油圧の作動油を、前記ロックアップ切替弁を介して前記ロックアップクラッチへ供給する車両用自動変速機の油圧制御装置であって、(b) 前記ロックアップ切替弁の切替えに連動して、ロックアップオン時は前記第3油圧の作動油を前記ロックアップクラッチへ供給する一方、ロックアップオフ時はその第3油圧の作動油の前記ロックアップクラッチへの供給を遮断する供給経路断接弁を含むことにある。
このようにすれば、前記ロックアップ切替弁の切替えに連動して、ロックアップオン時は前記第3油圧の作動油を前記ロックアップクラッチへ供給する一方、ロックアップオフ時はその第3油圧の作動油の前記ロックアップクラッチへの供給を遮断する供給経路断接弁が含まれるので、ロックアップオフ時には第3油圧の作動油がロックアップクラッチへ供給されず、全体として流量が抑制されて作動油の消費流量が低減させられる。よって、オイルポンプの吐出容量を縮小する設計が可能となって結果的に燃費向上を図ることができる。
ここで、好適には、前記第3油圧の作動油は、前記ロックアップクラッチのロックアップオンを確実に実行する為の予め設定された所定のロックアップ必要圧に調圧された作動油であり、前記供給経路断接弁の上流側には、前記第2ライン圧が前記ロックアップ必要圧よりも低圧である場合にのみ前記ロックアップ必要圧に調圧された作動油の下流側への流れを許容する逆止弁を更に含むことにある。このようにすれば、ロックアップオン時であっても、第1調圧弁から排出される流量が不足して第2ライン圧がロックアップ必要圧よりも低圧とされる場合以外は第3油圧の作動油がロックアップクラッチへ供給されないので、ロックアップ必要圧を確保しつつ、作動油の消費流量が一層低減させられる。よって、オイルポンプの吐出容量を一層縮小する設計が可能となって結果的に一層燃費向上を図ることができる。
また、好適には、前記第3油圧の作動油は、モジュレータバルブにより前記第1ライン圧を元圧として所定の一定圧に調圧された作動油がオリフィスを介して前記供給経路断接弁側へ流出させられた作動油である。このようにすれば、セカンダリ系の流量が不足してロックアップオンを保持できないことに対して、第1ライン圧に基づく作動油が流通するプライマリ系からオリフィスを介して第2ライン圧に基づく作動油が流通するセカンダリ系へ適切に作動油が供給されて、ロックアップオンの保持が適切に保証される。
また、好適には、前記供給経路断接弁は、前記ロックアップ切替弁と一体的に構成されている。このようにすれば、例えば供給経路断接弁とロックアップ切替弁とを別々に構成することに比較して、省スペース、省コスト、切替制御の為の制御油圧の供給油路の簡素化などに有利である。
本発明が適用される車両の概略構成を説明する図である。 油圧制御回路のうちライン圧制御及びロックアップクラッチの係合・解放制御等に関する要部を示す部分油圧回路図である。 ロックアップクラッチ制御において用いられるロックアップ領域線図を示す図である。 油圧制御回路のうちライン圧制御及びロックアップクラッチの係合・解放制御等に関する要部を示す部分油圧回路図であって、図2の油圧制御回路に相当する別の実施例である。 油圧制御回路のうちライン圧制御及びロックアップクラッチの係合・解放制御等に関する要部を示す部分油圧回路図であって、図4の油圧制御回路に相当する別の実施例である。 供給経路断接弁とロックアップリレーバルブとを別々に構成した一例を示す図である。 ロックアップクラッチの作動を切り替える為の従来の油圧制御回路の一例を示す図である。
本発明において、好適には、前記車両用自動変速機は、例えば複数組の遊星歯車装置の回転要素が係合装置によって選択的に連結されることにより複数のギヤ段(変速段)が択一的に達成される種々の遊星歯車式自動変速機、動力伝達部材として機能する伝動ベルトが有効径が可変である一対の可変プーリに巻き掛けられ変速比が無段階に連続的に変化させられる所謂ベルト式無段変速機、共通の軸心まわりに回転させられる一対のコーンとその軸心と交差する回転中心回転可能な複数個のローラがそれら一対のコーンの間で挟圧されそのローラの回転中心と軸心との交差角が変化させられることによって変速比が可変とされた所謂トラクション型無段変速機、或いはエンジン軸や出力軸などに動力伝達可能に電動機が備えられる所謂パラレル式のハイブリッド車両に搭載される自動変速機などにより構成される。また、前記車両用自動変速機は、ロックアップクラッチ付の流体伝動装置を備えて構成され、例えば走行用の駆動力源により発生させられた動力を駆動輪側へ伝達する動力伝達装置である。
また、好適には、前記走行用の駆動力源としては、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関が広く用いられる。また、走行用の駆動力源として、電動機等が単独で、或いはこのエンジンに加えて用いられても良い。
尚、この明細書で「油圧を供給する」という場合は、「油圧を作用させ」或いは「その油圧に制御された作動油を供給する」ことを意味する。また、前記油圧制御装置は、例えば電子制御装置の機能の1つに含まれる各種油圧を制御する制御機能を実現する制御装置であるが、この油圧制御装置には、例えば電子制御装置からの指令により各種油圧を供給するなどの油圧回路(油圧制御回路)も含むものとする。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される車両10の概略構成を説明する図である。図1において、例えば走行用の駆動力源として用いられるエンジン12により発生させられた動力は、流体伝動装置としてのトルクコンバータ14、車両用自動変速機16、不図示の減速歯車装置、差動歯車装置などを順次介して、不図示の駆動輪へ伝達される。
トルクコンバータ14は、エンジン12のクランク軸に連結されたポンプ翼車14p、及びトルクコンバータ14の出力側部材に相当するタービン軸を介して車両用自動変速機16に直接的に或いは間接的に連結されたタービン翼車14tを備えており、流体を介して動力伝達を行うようになっている(図2参照)。また、ポンプ翼車14pとタービン翼車14tとの間には、それらの間すなわちトルクコンバータ14の入出力回転部材間を直結可能なロックアップクラッチ18が設けられている。また、ポンプ翼車14pには、車両用自動変速機16を変速制御したり、ロックアップクラッチ18の作動を制御したり、或いは各部に潤滑油を供給したりする為の元圧となる作動油圧をエンジン12により回転駆動されることにより発生する機械式のオイルポンプ20が連結されている。
ロックアップクラッチ18は、良く知られているように、油圧制御装置としての油圧制御回路100によって係合側油室14on内の油圧Ponと解放側油室14off内の油圧Poffとの差圧ΔP(=Pon−Poff)が制御されることによりフロントカバー14cに摩擦係合させられる油圧式摩擦クラッチである(図2参照)。トルクコンバータ14の運転状態としては、例えば差圧ΔPが負とされてロックアップクラッチ18が解放される所謂ロックアップオフ(解放状態)、及び差圧ΔPが正とされてロックアップクラッチ18が係合される所謂ロックアップオン(係合状態、ロックアップ状態)の2状態に大別される。また、ロックアップクラッチ18が係合させられることにより、ポンプ翼車14p及びタービン翼車14tが一体回転させられてエンジン12の動力が車両用自動変速機16側へ直接的に伝達される。
また、車両10には、例えば車両用自動変速機16の油圧制御装置を含む電子制御装置50が備えられている。電子制御装置50は、例えばCPU、RAM、ROM、入出力インターフェース等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより車両10の各種制御を実行する。例えば、電子制御装置50は、エンジン12の出力制御、車両用自動変速機16の変速制御、ロックアップクラッチ18の解放・係合制御等を実行するようになっており、必要に応じてエンジン制御用、車両用自動変速機16及びロックアップクラッチ18の油圧制御用等に分けて構成される。
電子制御装置50には、例えばエンジン回転速度センサ52により検出されたエンジン12の回転速度(エンジン回転速度)Nを表す信号、入力軸回転速度センサ54により検出されたタービン回転速度Nに対応する車両用自動変速機16の入力回転速度(入力軸回転速度)NINを表す信号、出力軸回転速度センサ56により検出された車速Vに対応する車両用自動変速機16の出力回転速度(出力軸回転速度)NOUTを表す信号、スロットルセンサ58により検出された電子スロットル弁のスロットル弁開度θTHを表す信号、吸入空気量センサ60により検出されたエンジン12の吸入空気量QAIRを表す信号、アクセル開度センサ62により検出された運転者の加速要求量としてのアクセルペダルの操作量であるアクセル開度Accを表す信号などが供給されている。
また、電子制御装置50からは、エンジン12の出力制御の為のエンジン出力制御指令信号S、車両用自動変速機16の変速に関する油圧制御の為の油圧制御指令信号S、ロックアップクラッチ18の作動に関する油圧制御の為の油圧制御指令信号SLU等がそれぞれ出力される。具体的には、上記エンジン出力制御指令信号Sとして、アクセル開度Accに応じて電子スロットル弁の開閉を制御する為のスロットルアクチュエータへの駆動信号や燃料噴射装置から噴射される燃料の量を制御する為の噴射信号や点火装置によるエンジン12の点火時期を制御する為の点火時期信号などが出力される。また、上記油圧制御指令信号Sとして、車両用自動変速機16の変速に関わる油圧制御回路100内の不図示のソレノイドバルブSLを駆動する為の変速指令信号(油圧指令信号、油圧指令値、駆動信号)や第1ライン圧PL1などを調圧制御する為のリニアソレノイドバルブSLTへの油圧指令信号などが油圧制御回路100へ出力される。また、上記油圧制御指令信号SLUとして、油圧制御回路100内のロックアップリレーバルブ114の弁位置を切り換える切換用ソレノイドバルブDSUを駆動する為のロックアップ制御指令信号などが油圧制御回路100へ出力される。
図2は、油圧制御回路100のうちライン圧制御及びロックアップクラッチ18の係合・解放制御等に関する要部を示す部分油圧回路図である。図2において、油圧制御回路100は、リリーフ型の第1調圧弁としてのプライマリレギュレータバルブ110、第2調圧弁としてのリリーフ型のセカンダリレギュレータバルブ112、ロックアップ切替弁としてのロックアップリレーバルブ114、モジュレータバルブ116、オリフィス118、リニアソレノイドバルブSLT、及び切換用ソレノイドバルブDSU等を備えている。
プライマリレギュレータバルブ110は、例えばオイルポンプ20から吐出(発生)された作動油をリニアソレノイドバルブSLTの出力油圧である制御油圧PSLTに基づいてエンジン負荷等に応じた第1ライン圧PL1に調圧する。また、セカンダリレギュレータバルブ112は、例えばプライマリレギュレータバルブ110による第1ライン圧PL1の調圧の際にプライマリレギュレータバルブ110から排出された作動油を制御油圧PSLTに基づいて第2ライン圧PL2に調圧する。また、ロックアップリレーバルブ114は、例えば切換用ソレノイドバルブDSUの出力油圧である制御油圧PDSUに基づいて第2ライン圧PL2に調圧された作動油のトルクコンバータ14に対する供給経路を切り替えることでロックアップクラッチ18のロックアップオン(係合状態)とロックアップオフ(解放状態)とを切り替える。また、モジュレータバルブ116は、例えば第1ライン圧PL1を元圧として所定の一定圧であるモジュレータ圧PMに作動油を調圧する。このモジュレータ圧PMは、例えば電子制御装置50によって制御される制御油圧PSLT、制御油圧PDSUの各元圧となるものである。
このように構成された油圧制御回路100では、第2ライン圧PL2に加え、第1ライン圧PL1を元圧とする第3油圧の作動油としてのオリフィス118を介したモジュレータ圧PMを、ロックアップリレーバルブ114を介してロックアップクラッチ18へ供給する。つまり、油圧制御回路100では、第1ライン圧PL1に基づく作動油が流通するプライマリ系LPL1から、オリフィス118を介して、第2ライン圧PL2に基づく作動油が流通するセカンダリ系LPL2に作動油が供給される。これにより、プライマリ系にて使用される流量が増大してプライマリレギュレータバルブ110から排出される作動油の流量が低減されることでセカンダリ系LPL2の流量が不足してロックアップクラッチ18のロックアップオンを保持できなくなる可能性が生じるという問題に対して、ロックアップオンの保持を保証することができる。特に、車両用自動変速機16が公知のベルト式無段変速機である場合、例えばロックアップオン時のアクセル踏増しによる急加速(急ダウンシフト)の際に変速制御やベルト挟圧確保の為にプライマリ系LPL1にて使用される流量が増大してセカンダリ系LPL2の流量が不足し、エンジントルクの増大(ロックアップクラッチ18への入力トルクの増大)と相俟ってロックアップオンを保持できなくなる可能性が生じ易いことに加え、車両減速時は燃料カットを解除しない最低エンジン回転速度を保つ為にロックアップを保持しながらダウンシフトすることがあり、そのダウンシフトの為にプライマリ系LPL1にて使用される流量が増大してセカンダリ系LPL2の流量が不足してロックアップオンを保持できなくなる可能性が生じ易いので、油圧制御回路100をこのように構成することは、ロックアップオンの保持を保証することにおいて特に有効である。尚、モジュレータ圧PMをセカンダリ系LPL2に供給するには、例えばモジュレータ圧PMを第2ライン圧PL2の最大値よりも大きな油圧値に設定する必要がある。
ところで、ロックアップオフとする際にもオリフィス118を介したモジュレータ圧PMをロックアップクラッチ18へ供給する構成では、ロックアップオフ時に過剰な流量が供給されて消費流量が多くなり、配設するオイルポンプ20のポンプサイズを大きくする必要が生じる可能性がある。
そこで、本実施例の油圧制御回路100は、ロックアップリレーバルブ114の弁切替えに連動して、ロックアップオン時はオリフィス118を介したモジュレータ圧PMをロックアップクラッチ18側へ供給する一方、ロックアップオフ時はそのモジュレータ圧PMのロックアップクラッチ18側への供給を遮断する供給経路断接弁114Aを更に含んで構成される。また、本実施例では、この供給経路断接弁114Aは、ロックアップリレーバルブ114と一体的に構成されている。つまり、ロックアップリレーバルブ114は、供給経路断接弁114Aの機能を含んで構成されている。
具体的には、ロックアップリレーバルブ114は、軸方向へ移動可能に設けられることにより作動油(オン時は第2ライン圧PL2及びオリフィス118を介したモジュレータ圧PM、オフ時は第2ライン圧PL2のみ)をロックアップ係合油圧Ponとして入力ポート114iから入出力ポート114jを経て係合側油室14onへ供給可能且つ解放側油室14offが入出力ポート114kを介して排出ポートEXと連通させられると共にオリフィス118を介したモジュレータ圧PMを入力ポート114bから出力ポート114cを経て入力ポート114iへ流通させるON位置と作動油をロックアップ解放油圧Poffとして入力ポート114iから入出力ポート114kを経て解放側油室14offへ供給可能且つ係合側油室14onが入出力ポート114jを介して排出ポートEXと連通させられると共にオリフィス118を介したモジュレータ圧PMの入力ポート114iへの流通を入力ポート114bにて遮断するOFF位置とに位置させられる不図示のスプール弁子と、そのスプール弁子をOFF位置側に向かって付勢するスプリング114sと、そのスプール弁子にON位置側に向かう推力を付与する為に制御油圧PDSUを受け入れる油室114rとを備えている。
このように構成されたロックアップリレーバルブ114において、切換用ソレノイドバルブDSUがON(励磁)とされて制御油圧PDSUが油室114rへ供給されると、スプール弁子がその制御油圧PDSUに応じた推力によりスプリング114sの付勢力に抗してON位置側へ移動させられ、第2ライン圧PL2と入力ポート114bから出力ポート114cを経て入力ポート114iへ流通させられたオリフィス118を介したモジュレータ圧PMとがロックアップ係合油圧Ponとして入力ポート114iから入出力ポート114jを経て係合側油室14onへ供給されると共に、解放側油室14off内の作動油が入出力ポート114kを介して排出ポートEXから排出される。つまり、作動油の循環経路が係合側油室14onから解放側油室14offへの循環とされる。これにより、ロックアップクラッチ18が係合状態(ロックアップオン)とされる。また、ロックアップクラッチ18がロックアップオンとされるときには、オリフィス118を介したモジュレータ圧PMがロックアップクラッチ18へ供給されるので、ロックアップクラッチ18のロックアップオンの保持が保証される。
一方、切換用ソレノイドバルブDSUがOFF(非励磁)とされて制御油圧PDSUの出力が停止させられると、スプール弁子がスプリング114sの付勢力に従ってOFF位置に保持され、第2ライン圧PL2がロックアップ解放油圧Poffとして入力ポート114iから入出力ポート114kを経て解放側油室14offへ供給されると共に、係合側油室14on内の作動油が入出力ポート114jを介して排出ポートEXから排出される。つまり、作動油の循環経路が解放側油室14offから係合側油室14onへの循環とされる。これにより、ロックアップクラッチ18が解放状態(ロックアップオフ)とされる。加えて、スプール弁子がOFF位置に保持されるときには、オリフィス118を介したモジュレータ圧PMの入力ポート114iへの流通が入力ポート114bにて遮断される。これにより、ロックアップクラッチ18がロックアップオフとされるときには、オリフィス118を介したモジュレータ圧PMのロックアップクラッチ18への供給が遮断され、全体として流量が抑制されて作動油の消費流量が低減させられる。
このように、制御油圧PDSUが出力されるとロックアップクラッチ18が係合状態とされ、制御油圧PDSUの出力が停止させられるとロックアップクラッチ18が解放状態とされる。例えば、電子制御装置50は、例えば図3に示すようなスロットル弁開度θTH及び車速Vを変数とする二次元座標において解放領域、係合領域を有する予め記憶された関係(マップ、ロックアップ領域線図)から実際のスロットル弁開度θTH及び車速Vに基づいて係合領域、解放領域の何れの領域に属するかを判断し、その判断した領域の作動状態となるようにロックアップクラッチ18の作動状態を切り換えるロックアップ制御指令信号を油圧制御回路100へ出力する。油圧制御回路100は、上記ロックアップ制御指令信号に従ってロックアップクラッチ18の作動状態が切り換えられるように切換用ソレノイドバルブDSUを作動させる。
上述のように、本実施例によれば、ロックアップリレーバルブ114の弁切替えに連動して、ロックアップオン時はオリフィス118を介したモジュレータ圧PMをロックアップクラッチ18側へ供給する一方、ロックアップオフ時はそのモジュレータ圧PMのロックアップクラッチ18側への供給を遮断する供給経路断接弁114Aが含まれるので、ロックアップオフ時にはオリフィス118を介したモジュレータ圧PMがロックアップクラッチ18へ供給されず、全体として流量が抑制されて作動油の消費流量が低減させられる。よって、オイルポンプ20の吐出容量を縮小する設計が可能となって結果的に燃費向上を図ることができる。
また、本実施例によれば、モジュレータバルブ116により第1ライン圧PL1を元圧として所定の一定圧(モジュレータ圧PM)に調圧された作動油がオリフィス118を介して供給経路断接弁114A側へ流出させられるので、セカンダリ系LPL2の流量が不足してロックアップオンを保持できないことに対して、プライマリ系LPL1からオリフィス118を介してセカンダリ系LPL2へ適切に作動油が供給されてロックアップオンの保持が適切に保証される。
また、本実施例によれば、供給経路断接弁114Aは、ロックアップリレーバルブ114と一体的に構成されているので、例えば供給経路断接弁114Aとロックアップリレーバルブ114とを別々に構成することに比較して、省スペース、省コスト、切替制御の為の制御油圧PDSUの供給油路の簡素化などに有利である。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説明において実施例相互に共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
前述の実施例では、ロックアップオン時はオリフィス118を介したモジュレータ圧PMをロックアップクラッチ18側へ供給する一方、ロックアップオフ時はそのモジュレータ圧PMのロックアップクラッチ18側への供給を遮断した。その為、ロックアップオン時には、セカンダリ系LPL2の流量が不足するか否かに拘わらず、常にオリフィス118を介したモジュレータ圧PMをロックアップクラッチ18側へ供給することになる。これに対して、セカンダリ系LPL2の流量が不足しない場合には、オリフィス118を介したモジュレータ圧PMをロックアップクラッチ18側へ供給する必要がないという見方もできる。そこで、本実施例では、ロックアップオン時に、セカンダリ系LPL2の流量が足りず、第2ライン圧PL2がロックアップ必要圧PLUを下回る場合のみ、オリフィス118を介したモジュレータ圧PMをロックアップクラッチ18側へ供給してロックアップ必要圧PLUを確保し、作動油の消費流量を更に低減する。
具体的には、図4は、油圧制御回路200のうちライン圧制御及びロックアップクラッチ18の係合・解放制御等に関する要部を示す部分油圧回路図であって、図2の油圧制御回路100に相当する別の実施例である。図4において、モジュレータ圧PMは、例えばロックアップクラッチ18のロックアップオンを確実に実行する為の(すなわちロックアップクラッチ18を確実にロックアップオンできる為の)予め実験的に(或いは設計的に)求められて設定された所定のロックアップ必要圧PLUとなるようにモジュレータバルブ116が予め設定されている。そして、油圧制御回路200は、供給経路断接弁114Aの上流側に配設されて、第2ライン圧PL2が上記ロックアップ必要圧PLUよりも低圧である場合にのみオリフィス118を介したロックアップ必要圧PLUの下流側への流れを許容する逆止弁120を更に含んで構成される。
このように構成された油圧制御回路200において、切換用ソレノイドバルブDSUがOFF(非励磁)とされて制御油圧PDSUの出力が停止させられるロックアップオフ時には、オリフィス118を介したモジュレータ圧PMのロックアップクラッチ18への供給が遮断されるので、全体として流量が抑制されて作動油の消費流量が低減させられる。一方で、切換用ソレノイドバルブDSUがON(励磁)とされて制御油圧PDSUが油室114rへ供給されるロックアップオン時に、セカンダリ系LPL2の流量が足りており第2ライン圧PL2がロックアップ必要圧PLU以上である場合には、オリフィス118を介したモジュレータ圧PMの供給経路断接弁114Aへの流通が逆止弁120にて阻止されるので、作動油の消費流量が更に低減される。反対に、ロックアップオン時に、セカンダリ系LPL2の流量が足りず第2ライン圧PL2がロックアップ必要圧PLUを下回る場合には、逆止弁120の弁が開きオリフィス118を介したモジュレータ圧PMの供給経路断接弁114Aへの流通が許容されるので、ロックアップ必要圧PLUが適切に確保されてロックアップクラッチ18のロックアップオンの保持が保証される。
上述のように、本実施例によれば、前述の実施例における効果に加え、モジュレータ圧PMは、ロックアップクラッチ18のロックアップオンを確実に実行する為の予め設定された所定のロックアップ必要圧PLUに調圧され、供給経路断接弁114Aの上流側には、第2ライン圧PL2が上記ロックアップ必要圧PLUよりも低圧である場合にのみオリフィス118を介したモジュレータ圧PM(ロックアップ必要圧PLU)の下流側への流れを許容する逆止弁120が更に備えられるので、ロックアップオン時であっても、プライマリレギュレータバルブ110から排出される流量が不足して第2ライン圧PL2がロックアップ必要圧PLUよりも低圧である場合以外はオリフィス118を介したロックアップ必要圧PLUがロックアップクラッチ18へ供給されないので、ロックアップ必要圧PLUを確保しつつ、作動油の消費流量が一層低減させられる。よって、オイルポンプ20の吐出容量を一層縮小する設計が可能となって結果的に一層燃費向上を図ることができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明は実施例相互を組み合わせて実施可能であると共にその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例では、モジュレータ圧PMはオリフィス118を介してセカンダリ系LPL2に供給されたが、必ずしもオリフィス118は設けられなくとも良い。例えば、図5は、油圧制御回路300のうちライン圧制御及びロックアップクラッチ18の係合・解放制御等に関する要部を示す部分油圧回路図であって、図4の油圧制御回路200に相当する別の実施例である。図5において、油圧制御回路300は、図4の油圧制御回路200とはオリフィス118が除かれていることが相違するのみでその他は同様の構成である。また、例えばモジュレータ圧PMが流通する油路の断面積や入力ポート114bなどの形状を工夫することによってオリフィス118と同等の絞りの機能を持たせることも可能である。尚、オリフィス118が設けられる場合には、第1ライン圧PL1を元圧とする第3油圧の作動油は、オリフィス118を介したモジュレータ圧PMすなわちオリフィス118の下流側の油圧であるが、オリフィス118が設けられない場合には、第1ライン圧PL1を元圧とする第3油圧の作動油は、モジュレータ圧PMそのものである。
また、前述の実施例では、供給経路断接弁114Aは、ロックアップリレーバルブ114と一体的に構成されていたが、これに限らず、ロックアップリレーバルブ114の弁切替えに連動して弁が切り替えられるものであれば良い。例えば、図6に示すように、供給経路断接弁114Aは、ロックアップリレーバルブ114とは別々に構成され、同じ制御油圧PDSUに基づいて弁作動が切り替えられる。また、供給経路断接弁114Aやロックアップリレーバルブ114の各ポートや弁作動の構成は飽くまで一例であって、同じ機能が得られる範囲で種々の構成が取り得ることは言うまでもない。
また、前述の実施例では、第2調圧弁としてリリーフ型のセカンダリレギュレータバルブ112を例示したが、これに限らず、第2調圧弁は例えば減圧弁型の調圧弁であっても良い。
また、前述の実施例では、流体伝動装置としてロックアップクラッチ18が設けられたトルクコンバータ14が用いられていたが、トルクコンバータ14に替えて、トルク増幅作用のない流体継手(フルードカップリング)などの他の流体式伝動装置が用いられても良い。
尚、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
14:トルクコンバータ(流体伝動装置)
16:車両用自動変速機
18:ロックアップクラッチ
20:オイルポンプ
100,200,300:油圧制御回路(油圧制御装置)
110:プライマリレギュレータバルブ(リリーフ型の第1調圧弁)
112:セカンダリレギュレータバルブ(第2調圧弁)
114:ロックアップリレーバルブ(ロックアップ切替弁)
114A:供給経路断接弁
116:モジュレータバルブ
118:オリフィス
120:逆止弁

Claims (4)

  1. オイルポンプから吐出された作動油を第1ライン圧に調圧するリリーフ型の第1調圧弁と、該第1ライン圧の調圧の際に該第1調圧弁から排出された作動油を第2ライン圧に調圧する第2調圧弁と、該第2ライン圧に調圧された作動油の流体伝動装置に対する供給経路を切り替えることで該流体伝動装置内に設けられたロックアップクラッチのロックアップオンとロックアップオフとを切り替えるロックアップ切替弁とを備え、前記第2ライン圧に調圧された作動油に加え、前記第1ライン圧を元圧とする第3油圧の作動油を、前記ロックアップ切替弁を介して前記ロックアップクラッチへ供給する車両用自動変速機の油圧制御装置であって、
    前記ロックアップ切替弁の切替えに連動して、ロックアップオン時は前記第3油圧の作動油を前記ロックアップクラッチへ供給する一方、ロックアップオフ時は該第3油圧の作動油の前記ロックアップクラッチへの供給を遮断する供給経路断接弁を含むことを特徴とする車両用自動変速機の油圧制御装置。
  2. 前記第3油圧の作動油は、前記ロックアップクラッチのロックアップオンを確実に実行する為の予め設定された所定のロックアップ必要圧に調圧された作動油であり、
    前記供給経路断接弁の上流側には、前記第2ライン圧が前記ロックアップ必要圧よりも低圧である場合にのみ前記ロックアップ必要圧に調圧された作動油の下流側への流れを許容する逆止弁を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機の油圧制御装置。
  3. 前記第3油圧の作動油は、モジュレータバルブにより前記第1ライン圧を元圧として所定の一定圧に調圧された作動油がオリフィスを介して前記供給経路断接弁側へ流出させられた作動油であることを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変速機の油圧制御装置。
  4. 前記供給経路断接弁は、前記ロックアップ切替弁と一体的に構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用自動変速機の油圧制御装置。
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